JP4584989B2 - 無線通信システムにおける自律的再送を提供する方法及びシステム - Google Patents

無線通信システムにおける自律的再送を提供する方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明はデジタル無線通信システムに関する。特に、本発明は広帯域符号分割多元接続(WCDMA)通信システムに関する。さらに言えば、本発明はユーザ機器(UE)とWCDMAシステムにおける受信器との間のデータ送信に関する。
WCDMAにおける物理層は1つ以上の転送チャネルを上位層に提供している。その転送チャネルからのデータは個々に符号化され、ともに多重化され、空中を受信側まで送信される。その転送チャネルに関する送信時間間隔(TTI)はデータについての符号化とインタリーブが実行される期間である。周波数分割複信(FDD)モードに関し、これはまた所与のTTIにおける転送ブロックの空中の実際の送信時間に対応している。現在のところ、WCDMAのFDDアップリンクは、10、20、40、或は80ミリ秒のTTI、相対的には低速のより上位層のシグナリングを介して転送チャネル当たり準統計的に構成されたパラメータをサポートしている。
パケットデータ送信のシナリオでは、データは通常、例えば、336ビットのような固定サイズをもつ転送ブロックの形式で物理層へと着信する。このサイズは簡単に或は急に変えることはできず、通常は、システムの全てのユーザに対して同じ値に固定される。1つの転送ブロックは、1つのTTIで転送チャネルで送信されるゼロではない最小データ量である。TTIによりサポートされるゼロではない最小のデータ速度が与えられる。所与の転送ブロックサイズに関して、TTIが長くなればなるほど、ゼロではない最小データ速度もより小さくなる。同時に、遅延が少ないことはパケットデータシステムにおいて通常重要なことである。それ故に、TTIが短ければ短いほど、遅延の観点からすればより良いものである。
無線通信システムでは、データ速度が高速であればあるほど、受信電力は情報ビット当たりの適切な受信エネルギーをより長く維持しなければならない。従って、一定のデータ速度が信頼性をもってサポートされうる端末−基地局間最大距離がある。この距離において、端末は最大電力で送信を行い、端末から基地局までの伝播損失を克服し、依然として考慮しているデータ速度での信頼できる通信に関し必要な最小受信電力を維持する。従って、その端末が基地局からさらに遠くなればなるほど、可能な最大データ速度はより低速になる。通常、セルラネットワークは互いに対して適切な距離で基地局を配置することにより一定の最小(アップリンク)ビット率、例えば、64kビット/秒に対して計画される。
アプリケーション層にまで受信パケットをエラーのない配信を保証するために(無線)通信システムは通常、ハイブリッド自動再送要求(ARQ)を用いる。ハイブリッドARQを用いたシステムでは、データは符号化され、受信器に送信される。その受信器は受信データのデコードを試みる。その受信データにエラーが見出されたなら、受信器は送信器からのデータユニットの再送を要求する。デコード処理においてエラーが見出されないなら、受信データは正しく受信されたと考えられ、受信器は確認応答信号を送信器に対して送信し、受信データユニットを上位層へと受け渡す。従って、上位層に対して(ほどんど)エラーのないデータユニットの配信が提供される。
ハイブリッドARQ機能の性能は、ソフト合成、「即ち、受信器がエラーがある受信データユニットをバッファリングして、バッファされたソフト情報と再送により受信したソフト情報とを合成すること」を実行することにより更に強化されている。
ARQプロトコルの動作の簡単な例示が図1に示されている。例示する目的のため、この図では、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)に対してなされているのと似た方法で多数の独立なストップ−アンド−ウェイト・プロトコルを用いている。
送信器は最初のフレームでデータの1ユニットを送信する。そのデータとともに、制御情報、例えば、ハイブリッドARQ処理番号と新データインジケータ(New Data Indicator)が送信される。受信時、受信器は受信信号のデコードを試み、送信器にACK或はNAKを送信する。図1では、デコード処理は失敗し、NAKが送信され、送信器からの再送を要求している。送信器はそのデータを、この時には、これが再送であり、デコードが成功するための確率を向上させるために受信信号は既にバッファされている情報とソフト合成すべきであることを示唆するためにセットされた新データインジケータとともに再送する。その処理番号の背後にある思想とは、多数の平行的なストップ−アンド−ウェイト・プロトコルを利用することができることにある。従って、フレーム1で送信されハイブリッドARQ処理1のために意図されたデータのデコードを試みる一方、フレーム2〜4が、他のハイブリッドARQ処理、例えば、処理2〜4への送信のために用いられる。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)では、アップリンクにおけるパケットデータサービスの性能をどのように向上させるかについて、現在も検討している。その主要な関心の1つは、遅延を低減することである。ハイブリッドARQがソフト合成とともに導入され、基地局に設置されたなら顕著な遅延低減が可能である。その場合には、基地局は、低速の上位層の再送プロトコルに依存する代わりに、端末からのエラーを含んで受信したデータユニットの再送を高速に要求することができる。もし、最小TTIが10ミリ秒から2ミリ秒に低減されたなら、更なる遅延低減が可能である。
現在のところ、(基地局に位置する)ハイブリッドARQも、2ミリ秒のTTIもWCDMAのアップリンクによりサポートされていない。しかしながら、その導入は現在、3GPPで検討中である。ソフト合成とともにハイブリッドARQを導入することは概念的には簡単である。2ミリ秒の準統計的なTTIは原理としては現存する構造に基づいている。
上述のように、TTIが短くなるとゼロではない最小のデータ速度はより高速になる。それ故に、端末の最大送信電力が変化しないことを仮定すると、新しい2ミリ秒のTTIを用いた端末のカバレッジは、現存する10ミリ秒のTTIを用いた端末と比較して影響を受けるかもしれない。上述の例の数を用いると、アップリンクにおいて送信されるゼロではない最小ユニットである336ビットの最小転送ブロックサイズは、10ミリ秒のTTIに対しては33.6kビット/秒のゼロではない最小データ率に、2ミリ秒のTTIに対しては168kビット/秒に対応する。典型的な値である64kビット/秒カバレッジを計画したネットワークを仮定すると、セル境界におけるデータ送信は10ミリ秒のTTIに対しては保証されるが、2ミリ秒のTTIに対しては保証されない。新しい機能がこの仕様に導入されるときネットワークを再設計することは望ましくないので、このことは残念である。カバレッジの問題に加えて、無線資源管理(RRM)の観点からも168kビット/秒よりもかなり低速のゼロではない最小データ率を使用する理由があるかもしれない。
発明の要約
後述の問題に対する1つの解決策は、端末の電力が制限されるときの状況でTTIを2ミリ秒から10ミリ秒に切り替えることである。TTIは現在のところ準統計的なパラメータなので、急速に変化するチャネル条件のために端末に生じる急激な電力制限に適合することができないかもしれない低速な処理である場合に端末を再構成するのに、上位層のシグナリングが求められる。さらにその上、端末における電力状況に通常は気づいていないネットワークがその再構成を開始しなければならない。即ち、その状況とは、その制限自体が端末がネットワークとの信頼のできる通信を行うことを妨げてしまうかもしれないために端末がネットワークに通知できない状況である。動的なTTI、即ち、電力制限がある場合にはいつでも端末が自律的にTTIを変更できることは、1つの解決策となりえる。しかしながら、動的なTTIは現在のWCDMA仕様に従ったものではなく、それをその仕様に導入することは議論の的になるか、複雑なものとなるかの少なくともいずれかであるかもしれない。それはまた、TTIを切り替える時におけるバッファの扱いに伴う問題、例えば、TTIが2ミリ秒に切り換わるなら10ミリ秒でのTTIで問題となっているパケットの再送をどのように扱うのかという問題を生じさせる。
別の可能性は2ミリ秒のTTIを維持し、ハイブリッドARQプロトコルとソフト合成とに依存することである。このやり方を用いると、端末は電力が制限された状況あってもゼロでない最低の速度で2ミリ秒のTTIを用いてデータを送信する。受信電力が十分に大きくはないので、そのデータは信頼性をもって検出できずにほとんどいつも端末からの再送が要求される。その再送が生じるとき、基地局は再送と前回の送信試行からバッファされているソフト情報とのソフト合成を実行することができる。各再送試行に関して、情報ビット当たりの累積エネルギーは増加し、ついには基地局はそのデータをうまくデコードすることができるであろう。この解決策はハイブリッドARQ機構に依存している。その機構は別の理由のためにも導入が提案されている。それ故、このやり方は構成されたTTIへの何の変更も要求しないので単純である。しかしながら、各再送試行からの付加的な遅延があるのが欠点である。即ち、その欠点はハイブリッドARQ機構を導入するための主な理由の1つとして相対的には深刻なものであり、2ミリ秒のTTIは全体的な遅延を削減することになる。
本発明は、例えば、ゼロではない最低のデータ速度が余りにも高すぎるという状況において、より長い送信間隔を具体化するための幾つかの可能性を説明している。本発明は他の理由のためにも同様に望ましいソフト合成を伴うハイブリッドARQに基づいているので、これにより、送信器が自律的にかつ急速にさらにより低速なデータ速度を用いることが可能になる。送信器/受信器を再構成するために上位層のシグナリングを用いることの代替案でははるかに低速になり、利用可能な資源の使用が不十分な状態にまで至るかもしれない。チャネルに関する多数のTTI(フレーム長)をサポートし、送信器に自律的にどんなTTIを用いるのかを選択させるという別の代替案も可能である。しかしながら、これは仕様や(おそらく)実施の観点からはより複雑であると考えられる。さらにその上、説明された方式では何の複雑性を加えることなく広範囲の送信間隔を容易に具体化することができる。また、これにより、送信器が多数の自律的な再送(即ち、多数のフレームに及ぶ)と1個だけのフレームに及ぶ(受信ACK/NAKに基づく)通常の再送とを用いて初期の送信を実行することが可能になる。
本発明の特徴的と考えられる新規の特徴は添付の請求の範囲で説明されている。しかしながら、本発明それ自体と、その利用、更なる目的、及び利点についての好適な態様は添付図面と関連させて読まれる次に説明する例示的な実施例を参照することにより最良の理解が得られるであろう。
本発明は現在3GPPで標準化されているWCDMAの改善されたアップリンクに適用可能である。また、他の将来の標準化にも適用可能であるかもしれない。次の説明では、限定的ではなく説明のために、特定のアーキテクチュア、インタフェース、技術などの具体的な詳細が説明され本発明の完全な理解を提供している。しかしながら、当業者には本発明はこれら具体的な詳細とは離れた他の実施例において実施されることが明らかである。他の例では、公知の機器、回路、方法の詳細な説明は省略され、不必要な詳細な説明により本発明の説明があいまいなものにならないようにしている。
図2は本発明の好適な実施例に従う、ネットワークからのACK/NAK信号を待ち合わせることのない端末からの自律的な再送について図示している。ハイブリッドARQ機能に依存したゼロではない余りにも高速な最小データ速度の問題を、受信器からのACK/NAKフィードバックを待ち合わせるのに関連した付加的な遅延なく、解決するための方法が提案される。送信器(ユーザ機器)は、ACK/NAK信号を送信するための受信器(ネットワーク機器)を待ち合わせることなく、そして、ACK/NAK信号に関連した遅延を招くことなく自律的な再送を実行する。その送信器はフレーム1において1つのデータユニットを送信し、後続の複数のフレームでそのデータユニットを繰り返す。なお、そのデータは本発明の実施形に依存して任意の数のフレームで送信される。この図では3つのフレームが用いられているが、これはあくまでも例示的なものである。
(ハイブリッドARQ処理番号とともに)データユニットを含む最初のフレームを受信後、受信器はその最初のフレームのデコードを開始する。そのデータユニットの再送を含む第2番目のフレームの受信において、受信器は送信器が前のフレームにおけるのと同じハイブリッドARQ処理番号を用い、“自律的再送”が進行中であることを意味する送信を示唆しているのに注目する。第2番目のフレームにおける“自律的再送”の検出時、受信器は(デコードが既に完了しているのでないなら)最初のフレームのデコードを中断し、第2番目のフレームを最初のフレームとソフト合成し、合成された信号のデコードを開始する。同様に、第3番目の自律的送信の検出時、受信器はデコードを中断し、3つ全ての信号を合成し、新しいデコードの試みを開始する。上述のように、3つのフレームを用いることは発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、自律的に送信されるフレーム数を限定することを意味するものではない。
前のフレームとは異なるハイブリッドARQ番号が4番目のフレームとともに送信され、その異なる処理番号を検出するとき、受信器は最初の3つのフレームに関係した付加的な自律的送信が予想されないと結論し、その結果、デコーダは合成されたデータのデコードを完了する。そのデコードの試みの結果は何らかのハイブリッドARQ方式におけるようにACK/NAK(或は、類似のステータスレポート)を介して送信器に示される。
図3は本発明の好適な実施例に従う端末からの再送を描いたもので、そこでは、各再送が残りデータフラグを含む。前の段落で説明した方法により自律的な再送の利用が可能になるが、それはたとえフレームが自律的な再送の一部であったとしても、不必要に受信器のデコーダの処理を開始させる。このことは、例えば、ハイブリッドARQ処理番号や新データインジケータ(New Data Indicator)のようなハイブリッドARQ方式の動作に必要な制御情報とともに残りデータフラグを含めることにより解決される。もし、残りデータフラグが“真(True)”にセットされるなら、受信器は自律的な送信が次のフレームにおいても続き、デコーダの動作を開始させる必要はなく、ただ、到来する自律的送信に対するソフトビットをバッファすれば良いことを知る。第3番目のフレームでは、残りデータフラグが“偽(False)”にセットされ、その受信器に自律的送信が続かないことを示す。その時、受信器はデコーダの動作を開始させ、何らかのハイブリッドARQ方式においてそうであるようにそのデータを処理する。従って、その“残りデータ”フラグは受信器に対する“デコードを開始しない”インジケータとして理解できる。
図4は、本発明の好適な実施例に従う、“残り送信”フィールドを含むフレーム構造を図示している。“残り送信”フィールドは残りデータフラグの代わりにフレームに含まれると良い。そのフィールドは、どれほどの数の付加的な自律的再送が予想されるのかを示唆している。最初のフレームでは、送信器は続く2つのフレームが自律的再送を含み、それ故にデコードに先立ち、初期の送信とのソフト合成を行うべきであることを示唆する。第2番目のフレームでは、“残り送信”フィールドは、1つの付加的な自律的再送が続くことを示唆するために“1”にセットされる。そして、最後に3番目のフレームでは、これが最後のフレームなので、残り送信フィールドはゼロにセットされる。これら3つのフレームをソフト合成した後、デコーダの処理が開始されるべきである。
“残り送信”フィールドをもつことの利点は、エラー事象をより良く扱うことにある。もし、即ち、図3における第2番目のフレームが喪失したなら、受信器はフレーム3以降にデコード処理を開始すべきかどうか分からない。図4では、これに対して、残りデータフィールドが受信器に対して、デコード処理をフレーム3の最後まで開始すべきではないことを示しており、付加的な要求は、デコード処理の開始はフレーム1、2、3をソフト合成することに基づいている点である。
更にエラーの場合の耐性を強化するために、受信器は、たとえその特定の送信を検出しないとしても最後の自律的な送信に対するフィードバック信号(ACK/NAK)を送信することができる。このことは、たとえ、例えば、最後に送信されたTTIが検出されないとしても、再送の必要はないことが可能になることを意味している。このことは、受信器が送信器がいくつの自律的送信を実行したのかを知っているなら、その場合にのみ可能である。
上記の検討において、ハイブリッドARQ処理番号と新データインジケータ(或は、類似の情報)が各データフレームとともに送信されることを仮定した。原理上、その処理番号と新データインジケータは自律的再送の最初のフレームでのみ送信することが可能である。そのようなやり方をすれば、いくらかの送信電力が削減され、その代わりにデータ送信に用いることができる。しかし、その方式はまたエラー事象に対してより影響を受けやすい。なぜなら、最初のフレームを受信することが極めて重要であるからである。
図5は本発明の好適な実施例に従う、TFCIシグナリングの一部として残りデータフラグを説明する図である。その“残りデータ”フラグ(或はフィールド)は上述した例示においては別のシグナリングとして図示されている。これは1つの可能性ではあるが、TFCIシグナリングの一部としてフラグ/フィールドを見ることが好ましい。自律的な再送は通常、最低のデータ速度において有用であるに過ぎない。それ故に、TFCIの一部としてフラグ/フィールドを見ることにより図5で図示されているように必要なビット総数を削減することができる。
一般に、再送が自律的なものであるかどうかに係らず、その再送は、例えば、チェイス合成やインクリメンタル・リダンダンシー(Incremental Redundancy)のようなソフト合成を伴うハイブリッドARQについての何らかの公知の方式を用いることができる。さらにその上、用いられる符号化速度についての特定の仮定はなく、例えば、TTIについての所与の値は例だけとして見られるべきである。最後に、その原理はセルラアップリンクのシナリオにおいて説明されているが、原理上、ダウンリンクにも同様に適用できる。
図6は本発明の好適な実施例に従う、ACK/NAK信号が送信された時点で受信された(再)送信からデータがデコードされるのかどうかを示唆するACK/NAK信号を示すブロック図である。上述の実施例では、ACK/NAK信号の送信はデコード処理の最後になされ、図2〜図4に示されたようなACK/NAKの指示は破線で印が付けられている。疑問符号(?)はACK/NAKが受信器により無視された(か、全く送信されなかった)ことを示している。しかしながら、上記方式の性能は、これらACK/NAKのインジケータが用いられるなら、即ち、各フレームに関する送信フィードバック信号が累積的であるなら、さらに改善される。各フレームに関して、送信されたACK/NAKはそのデータがデコードされたのかどうかを示す。1つだけのデコーダが利用可能であるなら、前のフレームのデコードは(そのデコードが既に完了していないなら)中断されねばならず、生成されたACK/NAKは中断時点におけるデータがデコードされたかどうかを示唆している。別の可能性とは、自律的な再送が検出されたときにはデータのデコードが中断されず、その代わりにそのデコードを図示されているように続行することである。自律的再送が検出されたとき、その再送は前に受信したデータとソフト合成され、その合成されたデータが別のデコード処理でデコードされる。
例えば、可能性のある最小データユニットが320ビットであれば、TTIが2ミリ秒であるなら、最小データ速度は160kビット/秒である。DPCCHに関する要求されるDPCCH電力オフセットをXと仮定する。もし、端末が電力制限のために電力オフセットXにする余裕もないなら、その端末は同じデータユニット(この例では320ビット)を1TTIにおいてX/2の電力オフセットで送信すると決定し、それからそのデータユニットを次のTTIで(X/2の電力オフセットで)自律的に再送することができる。全体としての結果は、320ビットが2+2=4ミリ秒で送信され、これは(DPCCHに関して)X/2dBの電力要求では80kビット/秒のデータ速度になる。またなお、自律的な再送には付加的な理由があるかもしれない。上述のように、そのネットワークは干渉が理由となって端末データ速度(電力オフセット)を制限する必要があるかもしれない。それ故に、たとえ端末が高速データ速度にする余裕があるとしても、ネットワークの制限の故に、それを用いることが許されないこともあり得る。
再送が必要であるかどうかを決定するとき、送信器は受信フィードバック信号全てを考慮して、そのフィードバック信号におけるエラーに対する耐性を強化する決定をするかもしれない。例として、受信器は最初に受信したACK(最初の2、3のフィードバック信号はおそらくいつもNAKであろう)の後に各受信フィードバック信号を考慮し、受信したACK/NAKの比に従って決定を行うか、或は、受信したフィードバック信号からのソフト情報に基づいて決定することができる。別の例は、送信器が最後の“K”個の受信フィードバック信号を考慮して、これらから総合的な決定をすることである。
従来のハイブリッドARQの動作を示す図である。 本発明の好適な実施例に従う、ネットワークからのACK/NAK信号を待ち合わせることのない端末からの自律的な再送について説明する図である。 本発明の好適な実施例に従う、残りデータフラグを含ませることによりネットワークからのACK/NAK信号を待ち合わせることのない端末からの自律的な再送について説明する図である。 本発明の好適な実施例に従う、残り送信フィールドを含ませることによりネットワークからのACK/NAK信号を待ち合わせることのない端末からの自律的な再送について示す図である。 本発明の好適な実施例に従う、TFCIシグナリングの一部としての残りデータフラグを説明する図である。 本発明の好適な実施例に従う、ACK/NAK信号が送信された時点で受信された(再)送信からデータがデコードされるのかどうかを示唆するACK/NAK信号を示すブロック図である。

Claims (28)

  1. ハイブリッド自動再送要求(ARQ)を利用し、少なくとも1つのユーザ機器(UE)と少なくとも1つの無線基地局(BTS)とを有し、前記UEが前記BTSと通信を行う通信システムにおける受信パケットのアプリケーション層配信のための方法であって、
    前記BTS
    前記UEから前記BTSへの、データユニットを含む最初のフレームを受信する工程と、
    確認応答メッセージが前記UEで受信される前に、前記UEから前記BTSへの、夫々が前記最初のフレームにおける前記データユニットの繰返しを含む、前記UEから自律的に送信される後続のフレームを受信する工程と、
    前記最初のフレームと前記後続のフレームとにおいて受信したデータユニットをソフト合成する工程と、
    前記受信したフレームに含まれる制御情報に基づいて、前記UEから自律的に再送される後続のフレームが残っているか否かを判断する工程と、
    前記UEから自律的に再送される後続のフレームが残っていない場合に、前記ソフト合成したデータユニットのデコード処理を開始する工程と
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記UEが、前記UEに利用可能な電力が高速データ速度をサポートするのに不十分であることを判断する工程をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記判断する工程では、前記制御情報が現在のフレームの前記ハイブリッドARQ処理前のフレームの前記ハイブリッドARQ処理と異なることを示す場合に、前記UEから自律的に再送される後続のフレームが残っていないと判断することを特徴とする請求項に記載の方法。
  4. 前記BTSは前記デコード処理の結果を示唆するACK/NAK信号を前記UEに送信することを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 前記UEは前記BTSに対して、前記制御情報として、最後のフレームを除く全てのフレームで各フレームは自律的送信であることを示唆する第1の値にセットされた残りデータフラグを送信するとともに、前記最後のフレームで更なる自律的送信はないことを示唆する第2の値にセットされた残りデータフラグを送信することを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 前記判断する工程では、前記第2の値にセットされた前記残りデータフラグを受信した場合に前記UEから自律的に再送される後続のフレームが残っていないと判断し
    前記デコード処理を開始する工程では、前記受信を行うBTSは前記最初のフレームから前記最後のフレームまで蓄積されたデータユニットのデコードを開始し、
    前記BTSは、ACK/NAK信号を前記UEに送信することを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記受信した全てのフレームは、前記制御情報として、次に続く付加的な自律的再送の数を示唆する残り送信フィールドを含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  8. 第2番目のフレームにおける残り送信フィールドは前記最初のフレームにおける残り送信フィールドの値よりも“1”少ない値にセットされることを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 最後のフレームにおける残り送信フィールドは、ソフト合成が完了した後にデコードが開始され、その後、ACK/NAK信号が前記UEに送信されるべきであることを示唆するゼロにセットされることを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. 高速データ速度の使用を制限する信号を受信するとき、前記UEは自律的再送が開始されるべきかどうかを決定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 無線通信システムにおける無線基地局(BTS)であって、ハイブリッド自動再送要求(ARQ)を利用し、少なくとも1つのユーザ機器(UE)と少なくとも1つの無線基地局(BTS)とを有し、前記UEが前記BTSと通信を行う通信システムにおける受信パケットのアプリケーション層配信のための手段を有しており、
    前記BTSは、
    前記UEから前記BTSへの、データユニットを有する最初のフレームを受信し、
    前記UEから前記BTSへの、夫々が前記最初のフレームにおける前記データユニットの繰返しを含む、前記UEから自律的に送信される後続のフレームを受信する受信器と、
    前記最初のフレームと前記後続のフレームとにおいて受信したデータユニットをソフト合成する合成手段と、
    前記受信したフレームに含まれる制御情報に基づいて、前記UEから自律的に再送される後続のフレームが残っているか否かを判断する判断手段と、
    前記ソフト合成したデータユニットのデコード処理を行うデコーダとを有し、
    前記デコード処理は、前記UEから自律的に再送される後続のフレームが残っていない場合に開始されることを特徴とする無線基地局。
  12. 前記判断手段は、
    前記制御情報が後続のフレームの前記ハイブリッドARQ処理前のフレームの前記ハイブリッドARQ処理と異なることを示す場合に、前記UEから自律的に再送される後続のフレームが残っていないと判断することを特徴とする請求項11に記載の無線基地局。
  13. 前記BTSは前記デコード処理の結果を示唆するACK/NAK信号を前記UEに送信することを特徴とする請求項12に記載の無線基地局。
  14. 前記受信器は、最後のフレームを除く全てのフレームで各フレームは自律的送信であることを示唆する第1の値にセットされた残りデータフラグを受信し、前記最後のフレームで更なる自律的送信はないことを示唆する第2の値にセットされた残りデータフラグを受信することを特徴とする請求項11に記載の無線基地局。
  15. 前記判断手段は、前記第2の値にセットされた前記残りデータフラグを受信した場合に前記UEから自律的に再送される後続のフレームが残っていないと判断し
    前記受信を行うBTSは、前記UEから自律的に再送される後続のフレームが残っていない場合に、前記最初のフレームから前記最後のフレームまで蓄積されたデータユニットのデコードを開始し、前記BTSはACK/NAK信号を前記UEに送信することを特徴とする請求項14に記載の無線基地局。
  16. 前記受信した全てのフレームは、前記制御情報として、最初の送信に続く付加的な自律的再送の数を示唆する残り送信フィールドを有することを特徴とする請求項11に記載の無線基地局。
  17. 第2番目のフレームにおける残り送信フィールドは前記最初のフレームにおける残り送信フィールドの値よりも“1”少ない値にセットされるを特徴とする請求項16に記載の無線基地局。
  18. 最後のフレームにおける残り送信フィールドは、ソフト合成が完了した後に前記デコーダの動作が開始され、その後、前記BTSがACK/NAK信号を前記UEに送信べきであることを示唆するゼロにセットされることを特徴とする請求項17に記載の無線基地局。
  19. 高速データ速度の使用を制限させる信号を前記UEに送信する手段をさらに有することを特徴とする請求項11に記載の無線基地局。
  20. ハイブリッド自動再送要求(ARQ)を利用し、少なくとも1つのユーザ機器(UE)と少なくとも1つの無線基地局(BTS)とを有し、前記UEが前記BTSと通信を行う通信システムにおいて動作可能なユーザ機器(UE)であって、
    前記UEは、
    前記UEから前記BTSへデータユニットを含む最初のフレームを送信し、
    前記UEから前記BTSへ、前記最初のフレームにおける前記データユニットの繰返しを含む、前記UEから自律的に送信する後続のフレームを送信する送信手段であって
    各フレームは、前記BTSが前記UEから自律的に再送される後続のフレームが残っているか否かを判断するための制御情報を含む、前記送信手段と、
    前記BTSが前記UEから自律的に再送される後続のフレームが残っていないと判断し、前記最初のフレームと前記後続のフレームとにおいて受信したデータユニットをソフト合成したデータユニットのデコード処理を完了したことを示唆するACK/NAK信号を前記BTSから受信して受け付ける受信手段とを有することを特徴とするユーザ機器。
  21. 前記UEは前記最初のフレームを受信する前記BTSが応答したACK/NAK信号を無視し、
    前記UEにより送信された後続のフレームを受信する前記BTSが応答して前記BTSから受信したACK/NAK信号を無視することを特徴とする請求項20に記載のユーザ機器。
  22. 前のフレームの前記ハイブリッドARQ処理とは異なるハイブリッドARQ処理を行うフレームを送信し、前記異なるハイブリッドARQ処理の受信に応答したACK/NAK信号を受け付ける手段をさらに含むことを特徴とする請求項20に記載のユーザ機器。
  23. 最後のフレームを除く全てのフレームで各フレームは自律的送信であることを示唆する第1の値に残りデータフラグをセットし、前記最後のフレームで更なる自律的送信はないことを示唆する第2の値に残りデータフラグをセットして送信する手段をさらに含むことを特徴とする請求項20に記載のユーザ機器。
  24. 前記第2の値にセットした前記残りデータフラグを送信後すぐに、これに応答した前記前記デコード処理が完了したことを示唆するACK/NAK信号が前記UEにより受け付けられることを特徴とする請求項23に記載のユーザ機器。
  25. 全てのフレームに、前記最初の送信に続く付加的な自律的再送の数を示唆する残り送信フィールドを前記制御情報としてセットする手段をさらに含むことを特徴とする請求項20に記載のユーザ機器。
  26. 前記セットする手段は、第2番目のフレームにおける前記残り送信フィールドに、前記最初のフレームにおける値よりも“1”小さな値をセットすることを特徴とする請求項25に記載のユーザ機器。
  27. 前記セットする手段はさらに、最後のフレームにおける残り送信フィールドに、前記ソフト合成が完了した後にデコードが開始され、その後、ACK/NAK信号が前記UEに送信されるべきであることを示唆するゼロをセットすることを特徴とする請求項26に記載のユーザ機器。
  28. 高速データ速度の使用を制限する信号を受け付ける手段をさらに有することを特徴とする請求項20に記載のユーザ機器。
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