JP4548227B2 - 記録装置の遠隔操作方法 - Google Patents

記録装置の遠隔操作方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4548227B2
JP4548227B2 JP2005158797A JP2005158797A JP4548227B2 JP 4548227 B2 JP4548227 B2 JP 4548227B2 JP 2005158797 A JP2005158797 A JP 2005158797A JP 2005158797 A JP2005158797 A JP 2005158797A JP 4548227 B2 JP4548227 B2 JP 4548227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reservation
user terminal
recording
completed
nat traversal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005158797A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006339747A (ja
Inventor
博文 菱倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2005158797A priority Critical patent/JP4548227B2/ja
Publication of JP2006339747A publication Critical patent/JP2006339747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4548227B2 publication Critical patent/JP4548227B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、記録装置の遠隔操作方法に関し、特に端末を用いて、通信ネットワーク上に接続された記録装置を遠隔から操作する方法に関する。
従来、携帯電話やパソコンなどのユーザ端末を用いてサーバと接続し、録画予約サイトを使って番組表から録画予約をすることが行われている。ユーザは、携帯電話やパソコンなどのユーザ端末で、インターネット上にある録画予約サイトにHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)で接続して、携帯電話上に番組表を表示する。番組表の中から予約したい番組を見つけ、番組に表示されている “メール録画予約”というボタンを押す。ボタンが押されると、録画予約サイト(あるいは、サイトを管理しているサーバ)から、予約する番組の予約情報(放送日や開始・終了時刻、チャンネル、番組タイトルなど)を記述したメール(以下、予約メール)が録画予約サイトにユーザ登録する際に予め設定された記録装置のメールアドレス宛てに送信され、メールサーバに届くようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
上述の記録装置において、定期的(例えば5分おき)にメールサーバにPOPする。予約メールがあれば受信する。予約メールから予約情報を取り出し、予約を設定する。予約が完了したら、予約が完了したことを知らせるメール(以下、予約完了メール)をユーザ端末宛てに送信する。また、予約重複や記録媒体の容量不足のために予約に失敗した場合は、予約が失敗したことを知らせるメール(以下、予約失敗メール)を送信する。このような手順で携帯予約が行えるシステムでは、予約情報の送信をメールで行っているため、ここではメール方式、またはメール予約と呼ぶことにする。
特開2002−199316公報
ところで、上述で説明したような一般的な録画予約サイトは、番組表から録画予約できるサービスを提供しているが、予約削除や予約一覧の照会などの機能はごく限定されたサイトでしか行われていない。また、予約の重複やHDDなどの記憶媒体の容量不足により予約が失敗した場合については、一般的な録画予約サイトでこれを解決するようなサービスは提供されていない。
そのため、例えば予約の重複が発生した場合、ユーザは予約削除を要請するメールを送信し削除完了を待ってから、再び録画予約サイトに入り、先ほど失敗した予約を入れ直すという面倒な操作が必要となる。予約削除と予約完了までにメール待ちの時間が発生するため、問題を解決するまでに時間が掛かってしまうという問題があった。
また、録画予約サイトで提供されるサービスは録画予約だけに限定されているため、記録装置の記憶媒体の容量が一杯でこれ以上録画ができない場合、録画予約のために既存の録画済番組を削除してHDDの容量を空けるという機能などはサポートされていないため、予約ができず予約を諦めるしかないという問題があった。
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、録画予約サイトを管理するサーバとNAT越えサーバを設け、記録装置とダイレクト通信を行うことにより、効率よく録画予約、及び録画予約修正を行うことができる記録装置の遠隔操作方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の1)〜2)を提供する。すなわち、
1)通信ネットワークを介して接続されるユーザ端末と記録装置とを用いて、前記ユーザ端末から前記通信ネットワーク上の録画予約サイトに接続して前記記録装置の録画予約を行う記録装置の遠隔操作方法であって、
記記録装置は、
ユーザが前記ユーザ端末を用いて送信した予約メールを受信し、
信した前記予約メールから予約情報を抽出し、
出した前記予約情報を用いて予約を設定し、
前記予約が完了すると予約が完了したことを報知するメールを前記ユーザ端末宛てに送信し、
前記予約が完了できない場合、前記通信ネットワークに接続されており、前記通信ネットワークと前記記録装置との間に設けられたルータに介在するNAT(Network Address Translation)を越え、前記ユーザ端末と前記記録装置との間の通信の確立を図るNAT越えサーバとTCP(Transmission Contorol Protocol)接続を行って受信状態で待機し、
前記NAT越えサーバは、前記TCP接続を維持するために定期的に前記記録装置にパケットを送信し、
前記記録装置は、予約が完了できない旨及び、前記記録装置に関連するURLを記述したメールを前記ユーザ端末に送信し、
前記NAT越えサーバは、
前記ユーザ端末が前記URLに接続することにより、ログイン画面のファイルを前記ユーザ端末に送信し、
前記ユーザが前記ユーザ端末の前記ログイン画面に入力して前記NAT越えサーバに送信した所定の情報に基づいて、前記ユーザ端末を認証し、
前記ユーザ端末は、NAT越えを行ってHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)により前記記録装置と直接通信を行い、
前記NAT越えサーバは、前記予約が完了できない要因が解決されて予約が完了された後に、前記NAT越え通信を切断する
ことを特徴とする、記録装置の遠隔操作方法。
2)記記録装置は、前記予約が完了できない要因を検出し、前記予約が完了できない要因を解決するための情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする1)記載の記録装置の遠隔操作方法。
本発明の記録装置の遠隔操作方法によれば、通常の予約は、録画予約サイトが提供する番組表予約を利用し、問題が発生した場合だけ記録装置とダイレクト通信を行うことにより、効率よく予約修正を行うことができるシステムを提供することができる。
またこの際、従来では困難であった予約修正を、簡便に且つタイムロスを感じさせずに行うことができる。
さらには、予約サイトを管理するサーバとNAT越えサーバの相互通信などの必要がなく、簡素なシステムを構築することができる。本発明のNAT越え通信は、必要な時間だけ接続する方法を用いているので、NAT越えサーバに掛かる負荷を軽減できるものである。
以下、本発明に係る記録装置の遠隔操作方法の発明を実施するための最良の形態につき、好ましい実施例により説明する。
図1(a)は一般的な携帯端末を用いて予約を行うシステムの構成を示した概略システム図である。同図(a)に示すように、常時接続環境に設置された記録装置であるVDR10(Video Disc Recorder)と通信ネットワークであるインターネット15上に置かれたメールサーバ11、録画予約サイト12、そして携帯電話やパーソナルコンピュータ(PC)などのユーザ端末13から構成されている。本実施例では説明のため記録装置としてVDR10を例に挙げている。
以下に携帯予約の通信手順について、同図(a)の番号に従って説明する。
(1)ユーザは、携帯電話やパソコンなどのユーザ端末13で、インターネット15上にある録画予約サイト12にHTTPで接続して、ユーザ端末13である携帯電話上に番組表を表示する。
(2)番組表の中から予約したい番組を見つけ、番組に表示されている “メール録画予約”というボタン16を押す。
(3)ボタン16が押されると、録画予約サイト12(あるいは、サイトを管理しているサーバ)から、予約する番組の予約情報(放送日や開始・終了時刻、チャンネル、番組タイトルなど)を記述したメール(以下、予約メール)がVDR10のメールアドレス宛てに送信され、メールサーバ11に届く。 注)メール送信先は、録画予約サイト12にユーザ登録する際に予め設定しておく。
(4)VDR10は定期的(例えば5分おき)にメールサーバにPOPする。
(5)予約メールがあれば受信する。
(6)予約メールから予約情報を取り出し、予約を設定する。
(7)予約が完了したら、予約が完了したことを知らせるメール(以下、予約完了メール)をユーザ端末13宛てに送信する。また、予約重複や記録媒体の容量不足のために予約に失敗した場合は、予約が失敗したことを知らせるメール(以下、予約失敗メール)を送信する。
以上が一般的な携帯予約の手順である。このシステムでは、予約情報の送信をメールで行っているため、ここではメール方式、またはメール予約と称することにする。
次に図2を用いて記録装置の回路構成について説明する。図2は、記録装置であるVDR10の概略ブロック図を示したものである。同図に示すようにVDR10は、ビデオ信号記録再生回路10a、システムコントロール回路10b、Ethernet(登録商標)回路10cなどから構成される。
以下に信号の流れを説明する。入力されたビデオ信号は、A/D変換器10f(シンクセパレータ、同期回路などを含む)でディジタルデータに変換された後、圧縮伸張回路10gにてMPEG2やMPEG4などの圧縮方式でエンコード処理され、ビデオデータ記録再生回路10hに送られる。
一方、システムコントロール回路10bは、ユーザインターフェース(外装パネルやリモコンの録画ボタンや再生ボタンなど)からの情報を受け取り、録画や再生などのモード信号をビデオデータ記録再生回路10hに送る。このようなモード信号を受け取ったビデオデータ記録再生回路は記録媒体10i(DVDやHDDなど)に記録する。再生時はこの逆の処理を行う。
また、システムコントロール回路10bはCPU10d上で動作するソフトウェアで制御されており、タイマー録画予約の管理を行っている。CPUバス10jにはEthernet(登録商標)回路10cが接続されており、Ethernet(登録商標)で受信したEメールのテキストデータは、Ethernet(登録商標)回路10cからバス10jを介してCPU10dに送られる。CPU10d上ではソフトウェアが動作しており、図中のメモリ10e(SRAMやフラッシュメモリなど)を使用して、メールの送受信や録画予約の管理などを行っている。
上述のように、一般的な録画予約サイトは、番組表から録画予約できるサービスを提供しているが、予約削除や予約一覧の照会などの機能はごく限定されたサイトでしか行われていない。また、予約の重複やHDDなどの記憶媒体の容量不足により予約が失敗した場合については、一般的な録画予約サイトでこれを解決するようなサービスは提供されていない。そのため、例えば予約の重複が発生した場合、ユーザは予約削除を要請するメールを送信し削除完了を待ってから、再び録画予約サイトに入り、先ほど失敗した予約を入れ直すという面倒な操作が必要となる。予約削除と予約完了までにメール待ちの時間が発生するため、問題を解決するまでに時間が掛かってしまうという問題があった。
また、録画予約サイトで提供されるサービスは録画予約だけに限定されているため、記録装置の記憶媒体の容量が一杯でこれ以上録画ができない場合、録画予約のために既存の録画済番組を削除してHDDの容量を空けるという機能などはサポートされていないため、予約ができず予約を諦めるしかないという問題があった。
上述の問題を解決するために、ユーザ端末13から録画予約サイト12に接続して予約を入れる方法に加え、予約修正を行うためにHTTPによるダイレクト通信を行う機能をVDR10に付加する。
図1(b)に本実施例に適用されるシステム構成を示す。VDR10とユーザ端末13間に新たにNAT越えサーバ14を設置した構成としている。
ここで、NAT越えサーバ14について説明する。NAT越えサーバ14は、常時接続環境のルータに介在するNAT(Network Address Translation)を越えるために使用する。NATは、常時接続環境内のルータが持っているアドレス変換の仕組みであり、常時接続環境内に設置された機器(図1(b)のVDR)は図示しないルータからプライベートIPアドレスが付与され、インターネットに送信する際にプライベートIPアドレスからグローバルIPアドレスに変換して通信が行われる。従って、インターネット側の機器から常時接続内機器へ通信を行うと、ルータはアドレス変換の際にどの機器のプライベートIPアドレスに変換するのか分からないため、目的の機器と通信することができない。一般的には、ルータに特別な設定(ポートの穴あけなど)を行わない限り、通信することはできない。
すなわち、常時接続環境に設置されたVDR10とTCP接続を確立して接続を維持することによって、ユーザ端末からの通信をダイレクトに送信する。これによりインターネット側の機器から常時接続機器への通信を実現する。このようなNAT越え通信の確立を図るサーバをNAT越えサーバ14とする。
本実施例では、図1(b)に示すように、録画予約サイト12を使用した予約に関してはメールサーバ11を中心としたシステムを使用し、予約が失敗した場合はNAT越えサーバ14で構成するHTTPによるダイレクト通信を用いる。
以下に、本システムの通信手順について、図3と図4のフローチャートに沿って説明する。
図3において、VDR10は、定期的にメールサーバ11に接続して予約メールを受信する(ステップ101)。図1(b)の(4),(5)動作に相当。
予約メールがあった場合(ステップ102Yes)、予約メールから番組の予約情報(放送日や開始・終了時刻、チャンネル、番組タイトルなど)を抽出する(ステップ103)。図1(b)の(6)動作に相当。
既存の予約と時間帯が重複していないか確認して、重複が無ければ(ステップ104No)予約を設定し、ステップ105へ進む。そして予約完了を知らせるメール(以下、予約完了メール)をユーザ端末13に送信する。
重複している場合は(ステップ104Yes)ステップ106へ移行する。図1(b)の(7)動作に相当。VDR10は、NAT越えサーバ14にTCP接続を確立し認証を要求する。図1(b)の(8)動作に相当。
NAT越えサーバ14側(VDR接続プロセス)では、レコーダが正しい機器かどうか確認(ステップ111)して認証許可パケットを送信する(ステップ112)。図1(b)の(9)動作に相当。同時にユーザ端末13からアクセスするためのURL(*1)を立ち上げる。
VDR10は認証許可パケットを受信し(ステップ107)、これ以降受信待ち状態で待機する。図1(b)の(10)動作に相当。
次に、予約が失敗したことを知らせるメール(以下、予約失敗メール)をユーザ端末13宛てに送信する(ステップ108)。図1(b)の(12)動作に相当。またこのメールには、NAT越え通信の確立を知らせるため、HTTPで直接レコーダと通信することが可能なURL(*1)が記述されている。
NAT越えサーバ14側では、ユーザ端末13側からのリクエストではない場合(ステップ113No)、ステップ114へ進む。NAT越えサーバ14は、TCP接続を維持するために、定期的にHTTPのHEADメソッドを送信する(ステップ114)。図1(b)の(11)動作に相当。
VDR10は、NAT越えサーバ14から送信されたHTTPパケットを受信する。受信パケットの内容を判別して(ステップ109)、HEADメソッドの場合はレスポンスを返す(ステップ110)。
次に図4のフローチャートを用いて、ユーザ端末13側の動作について説明する。
予約失敗メールを受信したユーザ端末13は、メールに書かれたURL(*1)に接続する。図1(b)の(13)動作に相当。NAT越えサーバ14のユーザ端末接続プロセスは、ユーザ端末13にログイン画面のHTMLファイルを送信する(ステップ152)。図1(b)の(17)動作に相当。
ユーザ端末13上には図5に例示するようなログイン画面が表示される(ステップ161)。ユーザは自分のVDR10のメールアドレス(画面はユーザID)とパスワードを入力してログインボタンを押す(ステップ162)。ユーザ端末13からNAT越えサーバ14へメールアドレスとパスワードが送信される。
メールアドレスとパスワードで正規のユーザかどうか確認し(ステップ153)、ログインを許可すると(ステップ155)、VDR接続プロセスに操作メニューを要求するリクエストを送る(ステップ156)。図1(b)の(13)動作に相当。
ここでVDR接続プロセスにて、ユーザ端末接続プロセスからのリクエストの場合は(ステップ113Yes)、ステップ116へ進む。ユーザ端末接続プロセスからのリクエストをVDR10に送信する(ステップ116)。図1(b)の(14)動作に相当。VDR10は、操作メニュー要求リクエストを受け取り、操作メニューのHTMLファイルをレスポンスとしてNAT越えサーバ14へ返す(ステップ110)。図1(b)の(16)動作に相当。
NAT越えサーバ14側では、VDR10からのレスポンスを受信する(ステップ117)。そして受信したレスポンスをユーザ端末接続プロセスに渡す(ステップ118)。ユーザ端末接続プロセスは、このレスポンスを受け取り、ユーザ端末13に送信する(ステップ157)。図1(b)の(17)動作に相当。ユーザ端末13でこれを受信し(ステップ163)、画面上には図6に例示するような操作メニューが表示される。この画面上に表示されたボタンで予約重複を選択する(ステップ164)。予約重複を要求するリクエストが送信される。図1(b)の(13)動作に相当。NAT越えサーバ14のユーザ端末接続プロセスはこのリクエストを受信し、VDR接続プロセスに渡す(ステップ159,160)。
以降同様の手順で、VDR接続プロセスはこのリクエストをVDR10に送信する(ステップ113,116)。VDR10では、このリクエストを受けて、予約リストから予約が重複している番組を探してHTMLファイル化してNAT越えサーバ14へ送信する。NAT越えサーバ14は、このHTMLファイルをユーザ端末13に送信する。ユーザ端末13では、先程予約に失敗した番組が予約重複した番組として図7に例示する画面として表示される。
以下、ユーザ端末13の画面動作のみ説明する。図7の表示画面で、重複詳細確認を選択すると、図8に例示するような重複詳細画面が表示される。図8では、予約に失敗した番組である「重複詳細5」のニュースが録画されない時間帯が表示されている。「重複詳細5」のニュースを優先する場合は、“優先する予約を変更しますか”の選択欄を図9のように“5を優先”に選択し、変更を押すと、VDR10はこのリクエストを受けて、「重複詳細5」のニュースを優先的に予約する。ユーザ端末13には、図10のような例示するような予約優先結果が表示される。
このように予約重複などの原因で予約に失敗した場合、NAT越え通信を確立することによって、ユーザ端末13からVDR10の予約操作をダイレクトに行うことができるようになる。従来のメール方式では難しかった予約重複の修正を、簡単かつリアルタイムに行うことが可能となる。
実施例2では、記録媒体の容量不足が原因で予約ができなかった場合を例に挙げ、NAT越え通信を確立した後、問題解決に必要な手段をユーザ端末13に提供し、問題が解決した時点でNAT越え通信を切断する方法について説明する。
図11のフローチャートを用いて、VDR10の動作を説明する。NAT越えサーバ14とユーザ端末13の動作については、実施例1と同様の動作をするものである。VDR10は、定期的にメールサーバ11に接続して予約メールを受信する(ステップ201)。予約メールが受信されると(ステップ202Yes)、予約メールから番組の予約情報(放送日や開始・終了時刻、チャンネル、番組タイトルなど)を抽出する(ステップ203)。
既存の予約と時間帯が重複していないか、記録媒体の容量がオーバーしていないかなどを確認して、問題が無ければ予約を設定し、ステップ205へ進む。予約に失敗した場合は、ステップ206へ移行する。予約完了を知らせるメール(以下、予約完了メール)をユーザ端末13に送信する(ステップ205)。VDR10は、NAT越えサーバ14にTCP接続を確立し認証を要求する(ステップ206)。VDR10は、NAT越えサーバ14からの認証許可パケットを受信し(ステップ207)、これ以降受信待ち状態で待機する。
次に、予約が失敗したことを知らせるメール(以下、予約失敗メール)を作成する。このメールには、NAT越え通信の確立を知らせる内容と、HTTPで直接レコーダと通信することが可能なURL(*2)を記載する。このURL(*2)は、以下に示すように予約の失敗内容によって下線部分のリンク先が異なる。以下は、記録媒体の容量オーバーで予約に失敗した場合のURLであり、録画済番組一覧を要求するURLになっている(ステップ211)。
HTTP://www.directxxxxx.net/cgi-bin/rec list.cgi…URL(*2)
この他予約数がオーバーだった場合は、予約一覧を要求するURLを(ステップ209)、予約重複で失敗した場合は、予約重複状態の通知を要求するURLを記述する(ステップ210)。この後、作成した予約失敗メールをユーザ端末13宛てに送る(ステップ212)。
以下に、記録媒体の容量オーバーによって予約が失敗した場合を例に上げて説明する。
予約失敗メールがユーザ端末13に届くと、ユーザはメールに記載されているURL(*2)にアクセスして問題解決を試みる。この時、ユーザ端末13からURL(*2)でNAT越えサーバ14へリクエストが送られ、NAT越えサーバ14はこれを中継してVDR10へ送信する。リクエストを受信したVDR10は(ステップ221)、録画済番組一覧の要求の場合、録画済番組一覧を生成してHTMLファイルにしてNAT越えサーバ14に送信する。
NAT越えサーバ14がこのHTMLファイルを受信し、ユーザ端末13に送信する。ユーザ端末13では、図12に例示するような録画済番組一覧が表示される。削除する番組のチェックボックスにチェックマークをつけて削除実行を押すと、指定した番組の削除を要求するリクエストがNAT越えサーバ14へ送られる。NAT越えサーバ14はこのリクエストをVDR10に送信する。そしてリクエストされた録画済番組を削除する。
記録媒体の容量をチェックして、先程の予約が入るかどうか確認する。容量オーバーの場合は、“記録媒体の容量がオーバーしているため、録画済番組を削除して容量を空けてください。”という内容のHTMLファイルをNAT越えサーバへ14送信する。ユーザ端末13上では、図13に例示するような画面が表示される。ユーザは再び録画済一覧に戻り削除を行う。
容量が空いて予約が入った場合は、図14に例示するよう“記録媒体の容量が空き、予約が入りました。"というメッセージをHTMLファイル化して送る。問題解決したため、NAT越え通信を切断して、通常のメールチェックへ戻る。ユーザ端末13上では、図14のような画面が表示され、先程予約に失敗した番組を予約することができる。
このように、予約に失敗した問題を解決するために必要なURLをユーザ端末に教えることによって、ユーザは画面上の指示に従って簡単に予約を修正することができる。従って、従来のメール方式では難しかった予約失敗時の問題解決を簡単かつリアルタイムに行うことが可能となるものである。
携帯端末を用いて予約を行うシステムの構成を示した概略システム図である。 各実施例に適用される記録装置の回路構成の概略ブロック図を示したものである。 実施例1に適用される通信の手順を説明するためのフローチャートである。 実施例1に適用される通信の手順を説明するためのフローチャートである。 実施例1に適用されるログイン画面の一例を示した図である。 実施例1に適用される操作メニュ画面の一例を示した図である。 実施例1に適用される予約重複画面の一例を示した図である。 実施例1に適用される重複詳細画面の一例を示した図である。 実施例1に適用される重複詳細優先変更画面の一例を示した図である。 実施例1に適用される予約優先結果画面の一例を示した図である。 実施例2に適用される通信の手順を説明するためのフローチャートである。 実施例2に適用される録画済番組一覧画面の一例を示した図である。 実施例2に適用される問題未解決画面の一例を示した図である。 実施例2に適用される問題解決済画面の一例を示した図である。
符号の説明
10…VDR(記録装置)
10a…ビデオ信号記録再生回路
10b…システムコントロール回路
10c…Ethernet(登録商標)回路
10d…CPU
10e…メモリ
10f…A/D変換器
10g…圧縮伸張回路
10h…ビデオデータ記録再生回路
10i…記録媒体
10j…CPUバス
10k…Ethernet(登録商標)
11…メールサーバ
12…録画予約サイト
13…ユーザ端末
14…NAT越えサーバ
15…インターネット

Claims (2)

  1. 通信ネットワークを介して接続されるユーザ端末と記録装置とを用いて、前記ユーザ端末から前記通信ネットワーク上の録画予約サイトに接続して前記記録装置の録画予約を行う記録装置の遠隔操作方法であって、
    記記録装置は、
    ユーザが前記ユーザ端末を用いて送信した予約メールを受信し、
    信した前記予約メールから予約情報を抽出し、
    出した前記予約情報を用いて予約を設定し、
    前記予約が完了すると予約が完了したことを報知するメールを前記ユーザ端末宛てに送信し、
    前記予約が完了できない場合、前記通信ネットワークに接続されており、前記通信ネットワークと前記記録装置との間に設けられたルータに介在するNAT(Network Address Translation)を越え、前記ユーザ端末と前記記録装置との間の通信の確立を図るNAT越えサーバとTCP(Transmission Contorol Protocol)接続を行って受信状態で待機し、
    前記NAT越えサーバは、前記TCP接続を維持するために定期的に前記記録装置にパケットを送信し、
    前記記録装置は、予約が完了できない旨及び、前記記録装置に関連するURLを記述したメールを前記ユーザ端末に送信し、
    前記NAT越えサーバは、
    前記ユーザ端末が前記URLに接続することにより、ログイン画面のファイルを前記ユーザ端末に送信し、
    前記ユーザが前記ユーザ端末の前記ログイン画面に入力して前記NAT越えサーバに送信した所定の情報に基づいて、前記ユーザ端末を認証し、
    前記ユーザ端末は、NAT越えを行ってHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)により前記記録装置と直接通信を行い、
    前記NAT越えサーバは、前記予約が完了できない要因が解決されて予約が完了された後に、前記NAT越え通信を切断する
    ことを特徴とする、記録装置の遠隔操作方法。
  2. 記記録装置は、前記予約が完了できない要因を検出し、前記予約が完了できない要因を解決するための情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする
    請求項1記載の記録装置の遠隔操作方法。
JP2005158797A 2005-05-31 2005-05-31 記録装置の遠隔操作方法 Expired - Fee Related JP4548227B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005158797A JP4548227B2 (ja) 2005-05-31 2005-05-31 記録装置の遠隔操作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005158797A JP4548227B2 (ja) 2005-05-31 2005-05-31 記録装置の遠隔操作方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006339747A JP2006339747A (ja) 2006-12-14
JP4548227B2 true JP4548227B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=37559952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005158797A Expired - Fee Related JP4548227B2 (ja) 2005-05-31 2005-05-31 記録装置の遠隔操作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4548227B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4488064B2 (ja) 2007-11-20 2010-06-23 ソニー株式会社 携帯機器、情報処理方法、およびプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002223483A (ja) * 2000-11-09 2002-08-09 Yamatake Corp 遠隔管理システム
WO2004075479A1 (ja) * 2003-02-19 2004-09-02 Victor Company Of Japan Limited 制御情報の伝送方法、中継サーバ、及び被制御装置
JP2005316529A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Victor Co Of Japan Ltd 遠隔操作方法、電子装置、及び中継サーバ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002223483A (ja) * 2000-11-09 2002-08-09 Yamatake Corp 遠隔管理システム
WO2004075479A1 (ja) * 2003-02-19 2004-09-02 Victor Company Of Japan Limited 制御情報の伝送方法、中継サーバ、及び被制御装置
JP2005316529A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Victor Co Of Japan Ltd 遠隔操作方法、電子装置、及び中継サーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006339747A (ja) 2006-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4349365B2 (ja) 制御情報の伝送方法、中継サーバ、及び被制御装置
CN101080704B (zh) Av服务器设备
JP2008206039A (ja) コンテンツ視聴装置
EP3032838A1 (en) Message processing method, device, gateway, set-top box and internet protocol television system
JP2006054818A (ja) 情報処理システム、記録装置、通信装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2007158854A (ja) Avサーバ装置、クライアント機器、及びファイル転送システム
JP2007323732A (ja) 再生制御装置、再生制御方法、及び再生装置
JP2007052594A (ja) 情報処理端末、情報処理方法、情報処理プログラムおよびネットワークシステム
JPWO2004040444A1 (ja) サービスソフトウエア取得方法、ならびにシステムおよびそれに用いられる電子通信機器
JP4548227B2 (ja) 記録装置の遠隔操作方法
JP2006165650A (ja) メタデータ管理装置
JP5007710B2 (ja) 情報処理システム、記録装置、及び通信装置
RU2654369C1 (ru) Способ управления полосой пропускания, терминальное устройство IPTV и система связи
JP2005141333A (ja) アクセス中継装置およびネットワークアクセス方法
JP2009141856A (ja) 代理アクセス装置、代理アクセスシステム、映像装置
JP2003069928A (ja) 録画予約の設定方法、録画予約装置、及び録画予約サービス
JP5012077B2 (ja) コンテンツ視聴システム
JP6515688B2 (ja) ゲートウェイ装置
JP2009147684A (ja) 番組記録システム
JP4889567B2 (ja) 情報記録支援装置、情報記録システムおよび情報記録方法
JP4692640B2 (ja) 遠隔操作方法、電子装置、及び中継サーバ
JP4407366B2 (ja) 遠隔操作方法、電子装置、及び中継サーバ
KR20010082427A (ko) Mobile 및 PC를 이용한 각종데이터 원격관리지원서버구성과 운영관리(연동)시스템
JP5224387B2 (ja) コンテンツ共有システム、コンテンツ制御装置、コンテンツ共有方法及びコンテンツ共有プログラム
WO2013069388A1 (ja) コンテンツ管理装置、制御プログラム、記録媒体、コンテンツ管理方法、移動先装置、テレビジョン受像機、およびコンテンツ管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100409

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100628

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees