JP4555203B2 - ワンプッシュヒンジ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、携帯電話、ノート型パソコン、電子手帳、DVDモニター、リモコン等の小型電子機器の折り畳み及び回転機構部に使用される、押釦を押して自動的に所定角度まで開かれるように構成したワンプッシュヒンジ装置に関する。
一般に、2つ折り型の携帯電話には、キーボードが設置された第1筐体と画像を写す液晶モニター(LCD)が組み込まれた第2筐体との間をワンプッシュヒンジ装置で結合して構成することにより、ワンプッシュヒンジ装置に設けた押込みボタンを押す操作だけで、閉塞している液晶モニターを設けた第2筐体を自動的に回動して開放するものがある。
このように用いられる従来のワンプッシュヒンジ装置には、互いに開閉回動自在に連結される第1部材(筐体),第2部材(筐体)のいずれか一方にカム部を有する第1係合体を設け、他方にこのカム部に凹凸係合するカム係合部を有する第2係合体を設け、この第1係合体と第2係合体とが係合状態のとき第1部材と第2部材とが回動ロックされるように構成し、この第1係合体,第2係合体の少なくとも一方を係合方向に付勢する係合付勢体と、第1係合体,第2係合体の少なくとも一方を回動方向に付勢する回動付勢体とを備えて、押込みボタン部の押込み操作によって第1係合体,第2係合体の少なくとも一方が回動付勢体の付勢力により回動方向に付勢されることで第1部材,第2部材を自動的に開き回動させ得るように構成したものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来のワンプッシュヒンジ装置には、第1の部材(筐体)と第2の部材(筐体)を互いに開閉可能に連結するヒンジであって、外周に回り止め手段を有し第1の部材か第2の部材のいずれか一方の取付筒部に挿入係止されるケース体と、このケース体の中心部軸方向を貫通して一端部側を該ケース体に係止して取り付けられたシャフトと、このシャフトの他端部側に該シャフトに回転を拘束されつつ軸方向へ摺動可能に取り付けられた一端部に係止部を有するスライドキーと、外周に回り止め手段を有し第1の部材か第2の部材のいずれか他方の取付筒部に挿入係止されスライドキーを内部軸方向へ摺動可能に収装しつつシャフトに回転を拘束されて設けられたアウターカムと、その中心部軸方向へシャフトと共にスライドキーの先端部を挿通させるアウターカム内に軸方向へ摺動可能に収装されスライドキーの係止部と回転角度によって係合解離を行う係合凸部を有するインナーカムと、このインナーカム及びアウターカムと対向しその中心部軸方向へシャフトを貫通させつつケース体内に回転を拘束されつつ軸方向へ摺動可能に取り付けられたスライダーカムと、このスライダーカムとケース体との間に弾設された第1コンプレッションスプリングと、スライドキーとアウターカムとの間に弾設された第1コンプレッションスプリングよりも弱い弾力を持つ第2コンプレッションスプリングと、スライドキーに取り付けられた押釦とを有し、通常時はスライダーカムのカム部の凸部をスライドキーによって回転を阻止されているインナーカムの係止凸部と係合させているが、押釦に対し押圧操作を行うことにより、スライドキーの係止部とインナーカムの係合凸部との係合状態を解離してスライダーカムをケース体と共に回転させるように構成する。このように構成したヒンジでは、ヒンジに設けた押釦を押すことにより第1の部材と第2の部材を使用可能な角度、或は所定開成角度まで自動的に開かしめ、この自動開成角度からは手動で閉じることができる(例えば、特許文献2参照。)。
上述のような従来のワンプッシュヒンジ装置では、ねじりばね部材の付勢力(オープン力)を利用して第1部材と第2部材を自動的に開く操作を行うと共に、相互に対向して凹凸が噛み合うカム面をばねの付勢力によって圧接させたカム構造を利用して第1部材と第2部材が閉じている状態で相互に圧接するように引き込む付勢力(ロック力)を発生させるように構成している。
このような従来のワンプッシュヒンジ装置では、ワンプッシュ操作で閉状態を保持するロックを解除するまで、第1部材と第2部材を開くためのオープン力より第1部材と第2部材を閉じておくロック力が勝っている必要がある。
このため従来のワンプッシュヒンジ装置では、大きなロック力を発生させるカム構造を、お互の傾斜面(カムの凹面と凸面を滑らかにつないでいる斜面)の角度を急勾配に形成し、さらに凹溝を深く形成しなければならない。
このような従来のワンプッシュヒンジ装置で用いる急勾配の斜面で摺接する凹溝の深いカム構造をもった部材を製作する場合には、鋳造によって製造すると強度がでないため、金属粉末射出成形方法で製造することが必要となり、製造コストが高くなるという問題がある。
このような従来のワンプッシュヒンジ装置では、カム構造で発生するロック力を大きくしすぎてしまうと、ワンプッシュ操作に必要な操作力(プッシュ力)が大きくなりすぎたり、プッシュボタンの作動ストローク(プッシュストローク)が長くなりすぎることになるため、オープン力とロック力のバランスをとって設計することが困難であるという問題がある。
前述した従来のワンプッシュヒンジ装置では、第1部材と第2部材を開く方向に働くねじりばね部材で与える付勢力と、第1部材と第2部材を閉じる方向に働くカム構造で与える付勢力とが分離されていないため、第1部材と第2部材を閉じておくために必要となる十分なロック力を発生させることが困難である。
また、薄型化した携帯電話にワンプッシュヒンジ装置を装着する場合には、ワンプッシュヒンジ装置自体も小型化が要望されるので、携帯電話の液晶モニターが組み込まれた重量のある部材を回動して開かせる動作を自動的に行うための大きな回転トルクを伴うオープン力をロック可能な機構を、限られた狭いスペース内に構成することが困難であるという問題がある。
特開2003−322141号公報 特開2004−150498号公報
本発明は上述した点に鑑み、ワンプッシュ操作で閉状態を保持するロックを解除し第1部材と第2部材を自動的に開くためのオープン力を必要なだけ大きくでき、第1部材と第2部材を閉状態としているときに第1部材と第2部材とを互いに圧接させるためのロック力を必要なだけ大きくでき、しかも小型化可能で廉価に製造可能なワンプッシュヒンジ装置を新たに提供することを目的とする。
請求項1に記載のワンプッシュヒンジ装置は、折り畳み可能な2つの筐体の一方の前記筐体に固定され、一方の端部には底部が設けられ、他方の開放端側には係合用溝が設けられた筒状のハウジングと、他方の前記筐体に固定され、一方の端部には開口を塞ぐ端板が設けられ、前記ハウジングと軸線を一致させ、前記開放端と前記端板を位置決め固定部材で回転可能に連結させた筒状のケースと、前記軸線上に前記端板の軸孔を貫通して設けられ、第1ロックピンと第2ロックピンを径方向に突出させたシャフトと、前記ハウジングに収納され、一方の端部が前記底部に取り付けられ、他方の端部が前記シャフトと一体に回動する閉力ばねホルダーに取り付けられ、2つの前記筐体を閉じる方向に、前記軸線回りに前記ハウジングを付勢する閉力ばねと、前記ハウジングに収納され、内部に前記シャフトを回動及び摺動自在に挿通する軸孔と、前記第1ロックピンを離脱可能に保持する第1ロックピン保持部とが開口され、外周面の径方向に、前記係合用溝と係合される係合部が突出された閉力用ピンホルダと、前記ケースに収納され、一方の端部が前記端板に取り付けられ、他方の端部が前記シャフトと一体に回動する開力ばねホルダーに取り付けられ、2つの前記筐体を開ける方向に、前記軸線回りに前記ケースを付勢する開力ばねと、前記ケースに収納され、内部に前記シャフトを回動及び摺動自在に挿通する軸孔と、前記第2ロックピンを離脱可能に保持する第2ロックピン保持部が開口され、外周面に前記ケースの台座部と係合される係合部が設けられた開力用ピンホルダと、前記軸線上に設けられ、一方の端部の操作部が前記底部から突出され、他方の端部が前記シャフトの先端部と当接され、前記操作部を押し込むことで、前記シャフトを前記軸線方向に移動させて、前記第1ロックピンが前記第1ロックピン保持部から離脱し、前記第2ロックピンが前記第2ロックピン保持部内に保持されて前記閉力ばねが2つの前記筐体を閉じる方向に付勢する閉状態から、前記第1ロックピンが前記第1ロックピン保持部に保持され、前記第2ロックピンが前記第2ロックピン保持部から離脱して前記開力ばねが2つの前記筐体を開ける方向に付勢する開状態へ移行させるプッシュボタンと、を有することを特徴としている。
上述のように構成することにより、閉状態となったときに開力ばねの付勢力が働かない状態とされ、かつ閉力ばねが付勢力を働かせて閉状態を維持するようになる。また、開状態となったときに閉力ばねの付勢力が働かない状態とされ、かつ開力ばねが付勢力を働かせて開状態を維持するようになる。よって、このワンプッシュヒンジ装置では、閉状態と開状態との切り替えに伴って、開力ばねの開力(オープン力)とこれと反対方向に働く閉力ばねの閉力(ロック力)とを分離して働くように切り替えるので、オープン力とロック力とを必要なだけ大きく設定できるので、十分なロック力によって閉状態を維持することができる。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載のワンプッシュヒンジ装置において、前記閉力用ピンホルダと前記閉力ばねホルダーの間にはピンガイドが配置され、前記ピンガイドには、前記ハウジングの前記係合用溝に係合される係合部、前記シャフトを回動及び摺動自在に挿通する軸孔、及び前記閉状態で前記第1ロックピンを遊置する誘導ガイド部が設けられると共に、当該誘導ガイド部には、前記ハウジング側が開く方向に手動で操作された際に、前記第1ロックピンを前記第1ロックピン保持部へ挿入させるようにガイドする、ガイド斜面が設けられていることを特徴としている。
上述のように構成することにより、請求項1に記載の発明の作用、効果に加えて、手動で一方の筐体と他方の筐体とを開かせるように操作した場合でも、プッシュボタンを押し操作したときと同様に、自動的に開かせる動作を行える。
請求項3に記載した発明は、請求項1又は請求項2に記載のワンプッシュヒンジ装置において、前記ケース内に収納され、前記ケースと一体的に回転するよう設置される回転カムと、前記シャフトと一体的に回転するよう設置される固定カムと、前記回転カムと前記固定カムとが対面した状態で圧接されるよう付勢するカム用押しばねと、前記回転カムと前記固定カムとの相対向する面部間が、相対的に所定角度回転して前記開状態となったときに、相互の凹凸形状が嵌まって仮留めされるクリック動作を行うカム面と、を設けたことを特徴としている。
上述のように構成することにより、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用、効果に加えて、ワンプッシュヒンジ装置を開状態に操作したとき、一方の筐体と他方の筐体とを所定の使用状態に開かせて保持することができる。
本発明の回転規制機能付2軸ヒンジ装置によれば、ワンプッシュ操作で閉状態を保持するロックを解除し第1部材と第2部材を自動的に開くためのオープン力を必要なだけ大きくでき、第1部材と第2部材を閉状態としているときに第1部材と第2部材とを互いに圧接させるためのロック力を必要なだけ大きくでき、しかも小型化可能で廉価に製造できるという効果がある。
以下、本発明のワンプッシュヒンジ装置に係わる実施の形態について、図1乃至図12を参照しながら説明する。
図1はワンプッシュヒンジ装置の全体概略構成図、図2はその分解斜視図であり、図で1は、ハウジング、2はケース、3はシャフトである。
このハウジング1は、略円筒の一方の端部に底部を設けた形状に形成し、その底部に円形透孔4を穿設する。このハウジング1の底部には、ばねの一端部を挿通して固定するための支持孔部5を設ける。さらにハウジング1には、底部を設けていない円筒端部の所定部所をコの字状に切欠して係合用溝6を設ける。このように形成したハウジング1内の円形透孔4部分には、円柱の底部にフランジを一体形成したプッシュボタン(スイッチ)7を出没可能に装着する。
図2及び図9に示すように、ケース2は、円筒状に形成したケース本体8の一方の端部に円板状に形成したケース端板9を設置し、ケース本体8とケース端板9とが一体的に回動するよう構成する。
このケース本体8の他方の端部には、ケース蓋10を一体的に取り付ける。これらケース端板9とケース蓋10とには、それぞれの中心部にシャフト3支受用の軸孔11、12を穿孔する。このケース端板9には、軸孔11の周囲の所定位置に周り止め係合用の円弧状開口13を穿設する。
このように形成したハウジング1とケース2とは、そのケース端板9の周囲をハウジング1の底部を設けていない円筒端部の段付き部分1Aに摺動自在に嵌めてから、一対の位置決め固定部材21によってこれらの繋ぎ目部分を保持することにより、ハウジング1とケース2とが相対的に回動自由となるように構成する。
このワンプッシュヒンジ装置は、図示しないが例えば2つ折り型の携帯電話にヒンジとして使用する場合に、ハウジング1を携帯電話のキーボードが設置された第1筐体側に固定し、ケース2を携帯電話の画像を写す液晶モニター(LCD)が組み込まれた第2筐体側に固定して用いる。なお、ハウジング1とケース2とには、それぞれ各筐体に空回りすることなく固定するため、凸部又は凹部による嵌合構造を設けても良い。
図2に示すように、シャフト3は、1本の棒状部材であって、その一方の端部に円柱状の細軸部14を形成し、この細軸部14に続く所定長さ部分と他方の端部とに中軸部15A、15Bを形成し、これら2つの中軸部15A、15Bの間に太軸部16を形成する。
これら中軸部15A、15Bには、それぞれの所定部分に断面円形の対向する円弧部が軸線方向に沿ってカットされた小判形状(円以外の長径と短径を有する断面形状)を成すスプライン機能形状部17A、17Bを形成する。太軸部16には、断面円形の対向する円弧部が軸線方向に沿ってカットされた小判形状(円以外の長径と短径を有する断面形状)を成すスプライン機能形状部18を形成する。
このシャフト3には、その細軸部14に隣接する中軸部15Aの所定位置にシャフト3を直径方向に貫通する透孔を穿孔し、この透孔に第1ロックピン19を貫通させて、その両端部が等しくラジアル方向に延出するよう一体的に取り付ける。
さらにこのシャフト3の太軸部16には、端部にある中軸部15Bに近接した所定位置にシャフト3を直径方向に貫通する透孔を穿孔し、この透孔に第2ロックピン20を貫通させて、その両端部が等しくラジアル方向に延出するよう一体的に取り付ける。
図1及び図2に示すところから分かるように、シャフト3は、一方の中軸部15Aの部分をケース2の軸孔11に軸挿し、他方の中軸部15Bの部分をケース蓋10の軸孔12に軸挿して回動自由に装着すると共に、細軸部14の先端をハウジング1の内部に装着したプッシュボタン7の底面に臨ませるように配置する。
このワンプッシュヒンジ装置では、シャフト3のハウジング1内にある部分に、プッシュボタン戻しばね22、閉力ばね23、閉力ばねホルダ24、ピンガイド25及び閉力用のピンホルダ26を配置する。
このワンプッシュヒンジ装置では、シャフト3のケース2内にある部分に、ケース回転板27、開力ばね28、開力ばねホルダ29、開力用のピンホルダ30、ばね受け部材31、シャフト戻しばね32、カム用押しばね33、カムワッシャ34、回転カム35及び固定カム36を配置する。
このワンプッシュヒンジ装置では、閉力ばねホルダ24に、シャフト3のスプライン機能形状部17Aと断面が略同形の挿通孔24Aと、閉力ばね23の端部を嵌挿する支持孔24Bとを穿設する。このように構成した閉力ばねホルダ24は、その挿通孔24Aにスプライン機能形状部17Aを挿通させてシャフト3と一体的に回動するよう組み付ける。
この閉力ばねホルダ24とプッシュボタン7との間には、プッシュボタン戻しばね22を配置して、プッシュボタン7の先端部をハウジング1の円形透孔4から突出させる方向に付勢する。
さらに閉力ばねホルダ24とハウジング1との間には、ねじりコイルばねである閉力ばね23を、閉力ばね23の一方の折曲して突出した端部を支持孔24Bに挿通し、閉力ばね23の他方の折曲して突出した端部をハウジング1の支持孔部5に挿通して架設する。
また、ピンガイド25と閉力用のピンホルダ26とは、それぞれの中央部に穿設した軸孔25B、26Bにシャフト3の第1ロックピン19を配置した中軸部15A部分を通して、ピンガイド25と閉力用のピンホルダ26とに対してシャフト3が軸線方向へ移動可能で、かつシャフト3の周りにピンガイド25と閉力用のピンホルダ26とが回動自由となるように配置する。
これらピンガイド25と閉力用のピンホルダ26とは、それぞれの外周部に円弧状に突設した係合部25A、26Aを、ハウジング1の係合用溝6に係合させて、ハウジング1と一体的に回動するよう組み付ける。
このピンガイド25には、図5及び図6に示すように、軸孔25Bの直径方向に配置され、相互に回転対称となるように形成した手動操作時に第1ロックピン19を閉力用のピンホルダ26へ誘導すると共に、第1ロックピン19を所定角度回動自由に遊置するための誘導ガイド部37を設ける。この誘導ガイド部37は、ガイド斜面37Aを1つ有する断面台形の凹部状に形成する。
また、閉力用のピンホルダ26には、図7に示すように、軸孔26Bの直径方向にそれぞれ扇型に延長する開口である、ロックピン保持部38を一体的に形成する。このロックピン保持部38は、第1ロックピン19を所定角度回動自由に遊挿し、その内部に留めておけるように構成する。さらに、ロックピン保持部38には、ピンガイド25の誘導ガイド部37に設けたガイド斜面37Aに連続して第1ロックピン19の出入動作をガイドするためのガイド用面取り部38Aを設ける。
図1及び図2に示すように、ケース2の内部側に配置するケース回転板27は、開力ばね28の付勢力である開力(オープン力)をケース2へ伝達するための部材である。このため、ケース回転板27の平面部には、ケース端板9の円弧状開口13に嵌合する円弧状突台27Aを突設する。さらにケース回転板27の円弧状突台27A部分には、開力ばね28の折曲して突出された一端部を嵌挿する挿通孔27Bを穿孔する。
このように構成したケース回転板27は、円弧状突台27Aを円弧状開口13に嵌合させた状態でケース端板9の内面に当接させて配置することにより、ケース2と一体的に回動するよう設置する。
また、開力ばねホルダ29は、開力ばね28の付勢力である開力(オープン力)をシャフト3へ伝達するための部材である。このため、開力ばねホルダ29の平面中央部には、太軸部16のスプライン機能形状部18部分の断面形状に対応した嵌挿孔29Aを穿設する。さらに開力ばねホルダ29の所定位置には、開力ばね28の折曲して突出された他端部を嵌挿する挿通孔29Bを穿孔する。このように構成した開力ばねホルダ29は、嵌挿孔29Aをシャフト3のスプライン機能形状部18に嵌合させてシャフト3と一体的に回動するよう設置する。
このように配置されたケース回転板27と開力ばねホルダ29との間には、ねじりコイルばねである開力ばね28を配置し、開力ばね28の一方の端部を挿通孔27Bに嵌挿し、開力ばね28の他方の端部を開力ばねホルダ29の挿通孔29Bに挿通することによって、ケース2とシャフト3との間に開力(オープン力)である回転トルクを発生させるように構成する。
図1及び図2に示すように、ケース2内でシャフト3に設けた第2ロックピン20に対応可能な所定位置には、開力用のピンホルダ30を配置する。この開力用のピンホルダ30は、その円板の直径方向両端部を切欠して各短辺部30Aを形成し、この短辺部30Aがケース本体8の内部に形成した図示しない周り止め用台座に乗って、ケース2と一体的に回動するよう設置する。
この開力用のピンホルダ30は、その中央部に穿設した軸孔30Bにシャフト3の太軸部16部分を通してシャフト3が軸線方向へ移動可能で、かつシャフト3の周りに開力用のピンホルダ30が回動自由となるように構成する。
また、開力用のピンホルダ30には、図8に示すように、軸孔30Bの直径方向にそれぞれ略扇型(又は矩形状でも良い)に延長する開口である、第2ロックピン保持部39を一体的に形成する。この第2ロックピン保持部39は、第2ロックピン20を所定角度回動自由に遊挿し、その内部に留めておけるように構成する。さらに、第2ロックピン保持部39には、第2ロックピン20の出入動作をガイドするためのガイド用面取り部39Aを設ける。
図1及び図2に示すように、ばね受け部材31には、シャフト3のスプライン機能形状部17Bの断面形状に対応した嵌挿孔31Aを穿設する。このばね受け部材31は、嵌挿孔31Aにシャフト3の中軸部15B部分を挿通し、太軸部16側段付き部に突き当てるようにして配置する。
図1及び図2に示すように、ケース2内でシャフト3のスプライン機能形状部17Bに対応する所定位置には、回転カム35を配置する。この回転カム35は、その円板の直径方向両端部を切欠して各短辺部35Aを形成し、この短辺部35Aがケース本体8の内部に形成した図示しない周り止め用台座に乗って、ケース2と一体的に回動するよう設置する。
この回転カム35は、その中央部に穿設した軸孔35Bにシャフト3の中軸部15B部分を通してシャフト3が軸線方向へ移動可能で、かつシャフト3の周りに回転カム35が回動自由となるように構成する。
この回転カム35に対向して、シャフト3のスプライン機能形状部17B部分には、固定カム36を配置する。この固定カム36には、シャフト3のスプライン機能形状部17Bの断面形状に対応した嵌挿孔36Aを穿設する。この固定カム36は、嵌挿孔36Aに中軸部15Bのスプライン機能形状部17B部分を挿通して、シャフト3と一体的に回転するように配置する。
これら回転カム35と固定カム36との相対向する平面部間には、相対的に角168度回転したときに相互の凹凸形状が嵌まって仮留めするように制止するクリック動作を行うカム面を構成する。
図1及び図2に示すように、中軸部15B部分に配置されるばね受け部材31と回転カム35に隣接して配置されるカムワッシャ34との間には、圧縮コイルばねであるシャフト戻しばね32を架設し、シャフト3をプッシュボタン7側に移動させるように付勢する。
また、中軸部15B部分に配置される開力用のピンホルダ30と回転カム35との間には、圧縮コイルばねであるカム用押しばね33を架設し、回転カム35と固定カム36とが、相互に対向するカム面で圧接するように構成する。
次に、上述のように構成したワンプッシュヒンジ装置の作用及び動作について説明する。
例えば図示しないが、このワンプッシュヒンジ装置を2つ折り型の携帯電話にヒンジとして使用する場合には、ハウジング1が固定された携帯電話のキーボードが設置された第1筐体と、ケース2が固定された携帯電話の画像を写す液晶モニター(LCD)が設置された第2筐体とが閉じた状態のときに、図1、図3及び図4に示す閉状態となる。
この閉状態では、第1ロックピン19が誘導ガイド部37内に所定角度の範囲内で回動自由に遊置されているので、シャフト3の回りにハウジング1に固定された携帯電話のキーボードが設置された第1筐体を閉じる方向に回動する付勢力が働く。
これと同時に閉状態では、シャフト3の第2ロックピン20が、ケース2に固定された開力用のピンホルダ30の第2ロックピン保持部39内に回動動作を制止されるように保持され、ケース2とシャフト3とが相対的に回動不能な状態にされているので、ケース2とシャフト3とを開方向に回動するための開力ばね28の付勢力である開力(オープン力)が働かないように制止された状態となっている。
このため閉状態では、シャフト3に対してケース2に固定された携帯電話の画像を写す液晶モニター(LCD)が設置された第2筐体が回動不能で不動な状態にあり、シャフト3に対してハウジング1に固定された携帯電話のキーボードが設置された第1筐体が閉じる方向に回動する付勢力(第1筐体と第2筐体が閉じている状態で相互に圧接するように引き込むロック力)が働いて、携帯電話が2つ折りに閉じられた状態を保持する。
次に、2つ折りに閉じられた携帯電話を、使用状態に開くため、プッシュボタン7を押し操作した場合には、シャフト3が図の矢印A方向に移動すると共に、第1ロックピン19の円周に沿ってロックピン保持部38の端部が摺動して閉力用のピンホルダ26が若干押しまわされることにより図10に示すように、第1ロックピン19がピンガイド25の誘導ガイド部37から脱出して閉力用のピンホルダ26のロックピン保持部38内に回動を制止されるように保持されると同時に、第2ロックピン20が開力用のピンホルダ30の第2ロックピン保持部39から脱出して開力用のピンホルダ30を回動自由として開力(オープン力)を働かせる状態とする。
この開力(オープン力)を働かせる状態では、第1ロックピン19が閉力用のピンホルダ26のロックピン保持部38内に回動を制止されるように保持され、この閉力用のピンホルダ26がハウジング1に一体的に固定されているので、ハウジング1と閉力用のピンホルダ26とシャフト3とが一体的に不動な状態となり、閉力ばね23の付勢力でハウジング1とシャフト3とが相対的に移動不能となる。
これと同時に、第2ロックピン20が第2ロックピン保持部39から外れてケース2と一体の開力用のピンホルダ30がシャフト3の回りに回動自由となると、ケース2は開力ばね28の開力(オープン力)によってシャフト3の回りに回動する。すると、このケース2に固定された携帯電話の画像を写す液晶モニター(LCD)が設置された第2筐体は、使用位置(角168度回転した位置)まで回動し、回転カム35と固定カム36とのカム面の作用で仮留めされて使用位置に保持される。
なお、回転カム35と固定カム36とのカム面の作用は、仮留めするように制止するクリック動作を行うものであるから、使用者が手動でワンプッシュヒンジ装置を介して結合されている携帯電話の第1筐体と第2筐体とを、さらに広い角度に開かせ又は閉じる方向に折り曲げる操作を行うことができる。
次に、2つ折りに閉じられた携帯電話を使用状態に開くため、使用者が手動で携帯電話の第1筐体と第2筐体とを所定角度まで開かせた場合(手開き動作)について説明する。
この場合には、ワンプッシュヒンジ装置が前述した図1、図3、図4及び図10に示す閉状態にあり、第1ロックピン19が誘導ガイド部37内に所定角度の範囲内で回動自由に遊置されているので、携帯電話の第1筐体と第2筐体とを手動で開かせ始めると、ハウジング1に固定された携帯電話のキーボードが設置された第1筐体が、閉力ばね23の付勢力に抗してシャフト3の回りに角15度回転した図11に示す状態で、第1ロックピン19がガイド斜面37Aを登り始める。
さらに手動で携帯電話の第1筐体と第2筐体とを開かせ続けると、第1ロックピン19は、ピンガイド25のガイド斜面37Aを登りきって、閉力用のピンホルダ26のロックピン保持部38内へガイド用面取り部38Aに案内されて入り込んだ図12に示す、前述した開力(オープン力)を働かせる状態(ロック解除状態)となる。
この開力(オープン力)を働かせる状態では、前述したと同様に、第1ロックピン19がロックピン保持部38内に保持されるため閉力ばね23の付勢力でハウジング1とシャフト3とが相対的に移動不能となる。
これと同時に第2ロックピン20が第2ロックピン保持部39から外れて、ケース2は、開力ばね28の開力(オープン力)によってシャフト3の回りに回動し、携帯電話の画像を写す液晶モニター(LCD)が設置された第2筐体が自動的に使用位置まで回動して保持される。
次に、使用状態に開かれた携帯電話を、使用者が手動で2つ折りに閉じる場合について説明する。
この使用者が手動で閉じる場合には、使用者が手動で携帯電話の第1筐体と第2筐体とを2つ折りに折り曲げるように操作すると、画像を写す液晶モニター(LCD)が設置された第2筐体に一体的に固定されたケース2を開力ばね28の付勢力に抗してシャフト3の回りに回動する。
そして、使用者が手動で携帯電話の第1筐体と第2筐体とを2つ折りに折り曲げて、閉状態の位置に戻すと、第1ロックピン19が誘導ガイド部37に挿入可能に対向し、第2ロックピン20が第2ロックピン保持部39に挿入可能に対向する状態となり、シャフト戻しばね32の付勢力によってシャフト3が矢印A方向と逆方向に押し戻され、第1ロックピン19が誘導ガイド部37内へ挿入され、第2ロックピン20が第2ロックピン保持部39内へ挿入された、図1、図3、図4及び図10に示す閉状態となる。
このように開閉動作するワンプッシュヒンジ装置では、閉状態となったときに開力ばね28の付勢力が働かない状態とされ、かつ閉力ばね23が付勢力を働かせて閉状態を維持するようになる。また、このワンプッシュヒンジ装置では、開状態となったときに閉力ばね23の付勢力が働かない状態とされ、かつ開力ばね28が付勢力を働かせて開状態を維持するようになる。
よって、このワンプッシュヒンジ装置では、閉状態と開状態との切り替えに伴って、開力ばね28の開力(オープン力)とこれと反対方向に働く閉力ばね23の閉力(ロック力)とを分離して働くように切り替えるので、十分なロック力によって閉状態を維持することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、その他種々の構成を取り得ることは勿論である。
本発明の実施の形態に係わるワンプッシュヒンジ装置の要部を示す概略部分断面組み立て図である。 本発明の実施の形態に係わるワンプッシュヒンジ装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係わるワンプッシュヒンジ装置の要部を取り出して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係わるワンプッシュヒンジ装置の要部を取り出して他の方向から見たところを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係わるワンプッシュヒンジ装置のピンガイドと閉力用のピンホルダを取り出して示す拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係わるワンプッシュヒンジ装置のピンガイドを取り出して誘導ガイド部を示す拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係わるワンプッシュヒンジ装置の閉力用のピンホルダを取り出して示す拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係わるワンプッシュヒンジ装置の開力用のピンホルダを取り出して示す拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係わるワンプッシュヒンジ装置のケースを取り出して示す拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係わるワンプッシュヒンジ装置におけるプッシュボタンを操作して開く動作を行わせる場合の第1ロックピンとピンガイド及び閉力用のピンホルダとの動作関係と、第2ロックピンと開力用のピンホルダの動作関係を示す部分断面説明図である。 本発明の実施の形態に係わるワンプッシュヒンジ装置における手動操作で開く場合の動作初期の第1ロックピンとピンガイド及び閉力用のピンホルダとの動作関係と、第2ロックピンと開力用のピンホルダの動作関係を示す部分断面説明図である。 本発明の実施の形態に係わるワンプッシュヒンジ装置における手動操作で開く場合の動作後期の第1ロックピンとピンガイド及び閉力用のピンホルダとの動作関係と、第2ロックピンと開力用のピンホルダの動作関係を示す部分断面説明図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 ケース
3 シャフト
4 円形透孔
5 支持孔部
6 係合用溝
7 プッシュボタン
8 ケース本体
9 ケース端板
10 ケース蓋
11 軸孔
12 軸孔
19 ロックピン
20 ロックピン
25 ピンガイド
26 ピンホルダ
30 ピンホルダ
35 回転カム
36 固定カム
37 誘導ガイド部
37A ガイド斜面
38 ロックピン保持部
39 ロックピン保持部

Claims (3)

  1. 折り畳み可能な2つの筐体の一方の前記筐体に固定され、一方の端部には底部が設けられ、他方の開放端側には係合用溝が設けられた筒状のハウジングと、
    他方の前記筐体に固定され、一方の端部には開口を塞ぐ端板が設けられ、前記ハウジングと軸線を一致させ、前記開放端と前記端板を位置決め固定部材で回転可能に連結させた筒状のケースと、
    前記軸線上に前記端板の軸孔を貫通して設けられ、第1ロックピンと第2ロックピンを径方向に突出させたシャフトと、
    前記ハウジングに収納され、一方の端部が前記底部に取り付けられ、他方の端部が前記シャフトと一体に回動する閉力ばねホルダーに取り付けられ、2つの前記筐体を閉じる方向に、前記軸線回りに前記ハウジングを付勢する閉力ばねと、
    前記ハウジングに収納され、内部に前記シャフトを回動及び摺動自在に挿通する軸孔と、前記第1ロックピンを離脱可能に保持する第1ロックピン保持部とが開口され、外周面の径方向に、前記係合用溝と係合される係合部が突出された閉力用ピンホルダと、
    前記ケースに収納され、一方の端部が前記端板に取り付けられ、他方の端部が前記シャフトと一体に回動する開力ばねホルダーに取り付けられ、2つの前記筐体を開ける方向に、前記軸線回りに前記ケースを付勢する開力ばねと、
    前記ケースに収納され、内部に前記シャフトを回動及び摺動自在に挿通する軸孔と、前記第2ロックピンを離脱可能に保持する第2ロックピン保持部が開口され、外周面に前記ケースの台座部と係合される係合部が設けられた開力用ピンホルダと、
    前記軸線上に設けられ、一方の端部の操作部が前記底部から突出され、他方の端部が前記シャフトの先端部と当接され、前記操作部を押し込むことで、前記シャフトを前記軸線方向に移動させて、前記第1ロックピンが前記第1ロックピン保持部から離脱し、前記第2ロックピンが前記第2ロックピン保持部内に保持されて前記閉力ばねが2つの前記筐体を閉じる方向に付勢する閉状態から、前記第1ロックピンが前記第1ロックピン保持部に保持され、前記第2ロックピンが前記第2ロックピン保持部から離脱して前記開力ばねが2つの前記筐体を開ける方向に付勢する開状態へ移行させるプッシュボタンと、
    を有することを特徴とするワンプッシュヒンジ装置。
  2. 前記閉力用ピンホルダと前記閉力ばねホルダーの間にはピンガイドが配置され、前記ピンガイドには、前記ハウジングの前記係合用溝に係合される係合部、前記シャフトを回動及び摺動自在に挿通する軸孔、及び前記閉状態で前記第1ロックピンを遊置する誘導ガイド部が設けられると共に、当該誘導ガイド部には、前記ハウジング側が開く方向に手動で操作された際に、前記第1ロックピンを前記第1ロックピン保持部へ挿入させるようにガイドする、ガイド斜面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のワンプッシュヒンジ装置。
  3. 前記ケース内に収納され、前記ケースと一体的に回転するよう設置される回転カムと、
    前記シャフトと一体的に回転するよう設置される固定カムと、
    前記回転カムと前記固定カムとが対面した状態で圧接されるよう付勢するカム用押しばねと、
    前記回転カムと前記固定カムとの相対向する面部間が、相対的に所定角度回転して前記開状態となったときに、相互の凹凸形状が嵌まって仮留めされるクリック動作を行うカム面と、
    を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のワンプッシュヒンジ装置。
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