JP4562885B2 - 双方向型パイロット式電磁流路開閉弁と双方向型配管 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、双方向型パイロット式電磁流路開閉弁と双方向型配管に関する。
【0002】
【従来の技術】
パイロット式の電磁流路開閉弁が広く知られており、その一例が実開昭59−83262号公報に記載されている。これを図1を参照して説明する。
図1中参照番号1はボディを示している。このボディ1に流入口2と流出口3が形成されている。流入口2と流出口3の間は通路4によって接続されている。通路4の上端面に弁座5が形成されている。ボディ1内には有底筒状のメイン弁6が上下動自在に収納されている。メイン弁6の内側にパイロット室7が形成されている。メイン弁6の底部中央にパイロット孔8が設けられている。メイン弁6の外底面にパイロット孔8を囲む環状の突起9が一体に設けられている。管状の突起9は弁座5に接離自在となっている。ボディ1の上端部にはソレノイドコイル10が設けられている。ソレノイドコイル10の内側には、プランジャ11とバネ13が設けられている。プランジャ11の先端に球状のパイロット弁12が取付けられている。ソレノイドコイル10に通電されないと、バネ13の付勢力によってパイロット弁12はパイロット孔8を閉塞する。ソレノイドコイル10に通電されると、吸引力によってパイロット弁12はパイロット孔8から離脱する。メイン弁6の外周面とボディ1の内周面との間には、ごく僅かな隙間14が設けられている。
【0003】
このパイロット式の電磁流路開閉弁によると、流入口2と流出口3の間に大きな圧力差がかかっていても、パイロット弁12に小さな吸引力を加えることでメイン弁6を開けることができる。即ち、開弁に要する電磁力は小さくてすむ。また、流入口2側に高い圧力がかかっている限り、その圧力がメイン弁6を閉じる方向に働く為に、閉弁状態を維持するための電磁力は要らない。従って、パイロット式の電磁流路開閉弁は、流入口2と流出口3の間に大きな圧力差がかかる配管に用いられても、流路の開閉を制御するために用いられるソレノイドコイル10が小さくてすむという利点を有する。
【0004】
通常の配管は、流入口2から流れ込んだ流体が開弁されたパイロット式の電磁流路開閉弁を通過して流出口3から流出する向きとなるように流体の流れ方向が決まっており、パイロット式の電磁流路開閉弁で格別な問題は生じない。
しかしながら、パイロット式電磁流路開閉弁は逆流禁止能力が低い。閉弁状態のパイロット式の電磁流路開閉弁に流出口3側から高い圧力が加わると、容易に開弁状態に切り換わってしまう。
実開昭59−83262号公報に記載の技術では、パイロット式の電磁流路開閉弁では逆流が禁止できないことを受け入れ、逆流時に流路開閉弁が異音を発生しないような工夫を凝らしている。
【0005】
電磁式流路開閉弁で逆流を禁止しようとすると、可動弁を閉弁位置に付勢しておくバネ力を大きくすればよい。このために電磁流路開閉弁で逆流を禁止する場合には、パイロット式の電磁流路開閉弁でなく、大きなバネ力で閉弁しておいて大きな電磁力で開弁する電磁流路開閉弁が用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
パイロット式電磁流路開閉弁では逆流を禁止できない。従って逆流を禁止する場合には、大きな付勢力で閉弁しておいて大きな電磁力で開弁する電磁流路開閉弁が用いられる。しかしながら、後者の方式では、大きな電磁弁が必要とされ、開弁時のエネルギー消費量も大きい。
そこで、本発明では、パイロット方式の利点を生かしながら、しかも、逆流を禁止できる技術を開発した。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用と効果】
本発明者らは、2つのパイロット式流路開閉弁を利用した新規な双方向型配管を発明することによって上記の課題を解決した。
この双方向型配管は、流入口と流出口の間に、2個のパイロット式流路開閉弁を、流体流れ方向に対して開閉方向を逆にして、流体流れに対して直列に挿入したことを特徴とする。
この場合、図2の(A)と(B)に示すように、パイロット式流路開閉弁の挿入順序は問わない。
【0008】
図2(A)に模式的に示したパイロット式電磁流路開閉弁の作用を説明する。図2中27はソレノイドコイルである。図2中28はメイン弁である。メイン弁28はソレノイドコイル27によって図2中左右方向に移動する。実線に示す28aは開弁位置にあるメイン弁を示し、破線に示す28bは閉弁位置にあるメイン弁を示す。ソレノイドコイル27とメイン弁28を主構造としてパイロット式電磁流路開閉弁22が構成されている。なお、パイロット弁については図示を省略している。パイロット式電磁流路開閉弁24、32、34も同じ構造を有している。図2中20、26、30、36は配管の端部である。
図2(A)の配管では、パイロット式電磁流路開閉弁22と24は、流体流れ方向に対して開閉方向(メイン弁の開弁位置と閉弁位置の関係)を逆にして挿入されている。図2(B)の配管でも、パイロット式電磁流路開閉弁32と34は、流体流れ方向に対して開閉方向を逆にして挿入されている。即ち、図2の(A)と(B)の配管では、2個のパイロット式電磁流路開閉弁が流体流れ方向に対して開閉方向を逆にして、流体流れ方向に対して直列に挿入されていることがわかる。
【0009】
図2(A)の場合、一方の口20(こちらを便宜上流入口とする。従って反対の口26を便宜上流出口とする)側に高い圧力が加わっている場合、パイロット式電磁流路開閉弁22のパイロット弁にわずかな吸引力を加えて開弁すると、パイロット式電磁流路開閉弁24は流入口20から流出口26側への流れを禁止しないことから、流体は流入口20から流出口26に流れる。パイロット式の電磁流路開閉弁22のパイロット弁に対する吸引力を停止すると、パイロット式電磁流路開閉弁22が閉じられる。このとき、流入口20側の高い圧力がパイロット式電磁流路開閉弁22の閉弁状態を保持する。一方、流出口26側に高い圧力が作用した場合、パイロット式電磁流路開閉弁24が逆流禁止弁として働き、逆流が禁止される。このときでも、パイロット式電磁流路開閉弁24のパイロット弁にわずかな吸引力を加えて開弁すると、流体は流出口26から流出口20に逆流できる。
【0010】
図2(B)の場合、一方の口30(こちらを便宜上流入口とする。従って反対の口36を便宜上流出口とする)側に高い圧力が加わっている場合、パイロット式電磁流路開閉弁34のパイロット弁にわずかな吸引力を加えて開弁すると、パイロット式電磁流路開閉弁32は流入口30から流出口36側への流れを禁止しないことから、流体は流入口30から流出口36に流れる。パイロット式の電磁流路開閉弁34のパイロット弁に対する吸引力を停止すると、パイロット式電磁流路開閉弁34が閉じられる。このとき、流入口30側の高い圧力がパイロット式電磁流路開閉弁34の閉弁状態を保持する。一方、流出口36側に高い圧力が作用した場合、パイロット式電磁流路開閉弁32が逆流禁止弁として働き、逆流が禁止される。このときでも、パイロット式電磁流路開閉弁32のパイロット弁にわずかな吸引力を加えて開弁すると、流体は流出口36から流出口30に逆流できる。
【0011】
図2(A)と(B)に示す双方向型配管は全く新規であり、通常なら、大きな付勢力で閉弁しておいて大きな電磁力で開弁する電磁流路開閉弁が用いられていた。図2(A)と(B)の配管は、パイロット式電磁流路開閉弁の利点を享受することができ、小さなソレノイドコイルで開弁できる。また、逆流を禁止することと逆流を許すことが自在に切換え可能であり、この切換えに際してもパイロット式電磁流路開閉弁の利点を享受することができ、小さなソレノイドコイルで切換えられる。
【0012】
本発明の課題は、メイン弁とパイロット弁を有する2個の可動弁が流体流れ方向に対して開閉方向を逆にして、流体流れに対して直列に接続された状態で共通のボディ内に収容され、1個のソレノイドコイルで前記2個の可動弁の各パイロット弁を同時に駆動する双方向型パイロット式電磁流路開閉弁によって直接的に解決される。
この双方向型パイロット式電磁流路開閉弁を用いると、小さなソレノイドコイルで開弁でき、逆流を禁止することができ、さらに必要に応じて逆流を許す状態に自在に切換えることができる。さらに、2個のパイロット弁が1個のソレノイドコイルで動かされる。従って2個のパイロット弁を同時に動かして開閉することができる。
【0013】
本発明の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁の場合、2個の可動弁が直線上に配置されていることが好ましい。
この配置構造によると、双方向型パイロット式電磁流路開閉弁を細くすることができる。
【0014】
あるいは、本発明のパイロット式電磁流路開閉弁の場合、2個の可動弁が、連結手段で連結され、並列に配置してもよい。
この配置構造によると、双方向型パイロット式電磁流路開閉弁を短くすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する
(形態1) 2個のパイロット弁が連結リンクによって連結されている。
この形態によると、1個のソレノイドコイルで2個のパイロット弁を同時に移動させることができる。
(形態2) パイロット弁と連結リンクはバネによって支持されている。
この形態によると、双方向型パイロット式電磁流路開閉弁が振動したときにパイロット弁が振動することを抑制することができる。
(形態3) 連結リンクは、2個のパイロット式電磁流路開閉弁を接続する連通路内に設けられている。
この形態によると、圧力の異なる場所を分離する壁に貫通孔を設け、この貫通孔に沿って連結リンクがスライドする構造を避けることができ、連結リンク用のシール部材を不要化できる。
(形態4) メイン弁は閉弁位置においてバネによって開弁方向に付勢されている。
この形態によると、閉弁時にメイン弁と弁座が衝突することを緩和できる。
【0019】
【発明の実施例】
(第1実施例) 最初に図3を用いて、第1実施例を説明する。図3は第1実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁40の断面図を示している。
双方向型パイロット式電磁流路開閉弁40は、2個のパイロット式電磁流路開閉弁がボディ42内に組み込まれている。2個のパイロット式電磁流路開閉弁は、その方向を逆にして直列に接続され、互いに向き合うように配置されている。
それぞれのパイロット式電磁流路開閉弁は、可動弁70と電磁力発生部50から構成されている。
【0020】
次に詳細構造を説明する。可動弁70の構造を図4から6を用いて説明する。図4から6は図3の可動弁70の拡大断面図であり、それぞれ、閉弁時、パイロット弁が開いた時、開弁時を示している。可動弁70はメイン弁76とパイロット弁88を主構造としている。メイン弁76は蓋付きの略筒形状であり、径の異なる外径と内径を有する。メイン弁76の先端中央にパイロット孔72が設けられている。パイロット孔72を中心にして環状にシール部材74が設けられている。メイン弁76の内端面には、パイロット孔72を中心にして環状の弁座78が設けられている。メイン弁76の側壁には壁を貫通するオリフィス90が設けられている。また、メイン弁76の外周にはピストンリング82が装着されている。ピストンリング82は、後述するパイプ51との間で流体をシールすると同時に摺動ガイドも兼ねている。メイン弁76の後端には、後述するパイロット弁88に固定されたピン86の両端を受け入れる一対の貫通孔84が形成されている。貫通孔84の軸方向の距離はピン86の直径よりも大きい。
【0021】
パイロット弁88は略円柱形状である。パイロット弁88はメイン弁76内でクリアランスをもってスライド可能な外径を有する。パイロット弁88の先端には、メイン弁76の弁座78に当接するシール部材80が設けられている。パイロット弁88の後端には、ピン86が固定されている。パイロット弁88の後端はプランジャ94となっている。
【0022】
電磁力発生部50の構造を図3を用いて説明する。図3に良く示されるように、中空形状のベース52の内面とボビン62の内面に、筒状のパイプ51が挿入されている。パイプ51には、前述したメイン弁76とプランジャ94が摺動可能に挿入されている。またパイプ51には、ステータ56も挿入されている。ステータ56とプランジャ94の間には、バネ64が設けられている。
ボビン62の筒部外周にソレノイドコイル60が巻かれている。ソレノイドコイル60は、ボビン62とコイルカバー54によって密閉されている。ソレノイドコイル60等の電磁力発生部50の構成部品群はケース58内に収容されてベース52に固定されている。
【0023】
電磁力発生部50のベース52はボディ42に固定されている。固定された状態で、可動弁70は、流入口44に連通するボディ42内の空間内に位置している。可動弁70のパイロット孔72は、連通路48に面している。また、可動弁70のシール部材74は、ボディ42内に設けられた弁座45に当接可能である(図3、4は弁座45とシール部材74は当接している)。
【0024】
ボディ42には流出口46が設けられている。流出口46に連通する空間内に、前述したパイロット式電磁流路開閉弁70と同等のものが収容されている。
【0025】
本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁40の作用を説明する。先ず、図4〜6を用いて、本実施例の可動弁70の開閉を説明する。
【0026】
図4は、パイロット弁88とメイン弁76が共に閉弁している状態を示している。以下単に閉弁状態という。閉弁状態では、バネ64の力によってパイロット弁88が付勢されて、シール部材80と弁座78は当接している。そして、そのパイロット弁88によりメイン弁76が付勢されて、シール部材74と弁座45も当接している。
流入口44からボディ42内に流体が流入すると、メイン弁76の外周部近傍は、パイロット孔72が連通する連通路48よりも高圧になる。同時に、流体はオリフィス90を通ってパイロット弁88とメイン弁76の隙間に進入するので、その隙間もメイン弁76の外周部近傍と同じ高圧になる。従って、メイン弁76のシール部材74は弁座45に付勢される。このようにして、流入口44側に高い圧力がかかっている限り、その圧力がメイン弁76を閉じる方向に働いている。
本実施例の可動弁70は、流入口44側に高い圧力がかかっているときは、バネ力だけでなくその圧力も加担して閉弁状態を維持する。
【0027】
図5は図4の閉弁状態からパイロット弁88を開弁させた状態を示している。
以下単に、開弁前駆状態という。開弁前駆状態では、バネ力よりも大きいソレノイドコイル60の吸引力により、プランジャ94に接続されているパイロット弁88が開弁方向に付勢されて、シール部材80と弁座78は離脱している。このとき、ピン86はメイン弁76を図5中下方に付勢している。
流入口44に高い圧力が加わっていても、わずかな吸引力でパイロット弁を開けることができる。この吸引力は、圧力に抗してメイン弁76を開けるのに必要な吸引力よりも格段に小さくてよい。バネ64の力も、この吸引力以下の小さなものである。
パイロット弁88が開弁されると、パイロット孔72の流路面積がオリフィス90の流路面積よりも大きいので、パイロット弁88とメイン弁76の間の圧力は低下する。すると、メイン弁76を閉じる方向に働いている圧力が低下する。
メイン弁76の内側からメイン弁76を閉弁方向に付勢している圧力が低下すると、メイン弁76の外側の圧力でメイン弁76を図5中で下側に押し下げる力が勝ようになり、メイン弁76は下側に移動する。
【0028】
図6は、メイン弁76が開弁している状態を示している。以下単に開弁状態という。開弁状態では、バネ力よりも大きいソレノイドコイル60の電磁力によってプランジャ94は図6中下方に付勢されている。その結果、ピン86はメイン弁76を図5中下方に付勢している。このとき矢印Fに示されるように、流体は流入口44から連通路48に流れる。
【0029】
この状態でソレノイドコイル60への通電を停止すると、バネ64の力でパイロット弁88が前進してシール部材80がパイロット孔72を閉じる。さらにバネ64は、パイロット弁88とメイン弁76の全体を前進させ、メイン弁76のシール部材74を弁座45に当接させて図4の閉弁状態に戻る。メイン弁76が閉じると、メイン弁76の前後に圧力差ができ、その圧力差によってメイン弁76を閉弁位置に維持する力が増大する。
【0030】
本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁40は、図3に良く示されるように、前記した可動弁70がその方向を逆にして直列に接続されて、ボディ42内に収容されている。
【0031】
流入口44から流れ込んだ流体が、2個の可動弁70を通過して、流出口46から流れ出る場合を説明する。
流入口44側のソレノイドコイル60に通電して、流入口44側の可動弁70を開弁状態にする。すると、図6に示した矢印Fのように、流体が流入口44から連通路48に流入する。連通路48の圧力が流出口46よりも高くなるので、流出口46側のソレノイドコイル60に通電するまでもなく、流出口46側の可動弁70は開弁状態になる。パイロット方式の電磁弁では、バネ64の力が小さい為に、逆流禁止能力はきわめて低い。流出口46側の可動弁70も開弁状態になれば、流入口44から流れ込んだ流体は、流入側の可動弁と連通路48と流出側の可動弁を通過して、流出口46から流れ出ることができる。
【0032】
閉弁時において流出口46側に高い圧力が加わった場合、流出口46側の可動弁70は、図4に示した状態に他ならない。即ち、その高い圧力が流出側のメイン弁76を閉じる方向に働いている。その結果、流出口46側の可動弁70は、閉弁状態を維持することができる。従って、本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁40は、流出口46側に高い圧力が加わった場合に、逆流を禁止することができる。
【0033】
逆流を許容する場合には、流出側のソレノイドコイルに通電すればよい。すると、前記した説明で、流入側と流出側を置き変えた現象が起こり、逆流が許容される。
【0034】
本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁40は、2個のパイロット式電磁流路開閉弁がその方向を逆にして配設されている。同形状のパイロット式電磁流路開閉弁をボディ42に組付ければ良いので、この形態の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁は非常に作製し易い。
また、説明の便宜上、一方の口44を流入口、他方の口46を流出口としているが、一方の口44を流出口、他方の口46を流入口としても機能上の問題はなく、まったく双方向型である。
【0035】
本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁40は、2個のソレノイドコイル60を有しているが、1個のソレノイドコイル60に通電するのみで、流路を開けることができる。そして、1個のソレノイドコイル60に通電するのみで、流路が開いている状態を保持することができる。従って、双方向型パイロット式電磁流路開閉弁40の省エネルギー化を図ることができる。
【0036】
なお、2個のソレノイドコイル60を同期させて、即ち同時に通電して、可動弁70を開閉させることもできる。流体の圧力が比較的低い場合に有効である。
【0037】
本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁40は、2個のパイロット式電磁流路開閉弁がその方向を逆にして直列に接続されている。特に、2個のパイロット式電磁流路開閉弁が直線上に配置されている。直線上に配置されていると、流体の流れが効率的になる。しかも、双方向型パイロット式電磁流路開閉弁40の形状を細くすることができる。
【0038】
(第2実施例) 以下、本発明を具現化した第2の実施例を説明する。本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁は、可動弁は2個有するが、電磁力発生部は1個であることに特徴を有する。第1実施例と同じ部材には同じ参照符号を付し、重複する説明を省略する。図7は第2実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁100の断面図を示している。
【0039】
電磁力発生部50のベース52は、第2ボディ102に固定されている。2個の可動弁120、150は、その方向を流れに対して逆にして連通路108を介して直列に接続され、直線上に配置されている。可動弁120は第2ボディ102に設けられた流出口104に連通している空間内に位置している。可動弁150は第1ボディ112に設けられた流入口114に連通している空間内に位置している。
【0040】
図7に良く示されるように、流入口114側の可動弁150は、ピン154、パイロット弁156、メイン弁158、シール部材160、弁座162、パイロット孔164、シール部材166、オリフィス174、ピストンリング176等を有している。これらの部品群は、図4で構造を説明した可動弁70と形状は異なるが、基本構造・作用は同等である。
【0041】
また、可動弁150のパイロット弁156に設けられた凹部に、後述する連結リンク106が摺動可能に挿入されている。その凹部底面と連結リンク106の間には、バネ172が挿入されている。
更に、可動弁150と第1ボディ112との間には、バネ116が設けられている。このバネ116は、閉弁時にはメイン弁158によって圧縮される。
【0042】
流出口104側の可動弁120は、ピストンリング124、弁座126、メイン弁128、ピン132、パイロット弁134、シール部材136、オリフィス138、シール部材140、パイロット孔142を有している。これらの部品群は、図4で構造を説明した可動弁70と形状は異なるが、基本構造・作用は同等である。
但し、パイロット孔142に連結リンク106が貫通している。連結リンク106はパイロット弁134に接続されて一体となっている。
【0043】
本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁100は、図7に良く示されるように、第1ボディ112と第2ボディ102は接続されており、内部に連通路108が形成されている。可動弁150と可動弁120は、その方向を流れに対して逆にして連通路108を介して接続されている。
また、連結リンク106は、可動弁150のパイロット弁156に挿入され、可動弁120のパイロット弁134に接続されている。従って、可動弁150と可動弁120は一体となって移動する。即ち、可動弁150が開弁状態のときは可動弁120も開弁状態となり、可動弁150が閉弁状態のときは可動弁120も閉弁状態となる。
【0044】
流入口114から流れ込んだ流体が、可動弁150、120を通過して、流出口104から流れ出る場合を説明する。
ソレノイドコイル60に通電する。連結リンク106により可動弁150と可動弁120は、一体となって移動する。プランジャ94が図7中上方に吸引されると、流入口114側の可動弁150と流出口104側の可動弁120は、共に開弁状態になる。その結果、流入口114から流れ込んだ流体は、途中連通路108を流れて可動弁150と可動弁120を通過し、流出口104から流れ出ることができる。
【0045】
閉弁時において流出口104側に高い圧力が加わった場合、その高い圧力が可動弁120のメイン弁128を閉じる方向に働く。その結果、メイン弁128は、閉弁状態を維持することができる。従って、本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁100は、流出口104側に高い圧力が加わった場合に逆流を禁止することができる。
【0046】
本実施例では、1個の電磁力発生部50で可動弁150と可動弁120を移動させる形態であるが、パイロット方式なので、開弁に要する電磁力は小さくてすむ。従って、ソレノイドコイル60は小さなもので良い。
【0047】
双方向型パイロット式電磁流路開閉弁100は、閉弁時にバネ116がメイン弁158により圧縮させられる。バネ116によって、閉弁する時のメイン弁158と弁座118の衝突を緩和することができる。
また、連結リンク106がバネ172により支持されている。従って、可動弁150が振動しても、パイロット弁134の振動を抑制することができる。
【0048】
説明の便宜上、一方の口114を流入口、他方の口104を流出口としているが、一方の口114を流出口、他方の口104を流入口としても機能上問題はない。従って、全く双方向型になっている。
【0049】
本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁100は、2個の可動弁120、150が直線上に配置されている。従って、双方向型パイロット式電磁流路開閉弁100は、その形状を可動弁120、150の移動方向に沿って細くすることができる。
【0050】
(第3実施例) 以下、本発明を具現化した第3の実施例を説明する。本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁は、2個の可動弁が、並列に配置されていることに特徴を有する。第1、2実施例と同じ部材には同じ参照符号を付し、重複する説明を省略する。図8は第3実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁180の断面図を示している。
【0051】
電磁力発生部50のベース52は、第2ボディ182に固定されている。2個の可動弁150は、第1ボディ186に設けられた流入口188に連通している空間内と、同じく第1ボディ186に設けられた流出口193に連通している空間内に位置している。第1ボディ186には、連通路191が設けられている。2個の可動弁150は、その方向を逆にして(空間配置的には同一方向であるが、流路方向から見ると逆向きである)連通路191を介して直列に接続されている。
【0052】
2個の可動弁150のそれぞれのパイロット弁156に設けられた凹部に連結リンク198が挿入されている。連結リンク198はピン300によってパイロット弁に接続されている。連結リンク198は固定部材196によってプランジャ181に固定されている。2個の可動弁150は一体となって移動する。即ち、一方の可動弁150が開弁状態のときは他方の可動弁150も開弁状態となり、一方の可動弁150が閉弁状態のときは他方の可動弁150も開弁状態となる。
また、連結リンク198は、第1ボディ186と第2ボディ182に接続されている第3ボディ184を摺動可能に貫通している。連結リンク198と第3ボディ184の間には、シール部材194がセットされている。第3ボディ184(詳しくはシール部材194)が、プランジャ181側の空間197と可動弁150側の空間を気密に遮断している。
【0053】
流入口188から流れ込んだ流体が、2個の可動弁150を通過して、流出口193から流れ出る場合を説明する。
ソレノイドコイル60に通電する。2個の可動弁150は、連結リンク198により連結されている。そのため、プランジャ181が図8中上方に吸引されると、2個の可動弁150は一体となって上方に移動する。そのため、流入口188側の可動弁150と流出口193側の可動弁150は、共に開弁状態になる。その結果、流入口188から流れ込んだ流体は、途中連通路191を流れて2個の可動弁150を通過して、流出口193から流れ出ることができる。
【0054】
閉弁時において流出口193側に高い圧力が加わった場合、その高い圧力が流出口193側の可動弁150のメイン弁158を閉じる方向に働いている。その結果、そのメイン弁158は、閉弁状態を維持することができる。従って、本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁180は、流出口193側に高い圧力が加わった場合において、逆流を禁止することができる。
本実施例の2個の可動弁150もパイロット方式である。メイン弁158の開弁に要する電磁力は小さくてすむので、ソレノイドコイル60は小さなもので良い。
【0055】
双方向型パイロット式電磁流路開閉弁180は、連結リンク198がバネ172により支持されている。従って、2個の可動弁150の互いの振動による影響を抑制することができる。
【0056】
便宜上、一方の口188を流入口、他方の口193を流出口としているが、一方の口188を流出口、他方の口193を流入口としても機能上問題はない。完全に双方向性である。
【0057】
本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁180は、2個の可動弁150が、並列に配置されている。従ってこの形態では、弁の全高を短いものとすることができる。
【0058】
(第4実施例) 以下、本発明を具現化した第4の実施例を説明する。本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁は、2個の可動弁と電磁力発生部が同一ボディに並列に配置されていることに特徴を有する。第1〜3実施例と同じ部材には同じ参照符号を付し、重複する説明を省略する。図9は第4実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁200の断面図を示している。
【0059】
電磁力発生部50のベース52は、第1ボディ208に固定されている。2個の可動弁230も、第1ボディ208に設けられた流入口210に連通している空間内と流出口228に連通している空間内に位置している。第1ボディ208と第1ボディ208下端に接続されている第2ボディ214との間に、連通路218が設けられている。連通路218内に後記する連結リンク224が位置している。また、第1ボディ208の上端には第3ボディ206が接続されている。第3ボディ206には、後述する第2小径部249が摺動可能に摺動ガイド部204が設けられている。第3ボディ206とパイロット弁244の間には、バネ202が設けられている。
【0060】
図9に良く示されるように、可動弁230は、パイロット孔234、弁座236、メイン弁238、シール部材240、ピストンリング242、パイロット弁244、ピン248、オリフィス250、シール部材252を有している。これらの部品群は、これまで説明してきた可動弁と形状は異なるが、基本構造・作用は同等である。
但し、パイロット弁244は、第1小径部232と第2小径部249を有する。第1小径部232がパイロット孔234を貫通している。第1小径部232は連結リンク224に接続されている。第1小径部232と連結リンク224は、バネ216に支持されている。また、連結リンク224は固定部材220によってプランジャ201に固定されている。第2小径部249は前述した摺動ガイド部204内を摺動可能に挿入されている。
【0061】
可動弁230の開閉時における双方向型パイロット式電磁流路開閉弁200及び流体の作用は、第3実施例の場合と同様なので、説明は省略する。
【0062】
本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁200は、実施例3の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁180と同様に2個の可動弁230が並列に配置されている。しかし、2個の可動弁230を連結する連結リンク224は、圧力の異なる場所を区画する壁を摺動しない構造である。即ち、プランジャ201と連結リンク224と第1小径部232が、連通路218内に位置している。従って、連結リンク224は圧力の異なる場所を摺動しないので、第3実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁180では用いていた連結リンク用のシール部材194を必要としない。本実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁200は、連結リンク224や第1小径部232に対して、シール部材を必要としないので、開閉時における摺動抵抗を低減させることができる。
【0063】
前述したように、双方向型パイロット式電磁流路開閉弁200は、パイロット弁230(詳しくは小径部232)及び連結リンク224がバネ216により支持されている。従って、双方向型パイロット式電磁流路開閉弁200が振動することによるパイロット弁244の振動を抑制することができる。
また、第3ボディ206とパイロット弁244の間には、バネ202が設けられている。従って、開弁する時に上昇するパイロット弁244と第3ボディ206の衝突を防止することができる。また、バネ202はパイロット弁244の振動も抑制することができる。
【0064】
便宜上、一方の口210を流入口、他方の口228を流出口としているが、一方の口210を流出口、他方の口228を流入口としても機能上問題はない。従って、必要に応じて逆流を許す状態に自在に切換えることがことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のパイロット式の電磁流路開閉弁である。
【図2】 パイロット式電磁流路開閉弁を配管に挿入した模式図である。
【図3】 第1実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁を示す断面図である。
【図4】 閉弁状態での可動弁を示す断面図である。
【図5】 パイロット弁を開弁させた状態での可動弁を示す断面図である。
【図6】 メイン弁を開弁させた状態での可動弁を示す断面図である。
【図7】 第2実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁を示す断面図である。
【図8】 第3実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁を示す断面図である。
【図9】 第4実施例の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁を示す断面図である。
【符号の説明】
22、24、32、34・・パイロット式電磁流路開閉弁
27、37・・ソレノイドコイル
28a、38a・・メイン弁
40・・双方向型パイロット式電磁流路開閉弁
48・・連通路
50・・電磁力発生部
70・・可動弁
100・・双方向型パイロット式電磁流路開閉弁
106・・連結リンク
108・・連通路
120・・可動弁
150・・可動弁
180・・双方向型パイロット式電磁流路開閉弁
191・・連通路
198・・連結リンク
200・・双方向型パイロット式電磁流路開閉弁
218・・連通路
224・・連結リンク
230・・可動弁
Claims (4)
- メイン弁とパイロット弁を有する2個の可動弁が流体流れ方向に対して開閉方向を逆にして、流体流れに対して直列に接続された状態で共通のボディ内に収容され、
1個のソレノイドコイルで前記2個の可動弁の各パイロット弁を同時に駆動することを特徴とする、双方向型パイロット式電磁流路開閉弁。 - 前記2個の可動弁が、直線上に配置されている請求項1に記載の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁。
- 前記2個の可動弁が、連結手段で連結され、並列に配置されている請求項1に記載の双方向型パイロット式電磁流路開閉弁。
- 流入口と流出口の間に、メイン弁とパイロット弁を有する2個の可動弁が、流体流れ方向に対して開閉方向を逆にして、流体流れに対して直列に接続された状態で挿入され、1個のソレノイドコイルで前記2個の可動弁の各パイロット弁を同時に駆動することを特徴とする、双方向型配管。
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