JP4569939B2 - 携帯形電話機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、携帯形電話機の発する着信音等のメロディを変更するための技術に関し、詳しくは、携帯形電話機用のメロディデータを配信するとともに配信されたメロディデータを携帯形電話機にダウンロードする携帯形電話機に関する。
なお、この明細書における携帯形電話機には、アナログ式の又はデジタル式の携帯電話機の他、PHS(Personal Handyphone System)や、固定電話機等を親機として無線通信を行うときの子機となる受話器なども該当する。
【0002】
【従来の技術】
固定電話機だけでなく、携帯電話機でも、通話音を録音再生可能なもの(特開平5−48691号公報、特開平6−6285号公報)や、着信音のメロディを変更可能なものが知られており、そのような携帯電話機では、無線電話回線を動的に確立するための通信手段や、プッシュボタン等の操作部材を配設したキーボードに加え、着信音等のメロディデータを記憶保持するデジタル記憶手段であるメモリと、そのメロディデータを読み出してメロディ再生を行う再生装置とが設けられている。
なお、電話機とは異なるが、一部のオーディオ機器、例えばカラオケ装置や電子楽器のなかには、メロディデータの読み取りにバーコードリーダを用いるものも知られている(特開平6−4086号公報、特開平8−106288号公報)。もっとも、それらの機器は携帯形装置で無く、バーコードリーダも携帯形電話機に適合したものでは無い。
【0003】
そして、そのような携帯電話機には、外部接続可能なマイクを介して音声入力を行ったり外部接続可能なイヤホン・ヘッドホンを介してスピーカ以外への音声等出力を行ったりするために、導電ケーブルのプラグ端子等を外部から挿抜可能なコネクタが設けられていて、それらを介してアナログ音響信号の外部伝達が可能なようになっている。
また、そのような携帯電話機には、着信音等の音響出力に加えて、そのメロディ変更も行うために、着信音等のメロディデータを保持するデジタルの記憶手段と、着信時等にその記憶手段からそのメロディデータを読み出してメロディ再生を行う再生手段とが設けられており、そのメロディデータの書換は、各種メロディデータのコードが印刷された冊子等を見ながら、プッシュボタン等のキーボードの特定の操作に応じてその記憶手段のメロディを書き換えるようになっている。
【0004】
しかしながら、携帯形電話機は、携帯性を重視して小形化されていることもあって、キー等の操作子も小さいため、注意の要るデータ入力作業等を継続して行うには、操作性が良いとは言い難い。このため、多量のメロディデータや、凝った内容で複雑なデータを入力するのは、大変な作業になってしまう。また、操作ミスなどの誤りは犯し易いのに対し、その訂正は面倒である。
そこで、キー操作等の手入力ばかりに依らない簡単な手法でもメロディデータを書き換えられるようバーコードリーダを利用することやその他の工夫を加えることも考えられるが、その際、小形化の流れに反しないようにすることが技術的な課題となる。また、携帯性を考慮した更なる工夫を加味することも好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、メロディ変更の簡単な携帯形電話機を実現することを目的とする。
【0006】
このような課題の解決手段について、その構成および作用効果を以下に説明する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯形電話機は、着信音等のメロディデータを保持する記憶手段と、着信時等に前記記憶手段から前記メロディデータを読み出してメロディ再生を行う再生手段とを具えた携帯形電話機において、その筐体に対して固設されたバーコードを読み取る読取部材と、前記読取部材を介してデータの入力を行うとともにこのデータを前記メロディデータとして前記記憶手段に書き込むメロディデータ取込み手段と、前記記憶手段への書込に際して書込対象のメロディデータを前記再生手段にて再生させる手段と、前記メロディデータ取込み手段の処理中には、着信に応じて前記再生手段を動作させるに際して前記再生手段に供するメロディデータに対して所定の加工を施す手段と、が設けられている、というものである。
の携帯形電話機にあっては、読取部材が筐体に固設されて一体化されているので、それ自体がバーコードリーダのスキャナ・走査部まで兼ねるものとなっている。そして、メロディデータの書換等に際して必要になるデータをバーコードで印刷した印刷物を用意するとともに、携帯形電話機の筐体を手に持って、その読取部材をバーコード印刷面に向け、その状態でバーコード印刷面上を移動させると、そのバーコードが読み取られて、そのバーコードに対応したメロディデータ等のデータが、携帯形電話機に自動入力される。
これにより、キー操作での手入力だけに依るので無く走査のための移動など最小限の簡単な操作だけで、書換用の新たなメロディデータを自動で読み取って入力することが出来ることとなる。しかも、読取部材も含めたバーコードリーダを筐体に組み込んでの一体化により、バーコードリーダの本体ばかりか走査部についても、個別の箱状体や外套部材といった筐体用部材が不要となり、携帯形電話機の筐体を拡げること無く、携帯形電話機の機能アップが達成されるので、小形化の流れに反することも無い。
したがって、この発明によれば、メロディ変更の簡単な携帯形電話機を実現することができる。
【0008】
また、バーコードで記されたデータは、読取部材を介して入力されるとともに、メロディデータとして記憶手段に書き込まれる。こうして、携帯形電話機でバーコードをなぞる等のことで簡単にメロディデータが書き換えられるが、その際、携帯形電話機以外には、バーコードの印刷物さえ有れば足り、バーコードリーダを別途持ち歩いたりすることは勿論、その接続作業や電源の手配なども不要である。
これにより、所定形式の印刷物を購入等して入手しておけば、携帯形電話機のメロディデータを書き換える際には、それらの携帯容易なものさえ有れば足り、特別な装置や設備は準備する必要が無いので、便利である。つまり、上述したように操作が簡単なばかりか、準備等も楽なので、便利でもある。
したがって、この発明によれば、メロディ変更の簡便な携帯形電話機を実現することができる。
【0009】
また、バーコード読み取りにて入力されたメロディデータが、メロディデータ書換のため記憶手段に書き込まれるとともに、その際、再生手段によって再生される。こうして、入力したばかりのメロディが直ちに聞こえて来る。それも該当携帯形電話機で着信音等として実際に再生するのと同じ状態で聞こえて来る。
これにより、メロディデータが人間には読み難いバーコードで記されていても、その正確なメロディを聴いたうえで、そのメロディ選択やデータ入力などが適切なものであったか否かまでも、確認することが可能となる。
したがって、この発明によれば、簡単に而も的確に携帯形電話機のメロディデータを変更することができる。
【0010】
さらに、バーコードを読み取ってメロディデータを取り込んでいる最中に着信が有ると、それに応じて着信音を発する際には、再生対象のメロディデータが一時的に加工されそれから再生される。
こうして、単に記憶済みの又は記憶中のメロディデータを再生したときとは異なるメロディの音が発せられるので、バーコード読み取り内容の確認のためのメロディ音と、着信があったことを知らせるためのメロディ音とが、識別可能になる。
これにより、着信が無くても着信音が発せられるため着信の有無を判別し難いメロディデータ取込作業中であっても、そのメロディ音が着信と非着信との何れに対するものであるのかが明瞭に把握されるので、実際の着信を受け損なうことが無くなる。
したがって、この発明によれば、メロディ変更ばかりかその確認まで簡単に行えて而もその作業中の着信も逃さない携帯形電話機を実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
このような解決手段で達成された本発明の携帯形電話機について、これを実施するための形態を以下の実施例により具体的に説明する。
【0012】
(第1実施例)
本発明の携帯形電話機の第1実施例について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、内部構造を示し、(a)が装置全体の回路ブロック図、(b)がコネクタの詳細図である。また、図2は、(a),(b)共に外部接続機器も含めた外観図である。
この携帯電話機30(携帯形電話機)には、その基本機能をサポートするために、従来品と同様、次のものが具わっている。すなわち(図1(a),図2参照)、従来同様で足りるので個々の詳細な説明は割愛するが、無線通信用の通信手段として、アンテナ31と、これを介して基地局等との送信および受信を行う通信回路38とが設けられている。また、電話番号の入力等のための操作部として、プッシュボタン等の配設されたキーボード32と、キーボードI/F33が具えられている。さらに、受信音等を可聴音にして出すために、スピーカ36を有するとともに、その受信音等をアナログの電気信号としてイヤホン3やヘッドホンへ出力するために、切換回路39が内蔵され、ジャック20(コネクタ)がプラグ挿抜口を露出して装備されている。そのジャック20及び切換回路39は、図示しない内蔵マイクとは別に着脱される外部のマイク2から音声等を入力する際にも用いられるようになっている。
【0013】
また、携帯電話機30には、話者間の通話をサポートするために、上記の各手段を適宜に制御・駆動して、必要な通信手順や発呼処理等の種々の処理を実行するDSP34(デジタルシグナルプロセッサ)も内蔵されている。さらに、自己の電話番号や自動ダイアル先の幾つかの電話番号を保持しておく等のため、DSP34による読み書きアクセスが可能な状態で、フラッシュメモリ等からなるメモリ37も内蔵されており、これらは、図示しない電池から動作電力が供給されるようになっている。
このメモリ37は、着信音等のメロディデータを保持する記憶手段も兼ねており、そのために、所要範囲の一部領域が確保されている。メロディデータは、パルス符号変調等の施されたデジタルデータとしてメモリ37の該当領域に書き込まれるが、工場出荷前等に専用治具を用いて書き込まれる他、購入者等の使用者が後で書き換えることも可能である。具体的には、キーボード32を操作して特定のモード設定や順々に続く所定のデータ入力を行うと、DSP34のプログラム処理等によって、メモリ37の該当領域のデータが書き換えられるようになっている。
【0014】
さらに、携帯電話機30には、そのメロディ音を着信時等に発するために、シンセサイザ回路等に加えてパルス符号変調等に対応した復号や復調を行ってデジタルデータをアナログ音響信号に変換する変換処理回路も具えた音階発生回路35が内蔵されている。また、DSP34は、そのプログラム処理によって、所定の着信確認処理を行うとそれに続けて、メモリ37からメロディデータを読み出すとともに、音階発生回路35へ逐次引き渡す処理も行う。音階発生回路35の出力はスピーカ36に送られる。このような音階発生回路35及びDSP34は、メモリ37に保持されているメロディデータに基づいてメロディ再生を行う再生手段となっている。
これに対し、フォトトランジスタやフォトダイオード等の受光部材を具有して充電変換を行うとともに必要に応じて信号増幅等も行う受光部40と、その受光部材を介して外部から受け取った信号を二値化したりサンプリングしたりすることでデジタル音響データを入力するデジタルI/F41(入力手段)は、新たに導入されたものである。また、ジャック20は、通話音等のアナログ音響信号の外部伝達可能なコネクタであることに加えて、受光部40の受光部材が特定の関係で設けられたものとなっている。
【0015】
すなわち(図1(b)参照)、プラグ10が互いに絶縁された3個の接触子11,12,13を持っているのに対応して、ジャック20には、プラグ10を挿入した状態で接触子11,12,13とそれぞれが電気的に導通する3個の接触子21,22,23が具わっており、それぞれが右側の音Rや,左側の音L,接地GNDなどの信号を分担しながら何れも切換回路39に至るようになっている。
また、プラグ10の軸心部分には光ファイバ14が埋め込まれており、これに対応して、ジャック20におけるプラグ挿し込み穴の底には、受光部40の受光部材が組み込まれていて、光ファイバ14を介して外部から送り込まれた光が、光ファイバ14の先端から受光部40の受光部材に向けて出射されるとともに、受光部40によって受光されるようになっている。
【0016】
しかも、受光された光信号は、受光部40にて電気信号に変換され、デジタルI/F41にてデジタル信号に波形整形されるとともに適宜のタイミングでサンプリングされ、それからDSP34に送り込まれてそこでのプログラム処理に供される。このような受光部40及びデジタルI/F41は、プラグ10からジャック20のところを経て送り込まれた光信号をDSP34で処理可能なデジタル音響データに変換するものとなっている。
さらに、DSP34は、デジタル音響データをメロディデータとしてメモリ37に書き込む書込手段も兼ねており、そのために、上述した各処理に加えて、次のような付加的なデータ処理も行う。例えば、入力したデジタル音響データがPCM音源からのものである等のため、そのまま音階発生回路35で再生しうる形式のデータであれば、そのデジタル音響データをそのままメモリ37の該当領域に転送して上書きする。これに対し、入力したデジタル音響データが異種音源からのものである等のため、そのままでは音階発生回路35での再生に適さない形式のデータであれば、対処可能な限り、そのデジタル音響データを所望の形式に変換してから、それをメモリ37の該当領域に書き込む。
【0017】
それから、そのようなデータ形式の変換処理に加えて、入力したデジタル音響データから所定データを抽出する処理も必要に応じて行う。例えば、デジタル音響データが、歌声等の音楽情報を担っているメインコードエリアのデータと、媒体名称やカラオケ情報等の非音楽情報を含んだサブコードエリアのデータとからなるような場合、主にメインコードエリアのデータを利用する、或いはメインコードエリアのデータは捨ててサブコードエリアのデータだけをメロディデータとして採用する、といったことも行うようになっている。
なお、このような処理は、予め想定されている幾つかの規格に基づいてデジタル音響データ中のヘッダー情報等から対処法が判別可能なときには、プログラム処理によって自動的に最適な処理が選択実行されるが、そうでないときでも、キーボード32の操作等によって適切な動作モードの指定等がなされていれば、該当するプログラムの処理によってやはり適切に処理が行われる。DSP34には、そのようなプログラムがインストールされている。
【0018】
この第1実施例の携帯形電話機30の使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図2は、(a)(b)共に外観図であるが、異なる使用状況を示している。
通話に際して内蔵のマイクやスピーカ36の代わりに外付けのマイク2又はイヤホン3を使用するには(図2(a)参照)、マイク2やイヤホン3から延びたケーブルの先端に設けられているプラグ1を、携帯電話機30のジャック20に挿して行う。プラグ1はプラグ10と同じものでも良いが一般にはプラグ10から光ファイバ14を欠いたもの或いは更に接触子11,12も纏めたものが用いられており、マイク2が接続されている場合、マイク2で拾った音は、アナログ音響信号の状態でプラグ1からジャック20そして切換回路39に伝達され、それから適宜変化しながら図示しない音声入力回路,DSP34,通信回路38、アンテナ31の順に送られ、無線電話回線に乗る。
【0019】
また、イヤホン3が接続されている場合、無線で送られアンテナ31や通信回路38で受信された音は、逆に、DSP34そして図示しない音声出力回路を経てアナログ音響信号にされ、その状態で、切換回路39,ジャック20,プラグ1を介してイヤホン3に伝達されて、可聴音になる。
こうして、アナログ音響信号の外部との伝達がコネクタ20の電気的接点21,22,23を介して行われる。
ところで、着信音のメロディを変更するには、キーボード32の操作でメロディデータを総て打ち込む他に、手元にCDプレーヤ4が有ればそれを利用して自動入力も行える(図2(b)参照)。プレーヤ4は、ヘッドホン出力等の必須機能に加えて、記録媒体のメインコードエリアやサブコードエリア等から読み出したデジタル音響データを光信号で外部出力する機能も必要であるが、CDプレーヤでは多くの製品がそのようになっているので、大抵の場合、両端にプラグ10を持ったケーブルさえ準備できれば、これで携帯電話機30と相互接続が行える。
【0020】
携帯電話機30とプレーヤ4とを接続したら、携帯電話機30のキーボード32を少しだけ操作して携帯電話機30の動作モードをメロディデータの自動入力モードに設定しておき、それから、プレーヤ4のスイッチ等を操作して再生動作を開始させる。そうすると、プレーヤ4で記録媒体から読み出されたデジタル音響データは、デジタル光信号の状態でプラグ10の光ファイバ14からジャック20後端の受光部40に伝達され、それから適宜変化しながらデジタルI/F41,DSP34,メモリ37の順に送られ、メロディデータの該当領域に書き込まれる。
こうして、デジタル音響データの外部からの取込が、コネクタ20に対して設けられた受光部40を介して行われる。
【0021】
なお、動作モード等にもよるが、プレーヤ4の再生音を聴きながら、キーボード32を操作して選曲を行ったり、曲の中間部分を選出したりして、好みのメロディを携帯電話機30に書き込むと良い。
また、通常の音楽用CDを用いる場合には、メインコードエリアの一般的なデジタル音響データを取り込んでデータ形式の変換に加えて主要メロディの抽出等も行うのに対し、予めサブコードエリアにメロディデータを含ませておいた専用のCDを用いると、この場合には、サブコードエリアのデータから該当デジタル音響データを選択してメロディデータのダウンロードを行うだけなので、メロディ抽出の失敗等が確実に回避される。
こうして、マイク2やイヤホン3と同様にしてプレーヤ4を携帯電話機30に接続するとともに、ほんの少しのキー操作を行うだけで、簡単に、携帯電話機30のメロディデータを変更することができる。
【0022】
(第2実施例)
本発明の携帯形電話機の第2実施例について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図3(a)は、回路全体のブロック図であり、上述の図1(a)に対応している。また、図3(b)は、使用状況も示す外観図であり、上述の図2(b)に対応している。
【0023】
この携帯電話機50が上述した携帯電話機30と相違するのは、受光部40及びデジタルI/F41に代えてモデム52(変復調回路)が導入された点と、これに伴って切換回路39が切換回路51に改造された点である。なお、図示は割愛したが、DSP34のプログラム処理の内容も随伴して一部が変更されている。
切換回路51は、ジャック20の接触子21,22,23を介する信号伝達先が、マイク2に対応した音声入力回路と、イヤホン3に対応した音声出力回路と、新たに加わったモデム52との三つになっている。
モデム52は、この切換回路51を介してジャック20に対するデータ伝送が可能なように接続されるとともに、DSP34とも適宜のインターフェイス等を介して接続されている。そして、メロディデータのデジタル変復調を行うために、比較的簡便なFSX(周波数シフトキーイング)方式やASK(振幅シフトキーイング)方式に基づいた変調回路および復調回路を具えている。その変復調は、変調信号がアナログ音響信号として一般的な録音機で記録できるように、数百Hz〜数千Hzの適宜な可聴周波数の範囲内で行われるようになっている。
【0024】
DSP34は、メモリ37にアクセスしてそのメロディデータをモデム52の処理に供する処理も行うようにプログラムが変更されており、具体的には、メロディデータ保存モードのとき、メロディデータをメモリ37から読み出して逐次モデム52に引き渡す一方、メロディデータ回復モードのとき、モデム52から受け取ったデータをメモリ37のメロディデータ領域に上書きするようになっている。
【0025】
この第2実施例の携帯形電話機50の使用態様及び動作を説明する。通常の通話の他、マイク2やイヤホン3を用いる通話に関しても、使用態様及び動作は、上述した第1実施例の場合と同様なので、以下、レコーダ5を利用したメロディデータの保存と回復について述べる。
レコーダ5には、再生に加えて録音も可能なカセットテープレコーダ等が用いられるが、そのようなオーディオ機器には一般的なものであってもアナログ音響信号入出力用のジャックは付いていることが多いので、大抵の場合、両端にプラグ1を持ったケーブルを準備できれば、これで携帯電話機50とレコーダ5との相互接続が行える(図2(b)参照)。
【0026】
それから、レコーダ5を録音モードで動作させるとともに、携帯電話機50のキーボード32を少しだけ操作して携帯電話機50の動作モードをメロディデータの保存モードにする。そうすると、携帯電話機50では、メロディデータが、メモリ37からDSP34によって読み出され、モデム52によってFSX変調等されて、アナログ音響信号の状態になり、さらに、切換回路51,ジャック20に送られる。そして、そこからプラグ1やケーブルを経て、レコーダ5に送出される。レコーダ5では、メロディデータがピープーといった音のように扱われ、カセットテープ等の記録媒体に記録される。こうして、携帯電話機50のメロディデータが、コネクタ20を利用して接続された外部の録音再生装置に保存される。
【0027】
また、保存したメロディデータを直ちに或いは後に再度入力したい場合には、再び携帯電話機50にレコーダ5を接続させてから、携帯電話機50のキーボード32を少しだけ操作して携帯電話機50の動作モードをメロディデータの回復モードにするとともに、レコーダ5を再生モードで動作させる。そうすると、レコーダ5で再生されたピープー音のアナログ音響信号は、ケーブル及びプラグ1を介して携帯電話機50に送出され、それからジャック20そして切換回路51を経てモデム52に伝達され、その復調処理によって元のデジタルデータに戻される。そして、そのデータは、DSP34によってメモリ37のメロディデータ領域に書き込まれる。
【0028】
こうして、携帯電話機50に一旦入力されたメロディデータは、一般的なオーディオ録再機器を利用して記録媒体に保存しておけるので、携帯電話機50から消去した後でも、再び使いたくなったときには簡単に戻すことができる。そのため、メロディデータの総てをキーボード32にて打ち込みなおすといった必要が無くなるばかりか、プレーヤ4からメロディデータを入力した後にCD等をレンタルショップに返却したり他人に譲ってしまったような場合でも、キーでの打ち込みを行うことなく保存・回復させることができる。
【0029】
(第3実施例)
本発明の携帯形電話機の第3実施例について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図4は、回路全体のブロック図であり、上述した図2(a)及び図3(a)に対応している。
【0030】
この携帯電話機60は、携帯電話機30における受光部40及びデジタルI/F41と、携帯電話機50におけるモデム52及び切換回路51とを双方とも具備したものである。また、DSP34も、双方に関する動作モードやデータ処理をサポートするようになっている。
この場合、プレーヤ4を接続してメロディデータを自動入力することに加えて、レコーダ5を接続してメロディデータを保全・回復することも、補助的な少しのキー操作で簡単に行うことができる。
【0031】
(その他)
なお、上記実施例で、受光部40の受光素子は、ジャック20に一体的に組み込まれていたが、コネクタ20に対する受光素子の設け方は、それに限らず受光可能であれば良い。例えば、ネジ込みや押し込み等にて挿抜可能に装着するようにしても良く、適宜の締結具や係止具等にて取り外し可能に添着しても良く、適宜の位置決め部材や凹凸加工部等を利用して隙間を空けた状態で設置するようにしても良い。
キーボード32は、プッシュキーに限らず、操作可能な部材であれば、回転式のホイールや、傾斜式のスティック等であっても良い。
DSP34は、十分な処理能力を備えた信号処理回路であれば、汎用プロセッサや、ワイヤードロジックでも良く、それらの組み合わせであっても良い。
メモリ37は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリに限らず、電池等でバックアップされたRAM等であっても良い。
【0032】
プレーヤ4は、CDプレーヤに限らず、メロディデータをデジタル光信号にて外部出力しうるものであれば他の装置であっても良い。例えば、MD(ミニディスク)や、DAT(デジタルオーディオテープ)、DVD(デジタルビデオディスク)等のプレーヤでも良い。
レコーダ5は、カセットテープレコーダに限らず、メロディデータをデジタル変調したデータを外部とやり取りしうるものであれば他の装置であっても良い。例えば、磁気カードのリーダライタや、VTR(ビデオテープレコーダ)等の録再装置でも良い。
【0033】
図5〜図7第4実施例、図8及び図9第5実施例を示す。なお、各図において同一の又は同様の構成要素には同一の符号を付して示した。
【0034】
(第4実施例)
本発明の携帯形電話機の第4実施例について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図5は、その内部構造等を示すブロック図であり、図6は、その外観を示す正面図である。
【0035】
この携帯電話機130(携帯形電話機)には(図5,図6参照)、無線通信用の通信手段として、アンテナ131と、これを介して基地局等との送信および受信を行う通信回路138とが設けられている。また、電話番号の入力等のための操作部として、プッシュボタン等の配設されたキーボード132と、キーボードインターフェイス132aが具えられている。さらに、話者の発する音声等を入力するために、マイク135と共に音声入力回路135aが設けられ、受信音等を可聴音にして出すために、スピーカ137も設けられている。
携帯電話機130の筐体は、金属やプラスチック等から作られ、手で持ちやすいように角部を丸めた細長い直方体状・箱状体に形成されることが多いが(図6参照)、折り畳めるよう連結した複数の箱体にされることもある。そのような筐体に対し、上記のアンテナ131やキーボード132の他、文字や画像を表示するLCDパネル139等の外装部材は、一部を露出して装着される。
【0036】
また、携帯電話機130には(図5参照)、話者間の通話等をサポートするために、上記の各手段を適宜に制御・駆動して、必要な通信手順や発呼処理等の種々の処理を実行するデジタルシグナルプロセッサ133も内蔵されていて、これには、その通話に伴う処理を担う通話ルーチン133aや、キーボード132を操作しての入力をサポートするキー入力ルーチン133bが、インストールされている。さらに、携帯電話機130には、自己の電話番号や自動ダイアル先の幾つかの電話番号を保持しておく等のため、デジタルシグナルプロセッサ133による読み書きアクセスが可能な状態で、フラッシュメモリ等からなるメモリ134も内蔵されている。そして、それらは、筐体の内部で、図示しない電池から、動作電力が供給されるようになっている。
【0037】
このメモリ134は、着信音等のメロディデータを保持する記憶手段も兼ねており、そのために、所要範囲の一部領域が確保されている。メロディデータは、パルス符号変調等の施されたデジタルデータとしてメモリ134の該当領域に書き込まれるが、工場出荷前等に専用治具を用いて書き込まれる他、購入者等のユーザ(使用者・利用者)が後で書き換えることも可能である。具体的には、キーボード132を操作して特定のモード設定や順々に続く所定のデータ入力を行うと、デジタルシグナルプロセッサ133のキー入力ルーチン133bの処理等によって、メモリ134の該当領域のデータが書き換えられるようになっている。
【0038】
さらに、この携帯電話機130には、そのメロディ音を着信時等に発するために、シンセサイザ回路等に加えてパルス符号変調等に対応した復号や復調を行ってデジタルデータをアナログ音響信号に変換する変換処理回路も具えた音階発生回路136が内蔵されている。また、デジタルシグナルプロセッサ133は、その適宜なプログラム処理によって、所定の着信確認処理を行うとそれに続けて、メモリ134からメロディデータを読み出すとともに、音階発生回路136へ逐次引き渡す処理も行う。音階発生回路136の出力はスピーカ137に送られる。このような音階発生回路136及びデジタルシグナルプロセッサ133は、やはり筐体内に格納されていて、メモリ134に保持されているメロディデータに基づいてメロディ再生を行う再生手段となっている。
【0039】
また、この携帯電話機130には(図5参照)、バーコードの読み取りを可能にするために、メロディデータ読み取り手段140も設けられているメロディデータ読み取り手段140は、バーコード上を移動させられるとその走査に伴ってバーコードを読み取るスキャナ141(読取部材)と、このスキャナ141を介してデータの入力を行うバーコードリーダ回路142と、その入力データをメロディデータとしてメモリ134に書き込むためにデジタルシグナルプロセッサ133にインストールされたバーコード読み取りルーチン143とを含むものであり、スキャナ141の一部を除いて携帯電話機130の筐体内に格納されている。
【0040】
スキャナ141は(図5参照)、紙面の反射状態の変化に基づいてバーコードを読み取るために、発光ダイオード等の発光素子141aと、フォトトランジスタやフォトダイオード等の受光素子141bとを具えており、それらの透明カバー等のところを筐体の角部から少し突き出した状態で筐体に取り付けられている。その際、指先等で押した程度では動かないよう、ネジ止めや填め込みにて、しつかり設置される。このようなスキャナ141は、携帯電話機130の筐体に対して直接に固定して設けられた読取部材となっており、露出する透明カバーや固定用締結部材等は付設されていてもそれ全体を囲む専用の筐体的部材は無く携帯電話機130の筐体によって囲われている。
【0041】
バーコードリーダ回路142には、スキャナ141を介してデータの入力を行うために、発光素子141a及び受光素子141bを駆動する回路の他、光電変換された信号を二値化等してバーコードのパターンを認識する回路や、読み取り状態の良否を判定する回路などが設けられている。そして、読み取ったデータを、バイナリデータに変換して、デジタルシグナルプロセッサ133に送出するようになっている。このバーコードリーダ回路142にも、専用の筐1体的部材は無く、デジタルシグナルプロセッサ133や音声入力回路135a等と共に又はそれらと同様にIC化されて内蔵の回路基板に実装されて携帯電話機130の筐体内に格納されている。
【0042】
バーコード読み取りルーチン143は、キー操作等にて携帯電話機130の動作モードがメロディデータ読み取りモードにされると、起動されて、バーコードリーダ回路142の制御等を行う。電池の消耗を防ぐためにそのモードの間しかバーコードリーダ回路142及びスキャナ41がアクティブにならないように制御する。そして、その間は、バーコードリーダ回路142からデータが送られて来るのを待ち、データが来るとそれを入力し、さらに、その入力データをメロディデータとしてメモリ134の該当記憶領域に書き込む。デジタルシグナルプロセッサ133はバーコード読み取りルーチン143の実行によってそのような処理を行うようにプログラムされている。
【0043】
この第4実施例の携帯形電話機について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図7は、その使用状態を示す模式図である。
通話時の使い方やそのときの動作は従来と同様であり例えばキーボード132を操作してダイヤルしたりマイク135やスピーカ137にて音声をやりとりしたり通話ルーチン133aや通信回路138にて無線交信が行われるので、その詳細な説明は割愛して、以下、着信音のメロディ変更を中心に説明する。また、着信音のメロディを変更するには、従来と同様にキーボード132の操作でメロディデータを総て打ち込む他に、メロディデータをバーコード121で表した冊子120が手元に有れば、それを利用して自動入力も行える(図7参照)。
【0044】
そのような冊子120には、通常、バーコード121に加えて、そのメロディのタイトルや、ジャンル等の案内文も日本語等で記載されているので、ユーザ110は、先ず、それらを読んで、適宜のメロディを選出し、冊子120の該当ページを開いておく。
それとともに、携帯電話機130のキーボード132を少しだけ操作して携帯電話機130の動作モードをメロディデータ読み取りモードに設定する。
そうすると、携帯電話機130では、バーコード読み取りルーチン143が起動されて、バーコードリーダ回路142及びスキャナ141も動作を開始して、発光素子141aから送先が行われる。こうして、バーコード121を読み取る準備が調う。
【0045】
準備が完了すると、ユーザ110は、手に持っている携帯電話機130を手にした状態のまま、冊子120の上へ運び、そのスキャナ141を下にして読み取り対象のバーコード121の始点より前のところに向ける。それから、スキャナ141を紙面に軽く接触させた状態で或いは紙面から少しだけ浮かせた状態のままで、バーコード21をスキャナ141でなぞるようにしてバーコード121に沿って携帯電話機130を移動させる。こうして、バーコード121に対する手動走査が行われる。
【0046】
そして、バーコード121の走査がなされると、携帯電話機130内では、スキャナ141で読み取ったバーコードがバーコードリーダ回路142を介してデジタルシグナルプロセッサ133に入力され、それからバーコード読み取りルーチン143の処理によってメモリ134におけるメロディデータの該当領域に書き込まれる。その後は、直ちに、あるいはモード解除に対応したキーボード132の特定操作に応じて、バーコード読み取りルーチン143が動作を停止し、携帯電話機130の動作モード等が通常の状態に戻る。
こうして、ほんの少しのキー操作とバーコードの読取り作業とを行うだけで、簡単に、携帯電話機130のメロディデータが変更される。
【0047】
(第5実施例)
本発明の携帯形電話機の第5実施例について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図8は、その内部構造等を示すブロック図であり、図9は、その外観を示し、(a)が正面図、(b)が底面図である。なお、図8及び図9(a)はそれぞれ上述した図5及び図6に対応している。
この携帯電話機150が上述した携帯電話機130と相違するのは、メロディデータ読み取り手段140が機能拡張されてメロディデータ読み取り手段151になった点と、通話ルーチン133aが改造されて通話ルーチン152になった点である。そのうちメロディデータ読み取り手段151については、バーコード読み取りルーチン153が機能アップされるとともに、スキャナ141の組み込み方が変更されている。
【0048】
バーコード読み取りルーチン153は、バーコードリーダ回路142から送られてきたメロディデータをメモリ134へ書き込むことに加えて、その際にそのメロディデータを音階発生回路136にも引き渡してそのメロディを再生させるようにもなっている。また、スキャナ141は、携帯電話機150の底面に形成された凹み150aの底部に組み込まれて、送受光部またはその透明カバーが外部に向けて露出していても突出はしないようになっている。
通話ルーチン152は、メロディデータ取込み中にも着信の検知を行うために、通話モード等の通常状態に限らず、メロディデータ読み取りモードのときも、バーコード読み取りルーチン153がアクティブであってもなくても、動作を停止することなく、通信回路138の受信状態等を監視し続けるようになっている。また、メロディデータ読み取りモードのときに、着信を検知すると、直ちに、読み取りルーチン153の動作を停止させるとともに、そのモードを抜け出すようになっている。
【0049】
そして、さらに、メロディデータ取込みよりも電話回線からの呼び出しに対する応答を優先して、その着信音も発するために、メモリ134からそこに記憶されているメロディデータを読み出して音階発生回路136へ引き渡す処理も行う。これにより、携帯電話機150は、メロディデータ取込み中の着信検知にも応じてメロディデータの再生を行うものとなっている。
しかも、通話ルーチン152は、そのとき再生するメロディデータに対しては、そうでない通常常態では行わない所定の加工を施すことも行う。例えば、メモリ134から音階発生回路136へのメロディデータ転送を数回に分割して行うとともに、転送開始前と転送の各区切りと転送終了後に、「ピッ」といったブザー音のデータを付け加える。あるいは、メモリ134に余裕があって、「本当の着信です」等の音声案内をコード化したデータが保持されている場合は、これをメロディデータと交互に転送する。通話ルーチン152のプログラムは、そのように拡張されている。
【0050】
この第5実施例の携帯形電話機についての使用態様及び動作を説明する。
その使い方は上述した第1実施例のそれとほぼ同じであるが、その際、スキャナ141をバーコード121に向けるには、スキャナ141が携帯電話機150の筐体底面中央に設けられているので、携帯電話機150を傾けずに行える。また、携帯電話機150を冊子120の紙面に接触させた状態でその紙面上を移動させても、凹み150aの中に控えているスキャナ141は全く汚れることが無い。
そして、バーコード121が読み取られ、メモリ134のメロディデータが書き換えられると、その度に、バーコード読み取りルーチン153によるメロディデータの再生処理も行われて、音階発生回路136及びスピーカ137を介してそのメロディが発せられる。これを聴くことで、ユーザ110は、着信音等として入力したメロディを直ちに確認することができる。そのため、次々に良さそうなメロディのバーコードを対象とした読み取りによるメロディデータ取込とその確認を繰り返すことで、簡単に、しかも迅速に、最も気に入ったメロディを選択し、そのメロディデータを書き込むことができる。
【0051】
また、そのようなメロディデータ取込を行っている時に、電話回線からの呼び出しが有ると、そのことがアンテナ131及び通信回路138を介してデジタルシグナルプロセッサ133に通知され、これに応じて通話ルーチン152がバーコード読み取りルーチン153の動作を停止させるとともに、そのときメモリ134の該当記憶領域に保持されているメロディデータが音階発生回路136に送り込まれる。しかも、その際に、「ピッ」等の識別用データもメロディデータの適宜箇所に付加されてそれと共に音階発生回路136へ送り込まれる。
こうして、バーコード読み取りで入力したメロディデータとは明らかに異なるメロディで着信音が発せられるので、ユーザ110は、実際の着信が有ったことを確実に知ることができる。
【0052】
(その他)
なお、上記実施例では、スキャナ141の組み込み部位として、筐体の角部や底面中央を挙げたがこれは例示であり、スキャナ141は、アンテナ131や図示しないコネクタ等の他の外装部材と競合しないところであれば、筐体の何れのところに設けられていても良い。また、スキャナ141に関し、その露出面が汚れないように、スキャナ141の端部に直接、あるいは凹み150a等に対して、適宜の着脱カバーを装着させるようにしても良い。
また、スキャナ141は、手動走査式の簡素なものを例示したが、これに限らず、自動走査式のものでも良い。例えば、送先角度を変化させて送光先を振ることで走査がなされるようにしても良い。それを筐体に対して固定する仕方も、筐体に直接取り付ける他、がたつかないよう筐体にて強く挟み着けられた回路基板やその補強部材等に取り付けるようにしても良い。
【0053】
さらに、バーコードの印刷物も、上述した冊子120に限らず、本や雑誌等の出版物、チラシ、CD等に添付の歌詞カード等、バーコードを印刷可能なものであれば良い。
また、キーボード132は、プッシュキーに限らず、操作可能な部材であれば、回転式のホイールや、傾斜式のスティック等であっても良い。デジタルシグナルプロセッサ133は、十分な処理能力を備えた信号処理回路であれば、汎用プロセッサや、ワイヤードロジックでも良く、それらの組み合わせであっても良い。メモリ134は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリに限らず、電池等でバックアップされたRAM等であっても良い。
【0054】
(第6実施例)
本発明の携帯形電話機用メロディデータ入力システムの実施例について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図10は、そのシステム全体の概要構成図である。また、図11は、そのうちの情報端末のブロック図であり、図7は、携帯形電話機のブロック図である。
【0055】
この携帯形電話機用メロディデータ入力システムは(図10参照)、メロディデータを通信にて配るために、送り側の配信局201と、受け取り側の受信局203と、両者に介在する通信回線202とからなる。この通信回線202は、一般的な公衆回線や専用回線で足り、有線であっても無線であっても或いは電気でも光伝送でも通信可能であれば良く、通信経路等がインターネット等の如く動的に変わるものであっても良い。また、送り側の配信局201には、サーバー210が設置され、受け取り側の受信局203には、携帯電話機230を接続可能な情報端末220が設置される。
【0056】
サーバー210は(図10参照)、通信回線202に対応した通信インターフェイス211と、コンピュータシステム等からなりデータ検索プログラムや配信管理プログラム等の応用プログラムがインストールされているコントローラ212と、ハードディスクやテープデバイス等の大容量記憶装置からなり多数のメロディデータを記憶保持しているメロディデータベース213とを具えたものであり、コントローラ212に対するオペレータの指示や、メロディデータベース213への新規メロディデータの追加があったとき等には、コントローラ212の制御の下、通常多数の登録済み情報端末220に対し、通信回線202を介して順次に呼び出しながら又は同報通信等にて一気に、メロディデータを送信することで、自発的な一括配信を行うようになっている。
【0057】
また、サーバー210は、何れかの情報端末220から通信回線202を介して特定のメロディデータの要求がなされたときには、該当メロディデータをメロディデータベース213から探し出してその情報端末220にだけ送信することで、受動的な個別配信も行うようになっている。そして、かかる配信処理がスムーズに行えるよう、メロディデータベース213には、携帯電話機230でのメロディデータの保持形式と同じデジタルデータ形式でメロディデータが保持されるとともに、一意に割り振られたインデックス番号や、曲名等のタイトルデータ、ジャンル等の属性データなども、組み合わせて保持されている。このようなサーバー210は、通信回線202に接続され、その通信回線202を介して一の又は複数の情報端末220に向け、メロディデータの配信を行う配信装置となっている。
【0058】
情報端末220は(図10参照)、どのようなユーザであっても使い易いように筐体の高さ等が平均身長等に基づいて設計されており、その筐体外面には、崖体の背面や側面等から外に延び通信回線202に至る通信ケーブル221と、CRT(CathodeRayTube)等からなりメロディデータのタイトルリストや属性等を表示する画面222と、汎用キーや専用キー等が配設されユーザが画面222の表示を見ながら操作し易いところに装着されたキーボード223と、筐体の前面や側面から外部に延びた着脱ケーブル224とが設けられている。
【0059】
また、情報端末220には(図11参照)、マイクロプロセッサシステム等からなり画面222への表示処理等を行うコントローラ226と、着脱ケーブル224とコントローラ226とに介在して設けられたデジタルインターフェイス225と、通信ケーブル221とコントローラ226とに介在して設けられた通信インターフェイス227とが、匿体内に格納されている。
【0060】
通信インターフェイス227は、通信回線202に適合した送受信回路等を具備しており、通信回線202の特性に応じて、サーバー210の通信インターフェイス211との通信可能状態を常態とするか、交信の必要が生じる度に呼び出したり呼び出されたりして通信可能な状態に入るようになっている。何れにしても、コントローラ226からサーバー210へのメロディデータ要求があればこれを通信回線202へ送出し、サーバー210から情報端末220への一括配信や個別配信があればこれを受け取ってコントローラ226に引き渡す。その際、メロディデータと共にタイトル等の付随データも受信して引き渡す。これにより、情報端末220は、通信回線202に固定的に又は動的に接続されて、配信装置210から受動的に又は能動的にメロディデータを受信するものとなっている。
【0061】
また、コントローラ226は、引き渡されたメロディデータを保持しておくために、図示しない不揮発性メモリやハードディスク等の二次記憶装置を有しているが、ローカルなデータの使用率を上げてサーバー210へのメロディデータ要求の頻度を低く抑えるために、配信されてから未だ所定期間を経過していないメロディデータや、使用頻度の高いメロディデータに関しては、付随データも含めて全データを保持する一方、そうでないメロディデータに関しては、インデックス番号やタイトル等の検索に必要な最小限のデータだけを残してメロディデータ本体等は消去することで、その二次記憶装置の容量が許す範囲内で可能な限り多くのメロディデータをそこに記憶保存しておくようにプログラムされている。
【0062】
着脱ケーブル224は、フレキシブルな多芯ケーブル等からなり、その先端には後述の携帯電話機230のコネクタ241に対応した挿抜可能なコネクタ部材が設けられている。また、デジタルインターフェイス225は、コントローラ226の制御に従う入出力回路であり、デジタル携帯電話機230の外部インターフェイス242に適合したものであれば適宜のもので良く、例えば8ビットパラレルのデータI/O(Input/Output)回路や、あるいはUART(Universal Asyncronous Receiver Transmitter)などである。そして、着脱ケーブル224先端の上記コネクタがコネクタ241に結合したときに、コントローラ226と携帯電話機230とのデータ伝送が可能になる。このような着脱ケーブル224等は、記情報端末220に対しては固定的に設けられ、そして携帯形電話機230に対しては着脱自在に設けられていて、コネクタ241を介して情報端末220と携帯形電話機230とをデータ伝送可能に接続する動的接続手段となっている。
【0063】
キーボード223は、ユーザが操作しやすいように大きめのキーやボタン等が設けられており、その操作に対応した信号やデータがコントローラ226に送出されるようコントローラ226と接続されている。キーボード223に対する特定キーの押下操作やインデックス番号の打鍵入力等に応じて、コントローラ226は、そのプログラム処理によって、画面222の表示内容を変更したりする他、或るメロディデータが携帯電話機230へ書き込む対象に選出され更に決定までなされると、そのメロディデータがハードディスク等に保持されていればそれを読み出して直ちに送出処理を行うが、そのメロディデータの本体部分が無いときには通信回線202を介してサーバー210に個別配信の要求を送るとともにその返送を待って必要なメロディデータを受信してから、デジタルインターフェイス225及び着脱ケーブル224経由で該当メロディデータを携帯電話機230へ送出する。このようなキーボード223等は、情報端末220に設けられていて、受信したばかりのメロディデータ又は以前に受信して保持していたメロディデータについて、動的接続手段224に向けた送出指示を入力しうる操作入力装置となっている。
【0064】
携帯電話機230(携帯形電話機)には(図10,図12参照)、無線通信用の通信手段として、アンテナ231と、これを介して基地局等との送信および受信を行う通信回路238とが設けられている。また、電話番号の入力等のための操作部として、プッシュボタン等の配設されたキーボー232と、キーボードインターフェイス232aが具えられている。さらに(図12参照)、話者の発する音声等を入力するために、マイク235と共に音声入力回路235aが設けられ、受信音等を可聴音にして出すために、スピーカ237も設けられている。
【0065】
また、この携帯電話機230には(図12参照)、話者間の通話等をサポートするために、上記の各手段を適宜に制御・駆動して、必要な通信手順や発呼処理等の種々の処理を実行するデジタルシグナルプロセッサ233も内蔵されていて、これには、その通話に伴う処理を担う通話ルーチン233aや、キーボード232を操作しての入力をサポートするキー入力ルーチン233bが、インストールされている。さらに、携帯電話機230には、自己の電話番号や自動ダイアル先の幾つかの電話番号を保持しておく等のため、デジタルシグナルプロセッサ233による読み書きアクセスが可能な状態で、フラッシュメモリ等からなるメモリ234も内蔵されている。そして、それらは、図示しない電池から動作電力が供給されるようになっている。
【0066】
このメモリ234は、着信音等のメロディデータを保持する記憶手段も兼ねており、そのために、所要範囲の一部領域が確保されている。メロディデータは、パルス符号変調等の施されたデジタルデータとしてメモリ234の該当領域に書き込まれるが、工場出荷前等に専用治具を用いて書き込まれる他、購入者等の使用者が後で書き換えることも可能である。具体的には、キーボード232を操作して特定のモード設定や順々に続く所定のデータ入力を行うと、デジタルシグナルプロセッサ233のキー入力ルーチン233bの処理等によって、メモリ234の該当領域のデータが書き換えられるようになっている。
【0067】
さらに、この携帯電話機230には、そのメロディ音を着信時等に発するために、シンセサイザ回路等に加えてパルス符号変調等に対応した復号や復調を行ってデジタルデータをアナログ音響信号に変換する変換処理回路も具えた音階発生回路236が内蔵されている。また、デジタルシグナルプロセッサ233は、その適宜なプログラム処理によって、所定の着信確認処理を行うとそれに続けて、メモリ234からメロディデータを読み出すとともに、音階発生回路236へ逐次引き渡す処理も行う。音階発生回路236の出力はスピーカ237に送られる。このような音階発生回路236及びデジタルシグナルプロセッサ233は、メモリ234に保持されているメロディデータに基づいてメロディ再生を行う再生手段となっている。
【0068】
また、この携帯電話機230には、外部接続用コネクタとして、雌型で蓋付きのコネクタ241が底部等に設けられている。そして、これを介して外部からメロディデータを入力するために、コネクタ241とデジタルシグナルプロセッサ233とに介在する外部インターフェイス242が内蔵されている。デジタルシグナルプロセッサ233には、ダウンロードルーチン243もインストールされていて、そのプログラム処理によって、コネクタ241に着脱ケーブル224が連結された状態で情報端末220からメロディデータが送られて来ると、それが受け取られるとともにメモリ234の該当領域がそのメロディデータで上書きされる、このメロディデータは、他のメロディデータで書き換えられるまでメモリ234に記憶され、上述したように再生手段によって着信音等に用いられるので、この携帯電話機230は、外部接続用コネクタを介してメロディデータの入力が可能なものであり、しかも、そのメロディデータを保持していてそれを着信音等として再生することが可能なものとなっている。
【0069】
この実施例の携帯形電話機用メロディデータ入力システムについて、その使用態様及び動作を説明する。通常の通話や、総て手入力によるメロディデータの変更に関しては、従来通りの使い方等で良いので、以下、情報端末220を利用して行うメロディデータの自動入力について詳述する。
サーバー210は処理能力が足りれば一台でも良いが、システムの拡張性や柔軟性等も考慮して適宜な並列化や分散化を図るべく複数台設置も行われる。これに対し、情報端末220は、多数のユーザに対する利便性を高めるために、出来るだけ多くの台数が導入され、各地のコンビニエンスストア等を受信局203にして分散設置される。
【0070】
そして、サーバー210と情報端末220が共に通信回線202に接続されると、サーバー210から情報端末220へのメロディデータ配信が可能な状態になる。
この状態で、サーバー210に新たなメロディデータが追加されると、そのメロティデータがメロディデータベース213に蓄積されるとともに、各地の情報端末に対しても配信される。そして、そのような配信が繰り返されると、やがてメロディデータベース213には大量のメロディデータが蓄積されるとともに、情報端末220にもその選択に必要なデータと保持可能な量のメロディデータが蓄積される。こうして、情報端末220によるメロディデータ提供サービスが可能になる。
その状態になると、ユーザは、所持している携帯電話機230に対してメロディデータの書換を行いたい場合、最寄りの受信局203に出向き、その携帯電話機230のコネクタ241に情報端末220の着脱ケーブル224を接続させる。そうすると、その携帯電話機230のデジタルシグナルプロセッサ233では、外部インターフェイス242を介して接続情報を受け取ったことに応じてそれだけで、あるいはそれにモード設定確認等のキーボード232に対する多少のキー操作も行われると、ダウンロードルーチン243が起動される。また、情報端末220では、コントローラ226のプログラム処理によって、メロディデータ選択メニューが画面222に表示される。
【0071】
その画面222のメニューやそれと共に適宜表示される操作案内等を見ながら、ユーザは、キーボード223を操作して、メロディデータの候補を増減したり、それを試聴したりして、最終的には一つだけに絞り込む。そして、キーボード223の決定キー等を操作してそのメロディデータを送出する指示を与える。すると、そのメロディデータが情報端末220に保持されていれば直ちに情報端末220から着脱ケーブル224を介して携帯電話機230へ伝送される。
そのメロディデータが情報端末220に保持されていなければ、画面222に「暫くお待ち下さい」等の案内表示がなされるとともに、情報端末220から通信回線202を介してサーバー210へ個別配信の要求が送出される。そして、これを受信したサーバー210によって、該当メロディデータが、メロディデータベース213から検索されるとともに、通信回線202を介して情報端末220に送られてくると、情報端末220で、そのメロディデータは、コントローラ226等に保存されるとともに、情報端末220から着脱ケーブル224を介して携帯電話機230へも伝送される。
【0072】
メロディデータが送られてくると携帯電話機230では、ダウンロードルーチン243の処理によって、そのメロディデータが入力され、それからメモリ234の該当領域に書き込まれる。その後は、ダウンロードルーチン243等によって適宜の処理完了の報告が情報端末220に返されて、情報端末220は初期メニューの状態等に戻るので、ユーザは、それを見てダウンロード完了を確認したうえで、コネクタ241から着脱ケーブル224を外す。
こうして、街角等に設置されサーバー210に通信回線202を介して接続された情報端末220を使用することで、ユーザは、多量のメロディデータの中から、例えそのメロディが凝っていてデータが複雑であったり長かったりしていても、コード冊子等が未だ出版されていない最新のヒット曲のメロディデータであったとしても、キーボード223の簡単な操作で、色々なものをほぼ瞬時に選択して、携帯電話機230に取り込むことができる。
【0073】
(第7実施例)
本発明の携帯形電話機の第7実施例について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図13は、その携帯形電話機にメロディデータをダウンロードしうる携帯形電話機用メロディデータ入力システム全体の概要構成図であり、図14は、その携帯形電話機のブロック図である。なお、図13における矢印は、メロディデータがダウンロードされるときの流れを示しており、個別配信要求のためのデータ要求電文等の流れとは逆になっている。
【0074】
この携帯形電話機用メロディデータ入力システムでは(図13参照)、受信局203に必要なものが携帯電話機260だけで足り情報端末220は省けるように、通信回線202に無線電話回線が用いられる。すなわち、配信局201に設置された配信装置としてのサーバー210に対して無線電話回線202を介して携帯形電話機260が交信可能に接続されるようになっている。
サーバー210は(図13参照)、上述の実施例において述べたものと同様のものでも良く、個別配信を行うだけのシンプルなものであっても良い。すなわち、通常多数のメロディデータを追加・更新・検索等可能な状態で保持するメロディデータベース213等のデータ保持手段と、通信回線202を介する携帯電話機260からのデータ要求に応じて又は定期配信等の自発的な要因に基づいて各メロディデータのうち一の又は複数の指定された又は選出したものを無線電話回線202経由で契約済み等の特定の又はダイヤルQ2利用等の不特定の携帯電話機260に向けて配信する手段211,212とが設けられたものである。
【0075】
通信回線202には(図13参照)、携帯電話の通話用の無線電話回線を支える一般的な交換局250が転用・兼用される。すなわち、交換局250は各地に点在する基地局ごとに多数設置されるものであり、それぞれの交換局250には、携帯電話機と電波を交じわすアンテナ251と、これを介して無線信号の送受信を行う無線部252と、他の交換局250やサーバー210との信号伝送を行う有線部253とが設けられている。
【0076】
携帯電話機260は(図14参照)、メロディデータダウンロード手段270が導入された点を除き、上述した携帯電話機230の基本機能を概ね引き継いでいて、具体的には、無線通信用のアンテナ231及び通信回路238や、通話用のマイク235及びスピーカ237、キー入力用のキーボード232の他、メモリ234及び音階発生回路236も同様に設けられていて、メロディデータを保持するとともに着信等にはそれを再生するようになっている。なお、コネクタ241や外部インターフェイス242は、同様に設けられていても良いが、メロディデータダウンロード手段270の導入により、メロディデータの自動入力機能に関しては不要なものとなっている。
【0077】
メロディデータダウンロード手段270は、通信回路238とデジタルシグナルプロセッサ223とを結ぶ信号ラインに介挿して設けられたスイッチ回路271,音声処理回路272,データ入力回路273と、デジタルシグナルプロセッサ233にインストールされたダウンロードルーチン274とを含むものである。
スイッチ回路271はデジタルシグナルプロセッサ233からの制御信号に従って通信回路238の信号送受先を音声処理回路272とデータ入力回路273との何れか一方に切り換えるものであり、常態では音声処理回路272の方を選択する。音声処理回路272は、通常の通話音の信号等を処理するものであり、通話ルーチン233aと協動して、一連のパケット(データ転送単位)を整列させたり、適宜な圧縮伸長処理も施したりする。
【0078】
データ入力回路273は、デジタルのメロディデータを正確に受信するために高度な符号化に対応した復号回路等を有して、訂正能力の高い誤り訂正処理を行うとともに、タイミング調整を図るためのバッファも具えたものである。
ダウンロードルーチン274は、キーボード232の操作にてダウンロードモードが選択されると起動されて、スイッチ回路271にその信号送受先をデータ入力回路273へ切り換えさせるとともに、データ入力回路273からのデータ入力等も行う。このようなメロディデータダウンロード手段270は、交換局250すなわち無線電話回線経由で配信されて来たメロディデータを、アンテナ231,通信回路238,スイッチ回路271,データ入力回路273,及びダウンロードルーチン274にて、適宜選択的に受信する手段となっている。
【0079】
また、ダウンロードルーチン274は、アンテナ231及び通信回路238にて受信したメロディデータを、データ入力回路273経由で入力した後、メモリ234の該当記憶領域に書き込む処理も行うようになっている。さらに、ダウンロードモード時に、キーボード232の操作にてメロディデータのインデックス番号が入力されると、その番号を含ませた所定形式のデータ要求電文を作成して、これを通信回路238及びアンテナ231経由で発信することで、交換局250を介してサーバー210にメロディデータの配信要求を送出するようにもなっている。
【0080】
しかも、ダウンロードルーチン274は、上述した処理すなわちインデックス番号の打鍵に応じたメロディデータのダウンロードという機能に加えて、インデックス番号の打鍵が無い状況でのダウンロードもサポートするために、次のことも行う。すなわち、インデックス番号を特定しないデータ要求電文を通信回線202経由でサーバー210に対して送るとともに、サーバー210から通信回線202を介してメロディデータが一つだけでなく次々に送られてくると、それらを継続して受信するようになっている。
【0081】
また、その受信したメロディデータは直ぐにメモリ234の該当記憶領域に書き込むので無くデジタルシグナルプロセッサ233内あるいはメモリ234の他の記憶領域に一時記憶しておいて、処理可能な部分から順に音階発生回路236へ送り込んで、その受信中に又はその直後にメロディ再生を行う。さらに、その再生中に特定のキー、例えば“*”キーが押下されると、その一時記憶しておいたメロディデータをメモリ234の該当記憶領域に転送する。この処理をそのようなキー操作が行われたときだけ行うことで、その受信して再生しているメロディデータのそれぞれについてキーボード232の操作に応じてメモリ234の該当記憶領域へ直ちに書き込む対象にするか否かの選択が行われる。ダウンロードルーチン274は、そのようにもプログラムされている。
【0082】
この実施例の携帯形電話機用メロディデータ入力システムについて、その使用態様及び動作を説明する。
先ず、インデックス番号を特定して行われるメロディデータのダウンロードについて述べ、次に、インデックス番号を特定しないで行われるメロディデータのダウンロードについて述べる。
この携帯電話機260のメロディデータを変更したいユーザは、先ず、キーボード232を操作してサーバー210の電話番号を打ち込み、サーバー210と通話可能な状態にする。それから、サーバー210から送られスピーカ237より発せられる音声案内等に従い、やはりキーボード232を操作して、適宜な暗唱番号の打ち込み等も行う。そして、必要な確認がとれたところで、キーボード232のモード設定キー等を操作して、携帯電話機260の動作モードをメロディデータのダウンロードモードにする。
【0083】
そうすると、デジタルシグナルプロセッサ233のダウンロードルーチン274のプログラム処理によって、メロディデータのインデックス番号の入力を促す音声案内や図示しない液晶両面での表示案内がなされるので、これに応じて、ユーザは、メロディデータの情報が印刷された冊子等を見て、そのなかから所望のメロディを選出し、そのメロディデータのインデックス番号を探して、これをキーボード232で打ち込む。なお、そのときに参照する冊子等の情報源は、各種メロディデータのコードが印刷されていようとコードが無いものであろうと何れであってもインデックス番号が得られるようになっていれば良い。また、インデックス番号は、それぞれのメロディデータ毎に一意に割り当てられていれば良い。
【0084】
それから、インデックス番号の入力完了をキーボード232の操作にてデジタルシグナルプロセッサ233に知らせると、スイッチ回路271の接続先が音声処理回路272からデータ入力回路273に切り換えられるとともに、打ち込まれたばかりのインデックス番号を含んだデータ要求電文が、デジタルシグナルプロセッサ233からアンテナ231経由で交換局250に送出される。こうして、各携帯電話機260から個別に無線電話回線202を介してサーバー210に対しメロディデータのダウンロードの要求が行われる。
【0085】
そして、これを受信したサーバー210では、インデックス番号に基づいて該当メロディデータがメロディデータベース213から検索されるとともに、その全コードを含む完全なメロディデータが返送のために通信回線202を介して該当携帯電話機260に向けて送出される。
そのメロディデータが送られてくると携帯電話機260では、ダウンロードルーチン274の処理によって、通信回路238及びデータ入力回路273を介してデジタルシグナルプロセッサ233に、そのメロディデータが入力され、それからメモリ234の該当領域に書き込まれる。
【0086】
こうして、電話番号とモード設定とインデックス番号とを入力するという僅かなキー操作を行うだけで、面倒なコード部分の手入力を行うこと無く、簡単に、携帯電話機260のメロディデータが書き換えられる。
次に、インデックス番号を特定しないで行われるメロディデータのダウンロードについて述べる。
手元にコード冊子等が無いとき、それでも、携帯電話機260のメロディデータ変更したいユーザは、次のようにする。すなわち、キーボード232を操作して電話番号の打ち込みや暗唱番号の打ち込み等を行って、サーバー210との無線電話回線を確立するとともに、やはりキーボード232のモード設定キー等を操作して、携帯電話機260の動作モードをメロディデータのダウンロードモードにするが、その際、インデックス番号打鍵無しのモードを選択する。
【0087】
そうすると、デジタルシグナルプロセッサ233のダウンロードルーチン274等のプログラム処理に従って、スイッチ回路271の接続先が音声処理回路272からデータ入力回路273に切り替わるとともに、インデックス番号を特定しないデータ要求電文がサーバー210に対して送信される。すると、これに応じて、サーバー210から通信回線202を介して色々なメロディデータが順に送られてくる。
そして、携帯電話機260のスピーカ237から、それらのメロディデータの再生音が、順次、聞こえてくるので、ユーザは、気に入ったメロディが有れば、その再生中に或いは次の再生が始まるまでの間に、キーボード232の特定キーを操作する。すると、これに応じて、携帯電話機260の内部では、デジタルシグナルプロセッサ233によって該当メロディデータがメモリ234の該当記憶領域に書き込まれる。こうして、メロディデータの書換がなされるが、もっと気に入りそうな他のメロディが残っていると思えるような場合は、そのままメロディデータの受信および再生を継続させて、再生メロディを聞き流す。
【0088】
それから、適当な時点で、キーボード232の他のキーを操作してダウンロードモードを終了させると、スイッチ回路271の接続先がデータ入力回路273から音声処理回路272に再度切り替わるとともに、通話ルーチン233aの動作が再開されて、携帯電話機260の動作状態が元に戻る。そして、他の電話からの呼び出し等があると、着信音が新たなメロディで発せられる。
こうして、コード冊子等を持たずに携帯電話機260を持ち歩いたような場合でも、電話番号とモード設定とを入力するという僅かなキー操作を行うだけで、メロディを聞き流しながら選択することができるので、やはり面倒なコード部分の手入力を行うこと無く、簡単に、携帯電話機260のメロディデータが書き換えられる。
【0089】
(第7実施例の変形例)
図15にブロック図を示した携帯電話機280が上述した携帯電話機260と相違するのは、ハードウェアのメロディデータダウンロード手段270がソフトウェアのメロディデータダウンロード手段290によって置換されてデジタルシグナルプロセッサ233に組み入れられたことである。
メロディデータダウンロード手段290のうち、音声処理ルーチン292は音声処理回路272の処理をプログラム化したものであり、データ入力ルーチン293はデータ入力回路273の処理をプログラム化したものであるが、スイッチ回路271に対応する切換処理は、ダウンロードルーチン274又は図示しないメインルーチンによる音声処理ルーチン292とデータ入力ルーチン293との択一的起動によって具現化されている。ダウンロードルーチン274は同じで良い。
この携帯形電話機280も携帯電話機260と同様にして使用される。
【0090】
(その他)
なお、上記第7実施例で、ダウンロードルーチン274は、書込の選択がなされると直ちにメモリ234の該当領域に対する上書きが行われるようになっていたが、これに限らず、その処理に先だって一曲分の再生終了時等に書き換え確認の操作を求める音声案内や表示案内も出すようにしても良い。また、ダウンロードルーチン274等は、一個のルーチンに限らず、協動する複数個のルーチンに分かれてインストールされていても良い。さらに、一曲分の全メロディデータを一時記憶しない場合には、そのインデックス番号を保持しておくとともに、書込の選択がなされたときにインデックス番号を特定したデータ要求電文を送信するようにしても良い。また、インデックス番号を特定しないデータ要求電文の送出に先だって、メロディのジャンル等を或る程度まで絞り込むために、選択メニューや選択を促す音声案内等も出すようにしても良い。
【0091】
また、上記第6実施例では、着脱ケーブル224が情報端末220に対しては固定的で携帯形電話機230に対しては着脱自在なものになっていたが、着脱ケーブル224は、情報端末220及び携帯形電話機230の何れに対しても着脱自在なものであっても良く、例えば、情報端末220側の端部にも適宜のコネクタが接続されたものでも良い。
さらに、何れの実施例についても、キーボード232は、プッシュキーに限らず、操作可能な部材であれば、回転式のホイールや、傾斜式のスティック等であっても良い。
デジタルシグナルプロセッサ233は、十分な処理能力を備えた信号処理回路であれば、汎用プロセッサや、ワイヤードロジックでも良く、それらの組み合わせであっても良い。
メモリ234は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリに限らず、電池等でバックアップされたRAM等であっても良い。
【0092】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の携帯形電話機にあっては、バーコードリーダが一体的に組み込まれるようにしたことにより、筐体を拡げること無く書換用の新たなメロディデータをほぼ自動的に入力することが可能となり、その結果メロディ変更の簡単な携帯形電話機を実現することができたという有利な効果が有る。
また、メロディデータの書き換えに際して入手も携帯も容易な所定の印刷物があれば足りるようにしたことにより、メロディ変更の簡便な携帯形電話機を実現することができたという有利な効果を奏する。
さらに、正確なメロディを聴いて確認できるようにしたことにより、簡単に而も的確に携帯形電話機のメロディデータを変更することができるようになったという有利な効果が有る。
また、バーコード読み取り内容の確認のためのメロディ音と、着信があったことを知らせるためのメロディ音とを識別しうるようにしたことにより、メロディ変更ばかりかその確認まで簡単に行えて而もその作業中の着信も逃さない携帯形電話機を実現することができたという有利な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯形電話機の第1実施例について、その内部構造を示し、(a)は機能ブロック図、(b)はコネクタの詳細図である。
【図2】(a)(b)共に、図1に示す携帯形電話機の外観図で、使用状況も示している。
【図3】本発明の携帯形電話機の第2実施例について、(a)は機能ブロック図であり、(b)は、使用状況も示す外観図である。
【図4】本発明の携帯形電話機の第3実施例について、その機能ブロック図である。
【図5】本発明の携帯形電話機の第4実施例について、その内部構造等を示すブロック図である。
【図6】図5に示す携帯形電話機の外観を示す正面図である。
【図7】図5に示す携帯形電話機の使用状態を示す模式図である。
【図8】本発明の携帯形電話機の第5実施例について、その内部構造等を示すブロック図である。
【図9】図8に示す携帯形電話機の外観を示し、(a)が正面図、(b)が底面図である。
【図10】本発明の第6実施例について、携帯形電話機用メロディデータ入力システム全体の概要構成図である。
【図11】図10に示す情報端末のブロック図である。
【図12】図10に示す携帯形電話機のブロック図である。
【図13】本発明の第7実施例について、携帯形電話機用メロディデータ入力システム全体の概要構成図である。
【図14】図13に示す携帯形電話機のブロック図である。
【図15】図13に示す携帯形電話機の変形例である。

Claims (7)

  1. 着信音等のメロディデータを保持する記憶手段と、着信時等に前記記憶手段から前記メロディデータを読み出してメロディ再生を行う再生手段とを具えた携帯形電話機において、
    その筐体に対して固設されたバーコードを読み取る読取部材と、
    前記読取部材を介してデータの入力を行うとともにこのデータを前記メロディデータとして前記記憶手段に書き込むメロディデータ取込み手段と、
    前記記憶手段への書込に際して書込対象のメロディデータを前記再生手段にて再生させる手段と、
    前記メロディデータ取込み手段の処理中には、着信に応じて前記再生手段を動作させるに際して前記再生手段に供するメロディデータに対して所定の加工を施す手段と、が設けられていることを特徴とする携帯形電話機。
  2. 請求項1に記載された携帯形電話機において、
    前記メロディデータのデジタル変復調を行ってデジタル信号をアナログ信号に変換する音階発生回路をさらに具えたことを特徴とする携帯形電話機。
  3. 請求項1に記載された携帯形電話機において、
    キーボードとキーボードインターフェイスからなる操作部を更に有することを特徴とする携帯形電話機。
  4. 請求項1に記載された携帯形電話機において、
    前記メロディデータ取込み手段は、前記読取部材からのデータが入力されるバーコードリーダ回路と前記読取部材からのデータを前記記憶手段に書き込むためのバーコード読み取りルーチンを更に有することを特徴とする携帯形電話機。
  5. 請求項1に記載された携帯形電話機において、
    前記読取部材は発光素子と受光素子からなることを特徴とする携帯形電話機。
  6. 請求項4に記載された携帯形電話機において、
    前記バーコードリーダ回路は、前記発光素子及び前記受光素子を駆動する駆動回路と、前記受光素子からの信号を二値化してバーコードのパターンを認識する認識回路と、読み取り状態の良否を判定する判定回路からなることを特徴とする携帯形電話機。
  7. 請求項4に記載された携帯形電話機において、
    前記バーコード読み取りルーチンは、前記メロディデータを読み取る時に起動し、読み取る時のみ前記読取部材と、前記バーコードリーダ回路を動作させることを特徴とする携帯形電話機。
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