JP4562551B2 - インピーダンス検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検出対象のインピーダンスを検出するためのインピーダンス検出装置に関し、例えば、トランジスタのゲート・ソース間のc成分およびr成分を同時に検出してその値を得るために用いられる。
検出対象の静電容量を検出する(または測定する)ために、演算増幅器による容量ー電圧変換器を用いた装置が種々提案されている。
例えば、本出願人らが先に提案した特許文献1に記載された装置では、検出対象に交流信号を加えるための交流信号発生部、および、交流信号に基づき検出対象の静電容量に応じて生じる電流を電圧に変換する容量ー電圧変換部を備える。また、振幅調整器および位相調整器を備えており、信号線に検出対象が接続されていないときの容量−電圧変換部の出力がほぼゼロになるように調整することによって微小な静電容量を高精度で検出することができる。
また、特許文献1の装置においては、交流信号発生部からの交流信号の位相に対して0度〜180度の範囲の電圧の積分値によって静電容量が求められ、90度〜270度の範囲の電圧の積分値によって静電容量の誘電正接が求められる。
特表2000−515253
一般に、コンデンの等価回路は、その静電容量(c成分)、静電容量に対して並列に接続される絶縁抵抗(ri成分)、並びに、静電容量に対して直列に接続される線路抵抗(re成分)および線路インダクタンス(le成分)などで表される。ここで、静電容量と線路抵抗とを測定したい場合には、特許文献1に示唆されるように、交流信号の位相に対して90度の位相差を有する範囲で積分を行えばよい。
しかし、実際には静電容量と線路抵抗とを正確に測定することは容易ではなく、実用的な精度を得るためには種々の補正回路を用いたり補正演算を行う必要があった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、比較的簡単な回路または処理によって検出対象の静電容量と線路抵抗などのインピーダンスを正確に検出することのできるインピーダンス検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る装置は、検出対象のc成分およびr成分を検出するためのインピーダンス検出装置であって、前記検出対象に交流信号を加えるための交流信号発生部と、前記交流信号に基づき前記検出対象のインピーダンスに応じて生じる電流を電圧に変換する変換部と、前記変換部におけるゼロ調整を行うために、前記交流信号発生部の出力する前記交流信号の位相および振幅を調整して前記変換部の演算増幅器の入力端子に加える第1の位相調整部と、前記変換部の出力信号に対し同期検波を行って前記検出対象のc成分を検出する第1の同期検波部と、前記交流信号発生部の出力する前記交流信号の位相を、検出された前記c成分の位相と一致するように調整する、第2の位相調整部と、前記第2の位相調整部の出力を、検出された前記c成分の振幅と一致するように調整する、演算部と、前記変換部の出力信号から前記演算部の出力を差し引いて前記c成分を低減する減算部と、前記減算部の出力信号に対し積分型の同期検波を行って前記検出対象のr成分を検出する第2の同期検波部とを有し、前記変換部は、前記検出対象に接続される信号線が入力された反転入力端子および前記信号線をシールドするシールド線が入力された非反転入力端子を有する前記演算増幅器と、前記演算増幅器の出力と前記反転入力端子との間に接続されたインピーダンス素子と、を有し、前記交流信号発生部の出力する交流信号は、前記演算増幅器の非反転入力端子に加えられるように構成され、前記第1の位相調整部は、前記交流信号発生部の出力と前記演算増幅器の反転入力端子との間に、前記交流信号発生部の交流信号を前記反転入力端子に加えるためのインピーダンス回路を備える。
好ましくは、前記減算部の出力信号を増幅する増幅部が設けられ、前記第2の同期検波部は前記増幅部の出力信号に対して同期検波を行う。
また、前記第1の位相調整部は、前記交流信号の基本位相成分を加えるための抵抗素子およびその電圧の大きさを調整するための第1の可変抵抗器、および前記交流信号の進み位相成分を加えるための容量素子およびその電圧の大きさを調整するための第2の可変抵抗器を有する。
また、前記検出対象と対向して配置されるセンシングヘッドが設けられており、前記センシングヘッドは、前記演算増幅器の反転入力端子に接続される検出電極と、前記検出電極の周囲を囲むように配置され前記演算増幅器の非反転入力端子に接続される円筒状のガード電極と、前記ガード電極の周囲を囲むように配置され接地電位に接続されるハウジングとを有する。
また、前記第1の同期検波部により検出されたc成分および前記第2の同期検波部により検出されたr成分をそれぞれデジタルデータに変換するAD変換部と、前記AD変換部により変換されたデジタルデータに対して演算を行い、前記c成分および前記r成分に対応する有為の値を算出する演算処理部とを有する。
前記演算部は、前記第2の位相調整部の出力に、前記演算処理部により演算されたデジタルデータをDA変換部によってアナログ信号に変換して得られた信号を乗算する
また、前記変換部は、バンドパスフィルタを介して、前記変換部の出力信号を出力する。
本発明によると、比較的簡単な回路または処理によって検出対象の静電容量と線路抵抗などのインピーダンスを正確に検出することができる。
図1は本発明の実施形態に係る静電容量検出装置1の構成を示すブロック図、図2は静電容量検出装置1の容量ー電圧変換部11および交流信号発生部12の回路の例を示す図、図3は同期検波部15の回路の例を示す図、図4は同期検波部15,20による同期検波の様子を説明する図である。
図1において、静電容量検出装置1は、容量ー電圧変換部11、交流信号発生部12、位相調整部13、位相調整部13a、バンドパスフィルタ14、同期検波部15、AD変換部16、乗算部17、減算部18、増幅部19、同期検波部20、AD変換部21、DA変換部22、演算処理部23、操作部24、表示部25、入出力インタフェース26、および外部コネクタ27などからなる。
容量ー電圧変換部11は、交流信号に基づいて検出対象BJの静電容量に応じて生じる電流を電圧に変換する。
図2をも参照して、容量ー電圧変換部11は、検出対象BJに接続される信号線WR1が入力された反転入力端子、および信号線WR1をシールドするシールド線WR2が入力された非反転入力端子を有する演算増幅器Q1、および演算増幅器Q1の出力S3と反転入力端子との間に接続された抵抗R2を有する。交流信号発生部12の出力する交流信号S2は、演算増幅器Q1の非反転入力端子に加えられる。
演算増幅器Q1の反転入力端子と非反転入力端子との間はイマジナリショートの状態にあるので、信号線WR1とシールド線WR2との間の電位差は0であり、したがってそれらの間に存在する静電容量による影響がなくなる。その結果、信号線WR1と接地との間に存在する検出対象BJの静電容量が高精度に検出できる。なお、シールド線WR2の外側をさらにシールド線WR3で覆い、これを接地電位に接続する。これにより、検出動作が一層安定する。
なお、信号線WR1、シールド線WR2,WR3として、これらが一体になった2重シールド線を用いるとよい。このようにすると、その2重シールド線を長く延長した場合でも、例えば5mまたはそれ以上に延ばしても、その長さや状態による影響を受けることなく、安定した測定を行うことが可能である。また、静電容量検出装置1のケーシングと2重シールド線に3軸コネクタ(トライアキシャルコネクタ)を取り付け、2重シールド線と容量ー電圧変換部11との接続を着脱可能としてもよい。このようにすると、2重シールド線の先端部の形状を種々のものとし、それらを検出対象BJの形状、寸法などに応じて適宜取り換えて使用することができる。
交流信号発生部12は、検出対象BJに交流信号S2を加えてそのインピーダンスに応じた電流を生じさせるためののものである。交流信号発生部12は、交流信号S2として、例えば1KHz〜100MHzの範囲の特定の周波数の正弦波を発生する。
図2において、交流信号発生部12は、水晶発振素子Xtalを用いて矩形波を発生する発振回路、矩形波を正弦波に変換する変換回路素子Q9、演算増幅器Q7を用いて基本波成分のみを通すように構成された同調回路、演算増幅器Q7,8を用いて構成された振幅安定回路などからなる。
位相調整部13は、容量ー電圧変換部11の出力S3の位相を調整するためのものである。例えば、対象物体Qが存在しないときに出力S3が0となるように調整される。これによって、信号線WR1のシールドされていない部分などに存在する浮遊容量による誤差が打ち消され、零調整が行われる。
図2において、位相調整部13は、演算増幅器Q5およびインピーダンス回路からなる。位相調整部13は、交流信号発生部12の出力する交流信号S2を、位相および振幅を調整して演算増幅器Q1の反転入力端子に加える。
つまり、演算増幅器Q1の反転入力端子および非反転入力端子はイマジナリショートの状態にるから、
S1=S2
検出対象BJがない状態、つまり検出対象BJについてのc成分およびr成分がない状態では、XCが無限大つまりインピーダンスは無限大である。その状態で、かつ、演算増幅器Q1の出力S3がゼロになったときの状態について、抵抗成分について見ると、抵抗R2を通じて反転入力端子に流れ込む電流i1は、
i1=(S3−S1)/R2
=−S1/R2……(1)
また、抵抗R1を通じて反転入力端子に流れ込む電流i2は、抵抗R12の調整によって抵抗R1に加えられる交流信号S2に対する増加分をαとすると、
i2=〔S2(1+α)−S1〕/R1
=〔S1(1+α)−S1〕/R1
=(S1・α)/R1……(2)
反転入力端子に流れ込む電流の総和はゼロであるから、上の(1)(2)式から、
O=i1+i2
=−S1/R2+(S1・α)/R1……(3)
したがって、
1/R2=α/R1……(4)
これから、
α=R1/R2……(5)
つまり、(5)式を満たすように抵抗R12を調整すればよい。
例えば、抵抗R2を1MΩとし、抵抗R1を100KΩとすれば、
α=0.1
となり、抵抗R1に交流信号S2の1.1倍の振幅の信号が印加されるように、抵抗R12を調整すればよい。なお、αは1を越える適当な値に設定することが可能である。
これと同様に、演算増幅器Q1の周辺に存在する浮遊容量C0により発生する出力S3をゼロにするためには、コンデンサC1を通してC0に電流を流し、S1の電位をS2に等しくしてやればよい。つまり、
α=C0/C1 ……(6)
となるように、コンデンサC1の値を決め、抵抗R11を調整すればよい。
これらの条件を満たすように調整した後は、検出対象BJのインピーダンスZcを介して反転入力端子に流れ込むる電流による出力S3は、
S3=−S2・R2/Zr ……(7)
となる。
検出対象BJのインピーダンスZcは、c成分とr成分からなる場合に、
Zc=Xc+r
=(1/jωC)+r
と表される。
このように、容量ー電圧変換部11および位相調整部13における抵抗やコンデンサなどの回路定数を適切に選択することにより、ゼロ調整が行われ、かつ出力S3は抵抗R2と検出対象BJのインピーダンスZcのみの関数となり、浮遊容量C0などの影響を除去することができる。この点については上に述べた特許文献1の第17頁〜第20頁の記載を参照することができる。
図2に示すように、交流信号S2は、演算増幅器Q5、および抵抗R11,12,13によって、その振幅が約1.1倍に増幅され、それぞれ、抵抗R1およびコンデンサC1を介して演算増幅器Q1の反転入力端子に加えられる。抵抗R1によって、交流信号S2の基本位相成分が加えられ、その電圧の大きさは可変の抵抗R12によって調整される。コンデンサC1によって、交流信号S2の進み位相成分が加えられ、その電圧の大きさは可変の抵抗R11によって調整される。
なお、この例では、演算増幅器Q1の反転入力端子に対して、抵抗R1およびコンデンサC1をそれぞれ接続したが、位相調整部13においてc成分およびr成分の位相および振幅の調整を予め行っておき、それを例えば抵抗のみを介して演算増幅器Q1の反転入力端子に接続するようにしてもよい。
位相調整部13aは、交流信号発生部12の交流信号S2の位相を調整するためのものである。つまり、位相調整部13aによって、交流信号S2の位相を、バンドパスフィルタ14の出力S4に含まれるc成分の位相と一致させる。
バンドパスフィルタ14は、容量ー電圧変換部11の出力S3のうちの基本周波数波成分以外の成分を遮断する。バンドパスフィルタ27は、演算増幅器Q2および帰還回路に設けられた並列共振回路によって構成される。つまり、2つのコンデンサC3,C4とコイルL1で構成される並列共振回路の共振周波数成分のみを通過させる。バンドパスフィルタ14の出力S4は、基本的には容量ー電圧変換部11の出力S3に含まれる検出対象BJのc成分およびr成分と同じである。なお、バンドパスフィルタ14における出力S3に対する増幅率が余り大きくならないように、共振回路のQを適当に下げておけばよい。
同期検波部15は、バンドパスフィルタ14からの出力S4に対し、積分型の同期検波を行って検出対象BJのc成分を検出する。
つまり、バンドパスフィルタ14からの出力S4は、交流信号S2と同じ周波数であって検出対象BJのc成分およびr成分が合成された位相の正弦波である。図4に示されるように、c成分はr成分よりも90度つまりπ/2だけ位相が進んでいるので、c成分を基準にタイミングをとった場合に、出力S4を0からπまで半周期分積分することによってc成分が検出され、出力S8をπ/2から3π/2まで半周期分積分することによってr成分が検出される。半周期分の積分を行うことによって、偶数次の高調波が消えることになる。
同期検波部15は、出力S4の1周期ごとに、0からπまでの積分を行い、その積分値をサンプルホールドして出力する。
同期検波部15は、例えば図3に示すように、演算増幅器21を用いて構成される積分器、および演算増幅器Q22を用いて構成されるホールドバッファからなる。コンデンサC21によって、0からπまでの期間において積分し、積分が終了したタイミングでスイッチSW2を閉じてその積分値をコンデンサC22に充電し、スイッチSW2を開く。その後、スイッチSW1を閉じてコンデンサC21を放電させてリセットする。これを出力S4の1周期ごとに繰り返す。演算増幅器Q22からは、1周期ごとの積分値が出力される。
なお、同期検波部15における同期のタイミングは、c成分またはr成分のそれぞれのゼロクロス点を基準にすることができる。したがって、例えば、出力S4におけるゼロクロス点を検出し、それに基づいて決定するようにしてもよい。
AD変換部16は、同期検波部15からの出力S5をデジタルデータS6に変換する。
乗算部17は、位相調整部13aの出力S2aに、DA変換部22から出力される係数S12を掛けてその振幅を調整する。これによって、バンドパスフィルタ14の出力S4に含まれるc成分の位相および振幅と一致した信号S2bを得る。なお、係数S12の値は、演算処理部23によって演算される。
減算部18は、バンドパスフィルタ14の出力S4から乗算部17の出力2bを減算する。これによって、出力S4からc成分が差し引かれ、減算部18の出力S7にはr成分のみが含まれることとなる。減算部18の出力S7は、交流信号S2と同じ周波数であって検出対象BJのr成分のみを含んだ正弦波である。通常、r成分はc成分に比べて振幅が極めて小さい。
なお、減算部18を、一方の入力の正負を反転させる反転回路と加算回路とによって構成することも可能である。
増幅部19は、出力S7であるr成分の振幅を増幅する。ここでは、例えば40db程度に増幅する。
同期検波部20は、増幅部19からの出力S8に対し、積分型の同期検波を行って検出対象BJのr成分を検出する。図4に示されるように、出力S8に対し、π/2から3π/2まで半周期分積分することによってr成分が検出される。同期検波部20は、出力S8の1周期ごとに、π/2から3π/2までの積分を行い、その積分値をピークホールドして出力する。
なお、同期検波部20で半周期分積分することによって、出力S8にc成分が残っていた場合であっても積分結果には現れない。しかし、c成分が残っていた場合に、その振幅が大きい場合には、積分の途中で出力が飽和してしまうことになる。したがって、減算部18でc成分を差し引き、c成分をなくすかまたは小さくしておくのである。つまり、減算部18では、同期検波部20での積分によって飽和しない程度にc成分を低減しておけばよく、c成分を完全に無くしてしまうことは必ずしも必要ではない。なお、上に述べたように、r成分はc成分に比べて振幅が極めて小さいので、c成分をできるだけ低減しておき、増幅部19において十分にr成分を増幅することが望ましい。また、同期検波部20で積分した後で、適当な増幅率例えば20db程度で再度増幅してもよい。
AD変換部21は、同期検波部20からの出力S9をデジタルデータS10に変換する。
演算処理部23は、DSP、CPU、またはこれらの両方からなり、AD変換部16,21により変換されたデジタルデータS6,S10に対して種々の演算を行う。つまり、演算処理部23では、各抵抗およびコンデンサなどの値、各部の増幅率、および各部の電気的特性または周波数特性などを認識した上で、種々の係数または乗数などを算出する。また、デジタルデータS6,S10に対して、異常値などを検出してこれをカットすることなどにより、ノイズ除去のための処理を行う。デジタルデータS6,S10から、c成分およびr成分に対応する有為の値、例えば、容量値(Farad)、抵抗値(オーム)、誘電正接(tanδ)などを算出し、それを表示部25に表示し、また、入出力インタフェース26および外部コネクタ27を介して外部機器に出力する。また、上に述べたように、乗算部17で用いる係数S12の値を算出する。また、各部で行われる処理の一部を演算処理部23による演算で行うことも可能である。
操作部24は、ユーザが操作を行って静電容量検出装置1に対して種々の指令を入力し、またはデータを入力するためのものである。例えば、電源のオンオフ、表示の有無の切り換え、表示内容の切り換え、表示単位の切り換え、交流信号発生部12の発生する交流信号S2の周波数の切り換え、サンプリングレートの切り換えなどを行うためのものである。操作可能な内容に応じて必要な操作素子が設けられる。
上に述べた静電容量検出装置1によると、1つの検出対象BJに対して、c成分とr成分とを同時に検出することができる。r成分の検出に際して、出力S3に含まれるc成分を減算部18によって低減し、これに対して同期検波部20による積分型の同期検波を行うので、出力S4にc成分が多く含まれる場合であっても、それによって積分時に飽和してしまうことがなく、r成分を正確に演算して求めることができる。また、r成分が極小さい場合であっても増幅部19で十分に増幅することができ、r成分を正確に演算して求めることができる。
このように、静電容量検出装置1によると、比較的簡単な回路と処理によって検出対象BJの静電容量と線路抵抗を正確に検出することができる。例えば、静電容量Cとして、0.1〜1fF(フェムトファラド)程度、抵抗Rとして0.1〜1Ω(オーム)程度の分解能で、それぞれ測定することができる。
したがって、例えば、トランジスタのゲート・ソース間のc成分およびr成分を同時に高速で高精度に検出することができる。その場合には、トランジスタの製品としての合否を高速で判定することができる。
上に述べた実施形態において、回路定数の一例をあげると、交流信号S2が100KHzで波高値5Vの場合に、抵抗R2が1〜2MΩ程度、抵抗R1が50KΩ〜百数十KΩ程度、コンデンサC1が数十PF〜100PF程度である。なお、交流信号S2の周波数を高くすることによって検出対象BJのc成分のインピーダンスが低くなるので、r成分の検出が容易になる。その場合には、交流信号S2を10MHz、100MHzなどとすればよい。
上に述べた実施形態において、演算増幅器Q1の帰還用に用いた抵抗R2に代えて、または抵抗R2とともに、コンデンサを用いてもよい。また、検出対象BJの種類に応じてインダクタンスを用いてもよい。
上に述べた実施形態においては、同期検波部15,20は、入力される交流信号に対して所定の角度範囲についての積分を行った。角度範囲を上に述べた以外に設定することも可能である。また、角度の基準は、上に述べたように交流信号のゼロクロス点に基づいて設定する他、交流信号発生部12で発生するクロック信号を利用したり、またそれをカウントしまたは分周したり、種々の方法で作成することが可能である。また、所定の角度範囲を積分するのではなく、所定の角度範囲における振幅の平均を求めてもよい。また、交流信号から所定の角度範囲を抽出する方法として、所定の角度範囲においてオン(または「1」)となる論理信号と交流信号との論理積を求めてもよい。またそのようなゲートを用いてもよい。
さらに、交流信号から抽出する角度範囲を適切に設定することにより、l成分(インダクタンス)を検出することも可能である。したがって、検出対象BJについて、c成分とl成分、r成分とl成分、またはc成分とr成分とl成分、というように、種々のインピーダンス成分の検出が可能である。その場合に、同期検波部に入力される交流信号に対し、振幅の相対的に小さい成分については、それ以外の成分の振幅を低減した上で、増幅し、同期検波を行えばよい。
上に述べた実施形態においては、容量ー電圧変換部11の出力S3の位相を調整するための位相調整部13を、演算増幅器Q1の反転入力端子に接続するように構成した。しかし、これに代えて、交流信号発生部12の交流信号S2を、インピーダンス素子を介して演算増幅器Q1の出力側に加えるように構成してもよい。その場合に、1つまたは複数の適当な演算増幅器を併用する。また、用途などに応じて、上に述べた回路構成の一部を省略することも可能である。
上に述べた実施形態においては、同期検波までの信号処理がアナログ信号に対して行われるものとして説明したが、デジタルデータに対して行われるように構成することも可能である。例えば、容量ー電圧変換部11によって得られた出力S3をデジタルデータに変換し、バンドパス、乗算、減算、増幅、同期検波、位相調整などをデジタル信号処理によって実現してもよい。その場合に、そのようなデジタル信号処理をハードウエア回路によって実行してもよく、または、DSPやCPUを用いてソフトフエアにより実行してもよい。
次に、インピーダンス検出装置の他の実施形態について説明する。
図5は本発明の他の実施形態に係る静電容量センサ1BのセンシングヘッドSGを含む回路の例を示す図、図6は図5に示すセンシングヘッドSGの構造の例を示す断面図である。
静電容量センサ1Bは、基本的には上に述べた静電容量検出装置1と同様な回路構成である。したがって、以下においては相違点のみについて説明する。
図5において、容量ー電圧変換部11Bは、演算増幅器Q1および帰還のためのインピーダンス素子Zrなどによって構成される。演算増幅器Q1の反転入力端子には、2重シールド線SCの信号線WR1が接続され、非反転入力端子にはシールド線WR2が接続され、接地端子にはシールド線WR3が接続される。2重シールド線SCの先端側にはセンシングヘッドSGが接続される。
すなわち、図6に示すように、センシングヘッドSGは、ハウジング51、絶縁層52、ガード電極53、絶縁層54、検出電極55、および封止部56を有する。
ハウジング51は、アルミニウム合金、銅合金、またはステンレス鋼などの金属材料によって円筒状に形成されている。外周面にネジを設け、取り付け用の2つのナットを螺合させてもよい。
絶縁層52は、マイラー、合成樹脂などの絶縁材料によって円筒状に形成され、ハウジング51とガード電極53との間を絶縁するとともに、ガード電極53を支持する。
ガード電極53は、銅合金などの金属材料によって円筒状に形成されている。検出電極55は、銅合金などの金属材料によって円板状に形成され、絶縁層54によってガード電極53の先端部において接触しないように保持されている。検出電極55の表面に適当なメッキ処理、例えば金メッキを施してもよい。
2重シールド線SCは、ハウジング51の底面側から挿入され、その信号線WR1は検出電極55に、シールド線WR2はガード電極53に、シールド線WR3はハウジング51に、それぞれ接続されている。2重シールド線SCの周囲はエポキシ樹脂などからなる封止部56によって接着され、かつ密封されている。つまり、センシングヘッドSGは密封構造である。
このような静電容量センサ1Bによると、センシングヘッドSGの前方に検出対象BJがあった場合に、検出対象BJの静電容量を検出して表示部25に表示することができる。また、静電容量センサ1Bは、検出された静電容量に応じて、検出対象BJの有無を非接触で検出し、これによってオンオフの信号出力または接点出力を外部に出力するように構成することも可能である。この場合には、例えば、容量ー電圧変換部11Bの出力S3を検波して出力電圧を得て、これを基準電圧と比較してオンオフ信号を生成すればよい。また、検出対象BJの大きさ、センシングヘッドSGの先端と検出対象BJとの間の距離などを算出して表示するように構成することも可能である。
静電容量センサ1Bによると、信号線WR1および検出電極55がほぼ完全にシールド線WR2およびガード電極53によってシールドされており、したがって検出電極55の前方以外からの影響をなくすことができ、検出対象BJの静電容量またはその有無などを正確に検出することができる。さらに、それらがシールド線WR3およびハウジング51によってほぼ完全にシールドされているので、2重シールド線SCを曲げたり動かしたりしてもその影響がなく、安定した検出動作が得られる。その結果、2重シールド線SCの長さを長くしても検出動作が安定し、正確な検出を行うことができる。
次に、上に述べた静電容量検出装置1または静電容量センサ1BをLSI化によって小型化した例を説明する。
図7は小型化された静電容量センサ1Cの構造の例を示す断面図である。
図7において、静電容量センサ1Cは、図6に示したセンシングヘッドSGと同様な構造のセンシングヘッドSGCの内部に、上に述べた静電容量センサ1Bと同様な回路構成の回路基板KKが内蔵されている。回路基板KKには、容量ー電圧変換部11、交流信号発生部12、位相調整部13、同期検波部15など、静電容量センサ1Cとして必要な回路を有した1つまたは複数のLSI、およびその他の回路素子がプリント基板上に実装されている。そして、回路基板KKには、電源を供給し、検出結果を出力するためのケーブルCVが接続され、ハウジング51の外部に引き出されている。
この静電容量センサ1Cによると、検出対象BJの静電容量またはその有無などを高感度で検出することができる。また、静電容量センサ1Cを小型にすることができ、小さな検出対象BJまたは狭い場所に設けられた検出対象BJなどに適用することが容易である。
なお、小型化された静電容量センサ1Cではなく、小型化された静電容量検出装置1Dとすることも可能である。
次に、上に述べた静電容量検出装置1などの校正について説明する。
上に述べた静電容量検出装置1などは、使用環境の変化、経年変化、温度ドリフトなどによって、検出結果に誤差がでる可能性がある。そのような誤差を補正しまたは校正するための補正回路などを設けてもよいが、補正回路などを設けると装置が複雑化し大型化しかつ高価となる。そこで、そのような補正回路を設けた静電容量検出装置を親機として用い、上に述べた静電容量検出装置1などを必要に応じて適宜校正することによって、一層正確な検出動作を行わせることが可能となる。
図8は静電容量検出装置1の校正方法の例を示す図である。
図8において、補正回路を設けた静電容量検出装置である親機P1を準備し、スイッチSW3で切り換えて、親機P1および子機である静電容量検出装置1によってテスト用の検出対象BJTを交互に検出する。そして、その検出結果が同一になるように、静電容量検出装置1に設けられた調整用の可変抵抗器などの回路乗数を調整する。
また、校正するための係数データなどを親機P1から静電容量検出装置1に送信し、データを受信した静電容量検出装置1がそれに基づいて係数などを自動的に変更するようにしてもよい。そのためのデータの入力端子として、上に述べた外部コネクタ27を利用することも可能である。
また、親機P1と静電容量検出装置1との検出結果を校正テーブルとして表し、その校正テーブルを参照して校正するようにしてもよい。
このように、静電容量検出装置1などを簡単な構造とし、それを親機P1を用いて適宜校正することによって、多数の検出対象BJのインピーダンスを高精度に高速で検出することができ、全体として低コストなシステムとすることが可能である。このようなシステムは、例えば、半導体やプリント基板などの製造工場における検査ラインに適用することが可能である。
本発明は、トランジスタのゲート・ソース間におけるような微小な静電容量およびその線路抵抗を同時に測定するためのインピーダンス検出装置などとして利用される。
本発明の実施形態に係る静電容量検出装置の構成を示すブロック図である。 静電容量検出装置の容量ー電圧変換部および交流信号発生部の回路の例を示す図である。 同期検波部の回路の例を示す図である。 同期検波部による同期検波の様子を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係る静電容量センサのセンシングヘッドを含む回路の例を示す図である。 図5に示すセンシングヘッドの構造の例を示す断面図である。 小型化された静電容量センサの構造の例を示す断面図である。 静電容量検出装置の校正方法の例を示す図である。
符号の説明
1 静電容量検出装置
1B 静電容量センサ
1C 静電容量センサ
11,11B 容量ー電圧変換部
12 交流信号発生部
13 位相調整部
13a 位相調整部
15 同期検波部(第1の同期検波部)
16 AD変換部
17 乗算部
18 減算部
19 増幅部
20 同期検波部(第2の同期検波部)
21 AD変換部
22 DA変換部
23 演算処理部
24 操作部
25 表示部
51 ハウジング
53 ガード電極
55 検出電極
Q1 演算増幅器
R2 抵抗(インピーダンス素子)
Zr インピーダンス素子
R1 抵抗(インピーダンス回路)
C1 コンデンサ(インピーダンス回路)
Q5 演算増幅器(インピーダンス回路)
SC 2重シールド線(シールド線)
SG センシングヘッド

Claims (7)

  1. 検出対象のc成分およびr成分を検出するためのインピーダンス検出装置であって、
    前記検出対象に交流信号を加えるための交流信号発生部と、
    前記交流信号に基づき前記検出対象のインピーダンスに応じて生じる電流を電圧に変換する変換部と、
    前記変換部におけるゼロ調整を行うために、前記交流信号発生部の出力する前記交流信号の位相および振幅を調整して前記変換部の演算増幅器の入力端子に加える第1の位相調整部と、
    前記変換部の出力信号に対し同期検波を行って前記検出対象のc成分を検出する第1の同期検波部と、
    前記交流信号発生部の出力する前記交流信号の位相を、検出された前記c成分の位相と一致するように調整する、第2の位相調整部と、
    前記第2の位相調整部の出力を、検出された前記c成分の振幅と一致するように調整する、演算部と、
    前記変換部の出力信号から前記演算部の出力を差し引いて前記c成分を低減する減算部と、
    前記減算部の出力信号に対し積分型の同期検波を行って前記検出対象のr成分を検出する第2の同期検波部と、を有し、
    前記変換部は、
    前記検出対象に接続される信号線が入力された反転入力端子および前記信号線をシールドするシールド線が入力された非反転入力端子を有する前記演算増幅器と、
    前記演算増幅器の出力と前記反転入力端子との間に接続されたインピーダンス素子と、を有し、
    前記交流信号発生部の出力する交流信号は、前記演算増幅器の非反転入力端子に加えられるように構成され、
    前記第1の位相調整部は、
    前記交流信号発生部の出力と前記演算増幅器の反転入力端子との間に、前記交流信号発生部の交流信号を前記反転入力端子に加えるためのインピーダンス回路を備える、
    ことを特徴とするインピーダンス検出装置。
  2. 前記第1の位相調整部は、
    前記交流信号の基本位相成分を加えるための抵抗素子およびその電圧の大きさを調整するための第1の可変抵抗器、および前記交流信号の進み位相成分を加えるための容量素子およびその電圧の大きさを調整するための第2の可変抵抗器を有する、
    請求項記載のインピーダンス検出装置。
  3. 前記減算部の出力信号を増幅する増幅部が設けられ、前記第2の同期検波部は前記増幅部の出力信号に対して同期検波を行う、
    請求項1または2記載のインピーダンス検出装置。
  4. 前記検出対象と対向して配置されるセンシングヘッドが設けられており、
    前記センシングヘッドは、
    前記演算増幅器の反転入力端子に接続される検出電極と、
    前記検出電極の周囲を囲むように配置され前記演算増幅器の非反転入力端子に接続される円筒状のガード電極と、
    前記ガード電極の周囲を囲むように配置され接地電位に接続されるハウジングと、を有する、
    請求項ないしのいずれかに記載のインピーダンス検出装置。
  5. 前記第1の同期検波部により検出されたc成分および前記第2の同期検波部により検出されたr成分をそれぞれデジタルデータに変換するAD変換部と、
    前記AD変換部により変換されたデジタルデータに対して演算を行い、前記c成分および前記r成分に対応する有為の値を算出する演算処理部と、
    を有してなる請求項1ないしのいずれかに記載のインピーダンス検出装置。
  6. 前記演算部は、
    前記第2の位相調整部の出力に、前記演算処理部により演算されたデジタルデータをDA変換部によってアナログ信号に変換して得られた信号を乗算する、
    請求項記載のインピーダンス検出装置。
  7. 前記変換部の出力信号はバンドパスフィルタに入力され、前記バンドパスフィルタの出力が、前記第1の同期検波部および前記減算部に入力されるようになっている、
    請求項1ないしのいずれかに記載のインピーダンス検出装置。
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