JP4584191B2 - 位置決め制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ駆動によってカム機構相当の動作を制御してワークの位置決め制御を行なう位置決め制御装置に関するものである。
サーボモータによってカム機構に相当する動作を制御してワークの位置決め制御を行なう装置として、電子カム制御装置(位置決め制御装置)がある。従来の位置決め制御装置は、例えばカムテーブル(電子カムの動作に関するデータテーブル)からカムの動作量を算出し、カムのストローク量とカム動作量に基づいてワークの位置決め量を算出することによってカム動作を行なっていた(例えば、特許文献1参照)。
例えば、X−YテーブルによってワークをX−Y方向へ移動させて、ワークを所定の位置へと位置決めし、Z軸方向へ移動するパンチ軸を上下させてワークの加工・成型を行なうパンチ機がある。このようなパンチ機では、X軸方向のワークの移動速度、Y軸方向のワークの移動速度を制御してワークをパンチする位置へと位置決めした後(位置決め停止後)に、パンチ軸の移動速度を制御してワークの成型を行なう。この場合、X軸方向・Y軸方向のワークの位置決め完了後に、Z軸方向のパンチ軸を始動するようインタロックをとって同期(軸間同期)をとる必要があるが、ユーザプログラムによるインタロックではインタロック処理分の時間を要し、要求されるタクトタイムを満たせない場合があった。
特許文献2に記載の位置決め装置は、制御対象を駆動するモータと、制御対象を同期させて位置決めするモータを駆動制御するコントローラを備え、コントローラはモータを同期をとって駆動制御する基準となる位置情報を生成、出力する駆動ソフトウェアモジュールと、入力情報を演算して、その結果を伝達情報として出力する伝達ソフトウェアモジュールと、入力情報を演算して、その結果をモータの駆動制御指令として出力する出力ソフトウェアモジュールを有しており、これにより軸間同期をとっている。
特許第3220588号公報 特許第2697399号公報 実施例1
しかしながら、上記前者および後者の従来の技術では、複数のカムテーブルを結合させてカム動作を制御することができず、複雑なカム動作を容易に行なわせることができないといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複雑なカム動作を容易に行なわせることができる位置決め制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のカム機構を駆動制御して制御対象の位置決めを制御する位置決め制御装置において、前記各カム機構のカム角度とカムストローク比との関係に関する情報をカム情報としてカム機構毎に記憶する記憶部と、複数の前記カム情報を、1つのカム機構として動作するよう、結合するカム機構のカム情報毎にカム角度およびカムストローク位置を結合カム情報として作成するとともに、前記カム機構を駆動制御する制御指示情報を前記結合カム情報および外部入力される所定の基準パルスのパルス数に基づいて作成する指示情報作成部と、を備え、前記指示情報作成部は、結合する各カム情報内の基準パルスのパルス数の総和を前記結合カム情報のカム機構の1サイクルの動作に要する基準パルスのパルス数に設定し、前記指示情報作成部が作成する制御指示情報に基づいて前記カム機構を駆動制御することを特徴とする。
この発明によれば、複数のカム機構が1つのカム機構として動作するよう、複数のカム情報を結合し新たな1つのカム情報を作成するので、複数のカム情報を結合させてカム動作を制御することができ、複雑なカム動作を容易に行なわせることが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる位置決め制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる位置決め制御装置を備えた加工システムの構成を示す図である。加工システムは、ワーク(図示せず)にパンチ加工を行なうパンチ機90、パンチ機90がパンチ加工をする際の複数のカム機構を駆動制御して制御対象の位置決めを制御する位置決め制御装置1を備えている。
パンチ機90は、ワークをX−Y方向へ移動させるX−Yテーブル91、Z軸方向に移動してパンチ加工を行なうパンチ軸(工具)92を有している。パンチ機90は、X−Yテーブル91によってワークをX−Y方向へ移動させて、ワークを所定の位置(パンチする位置)へと位置決めし、Z軸方向へ移動するパンチ軸92を上下させてワークの加工・成型を行なう。なお、加工システムにおいて、パンチ機90以外の加工装置(制御対象を位置決めして加工処理などを行う装置)と位置決め制御装置1を接続する構成としてもよい。
図2は、本発明の実施の形態1にかかる位置決め制御装置の構成を示すブロック図である。位置決め制御装置(電子カム制御装置)1は、基準パルス発生部2、電子カム制御部10、駆動制御部3を備えている。
基準パルス発生部2は、電子カム制御部10へ提供する基準パルスを発生させて電子カム制御部10に送信する。電子カム制御部10は、基準パルス発生部2が発生する基準パルスのパルス数に基づいて所定の指令情報(位置指令)を作成し、駆動制御部3へ送信する。
電子カム制御部10は、カム形状データテーブル記憶部11、ストローク量記憶部12、位置指令作成部13、カムパターン情報記憶部14、カム結合情報記憶部15、複合カム情報記憶部16、スムージング領域定数記憶部17を有している。
カム形状データテーブル記憶部11は、カムのカム形状を示すデータテーブル(後述のカム形状データテーブル50Aやカム形状データテーブル50B)をカム毎に記憶する。ストローク量記憶部12は、カムに対する制御対象(X−Yテーブル91、パンチ軸92など)のストローク量設定値(従節のストローク量)をカム毎に記憶する。
位置指令作成部13は、カム形状データテーブル記憶部11内のカム形状データテーブル50A,50B、ストローク量記憶部12内のカムストローク量設定値、基準パルス発生部2からの基準パルスを用いて、駆動制御部3へ送信する位置指令情報(制御指示情報)を作成する。
位置指令作成部13は、カム形状データテーブル50A,50B内に含まれるカム分解能(カム機構の1サイクルの動作に要する基準パルスのパルス数)、カム角度に基づいて、基準パル数毎のカム角度を算出する。位置指令作成部13は、カム形状データテーブル50A,50B内に含まれるカム角度毎のストローク比、ストローク量記憶部12内のカムストローク量設定値を用いて、基準パルス数毎(カム角度毎)のカムのストローク位置(ストローク比×ストローク量設定値)を計算し、カムパターン情報(後述のカムパターン情報51)としてカムパターン情報記憶部14に記憶させる。
位置指令作成部13は、カム形状データテーブル50A,50Bに対応するカムパターン情報51をそれぞれ結合させて、複合カムのカム形状データテーブル(結合カム情報)(1つのカム機構として複数のカムを動作させるカムパターン)を作成する。位置指令作成部13は、複合カムのカム形状データテーブル(複合カムパターン)を作成する際に、カム形状データテーブル50A,50B内に含まれる各カムのカム分解能を用いて複合カムに対する各カムのカム角度、複合カムの分解能の配列(複合(結合)する各カムの分解能の合計値)、複合カムのストローク位置を算出する。位置指令作成部13は、基準パルス発生部2から送信される基準パルスのパルス数と複合カムのカム形状データテーブルを用いて駆動制御部3への位置指令情報を作成する。
カムパターン情報記憶部14は、位置指令作成部13が算出したカムパターン情報51をカム毎(カム形状データテーブル毎)に記憶する。カム結合情報記憶部15は、複数のカム形状データテーブルを1つの複合カムパターンに結合するためのカム結合情報(後述のカム結合情報52)を記憶する。ここでのカム結合情報52は、位置決め制御装置1の使用者によって予め設定される情報である。
複合カム情報記憶部16は、位置指令作成部13が算出した複合カムの分解能の配列、複合カムのストローク位置を記憶する。スムージング領域定数記憶部17は、移動平均法を用いてスムージング処理を実施する際のスムージング領域定数tsを記憶する。
駆動制御部3は、位置指令作成部13が作成した位置指令情報に基づいて、ワーク(図示せず)などの制御対象の位置を制御する。駆動制御部3は、ワークを移動させるモータ(図示せず)などを制御することによってワークの位置を制御する。
なお、ここでのカム形状データテーブル記憶部11が特許請求の範囲に記載の記憶部に対応し、ここでの位置指令作成部13が特許請求の範囲に記載の指示情報作成部に対応する。
また、ここでは位置決め制御装置1が基準パルス発生部2、駆動制御部3を備える構成としたが、位置決め制御装置1と基準パルス発生部2、駆動制御部3を別々の構成としてもよい。この場合、外部装置である基準パルス発生部2から外部入力される基準パルスを用いて、位置指令作成部13が位置指令情報を作成し駆動制御部3に出力する。
ここで、カム形状データテーブル記憶部11が記憶するカム形状データテーブル50A,50Bの構成について説明する。図3は、往復カムのカム形状データテーブルの構成の一例を示す図である。往復カムのカム形状データテーブル50Aは、カム形状データテーブルのテーブル番号を示すカム形状データテーブル番号i(iは自然数)、カム分解能r(i)、カムの角度(0°〜360°)とカムの角度に対応するストローク比の関係を示す情報を有している。カム分解能r(i)は、カムの1サイクルに要するパルス数である。なお、カムの角度に対応する最終点(カムの角度が360°)のストローク比をs(i)とする。往復カムのカム形状データテーブル50Aでは、ストローク比s(i)(最終点)は0となる。
図4は、送りカムのカム形状データテーブルの構成の一例を示す図である。送りカム(一方向送り動作を行なう場合)のカム形状データテーブル50Bは、カム形状データテーブルのテーブル番号を示すカム形状データテーブル番号i、カム分解能r(i)、カムの角度(0°〜360°)とカムの角度に対応するストローク比の関係を示す情報を有している。送りカムのカム形状データテーブル50Bでは、ストローク比s(i)は1となる。
本実施の形態1では、図3や図4に示したカム形状データテーブル50A,50Bをカム形状データテーブル記憶部11が複数記憶している。また、ストローク量記憶部12は、カム形状データテーブル50A,50Bに対応するカムストローク量設定値を複数記憶する。なお、以下の説明ではカム形状データテーブル50Aやカム形状データテーブル50Bをカム形状データテーブル50という場合がある。なお、ここでのカム形状データテーブル50A,50Bが特許請求の範囲に記載のカム情報に対応する。
つぎに、カムパターン情報記憶部14が記憶するカムパターン情報51の構成、カム結合情報記憶部15が記憶するカム結合情報52の構成について説明する。図5は、カムパターン情報の構成の一例を示す図である。カムパターン情報51は、位置指令作成部13が算出したストローク位置(ストローク比×ストローク量設定値)を含んで構成されている。ここでのカムパターン情報51は、カム形状データテーブル番号i、発生したパルスとストローク位置の関係(入力パルス数に応じたストローク位置)を示す情報を有している。なお、入力パルスjに対応するストローク位置をS(j)とする。例えば、入力パルス0のストローク位置はS(0)=0に対応し、入力パルス(r(i)−1)のストローク位置はS(r(i)−1)に対応する。
図6は、カム結合情報の構成の一例を示す図である。カム結合情報52は、複数のカム形状データテーブルを1つの複合カムパターン(複合カム)に結合するための情報であり、結合するカムの個数に関する情報、結合するカムの順番(使用順)に関する情報含んで構成されている。ここでは、カム結合情報52の結合するカムの個数がN個(Nは自然数)であり、結合するカムの順番がC1、C2、・・・CNである場合を示している。
つぎに、位置決め制御装置1のカムの結合処理の処理手順を説明する。図7は、カムの結合処理の処理手順を示すフローチャートである。位置指令作成部13は、初期処理として、結合するカムの個数Nをカム結合情報記憶部15内のカム結合情報52から抽出する(ステップS100)。
位置指令作成部13は、結合するi番目までのカムの分解能合計をR(i)、結合するi番目におけるカムのストローク量をS(i)とし、R(0)、S(0)を0で初期化する(ステップS110)。
つぎに、位置指令作成部13は、カムの結合準備として、結合するカムパターン情報51を算出するため、カウンタiを1に初期化(i=1)するとともに(ステップS120)、以下のステップS130〜S180の処理をN回(結合するカムの個数分)実行する。
まず、位置指令作成部13は、結合するカムのカム形状番号C(i)を、カム結合情報記憶部15内のカム結合情報52からカムjのカム形状番号(j=C(i))として抽出する(ステップS130)。ここでの位置指令作成部13は、i=1であるので、結合するカム形状番号C(1)を、カム結合情報52から抽出する。
位置指令作成部13は、カムjに対応するカム形状データテーブル50をカム形状データテーブル記憶部11内から抽出するとともに、抽出したカム形状データテーブル50内からストローク比を抽出する。そして、ストローク量記憶部12内のカムストローク量設定値を用いて、ストローク量設定値×ストローク比を計算し、カムjのカムパターン情報51を算出する(ステップS140)。位置指令作成部13は、算出したカムjのカムパターン情報51をカムパターン情報記憶部14に記憶させておく。
位置指令作成部13は、複合カム全体のカム分解能が各カムパターンの分解能の総和となるよう、各カムパターンの分解能を順番に加算していく。位置指令作成部13は、複合カムの分解能の配列として、現時点での複合カムの分解能に、カムjの分解能を加算する。すなわち、(i−1)番目までの分解能の配列(合計値)にi番目のカムの分解能を加算することによって、i番目までの分解能の配列を算出する。具体的には、位置指令作成部13は、R(i)=R(i−1)+r(j)によって、複合カムの分解能の配列を算出する(ステップS150)。ここでの位置指令作成部13は、i=1であるのでR(1)=R(0)+r(j)によってR(1)を算出する。なお、R(0)は0である。
さらに、位置指令作成部13は、複合カム全体のストローク量が各カムパターンのストローク量の総和となるよう、各カムパターンのストローク量を順番に加算していく。位置指令作成部13は、複合カムのストローク位置として、複合カムの現時点でのストローク位置にカムjの最終ストローク位置(カムjのストローク量設定値)を加算する。すなわち、(i−1)番目までのストローク位置にi番目のカムのストローク位置を加算することによって、i番目におけるストローク位置を算出する。
具体的には、位置指令作成部13は、S(i)=S(i−1)+s(j)×(ストローク量設定値)によって、複合カムのストローク位置を算出する(ステップS160)。ここでの位置指令作成部13は、i=1であるので、S(1)=S(0)+s(j)×(ストローク量設定値)によってS(1)を算出する。なお、S(0)は0である。位置指令作成部13は、算出した複合カムの分解能の配列、複合カムのストローク位置を、複合カム情報記憶部16に記憶させる。
位置指令作成部13は、カウンタ値iを1だけインクリメント(i=i+1)する(ステップS170)。位置指令作成部13は、iがN+1より小さいか否か(i≧N+1)を判断することによって、結合する個数分(N)のカムに対し、カムパターン情報51などの算出が完了したか否かを判断する(ステップS180)。
位置指令作成部13は、iがN+1より小さいとき(ステップS180、No)、ステップS130の処理に戻り、ステップS130〜S180の処理を繰り返す。一方、位置指令作成部13は、iがN+1以上のとき(ステップS180、Yes)、結合に用いる個々のカムパターン情報51の算出を終了する。
つぎに、位置指令作成部13は、算出した各分解能R(i),各ストローク量S(i)を用いて、カム(カムパターン情報51)の結合処理(複合カムのカムパターン情報の生成)を行う。
位置指令作成部13は、カウンタiを1で初期化する(ステップS190)。位置指令作成部13は、カム番号Ciのカムパターン情報51に対して、分解能の比に応じたカム角度を算出する。位置指令作成部13は、各カム角度(カム形状データテーブル50内の各カム角度)Dに対して、複合カムにおけるカム角度を算出する。具体的には、位置指令作成部13が、360°×(R(i−1)/R(N))+D×(r(i)/R(N))の式を用いて、複合カムにおける各カム角度を算出する。
また、位置指令作成部13は、カム番号Ciのカムパターン情報51に対して、カム角度毎(パルス毎)のストローク量Sを算出する。具体的には、位置指令作成部13は、S(i−1)+Sの式を用いてカム角度毎のストローク量Sを算出する(ステップS200)。
位置指令作成部13は、カウンタ値iを1だけインクリメント(i=i+1)する(ステップS210)。位置指令作成部13は、iがN+1より小さいか否か(i≧N+1)を判断することによって、結合する個数分(N)のカムに対し、カムパターン情報51の結合が完了したか否かを判断する(ステップS220)。
位置指令作成部13は、iがN+1より小さいとき(ステップS220、No)、ステップS200の処理に戻り、ステップS200〜S220の処理を繰り返す。一方、位置指令作成部13は、iがN+1以上のとき(ステップS220、Yes)、各カムパターン情報51の結合を終了する。
ここで、算出した各分解能R(i),各ストローク量S(i)を用いたカムパターン(カムパターン情報51)の結合処理の一例を概念的に説明する。図8は、カムパターンの結合処理の一例を説明するための図であり、複合カムパターンの生成処理(カムパターンの結合処理)を概念的に示している。ここでは、カムパターンの結合処理の一例として、カム形状データテーブルX1とストローク量設定値Y1に対応するカム、カム形状データテーブルX2とストローク量設定値Y2に対応するカム、カム形状データテーブルX3とストローク量設定値Y3に対応するカムの3つのカムを結合する場合について説明する。
なお、ここでのカム形状データテーブルX1〜X3が図3,4に示したカム形状データテーブル50Aやカム形状データテーブル50Bに対応する。カム形状データテーブルX1〜X3は、カム形状データテーブル記憶部11が記憶し、ストローク量設定値Y1〜Y3はストローク量記憶部12が記憶している。
位置指令作成部13は、カム形状データテーブルX1とストローク量設定値Y1を用いて、カムパターンZ1を作成する。また、位置指令作成部13は、カム形状データテーブルX2とストローク量設定値Y2を用いて、カムパターンZ2を作成する。また、位置指令作成部13は、カム形状データテーブルX3とストローク量設定値Y3を用いて、カムパターンZ3を作成する。ここでのカムパターンZ1〜Z3が、図5に示したカムパターン情報51に対応する。
つぎに、位置指令作成部13は、カムパターンZ1〜Z3、カム結合情報(カム結合情報52)を結合(連結)して、複合カムパターンCを作成する。ここでの複合カムパターンCが後述の複合カムパターン81に対応する。なお、ここでは3個のカムパターンを結合する場合について説明したが、2個または4個以上のカムパターンを結合することとしてもよい。
つぎに、位置指令作成部13は、カムの結合部分についてストローク量の変化量の連続性がなかった場合に、移動平均法を用いてスムージング処理を実施する。位置指令作成部13は、まずカウンタ値iを1で初期化し(ステップS230)、スムージング領域定数tsを、スムージング領域定数記憶部17から取得する(ステップS240)。
位置指令作成部13は、カムデータの結合点の前後のスムージング区間においてストローク位置の変化量を平均化することでスムージング処理後のストローク値(ポイント)Tを算出する(ステップS250)。
具体的には、カムデータの結合点R(i)±tsの間(結合部分を含む所定領域)の分解能jにおいて、T=(S(j+ts)−S(j−ts−1))/(2ts+1)+S(j−1)を計算し、ストローク値Tを算出する。
位置指令作成部13は、カムデータの結合点R(i)±tsの間の分解能jにおいて、スムージング処理後のストローク値Tを複合カムパターン代入し(S(j)=T))、カムパターンを更新する(ステップS260)。
位置指令作成部13は、カウンタ値iを1だけインクリメント(i=i+1)する(ステップS270)。位置指令作成部13は、iがNより小さいか否か(i≧N)を判断することによって、結合する個数分(N)のカムに対し、スムージング処理が完了したか否かを判断する(ステップS280)。
位置指令作成部13は、iがNより小さいとき(ステップS280、No)、ステップS240の処理に戻り、ステップS240〜S280の処理を繰り返す。一方、位置指令作成部13は、iがN以上のとき(ステップS280、Yes)、各カムパターンのスムージング処理を終了する。
ここでカムパターンの結合処理(複合カムパターンの生成処理)を具体的に説明する。図9は、カムパターンの結合処理の具体例を説明するための図である。ここでは、カムパターンの結合処理の一例として、カム形状データテーブル61に対応するカム、カム形状データテーブル62に対応するカム、カム形状データテーブル63に対応するカムの3つのカムを結合する場合について説明する。なお、ここでのカム形状データテーブル61〜63が図3や図4に示したカム形状データテーブル50Aやカム形状データテーブル50Bに対応する。
カム形状データテーブル61は、カム形状データテーブル番号「1」のデータテーブルであり、ストローク量設定値「10」である。また、カム形状データテーブル62は、カム形状データテーブル番号「4」のデータテーブルであり、ストローク量設定値「−15」である。また、カム形状データテーブル63は、カム形状データテーブル番号「15」のデータテーブルであり、ストローク量設定値「30」である。
カム形状データテーブル61は、カム分解能「131072」であり、カムの角度が0°と360°の時にストローク比「0」、カムの角度が90°と180°の時にストローク比「1」である。
また、カム形状データテーブル62は、カム分解能「81920」であり、カムの角度が0°の時にストローク比「0」、カムの角度が120°と360°の時にストローク比「1」である。
また、カム形状データテーブル63は、カム分解能「196608」であり、カムの角度が0°の時にストローク比「0」、カムの角度が90°の時にストローク比「0.75」、カムの角度が360°の時にストローク比「1」である。
位置決め制御装置1が図7で説明したステップS100〜S180の処理を実行することによって、カムパターン71〜73を得ることができる。カムパターン71〜73は、それぞれカム形状データテーブル61〜63に基づいて作成されるカムパターンである。なお、ここでのカムパターン71〜73は、図5に示したカムパターン情報51に対応する。
位置決め制御装置1が、得られたカムパターン71〜73に対して、図7のステップS190〜S280の処理を実行することによって、結合後の複合カムパターン81を得ることができる。このとき、位置決め制御装置1は、カム結合情報52を用いて結合後の複合カムパターン81を得る。
この後、電子カム制御部10は、基準パルス発生部2が発生する基準パルス、作成した結合後の複合カムパターン81を用いて位置指令情報を作成し、作成した位置指令情報を駆動制御部3に送信する。駆動制御部3は、電子カム制御部10からの位置指令情報に基づいて、X−Yテーブル91やパンチ軸92の位置を制御し、パンチ機90に被加工物を加工させる。
このように、複合カムに対する各カムのカム角度を算出しているので、複合カムパターン81を用いて複合カムが1つのカム機構として動作するよう、基準パルス数に基づいた位置指令を行なうことが可能となる。
なお、実施の形態1では、各カム形状データテーブル61〜63をカムパターンの最終点のストロークデータである下死点または上死点で結合することとしたが、下死点または上死点以外のポイントで結合することとしてもよい。この場合、位置指令作成部13は、各カムのカム形状データテーブル61〜63に対し、結合ポイントとなるカム角度、このカム角度に対応するカム分解能、ストローク量を算出し、算出した情報を用いてカムパターン情報51を作成しておく。そして、作成した複数のカムパターン情報51やカム結合情報52を用いて複合カムパターンを作成する。このとき、算出した結合ポイントとなるカム角度、このカム角度に対応するカム分解能を用いて、複合カムに対する各カムのカム角度等を設定する。
このように実施の形態1によれば、複数のカム(カム機構)が1つのカム機構として動作するよう複数のカム形状データテーブル50(カムパターン情報51)を結合(連結)して複合カムパターン81を作成するので、複数のカム形状データテーブルを結合させてカム動作を制御することができ、従来実現できなかったカムテーブルによって複雑なカム動作を容易に行なわせることが可能となる。
また、カム形状データテーブル50同士を、カムパターン情報51の最終点のストロークデータである下死点または上死点以外のポイントで結合することができるので、従来実現できなかったカムテーブルによって複雑なカム動作を容易に行なわせることが可能となる。
また、カムパーターン情報間の結合部分でカムのストローク量の変化量に連続性がない場合には、結合部分を含む所定領域にスムージング処理を行って複合カムパターンを作成するので、カムパーターン情報間の結合部分でカムのストローク量の変化量に連続性がない場合であっても、カムのストローク量に連続性を有した複合カムパターンを作成することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態2では、カム結合情報52の一部(例えば結合に用いるカムテーブル番号など)やストローク量設定値を変更して、実施の形態1で作成した複合カムパターンを変更する。
すなわち、位置決め制御装置1は、実施の形態1と同様にカム形状データテーブル50、このカム形状データテーブル50に対応するストローク量設定値を用いて、それぞれのカムに応じたカムパターン(カムパターン情報51)を作成する。そして、複合カム全体のカム分解能が各カムパターンの分解能の総和となり、複合カム全体のストローク量が各カムパターンのストローク量の総和となるよう、複合カムパターンを作成する。
位置決め制御装置1の使用者によって、複合カムパターンを変更する情報が位置決め制御装置1に入力されると、位置指令作成部13は、複合カムパターンの変更として分解能や最終ストローク位置に変更があるか否かを判断する。
複合カムパターンの変更として分解能および最終ストローク位置に変更がない場合、位置指令作成部13は、スムージング処理(図7に示したステップS230〜S280の処理)を実行することによって、複合カムパターンの変更を行なう。
一方、複合カムパターンの変更として分解能または最終ストローク位置に変更がある場合、位置指令作成部13は、変更のあったポイントに対して図7に示したステップS100〜S280の処理を実行し、複合カムパターンの変更を行なう。
カムパターン(複合カムパターン)の変更として、例えば図1に示すパンチ機90のY軸方向の速度を変更する場合について説明する。図10は、変更前のカムパターンを示す図であり、図11は変更後のカムパターンを示す図である。
図10に示すカムパターンP1に対して、図11に示すカムパターンP2ではY軸方向の速度が変更されている。このような場合であっても、カムパターンの変更として最終ストローク位置に変更がないので、位置指令作成部13はスムージング処理(図7に示したステップS230〜S280の処理)を実行することによって、カムパターンの変更を容易に行なうことが可能となる。
なお、新たなカム形状データテーブルを追加する場合には、カム形状データテーブル記憶部11に新たなカム形状データテーブルを記憶させ、位置指令作成部13に新たなカム形状データテーブルに対応するカムパターン情報を作成させる。そして、必要に応じて新たなカムパターン情報を用い、複合カムパターンを作成する。
このように実施の形態2によれば、カムパターンの変更として分解能および最終ストローク位置に変更がない場合はスムージング処理を実行することによって、カムパターンの変更を行なうことができ、カムパターンの変更として分解能または最終ストローク位置に変更がある場合は変更のあったポイントに対してカムパターンの変更を行なえばよいので、カムパターンの変更を容易に行なうことが可能となる。
また、複合カムパターン81の一部を変更する場合であっても、変更するカム形状データテーブル記憶部11に対して、ユーザプログラムによってカム形状データテーブルそのものを設定(変更)する必要がなく、カムの形状データの計算・データ格納をユーザプログラムによって実行する必要がなくなる。したがって、簡易なユーザプログラムによって容易にカムパターンの変更を行なうことが可能となる。
以上のように、本発明にかかる位置決め制御装置は、カム機構の動作制御に適している。
実施の形態1にかかる位置決め制御装置を備えた加工システムの構成を示す図である。 実施の形態1にかかる位置決め制御装置の構成を示すブロック図である。 往復カムのカム形状データテーブルの構成の一例を示す図である。 送りカムのカム形状データテーブルの構成の一例を示す図である。 カムパターン情報の構成の一例を示す図である。 カム結合情報の構成の一例を示す図である。 カムの結合処理の処理手順を示すフローチャートである。 カムパターンの結合処理の一例を概念的に説明するための図である。 カムパターンの結合処理の具体例を説明するための図である。 変更前のカムパターンを示す図である。 変更後のカムパターンを示す図である。
符号の説明
1 位置決め制御装置
2 基準パルス発生部
3 駆動制御部
10 電子カム制御部
11 カム形状データテーブル記憶部
12 ストローク量記憶部
13 位置指令作成部
14 カムパターン情報記憶部
15 カム結合情報記憶部
16 複合カム情報記憶部
17 スムージング領域定数記憶部
50A,50B,61〜63 カム形状データテーブル
51 カムパターン情報
52 カム結合情報
71〜73 カムパターン
81 複合カムパターン
90 パンチ機
91 X−Yテーブル
92 パンチ軸

Claims (5)

  1. 複数のカム機構を駆動制御して制御対象の位置決めを制御する位置決め制御装置において、
    前記各カム機構のカム角度とカムストローク比との関係に関する情報をカム情報としてカム機構毎に記憶する記憶部と、
    複数の前記カム情報を、1つのカム機構として動作するよう、結合するカム機構のカム情報毎にカム角度およびカムストローク位置を結合カム情報として作成するとともに、前記カム機構を駆動制御する制御指示情報を前記結合カム情報および外部入力される所定の基準パルスのパルス数に基づいて作成する指示情報作成部と、
    を備え、
    前記指示情報作成部は、結合する各カム情報内の基準パルスのパルス数の総和を前記結合カム情報のカム機構の1サイクルの動作に要する基準パルスのパルス数に設定し、
    前記指示情報作成部が作成する制御指示情報に基づいて前記カム機構を駆動制御することを特徴とする位置決め制御装置。
  2. 前記各カム情報は当該カム情報に対応するカム機構の1サイクルの動作に要する基準パルスのパルス数に関する情報を含み、
    前記指示情報作成部は、前記カム機構毎に設定されるカムのストローク量および前記カム情報に基づいて、前記基準パルスのパルス数に応じた前記カム機構毎のカムのストローク位置を算出し、当該ストローク位置を用いて前記結合カム情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の位置決め制御装置。
  3. 前記指示情報作成部は、結合する各カム情報に対応するカムのストローク量の総和を前記結合カム情報のカムのストローク量に設定することを特徴とする請求項1または2に記載の位置決め制御装置。
  4. 前記指示情報作成部は、前記結合するカム情報間の結合部分でカムのストローク量の変化量に連続性がない場合には、前記結合部分を含む所定領域のスムージング処理を行って前記結合カム情報を作成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の位置決め制御装置。
  5. 前記指示情報作成部は、作成した前記結合カム情報を変更する際には、前記基準パルスのパルス数に応じた前記カム機構毎のカムのストローク位置を変更して前記結合カム情報を変更することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の位置決め制御装置。
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