JP4561096B2 - ディスプレイ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディスプレイ装置に関し、例えば有機EL(Electro Luminescence)素子によるディスプレイ装置に適用することができる。本発明は、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース電圧によりソースフォロワ回路構成によるトランジスタで発光素子を駆動する構成において、このトランジスタのゲート電極をソース側に偏らせることにより、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース電圧によりソースフォロワ回路構成によるトランジスタで発光素子を駆動する構成において、輝度レベルの低下を防止して確実に発光素子の経時変化を補正することができるようにする。
従来、有機ELの表示装置においては、例えばUSP5,684,365、特開平8−234683号公報等にディスプレイ装置への応用が種々に提案されるようになされている。
すなわち図9に示すように、この種のディスプレイ装置1において、画素部2は、マトリックス状に配置されてなる画素(PX)3に対して、走査線SCNがライン単位で水平方向に設けられ、またこの走査線SCNと直交するように信号線SIGが各列毎に垂直方向に設けられる。このようにして形成されてなる画素部2に対して、ディスプレイ装置1は、垂直駆動回路4により走査線SCNを駆動して順次ライン単位で画素部2の画素3を駆動すると共に、この画素3の駆動に対応するように水平駆動回路5により信号線SIGを駆動して各画素3の階調を設定するようになされている。
有機ELのディスプレイ装置においては、このようにして駆動される各画素3が、電流駆動による自発光型の素子である有機EL素子と、この有機EL素子を駆動する各画素の駆動回路(以下、画素回路と呼ぶ)とにより形成されるようになされている。
このため垂直駆動回路4は、ライトスキャン回路(WSCN)4Aにより、各画素3への書き込みをライン単位で順次指示する書き込み信号wsを生成し、この書き込み信号wsを走査線SCNに出力して各画素3における階調の設定を制御するようになされている。また水平駆動回路5は、各画素3の階調を指示する階調データD1に応じて駆動信号を生成し、この駆動信号を水平セレクタ(HSEL)5Aにより各信号線SIGに振り分けて出力し、これらによりディスプレイ装置1は、ライン単位で各画素3の階調を設定するようになされている。
しかしてこのようにして形成されるディスプレイ装置においては、nチャンネルMOS型のTFT(Thin Film Transistor)により各画素回路を形成することにより、また有機EL素子のアノードをトランジスタに接続してこのトランジスタにより電流駆動することにより、アモルファスシリコンのプロセスを適用して有機EL素子と画素回路とをガラス基板上に一体に形成することができ、これにより図10に示すように、ソースフォロワ回路構成により有機EL素子12を駆動することが考えられる。
すなわちこの図10に示すディスプレイ装置11は、各画素3において、有機EL素子12のアノードにソースを接続してなるソースフォロワ回路構成のトランジスタTR2により有機EL素子12を電流駆動するように形成され、このトランジスタTR2のゲートに信号レベル保持用のコンデンサC1が設けられる。ここでこの信号レベル保持用のコンデンサC1は、一端がトランジスタTR2のゲートに接続され、他端が所定の基準電圧に設定され、この図10に示す例では、この基準電圧が電源電圧Vccに設定される。ディスプレイ装置11は、垂直駆動回路4に設けたライトスキャン回路4Aから書き込み信号wsを出力するようにして、この書き込み信号wsによりオン動作するトランジスタTR1によるスイッチ回路により、この信号レベル保持用のコンデンサC1が信号線SIGに接続され、これにより書き込み信号wsに応動して信号線SIGに出力される駆動信号の信号レベルによりトランジスタTR2のゲート電圧Vgが設定される。これによりこのディスプレイ装置11は、このように設定されたゲート電圧Vgに応じた電流により有機EL素子12を駆動し、階調データD1に応じた階調により各画素3の有機EL素子12を発光させて所望の画像を表示できるようになされている。
しかしながら有機EL素子においては、図11に示すように、使用により電流が流れ難くなる方向に電流電圧特性が変化する。なおこの図11及び図12において、符号L1が初期の特性を示し、符号L2が経時変化による特性を示すものである。これに対して図10について上述したソーフフォロワ回路による駆動においては、図12に示すように、トランジスタTR2のドレインソース間電圧Vds−ドレインソース電流Idsの特性曲線に対して、負荷による特性曲線が交差してなる交点が動作点となる。これにより有機EL素子において、電圧電流特性が変化すると、その分、有機EL素子に流れる電流が減少し、これらにより各画素の輝度が徐々に低下する問題がある。
この問題を解決する1つの方法として、このような単なるゲート電圧Vgによる階調の設定に代えてゲートソース間電圧Vgsによる階調の設定により有機EL素子12の駆動電流を制御する方法が考えられる。すなわちTFTのドレイン電流Idsにおいては、次式により表され、これによりゲートソース間電圧Vgsによる階調の設定により経時変化による駆動電流の変化を防止することができる。ここでμはキャリアの移動度、Wはゲート幅、Lはゲート長、Coxは単位面積当たりのゲート容量、Vthはしきい値電圧である。
Figure 0004561096
これにより図10との対比により図13に示すように、各画素23において、トランジスタTR2のゲートに対する信号レベル保持用のコンデンサC1の配置に代えて、このトランジスタTR2のゲートソース間に信号レベル保持用のコンデンサC2を配置し、この信号レベル保持用のコンデンサC2に信号線SIGの信号レベルを設定する。またドライブスキャン信号ds1によりオン動作するトランジスタTR3をトランジスタTR2のソースに接続し、信号レベル保持用のコンデンサC2に信号線SIGの信号レベルを設定する期間の間、このトランジスタTR3によりトランジスタTR2のソース電位を一定電位に設定する。これにより画素23においては、発光素子である有機EL素子12の発光、非発光を制御する発光制御用のスイッチ回路をトランジスタTR3により構成する。なお図13においては、この一定電位がアース電位の場合である。
またこのような画素23による画素部22の構成に対応して、垂直駆動回路24においては、ライトスキャン回路24Aに加えて、このライトスキャン回路24Aによる書き込み信号wsの出力に同期してドライブスキャン信号ds1を出力するドライブスキャン回路(DSCN)24Bを設け、また水平駆動回路25においては、各画素の階調を指示する階調データD1に応じて駆動信号を生成し、水平セレクタ25Aより出力する。
これらにより図14及び図15に示すように、ディスプレイ装置21では、信号レベル保持用のコンデンサC2の端子間電圧によるゲートソース間電圧VgsによりトランジスタTR2で有機EL素子12を駆動して、ドライブスキャン信号ds1によるトランジスタTR3のオンオフ動作により有機EL素子12の発光、非発光を制御する。またこのトランジスタTR3により信号レベル保持用のコンデンサC2のソース側端をアース電位に設定した状態で、トランジスタTR1により信号レベル保持用のコンデンサC2のゲート側端を信号線SIGの信号レベルVinに設定する。なお図15(A)〜(D)は、それぞれ図14における期間TA〜TDに対応する画素23の接続である。
このようにしてゲートソース間電圧Vgsによる階調の設定により有機EL素子12の駆動電流を制御すれば、有機EL素子12の特性が変化した場合であっても、階調データにより決まる一定電流により駆動し得、これにより経時変化による画質の劣化等を有効に回避することができる。これによりアモルファスシリコンによるTFTにより画素部を作成して高品位の画像を表示することができる。
これに対してアモルファスシリコンによるTFTにおいては、ボトムゲート方式が広く適用され、このボトムゲート方式にあっては、チャンネルエッチ型とチャンネルストッパー型との2種類のデバイス構造が広く適用されるようになされている。
ここでチャンネルエッチ型のTFTは、ソースドレインを横切る方向に断面を取って図16に示すように、基板41上に、例えば長方形形状によりゲート電極42が形成され、このゲート電極42を覆うようにゲート酸化膜43が形成される。さらにこのゲート酸化膜43上に、アモルファスシリコン膜44、n型不純物をドープしたアモルファスシリコン膜45が順次堆積され、ドレイン電極46、ソース電極47が形成される。チャンネルエッチ型のTFTは、これらドレイン電極46、ソース電極47が所定の間隔を隔てて形成され、これによりこれらドレイン電極46、ソース電極47の間に、チャンネル領域が形成される。またこのソースドレインを横切る方向については、ゲート電極42の中央が、このチャンネル領域の中央となるように、ドレイン電極46、ソース電極47が形成され、これによりドレイン電極46とゲート電極42とが重なり合う部位の面積と、ソース電極47とゲート電極42とが重なり合う部位の面積にあっては、ほぼ等しくなるように形成されるようになされている。
これに対してチャンネルストッパー型のTFTは、図16との対比により図17に示すように、同様に基板41上に、ゲート電極42、ゲート酸化膜43、アモルファスシリコン膜44、n型不純物をドープしたアモルファスシリコン膜45が順次堆積された後、チャンネル領域に絶縁層48が形成され、その後、ドレイン電極46、ソース電極47が形成される。チャンネルエッチ型のTFTにおいても、ソースドレインを横切る方向については、ゲート電極42の中央が、このチャンネル領域の中央となるように、ドレイン電極46、ソース電極47が形成され、これによりドレイン電極46とゲート電極42とが重なり合う部位の面積と、ソース電極47とゲート電極42とが重なり合う部位の面積にあっては、ほぼ等しくなるように形成されるようになされている。
ところで図13について上述した画素23においては、図14との対比により図18に示すように、トランジスタTR3をオフ状態に設定すると、信号レベル保持用のコンデンサC2に設定された端子間電圧によるゲートソース電圧VgsによりトランジスタTR2が有機EL素子12を駆動し、これにより例えばこの有機EL素子12の駆動に供する階調が有機EL素子12を発光させる階調の場合、トランジスタTR2のソース電圧Vsにおいては徐々に上昇する。またこのソース電圧Vsの上昇に連動してトランジスタTR2のゲート電圧も上昇し、これによりトランジスタTR2のゲートソース間電圧Vgsにおいては、信号線SIGの信号レベルにより設定された電圧に保持されるはずである。
しかしながら実際上、トランジスタTR1、TR2の寄生容量により、トランジスタTR2のゲートソース間電圧Vgsにおいては、有機EL素子12の駆動電流が増大してソース電圧Vsが増大すればする程、当初設定されたゲートソース間電圧Vgsより低下することになる。すなわち図19に示すように、この図13の構成に係るトランジスタT2においては、トランジスタTR2のゲートソース間の寄生容量Cpgs、トランジスタTR2のゲートドレイン間の寄生容量Cpgd、トランジスタTR1のゲートソース間の寄生容量CpwsがトランジスタTR2のゲートラインに介在することにより、ソース電圧Vsの電圧上昇分ΔVsに対して、ゲート電圧Vgの電圧上昇分ΔVgは、次式により示すように、これらの寄生容量Cpgs、Cpgd、Cpws、信号保持用のコンデンサC2の容量Csによる容量分割により表されることになる。
Figure 0004561096
この(3)式を整理すると、次式により表すことができる。
Figure 0004561096
ここで信号レベル保持用のコンデンサC2への信号線SIGの信号レベルVinの設定時にあっては、ソース間電圧Vgsを次式により表すことができる。
Figure 0004561096
これに対して有機EL素子12の駆動を開始した後のゲート電圧V’gにあっては、(3)式の利得gを用いてg・ΔVsにより表し得ることにより、このときのゲートソース間電圧V’gsは、次式により表すことができる。
Figure 0004561096
これにより図13に係る構成においては、ソース電圧Vsの電圧上昇に対してゲート電圧Vgの電圧上昇が十分に追従できないことが判る。
これに対して図13に示す構成において、信号線用のトランジスタTR1においては、リーク電流を小さくすることが必要なことにより、一般に、小型に作成することになり、これによりこのトランジスタTR1の寄生容量Cpwsにあっては、このようなソース電圧Vsの上昇によるゲートソース間電圧Vgsの低下に対して、影響が小さいものとなる。しかしながらトランジスタTR2においては、有機EL素子12を電流駆動することが必要なことにより、形状も大型になり、これにより寄生容量Cpgs、Cpgdも大きくなり、このようなソース電圧Vsの上昇によるゲートソース間電圧Vgsの低下に対して、大きな影響を与えることになる。
このようにソース電圧Vsの上昇によりトランジスタTR2のゲートソース電圧Vgsが低下すると、結局、ディスプレイ装置においては、画素の輝度レベルが低下することになる。
また有機EL素子12においては、図11について上述したように電流が流れ難くなる方向に経時変化することにより、信号レベル保持用のコンデンサC2の端子電圧を同一の信号レベルVinにより設定した場合でも、経時変化により電流が流れ難くなっている場合には、その分、ソース電圧Vsの電圧上昇ΔVsが大きくなる。このようにソース電圧Vsの電圧上昇ΔVsが大きくなると、その分、(5)式よりトランジスタTR2のゲートソース電圧Vgsが小さくなり、これにより有機EL素子12の駆動電流が減少し、十分に有機EL素子12の経時変化を補正できなくなる。
USP5,684,365 特開平8−234683号
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース電圧によりソースフォロワ回路構成によるトランジスタで発光素子を駆動する構成において、輝度レベルの低下を防止して確実に発光素子の経時変化を補正することができるディスプレイ装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため請求項1の発明においては、電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなる画素部と、画素部を駆動する駆動回路とを有するディスプレイ装置に適用して、画素は、発光素子と、ゲートソース間に信号レベル保持用のコンデンサを保持し、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース間電圧により発光素子を駆動するソースフォロワ回路による駆動用のトランジスタと、駆動用のトランジスタのゲートを信号線に接続する信号線用のトランジスタと、発光素子の発光を停止させる発光制御用のスイッチ回路とを有し、駆動回路は、発光制御用のスイッチ回路により発光素子の発光を停止させた後、信号用のトランジスタの駆動により、信号線の信号レベルにより信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧を設定し、駆動用のトランジスタは、ゲート電極がソース電極側に偏って形成されてなるようにする。
また請求項5の発明においては、電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなるディスプレイ装置において、画素は、発光素子と、ゲートソース間に信号レベル保持用のコンデンサを保持し、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース間電圧により発光素子を駆動するソースフォロワ回路による駆動用のトランジスタと、駆動用のトランジスタのゲートを信号線に接続し、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧を信号線の信号レベルにより設定する信号線用のトランジスタと、信号線用のトランジスタにより信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を設定している期間の間、発光素子の発光を停止させる発光制御用のスイッチ回路とを有し、駆動用のトランジスタは、ゲート電極がソース電極側に偏って形成されてなるようにする。
また請求項8の発明においては、有機EL素子による画素をマトリックス状に配置してなるディスプレイ装置に適用して、画素は、有機EL素子と、ゲートソース間に信号レベル保持用のコンデンサを保持し、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース間電圧により有機EL素子を駆動するソースフォロワ回路による駆動用のトランジスタと、駆動用のトランジスタのゲートを信号線に接続し、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧を信号線の信号レベルにより設定する信号線用のトランジスタと、信号線用のトランジスタにより信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を設定している期間の間、有機EL素子の発光を停止させる発光制御用のスイッチ回路とを備え、駆動用のトランジスタは、ゲート電極がソース電極側に偏って形成されてなるようにする。
請求項1の構成により、電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなる画素部と、画素部を駆動する駆動回路とを有するディスプレイ装置に適用して、画素は、発光素子と、ゲートソース間に信号レベル保持用のコンデンサを保持し、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース間電圧により発光素子を駆動するソースフォロワ回路による駆動用のトランジスタと、駆動用のトランジスタのゲートを信号線に接続する信号線用のトランジスタと、発光素子の発光を停止させる発光制御用のスイッチ回路とを有し、駆動回路は、発光制御用のスイッチ回路により発光素子の発光を停止させた後、信号線用のトランジスタの駆動により、信号線の信号レベルにより信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧を設定し、駆動用のトランジスタは、ゲート電極がソース電極側に偏って形成されてなるようにすれば、発光素子の発光を停止して信号レベル保持用のコンデンサを信号線の信号レベルにより設定した後、発光素子の発光を開始してソース電圧を立ち上がる駆動用のトランジスタについて、このソース電圧の立ち上がりに応じたゲート電圧の立ち上がりを害する寄生容量を低減し、又は信号レベル保持用のコンデンサの容量を増大させたと同様にしてソース電圧の立ち上がりに応じたゲート電圧の立ち上がりを図ることができる。これにより信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース電圧によりソースフォロワ回路構成によるトランジスタで発光素子を駆動する構成において、輝度レベルの低下を防止して確実に発光素子の経時変化を補正することができる。
これにより請求項5、請求項8の構成によれば、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース電圧によりソースフォロワ回路構成によるトランジスタで発光素子、有機EL素子を駆動する構成において、輝度レベルの低下を防止して確実に発光素子、有機EL素子の経時変化を補正することができるディスプレイ装置を提供することができる
本発明によれば、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース電圧によりソースフォロワ回路構成によるトランジスタで発光素子、有機EL素子を駆動する構成において、輝度レベルの低下を防止して確実に発光素子、有機EL素子の経時変化を補正することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図1は、図16との対比により本発明の実施例に係るディスプレイ装置に適用されるトランジスタを示す断面図である。この実施例に係るディスプレイ装置においては、有機EL素子の駆動に係るトランジスタTR2、このトランジスタTR2のゲートを信号線SIGに接続するトランジスタTR1が、この図1に示す構成により作成される点を除いて、図13について上述したディスプレイ装置21と同一に構成されることにより、以下においては、図13の構成を流用して説明し、重複した説明は省略する。
このディスプレイ装置においては、有機EL素子12を駆動するトランジスタTR2のゲート電極42がソース電極47側にシフトして形成され、これによりゲート電極42がソース電極47側に偏って形成されるようになされている。これによりこのトランジスタTR2は、このようにゲート電極42をソース電極47側に偏らせた分、従来に比してゲートソース間の寄生容量Cpgsが増大し、またこれとは逆にゲートドレイン間の寄生容量Cpgdが減少するようになされている。これによりこのディスプレイ装置では、(3)式、右辺の分子の値が従来に比して増大し、またこの分母の値が従来に比して減少し、その分、従来に比してソース電圧の上昇に十分に追従させてゲート電圧を立ち上げ、ゲートソース間電圧Vgsの変化を低減できるようになされている。
またこのディスプレイ装置においては、この有機EL素子12を駆動するトランジスタTR2のゲートを信号線SIGに接続するトランジスタTR1について、ゲート電極42がトランジスタTR2のゲート側とは逆側の電極47側にシフトして形成され、これによりゲート電極42がトランジスタTR2のゲート側とは逆側の電極47側に偏って形成されるようになされている。これによりこの信号線用のトランジスタTR1においては、トランジスタTR2のゲートに付加される寄生容量Cpwsが従来に比して小さくなるように設定され、これによっても従来に比してソース電圧の上昇に十分に追従させてゲート電圧を立ち上げ、ゲートソース間電圧Vgsの変化を低減できるようになされている。
なお、このようなゲート電極42のシフトは、それぞれトランジスタTR1、TR2がトランジスタとしての機能を損なわない範囲で実行し得、ドレイン電極46側においては、ドレイン電極46のチャンネル領域側端と、ゲート電極42のドレイン電極46側端とがほぼ重なり合う程度までシフトさせることができる。
(2)実施例の動作
以上の構成において、このディスプレイ装置21は(図13)、垂直駆動回路24による走査線SCN、SCN1の駆動により順次ライン単位で画素部22の画素23に信号線SIGの信号レベルが設定され、この各画素23に設定した信号レベルにより各画素23が発光して所望の画像が表示される。
ディスプレイ装置21では、各画素23において、有機EL素子12を駆動するソースフォロワ回路構成のトランジスタTR2のゲートソース間に信号レベル保持用のコンデンサC2が設けられ(図13)、トランジスタTR3によるスイッチ回路によりこのトランジスタTR2のソースを基準電圧であるアース電位に設定し、またトランジスタTR1によるスイッチ回路によりトランジスタTR2のゲートを信号線SIGに接続することにより、信号線SIGの信号レベルがこの信号レベル保持用のコンデンサC2に設定される。またこのようにして設定した信号レベル保持用のコンデンサC2によるゲートソース間電圧VgsによりトランジスタTR2で有機EL素子12が電流駆動される。
これによりこのディスプレイ装置21では、有機EL素子12の特性が経時変化した場合でも、階調データD1に応じた電流駆動により有機EL素子12を駆動することができる。またnチャンネルMOS型によるTFTを用いたソースフォロワ回路により有機EL素子12をアノード側より電流駆動することができる。
すなわち各画素23においては、このようにして信号線SIGの信号レベルにより信号レベル保持用のコンデンサC2の端子電圧を設定すると、トランジスタTR1による信号線とトランジスタTR2のゲートとの接続が絶たれ、続いてトランジスタTR3がオフ状態に切り換わり、これによりトランジスタTR2のソースがアースから切り離される。これにより各画素23においては、信号レベル保持用のコンデンサC2の端子間電圧によるゲートソース電圧VgsによりトランジスタTR2で有機EL素子12の駆動が開始され、トランジスタTR2のソース電圧Vsが上昇する。また信号レベル保持用のコンデンサC2にゲートソース間電圧Vgsが保持されていることにより、このソース電圧Vsの上昇と連動して、トランジスタTR2のゲート電圧Vgも上昇する。
しかしながらこのようにトランジスタTR2のソース電圧Vsの上昇によりゲート電圧Vgが上昇すると、その分、信号レベル保持用のコンデンサC2に保持されている電荷により、トランジスタTR2のゲートドレイン間の寄生容量Cpgd、信号線側のトランジスタTR1のゲート電極とトランジスタTR2側電極との間の寄生容量Cpwsを充電することが必要になる。これにより(3)式に示すように、ソース電圧Vsの電圧上昇ΔVsに対してゲート電圧Vgの電圧上昇ΔVgが小さくなる。
しかしながらこの実施例においては、トランジスタTR2において、ゲート電極42がソース電極47側に偏って形成されていることにより、ゲート電極42とドレイン電極46との間の寄生容量Cpgdにあっては、通常のこの種のトランジスタに比して大きくなるように設定され、これによりこのようなソース電圧Vsの上昇によって信号レベル保持用のコンデンサC2により充電する電荷の量を低減し得、その分、ソース電圧Vsの上昇に精度良く追従させてゲート電圧Vgを上昇させることができ、その分、トランジスタTR2のゲートソース電圧Vgsの変化を低減することができる。
またこのようにゲート電極42がソース電極47側に偏って形成されていることにより、ゲート電極42とソース電極47との間の寄生容量Cpgsにあっては、この種の通常のトランジスタに比して大きくなるように設定され、これにより信号レベル保持用のコンデンサC2の容量を増大させたと同様の効果を得ることができ、これによってもソース電圧Vsの上昇に精度良く追従させてゲート電圧Vgを上昇させることができ、その分、トランジスタTR2のゲートソース電圧Vgsの変化を低減することができる。
また同様のゲート電極42を偏らせる構成が信号線SIGをトランジスタTR2のゲートに接続するトランジスタTR1にも適用されて、トランジスタTR2のゲートと書き込み信号wsの走査線SCNとの間の寄生容量Cpwsについて、同種のトランジスタに比して小さくなるように設定され、これによってもソース電圧Vsの上昇に精度良く追従させてゲート電圧Vgを上昇させることができ、その分、トランジスタTR2のゲートソース電圧Vgsの変化を低減することができる。
これらによりこのディスプレイ装置では、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース電圧によりソースフォロワ回路構成によるトランジスタで発光素子を駆動する構成において、輝度レベルの低下を防止して確実に発光素子の経時変化を補正することができる。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース電圧によりソースフォロワ回路構成によるトランジスタで発光素子を駆動する構成において、このトランジスタのゲート電極をソース側に偏らせることにより、輝度レベルの低下を防止して確実に発光素子の経時変化を補正することができる。
さらにトランジスタTR2のゲートに信号線を接続するトランジスタについて、ゲート電極を信号線側の電極側に偏って形成したことにより、さらに一段と輝度レベルの低下を防止して確実に発光素子の経時変化を補正することができる。
図2は、図1との対比により本発明の実施例2に係るディスプレイ装置に適用されるトランジスタを示す断面図である。この実施例に係るディスプレイ装置においては、有機EL素子の駆動に係るトランジスタTR2、このトランジスタTR2のゲートを信号線SIGに接続するトランジスタTR1が、この図2に示す構成により作成される点を除いて、図13について上述したディスプレイ装置21と同一に構成されることにより、以下においては、図13の構成を流用して説明し、重複した説明は省略する。
このディスプレイ装置において、有機EL素子12を駆動するトランジスタTR2のゲート電極42は、この種の通常のトランジスタに比して、ドレイン電極46側が短く形成される。これによりこのトランジスタTR2は、チャンネル長方向に、ドレイン電極46側でゲート長を短くして、ゲート電極42がソース電極47側に偏って形成される。これによりこの実施例に係るディスプレイ装置では、その分、従来に比してゲートドレイン間の寄生容量Cpgdが減少するようになされ、(3)式、右辺の分母の値を従来に比して小さくして、ソース電圧Vsの上昇に精度良く追従させてゲート電圧を立ち上げ、ゲートソース間電圧Vgsの変化を低減するようになされている。
またこのディスプレイ装置においては、この有機EL素子12を駆動するトランジスタTR2のゲートを信号線SIGに接続するトランジスタTR1についても、同様にして、ゲート電極42がトランジスタTR2のゲート側とは逆側の電極47側に偏って形成されるようになされる。これによりこの信号線用のトランジスタTR1においては、トランジスタTR2のゲートに付加される寄生容量Cpwsが従来に比して小さくなるように設定され、これによっても従来に比してソース電圧の上昇に十分に追従させてゲート電圧を立ち上げ、ゲートソース間電圧Vgsの変化を低減できるようになされている。
この実施例のように、チャンネル長方向に、ゲート長を短くすることにより、ゲート電極を偏らせるようにしても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
図3は、図1との対比により本発明の実施例3に係るディスプレイ装置に適用されるトランジスタを示す断面図である。この実施例に係るディスプレイ装置においては、有機EL素子の駆動に係るトランジスタTR2が、この図3に示す構成により作成される点を除いて、図13について上述したディスプレイ装置21と同一に構成されることにより、以下においては、図13の構成を流用して説明し、重複した説明は省略する。
このディスプレイ装置において、有機EL素子12を駆動するトランジスタTR2のゲート電極42は、この種の通常のトランジスタに比して、ソース電極47側が外側に延長するように形成され、またゲート電極42の形状に対応するように、ゲート酸化膜43、アモルファスシリコン膜44、45、ソース電極47が外側に延長するように形成される。これによりこのトランジスタTR2は、チャンネル長方向に、ソース電極47側でゲート長を長くして、ゲート電極42がソース電極47側に偏って形成されるようになされ、その分、従来に比してゲートソース間の寄生容量Cpgsを増大するようになされ、(3)式、右辺の分子の値を従来に比して大きくして、ソース電圧Vsの上昇に十分に追従させてゲート電圧を立ち上げて、ゲートソース間電圧Vgsの変化を低減できるようになされている。
この実施例のように、チャンネル長方向に、ゲート長を長くすることにより、ゲート電極を偏らせるようにしても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
図4は、図13との対比により本発明の実施例4に係るディスプレイ装置を示す接続図である。このディスプレイ装置51において、画素部52は、画素53がマトリックス状に配置されて形成され、これらの画素53に対して、走査線SCN、SCN1、SCN2がライン単位で水平方向に設けられる。またこれらの走査線SCN、SCN1、SCN2と直交するように信号線SIGが各列毎に垂直方向に設けられる。このようにして形成されてなる画素部52に対して、ディスプレイ装置51は、垂直駆動回路54により走査線SCN、SCN1、SCN2を駆動して順次ライン単位で画素53に設けられた画素回路の動作を制御すると共に、この画素回路の制御に対応するように水平駆動回路55により信号線SIGを駆動して各画素53の階調を設定する。
このため垂直駆動回路54は、各画素53への書き込みをライン単位で順次指示する書き込み信号wsをライトスキャン回路(WSCN)54Aにより生成し、またこの書き込み信号wsに同期して信号レベルが変化するドライブスキャン信号ds1、ds2をドライブスキャン回路(DSCN)54B、ドライブスキャン回路(DSCN2)54Cにより生成し、これら書き込み信号ws、ドライブスキャン信号ds1、ds2を走査線SCN、SCN1、SCN2に出力するようになされている。水平駆動回路55においては、各画素53の階調を指示する階調データD1に応じて駆動信号を生成し、この駆動信号を水平セレクタ(HSEL)55Aにより各信号線SIGに振り分けて出力するようになされている。
画素53は、図5に示すように、信号レベル保持用のコンデンサC2をトランジスタTR2のゲートソースに接続して、この信号レベル保持用のコンデンサC2に設定された端子間電圧によりゲートソース間電圧VgsによりトランジスタTR2で有機EL素子12を駆動する。またこのトランジスタTR2のドレインに設けられたトランジスタTR4のオンオフ制御により、このトランジスタTR2への電源Vccの供給を制御し、これにより有機EL素子12の発光、非発光を制御する。これによりこの実施例では、このトランジスタTR4により、発光素子である有機EL素子12の発光、非発光を制御する発光制御用のスイッチ回路を構成する。また有機EL素子12を非発光としている期間で、トランジスタTR3により信号レベル保持用のコンデンサC2のソース側端を基準電圧であるアース電位に設定し、この状態でトランジスタTR1により信号レベル保持用のコンデンサC2のゲート側端を信号線SIGに接続し、これにより信号レベル保持用のコンデンサC2に信号線SIGの信号レベルVinを設定する。
このディスプレイ装置51では、この有機EL素子12の駆動用のトランジスタTR2が、上述した実施例1〜3に係るディスプレイ装置のトランジスタTR2と同一に形成される。さらに信号線SIGをトランジスタTR2のゲートに接続するトランジスタTR1が、上述の実施例1又は2に係るディスプレイ装置のトランジスタTR1と同一に形成される。
これによりこの実施例においても、信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース電圧によりソースフォロワ回路構成によるトランジスタで発光素子を駆動する構成において、有機EL素子12の駆動用のトランジスタTR2の電源を制御して発光、非発光を制御するようにして、実施例1と同様の効果を得ることができるようになされている。
図6は、図13との対比により本発明の実施例4に係るディスプレイ装置を示す接続図である。このディスプレイ装置61において、画素部62は、マトリックス状に配置してなる画素63に対して、走査線SCN、SCN1、SCN2、SCN3がライン単位で水平方向に設けられる。またこれらの走査線SCN、SCN1、SCN2、SCN3と直交するように信号線SIGが各列毎に垂直方向に設けられる。このようにして形成されてなる画素部62に対して、ディスプレイ装置61は、垂直駆動回路64、水平駆動回路65により順次ライン単位で各画素63の階調を設定する。
このため垂直駆動回路64は、書き込み信号ws、ドライブスキャン信号ds1、ds2をライトスキャン回路(WSCN)64A、ドライブスキャン回路(DSCN)64B、ドライブスキャン回路(DSCN2)64Cにより生成して走査線SCN、SCN1、SCN2に出力するようになされ、また水平駆動回路65においては、駆動信号を水平セレクタ(HSEL)65Aにより各信号線SIGに出力するようになされている。
このディスプレイ装置61において、垂直駆動回路64は、さらにトランジスタTR2のしきい値電圧Vthの補正を指示する制御信号azをオートゼロ回路(ZERO)64Dで生成して走査線SCN3に出力するようになされている。
すなわち上述した構成により有機EL素子12の経時変化による画質劣化を防止するようにしても、上述した(1)式により判るように、トランジスタTR2のしきい値電圧Vthがばらついた場合には、その分、各画素23における駆動電流がばらつくようになり、これにより画質が劣化する。このためこのディスプレイ装置61では、信号レベル保持用のコンデンサCs2に信号線SIGの信号レベルVinを設定する際に、事前に、トランジスタTR2のしきい値電圧Vthをこの信号レベル保持用のコンデンサCs2にセットすることによりしきい値電圧Vthのばらつきを補正する。
すなわち画素63においては、トランジスタTR2のゲートソースに信号レベル保持用のコンデンサCs2を設け、この信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子間電圧によるゲートソース電圧VgsによりトランジスタTR2で有機EL素子12を駆動する。またこのトランジスタTR2のドレインに設けたトランジスタTR4のオンオフ制御によりトランジスタTR2への電源Vccの供給を制御して、有機EL素子12の発光、非発光を制御する。
画素63は、この信号レベル保持用のコンデンサCs2に対して、コンデンサCs1を介してトランジスタTR1により信号線SIGの信号レベルを設定するようにして、トランジスタTR2のゲートソース間を短絡させてトランジスタTR2をダイオード接続に切り換えるトランジスタTR5によるスイッチ回路、コンデンサCs1の信号線側端を基準電位に設定するトランジスタTR6によるスイッチ回路が設けられる。これによりこのディスプレイ装置61では、トランジスタTR1によりコンデンサCs1を介して信号線SIGの信号レベルVinにより信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子電圧を設定する。この場合、コンデンサCs1を介した信号線SIGへの接続により信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子間電圧は、次式により示すように、信号線SIGの信号レベルVinをコンデンサCs1、Cs2により分圧した電圧ΔVinだけ上昇することになる。これによりこの関係式を考慮して、水平駆動回路35により信号線SIGが駆動される。
Figure 0004561096
これにより図7及び図8に示すように、この場合も、画素63においては、信号レベル保持用のコンデンサCs2に設定された電圧によるゲートソース間電圧VgsによりトランジスタTR2で有機EL素子12を駆動して、有機EL素子12の経時変化による画質劣化が防止される。
このように信号線SIGの信号レベルVinにより信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子電圧を設定する直前で、このディスプレイ装置61は、制御信号azによりトランジスタTR5をオン状態に設定してトランジスタTR2をダイオード接続すると共に、カップリング用のコンデンサCs1の信号線側端を所定の基準電位に保持し、その後、ドライブスキャン信号ds1、ds2の切り換えにより、トランジスタTR2のソースを基準電位に設定すると共に、トランジスタTR2への電源の供給を停止する。
これらによりトランジスタTR2においては、一時的に立ち上がったゲート電圧Vgが徐々に低下し、ゲートソース間電圧Vgsがしきい値電圧Vthになると、ゲート電圧Vgの低下が停止し、これにより信号レベル保持用のコンデンサCs2にトランジスタTR2のしきい値電圧Vthが設定される。
これにより制御信号azを切り換えてカップリング用コンデンサCs1の信号線側端を基準電圧より切り離すと共に、トランジスタTR2のダイオード接続を中止した後、書き込み信号wsを立ち上げ、コンデンサCs1を介して信号線SIGの信号レベルVinにより信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子電圧を設定する。これにより信号レベル保持用のコンデンサCs2においては、トランジスタTR2のしきい値電圧Vthにより補正されて信号線SIGの信号レベルに対応する電圧が設定され、トランジスタTR2においては、このコンデンサCs2に設定された電圧によるゲートソース間電圧Vgsにより有機EL素子12を電流駆動し、トランジスタTR2のしきい値電圧によるばらつきを防止することができる。なお図8(A)〜(E)は、それぞれ図7における期間TA〜TEに対応するトランジスタの接続である。
画素63は、有機EL素子12の駆動用のトランジスタTR2が、上述した実施例1〜3に係るディスプレイ装置のトランジスタTR2と同一に形成される。さらに信号線SIGをカップリング用のコンデンサCs1に接続するトランジスタTR1、このカップリング用のコンデンサCs1の信号線側端を基準電圧に接続するトランジスタTR6、トランジスタTR2のゲートドレインを短絡させるトランジスタTR5が、上述の実施例1又は2に係るディスプレイ装置のトランジスタTR1と同様にして、駆動用のトランジスタTR2のゲート側とは逆側の電極側に、ゲート電極が偏って形成されるようになされている。
すなわちこのようにしてしきい値電圧Vthを信号レベル保持用のコンデンサCs2に設定した後、信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子間電圧を信号線SIGの信号レベルVinに設定する場合にあっても、トランジスタTR2への電源Vccの供給を開始して有機EL素子12の駆動を開始すると、トランジスタTR2のソース電圧Vsが立ち上がり、このソース電圧Vsの立ち上がりに精度良く追従させてトランジスタTR2のゲート電圧Vgを立ち上げることが必要になり、図13について上述したと同様にして、トランジスタTR2等の寄生容量がこのゲート電圧Vgの立ち上がりを害することになる。
しかしながらこの実施例のように、トランジスタTR2のゲート電極をソース側に偏らせるようにすれば、ゲート電圧Vgの立ち上がりを害する寄生容量Cpgdを小さくし得、また信号レベル保持用のコンデンサCs2の容量Cpgdを等化的に増大させて、ゲート電圧Vgの立ち上がりを図ることができる。またトランジスタTR1、TR5、TR6についても、トランジスタTR2のゲート側とは逆側の電極側にゲート電極を偏らせるようにすれば、ゲート電圧Vgの立ち上がりを害する寄生容量を小さくすることができ、これらにより実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお上述の実施例においては、トランジスタTR3により信号レベル保持用のソース側端を基準電圧に設定して信号レベル保持用のコンデンサC2、Cs2の端子電圧を設定することにより、信号線の信号レベルにより信号レベル保持用のコンデンサC2、Cs2の端子間電圧を設定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、有機EL素子のしきい値電圧をこの信号レベル保持用のソース側端の電圧設定基準に適用するようにしてもよい。なおこの場合、駆動用のトランジスタTR2への電源の供給を停止して一定の時間経過により信号レベル保持用のソース側端を有機EL素子のしきい値電圧に設定することができる。
また上述の実施例においては、チャンネルエッチ型のTFTにより各画素を構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、チャンネルストッパー型のTFTにより各画素を作成する場合、さらにはトップゲート方式によるTFTにより各画素を構成する場合等にも広く適用することができる。
また上述の実施例においては、アモルファスシリコンのプロセスを適用して有機EL素子と画素回路とをガラス基板上に作成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ポリシリコンによりトランジスタを作成する場合、さらには画素部と別体にシリコン基板により駆動回路を作成した後、画素部と接続して一体化する場合等にも広く適用することができる。
また上述の実施例においては、有機EL素子による発光素子を電流駆動する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、電流駆動に係る種々の発光素子によるディスプレイ装置に広く適用することができる。
本発明は、ディスプレイ装置に関し、例えば有機EL素子によるディスプレイ装置に適用することができる。
本発明の実施例1に係るディスプレイ装置に適用されるトランジスタを示す断面図である。 本発明の実施例2に係るディスプレイ装置に適用されるトランジスタを示す断面図である。 本発明の実施例3に係るディスプレイ装置に適用されるトランジスタを示す断面図である。 本発明の実施例4に係るディスプレイ装置を示す接続図である。 図4のディスプレイ装置の動作の説明に供するタイムチャートである。 本発明の実施例5に係るディスプレイ装置を示す接続図である。 図6のディスプレイ装置の動作の説明に供するタイムチャートである。 図7のタイムチャートの説明に供する接続図である。 ディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。 有機EL素子によるディスプレイ装置の構成を示す接続図である。 有機EL素子の特性を示す特性曲線図である。 有機EL素子の動作点の変化の説明に供する特性曲線図である。 ソースフォロワ回路構成による画素回路を周辺構成と共に示す接続図である。 図13の画素回路の動作の説明に供するタイムチャートである。 図14のタイムチャートの説明に供する接続図である。 チャンネルエッチ型のTFTを示す断面図である。 チャンネルストッパー型のTFTを示す断面図である。 寄生容量による影響の説明に供するタイムチャートである。 寄生容量を示す接続図である。
符号の説明
1、11、21、51、61……ディスプレイ装置、2、22、52、62……画素部、3、23、53、63……画素、4、24、54、64……垂直駆動回路、4A、24A、54A、64A……ライトスキャン回路、5、25、55、65……水平駆動回路、12……有機EL素子、24B、54B、54C、64B、64C……ドライブスキャン回路、64D……オートゼロ回路、42……ゲート電極、46……ドレイン電極、47……ソース電極、C1、C2 、Cs1、Cs2……コンデンサ、TR1〜TR6……トランジスタ




Claims (9)

  1. 電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなる画素部と、前記画素部を駆動する駆動回路とを有するディスプレイ装置において、
    前記画素は、
    発光素子と、
    ゲートソース間に信号レベル保持用のコンデンサを保持し、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース間電圧により前記発光素子を駆動するソースフォロワ回路による駆動用のトランジスタと、
    前記駆動用のトランジスタのゲートを信号線に接続する信号線用のトランジスタと、
    前記発光素子の発光を停止させる発光制御用のスイッチ回路とを有し、
    前記駆動回路は、
    前記発光制御用のスイッチ回路により前記発光素子の発光を停止させた後、前記信号線用のトランジスタの駆動により、前記信号線の信号レベルにより前記信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧を設定し、
    前記駆動用のトランジスタは、
    ゲート電極がソース電極側に偏って形成された
    ディスプレイ装置。
  2. 前記信号線用のトランジスタは、
    ゲート電極が、前記信号線側の電極側に偏って形成された
    請求項1に記載のディスプレイ装置。
  3. 前記発光制御用のスイッチ回路が、
    前記駆動用のトランジスタを電源に接続する電源用のスイッチ回路であり、
    前記画素は、
    前記駆動用のトランジスタのソースをソース側の基準電圧に接続するソース側のスイッチ回路とを有し、
    前記駆動回路は、
    前記電源用のスイッチ回路のオンオフ制御により前記発光素子の発光、非発光を制御し、
    前記発光素子を非発光とした状態で、前記ソース側のスイッチ回路の駆動により、前記信号レベル保持用のコンデンサの一端を前記ソース側の基準電圧に設定すると共に、前記信号線用のトランジスタの駆動により、前記信号線の信号レベルにより前記信号レベル保持用のコンデンサの他端の電圧を設定することにより、
    前記信号線の信号レベルにより前記信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧を設定する
    請求項1に記載のディスプレイ装置。
  4. 前記発光制御用のスイッチ回路が、
    前記駆動用のトランジスタを電源に接続する電源用のスイッチ回路であり、
    前記画素は、
    前記信号線用のトランジスタと前記駆動用のトランジスタのゲートとの間に配置されて、前記信号線用のトランジスタによる前記駆動用のトランジスタのゲートへの前記信号線の接続を仲介するカップリング用のコンデンサと、
    前記駆動用のトランジスタのゲートドレインを短絡させる短絡用のトランジスタと、
    前記カップリング用のコンデンサの前記信号線側端をコンデンサ側の基準電圧に接続するコンデンサ側のトランジスタとを有し、
    前記駆動回路は、
    前記コンデンサ側のトランジスタ、前記短絡用のトランジスタをオン状態に設定すると共に、前記電源用のスイッチ回路をオフ状態に設定することにより、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧を前記駆動用のトランジスタのしきい値電圧に設定した後、
    前記信号線用のトランジスタの駆動により、前記信号線の信号レベルにより前記信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧を設定し、
    前記コンデンサ側のトランジスタ、前記信号線用のトランジスタ、前記短絡用のトランジスタは、
    前記駆動用のトランジスタのゲート側とは逆側の電極側に、ゲート電極が偏って形成された
    請求項1に記載のディスプレイ装置。
  5. 電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなるディスプレイ装置において、
    前記画素は、
    発光素子と、
    ゲートソース間に信号レベル保持用のコンデンサを保持し、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース間電圧により前記発光素子を駆動するソースフォロワ回路による駆動用のトランジスタと、
    前記駆動用のトランジスタのゲートを信号線に接続し、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧を前記信号線の信号レベルにより設定する信号線用のトランジスタと、
    前記信号線用のトランジスタにより前記信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧を設定している期間の間、前記発光素子の発光を停止させる発光制御用のスイッチ回路とを有し、
    前記駆動用のトランジスタは、
    ゲート電極がソース電極側に偏って形成された
    ディスプレイ装置。
  6. 前記信号線用のトランジスタは、
    ゲート電極が、前記信号線側の電極側に偏って形成された
    請求項5に記載のディスプレイ装置。
  7. 前記発光制御用のスイッチ回路が、
    少なくとも前記信号線用のトランジスタにより前記駆動用のトランジスタを前記信号線に接続している期間の間、前記駆動用のトランジスタへの電源の供給を停止する電源用のスイッチ回路であり、
    前記画素は、
    少なくとも前記信号線用のトランジスタにより前記駆動用のトランジスタを前記信号線に接続している期間の間、前記駆動用のトランジスタのソースをソース側の基準電圧に接続するソース用のスイッチ回路と、
    前記信号線用のトランジスタと前記駆動用のトランジスタのゲートとの間に配置されて、前記信号線用のトランジスタによる前記駆動用のトランジスタのゲートへの前記信号線の接続を仲介するカップリング用のコンデンサと、
    前記信号線用のトランジスタにより前記駆動用のトランジスタのゲートを前記信号線に接続する前の所定期間の間、前記駆動用のトランジスタのゲートドレインを短絡させる短絡用のトランジスタと、
    前記短絡用のトランジスタにより前記駆動用のトランジスタのゲートドレインを短絡させている期間の間、前記カップリング用コンデンサの前記信号線側端をコンデンサ側の基準電圧に接続するコンデンサ側のトランジスタとを有し、
    前記コンデンサ側のトランジスタ、前記信号線用のトランジスタ、前記短絡用のトランジスタは、
    前記駆動用のトランジスタのゲート側とは逆側の電極側に、ゲート電極が偏って形成された
    請求項5に記載のディスプレイ装置。
  8. 有機EL素子による画素をマトリックス状に配置してなるディスプレイ装置において、
    前記画素は、
    前記有機EL素子と、
    ゲートソース間に信号レベル保持用のコンデンサを保持し、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧によるゲートソース間電圧により前記有機EL素子を駆動するソースフォロワ回路による駆動用のトランジスタと、
    前記駆動用のトランジスタのゲートを信号線に接続し、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧を前記信号線の信号レベルにより設定する信号線用のトランジスタと、
    前記信号線用のトランジスタにより前記信号レベル保持用のコンデンサの端子間電圧を設定している期間の間、有機EL素子の発光を停止させる発光制御用のスイッチ回路とを備え、
    前記駆動用のトランジスタは、
    ゲート電極がソース電極側に偏って形成された
    ディスプレイ装置。
  9. 前記信号線用のトランジスタは、
    ゲート電極が、前記信号線側の電極側に偏って形成された
    請求項8に記載のディスプレイ装置
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