JP4569808B2 - プリントヘッド管理装置 - Google Patents

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本発明は、プリントヘッドのインク吐出面に、可撓性素材で成るワイピング部材を接触させた状態で、このプリントヘッドとワイピング部材とを移動機構によって相対的に移動させて付着物の除去を行うワイピング制御手段を備えているプリントヘッド管理装置に関する。
上記のように構成されたプリントヘッド管理装置に関連する技術として、キャリッジに搭載したヘッド(本発明のプリントヘッド)に対して接近及び離間するようホルダを構成し、このホルダに対してシリコンゴム等の素材で一体化されたワイパ部材(本発明のワイピング部材)とキャップとで成る清掃ユニット体を支持し、ワイパ部材でヘッドのノズル面を清掃する場合には、ワイパ部材を進出位置に位置決めした後に、キャリッジを清掃ユニットに近接する方向に移動させることにより、ワイパ部材がノズル面の付着物を拭き取る形態で除去し、ヘッドがワイパ部材を通過し終えると清掃が終了するよう構成されたものが存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開平11‐240162号公報 (段落番号〔0015〕〜〔0023〕、図3〜図5)
プリントヘッド管理装置を考えると、クリーニング時にはワイピング部材がヘッドに対して隙間無く接触することが重要であり、また、繰り返してクリーニングを行った場合にも接触状態を維持する観点から、特許文献1にも記載されるようシリコンゴム等の可撓性素材で形成されるのが一般的である。
ワイピング部材をプリントヘッドに対して隙間無く接触させるためには、ワイピング部材がプリントヘッドに接触した際には、ワイピング部材が多少撓む(弾性変形する)程度の位置関係に設定しておき、ワイピング部材がプリントヘッドに接触した状態では、ワイピング部材が撓み、この撓みに起因する復元力によりワイピング部材を適度の圧力で接触させるように構成することになる。しかしながら、特許文献1に記載されるように、ワイピング部材がヘッドを通過する形態でクリーニングを行うものでは、ワイピング部材がヘッドの端部から外れる位置に達した際には、撓んでいたワイピング部材に作用していた圧力が一瞬のうちに解除されるので、このワイピング部材が元の姿勢に復元する際に跳ねるように振動して、そのワイピング部材に付着していたインク等を飛散させ、近傍の機器を汚すこともあり改善の余地があった。
このような不都合を解消するためには、ワイピング部材をプリントヘッドに押し付ける力を低減することが有効となる。しかしながら、この押し付け力を低減した場合には、プリントヘッドの付着物の除去を行い難くなるばかりでなく、プリントヘッドに対してワイピング部材を密着させることも困難となり採用し難い面があった。
本発明の目的は、ワイピング部材をプリントヘッドに強く押し付けてクリーニングを行った場合でも、ワイピング部材の振動でインクを飛散させることのないプリントヘッド管理装置を構成する点にある。
本発明の特徴は、プリントヘッドのインク吐出面に、可撓性素材で成るワイピング部材を接触させた状態で、このプリントヘッドとワイピング部材とを移動機構によって相対的に移動させて付着物の除去を行うワイピング制御手段を備えているプリントヘッド管理装置であって、
前記ワイピング部材前記プリントヘッドに対して前記インク吐出面と直交する方向に相対的に移動させるシフト機構と、
前記シフト機構により前記ワイピング部材が移動する際に、前記ワイピング部材とともに移動しないように支持され、前記ワインピング部材が前記付着物の除去を行う際に、前記ワイピング部材の前記移動機構による相対移動方向の逆方向への変形を所定量以下に規制する規制体と、を備え、
前記ワイピング制御手段は、前記ワイピング部材とプリントヘッドとの相対移動の開始後、ワイピング部材がインク吐出面におけるインク吐出孔の形成領域を通過し、かつ、インク吐出面に接触している状態で、前記シフト機構を制御してワイピング部材と前記インク吐出面とを離間させるよう制御形態が設定されている点にある。
この構成によると、ワイピング部材でプリントヘッドの付着物の除去を行う場合には、ワイピング制御手段が、移動機構を制御してワイピング部材とプリントヘッドとの相対移動を開始し、ワイピング部材がインク吐出面のインク吐出孔の形成領域を通過し、かつ、インク吐出面に接触している状態でシフト部材を制御してワイピング部材とインク吐出面とを離間させることにより、ワイピング部材に作用する圧力を軽減、又は、解除して、このワイピング部材が跳ねるように振動する現象を抑制する。その結果、ワイピング部材をプリントヘッドに強く押し付けてクリーニングを行った場合でも、ワイピング部材を振動させてインク等の付着物を飛散させる不都合も解消される。
本発明は、前記ワイピング制御手段は、前記移動機構とシフト機構とを制御して前記ワイピング部材をワイピング位置にセットした後、前記シフト機構の制御によってワイピング部材とプリントヘッドとを相対移動させるクリーニング作動を行い、ワイピング部材によってインク吐出面の付着物の除去を行い、このワイピング部材が前記インク吐出孔の形成領域を通過したタイミングで相対移動を停止し、次に、前記シフト機構を制御してプリントヘッドとワイピング部材とを離間し、この後、前記移動機構とシフト機構とを制御して前記ワイピング部材をワイピング位置にセットして前記クリーニング作動を再度行うよう制御形態を設定しても良い。
この構成により、クリーニング作動時にはワイピング部材がインク吐出孔の形成領域を通過したタイミングで相対移動を停止し、シフト機構を制御してプリントヘッドとワイピング部材とを離間することにより、ワイピング部材に作用する圧力を確実に解除できるものとなり、この後、クリーニング作動を行うことにより、複数回のクリーニングによりプリントヘッドの付着物の除去を確実に行えるものとなる。
本発明は、前記シフト機構がシフト作動するシフト部材を備えて構成され、前記ワイピング部材がシフト部材に対して付勢機構によって突出方向に付勢して備えても良い。
この構成により、ワイピング部材をプリントヘッドに対して強く押し付けた場合には、ワイピング部材が変形すると同時に付勢機構が弾性的にワイピング部材の変位を許すので、ワイピング部材を大きく弾性変形させることなく、強い押し付け状態を維持でき、プリントヘッドの付着物の除去を確実に行える。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように筐体10の下部に2つマガジン収容部A、Aを形成し、筐体10の上部にプリントペーパPに画像をプリントするプリント部Bを形成し、筐体10の側部にインク貯留部Rを形成し、筐体10の上面部には比較的小さいサイズのプリントペーパPが横送りベルト11を介して送り出される仕分け部12と、大きいサイズのプリントペーパPを受け止めるラック板13とを備えてインクジェット型の写真プリント装置が構成されている。
前記2つマガジン収容部A、Aは、前壁体15と一体的なスライド作動によって開閉自在なドロワー16を備え、このドロワー16に対してペーパマガジンMに保持されたロール状のプリントペーパPを収容するよう構成されている。前記プリント部Bは、透明な樹脂板で成る窓部17Aを形成した開閉自在な壁体17を備え、この壁体17の内部にプリントペーパPに対してインクを吹き付けて画像をプリントするプリントヘッドHを備えている。前記インク貯留部Rは、縦向き姿勢の軸芯周りで揺動開閉自在な壁体18の内部に対して色相が異なる複数のインクカートリッジ19を挿抜する形態で交換できるように構成されている。この複数のインクカートリッジ19は、ブラック(K)、ライトブラック(LK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)、イエロー(Y)のインクを封入している。
この写真プリント装置でプリントペーパPに画像データのプリントを行う際には、2つのマガジン収容部A、Aの何れか一方に収容したロール状のプリントペーパPを前記プリント部Bに供給し、プリント部BではプリントヘッドHを主走査方向に作動させてライン状のプリントを行い、このプリントヘッドHの主走査方向への1度の作動を終える毎にプリントペーパPを設定ピッチだけ副走査方向に搬送する作動を繰り返して行うことによって画像データをプリントし、プリントを終えたプリントペーパPをカッター(図示せず)でプリントサイズに切断した後、筐体上面の前記横送りベルト11又はラック板13に送り出すよう構成されている。
前記プリント部Bは、図3に示すように、プリントペーパPを斜め上方に搬送するよう搬送方向の上流側と下流型とに配置された圧着型の搬送ローラ21と、このプリントペーパPの下面をガイドするガイド板22とを備えると共に、主走査方向に沿う姿勢に配置されたガイドレール23と、このガイドレール23に対してスライダ24を介して支持されるキャリッジ25と、前記キャリッジ25を主走査方向に往復作動させるよう走査モータ26で駆動される無端ベルト27とを備えている。また、前記キャリッジ25の下面に前記プリントヘッドHを取り付けてある。尚、走査モータ26と無端ベルト27とキャリッジ25とでプリントヘッドHを、後述するワイピング部材46(図9を参照)に対して相対的に移動させる移動機構が構成されている。
前記プリントペーパPに対してプリントを行う領域外に前記キャリッジ25のホームポジションHPを設定してあり、キャリッジ25がホームポジションHPに達したことを検出するホームポジションセンサHSを備えている。ちなみに、このプリント部Bでは走査モータ26を駆動するパルス信号の数に基づいて、前記ホームポジションを基準にしたプリントヘッドHの位置を把握できるように、走査モータ26としてステッピングモータを想定しているが、キャリッジ25の位置を正確にフィードバックできるロータリエンコーダ等のセンサを備え、このセンサからの信号をフィードバックする形態で制御するものであっても良い。
前記ガイド板22は、多数の孔が形成され、この多数の孔を介してプリントペーパPに負圧を作用させるファン等の吸引機構(図示せず)をガイド板22の下側に配置している。また、前記スライダ24には循環型の複数のボール(図示せず)を備え、このボールを前記ガイドレール23の側面に形成された溝23Aに係合させることにより、ガイドレール23に対してキャリッジ25を円滑に移動するように支持している。
このようなプリント部Bの構造は従来からのプリント装置の構造と基本的に変わるものではなく、本発明は、プリントヘッドHのクリーニングとプリントヘッドHの乾燥を阻止するためのプリントヘッド管理装置を備えた点に特徴を有するものである。
図3〜図7に示すように、プリントヘッド管理装置は前記キャリッジ25のホームポジションHPの側に配置されている。このプリントヘッド管理装置は、主フレーム31と、この主フレーム32対して上下方向に移動自在となるプレート状のシフト部材32と、このシフト部材31を上下方向に作動させる駆動機構Dと、シフト部材32の上面側に支持されたワイピング機構Wとキャッピング機構Cとを備えている。また、前記シフト部材32と、このシフト部材32を駆動機構Dとにより、ワイピング部材46とプリントヘッドHとをインク吐出面HA(図9を参照)とを直交する方向に相対的に移動させるシフト機構が構成されている。
尚、前記ガイド板22は斜め姿勢に設定され、このガイド板22で案内されるプリントペーパPも斜姿勢となることから、前記プリントヘッドHのインク吐出面HAはプリントペーパPと平行姿勢となるようにキャリッジ25に対して斜姿勢で支持されるものであり、前記プリントヘッド管理装置もプリントヘッドHの傾斜に対応して斜姿勢にセットされるため、厳密には、プリントヘッド管理装置を基準にしてプリントヘッドHが位置する方向は斜め上方となる。しかしながら、説明を簡素化するためにプリントヘッド管理部を基準にしてプリントヘッドHが存在する方向を上側(上方)、反対の方向を下側(下方)として説明する。
前記キャリッジ25の下面には副走査方向に分離する位置関係で3つのプリントヘッドHを備えており、夫々のプリントヘッドHには平坦なインク吐出面HAが形成されている。また、図面には示していないが、インク吐出面HAに対して前記7色のインクに対応したインク吐出孔を2つのグループに分離して形成している。このようにキャリッジ25に3つのプリントヘッドHを備えているので、前記シフト部材32に対して前記ワイピング機構Wとキャッピング機構Cとを3組備えている。
前記プリントヘッド管理装置は、前記主フレーム31に取り付けた側壁33の内部に前記シフト部材32を配置することにより、前記シフト部材32を側壁33の内面に沿って案内される形態で上下方向にシフト作動を行えるように構成され、また、前記駆動機構Dは、前記主フレーム31に支持されたステッピングモータ型のシフトモータ35を備えると共に、側壁33に支承されたホイールギヤ36と、このホイールギヤ36と一体回転するピニオンギヤ37と、このピニオンギヤ37が咬合する状態で前記シフト部材32に取り付けられたラックギヤ38と、前記ホイールギヤ36に咬合する状態で前記シフトモータ35からの駆動力で回転するウオームギヤ39とを備えている。
前記側壁33には、光源と受光素子とで成るフォトインタラプト型の上部位置センサS1と下部位置センサS2とを上下する位置関係で備えており、前記シフト部材32の端部には、このシフト部材32が上方に移動した際において、このシフト部材32が移動端に達する以前に前記上部位置センサS1の光線を遮光し、このシフト部材32が下方に移動した際において、シフト部材32が移動端に達する以前に前記下部位置センサS2の光線を遮光する遮光片40を備えている。
この駆動機構Dの構成、及び、第1センサS1、第2センサS2の構成からシフトモータ35を一方の方向に回転させることによってシフト部材32を上方に移動させ、シフトモータ35を逆方向に回転させることによってシフト部材を下方に移動させることが可能となり、シフト部材32の上方への移動時には第1位置センサS1が検出信号を出力したタイミングを基準にして、設定したパルス信号だけシフトモータ35を駆動することにより、このパルス信号に対応した位置にシフト部材32の位置を設定し、これとは逆に、シフト部材32の下方への移動時には第2位置センサS2が検出信号を出力したタイミングを基準にして、設定したパルス信号だけシフトモータ35を駆動することにより、このパルス信号に対応した位置にシフト部材32の位置を設定できるものとなっている。
前記シフトフレーム32の上面に樹脂製のホルダ45を固設し、このホルダ45の第1収納部45Aに対して上下方向に移動自在に柔軟な樹脂やゴム等の可撓性素材で成るワイピング部材46を収納し、このワイピング部材46を上方に突出付勢する付勢機構としてのバネ47を第1収納部45Aに備えることにより前記ワイピング機構Wが構成されている。このワイピング部材46はプリントヘッドHにおいてインク吐出孔が形成された副走査方向での幅より十分に広い幅に形成されたプレート状に形成され、このワイピング部材46には一体的に接当部46Aが形成されている。
前記ホルダ45の第2収納部45Bに対して上下方向に移動自在にキャップ部材50を収納し、このキャップ部材50を上方に突出付勢する付勢機構としてのバネ51を備えることにより前記キャッピング機構Cが構成されている。前記キャップ部材50は、前述のように2つのグループに分離配置されたインク吐出孔に対応して2つ開口部が形成され、この2つの開口部に対して前記柔軟な樹脂やゴム等の可撓性素材で成るリップ50Aを形成し、キャップ部材50の2つ空間にはインクを吸収するよう樹脂で成る多孔性の吸収体52を備えている。また、このキャップ部材50はホルダ45に対して姿勢変更自在に支持されており、前記プリントヘッドHのインク吐出面HAとキャップ部材50との相対姿勢が多少傾斜する場合でも、プリントヘッドHのインク吐出面HAに沿う姿勢でキャップ部材50を密着できるように構成されている。
図5に示すように、前記キャップ部材50の底面側から、該キャップ部材50の内部空間に連通する減圧チューブ53と、前記キャップ部材50の底面側への空気の導入を許す空気供給チューブ54とを備え、前記減圧チューブ53を介してキャップ内部の空気やインクを排出するチューブポンプ55と、このチューブポンプ55を駆動するポンプモータ56とを前記主フレーム31の底面側に備え、空気供給チューブ54を介してキャップ部材50の内部への空気の吸入を許す電磁バルブ57を主フレーム31の底面側に備え、更に、減圧チューブ52から送り出されるインクを回収する回収部58を備えている。
図7及び図8に示すように、前記側壁33に対して支軸60周りで揺動自在に一対のアーム61を支持し、この一対のアーム61の一方の揺動端同士にブレード62を備え、一対のアーム61の他方の端部に接当部61Aを形成し、この接当部61Aに接当してアーム61を起立させる方向に揺動させる接当ピン63を前記シフト部材32に支持し、アーム61を倒れ方向に付勢するバネ64を備えている。このブレード62は、シフト部材32を下端まで移動させた際に前記接当ピン63がアーム61の接当部61Aに接当して図8(b)に示す如く、前記ワイピング部材46の先端部に摺接して、付着物の除去を行い、シフト部材32を上昇させた場合には、図8(a)に示す如く、接当部61Aに対する接当ピン63の接当が解除され、バネ64の付勢力によって側方に待避するよう構成されたものである。
図8(a)には、プリントヘッドHにキャップ部材50を密着させた状態を示しており、このようにプリントヘッドHにキャップ部50を密着させる場合には、プリントヘッドHを待機位置(クリーニング開始位置の一例:同図ではホームポジションHPと一致させている)にセットした状態で、シフトモータ35を作動させ、キャップ部材50を密着位置まで移動させることによって、プリントヘッドHのインク吐出面HAにキャップ部材50が密着し、このキャップ部材50のリップ50Aが弾性変形して、インク吐出孔をキャップ部材50で密封する形態となる。また、キャップ部材50を密着位置にセットする際には、シフト部材32を上昇させることになるが、この上昇時には前記上部位置センサS1が前記遮光片40を検出したタイミングから第2目標データとして設定された数値のパルス数だけシフトモータ35を作動させることにより、キャップ部材50を前記密着位置に設定できる。
尚、同図に示すようにプリントヘッドHにキャップ部材50を密着させた状態では、前記キャリッジ25に形成した押圧部25Aが前記ワイピング部材46の接当部46Aを押圧し、このワイピング部材46の突出量を減じ、キャリッジ25に備えたパーツ類に接触しないように構成している。
また、図8(b)には、ワイピング部材46とキャップ部材50とを格納位置にセットした状態を示しており、この状態ではシフト部材32が主フレーム31に最も接近する位置まで移動する。この格納位置までシフト部材32を作動させる場合には、シフトモータ35を作動させてシフト部材32の下降により前記下部位置センサS2が前記遮光片40を検出したタイミングから予め設定された数値のパルス数だけシフトモータ35を作動させることになる。尚、このようにシフト部材32が主フレーム31に最も接近する位置まで移動させた場合(格納位置にセットした場合)には、前述したようにアーム61が起立姿勢となり、このアーム61に備えたブレード62がワイピング部材46の先端に摺接することにより、このワイピング部材46先端への付着物を除去できるものとなる。
このプリントヘッド管理装置の制御系の概要を図11のように示すことが可能である。つまり、マイクロプロセッサを備えた制御装置66に対して前記ホームポジションセンサHSからの検出信号、前記上部位置センサS1、下部位置センサS2夫々からの検出信号が入力する入力信号系を形成すると共に、制御装置66から吐出駆動部67、前記走査モータ26、前記シフトモータ35、前記ポンプモータ56、前記電磁バルブ57夫々に対して制御信号を出力する出力信号系を形成している。前記吐出駆動部67は前記プリントヘッドHにおいてインクの吐出を制御するピエゾ素子等で構成されたものである。
前記制御装置66は、前記ワイピング部材46を前記プリントヘッドHに接触可能なワイピング位置WPまで移動させた状態でプリントヘッドHを相対移動させるワイピング制御手段66Wと、前記キャップ部材50を前記プリントヘッドHに密着させる密着位置CPまで移動させて密着状態を維持するキャッピング制御手段66Cと、後述する第1目標データと第2目標データとを更新する更新手段Eと、この更新手段Eによる更新値を保存したテーブルデータTとを備えている。尚、このワイピング制御手段66Wと、キャッピング制御手段66Cと、更新手段Eとはプログラムを想定しているが、一部又は全てを論理ゲート等のハードウエアで構成することも可能である。
この写真プリント装置では、プリント処理を行わない場合には、図8(a)に示す如くプリントヘッドHに前記キャップ部材50が密着した状態が維持されるものであり、これを初期状態とした場合、写真プリント装置の電源を投入した直後や、中断していたプリント作業を開始する際には、制御装置66が図12のフローチャートに示すクリーニングルーチンを実行する。つまり、最初に電磁バルブ57を閉じた状態でチューブポンプ55を駆動してキャップ部材50の内部を減圧しながら、前記吐出駆動部67を駆動して7色全てのインクを吐出する制御を設定時間だけ行う(#101ステップ)。
この制御を行うことにより、プリントヘッドHの内部の吐出孔近くにおいて粘性が高まっている全てのインクを強制的に排出できるものとなり、このように排出されたインクは前記減圧チューブ53を介して吸引され、前記回収部58(図5を参照)に回収される。
次に、チューブポンプ55の駆動によるキャップ部材50内部の減圧を継続したまま、前記吐出駆動部67の駆動を停止し(インクの吐出を停止し)、電磁バルブ57を開放することにより空気供給チューブ54を介してキャップ部材50の内部に空気を供給することにより、キャップ部材50の内部空間のインクの排出を促進し、この制御を設定時間だけ行う(#102ステップ)。
次に、チューブポンプ55の駆動によるキャップ部材50内部の減圧を継続したまま、シフトモータ35を作動させることによりキャップ部材50をプリントヘッドHから離間させる制御を開始し、プリントヘッドHからキャップ部材50が離間した後にチューブポンプ55を停止する(#103、#104ステップ)。
また、シフトモータ35の作動を継続して、シフト部材32を大きく下降させた後に、シフトモータ35を逆転させてシフト部材32を上昇させることによって前記ワイピング部材46をワイピング位置WPにセットする(#105ステップ)。このようにワイピング位置WPにセットする場合には、前記上部位置センサS1が前記遮光片40を検出したタイミングから第1目標データとして設定された数値のパルス数だけシフトモータ35を作動させることによって、前記ワイピング部材46をワイピング位置WPにセットできる。このワイピング位置WPは、図9(a)に示す如く、ワイピング部材46の先端部が前記プリントヘッドHのインク吐出面HAに接触し得る位置にセットするシフト部材32の位置として捉えることが可能である。
このようにワイピング部材46をワイピング位置WPにセットした後には、前記走査モータ26の駆動によってプリントヘッドHを作動させ、ワイピング部材46の先端部をプリントヘッドHのインク吐出面HAに摺接させる形態でクリーニングを開始する。また、このクリーニング作動では、図9(b)に示す如く、ワイピング部材46の先端がインク吐出孔の形成領域Fを通過した時点で(設定量だけ作動の後に)停止させ、この後、図10に示す如く、シフトモータ35の作動によってワイピング部材46をプリントヘッドHから離間させ、この後、プリントヘッドHを待機位置まで作動させる制御を行い(#106ステップ)、クリーニングを設定回数行うように#105、#106ステップの処理を設定回数行うよう処理のシーケンスが設定されている。
このように、プリントを行う際にはクリーニングルーチンを実行することにより、プリントヘッドHでのインク詰まりを回避して良好な画質でのプリントを実現する。ワイピング部材46の先端部をプリントヘッドHのインク吐出面HAに摺接させる制御は前記ワイピング制御手段66Wが行うものであり、この制御では、プリントヘッドHを決まった方向に移動させるので、インク吐出面HAの付着物を一方の側に送り出すものとなり、更に、ワイピング部材46をインク吐出孔の形成領域Fを通過した位置において、ワイピング部材46がインク吐出面HAに接触した状態で停止させるので、例えば、ワイピング部材46がプリントヘッドHを通過する形態で作動させるもののように、ワイピング部材46がプリントヘッドの端部を通過したタイミングで、その弾性的な復元力により跳ねるように振動する現象を阻止してインクの飛散を抑制できるものにしている。
前記待機位置は、前記ホームポジションセンサHSがキャリッジ25を検出した位置に設定しているが、これに限るものではなく、ホームポジションセンサHSがキャリッジ25を検出した位置を基準にして主走査方向の何れかの側に設定されるものであっても良い。
また、プリントヘッドHにキャップ部材50を密着させる際には、図13のフローチャートに示すように、この待機位置においてキャップ部材50をプリントヘッドHの方向に移動させ、前記上部位置センサS1が前記遮光片40を検出したタイミングから第2目標データとして設定された数値のパルス数だけシフトモータ35を作動させることによって、前記キャップ部材50を密着位置CPまで移動させてプリントヘッドHに密接させる形態でのキャッピングが可能となる(#201、#202ステップ)。
この密着位置CPは、図8(a)に示す如く、キャップ部材50がプリントヘッドHのインク吐出面HAに密着する位置にあることを示すと同時に、この位置にキャップ部材50をセットするシフト部材32の位置として捉えることが可能である。
特に本発明では、前記更新手段Eの処理が自動的に実行される。つまり、更新手段Eは、前記第1目標データと第2目標データとを時間経過に基づいて更新するプログラムとして前記制御装置66にセットされたものであり、その制御形態の概要を図14のフローチャートのように更新ルーチンとして示すことが可能である。
つまり、ワイピング部材46を適正なワイピング位置WPにセットアップした時点、及び、キャップ部材50を密着位置CPにセットアップした時点でのデータを前記第1目標値と第2目標値の初期値として保存してあり、この制御装置66には第1目標データと第2目標データとの更新を実現するテーブルデータを保存している。このような理由から、更新ルーチンが実行されると、セットアップからの経過時間を取得し、ワイピング部材46の作動時間(積算値)を取得し、キャップ部材の密着時間(積算値)を取得し、これらの時間データに基づいてテーブルデータTを参照し、更新の可否を判断する(#301〜#304ステップ)。
このテーブルデータは、セットアップからの経過時間とワイピング部材46の作動時間とから、ワイピング部材46の素材の劣化や変形、あるいは、磨耗等を予め求め、これを補うよう前記ワイピング位置WPのレベルを高く設定するデータを保存すると共に、セットアップからの経過時間とキャップ部材50の密着時間とから、キャップ部材50のリップ50Aの素材の劣化や変形等を予め求め、これを補うよう前記キャッピング位置CPのレベルを高く設定するデータを保存したデータ構造を具備している。そして、このテーブルデータTは、セットアップからの経過時間とワイピング部材46の作動時間とから、第1目標データの更新の可否を判断でき、セットアップからの経過時間とキャップ部材50の密着時間とから第2目標データの更新の可否を判断できると同時に、更新すべきデータを抽出できるよう機能するものである。
この判断によって、第1目標データと第2目標データとの少なくとも一方の更新が必要な場合には、テーブルデータを読み出し、その値をオーバライトする形態で更新が行われるのである(#305、#306ステップ)。
このように、本発明によると、クリーニングを行う際には、プリントヘッドHのインク吐出面HAに対してワイピング部材46を接触させ、インク吐出面HAの付着物をワイピング部材46が一方の方向に送り出すので、例えば、ワイピング部材46を往復作動させるもののように除去した付着物が再びインク吐出面HAに戻る不都合を回避して付着物の除去が確実となり、しかも、このクリーニング時にはワイピング部材46がインク吐出孔の形成領域Fを通過したタイミングにおいて、ワイピング部材46がインク吐出面HAに接触する状態のまま移動を停止し、次に、このワイピング部材46をインク吐出面HAに対して直交する方向に離間させることになるので、このワイピング部材46に作用する圧力を徐々に開放し、ワイピング部材46が跳ねるように振動する不都合を回避できるものとなる。この構成により、インク吐出面HAに対してワイピング部材46を強く接触させ、インク吐出面HAの付着物を強力除去することが可能となるのである。
また、本発明によると、ワイピング部材46の素材の劣化や変形、あるいは、磨耗等に対応した適正な第1目標データを設定できるので、長期間に亘って使用した場合でもワイピング部材46をプリントヘッドHのインク吐出面HAに対して適正に接触させてクリーニングを行えるばかりでなく、キャップ部材50のリップ50Aの素材の劣化や変形に対応した適正な第2目標データを設定できるので、長期に亘って使用した場合でもキャッピングを適正に行えるのである。
写真プリント装置の全体を示す斜視図 写真プリント装置の一部を開放した状態を示す斜視図 プリントヘッドとプリントヘッド管理装置との位置関係を示す斜視図 プリントヘッドとプリントヘッド管理装置との位置関係を示す正面図 プリントヘッド管理装置の縦断正面図 プリントヘッド管理装置の平面図 プリントヘッド管理装置の斜視図 キャップ部材をプリントヘッドに密着させた状態と、分離してシフト部材を下端まで移動させた状態とを示す断面図 ワイピング部材をワイピング位置に設定した状態と、プリントヘッドを移動させてクリーニング作動を行った状態とを示す断面図 ワイピング部材をプリントヘッドから離間させた状態を示す断面図 制御系のブロック回路図 クリーニングルーチンのフローチャート キャッピングルーチンのフローチャート 更新ルーチンのフローチャート
符号の説明
32 シフト部材
46 ワイピング部材
47 付勢機構
66W ワイピング制御手段
D 駆動機構
F インク吐出孔の形成領域
H プリントヘッド
HA インク吐出面
HP クリーニング開始位置
WP ワイピング位置

Claims (3)

  1. プリントヘッドのインク吐出面に、可撓性素材で成るワイピング部材を接触させた状態で、このプリントヘッドとワイピング部材とを移動機構によって相対的に移動させて付着物の除去を行うワイピング制御手段を備えているプリントヘッド管理装置であって、
    前記ワイピング部材前記プリントヘッドに対して前記インク吐出面と直交する方向に相対的に移動させるシフト機構と、
    前記シフト機構により前記ワイピング部材が移動する際に、前記ワイピング部材とともに移動しないように支持され、前記ワインピング部材が前記付着物の除去を行う際に、前記ワイピング部材の前記移動機構による相対移動方向の逆方向への変形を所定量以下に規制する規制体と、を備え、
    前記ワイピング制御手段は、前記ワイピング部材とプリントヘッドとの相対移動の開始後、ワイピング部材がインク吐出面におけるインク吐出孔の形成領域を通過し、かつ、インク吐出面に接触している状態で、前記シフト機構を制御してワイピング部材と前記インク吐出面とを離間させるよう制御形態が設定されているプリントヘッド管理装置。
  2. 前記ワイピング制御手段は、前記移動機構とシフト機構とを制御して前記ワイピング部材をワイピング位置にセットした後、前記シフト機構の制御によってワイピング部材とプリントヘッドとを相対移動させるクリーニング作動を行い、ワイピング部材によってインク吐出面の付着物の除去を行い、このワイピング部材が前記インク吐出孔の形成領域を通過したタイミングで相対移動を停止し、次に、前記シフト機構を制御してプリントヘッドとワイピング部材とを離間し、この後、前記移動機構とシフト機構とを制御して前記ワイピング部材をワイピング位置にセットして前記クリーニング作動を再度行うよう制御形態が設定されている請求項1記載のプリントヘッド管理装置。
  3. 前記シフト機構がシフト作動するシフト部材を備えて構成され、前記ワイピング部材がシフト部材に対して付勢機構によって突出方向に付勢して備えられている請求項1又は2記載のプリントヘッド管理装置。
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