JP4569032B2 - 電子機器および電子機器システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器および電子機器システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルスチルカメラ等の電子カメラでは、撮影された画像データはカメラ内のメモリや、カメラに装着されたメモリカード等の記録媒体に記録される。撮影後の画像データは、通信ケーブルを介してPC(パーソナルコンピュータ)等の記憶装置に転送することができる。また、PCをインターネットに接続することにより、PCに転送された画像ファイルをさらにインターネットを介してフォトサービスに画像フィルを転送することも可能となる。
【0003】
電子カメラとPCとの通信手段にはUSBが用いられることが多く、画像ファイルの転送時間は比較的短縮されるようになった。一方、PCとインターネットとの接続には電話回線等が一般的に用いられており、電子カメラとPCとの間の転送時間よりも、PCとインターネットとの間の転送時間の方がかなり長くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、PCとインターネットとの間の転送が継続していると、電子カメラからPCへの転送が終了したことに気付き難く、電子カメラの電源を切り忘れることが多かった。さらに、初心者の場合には、電子カメラの電源をオフするタイミングが不慣れなため、電子カメラの電源をオフにするのを忘れて、バッテリの無駄な電力消費を招いていた。また、USB通信では、PCは所定時間間隔でカメラをポーリングに行くので、カメラはスリープ状態の低電力モードになることができず、電源の消費が継続されるという問題もあった。
【0005】
本発明の目的は、画像転送の終了が分かり易く、電力消費の低減を図ることができる電子機器および電子機器システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1の発明は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像の画像データを記憶媒体に記憶させる記憶手段と、前記記憶媒体に記憶された画像データを外部記憶装置へ転送するための通信手段とを備えた電子機器において、前記画像データの前記通信手段による転送を指示する転送指示操作部と、前記画像データの転送終了を確認する転送終了確認手段と、前記画像データの転送が進行中は前記画像データが転送されていることを示す転送マークを表示し、かつ前記転送終了確認手段による前記画像データの転送終了確認により、表示を変えて転送が終了したことを示す転送終了マークを表示する表示手段と、外部電源が接続可能な外部電源接続端子と、前記外部電源接続端子に前記外部電源が接続されているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記外部電源接続端子に前記外部電源が接続されていないと判別されると、前記転送終了確認手段による前記画像データの転送終了確認から所定時間後に電子機器の電源をオフし、前記判別手段により前記外部電源接続端子に前記外部電源が接続されていると判別されると、前記転送終了確認手段による前記画像データの転送終了確認から所定時間後であっても電源をオフすることがない電源制御手段とを備え、前記記憶手段は、前記外部記憶装置から受信した前記転送終了のメッセージの記載された転送終了メッセージファイルを前記記憶媒体に記憶し、前記転送終了確認手段は、前記記憶媒体に記憶された前記転送終了メッセージファイルの確認によって、前記転送終了を確認することを特徴とする。
(2)請求項3の発明は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像の画像データを記憶媒体に記憶させる記憶手段と、前記記億媒体に記憶された画像データを外部記憶装置へ転送するための通信手段とを備えた電子機器において、前記画像データの前記通信手段による転送を指示する転送指示操作部と、前記画像データの転送終了により、電子機器の電源のオフを許可するマークを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
(3)請求項7の発明の電子機器システムは、情報入力手段を有する外部記憶装置と、電子機器であって、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像の画像データを記憶媒体に記憶させる記憶手段と、前記記憶媒体に記憶された画像データの外部への出力が可能な情報出力手段と、前記電子機器と外部電源とを接続する外部電源接続端子と、前記外部電源が前記外部電源接続端子を介して前記電子機器に接続されているか否かを判断する判断手段と、前記画像データの前記情報出力手段を介した転送を指示する転送指示操作部とを備え、低消費電力モードで動作可能な電子機器と、前記情報出力手段から前記情報入力手段へと前記画像データを伝達する伝達手段とを備え、前記転送指示操作部の指示により、前記伝達手段を介した前記電子機器から前記外部記憶装置への画像データの転送を開始し、前記判別手段により前記外部電源接続端子に前記外部電源が接続されていないと判別されると転送終了後に前記伝達手段を介した前記外部記憶装置からの指示により前記電子機器を低消費電力モードとするようにし、前記判別手段により前記外部電源接続端子に前記外部電源が接続されていると判別されると転送終了後に前記伝達手段を介した前記外部記憶装置からの指示があっても前記電子機器を低消費電力モードとしないようにしたことを特徴とする。
【0007】
なお、上記課題を解決するための手段の項では、本発明を分かり易くするために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が発明の実施の形態に限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明による電子機器の一実施の形態を示す図であり、(a)は電子カメラを上方から見た平面図、(b)は電子カメラを後方から見た背面図である。図1(a)に示すように、電子カメラ1の上面には、電源のオン/オフ操作を行うメインスイッチ4、撮影動作を行わせるためのレリーズボタン5、およびカメラ情報を表示する表示パネル7が設けられている。この電子カメラ1は、被写体を撮影して得られた画像データを後述するメモリカード424に記録する記録モードと、メモリカード424に記録された画像データを読み出してカメラ背面に設けられた表示LCD3(図1(b)参照)に再生表示する再生モードとを有している。この記録モードと再生モードとの切換操作は、ダイヤル6により行う。
【0009】
図1(b)に示すように、カメラ背面には、画像表示用の表示LCD3の他に、ファインダー接眼窓8、撮影光学系2をズーム操作するためのズーム切換ボタン9や各種操作ボタンが設けられている。ズーム切換ボタン9は、そのW側が押し込まれると撮影光学系2が広角側に駆動され、T側が押し込まれると望遠側に駆動される。記録モード時には、後述するCCD214により撮像された被写体像が表示LCD3に逐次表示される。一方、再生モード時には、後述するメモリカード424に記録されている画像のサムネイル表示や、個々の画像の再生表示などが表示LCD3により行われる。
【0010】
10は表示LCD3に設定メニューを表示させるためのメニューボタンであり、各種設定を行う際に設定メニューを表示させて選択ボタン11a〜11dにより設定すべき項目を選択する。本実施の形態では、設定メニューにより後述する記録モード時の転送マーキングの設定および解除、再生モード時の一括での転送マーキング設定および解除、再転送の設定等を行うことができる。それぞれの設定についての詳細は後述する。転送/マーキングボタン12は、画像ファイル毎に転送マーキングを付加する際、および画像ファイル転送を開始させる際に用いられる操作ボタンである。
【0011】
転送/マーキングボタン12は、USB接続端子13に後述するUSB通信用ケーブル21(後述する図5を参照)が接続されると転送ボタンとして機能し、USB通信用ケーブル21が外されるとマーキングボタンとして機能する。15はACアダプタ(不図示)を接続するための外部電源接続端子であり、ACアダプタの外部電源接続端子15への接続・非接続は検出装置457(図2参照)により検出される。USB接続端子13および外部電源接続端子15はカバー16内に設けられており、カバー16を開くとそれらの端子13,15が露出する。
【0012】
図2は図1に示した電子カメラの回路ブロック図である。ROM443には、電子カメラ1の制御プログラムが記憶されている。メインスイッチ4をオンにすると電子カメラ1の電源がオンとなり、この制御プログラムがCPU439によって起動される。ダイヤル6により記録モードに設定されると、電子カメラ1は撮影可能となる。一方、ダイヤル6により再生モードに設定されると、記録媒体であるメモリカード424に記録されている画像データに基づく画像を表示LCD3に再生表示することができる。なお、記録モード時には、CCD214からの撮像信号に基づく画像が表示LCD3に表示される。
【0013】
撮影光学系2は複数のレンズ201〜204を有しており、焦点調節動作はレンズ駆動回路430により行われる。このレンズ駆動回路430による焦点調節動作は、通常、CPU439の指令により行われるが、距離環462をマニュアル操作した際に出力される操作信号によっても焦点調節動作を行わせることができる。
【0014】
撮影光学系2のレンズ203とレンズ204との間には、シャッタ板208および絞り215が設けられている。撮影光学系2に入射した被写体光は、レンズ201〜204、シャッタ板208および絞り板215を通過してCCD214の撮像面上に結像される。絞り板215およびシャッタ板208は円盤状に形成されており、円盤の回転中心にそれぞれ設けられたステップモータ415、408により駆動される。絞り板215には開口面積の異なる複数の絞り開口部(不図示)が設けられており、ステップモータ415で絞り板215を回転させて任意の1つの絞り開口部を光軸上に配設する。
【0015】
シャッタ板208にはレンズ203を通過した全ての光束を遮光する完全遮光部(不図示)と、全ての光束を通過させる開口部(不図示)とが設けられている。露光時にはシャッタ板208の開口部が光路上にセットされ、露光終了とともに完全遮光部が光路上にセットされる。絞り板215を回動するステップモータ415は、駆動回路453により駆動制御される。シャッタ板208を回動するステップモータ408は、シャッタ駆動回路454により駆動制御される。
【0016】
撮影の際には、まず、CCD214に蓄積されている電荷が排出されるとともに、絞り板215の所定の開口部が光路上にセットされる。そして、CCD214が所定時間露光されると電荷が再び蓄積される。上記電荷の排出から再びシャッタ板208の完全遮光部で光路が遮光されるまでの時間が、露光時間に対応している。
【0017】
撮影光学系2によりCCD214の撮像面上に被写体像が結像されると、被写体像の光の強弱に応じた信号電荷が蓄積される。CCD214にはデジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPと呼ぶ)433から水平駆動信号が供給されるとともに、DSP433により制御されるCCD駆動回路434から垂直駆動信号が供給される。すなわち、CCD214はDSP433およびCCD駆動回路434によりタイミング制御され、CCD214からの信号は画像処理部431に入力される。
【0018】
画像処理部431はノイズ除去回路や直流再生回路などを有しており、CCD214から出力された画像信号に対してノイズ除去、ゲインコントロールなどのアナログ処理を施す。画像処理部431から出力されたアナログの画像信号は、アナログ/デジタル変換回路(以下、A/D変換回路と呼ぶ)432によりデジタル信号に変換される。変換後のデジタル画像データは、上述したDSP433に入力される。
【0019】
DSP433では、A/D変換回路432から出力された画像データに対して輪郭補償やガンマ補正、ホワイトバランス調整などの画像処理が施される。また、DSP433はバッファメモリ436およびメモリカード424に接続されているデータバスを制御して、各種画像処理が施された画像データをバッファメモリ436に一旦記憶させる。そして、その後に、バッファメモリ436から画像データを読出し、所定の圧縮形式(例えば、JPEG方式)でデータ圧縮してメモリカード424に記録させる。
【0020】
また、DSP433は、CCD214で撮像され上記画像処理が行われた後の画像データや、メモリカード424から読み出され伸張された画像データをフレームメモリ435に記憶させ、それらの画像データに基づく画像を電子カメラ1に設けられた表示LCD3に表示させる。さらに、DSP433は、上述した画像データのメモリカード424への記録や伸張後の撮影画像データのバッファメモリ436への記録などにおける、データ入出力のタイミング管理も行う。
【0021】
CCD214の出力に基づく画像データが一時的に格納されるバッファメモリ436は、メモリカード424に対する画像データの入出力の速度の違いや、CPU439やDSP433等における処理速度の違いを緩和するために利用される。タイマ445は時計回路を内蔵し、現在の時刻に対応するタイムデータをCPU439に出力するとともに、後述するモニタオンオフ制御の際のタイマとしても用いられる。このタイムデータは、上述した画像データとともにメモリカード424に記録される。
【0022】
測色素子417は主要被写体およびその周囲の色温度を検出し、検出した色温度のデータを測色回路452へ出力する。測色回路452は測色素子417から出力されたアナログ信号に所定の処理を施してデジタル値に変換し、変換後のデジタル信号をCPU439へ出力する。インタフェース448は、所定の外部装置(不図示)との間でデータの送受信を行うために設けられたものであり、本実施の形態ではUSBインタフェースが設けられている。440は表示パネル7を制御する表示回路である。電源部455には、カメラ駆動用のバッテリ456と外部電源接続端子15とが設けられている。上述したように、ACアダプタの外部電源接続端子15への接続・非接続は検出装置457により検出される。
【0023】
撮影された画像の画像データは、画像ファイルとしてメモリカード424に記録される。メモリカード424内には「DCIM」というディレクトリが作成され、画像ファイルはそのディレクトリに記録される。図3はDCIMディレクトリ内のファイル構造を定性的に示したものである。DCIMディレクトリには、「100NIKON」という名称の画像フォルダ44が予め形成される。撮影により得られた画像データの画像ファイル45は、この画像フォルダ44内に格納される。画像ファイル45には、撮影した順に「DSCN0001.jpg」,「DSCN0002.jpg」,「DSCN0003.jpg」のようにファイル名が付加される。図3に示す例では、「DSCN0001.jpg」〜「DSCN0010.jpg」までの10個の画像ファイル45が格納されている。
【0024】
電子カメラ1内のメモリカード424から外部装置に画像ファイル45を転送する場合には、予め転送すべき画像の各々に転送マーキングを付加しておく。USBケーブルを電子カメラ1に接続して図1の転送/マーキングボタン12を操作すると、転送マーキングが付加された画像データ(画像ファイル45)のみが転送される。転送マーキングの設定は、記録モードおよび再生モードのいずれの場合でも行うことができる。記録モードの場合、(a)設定メニューによる一括設定と、(b)撮影直後のフリーズ画像表示中に設定する方法とがある。一方、再生モードの場合には、(c)表示LCD3に一コマ再生表示して設定する方法と、(d)表示LCD3にサムネイル再生表示させて設定する方法と、(e)記録モードの場合と同様に設定メニューにより一括設定/解除する方法とがある。
【0025】
例えば、一コマ再生表示して設定する場合には、図4のように表示LCD3に一コマ画像を再生表示させて転送/マーキングボタン12をプッシュ操作する。
そうすると、図3の画像フォルダ44内にリストファイル47が生成される。46はリストファイル47の記録内容を示したリストである。上述したように画像を指定して転送/マーキングボタン12を操作すると、リスト46に指定した画像のファイル名48が記録され、図4に示すように表示LCD3に転送マーク33が表示される。
【0026】
図3の例では、リスト46に「DSCN0002.jpg」,「DSCN0004.jpg」という名称のファイル名48が記録されているので、これらのファイル名の画像ファイル45に転送マーキングが付加されていることになる。なお、転送マーキングが付加された画像を表示LCD3に再生表示すると、図4に示すような転送マーク33が必ず表示されるので、カメラ使用者はどの画像に転送マーキングが付されているかを容易に確認することができる。
【0027】
《画像ファイル転送動作の説明》
図5は、画像ファイル45をPC20に転送する場合のシステム構成を示す図である。電子カメラ1のUSB接続端子13はUSBケーブル21を介してPC20のUSB接続端子24に接続される。22はPC20に接続されたモニタである。PC20はモデム25および一般電話回線を介してインターネットと接続されている。例えば、PC20に画像ファイル45を転送した後に、インターネットを利用したフォトサービスに画像ファイル45を転送することができる。
【0028】
PC20には転送処理用プログラムが予めインストールされている。このプログラムは、例えば、USBケーブル21で接続された電子カメラ1に図3に示したファイル構造が有ることをPC20が認識すると、自動的に起動する。USBケーブル21が電子カメラ1に接続されると、電子カメラ1の転送/マーキングボタン12は転送開始を指示する転送ボタンとしての機能を有するようになる。
【0029】
転送動作時には、図3に示すようにメモリカード424のDCIMディレクトリに、「order.job」というファイル50と「reply.job」というファイル51とが生成される。「order.job」ファイル50は電子カメラ1により作成され、PC20により参照される。一方、「reply.job」ファイル51はPC20により作成され、電子カメラ1により参照される。このように、メモリカード424を仲立ちにしてカメラ側の処理とPC側の処理とが関連づけて行われ、PC20への画像ファイル45の転送作業が行われる。
【0030】
図6および図7は、転送/マーキングボタン12が操作されてから、画像ファイルの転送が終了するまでの手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートは電子カメラ1側の処理手順を示したものであり、図7のフローチャートはPC20側の処理手順を示したものである。以下では、図3に示す例に基づいて転送動作を説明する。
【0031】
まず、図6に示したカメラ側の処理について説明する。図6のフローチャートは、電子カメラ1の転送/マーキングボタン12が操作されると処理がスタートする。ステップS101では、図8(a)に示すように、転送準備中であることを示す表示60を表示LCD3に表示する。ステップS102では、図3の「order.job」ファイル50をメモリカード424内に作成し、そのファイル50に「transfer」という命令52を書き込む。
【0032】
ステップS103では、メモリカード424内に「reply.job」ファイル51が作成されたか否かを判定し、「reply.job」ファイル51が作成されるとステップS104へ進んで、「reply.job」ファイル51を参照する。この「reply.job」ファイル51は上述したようにPC20により作成されるものであり、ファイル内には転送数53や、リストファイル47に記録されたファイル名48の全ての画像ファイル45が転送終了したことを示す「finish」という命令54が記録される。なお、「reply.job」ファイル51の生成当初には、一つ目の画像ファイルが転送中であることを示す「1/2」が転送数53として記録されている。
【0033】
ステップS105では、「reply.job」ファイル51に「finish」命令54が記録されているか否かを判定し、YESと判定されるとステップS106へ進み、NOと判定されるとステップS109へ進む。ステップS105からステップS109へ進んだ場合には、「reply.job」ファイル51の記録内容に応じて表示LCD3の表示を更新する。
【0034】
具体的には、一つ目の画像ファイル45(ファイル名「DSCN0002.jpg」)を転送している最中の「reply.job」ファイル51には、「1/2」という転送枚数53が記録されており、二つ目の画像ファイル45(ファイル名「DSCN0004.jpg」)を転送している最中には、「2/2」という転送枚数53が記録されている。そして、二つ目の画像ファイル45の転送完了後は、上述した「finish」という命令54が記録される。そして、一つ目の画像ファイル45を転送している最中には、図8(b)に示すような表示61,62,63が表示LCD3に表示される。表示61は画像ファイルの転送中であることを示す表示であり、表示62はいくつ目の画像ファイルを転送しているかを示す表示であり、表示63は転送経過状況をバーグラフで示したものである。
【0035】
一方、「reply.job」ファイル51に「finish」命令54が有ってステップS105からステップS106へ進んだ場合には、ステップS106においてメモリカード424内の「order.job」ファイル50を削除する。ステップS107では、「reply.job」ファイル51がPC20によって削除されたか否かを判定し、削除されるとステップS108へ進む。ステップS108では、図8(c)に示すような表示64,65を表示LCD3に表示する。表示64は、リストファイル47に記録されているファイル名48の画像ファイル45が全て転送されたことを示す表示である。表示65は、電子カメラ1の電源をオフしても良いことを示す表示である。
【0036】
次に、図7に示すPC側の処理手順について説明する。ステップS201では、メモリカード424内に「order.job」ファイル50が作成されたか否かを判定し、ファイル50が作成されたならばステップS202へ進む。ステップS202では、「order.job」ファイル50内の「transfer」命令52を受けて、図3に示した「reply.job」ファイル51をメモリカード424内に作成する。各転送タイミングにおける「reply.job」ファイル51内の記録内容は上述したとおりである。
【0037】
ステップS203では、リストファイル47に記録されているファイル名48の画像ファイル45の一つを、PC20側に転送する。ステップS204では、リストファイル47に記録されているファイル名48の画像ファイル45の全てが転送終了したか否かを判定し、YESと判定されるとステップS205へ進み、NOと判定されるとステップS208へ進む。ステップS204からステップS208へ進んだ場合には、「reply.job」ファイル51の記録内容を更新する。例えば、一つ目の画像ファイル45の転送が完了したときには、転送数53を「1/2」から「2/2」に書き換える。
【0038】
一方、全ての画像ファイルの転送が終了してステップS204からステップS205へ進んだ場合には、ステップS205において「reply.job」ファイル51に「finish」命令54を書き込む。ステップS206では、メモリカード424内の「order.job」ファイル50が削除されたか否かを判定し、YESと判定されるとステップS207へ進む。ステップS207では、メモリカード424内の「reply.job」ファイル51を削除する。
【0039】
図6,図7のフローチャートに示す処理では、転送が終了したならば表示LCD3に図8(c)に示すような表示を出して、使用者に電子カメラ1の電源をオフにしても良いことを知らせるようにした。そのため、PC側で転送処理とは別の処理が継続されていた場合でも、画像転送が終了したことを使用者に知らせることができるとともに、電子カメラ1の電源オフを促すことによってバッテリ456の無駄な消費を防止することができる。また、使用者が電子カメラやPCの扱いに不慣れな初心者で、どのタイミングになれば電子カメラ1の電源をオフにして良いかについて不慣れな場合であっても、図8(c)の表示を出すことにより安心して電源をオフすることができる。
【0040】
なお、図8(c)に示す例では表示65を表示してカメラ電源のオフが可能なことを示したが、ACアダプタを使用している場合には、バッテリ456の無駄な電力消費という問題が無いので、表示65を表示しなくても良い。
【0041】
図9は図6のフローチャートの変形例であり、図6のステップS108の後にステップS301〜ステップS303の処理を追加したものである。ステップS108において図8(c)に示す表示を出したならば、ステップS301に進んで、ACアダプタが電子カメラ1の外部電源接続端子15(図1,2を参照)に接続されているか否かを判定する。ステップS301においてNOと判定されるとステップS302へ進み、YESと判定されると図9のフローチャートの処理を終了する。
【0042】
ACアダプタが接続されていなくてステップS301からステップ302へ進んだ場合には、ステップS302において、転送終了表示をしてから所定時間が経過したか否かを判定する。ステップS302において所定時間経過したと判定されると、ステップS303へ進む。ステップS303では、電子カメラ1の電源をオフする。こうすることにより、転送終了表示後に使用者が電子カメラ1の電源オフを忘れた場合でも、電源オフとすることによりバッテリ456の無駄な電力消費を防止することができる。
【0043】
また、PC20側から電子カメラ1に信号を送って電子カメラ1の電源をオフしたり、スリープ状態と呼ばれる低消費電力状態にしたりしても良い。この場合も、バッテリ456の無駄な電力消費を防止することができる。なお、USBケーブル21がPC20と接続されていると、PC20は所定時間間隔で電子カメラ1をポーリングに行くので、スリープを指示する信号を受けた後には、ポーリングがあってもそれを受け付けないように設定される。
【0044】
なお、上述した実施の形態では、USBケーブル21が接続されているか否かによって、転送/マーキングボタン12の機能を切り換えるようにしたが、転送用のボタンとマーキング用のボタンとを各々備えるようにしても良い。また、通信方式としては上述したUSB方式に限らず、ブルートゥースなどの無線方式を用いても良い。
【0045】
以上説明した実施の形態と特許請求の範囲の要素との対応において、CCD214は撮像手段を、メモリカード424は記憶媒体を、PC20は外部記憶装置を、USB接続端子13およびインタフェース448は通信手段および情報出力手段を、バッテリ456は駆動用内蔵バッテリを、表示64,65はマークを、転送/マーキングボタン12は転送指示操作部を、表示LCD3は表示手段を、検出装置457およびCPU439は判別手段を、CPU439は記憶手段および制御手段を、USB接続端子24は情報入力手段を、USB通信用ケーブル21は伝達手段をそれぞれ構成する。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1および2の発明によれば、画像データの転送終了により転送終了のマークや電源オフを許可するマークを表示したことにより、画像データの転送終了や電子機器の電源オフのタイミングが分かり易くなる。そのため、使用者に対して電源オフを促す効果がある。
また、請求項3や請求項4の発明のように駆動用内蔵バッテリを用いる電子機器では、マークの表示で使用者に電源オフを促すことにより、バッテリの無駄な電力消費を防止することができる。
請求項5の発明では転送終了から所定時間後に電子機器の電源がオフとされるので、低消費電力の効果がある。
また、請求項1〜6の発明では、電子機器側の転送指示操作部の指示により画像データの転送が行われるので、転送作業が分かり易く簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子機器の一実施の形態を示す図であり、(a)は電子カメラを上方から見た平面図、(b)はカメラを後方から見た背面図である。
【図2】図1に示す電子カメラの回路ブロック図である。
【図3】メモリカード424内のファイル構造を定性的に示す図である。
【図4】転送マーク33の表示例を示す図である。
【図5】画像データをPC20のハードディスクに転送する場合のシステム構成を示す図である。
【図6】カメラ側の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】PC側の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】表示LCD3の表示例を示す図であり、(a)は転送準備中の表示、(b)は転送中の表示、(c)は転送終了時の表示をそれぞれ示す。
【図9】図6に示す処理手順の変形例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子カメラ
3 表示LCD
12 転送/マーキングボタン
13,24 USB接続端子
15 外部電源接続端子
20 PC(パーソナルコンピュータ)
21 USB通信用ケーブル
44 画像フォルダ
47 リストファイル
12 転送/マーキングボタン
214 CCD
424 メモリカード
439 CPU
448 インタフェース
456 バッテリ
457 検出装置
Claims (7)
- 被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像の画像データを記憶媒体に記憶させる記憶手段と、前記記憶媒体に記憶された画像データを外部記憶装置へ転送するための通信手段とを備えた電子機器において、
前記画像データの前記通信手段による転送を指示する転送指示操作部と、
前記画像データの転送終了を確認する転送終了確認手段と、
前記画像データの転送が進行中は前記画像データが転送されていることを示す転送マークを表示し、かつ前記転送終了確認手段による前記画像データの転送終了確認により、表示を変えて転送が終了したことを示す転送終了マークを表示する表示手段と、
外部電源が接続可能な外部電源接続端子と、
前記外部電源接続端子に前記外部電源が接続されているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記外部電源接続端子に前記外部電源が接続されていないと判別されると、前記転送終了確認手段による前記画像データの転送終了確認から所定時間後に電子機器の電源をオフし、前記判別手段により前記外部電源接続端子に前記外部電源が接続されていると判別されると、前記転送終了確認手段による前記画像データの転送終了確認から所定時間後であっても電源をオフすることがない電源制御手段とを備え、
前記記憶手段は、前記外部記憶装置から受信した前記転送終了のメッセージの記載された転送終了メッセージファイルを前記記憶媒体に記憶し、
前記転送終了確認手段は、前記記憶媒体に記憶された前記転送終了メッセージファイルの確認によって、前記転送終了を確認することを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
前記転送終了確認手段が前記転送終了を確認すると、前記記憶媒体から前記転送終了メッセージファイルを削除する削除手段を更に備えることを特徴とする電子機器。 - 被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像の画像データを記憶媒体に記憶させる記憶手段と、前記記億媒体に記憶された画像データを外部記憶装置へ転送するための通信手段とを備えた電子機器において、
前記画像データの前記通信手段による転送を指示する転送指示操作部と、
前記画像データの転送終了により、電子機器の電源のオフを許可するマークを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする電子機器。 - 請求項3に記載の電子機器において、
駆動用内蔵バッテリを備えることを特徴とする電子機器。 - 請求項4に記載の電子機器において、
外部電源が接続可能な外部電源接続端子と、
前記外部電源接続端子に前記外部電源が接続されているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記外部電源が接続されてないと判別されると前記表示手段による前記マークの表示を許可し、前記判別手段により前記外部電源が接続されていると判別されると前記表示手段による前記マークの表示を禁止する制御手段とを設けたことを特徴とする電子機器。 - 請求項3〜請求項5のいずれかに記載の電子機器において、
前記画像データの転送終了から所定時間後に電子機器の電源をオフするようにしたことを特徴とする電子機器。 - 情報入力手段を有する外部記憶装置と、
電子機器であって、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像の画像データを記憶媒体に記憶させる記憶手段と、前記記憶媒体に記憶された画像データの外部への出力が可能な情報出力手段と、前記電子機器と外部電源とを接続する外部電源接続端子と、前記外部電源が前記外部電源接続端子を介して前記電子機器に接続されているか否かを判断する判断手段と、前記画像データの前記情報出力手段を介した転送を指示する転送指示操作部とを備え、低消費電力モードで動作可能な電子機器と、
前記情報出力手段から前記情報入力手段へと前記画像データを伝達する伝達手段とを備え、
前記転送指示操作部の指示により、前記伝達手段を介した前記電子機器から前記外部記憶装置への画像データの転送を開始し、前記判別手段により前記外部電源接続端子に前記外部電源が接続されていないと判別されると転送終了後に前記伝達手段を介した前記外部記憶装置からの指示により前記電子機器を低消費電力モードとするようにし、前記判別手段により前記外部電源接続端子に前記外部電源が接続されていると判別されると転送終了後に前記伝達手段を介した前記外部記憶装置からの指示があっても前記電子機器を低消費電力モードとしないようにしたことを特徴とする電子機器システム。
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