JP4586311B2 - 遊技用記録媒体管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばパチンコ遊技場や遊技場等の遊技施設で利用される遊技用記録媒体を利用した遊技用記録媒体管理ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技施設において、プリペイドカード等の遊技用記録媒体は大量に利用されており、使い捨てにされている。そのため、遊技用記録媒体の真偽判定は全遊技用記録媒体に共通のセキュリティコードにて行い、遊技用記録媒体毎の個別残高の管理等を行っていなかった。このような真偽判定では、例えば価値情報を改竄して増加させた遊技用記録媒体や、複製された遊技用記録媒体等の不正な遊技用記録媒体を発見することができず、不正行為をまねいていた。
【0003】
最近では、不正行為の対策として、プリペイドカード等を低額に設定し(例えば上限1000円)、利用者が利用しようとする金額(例えば5000円)に対応する枚数(1000円分のプリペイドカードを5枚)を発行するようになっている。また、遊技用記録媒体毎の個別情報(例えば管理コード)を情報管理端末で管理し、前記個別情報と遊技用記録媒体の情報を比較して認証を行い、遊技用記録媒体の改竄等を防止する遊技用記録媒体管理システムも存在している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述のように遊技用記録媒体は低額のものが大量に発行されるため、当然前記情報管理端末で管理する全遊技用記録媒体の個別情報も膨大になる。従って、遊技用記録媒体を認証するための検索時間が長くなり、情報管理端末にかかる負荷も大きくなっていた。
【0005】
この発明は、遊技用記録媒体の情報を管理し、改竄等の不正媒体使用を防止すると共に、情報管理端末の負荷を低減して高速な媒体認証を可能とする遊技用記録媒体管理システム、遊技用記録媒体管理機、遊技用記録媒体販売機、台間機及び遊技用記録媒体精算機を提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、固有のナンバーを記録し価値情報を記録可能な遊技用記録媒体を管理する遊技用記録媒体管理データベースと、前記遊技用記録媒体を、利用者による貨幣の投入に基づいて投入された貨幣に対応する価値情報を記録して払い出す遊技用記録媒体払出手段と、前記遊技用記録媒体から前記価値情報を読取手段で読取って出力を行う台間機と、前記台間機からの出力を受けて遊技を許容する遊技機とを備えた遊技用記録媒体管理システムであって、前記遊技用記録媒体払出手段で払い出し遊技用記録媒体の前記固有のナンバーを含む情報を、前記遊技用記録媒体管理データベースから抽出してその抽出情報で認証データベースを構築し、前記台間機の読取手段で読取った前記遊技用記録媒体の前記固有のナンバーを前記認証データベースと比較して認証する認証手段を設け、前記認証手段で認証が得られたとき、該遊技用記録媒体の情報を前記認証データベースより削除して前記認証データベースを常時更新して最新化する最新化手段を設けた遊技用記録媒体管理システムであることを特徴とする。
【0007】
前記台間機からの出力は、遊技媒体等の実物の出力、遊技許容数等の情報の出力であることを含む。
これにより、遊技用記録媒体の認証に使用するデータベースを、処理対象の遊技用記録媒体の情報を有するマスターデータベース(遊技用記録媒体管理データベース)ではなく、そのマスターデータベースから発行済みかつ未回収の遊技用記録媒体の情報を抽出して構築する認証データベースにすることにより、比較する情報数が削減され、認証に要する時間の短縮、判定処理にかかる負荷の低減が可能になる。
すなわち前記最新化手段で認証データベースを最新化することにより、前記遊技用記録媒体を認証するために比較する情報を常に最小に保つことができる。
好ましい実施の形態として、前記遊技用記録媒体管理システムは、前記認証手段で認証が得られた前記遊技用記録媒体を前記利用者に返却するとき、前記最新化手段は、その遊技用記録媒体の情報を前記認証データベースに追加登録する遊技用記録媒体管理システムとすることができる
【0008】
好ましい実施の形態として、遊技用記録媒体管理システムの遊技用記録媒体は、全体形状が円盤状のICコインで形成した遊技用記録媒体管理システムとすることができる。
これにより、前記遊技用記録媒体としてICコインを使用して前記遊技用記録媒体管理システムを実際に稼動することができる。
【0009】
この発明は、前記遊技用記録媒体管理システムの認証データベースを格納した遊技用記録媒体管理機とすることができる。
これにより、認証データベースを遊技用記録媒体管理機に格納して遊技用記録媒体の認証を実行することができる。
【0010】
またこの発明は、貨幣の真偽判定及び金種判定を行う貨幣処理手段と、前記貨幣処理手段で金種判定した合計金額の表示を行う表示手段と、利用者の入力を受取る入力手段とを備え前記入力に従って遊技用記録媒体を払い出す前記遊技用記録媒体管理システムの遊技用記録媒体払出手段を設けた遊技用記録媒体販売機とすることができる。
【0011】
これにより、前記認証データベースと比較して認証できる遊技用記録媒体を遊技用記録媒体販売機で払い出すことができる。
【0012】
またこの発明は、前記遊技用記録媒体管理システムの台間機とすることができる。
これにより、台間機で前記遊技用記録媒体を読取って遊技機での遊技を許容することができる。
【0013】
またこの発明は、前記遊技用記録媒体管理システムの前記遊技用記録媒体に記録された情報を読取る読取手段と、読取手段で読取った遊技用記録媒体の価値情報に対応する価値を表示する表示手段と、利用者の入力を受取る入力手段と、前記入力に従って前記価値情報に対応する金額を貨幣で放出して精算する精算手段を設け、前記遊技用記録媒体管理システムの前記最新化手段に、該精算した遊技用記録媒体の情報を前記認証データベースより削除させる遊技用記録媒体精算機とすることができる。
これにより、遊技用記録媒体を遊技用記録媒体精算機で精算することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を、以下図面と共に説明する。
まず、図1と共にパチンコホール等の遊技娯楽施設として構築されるICコイン管理システム10について説明する。
ICコインの発行売上を監視する管理センターのホストコンピュータ6は、情報管理端末1に通信可能に接続されており、監視を行うための処理の1つとして当日のみ使用可能な当日IDコードを情報管理端末1に配信し、該端末1からICコインの発行情報を収集する。
【0015】
情報管理端末1は、コンピュータで構成され、通信を中継するハブ(図示せず)を介してICコイン販売機2、精算機3、台間機4にケーブル9にて通信可能に接続されており、内蔵しているマスターデータベース(図示せず)にてICコインの発行状況、利用状況を管理している。
ICコイン販売機2は貨幣の投入を受けてICコインの発行(販売)を行い、精算機3はICコインの投入を受けて精算を行い、台間機4はICコイン8の投入を受けてパチンコ玉又はメダル等の遊技媒体を貸出す他、現金の投入を受けてICコイン8の発行も行う。
【0016】
なお、台間機1に隣接して設けられた遊技機7には、パチスロ機対応遊技機7a、パチンコ機対応遊技機7b、現金機対応遊技機7cがあることは、周知のとおりである。
【0017】
図2は、情報管理端末1の内部に構築するマスターデータベース及びICコイン管理データベースに登録するICコインの情報項目を表す説明図である。
マスターデータベースには、ICコイン毎のユニーク番号を表す「シリアルナンバー」、ホール毎に付番する番号を表す「ホールナンバー」、当日の暗証情報を表す「当日ID」,金額あるいは度数を表す「有価価値」、ICコイン発行当日の日付を表す「発行日時」、データスクランブルキーを表す「暗証フラグ」、ICコインを使用した回数の累計値を表す「リライト回数」、ICコインを発行した販売機の号機番号を表す「台間機ナンバー」、データチェックサムを表す「SUM」の9項目を1レコードとして、全ICコインの情報を登録する。例えばICコインが1万個あったとすると、前記マスターデータベースのレコード数は1万件となる。
【0018】
ICコイン管理データベースは、前記9項目を1レコードとして、前記マスターベースに存在するレコードのうち、払い出して未だ認証していないICコイン(つまり、販売して未だ台間機4等に投入されていないICコイン)に該当するレコードを抽出して構築する。
【0019】
次に、図3に示す回路ブロック図と共にICコイン販売機2の回路構成及び動作について説明する。
ICコイン販売機17を駆動制御する制御部20は、各種の制御処理、演算処理を実行するCPU21、各処理を行わせるプログラムを格納した不揮発性のROM22、動作に必要な情報を記憶し電源が断になると記憶情報が消去される揮発性のRAM23、情報管理端末1と通信可能に接続する通信インターフェース24を備える。
【0020】
前記制御部20には、貨幣処理装置25、表示装置26、選択ボタン27、取消ボタン28、ICコイン処理装置29、プリンタ30、電源装置31が電気的に接続される。
貨幣処理装置25は、紙幣及び硬貨の真偽判定、金種判定を実行し、真貨幣であればICコイン8の発行(販売)を許容、偽貨幣であれば該貨幣を返却し、つり銭が必要な場合にはつり銭処理を実行する。
【0021】
表示装置26は、投入貨幣の金額、入力数値、貯玉数、エラーの表示等遊技者に通知が必要な事項を表示する。
選択ボタン27は、例えば1000円、5000円、10000円の中からどの有価価値に相当するICコイン8を購入するか(例えば5000円なら1000円のICコインを5枚払い出す)遊技者に選択させる。
【0022】
取消ボタン28は、遊技者に押下されると貨幣の返却を行い、ICコイン8の発行を取消す。
ICコイン処理装置29は、ICコイン8に対して非接触状態で情報の送受信を行い、ICコイン8の情報の読込み及び書込みを実行する。
【0023】
プリンタ30は、ICコイン8の発行売上の集計を印字、排紙する。
電源装置31は、外部から供給される電力を動作電力に変換して各回路装置に供給する。
【0024】
次に、図4に示す回路ブロック図と共に台間機4の回路構成及び動作について説明する。
台間機4を駆動制御する制御部40は、各種の制御処理、演算処理を実行するCPU41、各処理を行わせるプログラムを格納した不揮発性のROM42、動作に必要な情報を記憶し電源が断になると記憶情報が消去される揮発性のRAM43、情報管理端末1と通信可能に接続する通信インターフェース44を備える。
【0025】
前記制御部40には、表示装置45、貨幣処理装置46、返却ボタン48、ICコイン処理装置49、電源装置51が電気的に接続される。
表示装置45は、貨幣処理装置46で算出した金額及び/又は前記ICコイン処理装置49で読取った有価価値等遊技者に通知が必要な事項を表示する。
【0026】
貨幣処理装置46は、紙幣及び硬貨の真偽判定、金種判定を実行し、真貨幣であればその貨幣を取り込むと共に金額を出力し、偽貨幣であれば返却する。
返却ボタン48は、遊技者に操作されることにより、ICコイン8を返却するための返却信号を出力する。
ICコイン処理装置49は、ICコイン8に対して非接触状態で情報の送受信を行い、ICコイン8の情報の読込み及び書込みを実行する。内部にはICコインを保有でき、ICコインの発行及び回収も実行する。
電源装置51は、外部から供給される電力を動作電力に変換して各回路装置に供給する。
【0027】
次に、図5に示す回路ブロック図と共に精算機3の回路構成及び動作について説明する。
精算機3を駆動制御する制御部60は、各種の制御処理、演算処理を実行するCPU61、各処理を行わせるプログラムを格納した不揮発性のROM62、動作に必要な情報を記憶し電源が断になると記憶情報が消去される揮発性のRAM63、情報管理端末1と通信可能に接続する通信インターフェース64を備える。
【0028】
前記制御部60には、表示装置65、精算確認ボタン66、取消ボタン67、貨幣処理装置69、ICコイン処理装置70、プリンタ71、電源装置72が電気的に接続される。
表示装置65は、投入貨幣の金額、入力数値、貯玉数、エラーの表示等遊技者に通知が必要な事項を表示する。
【0029】
精算確認ボタン66は、遊技者に操作されることにより、ICコイン8の精算処理を実行させる信号を制御部60に送信する。
取消ボタン67は、遊技者に操作される事により、ICコイン8の精算を取消して返却させる信号を制御部60に送信する。
【0030】
貨幣処理装置69は、ICコイン8の精算金を紙幣及び/又は貨幣にて放出する。
ICコイン処理装置70は、精算されるICコイン8に対して非接触状態で情報の送受信を行い、ICコイン8の情報の読込み及び書込みを実行する。
プリンタ71は、ICコイン8の精算の集計を印字、排紙する。
電源装置72は、外部から供給される電力を動作電力に変換して各回路装置に供給する。
【0031】
次に、ICコイン8の回路構成及び動作について説明する。
ICコイン8の内部には、電子モジュール81を内蔵しており、図6はその電子モジュール81の回路構成(電子回路)を示す。
【0032】
制御回路83は、例えばCPUなどで形成されるような制御回路であって各回路装置を駆動制御し、整流回路83aはアンテナコイル82が受けた電磁波の信号を整流し、定電圧回路83bはアンテナコイル82で発生した起電力で定電圧のDC電源を生成して各回路に供給する。
【0033】
復調回路83cは整流回路83aからの信号をデジタル情報に復調し、クロック発生回路83dは情報処理に使用するクロックパルスを発生し、変調回路83eは送信するためのデジタル情報を送信可能な信号に変調する。
EEPROM83fは不揮発性の記憶媒体であって、情報を読出し可能に記憶する。
【0034】
前述の制御回路83は、アンテナコイル82に信号を受信すると、復調回路83cが復調した情報を解読し、この情報にしたがってEEPROM83fに対する情報の記憶または読出しを実行し、送信する情報は変調回路83eで変調して、アンテナコイル82を介して送信制御する。
【0035】
なお、上述の制御回路は、CPUに加えて処理プログラムを格納するROMや処理情報を記憶するRAMを用いることもできる。
【0036】
次に、図7、8、9に示す処理フロー図と共にICコイン販売機2、台間機4、精算機3の各処理フローを説明する。
まず、図7と共にICコイン販売機2の処理フローについて説明する。
ICコイン販売機2に貨幣、例えば5000円紙幣が投入されると、貨幣処理装置25にて真偽判定、金種判定を実行する(ステップn21)。
遊技者に選択ボタン27、例えば5000円を押下されると、選択信号が制御部20に送信される(ステップn22)。
【0037】
ICコイン処理装置29は、制御部20からの制御信号により、5枚のICコイン8に1000円に相当する有価価値、発行日時等の必要情報を書き込む(ステップn23)。
制御部20は、発行したICコイン8の情報を情報管理端末1に送信する(ステップn24)。
【0038】
このとき、情報管理端末1では、マスターデータベースに登録されている前記発行した5枚のICコイン8のシリアルナンバーに該当するレコードに、有価価値や発行日時等の情報を上書きして記憶する。また、ICコイン管理データベースには、前記レコードと同一の情報を新しいレコードに追記する。この時点で、ICコイン管理データベースのレコード数は5件増加する。
【0039】
ICコイン処理装置29は、前記発行した5枚のICコイン8を排出し(ステップn25)、ICコイン8の発行処理は終了する。
【0040】
次に、図8と共に台間機4の処理フローについて説明する。
まず、ICコイン処理装置49は、ICコイン8が十分あるか、満杯になっていないかといったICコイン8の状態を確認する(ステップn41)。
【0041】
貨幣処理装置46は貨幣受付け許可を行い、貨幣を投入可能な状態にする(ステップn42)。
ICコイン処理装置49は、ICコイン8が投入されているか否かを判定し(ステップn43)、ICコイン8が投入(例えば1000円分のICコイン8が投入)されていれば貨幣処理装置46にて貨幣の受付けを禁止する(ステップn44)。
【0042】
ICコイン処理装置49は、ICコイン8の情報を読取り、認証を受けるため情報管理端末1に前記情報を送信する。情報管理端末1では、ICコイン処理装置49より受取ったICコイン8の情報を、認証のためにICコイン管理データベースの各レコードと比較する(ステップn45)。
【0043】
比較の結果、一致するレコードがなかった場合には、認証不可の信号を台間機4の制御部40に送信し、台間機4のICコイン処理装置49では、ICコイン8を搬送して排出する(ステップn57)。
また、一致するレコードがあった場合にはICコイン管理データベースからそのレコード(つまり、そのICコイン8の情報)を削除し、ICコイン8の認証信号を台間機4の制御部40に送信する(ステップn46)。
【0044】
制御部40は、遊技機7に設けられたプレイボタンを押下可能にするプレイボタン許可信号を遊技機7に送信し、プレイ許可を実行する(ステップn47)。
【0045】
遊技者に返却ボタン48を押下された場合は、情報管理端末1にICコイン8の情報を送信する。情報管理端末1では、マスターデータベースには受信したICコイン8の情報に該当するレコードに該情報を上書きし、ICコイン管理データベースには受信したICコイン8の情報を新しいレコードとして追記する(ステップn58)。台間機4のICコイン処理装置49は、ICコイン8を搬送、排出する(ステップn59)。
【0046】
ステップn48で返却ボタン48を押下されなかった場合は、遊技者に遊技機7に設けられたプレイボタンを押下されるまで待ち、該プレイボタンを押下されれば次の貸出し処理に進む(ステップn49)。
台間機4は、前記ステップn45で認証した際に読取ったICコイン8の有価価値又は後述のステップn66でICコイン8に書き込む際の有価価値に対応する一定量(例えば500円分)のパチンコ玉など遊技媒体の発行、又は遊技機7での遊技の許容などの貸出し処理を実行する(ステップn50)。
【0047】
ICコイン処理装置49は、ICコイン8に前記貸出しに該当する有価価値を減算して上書き(この場合は1000円分を500円分に)する(ステップn51)。
制御部40は、情報管理端末1に対して前述のICコイン8の減算情報に該当する信号を送信し、情報管理端末1では、マスターデータベースの該当レコードに上書き(この場合は1000円分を500円分に)する(ステップn52)。
【0048】
ICコイン処理装置49はICコイン8の有価価値を判定し(ステップn53)、該有価価値が0でなければステップn47に戻り、有価価値が0であれば次のステップn54に進む(ステップn53)。
ICコイン処理装置49は、ICコイン8が満杯かどうか判定し(ステップn54)、満杯であればICコイン8を回収し(ステップn55)、満杯でなければICコイン8を搬送する(ステップn56)。
【0049】
少し戻って、ステップn43でICコイン8がなかった場合には、貨幣処理装置46は、貨幣を受付けたかどうかを判定し、受付けていなければステップn43に戻り、受付けていれば次のステップへ進む(ステップn60)。
貨幣処理装置46は貨幣受付け禁止処理を行い、貨幣を投入不可能な状態にする(ステップn61)。
【0050】
ICコイン処理装置49は、ICコイン8を内部に保有しているか否かを判定し(ステップn62)、ICコイン8を保有してなければICコイン8の補充(ステップn63)、ICコインの搬送(ステップn64)、ICコインの認証(ステップn65)を行う。ICコイン8を保有していればステップn66に進む。
【0051】
ICコイン処理装置49は、ICコイン8に遊技者がステップn60で投入した金額(例えば1000円)に相当する有価価値(上限1000円)を書き込み、ICコイン8(1枚)を発行する(ステップn66)。
情報管理端末1では、発行されたICコイン8の情報を受信し、マスターデータベースの該当レコードを追加する(ステップn67)。
【0052】
遊技者に遊技機7のプレイボタンを押下されると、ステップn47に戻り、押下されなければ次のステップに進む(ステップn68)。
遊技者に返却ボタン48を押下されれば次のステップであるデータベース登録に進み、押下されなければステップn68に戻る(ステップn69)。
【0053】
情報管理端末1は、ICコイン8の情報を受取り、マスターデータベースの該当するレコードに有価価値や発行日等の情報を上書きし、そのレコードを複写してICコイン管理データベースに新規レコードを追加する(ステップn70)。
ICコイン処理装置49は、ICコイン8を搬送、排出しステップn42に戻る(ステップn71)。
【0054】
次に、図9と共に精算機3の処理フローについて説明する。
精算機3にICコイン8が投入されると、ICコイン処理装置70はICコイン8の情報を読取り、情報管理端末1に該情報を送信する(ステップn81)。
情報管理端末1では、ICコイン管理データベースと受信情報を比較する(ステップn82)。
【0055】
該当する情報がなかった場合には、精算機3のICコイン処理装置70はICコイン8を返却し(ステップn83)、表示装置65に精算NGの表示を行い(ステップn84)、ステップn81に戻る。
該当する情報があった場合には、ICコイン管理データベースに記憶されている該当情報のレコードを削除する(ステップn85)。
【0056】
表示装置65は、ICコイン8に記憶されていた残有価価値を表示する(ステップn86)。
遊技者に精算確認ボタン66を押下されると(ステップn87)、前記残有価価値に対応する金額を現金で精算し放出する(ステップn88)。
【0057】
ICコイン処理装置70は、ICコイン8に有価価値0を書込み(ステップn89)、そのまま回収を行う(ステップn90)。
情報管理端末1は、前記回収されたICコイン8の情報を受信して、マスターデータベースに記憶されている該当情報の有価価値を0に更新し、ICコイン管理データベースの該当レコードを削除する(ステップn91)。
【0058】
次に、図10と共にマスターデータベース及びICコイン管理データベースについて説明する。
図10は、マスターデータベース及びICコイン管理データベースの情報値の一例を示す説明図である。
【0059】
図中のaはマスターデータベースの情報値を表し、全レコード数(情報数)は1万件で、シリアルナンバーはNo.1からNo.10,000までの連番が割り当てられている。
現在、ICコイン8は10枚発行されており、シリアルナンバー1から10には有価価値及び発行日時の情報が記憶されている。シリアルナンバー11以降は未発行のため、有価価値及び発行日時の情報は空欄のままである。
【0060】
図中のbはICコイン管理データベースを表し、ICコイン管理データベースは、払い出して未だ認証していないICコイン(つまり、販売して未だ台間機4等に投入されていないICコイン)に該当する情報をマスターデータベースより複写して構築する。ここで、シリアルナンバー1、2及び3はICコイン販売機2で購入されて現在台間機4に投入されて認証が済んでおり、シリアルナンバー4及び5は台間機4で購入されて未だ払い戻しを受けていない使用中のものとし、シリアルナンバー6から10はICコイン販売機2で購入されて未だ台間機4に投入されていないとする。このとき、前記ICコイン管理データベースには、シリアルナンバー6から10の情報が記憶され、レコード数は5件となっている。
【0061】
今、図7と共に先に説明したICコイン販売機2の処理に従って、遊技者に1,000円分のICコイン8を発行したとする。
このとき、ICコイン管理データベースには、図中のcに示すように前記ICコイン8の情報、つまりシリアルナンバー11が新規レコードとして追加され、レコード数が一件増加する。
【0062】
次に、その遊技者によって台間機4に前記ICコイン8が投入され、図8と共に先に説明した台間機4の処理に従って貸出しを行うとする。
このとき、先に説明したようにICコイン8の認証を行うのであるが、ICコイン管理データベースと前記ICコイン8の情報を比較するため、マスターデータベースと比較する(この場合は1万件と比較する)よりも比較回数が激減し(この場合は5件との比較で済む)、高速な認証が可能になる。認証後は、ICコイン管理データベースより該当情報であるシリアルナンバー11のレコードが削除され、レコード数は1件減少し元のレコード数に戻る。
【0063】
ここで、遊技者は500円分に相当する貸出しを受けて遊技を行い、残りは台間機4より払戻しを行ったとする。
ICコイン管理データベースでは、払戻されたICコイン8の情報に従って、図中のeに示すように再度シリアルナンバー11のレコードを新規レコードとして追加し、レコード数が1件増加する。
【0064】
次に、その遊技者によって精算機3に前記ICコイン8が投入され、図9と共に先に説明した精算機3の処理に従って精算を行うとする。
ICコイン管理データベースでは、前記ICコイン8に該当する情報、つまりシリアルナンバー11に該当するレコードが削除され、図中のbの状態、つまり最初の状態に戻る。
以上の流れによりICコイン管理データベースは、発行済みで利用者が手にしているICコイン8のみを記録するよう常に更新され、レコード数が最小限に維持される。
【0065】
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の遊技用記録媒体管理機は、実施形態の情報管理端末1に対応し、
以下同様に、
遊技用記録媒体販売機は、ICコイン販売機2に対応し、
遊技用記録媒体精算機は、精算機3に対応し、
遊技用記録媒体は、ICコイン8に対応し、
遊技用記録媒体管理システムは、ICコイン管理システム10に対応し、
認証手段及び最新化手段は、制御部20に対応し、
貨幣処理手段は、貨幣処理装置25に対応し、
表示手段は、表示装置26、45、65に対応し、
入力手段は、選択ボタン27、取消ボタン28,67及び精算確認ボタン66に対応し、
遊技用記録媒体払出手段は、ICコイン処理装置29、49、70に対応し、
読取手段は、ICコイン処理装置29,49,70に対応し、
精算手段は、貨幣処理装置69に対応し、
認証データベースは、ICコイン管理データベースに対応し、
遊技用記録媒体管理データベースは、マスターデータベースに対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を有する。
【0066】
【発明の効果】
この発明によれば、遊技用記録媒体の認証のための検索、比較時間を飛躍的に高速化することが可能になる。
また、遊技用記録媒体の情報と比較対照になるデータベース自体を縮小するため、情報管理端末にかかる負荷が激減する。
さらに、検索スピードの向上により遊技用記録媒体の情報完全に管理、認証できるため、遊技用記録媒体の情報改竄を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技管理システムの全体図
【図2】データベースのフォーマットを示す説明図
【図3】ICコイン販売機の回路ブロック図
【図4】台間機の回路ブロック図
【図5】精算機の回路ブロック図
【図6】ICコインの回路ブロック図
【図7】ICコイン販売機の処理フロー図
【図8】台間機の処理フロー図
【図9】精算機の処理フロー図
【図10】データベースの更新状況を示す説明図
【符号の説明】
1…情報管理端末
2…ICコイン販売機
3…精算機
4…台間機
7…遊技機
8…ICコイン
10…ICコイン管理システム
20…制御部
25…貨幣処理装置
26,45,65…表示装置
27…選択ボタン
28,67…取消ボタン
29、49、70…ICコイン処理装置
66…精算確認ボタン
69…貨幣処理装置

Claims (7)

  1. 固有のナンバーを記録し価値情報を記録可能な遊技用記録媒体を管理する遊技用記録媒体管理データベースと、
    前記遊技用記録媒体を、利用者による貨幣の投入に基づいて投入された貨幣に対応する価値情報を記録して払い出す遊技用記録媒体払出手段と、
    前記遊技用記録媒体から前記価値情報を読取手段で読取って出力を行う台間機と、
    前記台間機からの出力を受けて遊技を許容する遊技機とを備えた遊技用記録媒体管理システムであって、
    前記遊技用記録媒体払出手段で払い出し遊技用記録媒体の前記固有のナンバーを含む情報を、前記遊技用記録媒体管理データベースから抽出してその抽出情報で認証データベースを構築し、
    前記台間機の読取手段で読取った前記遊技用記録媒体の前記固有のナンバーを前記認証データベースと比較して認証する認証手段を設け
    前記認証手段で認証が得られたとき、該遊技用記録媒体の情報を前記認証データベースより削除して前記認証データベースを常時更新して最新化する最新化手段を設けた
    遊技用記録媒体管理システム。
  2. 前記認証手段で認証が得られた前記遊技用記録媒体を前記利用者に返却するとき、前記最新化手段は、その遊技用記録媒体の情報を前記認証データベースに追加登録する
    請求項1記載の遊技用記録媒体管理システム。
  3. 前記遊技用記録媒体は、全体形状が円盤状のICコインで形成した
    請求項1又は2記載の遊技用記録媒体管理システム。
  4. 請求項1、2又は3記載の遊技用記録媒体管理システムの認証データベースを格納した遊技用記録媒体管理機。
  5. 貨幣の真偽判定及び金種判定を行う貨幣処理手段と、
    前記貨幣処理手段で金種判定した合計金額の表示を行う表示手段と、
    利用者の入力を受取る入力手段とを備え
    前記入力に従って遊技用記録媒体を払い出す請求項1、2又は3記載の遊技用記録媒体管理システムの遊技用記録媒体払出手段を設けた
    遊技用記録媒体販売機。
  6. 請求項1、2又は3記載の遊技用記録媒体管理システムの
    台間機。
  7. 請求項1、2又は3記載の遊技用記録媒体管理システムの前記遊技用記録媒体に記録された情報を読取る読取手段と、
    読取手段で読取った遊技用記録媒体の価値情報に対応する価値を表示する表示手段と、
    利用者の入力を受取る入力手段と、
    前記入力に従って前記価値情報に対応する金額を貨幣で放出して精算する精算手段を設け
    前記遊技用記録媒体管理システムの前記最新化手段に、該精算した遊技用記録媒体の情報を前記認証データベースより削除させる
    遊技用記録媒体精算機。
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