JP4581285B2 - 換気装置および換気システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、熱交換手段を内蔵する換気装置及びその換気装置を用いた換気システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図15は例えば特開平9−203547号公報に示された従来の熱交換手段を内蔵する換気装置を示す図であり、102はケーシング、113はこのケーシング102に蝶番によって一端を取付けられ、扉状に開閉可能な点検パネル、101はこの点検パネル113に固着された熱交換手段、106はこの熱交換手段101のフィルタ、114は天井の点検口をそれぞれ示すものである。
【0003】
上記の様に構成された従来の換気装置は、熱交換手段101によって室内外の空気の熱交換を行いながら同時給排気により換気を行うものであり、室内の状態量変動の少ない換気を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の換気装置においては、蝶番によって一端を固定した点検パネル113を扉状に下方に開放する構造としていた。このため、熱交換手段101やそのフィルタ106のメンテナンスを行うために点検パネル113を開放すると、埃等が落下することがあり、床面を汚してしまうという問題点があった。
【0005】
本発明は、上記した問題点を解消するためになされたもので、換気装置のメンテナンス性を向上させることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかる換気装置は、二方向の空気を互いに交じり合うことなく交差させる直方体形状の熱交換手段を内蔵する換気装置において、底面に開口部を有するケーシングと、このケーシングの開口部を覆い、ケーシングに着脱可能なメンテナンスパネルと、このメンテナンスパネルのケーシングの開口部に相当する位置に、一辺を当接して載置された熱交換手段であって、その上側の面にフィルタが取り付けられた熱交換手段と、メンテナンスパネルを水平状態のまま熱交換手段とともにケーシングに対して昇降可能に保持する伸縮手段とを有して構成されたものである。
【0007】
また、この発明にかかる換気装置のメンテナンスパネルには排気口と給気口とが開口し、換気装置は排気口から熱交換手段へ至る排気通風路と熱交換手段から給気口へ至る給気通風路とを仕切る風路仕切板を内蔵し、この風路仕切板は熱交換手段とともにメンテナンスパネルに載置され、伸縮手段はメンテナンスパネルを水平状態のまま熱交換手段及び風路仕切板と共にケーシングに対して昇降可能に保持して構成されたものである。
【0008】
さらに、この発明にかかる換気装置の熱交換手段とメンテナンスパネルとはいずれか一方に凸部、他方にこの凸部がはめ込まれる凹部とを有し、熱交換手段は、上下方向から前記凸部と前記凹部とをはめ込むことにより、工具を用いずにメンテナンスパネルから着脱できるようにメンテナンスパネルに載置されて構成されたものである。
【0009】
また、この発明にかかる換気装置は、メンテナンスパネルに立設され熱交換手段を囲う周壁を備え、凸部又は凹部はこの周壁内の前記メンテナンスパネル上に設けられて構成されたものである。
【0010】
また、この発明にかかる換気装置のメンテナンスパネルは伸縮手段と着脱可能に設けて構成されたものである。
【0011】
さらに、この発明にかかる換気装置は熱交換手段を介して換気を行うための送風手段を有し、送風手段はメンテナンスパネルのケーシングの開口部に相当する位置に熱交換手段と共に載置され、伸縮手段はメンテナンスパネルを水平状態のまま熱交換手段及び送風手段と共にケーシングに対して昇降可能に保持して構成されたものである。
【0012】
また、この発明にかかる換気システムは、部屋の天井に、二方向の空気を互いに交じり合うことなく交差させる直方体形状の熱交換手段を内蔵する換気装置を設置し、部屋の内部の空気と部屋の外部の空気とを熱交換をしながら換気を行うものであって、換気装置は天井に設置され底面に開口部を有するケーシングと、このケーシングの開口部を覆いケーシングに着脱可能であるとともに、部屋の内部の空気を部屋の外部へ排気するための排気口及び部屋の外部の空気を部屋に給気するための給気口を備えたメンテナンスパネルと、このメンテナンスパネルのケーシングの開口部に相当する位置に、一辺を当接して載置された熱交換手段であって、その上側の面にフィルタが取り付けられた熱交換手段と、メンテナンスパネルのケーシングの開口部に相当する位置に載置され排気口から熱交換手段へ至る排気通風路と熱交換手段から給気口へ至る給気通風路とを仕切る風路仕切板と、上記メンテナンスパネルを水平状態のまま熱交換手段及び風路仕切板ともにケーシングに対して昇降可能に保持する伸縮手段とを有して構成されたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1〜3を用いてこの発明の実施の形態1にかかる熱交換手段を内蔵する換気装置の概略構成について説明する。図1はこの発明の実施の形態1にかかる熱交換手段を内蔵する換気装置の透視図、図2は図1に示す換気装置の平常時の様子を示す斜視図、図3は図1に示す換気装置のメンテナンス時の様子を示す斜視図である。
図において1はこの発明の実施の形態1にかかる熱交換手段を内蔵する換気装置である。この換気装置は熱交換の機能を有し、換気装置の設置された部屋120(図2参照)の内部の空気とこの部屋120の外部の空気とを熱交換しながら換気を行う換気システムの一部を構成する。2は上記換気装置1のケーシングである。このケーシング2は図2に示す吊り具2kによって吊り下げられ、部屋120の天井121に設置される。また、このケーシング2は図3に示すようにその底面2mに略4角形の開口部2aを有する。3はこのケーシング2の開口部2aを覆い、上記ケーシング2に着脱可能な略四角形のメンテナンスパネルである。このメンテナンスパネル3の着脱については後述する。3aはこのメンテナンスパネル3に設けられ、部屋120の内部の空気を部屋120の外部へ排気するための排気口、3bは部屋120の外部の空気を部屋120に給気するための給気口である。また、5はメンテナンスパネル3の上記ケーシング2の開口部2aに相当する位置に載置された熱交換手段である。この熱交換手段5は開口部2aよりも小さいとともに、メンテナンスパネル3の略中央に寝かせて設置される。この熱交換手段5は詳細は省略するが多層構造で構成され、部屋120内から部屋120外に向かう空気と、部屋120外から部屋120内に向かう空気とが互いに交じり合うことなく交差し、湿度、温度等の交換を行うことができる。また10aは底面2mの開口部2a以外の部分である非開口部2cに載置された排気ファン、10bはこの排気ファンの上部に設置された給気ファンである。この給気ファン10bと排気ファン10aは熱交換手段5の側辺の一つである第2辺5bと当接する図示しない仕切り板によって互いに仕切られて設置される。また11a及び11bはそれぞれケーシング2に開口した排気ファン10aの室外側吹出口及び給気ファン10bの室外側吸込口である。また、13は上記熱交換手段5とともにメンテナンスパネル3に載置される風路仕切板である。この風路仕切板13は一端が熱交換手段5の上記第2辺5bと対向する辺である第4辺5dに当接し、他端がメンテナンスパネル3の排気口3aと給気口3bとの間に当接する断面R形状の仕切板である。この風路仕切板13によって排気口3aから熱交換手段5へ至る排気通風路15aと熱交換手段5から給気口3bへ至る給気通風路15bとが仕切られて形成される。
【0014】
さらに、7は上記メンテナンスパネル3を上記熱交換手段5及び風路仕切板13とともに上記ケーシング2に対して昇降可能に保持する伸縮手段である。この実施の形態においては伸縮手段7には例えばリール式のものが採用されている。 図3の7aは、この伸縮手段7の一部であり、ケーシング2の側面2jにおいて、開口部2aの4隅それぞれの近傍に設けられた巻き取り機能を有するリール(図3参照)である。このリール7aは埃等の巻き込みを防止するため図示しない筐体内に収容される。また7bは各リール7aに一端を固定されるとともに巻き付けられ、他端をメンテナンスパネル3の4隅に固定されたワイヤ7bである。
【0015】
このワイヤ7bは図2に示す平常運転時にはリール7aに巻き付けられ、筐体内に収容されている。一方、図3に示すようなメンテナンス時においては、メンテナンスを行う作業員によってメンテナンスパネル3が引き下げられるのに従ってリール7aが回転し、ワイヤ7bは筐体から所望の長さまで引き出される。この際リール7aでは、巻き取り機能である図示しない螺旋状のスプリングが巻かれる。このため、作業員が作業を終了し、メンテナンスパネル3を図2に示すようにもとに戻したい場合には、このスプリングの復元力によってワイヤ7bは再びリール7aに巻き取られる。尚、ワイヤ7bの長さは熱交換手段5をケーシング2の外部まで引き出せるだけの長さがあればよいが、部屋120の図示しない床面近傍にメンテナンスパネル3が届くまでの長さであってもよい。また、リール7aにストッパの機能を持たせ、ワイヤ7bの長さの制限の下メンテナンスパネル3を任意の高さで固定し、あるいはその固定を解除することによりリール7aの巻き取り機能を始動させることとしてもよいのは言うまでもない。
【0016】
次に、熱交換手段5及び風路仕切板13とメンテナンスパネル3との関係を図4及び図5を用いて説明する。図4は図1に示す換気装置の熱交換手段、風路仕切板及びメンテナンスパネルをばらした状態を示す斜視図である。図5は図1に示す換気装置の熱交換手段、風路仕切板及びメンテナンスパネルを組み立てた状態を示す斜視図である。図において5aは熱交換手段5の側辺のうち、組み立て時にメンテナンスパネル3側に臨む辺である第1辺、5pはこの第1辺に沿って突設された凸部である第1の頂部である。また、5rは上述の第4辺5dにそって突設された凸部である第2の頂部である。さらに、5qは第1辺5aと第4辺5dとに挟まれた面の端部と、第1辺5aと第2辺5bとに挟まれた面の端部によって構成されるエッジ部である。
【0017】
一方、20はメンテナンスパネル3の周縁に沿って立設された周壁である。この周壁20は図5に示す組み立て時において、メンテナンスパネル3に載置された熱交換手段5を囲うようにして設けられる。17はこの周壁20の中に設けられた凹部である第1の溝である。この第1の溝17はメンテナンスパネル3に立設された2枚の板の間の空隙によって構成され、熱交換手段5の第1の頂部5pが組み立て時にはめ込まれる。また20aはこの第1の溝17と周壁20が交わる付近の周壁20の内壁に設けられた凹部である窪み部である。この窪み部には組み立て時熱交換手段5のエッジ部5qがはめ込まれる。
【0018】
また、13bは風路仕切板13に設けられた凹部である切り欠き部である。この切り欠き部13bは風路仕切板13の上端近傍に長手方向に沿って設けられる。この切り欠き部13bには熱交換手段5の第2の頂部5rが組み立て時にはめ込まれる。
【0019】
さらに、13aは風路仕切板13に設けられた凸部である固定部である。この固定部13aは風路仕切板13の断面R形状の面から延在する平板として形成される。一方19はメンテナンスパネル3の周壁20の中に設けられた凹部である第2の溝である。この第2の溝19はメンテナンスパネル3に立設された2枚の板の間の空隙によって構成され、風路仕切板13の固定部13aが組み立て時にはめ込まれる。
【0020】
なお、16は熱交換手段5に取り付けられるフィルタである。このフィルタ16は熱交換手段5に設けられた図示しないガイドにはめ込まれ、工具を使用せずに着脱することが可能である。
【0021】
次に、図6〜8を用いてこの発明の実施の形態1におけるメンテナンスパネル3のケーシング2の脱着の様子について説明する。図6は図1に示す換気装置のメンテナンスパネルの取外しの様子を示す斜視図である。図7は図1に示す換気装置のメンテナンスパネルがケーシングに取り付けられている状態を横から見た概念図である。図8は図1に示す換気装置のメンテナンスパネルがケーシングから取り外されている状態を横から見た概念図である。図において、30はメンテナンスパネル3の排気口3aに設けられた羽板である。この羽板30は下方から押し上げることにより、扉状に上方に向って開放可能となるようにその一端を蝶番29によって排気口3aの縁に取付けられる。31aは図7に示すようにメンテナンスパネル3において排気口3近傍の周壁20の外側に立設されたカギ状の第1の嵌合部、31bはメンテナンスパネル3において第1の嵌合部31aと対向する位置の周壁20の外側に立設された第2の嵌合部である。尚、図6では見やすいように周壁20は省略している。また、図7、図8に示す33はケーシングの側面2zに設けられ、第1の嵌合部の一端がはめ込まれるための溝33aを有する止め具である。
【0022】
次に動作について説明する。
このように構成された換気装置1においては、平常運転中は図2に示されるようにメンテナンスパネル3がケーシング2の開口部2aを塞いだ状態で固定される。この際には図7に示したように第1の嵌合部31aがケーシング2の止め具33の溝33aにはめ込まれると共に、第2の嵌合部31bの一端がパッケージ2の非開口部2cにおける開口部2aの縁に当接されることにより、メンテナンスパネル3がケーシング2に固定されている。
【0023】
一方、メンテナンス等を行う際には従業者は羽板30を上方に押し上げ、排気口3aを開放する。そして排気口3aからケーシング2の内部に手を挿入し、第1の嵌合部33aの上端に手をかけ、内側にたわませて止め具33から第1の嵌合部31aを外す。その後メンテナンスパネル3全体を図7における右下方向にずらして第2の嵌合部31bもケーシング2の非開口部2cから外す(図8参照)。
【0024】
こうしてメンテナンスパネル3がケーシング2から取外されると、メンテナンスパネル3を下に引き下げることが可能となる。メンテナンスパネル3はその4隅で伸縮手段7と固定されており、天井121とほぼ水平な状態のまま下方に引き下げることができる(図3参照)。
【0025】
こうしてメンテナンスパネル3が下方に引き下げられた後、従業者によって熱交換手段5のメンテナンスが行われる。メンテナンスにあたっては図4に示すようにメンテナンスパネル3から風路仕切板13及び熱交換手段5がドライバ、レンチ等の工具を用いることなく取外される。即ち、風路仕切板13は熱交換手段5の第2の頂部5rから切り欠き部13bが外されるとともに、メンテナンスパネル3の第2の溝19から固定部13aが引き抜かれることにより、メンテナンスパネル3から分離される。更に、熱交換手段5はメンテナンスパネル3の第1の溝17から第1の頂部5pが引き抜かれるとともに、メンテナンスパネル3の周壁20に設けられた窪み部20aからエッジ部5qが引き抜かれることにより、メンテナンスパネル3から分離される。また、フィルタ16も図示しないガイドから外されて、熱交換手段5から取り去ることができる。
【0026】
メンテナンスが終了した後はこの操作と逆の操作を行うことにより、メンテナンスパネル3を、元の位置に戻すことができる。即ち、作業者によってフィルタ16が熱交換手段5の図示しないガイドに装着されるとともに、熱交換手段5と風路仕切板13がメンテナンスパネル3上に工具を用いることなく取付けられる。その後、リール7aの巻き取り機能によってメンテナンスパネル3が上昇し、最後に嵌合部31a及び第2の嵌合部31bがそれぞれ止め具33及びケーシング2の非開口部2cに嵌合する。これにより、メンテナンスパネル3がケーシング2に固定される。
【0027】
このように構成された換気装置1では、メンテナンスパネル3と共に熱交換手段5及び風路仕切板13を伸縮手段7によって略水平に昇降させることができる。このためメンテナンスパネル3を開放しても埃等が落下することが少ない。
また、メンテナンスパネル3を略水平に昇降させることができるため、熱交換手段5等をメンテナンスパネル3に凹凸のみで嵌合させて固定でき、ネジ等により固定しなくても良い。従ってメンテナンス時においても工具を用いることなくメンテナンスパネル3から熱交換手段5等をすぐさま分離することができる。即ち、掃除、点検等が容易に行えるようになり、メンテナンス性が向上する。
【0028】
更に、この実施の形態では周壁20で熱交換手段5を囲うとともに、この周壁20の内壁に窪み部20aを設けて熱交換手段5のエッジ部5qと嵌合させることとしている。このため、メンテナンスパネル3の昇降時における熱交換手段5の安定性が増し、さらにメンテナンス性が向上する。また、メンテナンスパネル3の引き下げ時に塵等がフィルタ16等からメンテナンスパネル3の上面に落ちたとしても、周壁20があるためメンテナンスパネル3の外にその塵等が散るのを防止することができる。
【0029】
尚、この実施の形態においては熱交換手段5が第1の頂部5pや、エッジ部5qによってメンテナンスパネル3の第1の溝17、窪み部20aと嵌合し、風路仕切板13が固定部13aによってメンテナンスパネル3の第2の溝19と嵌合し、切り欠き部13bで熱交換手段5の第2の頂部5rと嵌合する場合について説明した。しかしこの発明はこれに限定するものではなく、熱交換手段5やメンテナンスパネル3及び風路仕切板13等組み合わされる部材のいずれか一方に凹部、他方にこの凹部がはめ込まれる凸部が設けられていればよい。即ち、工具を用いずに組み立てることができるものであれば何でも良い。
【0030】
また、この実施の形態ではリール7aをケーシング2側に固定し、ワイヤ7bをメンテナンスパネル3側に固定する場合について説明した。しかしこの発明はこれに限定する意ではなく、リール7aをメンテナンスパネル3側に固定し、ワイヤ7bをケーシング2側に固定しても良い。この際には、各リール7aにワイヤ7bの巻戻しを制止し、メンテナンスパネル3を所望の高さに固定するためのスイッチを設けることにより、容易にメンテナンスパネル3の高さを調節することができる。
【0031】
また、この実施の形態においては給気ファン10bと排気ファン10aは風路の構成上上下に配置されているが、本発明はこの様な配置に限定されるものではない。
【0032】
実施の形態2
図9、図10はこの発明の実施の形態2にかかる換気装置の伸縮手段の様子を示す斜視図である。
図9において7dは伸縮手段7の他の例であるロッドを用いたロッドを備えた伸縮手段である。このロッドを備えた伸縮手段は下方に行くにしたがって径が漸次小さくなる筒状の複数の部材が入れ子状に設けられて構成される。7eはロッドを備えた伸縮手段7dの一端をメンテナンスパネル3の周壁20の外側に取付ける取付け手段であるピンである。このピン7eは図8に示したようなメンテナンスパネル3のパッケージ2への取外しや取付けを考慮し、多少の回動が可能な状態で伸縮手段7dの一端を周壁20に軸着する。伸縮手段7dの他端は図示はしないがケーシング2の内側側面上方において開口部2aの四隅と対応する位置近傍に取付けられる。尚、この取付けも図8に示したようにメンテナンスパネル3の取外しや取付けを考慮し、多少の回動が可能な状態で軸着される。
また、図10に示す7gは伸縮手段7の他の例であるレールを備えた伸縮手段である。このレールを備えた伸縮手段7gは幅が異なる断面矩形状の部材が、図示しないレールによって複数入れ子状に設けられて構成される。このレールを備えた伸縮手段7gもロッドを備えた伸縮手段7d同様に取付け手段であるピン7hによって一端がメンテナンスパネル3の周壁20の外側に軸着されると共に、他端がケーシング2の内側側面上方において開口部2aの四隅と対応する位置近傍に軸着される。
【0033】
また、図11は図9に示す伸縮手段のメンテナンスパネル側への取付けの様子を示す斜視図である。図12は送風手段のメンテナンスの様子を示す図である。図において7kはピン7eの抜け落ちを防止する固定手段である。この固定手段7kは、伸縮手段7d及び周壁20を貫通させたピン7eを周壁20の内側で抜け落ちないように固定する。この固定手段7kとピン7eとは互いにレンチ等の工具等を用いることにより容易に取外しが可能なように構成される。尚、この図11に示した構成は図10に示したレールを備えた伸縮手段7gに関しても適用できる。
【0034】
この実施の形態にかかる換気装置はロッドを備えた伸縮手段7dやレールを備えた伸縮手段7gを用いるためメンテナンスパネル3を引き降ろした際の安定性が増す。また実施の形態にかかる換気装置は図11に示すように固定手段7kが工具等を用いて着脱可能に構成される。このため、図12に示すように排気ファン10aや給気ファン10bのメンテナンスを行う際には、メンテナンスパネル3を伸縮手段7dから取外し、脚立200を立てることが可能となる。このため、更に換気装置のメンテナンス性が向上する。
【0035】
また、この実施の形態ではパッケージ2に内蔵される排気ファン10a、給気ファン10b、熱交換手段5等の部品の内、メンテナンス実施の間隔短く(例えば3ヶ月、半年、又は1年以内に一度等)頻繁にメンテナンスが必要な部品についてはメンテナンスパネル3と共に昇降可能とし、メンテナンス実施の間隔がそれらの部品に比べて長い部品はケーシング2側に固定することとしている。そして、このように両者を分離して、前者はメンテナンスパネル3の昇降によりメンテナンスを行い、後者はメンテナンスパネル3を伸縮手段7dから取外してメンテナンスを行うこととしている。その結果、メンテナンスパネル3の小型化が図れるとともに、伸縮手段7d等の簡素化が図れるという効果がある。
【0036】
なお、この実施の形態で説明した事項は実施の形態1でも適用が可能である。また、この実施の形態では伸縮手段の例としてロッドを備えた伸縮手段7d、レールを備えた伸縮手段7gについて説明した。しかし、この発明はこれに限定する意ではなく、メンテナンスパネル3及びこれに載置された熱交換手段5等の重量に耐え得るとともに、メンテナンスパネル3をほぼ水平に昇降させることができるものであれば何でも良い。
【0037】
なお、この実施の形態においては実施の形態1と異なる部分について説明し、同一または相当する部分については同一の符号を付す等してその説明を省略した。
【0038】
実施の形態3
図13はこの発明の実施の形態3にかかる換気装置の平常時の様子を示す斜視図、図14は図13に示す換気装置のメンテナンス時の様子を示す斜視図である。図において2tは換気装置1の底面に相当する部分のほぼ全面に開口した開口部である。即ち、換気装置1のケーシング2は側面2j、2z等と天面2pのみで構成され、底面にあたる部分が存在しない。この底面にあたる部分が開口部2tである。また、3tはこの開口部2tを覆うメンテナンスパネルである。このメンテナンスパネル3tには熱交換手段5及び風路仕切板13に加えて、送風手段である排気ファン10aと給気ファン10bとが載置されている。尚、排気ファン10aと給気ファン10bとは開口部2tの外部に降ろすことができるように、開口部2tよりも小さい幅に構成される。また、10cは排気手段10aに設けられた連絡口であり、平常時に室外側吹出し口11aと気密を保って接続される。同様に10dは給気手段10bに設けられた連絡口であり、平常時に室外側吸込口11bと気密を保って接続される。
【0039】
この実施の形態では熱交換手段5及び風路仕切板13に加えて、排気ファン10a及び給気ファン10bもメンテナンスパネル3tに載置される。このため、伸縮手段7dによって排気ファン10a及び給気ファン10bも熱交換手段5及び風路仕切板13とともに昇降させることができ脚立200等が不要となる。このため、換気装置のメンテナンス性を向上させることができる。
【0040】
尚、この実施の形態においては上記実施の形態と異なる部分について同一の番号を付す等してその説明を省略し、異なる部分について説明した。
【0041】
【発明の効果】
この発明にかかる換気装置は、二方向の空気を互いに交じり合うことなく交差させる直方体形状の熱交換手段を内蔵する換気装置において、底面に開口部を有するケーシングと、このケーシングの開口部を覆い、ケーシングに着脱可能なメンテナンスパネルと、このメンテナンスパネルのケーシングの開口部に相当する位置に、一辺を当接して載置された熱交換手段であって、その上側の面にフィルタが取り付けられた熱交換手段と、メンテナンスパネルを水平状態のまま熱交換手段とともにケーシングに対して昇降可能に保持する伸縮手段とを有して構成されたものであり、換気装置のメンテナンス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる熱交換手段を内蔵する換気装置の透視図である。
【図2】図2は図1に示す換気装置の平常時の様子を示す斜視図である。
【図3】図1に示す換気装置のメンテナンス時の様子を示す斜視図である。
【図4】図1に示す換気装置の熱交換手段、風路仕切板及びメンテナンスパネルをばらした状態を示す斜視図である。
【図5】図1に示す換気装置の熱交換手段、風路仕切板及びメンテナンスパネルを組み立てた状態を示す斜視図である。
【図6】図1に示す換気装置のメンテナンスパネルの取外しの様子を示す斜視図である。
【図7】図1に示す換気装置のメンテナンスパネルがケーシングに取り付けられている状態を横から見た概念図である。
【図8】図1に示す換気装置のメンテナンスパネルがケーシングにから取り外されている状態を横から見た概念図である。
【図9】この発明の実施の形態2にかかる換気装置の伸縮手段の様子を示す斜視図である。
【図10】この発明の実施の形態2にかかる換気装置の伸縮手段の様子を示す斜視図である。
【図11】図9に示す伸縮手段のメンテナンスパネル側への取付けの様子を示す斜視図である。
【図12】送風手段のメンテナンスの様子を示す図である。
【図13】この発明の実施の形態3にかかる換気装置の平常時の様子を示す斜視図である。
【図14】図13に示す換気装置のメンテナンス時の様子を示す斜視図である。
【図15】特開平9−203547号公報に示された従来の熱交換手段を内蔵する換気装置を示す図である。
【符号の説明】
1 換気装置、2 ケーシング、2a 開口部、2c 非開口部、2m 底面、2j 側面、2p 天面、2t 開口部、2z 側面、3 メンテナンスパネル、3a 排気口、3b 給気口、3t メンテナンスパネル、5 熱交換手段、5a 第1辺、5b 第2辺、5d 第4辺、5p 第1の頂部、5r 第2の頂部、5q エッジ部、7 伸縮手段、7a リール、7b ワイヤ、7d 伸縮手段、7e ピン、7g 伸縮手段、7k 固定手段、10a 排気ファン、10b 給気ファン、10c 連絡口、10d 連絡口、11a 室外側吹出口、11b 室外側吸込口、13 風路仕切板、13a 固定部、13b 切り欠き部、15a 排気通風路、15b 給気通風路、16 フィルタ、17 第1の溝、19 第2の溝、20 周壁、20a 窪み部、29 蝶番、30 羽板、31a 第1の嵌合部、31b 第2の嵌合部、33 止め具、33a 溝、101 熱交換手段、102 ケーシング、106 フィルタ、113 点検パネル、114 点検口、120 部屋、121 天井

Claims (7)

  1. 二方向の空気を互いに交じり合うことなく交差させる直方体形状の熱交換手段を内蔵する換気装置において、
    底面に開口部を有するケーシングと、
    このケーシングの開口部を覆い、前記ケーシングに着脱可能なメンテナンスパネルと、
    このメンテナンスパネルの前記ケーシングの開口部に相当する位置に、一辺を当接して載置された前記熱交換手段であって、その上側の面にフィルタが取り付けられた前記熱交換手段と、
    前記メンテナンスパネルを水平状態のまま前記熱交換手段とともに前記ケーシングに対して昇降可能に保持する伸縮手段とを有することを特徴とする換気装置。
  2. メンテナンスパネルには排気口と給気口とが開口し、
    換気装置は前記排気口から熱交換手段へ至る排気通風路と前記熱交換手段から前記給気口へ至る給気通風路とを仕切る風路仕切板を内蔵し、
    この風路仕切板は前記熱交換手段とともに前記メンテナンスパネルに載置され、
    伸縮手段は前記メンテナンスパネルを水平状態のまま前記熱交換手段及び前記風路仕切板と共に前記ケーシングに対して昇降可能に保持することを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  3. 熱交換手段とメンテナンスパネルとはいずれか一方に凸部、他方にこの凸部がはめ込まれる凹部とを有し、
    前記熱交換手段は、上下方向から前記凸部と前記凹部とをはめ込むことにより、前記メンテナンスパネルに載置されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の換気装置。
  4. メンテナンスパネルに立設され熱交換手段を囲う周壁を備え、
    凸部又は凹部はこの周壁内の前記メンテナンスパネル上に設けられたことを特徴とする請求項3に記載の換気装置。
  5. メンテナンスパネルは伸縮手段と着脱可能に設けられたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の換気装置。
  6. 換気装置は熱交換手段を介して換気を行うための送風手段を有し、
    前記送風手段はメンテナンスパネルのケーシングの開口部に相当する位置に前記熱交換手段と共に載置され、
    伸縮手段は前記メンテナンスパネルを水平状態のまま前記熱交換手段及び前記送風手段と共に前記ケーシングに対して昇降可能に保持することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の換気装置。
  7. 部屋の天井に、二方向の空気を互いに交じり合うことなく交差させる直方体形状の熱交換手段を内蔵する換気装置を設置し、前記部屋の内部の空気と前記部屋の外部の空気とを熱交換をしながら換気を行う換気システムであって、
    前記換気装置は
    前記天井に設置され底面に開口部を有するケーシングと、
    このケーシングの開口部を覆い前記ケーシングに着脱可能であるとともに、前記部屋の内部の空気を前記部屋の外部へ排気するための排気口及び前記部屋の外部の空気を前記部屋に給気するための給気口を備えたメンテナンスパネルと、
    このメンテナンスパネルの前記ケーシングの開口部に相当する位置に、一辺を当接して載置された前記熱交換手段であって、その上側の面にフィルタが取り付けられた前記熱交換手段と、
    前記メンテナンスパネルの前記ケーシングの開口部に相当する位置に載置され前記排気口から熱交換手段へ至る排気通風路と前記熱交換手段から前記給気口へ至る給気通風路とを仕切る風路仕切板と、
    上記メンテナンスパネルを水平状態のまま前記熱交換手段及び前記風路仕切板ともに前記ケーシングに対して昇降可能に保持する伸縮手段とを有することを特徴とする換気システム。
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