JP4556950B2 - バランス型弾性表面波フィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、平衡−不平衡変換機能を有する縦結合共振子型のバランス型弾性表面波フィルタに関し、特に、弾性表面波伝搬方向に5個のIDTが配置された構造を有するバランス型弾性表面波フィルタに関する。
近年、携帯電話機のRF段に使用される帯域フィルタとして、平衡−不平衡変換機能を有するバランス型弾性表面波フィルタが用いられている。特に、高周波化に対応でき、かつ平衡−不平衡変換機能に容易に対応することができるので、縦結合共振子型の弾性表面波フィルタが上記用途に主として用いられてきている。
平衡−不平衡変換機能を有するバランス型弾性表面波フィルタは、平衡入出力または差動入出力を有する平衡型ミキサーICに接続されている。この平衡型ミキサーICを用いることにより、ノイズの影響を低減し、かつ出力の安定化を図ることができる。従って、平衡型ミキサーICは、携帯電話機の特性を向上するために近年広く用いられている。平衡型ミキサーICに接続される弾性表面波フィルタは、平衡−不平衡変換機能を有することが求められる。
ところで、従来より、平衡−不平衡変換機能を持たせた弾性表面波フィルタは種々提案されている。この種のバランス型弾性表面波フィルタの一例が、下記の特許文献1に開示されている。
図7は、特許文献1に開示されているバランス型弾性表面波フィルタを模式的に示す平面断面図である。
バランス型弾性表面波フィルタ101は、不平衡端子102に接続される1ポート型弾性表面波共振子103を有する。1ポート型弾性表面波共振子103の後段には、弾性表面波フィルタ部104が接続されている。弾性表面波フィルタ部104は、表面波伝搬方向に沿って順に配置された第1〜第5のIDT105〜109を有する。IDT105〜109が設けられている領域の表面波伝搬方向両側に反射器110,111が配置されている。
ここでは、1ポート型弾性表面波共振子103を介して不平衡端子102に、第2,第4のIDT106,108が接続されている。第2のIDT106の位相と、第4のIDT108の位相とは180°異なっている。第3のIDT107は、表面波伝搬方向に分割された第1の分割IDT部107aと、第2の分割IDT部107bとを有する。
第1のIDT105及び第1の分割IDT部107aが共通接続されて、第1の平衡端子112に電気的に接続されている。また、第2の分割IDT部107b及び第5のIDT109は共通接続されて、第2の平衡端子113に接続されている。近年、平衡−不平衡変換機能を持たせた弾性表面波フィルタにおいては、通過帯域内の挿入損失が小さいこと及び終端インピーダンスを自由に調整し得ること、並びに弾性表面波装置自体の小型化などが強く求められている。
弾性表面波フィルタ101のように、5個のIDT105〜109を用いた縦結合共振子型弾性表面波フィルタでは、上記要求を満たす上で有利であるという特徴を有する。
特開2004−96244号公報
しかしながら、弾性表面波フィルタ101のように、5IDT型の平衡−不平衡変換機能を有する弾性表面波フィルタでは、通過帯域内の挿入損失の低減、終端インピーダンスの自由な調整及び素子の小型化は図り得るものの、所望でないスプリアスが通過帯域近傍に発生するという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来技術の現状に鑑み、5IDT型の平衡−不平衡変換機能を有するバランス型弾性表面波フィルタであって、通過帯域近傍のスプリアスを効果的に抑制でき、従って良好なフィルタ特性を得ることを可能とするバランス型弾性表面波フィルタを提供することにある。
本発明によれば、不平衡端子と、第1,第2の平衡端子とを有し、平衡−不平衡変換機能を有するバランス型弾性表面波フィルタであって、圧電基板と、前記圧電基板上において、表面波伝搬方向に沿って配置された第1〜第5のIDTとを備え、前記第2,第4のIDTが前記不平衡端子に接続されており、かつ第2のIDTの位相と第4のIDTの位相とが180°異ならされており、前記第3のIDTが、表面波伝搬方向に沿って分割された第1の分割IDT部と、第2の分割IDT部とを有し、前記第1の平衡端子に、第1の分割IDT部及び前記第1のIDTが接続されており、第2の平衡端子に、前記第2の分割IDT部及び前記第5のIDTが接続されており、前記第1のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数をN1、前記第2のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数をN2、前記第3のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数をN3、前記第4のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数をN4、前記第5のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数をN5としたときに、1.55≦N3/N1≦2.58かつN1=N5、24≦N1,N5≦31、48≦N3≦62、23≦N2,N4≦31かつN2=N4とされていることを特徴とする、バランス型弾性表面波フィルタが提供される。
本発明に係るバランス型弾性表面波フィルタでは、表面波伝搬方向に沿って第1〜第5のIDTが圧電基板上に形成されており、第2,第4のIDTが不平衡端子に接続されており、第3のIDTが第1,第2の分割IDT部を有し、第1の平衡端子に第1の分割IDT部及び第1のIDTが接続されており、第2の平衡端子に第2の分割IDT部及び第5のIDTが接続されている構成を有するため、平衡−不平衡変換機能を有する5IDT型の縦結合共振子型弾性表面波フィルタを提供することができる。そして、本発明では、第1のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数をN1、第3のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数をN3、第5のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数をN5としたときに、1.55≦N3/N1≦2.58かつN1=N5とされているため、通過帯域近傍においてスプリアスが発生することを確実に抑制することができる。従って、良好なフィルタ特性を得ることができる。
よって、5IDT型の縦結合共振子型のバランス型弾性表面波フィルタの利点である、1)通過帯域内挿入損失が小さく、2)終端インピーダンスを自由に調整することができ、並びに3)素子の小型化を図る上で有利であるという利点に加えて、本発明に従って通過帯域近傍におけるスプリアスの発生を抑制することができる。よって、本発明のバランス型弾性表面波フィルタは、例えば携帯電話機のRF段の帯域フィルタとして好適に用いられる。
本発明において、第2の弾性表面波フィルタ部が第1の弾性表面波フィルタ部に縦続接続されており、第2の弾性表面波フィルタ部が第1の弾性表面波フィルタ部と同様に5個のIDTである第6〜第10のIDTを有し、1.55≦N8/N6≦2.58かつN6=N10とされている場合には、第2の弾性表面波フィルタ部においても同様に通過帯域近傍におけるスプリアスの発生を抑制することができ、しかも2段縦続接続型とされているため、帯域外減衰量を大きくすることができる。
また、上記第2の弾性表面波フィルタ部が第1の弾性表面波フィルタ部に縦続接続されている構成は、例えば、第1〜第4の信号線を介して、第1のIDT、第1の分割IDT部、第2の分割IDT部及び第5のIDTが、それぞれ、第2の弾性表面波フィルタ部の第6のIDT、第8のIDTの第1の分割IDT部及び第2の分割IDT部並びに第10のIDTにそれぞれ電気的に接続されている構成により実現され得る。この場合、第1,第3の信号線を伝搬する信号の位相が、第2,第4の信号線を伝搬する信号の位相と180°異ならされている場合には、弾性表面波フィルタにおける平衡度を高めることも可能となる。
本発明において、前記第1〜第5のIDTにより第1の弾性表面波フィルタ部が構成されており、該第1の弾性表面波フィルタ部と前記不平衡端子との間に縦続接続された第2の弾性表面波フィルタ部をさらに備え、前記第2のIDTの位相と第4のIDTの位相とが同位相にされており、前記第2の弾性表面波フィルタ部が、圧電基板と、圧電基板上において弾性表面波伝搬方向に沿って配置された第6〜第10のIDTとを有し、第7のIDTの位相と、第9のIDTの位相とが180°異なっており、第6,第8及び第10のIDTが前記不平衡端子に接続されており、第7のIDT及び第9のIDTが、前記第1の弾性表面波フィルタ部の第2及び第4のIDTに、それぞれ、第1,第2の信号線により電気的に接続されている場合においては、減衰量の拡大を図ることができる。この場合、第1の信号線を伝搬する信号の位相と第2の信号線を伝搬する信号の位相とが180度異なっている場合には、弾性表面波フィルタの平衡度を高めることも可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る弾性表面波フィルタを示す模式的平面図である。 図2は、第1の実施形態の弾性表面波フィルタの減衰量−周波数特性を示す図である。 図3は、第1及び第3のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数N1,N3を変化させた場合の通過帯域低域側の周波数特性の変化を示す図である。 図4は、第1及び第3のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数N1,N3を変化させた場合の通過帯域低域側の周波数特性の変化を示す図である。 図5は、本発明の第2の実施形態に係る弾性表面波フィルタを示す模式的平面図である。 図6は、本発明の第3の実施形態に係る弾性表面波フィルタを示す模式的平面図である。 図7は、従来の弾性表面波フィルタの一例を示す模式的平面図である。
符号の説明
1…弾性表面波フィルタ
2…圧電基板
3…不平衡端子
4,5…第1,第2の平衡端子
11〜15…第1〜第5のIDT
16,17…反射器
18…弾性表面波フィルタ部
19,20…1ポート型弾性表面波共振子
19a,20a…IDT
19b,19c…反射器
20b,20c…反射器
21…弾性表面波フィルタ
22…圧電基板
23…弾性表面波フィルタ部
24…弾性表面波フィルタ部
25…不平衡端子
26,27…第1,第2の平衡端子
30a,30b…反射器
31〜35…第1〜第5のIDT
36〜40…第6〜第10のIDT
41a,41b…反射器
51〜54…第1〜第4の信号線
61…弾性表面波フィルタ
62…圧電基板
63…第2の弾性表面波フィルタ部
64…第1の弾性表面波フィルタ部
65…不平衡端子
66,67…第1,第2の平衡端子
71〜75…第6〜第10のIDT
76,77…反射器
81〜85…第1〜第5のIDT
86,87…反射器
91,92…第1,第2の信号線
N…狭ピッチ電極指部
以下、図面を参照しつつ本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る弾性表面波フィルタの模式的平面図である。
本実施形態の弾性表面波フィルタ1は、板状の圧電基板2を有する。本実施形態では、圧電基板2は、40±5°YカットX伝搬LiTaO3基板により構成されている。弾性表面波フィルタ1は、不平衡端子3と、第1の平衡端子4及び第2の平衡端子5とを有する、平衡−不平衡変換機能を有するバランス型弾性表面波フィルタである。また、本実施形態の弾性表面波フィルタ1は、DCS受信用帯域フィルタとして用いられるものであり、不平衡端子3のインピーダンスが50Ω、第1,第2の平衡端子4,5のインピーダンスは100Ωに設定される。
圧電基板2上には、第1〜第5のIDT11〜15と、反射器16,17とを有する縦結合共振子型弾性表面波フィルタ部18が構成されている。第1〜第5のIDT11〜15は、縦結合共振子型弾性表面波フィルタ部18において表面波が伝搬する方向にこの順序で配置されている。そして、第1のIDT11〜第5のIDT15が配置されている領域の表面波伝搬方向両側に反射器16,17が配置されている。
本実施形態では、第2,第4のIDT12,14の一端が不平衡端子3に接続されている。第2,第4のIDT12,14の他端はアース電位に接続されている。第2のIDT12の位相と、第4のIDT14の位相とは180°異ならされている。
他方、中央の第3のIDT13は、表面波伝搬方向に二分割されている。すなわち、IDT13は、第2のIDT12に近い側の第1の分割IDT部13aと、第4のIDT14に近い側の第2の分割IDT部13bとを有する。
第1のIDT11の一端及び第3のIDT13の第1の分割IDT部13aが、後述する1ポート型弾性表面波共振子19を介して第1の平衡端子4に接続されている。
また、第3のIDT13の第2の分割IDT部13b及び第5のIDT15の一端が共通接続され、かつ1ポート型弾性表面波共振子20を介して第2の平衡端子5に接続されている。
1ポート型弾性表面波共振子19,20は、本発明においては、必ずしも設けられずともよいが、1ポート型弾性表面波共振子19,20を設けることにより、通過帯域より高周波側近傍の減衰量を大きくすることができる。
1ポート型弾性表面波共振子19,20は、それぞれ、IDT19a,20aを有する。IDT19aの表面波伝搬方向両側に、反射器19b,19cが設けられている。IDT20aの表面波伝搬方向両側にも、反射器20b,20cが設けられている。
上記縦結合共振子型弾性表面波フィルタ部18、1ポート型弾性表面波共振子19及び1ポート型弾性表面波共振子20を構成する各電極は、本実施形態では、Al膜により形成されている。もっとも、本発明においては、弾性表面波フィルタを構成する各電極は、Al以外の適宜の金属もしくは合金を用いて形成され得る。また、電極は、複数の電極層を積層した構造を有していてもよい。
縦結合共振子型弾性表面波フィルタ部18においては、2つのIDTが隣り合う部分において、各IDTの端部に狭ピッチ電極指部Nが設けられている。例えば、IDT11とIDT12との隣り合う部分に着目すると、IDT11のIDT12側端部に狭ピッチ電極指部Nが設けられている。同様に、IDT12のIDT11側の端部にも狭ピッチ電極指部Nが設けられている。狭ピッチ電極指部Nとは、狭ピッチ電極指部Nが設けられているIDTにおいて、電極指ピッチが、狭ピッチ電極指部N以外の電極指部に比べて相対的に小さい電極指部をいうものとする。
狭ピッチ電極指部Nを、IDT同士が隣り合う部分に設けることにより、IDTが隣り合う部分における不連続性を緩和することができる。従って、IDT同士が隣り合っている部分におけるギャップの大きさを調整することにより、広帯域のフィルタ特性を得ることができる。
もっとも、本発明においては、狭ピッチ電極指部をIDTが隣接する部分に必ずしも設けられずともよい。
また、IDTの中心周波数は、狭ピッチ電極指部Nを除いた残りの電極指部の電極指ピッチで定まる。すなわち、本発明におけるIDTの中心周波数を決定する電極指の本数とは、狭ピッチ電極指部Nが設けられているIDTの場合、該IDTの電極指の本数から、狭ピッチ電極指部の電極指の本数を引き算した値をいうものとする。従って、IDT11を例にとると、第1のIDT11の中心周波数を決定する電極指の本数N1は、IDT11の電極指の本数から、IDT11のIDT12側端部に位置する狭ピッチ電極指部Nの電極指の本数を引き算した値となる。また、第3のIDT13を例にとると、第3のIDT13では、表面波伝搬方向両端にそれぞれ狭ピッチ電極指部Nが設けられている。従って、IDT13の中心周波数を決定する電極指の本数N3は、IDT13の電極指の本数から、2つの狭ピッチ電極指部Nの電極指本数の合計を引き算した値となる。
第5のIDT15の中心周波数を決定する電極指の本数N5についても、第1のIDT11の中心周波数を決定する電極指の本数N1と同様にして定められる。
本実施形態の特徴は、上記のようにして定められるN1,N3及びN5の間に、1.55≦N3/N1≦2.58であり、かつN1=N5とされていることにあり、それによって通過帯域近傍におけるスプリアスの発生を効果的に抑制することができる。これを、より具体的な実験例に基づき説明する。
40±5°YカットX伝搬のLiTaO3基板からなる圧電基板2上に、以下の仕様で縦結合共振子型弾性表面波フィルタ部18及び1ポート型弾性表面波共振子19,20を形成し、弾性表面波フィルタ2を作製した。
(縦結合共振子型弾性表面波フィルタ部18の仕様)
電極指交叉幅:105μm
IDTの電極指の本数:第1〜第5のIDT11〜15の順:28(5)/(4)27(4)/(5)54(5)/(4)27(4)/(5)28。但し、( )内の数は、IDTに設けられている1つの狭ピッチ電極指部における電極指の本数を示し、( )で囲まれていない数は、狭ピッチ電極指部以外の電極指の本数をいうものとする。
反射器16,17の電極指の本数:80本
メタライゼーションレシオ:0.68
電極膜厚:0.092λI。但し、λIは、電極指のピッチで定まる波長。
(弾性表面波共振子19,20の仕様)
電極指交叉幅:45μm
IDT19a,20aの電極指の本数:161本
反射器19b,19c,20b,20cの電極指の本数:15本
メタライゼーションレシオ:0.60
図2は、上記のようにして作製された本実施形態の弾性表面波フィルタ1の減衰量周波数特性を示す図である。本実施形態の弾性表面波フィルタ1の通過帯域は1805〜1880MHzである。図2から明らかなように、通過帯域近傍に、大きなスプリアスが表れていないことがわかる。これをより具体的に説明するために、第1〜第5のIDT11〜15の中心周波数を決定する電極指の本数をN1〜N5としたときに、電極指の対数を変化させた場合の通過帯域低域側の周波数特性を図3及び図4に示す。
図3では、N2=N4=27本と固定し、N1=N5とした。そして、N3/N1が大きくなるようにN1及びN3を変化させ、N3/N1が異なる5つの弾性表面波フィルタを用意し、周波数特性を測定した。図3から明らかなように、N1が24本かつN3が62本まででは、通過帯域近傍にスプリアスが発生していない。これに対して、N1=22かつN3=66にすると、1792MHz付近に矢印Bで示す小さなスプリアスが発生していることがわかる。さらに、N1=18及びN3=74とすると、矢印Aで示すようにこのスプリアスが大きくなり、帯域幅が狭くなっていることがわかる。すなわち、N3/N1を大きくするように変化させると、N3/N1=2.58付近まではスプリアスが生じないことがわかる。従って、N3/N1は2.58以下とすることが望ましいことがわかる。
次に、N2=N4=27本と固定し、N1=N5とし、逆に、N3/N1が順に小さくなるように、N1、N3及びN5の値を変化させ、複数種の弾性表面波フィルタを作製した。これらの弾性表面波フィルタについての通過帯域低域側の周波数特性を図4に示す。
図4から明らかなように、N1=32かつN3=46、すなわちN3/N1=1.44の場合には、矢印Cで示すように通過帯域低域側に大きなスプリアスの表れることがわかる。これに対して、N1=31かつN3=48、すなわちN3/N1が1.55以上になると、スプリアスがほとんど発生しないことがわかる。すなわち、N3/N1を小さくするように変化させた場合、N3/N1=1.55付近まではスプリアスがほとんど発生しないことがわかった。
同様にして、N2及びN4の値を23本及び31本と変化させ、上記と同様にして、N1、N3及びN5の値を変化させ、スプリアスが発生しないN3/N1の値を調べた。結果を表1に示す。
Figure 0004556950
表1から明らかなように、N2及びN4の数を大きく変化させても、通過帯域低域側にスプリアスが発生しないN3/N1の範囲はほとんど変わっていないことがわかる。すなわち、N2及びN4の数が変化した場合であっても、1.55≦N3/N1≦2.58とすれば、上記スプリアスの発生を抑制し得ることがわかる。
以上の実験結果から明らかなように、通過帯域よりも低域側の通過帯域ごく近傍におけるスプリアスの発生を抑制するには、第1,第3,第5のIDT11,13,15の中心周波数を決定する電極指の本数N1,N3,N5を調整することが重要であり、1.55≦N3/N1≦2.58かつN1=N5を満たすようにIDT11,13,15の電極指の対数を設定すればよいことがわかる。1.55≦N3/N1≦2.58かつN1=N5を満たすことにより、通過帯域低域側のスプリアスを抑制し得るのは、本願発明者により実験的に生み出されたものである。そして、5IDT型のバランス型弾性表面波フィルタにおいて、通過帯域低域側のスプリアスを抑制するためには、N1,N3及びN5の数のみに着目すればよいことは、本願出願時において全く知られていなかった。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る弾性表面波フィルタの電極構造を示す模式的平面図である。
第2の実施形態の弾性表面波フィルタ21では、圧電基板22上に、第1,第2の弾性表面波フィルタ部23,24が形成されている。第1,第2の弾性表面波フィルタ部23,24は、いずれも5IDT型の縦結合共振子型弾性表面波フィルタである。そして、第1の弾性表面波フィルタ部23に第2の弾性表面波フィルタ部24が縦続接続されている。本発明においては、このように、2つの弾性表面波フィルタ部23,24が2段縦続接続されていてもよい。
第1の弾性表面波フィルタ部23は、表面波伝搬方向に沿って配置された第1〜第5のIDT31〜35を有する。また、IDT31〜35が設けられている領域の表面波伝搬方向両側に、反射器30a,30bが配置されている。IDT31〜35及び反射器30a,30bは、第1の実施形態のIDT11〜15及び反射器16,17と同様に構成されている。
また、第2の弾性表面波フィルタ部24も、同様に、5つのIDTとして、第6のIDT36〜第10のIDT40を有する。IDT36〜40が設けられている領域の表面波伝搬方向両側に反射器41a,41bが形成されている。ここでは、IDT36〜40は、第9のIDT39を除いて、弾性表面波フィルタ部23,24間の中心を通り、かつ表面波伝搬方向に沿って延びる中心線に対してIDT31〜35と対称な形状とされている。第9のIDT39は第7のIDT37と位相が同位相にされている。また、第8のIDT38は、第3のIDT33と同様に表面波伝搬方向に沿って二分割された第1の分割IDT部38a,第2の分割IDT部38bを有する。
また、第6〜第10のIDT36〜40もまた、狭ピッチ電極指部Nを有する。
不平衡端子25に、第1の弾性表面波フィルタ部23の第2,第4のIDT32,34の一端が接続されている。そして、第1のIDT31が、第2の弾性表面波フィルタ部24の第6のIDT36に第1の信号線51により電気的に接続されている。また、第1の弾性表面波フィルタ部23の第3のIDT33の第1,第2の分割IDT部33a,33bは、それぞれ、第2の弾性表面波フィルタ部24の第8のIDT38の第1,第2の分割IDT部38a,38bに第2,第3の信号線52,53により電気的に接続されている。第1の弾性表面波フィルタ部23の第5のIDT35が、第2の弾性表面波フィルタ部24の第10のIDT40に第4の信号線54により電気的に接続されている。
第2の弾性表面波フィルタ部24の第7,第9のIDT37,39が、第1,第2の平衡端子26,27にそれぞれ電気的に接続されている。
このように、第1,第2の弾性表面波フィルタ部23,24が2段縦続接続された構造においても、本発明に従って、第1の弾性表面波フィルタ部23において1.55≦N3/N1≦2.58かつN1=N5とし、さらに第2の弾性表面波フィルタ部24において、第6〜第10のIDT36〜40の中心周波数を決定する電極指の本数をN6〜N10としたときに、1.55≦N8/N6≦2.58かつN6=N10とすることにより、第1の実施形態の場合と同様に通過帯域近傍におけるスプリアスの発生を効果的に抑制することができる。
しかも、2段縦続接続構造を有するため、帯域外減衰量の拡大を図ることができる。さらに、第2の実施形態のように、第1の信号線51及び第3の信号線53を伝搬する信号の位相と、第2の信号線52及び第4の信号線54を伝搬する信号の位相とが180°異なるようにIDT31〜35及び36〜40が構成されている場合には、弾性表面波フィルタ21の平衡度を改善することも可能となり、好ましい。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態の弾性表面波フィルタの電極構造を示す模式的平面図である。第3の実施形態の弾性表面波フィルタ61では、圧電基板62上において、第2の弾性表面波フィルタ部63が第1の弾性表面波フィルタ部64の前段に形成されており、第2の弾性表面波フィルタ部63と第1の弾性表面波フィルタ部64とが2段縦続接続されている。
第2の弾性表面波フィルタ部63は、表面波伝搬方向に沿って配置された第6〜第10のIDT71〜75と、IDT71〜75が設けられている領域の表面波伝搬方向両側に配置された反射器76,77とを有する。IDT71〜75は、IDT同士が隣り合う部分において、狭ピッチ電極指部Nを有する。
もっとも、第8のIDT73は、第1の実施形態の弾性表面波フィルタ1とは異なり、分割IDT部を有しない。第2の弾性表面波フィルタ部63の第6,第8及び第10のIDT71,73,75の一端が共通接続されて、不平衡端子65に電気的に接続されている。そして、第7のIDT72の位相と、第9のIDT74の位相とが反転されている。
他方、第1の弾性表面波フィルタ部64は、第1〜第5のIDT81〜85及び反射器86,87を有する。第1〜第5のIDT81〜85及び反射器86,87は、第1の実施形態の第1〜第5のIDT11〜15及び反射器16,17と同様に構成されている。従って、第1のIDT81と、第3のIDT83の第1の分割IDT部83aが第1の平衡端子66に電気的に接続されており、第3のIDT83の第2の分割IDT部83b及び第5のIDT85が第2の平衡端子67に電気的に接続されている。そして、第2のIDT82の位相と、第4のIDT84の位相とは同位相にされている。第2のIDT82が第2の弾性表面波フィルタ部63の第7のIDTと第1の信号線91により電気的に接続されており、第4のIDT84が第2の弾性表面波フィルタ部63の第9のIDT74と第2の信号線92により電気的に接続されている。
本実施形態では、第1の信号線91を伝搬する信号の位相と、第2の信号線92を伝搬する信号の位相とが180°異なっている。
本実施形態においても、第1〜第5のIDT81〜85の中心周波数を決定する電極指の本数をそれぞれN1〜N5としたときに、1.55≦N3/N1≦2.58かつN1=N5とすることにより、第1の実施形態の弾性表面波フィルタ1と同様に通過帯域近傍のスプリアスの発生を効果的に抑制することができる。そして、弾性表面波フィルタ部64の前端に、第2の弾性表面波フィルタ部63が接続されているため、帯域外減衰量の拡大を図ることができる。
また、第1の信号線91を伝搬する信号の位相と、第2の信号線92を伝搬する信号の位相とが180°異なっているため、弾性表面波フィルタ61では平衡度も効果的に改善される。
このように、本発明においては、1.55≦N3/N1≦2.58かつN1=N5とされている上記第1の実施形態の弾性表面波フィルタの前段に、5IDT型の他の構造の縦結合共振子型弾性表面波フィルタが接続されていてもよい。
なお、本発明では、圧電基板としては、前述した40±5°YカットX伝搬LiTaO3基板に限らず、64°〜72°YカットX伝搬のLiNbO3基板や41°YカットX伝搬のLiNbO3基板などの様々な圧電単結晶基板を用いることができる。また、圧電単結晶に代えて、圧電セラミックスにより圧電基板を構成してもよい。

Claims (1)

  1. 不平衡端子と、第1,第2の平衡端子とを有し、平衡−不平衡変換機能を有するバランス型弾性表面波フィルタであって、
    圧電基板と、
    前記圧電基板上において、表面波伝搬方向に沿って配置された第1〜第5のIDTとを備え、
    前記第2,第4のIDTが前記不平衡端子に接続されており、かつ第2のIDTの位相と第4のIDTの位相とが180°異ならされており、
    前記第3のIDTが、表面波伝搬方向に沿って分割された第1の分割IDT部と、第2の分割IDT部とを有し、前記第1の平衡端子に、第1の分割IDT部及び前記第1のIDTが接続されており、第2の平衡端子に、前記第2の分割IDT部及び前記第5のIDTが接続されており、
    前記第1のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数をN1、前記第2のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数をN2、前記第3のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数をN3、前記第4のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数をN4、前記第5のIDTの中心周波数を決定する電極指の本数をN5としたときに、
    1.55≦N3/N1≦2.58かつN1=N5
    24≦N1,N5≦31、
    48≦N3≦62、
    23≦N2,N4≦31かつN2=N4
    とされていることを特徴とする、バランス型弾性表面波フィルタ。
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