JP4577932B2 - 生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造 - Google Patents

生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造に関し、特にはコンクリートの吸入と吐出の切換を固定板と摺動板とによって行うバルブ機構において、生コンクリートの吐出圧力等に起因する固定板のたわみや振動を防止したものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に生コンクリートをパイプを用いて送給するには圧送用ポンプを使用するのが通例である。この圧送用ポンプは、図11から図13に示すように、生コンクリートを吸入し吐出するシリンダ1,1aとそれに係合するピストン6,6aと、それらのピストンロッド8,8aの他端部に設けたピストン7,7aを係合する油圧シリンダ14,14aからなる2本のプランジャポンプP,Mを、摺動板(二穴面板)2に穿設した開口部24a,24bと接続して並列せしめる一方、固定(三穴面板)11の吐出管接続孔23を生コンクリートの吐出管5に、また、供給管接続孔22a,22bを供給管4,4aと並列接続して摺動板2と摺動可能に対面せしめ、かつ、摺動板2は油圧シリンダ10によりプランジャポンプP,Mと同期して固定板11に摺接して案内台3上を水平方向に往復運動するように構成されている。固定板11の中央部開口に接続した吐出管5に生コンクリートの圧送用配管(図示略)を連結する一方、供給管4,4aをホッパ13に連結した構成となっている。ホッパ13は洗浄水を貯留するための水タンク18から伸縮自在に油圧駆動等により延伸するアーム17に支持されている。また、固定板11は両端側部を案内台3にブラケット27を介し回動可能に支持されて摺動板2から装置前方側ヘ開くことができ、両者の接面の点検や清掃ができるように構成されている。
【0003】
この圧送用ポンプで生コンクリートを圧送するときは、固定板11は摺動板2と摺接し、かつ、その両端側部と直交方向の上辺中央部を案内台3にロックして生コンクリートの圧送圧力に対抗する構成である。そこで、図13に示すように、シリンダ1と生コンクリートの供給管4とを連通させて該シリンダ1内に生コンクリートを吸入している間に、他方のシリンダ1aを吐出管5と連通させて該シリンダ1a内に吸入した生コンクリートを押し出す。また、図14に示すように、シリンダ1aと生コンクリートの供給管4aとを連通させて該シリンダ1a内に生コンクリートを吸入している間に、他方のシリンダ1を吐出管5と連通させて該シリンダ1内に吸入した生コンクリートを押し出す。上記の操作を繰り返すことによって切換弁等の複雑な構成を要することなく、かつ、切り換え部における流路抵抗を増大させることなくホッパ13内に投入された生コンクリートを固定板11に連結された吐出管5に連続的に圧送できるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の生コンクリート圧送用ポンプの場合、固定板11にはプランジャポンプP,Mによる生コンクリート圧送時の圧力が間接的に負荷されるので、固定板11が負荷の入力方向(圧送方向)へたわむことがあり、その場合には摺動板2との間に隙間を生じ、その隙間に生コンクリートが侵入して接面を摩滅損傷させたり、外部に漏れ出るなどの不具合を生じるほか、生コンクリート圧送能力の低下を来して所期のコンクリート打設ができないなどの不都合を生じることがあった。
【0005】
摺動板2は固定板11に対面して案内台3上を水平方向に往復運動するように構成された可動構成部品であるとともに、固定板11も案内台3に上下方向へ回動可能に支持された可動構成部品であり、本来的に両者の接面は鏡面密着か若しくは若干の隙間がなければ摺動板がスムーズな往復運動をすることができないものである。固定板11と摺動板2の接面を鏡面仕上げして密着させるとしても、生コンクリートのように砂等の固い粒子の多い圧送物の場合には、鏡面が摩滅損傷してしまうので採用することができない。
【0006】
また、固定板11には生コンクリート圧送時にバックプレッシャーが負荷されることがある。これは圧送方向と反する方向への圧力が固定板11に負荷されることで、それにより固定板11が摺動板2に衝接して摺動板2が振動し又は損傷するような事態が生じることがある。このため、固定板11と摺動板2との間には緩衝作用若しくは耐圧性を持たせることが必要となる。そこで、固定板11と摺動板2との間にはシール性と緩衝性を兼ねるパッキンを介在させることが多い。パッキンは金属製のパッキン押さえ板で摺動板2及び固定板11の接面に固定される。
【0007】
そこで本発明は上記事情に鑑み、生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、請求項1記載のように、プランジャポンプを結合した摺動板が案内台に往復移動可能に配置され、この摺動板に対面して固定板が上下方向へ開閉可能かつ閉鎖してロック可能に案内台に支持されて前記プランジャポンプに対面する吐出管と供給管が結合され、かつ、前記吐出管が所要長さの生コンクリート圧送用配管と結合され、前記供給管が生コンクリートを投入するホッパと結合された生コンクリート圧送用ポンプにおいて、前記固定板の下辺中央部に突起部を設けるとともに、該突起部の左右両側に進退調節可能なストッパを設ける一方、前記案内台に前記突起部が係合する係止部と前記ストッパが当接する進退調節可能なストッパを設けた生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造を提供する。
【0009】
また、請求項2記載のように、生コンクリートを投入するホッパが連結された一対の供給管が生コンクリートの吐出管を挟んで並列接続された固定板と、該固定板に摺動可能に装備され、かつ、前記供給管と吐出管に交互に接続可能なシリンダとピストンからなる左右一対のプランジャポンプが直交して接続された摺動板と、該摺動板と上記プランジャポンプとを一体として前記固定板と平行な方向へ往復動作可能とした油圧シリンダと、前記摺動板をガイドする案内台とを具備するとともに、前記固定板の左右両端部を前記案内台にブラケットを介して軸着し、この軸着部を回動中心としてホッパとともに前記固定板を上下方向に回動させて、前記固定板を開閉可能、かつ、閉鎖して固定板の上辺中央部を前記案内台にロック可能に連結可能な生コンクリート圧送用ポンプにおいて、前記固定板の下辺中央部に突起部を設けるとともに、該突起部の左右両側に進退調節可能なストッパを設ける一方、前記案内台に前記突起部が係合する係止部と前記ストッパが当接する進退調節可能なストッパを設けた生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造を提供する。
【0011】
そして、請求項記載のように、前記突起部は一対のフックが平行して所定長さで垂下延伸し、それらの下端部前面に湾曲部を有することを特徴とするとともに、請求項記載のように、前記突起部は一対のフックが平行して所定長さで垂下延伸し、それらの下端部前面に湾曲部を有し、該湾曲部に進退調節可能に当接するストッパが前記案内台に設けられていることを特徴とする一方、請求項記載のように、前記係止部は平面視略T字形である構成を提供する。
【0012】
したがって、固定板は両側端部が案内台に回動可能に支持されるとともに、上辺中央部がロックして案内台に支持され、かつ、下辺中央部が案内台に突起部と係止部で支持されるために、四辺の全部が案内台に支持される結果、固定板と摺動板の位置関係が適正に保たれ、生コンクリート圧送用ポンプの圧送能力や耐久性を高く維持できる。また、ストッパは固定板と案内台との位置関係を固定化し、バックプレッシャーに対して効果的である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明にかかる生コンクリートの圧送用ポンプにおけるバルブ機構の要部斜視図であり、図示のように、前記従来例と同様のプランジャポンプP,Mが並列して載置される取付台30の端部に案内台3が固定されている。案内台3はボックス形のバルブフレームであって、前部と後部とが開放され、内部に摺動板2が水平方向へ移動可能に従来同様に収納されている。摺動板2は案内台3の左右両側端部に固定する一対の油圧シリンダ31,31によりプランジャポンプP,Mと同期して往復移動できる。摺動板2は、図2に示すように、シリンダ1,1aとそれに係合するピストン6,6aとからなる2本のプランジャポンプP,Mを摺動板2に直交して平行に接続してある。なお、バルブ機構以外の構成は前記従来例と同じである。
【0014】
摺動板2に対面する固定板11が前記従来例と同様に案内台3に上下方向へ開閉可能に設けられ、固定板11の左右両側端部に固定するブラケット32,32と軸33,33で軸着するブラケット34,34にて案内台3に支持されている。ブラケット34,34は案内台3の下辺部に一体形成又は取付け固定してある。固定板11の上辺中央部には案内台3側へ延伸する垂直板35が溶接等にて取付け固定され、この垂直板35には長孔36が穿設されている。この長孔36に係脱するコッターピン37を一端部に有するロッド38が案内台3の上辺部に軸方向進退可能に設けられている。ロッド38は軸中心で正又は逆回転することによってコッターピン37を長孔36に向けて進退移動させることができる。
【0015】
固定板11は、図5に示すように、下辺中央部に突起部39を一体形成してあり、この突起部39は案内台3の下辺中央部に設けた係止部40と係合する。突起部39は一対のフック39a,39aを所定長さで垂下してその下端部前面に湾曲部41,41を形成してある。また、突起部39の左右両側にはストッパ42,42が設けられている。ストッパ42,42は、筒体の端部に固定したナットにボルトをねじ込む形式の構造で、ボルト頭部を突き合わせる。固定板11の中央部には吐出管5と接続する吐出管接続孔43が設けられ、この開口部43の左右両側にはホッパ13と結合する供給管4,4aを接続する供給管接続孔44,44が設けられている。
【0016】
係止部40は、図1、図4及び図8に示すように、案内台3の下辺中央部に平面視略T字形の金具を水平方向へ一体形成又は取り付けたもので、この金具の左右両側に形成された凹部40a,40aに突起部39のフック39a,39aが係合する。そして、その突起部39の湾曲部41,41に当接するストッパ45,45が係止部40に設けられる。また、係止部40の左右両側には前記ストッパ42,42と当接するストッパ46,46が案内台3の下辺部に取り付けられている。ストッパ46,46は、筒体の端部に固定したナットにボルトをねじ込む形式の構造で、ボルト頭部を突き合わせる。湾曲部41は固定板11を開くために前方へ回動するとき、突起部39がその回動の障害とならないようにしたものであり、又ストッパ45は固定板11が閉じられた際に突起部39を案内台3側へ押圧するようにしたものである。
【0017】
なお、図3及び図4において、47は摺動板2の交換自在な接面板、48は固定板11にねじ49で固定されるパッキン押さえ板であり、固定板11を摺動板2と対面させたとき、これらの間にはパッキン50が摺接する。また、51は摺動板2の一方の片面に転動可能に当接する大ローラ、52は他の片面に転動可能に当接する小ローラである。
【0018】
かかる構成によれば、前記従来例同様にアーム17を介してホッパ13を上方へ移動させ、図1及び図3に示すように、ブラケット32,34及び軸33を介して案内台3の前部開口を固定板11で閉じ、コッターピン37を長孔36に係合させて固定板11を案内台3にロックした状態で、図6から図10に示すように、突起部39は係止部40に係合して突起部39の湾曲部41にストッパ45が当接し、ストッパ42はストッパ46と当接することによって、固定板11の下辺側は案内台3に強固に固定される。なお、ストッパ42,45,46を進退調節することによって固定板11と案内台3との密接間隔を調節できる。
【0019】
そこで、先ずホッパ13内に生コンクリートを投入し、次いでプランジャポンプP,M及び摺動板2を案内台3をガイドとして固定板11に対して摺動させ、コンクリートシリンダ1の開口部と供給管4が接続された固定板11の供給管接続孔44とを連通させる。次にプランジャポンプPを駆動してピストン6を摺動板2から離反する方向へ引くと、生コンクリートがシリンダ1内に吸入される。
次に再びプランジャポンプPと摺動板2を水平方向に移動させ、コンクリートシリンダ1の開口部と生コンクリートの吐出管5が接続された吐出管接続孔43とを連通させる。
【0020】
ここでピストン6を摺動板2側へ押し出すと、シリンダ1内に吸入された生コンクリートが吐出管5内へ圧送される。この時シリンダ1aの開口部は供給管4aと連通しており、プランジャポンプMを駆動してピストン6aを摺動板2から離反する方向へ引いて、生コンクリートをシリンダ1a内に吸入している。シリンダ1内の生コンクリートが吐出管5に全て押し出されると、再びシリンダ1aの開口部と吐出管5が接続された吐出管接続孔43とを連通させ、ピストン6aを摺動板2側へ押し出して前記した吐出動作を行う。この間にシリンダ1内には供給管4から新たな生コンクリートが吸入されている。
【0021】
このようにして生コンクリートの吸入動作と吐出動作を交互にシリンダ1とシリンダ1aが行うことにより、生コンクリートの圧送が行われる。コンクリート圧送時に、固定板11は間接的な圧送圧力を受けて外側へ膨みたわもうとするが、上辺中央部、下辺中央部及び両側部を案内台3に支持固定されるとともに、突起部39の両側のストッパ42,42が案内台3のストッパ46,46と当接しているので、固定板11のたわみや振動が阻止され、適正な位置関係を保持できる。
【0022】
しかして、生コンクリート圧送後において内部洗浄等のため固定板11を開くときは、コッターピン37を長孔36から抜き、前記従来例同様にアーム17を伸長させれば、ホッパ13とともに固定板11はブラケット32,34の軸33を中心として下方へ回動することにより摺動板2は露出する。このとき、突起部39は下端部前方に湾曲部41が形成されているので、係止部40に対して固定板11の回動に支障を与えることはない。
【0023】
なお、上記においては一対のプランジャポンプP,Mを用いた例で説明したが、プランジャポンプが単一であって、摺動板(一穴面板)と固定板(二穴面板)を有する圧送用ポンプにあっても本発明を適用できることはいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造によれば、略長方形の固定板の四辺部が案内台に支持されるために、生コンクリート圧送時におけるプランジャポンプの圧力を間接的に受けて圧送方向へたわもうとするのを阻止することができ、固定板のたわみによる固定板と摺動板間の隙間が発生することはない。したがって、プランジャポンプから生コンクリートが吐出する際の圧力等に起因する固定板のたわみや振動を防止して、固定板と摺動板の位置関係を適正に保ち、生コンクリート圧送用ポンプの圧送能力や耐久性を高く維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した圧送用ポンプのバルブ機構を示す斜視図。
【図2】摺動板とそれに結合したプランジャポンプの一部破断斜視図。
【図3】図1の部分縦断側面図。
【図4】図1の部分縦断側面図。
【図5】固定板の一部省略正面図(A)、背面図(B)及び側面図(C)。
【図6】固定板の要部正面図。
【図7】固定板と摺動板の要部側面図。
【図8】図6のA−A断面図。
【図9】図6のB−B断面図。
【図10】図6のC−C断面図。
【図11】一般的な生コンクリート圧送用ポンプの概略構造を示す側面図。
【図12】図11の固定板を回動して摺動板を開いた状態を示す要部斜視図。
【図13】図11の平面図。
【図14】図13の動作説明図。
【符号の説明】
P,M…プランジャポンプ
1,1a…シリンダ
2…摺動板(二穴面板)
4,4a…供給管
5…吐出管
6,6a,7,7a…ピストン
11…固定板(三穴面板)
30…取付台
31…油圧シリンダ
32…ブラケット
33…軸
34…ブラケット
35…垂直板
36…長孔
37…コッターピン
38…ロッド
39…突起部
40…係止部
41…湾曲部
42,45,46…ストッパ
43…吐出管接続孔
44…供給管接続孔
47…接面板
48…パッキン押さえ板
49…ねじ
50…パッキン
51…大ローラ
52…小ローラ
整理番号 P3056

Claims (5)

  1. プランジャポンプを結合した摺動板が案内台に往復移動可能に配置され、この摺動板に対面して固定板が上下方向へ開閉可能かつ閉鎖してロック可能に案内台に支持されて前記プランジャポンプに対面する吐出管と供給管が結合され、かつ、前記吐出管が所要長さの生コンクリート圧送用配管と結合され、前記供給管が生コンクリートを投入するホッパと結合された生コンクリート圧送用ポンプにおいて、
    前記固定板の下辺中央部に突起部を設けるとともに、該突起部の左右両側に進退調節可能なストッパを設ける一方、前記案内台に前記突起部が係合する係止部と前記ストッパが当接する進退調節可能なストッパを設けたことを特徴とする生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造。
  2. 生コンクリートを投入するホッパが連結された一対の供給管が生コンクリートの吐出管を挟んで並列接続された固定板と、該固定板に摺動可能に装備され、かつ、前記供給管と吐出管に交互に接続可能なシリンダとピストンからなる左右一対のプランジャポンプが直交して接続された摺動板と、該摺動板と上記プランジャポンプとを一体として前記固定板と平行な方向へ往復動作可能とした油圧シリンダと、前記摺動板をガイドする案内台とを具備するとともに、前記固定板の左右両端部を前記案内台にブラケットを介して軸着し、この軸着部を回動中心としてホッパとともに前記固定板を上下方向に回動させて、前記固定板を開閉可能、かつ、閉鎖して固定板の上辺中央部を前記案内台にロック可能に連結可能な生コンクリート圧送用ポンプにおいて、
    前記固定板の下辺中央部に突起部を設けるとともに、突起部の左右両側に進退調節可能なストッパを設ける一方、前記案内台に前記突起部が係合する係止部と前記ストッパが当接する進退調節可能なストッパを設けたことを特徴とする生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造。
  3. 前記突起部は一対のフックが平行して所定長さで垂下延伸し、それらの下端部前面に湾曲部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造。
  4. 前記突起部は一対のフックが平行して所定長さで垂下延伸し、それらの下端部前面に湾曲部を有し、該湾曲部に進退調節可能に当接するストッパが前記案内台に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造。
  5. 前記係止部は平面視略T字形であることを特徴とする請求項1,2,3又は記載の生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造。
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