JP4562322B2 - スライバーを圧縮するための装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、練条機の出口ローラ対に続く圧縮区域と、スライバーを前記圧縮区域を通って搬送させる多孔の搬送ベルトと、前記圧縮区域に配設されていて前記搬送ベルトを案内する滑り面と、前記滑り面に配置されていて2つの側縁によって制限された吸い込みスリットとを備えており、前記の吸い込みスリットが、スライバーを搬送ベルトの運動方向に対して横方向に位置決めする傾斜する繊維ガイド縁を有していて、かつ横方向にあや振りされるスライバーを掴むために幅広の開始領域を有している形式の、紡績機械におけるスライバーを圧縮するための装置に関する。
【0002】
練条機の後ろに配置された圧縮区域は、ドローイングされた、しかしまだ撚りをかけられていないスライバーを、このスライバーの縁繊維を側方でまとめることによって束ねる、あるいは圧縮するという目的を有しており、このために、続いて撚りを加える際にいわゆるスピニング三角形は生じない。この場合、生ぜしめられた糸は、引っ張りに強く、均一で、かつ毛羽が少ない。スライバーのあや振りは、練条機に付属しているベルト及びローラ関係が極めて迅速に消耗することを阻止するという目的に役立つ。
【0003】
【従来の技術】
冒頭で述べられた形式の装置は、公然と先使用されており、かつ古い、しかし後で公表されたドイツ連邦共和国出願第19949666.8号明細書に記載されている。公知の装置は吸い込みスリットを有しており、この吸い込みスリットは、まだ圧縮されていないスライバーをこのスライバーのあや振り運動の際にその全幅において掴むような開始幅を有して始まっている。公知の装置の吸い込みスリットは、掴んだ直後に、デルタの形状で狭い作業幅において全体の傾斜する吸い込みスリットに移行しており、この吸い込みスリットの繊維ガイド縁に、デルタの縁が曲げなしに続く。この場合、まだ圧縮されていないスライバーは、あや振り運動の一方の極端位置において、この位置におけるデルタ形状の吸い込みスリットの、本来の繊維ガイド縁とは反対の側縁に到達する。当該の側縁が、搬送ベルトの運動方向に関して反対の向きで傾斜して、圧縮に続いて使用される本体の繊維ガイド縁として延びているので、まだ圧縮されていないスライバーは、デルタの領域において、後の繊維ガイド縁における本来の圧縮の場合におけるとは別の方向で時々巻き込まれる。要するに、繊維の撚り方向は、あや振り運動の一方の極端位置の間に急変する。これによって、圧縮区域において繊維の動揺する運動を生ぜしめ、及び周期的に紡績糸パラメーターの悪化を生ぜしめる。
【0004】
類似の欠点が、ドイツ連邦共和国特許公開第4426278号明細書による類概念によるものではない装置においても示されており、この装置では、吸い込みスリットが吸い込みローラの内部に間隔をおいて配置されている。ここでは、圧縮区域の吸い込みスリットが、比較的大きい開始幅を有して始まっており、かつ次いで対称的にデルタ形状に先細になっている。スライバーは、あや振りする場合に意識的にデルタの右側縁及び左側縁に交互に当て付けられ、しかしながらこれによって同様に、圧縮されるスライバーが周期的に種々異なる撚り方向に巻き込まれるという欠点が生じる。
【0005】
ドイツ連邦共和国特許公開第19623824号明細書によって、やはり類似概念によるものではない装置が公知であり、この装置においては、吸い込みローラの内部に吸い込みスリットが配置されており、この吸い込みスリットにおいて、1つの側縁のみが繊維ガイド縁として形成されている。繊維ガイド縁は、ここではもっぱら、互いに平行に延びる2本のスライバーが比較的大きな間隔を有して2つの隣接する吸い込みスリット内に互いに走入され、かつ次いで圧縮されたスライバーの間隔が互いに減少され、これによってこれらのスライバーが紡績過程のために申し分ない間隔に近づけられるという目的のみに役立つ。このような理由から、最初に吸い込みローラの運動方向に対して傾斜する繊維ガイド縁は、運動方向に対して平行な側縁に極めて早く移行し、その結果、このような時点以降スライバーは、吸い込みローラの運動方向に対して横方向にもはや位置決めされない。この場合、あや振り運動の一方の極端位置において当該の繊維ガイド縁がもはや非常に短い距離区間にわたってだけスライバーによって接触されるように配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の装置において、種々異なる撚り方向でのスライバーの巻き込みが回避され、かつ紡績糸品質が改善されることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の課題は、側縁の一方のみが繊維ガイド縁として形成されており、前記の繊維ガイド縁が、スライバーを、このスライバーのあや振り運動にも拘らずすでに幅広の開始領域において、及び前記吸い込みスリットの端部までに、搬送ベルトの運動方向に対して横方向に位置決めすることによって解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】
側縁の一方のみが繊維ガイド縁として形成されていることによって、スライバーの圧縮される巻き込み中に撚り方向の変化が回避される。さらに、スライバーが、このスライバーのあや振り運動にも拘らずすでに幅広の開始領域において、前記の一方の繊維ガイド縁に到達することによって、繊維ガイド縁は、あや振り運動にも拘らず大体において同じ長さにおいて作用したままである。スライバーが吸い込みスリットの端部までに繊維ガイド縁によって搬送ベルトの運動方向に対して横方向に位置決めされることによって、吸い込みスリットを離れた後に、圧縮されたスライバーが場合によっては再びいくらか開いてしまうということが阻止される。全部合わせると、全体の構成は、紡績糸パラメーターの改善に役立つ。
【0009】
本発明の有利な構成では、繊維ガイド縁が、吸い込みスリットの幅広の開始領域において、搬送ベルトの運動方向に関して、吸い込みスリットの残りの領域における繊維ガイド縁より強い傾斜を有しているようになっている。このような強い傾斜が最大でどのような大きさである必要があるかは、−供給速度及びそれぞれの繊維材料に関連して−場合によっては実験によって算出されなければならない。傾斜の強さは、圧縮されるスライバーがこのような個所において繊維ガイド縁を離れる、ひいては吸い込みスリットをも離れることができるほどの大きさである必要はない。傾斜は、正に、なお許容できるような大きさであり、これによって、吸い込みスリットの前記の幅広くされた開始領域は可能な限り短くなる。つまり、短い開始領域は、圧縮されるスライバーの両方の極端位置においてあや振り中にできるだけ十分に一定の比が圧縮中に存在するように導く。有利には、吸い込みスリットの開始領域は、最大でこの吸い込みスリットの長さの四分の一を占めている。
【0010】
実地において、開始領域の後ろの繊維ガイド縁の最小傾斜は、搬送ベルトの運動方向に対して3°〜20°の角度になっている。
【0011】
本発明の別の利点及び特徴は、実施例の以下の記載から明らかである。
【0012】
【実施例】
紡績機械、特にリング紡績機のうち、図1及び図2においては、ドローイングされたスライバー2を圧縮するための装置1の範囲のみが示されている。装置1は、練条機3にすぐ続いて設けられており、前記練条機のうち、出口ローラ対4並びに搬送方向Aで見て前記出口ローラ対の前に配置された短ベルトローラ対5のみが示されている。短ベルトローラ対5は、下方短ベルト6並びに上方短ベルト7を案内している。出口ローラ対4は、駆動される出口下方円筒体8並びにこの出口下方円筒体に弾性的に圧着された出口圧搾ローラ9を有している。これによって、出口ローラ対4は、ドラフト区域の端部を形成する出口締め付けライン10を規定する。
【0013】
練条機3において、周知の形式でスライバーあるいは粗糸11は搬送方向Aにおいて所望の細さになるまでドラフトされる。このようなドラフトは、出口締め付けライン10において終えられており、この場合この個所以降には、ドローイングされた、しかしまだ撚りをかけられていないスライバー2が存在している。撚りを加える場合における、公知の、及び不都合なスピニング三角形を回避するために、スライバー2は、出口締め付けライン10にすぐ続いて圧縮区域12において圧縮される。
【0014】
圧縮のために設けられた装置1は、たとえば細い網状の、ポリアミド糸から織られた薄い織物ベルトとして形成されていることができ、かつ圧縮されるスライバー2を圧縮区域12を通って搬送させる多孔の搬送ベルト13を有している。さらに装置1は、低圧下にある中空成形部材として構成されていて、かつ複数の紡績個所にわたって延びることができる吸い込み通路14を有している。吸い込み通路14は、圧縮区域12に向かう外側輪郭において、搬送ベルト13を案内するための滑り面15として形成されている。
【0015】
滑り面15には吸い込みスリット16が設けられており、この吸い込みスリットは、搬送ベルト13の運動方向Bに対して軽く傾斜して配置されており、したがって、吸い込みスリットは、圧縮されるスライバー2に関して繊維ガイド縁17を有している。圧縮中に、スライバー2はこのような繊維ガイド縁17に沿って走り、これによってスライバー2内に存在する繊維は、搬送ベルト13の運動方向Bに対して横方向に束ねられ、あるいは圧縮され、かつこの場合スライバー2はいくらか巻き込まれる。
【0016】
吸い込み通路14は、吸い込みスリット16から間隔をおいて存在する低圧接続部18を介して、図示されていない低圧源に接続されている。吸い込み通路14が複数の紡績個所にわたって延びている限りでは、紡績機械区間ごとにただ1つの低圧接続部18が存在する必要がある。
【0017】
圧縮区域12は、出口側で締め付けローラ19によって制限されており、この締め付けローラは、スライバー2及び搬送ベルト13を滑り面15に圧着させていて、かつこの場合、提出される撚りに関して撚り止めとして作用する供給締め付けライン20を規定する。締め付けローラ19は、搬送ベルト13を駆動し、かつ締め付けローラ自体は、出口圧搾ローラ9から伝達ローラ21を介して駆動されている。
【0018】
供給方向Cで図示されない撚糸機、たとえばリングスピンドルに供給される間に、供給締め付けライン20の後ろで、生ぜしめられる糸22は所定の撚りを維持する。その際、この撚りに関して、供給締め付けライン20は撚り止めとして作用し、その結果、撚りは反作用して圧縮区域12内まで及ぶことはない。
【0019】
搬送ベルト13は、吸い込みスリット16とは反対の側において締め付け部材23によって締め付けられており、この締め付け部材は、たとえば固定の棒として、あるいはガイドローラとして構成されていることができる。この場合、締め付け部材23は、搬送ベルト13が軽い圧着によって出口下方円筒体8に当接するように配置されている。搬送ベルト13と出口下方円筒体8とは接触個所において対向しているので、この場合、搬送ベルト13は、恐らく付着する飛んだ繊維を取り除かれる。
【0020】
図2から明らかなように、圧縮されるスライバー2は、両矢印の方向D及びEに相応してあや振りされる。このようなあや振り運動は、下方短ベルト6、上方短ベルト7、並びに出口圧搾ローラ9の弾性的な関係を早期に摩耗させないという目的に役立つ。しかしながら、あや振り運動は、方向D及びEに相応して、圧縮されるスライバー2が繊維ガイド縁17に確実に到達することを困難にする。スライバー2が、吸い込みスリット16によって掴まれる間に繊維ガイド縁17に到達するのではなく、冒頭で述べられた従来の技術の場合にそうであるように吸い込みスリット16の別の側縁に到達しようとすると、一時的に、かつ周期的にスライバー2において巻き込み運動が行われ、この巻き込み運動は、繊維ガイド縁17に沿った得ようとする巻き込み運動に対して時々反対に向いており、かつ紡績糸品質を減少させる。
【0021】
このような理由から、以下に図3及び図4を用いて説明されるように、吸い込みスリット16の特別な実施例が準備されている。
【0022】
図3及び図4による吸い込みスリット16の拡大図においては、供給されたあや振りされるスライバー2の2つの極端位置が一点鎖線で示されている。図3によれば、スライバー2は、その左の極端位置に達しており、かつ矢印方向Eに相応して所定のあや振り運動を開始する。図4による実施例では、あや振りされるスライバー2が、その右の極端位置に達しており、かつ続いて矢印方向Dに相応して所定の戻し運動を開始する。あや振り行程は、全体で約5〜6mmになり、この場合、1分間において極めて僅かなあや振り運動のみが行われる。
【0023】
図3及び図4による吸い込みスリット16の拡大図においては、この吸い込みスリット16を制限する両方の側縁24及び25が明らかであり、この場合、今や、圧縮中にスライバー2があや振り運動にも拘らずできるだけ迅速に繊維ガイド縁17に到達するということが保証されている。同時に、あや振りされるスライバー2がとにかく吸い込みスリット16によって掴まれるということが保証されていなければならない。
【0024】
それ故に、吸い込みスリット16は、その入口側のすぐ近くに開始領域26を有しており、この開始領域は、少なくとも、あや振り行程と同じ位の幅でなければならない。しかしながら、吸い込みスリット16の長手方向では前記の開始領域26はできるだけ短くされており、有利には、吸い込みスリット16の長さの約四分の一のみである。
【0025】
図3及び図4の実施例とは異なり、吸い込みスリット16の開始領域26が右側へではなく、従来の技術におけるように左側へ延ばされていると、あや振りされるスライバー2は掴まれることもできるが、しかし通り過ぎて吸い込みスリット16の繊維ガイド縁17とは反対の側の、反対の向きで斜めに延びている側縁に当て付けられてしまう。このことは、不都合な形式で望まれない撚り方向であちこちにスライバー2の巻き込みを招いてしまう。このような理由から、図3及び図4に示す吸い込みスリット16の開始領域26は、本発明によれば、繊維ガイド縁17の傾斜位置が開始領域26において強くされているように選ばれている。この結果、掴まれるかつ圧縮されるスライバー2は、あらゆる場合に遅かれ早かれ開始領域26の繊維ガイド縁28に到達することになり、この場合、繊維ガイド縁28は、本来の繊維ガイド縁17を吸い込みスリット16の入口に向かって長くしており、かつこの際、搬送ベルト13の運動方向Bに関して繊維ガイド縁17より傾斜されている。
【0026】
これによって、本発明によれば、スライバー2が常に正しい繊維ガイド縁17にのみ到達し、かつこのことがスライバーを掴んだ後にできるだけ迅速に行われるということが達成される。繊維ガイド縁17は、搬送ベルト13の運動方向Bに対して角度αを有しており、この角度は、実際の実施例において3°と20°との間に位置している。さらに、繊維ガイド縁17は吸い込みスリット16の端部27まで延びており、この場合、前記の端部27は、供給締め付けライン20といくらか一致する。これによって、圧縮された、かつこの際いくらか巻き込まれたスライバー2が吸い込みスリット16の端部27においてもはや膨らんで戻ることはできないということが達成される。
【0027】
繊維ガイド縁28の傾斜を本来の繊維ガイド縁17の角度αに十分に適応させようとすると、これによって開始領域26は、引用されたドイツ連邦共和国特許公開第19623824号明細書による装置の場合のようにスライバー2が図3に示す極端位置において繊維ガイド縁17に到達するのが遅すぎてしまうほどかなり拡大される。この場合には、スライバー2がその極端位置において繊維ガイド縁17に沿って一度は短い距離を、かつ一度は長い距離を有することになり、このことが周期的に種々異なる紡績糸品質を導くことになる。これに対して、著しく短い開始領域26は、スライバー2が図4に示す極端位置において繊維ガイド縁28に沿って走るのではなく、搬送ベルト13の運動方向Bにおける作用を受けて繊維ガイド縁ひいては吸い込みスリット16を離れるということを招いてしまう。繊維ガイド縁28のためにどのような傾斜が最適であるかは、それぞれ実験によって決定されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライバーを圧縮するための装置を部分的に破断した図である。
【図2】圧縮区域において、図1の矢印IIの方向で見た図である。
【図3】あや振りされるスライバーの極端位置が一点鎖線で表されている、所属の搬送ベルトなしに本発明による吸い込みスリットの輪郭のみを示す拡大図である。
【図4】あや振りされるスライバーの極端位置が一点鎖線で表されている、所属の搬送ベルトなしに本発明による吸い込みスリットの輪郭のみを示す拡大図である。
【符号の説明】
1 装置
2 スライバー
3 練条機
4 出口ローラ対
5 短ベルトローラ対
6 下方短ベルト
7 上方短ベルト
8 出口下方円筒体
9 出口圧搾ローラ
10 出口締め付けライン
11 粗糸
12 圧縮区域
13 搬送ベルト
14 吸い込み通路
15 滑り面
16 吸い込みスリット
17 繊維ガイド縁
18 低圧接続部
19 締め付けローラ
20 供給締め付けライン
21 供給ローラ
22 糸
23 締め付け部材
24 側縁
25 側縁
26 開始領域
27 端部
28 繊維ガイド縁

Claims (4)

  1. 練条機の出口ローラ対に続く圧縮区域と、スライバーを前記圧縮区域を通って搬送させる多孔の搬送ベルトと、前記圧縮区域に配設されていて前記搬送ベルトを案内する滑り面と、前記滑り面に配置されていて2つの側縁によって制限された吸い込みスリットとを備えており、前記の吸い込みスリットが、スライバーを搬送ベルトの運動方向に対して横方向に位置決めする傾斜する繊維ガイド縁を有していて、かつ横方向にあや振りされるスライバーを掴むために幅広の開始領域を有している形式の、紡績機械におけるスライバーを圧縮するための装置において、前記の側縁(24,25)の一方のみが繊維ガイド縁(17)として形成されており、前記の繊維ガイド縁が、スライバー(2)を、このスライバーのあや振り運動(D,E)にも拘らずすでに幅広の開始領域(26)において、及び前記吸い込みスリット(16)の端部(27)までに、搬送ベルト(13)の運動方向(B)に対して横方向に位置決めすること、及び前記の繊維ガイド縁が、搬送ベルト(13)の運動方向(B)に対して傾斜される直線で吸い込みスリット(16)の開始領域(26)からその端部(27)まで延びることを特徴とする、紡績機械におけるスライバーを圧縮するための装置。
  2. 繊維ガイド縁(28)が、吸い込みスリット(16)の幅広の開始領域(26)において、搬送ベルト(13)の運動方向(B)に関して、吸い込みスリット(16)の残りの領域における繊維ガイド縁(17)より強い傾斜を有していることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記吸い込みスリット(16)の開始領域(26)が、最大でこの吸い込みスリット(16)の長さの四分の一を占めていることを特徴とする請求項1または2記載の装置。
  4. 前記の繊維ガイド縁(17)の最小傾斜が、搬送ベルト(13)の運動方向(B)に対して3°〜20°の角度(α)になっていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1記載の装置。
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