JP4581836B2 - 液晶装置、液晶装置の駆動方法、プロジェクタ及び直視型表示装置 - Google Patents
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まず、入力画像信号の1フレーム期間を第1表示期間と第2表示期間とに分割し、液晶表示パネルが第1表示期間経過後に入力画像信号の定める透過率に到達するような強調変換信号を求める。そして、求めた強調変換信号を第1表示期間において前記液晶表示パネルに供給するとともに第2表示期間において入力画像信号を前記液晶表示パネルに供給する。(特許文献1参照)。
この方法によれば、第1表示期間において実際の到達階調輝度に誤差が生じたとしても、第2表示期間において入力画像信号をそのまま液晶表示パネルに供給することによって、前記第1表示期間で生じた誤差を補正(吸収)して、前記入力画像信号の定める透過率(目標階調輝度)に応答到達させることができる。
さらに、特許文献1には、入力画像信号の1フレーム期間内における第1、第2表示期間の割合を任意に設定した液晶装置の構成が開示されている。これにより、液晶表示パネルの光学応答特性に応じて、最適な液晶の応答性、忠実性を実現し、高画質な画像表示を得ることができる。詳細には、特許文献1の図17のように、上述した第2画像表示期間の開始タイミングに比べて第2画像表示期間の開始タイミング(入力画像信号の書込走査タイミング)を早めることで、第2画像表示期間の開始タイミングを早めない場合の表示方式に比べて、所望の階調をできるだけ高速に表示できる。
さらに、本発明によれば、1フレーム期間において、任意の画素では、正極性電位の印加時間と負極性電位の印加時間とが略等しいので1フレーム期間の間に極性の反転を行うことができる。よって、1フレームの周波数が例えば60Hzの入力信号の場合、同じく60Hzで極性の反転を行えるため、正負の極性による微妙の違いがある場合にちらつきなどの表示劣化が視認されにくく、表示の劣化を抑えることもできる。つまり、複数フレームの合計時間で極性の反転を行うと極性の反転の周波数が60Hzよりも低くなり、正負の極性による微妙の違いがある場合にちらつきなどの表示劣化が視認され易くなってしまうが、本発明の構成であれば、所望の階調をできるだけ高速に表示できるとともに、表示の影響を抑えることができる。
また、液晶装置の有する任意の画素には、第1フレーム期間において、第1表示期間で正(負)極性電位が印加されたとき、第2表示期間では正(負)極性電位が印加され、第3フレーム期間では負(正)が印加される。よって、1フレーム期間の合計時間において、複数の画素では正極性電位の印加時間と負極性電位の印加時間とが略等しくなるので、液晶に偏った電荷が溜まる影響が回避され、表示に不具合が発生しない。
また、上述したように、1フレーム期間において、任意の画素では、正極性電位の印加時間と負極性電位の印加時間とが略等しいので1フレーム期間の間に極性の反転を行うことができる。よって、1フレームの周波数が例えば60Hzの入力信号の場合、同じく60Hzで極性の反転を行えるため、正負の極性による微妙の違いがある場合にちらつきなどの表示劣化が視認されにくく、表示の劣化を抑えることもできる。
よって、液晶装置の光学応答特性を適切に補償して、所望の階調をできるだけ高速に表示できるようにするとともに、表示画像の劣化の少ない表示を実現できる。
本発明の液晶装置の駆動方法によっても、上述した本発明の液晶装置と同様の作用効果を奏することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図1〜図11を参照して説明する。
本実施の形態では、プロジェクタ(投写型表示装置)の光変調装置として用いる液晶ライトバルブ(液晶装置)の例を挙げて説明する。
図1は本実施の形態の液晶ライトバルブの概略構成図、図2は図1のH−H’線に沿う断面図である。
本実施の形態の液晶ライトバルブ1の構成は、図1及び図2に示すように、TFTアレイ基板10上に、シール材52が対向基板20の縁に沿うように設けられており、その内側に並行して額縁としての遮光膜53(周辺見切り)が設けられている。シール材52の外側の領域には、データドライバ(データ線駆動回路)201及び外部回路接続端子202がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられており、走査ドライバ(走査線駆動回路)104がこの一辺に隣接する2辺に沿って設けられている。
図3に示すように、本実施の形態における液晶ライトバルブ1の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素には各々、画素電極9と当該画素電極9をスイッチング制御するためのTFT30とが形成されており、画像信号が供給されるデータ線6a がTFT30のソース領域に電気的に接続されている。本実施の形態の液晶ライトバルブ1は、n本のデータ線6aと4m本の走査線3aとを有している(n,mはともに自然数)。データ線6aに書き込むデータ信号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数のデータ線6a同士に対して、グループ毎に供給するようにしても良い。
本実施の形態の液晶ライトバルブ1の駆動回路部60は、図4に示すように、上述のデータドライバ201、走査ドライバ104の他、コントローラ61、第1フレームメモリ62、第2フレームメモリ63の2画面分のフレームメモリ、D/Aコンバータ64を備えて構成されている。
イネーブル信号ENBを走査ドライバ104に供給する。また、コントローラ61は、生成したクロック信号CLKをデータドライバ201に供給するとともに、第1フレームメモリ62又は第2フレームメモリ63から画像信号を読み出し、読み出した画像信号をD/Aコンバータに供給する。
D/Aコンバータ64は、コントローラ61から供給された画像信号をD/A変換してデータドライバ201に供給する。なお、画像信号、垂直同期信号Vsync、水平同期信号Hsync、ドットクロック信号dotclkは、入力画像信号から抽出された情報に基づいて構成される信号であり、ここでは、入力画像信号の1フレーム期間と垂直同期信号Vsyncの周期とは略等しい。
走査ドライバ104の構成は、図5に示すように、コントローラ61からゲート出力パルスDY、クロック信号CLY、反転クロック信号CLY’がそれぞれ入力されるシフトレジスタ66と、シフトレジスタ66から出力された上記各信号が入力される4m個のAND回路67と、AND回路67の各々に接続される4m本の走査線3aを有している。AND回路67の各々には、ゲートパルス信号線と4種類のイネーブル信号(ENB1,ENB2,ENB3,ENB4)のいずれかとが接続されている。
図7は液晶ライトバルブの動作を説明するためのタイミングチャート、図8は図7中(図7の符号Aの範囲)の要部を取りだして示すタイミングチャートである。
駆動回路部60は、図7に示すように、垂直同期信号Vsyncが1回出力されると(1垂直期間中)、垂直同期信号Vsyncに同期して、ゲート出力パスルDYをシフトレジスタに3回出力する。1回目のゲート出力パスルDY1は第1表示期間における走査開始のスタートパルスであり、2回目のゲート出力パスルDY2は第2表示期間における走査開始のスタートパルスであり、3回目のゲート出力パルスDY3は第3表示期間における走査開始のスタートパルスである。そして、このゲート出力パルスDYは、1水平期間ごとに1パルスが立ち上がるクロック信号CLYに同期して走査ドライバ104のシフトレジスタ66中をシフトしていく。
以上の動作によって、DY1とDY2が走査線m本分、DY2とDY3が走査線m本分、そしてDY3と次の垂直期間におけるDY1が走査線2m本分離れた画面上の3個所に交互に出力される。つまり、ゲート出力パルスは、画面上で1:1:2(m:m:2m)の割合で離れて出力される。また、イネーブル信号ENB1、ENB2、ENB3、ENB4のパルス幅は、入力される映像信号の1水平期間の約1/3となっている。このようにゲート出力パルスDY、イネーブル信号ENB1、ENB2、ENB3、ENB4を出力することにより、液晶ライトバルブにとっての1水平期間は、入力される映像信号の約1/3となる。これにより、1フレーム期間を第1表示期間と第2表示期間と第3表示期間とに分割し、1フレーム期間中に3回の画面走査を可能としている。なお、このような走査による出力を行うために、図7、図8で示した以外の方法でもよく、コントローラ61の制御方法を変えるなど、設計の違いの範疇で適宜変更を行ってもよい。
なお、図9の縦軸は走査ドライバを構成する走査線であり、横軸は時間(単位:1水平期間)である。
例えば、図9に示すように、ある1水平期間では走査信号G4mに対応する画素に負極性電位の電圧が書き込まれる。次の1水平期間では負極性電位の電圧が書き込まれていた走査信号G2m+1に対応する画素に正極性電位の電圧が書き込まれる。次の1水平期間では正極性電位の電圧が書き込まれていた走査信号Gm+1に対応する画素に同じく正極性電位の電位が書き込まれる。次の1水平期間では、正極性電位の電圧が書き込まれていた走査信号G1に対応する画素に負極性電位の電圧が書き込まれる。このように、1水平期間毎に各々が異なるタイミングで立ち上がる複数のパルス信号を複数の走査線の一部を飛び越しつつ行われる書き込み動作が画面上を走査しながら、以降繰り返し実行される。
画面上は、図10に示すように、ある1水平期間に着目すると、例えば走査信号G3〜Gm+2(第1表示期間)及びGm+3〜G2m+2(第2表示期間)に対応する画素は正極性電位の電圧(階調信号)が印加された領域(以下、単に正極性領域という)となり、走査信号G1〜G2(第3表示期間)及びG2m+3〜G4m(第3表示期間)に対応する画素は負極性電位の電圧(階調信号)が印加された領域(以下、単に負極性領域という)となる。このように、画面内があたかも異なる極性の電圧が印加された(書き込まれた)正極性領域と負極性領域の4つの領域に分割されたような状態となる。そして、各領域は、1垂直期間で画面全体をスクロールする。ただし、正極性領域全ては、データが書き込まれる全体の領域の略1/2で、負極性領域全ては、データが書き込まれる全体の領域の略1/2となっている。また、図10に示すように、正極性電位の印加時間に対応するタイミングで立ち上がるパルス信号が供給される複数の走査信号G3〜Gm+2及びGm+3〜G2m+2が互いに隣接し、負極性電位の印加時間に対応するタイミングで立ち上がるパルス信号が供給される複数の走査信号G1〜G2及びG2m+3〜G4mが互いに隣接する。
画面上は、図10に示すように、ある1水平期間に着目すると、例えば走査線G3〜Gm+2(第1表示期間)及びGm+3〜G2m+2(第2表示期間)に対応する画素は正極性電位の電圧(階調信号)が印加される領域(以下、単に正極性領域という)となり、走査線G1〜G2(第3表示期間)及びG2m+3〜G4m(第3表示期間)に対応する画素は負極性電位の電圧(階調信号)が印加される領域(以下、単に負極性領域という)となる。このように、画面内があたかも異なる極性の電圧が印加された(書き込まれた)正極性領域と負極性領域の4つの領域に分割されたような状態となる。そして、各領域は、1垂直期間で画面全体をスクロールする。ただし、正極性領域全ては、データが書き込まれる全体の領域の略1/2で、負極性領域全ては、データが書き込まれる全体の領域の略1/2となっている。また、図10に示すように、正極性電位の印加時間に対応するタイミングで立ち上がるパルス信号が供給される複数の走査線G3〜Gm+2及びGm+3〜G2m+2が互いに隣接し、負極性電位の印加時間に対応するタイミングで立ち上がるパルス信号が供給される複数の走査線G1〜G2及びG2m+3〜G4mが互いに隣接する。
図11に示すように、入力画像信号の1フレーム期間は、第1表示期間と、第2表示期間と、第3表示期間とに3分割されている。詳細には、1フレーム期間における第1表示期間の長さは入力画像信号の1/4フレーム期間であり、第2表示期間の長さは入力画像信号の1/4フレーム期間であり、第3表示期間の長さは入力画像信号の2/4フレーム期間であり、第1表示期間と第2表示期間と第3表示期間との時間の比がおおよそ1:1:2の割合となっている。さらに、第1表示期間は、1フレーム期間の半分の時間よりも短くなっている。このように、本実施形態では、1フレーム期間中における第1表示期間の割合が少なくなっており、1フレーム期間中における第2表示期間及び第3表示期間の入力画像信号書き込みタイミング(速度)が速くなっている。
以下、本実施形態について図12を参照して説明する。
なお、液晶ライトバルブの基本構成は、上記第1実施形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図12は、画面に表示される画像を構成する複数のフレーム期間を模式的に示す図である。なお、図12では、入力画像信号の1フレーム期間と垂直同期信号Vsyncの周期とは略等しいことから、縦軸を画面のイメージ、横軸を時間とする。
図12に示すように、入力画像信号の1フレーム期間は、第1表示期間と、第2表示期間と、第3表示期間とに3分割されている。詳細には、1フレーム期間における第1表示期間の長さは入力画像信号の1/4フレーム期間であり、第2表示期間の長さは入力画像信号の2/4フレーム期間であり、第3表示期間の長さは入力画像信号の1/4フレーム期間であり、第1表示期間と第2表示期間と第3表示期間との時間の比がおおよそ1:2:1の割合となっている。さらに、第1表示期間は、1フレーム期間の半分の時間よりも短くなっている。このように、本実施形態では、1フレーム期間中における第1表示期間の割合が少なくなっており、1フレーム期間中における第2表示期間及び第3表示期間の入力画像信号書き込みタイミング(速度)が速くなっている。
以下、本実施形態について図13を参照して説明する。
本実施形態では、上記第1実施形態とは異なる回路構成とし、走査の信号の切り替えし速度(入力画像信号の書込走査タイミング)を上げることで、以下に示すフレーム期間の構成としても1フレーム期間において、任意の画素では、正極性電位の印加時間と負極性電位の印加時間とが略等しいので、本発明の趣旨を逸脱しない構成を実現することができる。なお、液晶ライトバルブの基本構成は、上記第1実施形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図13に示すように、入力画像信号の1フレーム期間は、第1表示期間と、第2表示期間と、第3表示期間とに3分割されている。詳細には、1フレーム期間における第1表示期間の長さは入力画像信号の1/4フレーム期間であり、第2表示期間の長さは入力画像信号の1/4フレーム期間であり、第3表示期間の長さは入力画像信号の2/4フレーム期間であり、第1表示期間と第2表示期間と第3表示期間との時間の比がおおよそ1:1:2の割合となっている。さらに、第1表示期間は、1フレーム期間の半分の時間よりも短くなっている。このように、本実施形態では、1フレーム期間中における第1表示期間の割合が少なくなっており、1フレーム期間中における第2表示期間及び第3表示期間の入力画像信号書き込みタイミング(速度)が速くなっている。上記第1フレーム期間に印加される正極性電位及び負極性電位パターンを1単位としたフレーム期間が繰り返し実行される。
以下、本実施形態について図14を参照して説明する。
以下に説明するように、極性市松模様や一列毎に極性の異なる駆動をしても、ある画素に注目して考えて本発明の趣旨を逸脱しなければ問題はない。なお、液晶ライトバルブの基本構成は、上記第1実施形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
次に、第2の実施の形態の変形例について説明する。
なお、液晶ライトバルブの基本構成は、上記第1実施形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
また、第1実施形態、第1実施形態の変形例1,変形例2、第2実施形態及び第2実施形態の変形例では、第1表示期間と第2表示期間と第3表示期間との時間の比がおおよそ1:1:2や1:2:1で示したが、任意の画素では、正極性電位の印加時間と負極性電位の印加時間とが略等しくなれば、この構成に限らない。例えば、その一例として、1フレーム期間を4個の表示期間に分割する場合、第1表示期間と第2表示期間と第3表示期間と第4表示期間との時間の比を1:1:1:3として、第1表示期間と第2表示期間と第3表示期間に正極性電位を印加して、第4表示期間に負極性電位を印加すればよい。
さらに、上述した第2実施形態、第2実施形態の変形例のように1つの画素に注目して、1フレーム期間の合計時間において、任意の画素では、正極性電位の印加時間と負極性電位の印加時間とが略等しくなっていれば、組み合わせはいろいろあるので、この構成に限られない。
以下、本実施形態について図16を参照して説明する。
なお、液晶ライトバルブの基本構成は、上記第1実施形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。また、以下の説明において、「強調変換信号」とは入力画像信号の定める透過率に向かって入力画像信号を供給した場合よりも速く液晶が応答するような信号であり、「調整変換信号」とは強調変換信号入力後の液晶の応答状態を調整する信号であり、「再調整変換信号」とは調整変換信号入力後の液晶の応答状態を調整する信号である。
図17は上記実施の形態の液晶ライトバルブを3個用いた、いわゆる3板式のプロジェクタの一例を示す概略構成図である。図中、符号1100は光源、1108はダイクロイックミラー、1106は反射ミラー、1122,1123,1124はリレーレンズ、100R,100G,100Bは液晶ライトバルブ、1112はクロスダイクロイックプリズム、1114は投写レンズ系を示す。
図18は上記実施形態において説明した液晶ライトバルブ(光変調装置)と基本構成が同じ液晶装置を用いた直視型表示装置(液晶プロジェクタ)の一例を示す概略構成図である。
図18に示すように、液晶装置の一方面側には、バックライト120が配設されている。バックライト120は複数の光源で構成され、例えば蛍光管、LED又は冷陰極管が用いられる。このように、本実施形態の直視型表示装置は、バックライト120からの光を変調して画像を表示する。
また、バックライト120は、導光板と導光板の側端面に配設された光源とを主体として構成することも好ましい。これにより、光源から射出された光が、導光板の側端面を介して導光板内部に入射され、導光板内部で伝搬されて導光板の上面から液晶装置側へ射出される。
Claims (10)
- 複数の画素に入力画像信号を供給して画像を表示する液晶装置であって、
前記入力画像信号の1フレーム期間が、s(sは3以上の自然数)個の表示期間に分割されるとともに、前記s個の表示期間のうち少なくとも1つの前記表示期間が他の前記表示期間と異なる長さとされ、
前記s個の表示期間のうち、一部の前記表示期間において、前記画素には正極性電位が印加され、残りの前記表示期間において、前記画素には負極性電位が印加され、
前記1フレーム期間においては、前記画素への正極性電位の印加時間の合計時間と負極性電位の印加時間の合計時間とが略等しいことを特徴とする液晶装置。 - 前記s個の表示期間が、第1表示期間と第2表示期間と第3表示期間とからなり、
前記第1フレーム期間の第1表示期間において前記画素には、正極性電位又は負極性電位が印加され、
前記第1フレーム期間の第2表示期間において前記画素には、前記第1フレーム期間の第1表示期間において前記画素に印加された極性と同じ極性の正極性電位又は負極性電位が印加され、
前記第1フレーム期間の第3表示期間において前記画素には、前記第1フレーム期間の第1表示期間において前記画素に印加された極性と異なる極性の正極性電位又は負極性電位が印加されることを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。 - 前記s個の表示期間が、第1表示期間と第2表示期間と第3表示期間とからなり、
前記第1フレーム期間の第1表示期間において前記画素には、正極性電位又は負極性電位が印加され、
前記第1フレーム期間の第2表示期間において前記画素には、前記第1フレーム期間の第1表示期間において前記画素に印加された極性と異なる極性の正極性電位又は負極性電位が印加され、
前記第1フレーム期間の第3表示期間において前記画素には、前記第1フレーム期間の第1表示期間において前記画素に印加された極性と同じ極性の正極性電位又は負極性電位が印加されることを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。 - 前記第1表示期間は、前記第1フレーム期間の半分の時間よりも短いことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の液晶装置。
- 前記第1表示期間において前記入力画像信号の定める透過率に向かって前記入力画像信号を供給した場合よりも速く液晶が応答するような強調変換信号を前記第1表示期間に供給し、
前記第2表示期間において前記強調変換信号入力後の液晶の応答状態を調整する調整変換信号を前記複数の画素に供給することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の液晶装置。 - 前記第3表示期間において前記調整変換信号入力後の液晶の応答状態を再調整する再調整変換信号を前記複数の画素に供給することを特徴とする請求項5に記載の液晶装置。
- 互いに交差する複数のデータ線と、複数の走査線とを有し、前記画素は前記データ線及び前記走査線に接続され、正極性電位と負極性電位とに極性が反転する画像信号を前記複数のデータ線の各々に供給するとともに、1水平期間毎に、各々が異なるタイミングで立ち上がる複数のパルス信号を前記複数の走査線の一部を飛び越しつつ前記複数の走査線の各々に供給することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の液晶装置。
- 複数の画素に入力画像信号を供給して画像を表示する液晶装置の駆動方法であって、
前記入力画像信号の1フレーム期間を、s(sは3以上の自然数)個の表示期間に分割するとともに、前記s個の表示期間のうち少なくとも1つの前記表示期間を他の前記表示期間と異なる長さとし、
前記s個の表示期間のうち、一部の前記表示期間において、前記画素には正極性電位を印加し、残りの前記表示期間において、前記画素には負極性電位を印加し、
前記1フレーム期間においては、前記画素への正極性電位の印加時間の合計時間と負極性電位の印加時間の合計時間とを略等しくしたことを特徴とする液晶装置の駆動方法。 - 照明装置と、前記照明装置から射出される光を変調する光変調装置とを有し、
前記光変調装置が、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の液晶装置からなることを特徴とする直視型表示装置。 - 照明装置と、前記照明装置から射出される光を変調する光変調装置と、前記光変調装置の表示画像を拡大投写する投写手段とを備え、
前記光変調装置が、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の液晶装置からなることを特徴とするプロジェクタ。
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