JP4572025B2 - ウエザストリップの取付方法 - Google Patents

ウエザストリップの取付方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両ルーフの開口部に設けられるリッドの周縁部にウエザストリップを取付ける方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両のルーフの一部に開口部を設け、この開口部にガラスよりなるリッドをスライド可能に取付け、駆動モータの作動により、該ガラスリッドを後方にスライドさせてルーフの開口部を開状態とし、ガラスリッドを前方にスライドさせてルーフの開口部を密閉状態とする装置は、一般にサンルーフ装置と称され、従来より多くの車両に装備されている。
【0003】
上記のようなサンルーフ装置において、ガラスよりなるリッドの外周端縁部には、ゴム等の弾性材よりなるウエザストリップが取付けられ、該リッドの閉状態にて該リッドの外周端縁部に取付けられたウエザストリップがルーフ開口部の周縁フランジに弾接して開口部を密閉シールするようになっている。
【0004】
上記ガラスリッドの外周端縁部へのウエザストリップの取付方法としては、例えば実開平5−80845号公報に開示されているように、ガラスの周縁部分の下面に固着されるリテーナにホルダを一体的に設け、該ホルダにウエザストリップを係合させて装着する方法、或は特開平6−191280号公報に開示されているように、ガラスリッドの外周端縁部に、ウエザストリップ嵌着用の周縁溝をもった合成樹脂フレームを形成し、該合成樹脂フレームの周縁溝にウエザストリップを嵌装取付ける方法等が従来より開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のウエザストリップ取付方法のうち、ウエザストリップをホルダに係合させて取付ける方法は、リッドの外形寸法のばらつきはウエザストリップ自体の弾性変形にて吸収することになるので、リッドの外形ばらつきが弾性変形の許容代を超えるような場合には、リッド閉状態でウエザストリップとルーフ開口部の周縁フランジとの間に隙間が生じ密閉シール性が損なわれたり、或はウエザストリップが周縁フランジに強く押し付けられ過ぎて上方に凸形状に膨出し、フラッシュサーフェイス化が損なわれることがある、という課題を有している。
【0006】
また、ガラスリッドの外周端縁部に合成樹脂フレームを形成する方法は、合成樹脂射出成形のための設備及び金型共に非常に高価である上に、車種毎に専用の金型を必要とするので、実用的には採用が非常に難しい、という課題を有している。
【0007】
本発明は、上記のような従来の課題を解決し、密閉シール性とフラッシュサーフェイス性とを満足させると共に、取付工数とコストの低減をはかり得るウエザストリップ取付方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、リッドの外周部に装着されリッド閉時のシール機能を果たすウエザストリップを、リッドの外周端面に所定の隙間dをもって対向するよう保持金具にてリッドに取付けることにより、リッドの外形寸法のばらつきを上記隙間dにて吸収できるようにした。又、上記隙間dは上面のみが開放され、それ以外の部分は逃がし弁機能部を介してのみ外部と連通する構成とし、上記隙間d内に発泡性樹脂材料を注入し、該隙間dの上面を上面密閉用治具にて密閉した状態で上記発泡性樹脂材料を発泡膨張させ、該発泡膨張が進み隙間d内が発泡性樹脂材料で埋まった後、余剰の発泡性樹脂材料は上記逃がし弁機能部より押し出され、その後隙間d内の発泡性樹脂材料の硬化をまって上記上面密閉用治具を取り外すことにより、隙間dが発泡性樹脂材料にて充填され、リッドからその外周のウエザストリップにかけて良好な平坦度のフラッシュサーフェイス面が形成された完成品を得ることができるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に付き、図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、本発明の第1の実施例を示すもので、1はガラスよりなるリッド、2は該リッド1の周縁部分の下部に装着される保持金具であり、該保持金具2の外側端部には保持フランジ21が上向きに折曲形成され、該保持フランジ21にウエザストリップ3が係合保持されるようになっている。
【0011】
ウエザストリップ3は、上記保持金具2の保持フランジ21が嵌入係合する係合溝31aを有する基部31と、該基部31の外側に円弧形状に突出する弾接部32と、前記基部31の内側下部よりリッド1の下側にまわり込む下側面部33とをもった形状にゴム等の弾性材にて一体に形成される。上記下側面部33にはリッド1の下面に弾接するリップ部34が上向きに突出形成されている。
【0012】
ウエザストリップ3は、図1(A)に示すように、基部31の係合溝31aに保持フランジ21を嵌入係合させることにより保持金具2に組付けられ、その状態で保持金具2をリッド1の周縁部分の下部に取付け、ウエザストリップ3の基部31の内側面がリッド1の外周端面の外側に隙間dをもって対向し、基部31の上面はリッド1の上面と同一面上に位置し、下側面部33のリップ部34がリッド1の下面に弾接した取付状態とする。
【0013】
このとき、ガラスよりなるリッド1の外形寸法のばらつきは、リッド1の外周端面と基部31の内側面との隙間dによって吸収することにより、ウエザストリップ3の取付状態にて弾接部32の先端位置のばらつきはなくなる。
【0014】
次に、図1(B)に示すように、リッド1の外周端面と基部31との隙間d内に、発泡性樹脂材料(加熱発泡性樹脂材料を含む)4を注入ノズル6にて適当量全周にわたり注入し、図1(C)に示すように、隙間dの上面(フラッシュサーフェイス面)を樹脂材或は金属材等よりなる上面密閉用治具5にて密閉し、発泡性樹脂材料4を発泡膨張させる。
【0015】
発泡性樹脂材料4の発泡膨張により、図1(D)のように、上記隙間d内が埋まり、更に発泡膨張が続いて隙間dの内部圧力が上昇すると、図1(E)に示すように、その圧力上昇によりリップ部34が内側へ押し開かれ、そこから余剰の発泡性樹脂材料4がリッド1の下部に押し出される。
【0016】
その後、発泡性樹脂材料4の硬化をまって上面密閉用治具5を取り外すことにより、図1(F)に示すように、隙間dが発泡性樹脂材料4にて充填された完成品を得ることができる。
【0017】
上記において、リップ部34のリッド下面への弾接部は、隙間dの内部圧力が所定値を超えたとき押し開かれて余剰の発泡性樹脂材料4を逃がす謂わば逃がし弁(圧力弁)としての機能を有するものであり、リップ部34の密閉力を上面密閉用治具5による密閉力より低い値に設定しておくことにより、余剰の発泡性樹脂材料4はこのリップ部34の弾接部からのみはみ出し、上面密閉用治具4による密閉部に発泡性樹脂材料のはみ出しによりバリが発生するようなことはなく、隙間d内の圧力はほぼ設定値に保たれるので、発泡性樹脂材料4の硬化時に上面に凹み等が発生することもなく、フラッシュサーフェイス面は良好な平坦度が確保される。
【0018】
更にまた、上記のウエザストリップ取付方法を採用すれば、リッド1の外形寸法のばらつきはほぼ完全に吸収され、リッド1の閉状態において、ウエザストリップ3の弾接部32はルーフ開口部の周縁フランジに程よく弾接してリッド1の密閉シール性が確保されると共に、フラッシュサーフェイス性が損なわれることもなく、また汎用的な簡単な設備にて安価な製造が可能となる。
【0019】
図2は、本発明の第2の実施例を示すもので、図1に示す第1の実施例のリップ部34の代わりに、下側面部33とリッド1の下面との間に絞り流路36を設け、該絞り流路35に余剰の発泡性樹脂材料4の逃がし弁としての機能をもたせたものである。
【0020】
すなわち、図2においては、下側面部33の内側端部に立上り部35を設け、ウエザストリップ3の取付状態にて該立上り部35の上端部がリッド1の下面に近接対向して絞り流路36が形成される構造としたものである。
【0021】
この例においても、図1の場合と同様に、ウエザストリップ3の取付け後、リッド1の外周端面とウエザストリップ3の基部31との隙間dに発泡性樹脂材料4を注入し、隙間dの上面を上面密閉用部治具5で密閉した状態で発泡性樹脂材料4を発泡膨張させるものであり、そのとき余剰の発泡性樹脂材料4が上記絞り流路36からのみリッド1の下部にはみ出し、フラッシュサーフェイス面にバリが生ずることはなく、また絞り流路36から余分の発泡性樹脂材料4がはみ出す際の流通抵抗により、隙間d内は所定の圧力に保持されるので、発泡性樹脂材料4の硬化時に上面に凹み等が発生することもなく、フラッシュサーフェイス面は良好な平坦度が確保される。
尚、図2において、リップ部34を絞り流路36に変えた点以外の構成は、図1のものと同じであり、図1と同一の符号は図1と同一の部分を表しており、また保持金具2の保持フランジ21へのウエザストリップ3の組付け及び該保持金具2をリッド1に取付けるときリッド1の外周端面と基部31との隙間dによってリッド1の外形寸法のばらつきを吸収すること等は、図1の第1実施例と全く同じであり、作用,効果においても図1の第1実施例のものと同じである。
【0022】
図3,図4及び図5は、本発明の第3,第4及び第5の実施例を示すものであり、これらの例では下側面部33の内側端部に設けられる立上り部35の上端面がリッド1の下面に当接して密閉シールされる構造とすると共に、余剰の発泡性樹脂材料4を逃がすオリフィス37を設けたもので、それ以外の構成は図1及び図2の実施例と同じであり、図3,図4及び図5において図1及び図2と同一の符号は図1,2と同一の部分を表している。また、図3,図4及び図5の実施例において、保持金具2の保持フランジ21へのウエザストリップ3の組付け及び該保持金具2をリッド1に取付けるときリッド1の外周端面と基部31との隙間dによってリッド1の外形寸法のばらつきを吸収すること等は、図1及び図2の各実施例と同じであり、作用,効果においても図1及び図2の各実施例のものと同じである。
【0023】
これら図3,図4及び図5の例においても、図1及び図2の場合と同様に、ウエザストリップ3の取付け後、リッド1の外周端面とウエザストリップ3の基部31との隙間dに発泡性樹脂材料4を注入し、隙間dの上面を上面密閉用部治具5で密閉した状態で発泡性樹脂材料4を発泡膨張させるものであり、そのとき余剰の発泡性樹脂材料4は、図3の例では下側面部33に設けたオリフィス37から保持金具2に設けた穴22を通って保持金具2の下側にはみ出し、図3(B)に示すように、硬化後にはみ出した発泡性樹脂材料4を取り除いて製品とする。
図4の例では、余剰の発泡性樹脂材料4は下側面部33に設けたオリフィス37から保持金具2に形成した溜り部23内にはみ出す。図5の例では、基部31に溜り部38を形成し、余剰の発泡性樹脂材料4は基部31の内側面部に設けたオリフィス37から溜り部38へとはみ出す。
【0024】
このようにオリフィス37が余剰の発泡性樹脂材料の逃がし弁として機能し、余剰の発泡性樹脂材料4がオリフィス37からのみはみ出すことにより、フラッシュサーフェイス面にバリが生ずることはない。またオリフィス37から余分の発泡性樹脂材料4がはみ出す際の流通抵抗により、隙間d内は所定圧力に保持されるので、発泡性樹脂材料4の硬化時に上面に凹み等が発生することもなく、フラッシュサーフェイス面は良好な平坦度が確保される、という図1,図2の場合と同様の作用,効果を奏するものである。
【0025】
図6及び図7は、本発明の第6及び第7の実施例を示すものであり、この図6及び図7では下側面部をもたないウエザストリップ3であって基部31の上部に係合溝31bが形成され、保持部材2の外側端部には縦壁部24が上向きに形成され、且つ該縦壁部24の上端から下方に折返されて下向きの保持フランジ25が形成され、上記基部31の係合溝31bに該保持フランジ25を嵌入係合させることによりウエザストリップ3が保持金具2に組付けられ、その状態で保持金具2をリッド1の周縁部分の下部に取付けることにより、上記保持金具2の縦壁部24の内側面がリッド1の外周端面の外側に隙間dをもって対向し、該縦壁部24の上端部及び基部31の上面がリッド1の上面と同一面上に位置した状態でウエザストリップ3がリッド1に取付けられる構造となっており、リッド1の外周端面と上記縦壁部24との隙間dによって、リッド1の外形寸法のばらつきを吸収し、リッド1の閉状態において、ウエザストリップ3の弾接部32がルーフ開口部の周縁フランジに程よく弾接してリッド1の密閉シール性が確保されるようになっている。
【0026】
上記の構成に加え、図6の実施例では、保持金具2のリッド1の下面に対向する位置に、先端がリッド1の下面に弾接するリップ部71をもったゴム等の弾性材よりなる逃がし弁部材7を固着した構成となっており、図7では、保持金具2に形成した突出部26がリッド1の下面に近接対向して絞り通路27を形成した構成となっている。
【0027】
上記構成において、隙間dに発泡性樹脂材料4を注入し、該隙間dの上面を上面密閉用治具5にて密閉して発泡性樹脂材料4を発泡膨張させる。
発泡性樹脂材料4の発泡膨張が進み、隙間dの内部圧力が上昇すると、図6の実施例では図1の実施例の場合と同様に、その圧力上昇によりリップ部71が押し開かれ、そこから余剰の発泡性樹脂材料4がリッド1の下部に押し出される。
図7の実施例では図2の実施例の場合と同様に、余剰の発泡性樹脂材料4が絞り通路27より所定の流通抵抗をもって押し出される。そして、発泡性樹脂材料4の硬化をまって上面密閉用治具5を取り外すことにより、隙間dが発泡性樹脂材料4にて充填された完成品を得ることができる。
【0028】
このように逃がし弁部材7のリップ部71及び絞り通路27が何れも図1のリップ部34及び図2の絞り通路36と同様に余剰の発泡性樹脂材料4を逃がす逃がし弁として機能することにより、図1及び図2の実施例と全く同じ作用,効果を奏するものである。
【0029】
上記各実施例ではガラスよりなるリッドの外周端面部にウエザストリップを取付ける場合について示しているが、本発明はガラス以外のリッドの外周端面部にウエザストリップを取付ける場合にも適用可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ウエザストリップがリッドの外周端面の外側に隙間dをもって取付けられる構成を採ることにより、該隙間にてリッドの外形寸法のばらつきはほぼ完全に吸収され、リッドの閉状態においてウエザストリップがルーフ開口部の周縁フランジに程よく弾接して確実な密閉シール性が確保されると共に、フラッシュサーフェイス性が損なわれることもなく、また汎用的な簡単な設備にて安価な製造が可能となる。
【0031】
また、上記隙間dに発泡性樹脂材料を注入し、隙間の上面を密閉した状態で発泡膨張させると共に、余剰の発泡性樹脂材料が上面密閉部以外の位置に設けた逃がし弁部より逃がす構成を採っていることにより、上面密閉部に発泡性樹脂材料のはみ出しによるバリが発生するようなことはなく、硬化後の発泡性樹脂材料の上面に凹み等が発生することもなく、フラッシュサーフェイス面には良好な平坦度が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部断面図であり、(A)〜(F)はウエザストリップの取付けから発泡性樹脂材料の注入,発泡膨張,硬化の工程を順次示すものである。
【図2】本発明の第2の実施例を示す要部断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す要部断面図であり、(A)は余剰の発泡性樹脂材料がオリフィスからはみ出した状態、(B)は発泡性樹脂材料の硬化後、はみ出した発泡性樹脂材料を取り除いた状態をそれぞれ示している。
【図4】本発明の第4の実施例を示す要部断面図である。
【図5】本発明の第5の実施例を示す要部断面図である。
【図6】本発明の第6の実施例を示す要部断面図である。
【図7】本発明の第7の実施例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 リッド
2 保持金具
3 ウエザストリップ
4 発泡性樹脂材料
5 上面密閉用治具
6 注入ノズル
7 逃がし弁部材
21 保持フランジ
23 溜り部
24 縦壁部
25 保持フランジ
26 突出部
27 絞り通路
31 基部
31a 係合溝
31b 係合溝
34 弾接部
33 下側面部
34 リップ部
35 立上り部
36 絞り通路
37 オリフィス
38 溜り部
71 リップ部

Claims (4)

  1. 開口部を開閉するリッドの外周部に装着されてリッド閉時のシール機能を果たすウエザストリップを、上記リッドに対して取り付けるウエザストリップの取付方法であって、
    上記ウエザストリップには上記リッドに弾接するリップ部よりなる逃がし弁機能部を構成し、該ウエザストリップを上記リッドの外周端面に所定の隙間dをもって対向するよう保持金具にてリッドに取付け、該隙間dは上面のみが開放され、それ以外の部分は上記逃がし弁機能部を介してのみ外部と連通する構成とし、
    上記隙間d内に発泡性樹脂材料を注入し、該隙間dの上面を上面密閉用治具にて密閉した状態で、上記発泡性樹脂材料を発泡膨張させ、該発泡膨張が進み隙間d内が発泡性樹脂材料で埋まった後、余剰の発泡性樹脂材料は上記逃がし弁機能部より押し出され、その後隙間d内の発泡性樹脂材料の硬化をまって上記上面密閉用治具を取り外すことにより、隙間dが発泡性樹脂材料にて充填されリッドからその外周のウエザストリップにかけて良好な平坦度のフラッシュサーフェイス面が形成された完成品を得ることを特徴とするウエザストリップの取付方法。
  2. 開口部を開閉するリッドの外周部に装着されてリッド閉時のシール機能を果たすウエザストリップを、上記リッドに対して取り付けるウエザストリップの取付方法であって、
    上記ウエザストリップには、上記リッドに近接対向する部分により上記リッドとの間で絞り通路を構成する逃がし弁機能部を構成し、該ウエザストリップを上記リッドの外周端面に所定の隙間dをもって対向するよう保持金具にてリッドに取付け、該隙間dは上面のみが開放され、それ以外の部分は上記逃がし弁機能部を介してのみ外部と連通する構成とし、
    上記隙間d内に発泡性樹脂材料を注入し、該隙間dの上面を上面密閉用治具にて密閉した状態で、上記発泡性樹脂材料を発泡膨張させ、該発泡膨張が進み隙間d内が発泡性樹脂材料で埋まった後、余剰の発泡性樹脂材料は上記逃がし弁機能部より押し出され、その後隙間d内の発泡性樹脂材料の硬化をまって上記上面密閉用治具を取り外すことにより、隙間dが発泡性樹脂材料にて充填されリッドからその外周のウエザストリップにかけて良好な平坦度のフラッシュサーフェイス面が形成された完成品を得ることを特徴とするウエザストリップの取付方法。
  3. 開口部を開閉するリッドの外周部に装着されてリッド閉時のシール機能を果たすウエザストリップを、上記リッドに対して取り付けるウエザストリップの取付方法であって、
    上記ウエザストリップを上記リッドの外周端面に所定の隙間dをもって対向するよう保持金具にてリッドに取付け、該保持金具には、上記リッドに向けて突出する突出部により、前記リッドとの間で絞り通路を構成する逃がし弁機能部を構成し、上記隙間dは上面のみが開放され、それ以外の部分は上記逃がし弁機能部を介してのみ外部と連通する構成とし、
    上記隙間d内に発泡性樹脂材料を注入し、該隙間dの上面を上面密閉用治具にて密閉した状態で、上記発泡性樹脂材料を発泡膨張させ、該発泡膨張が進み隙間d内が発泡性樹脂材料で埋まった後、余剰の発泡性樹脂材料は上記逃がし弁機能部より押し出され、その後隙間d内の発泡性樹脂材料の硬化をまって上記上面密閉用治具を取り外すことにより、隙間dが発泡性樹脂材料にて充填されリッドからその外周のウエザストリップにかけて良好な平坦度のフラッシュサーフェイス面が形成された完成品を得ることを特徴とするウエザストリップの取付方法。
  4. 開口部を開閉するリッドの外周部に装着されてリッド閉時のシール機能を果たすウエザストリップを、上記リッドに対して取り付けるウエザストリップの取付方法であって、
    上記ウエザストリップには、オリフィスを形成することで逃がし弁機能部を構成し、該ウエザストリップを上記リッドの外周端面に所定の隙間dをもって対向するよう保持金具にてリッドに取付け、該隙間dは上面のみが開放され、それ以外の部分は上記逃がし弁機能部を介してのみ外部と連通する構成とし、
    上記隙間d内に発泡性樹脂材料を注入し、該隙間dの上面を上面密閉用治具にて密閉した状態で、上記発泡性樹脂材料を発泡膨張させ、該発泡膨張が進み隙間d内が発泡性樹脂材料で埋まった後、余剰の発泡性樹脂材料は上記逃がし弁機能部より押し出され、その後隙間d内の発泡性樹脂材料の硬化をまって上記上面密閉用治具を取り外すことにより、隙間dが発泡性樹脂材料にて充填されリッドからその外周のウエザストリップにかけて良好な平坦度のフラッシュサーフェイス面が形成された完成品を得ることを特徴とするウエザストリップの取付方法。
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