JP4548354B2 - スラストころ軸受 - Google Patents

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Description

この発明に係るスラストころ軸受(スラストニードル軸受を含む)は、自動車のトランスミッション等、各種機械装置の回転部分に加わるスラスト荷重を支承する為、この回転部分に組み付けた状態で利用する。
トランスミッション等の回転部分にはスラストころ軸受を装着して、回転軸等に加わるスラスト荷重を支承する様にしている。図9は、この様な回転部分に使用されるスラストころ軸受の1例として、特許文献1に記載されたものを示している。このスラストころ軸受1は、放射方向に配列された複数のころ2(ニードルを含む)と、これら各ころ2を保持する保持器3と、これら各ころ2を両側から挟持する1対のレース4a、4bとから成る。この保持器3は、それぞれが断面コ字形で全体を円輪状に造られた第一、第二両保持器素子5、6を最中状に組み合わせて成り、上記各ころ2と同数のポケット7を、放射状に配列して成る。
上記第一保持器素子5は、鋼板等の金属板にプレス加工等の塑性加工を施す事により造られたもので、第一円輪部8の内外両周縁に、第一内径側円筒部9と第一外径側円筒部10とを、互いに同心に形成して成る。そして、このうちの第一円輪部8の円周方向複数個所に、上記各ポケット7を構成する為の、それぞれが放射方向に長い矩形の第一透孔11を設けている。又、上記第二保持器素子6は、やはり鋼板等の金属板にプレス加工等の塑性加工を施す事により造られたもので、第二円輪部12の内外両周縁に、第二内径側円筒部13と第二外径側円筒部14とを、互いに同心に形成して成る。そして、このうちの第二円輪部12の円周方向複数個所に、上記各ポケット7を構成する為の、それぞれが放射方向に長い矩形の第二透孔15を設けている。それぞれがこの様な構成を有する、上記第一、第二両保持器素子5、6は、上記各第一透孔11と上記各第二透孔15とを軸方向に関して互いに整合させた状態で、上記第一外径側円筒部10の内径側に上記第二外径側円筒部14を内嵌すると共に、上記第一内径側円筒部9の外径側に上記第二内径側円筒部13を外嵌した状態で組み合わせる。そして、この第一内径側円筒部9の先端縁を径方向外方に折り曲げる等により、互いの分離を防止する。尚、保持器の形状としては、図示の例以外に、例えば、1枚の金属板に曲げ形成を施して成るものもある。
又、前記各レース4a、4bは、それぞれが十分な硬度を有する金属板により円輪状に造られている。一般的に内輪と呼ばれる一方(図9の左方)のレース4aを構成する円輪部16aの内周縁、並びに一般的に外輪と呼ばれる他方(図9の右方)のレース4bを構成する円輪部16bの外周縁には、それぞれ短円筒状の内径側折り立て壁17と外径側折り立て壁18とを、軸方向に折り曲げる事により形成している。又、このうちの内径側折り立て壁17の先端部の円周方向複数個所に、径方向外方に突出する様に形成された内径側係止部19を、外径側折り立て壁18の先端部の円周方向複数個所に、径方向内方に突出する様に形成された外径側係止部20を、それぞれ設けている。そして、これら各係止部19、20と上記保持器3の内周縁或は外周縁とを互いに係合させて、上記スラストころ軸受1の構成部品同士を互いに不離に結合している。尚、互いに対向する、上記円輪部16aの片側面(図9の右面)及び上記円輪部16bの他側面(図9の左面)は、それぞれ前記各ころ2と転がり接触するレース面としている。
上述の様に構成されるスラストころ軸受1は、例えば図9に示す様に、上記外輪と呼ばれるレース4bの外周縁に形成した外径側折り立て壁18を、ケーシング21に形成した円形凹部である保持部22に内嵌した状態で、スラスト荷重が発生する回転部分に装着する。この状態で上記レース4bの右面は上記保持部22の奥面23に当接し、他方のレース4aの左面は相手部材24の端面25に当接する。この結果、この相手部材24がケーシング21に対し回転自在に支持されると共に、これら両部材24、21同士の間に作用するスラスト荷重が支承される。尚、上記奥面23又は上記端面25をレース面とし、上記各レース4a、4bのうちの一方を省略する場合もある。
上記スラストころ軸受1は、前述した様に、レース4a或はレース4bの内径側係止部19或は外径側係止部20と、保持器3の内周縁或は外周縁とを係合させて、これら保持器3とレース4a、4bとを不離に結合している。この様に、保持器3とレース4a、4bとを不離に結合する為に前記内径側折り立て壁17或は外径側折り立て壁18の先端部に形成される、上記内径側係止部19或は外径側係止部20は、従来、例えば特許文献2、3に記載されている様に、通常、円周方向に3〜4個所程度形成していた。図10、11は、内径側係止部を円周方向に関して3個所形成した構造を示している。
このうちの図10は、それぞれ円周方向に所定の幅寸法bを有する内径側係止部19a、19aを内径側折り立て壁17の先端部に形成した構造を示している。この図10の構造では、この内径側折り立て壁17の先端部となる部分に予め他の部分よりも突出する様に設けた突出部を、径方向外方に折り曲げて、上記各内径側係止部19a、19aを形成している。これに対して、図11は、それぞれ円周方向の幅が小さい内径側係止部19b、19bを内径側折り立て壁17の先端部に形成した構造を示している。この図11の構造では、この内径側折り立て壁17の先端部3個所を径方向外方に突出させる事により、上記各内径側係止部19b、19bを形成している。
上記内径側折り立て壁17を形成するレース4aの内径dが、20mm以下の場合、上述の様に、内径側係止部19a、19bが円周方向に関して3箇所以上存在すると、上記レース4aに保持器3及び各ころ2(図9参照)を組み込みにくくなる。即ち、上記各内径側係止部19a、19bが3箇所以上存在すると、上記レース4aの内径dが小さい為、円周方向に隣り合う各内径側係止部19a、19a同士の間隔が狭く、上記保持器3及び各ころ2がこれら各内径側係止部19a、19bを乗り越えにくい。これに対して、これら各内径側係止部19a、19bを形成する内径側折り立て壁17を弾性変形させて、上記保持器3及び各ころ2をレース4aに組み込む事も考えられるが、上記レース4aの内径が20mm以下と小さい為、上記内径側折り立て壁17の剛性が高く、この内径側折り立て壁17が弾性変形しにくい。この為、上記保持器3及び各ころ2を上記レース4aにこのレース4aを弾性変形させながら組み込む作業が行ないにくい。
一方、図12、13は、レース4bの外径側折り立て壁18の先端部に外径側係止部20a、20bを円周方向に関して3個所形成した構造を、それぞれ示している。このうちの図12は、それぞれ円周方向に所定の幅寸法Bを有する外径側係止部20a、20aを、外径側折り立て壁18の先端部に形成した構造を示している。この図12の構造は、この外径側折り立て壁18の先端部となる部分に予め他の部分よりも突出する様に設けた突出部を、径方向内方に折り曲げて、上記各外径側係止部20a、20aを形成している。これに対して、図13は、それぞれ円周方向の幅が小さい外径側係止部20b、20bを外径側折り立て壁18の先端部に形成した構造を示している。この図13の構造は、この外径側折り立て壁18の先端部3個所を径方向内方に突出させる事により、上記各外径側係止部20b、20bを形成している。
上述の様に、外径側係止部20a、20bを外径側折り立て壁18に3個所以上形成した場合も、レース4bの外径Dが40mm以下である場合には、やはり、保持器3及び各ころ2(図9参照)を上記レース4bに組み込みにくくなる。即ち、上述した内径側係止部19a、19bの場合と同様に、外径側係止部20a、20bが3個所以上存在する場合、円周方向に隣り合う各外径側係止部20a、20bの間隔が狭くなる為、上記保持器3及び各ころ2がこれら各外径側係止部20a、20bを乗り越えにくい。又、外径側折り立て壁18を弾性変形させて、上記保持器3及び各ころ2をレース4bに組み込む事も考えられるが、このレース4bの外径が40mm以下と小さい為、外径側折り立て壁18の剛性が高く、この外径側折り立て壁18が弾性変形しにくい。従って、上記保持器3及び各ころ2を上記レース4bに組み込みにくくなる。
これに対して、レース4aの内径dが20mmを越える場合、或は、レース4bの外径Dが40mmを越える場合、円周方向に隣り合う内径側係止部或は外径側係止部の間隔を広くできると共に、上記レース4a、4bが比較的弾性変形し易くなる為、保持器3及び各ころ2(図9参照)の組み込み性を良好にできる。但し、前述の図10、12に示した構造の様に、内径側係止部或は外径側係止部を、予め内径側折り立て壁17或は外径側折り立て壁18の先端部となる部分に設けた突出部を折り曲げる事により形成する場合、上記レース4a、4bの内周縁或は外周縁の形状が、円周方向に関して歪む可能性がある。
即ち、上記内径側係止部或は外径側係止部の円周方向に関するそれぞれの幅寸法が15mmを越える場合、上記内径側折り立て壁17或は外径側折り立て壁18のうち、上記各係止部19a、20aを形成した部分と、これら各係止部19a、20aから円周方向に外れた部分との剛性の差が大きくなる。特に、レース4aの内径dが20mmを越える場合、或は、レース4bの外径Dが40mmを越える場合には、上記各係止部19a、20aを形成した部分と、これら各係止部19a、20aから円周方向に外れた間部分との間で、剛性の差が顕著になる。従って、上記各折り立て壁17、18を折り曲げて形成する際に、上記各係止部19a、20aを形成した部分と、これら各係止部19a、20aから円周方向に外れた間部分とのスプリングバック量の差が大きくなる。この結果、これら各係止部19a、20aを形成した部分と、これら各係止部19a、20aから円周方向に外れた間部分とで、内径或は外径が不同となり、レース4a、4bの内周縁或は外周縁の形状が、円周方向に関して歪む。勿論、前記各突出部を折り曲げて上記各係止部19a、20aとした後に、上記各折り立て壁17、18を形成する場合も同様である。上記レース4a、4bは、前述の図9に示した様に、相手部材24或はケーシング20に嵌合して使用する場合がある為、上述の様に、内周縁或は外周縁の形状が歪むのは好ましくない。
特開平8−109925号公報 特開2003−49844号公報 特許第2514513号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、保持器及び各ころのレースへの組み込み性が良好な構造、或は、レースの内周縁或は外周縁の形状の歪みを防止できる構造を実現すべく発明したものである。
本発明のスラスト円筒ころ軸受は何れも、保持器と、複数本のころと、レースとを備える。
このうちの保持器は、円輪状で、それぞれが放射方向に長い矩形のポケットを円周方向複数個所に設けている。
又、上記各ころは、上記各ポケット内に転動自在に設けられている。
又、上記レースは、これら各ころの転動面と転がり接触するレース面を有する。
又、本発明のうち、請求項1に記載したスラストころ軸受の場合、上記レースは、円輪部と、内径側折り立て壁と、内径側係止部とを備える。
このうちの円輪部は、全体が円輪状に形成され、片側面を上記レース面としている。
又、上記内径側折り立て壁は、この円輪部の内周縁部に軸方向に折り曲げて形成されている。
又、上記内径側係止部は、上記内径側折り立て壁の先端部の円周方向複数個所に、径方向外方に突出する様に形成されている。
又、請求項1に記載したスラストころ軸受は、上記レースの内径が20mm以下である。
そして、上記各内径側係止部と上記保持器の内周縁とのみを係合させる事により、この保持器と上記レースとが不離に結合されている。
特に、請求項1に記載したスラストころ軸受に於いては、上記各内径側係止部が、円周方向に関して、2個所だけ存在し、上記レースの内径をd、上記内径側係止部の円周方向に関する幅寸法をbとした場合に、(1/5)d≦b≦(2/5)dを満たす。
一方、本発明のうち、請求項2に記載したスラストころ軸受の場合、上記レースは、円輪部と、外径側折り立て壁と、外径側係止部とを備える。
このうちの円輪部は、全体が円輪状に形成され、片側面を上記レース面としている。
又、上記外径側折り立て壁は、この円輪部の外周縁部に軸方向に折り曲げて形成されている。
又、上記外径側係止部は、上記外径側折り立て壁の先端部の円周方向複数個所に、径方向内方に突出する様に形成されている。
又、請求項2に記載したスラストころ軸受は、上記レースの外径が40mm以下である。
そして、上記各外径側係止部と上記保持器の外周縁とのみを係合させる事により、この保持器と上記レースとが不離に結合されている。
特に、請求項2に記載したスラストころ軸受に於いては、上記各外径側係止部が、円周方向に関して、2個所だけ存在し、上記レースの外径をD、上記外径側係止部の円周方向に関する幅寸法をBとした場合に、(1/10)D≦B≦(1/5)Dを満たす。
上述の様に構成する本発明のスラストころ軸受の場合には、保持器及び各ころのレースへの組み込み性を良好にできる。即ち、本発明のスラストころ軸受の場合、内径dが20mm以下或は外径Dが40mm以下のレースである為、この内径側折り立て壁或は外径側折り立て壁が弾性変形しにくいが、内径側係止部或は外径側係止部を2個所にのみ形成している為、これら両係止部同士の間隔を広くでき、保持器及び各ころの組み込み性が良好となる。又、本発明のスラストころ軸受の場合には、内径側係止部或は外径側係止部の円周方向に関する幅寸法(b或はB)を、レースの内径d或は外径Dとの関係で適正に規制する事により、内径側係止部或は外径側係止部の強度を十分に確保できると共に、組み込み性がより良好となる。
例えば、前述の図10、12に示した様に、上記内径側係止部或は外径側係止部が円周方向に所定の幅を有するものである場合、これら各係止部を2個所だけとした場合であっても、これら各係止部の円周方向の幅寸法によっては、保持器及び各ころの上記レースへの組み込み性が悪化する場合がある。即ち、このレースの内径dが20mm以下、或は、このレースの外径Dが40mm以下で、上記各係止部の円周方向の幅寸法b、Bが8mmを越える場合、各係止部同士の間隔が狭くなり、上記保持器及び各ころが、これら各係止部を乗り越える事が難しくなる。又、これら各係止部の円周方向の幅寸法が大きくなれば、内径側折り立て壁或は外径側折り立て壁の剛性が高くなり、これら各折り立て壁がより弾性変形しにくくなる。従って、上記各係止部の円周方向に関する幅寸法b、Bが大きいと、上記保持器及び各ころの上記レースへの組み込み性が悪化する。
これに対して、請求項1に記載した発明の場合、内径側係止部の幅寸法bをレースの内径dの2/5以下とし、請求項2に記載した発明の場合、外径側係止部の幅寸法Bをレースの外径Dの1/5以下としている為、上記保持器及び各ころのレースへの組み込み性を良好にできる。即ち、請求項1に記載した発明の場合、レースの内径dが20mm以下である為、内径側係止部の幅寸法bは、この20mmの2/5である8mm以下に規制される。又、請求項2に記載した発明の場合も、レースの外径Dが40mm以下である為、外径側係止部の幅寸法Bは、この40mmの1/5である8mm以下に規制される。従って、何れの発明の場合も、各係止部同士の円周方向に関する間隔を確保できると共に、各折り立て壁が弾性変形しにくくなる事はない。この結果、上記保持器及び各ころのレースへの組み込み性を良好にできる。
又、レースの内径dが20mm以下、或は、レースの外径Dが40mm以下で、内径側係止部の幅寸法b或は外径側係止部の幅寸法Bを4mm未満とした場合、これら各係止部の強度を十分に確保できない可能性がある。そして、これら各係止部の強度を十分に確保できなければ、保持器とレースとの結合を十分に図れない。従って、上記請求項1に記載した発明では、内径側係止部の幅寸法bをレースの内径dの1/5以上とし、上記請求項2に記載した発明では、外径側係止部の幅寸法Bをレースの外径Dの1/10以上とする事により、これら各係止部の幅寸法b、Bを4mm以上に規制して、これら各係止部の強度を十分に確保している。この結果、上記保持器とレースとの結合を十分に図れる。
[実施の形態の第1例]
図1は、請求項1に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例の特徴は、レース4aの内径dが20mm以下でも、このレース4aへの保持器3及び各ころ2(図9参照)の組み込み性を良好にすべく、内径側係止部19c、19cの数と円周方向に関する幅寸法bとを、適正に規制する点にある。その他の構造及び作用は、前述の図9、10に示した従来構造と同様である為、重複する図示並びに説明を省略或は簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
本例のスラストころ軸受の場合、レース4aは、円輪部16aの内周縁部に内径側折り立て壁17を軸方向(図1の表裏方向)に折り曲げる事により形成している。そして、この内径側折り立て壁17の先端部に、上記各内径側係止部19c、19cを、径方向外方に突出する様に形成している。本例の場合、これら各内径側係止部19c、19cは、レース4aの中心軸に関して対称に(直径方向反対位置に)形成されている。又、これら各内径側係止部19c、19cは、上記内径側折り立て壁17の先端部となる部分に予め形成した突出部を、径方向外方に折り曲げる事により形成したものである。又、上記レース4aの内径dは20mm以下である。特に、本例の場合、上記各内径側係止部19c、19cを、直径方向反対側2個所位置に形成している。又、これら各内径側係止部19c、19cの円周方向に関する幅寸法bを、上記レース4aの内径dの1/5以上、2/5以下{(1/5)d≦b≦(2/5)d}に規制している。
上述の様に構成する本例のスラストころ軸受の場合には、レース4aの内径が20mm以下である為、このレース4aを構成する上記内径側折り立て壁17が弾性変形しにくい。但し、上述の様に、内径側係止部19c、19cを2個所にのみ形成すると共に、これら各内径側係止部19c、19cの円周方向に関する幅寸法bを、上記レース4aの内径dとの関係で適正に規制している。この為、上記各内径側係止部19c、19cの強度を十分に確保できると共に、上記保持器3及び各ころ2の上記レース4aへの組み込み性が良好となる。
即ち、上記各内径側係止部19c、19cの幅寸法bを上記レース4aの内径dの1/5以上とする事により、これら各内径側係止部19c、19cの強度を十分に確保できる。この結果、前記保持器3と上記レース4aとの結合を十分に図れる。一方、上記各内径側係止部19c、19cの幅寸法bを上記レース4aの内径dの2/5以下とする事により、これら各内径側係止部19c、19cの円周方向に関する間隔を大きくして、上記保持器3及び各ころ2の組み込み性を良好にできる。
参考例の第1例
図2は、本発明に関する参考例の第1例を示している。本参考例の場合、上述の実施の形態の第1例と同様に、内径側折り立て壁17の先端部に形成する内径側係止部19d、19dをレース4aの中心軸に関して対称に、2個所形成している。但し、本参考例の場合、前述の図11に示した従来構造と同様に、上記内径側折り立て壁17の円周方向2個所を径方向外方に突出させる事により、上記各内径側係止部19d、19dを形成している。この為、これら各内径側係止部19d、19dの円周方向に関する幅寸法は、上述の実施の形態の第1例の構造と比べて小さい。
上述の様に構成される本参考例の場合、保持器3及び各ころ2(図9参照)の上記レース4aへの組み込み性は良好となるが、上記各内径側係止部19d、19dの強度を十分に確保できない可能性がある。従って、本参考例は、より小さいスラスト円筒ころ軸受(例えば、レース4aの内径dが15mm以下)に適用する事が好ましい。より小さいスラストころ軸受であれば、保持器3及び各ころ2も小さくなる為、上記各内径側係止部19d、19dに作用する力が小さくなり、これら各内径側係止部19d、19dの強度が低くても、上記保持器3と上記レース4aとが分離する事を防止できる。その他の構造及び作用は、上述の実施の形態の第1例と同様である。
[実施の形態の第2例
図3は、請求項1に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合、レース4cの形状を断面クランク型としている。即ち、このレース4cの円輪部16aの内周縁部から内径側折り立て壁17を、レース面が存在する側である軸方向片側(図3の右側)に折り曲げて形成すると共に、上記円輪部16aの外周縁部から外径側折り立て壁18aを、上記内径側折り立て壁17を折り曲げた側と反対側である、軸方向他側(図3の左側)に折り曲げて形成している。この様に構成される本例の場合、例えば、上記レース4cを、前述の図9に示した様な相手部材24に組み込む際に、上記外径側折り立て壁18aをこの相手部材24の一部に外嵌して、この相手部材24に対する上記レース4aの径方向の位置決めを図れる。その他の構造及び作用は、前述の実施の形態の第1例と同様である。
[実施の形態の第3例
図4は、請求項2に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。尚、本例の特徴は、レース4bの外径Dが40mm以下でも、このレース4bへの保持器3及び各ころ2(図9参照)の組み込み性を良好にすべく、外径側係止部20c、20cの数と円周方向に関する幅寸法Bとを、適正に規制する点にある。その他の構造及び作用は、前述の図9、12に示した従来構造と同様である為、重複する図示並びに説明を省略或は簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
本例のスラストころ軸受の場合、レース4bは、円輪部16bの外周縁部に外径側折り立て壁18を軸方向(図4の表裏方向)に折り曲げる事により形成している。そして、この外径側折り立て壁18の先端部に、上記各外径側係止部20c、20cを径方向内方に突出する様に形成している。本例の場合、これら各外径側係止部20c、20cは、レース4bの中心軸に関して対称に形成されている。又、これら各外径側係止部20c、20cは、上記外径側折り立て壁18の先端部となる部分に予め形成した突出部を、径方向内方に折り曲げる事により形成したものである。又、上記レース4bの外径Dは40mm以下である。特に、本例の場合、上記各外径側係止部20c、20cを、直径方向反対側2個所位置にのみ形成している。又、これら各外径側係止部20c、20cの円周方向に関する幅寸法Bを、上記レース4bの外径Dの1/10以上、1/5以下{(1/10)D≦B≦(1/5)D}に規制している。
上述の様に構成する本例のスラストころ軸受の場合には、レース4bの外径Dが40mm以下である為、このレース4bを構成する上記外径側折り立て壁18が弾性変形しにくい。但し、上述の様に、外径側係止部20c、20cを2個所にのみ形成すると共に、これら各外径側係止部20c、20cの円周方向に関する幅寸法Bを、上記レース4bの外径Dとの関係で適正に規制している。この為、上記各外径側係止部20c、20cの強度を十分に確保できると共に、上記保持器3及び各ころ2の上記レース4bへの組み込み性が良好となる。
即ち、上記各外径側係止部20c、20cの幅寸法Bを上記レース4bの外径Dの1/10以上とする事により、これら各外径側係止部20c、20cの強度を十分に確保できる。この結果、前記保持器3と上記レース4bとの結合を十分に図れる。一方、上記各外径側係止部20c、20cの幅寸法Bをレースの外径Dの1/5以下とする事により、これら各外径側係止部20c、20cの円周方向に関する間隔を大きくして、上記保持器3及び各ころ2の組み込み性を良好にできる。
参考例の第2例
図5は、本発明に関する参考例の第2例を示している。本参考例の場合、上述の実施の形態の第3例と同様に、外径側折り立て壁18の先端部に形成する外径側係止部20d、20dをレース4bの中心軸に関して対称に、2個所形成している。但し、本参考例の場合、前述の図13に示した従来構造と同様に、上記外径側折り立て壁18の円周方向2個所を径方向内方に突出させる事により、上記各外径側係止部20d、20dを形成している。この為、これら各外径側係止部20d、20dの円周方向に関する幅寸法は、上述の実施の形態の第3例の構造と比べて小さい。
上述の様に構成される本参考例の場合、保持器3及び各ころ2(図9参照)の上記レース4bへの組み込み性は良好となるが、上記各外径側係止部20d、20dの強度を十分に確保できない可能性がある。従って、本参考例は、より小さいスラスト円筒ころ軸受(例えば、レース4bの外径Dが35mm以下)に適用する事が好ましい。より小さいスラストころ軸受であれば、保持器3及び各ころ2も小さくなる為、上記各外径側係止部20d、20dに作用する力が小さくなり、これら各外径側係止部20d、20dの強度が低くても、上記保持器3と上記レース4bとが分離する事を防止できる。その他の構造及び作用は、上述の実施の形態の第3例と同様である。
[実施の形態の第4例
図6は、請求項2に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合、前述の実施の形態の第2例と同様に、レース4dの形状を断面クランク型としている。即ち、このレース4dの円輪部16bの外周縁部から外径側折り立て壁18を、レース面が存在する側である軸方向片側(図6の左側)に折り曲げて形成すると共に、上記円輪部16bの内周縁部から内径側折り立て壁17aを、上記外径側折り立て壁18を折り曲げた側と反対側である、軸方向他側(図6の右側)に折り曲げて形成している。この様に構成される本例の場合、例えば、上記レース4bを、中心孔を有する部材に組み込む際に、上記内径側折り立て壁17aをこの部材の中心孔に内嵌して、上記レース4bのこの部材に対する径方向の位置決めを図れる。その他の構造及び作用は、前述の実施の形態の第3例と同様である。
参考例の第3例
図7〜8は、本発明に関する参考例の第3例を示している。尚、本参考例の特徴は、レース4bの外径Dが40mmを越える場合でも、外径側折り立て壁18の先端縁に外径側係止部20e、20eを形成した後の状態でも、上記レース4bの外周縁の形状の歪みを抑えるべく、これら各外径側係止部20e、20eの円周方向に関する幅寸法Bを、適正に規制する点にある。その他の構造及び作用は、前述の図9、12に示した従来構造と同様である為、重複する図示並びに説明を省略或は簡略にし、以下、本参考例の特徴部分を中心に説明する。
本参考例のスラストころ軸受の場合、レース4bは、円輪部16bの外周縁部に外径側折り立て壁18を、軸方向(図7の表裏方向、図8の上下方向)に折り曲げる事により形成している。そして、この外径側折り立て壁18の先端部に、上記各外径側係止部20e、20eを、径方向内方に突出する様に形成している。本参考例の場合、これら各外径側係止部20e、20eは、レース4bの円周方向に関して等間隔に3個所形成されている。又、これら各外径側係止部20e、20eは、上記外径側折り立て壁18の先端部となる部分に予め形成した突出部を、径方向内方に折り曲げる事により形成したものである。又、上記レース4bの外径Dは40mmを越えるものである。特に、本参考例の場合、上記各外径側係止部20e、20eの円周方向に関する幅寸法(=上記各突出部の円周方向に関する幅寸法)Bを、8mm以上15mm以下(8mm≦B≦15mm)に規制している。
上述の様に構成する本参考例の場合、各外径側係止部20e、20eの強度を確保できると共に、レース4bの外周縁の形状の歪みを抑える事ができる。即ち、外径Dが40mmを越えるレース4bでも、外径側係止部20e、20eの幅寸法Bを15mm以下にすれば、外径側折り立て壁18の、これら各外径側係止部20e、20eを形成した部分と、これら各外径側係止部20e、20eから円周方向に外れた間部分との剛性の差を小さくできる。この為、これら各外径側係止部20e、20eを曲げ形成したり、或は上記外径側折り立て壁18を折り曲げて形成する際の、上記両部分のスプリングバック量の差も小さくできる。そして、上記レース4bの外周縁の形状の歪みを抑える事ができる。一方、上記各外径側係止部20e、20eの幅寸法Bを8mm以上にすれば、これら各外径側係止部20e、20eの強度を十分に確保でき、上記レース4bと保持器3(図9参照)との分離防止を十分に図れる。
レースの内径が20mmを越えるもので、内径側折り立て壁の先端部に形成する複数の内径側係止部の円周方向に関する幅寸法に就いても、上述の参考例の第3例と同様に規制すれば、やはり、上記各内径側係止部の強度を確保できると共に、上記レースの内周縁の形状の歪みを抑える事ができる。即ち、上記各内径側係止部の幅寸法を8〜15mmに規制すれば、上記各内径側係止部を形成したり、上記内径側折り立て壁を折り曲げ形成する際に、上記各内径側係止部を形成した部分と、これら各内径側係止部から円周方向に外れた部分とのスプリングバック量の差を小さくでき、上記内径側折り立て壁を形成してレースとした後に、このレースの内周縁の形状の歪みを抑える事ができる。又、上記各内径側係止部の強度も確保できる。
又、本発明のスラストころ軸受は、自動車用トランスミッションの回転支持部に限らず、例えばカーエアコン用のコンプレッサの回転支持部等、スラスト荷重を支承しつつ高速回転する各種回転支持部に適用できる。
本発明の実施の形態の第1例に組み込むレースを示す正面図。 本発明に関する参考例の第1例に組み込むレースを示す正面図。 本発明の実施の形態の第2例に組み込むレースを示す部分断面図。 同じく第3例に組み込むレースを示す正面図。 本発明に関する参考例の第2例に組み込むレースを示す正面図。 本発明の実施の形態の第4例に組み込むレースを示す部分断面図。 本発明に関する参考例の第3例に組み込むレースを示す正面図。 この参考例の第3例に組み込むレースの半部断面図。 従来構造の1例を回転支持部への組み付け状態で示す部分断面図。 従来構造のレースの第1例を示す正面図。 同じく第2例を示す正面図。 同じく第3例を示す正面図。 同じく第4例を示す正面図。
1 スラストころ軸受
2 ころ
3 保持器
4a、4b、4c、4d レース
5 第一保持器素子
6 第二保持器素子
7 ポケット
8 第一円輪部
9 第一内径側円筒部
10 第一外径側円筒部
11 第一透孔
12 第二円輪部
13 第二内径側円筒部
14 第二外径側円筒部
15 第二透孔
16a、16b 円輪部
17、17a 内径側折り立て壁
18、18a 外径側折り立て壁
19、19a、19b、19c、19d 内径側係止部
20、20a、20b、20c、20d、20e 外径側係止部
21 ケーシング
22 保持部
23 奥面
24 相手部材
25 端面

Claims (2)

  1. それぞれが放射方向に長い矩形のポケットを円周方向複数個所に設けた円輪状の保持器と、これら各ポケット内に転動自在に設けられた複数本のころと、これら各ころの転動面と転がり接触するレース面を有するレースとを備え、このレースは、全体が円輪状に形成され、片側面を上記レース面とした円輪部と、この円輪部の内周縁部に軸方向に折り曲げて形成された内径側折り立て壁と、この内径側折り立て壁の先端部の円周方向複数個所に径方向外方に突出する様に形成された内径側係止部とを備え、内径が20mm以下であり、これら各内径側係止部と上記保持器の内周縁とのみを係合させる事により、この保持器と上記レースとが不離に結合されたスラストころ軸受に於いて、上記各内径側係止部が円周方向に関して2個所だけ存在し、上記レースの内径をd、上記内径側係止部の円周方向に関する幅寸法をbとした場合に、(1/5)d≦b≦(2/5)dを満たす事を特徴とするスラストころ軸受。
  2. それぞれが放射方向に長い矩形のポケットを円周方向複数個所に設けた円輪状の保持器と、これら各ポケット内に転動自在に設けられた複数本のころと、これら各ころの転動面と転がり接触するレース面を有するレースとを備え、このレースは、全体が円輪状に形成され、片側面を上記レース面とした円輪部と、この円輪部の外周縁部に軸方向に折り曲げて形成された外径側折り立て壁と、この外径側折り立て壁の先端部の円周方向複数個所に径方向内方に突出する様に形成された外径側係止部とを備え、外径が40mm以下であり、これら各外径側係止部と上記保持器の外周縁とのみを係合させる事により、この保持器と上記レースとが不離に結合されたスラストころ軸受に於いて、上記各外径側係止部が円周方向に関して2個所だけ存在し、上記レースの外径をD、上記外径側係止部の円周方向に関する幅寸法をBとした場合に、(1/10)D≦B≦(1/5)Dを満たす事を特徴とするスラストころ軸受。
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