JP4360199B2 - ディスプレイ装置、画素回路及び画素回路の駆動方法 - Google Patents

ディスプレイ装置、画素回路及び画素回路の駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、ディスプレイ装置、画素回路及び画素回路の駆動方法に関し、例えば有機EL(Electro Luminescence)によるディスプレイ装置等の電流駆動による自発光の表示装置に適用することができる。本発明は、ソースフォロワ回路構成により発光素子を電流駆動するトランジスタに対して、このトランジスタのゲートソース間に設けられた信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を設定してこの発光素子の階調を設定するようにして、この階調設定の際にこのコンデンサのソース側端を基準電圧に接続するスイッチ回路と、このコンデンサを信号線に接続するスイッチ回路とを同一の制御信号により制御することにより、ソースフォロワ回路構成により発光素子を電流駆動するトランジスタに各種の補正回路を設けるようにしても、走査線の数の増大を防止することができるようにする。
従来、有機ELの表示装置においては、例えばUSP5,684,365、特開平8−234683号公報等にディスプレイ装置への応用が種々に提案されるようになされている。
すなわち図13に示すように、この種のディスプレイ装置1において、表示部2は、マトリックス状に配置されてなる画素(PX)3に対して、走査線SCNがライン単位で水平方向に設けられ、またこの走査線SCNと直交するように信号線SIGが各列毎に垂直方向に設けられる。このようにして形成されてなる表示部2に対して、ディスプレイ装置1は、垂直駆動回路4により走査線SCNを駆動して順次ライン単位で表示部2の画素3を選択すると共に、この画素3の選択に対応するように水平駆動回路5により信号線SIGを駆動して各画素3の階調を設定するようになされている。
このため垂直駆動回路4は、ライトスキャン回路(WSCN)4Aにより、各画素3への書き込みをライン単位で順次指示する書き込み信号wsを生成し、この書き込み信号wsを走査線SCNに出力して各画素3における階調の設定を制御するようになされている。また水平駆動回路5は、各画素3の階調を指示する階調データD1に応じて駆動信号を生成し、この駆動信号を水平セレクタ(HSEL)5Aにより各信号線SIGに振り分けて出力し、これらによりディスプレイ装置1は、ライン単位で各画素3の階調を設定するようになされている。
有機ELのディスプレイ装置においては、このようにして駆動される各画素3が、電流駆動による自発光型の素子である有機EL素子と、この有機EL素子を駆動する各画素の駆動回路(以下、画素回路と呼ぶ)とにより形成されるようになされている。
しかしてこのようにして形成されるディスプレイ装置においては、nチャンネルMOS型のTFT(Thin Film Transistor)により各画素回路を形成することにより、また有機EL素子のアノードをトランジスタに接続してこのトランジスタにより電流駆動することにより、アモルファスシリコンのプロセスを適用して有機EL素子と画素回路とをガラス基板上に一体に形成することができ、これにより図14に示すように、ソースフォロワ回路構成により有機EL素子12を駆動することが考えられる。
すなわちこの図14に示すディスプレイ装置11は、各画素3において、有機EL素子12のアノードにソースを接続してなるソースフォロワ回路構成のトランジスタTR2により有機EL素子12を電流駆動するように形成され、このトランジスタTR2のゲートに信号レベル保持用のコンデンサC1が設けられる。ここでこの信号レベル保持用のコンデンサC1は、一端がトランジスタTR2のゲートに接続され、他端が基準電圧に接続され、この図6の例では、この基準電圧が電源電圧Vccに設定される。ディスプレイ装置11は、垂直駆動回路4に設けたライトスキャン回路4Aから書き込み信号wsを出力するようにして、この書き込み信号wsによりオン動作するトランジスタTR1によるスイッチ回路により、この信号レベル保持用のコンデンサC1が信号線SIGに接続され、これにより書き込み信号wsに応動して信号線SIGに出力される駆動信号の信号レベルによりトランジスタTR2のゲート電圧Vgが設定される。これによりこのディスプレイ装置11は、このように設定されたゲート電圧Vgに応じた電流により有機EL素子12を駆動し、階調データD1に応じた階調により各画素3の有機EL素子12を発光させて所望の画像を表示できるようになされている。
しかしながら有機EL素子においては、図15に示すように、使用により電流が流れ難くなる方向に電流電圧特性が変化する。なおこの図15及び図16において、符号L1が初期の特性を示し、符号L2が経時変化による特性を示すものである。これに対して図14について上述したソーフフォロワ回路による駆動においては、図16に示すように、トランジスタTR2のドレインソース間電圧Vds−ドレインソース電流Idsの特性曲線に対して、負荷による特性曲線が交差してなる交点が動作点となる。これにより有機EL素子において、電圧電流特性が変化すると、その分、有機EL素子に流れる電流が減少し、これらにより各画素の輝度が徐々に低下する問題がある。
この問題を解決する1つの方法として、このようなゲート電圧Vgによる階調の設定に代えてゲートソース間電圧Vgsによる階調の設定により有機EL素子12の駆動電流を制御する方法が考えられる。すなわちTFTのドレイン電流Idsにおいては、(1/2)×μ×(W/L)Cox(Vgs−Vth)……(1)により表され、これによりゲートソース間電圧Vgsによる階調の設定により経時変化による駆動電流の変化を防止することができる。ここでμはキャリアの移動度、Wはゲート幅、Lはゲート長、Coxは単位面積当たりのゲート容量、Vthはしきい値電圧である。
このため図14との対比により図17に示すように、各画素23において、トランジスタTR2のゲートへの信号レベル保持用のコンデンサC1の配置に代えて、このトランジスタTR2のゲートソース間に信号レベル保持用のコンデンサC2を配置し、この信号レベル保持用のコンデンサC2の端子電圧を信号線SIGの信号レベルにより設定する。またドライブスキャン信号dsによりオン動作するトランジスタTR3によるスイッチ回路をトランジスタTR2のソースに接続し、信号レベル保持用のコンデンサC2の端子電圧を信号線SIGの信号レベルにより設定する期間の間、このトランジスタTR3によりトランジスタTR2のソース電位を一定電位に設定する。なお図17においては、この一定電位がアース電位の場合である。
またこのような画素23による表示部22の構成に対応して、垂直駆動回路24においては、書き込み信号wsを出力するライトスキャン回路24Aに加えて、このライトスキャン回路24Aによる書き込み信号wsの出力に同期してドライブスキャン信号ds1を出力するドライブスキャン回路(DSCN)24Bを設ける。また水平駆動回路25においては、これらの構成に対応するように駆動信号を生成する。
またトランジスタTR4によるスイッチ回路によりトランジスタTR3のゲートを電源電圧Vccに接続し、トランジスタTR3によりトランジスタTR2のソース電位を一定電位に設定している期間の間、このトランジスタTR4の制御によりトランジスタTR2の電源Vccへの接続を中止し、これにより電源VccからトランジスタTR2、トランジスタTR3を介してアースに流れる貫通電流を防止する。またこのような画素23の構成に対応して、垂直駆動回路24においては、さらに第2のドライブスキャン回路(DSCN2)24Cを設け、ライトスキャン回路24Aによる書き込み信号wsの出力に同期してトランジスタTR4のオンオフ制御に供するドライブスキャン信号ds2を出力する。
しかしてこの図17に示す構成によれば、図18(A)〜(E)に示すように、ドライブスキャン信号ds2によりトランジスタTR4をオンオフ制御してトランジスタTR2への電源供給を制御することにより、ドライブスキャン信号ds2によりこの画素の発光、非発光を制御することができる(図18(C))。またこのトランジスタTR4によりトランジスタTR2への電源供給を停止すると、トランジスタTR2のソース電位Vsが有機EL素子12を介した電荷の放電により有機EL素子12のしきい値電圧にまで徐々に立ち下がり(図18(E))、ここでドライブ信号ds1を立ち上げてトランジスタTR3によりトランジスタTR2のソース電位Vsを基準電位であるアース電位に設定した後(図18(B)及び(E))、書き込み信号wsの立ち上げにより信号線SIGをトランジスタTR2のゲートに接続することにより、信号レベル保持用のコンデンサC2に信号線SIGの電位を正しく設定することができる(図18(A)、(D)、(E))。これにより順次書き込み信号ws、ドライブスキャン信号ds1、ドライブスキャン信号ds2を立ち下げて、信号レベル保持用のコンデンサC2に設定された信号線SIGの信号レベルに対応する駆動電流により有機EL素子12を駆動することができ、有機EL素子12の経時変化による輝度変化を防止することができる。なお図19(A)〜(F)は、図18の各期間TA〜TFに対応するトランジスタTR1〜TR4の設定を示す接続図である。
しかしながら図20に示すように、カラーによるディスプレイ装置においては、一般に、赤色、緑色、青色の画素(PXR)、(PXG)、(PXB)23毎に、発光、非発光の期間を制御してカラーバランスを設定することにより、このように書き込み信号ws、ドライブスキャン信号ds1、ドライブスキャン信号ds2により各画素23の階調を制御する場合、各色の画素23毎にドライブパルス信号ds2を供給することが必要になり、全体として5本の走査線SCN、SCN1、SCN2R、SCN2G、SCN2Bを設けることが必要になる。
これにより上述した構成においては、表示部22において、走査線の数が増大し、これにより表示部22のレイアウトが困難になり、高解像度化することが困難になる問題があった。特にアルモファスシリコンによりこれらのトランジスタを作成する場合にあっては、移動度が小さいことにより、一段と高解像度化が困難になる。
また図17の構成について上述した(1)式により判るように、このようにして有機EL素子12による経時変化を防止するようにしても、トランジスタTR2のしきい値電圧Vthがばらついた場合には、その分、各画素23における駆動電流がばらつくようになり、これにより画質が劣化する。このようなトランジスタTR2のしきい値電圧Vthのばらつきによる画質劣化を防止する方法として、信号レベル保持用のコンデンサC2に信号線SIGの信号レベルを設定する際に、事前に、トランジスタTR2のしきい値電圧Vthをこの信号レベル保持用のコンデンサC2にセットする方法が考えられる。
すなわちこの場合図17との対比により図21に示すように、トランジスタTR2のゲートソース間に設ける信号レベル保持用のコンデンサCs2に対して、コンデンサCs1を介してトランジスタTR1により信号線SIGの信号レベルを設定するようにして、トランジスタTR2のゲートドレイン間を短絡させてトランジスタTR2をダイオード接続に切り換えるトランジスタTR5によるスイッチ回路、コンデンサCs1のトランジスタTR1側端を基準電位に設定するトランジスタTR6によるスイッチ回路を設ける。これによりこのディスプレイ装置31では、トランジスタTR1によりコンデンサCs1を介して信号線SIGの信号レベルVinにより信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子電圧を設定する。しかしてこの場合、コンデンサCs1を介した信号線SIGへの接続により信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子間電圧は、信号線SIGの信号レベルVinをコンデンサCs1、Cs2により分圧した電圧ΔVin=Vin(Cs1/(Cs1+Cs2))だけ上昇することになる。これによりこの関係式を考慮して、水平駆動回路35により信号線SIGが駆動される。
これにより図22及び図23に示すように、この場合も、画素33においては、信号レベル保持用のコンデンサCs2に設定された電圧によるゲートソース間電圧VgsによりトランジスタTR2で有機EL素子12を駆動して、有機EL素子12の経時変化による画質劣化が防止される(図22(D)〜(F)及び図23(A))。
このように信号線SIGの信号レベルVinにより信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子電圧を設定する直前で、このディスプレイ装置31は、制御信号azによりトランジスタTR5をオン状態に設定してトランジスタTR2をダイオード接続すると共に、カップリング用のコンデンサCs1の信号線側端を所定の基準電位に保持し(図22(B)及び図23(B))、その後、ドライブパルス信号ds1、ds2の切り換えにより、トランジスタTR2のソースを基準電位に設定すると共に、トランジスタTR2への電源の供給を停止する(図22(C)、(D)及び図23(C))。
これらによりトランジスタTR2においては、一時的に立ち上がったゲート電圧Vgが徐々に低下し、ゲートソース間電圧Vgsがしきい値電圧Vthになると、ゲート電圧Vgの低下が停止し、これにより信号レベル保持用のコンデンサCs2にトランジスタTR2のしきい値電圧Vthが設定される(図22(E)及び(F))。
これにより制御信号azを切り換えてカップリング用コンデンサCs1の信号線側端を基準電圧より切り離すと共に、トランジスタTR2のダイオード接続を中止した後、書き込み信号wsを立ち上げ、コンデンサCs1を介して信号線SIGの信号レベルVinにより信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子電圧を設定する。これにより信号レベル保持用のコンデンサCs2においては、トランジスタTR2のしきい値電圧Vthにより補正されて信号線SIGの信号レベルに対応する電圧が設定され、トランジスタTR2においては、このコンデンサCs2に設定された電圧によるゲートソース間電圧Vgsにより有機EL素子12を電流駆動し(図23(E))、トランジスタTR2のしきい値電圧によるばらつきを防止することができる。
これらの画素33の構成に対応して、ディスプレイ装置31においては、垂直駆動回路34に、書き込み信号wsを出力するライトスキャン回路34A、ドライブスキャン信号ds1、ドライブスキャン信号ds2をそれぞれ出力するドライブスキャン回路24B、24Cを設け、さらにしきい値電圧Vthの補正に係るトランジスタTR5、TR6の制御信号azを出力するオートゼロ回路(ZERO)34Dを設けるようにする。また水平駆動回路35においては、水平セレクタ35Aより各信号線SIGに駆動信号を出力する。
このようにすれば、有機EL素子12を駆動するトランジスタTR2のしきい値電圧Vthがばらついた場合にあっても、このばらつきによる画質の劣化を防止することができる。しかしながらこの場合には、図24に示すように、さらに走査線の数が増大することになる。
USP5,684,365 特開平8−234683号
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ソースフォロワ回路構成により発光素子を電流駆動するトランジスタに各種の補正回路を設けるようにしても、走査線の数の増大を防止することができるディスプレイ装置、画素回路及び画素回路の駆動方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため請求項1の発明においては、電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなる表示部を有するディスプレイ装置に適用して、画素が、発光素子と、ソースフォロワ回路構成により発光素子を駆動するトランジスタと、トランジスタのゲートソース間に設けられた信号レベル保持用のコンデンサと、トランジスタのソースを基準電圧に接続する第1の基準電圧用のスイッチ回路と、トランジスタのゲートを信号線に接続する信号線用のスイッチ回路と、前記トランジスタのゲートドレインを短絡させるトランジスタ用のスイッチ回路と、前記信号線用のスイッチ回路と前記トランジスタのゲートとの間に配置されて、前記信号線用のスイッチ回路による前記トランジスタのゲートへの前記信号線の接続を仲介するカップリング用のコンデンサと、前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続する第2の基準電圧用のスイッチ回路と、前記トランジスタへの電源の供給を停止する電源用のスイッチ回路とを有し、 記信号線用のスイッチ回路と前記第1の基準電圧用のスイッチ回路との制御を共通の制御信号により実行する
また請求項の発明においては、電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなるディスプレイ装置に適用して、画素が、発光素子と、ソースフォロワ回路構成により発光素子を駆動するトランジスタと、トランジスタのゲートソース間に設けられた信号レベル保持用のコンデンサと、トランジスタのゲートを信号線に接続して信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を信号線の信号レベルにより設定する信号線用のスイッチ回路と、信号線用のスイッチ回路の制御信号により動作して、信号線用のスイッチ回路により信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を設定する期間の間、トランジスタのソースを基準電圧に接続する第1の基準電圧用のスイッチ回路と前記信号線用のスイッチ回路と前記トランジスタのゲートとの間に配置されて、前記信号線用のスイッチ回路による前記トランジスタのゲートへの前記信号線の接続を仲介するカップリング用のコンデンサと、前記信号線用のスイッチ回路より前記信号レベル保持用のコンデンサの前記端子電圧を設定する前に、前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続する第2の基準電圧用のスイッチ回路と、前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続している期間で、前記トランジスタへの電源の供給を停止する電源用のスイッチ回路と、前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続している期間に、前記トランジスタのゲートドレインを短絡させることにより、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を前記信号線の信号レベルにより設定する前に、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を前記トランジスタのしきい値電圧に設定するトランジスタ用のスイッチ回路とを有する。
また請求項の発明においては、電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなる表示部を有するディスプレイ装置における画素回路に適用して、前記画素は、発光素子と、前記画素回路とを有し、前記画素回路は、ソースフォロワ回路構成により前記発光素子を駆動するトランジスタと、前記トランジスタのゲートソース間に設けられた信号レベル保持用のコンデンサと、前記トランジスタのソースを基準電圧に接続する第1の基準電圧用のスイッチ回路と、前記トランジスタのゲートを信号線に接続する信号線用のスイッチ回路と、前記トランジスタのゲートドレインを短絡させるトランジスタ用のスイッチ回路と、前記信号線用のスイッチ回路と前記トランジスタのゲートとの間に配置されて、前記信号線用のスイッチ回路による前記トランジスタのゲートへの前記信号線の接続を仲介するカップリング用のコンデンサと、前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続する第2の基準電圧用のスイッチ回路と、前記トランジスタへの電源の供給を停止する電源用のスイッチ回路とを有し、前記信号線用のスイッチ回路と前記第1の基準電圧用のスイッチ回路との制御を共通の制御信号により実行する。
また請求項7の発明は、電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなる表示部を有するディスプレイ装置における画素回路に適用して、前記画素は、発光素子と前記画素回路とを有し、前記画素回路は、ソースフォロワ回路構成により前記発光素子を駆動するトランジスタと、前記トランジスタのゲートソース間に設けられた信号レベル保持用のコンデンサと、記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を前記信号線の信号レベルにより設定する信号線用のスイッチ回路と、前記信号線用のスイッチ回路の制御信号により動作して、前記信号線用のスイッチ回路により前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を設定する期間に、前記トランジスタのソースを基準電圧に接続する第1の基準電圧用のスイッチ回路と、前記信号線用のスイッチ回路と前記トランジスタのゲートとの間に配置されて、前記信号線用のスイッチ回路による前記トランジスタのゲートへの前記信号線の接続を仲介するカップリング用のコンデンサと、前記信号線用のスイッチ回路より前記信号レベル保持用のコンデンサの前記端子電圧を設定する前に、前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続する第2の基準電圧用のスイッチ回路と、前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続している期間で、前記トランジスタへの電源の供給を停止する電源用のスイッチ回路と、前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続している期間に、前記トランジスタのゲートドレインを短絡させることにより、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を前記信号線の信号レベルにより設定する前に、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を前記トランジスタのしきい値電圧に設定するトランジスタ用のスイッチ回路とを有する。
また請求項の発明においては、電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなる表示部とを有するディスプレイ装置における画素回路の駆動方法に適用して、前記画素は、発光素子と、前記画素回路とを有し、前記画素回路は、ソースフォロワ回路構成により前記発光素子を駆動するトランジスタと、前記トランジスタのゲートソース間に設けられた信号レベル保持用のコンデンサと、前記トランジスタのソースを基準電圧に接続する第1の基準電圧用のスイッチ回路と、前記トランジスタのゲートを信号線に接続する信号線用のスイッチ回路と、前記トランジスタのゲートドレインを短絡させるトランジスタ用のスイッチ回路と、前記信号線用のスイッチ回路と前記トランジスタのゲートとの間に配置されて、前記信号線用のスイッチ回路による前記トランジスタのゲートへの前記信号線の接続を仲介するカップリング用のコンデンサと、前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続する第2の基準電圧用のスイッチ回路と、前記トランジスタへの電源の供給を停止する電源用のスイッチ回路とを有し、前記画素回路の駆動方法は、前記第2の基準電圧用のスイッチ回路により前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端の電位を基準電圧に設定し、前記トランジスタ用のスイッチ回路により前記トランジスタのゲートドレインを短絡させ、前記電源用のスイッチ回路により前記トランジスタへの電源の供給を停止することにより、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を、前記トランジスタのしきい値電圧に設定した後、前記信号線用のスイッチ回路と前記第1の基準電圧用のスイッチ回路との制御を共通の制御信号により実行する。
請求項1、請求項4、請求項6、請求項7、又は請求項8の構成によれば、発光素子の特性がばらつく場合にあっても、信号線の信号レベルに対応するゲートソース間電圧による駆動電流により発光素子を駆動することができる。このとき信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧の設定において、信号線用のスイッチ回路と基準電圧用のスイッチ回路との制御を共通の制御信号により実行して、信号線用のスイッチ回路による信号線のトランジスタのゲートへの接続と、第1の基準電圧用スイッチ回路による基準電圧へのトランジスタのソースへの接続とを同時に実行すれば、1つの走査線により信号線用のスイッチ回路と基準電圧用のスイッチ回路とを制御し得、その分、走査線の数を少なくすることができる。
本発明によれば、ソースフォロワ回路構成により発光素子を電流駆動するトランジスタに各種の補正回路を設けるようにしても、走査線の数の増大を防止することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図2は、図20との対比により本発明の実施例1に係るディスプレイ装置を示すブロック図である。このディスプレイ装置41において、表示部42は、電流駆動による赤色、緑色、青色の画素(PXR、PXG、PXB)43がマトリックス状に配置され、これらの画素43に対して、4本の走査線SCN、SCN2R、SCN2G、SCN2Bがライン単位で水平方向に設けられる。またこれらの走査線SCN、SCN2R、SCN2G、SCN2Bと直交するように信号線SIGが各列毎に垂直方向に設けられる。このようにして形成されてなる表示部42に対して、ディスプレイ装置41は、垂直駆動回路44により走査線SCN、SCN2R、SCN2G、SCN2Bを駆動して順次ライン単位で画素43に設けられた画素回路の動作を制御すると共に、この画素回路の制御に対応するように水平駆動回路45により信号線SIGを駆動して各画素43の階調を設定する。なおこの実施例1は、本願の参考例を示すものである。
このため垂直駆動回路44は、各画素43への書き込みをライン単位で順次指示する書き込み信号wsをライトスキャン回路(WSCN)44Aにより生成し、またこの書き込み信号wsに同期して各画素43の発光、非発光を制御するドライブスキャン信号ds2をドライブスキャン回路(DSCN2)44Cにより生成し、これら書き込み信号ws、ドライブスキャン信号ds2を走査線SCN、SCN2R、SCN2G、SCN2Bに出力して各画素43における階調の設定を制御するようになされている。またこのような制御において、ドライブスキャン信号ds2については、赤色、緑色、青色の画素43毎に生成してそれぞれ対応する画素43の走査線SCN2R、SCN2G、SCN2Bに出力し、これによりこのディスプレイ装置41では、赤色、緑色、青色の各画素43における発光、非発光の制御により、カラーバランスを調整するようになされている。
また水平駆動回路45においては、各画素43の階調を指示する階調データD1に応じて駆動信号を生成し、この駆動信号を水平セレクタ(HSEL)45Aにより各信号線SIGに振り分けて出力するようになされている。
図1は、図17との対比によりこのディスプレイ装置41に係る各画素43を示す接続図である。このディスプレイ装置41に係る画素43においては、トランジスタTR1をオン状態に設定して信号線SIGの信号レベルにより信号レベル保持用のコンデンサC2の端子電圧を設定する書き込み信号wsにより、併せてトランジスタTR3を制御し、トランジスタTR2のソースを基準電位に設定する。これによりこの実施例では、これら信号線SIGの信号レベルにより信号レベル保持用のコンデンサC2の端子電圧を設定する制御信号と、この設定のためにトランジスタTR2のソースを基準電位に設定する制御信号とを共用化するようになされ、これにより走査線の数を低減して簡易に高解像度化できるようになされている。またこのように制御信号を共用化することにより、信号線SIGの信号レベルにより信号レベル保持用のコンデンサC2の両端電圧を設定する処理と、この設定のためにトランジスタTR2のソースを基準電位に設定する処理とを同時並列的に実行するようになされている。なお画素43を構成するトランジスタTR1〜TR4は、nチャンネルMOS型のTFTであり、水平駆動回路44、垂直駆動回路45と共にガラス基板上に、アモルファスプロセスにより一体に作成されるようになされている。
すなわち図3及び図4に示すように、このディスプレイ装置41においては、トランジスタTR4によりトランジスタTR2を電源Vccに接続することにより、信号レベル保持用のコンデンサC2の端子電圧によるゲートソース間電圧VgsによりトランジスタTR2で有機EL素子12を電流駆動し(図4(A))、ドライブスキャン信号ds2によるトランジスタTR4の制御により、トランジスタTR2の電源Vccへの接続が絶たれる(図3(B)及び図4(B))。これによりトランジスタTR2においては、有機EL素子12のしきい値電圧Vthまでソース電圧Vsが徐々に低下し(図3(C))、これと連動してゲート電圧Vgも徐々に低下する(図3(D))。
このようにして電源Vccの供給を停止した状態で、対応する水平走査期間で、書き込み信号wsが立ち上げられることにより(図3(A))、ディスプレイ装置41では、トランジスタTR1がオン状態に切り換わり、信号線SIGにトランジスタTR2のゲートが接続され、またトランジスタTR3がオン状態に切り換わってトランジスタTR2のソースが基準電位(この場合、アース電位である)に接続される(図4(C))。これによりこの画素43においては、トランジスタTR2のソース電圧Vsが有機EL素子12のしきい値電圧Vthからアース電位まで立ち下がり、またトランジスタTR2のゲート電圧Vgが信号線SIGの信号レベルVinに変化し、これによりこのトランジスタTR2のゲートソースに接続されている信号レベル保持用のコンデンサC2に信号線SIGの信号レベルVinが正しく設定される。
これによりこの画素43においては、続いてトランジスタTR1、TR3をオフ状態に設定した後、トランジスタTR4によりトランジスタTR2を電源Vccに接続して、信号レベル保持用のコンデンサC2に保持された信号線SIGの信号レベルVinに対応するゲートソース間電圧Vgsにより有機EL素子12を駆動し、これにより有機EL素子12の電圧電流特性が変化した場合でも、有機EL素子12の輝度の変化を有効に回避し得、その分、走査線の数を低減して画質の劣化を防止することができる。
(2)実施例の動作
以上の構成において、このディスプレイ装置41は(図2)、垂直駆動回路44による走査線SCN、SCN2R、SCN2G、SCN2Bの駆動により順次ライン単位で表示部42の画素43が選択され、またこの画素43の選択により水平駆動回路45により駆動される信号線SIGの信号レベルが各画素43に設定される。ディスプレイ装置41は、この各画素43に設定した信号レベルにより各画素43が発光して所望の画像が表示される。
ディスプレイ装置41では、各画素43において、有機EL素子12を駆動するソースフォロワ回路構成のトランジスタTR2のゲートソース間に信号レベル保持用のコンデンサC2が設けられ、トランジスタTR3によるスイッチ回路によりこのトランジスタTR2のソースを基準電圧であるアース電位に設定し、またトランジスタTR1によるスイッチ回路によりトランジスタTR2のゲートを信号線SIGに接続することにより、このような信号線SIGの信号レベルがこの信号レベル保持用のコンデンサC2に設定される。またこのようにして設定した信号レベル保持用のコンデンサC2によるゲートソース間電圧VgsによりトランジスタTR2で有機EL素子12が電流駆動される。
これによりこのディスプレイ装置41では、有機EL素子12の特性が経時変化した場合でも、階調データD1に応じた電流駆動により有機EL素子12を駆動することができる。またnチャンネルMOS型によるTFTトランジスタを用いたソースフォロワ回路により有機EL素子12をアノード側より電流駆動することができる。
このようにして信号レベル保持用のコンデンサC2に信号線SIGの信号レベルを設定する際に、このディスプレイ装置41では、トランジスタTR2のソースの基準電位へのトランジスタTR4による接続と、トランジスタTR2のゲートの信号線SIGへのトランジスタTR1による接続とが、トランジスタTR1、TR4を共通の制御信号により制御して同時に実行され、これにより走査線の増大を防止して、確実に有機EL素子12の経時変化により画質の劣化が防止される。
またこのようにして信号レベル保持用のコンデンサC2の端子電圧を信号線SIGの信号レベルVinにより設定する場合には、トランジスタTR4によりトランジスタTR2への電源Vccの供給が停止され、これによりこのように信号レベル保持用のコンデンサC2の端子電圧を信号線SIGの信号レベルVinにより設定する期間の間、トランジスタTR2による電流消費を防止し得、その分、消費電力を低減することができる。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、ソースフォロワ回路構成により発光素子を電流駆動するトランジスタに対して、このトランジスタのゲートソース間に設けられた信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を設定してこの発光素子の階調を設定するようにして、この階調設定の際にこのコンデンサのソース側端を基準電圧に接続するスイッチ回路と、このコンデンサを信号線に接続するスイッチ回路とを同一の制御信号により制御することにより、ソースフォロワ回路構成により発光素子を電流駆動するトランジスタに各種の補正回路を設けるようにしても、走査線の数の増大を防止することができる。これにより簡易に高解像度化することができ、さらには垂直駆動回路等の構成を簡略化し、その分、全体構成を簡略化し、さらにはいわゆる狭額縁化することができる。
またこのときトランジスタへの電源の供給を停止する電源用のスイッチ回路により、トランジスタへの電源の供給を停止した後、信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を設定することにより、発光素子を駆動していない期間の間の無駄な電力消費を防止して消費電力を低減することができる。
またトランジスタ、基準電圧用のスイッチ回路、信号線用のスイッチ回路をnチャンネルMOS型のトランジスタにより形成することにより、ガラス基板上に一体に形成することができる。
図5は、図22との対比により本発明の実施例2に係るディスプレイ装置を示すブロック図である。このディスプレイ装置51において、表示部52は、有機EL素子による赤色、緑色、青色の画素(PXR、PXG、PXB)53がマトリックス状に配置され、これらの画素53に対して、5本の走査線SCN、SCN2R、SCN2G、SCN2B、SCN3がライン単位で水平方向に設けられる。またこれらの走査線SCN、SCN2R、SCN2G、SCN2B、SCN3と直交するように信号線SIGが各列毎に垂直方向に設けられる。このようにして形成されてなる表示部42に対して、ディスプレイ装置41は、垂直駆動回路54により走査線SCN、SCN2R、SCN2G、SCN2B、SCN3を駆動して順次ライン単位で画素53に設けられた画素回路の動作を制御すると共に、この画素回路の制御に対応するように水平駆動回路55により信号線SIGを駆動して各画素53の階調を設定するようになされている。
このため垂直駆動回路54は、各画素53への書き込みをライン単位で順次指示する書き込み信号wsをライトスキャン回路(WSCN)54Aにより生成し、またこの書き込み信号wsに同期して各画素53の発光、非発光を制御するドライブスキャン信号ds2、EL素子のしきい値電圧Vthの補正を指示する制御信号azをそれぞれドライブスキャン回路(DSCN2)54C、オートゼロ回路(ZERO)54Dにより生成し、これら書き込み信号ws、ドライブスキャン信号ds2、制御信号azを走査線SCN、SCN2R、SCN2G、SCN2B、SCN3に出力して各画素53における階調の設定を制御するようになされている。またこのような制御において、ドライブスキャン信号ds2については、赤色、緑色、青色の画素53毎に生成してそれぞれ対応する画素53の走査線SCN2R、SCN2G、SCN2Bに出力し、これによりこのディスプレイ装置51では、赤色、緑色、青色の各画素53における発光、非発光の制御により、カラーバランスを調整するようになされている。また水平駆動回路55においては、各画素53の階調を指示する階調データD1に応じて駆動信号を生成し、この駆動信号を水平セレクタ(HSEL)55Aにより各信号線SIGに振り分けて出力するようになされている。
図6は、図21との対比によりこのディスプレイ装置51に係る各画素53を示す接続図である。このディスプレイ装置51に係る画素53においては、実施例1について上述した画素回路43の構成に、図21について上述したトランジスタTR2のしきい値電圧を補正する構成が付加される。すなわち画素53においては、実施例1について上述した画素43の構成に加えて、トランジスタTR2のゲートドレインを短絡させてこのトランジスタTR2をダイオード接続とするトランジスタTR5によるスイッチ回路が設けられる。また信号線用のトランジスタTR1によるスイッチ回路とトランジスタTR2のゲートとの間にカップリング用のコンデンサCs1が設けられ、このカップリング用のコンデンサCs1を介して信号線SIGの電圧Vinにより信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子電圧が設定される。またこのコンデンサCs1のトランジスタTR1側端にトランジスタTR6が設けられ、このトランジスタTR6によりこのコンデンサCs1の信号線側端を所定の基準電圧に接続する第2の基準電圧用のスイッチ回路が形成される。なおこのコンデンサCs1に係る基準電圧においても、アース電位が適用される。
これによりこの実施例においても、トランジスタTR2のソース電位をアース電位に設定するトランジスタTR3と、信号線SIGの信号レベルVinにより信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子電圧を設定するトランジスタTR1とを、書き込み信号wsにより制御し、その分、走査線の本数を低減するようになされている。
しかして図7及び図8に示すように、これによりこのディスプレイ装置51においては、信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子電圧によるゲートソース間電圧VgsによりトランジスタTR2で有機EL素子12を電流駆動して所望の階調により画素54が発光し(図7(C)〜(E)及び図8(A))、この信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子電圧を信号線SIGの信号レベルで設定する直前の所定のタイミングで、制御信号azの立ち上げによりトランジスタTR5及びTR6をオン状態に設定する(図7(B)〜(E)及び図8(B))。これによりトランジスタTR2がダイオード接続に切り換えられ、またカップリング用コンデンサCs1の信号線側端が基準電圧に設定される。
その後、このディスプレイ装置51においては、ドライブスキャン信号ds2によりトランジスタTR4をオフ状態に設定してトランジスタTR2への電源の供給を停止する(図7(C)及び図8(C))。これによりトランジスタTR2においては、一時的に上昇したゲート電圧Vgが徐々に低下し、またソース電圧Vsにおいても徐々に低下し、有機EL素子12がしきい値電圧により放電を停止すると、ソース電圧Vsにおいては、この有機EL素子12のしきい値電圧により電圧の低下が停止し、ゲート電圧Vgにおいては、このソース電圧Vsに対してトランジスタTR2のしきい値電圧Vthの分だけ電位差を保って電圧の低下が停止する。これによりこのディスプレイ装置51においては、信号レベル保持用のコンデンサCs2にトランジスタTR2のしきい値電圧Vthが設定される。
これによりディスプレイ装置51では、制御信号azを立ち下げてトランジスタTR5、TR6を元の状態に戻した後、書き込み信号wsの立ち上げにより、トランジスタTR2のソースを基準電位に保持すると同時に、コンデンサCs1を介して信号レベル保持用のコンデンサCs2の端子電圧を信号線SIGの信号レベルVinにより設定し、これによりトランジスタTR2のしきい値電圧Vthにより信号線SIGの信号レベルVinが補正されて信号レベル保持用のコンデンサCs2に設定される(図7(A)及び図8(D))。これによりこのディスプレイ装置51では、この信号レベル保持用のコンデンサCs2に設定された電圧によりトランジスタTR2で有機EL素子12を電流駆動して(図8(E))、有機EL素子12による経時変化、トランジスタTR2のしきい値電圧のばらつきによる画質劣化が有効に回避される。
なおこの実施例においても、このような信号レベル保持用のコンデンサCs2の電圧設定に対応するように、水平駆動回路55で駆動信号が生成され、また垂直駆動回路54により各種駆動信号が生成されるようになされている。またトランジスタTR1〜TR6は、nチャンネルMOS型のTFTにより形成され、水平駆動回路54、垂直駆動回路55と共にガラス基板上に、アモルファスプロセスにより一体に作成されるようになされている。
この実施例によれば、トランジスタのしきい値電圧のばらつきを補正する機構を設ける場合にあっても、このトランジスタのゲートソース間に設けられた信号保持用のコンデンサを信号線に接続するスイッチ回路と、このコンデンサのソース側端を基準電圧に接続するスイッチ回路とを同一の制御信号により制御することにより、走査線の数の増大を防止することができる。
図9は、図1との対比により本発明の実施例3に係るディスプレイ装置を示すブロック図である。このディスプレイ装置61は、発光、非発光を制御するドライブスキャン信号ds2が赤色、緑色、青色の画素(PXR、PXG、PXB)63で共用化され、その分、走査線の数が低減される。またこれに対応して、図10に示すように、赤色、緑色、青色の画素63において、これら赤色、緑色、青色の画素が発光して所望するカラーバランスを確保できるように、それぞれ有機EL素子12を電流駆動するトランジスタTR2の大きさがカラーバランスに対応する比率により設定される。
このディスプレイ装置61は、このドライブスキャン信号ds2の共用化に係る構成を除いて、実施例1に係るディスプレイ装置41と同一に構成され、これにより一段と走査線の数を少なくして、簡易に高解像度化できるようになされている。
図11は、図5との対比により本発明の実施例4に係るディスプレイ装置を示すブロック図である。このディスプレイ装置71は、発光、非発光を制御するドライブスキャン信号ds2が赤色、緑色、青色の画素(PXR、PXG、PXB)73で共用化され、その分、走査線の数が低減される。またこれに対応して、図12に示すように、赤色、緑色、青色の画素73において、これら赤色、緑色、青色の画素が発光して所望するカラーバランスを確保できるように、それぞれ有機EL素子12を電流駆動するトランジスタTR2の大きさがカラーバランスに対応する比率により設定される。
このディスプレイ装置71は、このドライブスキャン信号ds2の共用化に係る構成を除いて、実施例2に係るディスプレイ装置51と同一に構成され、これにより一段と走査線の数を少なくして、簡易に高解像度化できるようになされている。
なお上述の実施例においては、非発光の期間のほぼ全ての期間でトランジスタTR4によりトランジスタTR2への電源の供給を停止する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この期間における消費電力を実用上無視できる場合には、必要に応じてこのトランジスタTR4による制御を省略するようにして全体構成を一段と簡略化するようにしてもよい。
また上述の実施例においては、アモルファスシリコンのプロセスを適用してEL素子と画素回路とをガラス基板上に一体に形成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ポリシリコンによりトランジスタを作成する場合、さらには表示部と別体にシリコン基板により駆動回路と作成して表示部と接続、一体化する場合等にも広く適用することができる。
また上述の実施例においては、有機EL素子による発光素子を電流駆動する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、電流駆動に係る種々の発光素子によるディスプレイ装置に広く適用することができる。
本発明は、ディスプレイ装置及びディスプレイ装置の駆動方法に関し、例えば有機EL表示装置等の電流駆動による自発光の表示装置に適用することができる。
本発明の実施例1に係るディスプレイ装置の画素回路を周辺構成と共に示す接続図である。 図1の画素回路によるディスプレイ装置を示すブロック図である。 図1の画素回路の動作の説明に供するタイムチャートである。 図3のタイムチャートの説明に供する接続図である。 本発明の実施例2に係るディスプレイ装置を示すブロック図である。 図5のディスプレイ装置の画素回路を周辺構成と共に示す接続図である。 図6の画素回路の動作の説明に供するタイムチャートである。 図7のタイムチャートの説明に供する接続図である。 本発明の実施例3に係るディスプレイ装置を示すブロック図である。 図9のディスプレイ装置の画素回路を周辺構成と共に示す接続図である。 本発明の実施例4に係るディスプレイ装置を示すブロック図である。 図11のディスプレイ装置の画素回路を周辺構成と共に示す接続図である。 ディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。 図13のディスプレイ装置の画素回路を周辺構成と共に示す接続図である。 有機EL素子の特性を示す特性曲線図である。 有機EL素子の動作点の変化の説明に供する特性曲線図である。 ソースフォロワ回路構成による画素回路を周辺構成と共に示す接続図である。 図17の画素回路の動作の説明に供するタイムチャートである。 図18のタイムチャートの説明に供する接続図である。 図17の画素回路によるディスプレイ装置を示すブロック図である。 しきい値電圧の補正に係る画素回路を周辺構成と共に示す接続図である。 図21の画素回路の動作の説明に供するタイムチャートである。 図22のタイムチャートの説明に供する接続図である。 図21の画素回路によるディスプレイ装置を示すブロック図である。
符号の説明
1、11、21、31、41、51、61、71……ディスプレイ装置、2、22、32、42、52、62、72……表示部、3、23、33、43、53、63、73……画素、4、24、34、44、54、64、74……垂直駆動回路、4A、24A、34A、44A、54A、64A、74A……ライトスキャン回路、5、25、35、45、55、65、75……水平駆動回路、12……有機EL素子、24B、24C、34B、34C、44B、44C、54C、64C、74C……ドライブスキャン回路、34D、54D、74D……オートゼロ回路、C1、C2、Cs1、Cs2……コンデンサ、TR1〜TR6……トランジスタ

Claims (8)

  1. 電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなる表示部を有するディスプレイ装置において、
    前記画素が、
    発光素子と、
    ソースフォロワ回路構成により前記発光素子を駆動するトランジスタと、
    前記トランジスタのゲートソース間に設けられた信号レベル保持用のコンデンサと、
    前記トランジスタのソースを基準電圧に接続する第1の基準電圧用のスイッチ回路と、
    前記トランジスタのゲートを信号線に接続する信号線用のスイッチ回路と、
    前記トランジスタのゲートドレインを短絡させるトランジスタ用のスイッチ回路と、
    前記信号線用のスイッチ回路と前記トランジスタのゲートとの間に配置されて、前記信号線用のスイッチ回路による前記トランジスタのゲートへの前記信号線の接続を仲介するカップリング用のコンデンサと、
    前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続する第2の基準電圧用のスイッチ回路と、
    前記トランジスタへの電源の供給を停止する電源用のスイッチ回路とを有し、
    記信号線用のスイッチ回路と前記第1の基準電圧用のスイッチ回路との制御を共通の制御信号により実行する
    ィスプレイ装置。
  2. 前記画素は、
    前記第2の基準電圧用のスイッチ回路により前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端の電位を基準電に設定し、
    前記トランジスタ用のスイッチ回路により前記トランジスタのゲートドレインを短絡させ、
    前記電源用のスイッチ回路により前記トランジスタへの電源の供給を停止することにより、
    前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を、前記トランジスタのしきい値電圧に設定す
    求項1に記載のディスプレイ装置。
  3. 前記トランジスタ、前記第1の基準電圧用のスイッチ回路、前記信号線用のスイッチ回路、前記第2の基準電圧用のスイッチ回路、前記トランジスタ用のスイッチ回路、前記電源用のスイッチ回路がnチャンネルMOS型のトランジスタにより形成され
    求項1又は請求項2に記載のディスプレイ装置。
  4. 電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなるディスプレイ装置において、
    前記画素が、
    発光素子と、
    ソースフォロワ回路構成により前記発光素子を駆動するトランジスタと、
    前記トランジスタのゲートソース間に設けられた信号レベル保持用のコンデンサと、
    記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を前記信号線の信号レベルにより設定する信号線用のスイッチ回路と、
    前記信号線用のスイッチ回路の制御信号により動作して、前記信号線用のスイッチ回路により前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を設定する期間、前記トランジスタのソースを基準電圧に接続する第1の基準電圧用のスイッチ回路と、
    前記信号線用のスイッチ回路と前記トランジスタのゲートとの間に配置されて、前記信号線用のスイッチ回路による前記トランジスタのゲートへの前記信号線の接続を仲介するカップリング用のコンデンサと、
    前記信号線用のスイッチ回路より前記信号レベル保持用のコンデンサの前記端子電圧を設定する前に、前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続する第2の基準電圧用のスイッチ回路と、
    前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続している期間で、前記トランジスタへの電源の供給を停止する電源用のスイッチ回路と、
    前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続している期間に、前記トランジスタのゲートドレインを短絡させることにより、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を前記信号線の信号レベルにより設定する前に、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を前記トランジスタのしきい値電圧に設定するトランジスタ用のスイッチ回路とを有する
    ィスプレイ装置。
  5. 前記発光素子が、
    有機ELである
    請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4に記載のディスプレイ装置。
  6. 電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなる表示部を有するディスプレイ装置における画素回路において、
    前記画素は、
    発光素子と、前記画素回路とを有し、
    前記画素回路は、
    ソースフォロワ回路構成により前記発光素子を駆動するトランジスタと、
    前記トランジスタのゲートソース間に設けられた信号レベル保持用のコンデンサと、
    前記トランジスタのソースを基準電圧に接続する第1の基準電圧用のスイッチ回路と、
    前記トランジスタのゲートを信号線に接続する信号線用のスイッチ回路と、
    前記トランジスタのゲートドレインを短絡させるトランジスタ用のスイッチ回路と、
    前記信号線用のスイッチ回路と前記トランジスタのゲートとの間に配置されて、前記信号線用のスイッチ回路による前記トランジスタのゲートへの前記信号線の接続を仲介するカップリング用のコンデンサと、
    前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続する第2の基準電圧用のスイッチ回路と、
    前記トランジスタへの電源の供給を停止する電源用のスイッチ回路とを有し、
    前記信号線用のスイッチ回路と前記第1の基準電圧用のスイッチ回路との制御を共通の制御信号により実行する
    画素回路。
  7. 電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなる表示部を有するディスプレイ装置における画素回路において、
    前記画素は、
    発光素子と前記画素回路とを有し、
    前記画素回路は、
    ソースフォロワ回路構成により前記発光素子を駆動するトランジスタと、
    前記トランジスタのゲートソース間に設けられた信号レベル保持用のコンデンサと、
    前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を前記信号線の信号レベルにより設定する信号線用のスイッチ回路と、
    前記信号線用のスイッチ回路の制御信号により動作して、前記信号線用のスイッチ回路により前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を設定する期間に、前記トランジスタのソースを基準電圧に接続する第1の基準電圧用のスイッチ回路と、
    前記信号線用のスイッチ回路と前記トランジスタのゲートとの間に配置されて、前記信号線用のスイッチ回路による前記トランジスタのゲートへの前記信号線の接続を仲介するカップリング用のコンデンサと、
    前記信号線用のスイッチ回路より前記信号レベル保持用のコンデンサの前記端子電圧を設定する前に、前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続する第2の基準電圧用のスイッチ回路と、
    前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続している期間で、前記トランジスタへの電源の供給を停止する電源用のスイッチ回路と、
    前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続している期間に、前記トランジスタのゲートドレインを短絡させることにより、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を前記信号線の信号レベルにより設定する前に、前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を前記トランジスタのしきい値電圧に設定するトランジスタ用のスイッチ回路とを有する
    画素回路。
  8. 電流駆動による画素をマトリックス状に配置してなる表示部とを有するディスプレイ装置における画素回路の駆動方法において、
    前記画素は、
    発光素子と、前記画素回路とを有し、
    前記画素回路は、
    ソースフォロワ回路構成により前記発光素子を駆動するトランジスタと、
    前記トランジスタのゲートソース間に設けられた信号レベル保持用のコンデンサと、
    前記トランジスタのソースを基準電圧に接続する第1の基準電圧用のスイッチ回路と、
    前記トランジスタのゲートを信号線に接続する信号線用のスイッチ回路と、
    前記トランジスタのゲートドレインを短絡させるトランジスタ用のスイッチ回路と、
    前記信号線用のスイッチ回路と前記トランジスタのゲートとの間に配置されて、前記信号線用のスイッチ回路による前記トランジスタのゲートへの前記信号線の接続を仲介するカップリング用のコンデンサと、
    前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端を所定の基準電圧に接続する第2の基準電圧用のスイッチ回路と、
    前記トランジスタへの電源の供給を停止する電源用のスイッチ回路とを有し、
    前記画素回路の駆動方法は、
    前記第2の基準電圧用のスイッチ回路により前記カップリング用のコンデンサの前記信号線用のスイッチ回路側端の電位を基準電圧に設定し、
    前記トランジスタ用のスイッチ回路により前記トランジスタのゲートドレインを短絡させ、
    前記電源用のスイッチ回路により前記トランジスタへの電源の供給を停止することにより、
    前記信号レベル保持用のコンデンサの端子電圧を、前記トランジスタのしきい値電圧に設定した後、
    前記信号線用のスイッチ回路と前記第1の基準電圧用のスイッチ回路との制御を共通の制御信号により実行する
    画素回路の駆動方法。
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