JP4558963B2 - 問診マッサージ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は問診マッサージ装置に関する。さらに詳しくは、たとえばいす、ベッド、足置き台等における使用者(被施療者)の身体との接面に、被施療者の身体に機械的刺激を与えるための可動のマッサージ具を備え、当該被施療者に対して問診を行うことができる問診マッサージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、よく知られているマッサージ装置は、たとえばいす型のものであり、被施療者が座る座面内部および背もたれ部の内部に揉み玉(施療子ともいう)および制御装置が内蔵されており、制御装置によって施療子に揉み動作、叩き動作、ローリング動作および上下移動等を行わせるものである。このマッサージ装置では、被施療者が、たとえばリモートコントロールの操作器上の任意のスイッチを操作することにより、施療子に好みの動作を行わしめる。かかるマッサージ装置を使用する場合、一般に被施療者は自分の身体のうち疲労等を感じている個所に対してマッサージ動作を施す。また、その個所に対して揉みや叩き等の好みのマッサージ動作を行わしめる。
【0003】
さらに、制御装置に上記各種類のマッサージ動作の組合せや身体上のマッサージコースをプログラムしておき、自動的に、または、被施療者が操作器上で好みのマッサージおよびコースを選択することができるものもある。コースとは、たとえば施療子が身体の上半身の所定の経路を移動するコース(上半身コース)、肩のみをマッサージするコース(肩コース)、腰回りを重点的にマッサージするコース(腰コース)等である。
【0004】
また、特開2000−70318号公報に開示されたマッサージ装置は、被施療者に対する問診機能を備えたものである。すなわち、所定の質問事項を表示画面や音声によって出力し、被施療者がこれらの質問に対する回答を表示画面上で入力し、または、音声で入力することによって問診を行う。そして、この問診結果から被施療者の体調を判定し、この体調に適したマッサージの種類やコースを実行するものである。問診内容は、生理痛の有無、頭痛の有無、目の疲れの有無、腰痛の有無、冷え性か否か、むくみがあるか否か、胃痛があるか否か、脇腹痛があるか否か、下腹痛があるか否か、便秘をしているか否か等である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
マッサージ装置は東洋医学に基づいた家庭用治療器である。そして、その効能、効果として首のこり、肩こり、腰痛等の緩和等が認められている。しかしながら、被施療者は東洋医学の知識を有した上でマッサージ機を使用しているとは限らない。したがって、被施療者自らが選択したコースやマッサージでは必ずしも被施療者の疲労を効果的に除去、緩和しえるとは言えない。
【0006】
また、問診機能を備えた上記マッサージ装置であっても東洋医学の知識に沿ったマッサージを提供するものではない。すなわち、被施療者の身体の経絡や経穴(いわゆる「つぼ」)を把握した上でのマッサージではなく、しかも前述の問診内容では必ずしも適切なマッサージやコースが選択できるとは言えない。
【0007】
今後は超高齢化社会の到来により、一層マッサージ装置の施療装置としての使用頻度が増加する。それに伴って一層効果的で適切なマッサージを実行することのできるマッサージ装置が望まれるようになる。
【0008】
本発明はこれらの課題を解決するためになされたものであり、東洋医学に基づいて問診をより一層効果的且つ適切に行い、たとえば、施療対象としてのいわゆる経穴を把握することにより、被施療者にとって適切なマッサージを施すことができる問診マッサージ装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のマッサージ装置は、使用者の身体に機械的刺激を与えるマッサージ機構と、該マッサージ機構を、上記身体における東洋医学上の経絡に沿って移動させる移動手段と、移動するマッサージ機構による刺激と同時に、または該刺激に遅れて該刺激に対応した問診を行う刺激問診手段と、該刺激問診結果に基づいてマッサージの内容を選定する選定手段と、上記マッサージ機構を上記経絡上における東洋医学上の経穴を含むその近傍に停止させて刺激を与えるように、マッサージ機構および移動手段を制御する制御手段とを備え、上記刺激問診手段は、経穴の刺激に対応する質問事項を出力する出力手段と、該質問事項に対する使用者の回答を入力する入力手段と、該使用者回答を記憶する記憶手段とを有し、前記回答に応じて、同じ経穴に対してより強い刺激またはより弱い刺激を与えるよう構成されている。
【0010】
かかるマッサージ装置によれば、使用者(被施療者)の身体の経絡に沿って刺激を与えつつ移動させ、同時にこの刺激に関して問診を行うことができる。したがって、経絡上に存在する経穴を刺激し、そのときの被施療者の反応に基づいて被施療者の体調等を判定し、これに基づいてマッサージの内容(マッサージする部位やマッサージの種類)を選定することができる。その結果、被施療者の体調を適切に把握し、この体調に好適な内容のマッサージを提供するのでマッサージ効果を大幅に向上させることができる。
【0011】
東洋医学上の理論体系を簡単に言うと、疲労によって内臓などが異常状態になると、この異常信号は経絡と呼ばれる神経回路を通って脳シナプスへ伝達される。脳シナプスから経絡を通り、今度は経穴に圧痛点や皮膚抵抗の低下等の異常反応として現れるという説明である。経穴は神経回路の集合した部位と考えられている。上記内臓異常等が経穴に異常として現れることを東洋医学では体性内臓反射と呼んでいる。
【0012】
そして、上記マッサージ機構を上記経絡上における東洋医学上の経穴を含むその近傍に停止させて刺激を与えるように、マッサージ機構および移動手段を制御する制御手段を備えているので、迅速且つ容易に経穴を刺激することができる。したがって、前述のように、経穴に圧痛点や皮膚抵抗の低下等の異常反応として現れる内臓などの異常状態が早期に判明し、この現象によって問診の効果およびこの問診に基づいたマッサージの効果が向上する。
【0013】
また、上記刺激問診手段が、経穴の刺激に対応する質問事項を出力する出力手段と、この質問事項に対する使用者の回答を入力する入力手段と、この使用者の回答を記憶する記憶手段とを有しており、上記選定手段が、複数の回答項目と対応する複数のマッサージ内容を記録した記録手段を有し、使用者の回答と記録手段の記録内容との比較演算によってマッサージの内容を選定するように構成されてなるマッサージ装置にあっては、問診結果が迅速に得られ、およびこの問診結果から適正なマッサージ内容が迅速に決定されるので好ましい。
【0014】
本発明の他のマッサージ装置は、使用者の身体に機械的刺激を与えるマッサージ機構と、該マッサージ機構を、上記身体における東洋医学上の経絡に沿って移動させる移動手段と、上記マッサージ機構が少なくとも上記経絡上の東洋医学でいう経穴を含むその近傍を刺激するように制御する制御手段と、該刺激と同時に、または該刺激に遅れて該刺激に対応した問診を行う刺激問診手段と、該刺激問診結果に基づいて使用者にその体調情報を提供する判定手段とを備え、上記刺激問診手段は、経穴の刺激に対応する質問事項を出力する出力手段と、該質問事項に対する使用者の回答を入力する入力手段と、該使用者回答を記憶する記憶手段とを有し、前記回答に応じて、同じ経穴に対してより強い刺激またはより弱い刺激を与えるよう構成されている。
【0015】
かかるマッサージ装置によれば、前述と同様に、経穴に現れる圧痛点や皮膚抵抗の低下等の異常反応から内臓などの異常状態が早期に判明し、被施療者がこの体調情報を得ることができるので好ましい。この体調情報に、内臓などの異常状態への対処療法等を含めておいてもよい。
【0016】
上記体調情報の提供は、合成音声によって行ってもよく、また、音声に代えてたとえばディスプレイ等において視認し得るように表示する構成としてもよい。なお、経穴を含むその近傍としたのは後述のとおり、身体への一時の刺激範囲も一つの経穴の大きさもピンポイントではなく相当の面積を持っているためである。そして、上記刺激問診手段による問診に先立って、前記マッサージ機構によって治療するための刺激点を特定する問診を行う初期問診手段を更に備え、上記判定手段は、該初期問診手段の結果、および該刺激問診手段の結果から使用者の体調を特定するマッサージ装置にあっては、東洋医学の理論に基づいて推論した疲労度合い、ストレス度合い、内臓の異常状態等(体調等)の結果が特定されるので好ましい。
【0017】
如上のマッサージ装置において、制御手段が、使用者の肩位置検出手段と、この肩位置を原点として各経穴位置までの距離を記憶した記憶手段とを有してなるものにあっては、被施療者の経穴を的確に刺激することができるので好ましい。
人によって各経穴の位置は大きく異なることはないため、たとえば、平均的体格の人の経穴位置を肩位置からの距離として記憶しておけばよい。また、一般的にマッサージ機構によって一時に被施療者の身体に刺激を与える範囲がピンポイントではなく相当の面積を持っており、一方、一つの経穴も3cmぐらいの範囲を持っているため、上記平均的体格の人の情報を記憶しておけば経穴に刺激を与えることは容易である。また、たとえば被施療者の身長体重によって大柄、中柄、小柄というように三種類の経穴位置情報を記憶しておき、被施療者に選択させてもよい。
【0018】
本発明の問診マッサージシステムは、前述の、マッサージの内容を選定する選定手段を有する問診マッサージ装置と、この問診マッサージ装置に配設されたクライアント端末と、この端末とネットワークを介して接続されたサーバーとを備えており、上記端末が、問診結果を上記サーバーに送信するとともにサーバーからの分析判断結果を受信する第一送受信手段を有しており、上記サーバーが、端末から問診結果を受信するとともに分析判断結果を端末に送信する第二送受信手段および問診結果を分析し且つ体調を判断するための分析判断手段を有しており、上記分析判断結果に基づいて上記選定手段がマッサージの内容を選定するように構成されている。
【0019】
かかるマッサージシステムによれば、問診マッサージ装置内に問診にかかる質問事項や回答に基づいて被施療者の体調等を分析する手段を備える必要がないので問診マッサージ装置自体が安価に製造される。また、サーバーを大型化することも可能であるため、高速演算や収容データを大幅に増加することが可能となり、幅広いアドバイスを端末に送ることができる。しかも、複数台(多数台)の問診マッサージ装置を一台(特定少数台)のサーバーにネットワークを介して接続することも可能である。したがって、問診マッサージ装置およびサーバーそれぞれの設置場所の自由度が大幅に拡大することになり、多種の利用形態に対応することが可能となる。
【0020】
本発明の他の問診マッサージシステムは、前述の、体調情報を有する問診マッサージ装置と、この問診マッサージ装置に配設されたクライアント端末と、この端末とネットワークを介して接続されたサーバーとを備えており、上記端末が、問診結果を上記サーバーに送信するとともにサーバーからの分析判断結果を受信する第一送受信手段を有しており、上記サーバーが、端末から問診結果を受信するとともに分析判断結果を端末に送信する第二送受信手段および問診結果を分析し且つ体調を判断するための分析判断手段を有しており、上記判定手段が上記分析判断結果に基づいて体調に関する情報を提供するように構成されている。
【0021】
かかるマッサージシステムによれば、前述のマッサージシステムと同様に、問診マッサージ装置自体が安価に製造され、また、サーバーを大型化することも可能である。また、複数台(多数台)の問診マッサージ装置を一台(特定少数台)のサーバーにネットワークを介して接続することも可能である。
【0022】
上記体調に関する情報の提供は、合成音声によって行ってもよく、また、音声に代えてたとえばディスプレイ等において視認し得るように表示する構成としてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ本発明の問診マッサージ装置の実施形態を説明する。
【0024】
図1は本発明の問診マッサージ装置の一実施形態を示す斜視図である。この問診マッサージ装置(以下、単にマッサージ装置という)1はいす型を呈しており、その背もたれ部2が座面部3に対して手動または電動によって前後に傾倒する(リクライニング)ことができるようにされている。背もたれ部2および座面部3にはそれぞれマッサージ機構4、5が配設されている。背もたれ部2のマッサージ機構4は、背もたれ面に沿って昇降可能な昇降台6に取り付けられている。
この昇降台6はモータ7とネジ送り機構8によって昇降させられる。昇降台6が昇降することにより、マッサージ機構4が被施療者の腰から背中、肩、首を通って頭まで施療しつつ上昇、またはその逆方向に下降することになる。
【0025】
マッサージ機構4は被施療者の身体に機械的刺激を与える一対の施療子9とこの施療子9を変位駆動するためのモータ10、11とを有している。施療子9は、V字状のアーム9aの先端それぞれ二個の揉み玉9bが取り付けられたものである。一方のモータ10は施療子9を使用者の身体に向けて比較的速い速度で進退させるための叩きモータであり、他方のモータ11はV字状のアーム9aをたとえばすりこぎ状に揺動するように変位させるための揉みモータである。このマッサージ機構4によれば、揉み動作と叩き動作とが独立の駆動系によって実行され、また、両動作が合成されて実行される。もちろん、各動作を独立して行うことも可能である。このマッサージ機構4に関しては本出願人の出願による特願平11−165386号に詳しく説明されている。図1において符号12で示すのは昇降台6の昇降を案内するガイドローラである。
【0026】
座面部3のマッサージ機構5は被施療者の身体に対して振動を与えるものであり、バイブレーションモータから構成されている。このバイブレーションモータ5はモータの出力軸に偏心した質量が取り付けられたものであり、その回転によってモータ自身が振動するものである。
【0027】
また、図2〜4に示すように、上記マッサージ機構4には着座した被施療者の形の位置を検出するための肩位置センサ13が配設されている。この肩位置センサ13は、マッサージ機構4の上下ストロークの原点、たとえば上下ストロークの上端位置、からマッサージ機構4を移動させて被施療者の肩の位置を検出するものである。肩位置の特定は昇降用モータ7の出力軸の回転を検出する回転センサ(図示しない)によって行う。つまり、上記原点から肩位置までのモータ7の回転数(累積回転角)によって特定する。そして、原点から肩位置までの距離が後述するメモリ24に記憶される。上記昇降用モータ7としては直流モータを選択するのが好ましい。直流モータは印加される電圧を変えることによって任意の速度を得ることができるので、停止位置の手前で速度を低下させるような制御によってマッサージ機構4の位置制御が容易となるからである。
【0028】
図示のごとく肩位置センサ13は、上記V字状のアーム9aを揺動自在に枢支する枢支体14に取り付けられている。この枢支体14は図3に示すように左右一対に形成されており、両枢支体の間にアーム9aが貫入した上でピン15によって枢支されている。そして、両枢支体14を左右に貫通する貫通孔16が形成されている。一方の枢支体14aの貫通孔16aには発光素子17が配設され、他方の枢支体14bの貫通孔16bには発光素子17からの光線を受光するための受光素子18が配設されている。しかし、アーム9aの揺動位置によっては発光素子17からの光線がアーム9aによって遮られて受光素子がこの光線を検出することができない。図2中に実線で示すのがアーム9aによって光線が遮られている状態であり、二点鎖線で示すのが受光素子18が光線を検出し得る状態である。かかる構成によってアーム9aの揺動を検出し、その結果、被施療者の肩位置が検出されるというものである。
【0029】
図4に示すように、マッサージ装置1に着座した被施療者に当接させてその背中に沿って施療子9を昇降させる。このとき、すなわち施療子9がC位置にあるときにはアーム9aは発光素子17の光線を遮ってはいない(図2の二点鎖線の状態)。そして、図示のごとく施療子9の上方の揉み玉9bが被施療者の首か肩に達すると(D位置)、アーム9aが矢印E方向に揺動する。そうするとアーム9aは発光素子17の光線を遮り(図2の実線の状態)、肩位置センサ13がアーム9aの所定範囲の揺動を検出し、その結果、施療子9が被施療者の肩に至ったことが検知される。
【0030】
図1に示すようにアーム9aは左右それぞれに設けられているが、この肩位置センサ13も両アームに対応するように左右に一対設けられている。かかる構成により、たとえば両肩位置センサ13によって検出された値等について、その平均値を採用することによってより正確な揺動を検出することが可能となる。
【0031】
本マッサージ装置1には図5に示す制御装置21が内蔵されている。この制御装置21は、マッサージ機構5の動作を制御し、音声入力および音声出力によって被施療者に問診を行い、問診結果に基づいて被施療者の体調を判断し、この体調に応じたマッサージ内容を選定し、選定されたマッサージコースに従ってマッサージ機構5に指示するためのものである。この制御装置21にはマイクロホンおよび音声認識回路からなる入力手段22、スピーカおよび音声合成回路からなる出力手段23、問診プログラムと問診結果を分析して体調等を判断する分析判断プログラムとマッサージ動作プログラム等とを格納したメモリ24、および、これらのプログラムを実行するCPU25を備えている。問診プログラムは、たとえば、各経穴に対応した質問事項を格納したデータベースD1からマッサージ機構4が到着した経穴に対応する質問を選択するものである。分析判断プログラムは、後述する初期問診の結果および刺激問診の結果から、東洋医学の理論に基づいて推論した疲労度合い、ストレス度合い、内臓の異常状態等(体調等)の結果を特定するものである。
【0032】
具体的には、初期問診結果および刺激問診結果の組合せに基づいて、上記疲労度合い、ストレス度合い、内臓の異常状態等の内容を格納したデータベースD2から結果を選択する。現在ではいわゆるエキスパートシステムを用いるのが好ましい。このデータベースD2には、上記体調に対応した適切なアドバイス事項を合わせて格納しておいてもよい。このアドバイス事項とは、たとえば、「毎日軽い運動を行ってください」、「過激な運動を控えて休息してください」、「好きな音楽を聴いてリラックスしてください」、「規則正しい生活を心がけてください」、「仕事のペースを少し落としてみてください」、「睡眠を十分にとってください」等である。
【0033】
マッサージ動作プログラムは、後述するとおり、被施療者の肩の位置を検出するため、および、刺激問診を行うためにマッサージ機構4を所定のコースで移動させたり、問診結果に対応した最適のマッサージ動作を行わせるものである。このマッサージ動作の種類としては、ローリング、揉み、叩き、指圧、超スロー揉み等が選択対象となる。
【0034】
具体的な例としては、初期問診の結果、肩こりであると結論されると被施療者の肩に対して揉みおよび叩きのマッサージが施される。初期問診の結果から肩こりと判断され、刺激問診の結果から肺ユ(経穴の一つ)に異常が認められると、呼吸器系疾患の可能性があると判断され、肺ユおよび肩から背中をマッサージする。
【0035】
入力手段22は、問診に際しての質問事項に対する被施療者の音声による回答を入力するものであり、音声分析処理およびマッチング処理して入力音声を認識する。図6に示すように入力手段22は、マイクロホン26と、マイクロホン26からの電圧をデジタル信号に変換する変換器(CODEC)27と、言語メモリ(SRAM)28aに記憶された言語辞書および音節メモリ(ROM)28bに記憶された音節標準パターンから音声情報を認識する認識LSI29とを備えている。そして、音声情報が上記入力手段22により、デジタル情報としてインターフェース22aを通してCPU25に送られ、上記メモリ24に登録される。
【0036】
図6に示すように出力手段23は、問診に際しての質問事項をデジタル処理して音声を合成し、合成音声によって出力するものである。また、後述するように、問診結果を分析して判断された被施療者の体調等およびこれに関するアドバイスを上記と同様に合成音声によって出力するものである。出力手段23は、デジタル信号をリアルタイムに処理するプロセッサ(DSP)30と、単語辞書を記憶したメモリ(ROM)31と、入出力(I/O)コントローラ32と、デジタル/アナログコンバータ(DAC)33と、スピーカ34とを備えている。問診に際しての質問事項としては、被施療者にイエスかノーかの回答ができるようなものとするのが望ましい。
【0037】
また、制御装置21によるマッサージ機構5の動作制御には、前述の肩位置センサ13と協働して被施療者の各経穴の位置に施療子を移動させることも含まれている。肩位置センサ13によって検出された被施療者の肩位置を基準とした各経穴の位置までの距離および方向が上記メモリ24に記憶されている。経穴は、被施療者の背面では、頭から首、肩および背中を経て腰部に至るまで脊椎の両側に脊椎に沿って75〜150mmの間隔をおいて存在している。そして、昇降用モータ7の上記回転センサが検出した回転数によって施療子9の肩位置からの距離が逐次判断される。そして、判断された距離と予めメモリ24に記憶された上記距離と比較演算して経穴位置を決定し、施療子9が各経穴に至る度に昇降用モータ7を停止させる。
【0038】
マッサージ装置1には、被施療者がマッサージ装置1を操作するための操作器35が配設されている。そして、前述のように音声で質問に答えることに代えて、操作器35上でイエスかノーかを選択してボタンを押すように構成してもよい。また、合成音声によって質問事項を出力することに代えて、操作器35上のディスプレイ35aに質問事項を表示するように構成してもよい。
【0039】
図7および図8を参照しつつ、かかるマッサージ装置1の作動を以下に説明する。
【0040】
(1)まず、被施療者がマッサージ装置1に座り、操作器35を操作してマッサージ装置1に問診マッサージ動作を行わしめる。背もたれ部2内のマッサージ機構4がその原点である上端位置から下降を始める。(2)肩位置センサ13が肩位置を検出して原点から肩位置までの距離を記憶する。
【0041】
(3)つぎに、初期の問診が開始される。すなわち、問診にかかる質問がスピーカ34を通してなされる。たとえば、「食欲はありますか?「はい」または「いいえ」でお答えください。どうぞ。」、「身体がだるいですか?「はい」または「いいえ」でお答えください。どうぞ。」、「睡眠はとれていますか?「はい」または「いいえ」でお答えください。どうぞ。」、「過激な運動をしましたか?「はい」または「いいえ」でお答えください。どうぞ。」、「最近、大きな体重の変化はありますか?「はい」または「いいえ」でお答えください。どうぞ。」等の体調に関する一般的な質問(以下、初期問診という)である。この質問に対して被施療者はマイクロホン26に向かって「はい」または「いいえ」と口頭で答える。(4)入力された回答情報がメモリ24に記憶される。このような一般的質問をするのはマッサージによって治療するための刺激点、すなわち、経穴を特定するためである。
【0042】
(5)被施療者は電動リクライニングによって背もたれ部2を好みの角度に設定する。リラックスするためである。本実施形態ではこのリクライニングが刺激問診の開始条件とされている。
【0043】
(6)つぎに、マッサージ機構4が肩位置から所定の経穴位置(通常は肩位置から最も近い経穴)まで移動して止まり、(7)そこで被施療者の身体(経穴)に所定の刺激を加えるべく作動する。経穴によっては天柱穴や肩中ゆ穴のように肩位置と同等の高さ位置かより上の位置にあるものがある。(8)この刺激と同時かまたは若干遅れて問診にかかる質問がスピーカ34を通してなされる。たとえば、「この部位で圧痛はありますか?「はい」または「いいえ」でお答えください。どうぞ。」、または、「痛みを感じますか? 「イエス」または「ノー」でお答えください。どうぞ。」等の質問である。(9)この質問に対して被施療者はマイクロホン26に向かって「はい」、「いいえ」、「イエス」または「ノー」と口頭で答える。この問診を以下、刺激問診という。入力された回答情報がメモリ24に記憶される。また、マッサージ施療が必要な部位のみを特定するために質問事項を設定して、「はい」および「イエス」のみを記憶するようにしてもよい。
【0044】
(10)ついで、マッサージ機構4は次の経穴位置まで移動して止まり、そこで上記と同様に被施療者の身体に刺激を加えるとともに問診を行う。この動作を予め定められた全経穴に対して行う。マッサージ機構4の各経穴への移動順序は限定されず、マッサージ機構4の上昇下降は随時行われるが、一方向(例えば下降)のみの移動にすれば時間短縮が可能となる。また、被施療者の回答によっては、同じ経穴に対してより強い刺激またはより弱い刺激を加えるように構成してもよい。この目的は、被施療者の回答が曖昧であったり、被施療者が回答を選択するうえで判断が付かない場合に、強い刺激または弱い刺激のようなメリハリのある刺激によって正確な回答を引き出すためである。また、刺激の強弱は、施療子9を変位駆動するための上記モータ10、11を直流モータとし、モータに供給する電流を調節してマッサージ動作の速度またはマッサージ動作の種類を変化させれば容易に調整することができる。
【0045】
(11)刺激問診が終了すると、初期問診の結果および刺激問診の結果から体性内臓反射の相関を演算し、被施療者の体調等を特定する。(12)特定された被施療者の体調等に対応した適切なマッサージコースを選択する。(13)(14)(15)選択されたマッサージが規定時間実行される。(16)そして、マッサージ装置1の作動が終了する。
【0046】
異なる実施形態では、上記(1)から(12)までの作動が終了したのち、マッサージコースの選択に代えてまたはこの選択とともに、上記体調およびこれに対応した適切なアドバイス事項を選択し、スピーカ34を通して音声で出力するようにしてもよい。
【0047】
以上の実施形態では刺激問診は被施療者の頭から首、肩および背中を経て腰に至るものに限ったが、本発明はかかる構成に限定されることはない。たとえば、上記構成に加えて、被施療者の臀部および脚部に位置する経穴に対しても刺激を加え得るような構成とすることは容易である。たとえば、臀部や上腿部に対しては前述のバイブレーションモータとともに、またはこれに代えて空気袋を配設し、この空気袋の被施療者の身体に対向する部分に突起物を設けておく。 そして、空気供給装置から適切に圧力調節された圧縮空気を供給して空気袋を膨張収縮させることによって被施療者の臀部等に刺激を加えるのである。また、下腿部(上腿部を含んでもよい)に対しては、まず、二本の脚部をその外側から一体に挟み込むような凸部が両側に形成された足置きを設ける。そして、被施療者の両脚部の間に相当する部位に上記と同様の突起付き空気袋を設置し、この空気袋を膨張収縮させることによって被施療者の脚部に刺激を加えるのである。こうすることにより、腰ゆ穴、座骨点、承扶穴、殷門穴、殷陵泉穴、陽陵泉穴、承筋穴、承山穴、三陰交穴、懸鐘穴等の経穴の刺激によって問診を行い、その結果に基づいてこれらの経穴をマッサージコースに含めることができる。
【0048】
図9には問診マッサージシステムの一例を示している。この問診マッサージシステム(以下、単にシステムという)41は、それぞれがユーザー端末42を有した一台以上の問診マッサージ装置43と、各ユーザー端末42とネットワーク44を介して接続されたサーバーマシン45とを備えている。ユーザー端末42には、上記入力手段22および出力手段23を備えた制御装置46が配設されている。この制御装置46には問診プログラムおよびマッサージ動作プログラム等を格納したメモリ24、並びに、これらのプログラムを実行するCPU47を備えている。問診結果を分析して体調等を判断する分析判断プログラムは上記サーバーマシン45に備えられている。また、ユーザー端末42には問診結果の情報をサーバーマシン45に送信し、且つ、サーバーマシン45から当該問診結果に対応する被施療者の体調情報、この体調に対応した適切なアドバイス、体調に対応した適切なマッサージ内容の情報を受信する第一送受信手段48が備えられている。もちろん、この第一送受信手段48をマッサージ装置43に備えることなく、別体で配設したり、既設のホームサーバーマシンを第一送受信手段として用いてもよい。
【0049】
一方、サーバーマシン45には上記分析判断プログラムを格納したメモリ49、この分析判断プログラムを実行するCPU50、ユーザー端末42からの問診結果の情報を受信し、且つ、当該問診結果に対応する被施療者の体調情報、この体調に対応した適切なアドバイス、体調に対応した適切なマッサージ内容の情報をユーザー端末42に送信する第二送受信手段51が備えられている。もちろん、サーバーマシン45からユーザー端末42には問診結果に対応する被施療者の体調情報、および、体調に対応した適切なアドバイスのみを送信し、ユーザー端末42においてかかる情報に対応した適切なマッサージ内容を選択するようにしてもよい。
【0050】
この構成により、サーバーマシン45の機能向上が可能となり、一層の高速演算により、多量のデータを用いてより詳細な被施療者の体調を把握することができる。その結果、より詳細なアドバイスを提供し、より適切なマッサージを施すことが可能となる。また、一台のサーバーマシン45と多数台のマッサージ装置43とをネットワーク44で接続することにより、各地の温泉旅館やホテル、百貨店の家具売場、東洋医学による医療現場、 一般家庭、スポーツクラブ、ゴルフ場、リラクゼーション施設等にマッサージ装置43を設置して同等の施療サービスを行うことが可能となる。
【0051】
ユーザー端末42は音声等(画像を含む場合がある)の情報の通信ができるようなものであり、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、情報提供装置等、また、図示しないが携帯情報端末装置を含む。上記両送受信手段48、51は各種のネットワークを介した通信を可能とするためのインターフェースであり、ネットワーク制御部とも言える。
【0052】
本実施形態においては、単にネットワーク44として示してあるが、このネットワーク44は、ユーザー端末42の形態に応じた情報の通信ができるようなものを意味する。ユーザー端末42の形態が多岐に亘る場合には複数の種類のネットワークを組み合わせたものとなる。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、被施療者の身体の経絡に沿って刺激を与えつつ移動させ、同時にこの刺激に関して問診を行うことができる。その結果、被施療者の体調を適切に把握し、この体調に好適な内容のマッサージを提供するので、マッサージ効果を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマッサージ装置の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】肩位置センサを備えた、図1のマッサージ装置の施療子の一例を示す側面図である。
【図3】図2の施療子の概略正面断面図である。
【図4】図2の肩位置センサの作動を示す側面図である。
【図5】図1のマッサージ装置に内蔵される制御装置の一例を示すブロック図である。
【図6】図5の制御装置における入力手段および出力手段を示すブロック図である。
【図7】図1のマッサージ装置の作動の一例を示すフローチャートである。
【図8】図1のマッサージ装置の作動の一例を示すフローチャートである。
【図9】図9(a)は本発明のマッサージシステムの一実施形態を示すブロック図であり、図9(b)は図9(a)のA部の構成を示すブロック図であり、図9(c)は図9(a)のB部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・・マッサージ装置
2・・・・背もたれ部
3・・・・座面部
4・・・・マッサージ機構
5・・・・バイブレーションモータ(マッサージ機構)
6・・・・昇降台
7・・・・昇降用モータ
8・・・・ネジ送り機構
9・・・・施療子
9a・・・アーム
9b・・・揉み玉
10・・・・揉みモータ
11・・・・叩きモータ
12・・・・ガイドローラ
13・・・・肩位置センサ
14、14a、14b・・・枢支体
15・・・・ピン
16a、16b・・・貫通孔
17・・・・発光素子
18・・・・受光素子
21・・・・制御装置
22・・・・入力手段
22a・・・インターフェース
23・・・・出力手段
24・・・・メモリ
25・・・・CPU
26・・・・マイクロホン
27・・・・CODEC
28a・・・・言語メモリ(SRAM)
28b・・・音節メモリ(ROM)
29・・・・認識LSI
30・・・・DSP
31・・・・ROM
32・・・・I/Oコントローラ
33・・・・DAC
34・・・・スピーカ
35・・・・操作器
35a・・・ディスプレイ
41・・・・マッサージシステム
42・・・・ユーザー端末
43・・・・マッサージ装置
44・・・・ネットワーク
45・・・・サーバーマシン
46・・・・制御装置
47・・・・CPU
48・・・・第一送受信手段
49・・・・メモリ
50・・・・CPU
51・・・・第二送受信手段
D1、D2・・・データベース

Claims (6)

  1. 使用者の身体に機械的刺激を与えるマッサージ機構と、
    該マッサージ機構を、上記身体における東洋医学上の経絡に沿って移動させる移動手段と、
    移動するマッサージ機構による刺激と同時に、または該刺激に遅れて該刺激に対応した問診を行う刺激問診手段と、
    該刺激問診結果に基づいてマッサージの内容を選定する選定手段と、
    上記マッサージ機構を上記経絡上における東洋医学上の経穴を含むその近傍に停止させて刺激を与えるように、マッサージ機構および移動手段を制御する制御手段とを備え、
    上記刺激問診手段は、
    経穴の刺激に対応する質問事項を出力する出力手段と、該質問事項に対する使用者の回答を入力する入力手段と、該使用者回答を記憶する記憶手段とを有し、
    前記回答に応じて、同じ経穴に対してより強い刺激またはより弱い刺激を与えるよう構成されてなる
    問診マッサージ装置。
  2. 上記選定手段が、複数の回答項目と対応する複数のマッサージ内容を記録した記録手段を有し、使用者の回答と記録手段の記録内容との比較演算によってマッサージの内容を選定するように構成されてなる請求項1記載の問診マッサージ装置。
  3. 使用者の身体に機械的刺激を与えるマッサージ機構と、
    該マッサージ機構を、上記身体における東洋医学上の経絡に沿って移動させる移動手段と、
    上記マッサージ機構が少なくとも上記経絡上の東洋医学でいう経穴を含むその近傍を刺激するように制御する制御手段と、
    該刺激と同時に、または該刺激に遅れて該刺激に対応した問診を行う刺激問診手段と、
    該刺激問診結果に基づいて使用者にその体調情報を提供する判定手段とを備え、
    上記刺激問診手段は、
    経穴の刺激に対応する質問事項を出力する出力手段と、該質問事項に対する使用者の回答を入力する入力手段と、該使用者回答を記憶する記憶手段とを有し、
    前記回答に応じて、同じ経穴に対してより強い刺激またはより弱い刺激を与えるよう構成されてなる
    問診マッサージ装置。
  4. 上記刺激問診手段による問診に先立って、前記マッサージ機構によって治療するための刺激点を特定する問診を行う初期問診手段を更に備え、
    上記判定手段は、該初期問診手段の結果、および該刺激問診手段の結果から使用者の体調を特定することを特徴とする請求項3記載の問診マッサージ装置。
  5. 請求項1記載の問診マッサージ装置と、該問診マッサージ装置に配設されたクライアント端末と、該端末とネットワークを介して接続されたサーバーとを備えており、
    上記端末が、問診結果を上記サーバーに送信するとともにサーバーからの分析判断結果を受信する第一送受信手段を有しており、
    上記サーバーが、端末から問診結果を受信するとともに分析判断結果を端末に送信する第二送受信手段および問診結果を分析し且つ体調を判断するための分析判断手段を有しており、
    上記選定手段が上記分析判断結果に基づいてマッサージの内容を選定するように構成されてなる問診マッサージシステム。
  6. 請求項3記載の問診マッサージ装置と、該問診マッサージ装置に配設されたクライアント端末と、該端末とネットワークを介して接続されたサーバーとを備えており、
    上記端末が、問診結果を上記サーバーに送信するとともにサーバーからの分析判断結果を受信する第一送受信手段を有しており、
    上記サーバーが、端末から問診結果を受信するとともに分析判断結果を端末に送信する第二送受信手段および問診結果を分析し且つ体調を判断するための分析判断手段を有しており、
    上記判定手段が上記分析判断結果に基づいて体調情報を提供するように構成されてなる問診マッサージシステム。
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