JP4561185B2 - レーザダイオード駆動回路 - Google Patents

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本発明は、光ピックアップ装置のレーザダイオードを駆動するレーザダイオード駆動回路に係り、特にレーザダイオードを駆動する駆動パルスの立上りエッジ、立下りエッジを急峻にして、レーザダイオードを高速パルス変調することができるレーザダイオード駆動回路に関する。
記録可能なDVD−R(Digital Versatile Disc−Recordable)、DVD−RW(ReWritable)、CD−R(Compact Disc)、CD−RW等の光ディスクに情報を記録するディクス装置は、レーザダイオードから出射されるレーザ光を光変調して光ディスクに情報を記録している。特に、大量の情報を記録容量の大きい光ディスクに記録する際、ディスク装置の書き込み速度が遅いとその処理時間が非常に長くなるため、光ディスクへの情報の書き込み速度の高速化が望まれる。しかし、レーザダイオードのアノード側、或いはカソード側の一方をパルス駆動する駆動回路では、レーザダイオードを駆動する駆動電圧パルスの立上りエッジ、立下りエッジが急峻にならないため、レーザダイオードを高速パルス変調することが困難であった。
背景技術としては、レーザダイオードを2つのトランジスタのコレクタ間に接続して、一方のトランジスタをONにしてレーザダイオードを駆動してレーザ発振させるとともに、一方のトランジスタをOFFにし、他方のトランジスタをONにして、レーザダイオードに逆バイアス電圧を印加してレーザダイオードのレーザ発振を停止させるようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−164972号公報
しかしながら、背景技術で述べたものにおいては、レーザダイオードを2つのトランジスタのコレクタ間に接続して、一方のトランジスタをONにしてレーザダイオードを駆動してレーザ発振させるとともに、一方のトランジスタをOFFにし、他方のトランジスタをONにして、レーザダイオードに逆バイアス電圧を印加してレーザダイオードのレーザ発振を停止させることができたが、レーザダイオードのパルス駆動電圧の立上りエッジを急峻にして、レーザ発振の立上りを高速化するようにしたものではなかった。
本発明は、背景技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、レーザダイオードのパルス駆動電圧の立上りエッジ、立下りエッジを急峻にして、レーザダイオードを高速パルス変調することができるレーザダイオード駆動回路を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため本発明においては、光ピックアップ装置のレーザダイオードを情報記録用のパルス信号に基づきレーザ発振させてレーザ光を出射するよう駆動するレーザダイオード駆動回路であって、前記レーザダイオードから所定の光強度のレーザ光を出射する電圧値に制御された正電圧および負電圧をそれぞれ出力する正電源および負電源と、この正負両電源からそれぞれ直流電力が供給され、入力する前記パルス信号により前記レーザダイオードのアノード側を駆動する第1の駆動手段と、正負両電源から直流電力がそれぞれ供給され、入力する前記パルス信号により前記レーザダイオードのカソード側を駆動する第2の駆動手段とを備え、前記第1の駆動手段は、前記負電源から直流電力が供給される反転入力端子が0ボルトに接地され、非反転入力端子に入力する前記パルス信号を前記正電源の正電圧に基づき非反転増幅することにより生成した正極性のパルス駆動電圧を出力して前記レーザダイオードのアノード側を駆動し、前記第2の駆動手段は、前記正電源から直流電力が供給される非反転入力端子が0ボルトに接地され、反転入力端子に入力する前記パルス信号を前記負電源の負電圧に基づき反転増幅することにより生成した負極性のパルス駆動電圧を出力して前記レーザダイオードのカソード側を駆動し、前記レーザダイオードのアノード側とカソード側と、互いに同期した前記正極性のパルス駆動電圧と前記負極性のパルス駆動電圧によりパルス変調して同時駆動するようにする。
また、本発明において、前記第1の駆動手段に所定のパルス信号を入力して、該第1の駆動手段が該所のパルス信号を前記正電源の正電圧に基づき非反転増幅することにより生成した正極性のパルス駆動電圧を出力するとともに、前記第2の駆動手段に前記所定のパルス信号に同期した所定のパルス変調信号を入力して、該第2の駆動手段が該パルス変調信号を前記負電源の負電圧に基づき反転増幅することにより生成した負極性のパルス変調駆動電圧を出力することにより、前記レーザダイオードを、互いに同期した正極性のパルス駆動電圧と負極性のパルス変調駆動電圧により同時駆動するようにするとよい。
また、本発明において、前記第1の駆動手段所定パルス信号に同期した所定のパルス変調信号を入力して、第1の駆動手段が該所定のパルス変調信号を前記正電源の正電圧に基づき非反転増幅することにより生成した正極性のパルス変調駆動電圧を出力するとともに、前記第2の駆動手段に前記所定のパルス信号を入力して、該第2の駆動手段が該パルス信号を前記負電源の負電圧に基づき反転増幅することにより生成した負極性のパルス駆動電圧を出力をすることにより、前記レーザダイオードを、互いに同期した正極性パルス変調駆動電圧と負極性のパルス駆動電圧により同時駆動するようにすることもできる。
さらに、本発明において、前記第1の駆動手段を、非反転入力端子および反転入力端子の2つの入力端子を有する回路構成に代えて、単一の端子に入力される情報記録用のパルス信号を前記正電源の正電圧に基づき非反転増幅する回路構成とし、且つ前記第2の駆動手段を、非反転入力端子および反転入力端子の2つの入力端子を有する回路構成に代えて、単一の端子に入力する前記パルス信号を前記負電源の負電圧に基づき反転増幅する回路構成とすることもできる。
これらの手段により、レーザダイオードのパルス駆動電圧の立上りエッジ、立下りエッジを急峻にして、レーザダイオードを高速パルス変調することができる。
請求項1記載の発明に係るレーザダイオード駆動回路によれば、正負両電源から直流電力が供給され、レーザダイオードのアノード側を駆動する第1の駆動手段が、非反転入力端子に入力する報記録用のパルス信号を正電源の正電圧に基づき非反転増幅することにより生成した正極性のパルス駆動電圧を出力してレーザダイオードのアノード側を駆動するとともに、正負両電源から直流電力が供給され、レーザダイオードのカソード側を駆動する第2の駆動手段が、反転入力端子に入力する情報記録用のパルス信号を負電源の負電圧に基づき反転増幅することにより生成した負極性のパルス駆動電圧出力してレーザダイオードのカソード側を駆動するようにしたので、レーザダイオードのアノードとカソード間には、正極性のパルス駆動電圧と負極性のパルス駆動電圧の絶対値の電圧とを加算したパルス駆動電圧が印加されて、レーザダイオードのアノード側とカソード側とが正極性のパルス駆動電圧負極性のパルス駆動電圧によりパルス変調して同時駆動するようにしているので、その結果、レーザダイオードのパルス駆動電圧の立上がりエッジ、立下がりエッジを急峻にして、レーザダイオードを高速パルス変調することができる。
請求項2記載の発明に係るレーザダイオード駆動回路によれば、第1の駆動手段に所定のパルス信号を入力し、且つ第2の駆動手段に所定のパルス信号に同期した所定のパルス変調信号を入力して、第1の駆動手段が、所定のパルス信号を正電源の正電圧に基づき非反転増幅することにより生成した正極性のパルス駆動電圧によりレーザダイオードのアノード側を駆動すると同時に、第2の駆動手段がパルス変調信号を負電源の負電圧に基づき反転増幅することにより生成した負極性のパルス変調駆動電圧によりレーザダイオードのカソード側を駆動するので、互いに同期したパルス信号とパルス変調信号とによりレーザダイオードをレーザ発振する場合、レーザダイオードのパルス駆動電圧の立上がりエッジ、立下がりエッジを急峻にして、レーザダイオードを高速パルス変調することができる。
請求項3記載の発明に係るレーザダイオード駆動回路によれば、第1の駆動手段に所定のパルス信号に同期した所定のパルス変調信号を入力し、且つ第2の駆動手段に所定のパルス信号を入力して、第1の駆動手段が、所定のパルス変調信号を正電源の正電圧に基づき非反転増幅することにより生成した正極性のパルス変調駆動電圧によりレーザダイオードのアノード側を駆動すると同時に、第2の駆動手段が、所定のパルス信号を負電源の負電圧に基づき反転増幅することにより生成した負極性のパルス駆動電圧によりレーザダイオードのカソード側を駆動するので、請求項2記載の発明と同様に、互いに同期したパルス変調信号とパルス信号とによりレーザダイオードをレーザ発振する場合、レーザダイオードのパルス駆動電圧の立上がりエッジ、立下がりエッジを急峻にして、レーザダイオードを高速パルス変調することができる。
請求項4記載の発明に係るレーザダイオード駆動回路によれば、第1の駆動手段を、非反転入力端子および反転入力端子の2つの入力端子を有する回路構成に代えて、単一の端子に入力される情報記録用のパルス信号を正電源の正電圧に基づき非反転増幅する回路構成とし、且つ第2の駆動手段を、非反転入力端子および反転入力端子の2つの入力端子を有する回路構成に代えて、単一の端子に入力されるパルス信号を負電源の負電圧に基づき反転増幅する回路構成したので、請求項1記載の発明と同様の作用により同様の効果を得ることができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態を詳述する。図1は本発明の一実施例のレーザダイオード駆動回路の構成を示す図であり、図2は本発明の一実施例のレーザダイオード駆動回路の動作を示すタイミングチャートであり、図3は本発明の他の実施例のレーザダイオード駆動回路の構成を示す図であり、図4は本発明の他の実施例のレーザダイオード駆動回路の動作を示すタイミングチャートであり、図5はレーザダイオード駆動回路のパルス駆動電圧波形を模式的に示す図である。
まず、図1の本発明の一実施例のレーザダイオード駆動回路の構成を示す図を基に説明する。
本発明の一実施例のレーザダイオード駆動回路1は、レーザ光を出射するレーザダイオード2と、レーザダイオード2に流れる電流を制限する抵抗3と、正電源+Vddと負電源−Vssとの正負両電源から直流電力が供給され、レーザダイオード2のアノード側を駆動する駆動回路4と、正電源+Vddと負電源−Vssとの正負両電源から直流電力が供給され、レーザダイオード2のカソード側を駆動する駆動回路5とで構成されている。駆動回路4の非反転入力端子(+)と駆動回路5の反転入力端子(−)とは互いに接続されていて、駆動回路4と駆動回路5とは同じパルス信号により同時駆動されるようになっている。また、駆動回路4の反転入力端子(−)と駆動回路5の非反転入力端子(+)とは正電源+Vddと負電源−Vssとの中間電位の0Vに接地されている。なお、駆動回路4、駆動回路5に直流電力を供給する正電源+Vddと負電源−Vssとの電圧を制御して、レーザダイオード2から出射されるレーザ光を所定の光強度に制御するAPC(Automatic Power Control)回路は図示省略している。
以上のように構成された一実施例のレーザダイオード駆動回路について、以下その動作について説明する。
正極性のパルス信号Sがレーザダイオード駆動回路1の駆動回路4の非反転入力端子(+)と駆動回路5の反転入力端子(−)とに入力されると(図2(a)参照)、駆動回路4はパルス信号Sを非反転増幅して、正極性の電圧+Vddのパルス駆動電圧を出力し(図2(b)参照)、駆動回路5はパルス信号Sを反転増幅して、負極性の電圧−Vssのパルス駆動電圧を出力する(図2(c)参照)。駆動回路4から正極性の電圧+Vddのパルス駆動電圧が出力され、駆動回路5から負極性の電圧−Vssのパルス駆動電圧が出力されると、レーザダイオード2のアノード側電圧が+Vddとなり、カソード側電圧が−Vssとなって、レーザダイオード2のアノード−カソード間と抵抗3との両端に電圧Vdd+Vssのパルス駆動電圧が印加され、レーザダイオード2のアノード側とカソード側とが同時駆動されて、レーザダイオード2に閾値を越える駆動電流が流れ、レーザダイオード2がレーザ発振してレーザ光を出射する(図2(d)参照)。
電源電圧Vdd+Vssの単電源から直流電力を供給された1つの駆動回路により正極性の電圧Vdd+Vssのパルス電圧を出力してレーザダイオードを駆動した場合、図5(c)に示すように、パルス出力電圧の立上り時間がt3、立下り時間がt4となる。これに対して、正電源+Vddと負電源−Vssとの正負両電源から直流電力が供給された2つの駆動回路によりそれぞれ正極性の電圧+Vddのパルス電圧と負極性の電圧−Vssのパルス電圧とを同時に出力してレーザダイオードを駆動することにより、図5(b)に示すように、パルス出力電圧の立上り時間がt1(t1<t3)、立下り時間がt2(t2<t4)となり、パルス出力電圧の立上りエッジ、立下りエッジが急峻になり、1つの駆動回路により電圧Vdd+Vssのパルス電圧を出力させた場合よりも高速パルス駆動が可能となる。これにより、レーザダイオードのアノード側を正極性のパルス駆動電圧で駆動し、レーザダイオードのカソード側を負極性のパルス駆動電圧で同時駆動することにより、レーザダイオードのパルス駆動電圧の立上りエッジ、立下りエッジを急峻にすることができ、レーザダイオードを高速パルス変調することができる。
図3の本発明の他の実施例のレーザダイオード駆動回路の構成を示す図を基に説明する。
本発明の他の実施例のレーザダイオード駆動回路11は、レーザ光を出射するレーザダイオード12と、レーザダイオード12に流れる電流を制限する抵抗13と、正電源+Vddと負電源−Vssとの正負両電源から直流電力が供給され、レーザダイオード12のアノード側を駆動する駆動回路14と、正電源+Vddと負電源−Vssとの正負両電源から直流電力が供給され、レーザダイオード12のカソード側を駆動する駆動回路15とで構成されている。駆動回路14の非反転入力端子(+)と駆動回路15の反転入力端子(−)とは、図1の場合と異なり、互いに独立していて、駆動回路14と駆動回路15とはそれぞれ別のパルス信号により駆動することができるようになっている。また、駆動回路14の反転入力端子(−)と駆動回路15の非反転入力端子(+)とは正電源+Vddと負電源−Vssとの中間電位の0Vに接地されている。なお、駆動回路14、駆動回路15に直流電力を供給する正電源+Vddと負電源−Vssとの電圧を制御して、レーザダイオード12から出射されるレーザ光を所定の光強度に制御するAPC回路は図示省略している。
以上のように構成された他の実施例のレーザダイオード駆動回路について、以下その動作について説明する。
正極性のパルス信号Pがレーザダイオード駆動回路11の駆動回路14の非反転入力端子(+)に入力されると(図4(a)参照)、駆動回路14はパルス信号Pを非反転増幅して、正極性の電圧+Vddのパルス駆動電圧を出力する(図4(c)参照)。また、パルス変調された正極性のパルス信号Qがレーザダイオード駆動回路11の駆動回路15の反転入力端子(−)入力されると(図4(b)参照)、駆動回路15はパルス変調されたパルス信号Qを反転増幅して、バルス変調された負極性の電圧−Vssのバルス駆動電圧を出力する(図4(d)参照)。駆動回路14から正極性の電圧+Vddのパルス駆動電圧が出力され、駆動回路15からパルス変調された負極性の電圧−Vssのパルス駆動電圧が出力されると、レーザダイオード12のアノード側電圧が+Vddとなり、カソード側電圧が−Vssとなって、レーザダイオード12のアノード−カソード間と抵抗13との両端に電圧Vdd+Vssのパルス変調されたパルス駆動電圧が印加され、レーザダイオード12のアノード側とカソード側とが同時駆動され、レーザダイオード12に閾値を越える駆動電流が流れて、レーザダイオート12がレーザ発振してパルス変調されたレーザ光を出射する(図4(e)参照)。このように、駆動回路14の非反転入力端子(+)と駆動回路15の反転入力端子(−)とにそれぞれ別の入力信号(パルス信号Pとパルス変調されたパルス信号Q)を入力してレーザダイオードを同時駆動することにより、パルス変調されたパルス駆動電圧によりレーザダイオード12をパルス変調して駆動することができる。また、パルス信号Pとパルス変調されたパルス変調信号Qとを前述の他の実施例とは逆にそれぞれ駆動回路15および駆動回路14に入力するようにしても同様の作用を得ることができる。すなわち、パルス変調信号を駆動回路14の非反転入力端子(+)に入力し、パルス信号Pを駆動回路15の反転入力端子(−)に入力するようにしても、同様にパルス変調されたパルス駆動電圧がレーザダイオード12に印加され、レーザダイオードのアノード側とカソード側とが同時駆動されて、レーザダイオード12に閾値を越える駆動電流が流れて、レーザダイオート12がレーザ発振してパルス変調されたレーザ光が出力される。
この場合も、図1の場合と同様に、レーザダイオードのアノード側に正極性の電圧Vddの駆動電圧を、レーザダイオードのカソード側に負極正の−Vssの駆動電圧を同時に印加するようにしているので、パルス出力電圧の立上りエッジ、立下りエッジが急峻になり、電圧Vdd+Vssのパルス電圧を出力させる場合よりも高速パルス駆動が可能となる。これにより、レーザダイオードのアノード側を正極性のパルス駆動電圧又はパルス変調電圧で駆動し、レーザダイオードのカソード側を負極性のパルス駆動電圧又はパルス変調電圧で同時駆動することにより、レーザダイオードのパルス駆動電圧の立上りエッジ、立下りエッジを急峻にすることができ、レーザダイオードを高速パルス変調することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について詳述したが、本発明はこれに限らず、当業者の通常の知識の範囲内でその変形や改良が可能である。例えば、非反転入力端子と反転入力端子との2つの入力端子を有する2つの駆動回路によりレーザダイオードのアノード側とカソード側とをパルス駆動することを説明したが、1つの入力端子を有する非反転増幅駆動回路と1つの入力端子を有する反転増幅駆動回路とによりレーザダイオードのアノード側とカソード側とをパルス駆動するようにしてもよい。
本発明の一実施例のレーザダイオード駆動回路の構成を示す図である。 本発明の一実施例のレーザダイオード駆動回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の他の実施例のレーザダイオード駆動回路の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のレーザダイオード駆動回路の動作を示すタイミングチャートである。 レーザダイオード駆動回路のパルス駆動電圧波形を模式的に示す図である。
符号の説明
1 レーザダイオード駆動回路
2 レーザダイオード
3 抵抗
4、5 駆動回路
11 レーザダイオード駆動回路
12 レーザダイオード
13 抵抗
14、15 駆動回路

Claims (4)

  1. 光ピックアップ装置のレーザダイオードを情報記録用のパルス信号に基づきレーザ発振させてレーザ光を出射するよう駆動するレーザダイオード駆動回路であって、
    前記レーザダイオードから所定の光強度のレーザ光を出射する電圧値に制御された正電圧および負電圧をそれぞれ出力する正電源および負電源と、この正負両電源からそれぞれ直流電力が供給され、入力する前記パルス信号により前記レーザダイオードのアノード側を駆動する第1の駆動手段と、正負両電源から直流電力がそれぞれ供給され、入力する前記パルス信号により前記レーザダイオードのカソード側を駆動する第2の駆動手段とを備え、
    前記第1の駆動手段は、前記負電源から直流電力が供給される反転入力端子が0ボルトに接地され、非反転入力端子に入力する前記パルス信号を前記正電源の正電圧に基づき非反転増幅することにより生成した正極性のパルス駆動電圧出力して前記レーザダイオードのアノード側を駆動し、
    前記第2の駆動手段は、前記正電源から直流電力が供給される非反転入力端子が0ボルトに接地され、反転入力端子に入力する前記パルス信号を前記負電源の負電圧に基づき反転増幅することにより生成した負極性のパルス駆動電圧出力して前記レーザダイオードのカソード側を駆動し、
    前記レーザダイオードのアノード側とカソード側と、互いに同期した前記正極性のパルス駆動電圧と前記負極性のパルス駆動電圧によりパルス変調して同時駆動するようにしたことを特徴とするレーザダイオード駆動回路。
  2. 請求項1記載のレーザダイオード駆動回路において、
    前記第1の駆動手段に所定のパルス信号を入力して、該第1の駆動手段が該所定のパルス信号を前記正電源の正電圧に基づき非反転増幅することにより生成した正極性のパルス駆動電圧を出力するとともに
    前記第2の駆動手段に前記所定のパルス信号に同期した所定のパルス変調信号を入力して、該第2の駆動手段が該パルス変調信号を前記負電源の負電圧に基づき反転増幅することにより生成した負極性のパルス変調駆動電圧を出力することにより
    前記レーザダイオードを、互いに同期した正極性のパルス駆動電圧と負極性のパルス変調駆動電圧により同時駆動するようにしたことを特徴とするレーザダイオード駆動回路。
  3. 請求項記載のレーザダイオード駆動回路において、
    前記第1の駆動手段所定パルス信号に同期した所定のパルス変調信号を入力して、第1の駆動手段が該所定のパルス変調信号を前記正電源の正電圧に基づき非反転増幅することにより生成した正極性のパルス変調駆動電圧を出力するとともに
    前記第2の駆動手段に前記所定のパルス信号を入力して、該第2の駆動手段が該パルス信号を前記負電源の負電圧に基づき反転増幅することにより生成した負極性のパルス駆動電圧を出力をすることにより
    前記レーザダイオードを、互いに同期した正極性パルス変調駆動電圧と負極性のパルス駆動電圧により同時駆動するようにしたことを特徴とするレーザダイオード駆動回路。
  4. 請求項記載のレーザダイオード駆動回路において、
    前記第1の駆動手段を、非反転入力端子および反転入力端子の2つの入力端子を有する回路構成に代えて、単一の端子に入力される情報記録用のパルス信号を前記正電源の正電圧に基づき非反転増幅する回路構成とし、且つ前記第2の駆動手段を、非反転入力端子および反転入力端子の2つの入力端子を有する回路構成に代えて、単一の端子に入力する前記パルス信号を前記負電源の負電圧に基づき反転増幅する回路構成とすることを特徴とするレーザダイオード駆動回路。
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