JP4576730B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両に搭載されたナビゲーション装置においては、運転者等の操作者が所定の入力部を操作して目的地を設定すると、該目的地、及び、現在位置検出処理部によって検出された車両の現在位置に基づいて、該現在位置から目的地までの経路が探索され、探索された経路が案内される。したがって、前記操作者は、経路案内に従って車両を走行させることができる。
【0003】
また、近年、経路案内を音声によって行うナビゲーション装置が普及している。例えば、進路を変更すべき交差点に車両が近づくにつれて、「700m先、○○交差点を右方向です。」、「300m先、右方向です。」、「まもなく右方向です。」などというように、案内情報を音声出力するようになっている。この場合、操作者は、ナビゲーション装置の表示画面に視線を移動することなく運転を続行しながら、経路案内を受けることができる。
【0004】
さらに、このように音声出力された案内情報を聞き漏らした場合に、操作者が、ナビゲーション装置本体の操作パネルやリモートコントローラに配設されたリクエストスイッチを操作すると、案内情報を再度音声出力するリクエスト機能を備えたナビゲーション装置も提供されている(特開平8−254437号公報参照)。この場合、最初に音声出力した時点と再度音声出力した時点との間に、車両が移動して現在位置が変化するので、現時位置の変化に合わせて、すなわち、車両の進行状況に対応させて案内情報の内容を修正するようになっている。例えば、最初に音声出力された案内情報が「700m先、○○交差点を右方向です。」であり、リクエスト機能によって再度音声出力されるまでに車両が100m進行した場合、再度音声出力された案内情報は「600m先、○○交差点を右方向です。」となる。
【0005】
これにより、操作者は、視線を移動させることなく運転を続行しながら、交差点等における進路変更情報を得ることができる。
【0006】
また、案内情報を聞き漏らしても、リクエスト機能によって、車両の進行状況に対応させて適切に修正された案内情報が再度音声出力されるので、進路変更情報を確実に得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のナビゲーション装置において、リクエスト機能は、進路変更情報のような車両の運行にとって重要である重要情報のために備えられている。
【0008】
ところが、近年、ナビゲーション装置においては、重要情報以外にも、渋滞情報、交通規制情報等のVICS情報、現在位置に最寄りの商店、レストラン等に関する施設情報など車両の運行にとってそれほど重要でない割込情報の案内情報も音声出力されるようになっている。そして、前記割込情報の案内情報を聞き漏らすことがあっても、一般的に、前記リクエスト機能が割込情報に対応していないので、前記割込情報は再度音声出力されることがない。
【0009】
そこで、前記リクエスト機能を割込情報に対応させようとすると、個々の割込情報に対応してリクエストスイッチを配設する必要がある。すなわち、従来からの重要情報に対応したリクエストスイッチに加えて、VICS情報に対応したリクエストスイッチ、施設情報に対応したリクエストスイッチ等を配設することが必要となる。
【0010】
しかし、リクエストスイッチの数が増えると、それぞれのリクエストスイッチを識別することが困難となり、操作者は煩わしく感じてしまう。また、多数のリクエストスイッチが、ナビゲーション装置本体の操作パネルやリモートコントローラの面積を占有してしまい、前記ナビゲーション装置本体の操作パネルやリモートコントローラが大型化したり、操作性が低下したりしてしまう。
【0011】
本発明は、前記従来のナビゲーション装置の問題点を解決して、単一のリクエストスイッチで重要情報と割込情報とに対応させるとともに、所定の条件下では、重要情報を優先し、割込情報に対するリクエスト機能をキャンセルするようにして、操作者は、単一のリクエストスイッチを操作するだけで、重要情報及び割込情報の案内情報を再度音声出力させることができるナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のナビゲーション装置においては、車両位置が案内点から所定の距離内に接近したか否かを判定する案内点判定手段と、案内情報として、前記案内点に関する情報である重要情報、又は、渋滞情報、交通規制情報若しくは登録施設に関する情報である割込情報を音声出力させる音声出力制御手段と、該音声出力制御手段によって音声出力された前記案内情報をメモリに格納する格納手段と、前記案内情報を再度音声出力するためのリクエストを入力する入力手段と、該入力手段から前記リクエストが入力されると、前記案内点判定手段の判定に応じて前記メモリに格納された前記重要情報又は割込情報を選択して再度音声出力させるリクエスト機能制御手段とを有する。
【0013】
本発明の他のナビゲーション装置においては、さらに、前記案内点判定手段が前記案内点から所定の距離内に車両位置が接近していないと判定したとき、前記リクエスト機能制御手段は前記メモリに格納された割込情報を選択して再度音声出力させる。
【0014】
本発明の更に他のナビゲーション装置においては、さらに、前記案内点判定手段が前記案内点から所定の距離内に車両位置が接近したと判定したとき、前記リクエスト機能制御手段は前記メモリに格納された重要情報を選択して再度音声出力させる。
本発明の更に他のナビゲーション装置においては、さらに、前記案内点判定手段が前記案内点から所定の距離内に車両位置が接近したと判定したとき、前記リクエスト機能制御手段は、前記リクエストが所定の条件を満たすか否かを判断し、前記リクエストが所定の条件を満たすときには前記割込情報を再度音声出力させ、満たさないときには前記重要情報を再度音声出力させる。
【0015】
本発明の更に他のナビゲーション装置においては、さらに、前記所定の条件は、前記割込情報が音声出力されてから一定時間内に前記リクエストがなされたこと、又は、前記割込情報が音声出力されてからの前記車両位置の進行が一定距離内に前記リクエストがなされたことである。
【0016】
本発明のナビゲーションプログラムにおいては、ナビゲーションのためにコンピュータを、車両位置が案内点から所定の距離内に接近したか否かを判定する案内点判定手段、案内情報として、前記案内点に関する情報である重要情報、又は、渋滞情報、交通規制情報若しくは登録施設に関する情報である割込情報を音声出力させる音声出力制御手段、該音声出力制御手段によって音声出力された前記案内情報をメモリに格納する格納手段、前記案内情報を再度音声出力するためのリクエストが入力されると、前記案内点判定手段の判定に応じて前記メモリに格納された前記重要情報又は割込情報を選択して再度音声出力させるリクエスト機能制御手段として機能させる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
図2は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の概念図、図3は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の機能を示す図である。
【0019】
図において、14はコンピュータとしてのナビゲーション装置であり、該ナビゲーション装置14は、現在位置を検出する現在位置検出処理部15、道路データ等が記録された記録媒体としてのデータ記録部16、入力された情報に基づいて、ナビゲーション処理等の各種の演算処理を行うナビゲーション処理部17、入力部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38を有し、前記ナビゲーション処理部17に車速センサ41が接続される。
【0020】
そして、前記現在位置検出処理部15は、GPS(Global Positioning system)21、地磁気センサ22、距離センサ23、ステアリングセンサ24、ビーコンセンサ25、ジャイロセンサ26、図示されない高度計等から成る。
【0021】
前記GPS21は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することによって地球上における現在位置を検出し、前記地磁気センサ22は、地磁気を測定することによって車両が向いている方位を検出し、前記距離センサ23は、道路上の所定の位置間の距離等を検出する。距離センサ23としては、例えば、図示されない車輪の回転数を測定し、該回転数に基づいて距離を検出するもの、加速度を測定し、該加速度を2回積分して距離を検出するもの等を使用することができる。
【0022】
また、前記ステアリングセンサ24は、舵(だ)角を検出し、ステアリングセンサ24としては、例えば、図示されないステアリングホイールの回転部に取り付けられた光学的な回転センサ、回転抵抗センサ、車輪に取り付けられた角度センサ等が使用される。
【0023】
そして、前記ビーコンセンサ25は、道路に沿って配設されたビーコンからの位置情報を受信して現在位置を検出する。前記ジャイロセンサ26は、車両の回転角速度、すなわち、旋回角を検出し、ジャイロセンサ26としては、例えば、ガスレートジャイロ、振動ジャイロ等が使用される。そして、前記ジャイロセンサ26によって検出された旋回角を積分することによって、車両が向いている方位を検出することができる。
【0024】
なお、前記GPS21及びビーコンセンサ25は、それぞれ単独で現在位置を検出することができる。そして、距離センサ23によって検出された距離と、地磁気センサ22及びジャイロセンサ26によって検出された方位とを組み合わせることによって現在位置を検出することもできる。また、距離センサ23によって検出された距離と、ステアリングセンサ24によって検出された舵角とを組み合わせることによって現在位置を検出することもできる。
【0025】
前記データ記録部16は、地図データファイル、交差点データファイル、ノードデータファイル、道路データファイル、写真データファイル、及び各地域のホテル、ガソリンスタンド、観光地案内等の施設の情報が記録された施設情報データファイルから成るデータベースを備える。そして、前記各データ記録部16には、経路を探索するためのデータの他、前記表示部35の画面に、探索された経路に沿って案内図を表示したり、交差点又は経路における特徴的な写真、コマ図等を表示したり、次の交差点までの距離、次の交差点における進行方向等を表示したり、他の案内情報を表示したりするための各種のデータが記録される。なお、前記データ記録部16には、所定の情報を音声出力部37によって出力するための各種のデータも記録される。
【0026】
ところで、前記交差点データファイルには各交差点に関する交差点データが、ノードデータファイルにはノード点に関するノードデータが、道路データファイルには道路に関する道路データがそれぞれ記録され、前記交差点データ、ノードデータ及び道路データによって道路状況が表される。なお、前記ノードデータは、前記地図データファイルに記録された地図データにおける少なくとも道路の位置及び形状を構成するものであり、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等を含む)、ノード点、及び各ノード点間を連結するリンクを示すデータから成る。また、前記ノード点は、少なくとも道路の屈曲点の位置を示す。
【0027】
そして、前記道路データによって、道路自体については、幅員、勾(こう)配、カント、バンク、路面の状態、道路の車線数、車線数の減少する地点、幅員の狭くなる地点等が、コーナについては、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口等が、道路属性については、踏切、高速道路出口ランプウェイ、高速道路の料金所、降坂路、登坂路、道路種別(国道、一般道、高速道等)等がそれぞれ構成される。
【0028】
また、前記ナビゲーション処理部17は、ナビゲーション装置14の全体の制御を行うCPU31、該CPU31が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるRAM32、及び、制御プログラムの他、目的地までの経路の探索、経路中の走行案内、特定区間の決定等を行うための各種のプログラムが記録された記録媒体としてのROM33から成るとともに、前記ナビゲーション処理部17に、前記入力部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38が接続される。
【0029】
ここで、前記プログラムには、ナビゲーションのためにコンピュータを、車両位置が案内点に近づいたことを判定する案内点判定手段、案内情報を音声出力させる音声出力制御手段、及び、前記車両位置が前記案内点に近づいた時、操作者からのリクエストがあると前記案内情報の中の重要情報を割込情報に優先させて再度音声出力させるリクエスト機能制御手段として機能させるナビゲーションプログラムも含まれる。また、該ナビゲーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、半導体メモリだけでなく、磁気テープ、磁気ディスク、フロッピーディスク、磁気ドラム、CD−ROM、MD、DVD−ROM、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等あらゆる形態の記録媒体を含むものである。
【0030】
なお、前記データ記録部16及びROM33は、図示されない磁気コア、半導体メモリ等によって構成される。また、前記データ記録部16及びROM33として、磁気テープ、磁気ディスク、フロッピーディスク、磁気ドラム、CD−ROM、MD、DVD−ROM、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等の各種の記憶媒体を使用することもできる。該記憶媒体は、ナビゲーション装置14にあらかじめ据付られたものであってもよく、運転者等によって適宜交換可能なものであってもよい。
【0031】
本実施の形態においては、前記ROM33に各種のプログラムが記録され、前記データ記録部16に各種のデータが記録されるようになっているが、プログラム及びデータを同じ外部記憶媒体に記録することもできる。この場合、例えば、前記ナビゲーション処理部17に図示されないフラッシュメモリを配設し、前記外部記憶媒体から前記プログラム及びデータを読み出してフラッシュメモリに書き込むこともできる。したがって、外部記憶媒体を交換することによって前記プログラム及びデータを更新することができる。また、図示されない自動変速機制御装置の制御プログラム等も前記外部記憶媒体に記録することができる。このように、各種の記録媒体に記録されたプログラムを起動し、データに基づいて各種の処理を行うことができる。なお、前記外部記憶媒体は、磁気テープ、磁気ディスク、フロッピーディスク、磁気ドラム、CD−ROM、MD、DVD−ROM、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等いかなる種類のものであってもよい。
【0032】
さらに、前記通信部38は、FM送信装置、電話回線等との間で各種のデータの送受信を行うためのものであり、例えば、図示されない情報センサ等によって受信した渋滞、交通事故等の道路情報、GPS21の検出誤差を検出するD−GPS情報等の各種のデータを受信する。なお、本発明の機能を実現するためのプログラム及びデータの少なくとも一部を前記通信部38によって受信し、フラッシュメモリ等に記録することもできる。
【0033】
そして、前記表示部35には、操作案内、操作メニュー、操作キーの案内、現在位置から目的地までの経路、該経路に沿った案内情報等が表示される。前記表示部35としては、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、フロントガラスにホログラムを投影するホログラム装置等を使用することができる。
【0034】
また、音声入力部36は、図示されないマイクロホン等によって構成され、音声によって必要な情報を入力することができる。さらに、音声出力部37は、図示されない音声合成装置及びスピーカを備え、音情報、例えば、音声合成装置によって合成された音声から成る案内情報、変速情報等をスピーカ、イヤホン、ヘッドホン等から出力し、操作者に知らせる。なお、音声合成装置によって合成された音声のほかに、各種の音、あらかじめテープ、メモリ等に録音された各種の案内情報をスピーカから出力することもできる。
【0035】
本実施の形態において、音声出力部37は、交差点、インターチェンジ、道路分岐点、高速道路出入口、踏切、料金所、急カーブ等のように車両の進路を変更したり走行車線を変更したりする案内を行う必要のある地点、すなわち、案内点の手前で、進路変更や車線変更に関する案内情報を音声出力する。例えば、進路を変更すべき交差点に車両が近づくにつれて、「700m先、○○交差点を右方向です。」、「300m先、右方向です。」、「まもなく右方向です。」というように、案内情報を音声出力する。
【0036】
また、前記音声出力部37は、進路変更や車線変更に関する案内情報のような車両の運行にとって重要な情報、すなわち、重要情報だけでなく、渋滞情報、交通規制情報等のVICS情報、現在位置から最寄りの商店、レストラン等に関する施設情報など車両の運行にとってそれほど重要でない案内情報、すなわち、割込情報も音声出力する。
【0037】
そして、前記入力部34は、走行開始時の位置を修正したり、目的地を入力したりするためのものであり、表示部35の画面に画像で表示された操作キー、操作メニュー等の操作スイッチから成る。したがって、操作スイッチを押す(タッチする)ことにより、入力を行うことができる。なお、入力部34として、表示部35と別に配設されたキーボード、マウス、バーコードリーダ、ライトペン等を使用することもできる。さらに、前記入力部34として、電波や赤外線等によって、離れた場所から操作することが可能な遠隔操作用のリモートコントローラ等を使用することが望ましい。
【0038】
また、前記入力部34は、リクエストスイッチを備える。前記音声出力部37から音声出力された案内情報を聞き漏らした場合に、操作者が前記リクエストスイッチを操作すると案内情報を再度音声出力するようになっている。なお、前記リクエストスイッチは、ナビゲーション装置本体やリモートコントローラに配設されるが、通常のボタンスイッチであってもよいし、タッチパネル式のスイッチであってもよいし、音声入力式のスイッチであってもよい。
【0039】
本実施の形態において、ナビゲーション装置14は、機能の観点から、車両が前記案内点に接近したことを判定する案内点判定手段27、リクエストスイッチが操作されると、すなわち、リクエストがあると案内情報を再度音声出力させるリクエスト機能制御手段28、音声出力された案内情報を一時的に格納しておくリクエスト用バッファメモリ42、及び、音声出力部37の動作を制御する音声出力制御手段29を有する。
【0040】
そして、前記リクエスト機能制御手段28は、操作者が音声出力された案内情報を聞き漏らした場合に前記リクエストスイッチを操作して案内情報を再度音声出力させるリクエスト機能を制御する。音声出力部37によって音声出力された案内情報は、リクエスト用バッファメモリ42に格納され、リクエストがあった場合、該リクエスト用バッファメモリ42から読み出されて、音声出力部37によって再度音声出力されるようになっている。
【0041】
ここで、前記リクエスト機能制御手段28は、案内情報が割込情報である場合、案内点判定手段27が車両が案内点に接近していないと判定した時は、リクエストがあると割込情報を再度音声出力させるように音声出力制御手段29に指令を出すが、車両が案内点に接近していると判定した時は、リクエストが所定の条件を満たしていなければ割込情報を再度音声出力させないように音声出力制御手段29に指令を出す。
【0042】
なお、リクエスト機能制御手段28は、リクエスト機能に基づき、案内情報を再度音声出力させる場合は、最初に音声出力した時点と再度音声出力した時点との間に、車両が移動して現在位置が変化するので、車両の進行状況に対応させて案内情報の内容を修正するようになっている。例えば、最初に音声出力された案内情報が「700m先、○○交差点を右方向です。」であり、リクエスト機能により再度音声出力されるまでに車両が100m進行した場合、再度音声出力された案内情報は「600m先、○○交差点を右方向です。」となる。
【0043】
また、前記音声出力制御手段29は、案内点判定手段27、リクエスト機能制御手段28等の指令やあらかじめ設定された条件に基づいて、案内情報を音声出力するように、前記音声出力部37を制御する。
【0044】
ここで、ナビゲーション装置14においては、商店、レストラン、駐車場、名所旧跡、ガソリンスタンド、娯楽施設、公共施設等があらかじめ登録施設として登録されている。この場合、該登録施設の地図上の位置や該登録施設についての情報(名称、特徴等)が前記データ記録部16又はROM33等の記憶手段に格納される。なお、前記登録施設は、操作者が適宜登録することができることが望ましく、登録施設についての情報も、例えば、音楽、画像、音声等いかなる内容のものであっても格納することができることが望ましい。
【0045】
そして、車両が前記登録施設の所定の距離内に近づくと、音声出力制御手段29は、音声出力部37に登録施設の情報を音声出力させる。また、ナビゲーション装置14がVICSに対応している場合、音声出力制御手段29は、音声出力部37に渋滞情報、交通規制情報等のVICS情報を音声出力させる。
【0046】
また、案内点判定手段27が、車両が案内点から所定の距離内に接近したと判定した時、案内点音声出力制御手段29は、音声出力部37に、前述されたような案内情報を音声出力させる。
【0047】
次に、前記構成のナビゲーション装置14の動作について説明する。
【0048】
図1は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の動作の1例を示す図、図4は本発明の実施の形態において案内情報をリクエストに応じて再度音声出力する方法を説明する第1のフローチャート、図5は本発明の実施の形態において案内情報をリクエストに応じて再度音声出力する方法を説明する第2のフローチャートである。
【0049】
まず、CPU31(図2)の図示されないナビ初期化処理手段は、ナビ初期化処理を行い、ROM33に記録された各種のプログラムを初期化する。
【0050】
続いて、車両の運転者、乗客等の操作者が入力部を操作して、図示されない目的地設定用の操作メニューを押すと、CPU31の図示されない目的地設定処理手段は、目的地設定処理を行い、操作者に入力部34の操作を指示する。操作者が指示に従って所定の入力を行うと、目的地設定処理手段は、目的地入力画面に目的地の入力欄を表示する。
【0051】
次に、操作者が入力部34を操作し、前記入力欄に目的地を入力すると、前記目的地設定処理手段は、目的地を設定する。続いて、CPU31の図示されない経路探索処理手段は、経路探索処理を行い、現在位置から目的地までの経路を探索する。この場合、有料道路を優先するか、一般道を優先するか等の経路探索条件を選択することができるようになっていて、操作者が入力部34を操作することによって前記経路探索条件を選択すると、前記経路探索処理手段は、経路探索条件に従って経路を探索する。
【0052】
次に、前記目的地設定処理手段は、案内の順序に従って、現在案内すべき経路を決定する。すると、CPU31の図示されない表示制御手段が、決定された経路に従って、表示部35の表示画面の設定処理を行う。これにより、経路の案内情報が表示画面上に表示される。
【0053】
また、前記経路の案内情報や登録施設の案内情報等の各種の案内情報が音声出力部37によって音声出力される。これにより、操作者は、視線を移動させることなく運転を続行しながら、各種情報を得ることができる。
【0054】
まず、図1に示されるように、車両位置51が、区間A内に位置している場合について説明する。ここで、区間Aは、案内点52(ここでは、車両が進路変更する交差点)から所定の距離(例えば、700m)以上離れた区間であり、案内点判定手段27が車両が案内点に接近していないと判定する区間である。一方、区間Bは、案内点52から所定の距離以内の区間であり、案内点判定手段27が車両が案内点に接近していると判定する区間である。ここで、所定の距離を固定(例えば、700m)したが、車両の速度に応じてこの距離を変更してもよい。例えば、車両の速度が高い時にはこの距離を長くし、低い時にはこの距離を短くすることができる。また、前記区間Aを、距離ではなく、案内点に車両が到達するまでの時間に基づいて設定してもよい。
【0055】
ここで、車両の現在位置である車両位置51が経路55上を移動している途中において、通信部38を介して前記経路55におけるVICS情報(渋滞区間54に関する情報)を受信したとする。すると、音声出力制御手段29は、音声出力部37にVICS情報に基づく案内情報を音声出力させる。例えば、「2km先に渋滞区間があります。渋滞の長さは200mです。」というように、案内情報が音声出力される。この音声出力された案内情報は、リクエスト用バッファメモリ42に格納される。なお、前記案内情報の種類、前記案内情報を出力した時点の車両位置51等も格納される。
【0056】
また、前記VICS情報を受信しない場合、車両位置51が第1の登録施設53から所定の距離内に入ると、音声出力制御手段29は、音声出力部37に登録施設に関する案内情報を音声出力させる。例えば、「右前方200m先に、駐車場があります。」というように、案内情報が音声出力される。この音声出力された案内情報も、前記案内情報を出力した時点の車両位置51とともにリクエスト用バッファメモリ42に格納される。
【0057】
そして、操作者が前記VICS情報又は登録施設に関する案内情報、すなわち、割込情報の一部又は全部を聞き漏らした場合、入力部34のリクエストスイッチを操作すると、リクエスト機能制御手段28はリクエスト有りと判断する。また、リクエストのあった案内情報が割込情報なので、前記リクエスト機能制御手段28は案内点判定手段27の判定を参照する。この場合、車両位置51が区間A内にあるので、前記案内点判定手段27は車両が案内点に接近していないと判定する。
【0058】
そのため、リクエスト機能制御手段28は、音声出力制御手段29に指令し、音声出力された案内情報をリクエスト用バッファメモリ42から読み出して、前記案内情報を再度音声出力させる。なお、最初に音声出力した時点と再度音声出力した時点との間に、車両位置51が移動して変化しているので、リクエスト機能制御手段28は、前記車両位置51の進行状況に対応させて案内情報の内容を修正する。
【0059】
なお、前記リクエスト用バッファメモリ42に格納された割込情報は、前回出力された時点から所定時間経過後、又は、車両位置51が登録施設や渋滞区間から所定距離以上遠ざかった場合は、消去されることが望ましい。前記割込情報がリクエスト用バッファメモリ42に長時間格納されたままであると、例えば、車両位置51が第1の登録施設53を通り過ぎてしまった後にリクエストがあった場合に、該第1の登録施設53に関する案内情報が再度音声出力されるので操作者が混乱してしまう。
【0060】
このように、リクエスト用バッファメモリ42に格納された割込情報を前回出力された時点から所定時間経過後、又は、車両位置51が登録施設や渋滞区間から所定距離以上遠ざかった場合に消去することによって、古くなり不要となった割込情報が音声出力されることがなく、操作者が混乱することを防止することができる。
【0061】
次に、車両位置51が、案内点52から所定の距離以内の区間である区間B内に位置している場合について説明する。
【0062】
この場合、車両位置51が区間Bに入った時点で、案内点判定手段27が車両が案内点52に接近していると判定して、音声出力制御手段29に指令を出し、案内点52に関する案内情報を、例えば、「700m先、○○交差点を右方向です。」というように音声出力させる。なお、前記案内点52に関する情報は、車両位置51の進行状況に対応させて、例えば、「300m先、右方向です。」、「まもなく右方向です。」というように出力される。この音声出力された案内点52に関する情報は、リクエスト用バッファメモリ42に格納される。
【0063】
そして、操作者が前記案内点52に関する案内情報の一部又は全部を聞き漏らしてしまった場合、入力部34のリクエストスイッチを操作すると、リクエスト機能制御手段28はリクエスト有りと判断する。また、リクエストのあった案内情報が重要情報なので、前記リクエスト機能制御手段28は案内点判定手段27の判定を参照することなく、音声出力制御手段29に指令を出して、音声出力された案内点52に関する案内情報をリクエスト用バッファメモリ42から読み出し、再度音声出力させる。なお、最初に音声出力した時点と再度音声出力した時点との間に、車両位置51が移動して変化しているので、リクエスト機能制御手段28は、前記車両位置51の進行状況に対応させて案内点52に関する案内情報の内容を修正する。
【0064】
なお、車両位置51が区間B内に位置する時に、ナビゲーション装置14が、経路55におけるVICS情報を受信すると、音声出力制御手段29は、音声出力部37にVICS情報に基づく案内情報を音声出力させる。この音声出力された案内情報は、リクエスト用バッファメモリ42に格納される。
【0065】
また、前記VICS情報を受信しない場合、車両位置51が第2の登録施設56から所定の距離内に入ると、音声出力制御手段29は、音声出力部37に登録施設に関する案内情報を音声出力させる。この音声出力された案内情報も、リクエスト用バッファメモリ42に格納される。
【0066】
そして、操作者が前記割込情報の一部又は全部を聞き漏らしてしまった場合、入力部34のリクエストスイッチを操作すると、リクエスト機能制御手段28はリクエスト有りと判断する。また、リクエストのあった案内情報が割込情報なので、前記リクエスト機能制御手段28は案内点判定手段27の判定を参照する。この場合、車両位置51が区間B内にあるので、前記案内点判定手段27は車両が案内点に接近していると判定する。
【0067】
そのため、リクエスト機能制御手段28は、前記リクエストが所定の条件を満足しているか否かを判断する。この場合、前記所定の条件とは、例えば、割込情報が音声出力されてから一定時間(例えば、5〜10秒)内にリクエストがなされたこと、割込情報が音声出力されてからの車両位置51の進行が一定距離(例えば、50m)内にリクエストがなされたこと等である。
【0068】
そして、前記リクエストが所定の条件を満たしていると判断された場合、例えば、割込情報が音声出力されてから一定時間内にリクエストがなされたと判断された場合、リクエスト機能制御手段28は、音声出力制御手段29に指令を出し、音声出力された割込情報をリクエスト用バッファメモリ42から読み出して、再度音声出力させる。なお、最初に音声出力した時点と再度音声出力した時点との間に、車両位置51が移動して変化しているので、リクエスト機能制御手段28は、前記車両位置51の進行状況に対応させて割込情報の内容を修正する。
【0069】
一方、前記リクエストが所定の条件を満たしていないと判断された場合、例えば、割込情報が音声出力されてから一定時間経過後にリクエストがなされたと判断された場合、リクエスト機能制御手段28は、重要情報である案内点52に関する案内情報を音声出力させる。この場合、一度音声出力してリクエスト用バッファメモリ42に格納されていた案内点52に関する案内情報を読み出し、車両位置51の進行状況に対応させて案内点52に関する案内情報の内容を修正して、再度音声出力させてもよいし、通常の案内点52に関する案内情報を車両位置51の進行状況に対応させて音声出力させてもよい。
【0070】
このように、本実施の形態においては、車両位置51が案内点52から所定の距離内にある時、割込情報のリクエストが所定の条件を満たす場合には、割込情報を再度音声出力させ、そうでない場合には重要情報である案内点52に関する案内情報を音声出力させる。
【0071】
したがって、単一のリクエストスイッチで重要情報と割込情報の両方を音声出力することができるとともに、車両位置51が案内点52から所定の距離内にある場合には、重要情報を優先して音声出力するので、操作者は煩わしく感じることなく、聞き漏らした情報を繰り返して聞くことができ、しかも、重要情報を聞き漏らすことがない。
【0072】
なお、本実施の形態においては、リクエストスイッチの数は1つであるが、複数であってもよい。この場合、複数のリクエストスイッチのそれぞれが複数の案内情報に対応するようにする。
【0073】
例えば、リクエストスイッチが2つである場合、第1のリクエストスイッチは、案内点に関する案内情報、VICS情報、及び、登録施設に関する案内情報に対応し、第2のリクエストスイッチは、目的地に関する案内情報、道路名に関する案内情報、出発地点からの走行距離に関する案内情報、及び、時刻に関する案内情報に対応するようにする。そして、第1のリクエストスイッチについては、案内点に関する案内情報を重要情報とし、VICS情報及び登録施設に関する案内情報を割込情報として、重要情報を優先して音声出力するようにする。また、第2のリクエストスイッチについては、目的地に関する案内情報を重要情報とし、道路名に関する案内情報、出発地点からの走行距離に関する案内情報及び時刻に関する案内情報を割込情報として、重要情報を優先して音声出力するようにする。
【0074】
このように、複数のリクエストスイッチを配設し、それぞれのリクエストスイッチが重要情報と割込情報とから成る複数の案内情報に対応し、かつ、重要情報を優先して音声出力するように設定することによって、音声出力される案内情報が多数の場合であっても、操作者は、数少ないリクエストスイッチを操作するだけで、聞き漏らした案内情報を繰り返して聞くことができ、しかも、重要情報を聞き漏らすことがない。
【0075】
次に、フローチャートについて説明する。まず、第1のフローチャートについて説明する。
ステップS1 ナビゲーション装置14は、車両位置51を検出する。
ステップS2 経路55上におけるVICS情報を受信したか否かを判断する。
受信した場合はステップS3に進み、受信しない場合はステップS5に進む。
ステップS3 割込情報としてのVICS情報に基づく案内情報を音声出力する。
ステップS4 音声出力した割込情報をリクエスト用バッファメモリ42に格納する。
ステップS5 車両位置51が登録施設53から所定の距離内に入ったか否かを判断する。入った場合はステップS6に進み、入っていない場合はステップS1に戻る。
ステップS6 割込情報としての登録施設に関する案内情報を音声出力する。
【0076】
次に、第2のフローチャートについて説明する。
ステップS7 リクエスト有りか否かを判断する。リクエスト有りの場合はステップS8に進み、リクエストがない場合はステップS7に戻る。
ステップS8 車両位置51が区間B内か否かを判定する。区間B内の場合はステップS9に進み、そうでない場合はステップS11に進む。
ステップS9 割込情報が音声出力されてから所定時間経過したか否かを判断する。経過した場合はステップS10に進み、経過していない場合はステップS12に進む。
ステップS10 重要情報としての案内点52に関する案内情報を音声出力する。
ステップS11 リクエスト用バッファメモリ42に格納された割込情報を再度音声出力する。
ステップS12 リクエスト用バッファメモリ42に格納された割込情報を再度音声出力する。
【0077】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0078】
例えば、本発明は、ナビゲーションのためにコンピュータを、車両位置が案内点に近づいたことを判定する案内点判定手段、案内情報を音声出力させる音声出力制御手段、及び、前記車両位置が前記案内点に近づいた時、操作者からのリクエストがあると前記案内情報の中の重要情報を割込情報に優先させて再度音声出力させるリクエスト機能制御手段、として機能させるナビゲーションプログラムを含むものである。
【0079】
さらに、本発明は、ナビゲーションのためにコンピュータを、車両位置が案内点に近づいたことを判定する案内点判定手段、案内情報を音声出力させる音声出力制御手段、及び、前記車両位置が前記案内点に近づいた時、操作者からのリクエストがあると前記案内情報の中の重要情報を割込情報に優先させて再度音声出力させるリクエスト機能制御手段、として機能させるナビゲーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含むものである。
【0080】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、本発明のナビゲーション装置においては、車両位置が案内点から所定の距離内に接近したか否かを判定する案内点判定手段と、案内情報として、前記案内点に関する情報である重要情報、又は、渋滞情報、交通規制情報若しくは登録施設に関する情報である割込情報を音声出力させる音声出力制御手段と、該音声出力制御手段によって音声出力された前記案内情報をメモリに格納する格納手段と、前記案内情報を再度音声出力するためのリクエストを入力する入力手段と、該入力手段から前記リクエストが入力されると、前記案内点判定手段の判定に応じて前記メモリに格納された前記重要情報又は割込情報を選択して再度音声出力させるリクエスト機能制御手段とを有する。
【0081】
この場合、リクエストスイッチで重要情報と割込情報の両方を音声出力することができるとともに、車両位置が案内点から所定の距離内にある場合には、重要情報を優先して音声出力するので、操作者は煩わしく感じることなく、聞き漏らした情報を繰り返して聞くことができ、しかも、重要情報を聞き漏らすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の動作の1例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の概念図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の機能を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態において案内情報をリクエストに応じて再度音声出力する方法を説明する第1のフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態において案内情報をリクエストに応じて再度音声出力する方法を説明する第2のフローチャートである。
【符号の説明】
14 ナビゲーション装置
27 案内点判定手段
28 リクエスト機能制御手段
51 車両位置
52 案内点

Claims (6)

  1. (a)車両位置が案内点から所定の距離内に接近したか否かを判定する案内点判定手段と、
    (b)案内情報として、前記案内点に関する情報である重要情報、又は、渋滞情報、交通規制情報若しくは登録施設に関する情報である割込情報を音声出力させる音声出力制御手段と、
    (c)該音声出力制御手段によって音声出力された前記案内情報をメモリに格納する格納手段と、
    (d)前記案内情報を再度音声出力するためのリクエストを入力する入力手段と、
    (e)該入力手段から前記リクエストが入力されると、前記案内点判定手段の判定に応じて前記メモリに格納された前記重要情報又は割込情報を選択して再度音声出力させるリクエスト機能制御手段とを有することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記案内点判定手段が前記案内点から所定の距離内に車両位置が接近していないと判定したとき、前記リクエスト機能制御手段は前記メモリに格納された割込情報を選択して再度音声出力させる請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記案内点判定手段が前記案内点から所定の距離内に車両位置が接近したと判定したとき、前記リクエスト機能制御手段は前記メモリに格納された重要情報を選択して再度音声出力させる請求項1に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記案内点判定手段が前記案内点から所定の距離内に車両位置が接近したと判定したとき、前記リクエスト機能制御手段は、前記リクエストが所定の条件を満たすか否かを判断し、前記リクエストが所定の条件を満たすときには前記割込情報を再度音声出力させ、満たさないときには前記重要情報を再度音声出力させる請求項3に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記所定の条件は、前記割込情報が音声出力されてから一定時間内に前記リクエストがなされたこと、又は、前記割込情報が音声出力されてからの前記車両位置の進行が一定距離内に前記リクエストがなされたことである請求項4に記載のナビゲーション装置。
  6. (a)ナビゲーションのためにコンピュータを、
    (b)車両位置が案内点から所定の距離内に接近したか否かを判定する案内点判定手段、
    (c)案内情報として、前記案内点に関する情報である重要情報、又は、渋滞情報、交通規制情報若しくは登録施設に関する情報である割込情報を音声出力させる音声出力制御手段、
    (d)該音声出力制御手段によって音声出力された前記案内情報をメモリに格納する格納手段、
    (e)前記案内情報を再度音声出力するためのリクエストが入力されると、前記案内点判定手段の判定に応じて前記メモリに格納された前記重要情報又は割込情報を選択して再度音声出力させるリクエスト機能制御手段として機能させるナビゲーションプログラム。
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