JP4561470B2 - 駐車支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駐車支援装置に関する。
従来、自動車を駐車させる際の運転操作を支援する装置として、車両の後端に取り付けられたカメラにより、周辺視界を撮像し、その撮像データを車室内に配設されたディスプレイに表示する駐車支援装置が知られている。この種の駐車支援装置において、現在画像の死角となる領域に、過去の画像データを使って画像処理して擬似画像を合成して、運転者の死角となる領域をディスプレイに表示することによって、運転者の駐車時の不安感を軽減するようにした駐車支援装置が提案されている(特許文献1)。
特開2003−244688号公報
ところが、上記した駐車支援装置は、車両が、シフトレバーをリバース(後退)に操作し、車速が予め定めた設定車速以下になった時に、上記支援モードとなり、現在の画像データと過去の画像データを合成して運転者の死角となる領域をディスプレイに表示するようにしていた。
しかしながら、1つの設定車速によって、過去画像データに基づく擬似画像の表示・非表示が切り替わることになると、突然に擬似画像が表示されたり、反対に、突然に擬似画像が消えたりすることになる。従って、運転者は、表示される範囲が突然に大きく変わることになり、運転状況を正確に把握することが困難になる。
本発明は、上記問題点に解消するためになされたものであり、その目的は、表示手段に表示される現在画像の表示範囲と過去画像の表示範囲を車速に応じて決定して、運転者に運転状況を正確に把握することができる駐車支援装置を提供することにある。
請求項1の発明は、車両の進行方向の画像を現在画像データとして取得する撮像データ取得手段と、前記車両の車速を検出する車速検出手段と、前記撮像データ取得手段にて取得した現在画像データを、前記車両の位置情報を付加して過去画像データとして記憶手段に格納する過去画像データ生成手段と、前記撮像データ取得手段にて新たに取得した現在画像データに基づく現在画像の一部と、前記記憶手段に先に格納された前記過去画像データに基づく過去画像の一部とを合成した合成画面を表示する表示手段と、前記車速に応じて、前記合成画面において前記現在画像が表示される表示範囲と、前記合成画面において前記過去画像が表示される表示範囲との割合を変更する表示制御手段とを備えた。
請求項2の発明は、請求項1に記載の駐車支援装置において、前記表示制御手段は、前記車速が小さくなるほど、前記合成画面における前記過去画像の表示範囲が大きくなるように前記割合を変更する
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の駐車支援装置において、前記過去画像データ生成手段は、前記車両が進行方向に予め定めた距離を移動する毎に、その時の現在画像データにその時の撮像した現在位置を自車位置の情報として付加して過去画像データを生成し前記記憶手段に記憶する。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の駐車支援装置において、前記表示制御手段は、前記過去画像データに基づく過去画像を、前記現在画像データに基づく現在画像の撮像視点から見た画像となるように視点変換した後に、前記割合を変更する
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の駐車支援装置において、前記撮像データ取得手段は、前記車両の後方の画像を撮像する後方カメラから、前記車両が後退するときの画像を現在画像データとして取得する。
請求項1の発明によれば、表示制御手段は、車速に応じて現在画像データに基づく現在画像の表示範囲と、前記過去画像データに基づく過去画像の表示範囲を決定することができることから、例えば、その時々の車速に相対して、過去画像の表示範囲と現在画像の表示範囲の割合を変更して表示できる。従って、運転者は、表示される範囲が突然に大きく変わることがなく、的確に運転状況を正確に把握することができる。
請求項2の発明によれば、車速が遅くなるほど、表示手段に表示される過去画像の現在画像に対する表示範囲割合が大きくなる。従って、運転者は、的確に死角となる範囲を正確に把握することができる。
請求項3の発明によれば、過去画像データに自車位置の情報を付したので、現在画像データ及び過去画像データの一部をそれぞれ抽出し、その抽出した各画像データを使って連続した合成画像を作成することができる。
請求項4の発明によれば、現在画像と過去画像はともに同じ撮像視点からみた画像となり、その合成画像は現在画像と過去画像が違和感なく連続性をもって表示される。
請求項5の発明によれば、後退して目標の駐車領域に車両を駐車する際に、見えない車両の下方位置まで確認できる。
以下、本発明の駐車支援装置を、自動車に搭載され、経路案内を行うナビゲーション装置に具体化した実施形態を図1〜図10に従って説明する。図1は、ナビゲーション装置1の構成を説明するブロック図である。
図1に示すように、ナビゲーション装置1は、制御手段としての制御装置2を備えている。この制御装置2は、主制御を行う制御部3、画像データ記憶手段としてのRAM4、ROM5を備えている。制御部3は、ROM5に格納された経路案内プログラム、画像データ保存プログラム、合成データ出力プログラム、駐車支援プログラム等、各種プログラムに従って、各種処理を行う。尚、制御部3は、特許請求の範囲に記載の車速検出手段、過去画像データ生成手段、表示制御手段を構成する。
また、ROM5には、輪郭描画データ5aが格納されている。輪郭描画データ5aは、車両Cの輪郭をディスプレイ12に表示するためのデータである。本実施形態では、輪郭描画データ5aは、車両C(図3参照)の後輪Caであって、その後輪Caの輪郭T(図5及び図6参照)が描画するようになっている。
また、制御装置2は、GPS受信部6及び自車位置検出部7を備えている。GPS受信部6は、GPS衛星からの電波を受信する。自車位置検出部7は、GPS受信部6から受信した検出データに基づいて、自車位置の絶対位置を示す緯度・経度・高度等の測位データを定期的に算出する。このとき、自車位置検出部7は、図3に示すように、車両Cの後輪Caの車軸Cbの中心点(自車位置)Cpを、路面座標系上の座標点として算出する。そして、GPS受信部6から測位データを逐次取得しながら、自律航法による自車位置を補正し、自車位置を決定する。尚、路面座標系は、路面上の車両Cの位置を示すための座標系である。
さらに、制御装置2は、センサインターフェース(I/F部8)を備えている。制御部3は、このI/F部8を介して、車両Cに配設された車速センサ20及び走行距離センサ21から、車両Cの車速信号(パルス信号)及び走行距離信号(パルス信号)を取得する。制御部3は、車速信号に基づいてその時々の車両状態としての車速Vnを演算するとともに、走行距離信号に基づいてその時々の移動距離DMを演算する。このとき、制御部3は、その時々で演算した、車速Vn及び移動距離DMをRAM4に記憶するようになって
いる。従って、RAM4には、そのための記憶領域が確保されている。
また、制御装置2は、地図データ記憶部9を備えている。地図データ記憶部9には、地図データとしての経路データ9a及び地図描画データ9bが格納されている。経路データ9aは、各道路の交差点や曲点を示すノードを示すノードデータや、各ノードを接続するリンクを示すリンクデータ等を格納しており、制御部3は、目的地までの経路案内処理を行う際に、この経路データ9a及びROM5に格納された経路案内プログラムに従って経路を探索する。また、制御部3は、上記したように算出した自車位置の座標と、走行軌跡、経路データ9aを照合して、自車位置の座標を適切な道路上に位置決めし、自車位置のデータをさらに補正する。地図描画データ9bは、広範囲から狭範囲の地図を表示するためのデータであって、経路データ9aと関連付けられている。
また、制御装置2は、撮像データ取得部10を備えている。撮像データ取得部10は、車両Cに設けられた撮像手段としての後方カメラ22から画像データを定期的に取得する。画像データは、後方カメラ22によりアナログ/デジタル変換されたデジタルデータであって、撮像データ取得部10は、各種補正や合成等の画像処理が可能な画像データDnとして、制御部3に送信する。制御部3は、その取得した画像データ(現在画像データ)Dnをディスプレイ12に現在位置における後方画像(現在画像Gn)として表示させるための画像処理部11に出力する。
また、制御部3は、その時々の現在画像データDnを取得中において、車両Cが予め定めた距離(本実施形態では500mm)移動するたびごとに、その時の現在画像データDnをその時の自車位置と関連付けて過去画像データDoとしてRAM4に一時格納する。
後方カメラ22は、図2に示すように、車両Cのバックドア等、車両Cの後端の略中央に、光軸Aを下方に向けて取り付けられている。後方カメラ22は、広角レンズ、ミラー等から構成される光学機構と、CCD撮像素子(いずれも図示せず)とを備えている。広角レンズは、例えば左右140度の後方視野を有し、後方カメラ22は、俯角F1が例えば102度であって車両Cの後端を含む、後方約8mの撮像範囲S(図3参照)を撮像可能になっている。
さらに、図1に示すように、制御装置2は、I/F部8を介して、車両Cに設けられたステアリングセンサ23、シフトセンサ24と接続されている。制御部3は、ステアリングセンサ23,シフトセンサ24から舵角検出信号及びシフトポジション信号を取得する。そして、制御部3は、シフトポジション信号に基づいて、変速機のシフトポジションがリバース状態であるか否かを判断するようになっている。
シフトポジションがリバースであって、車両Cの後方の画像(現在画像データDnに基づく現在画像Gn)を単に表示する場合(以下、後方表示モードという)には、制御部3等は、ROM5に格納された駐車支援プログラムに従って、舵角検出信号に基づき、図4に示す現在画面33を後記するディスプレイ12に表示する。現在画面33には、車両Cの背景が表示され、その背景に、予想軌跡線31、車幅延長線32が、公知の方法で、重ねて描画されている。予想軌跡線31は、車両Cの舵角及び車幅に応じた進行軌跡を示す。車幅延長線32は、車両Cの車幅を後方に延長した指標である。従って、運転者は、駐車する際に、予想軌跡線31と、車幅延長線32とのずれ量に応じて操舵を行う。
シフトポジションがリバースであって、車両Cの後方及び下側の画像(現在画像データDn及び過去画像データDoに基づく画像)を表示する場合(以下、シースルーモードという)には、制御部3等は、ROM5に格納された駐車支援プログラムに従って、図5または図6に示す合成画面Fをディスプレイ12に表示する。合成画面Fには、現在画像G
nの一部Gnaと過去画像Goの一部Goaが合成された画面である。現在画像Gnは、制御部3がその時取得した現在画像データDnに基づいて生成される。過去画像Goは、RAM4に記憶した過去画像データDoに基づいて生成される。
つまり、合成画面Fは、図7に示すように、現在画像データDnの一部Dnaと過去画像データDoの一部Goaを使って、合成画面Fの上側に現在画像Gnの一部Gnaが、下側に過去画像Goの一部Goaが位置するように生成される。
このとき、合成画面Fに表示される過去画像Goは、過去画像データDoを現在の後方カメラ22のカメラ視点(撮像視点)IP(図2参照)に視点変換して、そのカメラ視点IPから車両Cをシースルーさせて見たときに得られる画像である。つまり、視点を一致させて、上側の現在画像Gnの一部Gnaと下側の過去画像Goの一部Goaの表示に連続性を持たせ、運転者に認識し易いようにするためである。
本実施形態では、合成画面Fにおいて、現在画像Gnが表示される表示範囲と過去画像Goが表示される表示範囲の割合が、その時の車速Vnに応じて変更されるようになっている。
詳述すると、車速Vnが時速15km以上の時には、現在画像データDnに基づく現在画像Gnのみを表示する。また、車速Vnが時速15km未満から時速10km以上の時には、図5に示すように、車両Cの後端から後方へ3000mmまでの現在画像Gnの一部Gnaと、車両Cの後端から前方へ500mmまでの過去画像Goの一部Goaからなる合成画面Fを表示する。
さらに、車速Vnが時速10km未満から時速5km以上の時には、車両Cの後端から後方へ2000mmまでの現在画像Gnの一部Gnaと、車両Cの後端から前方へ100
0mmまでの過去画像Goの一部Goaからなる合成画面Fを表示する。さらにまた、車速Vnが時速5km未満から時速0km以上の時には、図6に示すように、車両Cの後端から後方へ1500mmまでの現在画像Gnの一部Gnaと、車両Cの後端から前方へ1500mmまでの過去画像Goの一部Goaからなる合成画面Fを表示する。
このシースルーモードに基づく表示においては、図5及び図6に示すように、現在画像Gnと過去画像Goとの間には、ディスプレイ12が合成画面Fの表示になって、車両Cの運転をより慎重に運転するように、車両周辺を直接確認しながら運転する旨のメッセージMを表示するようになっている。このメッセージMを表示するためのデータは、本実施形態では、ROM5に輪郭描画データ5aとともに予め記憶させている。
また、図5及び図6に示すように、過去画像Goの一部Goaには、現在の自車位置での後輪Caの輪郭Tが重ね合わせて擬似表示されるようになっている。
また、ナビゲーション装置1は、上記した、表示手段としてのディスプレイ12を具備している。このディスプレイ12は、タッチパネルであって、車両Cの変速機のシフトポジションがリバースになると、車両Cの後方を撮像した現在画像データDnに基づく現在画面33や、現在画像データDnと過去画像データDoに基づく合成画面Fを表示する。さらに、ディスプレイ12は、変速機のシフトポジションがリバースになっていない場合には、制御部3から送信された地図描画データ9bを出力して、自車位置周辺の地図画面12a(図1参照)を自車位置マーク等と併せて表示する。
制御装置2が備える入力信号取得部13は、そのディスプレイ12のタッチパネル操作によって入力された入力信号、ナビゲーション装置1に配設された操作ボタン14を押釦することによって入力された入力信号を取得して、制御部3に送信する。操作ボタン14
の中には、表示モード切換ボタン14aが備えられている。この表示モード切換ボタン14aは、後方表示モードまたはシースルーモードのいずれかを選択するボタンである。従って、表示モード切換ボタン14aを操作することによって、制御装置2(制御部3)は後方表示モードまたはシースルーモードのいずれかのモードに設定される。
また、ナビゲーション装置1は、スピーカ15を備えている。スピーカ15は、制御部3から送信された音声出力信号に基づき、各種案内音声や案内音を出力する。
また、制御装置2は、画像処理部11を備えている。画像処理部11は、シースルーモードとなった制御部3から受信した画像合成命令に従って、現在画像データDnと、過去画像データDoとを合成する。
画像処理部11は、その時の車速Vnに応じて、現在画像データDnの一部Dnaと過去画像データDoの一部Doaを合成する。つまり、画像処理部11は、図7に模式的に示すように、現在画像データDnに基づく画像の一部Dna(斜線で示す)と過去画像データDoに基づく画像の一部Doa(斜線で示す)を重ね合わせて、連続する1つの画像(合成画面F)をディスプレイ12に表示するための画像合成データDAを生成する。このとき、前記したように、画像処理部11は、現在画像データDnに基づく画像Gnの一部(現在画像Gna)の下側に過去画像データDoに基づく画像Goの一部(過去画像Goa)が配置されて連続した連続する1つの画像(合成画面F)を生成する。
詳述すると、画像処理部11は、車速Vnが時速15km以上の時には、現在画像データDnに基づく現在画像Gnのみを表示する。
また、画像処理部11は、車速Vnが時速15km未満から時速10km以上の時には、現在画像データDnから、車両Cの後端から後方へ3000mmまでが撮像されている部分の現在画像データDnaを抽出する。一方、画像処理部11は、RAM4から過去画像データDoを読出す。そして、その過去画像データDoについて、現在位置の後方カメラ22のカメラ視点IPに視点変換して、そのカメラ視点IPから車両Cをシースルーさせて見たときに得られる過去画像データDoに座標変換(視点変換)する。そして、画像処理部11は、視点変換した過去画像データDoから、車両Cの後端から前方へ500mmまでが撮像されている部分の過去画像データDoaを抽出する。画像処理部11は、抽出した現在画像データDnaの現在画像Gnaと過去画像データDoaの過去画像Goaを合成して合成画面Fを生成する。
さらに、画像処理部11は、車速Vnが時速10km未満から時速5km以上の時には、現在画像データDnから、車両Cの後端から後方へ2000mmまでが撮像されている部分の現在画像データDnaを抽出する。一方、画像処理部11は、RAM4から過去画像データDoを読出し、前記と同様に、現在位置のカメラ視点IPに視点変換した過去画像データDoを求める。そして、画像処理部11は、視点変換した過去画像データDoから、車両Cの後端から前方へ1000mmまでが撮像されている部分の過去画像データD
oa抽出する。画像処理部11は、抽出した現在画像データDnaの現在画像Gnaと過去画像データDoaの過去画像Goaを合成して合成画面Fを生成する。
さらにまた、画像処理部11は、車速Vnが時速5km未満から時速0km以上の時には、現在画像データDnから、車両Cの後端から後方へ1500mmまでが撮像されている部分の現在画像データDnaを抽出する。一方、画像処理部11は、RAM4から過去画像データDoを読出し、前記と同様に、現在位置のカメラ視点IPに視点変換した過去画像データDoを求める。そして、画像処理部11は、視点変換した過去画像データDoから、車両Cの後端から前方へ1500mmまでが撮像されている部分の過去画像データDoa抽出する。画像処理部11は、抽出した現在画像データDnaの現在画像Gnaと過去画像データDoaの過去画像Goaを合成して合成画面Fを生成する。
このとき、画像処理部11は、ROM5から輪郭描画データ5aを読出し、図5及び図6に示すように、過去画像Goaに、現在の自車位置においる後輪Caの輪郭Tを重ね合わせて擬似表示する。同様に、画像処理部11は、ROM5からメッセージデータを読出し、メッセージMを表示する。
次に、本実施形態のナビゲーション装置1の作用を、図8、図9に示す制御装置2の処理手順を示すフローチャートに従って説明する。尚、説明の便宜上、車両Cが図10に示す位置から駐車場の白線100で区画された駐車領域Rにバック(後退走行)して駐車する場合について説明する。
いま、図10に示す位置にある車両Cが、目標の駐車領域Rに駐車すべく、シフトレバーをリバース(バック)に切り替えると、制御部3は、シフトセンサ24からシフトポジション信号を入力し、シフトポジション信号に基づいて変速機のシフトポジションがリバース状態になったどうか判断する(ステップS1)。このとき、シフトレバーをリバース(バック)に切り替えたので、制御部3は、変速機のシフトポジションがリバース状態になったと判断し(ステップS1でYES)、ステップS2に移る。なお、制御部3は、シフトレバーがリバース以外の場合には、その他の処理(ステップ3)を行って、ステップS1に戻る。
シフトポジションがリバース状態になると、制御部3は撮像データ取得部10を介して後方カメラ22を駆動させ、後方カメラ22が撮像する後方画像の画像データ(現在画像データDn)の取得を開始する(ステップS2)。続いて、制御部3は、シースルーモードか後方表示モードかを判断する(ステップS4)。制御部3は、表示モード切換ボタン14aの操作の有無に基づいてRAM4の所定の作業メモリ領域に記憶されたモードフラグによって判定する。
そして、表示モード切換ボタン14aにて事前にシースルーモードが設定されていると、制御部3は、ステップS5に移り、RAM4中の作業記憶領域に記憶した移動距離DMの内容をゼロにセットし、以後、走行距離センサ21からの走行距離信号に基づいて移動距離DMを計測開始する。続いて、制御部3は、その時の現在画像データDnとその時の自車位置の情報を取得する(ステップS6)。現在画像データDnは、撮像データ取得部10から取得される。自車位置の情報は、自車位置検出部7等から得られた検出信号に基づいて制御部3が算出して取得される。次に、制御部3は、取得した現在画像データDnをその時の自車位置の情報を付加して、過去画像データDoとしてRAM4の過去画像記憶領域に記憶する(ステップS7)。
過去画像データDoをRAM4に記憶すると、車両Cが500mm後退するまで又は終了トリガー信号が生成されるまでの間、制御部3は、画像処理部11と協働して、撮像データ取得部10を介して後方カメラ22が撮像した現在画像データDnに基づいて生成した現在画像Gnをディスプレイ12に表示する(ステップS8、S9,S10)。車両Cが500mm後退したか否かの判断は、制御部3が走行距離センサ21からの走行距離信号に基づいて計測しRAM4に記憶している移動距離DMの内容に基づいて判断する。また、終了トリガー信号は、シフトセンサ24がリバース以外のシフトポジションに切り替わったことを検出したとき、又は、運転者が表示モード切換ボタン14aを操作してシースルーモードを停止したときに生成される。
やがて、車両Cが500mm後退すると(ステップS9でYES)、制御部3は、RAM4中の移動距離DMの内容をゼロにセットした後、再び移動距離DMを計測開始する(ステップS11)。次に、制御部3は、その時の現在画像データDn、その時の自車位置
の情報、及びその時の車速Vnを取得しRAM4の作業記憶領域に一旦記憶する(ステップS12)。続いて、制御部3は、先にRAM4の過去画像記憶領域に記憶した過去画像データDoを読出しRAM4の作業記憶領域に一旦記憶する(ステップS13)。次に、制御部3は、RAM4の過去画像記憶領域の記憶した先の過去画像データDoを、新たに取得した現在画像データDnをその時の自車位置の情報を付加して作成した新たな過去画像データDoに更新する(ステップS14)。
過去画像データDoを更新すると、制御部3は、ステップS12で取得した車速Vnが時速15km未満かどうか判断する(ステップS15)。車速Vnが時速15km以上の場合(ステップS15でNO)、車両Cが500mm後退するまで又は終了トリガー信号が生成されるまでの間、制御部3は、前記ステップS8〜S10と同様に、画像処理部11と協働して、撮像データ取得部10を介して後方カメラ22が撮像した現在画像データDnに基づいて生成した現在画像Gnをディスプレイ12に表示する(ステップS16、S17,S18)。
一方、車速Vnが時速15km未満の場合(ステップS15でYES)、制御部3は、画像処理部11と協働して、ディスプレイ12に表示する時の現在画像データDnに基づく現在画像Gnの表示範囲と過去画像データDoに基づく過去画像Goの表示範囲、即ち表示割合をステップS12で取得した車速Vnに基づいて設定する(ステップS16)。
詳述すると、車速Vnが時速15km未満から時速10km以上の時には、現在画像Gnは車両Cの後端から後方へ3000mmまでの画像Gna、過去画像Goは車両Cの後端から前方へ500mmまでの画像Goaが表示されるように設定する。また、車速Vnが時速10km未満から時速5km以上の時には、現在画像Gnは車両Cの後端から後方へ2000mmまでの画像Gna、過去画像データDoは車両Cの後端から前方へ1000mmまでの画像Goaが表示されるように設定する。さらに、画像処理部11は、車速Vnが時速5km未満から時速0km以上の時には、現在画像Gnは車両Cの後端から後方へ1500mmまでの画像、過去画像Goは車両Cの後端から前方へ1500mmまでの画像Goaが表示されるように設定する。
表示範囲が設定されると、制御部3は、画像処理部11と協働して、画像合成処理を実行する(ステップS20)。詳述すると、車速Vnが時速15km未満から時速10km以上の時には、現在画像データDnから、車両Cの後端から後方へ3000mmまでが撮像されている部分の現在画像データDnaを抽出する。一方、過去画像データDoについて、現在位置の後方カメラ22のカメラ視点IPに視点変換し、その視点変換した過去画像データDoから、車両Cの後端から前方へ500mmまでが撮像されている部分の過去画像データDoaを抽出する。そして、抽出した現在画像データDnaと過去画像データDoaとを合成する。
また、車速Vnが時速10km未満から時速5km以上の時には、現在画像データDnから、車両Cの後端から後方へ2000mmまでが撮像されている部分の現在画像データDnaを抽出する。一方、前記と同様に、現在位置のカメラ視点IPに視点変換した過去画像データDoから、車両Cの後端から前方へ1000mmまでが撮像されている部分の
過去画像データDoaを抽出する。そして、抽出した現在画像データDnaと過去画像データDoaを合成する。
さらに、車速Vnが時速5km未満から時速0km以上の時には、現在画像データDnから、車両Cの後端から後方へ1500mmまでが撮像されている部分の現在画像データDnaを抽出する。一方、前記と同様に、現在位置のカメラ視点IPに視点変換した過去画像データDoから、車両Cの後端から前方へ1500mmまでが撮像されている部分の
過去画像データDoaを抽出する。そして、抽出した現在画像データDnaと過去画像データDoaを合成する。
車速Vnに応じて抽出された現在画像データDnaと過去画像データDoaが合成されると、制御部3は、画像処理部11と協働して、現在画像データDnaの現在画像Gnaと過去画像データDoaの過去画像Goaを合成してできた合成画面Fをディスプレイ12に表示する(ステップS21)。そして、車両Cが500mm後退するまで又は終了トリガー信号が生成されるまでの間、制御部3は、前記ステップS16〜S18と同様に、画像処理部11と協働して、撮像データ取得部10を介して後方カメラ22が撮像した現在画像データDnaと過去画像データDoaに基づいて生成した合成画面Fをディスプレイ12に表示する(ステップS21、S22,S23)。
そして、ステップS18又はステップS22において、車両Cが500mmまで後退すると、制御部3は、ステップS11に移り、RAM4中の移動距離DMの内容をゼロにセットした後、再び前記した処理を繰返す。従って、車両Cが500mm後退する毎に、過去画像データDoが更新され、その時の車速Vnに応じて現在画像Gnaと過去画像Goaの表示割合が設定された合成画面Fをディスプレイ12に表示しながら後退する。即ち、ディスプレイ12に現在画像Gnaに過去画像Goaが合成され、車両Cの下方であって車両Cの後端から車両Cの前側の路面が表示される。従って、運転者は、現在位置で後方カメラ22が撮像できない、車両Cの後端から車両Cの前側の路面を車両Cとの関係で視認することができる。
また、車速Vnが遅くなるほど、ディスプレイ12に表示される過去画像Goaの現在画像Gnaに対する表示範囲の割合が大きくなるようにした。従って、運転者は、表示される範囲が突然に大きく変わることがないので、的確に運転状況を正確に把握することができる。
しかも、運転者は停止地点に近づくほど例えば車止め等の死角となる部分を気にして車両Cをゆっくり後退する場合には、車止め等の死角となる部分の表示割合が大きくなるため、運転者は、死角となる車両Cの下方をより確実に把握することができ的確な運転操作を行うことができる。
さらに、車速Vnが時速15km以上の時には、合成画面Fではなく現在画像Gn(現在画面33)をディスプレイ12に表示した。従って、車両Cの下方の死角となる路面状況を確認する必要性に乏しい後方位置を確認しながら後退する場合には、後方カメラ22がその時々で撮像した現在画像Gnのみが表示されるので、シースルーモードから後方表示モードに切り替えることなく、運転者は過去画像Goの表示に煩わされることなく広い範囲の後方位置を視認でき的確な運転操作を行うことができる。
なお、ステップS10、ステップS18又はステップS23において、終了トリガー信号が生成されると、制御部3はディスプレイ12の合成画面F又は現在画像の表示を終了するとともに(ステップS24)、RAM4に記憶した移動距離DM、過去画像データDo等を消去して車両支援処理動作を終了する(ステップS25)。
また、ステップS4において、後方表示モードと判断すると、制御部3は終了トリガー信号が生成されるまでの間、画像処理部11と協働して、撮像データ取得部10を介して後方カメラ22が撮像した現在画像データDnに基づいて生成した現在画像Gnをディスプレイ12に表示する(ステップS26、S27,S4)。そして、終了トリガー信号を生成されると(ステップS27でYES)、制御部3は前記ステップS24及びステップS25に移り、現在画像の表示を終了するとともに、RAM4に記憶した移動距離DM等
を消去して車両支援処理動作を終了する(ステップS25)。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、車速Vnに相対して、すなわち、車速Vnが遅くなるほど、ディスプレイ12に表示される過去画像Goaの現在画像Gnaに対する表示範囲の割合が大きくなるようにした。従って、運転者は、表示される範囲が突然に大きく変わることがないので、的確に運転状況を正確に把握することができる。
しかも、運転者は停止地点に近づくほど、例えば、車止め等の死角となる部分を気にして車両Cをゆっくり後退する場合には、車止め等の死角となる部分の表示割合が大きくなる。その結果、運転者は、死角となる車両Cの下方をより確実に把握することができ的確な運転操作を行うことができる。
(2)本実施形態では、過去画像Goaに、現在の自車位置においる後輪Caの輪郭Tを重ね合わせて擬似表示したので、運転者は、死角となる後輪Caと白線100との位置関係が容易にかつ確実に把握することができ的確な運転操作を行うことができる。
(3)本実施形態では、車速Vnが時速15km以上の時には、合成画面Fではなく現在画像Gn(現在画面33)をディスプレイ12に表示した。従って、車両Cの下方の死角となる路面状況を確認する必要性に乏しい後方位置を確認しながら後退する場合には、後方カメラ22がその時々で撮像した現在画像Gnのみが表示されるので、シースルーモードから後方表示モードに切り替えることなく、運転者は過去画像Goの表示に煩わされることなく広い範囲の後方位置を視認でき的確な運転操作を行うことができる。
(4)本実施形態では、車速Vnに応じて、過去画像Goaと現在画像Gnaの表示範囲の割合が変わるので、運転者はその時の車速Vnを合成画面Fから把握することもできる。
(5)本実施形態では、過去画像Goは、現在位置のカメラ視点IPに視点変換した過去画像データDoを求めた。つまり、過去画像Goは現在画像Gnと同じ撮像視点からみた画像となり、その合成画面Fは現在画像Gnaと過去画像Goaが違和感なく連続性をもって表示することができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、段階的に車速Vnが変化したとき、その段階ごとで表示割合を決定した。これを、各車速Vnに対して連続的に表示割合を変更するようにしてもよい。また、上記実施形態において、表示範囲の変更する車速Vnを適宜変更して実施してもよい。
・上記実施形態では、自車位置は、後車軸の中心点Cpとしたが、その他の車両Cの特定位置でもよい。
・上記実施形態では、過去画像データDoを更新するための移動距離DMを500mmに設定したが、より短い距離(例えば、400mm、200mm、150mm、100mm等)に又は反対に長い距離に設定して実施してもよい。
・上記実施形態では、過去画像Goは、現在位置のカメラ視点IPに視点変換した画像であったが、これに限定されるものではなく、例えば、視点変換をしない状態の過去画像であってもよく、要は、車速Vnに応じて合成画面中の現在画像と過去画像の表示範囲の割合が変更されるのであれば、現在画像と過去画像の表示方法はどのような方法でもよい。
・上記実施形態では、後方表示モードとシースルーモードに選択できるようにしたが、シースルーモードだけで実施してもよい。
・上記実施形態では、過去画像Goaに後輪Caの輪郭Tを重ね合わせて表示したが、これに限定されるものではなく、車両Cの車幅を指標する車幅線等を表示するようにしてもよい。また、現在画像Gnaに、後端から予め定めた距離(例えば50cm)までの距離を示す距離目安線を表示するようにしてもよい。
・上記実施形態では、車両Cを後方に走行(後退)させる際の車両支援装置であった。これを、後方カメラ22は、後方でなく、車両Cの前方に取り付けて、前方に向かって走行(前進)させる場合の車両支援装置に具体化してもよい。例えば、前進しながら駐車領域に進入する際、駐車領域の停止位置に近づくほど(この時車速Vnも相対して落ちる)、ボンネット等で死角となる車両の前側下方の路面を表示させる。従って、運転者は、車両Cの前端から車両Cの後側の路面を車両Cとの関係で視認することができる。つまり、前方カメラによって生成された過去画像データDoを使用して、車体の下方の領域を表示することができるため、車両C前方の見えにくい障害物を視認しやすくすることができる。
・上記実施形態では、車速Vnを車両状態として具体化したが、目標駐車位置までの到達距離を車両状態として具体化してもよい。つまり、車両Cの現在位置から目標駐車位置までの到達距離が短くなるほど、過去画像の現在画像に対する表示範囲の割合を大きくするようにして実施してもよい。この場合、制御部3は、到達距離検出手段を構成する。
詳述すると、車両Cの後方カメラ22で撮像した画像から、制御部3は駐車枠、車輪止め等から図10に示すような目標の駐車領域(目標駐車領域)Rを目標駐車位置として画像認識する。また、制御部3は、現在位置から画像認識して取得した目標駐車領域Rまでの距離(到達距離)を走行距離センサ21からの信号を使って算出する。そして、制御部3は、算出された到達距離に応じて現在画像Gnaの表示範囲と過去画像Goaの表示範囲を決定する。
なお、目標駐車位置としての目標駐車領域Rまでの到達距離を算出する場合は、目標駐車領域Rの駐車枠の中心点を、距離算出の基準位置としてもよいし、駐車枠の最も車両Cに近い端点を、距離算出の基準位置としてもよい。この場合、例えば、制御部3は、目標駐車領域Rを認識した時点における目標駐車領域Rまでの到達距離を総距離L1とし、総距離L1に対するその時々の駐車領域Rまでの到達距離L2の比Rx(=L2/L1)を求める。そして、制御部3は、求めた比Rxに応じて現在画像Gnaの表示範囲と過去画像Goaの表示範囲を決定する。
具体的な表示としては、比Rxが1≧Rx>0.5のとき、前記実施形態で示した図4に示す現在画面33のみがディスプレイ12に表示される。比Rxが0.5≧Rx>0.2のとき、前記実施形態で示した図5に示す合成画面Fがディスプレイ12に表示される。比Rxが0.2≧Rxのとき、前記実施形態で示した図6に示す合成画面Fがディスプレイ12に表示される。
また、比Rxを用いずに、目標駐車領域Rまでの到達距離L2(残り距離)に応じて現在画像Gnaの表示範囲と過去画像Goaの表示範囲を決定してもよい。この場合の具体的な表示としては、到達距離L2がL2≧5mのとき、前記実施形態で示した図4に示す現在画面33のみがディスプレイ12に表示される。到達距離L2が5m≧L2>2mのとき、前記実施形態で示した図5に示す合成画面Fがディスプレイ12に表示される。到達距離L2が2m≧L2のとき、前記実施形態で示した図6に示す合成画面Fがディスプ
レイ12に表示される。
このように、算出した到達距離に応じて現在画像Gnaの表示範囲と過去画像Goaの表示範囲を決定することにより、表示される範囲が突然に大きく変わることがなく、目標駐車領域Rに近づくにつれて、過去画像Goaの表示範囲が大きくなり、駐車後半での車両Cの下方位置を広く確認できる。
尚、この場合、目標駐車位置として目標駐車領域Rとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、車輪止めを画像認識し、その車輪止めを目標駐車位置として実施してもよい。
・上記実施形態では、駐車支援装置を経路案内を行うナビゲーション装置1に具体化したが、経路案内を省略した装置としてもよい。この場合、地図データ記憶部9が省略される。
本実施形態のナビゲーション装置の構成を説明するブロック図。 車両に配設された後方カメラを説明する説明図。 本実施形態の処理を行う際の車両の位置を説明する説明図。 後方表示モードにおける画面の説明図。 シースルーモードにおける合成画面の説明図。 シースルーモードにおける合成画面の説明図。 画像データの合成を説明するための模式図。 本実施形態の処理手順を示すフローチャート。 本実施形態の処理手順を示すフローチャート。 本実施形態の処理手順を説明するための車両と駐車場の関係を示す図。
符号の説明
1…駐車支援装置としてのナビゲーション装置、2…制御装置、3…車両状態検出手段、車速検出手段、過去画像データ生成手段、表示制御手段、到達距離検出手段を構成する制御部、4…RAM、7…自車位置検出部、10…撮像データ取得部、11…表示制御手段を構成する画像処理部、12…ディスプレイ、14a…表示モード切換ボタン、20…車速センサ、21…走行距離センサ、22…後方カメラ、24…シフトセンサ、33…現在画面、A…光軸、C…車両、Gn,Gna…現在画像、Go,Goa…過去画像、DA…画像合成データ、Dn,Dna…現在画像データ、Do,Doa…過去画像データ、F…合成画面、F1…撮像範囲、R…目標駐車領域、IP…撮像視点としてのカメラ視点。

Claims (5)

  1. 車両の進行方向の画像を現在画像データとして取得する撮像データ取得手段と、
    前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
    前記撮像データ取得手段にて取得した現在画像データを、前記車両の位置情報を付加して過去画像データとして記憶手段に格納する過去画像データ生成手段と、
    前記撮像データ取得手段にて新たに取得した現在画像データに基づく現在画像の一部と、前記記憶手段に先に格納された前記過去画像データに基づく過去画像の一部とを合成した合成画面を表示する表示手段と、
    前記車速に応じて、前記合成画面において前記現在画像が表示される表示範囲と、前記合成画面において前記過去画像が表示される表示範囲との割合を変更する表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする駐車支援装置。
  2. 請求項1に記載の駐車支援装置において、
    前記表示制御手段は、前記車速が小さくなるほど、前記合成画面における前記過去画像の表示範囲が大きくなるように前記割合を変更することを特徴とする駐車支援装置。
  3. 請求項1又は2に記載の駐車支援装置において、
    前記過去画像データ生成手段は、前記車両が進行方向に予め定めた距離を移動する毎に、その時の現在画像データにその時の撮像した現在位置を自車位置の情報として付加して過去画像データを生成し前記記憶手段に記憶することを特徴とする駐車支援装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の駐車支援装置において、
    前記表示制御手段は、前記過去画像データに基づく過去画像を、前記現在画像データに基づく現在画像の撮像視点から見た画像となるように視点変換した後に、前記割合を変更することを特徴とする駐車支援装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の駐車支援装置において、
    前記撮像データ取得手段は、前記車両の後方の画像を撮像する後方カメラから、前記車両が後退するときの画像を現在画像データとして取得することを特徴とする駐車支援装置。
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