JP4551833B2 - グレーチング蓋用の導水部材、グレーチング蓋用の導水ユニット及び道路の排水構造 - Google Patents

グレーチング蓋用の導水部材、グレーチング蓋用の導水ユニット及び道路の排水構造 Download PDF

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Description

この発明は、道路の流水表面を流れる雨水の呑み込みを強化させることのできるグレーチング蓋用の導水部材、グレーチング蓋用の導水ユニット及び道路の排水構造に関するものである。
例えば、歩車道境界ブロックを介して車道と歩道が区分されている一般道路では、通常、横断方向外側に向かって下方に傾斜した流水表面を有するエプロン部が車道の道路脇に設けられている。かかるエプロン部には、グレーチング蓋を有する集水桝が縦断方向に所定間隔おきに設置されており、この各集水桝はエプロン部の下方に埋設された縦断方向に沿うU字型溝又は断面円形の集水管によって互いに接続されている。
かかる道路脇のエプロン部の流水表面においては、その流水勾配がある程度急(概ね1%以上)になると、「射流」と呼ばれる水深が浅く流速の速い流れが発生する場合がある。このような射流が発生すると、集水桝のグレーチング蓋の隙間を素通りし、雨水の呑み込みが十分に行われず道路の車道側が水浸しになることがある。
上記のような射流の発生に伴う排水性能の低下を防止するには、流水表面の流水勾配よりも大きく傾斜した導水表面を有する部材を、グレーチング蓋の上流側の入口部分に設けた構造が提案されている。この場合、導水表面を有する部材に沿って水を流すことで積極的に下方へ水を落とし込むことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−124690号公報(図1)
特許文献1に記載されているグレーチング蓋は鋳造によって製造されたものであり、枠部材と前記導水表面を有する部材などが一体的に形成されたものであるが、他のグレーチング蓋としては、例えばI断面の平鋼をメインバーとするなど直線状の鋼材が用いられている組み立て構造によるものがある。この場合、導水表面を有する部材を隣り合う一対のメインバーの間に設けるためには、導水表面を形成した板部材をメインバーの側面に1枚ずつ溶接によって固定する必要がある。また、鋳物製のグレーチング蓋においても後から導水表面を有する部材を取り付けたい場合や、FRP製のグレーチング蓋の場合は、溶接が不可能であり簡単に取り付けができないという問題点を有している。
さらに、導水表面を有する部材は、隣り合う一対のメインバーの間にそれぞれ設けられるため、溶接による固定では非常に手間がかかる。さらに、メインバーの間隔は狭く、溶接作業が行いにくいという問題点を有している。
そこで、この発明は、雨水の呑み込み強化を図ることができると共にグレーチング蓋への取り付けが容易となるグレーチング蓋用の導水部材、グレーチング蓋用の導水ユニット、及びこれらを用いた道路の排水構造を提供することを目的とする。
前記目的を達成するためのこの発明は、流水表面における水の流れ方向に延びる複数のメインバーと、この各メインバーを相互に連結すべく前記流れ方向に交差する方向に延びる複数のクロスバーとから格子状に形成され、前記各メインバーの長手方向端部同士がサイドバーで連結されているグレーチング蓋に使用する導水部材であって、前記メインバー間に収納可能な断面幅を有する本体部と、深さがほぼゼロの流入側端から流出側に向かって深さが大きくなるように前記本体部の断面内部に形成された導水溝部と、この導水溝部の流入側端が前記サイドバーの上端縁とほぼ同じレベルになり流出側端が当該サイドバーの上端縁よりも低いレベルとなるように前記本体部を前記メインバー間に収納させて取り付けるための取付手段とを備え
前記本体部は、前記メインバー間で前記流水表面の流水勾配よりも大きく傾斜するようになる導水表面を有する底壁部と、この底壁部の前記流れ方向に交差する幅方向両側に立設され上端縁が前記メインバーの上端縁とほぼ同じレベルとなる一対の側壁部とを備え、前記底壁部と前記側壁部とはプレートにより一体として成形されており、
前記取付手段は、前記本体部を前記クロスバー又は前記メインバーに対して取り付けるための第1取付部を前記側壁部に有し、同本体部を前記グレーチング蓋の上流側の前記サイドバー側に取り付けるための第2取付部を前記底壁部の流入側端に有しており、
前記第1取付部は、前記クロスバー又は前記メインバーに掛止させる爪部からなることを特徴としている。
この構成によれば、取付手段によって導水部材をグレーチング蓋に取り付けることができる。この取付手段によって導水部材をグレーチング蓋に取り付けると、本体部に形成されている導水溝部の流入側端がサイドバーの上端縁とほぼ同じレベルになり、流出側端がサイドバーの上端縁よりも低いレベルとなる。従って、流れてくる雨水を導水溝部によって下方へ導いて流すことができ、グレーチング蓋における雨水の呑み込みの強化を図ることができる。
また、前記本体部は、前記メインバー間で前記流水表面の流水勾配よりも大きく傾斜するようになる導水表面を有する底壁部と、この底壁部の前記流れ方向に交差する幅方向両側に立設され上端縁が前記メインバーの上端縁とほぼ同じレベルとなる一対の側壁部とを備え、前記底壁部と前記側壁部とはプレートにより一体として成形されているので、簡単な構成によって導水部材を得ることができる。
また、前記取付手段は、前記本体部を前記メインバー又は前記クロスバーに対して取り付けるための第1取付部を前記側壁部に有し、同本体部を前記グレーチング蓋の上流側の前記サイドバー側に取り付けるための第2取付部を前記底壁部の流入側端に有しているので、第1取付部をグレーチング蓋のメインバー又はクロスバーに対して取り付け、第2取付部をグレーチング蓋の上流側のサイドバー側に取り付けることで、導水部材をグレーチング蓋に設けることができる。つまり、側壁部と底壁部を利用して導水部材をグレーチング蓋に簡単に取り付けることができる。
また、前記第1取付部は、前記クロスバー又は前記メインバーに掛止させる爪部からなるため、爪部をクロスバー又はメインバーに掛けることで導水部材をグレーチング蓋に取り付けることができる。
また、本発明は、流水表面における水の流れ方向に延びる複数のメインバーと、この各メインバーを相互に連結すべく前記流れ方向に交差する方向に延びる複数のクロスバーとから格子状に形成され、前記各メインバーの長手方向端部同士がサイドバーで連結されているグレーチング蓋に使用する導水部材であって、前記メインバー間に収納可能な断面幅を有する本体部と、深さがほぼゼロの流入側端から流出側に向かって深さが大きくなるように前記本体部の断面内部に形成された導水溝部と、この導水溝部の流入側端が前記サイドバーの上端縁とほぼ同じレベルになり流出側端が当該サイドバーの上端縁よりも低いレベルとなるように前記本体部を前記メインバー間に収納させて取り付けるための取付手段とを備え、
前記本体部は、前記メインバー間で前記流水表面の流水勾配よりも大きく傾斜するようになる導水表面を有する底壁部と、この底壁部の前記流れ方向に交差する幅方向両側に立設され上端縁が前記メインバーの上端縁とほぼ同じレベルとなる一対の側壁部とを備え、前記底壁部と前記側壁部とはプレートにより一体として成形されており、
前記取付手段は、前記本体部を前記メインバーに対して取り付けるための第1取付部を前記側壁部に有し、同本体部を前記グレーチング蓋の上流側の前記サイドバー側に取り付けるための第2取付部を前記底壁部の流入側端に有しており、
前記第1取付部は、前記側壁部の上部内面側であって、前記メインバーの上端部と共にクリップ部材により挟持される被挟持面からなることを特徴とする。
本発明によれば、前記第1取付部は、前記側壁部の上部内面側とされ前記メインバーの上端部と共にクリップ部材により挟持される被挟持面からなるので、第1取付部の形状を簡単にでき、また、既製品であるクリップ部材を用いることもできる。
また、本発明は、流水表面における水の流れ方向に延びる複数のメインバーと、この各メインバーを相互に連結すべく前記流れ方向に交差する方向に延びる複数のクロスバーとから格子状に形成され、前記各メインバーの長手方向端部同士がサイドバーで連結されているグレーチング蓋に使用する導水部材であって、前記メインバー間に収納可能な断面幅を有する本体部と、深さがほぼゼロの流入側端から流出側に向かって深さが大きくなるように前記本体部の断面内部に形成された導水溝部と、この導水溝部の流入側端が前記サイドバーの上端縁とほぼ同じレベルになり流出側端が当該サイドバーの上端縁よりも低いレベルとなるように前記本体部を前記メインバー間に収納させて取り付けるための取付手段とを備え、
前記本体部は、前記メインバー間で前記流水表面の流水勾配よりも大きく傾斜するようになる導水表面を有する底壁部と、この底壁部の前記流れ方向に交差する幅方向両側に立設され上端縁が前記メインバーの上端縁とほぼ同じレベルとなる一対の側壁部とを備え、前記底壁部と前記側壁部とはプレートにより一体として成形されており、
前記取付手段は、前記本体部を前記メインバー又は前記クロスバーに対して取り付けるための第1取付部を前記側壁部に有し、同本体部を前記グレーチング蓋の上流側の前記サイドバー側に取り付けるための第2取付部を前記底壁部の流入側端に有しており、
前記第2取付部は、上流側の前記サイドバーに掛止させる爪部を有していることを特徴とする。
本発明によれば、前記第2取付部は、上流側の前記サイドバーに掛止させる爪部を有しているので、爪部をグレーチング蓋の上流側のサイドバーに掛止させて、導水部材をグレーチング蓋に取り付けた状態とできる。従って、導水部材が下流側へ位置ずれするのを防ぐことができる。
また、本発明の導水ユニットは、流水表面における水の流れ方向に延びる複数のメインバーと、この各メインバーを相互に連結すべく前記流れ方向に交差する方向に延びる複数のクロスバーとから格子状に形成され、前記各メインバーの長手方向端部同士がサイドバーで連結されているグレーチング蓋に使用する導水部材を複数、前記メインバーを間に挟む方向に並べて具備するグレーチング蓋用の導水ユニットであって、
前記導水ユニットそれぞれは、前記メインバー間に収納可能な断面幅を有する本体部と、深さがほぼゼロの流入側端から流出側に向かって深さが大きくなるように前記本体部の断面内部に形成された導水溝部と、この導水溝部の流入側端が前記サイドバーの上端縁とほぼ同じレベルになり流出側端が当該サイドバーの上端縁よりも低いレベルとなるように前記本体部を前記メインバー間に収納させて取り付けるための取付手段とを備え、
前記本体部は、前記メインバー間で前記流水表面の流水勾配よりも大きく傾斜するようになる導水表面を有する底壁部と、この底壁部の前記流れ方向に交差する幅方向両側に立設され上端縁が前記メインバーの上端縁とほぼ同じレベルとなる一対の側壁部とを備え、前記底壁部と前記側壁部とはプレートにより一体として成形されており、
前記メインバー上を跨ぐことができるように、当該メインバーを挟んで隣り合う前記側壁部同士を上部で連結している上壁部を有していることを特徴としている。
本発明によれば、導水部材を複数、前記メインバーを間に挟む方向に並べて具備し、前記メインバー上を跨ぐことができるように、当該メインバーを挟んで隣り合う前記側壁部同士を上部で連結している上壁部を有しているので、上壁部がメインバーの上を跨いで両側の導水部材を一体とすることができ、複数の導水部材をグレーチング蓋に一体として取り付けることができるため、取り付けが簡単となる。
また、本発明の道路の排水構造は、上縁面が道路の流水表面と面一となるように道路に埋設されるグレーチング枠と、前記流水表面と面一となるように前記グレーチング枠の内部に嵌め込まれたグレーチング蓋とを備え、前記グレーチング蓋の上流側に前記導水部材が設けられていることを特徴としている。
また、他の道路の排水構造としては、上縁面が道路の流水表面と面一となるように道路に埋設されるグレーチング枠と、前記流水表面と面一となるように前記グレーチング枠の内部に嵌め込まれたグレーチング蓋とを備え、前記グレーチング蓋の上流側に前記導水ユニットが設けられていることを特徴としている。
これらの構造によれば、前記導水部材、導水ユニットがグレーチング蓋に設けられているため、流水表面で流水が斜流状態になった場合でも、積極的に流水を取り込ませることができる。
本発明によれば、グレーチング蓋に導水部材、導水ユニットを取り付けることができ、これらが取り付けられたグレーチング蓋を有する排水構造によれば、排水性能を高めることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る導水部材を有するグレーチング蓋が用いられている道路の排水構造を示す平面図であり、図2はその排水構造を示す斜視図である。
図1に示している道路は、路面が横断方向外側(図1の左右方向外側)に向かって下方へ傾斜する流水勾配を有していると共に、路面が縦断方向下流側(図1の下側)に向かって下方へ傾斜する流水勾配を有している。そして、この道路には、左右両脇に縦断方向の縦断側溝10a,10bが設けられていると共に、横断方向に横断溝11が前記縦断側溝10a,10b間を繋ぐように設けられている。そして、これら縦断側溝10a,10b及び横断溝11を構成している溝ブロック2の上開口部に、雨水の呑み込み機能が強化されたグレーチング蓋1が溝長手方向に連続した状態で嵌め込まれている。なお、図1と図2の矢印Uは道路を流れる雨水の流れ方向の上流側であり、矢印Dは下流側を示している。
図2において、前記溝ブロック2は、コンクリート製のブロック本体13と、このブロック本体13の中央部に埋め込まれたグレーチング枠14と、このグレーチング枠14の内部に嵌め込まれたグレーチング蓋1とを備えている。
グレーチング枠14は断面L字状のフレーム材よりなり、その上縁面がブロック本体13の表面を含む流水表面6と一致するように、当該ブロック本体13の溝の上部両縁のそれぞれに固定されている。グレーチング蓋1は、対向するグレーチング枠14の両内面間にほぼ適合する長方形状に形成された鋼板製の格子部材よりなり、その上縁面がブロック本体13の表面と一致するように、グレーチング枠14の内部に嵌め込まれている。
グレーチング蓋1は、流水表面6における水の流れ方向に延びる複数のメインバー15と、この各メインバー15を相互に連結すべく前記流れ方向に交差する方向に延びる複数のクロスバー16と、各メインバー15の長手方向端部同士を連結しているサイドバー24とを有する構成とされており、全体として格子状に形成されている。メインバー15は断面I字形の平鋼とされており、クロスバー16は角柱状の棒鋼とされており、サイドバー24は平鋼とされている。なお、図示しているグレーチング蓋1、メインバー15などのバー部材の構成は一例であって、本実施形態に限定するものではない。
そして、グレーチング蓋1には流水が射流となってもその水を下方に落とし込めるように、グレーチング蓋1のメインバー15の間に導水部材20が設けられている。
図3と図4は導水部材20の第1の実施形態を示す斜視図と正面図である。この導水部材20は、メインバー15間に収納可能な断面幅を有する本体部20aと、この本体部20aの断面内部に形成された導水溝部20bと、本体部20aをメインバー15間に収納させて取り付けるための取付手段20cとを備えている。
導水溝部20bは、深さがほぼゼロの流入側端から流出側に向かって深さが大きくなるように本体部20aに形成されている。そして、取付手段20cによって本体部20aをメインバー15間に取り付けると、導水溝部20bの流入側端がサイドバー24の上端縁とほぼ同じレベルになり、流出側端がサイドバー24の上端縁よりも低いレベルとなる。
導水部材20の本体部20aは、流れ方向に沿うように延設されている底壁部21と、この底壁部21の前記流れ方向に交差する幅方向両側に立設されている一対の側壁部22とを備えており、断面U字形とされている。そして、導水部材20が取り付けられた状態で、底壁部21はメインバー15間で流水表面6の流水勾配よりも大きく傾斜するようになる導水表面21aを有している。さらに、側壁部22はその上端縁がメインバー15の上端縁とほぼ同じレベルとされる。底壁部21と一対の側壁部22とは金属製のプレートにより一体として成形されており、例えばプレスにより成形することができる。
さらに、導水部材20の取付手段20cは、グレーチング蓋1が有するメインバー15に対して取り付けるための第1取付部18を側壁部22に有し、さらに、グレーチング蓋1のサイドバー24に対して取り付けるための第2取付部19を底壁部21の流入側端に有している。
この第1取付部18は、両側の側壁部22のうち、メインバー15の最小隙間g(図4)よりも広い幅寸法W(図3)となるように対向して設けられていることによってメインバー15の内側面にそれぞれ弾性的に接触する壁部分とされている。すなわち、
両側壁部22の下部はメインバー15の隙間gと同じ幅寸法とされているが、この下部から上側部分はこの幅寸法よりも大きくされており、両側壁部22は底壁部21から上方へ向かって相互の間隔が広くなるように当該底壁部21から立設されている。
従って、この導水部材20をグレーチング蓋1のメインバー15の間に挿入させることによって、両側壁部22は相互が接近する方向へ弾性変形し、取り付けた状態で両側壁部22はメインバー15の内側面を弾性的に押圧する。これにより、側壁部22を利用して簡単に導水部材20をグレーチング蓋1に取り付けることができる。なお、両側壁部22は、少なくとも下流側端部においてメインバー15の隙間gよりも広い幅寸法Wとされていればよく、または、流れ方向全長にわたる部分についてこのように構成してもよい。
前記第2取付部19は、グレーチング蓋1のサイドバー24に掛止させる爪部23を有している。この第2取付部19は、底壁部21の流入側端の部分とされていると共にグレーチング蓋1の上流側枠部材としてのサイドバー24(図2)上を跨ぐ平面部25(図3)を有しており、爪部23はこの平面部25からその上流側Uで下方へ折り曲げられて構成されている。この爪部23をグレーチング蓋1のサイドバー24の上部に掛止させることで、導水部材20をグレーチング蓋1に固定することができ、流水によって導水部材20が下流側Dへ位置ずれしてしまうのを防ぐことができる。
図5と図6は導水部材20の第2の実施形態を示す斜視図と正面図である。この導水部材20においても第1の実施形態と同様に、本体部20aと導水溝部20bと取付手段20cとを備えている。さらに本体部20aは流れ方向に沿うように延設されている底壁部21と、底壁部21の前記流れ方向に交差する幅方向両側に立設された一対の側壁部22とを備えており、断面U字形とされている。底壁部21は流水表面6の流水勾配よりも大きく傾斜した導水表面21aを有している。
この実施形態における第2取付部19は第1の実施形態と同じであり説明を省略するが、第1取付部18は、グレーチング蓋1が有する断面I字形のメインバー15の側面にある凹部15a(図6)に嵌合する凸部26とされている。この凸部26は、側壁部22の下流側端部の壁部分の上下中央部分に対して幅方向両外側へ***するように塑性変形させて成型したものである。そして、この凸部26はメインバー15の凹部15aに沿った形状であり、凸部26を凹部15aに嵌め込むことで、導水部材20をその下流側端部でグレーチング蓋1のメインバー15に固定することができる。
従って、この導水部材20をメインバー15の間に挿入させることによって、メインバー15の凹部15aに導水部材20の側壁部22の凸部26が嵌合するため、取り付けが容易であり、かつ、しっかりと導水部材20をグレーチング蓋1に固定できる。なお、凸部26は側壁部22の下流側端部に形成されており、この凸部26と流入側端の第2取付部19とにより導水部材20は両持ち状態でグレーチング蓋1に固定される。
図7は導水部材20の第3の実施形態を示す斜視図である。この導水部材20においても同様に、本体部20aと導水溝部20bと取付手段20cとを備えている。さらに本体部20aは底壁部21と一対の側壁部22とを備えており、底壁部21は流水表面6の流水勾配よりも大きく傾斜した導水表面21aを有している。
この導水部材20と第2の実施形態(図5)の導水部材20との異なる点は第1取付部18の構成であり、この第1取付部18は、グレーチング蓋1が有するクロスバー16に掛止させる爪部27とされている点である。爪部27は、側壁部22の下流側端部でかつその上端部に形成されており、クロスバー16の上を上流側Uから下流側Dへ跨いでさらに下方へ折り曲げられた形状として構成されている。これにより、爪部27をクロスバー16に掛止させることで導水部材20をグレーチング蓋1に固定できる。そして、この実施形態においても、第1と第2の実施形態と同様に、側壁部22を利用してグレーチング蓋1のバー部材に導水部材20の下流側端部を取り付けて固定していると言える。
図8は導水部材20の第4の実施形態を示す斜視図である。この導水部材20と前記各実施形態と異なる点は、前記実施形態では第1取付部18として凸部26(図6)や爪部27(図7)を側壁部22に別途形成しているが、この実施形態では、第1取付部18を底壁部21から垂直に立設させた側壁部22の上端部内面側部分としている。つまり、側壁部22の上端部内面側の被挟持面28が第1取付部18とされており、この被挟持面28がグレーチング蓋1のメインバー15の上端部と共にクリップ部材29により挟持されている構成である。クリップ部材29は、弾性的にこれら部材を挟むことのできる断面U字形の部材である。この実施形態の場合、側壁部22の形状を簡単にでき、また、既製品であるクリップ部材29を用いることができる。
なお、図8の実施形態は複数の導水部材20と複数のクリップ部材29を備えた導水ユニット17として構成されていると言える。つまり、グレーチング蓋1のメインバー15を間に挟んで導水部材20を幅方向に並べた状態で、クリップ部材29によって、隣り合う導水部材20の両側壁部22とメインバー15とを共に挟んだ構成とされている。
これによれば、一つのクリップ部材29によって、隣り合う二つの導水部材20の各側壁部22をメインバー15と共に挟んで固定することができるため、部品点数の低減が可能となる。また、クリップ部材29は、導水部材20の下流側端部に取り付けるのが好ましく、このクリップ部材29と上流側Uの第2取付部19とにより、流れ方向に離れた2点で導水部材20を固定でき、導水部材20の姿勢を安定させることができる。
図9は、本発明の第5の実施形態を示す斜視図である。この実施形態は、前記各実施形態と同様の底壁部21と一対の側壁部22とを有している導水部材20を、複数幅方向に並べて備えた導水ユニット17として構成されている。この実施形態では、第1取付部18が、側壁部22の上端部から幅方向外側へ水平方向に向かって形成されている上壁部30とされており、上壁部30をメインバー15に掛止させる爪部とされており、上壁部30をグレーチング蓋1のメインバー15の上面に載置させることができる。この上壁部30は隣り合う導水部材20と共用しており、複数の導水部材20によって導水ユニット17として構成されている。つまり、この導水ユニット17は、グレーチング蓋1のメインバー15上を跨ぐことができるように、隣り合う導水部材20の側壁部22同士を上部で連結している上壁部30を有して構成されている。すなわち、一つの導水部材20が隣の導水部材20と一体として構成されている。また、この上壁部30は側壁部22の流れ方向全長にわたって設けられている。なお、図示しないが、流れ方向全長にこの上壁部30を設けずに一部であってもよい。この場合、上壁部30を下流側端部に形成し、この上壁部30と第2取付部19との長手方向離れた2点で導水ユニット17をグレーチング蓋1に取り付けるのが好ましい。これにより、導水ユニット17の姿勢を安定させることができる。
この実施形態によれば、上壁部30がメインバー15の上を跨いで両側の導水部材20を一体として導水ユニット17を形成し、これをグレーチング蓋1に取り付けることができる。そして、図9において、側壁部22の流出側端には、図5に示したものと同じ凸部26が形成されており、この凸部26をメインバー15の両側凹部(図示せず)に嵌合させることができ、しっかりと導水ユニット17を固定することができる。
図10は、本発明の第6の実施形態を示す斜視図である。この実施形態は、底壁部21及び一対の側壁部22を有している複数の導水部材20を、幅方向に並べて具備しており、メインバー15を間に挟むようにして隣り合う導水部材20を底壁部21の流入側端において、相互連結している連結部31を備えている。すなわち、連結部31は第2取付部19の平面部25を連結している。そして、図示していないが、側壁部21に前記各実施形態と同様の第1取付部18を設けることができる。
また、本発明において、連結部31を底壁部21にのみ設けるのではなく、側壁部22に設けても良い。つまり、これは図9に示している実施形態であり、上壁部30が連結部31とされている。また、図9では連結部31が底壁部21と側壁部22の双方において導水部材20を連結している。
このように構成することで複数の導水部材20を一体化させることができ、導水ユニット17をグレーチング蓋1のメインバーピッチに予め対応させた構成にできる。従って、グレーチング蓋1に対する取り付けの手間を省略化でき、かつ製造コストを低減することができる。
図11は、本発明の第7の実施形態を示す斜視図である。この実施形態は、導水部材20の前記各実施形態と同様に、底壁部21と一対の側壁部22とを有している。そして、側壁部22に、グレーチング蓋1が有するメインバー15又はクロスバー16に対して取り付けるための第1取付部18を有し、さらに、底壁部21の流入側端に、グレーチング蓋1のサイドバー24側に取り付けるための第2取付部19を有している。
第2取付部19は、底壁部21の流入側端から下方へ延設された支持部33とされており、この支持部33はグレーチング蓋1の上流側のサイドバー24の下流側の内面に沿うように取り付けられる。支持部33は板状とされ、その幅寸法はメインバー15の隙間とほぼ同じとされており、導水部材20がメインバー15間から脱落しない程度に当該メインバー15間に弾性的に挟まれた状態とされている。そして支持部33の上端は底壁部21の導水表面21aの流入側端と連続しており、支持部33は下方へ延設されてグレーチング枠14に載置させることのできる高さとされている。つまり、支持部33の高さはサイドバー24の高さと同一とされており、支持部33はサイドバー24の下面と同じ高さとされる下面を有している。これにより、導水部材20を、その支持部33においてグレーチング蓋1のサイドバー24と共にグレーチング枠14に載置させることができ、導水表面24aの流入側端をサイドバー24の上面と一致させることができる。なお、第1取付部18は前記各実施形態のものとすることができる。
本発明の各実施形態において、側壁部22は底壁部21の導水表面21aに沿って全長にわたって形成されており、導水部材20及び導水ユニット17がグレーチング蓋1に取り付けられた状態で、側壁部22の側面は底壁部21の導水表面21aに対して垂直とされている。そして、側壁部22の上端面はメインバー15の上端面、すなわちグレーチング蓋1の上面と面一となるようにされている。従って、側壁部22は三角形状とされている。つまり、この導水部材20には上流側Uから下流側Dまで凹形の流路が形成されている。これにより、導水表面21aを流れる流水の両側が側壁部22によって仕切られることとなり、導水表面21aを流れる流水の底部に空気が取り込まれるのを抑えることができる。そして、流水が導水両面21aから離反(剥離)するのを防止することができる。
さらに、各実施形態において、側壁部22の長手方向途中における上部に切り欠き部32(図8)を有しても良い。この切り欠き部32は、図8の二点鎖線に示しているように、導水部材20がグレーチング蓋1の上流側端部から最初のクロスバー16を超える長手方向寸法を有する場合、当該クロスバー16との干渉を避けるために形成されているものである。
そして、本発明の道路の排水構造は、図2に示しているように、上縁面が道路の流水表面6と面一となるように道路に埋設されるグレーチング枠14と、前記流水表面6と面一となるように前記グレーチング枠14の内部に嵌め込まれたグレーチング蓋1とを備えている。そして、このグレーチング蓋1に、前記各実施形態の導水部材20又は前記導水ユニット17が設けられていることで構成されている。従って、この排水構造によれば、前記導水部材20、導水ユニット17がグレーチング蓋1に設けられているため、流水表面6で流水が斜流状態になった場合においても、このグレーチング蓋1において積極的に流水を取り込ませることができる。これにより排水性能を高めることができる。
また、本発明は図示する形態に限らずこの発明の範囲内において他の形態のものであっても良い。導水部材20の側壁部22における第1取付部18としての凸部26(図5)や爪部27(図7)などは、グレーチング蓋1が有するメインバー15やクロスバー16に対して取り付けるように構成されているが、例えば前記凸部26の流れ方向の位置を、流れ方向中間位置としたり、片側の側壁部22について凸部26の数を2以上としたりすることができる。また、導水部材20、導水ユニット17が取り付けられるグレーチング蓋1について、メインバーなどのバー部材を溶接によって組み立てた構造として説明したが、これ以外に、メインバー(縦桟)とクロスバー(横桟)とサイドバー(枠)が一体とされた鋳鉄製や、FRP製とすることもできる。
本発明に係る導水部材を有するグレーチング蓋が用いられた道路の排水構造を示す斜視図である。 本発明に係る排水構造を示す斜視図である。 本発明に係る導水部材の第1の実施形態を示す斜視図である。 図3の導水部材の正面図である。 導水部材の第2の実施形態を示す斜視図である。 図5の導水部材の正面図である。 導水部材の第3の実施形態を示す斜視図である。 導水部材の第4の実施形態を示す斜視図である。 第5の実施形態を示す斜視図である。 第6の実施形態を示す斜視図である。 第7の実施形態を示す斜視図である。
1 グレーチング枠
6 流水表面
14 グレーチング枠
15 メインバー
15a 凹部
16 クロスバー
17 導水ユニット
18 第1取付部
19 第2取付部
20 導水部材
20a 本体部
20b 導水溝部
20c 取付手段
21 底壁部
21a 導水表面
22 側壁部
23 爪部
24 サイドバー
26 凸部
27 爪部
28 被挟持面
29 クリップ部材
30 上壁部
31 連結部
33 支持部
g 隙間
W 幅寸法

Claims (6)

  1. 流水表面における水の流れ方向に延びる複数のメインバーと、この各メインバーを相互に連結すべく前記流れ方向に交差する方向に延びる複数のクロスバーとから格子状に形成され、前記各メインバーの長手方向端部同士がサイドバーで連結されているグレーチング蓋に使用する導水部材であって、
    前記メインバー間に収納可能な断面幅を有する本体部と、
    深さがほぼゼロの流入側端から流出側に向かって深さが大きくなるように前記本体部の断面内部に形成された導水溝部と、
    この導水溝部の流入側端が前記サイドバーの上端縁とほぼ同じレベルになり流出側端が当該サイドバーの上端縁よりも低いレベルとなるように前記本体部を前記メインバー間に収納させて取り付けるための取付手段と、
    を備え
    前記本体部は、前記メインバー間で前記流水表面の流水勾配よりも大きく傾斜するようになる導水表面を有する底壁部と、この底壁部の前記流れ方向に交差する幅方向両側に立設され上端縁が前記メインバーの上端縁とほぼ同じレベルとなる一対の側壁部とを備え、前記底壁部と前記側壁部とはプレートにより一体として成形されており、
    前記取付手段は、前記本体部を前記クロスバー又は前記メインバーに対して取り付けるための第1取付部を前記側壁部に有し、同本体部を前記グレーチング蓋の上流側の前記サイドバー側に取り付けるための第2取付部を前記底壁部の流入側端に有しており、
    前記第1取付部は、前記クロスバー又は前記メインバーに掛止させる爪部からなることを特徴とするグレーチング蓋用の導水部材。
  2. 流水表面における水の流れ方向に延びる複数のメインバーと、この各メインバーを相互に連結すべく前記流れ方向に交差する方向に延びる複数のクロスバーとから格子状に形成され、前記各メインバーの長手方向端部同士がサイドバーで連結されているグレーチング蓋に使用する導水部材であって、
    前記メインバー間に収納可能な断面幅を有する本体部と、
    深さがほぼゼロの流入側端から流出側に向かって深さが大きくなるように前記本体部の断面内部に形成された導水溝部と、
    この導水溝部の流入側端が前記サイドバーの上端縁とほぼ同じレベルになり流出側端が当該サイドバーの上端縁よりも低いレベルとなるように前記本体部を前記メインバー間に収納させて取り付けるための取付手段と、
    を備え、
    前記本体部は、前記メインバー間で前記流水表面の流水勾配よりも大きく傾斜するようになる導水表面を有する底壁部と、この底壁部の前記流れ方向に交差する幅方向両側に立設され上端縁が前記メインバーの上端縁とほぼ同じレベルとなる一対の側壁部とを備え、前記底壁部と前記側壁部とはプレートにより一体として成形されており、
    前記取付手段は、前記本体部を前記メインバーに対して取り付けるための第1取付部を前記側壁部に有し、同本体部を前記グレーチング蓋の上流側の前記サイドバー側に取り付けるための第2取付部を前記底壁部の流入側端に有しており、
    前記第1取付部は、前記側壁部の上部内面側であって、前記メインバーの上端部と共にクリップ部材により挟持される被挟持面からなることを特徴とするグレーチング蓋用の導水部材。
  3. 流水表面における水の流れ方向に延びる複数のメインバーと、この各メインバーを相互に連結すべく前記流れ方向に交差する方向に延びる複数のクロスバーとから格子状に形成され、前記各メインバーの長手方向端部同士がサイドバーで連結されているグレーチング蓋に使用する導水部材であって、
    前記メインバー間に収納可能な断面幅を有する本体部と、
    深さがほぼゼロの流入側端から流出側に向かって深さが大きくなるように前記本体部の断面内部に形成された導水溝部と、
    この導水溝部の流入側端が前記サイドバーの上端縁とほぼ同じレベルになり流出側端が当該サイドバーの上端縁よりも低いレベルとなるように前記本体部を前記メインバー間に収納させて取り付けるための取付手段と、
    を備え、
    前記本体部は、前記メインバー間で前記流水表面の流水勾配よりも大きく傾斜するようになる導水表面を有する底壁部と、この底壁部の前記流れ方向に交差する幅方向両側に立設され上端縁が前記メインバーの上端縁とほぼ同じレベルとなる一対の側壁部とを備え、前記底壁部と前記側壁部とはプレートにより一体として成形されており、
    前記取付手段は、前記本体部を前記メインバー又は前記クロスバーに対して取り付けるための第1取付部を前記側壁部に有し、同本体部を前記グレーチング蓋の上流側の前記サイドバー側に取り付けるための第2取付部を前記底壁部の流入側端に有しており、
    前記第2取付部は、上流側の前記サイドバーに掛止させる爪部を有していることを特徴とするグレーチング蓋用の導水部材。
  4. 流水表面における水の流れ方向に延びる複数のメインバーと、この各メインバーを相互に連結すべく前記流れ方向に交差する方向に延びる複数のクロスバーとから格子状に形成され、前記各メインバーの長手方向端部同士がサイドバーで連結されているグレーチング蓋に使用する導水部材を複数、前記メインバーを間に挟む方向に並べて具備するグレーチング蓋用の導水ユニットであって、
    前記導水ユニットそれぞれは、
    前記メインバー間に収納可能な断面幅を有する本体部と、
    深さがほぼゼロの流入側端から流出側に向かって深さが大きくなるように前記本体部の断面内部に形成された導水溝部と、
    この導水溝部の流入側端が前記サイドバーの上端縁とほぼ同じレベルになり流出側端が当該サイドバーの上端縁よりも低いレベルとなるように前記本体部を前記メインバー間に収納させて取り付けるための取付手段と、
    を備え、
    前記本体部は、前記メインバー間で前記流水表面の流水勾配よりも大きく傾斜するようになる導水表面を有する底壁部と、この底壁部の前記流れ方向に交差する幅方向両側に立設され上端縁が前記メインバーの上端縁とほぼ同じレベルとなる一対の側壁部とを備え、前記底壁部と前記側壁部とはプレートにより一体として成形されており、
    前記メインバー上を跨ぐことができるように、当該メインバーを挟んで隣り合う前記側壁部同士を上部で連結している上壁部を有していることを特徴とするグレーチング蓋用の導水ユニット。
  5. 上縁面が道路の流水表面と面一となるように道路に埋設されるグレーチング枠と、前記流水表面と面一となるように前記グレーチング枠の内部に嵌め込まれたグレーチング蓋とを備え、
    前記グレーチング蓋の上流側に、請求項1〜3のいずれか一項に記載の導水部材が設けられていることを特徴とする道路の排水構造。
  6. 上縁面が道路の流水表面と面一となるように道路に埋設されるグレーチング枠と、前記流水表面と面一となるように前記グレーチング枠の内部に嵌め込まれたグレーチング蓋とを備え、
    前記グレーチング蓋の上流側に、請求項4に記載の導水ユニットが設けられていることを特徴とする道路の排水構造。
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