JP4582644B2 - 注液含浸包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、注液含浸包装体に関する。
さらに詳しくは、本発明は、保存安定性及び輸送安定性に優れ、ワンタッチで確実に吸液性基材に含浸中液を含浸させることができ、且つ含浸中液が含浸された基材を容易に取り出すことのできる使用性に優れた注液含浸包装体に関する。
吸液性シート基材に液体を含浸せしめたシート状物品の包装体は、種々の分野で使用されてきている。簡便ではあるが、液体が二相系のように不安定である場合などは、含浸状態で液体に相分離が発生して所期の目的を達成できない問題がある。例えば、特開平08−040826号公報(特許文献1)には、二相系のクレンジング料をシートに含浸した清拭具について記載されているが、保管時に油相と水相の分離が起こるために、クレンジング性が低下する欠点があった。
そこで、吸液性シート基材と液体とをそれぞれ分離した室内に収納しておき、使用時において隔壁を破壊して液体を吸液性シート基材に含浸させるタイプの包装体については、種々提案されている。
このうち、吸液性シート基材と液体が同一面に収納される横型包装体については、実開平06−031750号公報(特許文献2)や特公表2002−522310号公報(特許文献3)などに提案されている。
前者に関しては、液体を収納した袋とスポンジを、連通される2つの収容部にそれぞれ収納した塗布具であるが、該収納袋は、包装の被包材の内側に空隙を有して配置されており、使用時に該被包材を押さえることで間接的に破壊される構造である。このため、破袋が非常に難しく使用性の悪いものであった。例えば、何とか破袋することでき、液体がスポンジ側へ流動しても、一方向からのみの浸透拡散であり、スポンジ体が大きい場合、均一に液体を含浸させることが困難であった。
後者については、液体と吸液性シート基材とは独立した収納室に隔離収納され、該収納室間は弱シール部で互いに隔離された容器について開示されている。使用時に液体収納室を外部から直接押圧して弱シール部を剥離せしめると同時に、液体を吸液性シート基材へ流入させ含浸せしめる構成を採っている。しかしながら、この構造では、保管時や、輸送時に外部から強い衝撃や応力が加わった際、弱シール部が破壊されてしまい、不意の含浸が起こるために製品として使用できなくなる欠点を有していた。
次に、吸液性シート基材と液体が垂直方向に収納される縦型包装体については、実開平02−028481号公報(特許文献4)や、実開平06−031751号公報(特許文献5)、特開平08−038383号公報(特許文献6)などに提案されている。
実開平02−028481号公報(特許文献4)では、液体と吸水材をそれぞれ収納した2つのカップ状容器が仕切り材を介して、対向して接合される構造の包装体について開示されている。しかしながら、この技術によれば、容器の外部から押圧して、内部の仕切り材を間接的に破る構成を採っているが、強い力を付加しないと、仕切り材の破壊が難しい問題があった。
また、実開平06−031751号公報(特許文献5)では、口部に吸液性シート基材を取り付けた筒型包装体内に、該吸液性シート基材に接して液体入りガラスアンプルを設ける構造や、吸液性シート基材に接する液体収納室に隔壁を設けた構造について開示されている。使用時には、吸液性シート基材を押さえつけてアンプルや隔壁を破壊せねばならず、破壊が困難であるという問題があった。また、使用後において廃棄物を分別せねばならず、非常に不便なものであった。
一方、特開平08−038383号公報(特許文献6)には、ティッシュペーパーと液体封入袋を当接した清拭用具について開示されている。使用時においては、別体の破壊具を使用して液体封入袋を破る構成となっているが、製造時に破壊具を梱包し忘れる問題があること、また、使用時においても該破壊具を紛失しやすいために、実用性に欠ける問題があった。
特開平08−040826号公報 実開平06−031750号公報 特公表2002−522310号公報 実開平02−028481号公報 実開平06−031751号公報 特開平08−038383号公報
本発明は、注液含浸包装体における上述した従来の問題点を解決し、コンパクトで簡便な構造でありながら、必要時にはワンタッチで吸液性基材に含浸中液を容易に含浸させることができ、さらに含浸中液が含浸された基材を容易に取り出すことのできる注液含浸包装体を提供するものである。
さらに、本発明の注液含浸包装体は、運搬や保管時にあっては不慮の衝撃、過重な応力集中などによる液体の漏洩を完全に防止することができ、パック内容物である含浸中液の長期保存安定性、品質安定性を向上するものである。
上記課題を達成するために、請求項1に係る注液含浸包装体は、プラスチックフィルムの下部包装材7、吸液性シート基材2、ブリスターパック1及びプラスチックフィルムの上部包装材6からなる注液含浸包装体16であって、前記下部包装材7に前記吸液性シート基材2、前記ブリスターパック1、前記上部包装材6の順に載置されており、該上部包装材6がその略中央部の穴4から、上記ブリスターパック1の略上半部が突出するようにして上記下部包装材7と上記上部包装材6の周縁部がヒートシールされてヒートシール部11を形成しており、上記ブリスターパック1がブリスターパック蓋部15とブリスターパック底シール材12からなり、そのブリスターパック1内に含浸中液13が封入されており、該ブリスターパック蓋部15の上部に突出部9、底エッジ部18及びエッジ部19の何れか一つのものが形成されており、上記ヒートシール部11を剥離すれば、上記吸液性シート基材2を取り出せることを特徴とする。
請求項2に係る注液含浸包装体は、前記ブリスターパック底シール材12が、適宜のメッシュ材17を介して前記吸液性シート基材2に載置されてなることを特徴とする。
請求項3に係る注液含浸包装体は、前記ブリスターパックが、前記上部包装材6の穴4に自由動可能に保持されていることを特徴とする。
請求項4に係る注液含浸包装体は、前記含浸中液が、皮膚外用剤、洗浄料、毛髪用染料の群から選ばれたものであることを特徴とする。
請求項5に係る注液含浸包装体は、前記シート基材が、化粧綿、不織布、ガーゼ又は発泡体の群から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする。
請求項6に係る注液含浸包装体は、前記注液含浸包装体が、化粧用塗布具、救急処置具、清拭具、毛染め具又は化粧料試用見本の群から選ばれるものであることを特徴とする。
本発明は、含浸中液と吸液性シートが分離収納された注液含浸包装体であって、縦方向に積層された状態でパックされた簡便でコンパクトな構造からなるものである。含浸中液は、ブリスターパックに1回使用量がパックされ、これに対応して吸液性シートも1回使用分がセットされているので、使い捨て使用が可能である。
本発明の注液含浸包装体では、含浸中液は内容物の長期保存に適したブリスター型パックに収容されているので、開封しない限り、中身の含浸中液の変性、変質は起こらず、保存安定性に優れる。二相系のように相分離しやすい液体の場合、使用直前に混合、含浸することができるので、安全に使用できる。
本発明の注液含浸包装体に用いるブリスターパックは、吸液性シートに当接する構造であり、吸液性シートはクッション性を具備するので該ブリスター型パックに作用する応力、衝撃は分散されるので液体貯蔵部の部材、蓋シール材が不意に破壊されず、製品としての要求特性を具備するものである。
本発明で用いる上記ブリスターパックは、内蔵された一体成形型破壊具でシールを破ることができ、シールを破れば、内容物の含浸中液は、速やかに吸液性シートの厚み方向に拡散するので均一に含浸せしめることが可能である。含浸された吸液性シートは、底面にヒートシールされたシートを剥離するだけで容易に取り出すことができる。取り出しまでは、気密状態でパッキングされているので、液体が漏れ出すことはない。
このようにワンタッチで含浸と取り出しができるので、操作性に優れるばかりでなく、コンパクトで軽量であることから、携行性にも優れ、出先での使用に好適である。
本発明では、含浸中液として、各種剤型の皮膚外用剤、例えば化粧料、消毒液、抗ヒスタミン剤など救急処置用薬液、洗浄料、毛髪用染料などの種々の薬剤を使用することができる。これらを含ませる吸液性シートとして、化粧綿、消毒綿、不織布、ガーゼ、発泡体などを選択して使用できることから、化粧用塗布具、消毒具などの救急処置具、清拭具、毛染め具、化粧料試用見本、パッティング具など幅広い分野へ適用可能である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、具体的に説明する。
本発明では、含浸中液は可撓性素材からなるブリスターパック1に封入される。本発明で使用する含浸中液の剤型は特に限定されるものではなく、溶液、乳液、ローション、エマルジョン、ファンデーション、クリーム、ムース、ジェル剤、軟膏など種々のものがある。配合成分は限定されるものでなく、任意のものを使用できる。
これらは水性であってもよく、油性であってもよく、二相分離型液体でもよく、乳化系であってもよい。含浸中液の一例として、皮膚外用剤がある。例えば美白用、収斂用、保湿用、デオドラント用、抗炎症用、制汗用、アンチエイジング用、サンスクリーン用、メイクアップ用、スキンケア用、肌荒れ防止用、細胞賦活用、角質軟化用、角質剥離用、清涼用、清浄用、芳香用、養毛・育毛用など任意の化粧料を挙げることができる。また、皮膚外用剤の他例として、抗ヒスタミン剤、栄養剤、ホルモン剤、殺菌剤、消毒剤、口腔用剤、虫除け剤、救急処置剤などの医薬品、医薬部外品類を使用することもできる。組成は何ら限定されず、単成分のみならず任意の処方の組成物を使用できる。
本発明で好ましく使用できる他の含浸中液の例として、クレンジング料を含む洗浄料、人体洗浄料、毛髪用染料などがある。その他、漂白剤、シミ抜き剤のようなクリーニング料を使用することもできる。
本発明で使用する含浸中液の粘度は、特別制限されるものではないが、流動性の点で上限値は、100,000mPa・sec程度が好ましい。さらに好ましくは、90,000mPa・sec程度である。低粘度の場合は、吸液性基材全体に浸透するし、高粘度の場合は、ブリスターパック接触部付近に局在的に浸透する。用途により使い分けるとよい。
本発明で含浸中液を封入するブリスターパックは、プラスチックなどの成型可能な可撓性素材からなるものである。液体貯蔵部を形成する上部蓋材と、底部を閉塞するシール材からなる。上部蓋材には硬質又は半硬質のプラスチック素材を、底シール材には軟質シートや薄い金属シート類を使用することができる。あるいは、プラスチックと金属の積層フィルム、蒸着フィルムを使用することもできる。これらを通常ヒートシール法や接着剤などによってシールする。
ブリスターパックの形状は限定されないが、液体貯蔵部は例えば半球状、半楕円球状のものを好ましく使用できる。
可撓性がないと、押圧によるブリスターパックの破壊が困難となり、含浸中液を注出することができなくなるからである。また、外力が加わったとき、応力が集中しやすく不意に破壊されやすくなるためである。このようなブリスターパックは、公知の方法で製造することが可能である。
本発明のブリスターパックには、好ましくは液体貯蔵部側の部材と一体成形された尖端を有する突出部を破壊尖端とし、吸液性シート基材に接触する底シール材あるいは吸液性シートに対向するように設けておくことにより、液体貯蔵部側からワンタッチで押圧するのみでブリスターパックの底シール材を容易に破ることができ、簡便である。ブリスターパックの蓋材に一体成形されているから、簡単に底シール材を破壊できる。
該ブリスターパック蓋材の下部に向かった先端突出部は、底シール材を突き破り、含浸注液を吸液性シート基材に直ちに含浸できるように尖っていることが好ましい。形状は、特に限定されるものではない。さらに好ましくは、破壊具の先端部とシール部のシート間には空隙部が設けられていると、輸送時などに不意の衝撃が加わってもシール部が破られることはない。
あるいは、尖端を有する突出部にかえて、ブリスターパックのシール部に脆弱部を設けておき、押圧によって内容液を注出させることもできる。
可撓性が具備されていれば、ブリスターパックを構成する素材の種類は特に限定されるものではない。例えばポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン類、ポリエステル類、ポリアミド類、ポリウレタン類、フッ素系樹脂類など溶融成形性樹脂の中から適宜選択して使用することができる。内容物の保存安定性を向上するために、酸素吸収層、酸素遮断層などを設けた積層型の酸素バリア性素材を使用することもできる。
本発明の注液含浸包装体を図面で説明する。
図1は、本発明の注液含浸包装体16の概念斜視図、図2は本発明のブリスターパック1の断面図、図3は図1の本発明の含浸中液包装体16の使用直前のときの断面図、図4及び図5は同じく図3の別態様を示す。
本発明のブリスターパック1は、上部の硬質又は半硬質プラスチックのブリスターパック蓋材15と下部のブリスターパック底シール材12がヒートシールされ、ヒートシール部10を形成している。ブリスターパック液体貯蔵部5には含浸中液13が適宜量充填されている。ブリスターパック1の頂部の一部は凹部14があり、該蓋材15には内部空間に向けて突出部9が形成されており、使用時にブリスターパック底シール材12を破りやすいようになっている。蓋材15に設けた突出部は、ブリスターパック底シール材12を突き破るものであれば、図2や図3のようなものに限られることはない。
ブリスターパックの断面図を示す図2では、凹部14は、中央域にあるが、格別中央域の位置に限っているわけではなく、図4や図5に示すように底シール材が破れる位置にあればよい。また、底シール材12は、尖端を有する突出部9で容易に破れる軟質又は半硬質のプラスチックフィルムやアルミ箔のような金属薄膜を用いることができる。
ブリスターパック1は、図3に示すように吸液性シート基材2の上に載置されており、使用時にブリスターパック1の頂部を指で押さえることにより、底シール材12が破れて含浸中液13が該吸液性シート基材2に含浸されるようになっている。底シール材12と吸液性シート基材との間には、図4、図5に示すように金属製又はプラスチック製のメッシュ材を介在させることもできる。
上記ブリスターパック1が吸液性シート基材2に載置された状態で包装される。すなわち、硬質又は半硬質の上部包装材6の略中央部の穴4から、ブリスターパックの略上半部が突出するようにして、包装体16の下部包装材7と上部包装材6の周縁部がヒートシールされてヒートシール部11を形成し、本発明の注液含浸包装体16を構成する。
本発明の注液含浸包装体16の包装空所8は、図3に示すように実際的には極くわずかな容積しか占めていない。
上述するように、本発明の注液含浸包装体16は、ブリスターパック1が吸液性シート基材2上に接触した状態で積層されており、これが上下のプラスチックフィルム上部包装材6と下部包装材7でヒートシールされて包装された構造となっている。吸液性シート基材2は、クッション性を具備するものであり、輸送時や携行時の外力を吸収する効果を有するので、不用意にブリスターパックが破れて内容物が流出することはない。
使用時に突出部9によってブリスターパック底シール材12を破壊することにより、ブリスターパック内の含浸中液13が底シール材12の破壊部を通して流出して吸液性シート基材2にすみやかに吸収、含浸される。上述するようにブリスターパック底シール材12と吸液性シート基材との間に金属製又はプラスチック製のメッシュ材17を介在させることによって、シート基材2への浸透性を均一的に、より迅速に行うことができる。硬質又は半硬質のプラスチックフィルムで形成された上部包装材6と軟質のプラスチックフィルムで形成された下部包装材7でヒートシールされた構造となっている。上部包装材6と下部包装材7で周辺部にヒートシール部11を有する包装体16は、ブリスターパック1の蓋材15を自由動可能な程度の小さな隙間の穴4から突出して、外部に飛び出さないように保持されている。ブリスターパック1の蓋材15と穴4の間隙はわずかであるので、仮に保管中にブリスターパック1が破れて含浸注液が漏れ出たとしても、ブリスターパック1の下に位置する吸液性シート基材2の吸液能力によって該穴4を通って含浸中液13が外部に漏れ出すことはない。ブリスターパック1は吸液性シート基材2のほぼ中央部に位置する程度に配置されることにより、該シート基材に均一に拡散することができる。ブリスターパック1の液体貯蔵部5に対応する凸部形状のブリスターパック蓋材15は、上部包装体6に穴4が形成されているので、ブリスターパック1の外部への脱落を防止する。穴4の大きさは、ブリスターパック蓋材15の外周とほぼ同径かやや大きい位であり、該蓋材15と底シール材12とのシール部10の周縁鍔部の外周より小さいことが好ましい。この範囲であると、ブリスターパック1が抜け出ることはない。また、該ブリスターパック1は、上部包装材15に対して図3のように可動状態で保持されていてもよいし、固定していてもよいが、保管の安定性と言う面では可動状態の方がよい。
さらに、図4に示すように、ブリスターパック蓋材15の底エッジ部18を底シール材12に押圧して破壊することによって、内部の中液をシート基材2に含浸させる。このとき、メッシュ材17を介在させても、させなくてもよいが、シート基材2の全般に中液を含浸させる方が好適である。また、図5は、ブリスターパック蓋材15の天井部に適宜の手段で設けたエッジ19で底シール材12を破壊し、メッシュ材を介して中液をシート基材に含浸させる態様を示す。
吸液性シート基材は、注液含浸包装体16の底部に剥離可能に載置されている。注液含浸包装体の硬質又は半硬質のプラスチックフィルムから形成された上部包装材6及び軟質のプラスチックフィルムからなる下部包装材7のシール部11を剥離すれば、含浸中液が含浸された吸液性シート基材を容易に取り出せ、直ちに皮膚面などに適用できるので衣服などを汚損する虞はない。剥離を容易にするために離型性素材を積層するか離型性成分をブレンドあるいはコーティングして弱シール構造とするのがよい。
前記プラスチックフィルムは、ブリスターパックを固定する側は硬質又は半硬質のフィルムとし、シート基材の底面側は軟質フィルムの2枚から構成されることが好ましい。硬質又は半硬質のフィルムには、一体成形によって吸液性シートの収容部が形成されてなることが好ましい。このようにすると、吸液性シートが過度に圧縮されることはなく、吸液性シートの収容部が保護枠として作用して荷重が吸液性シートに直接負荷されることはない。吸液性シートのバルク厚さは、過度の圧縮を抑える目的で該収容部の深さ以下であることが好ましい。
また、前記プラスチックフィルムのヒートシール部11の一部に剥離容易部(図示せず)を形成しておくと、つかみ部を容易に視認し、容易に剥離を開始することができ、剥離操作も容易である。剥離開始部は、非接着部としたり、引張り用のタグ類、テープ類などを設けておくこともよい。
ブリスターパックと吸液性シート基材をセットして包装した注液含浸包装体は、個包装の形態で使用することもできるし、2連あるいは複数連だけ繋いだパッケージとしてもよい。該パッケージが複数連の場合は、その間にミシン目、ハーフカット線などの切り離し線を設けて切り離し可能としておくことが好ましい。サイズは特に限定されるのではなく、1回使用分に対応するサイズとすればよい。
該ブリスターパックと吸液性シート基材及びこれらを組み合わせてなる本発明の注液含浸包装体は、円形、楕円形、三角形、正方形、長方形、多角形など任意の形状に設計することができる。
吸液性シート基材は、吸液性を有するシート材であれば、特に限定されるものではないが、ブリスターパック内の外用剤を全量吸収し得る吸収能を有していればよい。該吸液性シート基材の吸液率は、好ましくは、50〜500重量%程度である。
材料の種類としては、好ましくはスポンジシートなどの発泡シート、化粧綿、化粧用コットン、消毒綿、不織布類、ガーゼ、織物、編物、紙類から選ばれる1種又は2種以上のシート材を単独で又は組み合わせて使用できる。これらは積層して使用することもできる。これらを構成する素材は特に限定されるものではなく、セルロースあるいはその誘導体、パルプ、綿、麻などの天然系素材、レーヨン、ポリアミド類、ポリエステル類、アクリル類、ポリウレタン類などの合成系素材あるいはこれらの親水化誘導体などを例示することができる。
本発明の注液含浸包装体は、種々の含浸中液と、各種吸液性シート基材の組み合わせによって、各種の用途分野に適用することができる。好ましい形態は、例えば化粧用塗布具、救急処置具、清拭具、毛染め具、パッティング具、化粧料試用見本などである。また、異なる用途に関する製品を2種類以上組み合わせてセットとすることもできる。
本発明の注液含浸包装体は、そのままの状態でも使用することができるが、必要に応じて、加飾して任意の装丁あるいは包装形態に加工することもできる。
以下、実施例によってさらに詳しく本発明を説明する。
蓋材を形成するシート材としてポリエチレン製フィルム(厚み0.4mm)を、底シール材としてアルミニウムを蒸着したポリエチレンシートを使用し、周縁の鍔部(外径35mmφ)をヒートシール(一部は弱シールとされている)して、含浸中液としてアクリノール液(1%)4mlを封入したブリスターパックを製造した。このブリスターパックの液体貯蔵部は外径25mmφ、深さ9mmの円柱状であった。
次に、半硬質フィルムとしてポリエチレンフィルム(厚み0.35mm)を基材として長方形状の収容部(62mm×72mm、深さ5.5mm)を成形し、その中央に直径26mmの穴を開けた。この穴に前記ブリスターパックを液体貯蔵部側から嵌めこんだ(周縁鍔部の外径が穴直径より大きいので、抜け出ることない)。
次いで、前記収容部に、吸液性シートとして滅菌済みの消毒綿(60mm×70mm、バルク厚み5mm)を挿入した(消毒綿とブリスターパックの周縁鍔部側が接触している)。
その後、軟質フィルムとして、ポリエチレンフィルム(厚み0.1mm、ヒートシール性低融点ポリマーがコーティングされている)を使用して開口部を覆い、周囲をヒートシール法により封止した(4隅の内、1箇所は無シール部とした。)のち、外周をカットして、本発明の注液含浸包装体(救急処置具)とした。
この製品は、輸送時や携行時にはブリスターパックは破れることはなく、長期保管にも耐えるものであった。
次に、野外で負傷したときに、この救急処置具の液体貯蔵部側を押圧すると、弱シール部が開封されて中の消毒液が速やかに消毒綿全体に行き渡った。次に、反対側の軟質フィルムを剥離開始部から引き剥がして、消毒液が含浸された消毒綿を取り出し、傷口の手当てをしたところ、極めて簡便な操作のみで含浸と取り出し操作が行え、子供であっても、自分で処置を行うことができ、操作に際して衣服を汚損することもなかった。また、用済みの製品は使い捨てすることができ便利なものであった。
蓋材を形成するシート材として、ポリエチレン製フィルム(厚み0.4mm)を、底シール材としてアルミニウムを蒸着したポリエチレンシートを使用し、周縁の鍔部(外径35mmφ)をヒートシール(一部は弱シールとされている)して、含浸中液として表1の配合処方による乳液状サンスクリーン化粧料を4ml封入したブリスターパックを製造した。このブリスターパックの液体貯蔵部は外径25mmφ、深さ9mmの円柱状であった。
次に、半硬質フィルムとしてポリエチレンフィルム(厚み0.35mm)を基材として長方形状の収容部(62mm×72mm、深さ4mm)を成形し、その中央に直径26mmの穴を開けた。この穴に前記ブリスターパックを液体貯蔵部側から嵌めこんだ(周縁鍔部の外径が穴直径より大きいので、抜け出ることはない)。
Figure 0004582644
次いで、前記収容部に、吸液性シートとしてコットン不織布の積層物(60mm×70mm、バルク厚み3mm)を挿入した(コットン不織布とブリスターパックの周縁鍔部側が接触している)。
その後、軟質フィルム(ヒートシール性低融点ポリマーがコーティングされている)として、ポリエチレンフィルム(厚み0.1mm)を使用して開口部を覆い、周囲をヒートシール法により封止した(4隅の内、1箇所は無シール部とした)後、外周をカットして、本発明の注液含浸包装体(化粧用塗布具)とした。
この化粧用塗布具は、輸送時や携行時にはブリスターパックは破れることはなく、長期保管にも耐えるものであった。
次に、夏季の旅行中、外出前に、この化粧用塗布具の液体貯蔵部側を押圧すると、弱シール部が開封されて中のサンスクリーン乳液が速やかにコットン不織布全体に行き渡った。次に、反対側の軟質フィルムを剥離開始部から引き剥がして、サンスクリーン乳液が含浸された不織布を取り出し、顔面に塗布したところ、極めて簡便な操作のみで含浸と取り出し、塗布操作が一貫して迅速に行えた。このように出先であっても、簡単に処置を行うことができ、操作に際して衣服を汚損することもなかった。また、用済みの製品は使い捨てすることができ便利なものであった。
蓋材を形成するシート材としてポリエチレン製フィルム(厚み0.4mm)を、底シール材としてアルミニウムを蒸着したポリエチレンシートを使用し、周縁の鍔部(外径35mmφ)を全周にわたって固くヒートシールしたブリスターパックを製造した。このブリスターパックには、含浸中液として見本用ファンデーションが3ml封入され、液体貯蔵部に尖端を有する突出部(底シール材方向に突出)が一体成形されている。このブリスターパックの液体貯蔵部は外径25mmφ、深さ9mmの円柱状であった。
次に、半硬質フィルムとしてポリエチレンフィルム(厚み0.35mm)を基材として長方形状の収容部(62mm×72mm、深さ5mm)を成形し、その中央に直径26mmの穴を開けた。この穴に前記ブリスターパックを液体貯蔵部側から嵌めこんだ(周縁鍔部の外径が穴直径より大きいので、抜け出ることはない)。
次いで、前記収容部に、吸液性シートとして化粧綿(60mm×70mm、バルク厚み4mm)を挿入した(化粧綿とブリスターパックの周縁鍔部側が接触している)。
その後、軟質フィルムとして、ポリエチレンフィルム(厚み0.1mm、ヒートシール性低融点ポリマーがコーティングされている)を使用して開口部を覆い、周囲をヒートシール法により封止した(4隅の内、1箇所は無シール部とした。)のち、外周をカットして、本発明の注液含浸包装体(化粧料試用見本)とした。
この製品は、輸送時や携行時にはブリスターパックは破れることはなく、長期保管にも耐えるものであった。
次に、化粧品店の店頭に、このファンデーションの使用見本を配備し、顧客の求めに応じ、使用してもらった。
液体貯蔵部側を押圧すると、突出部が蓋シール部を突き破り、内容物のオイルファンデーションが化粧綿の表面付近に行き渡った。次に反対側の軟質フィルムを剥離開始部から引き剥がして、化粧綿を取り出し、顔面に塗布してもらったところ、極めて簡便な操作のみで含浸と取り出し、塗布操作が一貫して迅速に行え、非常に好評であった。
このように店頭のような場所でスピーディに作業を完結させることができ、操作に際して手指や衣服を汚損することもなかった。また、用済みの製品は使い捨てができ便利で、化粧品店にも好評であった。
蓋材を形成するシート材としてポリエチレン製フィルム(厚み0.4mm)を、底シール材としてアルミニウムを蒸着したポリエチレンシートを使用し、周縁の鍔部(外径35mmφ)を全周にわたって固くヒートシールしたブリスターパックを製造した。このブリスターパックには、含浸中液として保湿性組成物(海綿蛋白質加水分解物0.5重量%、トリメチルグリシン0.5重量%、プロピレングリコール1.0重量%、精製水98重量%)が4ml封入され、液体貯蔵部に尖端を有する突出部(底シール材方向に突出)が一体成形されている。このブリスターパックの液体貯蔵部は外径25mmφ、深さ9mmの円柱状であった。
次に、半硬質フィルムとしてポリエチレンフィルム(厚み0.35mm)を基材として長方形状の収容部(62mm×72mm、深さ4mm)を成形し、その中央に直径26mmの穴を開けた。この穴に前記ブリスターパックを液体貯蔵部側から嵌めこんだ(周縁鍔部の外径が穴直径より大きいので、抜け出ることはない)。
次いで、前記収容部に、吸液性シートとしてセルローススポンジシート(60mm×70mm、バルク厚み4mm)を挿入した(セルローススポンジシートとブリスターパックの周縁鍔部側が接触している)。
その後、軟質フィルムとして、ポリエチレンフィルム(厚み0.1mm、ヒートシール性低融点ポリマーがコーティングされている)を使用して開口部を覆い、周囲をヒートシール法により封止した(4隅の内、1箇所は無シール部とした。)のち、外周をカットして、本発明の注液含浸包装体(清拭具)とした。
この製品は、輸送時や携行時にはブリスターパックは破れることはなく、長期保管にも耐えるものであった。
次に、赤ちゃんのあせもでただれた肌に対してこの清拭具を適用した。
液体貯蔵部側を押圧すると、突出部が蓋シール部を突き破り、内容物の組成物がセルローススポンジシート全体に行き渡った。次に反対側の軟質フィルムを剥離開始部から引き剥がして、セルローススポンジシートを取り出し、おしりをこすってもらったところ、極めて簡便な操作のみで含浸と取り出し、塗布操作が一貫して迅速に行え、非常に使い易かった。
このように赤ちゃんのケアであっても片手でスピーディに作業を完結させることができ、操作に際して衣服を汚損することもなかった。また、用済みの製品は使い捨てができ便利であった。
蓋材を形成するシート材としてポリエチレン製フィルム(厚み0.4mm)を、底シール材としてアルミニウムを蒸着したポリエチレンシートを使用し、周縁の鍔部(外径35mmφ)をヒートシール(一部は弱シールとされている)して、含浸中液として二相分離性クレンジング用洗浄料を4ml封入したブリスターパックを製造した。このブリスターパックの液体貯蔵部は外径25mmφ、深さ9mmの円柱状であった。
次に、半硬質フィルムとしてポリエチレンフィルム(厚み0.35mm)を基材として長方形状の収容部(62mm×72mm、深さ4mm)を成形し、その中央に直径26mmの穴を開けた。この穴に前記ブリスターパックを液体貯蔵部側から嵌めこんだ(周縁鍔部の外径が穴直径より大きいので、抜け出ることない)。
次いで、前記収容部に、吸液性シートとしてコットン不織布の積層物(60mm×70mm、バルク厚み3mm)を挿入した(コットン不織布とブリスターパックの周縁鍔部側が接触している)。
その後、軟質フィルム(ヒートシール性低融点ポリマーがコーティングされている)として、ポリエチレンフィルム(厚み0.1mm)を使用して開口部を覆い、周囲をヒートシール法により封止した(4隅の内、1箇所は無シール部とした。)のち、外周をカットして、本発明の注液含浸包装体(清拭具)とした。
この製品は、輸送時や携行時にはブリスターパックは破れることはなく、長期保管にも耐えるものであった。
次に、外出先においてこの清拭具の内溶液をよく振り混ぜたのち、液体貯蔵部側を押圧すると、弱シール部が開封されて中の洗浄料が速やかにコットン不織布全体に行き渡った。次に、反対側の軟質フィルムを剥離開始部から引き剥がして、洗浄料が含浸された不織布を取り出し、顔面をこすったところ、クレンジング作業も容易で、液体が相分離することもなく効果抜群であった。このように、出先であっても、簡単に処置を行うことができ、操作に際して衣服を汚損することもなかった。また、用済みの製品は使い捨てすることができ便利なものであった。
蓋材を形成するシート材としてポリエチレン製フィルム(厚み0.4mm)を、底シール材としてアルミニウムを蒸着したポリエチレンシートを使用し、周縁の鍔部(外径35mmφ)をヒートシール(一部は弱シールとされている)して、含浸中液として黒色の毛髪用染料を4ml封入したブリスターパックを製造した。このブリスターパックの液体貯蔵部は外径25mmφ、深さ9mmの円柱状であった。
次に、半硬質フィルムとしてポリエチレンフィルム(厚み0.35mm)を基材として長方形状の収容部(62mm×72mm、深さ4mm)を成形し、その中央に直径26mmの穴を開けた。この穴に前記ブリスターパックを液体貯蔵部側から嵌めこんだ(周縁鍔部の外径が穴直径より大きいので、抜け出ることない)。
次いで、前記収容部に、吸液性シートとしてコットン不織布の積層物(60mm×70mm、バルク厚み3mm)を挿入した(コットン不織布とブリスターパックの周縁鍔部側が接触している)。
その後、軟質フィルム(ヒートシール性低融点ポリマーがコーティングされている)として、ポリエチレンフィルム(厚み0.1mm)を使用して開口部を覆い、周囲をヒートシール法により封止した(4隅の内、1箇所は無シール部とした。)のち、外周をカットして、本発明の注液含浸包装体(毛染め具)とした。
この毛染め具は、輸送時や携行時にはブリスターパックは破れることはなく、長期保管にも耐えるものであった。
次に、外出前にこの毛染め具の液体貯蔵部側を押圧すると、弱シール部が開封されて中の毛髪用染料が速やかにコットン不織布全体に行き渡った。次に、反対側の軟質フィルムを剥離開始部から引き剥がして、毛髪用染料が含浸された不織布を取り出し、白髪の目立つ箇所に塗布したところ、極めて簡便な操作のみで含浸と取り出し、毛染め操作が一貫して迅速に行えた。このように、簡単に処置を行うことができ、作業に際して衣服を汚損することもなかった。また、用済みの製品は使い捨てすることができ便利なものであった。
本発明の注液含浸包装体の概念斜視図 本発明で用いるブリスターパックの断面図 本発明の注液含浸包装体の使用直前の断面図 図3の別態様 図3の別態様
符号の説明
1 ブリスターパック
2 吸液性シート基材
4 穴
5 液体貯蔵部
6 上部包装材(硬質又は半硬質のプラスチックフィルム)
7 下部包装材(軟質のプラスチックフィルム)
8 包装空所
9 ブリスターパック上部蓋材の突出部
10 ブリスターパックの上部蓋材と底シール材とのヒートシール部
11 上下の包装材のヒートシール部
12 ブリスターパック底シール材
13 含浸中液
14 ブリスターパック凹所
15 ブリスターパック蓋(硬質又は半硬質プラスチック)
16 本発明の含浸中液包装体
17 メッシュ材
18 底エッジ部
19 エッジ部
20 蓋材突出部

Claims (6)

  1. プラスチックフィルムの下部包装材7、吸液性シート基材2、ブリスターパック1及びプラスチックフィルムの上部包装材6からなる注液含浸包装体16であって、
    前記下部包装材7に前記吸液性シート基材2が載置され、その吸液性シート基材2の上に前記ブリスターパック1が載置されており、前記上部包装材6が該ブリスターパック1の略上半部を突出させる穴4と、上記吸液性シート基材2が載置された下部包装材7で該上部包装材6の開口部を覆い、その下部包装材7の周縁と接合する周縁部を備えており、上記ブリスターパック1がブリスターパック蓋部15とブリスターパック底シール材12からなり、そのブリスターパック1内に含浸中液13が封入されており、該ブリスターパック蓋部15の上部に突出部9、底エッジ部18及びエッジ部19の何れか一つのものが形成されており、上記周縁部がヒートシールによりヒートシール部11を形成されてなり、該ヒートシール部11を剥離すれば、上記吸液性シート基材2を取り出せることを特徴とする注液含浸包装体。
  2. 前記ブリスターパック底シール材12、適宜のメッシュ材17を介して前記吸液性シート基材2に載置されてなることを特徴とする請求項1に記載の注液含浸包装体。
  3. 前記ブリスターパック1が前記上部包装材6の穴4に自由動可能に保持されており、その穴4が該上部包装材6の略中央部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の注液含浸包装体。
  4. 前記含浸中液が、皮膚外用剤、洗浄料、毛髪用染料の群から選ばれたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の注液含浸包装体。
  5. 前記シート基材が、化粧綿、不織布、ガーゼ又は発泡体の群から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の注液含浸包装体。
  6. 前記注液含浸包装体が、化粧用塗布具、救急処置具、清拭具、毛染め具又は化粧料試用見本の群から選ばれるものであることを特徴とする請求項5に記載の注液含浸包装体。
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