JP4568853B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、メダル等の遊技媒体を使用する遊技機に関する。
現在、遊技機の一つとしてメダルを遊技媒体とするスロットマシンがある。このスロットマシンは、図19に示したように、正面視四角形に枠組みした側枠100及びその側枠100の背面に設けた背板101とからなる箱状の外枠102と、図19には表示されないが前記外枠102の前面に片開きのドア状に回動可能に取り付けた前面パネルと、景品として遊技者に遊技媒体を放出する遊技媒体放出装置103と、個別に回転可能な三個のリールを主要構成要素とする図柄変動装置104と、各種スイッチ類(電源スイッチ105、エラー解除スイッチ106、確率設定変更専用のキーで操作する当たり率設定用のキースイッチ107、打止めスイッチ108、精算切替スイッチ109など)を設けた電源装置110を有する。これらの構成要素のうち前記電源装置110は、例えば特許文献1に記載されているように、前面パネルのヒンジ部側に対応する外枠102の下コーナー部に設置されている。
特開2001−25525号公報
前記のように電源装置110には当たり率の設定変更のような遊技関連機能が組み込まれているため不正者に狙われやすい。
電源装置110に対する不正工作としては、外枠102と前面パネルの隙間などから細長い金属製の帯板を差し込んで電源装置110のコネクタにアクセスし、回路をショートさせて当たり率の設定を強制的に変更する、という手口がある。斯かる不正行為に対し、従来は電源装置110を防犯用のパネルで覆う程度の防犯対策が施されていたが殆ど効果がなく、それどころか電源装置110の周りにパネルを設けることによって電源装置110の放熱性能を低下させてしまうデメリットが生じていた。
また、電源装置110に対するその他の不正工作としては、電源装置110と制御装置を繋ぐケーブルに受信機付きの不正基板を仕込み、不正者が発信する特定の電波で前記不正基板を起動させて当たり率の設定を強制的に変更する、という手口もある。
本発明は上記に鑑みなされたもので、その目的は電源装置に対する上記課題中、後者の不正工作に対抗可能な遊技機を提供することにある。
正面視四角形に枠組みした側枠及びその側枠の背面に設けた背板とからなる外枠と、
その外枠の前面に開閉可能に取り付けた前面パネルと、
複数の図柄を変動表示するための図柄変動装置と、
電源装置と、
制御装置と、を有する遊技機であって、
前記電源装置は、前記外枠の背板に向かう側を腹面としてその反対側を表面とし、該表面に少なくとも当たり率設定用のスイッチとコネクタとを備えると共に前記外枠の背板上部に設置して前記スイッチとコネクタとを前記前面パネル側に向かわせるようになし、
一方、前記制御装置は、前記図柄変動装置自体か又は図柄変動装置を含むユニットに取着され、該取着状態で前記外枠の背板に向かう側の面に前記電源装置のコネクタと対をなすコネクタが設けられ、該コネクタと前記電源装置のコネクタとを直に嵌め合わせて電源装置と電気的に接合されるようになし、
さらに、前記電源装置に前記制御装置をほぼL字状に接合させた状態で電源装置と制御装置によって区画されるスペースに電源装置の前記スイッチが臨むようになっており、また、前記外枠の内面と前記図柄変動装置の上方との間に前記前面パネルを開いた状態で前記スペースに通じる手入れ用のスペースを形成し、該スペースを介して電源装置の前記スイッチを操作し得るようにしたしたことを特徴とする遊技機を提供する。
コネクタ同士を直に嵌め合わせて結合した電源装置と制御装置の間にはケーブルが介在しないため、従来のように受信機付きの不正基板がケーブルに仕込まれる、というようなおそれが全くない。
以下に本発明の実施の形態を遊技機たるスロットマシンを例示して説明するが、以下の実施形態並びにその次の実施例1の説明は次段落に列挙する技術的思想の実施形態並びに実施例にも当て嵌まる。なお、図1は下パネルを開いて示すスロットマシンの斜視図、図2はスロットマシンの分解斜視図、図3はスロットマシンの斜視図、図4−A,図4−B,図4−Cはスロットマシンの背面上部のコーナー部分を示す一部拡大断面図、図5は上パネルと下パネルの結合部を示す要部の断面図、図6はスロットマシンの前面下部のコーナー部分を示す一部拡大断面図、図7は他の実施形態を示すスロットマシンの斜視図、図8(a)は電源装置の斜視図、図8(b)は電源装置の分解斜視図、図9は他の実施形態を示すスロットマシンの斜視図、図10はブロック図である。
[技術的思想1]
正面視四角形に枠組みした側枠及びその側枠の背面に設けた背板とからなる外枠と、その外枠の前面に取り付けた前面パネルと、複数の図柄を変動表示するための図柄変動装置と、電源装置とを有し、前記電源装置を外枠の背板に設置するようにしたことを特徴とする遊技機。
電源装置を外枠の背板に設置すると、不正者から電源装置までの距離が遠くなり且つ図柄変動装置などの部品が実質的なバリケードになるから、電源装置に対する不正行為に十分対抗できる。また、外枠の背板は遊技機の真裏にあって不正者も手出しできないため、外枠内部から機裏に通じる放熱口を背板に設けるなど、電源装置の発熱対策も講じやすい。
[技術的思想2]
正面視四角形に枠組みした側枠及びその側枠の背面に設けた背板とからなる外枠と、その外枠の前面に取り付けた前面パネルと、複数の図柄を変動表示するための図柄変動装置と、電源装置とを有し、図柄変動装置の上方を通って外枠の背板に達するスペースを形成し、一方、外枠の背板上部であって前記スペースから入れた手で付属するスイッチ類が操作可能な位置に電源装置を設置するようにしたことを特徴とする遊技機。
[技術的思想3]
前記背板に機裏に貫通する放熱口を形成し、一方、電源装置にヒートシンクを形成し、前記放熱口の中にヒートシンクを臨ませて機外に放熱させるようにしたことを特徴とする前記技術的思想2記載の遊技機。
[技術的思想4]
正面視四角形に枠組みした側枠及びその側枠の背面に設けた背板とからなる外枠と、複数の図柄を変動表示するための図柄変動装置と、電源装置と、制御装置とを有し、前記電源装置を外枠の背板上部に設置すると共に図柄変動装置自体か又は図柄変動装置を含むユニットに前記制御装置を取着し、さらに電源装置と制御装置の夫々にドロワーコネクタを設置すると共に電源装置のドロワーコネクタと制御装置のドロワーコネクタを直に嵌め合わせて両者を電気的に接合するようにした遊技機。
[技術的思想5]
正面視四角形に枠組みした側枠及びその側枠の背面に設けた背板とからなる外枠と、複数の図柄を変動表示するための図柄変動装置又はその図柄変動装置を含むユニットと、電源装置と、制御装置とを有し、前記電源装置を外枠の背板上部に設置すると共に前記図柄変動装置又はユニットに制御装置を取着し、さらに電源装置と制御装置の夫々にドロワーコネクタを設置すると共に電源装置のドロワーコネクタと制御装置のドロワーコネクタを直に嵌め合わせて両者を電気的に接合するようになし、なおかつ、前記図柄変動装置又はユニットをドロワーコネクタの結合ポイントに向けて案内するガイド手段を外枠に設けてなることを特徴とする遊技機。
スロットマシン1は、前面が開口する箱形態の外枠2と、その外枠2の前面に片開きのドア状に回動可能に取り付けた前面パネル3と、景品として遊技者に遊技媒体(以下「メダル」という。)を放出する遊技媒体放出装置(以下「メダル放出装置」という。)7と、前面パネル3の下方に設けたメダル貯留用の受皿4と、個別に回転可能な三個のリール5a,5b,5cを主要構成要素とする図柄変動装置5と、電源装置8とから概略構成される。
[外枠]
前記外枠2は木製であって、正面視四角形に枠組みした側枠2gとその側枠2gの背面に設けた背板2hとからなり、高さのほぼ中央に多数の通気孔を穿設した棚板状の仕切板6が設けてある。この外枠2の仕切板6より下の領域に前記メダル放出装置7とメダル補助収納箱9が、また仕切板6より上の領域の背板2hに電源装置8が設けられている。
実施形態の外枠2には底板2aの上面に電磁波対策と防犯対策を兼ねた金属板18が貼られている。この金属板18の前縁は図6に示したように底板2aの前縁より前に突出して庇18aを構成しており、その庇18aによって前面パネル3と外枠2の合わせ目を狙った異物(例えば薄い合成樹脂又は金属製の帯板)の差込みを防止する。斯かる金属板18の上面に前記メダル補助収納箱9が取り外し可能なように載置され、またメダル放出装置7が、金属板18の上面に取り付けたレール部材19に前後摺動自在なように装着されているのである。
前記メダル放出装置7は、駆動手段を内蔵した装置本体7aにメダル貯留用のホッパ7bを取り付けたものであり、装置本体7aの前面にメダルの放出口7cが設けられていて、ホッパ7b内にあるメダルを前記駆動手段が放出口7cに向けて一枚ずつ送り出す。また、ホッパ7bには溢れたメダルを排出させるオーバーフロー樋7dが設けてあり、そのオーバーフロー樋7dの突端下方に前記したメダル補助収納箱9が臨む。なお、メダル放出装置7のメダル放出機構は、現在公知のどのようなものを採用してもよく、よって詳細な説明を省略する。
また、メダル放出装置7は、前記のように金属板18の上面に取り付けたレール部材19に前後摺動自在なように装着されており、メダル切れでホッパ7bにメダルを補充するとき前方に引き出せるようになっている。このときメダル放出装置7の装置本体7aに設けた把手7eを握れば出し入れがスムーズで作業性がよく、しかもホッパ7bの縁に手を掛けて出し入れするといった横着な行為が抑制できるからホッパ7bの破損・変形防止に効果がある。なお、メダル放出装置7の把手7eは図示したような突出形態でなくとも、例えば指一本が入る程度の引掛孔(もちろん指何本分でもよい。)を装置本体7aの前面に形成するようにしてもよい。また、メダル放出装置7は底板2a(金属板18)に対して固定する必要はなく、閉じた前面パネル3に当たって自由な動きが拘束されるようになっていればよい。こうすることにより前面パネル3を開いて直ぐさまメダル放出装置7が引き出せる。また、メダル放出装置7を移動自在に支持する手段はレール部材19に限定されるものではなく、例えば底板2aとメダル放出装置7の間にリンクを介在させ、メダル放出装置7の動きをリンクで案内するようにしてもよい。
また、実施形態ではメダル放出装置7の装置本体7aを含む全体を前後方向に摺動させるようにしたが、例えば図7に示したように装置本体7aを底板2aに固定し、ホッパ7bの口部7f又はホッパ7b全体を前後方向に摺動させるようにしてもよい。この方式によればメダル放出装置7の全体を摺動させる場合に比べて動きが軽やかで作業性がよく、また、メダル放出装置7の装置本体7aが底板2aに固定されるから安定度が高く且つ装置本体7aに接続するケーブルも曲げ伸ばしに起因する断線リスクがない、という効果がある。
[外枠−背板−電源装置]
外枠2の背板2hに設置した電源装置8は、図8に示したように背板2hに向かう腹面に放熱用のヒートシンク8aを有し、反対側の表面に電源スイッチ11、エラー解除スイッチ12、確率設定変更専用のキーで操作する当たり率設定用のキースイッチ13、打止めスイッチ14、後述する接合検知センサー15の有効/無効を切り替える有効/無効切替スイッチ16、精算切替スイッチ17などのスイッチ類と、ドロワーコネクタ8b及び前記メダル放出装置7に接続するためのコネクタ8cを有する。電源装置8の前記ヒートシンク8aは、図4−Aに示したように電源装置8の腹面より後側に突き出すようになっていて、外枠2の背板2hに開設した放熱口2iに緩やかに嵌まるようになっている。従って電源装置8の熱はヒートシンク8aを介してスロットマシン1の機裏側に排出され、よって外枠2の内部の温度上昇が抑制できる。
なお、図4−Bは電源装置8の別の放熱構造を示したものであり、この例では電源装置8の腹面に放熱用の透孔(図示せず)を多数形成し、一方、電源装置8が入る広さの放熱口2iに放熱板を兼ねた金属製の取付基盤8dを取り付け、電源装置8の熱を取付基盤8dから機外に排出するようになっている。このような取付基盤8dを設けずに背板2h自体に多数の放熱口2iを設けて電源装置8を直付けするようにしてももちろんよいのであるが、図4−Bのように放熱口2iに電源装置8を沈み込ませるようにすれば、電源装置8の外枠2内への突出量が抑制でき、外枠2の内部が広く使えるメリットがある。
[外枠−引出枠]
外枠2は着脱自在な合成樹脂製の引出枠2xを備えている。この引出枠2xは、前記仕切板6の上に載り、両側面下方に形成したフック片2b(図2参照)を外枠2の内側面に突設した受片2cに係合させて位置決めされる。従って引出枠2xはフック片2bの受片2cに対する係合を解除すれば外枠2から抜き出せる。なお、フック片2bと受片2cの係合に加え、引出枠2xの両側面上部に穿設した透孔2cと外枠2の内側面に形成した雌ネジ孔2dに止めネジ(図示せず)を通して両者の結合を確実にする。
引出枠2xの奥行きは外枠2の奥行きより小さくなっており、外枠2に嵌め込んだ状態で外枠2の背板2hと引出枠2xの間にケーブル挿通用の隙間ができる。図2において符号2eはその隙間を確保するために引出枠2xの背面に固定したスペーサー(もちろんこのようなスペーサー2eは外枠2側に設けてもよい。)、また、符号2fは引出枠2xの背面に取り付けたバネ、ゴム、発泡材などの弾性部材であり、引出枠2xを前方に付勢して前記フック片2bの鍵部と受片2cの噛み合わせに圧力を掛け、また、フック片2bを受片2cから外したときに引出枠2xを僅かながらも前方に押し出してフック片2bと受片2cの再係合を防止する。
引出枠2xには制御装置20と図柄変動装置5が取り付けられている。図柄変動装置5は個別に回転可能な三個のリール5a,5b,5cを有し、リール5a,5b,5cの周面に描いた複数の図柄の組合せで遊技を行う周知のものである。なお、図柄変動装置5はリール5a,5b,5cを回転させるものに限定されず、液晶などの表示装置を使うものであってもよい。また、制御装置20は、引出枠2xの天井部分に開設した大きな天窓2j内に設置されており、その制御装置20の後面(前記外枠2の背板2hに向かう側の面)に引出枠2xから突出する状態にドロワーコネクタ20aが設けてある。このドロワーコネクタ20aは前記電源装置8のドロワーコネクタ8bと対になるものであり、引出枠2xを外枠2に嵌めて仕切板6上を真っ直ぐ摺動させながら押し込むと自動的にドロワーコネクタ8b,20a同士が結合する。従ってこの場合の電源装置8と制御装置20はコネクタ同士を直に嵌め合わせて直結した状態になっている。
以上のように引出枠2xには図柄変動装置5と制御装置20がユニット化されており、外枠2に対して引出枠2xごと一括して着脱でき、しかもその際、引出枠2xを前後方向に動かしつつ着脱するだけで制御装置20と電源装置8の電気的な結合と分離がドロワーコネクタ8b,20aの抜き差しにより自動的に行われる。ドロワーコネクタ8b,20aによる電源装置8と制御装置20の結合構造にはケーブルが介在しないため、受信機付きの不正基板が仕込まれるおそれがない。
なお、外枠2には実施形態の仕切板6のような、引出枠2xを前後方向にしかも一定の軌道で案内するガイド手段が設けられており、このガイド手段により引出枠2xの軌道を安定させ、ドロワーコネクタ8b,20aの抜き差しが支障なく行えるようにしている。このガイド手段は仕切板6の他、外枠2の側枠2gに引出枠2xを案内するレールを設けるようにしてもよい。
また、前記ドロワーコネクタ8b,20aは、最も好ましいと思われるコネクタの例示であり、もちろんこれに限定する必要はなく、コネクタ同士の嵌め外しが容易であればコネクタ名や構造にこだわる理由はない。
[前面パネル]
前記前面パネル3は外枠2の前面に片開きのドア状に回動可能に取り付けられている。もっとも実施形態の前面パネル3は、外枠2の仕切板6に対応する部分で上パネル3aと下パネル3bに二分割されており、下パネル3bは外枠2に直に取り付けたヒンジ部材24,24で、また、上パネル3aは外枠2の一部を構成する前記引出枠2xに取り付けたヒンジ部材(図示せず)で回動可能に支持される。なお、上パネル3aと下パネル3bは外枠2或いは引出枠2xに対して着脱自在である。また、図5に示したように上パネル3aの下縁には横向き凹状の鍵溝25があり、一方、下パネル3bの上縁には真っ直ぐな後ろ向きの鍔片26があり、上パネル3aの鍵溝25に下パネル3bの鍔片26が嵌まる。従って、下パネル3bによって上パネル3aがロックされ、下パネル3bを開かなければ上パネル3aが開かない。また、上パネル3aと下パネル3bの継ぎ目に仮に異物が差し込まれても、鍵溝25と鍔片26が噛み合わさって当該異物の内部への侵入を阻止する。
[前面パネル−下パネル]
前面パネル3の下パネル3bは、表側の下方にメダル貯留用の受皿4を有し、また、表側の上方に操作部50が設けられている。この操作部50には従来のスロットマシンと同様に、メダル投入用の投入口27と、制御装置20のメモリーにデータとして蓄えられているメダルから一枚のみの投入を指示する1枚投入ボタン28と、同じく二枚のみの投入を指示する2枚投入ボタン29と、同じく一回のゲームで使用可能な最高枚数(例えば三枚)の投入を指示するMAX投入ボタン30と、後述するメダルセレクタ31の中に詰まったメダルを受皿4に戻すためのメダル返却ボタン32と、制御装置20のメモリーにデータとして蓄えられているメダルの貯留解除命令(精算による放出命令)を入力するための貯留解除スイッチ33と、図柄変動装置5を作動させる始動レバー34と、図柄変動装置5の各リール5a,5b,5cを停止させる三個のリール停止ボタン35a,35b,35cと、遊技方法や装飾的な模様を記載した固定表示部36などを有する。もちろんここに示した操作部50の構成は一つの例示であり、これらに限定されるものではない。なお、前記固定表示部36は透明カバー36aが着脱自在になっており、遊技内容の変更等に伴い中の表示シート36bを交換することができる。
また、下パネル3bの操作部50と受皿4の間には機種名などを表示する装飾パネル37が設けられている。この装飾パネル37は下パネル3bに対して着脱自在に取り付けられており、この装飾パネル37を交換することにより機種の変更にも柔軟に対応し得る。また、下パネル3bの自由端側の一側には専用のキー(図示せず)を使って開閉操作する錠装置38が設けてある。なお、機種の変更は前記した引出枠2xのユニット交換とセットで行われるものであり、従って引出枠2xのユニットに装飾パネル37を仮止めするための仮止め手段を、引出枠2xのユニットと装飾パネル37の一方又は双方に設けるようにするとよい。この場合の仮止め手段は、第一に引出枠2xの外面に装飾パネル37を係止する係止部を設ける、第二に装飾パネル37に係止部を設けて引出枠2xの任意の場所に引っ掛ける、第三に装飾パネル37と引出枠2xに面状ファスナを取り付けて両者を結合する、というものがある。
また、下パネル3bの裏側には電磁波対策と防犯対策を兼ねた金属板39が貼り付けられており、その金属板39の下端に、ほぼ水平で先端をスキー板状に反らせてなるジョイント片39aを形成し、このジョイント片39aを前記外枠2の底板2a上面に圧接させることにより、底板2aの金属板18と下パネル3bの金属板39を導通させて電磁波シールド効果を高めると共に外枠2と前面パネル3の合わせ目を狙った異物の差し込みを阻止する。
また、図1に示したように前記投入口27の裏側にはメダルセレクタ31が設けられており、そのメダルセレクタ31の横にメダル樋40が、また、下に返却樋41が接続している。メダルセレクタ31は内蔵したソレノイド42をON・OFFさせることによって流路を切り替える公知のものであり、遊技者からのメダルの投入を待つ遊技状態のときにはメダル樋40側に、また、規定枚数を超えたメダルの投入など、メダルの投入を拒否する遊技状態のときには返却樋41側に流路を設定する。前記メダル樋40は、下パネル3bが外枠2の前面に被さる閉じ位置にあるときその突端がメダル放出装置7のホッパ7b内に臨むようになっており、投入口27からメダルセレクタ31を通ってメダル樋40に流れたメダルはホッパ7bに行き着く。一方、前記返却樋41は表側の受皿4に繋がっており、投入口27からメダルセレクタ31を通って返却樋41に流れたメダルは受皿4に戻る。なお、返却樋41には流路の途中に接続口41aが設けられており、この接続口41aがメダル放出装置7の放出口7cに合わさってメダル放出装置7から放出されるメダルを受皿4に導く。
[前面パネル−上パネル]
前面パネル3の上パネル3aは、前記引出枠2x内に設置した三個のリール5a,5b,5cに対応する透明な窓43を有し、その窓43の下側に例えば制御装置20のメモリーにデータとして蓄えられているメダル数などを適宜表示する各種情報表示部44を有し、さらに窓43の上方中央に動画や静止画を表示する液晶などの画像表示装置45が設けられている。
この上パネル3aには、前記フック片2bと受片2cが係合する係合ポイント(フック片2bと受片2cが単純なダボとダボ孔の関係である場合は位置決めポイント)を見通す確認窓を設けるのが好ましく、本実施形態では前記窓43がその確認窓の役割を果たすようになっており、窓43の隅角部上方から中を覗くとリール5a,5b,5cと上パネル3aの間の隙間からフック片2bが見える。このように窓43の一部を確認窓として利用すれば、引出枠2xに上パネル3aを装着して閉じた状態(図3参照)のままフック片2bと受片2cの係合状態(或いは位置合わせ状態)を目視しながら引出枠2xを外枠2に正確に装着することができる。
一方、引出枠2xを外枠2に装着した状態で上パネル3aを開くと、図柄変動装置5の前から電源装置8のスイッチ類の間に少なくとも片手が通る広さのスイッチ類操作用のスペースSが図柄変動装置5の上に設けられていて、図柄変動装置5の奥にある電源装置8のスイッチ類が不自由なく操作できるようになっている。
なお、これまでの説明で明らかなように本実施形態のスロットマシン1は、上半分の構成部品が引出枠2xを支持母体としてユニット化されており、外枠2に対して引出枠2xごと一括して着脱できる。このような引出枠2xは外枠2の上半分のみならず下半分にも設けることができる。この場合、下の引出枠(図示しないが上の引出枠2xと同じ構成でよい。)には下パネル3bはもちろん、メダル放出装置7など仕切板6から下にある全ての部品がユニット化される。このように外枠2の上下に着脱自在な引出枠2xを二つ形成し、前記二つの引出枠2xに電源装置8を除く主要構成部品を分配して設置するようになし、もってユニット化した二つの引出枠2xと外枠2でスロットマシンを構成すれば、次のような特有の効果が得られる。
(1)構成部品の殆どが二つの引出枠2xに分配されるから外枠2が軽量になって遊技機設置島への組み付け作業が容易になる。
(2)外枠2を遊技機設置島に取り付けたまま上下の引出枠2xを交換するだけで新台の入れ替えが行える。また、構成部品の殆どが二つの引出枠2xに分配されているから一個当たりの引出枠2xは比較的軽量であり、従って引出枠2xの交換作業も一人で行える。なお、外枠2は、一旦遊技機設置島に取り付けた後は交換を要しない。
(3)上下の引出枠2xの予備を一個ずつ管理室等に用意しておけば、遊技機設置島に設置したスロットマシン1が営業開始直前若しくは営業中に故障したとしても、故障した引出枠2xと正常な予備の引出枠2xを入れ替えるだけで即使用可能であり、故障により生ずる営業上の損失を最小限に抑えることができる。なお、故障した引出枠2xは、別室にて修理した後、次の故障に備えさせればよい。因に外枠2にメダル放出装置7が直付けされているスロットマシンでは、メダル放出装置7が故障すると修理完了までそのスロットマシンが使えないから営業上多大な損失を蒙る。
[接合検知センサー]
しかして本発明のスロットマシン1にはメダル放出装置7と受皿4の連結部の接合状態を検知する接合検知センサー15が設けられている。この接合検知センサー15は、外枠2の底板2a前縁にあって下パネル3bの一部に当たってONし下パネル3bが離れるとOFFするような例えばマイクロスイッチである。この下パネル3bの開閉を検知する信号は図10のブロック図に示したように制御装置20に送信され、その信号を受けた制御装置20は、下パネル3bが開状態にあるときメダル放出装置7と受皿4の連結部、すなわちメダル放出装置7の放出口7cと返却樋41の接続口41aの接合状態を不良と判断し、また、下パネル3bが閉状態にあるとき前記接合状態を良と判断する。そして制御装置20は、上記接合状態の良否に関する情報と他の情報を組み合わせてメダル放出装置7を次のように制御する。
なお、次段落以降で説明する制御手段において、解決すべき課題は次のとおりである。
スロットマシンは、遊技者が投入したメダルをメダル放出装置のホッパに貯留し、その貯留したメダルを景品として受皿に放出する。従って投入されるメダル数より景品として放出されるメダル数の方が多いと、メダル放出装置のメダルがやがて底をつく。このときホッパへのメダル供給を自動化せず従業員に行わせるようにしている遊技場では、メダル切れのエラー信号を受けた制御装置がメダル放出装置を自動停止させその旨を従業員に報知する。そして従業員が前面パネルを開いてホッパにメダルを供給し、エラー解除スイッチを押してリセットする。このときもし放出すべきメダルが制御装置内のメモリーに残っている場合は、エラー解除スイッチを押すと直ぐさまメダル放出装置が作動するのであるが、この時点では前面パネルが開いているため受皿とメダル放出装置が接合状態に無く、放出されたメダルが全て空中に出てしまう。よって従業員は、落下するメダルを受け止めながらメダル放出装置が停止するのを待ち、放出終了後前面パネルを閉じて受皿にメダルを戻す、という非効率的な作業を繰り返しており、ホッパへのメダル供給作業の効率が頗る悪い。
[エラー信号との組合せ]
メダル放出装置7にはホッパ7b内のメダルを検知する払出しメダルセンサー46が設置されており、その払出しメダルセンサー46がメダル切れを検知すると制御装置20にエラー信号を送信する。そうすると制御装置20が作動中のメダル放出装置7を停止させ、その旨を管理者や従業員に報知する。これを受けた従業員は下パネル3bを開いてホッパ7bを手前に引き出しメダルを供給する。このとき下パネル3bを開いた段階で接合検知センサー15が制御装置20に接合不良情報を送信する。
次にメダルの供給を終えた従業員はホッパ7bを元の位置に押し込んでから図柄変動装置5の奥に手を入れ電源装置8にあるエラー解除スイッチ12を押してエラー状態をリセットする。しかしこの段階ではまだ下パネル3bが開いていて接合検知センサー15が接合良情報を発していないため、メダル放出装置7を作動不可状態に設定したままメダルを放出させない。
次に従業員が下パネル3bを閉じると、接合検知センサー15が制御装置20に接合良情報を送信し、それを受けた制御装置20がメダル放出装置7を作動可状態にする。このときもし制御装置20のメモリーに放出すべきメダルが残っている場合は、メダル放出装置7が作動し放出口7cから接続口41aを通って受皿4にメダルが放出される。
以上エラー解除の処理について説明したが、上記の条件に好ましくは前記操作部50の、例えば各投入ボタン28,29,30、始動レバー34、リール停止ボタン35a,35b,35cなどの遊技用の入力信号を加えるとよい。すなわちエラー解除スイッチ12によるエラー状態のリセットと、接合検知センサー15の接合良情報と、操作部50の前記入力信号の全てが満たされたときメダル放出装置7を作動可状態にするのである。そうすることによりメダルの払出しの再開が遊技者の意思で行えるから、例えばエラー解除処理の機会を利用して遊技者が一時的に席を立つような場合でも遊技者が席に戻るまでメダルの払出しが再開されないからメダルの盗難防止に効果を発揮する、というように利便性を向上させることができる。
なお、上記三条件の組合せは最も好ましい例であって、この三条件から接合検知センサー15の接合良情報の条件を省略することもできる。この場合は、エラー解除スイッチ12によるエラー状態のリセットと操作部50の入力信号が満たされたときメダル放出装置7を作動可状態にすることになり、これだけでも上記の利益は十分に享受できる。これらの技術的思想は次のように把握することができる。
[技術的思想A]
外枠と、
その外枠の前面に片開きのドア状に取り付けた前面パネルと、
その前面パネルに設けた遊技用且つ遊技者向けの操作部と、
メダル等の遊技媒体を景品として遊技者に放出する遊技媒体放出装置と、
前面パネルに設けられた遊技媒体貯留用の受皿と、
前面パネルを開いて操作する位置に設けたエラー解除スイッチと、を有し、
エラー信号により作動不可状態にした遊技媒体放出装置を作動可状態にする条件として、前記エラー解除スイッチによるエラー解除信号と、前記操作部の入力信号とを組み合わせるようにした遊技機。」
[技術的思想B]
遊技媒体放出装置と受皿の連結部の接合状態を検知する接合検知センサーを設け、遊技媒体放出装置を作動可状態にする技術的思想Aに記載の条件に前記接合検知センサーによる接合良情報を加えるようにした遊技機。」
[技術的思想C]
前記遊技媒体放出装置を外枠側に設置すると共に接合検知センサーで前面パネルの開閉を検知させ、前面パネルが開状態にあるとき前記接合状態を不良と判断し、また、前面パネルが閉状態にあるとき前記接合状態を良と判断するようにした技術的思想B記載の遊技機。
なお、エラーとして処理される対象としては、上記したメダル切れ(ホッパエンプティ)以外にもメダル放出装置7の作動不良やメダルの詰まり(ホッパジャム)・逆流或いはメダル補助収納箱9の満杯などがあり、そのような場合も上記と同様である。
[貯留解除信号との組合せ]
スロットマシン1は、例えば50枚を上限として遊技者のメダルを制御装置20のメモリーに記憶させることができるようになっており、その場合には上記した1枚投入ボタン28などを入力してメダル投入を指示することにより遊技が行える。この場合、遊技に使用した分のメダル数を前記メモリーから引き落とし、遊技の結果に応じて景品が与えられた場合にはその分のメダル数がメモリーに加算され、メモリー数が50枚を越えるとその越えた分のメダルが実際に受皿4に放出される。そして遊技者が精算の意思表示として貯留解除スイッチ33を押した場合に、制御装置20のメモリーにある貯留枚数分のメダルが受皿4に放出される。本発明ではこの貯留解除スイッチ33による貯留解除信号と前記接合検知センサー15による接合良情報の双方が組み合わさったときメダル放出装置7を作動可状態にするよう設定してある。
しかして制御装置20のメモリーにメダルが貯留されている状態で、例えば、ホッパ7bに詰まりが生じたとか、逆にホッパ7b内のメダルがなくなった等の理由で遊技の途中にトラブルの解消を必要とすることがある。この場合、従業員が上下パネル3a,3bを開き、トラブル解消後、上下パネル3a,3bを閉じるときその従業員が貯留解除スイッチ33に触れて誤入力する場合がある。或いは従業員が上下パネル3a,3bを閉じるより前に慌てた遊技者が貯留解除スイッチ33を押してしまう場合がある。これらの場合、従来のスロットマシンでは、貯留解除スイッチ33の入力により精算モードになってメダル放出装置7が作動し、最高50枚のメダルが放出口7cから空中に次々と押し出されることになるが、本発明では貯留解除スイッチ33による貯留解除信号があっても接合検知センサー15が接合良情報を発するまで、すなわち下パネル3bが閉じてメダル放出装置7と受皿4の連結部が接合するまでメダル放出装置7を作動可状態にしない。
次に従業員が下パネル3bを閉じると、接合検知センサー15が制御装置20に接合良情報を送信し、それを受けた制御装置20がメダル放出装置7を作動可状態にする。そうするとメダル放出装置7が作動し放出口7cから接続口41aを通って受皿4にメダルが放出される。
なお、上記した接合不良状態における貯留解除スイッチ33の入力処理として、接合検知センサー15が接合不良情報を発しているとき貯留解除スイッチ33の入力自体を無効とする方法もある。下パネル3bが開いている状態での貯留解除スイッチ33の入力は、誤操作、つまり遊技者の意に反する操作である可能性が高いため、このような状態での貯留解除スイッチ33の入力を無効とし、下パネル3bを開く直前の状態から遊技を続行させるのである。
また、接合検知センサー15による下パネル3bの開放情報を前記メダルセレクタ31の流路切替手段(ソレノイド42)と組み合わせ、下パネル3bが開かれている間中、メダルセレクタ31の流路がメダル返却ルート(返却樋41)側に切り替わるように設定してもよい。そうすれば、下パネル3bを開いているにも拘わらず遊技客が投入口27にメダルを投入した場合において、そのメダルをそのまま受皿4に戻すことができる。ちなみに従来のスロットマシンでは前面パネルを開いている状態のとき遊技客が投入口にメダルを投入すると、そのメダルがメダルセレクタを通ってメダル樋の突端から遊技場の床に落下する。
また、実施形態では上記接合検知センサー15を無効化する有効/無効切替スイッチ16が設けてある。この有効/無効切替スイッチ16で接合検知センサー15を無効にすれば、上下パネル3a,3b(前面パネル3)を開くか若しくは外した状態でエラー時の動作確認などが行える。
以上本発明を実施の形態について説明したが、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば実施形態では前面パネル3を上パネル3aと下パネル3bに分割したが、従来通りの一枚構造としてもよい。
また、実施形態では外枠2に着脱可能な引出枠2xを設けるようにしたが、例えば図4−Cに示したように外枠2の仕切板6に図柄変動装置5のみを着脱自在に設置するようにしたスロットマシン1にも適用することができる。この場合は図柄変動装置5のケース体50の上部に制御装置20を固定すればよい。また、ケース体50の上に制御装置20を前後摺動自在に設置し、ケース体50を先に固定してから制御装置20を押し込んでドロワーコネクタ8b,20aを結合させるようにしてもよい。
また、実施形態では制御装置20を1個だけ装着したが、例えば図4−A,B,Cに二点鎖線で示したようにサブ基板200に制御装置20と同じドロワーコネクタ20aを設けて電源装置8側の第二のドロワーコネクタ8bに直接接続するようにしてもよい。そうすることによりメインの制御装置20とサブ基板200の信号が電源装置8を介してやり取りできるから、不正工作に対する安全性が向上する。制御装置20とサブ基板200の配置としては、図4−A,B,Cのように上下に重ねる場合の他、制御装置20とサブ基板200を隣り合わせに並べるか、或いは一方を水平に設置し他方をその横に垂直に立てる、というようにしてもよい。
また、実施形態では下パネル3bにのみ錠装置38を設けたが、上パネル3aにも錠装置を設けるとよい。一般に、上パネル3aに対応する部分には制御装置20など重要な部品が収められているから、上パネル3aの錠装置と下パネル3bの錠装置38のキーは別々に分けた方がよい。
また、実施形態では前面パネル3の分割数を二としたが、図9に示したように上パネル3aをさらに分割して表示用パネル3cを切り離し、前面パネル3の分割数を三にしてもよい。この場合、上パネル3aと表示用パネル3cの連結部分は図5に示した上パネル3aと下パネル3bの噛み合わせと同じであり、上パネル3aを開けない限り表示用パネル3cも開かない。しかして表示用パネル3cには画像表示装置45が取り付けられているから、表示用パネル3cを残して上パネル3aや下パネル3bのみ交換すればよい。そうすれば高価な画像表示装置45が繰り返し利用できるからコスト削減に優れた効果を発揮する。
また、実施形態ではメダル放出装置7を外枠2の底板2aに固定し、下パネル3bの開閉を接合検知センサー15で検知してメダル放出装置7と受皿4の接合の良否情報を得たが、例えば下パネル3b(前面パネル3が一枚構造である場合は前面パネル3の少なくとも下半分)の裏側にその下パネル3bをカバーするような中間パネル(図示せず)をドア状に設置し、その中間パネルにメダル放出装置7を固定するような場合には、下パネル3b又は中間パネルに接合検知センサー15を設けて下パネル3bに対する中間パネルの開閉を接合検知センサー15で検知する。
また、実施形態では遊技媒体としてメダルを例示したが、遊技媒体は球形やタイヤ形などであってもよい。また、遊技機もスロットマシン1に限定されない。なお、メダルはコインと同義であり、また、スロットマシン1も回胴式遊技機と同義である。
次に、上記以外の実施形態を実施例1として以下に説明する。なお、実施例1に係る図面において、これまでの説明で使用した図面の符号と同一のものは、それらと同一又は同機能の部品を指す。
実施例1のスロットマシン1は、図11,図12に示したように、前面パネル3の上パネル3aに操作部50を設けるようにしたものである。なお、操作部50の具体的な例示については先に[前面パネル−下パネル]の項で説明した通りであるが、操作部50の内容に追加する新たな例示としてはトラックボールやタッチパッド等の遊技者用入力手段がある。
既に説明したスロットマシン1は、操作部50が前面パネル3の下パネル3b側に設けられており、上パネル3aと引出枠2xのユニット交換とは切り離され、継続使用して使い切る仕様になっている。もちろんそうすることにより経済性に優れる効果を有するが、その一方で次のような問題点が存在する。すなわち、
(1)操作部50は遊技者の入力部であって遊技の一部を構成するから、その操作部50を固定して変化を止めることは、遊技内容を一新する上で大きな足かせとなる。
(2)操作部50は上パネル3aと下パネル3bの境目にあるからパネル同士の干渉を考慮した設計をする必要があり、操作部50の上面の出っ張り量が制限されるなど設計上の制約が多くなる。
(3)上パネル3aと引出枠2xのユニットを交換しても操作部50が変わらないため、上パネル3aと引出枠2xのユニットを一新した効果が薄まる。
(4)操作部50と制御装置20は電気的に接続されている必要があるが、制御装置20が上パネル3a側に付属し、操作部50が下パネル3b側に付属して切り離されていると、ユニット交換の際に抜き差しするコネクタの数が多いので作業量が多く、接続不良の可能性が高い。
(5)操作部50は遊技者が常にタッチし且つ手荒く操作する部分であり、最も汚れやすく傷みやすい。従って長期の使用は故障のリスクを増大させ且つ手垢などの汚れが目立つようになって好ましくない。
実施例1にはこのような問題点を解消する目的があり、その目的達成の手段として、
「外枠と、
その外枠の前面に片開きのドア状に取り付けた前面パネルと、
外枠内に設置された図柄変動装置と、
遊技用の制御装置とを有する遊技機において、
前記前面パネルを上下に分けて少なくとも上パネルと下パネルに分割し、
一方、外枠に対し着脱自在にした引出枠に前記上パネルを装着すると共にその引出枠に少なくとも前記図柄表示装置と制御装置を組み込んで交換可能なユニットを形成し、
さらに主として遊技者向けに設けた遊技用の操作部を前記上パネルに設けてなることを特徴とする遊技機。」
を提供する。
そしてこの遊技機は、
(1)操作部50を上パネル3aに設けたから、遊技内容に合わせて操作パネル50も変更することができるため、遊技内容を変える自由度が大幅に向上する。
(2)操作部50は、上面のデザインに工夫を凝らす必要があるのに対し下面は単なるフラットでよいため、上パネル3aと下パネル3bの干渉を考慮する必要がなく、従って操作部50の設計上の制約が殆どない。
(3)上パネル3aと引出枠2xのユニットと一緒に操作部50も変わるため、ユニットを一新した効果が高まる。
(4)操作部50と制御装置20が一つのユニットに集約されるから電気的な接続が容易になり、ユニット交換の際に抜き差しする必要のあるコネクタが最小限にとどめられるので交換作業の負担が軽減でき、さらに接続不良の可能性が少ない。
(5)操作部50が交換ユニットとして定期的に交換されるため故障のリスクが激減し、また、手垢などの汚れが蓄積しない。
という効果を奏する。
また、前記遊技機に次の事項を付加するようにしてもよい。
「下パネル側にメダルセレクタを設置すると共にそのメダルセレクタの一部が下パネルの上縁より高く突出するように配置を設定し、
一方、上パネルの操作部にメダル投入用の投入口を設け、
上パネルと下パネルを繋いだ状態で前記投入口とメダルセレクタが連通するようにした遊技機。」
この遊技機の実施例に相当するスロットマシン1は、図13に示されている。通常メダルセレクタ31は操作部50の投入口27の裏側に取り付けられており、実施例1でも操作部50の裏側にメダルセレクタ31が設けてある。もちろんそれでも良いのであるが、本来メダルセレクタ31を交換の対象に含める必然性はない。そこで図13のスロットマシン1は、メダルセレクタ31の一部を下パネル3bの上縁より高く突出させて投入口27の裏側に連通させるルートを確保しつつ非交換部品である下パネル3bにメダルセレクタ31を設けて交換側ユニットのコストを下げるようにした。
さて、実施例1のスロットマシン1は、実施形態のスロットマシン1に関する説明が殆ど当て嵌まるが、上記した操作部50に関する事項以外にも特徴的な構成が付加されている。
[前面パネルのジョイント構造]
これまで説明したように前面パネル3は上パネル3aと下パネル3bに分割されており、メダル放出装置7のホッパ7bにメダルを補充する際、下パネル3bだけを開閉させる。このように下パネル3bのみを開閉させるメリットは実施形態の項で説明した通りであるが、メダル補充時の作業性に関しては開放時の開口面積の広さから一枚構造の前面パネル3に分がある。特に本実施例1のように上パネル3aに操作部50を設けた場合には、操作部50が庇状に張り出してホッパ7bへの視界をより多く遮るから、メダル補充作業の邪魔になる可能性が高い。
そこで本実施例1では、外枠2の前面に片開きのドア状に取り付けた前面パネル3を独立した二枚の上パネル3aと下パネル3bで形成し、さらにその上パネル3aと下パネル3bを一体的に結合し且つ分離可能なジョイント手段51を設けた遊技機を提供し、もって外枠2に取り付けた上パネル3aと下パネル3bを連結して一体に開閉させることにより、分割構造の前面パネル3に特有の上記課題を解消した。
前記ジョイント手段51は、例えば図12,図14,図15に示したように、下パネル3bの自由端側(非ヒンジ側)にジョイントピン51aを突設し、一方、上パネル3aの自由端側(非ヒンジ側)に前記ジョイントピン51aの逆進を阻止するジョイントストッパー51bを設けてなる。前記ジョイントピン51aは軸部51a−1の先端に周溝51a−2と錐台形の頭部51a−3を形成してなり、一方、ジョイントストッパー51bは前記ジョイントピン51aが通る貫通孔51b−1と、その貫通孔51b−1の一部を塞ぐ揺動自在な貫通孔51b−2と、その貫通孔51b−2を貫通孔51b−1の中心に向けて付勢する弾性材51b−3とからなる。
斯かる構成であるジョイント手段51は、図14(a)の状態からジョイントピン51aを貫通孔51b−1に差し込むと、貫通孔51b−2がジョイントピン51aの頭部51a−3のテーパに沿って上向き揺動し、ジョイントピン51aがさらに奥に入って周溝51a−2と貫通孔51b−2が一致するポイントに至ると、弾性材51b−3の付勢で貫通孔51b−2が下向きに揺動して周溝51a−2に嵌まる。従って、ジョイントピン51aがジョイントストッパー51bでロックされるから両者は一体化して離れない。
しかして前記のようにジョイント手段51のジョイントピン51aは上パネル3aに、一方ジョイントストッパー51bは下パネル3bに取り付けられているから、図12のように引出枠2xと上パネル3aのユニットを外枠2に組み込んだ後、開いた下パネル3bを閉じて上パネル3aの下縁と下パネル3bの上縁を重ねると、上記の要領でジョイントピン51aとジョイントストッパー51bが自動的に結合する。従って上パネル3aと下パネル3bが一体に結合し、以後一枚構造の前面パネル3と同様に取り扱えるから、メダルを補充する際に上パネル3aが邪魔になる、というようなおそれがない。
なお、ジョイント手段51のロックは、ジョイントストッパー51bを手動で上向き揺動させてジョイントピン51aの周溝51a−2から外す操作で解除できるから、上パネル3aと下パネル3bはいつでも分離可能である。
もちろん前記したジョイント手段51はあくまでも一例にすぎず、上パネル3aと下パネル3bを結合し且つ分離できればどのような構造であってもよい。
例えば、図示しないが前記ジョイントピン51aをネジ軸で構成し、一方、ジョイントストッパー51bをナットで構成し、ネジ軸にナットを締め付けて上パネル3aと下パネル3bを一体に結合するようにしてもよい。
また、図16(a),(b)に示したように下パネル3bに鍵型の弾性フック51cを固着し、一方、上パネル3aにフック受孔51dを穿設し、図16(b)に示したようにフック受孔51dに弾性フック51cを係合させるようにしてもよい。なお、弾性フック51cは、合成樹脂製にして下パネル3bと一体成形することも可能である。
また、図17に示したように下パネル3bに昇降式のロック片51eを取り付けるようにしてもよい。この場合は、図17実線のようにロック片51eを下降位置において上パネル3aの下縁と下パネル3bの上縁を重ね合わせ、その状態で図17二点鎖線のようにロック片51eを上昇させる。そうするとロック片51eが上パネル3aの縁に係合するから下パネル3bを開くと上パネル3aも一緒に開く。なお、上パネル3aの下縁と下パネル3bの上縁は、元々図5や図14に示したように横向き凹状の鍵溝25と鍔片26が噛み合っているから、その関係で下パネル3bを閉じると上パネル3aも一緒に閉じる。つまりこの場合のジョイント手段51はロック片51eと鍵溝25と鍔片26の協働関係で成り立っている。この例のジョイント手段51の特徴は、上パネル3aと下パネル3bの結合・分離を手動による切替操作で行うことにあり、遊技場の事情に応じて結合・分離が選択できる点にある。
[前面パネルの錠装置]
実施例1の錠装置38は、前面パネル3を上パネル3aと下パネル3bに分割し使用時に両者を結合して一体的に取り扱うようにしたスロットマシン1に適合させるべく、上パネル3a又は下パネル3bのいずれか一方に取着され専用キーによって解錠操作する主錠38aと、他方のパネルに取着され前記主錠38aの解錠操作にのみ連動して解錠動作をする副錠38bとを組合せてなる。
この錠装置38の詳細を図18により説明する。前記主錠38aは、下パネル3bに取着するものであり、下パネル3bに固着する平面視L字状のベース基板38cと、そのベース基板38cの立壁38dに摺動自在に装着した昇降板38eと、その昇降板38eを下向きに付勢するスプリング38fと、ベース基板38cの立壁38dに揺動自在に軸着され後端を前記昇降板38eにピン接合し先端をフック型にしてなる鍵片38gと、専用キーによってのみ回転操作可能なカム板38hと、昇降板38eの先端に設けた突き上げ軸38iとからなる。
一方、副錠38bは、前記カム板38hを設けないことと、昇降板38eの突き上げ軸38iに代えてその昇降板38eの下端に受圧板38jを設けたことを除き主錠38aと同じである。よって主錠38aと同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
なお、主錠38aと副錠38bの鍵片38gは外枠2に固着されている係留片(図示せず)に係合して前面パネル3を閉じ位置にロックする。
しかして副錠38bは、上パネル3aと下パネル3bが一体に結合されている状態で主錠38aの突き上げ軸38iの真上に受圧板38jが対向するよう上パネル3aに取着されており、主錠38aの解錠操作によって上昇する突き上げ軸38iを受圧板38jが受け、受圧板38jが受けた力で解錠動作をする。
以上のように前記錠装置38は、主錠38aの解錠操作にのみ連動して副錠38bが解錠動作をするため、分割型の前面パネル3を使用時に結合させるスロットマシン1において前面パネル3の解錠操作が能率良く行える。
なお、主錠38aと副錠38bは、上パネル3aに主錠38aを取着し、下パネル3bに副錠38bを取着するようにしてもよい。また、主錠38aの突き上げ軸38iを除去してその部分に前記鍵片38gを形成し、一方、副錠38bをソレノイドやモータを駆動源とする電動式に変更し、主錠38aの解錠操作を電気的に検知して電動式の副錠38bを連動させるようにしてもよい。
以上のような錠装置38を備えたスロットマシン1から次のような技術的思想が把握できる。
「前面パネルを上パネルと下パネルに分割し、使用時に両者を結合して一体的に取り扱うようにした遊技機であって、上パネル又は下パネルのいずれか一方に取着され専用キーによって解錠操作する主錠と、他方のパネルに取着され前記主錠の解錠操作にのみ連動して解錠動作をする副錠との組合せである錠装置を設けてなる遊技機。」
下パネルを開いて示すスロットマシンの斜視図である。 スロットマシンの分解斜視図である。 スロットマシンの斜視図である。 スロットマシンの背面上部のコーナー部分を示す一部拡大断面図である。 スロットマシンの背面上部のコーナー部分を示す一部拡大断面図である。 スロットマシンの背面上部のコーナー部分を示す一部拡大断面図である。 上パネルと下パネルの結合部を示す要部の断面図である。 スロットマシンの前面下部のコーナー部分を示す一部拡大断面図である。 他の実施形態を示すスロットマシンの斜視図である。 (a)は電源装置の斜視図、(b)は電源装置の分解斜視図である。 他の実施形態を示すスロットマシンの斜視図である。 ブロック図である。 スロットマシンの斜視図である。 下パネルを開いて示すスロットマシンの斜視図である。 スロットマシンの分解斜視図である。 (a),(b)はジョイント手段を示す要部の断面図である。 ジョイント手段を示す断面斜視図である。 (a),(b)はジョイント手段を示す要部の断面図である。 下パネルのコーナー部分を示す要部拡大斜視図である。 錠装置を示す斜視図である。 従来のスロットマシンを示す断面図である。
1 …スロットマシン(遊技機)
2 …外枠
2g…側枠
2h…背板
2x…引出枠(ユニット)
3 …前面パネル
5 …図柄変動装置
8 …電源装置
8b…コネクタ
20…制御装置
20a…コネクタ

Claims (2)

  1. 正面視四角形に枠組みした側枠及びその側枠の背面に設けた背板とからなる外枠と、
    その外枠の前面に開閉可能に取り付けた前面パネルと、
    複数の図柄を変動表示するための図柄変動装置と、
    電源装置と、
    制御装置と、を有する遊技機であって、
    前記電源装置は、前記外枠の背板に向かう側を腹面としてその反対側を表面とし、該表面に少なくとも当たり率設定用のスイッチとコネクタとを備えると共に前記外枠の背板上部に設置して前記スイッチとコネクタとを前記前面パネル側に向かわせるようになし、
    一方、前記制御装置は、前記図柄変動装置自体か又は図柄変動装置を含むユニットに取着され、該取着状態で前記外枠の背板に向かう側の面に前記電源装置のコネクタと対をなすコネクタが設けられ、該コネクタと前記電源装置のコネクタとを直に嵌め合わせて電源装置と電気的に接合されるようになし、
    さらに、前記電源装置に前記制御装置をほぼL字状に接合させた状態で電源装置と制御装置によって区画されるスペースに電源装置の前記スイッチが臨むようになっており、また、前記外枠の内面と前記図柄変動装置の上方との間に前記前面パネルを開いた状態で前記スペースに通じる手入れ用のスペースを形成し、該スペースを介して電源装置の前記スイッチを操作し得るようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記コネクタがドロワーコネクタであることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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