JP4049612B2 - 弾性表面波装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は弾性表面波装置に関し、特に入出力のいずれか一方が平衡型あるいは差動型端子対を有する弾性表面波装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
弾性表面波装置は、一適用例として、携帯電話等に代表される無線装置の高周波回路においてフィルタ機能を有するデバイスとして広く用いられている。近年、この無線装置の高周波回路において、平衡あるいは差動入出力をもつ集積回路素子(IC)が使われてきている。
【0003】
これに対し、従来の弾性表面波装置を用いるフィルタ(以下適宜弾性表面波フィルタという)は、入出力端子がともに不平衡であった。このためバランと呼ばれる不平衡−平衡変換用部品もしくは、個別部品から構成された変換回路が必要とされていた。
【0004】
さらに、弾性表面波フィルタは、通常50Ωの入出力インピーダンスを持つのに対し、平衡端子対をもつミキサー回路用IC等のインピーダンスは多くの場合、100〜200Ω程度と高く、このようなICと弾性表面波フィルタとを接続するためにはインピーダンス変換回路も必要であった。
【0005】
これらの事情により無線装置において使用回路部品点数の増加につながってしまう。また、一層の小型化の要求を実現するために、省スペースの設計が要求されている。そこで、不平衡−平衡変換機能とインピーダンス変換の機能を備え、同時に小型化を実現する弾性表面波装置の開発・研究がなされてきた。
【0006】
かかる開発・研究の過程において本発明者等は、先の出願PCT/JP01/05677により不平衡−平衡変換機能とインピーダンス変換機能を有する弾性表面波装置を提案している。
【0007】
かかる先の出願(PCT/JP01/05677)において提示された弾性表面波装置の基本構成は図1及び図2に示す如くである。
【0008】
図1は、弾性表面波フィルタを構成する電極構造を示し、図2は、この電極構造が圧電基板上に形成された弾性表面波装置10を示している。
【0009】
1つの櫛形電極構造の入力用インターデジタルトランスデューサ(IDT)100と出力用インターデジタルトランスデューサ(IDT)200は圧電基板11上に形成される弾性表面波の伝搬路上に配置されている。なお、これらの入力用及び出力用のIDT100,200は、可逆関係にあるので、これらを逆の関係即ち、IDT100側を不平衡出力、IDT200側を平衡入力とすることも可能である。以下の説明においても同様である。
【0010】
さらに、図1に示す電極構造を配置した圧電基板11は、LiTaO3或いは、LiNbO3の結晶体から所定角度で切り出されて得られたものである。
【0011】
図2において、弾性表面波装置の入力端子IN、接地端子GND、及び出力端子OUT1,OUT2は、図示しないパッケージ外部に設けられ、圧電基板11上に形成された電極パッド12と各端子との間が引き出し線で接続されている。
【0012】
図1、図2において、入力用IDT100の片側の櫛形の第1の電極指101は入力信号端子INに接続され、対向する櫛形の第2の電極指102は接地電位に接続されている。これら第1の電極指101と第2の電極指102が重なる幅Xが入力用IDT100の交差幅である。
【0013】
一方、出力用IDT200は、入力用IDT100の交差幅Xの範囲内で、交差幅Xの略半分の交差幅X1,X2を有する第1、第2の分割されたインターデジタルトランスデューサ(IDT)201,202を有する。
【0014】
第1の分割IDT201の一方の電極指と第2の分割IDT202の一方の電極指が、それぞれ平衡出力端子対OUT1,OUT2に接続され、更に第1、第2の分割されたIDT201,202のそれぞれの他方の電極指が共通の電極203により直列接続される様に構成されている。
【0015】
かかる図1,図2の構成により入力用IDT100側の端子を不平衡型に、他方の出力用IDT200側の端子を平衡型にすることができる。さらに出力用IDT200を構成する第1の分割IDT201と第2の分割IDT202は、直列接続とされているので、入力用IDT100側に対し、インピーダンスを4倍とすることが可能である。
【0016】
ここで、特に第1、第2の分割IDT201,202の電極指は、互いに電極指の位置が1周期分、すなわち弾性表面波長λの1/2分ずれた構成とされている。
【0017】
さらに、図1において、IDT201とIDT202の接続部の共通電極203は、電極213によって入力用IDT100の片側の接地電位GNDに接続される第2の電極指102に接続されている。これによりIDT201とIDT202の接続部の共通電極203を強制的に接地電位GNDに落とすことが可能である。かかる構造とすることにより平衡出力端子対OUT1,OUT1における信号の位相差バランスを良好にすることが可能である。
【0018】
さらに、図3に示す電極構造は、図1の基本電極構造をダブルモード型弾性表面波装置に適用した例である。すなわち、入力用IDT100及び、出力用IDT200をともに、多段のIDT(図3の例では3段のIDT1〜3)の両側に反射器REF1,REF2を備えたダブルモード型弾性表面波構成とし、更に、不平衡入力段と、平衡出力段とを直列接続に接続している。
【0019】
かかる図3の構成において、分割IDT201,202を直列接続する共通電極203が隣接するIDT204,205の接地電極に接続されている。これにより、図3に示すダブルモード多段直列接続構成の弾性表面波装置においても、位相差バランスを良好にすることができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、かかる本発明者による先の出願により提示された弾性表面波装置を前提に、平衡入力端子あるいは、平衡出力端子における位相差バランスを改善し、更に好ましくは通過帯域におけるスプリアスを抑制し、挿入損失が大きくなることを防止できる弾性表面波装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する本発明に従う弾性表面波装置は、第1の態様として、圧電基板と、前記圧電基板の弾性表面波伝搬路上に配置され、それぞれ少なくとも一つ以上のインターデジタルトランスデューサを有して構成される入力用インターデジタルトランスデューサ及び、出力用インターデジタルトランスデューサを有し、前記入力用インターデジタルトランスデューサ又は、出力用インターデジタルトランスデューサの電極指の交差幅をXとする時、前記出力用インターデジタルトランスデューサ又は、入力用インターデジタルトランスデューサは、それぞれ交差幅を略X/2とする電極指を持つ2つの分割インターデジタルトランスデューサを有し、前記2つの分割インターデジタルトランスデューサのそれぞれの電極指の電極は、前記2つの分割インターデジタルトランスデューサから引き出され、平衡端子対に接続される2つの出力又は入力における信号の位相が180°異なる様に配置され、前記2つの分割インターデジタルトランスデューサは、前記2つの分割インターデジタルトランスデューサにおける電極指のピッチの2倍より大きい電極幅を有するべた形状の共通電極により直列接続され、更に前記共通電極は、接地電位に接続されていることを特徴とする。
【0022】
上記の目的を達成する本発明に従う弾性表面波装置は、第2の態様として、第1の態様において、さらに、前記2つの分割インターデジタルトランスデューサに隣接するインターデジタルトランスデューサを有し、前記共通電極は前記隣接するインターデジタルトランスデューサの電極指を通して接地電位に接続されることを特徴とする。
【0023】
上記の目的を達成する本発明に従う弾性表面波装置は、第3の態様として、第1の態様において、さらに、送受信用インターデジタルトランスデューサを有し、前記入力用インターデジタルトランスデューサ及び出力用インターデジタルトランスデューサは、前記送受信用インターデジタルトランスデューサにより、2段に接続されていることを特徴とする。
【0024】
上記の目的を達成する本発明に従う弾性表面波装置は、第4の態様として、圧電基板と、前記圧電基板の弾性表面波伝搬路上に配置され、それぞれ少なくとも一つ以上のインターデジタルトランスデューサを有して構成される入力用インターデジタルトランスデューサ及び、出力用インターデジタルトランスデューサを有し、前記入力用インターデジタルトランスデューサ又は、出力用インターデジタルトランスデューサの電極指の交差幅をXとする時、前記出力用インターデジタルトランスデューサ又は、入力用インターデジタルトランスデューサは、それぞれ交差幅を略X/2とする電極指を持つ第1及び第2の分割インターデジタルトランスデューサを有し、前記第1及び、第2の分割インターデジタルトランスデューサのそれぞれの電極指の電極は、前記2つの分割インターデジタルトランスデューサから引き出され、平衡端子対に接続される2つの出力又は入力における信号の位相が180°異なる様に配置され、前記第1の分割インターデジタルトランスデューサの電極指を共通に接続する第1の共通電極と、前記第2の分割インターデジタルトランスデューサの電極指を共通に接続する第2の共通電極との間に空隙を有し、前記第1及び第2の共通電極が、接地電位に接続されていることを特徴とする。
【0025】
上記の目的を達成する本発明に従う弾性表面波装置は、第5の態様として、第4の態様において、さらに、前記第1及び第2の分割インターデジタルトランスデューサに隣接するインターデジタルトランスデューサを有し、前記第1及び第2の分割インターデジタルトランスデューサの第1の共通電極及び第2の共通電極は、前記隣接するインターデジタルトランスデューサの電極指を通して接地電位に接続されていることを特徴とする。
【0026】
上記の目的を達成する本発明に従う弾性表面波装置は、第6の態様として、第4の態様において、さらに、送受信用インターデジタルトランスデューサを有し、前記入力用インターデジタルトランスデューサ及び出力用インターデジタルトランスデューサは、前記送受信用インターデジタルトランスデューサにより、2段に接続されていることを特徴とする。
【0027】
上記の目的を達成する本発明に従う弾性表面波装置は、第7の態様として、第4の態様において、前記第1の共通電極と第2の共通電極との間に有する空隙が、前記空隙の両端において、それぞれ電極で接続されていることを特徴とする。
【0028】
上記の目的を達成する本発明に従う弾性表面波装置は、第8の態様として、第4の態様において、前記第1の共通電極と第2の共通電極との間に有する空隙が、複数の電極で接続されていることを特徴とする。
【0029】
上記の目的を達成する本発明に従う弾性表面波装置は、第9の態様として、第4の態様において、前記第1の共通電極と第2の共通電極との間の空隙において、前記第1、第2の共通電極の長さより短い一つの電極により接続されていることを特徴とする。
【0030】
本発明の特徴は、以下に図面に従い説明される発明の実施の形態例から明らかになる。
【0031】
【発明の実施の形態】
図4は、本発明の第1の特徴を実現する実施の形態例である。図1と同様に電極構造のみを示しているが、圧電基板に形成されて図2に示したと同様に弾性表面波装置が構成される。以下の実施の形態例においても同様であり、説明の簡単化のために実施の形態例として電極構造のみを示す。
【0032】
図4において、入力IDT300,301と、分割された第1の分割IDT201と第2の分割IDT202が直列接続されて構成される平衡出力用IDT200を有して構成される。
【0033】
なお、図4におけるインピーダンスについて言及すると、両側の入力IDT300、301のインピーダンスはそれそれ100Ωで、IN端子に共通に接続することで、入力インピーダンスとしては50Ωとなる。出力IDT200については分割前のインピーダンスが50Ωで、分割後がそれぞれ100Ω、さらに直列接続することで出力インピーダンスとしては200Ωとなり、入力インピーダンスの4倍ということになります。また、図では入出力IDTともに同じ電極対数のイメージで示されているが、実施例として、出力IDT200の電極対数が入力IDTの対数の2倍程度あり、分割前の出力IDT200のインピーダンスは1つの入力IDTの半分の50Ωとなっている。
【0034】
この実施の形態例における特徴は、本発明に従い第1の分割IDT201と第2の分割IDT202を直列接続する共通電極203の電極幅が弾性表面波の波長λより大きく設定されていることにある。
【0035】
図5は、本発明の第1の特徴を実現する第2の実施の形態例であり、図3の構成例に対応して入力段と出力段が直列接続された構成である、
入力段は、不平衡入力端子を有する入力用IDT100と、入力用IDT100で生成した弾性表面波を出力段に伝達する送信用IDT110,111を有して構成される。一方、出力段は、入力段の送信用IDT110,111のそれぞれと直列接続された受信用IDT210,211と、平衡出力端子を有する出力用IDT200を有して構成される。
【0036】
図5に示す実施の形態例では、図4に示す実施の形態例と同様に出力用IDT200が、直列接続された第1の分割IDT201と第2の分割IDT202で構成されている。
【0037】
第1の分割IDT201と第2の分割IDT202を直列接続する共通電極203は、図4の実施の形態例構成と同様に隣接する受信用IDT210,211の櫛形電極指を通して接地電位に強制的に接続されている。さらに、第1の分割IDT201と第2の分割IDT202を直列接続する共通電極203の電極は、第1の分割IDT201と第2の分割IDT202の電極指のピッチの2倍(弾性表面波の波長λに対応する)より大きな電極幅に設定されている。
【0038】
上記図4及び図5の実施の形態例に共通する特徴として、第1の分割IDT201と第2の分割IDT202を直列接続する共通電極203は、第1の分割IDT201と第2の分割IDT202の電極指のピッチの2倍より大きい電極幅を有するべた形状の電極形状を成している。かかる本発明の第1の特徴により、位相差バランスをより改善することができる。
【0039】
図6は、かかる本発明の第1の特徴による弾性表面波フィルタにおける位相差バランスの改善を示す図である。図6において、グラフIは図3に示す電極構造と同様に、それぞれ3つのIDT1〜3をカスケード接続した入力段と、出力段を有する弾性表面波フィルタの位相バランス特性を示している。
【0040】
さらに、上記構成で入力段の3つのIDT1〜3のうち、IDT1,3は、それぞれ3つのブロックに分かれ、それらの電極対数と電極波長λ(=電極ピッチ[λ/2]×2)に関し、左のブロックから電極対数:12−2−1.5[対],電極波長:4.43−4.315−4.005[μm]、電極交差幅X:244μmである。さらに、IDT2も3つのブロックに分かれ、それらの電極対数と電極波長λ(=電極ピッチ[λ/2]×2)に関し、左のブロックから電極対数:2.5−14−2.5[対],電極波長:4.21−4.47−4.21[μm]、電極交差幅X:244μmである。
【0041】
一方、出力段の3つのIDT1〜3のうち、IDT1,3はそれぞれ3つのブロックに分かれ、それらの電極対数と電極波長λ(=電極ピッチ[λ/2]×2)に関し、左のブロックから電極対数:12−2−1.5[対],電極波長:4.43−4.315−4.005[μm]、電極交差幅X:244μmである。さらに、IDT2は、2つの分割IDTで構成され、それぞれ3つのブロックに分かれ、電極波長λ(=電極ピッチ[λ/2]×2)に関し、左のブロックから電極対数:2.5−14−2.5[対],電極波長:4.21−4.47−4.21[μm]、電極交差幅X:133μmである。
【0042】
上記電極構造の弾性表面波フィルタにおいて、図6のグラフIは、2つの分割IDTを直列接続する共通電極203の電極幅を2.5μm(<中心ブロック波長λ=4.47)としたときの特性である。
【0043】
一方、図6のグラフIIは、2つの分割IDTを直列接続する共通電極203の電極幅を7.5μm(>波長λ=4.47)としたときの特性である。
【0044】
これらの特性グラフにおいて、弾性表面波フィルタの通過帯域が正規化周波数で0.98〜1.02の範囲であり、この時の位相差の範囲は、電極幅7.5μmの場合、174°〜186°であり、電極幅2.5μmの場合は、173°〜188°である。
【0045】
したがって、図6のグラフから、上記に示した図4,図5に示す実施の形態例において、第1の分割IDT201と第2の分割IDT202を直列接続する電極203の電極幅を大きくする(グラフI→グラフII)と、平衡出力あるいは平衡入力端子における位相差バランスをより改善できることが理解される。
【0046】
一方、ここで、第1の分割IDT201と第2の分割IDT202を直列接続する電極203の電極幅を弾性表面波の波長λ以下にすることが、通過帯域内のスプリアス特性に関し、望ましいことが報告されている(特開2001−292050号公報:詳細な説明の欄の項【0037】)。
【0047】
本発明者においても、第1の分割IDT201と第2の分割IDT202を直列接続する電極203の電極幅を大きくしていくと通過帯域内でディップ(ノッチあるいはスプリアスとも言う)が生じ、挿入損失が大きくなることを確認している。このディップが生じる原理は、第1の分割IDT201と第2の分割IDT202のそれぞれで生じる横モードの振動(弾性表面波の進行方向)と、IDT201とIDT202間で生じる縦信号モードが相互に干渉することにより生じる。
【0048】
したがって、本発明者等は、先に説明したように、第1の分割IDT201と第2の分割IDT202を直列接続する電極203の電極幅を弾性表面波の波長λに対し、λより大きい値に設定する本発明の第1の特徴により位相差バランスの改善効果を維持しながら、上記のディップによる挿入損失が大きくなることを防ぐことを検討した。
【0049】
図7は、先に説明した第1の分割IDT201と第2の分割IDT202を直列接続する電極203の電極幅を弾性表面波の波長λに対し、λより大きいものとして位相バランスを改善する本発明の第1の特徴のみに基づく実施の形態例の減衰特性と、スプリアスにより生じるディップによる挿入損失の増加を改善する、後に説明する本発明の第2の特徴を合わせて有する実施の形態例の減衰特性とを比較する図である。
【0050】
図8は、更に図7における通過帯域部分を拡大して示す図である。図8において、第1の分割IDT201と第2の分割IDT202を直列接続する電極203の電極幅を弾性表面波の波長λに対し、λより大きい値に設定する本発明の第1の実施の形態例の特性において、○で囲った部分にディップが生じていることが判る。
【0051】
図9は、かかるディップを改善した本発明に従う第2の特徴を有する実施の形態例である。この実施の形態例は、図4の実施の形態例と同様に、入力電極300,301と、分割された第1の分割IDT201と第2の分割IDT202が直列接続されて構成される平衡出力電極端子200を有して構成される。
【0052】
さらに、特徴として第1の分割IDT201と第2の分割IDT202を直列接続する電極203が”べた”電極ではなく、空隙領域214を有する様に構成される。
【0053】
すなわち、電極203は、第1の分割IDT201の櫛形電極の共通電極203−1と、第2の分割IDT202の櫛形電極の共通電極203−2とに分離し、これらの間に空隙214を設けている。さらに、共通電極203−1と203−2とを両端の電極216,217で接続している。
【0054】
空隙214の両端の電極216、217は、隣接の入力電極300,301の櫛形電極と接続する電極213を通して接地電位に接続されている。
【0055】
この様に第1の分割IDT201と第2の分割IDT202を直列接続する電極203が”べた”電極でなく、空隙214を有する様に構成されることにより、通過帯域内に生じるディップを解消することができる。
【0056】
図8における挿入損失の特性図において、グラフIIは、図9の実施の形態例における特性図であり、グラフIにおいて生じていたディップがなくなり、本発明の第2の特徴により挿入損失を小さくすることが可能であることが理解できる。
【0057】
図10は、図9に示す実施の形態例と同様に、本発明の第2の特徴である第1の分割IDT201と第2の分割IDT202を直列接続する電極203に空隙214を設けた構成を図5に示す第1の特徴を有する実施の形態例に適用した例である。
【0058】
かかる実施の形態例においても、本発明の第1及び第2の特徴を有することができる。
【0059】
ここで、本発明の第2の特徴は、図9,図10示す空隙214の態様に限定されず他の構成とすることが可能である。
【0060】
図11は、更に本発明の第2の特徴を実現する別の実施の形態例である。図9の実施の形態例と比較して、第1の分割IDT201の共通電極203−1と第2の分割IDTの共通電極203−2との間の空隙204を複数の電極217で接続した構成である。
【0061】
図12は、本発明の第2の特徴を実現する更に別の実施の形態例である。図12に示す実施の形態例は、図4の実施の形態例と比較して、第1の分割IDT201の共通電極203−1と第2の分割IDT202の共通電極203−2を直列接続する電極203の長さを短くして、共通電極203−1、203−2の間で、電極203の両側に空隙214を設けた構成である。このような構成により本発明の第1及び、第2の特徴を実現することができる。
【0062】
【発明の効果】
以上図面に従い実施の形態例を説明したように、本発明により、不平衡−平衡変換機能を有する弾性表面波装置において、位相バランスとともに、挿入損失の改善を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】先に提案した弾性表面波フィルタを構成する電極構造を示す図である。
【図2】図1に示す電極構造が圧電基板上に形成された弾性表面波装置を示す図である。
【図3】図1の基本電極構造をダブルモード型弾性表面波装置に適用した例を示す図である。
【図4】本発明の第1の特徴を実現する実施の形態例を示す図である。
【図5】本発明の第1の特徴を実現する第2の実施の形態例であり、図3の構成例に対応して入力段と出力段が直列接続された構成を示す図である。
【図6】本発明の第1の特徴による弾性表面波フィルタにおける位相差バランスの改善を示す図である。
【図7】本発明の第1の特徴のみに基づく実施の形態例と第2の特徴を合わせて有する実施の形態例の減衰特性とを比較する図である。
【図8】図7における通過帯域部分を拡大して示す図である。
【図9】ディップを改善した本発明に従う第2の特徴を有する実施の形態例である。
【図10】本発明の第2の特徴である構成を図5に示す第1の特徴を有する実施の形態例に適用した例である。
【図11】本発明の第2の特徴を実現する別の実施の形態例である。
【図12】本発明の第2の特徴を実現する更に別の実施の形態例である。
【符号の説明】
11 圧電基板
100 不平衡入力用IDT
200 平衡出力用IDT
201、202 分割IDT
203 分割IDTを直列接続する共通電極
214 空隙

Claims (9)

  1. 圧電基板と、
    前記圧電基板の弾性表面波伝搬路上に配置され、それぞれ少なくとも一つ以上のインターデジタルトランスデューサを有して構成される入力用インターデジタルトランスデューサ及び、出力用インターデジタルトランスデューサを有し、
    前記入力用インターデジタルトランスデューサ又は、出力用インターデジタルトランスデューサの電極指の交差幅をXとする時、前記出力用インターデジタルトランスデューサ又は、入力用インターデジタルトランスデューサは、それぞれ交差幅を略X/2とする電極指を持つ2つの分割インターデジタルトランスデューサを有し、
    前記2つの分割インターデジタルトランスデューサのそれぞれの電極指の電極は、前記2つの分割インターデジタルトランスデューサから引き出され、平衡端子対に接続される2つの出力又は入力における信号の位相が180°異なる様に配置され、
    前記2つの分割インターデジタルトランスデューサは、前記2つの分割インターデジタルトランスデューサにおける電極指のピッチの2倍より大きい電極幅を有するべた形状の共通電極により直列接続され、更に
    前記共通電極は、接地電位に接続されている
    ことを特徴とする弾性表面波装置。
  2. 請求項1において、
    さらに、前記2つの分割インターデジタルトランスデューサに隣接するインターデジタルトランスデューサを有し、
    前記共通電極は前記隣接するインターデジタルトランスデューサの電極指を通して接地電位に接続される
    ことを特徴とする弾性表面波装置。
  3. 請求項1において、
    さらに、送受信用インターデジタルトランスデューサを有し、
    前記入力用インターデジタルトランスデューサ及び出力用インターデジタルトランスデューサは、前記送受信用インターデジタルトランスデューサにより、2段に接続されていることを特徴とする弾性表面波装置。
  4. 圧電基板と、
    前記圧電基板の弾性表面波伝搬路上に配置され、それぞれ少なくとも一つ以上のインターデジタルトランスデューサを有して構成される入力用インターデジタルトランスデューサ及び、出力用インターデジタルトランスデューサを有し、
    前記入力用インターデジタルトランスデューサ又は、出力用インターデジタルトランスデューサの電極指の交差幅をXとする時、前記出力用インターデジタルトランスデューサ又は、入力用インターデジタルトランスデューサは、それぞれ交差幅を略X/2とする電極指を持つ第1及び第2の分割インターデジタルトランスデューサを有し、
    前記第1及び、第2の分割インターデジタルトランスデューサのそれぞれの電極指の電極は、前記2つの分割インターデジタルトランスデューサから引き出され、平衡端子対に接続される2つの出力又は入力における信号の位相が180°異なる様に配置され、
    前記第1の分割インターデジタルトランスデューサの電極指を共通に接続する第1の共通電極と、前記第2の分割インターデジタルトランスデューサの電極指を共通に接続する第2の共通電極との間に空隙を有し、
    前記第1及び第2の共通電極が、接地電位に接続されている
    ことを特徴とする弾性表面波装置。
  5. 請求項4において、
    さらに、前記第1及び第2の分割インターデジタルトランスデューサに隣接するインターデジタルトランスデューサを有し、
    前記第1及び第2の分割インターデジタルトランスデューサの、前記第1及び第2の共通電極は、前記隣接するインターデジタルトランスデューサの電極指を通して接地電位に接続されている
    ことを特徴とする弾性表面波装置。
  6. 請求項4において、
    さらに、送受信用インターデジタルトランスデューサを有し、
    前記入力用インターデジタルトランスデューサ及び出力用インターデジタルトランスデューサは、前記送受信用インターデジタルトランスデューサにより、2段に接続されていることを特徴とする弾性表面波装置。
  7. 請求項4において、
    前記第1の共通電極と第2の共通電極との間に有する空隙が、前記空隙の両端において、それぞれ電極で接続されていることを特徴とする弾性表面波装置。
  8. 請求項4において、
    前記第1の共通電極と第2の共通電極との間に有する空隙が、複数の電極で接続されていることを特徴とする弾性表面波装置。
  9. 請求項4において、
    前記第1の共通電極と第2の共通電極との間の空隙において、前記第1、第2の共通電極の長さより短い一つの電極により接続されていることを特徴とする弾性表面波装置。
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