JPWO2004040444A1 - サービスソフトウエア取得方法、ならびにシステムおよびそれに用いられる電子通信機器 - Google Patents
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Abstract
事前に必要なソフトウエアが用意されていなくても、ローカルホスト・リモートホスト間で情報をやり取りすることができる方法を提供することを目的とする。ローカルホスト(1)は、サービス管理ホスト(4)に対して、所望のリモートサービスの開始を要求する。リモートサービスの開始要求に応じ、サービス管理ホスト(4)は、ローカルホストとリモートサービスの共有が可能なリモートホスト(2)を選択し、当該リモートホスト(2)に関する情報をローカルホストに返信する。返信されてくるリモートホスト(2)に関する情報に基づいて、ローカルホスト(1)は、リモートサービスを共有したいリモートホスト(2)を選択し、当該リモートホスト(2)に対し、リモートサービスを共有するためのソフトウエアをサービス管理ホスト(4)からダウンロードするように指示する。当該リモートホスト(2)が指示された必要なソフトウエアをサービス管理ホスト(4)からダウンロードする。
Description
本発明は、リモート処理を実行するためのソフトウエアを取得する方法に関し、より特定的には、ネットワークを介してサービス管理ホストに接続するデジタルスチールカメラ(DSC)、デジタルビデオカメラ(DVC)、携帯電話、デジタルテレビ(DTV)、ホームサーバ、セットトップボックス(STB)、Safe−deposit Boxといった電子通信機器間で情報を共有するためのリモート処理を実行するためのソフトウエアを取得する方法に関する。
従来、ネットワークまたは無線を介してサービス管理ホストに接続するデジタルスチールカメラ(DSC)、デジタルビデオカメラ(DVC)、携帯電話、携帯機器、デジタルテレビ(DTV)、ホームサーバ、セットトップボックス(STB)、Safe−deposit Box等の電子通信機器は、所望の処理を実行する状況において、自機器内に当該所望の処理を実行するために必要なソフトウエアが格納されていない場合、サービス管理ホストから当該必要なソフトウエアをダウンロードして、所望の処理を実行していた(たとえば、特開2002−169621号公報参照)。
しかし、従来のような構成では、ソフトウエアをダウンロードした電子通信機器自身の処理自体にとどまり、他の電子通信機器との間で一定の処理を行うことはできなかった。
また、電子通信機器同士は他の電子通信機器のアドレスに関する情報を相互に持っていないため、電子通信機器が他の電子通信機器に対して何らかの処理を行わせたいとしても、当該電子通信機器が他の電子通信機器へ命令することはできなかった。
なお、電子通信機器間で所定の処理を共有できるようなアプリケーションを電子通信機器内に実装するような構成も考えられる。しかし、電子通信機器は多種多様に存在し、各電子通信機器にそれぞれ対応する複数のソフトウエアを実装させるのは、メモリの制限上、現実的ではない。
しかし、従来のような構成では、ソフトウエアをダウンロードした電子通信機器自身の処理自体にとどまり、他の電子通信機器との間で一定の処理を行うことはできなかった。
また、電子通信機器同士は他の電子通信機器のアドレスに関する情報を相互に持っていないため、電子通信機器が他の電子通信機器に対して何らかの処理を行わせたいとしても、当該電子通信機器が他の電子通信機器へ命令することはできなかった。
なお、電子通信機器間で所定の処理を共有できるようなアプリケーションを電子通信機器内に実装するような構成も考えられる。しかし、電子通信機器は多種多様に存在し、各電子通信機器にそれぞれ対応する複数のソフトウエアを実装させるのは、メモリの制限上、現実的ではない。
それゆえ、本発明の目的は、電子通信機器間でリモート処理する場合、電子通信機器のアドレス情報を事前に所持しておらず、かつ電子通信機器間で情報を共有するためのソフトウエアを事前に所持していなくてもリモート処理を実行することができる方法を提供することである。
上記課題を解決するために本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、ローカルホストがサービス管理ホストに対して、所望のリモートサービスの開始を要求するステップと、リモートサービスの開始要求に応じ、サービス管理ホストがローカルホストとリモートサービスの共有が可能なリモートホストを選び出し、当該リモートホストに関する情報をローカルホストに返信するステップと、返信されてくるリモートホストに関する情報に基づいて、ローカルホストが、リモートサービスを共有したいリモートホストを選択し、当該リモートホストに対し、リモートサービスを共有するためのソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするように指示するステップと、ダウンロード指示された必要なソフトウエアをリモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップとを備える。
これにより、リモートホストは、ローカルホストからの要求に応じて、サービス管理ホストから当該必要なソフトウエアをダウンロードすることができるので、リモートホスト側では、必要なソフトウエアを事前に実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、ローカルホストがサービス管理ホストに対して、所望のリモートサービスの開始を要求するステップと、リモートサービスの開始要求に応じ、サービス管理ホストがローカルホストとリモートサービスの共有が可能なリモートホストを選び出し、当該リモートホストに関する情報をローカルホストに返信するステップと、返信されてくるリモートホストに関する情報に基づいて、ローカルホストが、リモートサービスを共有したいリモートホストを選択し、サービス管理ホストに対し、リモートサービスを共有するためのソフトウエアを当該リモートホストに送信するよう指示するステップと、ソフトウエアの送信指示に応じて、サービス管理ホストが必要なソフトウエアをリモートホストに送信するステップとを備える。
これにより、ローカルホストからの指示により、リモートホストには、サービス管理ホストから必要なソフトウエアが送信されてくることとなるので、リモートホストのアドレスをローカルホストが知らなくても必要なソフトウエアをリモートホストに取得させることができ、かつリモートホスト側で、必要なソフトウエアを実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、ネットワークには、ローカルホストを認証するための認証局ホストが接続されており、ローカルホストが、登録されているユーザキーを認証局ホストから取得するステップと、ローカルホストがサービス管理ホストに対して、ユーザキーを共に送信して、所望のリモートサービスの開始を要求するステップと、リモートサービスの開始要求に応じ、ユーザキーでアクセスが許可できるリモートホストの中から、サービス管理ホストがローカルホストとリモートサービスの共有が可能なリモートホストを選び出し、当該リモートホストに関する情報をローカルホストに返信するステップと、返信されてくるリモートホストに関する情報に基づいて、ローカルホストが、リモートサービスを共有したいリモートホストを選択し、当該リモートホストに対し、ユーザキーを共に送信して、リモートサービスを共有するためのソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするように指示するステップと、認証局ホストとの間でユーザキーの照合確認がとれた場合、指示された必要なソフトウエアをリモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップとを備える。
これにより、リモートホストは、ローカルホストからの要求に応じて、サービス管理ホストから当該必要なソフトウエアをダウンロードすることができるので、リモートホスト側では、必要なソフトウエアを事前に実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。さらに、リモートホストでは、ユーザキーの照合を行うことによって不正な処理がなされようとしているか否かを判断するので、安全なサービスを提供することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、ネットワークには、ローカルホストを認証するための認証局ホストが接続されており、ローカルホストが、登録されているユーザキーを認証局ホストから取得するステップと、ローカルホストがサービス管理ホストに対して、ユーザキーを共に送信して、所望のリモートサービスの開始を要求するステップと、リモートサービスの開始要求に応じ、ユーザキーでアクセスが許可できるリモートホストの中から、サービス管理ホストがローカルホストとリモートサービスの共有が可能なリモートホストを選び出し、当該リモートホストに関する情報をローカルホストに返信するステップと、返信されてくるリモートホストに関する情報に基づいて、ローカルホストが、リモートサービスを共有したいリモートホストを選択し、サービス管理ホストに対し、ユーザキーを共に送信して、リモートサービスを共有するためのソフトウエアを当該リモートホストに送信するように指示するステップと、ソフトウエアの送信指示に応じて、サービス管理ホストは、認証局ホストとの間でユーザキーの照合確認がとれた後、必要なソフトウエアをリモートホストに送信するステップとを備える。
これにより、ローカルホストからの指示により、リモートホストには、サービス管理ホストから必要なソフトウエアが送信されてくることとなるので、リモートホストのアドレスをローカルホストが知らなくても必要なソフトウエアをリモートホストに取得させることができ、かつリモートホスト側で、必要なソフトウエアを実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。さらに、サービス管理ホストでは、ユーザキーの照合を行うことによって不正な処理がなされようとしているか否かを判断するので、安全なサービスを提供することが可能となる。
好ましくは、リモートホストに関する情報は、ネットワーク上に割り当てられている当該リモートホストのアドレスであるとよい。
これにより、ローカルホストが、リモートホストのネットワーク上のアドレスを知らなくても、ネットワーク上でリモートホストを特定することが可能となる。
好ましくは、リモートサービスを共有するのに必要なソフトウエアをローカルホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップをさらに備えるとよい。
これにより、ローカルホスト内に必要なソフトウエアが存在しない場合であっても、当該ソフトウエアをダウンロードすることができるので、所望のサービスをローカルホストおよびリモートホストで共有することが可能となる。
好ましくは、リモートサービスを共有することができるリモートホストが複数ある場合、アクセスできるリモートホストをローカルホストが表示するステップをさらに備えるとよい。
これにより、ローカルホスト側で、リモートサービスを共有できるリモートホストを複数選択することが可能となる。したがって、最適のリモートホストの選択が可能となる。
好ましくは、リモートホストがダウンロードしたソフトウエアを利用して、リモートホストとローカルホストとの間で、情報を通信するステップをさらに備えるとよい。
これにより、リモートホストとローカルホストとの間で情報をやり取りすることが可能となる。たとえば、リモートホストに保存されているデータ等をローカルホストに転送するような処理が可能となる。
好ましくは、情報を通信するステップでは、ローカルホストまたはリモートホストが有する静止画像データを通信するとよい。
これにより、ローカルホストとリモートホストとの間で、静止画像データのやり取りを行うことが可能となる。
好ましくは、情報を通信するステップでは、ローカルホストまたはリモートホストが有する動画像データを通信することを特徴とする。
これにより、ローカルホストとリモートホストとの間で、動画像データのやり取りを行うことが可能となる。
好ましくは、ローカルホストと選択されたリモートホストとの間で情報を通信する場合、さらに、通信すべき情報に所定の処理を施すことが可能な選択されたリモートホストとは別のリモートホストに対して、ローカルホストまたは選択されたリモートホストが情報を送信するステップと、所定の処理を行った後、別のリモートホストが、処理後の情報を選択されたリモートホストまたはローカルホストに送信するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストおよびリモートホストだけでは、情報を共有できない場合であっても、別のリモートホストへ情報を送り、情報を共有できるようなものとすることができるので、ローカルホストおよびリモートホストだけでは情報の共有をできない場合であっても、これらの間での情報の共有を可能なものとすることができる。
好ましくは、所定の処理は、情報のフォーマットを変換する処理であるとよい。
これにより、フォーマットが異なっていても、フォーマット変換を中間で行うこととなるので、リモートホストとローカルホストとの間で、情報をやり取りすることが可能となる。
好ましくは、所定の処理は、情報の解像度を所定の解像度に変換する処理であるとよい。
これにより、ローカルホストとリモートホストとの解像度が異なっていても、解像度変換を中間で行うこととなるので、情報をやり取りすることが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを実行できるリモートホストをローカルホストが選択するステップと、選択された当該リモートホストに対し、ソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするように指示するステップと、ダウンロード指示された必要なソフトウエアをリモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップとを備えるとよい。
これにより、リモートホストは、ローカルホストからの指示に応じて、必要なソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードすることができるので、リモートホスト側では、必要なソフトウエアを事前に実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。
好ましくは、リモートホストがダウンロードしたソフトウエアを利用して、リモートホストとローカルホストとの間で、情報を通信するステップをさらに備えるとよい。
これにより、リモートホストとローカルホストとの間で情報をやり取りすることが可能となる。たとえば、リモートホストに保存されているデータ等をローカルホストに転送するような処理が可能となる。
好ましくは、リモートサービスを共有するのに必要なソフトウエアをローカルホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップをさらに備えるとよい。
これにより、ローカルホスト内に必要なソフトウエアが存在しない場合であっても、当該ソフトウエアをダウンロードすることができるので、所望のサービスをローカルホストおよびリモートホストで共有することが可能となる。
好ましくは、リモートホストは、取得したソフトウエアを保存しており、リモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップでは、必要なソフトウエアをダウンロードする指示がローカルホストから与えられた場合、保存しているソフトウエアの中に必要なソフトウエアと同一のソフトウエアが存在するか否かをリモートホストが判断し、同一のソフトウエアが存在しない場合、サービス管理ホストから必要なソフトウエアをリモートホストがダウンロードし、同一のソフトウエアが存在する場合、サービス管理ホストから必要なソフトウエアをダウンロードぜずに、保存されているソフトウエアを利用して、ローカルホストとリモートホストとがリモートサービスを実行するとよい。
これにより、ダウンロード済みのソフトウエアを再利用することとなるので、ダウンロードによる通信を削減することが可能となる。
好ましくは、リモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップでは、さらに、同一のソフトウエアが存在する場合、必要なソフトウエアのバージョンと保存されているソフトウエアのバージョンとを比較し、保存されているソフトウエアのバージョンの方が古い場合、保存されているソフトウエアを破棄して、必要なソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするとよい。
これにより、リモートホストは、最新バージョンのソフトウエアをダウンロードすることとなるので、リモートホストがソフトウエアをキャッシュした場合であっても、ローカルホストとリモートホストとの間でのソフトウエアのバージョンが一致しないといった事態を回避することができる。
好ましくは、リモートホストは、取得したソフトウエアを保存しており、サービス管理ホストが必要なソフトウエアをリモートホストに送信するステップでは、必要なソフトウエアを保存しているか否かをリモートホストにサービス管理ホストが問い合わせ、サービス管理ホストからの問い合わせに応じて、必要なソフトウエアと同一のソフトウエアを保存しているか否かをリモートホストが判断して、当該判断結果をサービス管理ホストにリモートホストが通知し、リモートホストからの通知に応じて、同一のソフトウエアを保存していない場合、必要なソフトウエアをリモートホストにサービス管理ホストが送信するとよい。
これにより、ダウンロード済みのソフトウエアを再利用することとなるので、ダウンロードによる通信を削減することが可能となる。
好ましくは、必要なソフトウエアと同一のソフトウエアを保存しているか否かをリモートホストが判断する際、リモートホストは、古いバージョンのソフトウエアを保存している場合、同一のソフトウエアを保存していないとして、サービス管理ホストに通知するとよい。
これにより、サービス管理ホストは、最新バージョンのソフトウエアを送信することとなるので、リモートホストがソフトウエアをキャッシュした場合であっても、ローカルホストとリモートホストとの間でのソフトウエアのバージョンが一致しないといった事態を回避することができる。
好ましくは、ローカルホストは、取得したソフトウエアを保存しており、ローカルホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップでは、保存しているソフトウエアの中に必要なソフトウエアと同一のソフトウエアが存在するか否かをローカルホストが判断し、同一のソフトウエアが存在しない場合、サービス管理ホストから必要なソフトウエアをローカルホストがダウンロードし、同一のソフトウエアが存在する場合、サービス管理ホストから必要なソフトウエアをダウンロードぜずに、保存されているソフトウエアを利用して、ローカルホストとリモートホストとがリモートサービスを実行する。
これにより、ダウンロード済みのソフトウエアを再利用することとなるので、ダウンロードによる通信を削減することが可能となる。
好ましくは、ローカルホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップでは、さらに、同一のソフトウエアが存在する場合、必要なソフトウエアのバージョンと保存されているソフトウエアのバージョンとを比較し、保存されているソフトウエアのバージョンの方が古い場合、保存されているソフトウエアを破棄して、必要なソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードする。
これにより、ローカルホストは、最新バージョンのソフトウエアをダウンロードすることとなるので、ローカルホストがソフトウエアをキャッシュした場合であっても、ローカルホストとリモートホストとの間でのソフトウエアのバージョンが一致しないといった事態を回避することができる。
好ましくは、さらに、ローカルホストが利用可能なリモートサービスの一覧を、サービス管理ホストに対してローカルホストが要求するステップと、ローカルホストからの要求に応じて、ローカルホストが利用可能な各リモートサービスを、サービス管理ホストが認識するステップと、認識された各リモートサービスをローカルホストと共有できるリモートホストを、サービス管理ホストが認識するステップと、リモートサービスとリモートホストとの組を示すサービス一覧を、ローカルホストにサービス管理ホストが通知するステップと、通知されたサービス一覧を、ローカルホストが表示するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストのユーザは、ローカルホストを用いて利用可能なサービスと、当該サービスを共有できるリモートホストとを同時に確認することが可能となる。
好ましくは、さらに、ローカルホストがアクセス可能なリモートホストの一覧を、サービス管理ホストに対してローカルホストが要求するステップと、ローカルホストからの要求に応じて、ローカルホストがアクセス可能なリモートホストを、サービス管理ホストが認識するステップと、認識された各リモートホストについて、ローカルホストと共有できるリモートサービスを、サービス管理ホストが認識するステップと、リモートホストとリモートサービスとの組を示すリモートホスト一覧を、ローカルホストにサービス管理ホストが通知するステップと、通知されたリモートホスト一覧を、ローカルホストが表示するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストのユーザは、利用可能なリモートホストと、当該リモートホストと共有できるサービスとを同時に確認することが可能となる。
好ましくは、さらに、ローカルホストが利用可能なリモートサービスの一覧を、ネットワークに接続された一覧中継用ホストに対してローカルホストが要求するステップと、ローカルホストからの要求に応じて、ローカルホストが利用可能なリモートサービスの一覧を、サービス管理ホストに一覧中継用ホストが要求するステップと、一覧中継用ホストからの要求に応じて、ローカルホストが利用可能な各リモートサービスを、サービス管理ホストが認識するステップと、認識された各リモートサービスをローカルホストと共有できるリモートホストを、サービス管理ホストが認識するステップと、リモートサービスとリモートホストとの組を示すサービス一覧を、ローカルホストにサービス管理ホストが通知するステップと、通知されたサービス一覧を、ローカルホストが表示するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストのユーザは、ローカルホストを用いて利用可能なサービスと、当該サービスを共有できるリモートホストとを同時に確認することが可能となる。
好ましくは、さらに、ローカルホストがアクセス可能なリモートホストの一覧を、ネットワークに接続された一覧中継用ホストに対してローカルホストが要求するステップと、ローカルホストからの要求に応じて、ローカルホストが利用可能なリモートホストの一覧を、サービス管理ホストに一覧中継用ホストが要求するステップと、一覧中継用ホストからの要求に応じて、ローカルホストがアクセス可能なリモートホストを、サービス管理ホストが認識するステップと、認識された各リモートホストについて、ローカルホストと共有できるリモートサービスを、サービス管理ホストが認識するステップと、リモートホストとリモートサービスとの組を示すリモートホスト一覧を、ローカルホストにサービス管理ホストが通知するステップと、通知されたリモートホスト一覧を、ローカルホストが表示するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストのユーザは、利用可能なリモートホストと、当該リモートホストと共有できるサービスとを同時に確認することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されている少なくとも2以上の電子通信機器間で所望の処理を実行するためのシステムであって、ネットワークに接続されており、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアを格納しているサービス管理ホストと、電子通信機器の内、ユーザによって操作される第1の電子通信機器と、第1の電子通信機器と連携することによって所望の処理を実行することができる第2の電子通信機器と、第1の電子通信機器と第2の電子通信機器との対応関係を認識する対応関係認識手段とを備え、第1の電子通信機器は、所望の処理を実行する場合、対応関係認識手段によって認識される第2の電子通信機器に、サービス管理ホストに格納されているソフトウエアを取得させるソフトウエア取得手段を含む。
これにより、第2の電子通信機器は、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアを所得することができるので、当該ソフトウエアを事前に実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。
好ましくは、ソフトウエア取得手段は、ユーザによって選択された第2の電子通信機器に対し、ソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするように指示するとよい。
好ましくは、ソフトウエア取得手段は、ユーザによって選択された第2の電子通信機器に対して、ソフトウエアを送信するようサービス管理ホストに指示するとよい。
好ましくは、対応関係認識手段は、対応関係を認識する際、第1の電子通信機器を操作しているユーザを認証することによって、第1の電子通信機器と連携することができる第2の電子通信機器を認識するとよい。
好ましくは、対応関係認識手段は、第1の電子通信機器を所有するユーザ用のホームサーバ内に設けられているとよい。
好ましくは、対応関係認識手段は、サービス管理ホスト内に設けられているとよい。
また、本発明は、ネットワークに接続されており、ネットワークに接続されているリモートホストと連携して所定の処理を実行する電子通信機器であって、ネットワークに接続されているコンピュータ装置から、所定の処理を連携して実行できるリモートホストに関する情報を取得する情報取得手段と、情報取得手段が取得した情報に基づいて、所定の処理を連携して実行できるリモートホストを特定するリモートホスト特定手段と、ネットワークに接続されたサービス管理ホストに格納されている所定の処理を実行するためのソフトウエアを、リモートホスト特定手段が特定したリモートホストに取得させるソフトウエア取得要求手段とを含む。
これにより、電子通信機器は、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアをリモートホストに取得させることができる。
好ましくは、さらに、前記ネットワークに接続されている認証局ホストに登録されているユーザキーを取得するためのユーザキー取得手段を含み、前記ソフトウエア取得要求手段は前記所定の処理を実行するためのソフトウエアの取得要求と共に、前記ユーザキー取得手段が取得したユーザキーを送信するとよい。
これにより、電子通信機器は、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアをリモートホストに取得させることができる。さらに、リモートホストでは、ユーザキーの照合を行うことによって不正な処理がなされようとしているか否かを判断するので、安全なサービスを提供することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークに接続されており、前記ネットワークに接続されているローカルホストと連携して所定の処理を実行する電子通信端末であって、前記ローカルホストから前記所定の処理を実行するためのソフトウエアの取得要求を受け付けるソフトウエア取得要求受信手段と、前記所定の処理を実行するためのソフトウエアを前記ネットワークに接続されているサービス管理ホストからダウンロードするソフトウエア取得手段とを含む。
これにより、電子通信機器は、ローカルホストからの指示により、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアを取得することができる。
好ましくは、さらに、前記ネットワークに接続されている認証局ホストに対してユーザキーの照合確認を行うユーザキー照合確認手段を備え、前記ソフトウエア取得要求受信手段が受信したソフトウエア取得要求にユーザキーが付随している場合、前記ソフトウエア取得手段は、前記ユーザキー照合確認手段によって前記ユーザキーの照合確認がとれたら、前記サービス管理ホストから前記所定の処理を実行するためのソフトウエアをダウンロードするとよい。
これにより、電子通信機器は、ローカルホストからの指示により、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアを取得することができる。さらに、電子通信機器では、ユーザキーの照合を行うことによって不正な処理がなされようとしているか否かを判断するので、安全なサービスを提供することが可能となる。
上記課題を解決するために本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、ローカルホストがサービス管理ホストに対して、所望のリモートサービスの開始を要求するステップと、リモートサービスの開始要求に応じ、サービス管理ホストがローカルホストとリモートサービスの共有が可能なリモートホストを選び出し、当該リモートホストに関する情報をローカルホストに返信するステップと、返信されてくるリモートホストに関する情報に基づいて、ローカルホストが、リモートサービスを共有したいリモートホストを選択し、当該リモートホストに対し、リモートサービスを共有するためのソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするように指示するステップと、ダウンロード指示された必要なソフトウエアをリモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップとを備える。
これにより、リモートホストは、ローカルホストからの要求に応じて、サービス管理ホストから当該必要なソフトウエアをダウンロードすることができるので、リモートホスト側では、必要なソフトウエアを事前に実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、ローカルホストがサービス管理ホストに対して、所望のリモートサービスの開始を要求するステップと、リモートサービスの開始要求に応じ、サービス管理ホストがローカルホストとリモートサービスの共有が可能なリモートホストを選び出し、当該リモートホストに関する情報をローカルホストに返信するステップと、返信されてくるリモートホストに関する情報に基づいて、ローカルホストが、リモートサービスを共有したいリモートホストを選択し、サービス管理ホストに対し、リモートサービスを共有するためのソフトウエアを当該リモートホストに送信するよう指示するステップと、ソフトウエアの送信指示に応じて、サービス管理ホストが必要なソフトウエアをリモートホストに送信するステップとを備える。
これにより、ローカルホストからの指示により、リモートホストには、サービス管理ホストから必要なソフトウエアが送信されてくることとなるので、リモートホストのアドレスをローカルホストが知らなくても必要なソフトウエアをリモートホストに取得させることができ、かつリモートホスト側で、必要なソフトウエアを実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、ネットワークには、ローカルホストを認証するための認証局ホストが接続されており、ローカルホストが、登録されているユーザキーを認証局ホストから取得するステップと、ローカルホストがサービス管理ホストに対して、ユーザキーを共に送信して、所望のリモートサービスの開始を要求するステップと、リモートサービスの開始要求に応じ、ユーザキーでアクセスが許可できるリモートホストの中から、サービス管理ホストがローカルホストとリモートサービスの共有が可能なリモートホストを選び出し、当該リモートホストに関する情報をローカルホストに返信するステップと、返信されてくるリモートホストに関する情報に基づいて、ローカルホストが、リモートサービスを共有したいリモートホストを選択し、当該リモートホストに対し、ユーザキーを共に送信して、リモートサービスを共有するためのソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするように指示するステップと、認証局ホストとの間でユーザキーの照合確認がとれた場合、指示された必要なソフトウエアをリモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップとを備える。
これにより、リモートホストは、ローカルホストからの要求に応じて、サービス管理ホストから当該必要なソフトウエアをダウンロードすることができるので、リモートホスト側では、必要なソフトウエアを事前に実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。さらに、リモートホストでは、ユーザキーの照合を行うことによって不正な処理がなされようとしているか否かを判断するので、安全なサービスを提供することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、ネットワークには、ローカルホストを認証するための認証局ホストが接続されており、ローカルホストが、登録されているユーザキーを認証局ホストから取得するステップと、ローカルホストがサービス管理ホストに対して、ユーザキーを共に送信して、所望のリモートサービスの開始を要求するステップと、リモートサービスの開始要求に応じ、ユーザキーでアクセスが許可できるリモートホストの中から、サービス管理ホストがローカルホストとリモートサービスの共有が可能なリモートホストを選び出し、当該リモートホストに関する情報をローカルホストに返信するステップと、返信されてくるリモートホストに関する情報に基づいて、ローカルホストが、リモートサービスを共有したいリモートホストを選択し、サービス管理ホストに対し、ユーザキーを共に送信して、リモートサービスを共有するためのソフトウエアを当該リモートホストに送信するように指示するステップと、ソフトウエアの送信指示に応じて、サービス管理ホストは、認証局ホストとの間でユーザキーの照合確認がとれた後、必要なソフトウエアをリモートホストに送信するステップとを備える。
これにより、ローカルホストからの指示により、リモートホストには、サービス管理ホストから必要なソフトウエアが送信されてくることとなるので、リモートホストのアドレスをローカルホストが知らなくても必要なソフトウエアをリモートホストに取得させることができ、かつリモートホスト側で、必要なソフトウエアを実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。さらに、サービス管理ホストでは、ユーザキーの照合を行うことによって不正な処理がなされようとしているか否かを判断するので、安全なサービスを提供することが可能となる。
好ましくは、リモートホストに関する情報は、ネットワーク上に割り当てられている当該リモートホストのアドレスであるとよい。
これにより、ローカルホストが、リモートホストのネットワーク上のアドレスを知らなくても、ネットワーク上でリモートホストを特定することが可能となる。
好ましくは、リモートサービスを共有するのに必要なソフトウエアをローカルホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップをさらに備えるとよい。
これにより、ローカルホスト内に必要なソフトウエアが存在しない場合であっても、当該ソフトウエアをダウンロードすることができるので、所望のサービスをローカルホストおよびリモートホストで共有することが可能となる。
好ましくは、リモートサービスを共有することができるリモートホストが複数ある場合、アクセスできるリモートホストをローカルホストが表示するステップをさらに備えるとよい。
これにより、ローカルホスト側で、リモートサービスを共有できるリモートホストを複数選択することが可能となる。したがって、最適のリモートホストの選択が可能となる。
好ましくは、リモートホストがダウンロードしたソフトウエアを利用して、リモートホストとローカルホストとの間で、情報を通信するステップをさらに備えるとよい。
これにより、リモートホストとローカルホストとの間で情報をやり取りすることが可能となる。たとえば、リモートホストに保存されているデータ等をローカルホストに転送するような処理が可能となる。
好ましくは、情報を通信するステップでは、ローカルホストまたはリモートホストが有する静止画像データを通信するとよい。
これにより、ローカルホストとリモートホストとの間で、静止画像データのやり取りを行うことが可能となる。
好ましくは、情報を通信するステップでは、ローカルホストまたはリモートホストが有する動画像データを通信することを特徴とする。
これにより、ローカルホストとリモートホストとの間で、動画像データのやり取りを行うことが可能となる。
好ましくは、ローカルホストと選択されたリモートホストとの間で情報を通信する場合、さらに、通信すべき情報に所定の処理を施すことが可能な選択されたリモートホストとは別のリモートホストに対して、ローカルホストまたは選択されたリモートホストが情報を送信するステップと、所定の処理を行った後、別のリモートホストが、処理後の情報を選択されたリモートホストまたはローカルホストに送信するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストおよびリモートホストだけでは、情報を共有できない場合であっても、別のリモートホストへ情報を送り、情報を共有できるようなものとすることができるので、ローカルホストおよびリモートホストだけでは情報の共有をできない場合であっても、これらの間での情報の共有を可能なものとすることができる。
好ましくは、所定の処理は、情報のフォーマットを変換する処理であるとよい。
これにより、フォーマットが異なっていても、フォーマット変換を中間で行うこととなるので、リモートホストとローカルホストとの間で、情報をやり取りすることが可能となる。
好ましくは、所定の処理は、情報の解像度を所定の解像度に変換する処理であるとよい。
これにより、ローカルホストとリモートホストとの解像度が異なっていても、解像度変換を中間で行うこととなるので、情報をやり取りすることが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを実行できるリモートホストをローカルホストが選択するステップと、選択された当該リモートホストに対し、ソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするように指示するステップと、ダウンロード指示された必要なソフトウエアをリモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップとを備えるとよい。
これにより、リモートホストは、ローカルホストからの指示に応じて、必要なソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードすることができるので、リモートホスト側では、必要なソフトウエアを事前に実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。
好ましくは、リモートホストがダウンロードしたソフトウエアを利用して、リモートホストとローカルホストとの間で、情報を通信するステップをさらに備えるとよい。
これにより、リモートホストとローカルホストとの間で情報をやり取りすることが可能となる。たとえば、リモートホストに保存されているデータ等をローカルホストに転送するような処理が可能となる。
好ましくは、リモートサービスを共有するのに必要なソフトウエアをローカルホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップをさらに備えるとよい。
これにより、ローカルホスト内に必要なソフトウエアが存在しない場合であっても、当該ソフトウエアをダウンロードすることができるので、所望のサービスをローカルホストおよびリモートホストで共有することが可能となる。
好ましくは、リモートホストは、取得したソフトウエアを保存しており、リモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップでは、必要なソフトウエアをダウンロードする指示がローカルホストから与えられた場合、保存しているソフトウエアの中に必要なソフトウエアと同一のソフトウエアが存在するか否かをリモートホストが判断し、同一のソフトウエアが存在しない場合、サービス管理ホストから必要なソフトウエアをリモートホストがダウンロードし、同一のソフトウエアが存在する場合、サービス管理ホストから必要なソフトウエアをダウンロードぜずに、保存されているソフトウエアを利用して、ローカルホストとリモートホストとがリモートサービスを実行するとよい。
これにより、ダウンロード済みのソフトウエアを再利用することとなるので、ダウンロードによる通信を削減することが可能となる。
好ましくは、リモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップでは、さらに、同一のソフトウエアが存在する場合、必要なソフトウエアのバージョンと保存されているソフトウエアのバージョンとを比較し、保存されているソフトウエアのバージョンの方が古い場合、保存されているソフトウエアを破棄して、必要なソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするとよい。
これにより、リモートホストは、最新バージョンのソフトウエアをダウンロードすることとなるので、リモートホストがソフトウエアをキャッシュした場合であっても、ローカルホストとリモートホストとの間でのソフトウエアのバージョンが一致しないといった事態を回避することができる。
好ましくは、リモートホストは、取得したソフトウエアを保存しており、サービス管理ホストが必要なソフトウエアをリモートホストに送信するステップでは、必要なソフトウエアを保存しているか否かをリモートホストにサービス管理ホストが問い合わせ、サービス管理ホストからの問い合わせに応じて、必要なソフトウエアと同一のソフトウエアを保存しているか否かをリモートホストが判断して、当該判断結果をサービス管理ホストにリモートホストが通知し、リモートホストからの通知に応じて、同一のソフトウエアを保存していない場合、必要なソフトウエアをリモートホストにサービス管理ホストが送信するとよい。
これにより、ダウンロード済みのソフトウエアを再利用することとなるので、ダウンロードによる通信を削減することが可能となる。
好ましくは、必要なソフトウエアと同一のソフトウエアを保存しているか否かをリモートホストが判断する際、リモートホストは、古いバージョンのソフトウエアを保存している場合、同一のソフトウエアを保存していないとして、サービス管理ホストに通知するとよい。
これにより、サービス管理ホストは、最新バージョンのソフトウエアを送信することとなるので、リモートホストがソフトウエアをキャッシュした場合であっても、ローカルホストとリモートホストとの間でのソフトウエアのバージョンが一致しないといった事態を回避することができる。
好ましくは、ローカルホストは、取得したソフトウエアを保存しており、ローカルホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップでは、保存しているソフトウエアの中に必要なソフトウエアと同一のソフトウエアが存在するか否かをローカルホストが判断し、同一のソフトウエアが存在しない場合、サービス管理ホストから必要なソフトウエアをローカルホストがダウンロードし、同一のソフトウエアが存在する場合、サービス管理ホストから必要なソフトウエアをダウンロードぜずに、保存されているソフトウエアを利用して、ローカルホストとリモートホストとがリモートサービスを実行する。
これにより、ダウンロード済みのソフトウエアを再利用することとなるので、ダウンロードによる通信を削減することが可能となる。
好ましくは、ローカルホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップでは、さらに、同一のソフトウエアが存在する場合、必要なソフトウエアのバージョンと保存されているソフトウエアのバージョンとを比較し、保存されているソフトウエアのバージョンの方が古い場合、保存されているソフトウエアを破棄して、必要なソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードする。
これにより、ローカルホストは、最新バージョンのソフトウエアをダウンロードすることとなるので、ローカルホストがソフトウエアをキャッシュした場合であっても、ローカルホストとリモートホストとの間でのソフトウエアのバージョンが一致しないといった事態を回避することができる。
好ましくは、さらに、ローカルホストが利用可能なリモートサービスの一覧を、サービス管理ホストに対してローカルホストが要求するステップと、ローカルホストからの要求に応じて、ローカルホストが利用可能な各リモートサービスを、サービス管理ホストが認識するステップと、認識された各リモートサービスをローカルホストと共有できるリモートホストを、サービス管理ホストが認識するステップと、リモートサービスとリモートホストとの組を示すサービス一覧を、ローカルホストにサービス管理ホストが通知するステップと、通知されたサービス一覧を、ローカルホストが表示するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストのユーザは、ローカルホストを用いて利用可能なサービスと、当該サービスを共有できるリモートホストとを同時に確認することが可能となる。
好ましくは、さらに、ローカルホストがアクセス可能なリモートホストの一覧を、サービス管理ホストに対してローカルホストが要求するステップと、ローカルホストからの要求に応じて、ローカルホストがアクセス可能なリモートホストを、サービス管理ホストが認識するステップと、認識された各リモートホストについて、ローカルホストと共有できるリモートサービスを、サービス管理ホストが認識するステップと、リモートホストとリモートサービスとの組を示すリモートホスト一覧を、ローカルホストにサービス管理ホストが通知するステップと、通知されたリモートホスト一覧を、ローカルホストが表示するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストのユーザは、利用可能なリモートホストと、当該リモートホストと共有できるサービスとを同時に確認することが可能となる。
好ましくは、さらに、ローカルホストが利用可能なリモートサービスの一覧を、ネットワークに接続された一覧中継用ホストに対してローカルホストが要求するステップと、ローカルホストからの要求に応じて、ローカルホストが利用可能なリモートサービスの一覧を、サービス管理ホストに一覧中継用ホストが要求するステップと、一覧中継用ホストからの要求に応じて、ローカルホストが利用可能な各リモートサービスを、サービス管理ホストが認識するステップと、認識された各リモートサービスをローカルホストと共有できるリモートホストを、サービス管理ホストが認識するステップと、リモートサービスとリモートホストとの組を示すサービス一覧を、ローカルホストにサービス管理ホストが通知するステップと、通知されたサービス一覧を、ローカルホストが表示するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストのユーザは、ローカルホストを用いて利用可能なサービスと、当該サービスを共有できるリモートホストとを同時に確認することが可能となる。
好ましくは、さらに、ローカルホストがアクセス可能なリモートホストの一覧を、ネットワークに接続された一覧中継用ホストに対してローカルホストが要求するステップと、ローカルホストからの要求に応じて、ローカルホストが利用可能なリモートホストの一覧を、サービス管理ホストに一覧中継用ホストが要求するステップと、一覧中継用ホストからの要求に応じて、ローカルホストがアクセス可能なリモートホストを、サービス管理ホストが認識するステップと、認識された各リモートホストについて、ローカルホストと共有できるリモートサービスを、サービス管理ホストが認識するステップと、リモートホストとリモートサービスとの組を示すリモートホスト一覧を、ローカルホストにサービス管理ホストが通知するステップと、通知されたリモートホスト一覧を、ローカルホストが表示するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストのユーザは、利用可能なリモートホストと、当該リモートホストと共有できるサービスとを同時に確認することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されている少なくとも2以上の電子通信機器間で所望の処理を実行するためのシステムであって、ネットワークに接続されており、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアを格納しているサービス管理ホストと、電子通信機器の内、ユーザによって操作される第1の電子通信機器と、第1の電子通信機器と連携することによって所望の処理を実行することができる第2の電子通信機器と、第1の電子通信機器と第2の電子通信機器との対応関係を認識する対応関係認識手段とを備え、第1の電子通信機器は、所望の処理を実行する場合、対応関係認識手段によって認識される第2の電子通信機器に、サービス管理ホストに格納されているソフトウエアを取得させるソフトウエア取得手段を含む。
これにより、第2の電子通信機器は、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアを所得することができるので、当該ソフトウエアを事前に実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。
好ましくは、ソフトウエア取得手段は、ユーザによって選択された第2の電子通信機器に対し、ソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするように指示するとよい。
好ましくは、ソフトウエア取得手段は、ユーザによって選択された第2の電子通信機器に対して、ソフトウエアを送信するようサービス管理ホストに指示するとよい。
好ましくは、対応関係認識手段は、対応関係を認識する際、第1の電子通信機器を操作しているユーザを認証することによって、第1の電子通信機器と連携することができる第2の電子通信機器を認識するとよい。
好ましくは、対応関係認識手段は、第1の電子通信機器を所有するユーザ用のホームサーバ内に設けられているとよい。
好ましくは、対応関係認識手段は、サービス管理ホスト内に設けられているとよい。
また、本発明は、ネットワークに接続されており、ネットワークに接続されているリモートホストと連携して所定の処理を実行する電子通信機器であって、ネットワークに接続されているコンピュータ装置から、所定の処理を連携して実行できるリモートホストに関する情報を取得する情報取得手段と、情報取得手段が取得した情報に基づいて、所定の処理を連携して実行できるリモートホストを特定するリモートホスト特定手段と、ネットワークに接続されたサービス管理ホストに格納されている所定の処理を実行するためのソフトウエアを、リモートホスト特定手段が特定したリモートホストに取得させるソフトウエア取得要求手段とを含む。
これにより、電子通信機器は、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアをリモートホストに取得させることができる。
好ましくは、さらに、前記ネットワークに接続されている認証局ホストに登録されているユーザキーを取得するためのユーザキー取得手段を含み、前記ソフトウエア取得要求手段は前記所定の処理を実行するためのソフトウエアの取得要求と共に、前記ユーザキー取得手段が取得したユーザキーを送信するとよい。
これにより、電子通信機器は、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアをリモートホストに取得させることができる。さらに、リモートホストでは、ユーザキーの照合を行うことによって不正な処理がなされようとしているか否かを判断するので、安全なサービスを提供することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークに接続されており、前記ネットワークに接続されているローカルホストと連携して所定の処理を実行する電子通信端末であって、前記ローカルホストから前記所定の処理を実行するためのソフトウエアの取得要求を受け付けるソフトウエア取得要求受信手段と、前記所定の処理を実行するためのソフトウエアを前記ネットワークに接続されているサービス管理ホストからダウンロードするソフトウエア取得手段とを含む。
これにより、電子通信機器は、ローカルホストからの指示により、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアを取得することができる。
好ましくは、さらに、前記ネットワークに接続されている認証局ホストに対してユーザキーの照合確認を行うユーザキー照合確認手段を備え、前記ソフトウエア取得要求受信手段が受信したソフトウエア取得要求にユーザキーが付随している場合、前記ソフトウエア取得手段は、前記ユーザキー照合確認手段によって前記ユーザキーの照合確認がとれたら、前記サービス管理ホストから前記所定の処理を実行するためのソフトウエアをダウンロードするとよい。
これにより、電子通信機器は、ローカルホストからの指示により、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアを取得することができる。さらに、電子通信機器では、ユーザキーの照合を行うことによって不正な処理がなされようとしているか否かを判断するので、安全なサービスを提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るサービスダウンロードシステムの全体構成を示す図である。
図2は、サービス管理ホスト4に格納されている情報の一例を示す図である。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るローカルホスト1、およびリモートホスト2のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るシステム全体の動作を説明するためのフローチャートである。
図5は、本発明の第1の実施形態に係るシステムにおいて、サービス管理ホスト4がローカルホスト1に返信する情報の一例を示す図である。
図6は、本発明の第1の実施形態に係るシステムにおいて、ローカルホスト1がサービス管理ホスト4から受け取る付加情報の一例を示す図である。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るリモートホストの動作を示すフローチャートである。
図8Aは、本発明の第2の実施形態に係るソフトウエアのバージョンの一致を表す図である。
図8Bは、本発明の第2の実施形態に係るソフトウエアのバージョンの不一致を表す図である。
図9は、本発明の第3の実施形態に係るローカルホストの動作を示すフローチャートである。
図10は、サービス一覧取得処理(ステップS601)におけるローカルホストおよびサービス管理ホストの動作を示すフローチャートである。
図11は、アクセス可能なリモートホストの一覧を取得する場合のローカルホストおよびサービス管理ホストの動作を示すフローチャートである。
図12は、本発明の第6の実施形態に係るサービスソフトウエア取得システムの全体構成を示す図である。
図13は、本発明の第6の実施形態に係るシステム全体の動作を説明するためのフローチャートである。
図2は、サービス管理ホスト4に格納されている情報の一例を示す図である。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るローカルホスト1、およびリモートホスト2のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るシステム全体の動作を説明するためのフローチャートである。
図5は、本発明の第1の実施形態に係るシステムにおいて、サービス管理ホスト4がローカルホスト1に返信する情報の一例を示す図である。
図6は、本発明の第1の実施形態に係るシステムにおいて、ローカルホスト1がサービス管理ホスト4から受け取る付加情報の一例を示す図である。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るリモートホストの動作を示すフローチャートである。
図8Aは、本発明の第2の実施形態に係るソフトウエアのバージョンの一致を表す図である。
図8Bは、本発明の第2の実施形態に係るソフトウエアのバージョンの不一致を表す図である。
図9は、本発明の第3の実施形態に係るローカルホストの動作を示すフローチャートである。
図10は、サービス一覧取得処理(ステップS601)におけるローカルホストおよびサービス管理ホストの動作を示すフローチャートである。
図11は、アクセス可能なリモートホストの一覧を取得する場合のローカルホストおよびサービス管理ホストの動作を示すフローチャートである。
図12は、本発明の第6の実施形態に係るサービスソフトウエア取得システムの全体構成を示す図である。
図13は、本発明の第6の実施形態に係るシステム全体の動作を説明するためのフローチャートである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るサービスソフトウエア取得システムの全体構成を示す図である。図1において、サービスソフトウエア取得システムは、ローカルホスト1と、4つのリモートホスト2と、認証局ホスト3と、サービス管理ホスト4とを備える。なお、ここでは、ローカルホスト1、認証局ホスト3およびサービス管理ホスト4をそれぞれ一つずつ示したが、これらはそれぞれ複数存在していてもよい。また、リモートホスト2は、4つ未満であってもよいし、5つ以上であってもよい。
ローカルホスト1は、デジタルスチールカメラ(DSC)、デジタルビデオカメラ(DVC)、携帯電話、携帯機器、デジタルテレビ(DTV)、ホームサーバ、セットトップボックス(STB)、Safe−deposit Box等の電子通信機器である。リモートホスト2は、デジタルスチールカメラ(DSC)、デジタルビデオカメラ(DVC)、携帯電話、携帯機器、デジタルテレビ(DTV)、ホームサーバ、セットトップボックス(STB)、Safe−deposit Box等の電子通信機器である。
認証局ホスト3は、ローカルホスト1およびリモートホスト2のユーザキーを登録しているコンピュータである。認証局ホスト3は、家庭内に設置されているホームサーバであってもよいし、インターネットプロバイダ等に設置されているサーバであってもよいし、企業構内に設置されているサーバであってもよい。
サービス管理ホスト4は、ローカルホスト1、リモートホスト2のアドレス(たとえばIPアドレスなど)を管理するコンピュータである。典型的には、サービス管理ホスト4は、インターネット上のサーバ等である。
ローカルホスト1、リモートホスト2、認証局ホスト3およびサービス管理ホスト4は、ネットワーク5を介して接続されている。ネットワーク5は、有線であってもよいし、無線であってもよいし、またそれらの組み合わせであってもよい。典型的には、ネットワーク5は、インターネット、電話回線網、携帯電話網、PHS網、ADSL網等が組合わさったネットワークである。
認証局ホスト3は、ローカルホスト1またはリモートホスト2から、ユーザキーの取得要求があった場合、事前に登録されている各々のユーザキーを返信する。また、認証局ホスト3は、ローカルホスト1、リモートホスト2またはサービス管理ホスト4よりユーザキーの照合要求があった場合、ユーザキーを照合して照合結果を返す。ここでユーザキーとは、ユーザを識別するための識別子のことをいう。
サービス管理ホスト4は、ローカルホスト1とネットワーク5を介した接続が許可されているリモートホスト2に関する情報を格納している。ローカルホスト1とリモートホスト2との対応付けには、ローカルホスト1を利用するユーザのユーザキー(以下、単に、ローカルホストのユーザキーという)とリモートホスト2のアドレス(たとえば、IPアドレス)とが用いられる。サービス管理ホスト4は、リモートホスト2のアドレスと併せて、リモートホスト2のハードウエア特性などの情報を格納していている。
図2は、サービス管理ホスト4に格納されている情報の一例を示す図である。図2において、リモートホストA、リモートホストB、リモートホストC、およびリモートホストDは、例えばIPアドレスといった個々のリモートホストのアドレスに関する情報を示すものとする。また、ローカルホストA、ローカルホストB、およびローカルホストCは、各ローカルホストのユーザキーを示すものとする。図2に示すように、ローカルホストのユーザキーとリモートホストのアドレスとが対応付けられて、ローカルホストとネットワーク5を介した接続が許可されているリモートホストに関する情報が示される。
サービス管理ホスト4は、ローカルホスト1から当該ローカルホスト1が使用できるリモートホスト2に関する情報の送信要求があった場合、図2に示す情報を参照して、ローカルホスト1から送られてきたユーザキーに対応するリモートホスト2のアドレスおよびそれに関する情報を返信する。
サービス管理ホスト4は、ローカルホスト単体では必要のないソフトウエアであって、他の機器(リモートホスト)と連携するときに必要となるソフトウエアを予めその内部に保存している。このようなソフトウエアは、ローカルホスト1とリモートホスト2との間でのリモート処理に用いられるものであるので、リモートソフトウエアという。サービス管理ホスト4は、ローカルホスト1からの要求に応じて、ローカルホスト1および/またはリモートホスト2に、このソフトウエアを提供する。このように、サービス管理ホスト4は、リモート処理に必要なリモートソフトウエアを提供している。したがって、サービス管理ホスト4によるソフトウエアの提供を、リモートソフトウエア提供サービスという。以下、特に断らない限り、サービス、またはリモートサービスといった場合、このリモートソフトウエア提供サービスのことを意味するものとする。
たとえば、サービスソフトウエア(以下、単にソフトウエアという)は、ローカルホスト1とリモートホスト2との間で情報をやり取りするためのソフトウエア(図面上では、SWと記す)である。ソフトウエアの例としては、ローカルホスト1が携帯電話で、リモートホスト2がデジタルテレビやビデオレコーダの場合、携帯電話に格納されている動画画像データをデジタルテレビやビデオレコーダに転送するためのソフトウエアや、逆に、ローカルホスト1がデジタルテレビやビデオレコーダで、リモートホスト2が携帯電話の場合、デジタルテレビやビデオレコードに格納されている動画画像データを携帯電話に転送するためのソフトウエアなどがある。
ローカルホスト1を単体で使用する場合、他の電子通信機器(この例ではリモートホスト2)で使用するためのソフトウエアは必要とされない。したがって、必ずしもこのようなソフトウエアをローカルホスト1内に事前に実装させておく必要はない。ところが、自身のハードウエアの制約上処理をするのが難しいが、他の電子通信機器のハードウエアではこの処理を実行できるような場合、これらの間で情報を送受信できるようにしてやれば、効率よく処理ができるようになる。
例えば、携帯電話に多くの静止画像、動画像を保存しすぎてこれ以上その内部に格納できなくなった場合、これらの静止画像、動画像の保存が可能な他の電子通信機器に携帯電話から転送するといった処理、デジタルTVの静止画像、動画像を携帯電話に取り込むなどの処理がこれに相当する。サービスソフトウエアは、このように他の電子通信機器と連携するためのソフトウエアである。
ローカルホスト1およびリモートホスト2のハードウエア構成は、公知のものである。図3は、ローカルホスト1およびリモートホスト2(図面上まとめて電子通信端末という)のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図3において、ローカルホスト1およびリモートホスト2である電子通信端末は、ネットワークを介して通信するための通信部a1と、装置の動作を制御するためのCPUa2と、CPUa2で実行されるべきプログラムを格納したり、必要なデータを保存しておくメモリa3と、フラッシュロム(FlashROM)やハードディスクなどの、電子通信端末の電源が切断された後もデータを保持する記録装置a4と、CPUa2からの制御に基づいて、画面表示を行う液晶パネル等の表示部a5と、ユーザの指示を入力するボタンスイッチ等の入力部a6とを最低限含んでいる。以下に説明する動作を実行するプログラムが、記録装置a4に保存されている。CPUa2は、当該プログラムをメモリa3に読み込んで、当該プログラムを実行しながら、電子通信端末の動作を制御する。なお、図3で示した構成に加え、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、機器特性に応じた構成要素を持つ。例えば、ローカルホスト1がデジタルテレビである場合、ローカルホスト1は、受信した放送波を復調する復調部や、復調された映像、音声データをデコードする映像デコーダー、音声デコーダーなどを持つ。
また、認証局ホスト3およびサービス管理ホスト4のハードウエア構成も公知のものであり、具体的には、通用のパーソナルコンピュータやサーバ装置で採用されている構成であればよい。本実施形態を実現するには、以下に説明する動作を実行するようなプログラムが各装置に格納されており、各装置のCPUが当該プログラムを読み込んで、装置全体の動作を制御すればよい。
なお、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、ダウンロードするサービスが動作できる程度の空き記憶容量を有するメモリa3を少なくとも実装している必要がある。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るシステム全体の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図4を参照しながら、システム全体の動作および各ホストの動作について説明する。なお、ここでは、ローカルホスト1が、静止画像や動画像といった情報をリモートホスト2に転送する例を中心に説明することとする。
まず、ローカルホスト1は、リモートホスト2との間で情報をやり取りするリモートサービスために必要なソフトウエアを所持しているか否かを判断し、必要であれば、サービス管理ホスト4からダウンロードする(ステップS101)。これに応じて、サービス管理ホスト4は、所望のソフトウエアをローカルホスト1にアップロードする(ステップS401)。
次に、ローカルホスト1は、認証局ホスト3に対して、自己のユーザキーを送信するよう要求する(ステップS102)。これに応じて、認証局ホスト3は、ローカルホスト1の要求を受信し、登録されているユーザキーの情報の中から当該ローカルホスト1に対応するユーザキーを調べて、これを返信する(ステップS301)。
次に、ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4に対して、取得したユーザキーを送信して、接続が許可されているリモートホストに関する情報を返信するよう要求し、所望のリモートサービスの開始を要求する(ステップS103)。これに応じて、サービス管理ホスト4は、送られてくるユーザキーを確認して(ステップS402)、格納されている情報を参照し、送られてきたユーザキーに対応するリモートホストに関する情報を取得して、当該ローカルホスト1に返信する(ステップS403)。
図5は、サービス管理ホスト4がローカルホスト1に返信する情報の一例を示す図である。図5に示すように、サービス管理ホスト4がローカルホスト1に返信する情報には、少なくとも、所望の処理を実行可能なリモートホストのアドレスと、リモートソフトウエアのアドレス情報とが含まれている。ローカルホスト1とリモートホストサービスを共有することができるリモートホストが1台も存在しない場合、図5に示すリモートホストのアドレスの行は空になる。この場合、ローカルホスト1は、ステップS104以降の処理を中断して終了する。図5に示すリモートソフトウエアのアドレスは、リモートホスト2がリモートソフトウエアをダウンロードする時に必要なURLである。
なお、図5に示す例では、リモートソフトウエアをハイパーテキスト転送プロトコル(http)で取得するように記述されているが、ファイル転送プロトコル(ftp)等の他のプロトコルを用いて取得するように記述されていてもよい。また、図5に示す例では、サービス管理ホスト4がリモートソフトウエアを提供することとしているが、サービス管理ホスト4がリモートソフトウエアを保持していない場合、サービス管理ホスト4は、別のサービス管理ホストのアドレス(例えば、http://サービス管理ホスト5/app等)を返信してもよい。また、リモートソフトウエアは、圧縮、暗号化等の処理が施されていてもよい。
また、サービス管理ホスト4は、図5に示す情報に加えて、リモートホストのハードウエア特性(スペックや機能:例えば記憶容量、空き容量、処理できる情報のデータ形式、解像度、処理速度など)やリモートソフトウエアのバージョン等の付加情報をローカルホスト1に送信してもよい。図6は、付加情報の一例を示す図である。バージョン番号は、例えば数値や文字列などの大小比較が可能な形式のデータであって、バージョン番号が大きいほど新しいソフトウエアであることを表す。なお、図6はあくまで一例であり、サービス管理ホスト4は、これ以外の付加情報を送信してもよい。
次に、ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4より送られてきたリモートホストに関する情報の中から、所望の処理を実行することができるハードウエア(HW)を有するリモートホストを表示部a5に表示し、入力部a6を用いてユーザにリモートホストの選択をさせる(ステップS104)。このとき、ローカルホスト1は、そのようなリモートホストが複数あれば、これらを複数表示するようにする。なお、ローカルホスト1は、所定の基準をクリアするようなリモートホストがある場合、自動的に当該リモートホストを選択するようにしてもよい。
なお、このとき、サービス管理ホスト4から付加情報が送信されている場合、ローカルホスト1は、その情報を併せて表示するようにすることによって、ユーザにより効率よくリモートホストを選択させることができる。また、ローカルホスト1は、複数の中から最適なもの(例えばユーザの要求を最も満足するハードウエアを具備するもの、ユーザの要求を最も短い時間で処理をするもの、ユーザの要求を満足するハードウエアの組み合わせなど)を選択して表示するようにしてもよい。
図6に示す例を用いて、ローカルホスト1を利用するユーザが具体的にどのようにリモートホストを選択するのかについて説明する。たとえば、ローカルホスト1が携帯電話で、リモートホスト2がパーソナルコンピュータであるとし、リモートホスト3がビデオデッキまたはDVDレコーダであるとする。このとき、携帯電話に格納されているコンテンツをリモートホストに転送したい場合、ハードディスクの空き容量が大きいリモートホストの方がよいので、ユーザは、リモートホスト2を選択する。また、携帯電話に格納されているMPEG4形式のコンテンツをリモートホストで再生したい場合、リモートホストはMPEG4形式のデータを処理できる必要があるので、ユーザは、リモートホスト3を選択する。当然、このような選択は、ローカルホスト1が所望の処理内容を認識して、自動的に行われてもよい。
サービス管理ホスト4から送られる情報には、リモートホスト2のアドレスに関する情報も含まれている。したがって、次に、ローカルホスト1は、選択されたリモートホストのアドレスに基づいて、当該リモートホストに対して、必要なソフトウエアをダウンロードするように指示する(ステップS105)。このとき、ローカルホスト1は、取得しているユーザキーを当該リモートホストにあわせて送信する。また、サービス管理ホスト4から付加情報としてソフトウエアのバージョン番号が送信された場合、ローカルホスト1は、リモートホストにダウンロードを指示するソフトウエアのバージョン番号を、ダウンロード指示にあわせて送信してもよい。
これに応じて、リモートホスト2は、受信したユーザキーの照合を認証局ホスト3に対して要求する(ステップS201)。これに応じた認証局ホスト3は、ユーザキーの認証を行い、正しいユーザキーであるか否かを判断し、認証結果をリモートホスト2に送信する(ステップS302)。
次に、リモートホスト2は、正しく認証されたか否かを判断する(ステップS202)。認証されなかった場合、リモートホスト2は、そのまま処理を終了する。一方、認証された場合、リモートホスト2は、ローカルホスト1と情報をやり取りするために必要なソフトウエアの送信をサービス管理ホスト4に要求する(ステップS203)。これに応じて、サービス管理ホスト4は、所望のソフトウエアをリモートホスト2に送信する(ステップS404)。そして、リモートホスト2は、当該ソフトウエアを受信する(ステップS204)。
リモートホスト側での必要なソフトウエアのダウンロードが完了すると、ローカルホスト1とリモートホスト2との間で情報をやり取りするための環境が整うこととなるので、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、必要な処理を互いに実行しあって(ステップS106,S205)、情報(静止画や動画像データ)のやり取りを行う。この時、ソフトウエアが圧縮、暗号化されていた場合には、リモートホスト2は、ステップS205の前、すなわちリモートアプリケーションの実行前に、伸張、複合化の処理を行う。
このように、ローカルホストは、事前にリモートホストのアドレス情報を知らなくても、サービス管理ホストからリモートホストのアドレス情報を得ることができる。また、ローカルホストおよびリモートホストは、両者の間で情報のやり取りが必要となった場合、必要なソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードしてくることができるので、メモリ領域の有効活用を図ることができる。さらに、リモートホストは、ユーザキーの認証処理を行ってから、ソフトウエアをダウンロードすることとなるので、不正な処理がローカルホストからなされることを防止することができ、安全なサービスを提供するシステムの構築が可能となる。
なお、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、処理が完了すれば、必要に応じて、ダウンロードしたソフトウエア(SW)を削除してもよい。
なお、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、処理が完了すれば、必要に応じて、ダウンロードしたソフトウエア(SW)を記録装置a4に保存してもよい。
なお、第1の実施形態では、ローカルホスト1と通信可能なリモートホスト2に関する情報がサービス管理ホスト4に格納されていることとしたが、別に、ローカルホスト1自身に格納されていてもよい。この場合、ローカルホスト1は、共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを実行できるリモートホストを格納されている情報に基づいて選択し、当該リモートホストに対し、当該ソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードするように指示する。これに応じて、当該リモートホストは、指示された必要なソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードする。そして、当該ソフトウエアをリモートホストおよびローカルホスト間で実行しあって、データのやり取りなどを行う。
なお、第1の実施形態では、ローカルホスト1は、リモートホスト2と情報をやり取りするために必要なソフトウエアを実装していないこととしたが、別に、当該ソフトウエアが予め実装されていてもよい。この場合、図4で示すステップS101の動作が省略されることとなる。
なお、第1の実施形態では、ローカルホスト1が静止画像、動画像といった情報をリモートホスト2へ転送するものを例に説明したが、これに限定されるものではない。逆に、リモートホスト2がローカルホスト1に必要なソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードさせて、ローカルホスト1へ、静止画像、動画像といった情報を転送するようにしてもよい。逆転の動作がなされるだけで、この処理は、上記の説明から容易に実施できる。
なお、第1の実施形態では、リモートホスト2が判断して、ソフトウエアをダウンロードすることとしたが、サービス管理ホスト4がリモートホスト2に対して一方的にソフトウエアを送信するようにしてもよい。この場合、ローカルホスト1は、ステップS105の動作において、リモートホスト2へ必要なソフトウエアを送信するようサービス管理ホスト4に指示する。その際、ローカルホスト1は、ユーザキーをあわせてサービス管理ホスト4に送信する。これに応じて、サービス管理ホスト4は、認証局ホスト3との間で、ユーザキーの照合を行い、ユーザキーが正しければ、必要なソフトウエアをリモートホスト2に送信する。これにより、リモートホスト2は、必要なソフトウエアを取得することができる。
なお、第1の実施形態では、リモートホスト2への不正アクセスを防止するために、リモートホスト2が認証局ホスト3に対して、ローカルホストの認証を行わせたが、不正アクセスを防止する方法は、これに限られるものではない。認証局ホスト3がなくても、不正アクセスを防止することはできる。たとえば、ローカルホスト1がリモートホスト2に対して、ソフトウエアのダウンロードを要求する場合、リモートホスト2は、ローカルホスト1に対して、パスワードの送信を要求し、正しいパスワードであれば、上記ソフトウエアのダウンロード要求を受け付け、正しいパスワードでなければ、上記ソフトウエアのダウンロード要求を拒否するようにすればよい。また、ローカルホスト1およびリモートホスト2を認識するためのパスワードをユーザキーと対応させてサービス管理ホスト4に設定しておき、リモートホスト2は、サービス管理ホスト4に依頼して、ユーザキーとパスワードとが一致するか否か判断するようにしてもよい。このように構成すれば、認証局ホスト3は不要になり、かつリモートホスト2独自で、ローカルホスト1からの要求の確認ができるようになり、ネットワーク上で行き交う情報を抑制することが可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態において、システム全体の構成は、第1の実施形態の場合と同様であるので、図1を援用することとする。第2の実施形態に係るリモートホスト2は、一度ダウンロードしたソフトウエアを装置内の記録装置a4に格納しておく。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るリモートホストの動作を示すフローチャートである。図7に示す動作は、第1の実施形態に係るリモートホストにおける動作の内、図4に示すステップS202の次に行われる。以下、図7を参照しながら、第2の実施形態に係るリモートホストの動作について説明する。
まず、ローカルホスト1は、ステップS105でソフトウエアのダウンロード指示と共にバージョン番号を送る。ソフトウエアのバージョン番号は、ステップS403において、サービス管理ホスト4が返信する付加情報に含まれる。リモートホスト2は、ローカルホスト1からダウンロード指示があったソフトウエアが記録装置a4内に格納されているか否かを判断する(ステップS501)。格納されていない場合、リモートホスト2は、図4に示すステップS203の動作に進み、サービス管理ホスト4に対して、当該ソフトウエアの送信を要求する。
一方、格納されている場合、リモートホスト2は、格納されているソフトウエアのバージョンと要求のあったソフトウエアのバージョンとが一致するか否かを判断する(ステップS502)。このバージョンの比較は、ローカルホスト1からのダウンロード指示にあわせて送られてくるソフトウエアのバージョン番号と、リモートホスト2が記憶しているソフトウエアのバージョン番号とを比較することによって行われる。図8Aは、バージョンが一致する場合の例を示す図である。図8Bは、バージョンが不一致である場合の例を示す図である。
なお、バージョン番号は完全に一致していなくても、一定の条件(例えばリモートホスト2が格納しているソフトウエアのバージョン番号が、ローカルホスト1が要求したソフトウエアのバージョン番号よりも新しい等)を満たす場合、リモートホスト2は、バージョンが一致していると取り扱ってもよい。ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4から必要なソフトウエアをダウンロードしているので(図4,ステップS101参照)、最新のソフトウエアを取得していることとなる。したがって、ローカルホスト1が取得したソフトウエアとリモートホスト2が格納しているソフトウエアとのバージョンが一致しないことがある。ゆえに、リモートホスト2は、ステップS502の動作によって、バージョンを確認する。
ステップS502において、バージョンが一致すると判断した場合、リモートホスト2は、記録装置a4に格納されているソフトウエアを読み出して(ステップS503)、図4に示すステップS205の動作に進み、当該ソフトウエアをローカルホスト1との間で実行しあう。一方、バージョンが一致していない、すなわち古いバージョンのソフトウエアを格納していると判断した場合、リモートホスト2は、古いバージョンのソフトウエアを破棄して(ステップS504)、図4に示すステップS203の動作に進み、最新のバージョンのソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードする。
このように、第2の実施形態においては、リモートホストは、一度ダウンロードしたソフトウエアを格納しておく。実行すべきソフトウエアを格納していない場合、リモートホストは、最新バージョンのソフトウエアをダウンロードすることとなる。したがって、常にソフトウエアをダウンロードしないので、ダウンロードによる通信時間が削減されることとなる。
なお、上記第2の実施形態では、リモートホストがソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードする場合、バージョンの確認を行うこととしたが、ローカルホストからの指示に応じてサービス管理ホストがリモートホストに対して、ソフトウエアを送信する場合にも、リモートホストがバージョン確認するようにしてもよい。具体的には、サービス管理ホストは、ソフトウエアを一方的に送信する前に、送信しようとしているソフトウエアのバージョンをリモートホストに通知する。リモートホストは、通知されてきたバージョンを確認して、当該バージョンのソフトウエアを保存しているか否かを判断する。当該ソフトウエアを一切保存していない場合、または古いバージョンのソフトウエアを保存している場合、リモートホストは、当該ソフトウエアを送信してよい旨をサービス管理ホストに通知する。一方、最新バージョンのソフトウエアを保存している場合、リモートホストは、当該ソフトウエアの送信を中止するようサービス管理ホストに通知する。サービス管理ホストは、リモートホストからの通知に応じて、当該ソフトウエアを送信するか、あるいは送信しない。
(第3の実施形態)
第3の実施形態において、システム全体の構成は、第1の実施形態の場合と同様であるので、図1を援用することとする。第3の実施形態に係るローカルホスト1は、一度ダウンロードしたソフトウエアを装置内の記録装置a4に格納しておく。また、第3の実施形態では、第2の実施形態で示したように、リモートホストは、一度ダウンロードしたソフトウエアを装置内の記録装置a4に格納しておき、最新バージョンのソフトウエアをダウンロードするによう動作することとする。
図9は、本発明の第3の実施形態に係るローカルホストの動作を示すフローチャートである。図9に示す動作は、第1の実施形態に係るローカルホストにおける動作の内、図4に示すステップS101の前に行われる。以下、図9を参照しながら、第3の実施形態に係るローカルホストの動作について説明する。
まず、ローカルホスト1は、利用可能なサービスの一覧(以下、サービス一覧という)をサービス管理ホスト4から取得する(ステップS601)。ステップS601における処理については、後述する(図10参照)。サービス一覧には、サービス毎に、当該サービスを実行するために必要なリモートホストが対応付けられている。当該リモートホストは、サービス一覧を要求したローカルホスト1にアクセス可能なリモートホストである。
次に、ローカルホスト1は、利用したいサービスをユーザに選択させ、当該サービスに必要なソフトウエアを認識する(ステップS602)。
次に、ローカルホスト1は、認識したソフトウエアが記録装置a4内に格納済みであるか否かを判断する(ステップS603)。格納済みでない場合、ローカルホスト1は、図4のステップS101の動作に進み、所望のソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードする。
一方、格納済みである場合、ローカルホスト1は、格納済みのソフトウエアが最新バージョンであるか否かをサービス管理ホスト4に問い合わせ、最新バージョンであるか否かを判断する(ステップS604)。最新バージョンでない場合、ローカルホスト1は、古いバージョンのソフトウエアを破棄して(ステップS606)、図4のステップS101の動作に進み、最新バージョンのソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードする。一方、最新バージョンである場合、ローカルホスト1は、記録装置a4内に格納済みのソフトウエアを読み出して(ステップS605)、図4のステップS102の動作に進む。
図10は、サービス一覧取得処理(ステップS601)におけるローカルホストおよびサービス管理ホストの動作を示すフローチャートである。以下、図10を参照しながら、サービス一覧取得処理(ステップS601)におけるローカルホスト1およびサービス管理ホスト4の動作について説明する。
まず、ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4に対して、サービス一覧の送信を要求する(ステップS701)。
これに応じて、サービス管理ホスト4は、自装置内に登録されている全てのサービスを認識する(ステップS801)。次に、サービス管理ホスト4は、サービス毎に、当該サービスを実行可能で、かつローカルホスト1にアクセス可能なリモートホストを確認して、サービスとリモートホストとを対応付ける(ステップS802)。次に、サービス管理ホスト4は、サービスとリモートホストとを対応付けたリストをサービス一覧としてローカルホスト1に送信し(ステップS803)、処理を終了する。
ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4から送られてくるサービス一覧を受信して、表示部a5へ表示し(ステップS702)、図9に示す動作に戻る。
これにより、ユーザは、アクセス可能なリモートホストを認識して、当該リモートホストが実行可能なサービスを認識することができる。
なお、上記第3の実施形態において、ローカルホスト1は、ステップS602の際、サービスを選択させると共に、ユーザキーを取得した後、ユーザにリモートホストも選択させるようにしてもよい。この場合、ステップS102〜S104の動作を省略することができる。
なお、上記第3の実施形態では、ローカルホスト1は、サービス一覧を取得することとしたが、アクセス可能なリモートホストの一覧(以下、リモートホスト一覧という)を取得するようにしてもよい。図11は、アクセス可能なリモートホストの一覧を取得する場合のローカルホストおよびサービス管理ホストの動作を示すフローチャートである。
図11に示すように、まず、ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4に対して、リモートホスト一覧の送信を要求する(ステップS711)。これに応じて、サービス管理ホスト4は、当該ローカルホストにアクセス可能なリモートホストを、予め設定されているリスト(図2参照)を参照して確認し(ステップS811)、各リモートホストで実行可能なサービスを確認し(ステップS812)、リモートホストとサービスとを対応付けたリモートホスト一覧をローカルホスト1に送信し(ステップS813)、処理を終了する。ローカルホスト1は、当該リモートホスト一覧を受信して、表示し(ステップS712)、図9に示す動作に戻る。
このように、ユーザは、アクセス可能なリモートホストを認識して、当該リモートホストが実行可能なサービスを認識することができる。
なお、図10および図11で示した例では、ローカルホスト1がサービス管理ホスト4からサービス一覧やリモートホスト一覧を直接取得することとしたが、ローカルホスト1は、認証局ホスト3にサービス一覧やリモートホスト一覧の取得を要求し、認証局ホスト3がサービス管理ホスト4からサービス一覧やリモートホスト一覧を取得して、ローカルホスト1に送信するようにしてもよい。また、認証局ホスト3が、サービス一覧やリモートホスト一覧を作成して、ローカルホスト1に送信するようにしてもよい。この場合の認証局ホストの機能は、ローカルホストやリモートホスト、ホームサーバ等その他のコンピュータ装置(一覧中継用ホスト)が代わりに行ってもよい。
(第4の実施形態)
上記第1の実施形態では、ローカルホストから選択できるリモートホストがあったとしても、リモートホストの電源が入っていなければローカルホストの有する情報をリモートホストへ送信するといった処理を実行することはできない。
このような場合、第4の実施形態に係るローカルホストは、サービス管理ホスト(または、ローカルホストからの接続が許可されているその他のリモートホスト)に対して、要求する処理を一時的に実行させる。たとえば、ローカルホストからリモートホストへ画像データを転送する場合、ローカルホストは、一旦、当該画像データをサービス管理ホストに転送する。
サービス管理ホストは、ローカルホストが選択したリモートホストの電源が入ったことを確認した場合、先ほど代行して入手した情報を当該リモートホストに再転送する。
このように、第4の実施形態では、ローカルホストが選択したリモートホストの電源がOFFであったとしても、サービス管理ホストが必要な処理を代行した後、当該リモートホストに情報を転送することができるので、所望のリモートホストの電源がOFFであっても、ローカルホストの要求を満足させることが可能なシステムを提供できる。
なお、サービス管理ホストや他のリモートホストでは、完全な処理ができないものの、一部の処理ができるようであれば、ローカルホストは、その一部の処理をサービス管理ホストや他のリモートホストに実行させ、選択したリモートホストの電源が入った後に、実行済みの結果を転送するようにすれば、選択したリモートホストの負荷を軽減することができ、時間は多少遅れるが、ローカルホストで選択したリモートホストの電源がOFFであっても、ローカルホストの要求をある程度満足させることが可能となる。
なお、ホームサーバとしての認証局ホストが、サービス管理ホストに代わって、上記のような代行処理を行ってもよい。
(第5の実施形態)
上記第1の実施形態では、ローカルホストの要求を満足する処理が単一のリモートホストだけではできない場合には、対応できない。ところが、そのような場合であっても、2つ以上のリモートホストを用いれば、要求を満足させることができる場合がある。たとえば、情報のフォーマット(データの形式、圧縮など)を変換する機能や解像度を変換する機能があるリモートホストにあり、情報を保存する機能が別のリモートホストにあるような場合、情報のフォーマットや解像度を変換した後に情報を保存するといった処理を一つのリモートホストで行うことはできないが、二つのリモートホストが協力仕合えば可能である。
第5の実施形態に係るローカルホストは、情報のフォーマットを変換する機能(解像度を変換する機能)を有するリモートホストに、情報を送信して変換を行わせた後、変換後の情報を情報保存機能を有する別のリモートホストに送信して、情報の保存を行わせる。
逆に、リモートホストは、情報のフォーマットを変換する機能(解像度を変換する機能)を有するリモートホストに、情報を送信して変換を行わせた後、変換後の情報をローカルホストに送信して、情報の保存を行わせてもよい。
このように、第5の実施形態では、フォーマット変換が必要な場合や解像度変換が必要な場合など、これらの処理を行えるリモートホストに予め処理を行わせた後、別のリモートホストとの間で情報をやり取りすることができるので、情報のフォーマットが異なることで処理が実行できない、または解像度が対応しないことで情報をやり取りすることができないといった事態を回避することが可能となる。
第5の実施形態は、具体的には、以下のような場合に適用できる。デジタルテレビでは、動画像のフォーマットとして、MPEG2を用いる。一方、携帯電話では、動画像のフォーマットとして、MPEG4を用いる。このような状況では、携帯電話に格納されている動画像データをデジタルテレビに転送したり、デジタルテレビに格納されている動画像データを携帯電話に転送したりしたとしても、うまく再生することができない。このような場合、携帯電話は、フォーマット変換機能を有するリモートホストにフォーマット変換をさせた後、デジタルテレビにデータを転送するようにすればよい。逆も同様である。
(第6の実施形態)
上記第1の実施形態において、ローカルホストは、サービス管理ホストからリモートホストの情報を取得することとした。しかし、ローカルホストとリモートホストとが同一のネットワークに属する場合、ローカルホストは、リモートホストの情報を、サービス管理ホストを利用することなく取得することができる。そのため、サービス管理ホストの構成をよりシンプルにすることができる。
図12は、本発明の第6の実施形態に係るサービスソフトウエア取得システムの全体構成を示す図である。図1において、サービスソフトウエア取得システムは、ローカルホスト11と、2つのリモートホスト12と、サービス管理ホスト14とを備える。なお、ここでは、ローカルホスト1、サービス管理ホスト4をそれぞれ一つずつ示したが、これらはそれぞれ複数存在していてもよい。また、リモートホスト2は、2つ未満であってもよいし、3つ以上であってもよい。
図12において、ローカルホスト11およびリモートホスト12は、デジタルテレビ、セットトップボックス等の宅内に設置される電子機器である。ローカルホスト11とリモートホスト12とは、ローカルネットワーク16を介して相互に接続されている。ローカルネットワーク16は、有線であってもよいし、無線であってもよい。典型的には、ローカルネットワーク16の通信プロトコルは、TCP/IPである。TCP/IPは、複数の装置間で情報交換を行うためのプロトコルを規定した公知の技術であり、詳細な説明は省略する。ローカルネットワーク16は、ルータ17を経由して宅外のインターネット15へ接続されている。ルータ17は、家庭内のローカルネットワーク16とインターネット15とを接続するためのゲートウェイである。ルータ17の具体例としては、ADSLモデム、ブロードバンドルータ、ホームサーバ等の公知の機器が挙げられる。
このようなネットワークにおいて、ブロードキャスト通信(または同報通信とも言う)を用いることで、ローカルホスト11は、リモートホスト12を発見することができる。ブロードキャストとは、ローカルネットワーク16に接続されている全ての電子機器に対し、同一のメッセージを送る処理のことである。ブロードキャスト通信を用いてリモートホストを発見する公知技術の代表例として、SSDP(Simple Service Dicover Protocolがある。
ここで、SSDPの動作について簡単に説明する。ローカルホスト11は、「SSDP Search」という要求(以下、SSDPサーチリクエストという)をローカルネットワーク16に接続されている全ての機器にブロードキャスト送信する。これに応じて、リモートホスト12は、自身のIPアドレスや、実行可能なサービスに関する情報をローカルホスト11に返信する。これによって、ローカルホスト11は、リモートホスト12に関する情報を得ることができる。
図13は、本発明の第6の実施形態に係るシステム全体の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図13を参照しながら、システム全体の動作および各ホストの動作について説明する。
まず、ローカルホスト11は、リモートホスト12との間で情報をやり取りするリモートサービスのために必要なソフトウエアを所持しているか否かを判断し、必要であれば、サービス管理ホスト14からダウンロードする(ステップS1101、S1401)。
次に、ローカルホスト11は、所望のサービスを実行できるリモートホストが存在するか否かを発見するため、SSDPサーチリクエストをブロードキャスト送信する(ステップS1102)。これに応じて、リモートホスト12は、自身のIPアドレス、自身のスペック、自身の処理機能等を含むメッセージ(以下、SSDPサーチレスポンスという)を返信する(ステップS1201)。
次に、ローカルホスト11は、受け取ったSSDPサーチレスポンスに含まれる情報に基づいて、所望の処理を実行することができるハードウエア(HW)を有するリモートホストを表示し、ユーザにリモートホストの選択をさせる(ステップS1103)。このとき、ローカルホスト11は、そのようなリモートホストが複数あれば、これらを複数表示するようにする。なお、ローカルホスト11は、所定の基準をクリアするようなリモートホストがある場合、自動的に当該リモートホストを選択するようにしてもよい。
次に、ローカルホスト11は、選択されたリモートホストに対して必要なソフトウエアをダウンロードするように指示する(ステップS1104)。これに応じて、リモートホスト12は、サービス管理ホスト4から必要なソフトウエアをダウンロードする(ステップS1202、S1402)。リモートホスト側での必要なソフトウエアのダウンロードが完了すると、ローカルホスト11とリモートホスト12との間で情報をやり取りするための環境が整うこととなるので、ローカルホスト1およびリモートホスト12は、必要な処理を互いに実行しあって(ステップS1105,S1203)、情報(静止画や動画像データ)のやり取りを行う。
このような構成において、ローカルホスト11は、ブロードキャスト通信によって、リモートホストに関する情報を得ることができる。したがって、サービス管理ホスト14は、リモートホストに関する情報を保持する必要がない。
なお、第6の実施形態では、ローカルホスト11がリモートホストを発見するための手法としてSSDPを用いることとしたが、これに限るものではない。同様の効果を持つ技術としてランデブー(Rendezbous)等の公知の技術がある。これらの技術のように、ブロードキャスト通信を用いて、ローカルホストは、リモートホストを検索するようにすればよい。
なお、第6の実施形態では、ブロードキャスト通信を用いるネットワークをローカルネットワーク内であるとしたが、広域ネットワークであったとしても、ローカルホストは、特定のグループ内に属する複数のリモートホストとブロードキャスト通信することによって、所望の処理が実行可能なリモートホストを検索するようにしてもよい。
なお、第6の実施形態においても、当然、第1〜第5の実施形態に示した実施形態の変形例を適用することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るサービスソフトウエア取得システムの全体構成を示す図である。図1において、サービスソフトウエア取得システムは、ローカルホスト1と、4つのリモートホスト2と、認証局ホスト3と、サービス管理ホスト4とを備える。なお、ここでは、ローカルホスト1、認証局ホスト3およびサービス管理ホスト4をそれぞれ一つずつ示したが、これらはそれぞれ複数存在していてもよい。また、リモートホスト2は、4つ未満であってもよいし、5つ以上であってもよい。
ローカルホスト1は、デジタルスチールカメラ(DSC)、デジタルビデオカメラ(DVC)、携帯電話、携帯機器、デジタルテレビ(DTV)、ホームサーバ、セットトップボックス(STB)、Safe−deposit Box等の電子通信機器である。リモートホスト2は、デジタルスチールカメラ(DSC)、デジタルビデオカメラ(DVC)、携帯電話、携帯機器、デジタルテレビ(DTV)、ホームサーバ、セットトップボックス(STB)、Safe−deposit Box等の電子通信機器である。
認証局ホスト3は、ローカルホスト1およびリモートホスト2のユーザキーを登録しているコンピュータである。認証局ホスト3は、家庭内に設置されているホームサーバであってもよいし、インターネットプロバイダ等に設置されているサーバであってもよいし、企業構内に設置されているサーバであってもよい。
サービス管理ホスト4は、ローカルホスト1、リモートホスト2のアドレス(たとえばIPアドレスなど)を管理するコンピュータである。典型的には、サービス管理ホスト4は、インターネット上のサーバ等である。
ローカルホスト1、リモートホスト2、認証局ホスト3およびサービス管理ホスト4は、ネットワーク5を介して接続されている。ネットワーク5は、有線であってもよいし、無線であってもよいし、またそれらの組み合わせであってもよい。典型的には、ネットワーク5は、インターネット、電話回線網、携帯電話網、PHS網、ADSL網等が組合わさったネットワークである。
認証局ホスト3は、ローカルホスト1またはリモートホスト2から、ユーザキーの取得要求があった場合、事前に登録されている各々のユーザキーを返信する。また、認証局ホスト3は、ローカルホスト1、リモートホスト2またはサービス管理ホスト4よりユーザキーの照合要求があった場合、ユーザキーを照合して照合結果を返す。ここでユーザキーとは、ユーザを識別するための識別子のことをいう。
サービス管理ホスト4は、ローカルホスト1とネットワーク5を介した接続が許可されているリモートホスト2に関する情報を格納している。ローカルホスト1とリモートホスト2との対応付けには、ローカルホスト1を利用するユーザのユーザキー(以下、単に、ローカルホストのユーザキーという)とリモートホスト2のアドレス(たとえば、IPアドレス)とが用いられる。サービス管理ホスト4は、リモートホスト2のアドレスと併せて、リモートホスト2のハードウエア特性などの情報を格納していている。
図2は、サービス管理ホスト4に格納されている情報の一例を示す図である。図2において、リモートホストA、リモートホストB、リモートホストC、およびリモートホストDは、例えばIPアドレスといった個々のリモートホストのアドレスに関する情報を示すものとする。また、ローカルホストA、ローカルホストB、およびローカルホストCは、各ローカルホストのユーザキーを示すものとする。図2に示すように、ローカルホストのユーザキーとリモートホストのアドレスとが対応付けられて、ローカルホストとネットワーク5を介した接続が許可されているリモートホストに関する情報が示される。
サービス管理ホスト4は、ローカルホスト1から当該ローカルホスト1が使用できるリモートホスト2に関する情報の送信要求があった場合、図2に示す情報を参照して、ローカルホスト1から送られてきたユーザキーに対応するリモートホスト2のアドレスおよびそれに関する情報を返信する。
サービス管理ホスト4は、ローカルホスト単体では必要のないソフトウエアであって、他の機器(リモートホスト)と連携するときに必要となるソフトウエアを予めその内部に保存している。このようなソフトウエアは、ローカルホスト1とリモートホスト2との間でのリモート処理に用いられるものであるので、リモートソフトウエアという。サービス管理ホスト4は、ローカルホスト1からの要求に応じて、ローカルホスト1および/またはリモートホスト2に、このソフトウエアを提供する。このように、サービス管理ホスト4は、リモート処理に必要なリモートソフトウエアを提供している。したがって、サービス管理ホスト4によるソフトウエアの提供を、リモートソフトウエア提供サービスという。以下、特に断らない限り、サービス、またはリモートサービスといった場合、このリモートソフトウエア提供サービスのことを意味するものとする。
たとえば、サービスソフトウエア(以下、単にソフトウエアという)は、ローカルホスト1とリモートホスト2との間で情報をやり取りするためのソフトウエア(図面上では、SWと記す)である。ソフトウエアの例としては、ローカルホスト1が携帯電話で、リモートホスト2がデジタルテレビやビデオレコーダの場合、携帯電話に格納されている動画画像データをデジタルテレビやビデオレコーダに転送するためのソフトウエアや、逆に、ローカルホスト1がデジタルテレビやビデオレコーダで、リモートホスト2が携帯電話の場合、デジタルテレビやビデオレコードに格納されている動画画像データを携帯電話に転送するためのソフトウエアなどがある。
ローカルホスト1を単体で使用する場合、他の電子通信機器(この例ではリモートホスト2)で使用するためのソフトウエアは必要とされない。したがって、必ずしもこのようなソフトウエアをローカルホスト1内に事前に実装させておく必要はない。ところが、自身のハードウエアの制約上処理をするのが難しいが、他の電子通信機器のハードウエアではこの処理を実行できるような場合、これらの間で情報を送受信できるようにしてやれば、効率よく処理ができるようになる。
例えば、携帯電話に多くの静止画像、動画像を保存しすぎてこれ以上その内部に格納できなくなった場合、これらの静止画像、動画像の保存が可能な他の電子通信機器に携帯電話から転送するといった処理、デジタルTVの静止画像、動画像を携帯電話に取り込むなどの処理がこれに相当する。サービスソフトウエアは、このように他の電子通信機器と連携するためのソフトウエアである。
ローカルホスト1およびリモートホスト2のハードウエア構成は、公知のものである。図3は、ローカルホスト1およびリモートホスト2(図面上まとめて電子通信端末という)のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図3において、ローカルホスト1およびリモートホスト2である電子通信端末は、ネットワークを介して通信するための通信部a1と、装置の動作を制御するためのCPUa2と、CPUa2で実行されるべきプログラムを格納したり、必要なデータを保存しておくメモリa3と、フラッシュロム(FlashROM)やハードディスクなどの、電子通信端末の電源が切断された後もデータを保持する記録装置a4と、CPUa2からの制御に基づいて、画面表示を行う液晶パネル等の表示部a5と、ユーザの指示を入力するボタンスイッチ等の入力部a6とを最低限含んでいる。以下に説明する動作を実行するプログラムが、記録装置a4に保存されている。CPUa2は、当該プログラムをメモリa3に読み込んで、当該プログラムを実行しながら、電子通信端末の動作を制御する。なお、図3で示した構成に加え、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、機器特性に応じた構成要素を持つ。例えば、ローカルホスト1がデジタルテレビである場合、ローカルホスト1は、受信した放送波を復調する復調部や、復調された映像、音声データをデコードする映像デコーダー、音声デコーダーなどを持つ。
また、認証局ホスト3およびサービス管理ホスト4のハードウエア構成も公知のものであり、具体的には、通用のパーソナルコンピュータやサーバ装置で採用されている構成であればよい。本実施形態を実現するには、以下に説明する動作を実行するようなプログラムが各装置に格納されており、各装置のCPUが当該プログラムを読み込んで、装置全体の動作を制御すればよい。
なお、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、ダウンロードするサービスが動作できる程度の空き記憶容量を有するメモリa3を少なくとも実装している必要がある。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るシステム全体の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図4を参照しながら、システム全体の動作および各ホストの動作について説明する。なお、ここでは、ローカルホスト1が、静止画像や動画像といった情報をリモートホスト2に転送する例を中心に説明することとする。
まず、ローカルホスト1は、リモートホスト2との間で情報をやり取りするリモートサービスために必要なソフトウエアを所持しているか否かを判断し、必要であれば、サービス管理ホスト4からダウンロードする(ステップS101)。これに応じて、サービス管理ホスト4は、所望のソフトウエアをローカルホスト1にアップロードする(ステップS401)。
次に、ローカルホスト1は、認証局ホスト3に対して、自己のユーザキーを送信するよう要求する(ステップS102)。これに応じて、認証局ホスト3は、ローカルホスト1の要求を受信し、登録されているユーザキーの情報の中から当該ローカルホスト1に対応するユーザキーを調べて、これを返信する(ステップS301)。
次に、ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4に対して、取得したユーザキーを送信して、接続が許可されているリモートホストに関する情報を返信するよう要求し、所望のリモートサービスの開始を要求する(ステップS103)。これに応じて、サービス管理ホスト4は、送られてくるユーザキーを確認して(ステップS402)、格納されている情報を参照し、送られてきたユーザキーに対応するリモートホストに関する情報を取得して、当該ローカルホスト1に返信する(ステップS403)。
図5は、サービス管理ホスト4がローカルホスト1に返信する情報の一例を示す図である。図5に示すように、サービス管理ホスト4がローカルホスト1に返信する情報には、少なくとも、所望の処理を実行可能なリモートホストのアドレスと、リモートソフトウエアのアドレス情報とが含まれている。ローカルホスト1とリモートホストサービスを共有することができるリモートホストが1台も存在しない場合、図5に示すリモートホストのアドレスの行は空になる。この場合、ローカルホスト1は、ステップS104以降の処理を中断して終了する。図5に示すリモートソフトウエアのアドレスは、リモートホスト2がリモートソフトウエアをダウンロードする時に必要なURLである。
なお、図5に示す例では、リモートソフトウエアをハイパーテキスト転送プロトコル(http)で取得するように記述されているが、ファイル転送プロトコル(ftp)等の他のプロトコルを用いて取得するように記述されていてもよい。また、図5に示す例では、サービス管理ホスト4がリモートソフトウエアを提供することとしているが、サービス管理ホスト4がリモートソフトウエアを保持していない場合、サービス管理ホスト4は、別のサービス管理ホストのアドレス(例えば、http://サービス管理ホスト5/app等)を返信してもよい。また、リモートソフトウエアは、圧縮、暗号化等の処理が施されていてもよい。
また、サービス管理ホスト4は、図5に示す情報に加えて、リモートホストのハードウエア特性(スペックや機能:例えば記憶容量、空き容量、処理できる情報のデータ形式、解像度、処理速度など)やリモートソフトウエアのバージョン等の付加情報をローカルホスト1に送信してもよい。図6は、付加情報の一例を示す図である。バージョン番号は、例えば数値や文字列などの大小比較が可能な形式のデータであって、バージョン番号が大きいほど新しいソフトウエアであることを表す。なお、図6はあくまで一例であり、サービス管理ホスト4は、これ以外の付加情報を送信してもよい。
次に、ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4より送られてきたリモートホストに関する情報の中から、所望の処理を実行することができるハードウエア(HW)を有するリモートホストを表示部a5に表示し、入力部a6を用いてユーザにリモートホストの選択をさせる(ステップS104)。このとき、ローカルホスト1は、そのようなリモートホストが複数あれば、これらを複数表示するようにする。なお、ローカルホスト1は、所定の基準をクリアするようなリモートホストがある場合、自動的に当該リモートホストを選択するようにしてもよい。
なお、このとき、サービス管理ホスト4から付加情報が送信されている場合、ローカルホスト1は、その情報を併せて表示するようにすることによって、ユーザにより効率よくリモートホストを選択させることができる。また、ローカルホスト1は、複数の中から最適なもの(例えばユーザの要求を最も満足するハードウエアを具備するもの、ユーザの要求を最も短い時間で処理をするもの、ユーザの要求を満足するハードウエアの組み合わせなど)を選択して表示するようにしてもよい。
図6に示す例を用いて、ローカルホスト1を利用するユーザが具体的にどのようにリモートホストを選択するのかについて説明する。たとえば、ローカルホスト1が携帯電話で、リモートホスト2がパーソナルコンピュータであるとし、リモートホスト3がビデオデッキまたはDVDレコーダであるとする。このとき、携帯電話に格納されているコンテンツをリモートホストに転送したい場合、ハードディスクの空き容量が大きいリモートホストの方がよいので、ユーザは、リモートホスト2を選択する。また、携帯電話に格納されているMPEG4形式のコンテンツをリモートホストで再生したい場合、リモートホストはMPEG4形式のデータを処理できる必要があるので、ユーザは、リモートホスト3を選択する。当然、このような選択は、ローカルホスト1が所望の処理内容を認識して、自動的に行われてもよい。
サービス管理ホスト4から送られる情報には、リモートホスト2のアドレスに関する情報も含まれている。したがって、次に、ローカルホスト1は、選択されたリモートホストのアドレスに基づいて、当該リモートホストに対して、必要なソフトウエアをダウンロードするように指示する(ステップS105)。このとき、ローカルホスト1は、取得しているユーザキーを当該リモートホストにあわせて送信する。また、サービス管理ホスト4から付加情報としてソフトウエアのバージョン番号が送信された場合、ローカルホスト1は、リモートホストにダウンロードを指示するソフトウエアのバージョン番号を、ダウンロード指示にあわせて送信してもよい。
これに応じて、リモートホスト2は、受信したユーザキーの照合を認証局ホスト3に対して要求する(ステップS201)。これに応じた認証局ホスト3は、ユーザキーの認証を行い、正しいユーザキーであるか否かを判断し、認証結果をリモートホスト2に送信する(ステップS302)。
次に、リモートホスト2は、正しく認証されたか否かを判断する(ステップS202)。認証されなかった場合、リモートホスト2は、そのまま処理を終了する。一方、認証された場合、リモートホスト2は、ローカルホスト1と情報をやり取りするために必要なソフトウエアの送信をサービス管理ホスト4に要求する(ステップS203)。これに応じて、サービス管理ホスト4は、所望のソフトウエアをリモートホスト2に送信する(ステップS404)。そして、リモートホスト2は、当該ソフトウエアを受信する(ステップS204)。
リモートホスト側での必要なソフトウエアのダウンロードが完了すると、ローカルホスト1とリモートホスト2との間で情報をやり取りするための環境が整うこととなるので、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、必要な処理を互いに実行しあって(ステップS106,S205)、情報(静止画や動画像データ)のやり取りを行う。この時、ソフトウエアが圧縮、暗号化されていた場合には、リモートホスト2は、ステップS205の前、すなわちリモートアプリケーションの実行前に、伸張、複合化の処理を行う。
このように、ローカルホストは、事前にリモートホストのアドレス情報を知らなくても、サービス管理ホストからリモートホストのアドレス情報を得ることができる。また、ローカルホストおよびリモートホストは、両者の間で情報のやり取りが必要となった場合、必要なソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードしてくることができるので、メモリ領域の有効活用を図ることができる。さらに、リモートホストは、ユーザキーの認証処理を行ってから、ソフトウエアをダウンロードすることとなるので、不正な処理がローカルホストからなされることを防止することができ、安全なサービスを提供するシステムの構築が可能となる。
なお、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、処理が完了すれば、必要に応じて、ダウンロードしたソフトウエア(SW)を削除してもよい。
なお、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、処理が完了すれば、必要に応じて、ダウンロードしたソフトウエア(SW)を記録装置a4に保存してもよい。
なお、第1の実施形態では、ローカルホスト1と通信可能なリモートホスト2に関する情報がサービス管理ホスト4に格納されていることとしたが、別に、ローカルホスト1自身に格納されていてもよい。この場合、ローカルホスト1は、共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを実行できるリモートホストを格納されている情報に基づいて選択し、当該リモートホストに対し、当該ソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードするように指示する。これに応じて、当該リモートホストは、指示された必要なソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードする。そして、当該ソフトウエアをリモートホストおよびローカルホスト間で実行しあって、データのやり取りなどを行う。
なお、第1の実施形態では、ローカルホスト1は、リモートホスト2と情報をやり取りするために必要なソフトウエアを実装していないこととしたが、別に、当該ソフトウエアが予め実装されていてもよい。この場合、図4で示すステップS101の動作が省略されることとなる。
なお、第1の実施形態では、ローカルホスト1が静止画像、動画像といった情報をリモートホスト2へ転送するものを例に説明したが、これに限定されるものではない。逆に、リモートホスト2がローカルホスト1に必要なソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードさせて、ローカルホスト1へ、静止画像、動画像といった情報を転送するようにしてもよい。逆転の動作がなされるだけで、この処理は、上記の説明から容易に実施できる。
なお、第1の実施形態では、リモートホスト2が判断して、ソフトウエアをダウンロードすることとしたが、サービス管理ホスト4がリモートホスト2に対して一方的にソフトウエアを送信するようにしてもよい。この場合、ローカルホスト1は、ステップS105の動作において、リモートホスト2へ必要なソフトウエアを送信するようサービス管理ホスト4に指示する。その際、ローカルホスト1は、ユーザキーをあわせてサービス管理ホスト4に送信する。これに応じて、サービス管理ホスト4は、認証局ホスト3との間で、ユーザキーの照合を行い、ユーザキーが正しければ、必要なソフトウエアをリモートホスト2に送信する。これにより、リモートホスト2は、必要なソフトウエアを取得することができる。
なお、第1の実施形態では、リモートホスト2への不正アクセスを防止するために、リモートホスト2が認証局ホスト3に対して、ローカルホストの認証を行わせたが、不正アクセスを防止する方法は、これに限られるものではない。認証局ホスト3がなくても、不正アクセスを防止することはできる。たとえば、ローカルホスト1がリモートホスト2に対して、ソフトウエアのダウンロードを要求する場合、リモートホスト2は、ローカルホスト1に対して、パスワードの送信を要求し、正しいパスワードであれば、上記ソフトウエアのダウンロード要求を受け付け、正しいパスワードでなければ、上記ソフトウエアのダウンロード要求を拒否するようにすればよい。また、ローカルホスト1およびリモートホスト2を認識するためのパスワードをユーザキーと対応させてサービス管理ホスト4に設定しておき、リモートホスト2は、サービス管理ホスト4に依頼して、ユーザキーとパスワードとが一致するか否か判断するようにしてもよい。このように構成すれば、認証局ホスト3は不要になり、かつリモートホスト2独自で、ローカルホスト1からの要求の確認ができるようになり、ネットワーク上で行き交う情報を抑制することが可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態において、システム全体の構成は、第1の実施形態の場合と同様であるので、図1を援用することとする。第2の実施形態に係るリモートホスト2は、一度ダウンロードしたソフトウエアを装置内の記録装置a4に格納しておく。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るリモートホストの動作を示すフローチャートである。図7に示す動作は、第1の実施形態に係るリモートホストにおける動作の内、図4に示すステップS202の次に行われる。以下、図7を参照しながら、第2の実施形態に係るリモートホストの動作について説明する。
まず、ローカルホスト1は、ステップS105でソフトウエアのダウンロード指示と共にバージョン番号を送る。ソフトウエアのバージョン番号は、ステップS403において、サービス管理ホスト4が返信する付加情報に含まれる。リモートホスト2は、ローカルホスト1からダウンロード指示があったソフトウエアが記録装置a4内に格納されているか否かを判断する(ステップS501)。格納されていない場合、リモートホスト2は、図4に示すステップS203の動作に進み、サービス管理ホスト4に対して、当該ソフトウエアの送信を要求する。
一方、格納されている場合、リモートホスト2は、格納されているソフトウエアのバージョンと要求のあったソフトウエアのバージョンとが一致するか否かを判断する(ステップS502)。このバージョンの比較は、ローカルホスト1からのダウンロード指示にあわせて送られてくるソフトウエアのバージョン番号と、リモートホスト2が記憶しているソフトウエアのバージョン番号とを比較することによって行われる。図8Aは、バージョンが一致する場合の例を示す図である。図8Bは、バージョンが不一致である場合の例を示す図である。
なお、バージョン番号は完全に一致していなくても、一定の条件(例えばリモートホスト2が格納しているソフトウエアのバージョン番号が、ローカルホスト1が要求したソフトウエアのバージョン番号よりも新しい等)を満たす場合、リモートホスト2は、バージョンが一致していると取り扱ってもよい。ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4から必要なソフトウエアをダウンロードしているので(図4,ステップS101参照)、最新のソフトウエアを取得していることとなる。したがって、ローカルホスト1が取得したソフトウエアとリモートホスト2が格納しているソフトウエアとのバージョンが一致しないことがある。ゆえに、リモートホスト2は、ステップS502の動作によって、バージョンを確認する。
ステップS502において、バージョンが一致すると判断した場合、リモートホスト2は、記録装置a4に格納されているソフトウエアを読み出して(ステップS503)、図4に示すステップS205の動作に進み、当該ソフトウエアをローカルホスト1との間で実行しあう。一方、バージョンが一致していない、すなわち古いバージョンのソフトウエアを格納していると判断した場合、リモートホスト2は、古いバージョンのソフトウエアを破棄して(ステップS504)、図4に示すステップS203の動作に進み、最新のバージョンのソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードする。
このように、第2の実施形態においては、リモートホストは、一度ダウンロードしたソフトウエアを格納しておく。実行すべきソフトウエアを格納していない場合、リモートホストは、最新バージョンのソフトウエアをダウンロードすることとなる。したがって、常にソフトウエアをダウンロードしないので、ダウンロードによる通信時間が削減されることとなる。
なお、上記第2の実施形態では、リモートホストがソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードする場合、バージョンの確認を行うこととしたが、ローカルホストからの指示に応じてサービス管理ホストがリモートホストに対して、ソフトウエアを送信する場合にも、リモートホストがバージョン確認するようにしてもよい。具体的には、サービス管理ホストは、ソフトウエアを一方的に送信する前に、送信しようとしているソフトウエアのバージョンをリモートホストに通知する。リモートホストは、通知されてきたバージョンを確認して、当該バージョンのソフトウエアを保存しているか否かを判断する。当該ソフトウエアを一切保存していない場合、または古いバージョンのソフトウエアを保存している場合、リモートホストは、当該ソフトウエアを送信してよい旨をサービス管理ホストに通知する。一方、最新バージョンのソフトウエアを保存している場合、リモートホストは、当該ソフトウエアの送信を中止するようサービス管理ホストに通知する。サービス管理ホストは、リモートホストからの通知に応じて、当該ソフトウエアを送信するか、あるいは送信しない。
(第3の実施形態)
第3の実施形態において、システム全体の構成は、第1の実施形態の場合と同様であるので、図1を援用することとする。第3の実施形態に係るローカルホスト1は、一度ダウンロードしたソフトウエアを装置内の記録装置a4に格納しておく。また、第3の実施形態では、第2の実施形態で示したように、リモートホストは、一度ダウンロードしたソフトウエアを装置内の記録装置a4に格納しておき、最新バージョンのソフトウエアをダウンロードするによう動作することとする。
図9は、本発明の第3の実施形態に係るローカルホストの動作を示すフローチャートである。図9に示す動作は、第1の実施形態に係るローカルホストにおける動作の内、図4に示すステップS101の前に行われる。以下、図9を参照しながら、第3の実施形態に係るローカルホストの動作について説明する。
まず、ローカルホスト1は、利用可能なサービスの一覧(以下、サービス一覧という)をサービス管理ホスト4から取得する(ステップS601)。ステップS601における処理については、後述する(図10参照)。サービス一覧には、サービス毎に、当該サービスを実行するために必要なリモートホストが対応付けられている。当該リモートホストは、サービス一覧を要求したローカルホスト1にアクセス可能なリモートホストである。
次に、ローカルホスト1は、利用したいサービスをユーザに選択させ、当該サービスに必要なソフトウエアを認識する(ステップS602)。
次に、ローカルホスト1は、認識したソフトウエアが記録装置a4内に格納済みであるか否かを判断する(ステップS603)。格納済みでない場合、ローカルホスト1は、図4のステップS101の動作に進み、所望のソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードする。
一方、格納済みである場合、ローカルホスト1は、格納済みのソフトウエアが最新バージョンであるか否かをサービス管理ホスト4に問い合わせ、最新バージョンであるか否かを判断する(ステップS604)。最新バージョンでない場合、ローカルホスト1は、古いバージョンのソフトウエアを破棄して(ステップS606)、図4のステップS101の動作に進み、最新バージョンのソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードする。一方、最新バージョンである場合、ローカルホスト1は、記録装置a4内に格納済みのソフトウエアを読み出して(ステップS605)、図4のステップS102の動作に進む。
図10は、サービス一覧取得処理(ステップS601)におけるローカルホストおよびサービス管理ホストの動作を示すフローチャートである。以下、図10を参照しながら、サービス一覧取得処理(ステップS601)におけるローカルホスト1およびサービス管理ホスト4の動作について説明する。
まず、ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4に対して、サービス一覧の送信を要求する(ステップS701)。
これに応じて、サービス管理ホスト4は、自装置内に登録されている全てのサービスを認識する(ステップS801)。次に、サービス管理ホスト4は、サービス毎に、当該サービスを実行可能で、かつローカルホスト1にアクセス可能なリモートホストを確認して、サービスとリモートホストとを対応付ける(ステップS802)。次に、サービス管理ホスト4は、サービスとリモートホストとを対応付けたリストをサービス一覧としてローカルホスト1に送信し(ステップS803)、処理を終了する。
ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4から送られてくるサービス一覧を受信して、表示部a5へ表示し(ステップS702)、図9に示す動作に戻る。
これにより、ユーザは、アクセス可能なリモートホストを認識して、当該リモートホストが実行可能なサービスを認識することができる。
なお、上記第3の実施形態において、ローカルホスト1は、ステップS602の際、サービスを選択させると共に、ユーザキーを取得した後、ユーザにリモートホストも選択させるようにしてもよい。この場合、ステップS102〜S104の動作を省略することができる。
なお、上記第3の実施形態では、ローカルホスト1は、サービス一覧を取得することとしたが、アクセス可能なリモートホストの一覧(以下、リモートホスト一覧という)を取得するようにしてもよい。図11は、アクセス可能なリモートホストの一覧を取得する場合のローカルホストおよびサービス管理ホストの動作を示すフローチャートである。
図11に示すように、まず、ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4に対して、リモートホスト一覧の送信を要求する(ステップS711)。これに応じて、サービス管理ホスト4は、当該ローカルホストにアクセス可能なリモートホストを、予め設定されているリスト(図2参照)を参照して確認し(ステップS811)、各リモートホストで実行可能なサービスを確認し(ステップS812)、リモートホストとサービスとを対応付けたリモートホスト一覧をローカルホスト1に送信し(ステップS813)、処理を終了する。ローカルホスト1は、当該リモートホスト一覧を受信して、表示し(ステップS712)、図9に示す動作に戻る。
このように、ユーザは、アクセス可能なリモートホストを認識して、当該リモートホストが実行可能なサービスを認識することができる。
なお、図10および図11で示した例では、ローカルホスト1がサービス管理ホスト4からサービス一覧やリモートホスト一覧を直接取得することとしたが、ローカルホスト1は、認証局ホスト3にサービス一覧やリモートホスト一覧の取得を要求し、認証局ホスト3がサービス管理ホスト4からサービス一覧やリモートホスト一覧を取得して、ローカルホスト1に送信するようにしてもよい。また、認証局ホスト3が、サービス一覧やリモートホスト一覧を作成して、ローカルホスト1に送信するようにしてもよい。この場合の認証局ホストの機能は、ローカルホストやリモートホスト、ホームサーバ等その他のコンピュータ装置(一覧中継用ホスト)が代わりに行ってもよい。
(第4の実施形態)
上記第1の実施形態では、ローカルホストから選択できるリモートホストがあったとしても、リモートホストの電源が入っていなければローカルホストの有する情報をリモートホストへ送信するといった処理を実行することはできない。
このような場合、第4の実施形態に係るローカルホストは、サービス管理ホスト(または、ローカルホストからの接続が許可されているその他のリモートホスト)に対して、要求する処理を一時的に実行させる。たとえば、ローカルホストからリモートホストへ画像データを転送する場合、ローカルホストは、一旦、当該画像データをサービス管理ホストに転送する。
サービス管理ホストは、ローカルホストが選択したリモートホストの電源が入ったことを確認した場合、先ほど代行して入手した情報を当該リモートホストに再転送する。
このように、第4の実施形態では、ローカルホストが選択したリモートホストの電源がOFFであったとしても、サービス管理ホストが必要な処理を代行した後、当該リモートホストに情報を転送することができるので、所望のリモートホストの電源がOFFであっても、ローカルホストの要求を満足させることが可能なシステムを提供できる。
なお、サービス管理ホストや他のリモートホストでは、完全な処理ができないものの、一部の処理ができるようであれば、ローカルホストは、その一部の処理をサービス管理ホストや他のリモートホストに実行させ、選択したリモートホストの電源が入った後に、実行済みの結果を転送するようにすれば、選択したリモートホストの負荷を軽減することができ、時間は多少遅れるが、ローカルホストで選択したリモートホストの電源がOFFであっても、ローカルホストの要求をある程度満足させることが可能となる。
なお、ホームサーバとしての認証局ホストが、サービス管理ホストに代わって、上記のような代行処理を行ってもよい。
(第5の実施形態)
上記第1の実施形態では、ローカルホストの要求を満足する処理が単一のリモートホストだけではできない場合には、対応できない。ところが、そのような場合であっても、2つ以上のリモートホストを用いれば、要求を満足させることができる場合がある。たとえば、情報のフォーマット(データの形式、圧縮など)を変換する機能や解像度を変換する機能があるリモートホストにあり、情報を保存する機能が別のリモートホストにあるような場合、情報のフォーマットや解像度を変換した後に情報を保存するといった処理を一つのリモートホストで行うことはできないが、二つのリモートホストが協力仕合えば可能である。
第5の実施形態に係るローカルホストは、情報のフォーマットを変換する機能(解像度を変換する機能)を有するリモートホストに、情報を送信して変換を行わせた後、変換後の情報を情報保存機能を有する別のリモートホストに送信して、情報の保存を行わせる。
逆に、リモートホストは、情報のフォーマットを変換する機能(解像度を変換する機能)を有するリモートホストに、情報を送信して変換を行わせた後、変換後の情報をローカルホストに送信して、情報の保存を行わせてもよい。
このように、第5の実施形態では、フォーマット変換が必要な場合や解像度変換が必要な場合など、これらの処理を行えるリモートホストに予め処理を行わせた後、別のリモートホストとの間で情報をやり取りすることができるので、情報のフォーマットが異なることで処理が実行できない、または解像度が対応しないことで情報をやり取りすることができないといった事態を回避することが可能となる。
第5の実施形態は、具体的には、以下のような場合に適用できる。デジタルテレビでは、動画像のフォーマットとして、MPEG2を用いる。一方、携帯電話では、動画像のフォーマットとして、MPEG4を用いる。このような状況では、携帯電話に格納されている動画像データをデジタルテレビに転送したり、デジタルテレビに格納されている動画像データを携帯電話に転送したりしたとしても、うまく再生することができない。このような場合、携帯電話は、フォーマット変換機能を有するリモートホストにフォーマット変換をさせた後、デジタルテレビにデータを転送するようにすればよい。逆も同様である。
(第6の実施形態)
上記第1の実施形態において、ローカルホストは、サービス管理ホストからリモートホストの情報を取得することとした。しかし、ローカルホストとリモートホストとが同一のネットワークに属する場合、ローカルホストは、リモートホストの情報を、サービス管理ホストを利用することなく取得することができる。そのため、サービス管理ホストの構成をよりシンプルにすることができる。
図12は、本発明の第6の実施形態に係るサービスソフトウエア取得システムの全体構成を示す図である。図1において、サービスソフトウエア取得システムは、ローカルホスト11と、2つのリモートホスト12と、サービス管理ホスト14とを備える。なお、ここでは、ローカルホスト1、サービス管理ホスト4をそれぞれ一つずつ示したが、これらはそれぞれ複数存在していてもよい。また、リモートホスト2は、2つ未満であってもよいし、3つ以上であってもよい。
図12において、ローカルホスト11およびリモートホスト12は、デジタルテレビ、セットトップボックス等の宅内に設置される電子機器である。ローカルホスト11とリモートホスト12とは、ローカルネットワーク16を介して相互に接続されている。ローカルネットワーク16は、有線であってもよいし、無線であってもよい。典型的には、ローカルネットワーク16の通信プロトコルは、TCP/IPである。TCP/IPは、複数の装置間で情報交換を行うためのプロトコルを規定した公知の技術であり、詳細な説明は省略する。ローカルネットワーク16は、ルータ17を経由して宅外のインターネット15へ接続されている。ルータ17は、家庭内のローカルネットワーク16とインターネット15とを接続するためのゲートウェイである。ルータ17の具体例としては、ADSLモデム、ブロードバンドルータ、ホームサーバ等の公知の機器が挙げられる。
このようなネットワークにおいて、ブロードキャスト通信(または同報通信とも言う)を用いることで、ローカルホスト11は、リモートホスト12を発見することができる。ブロードキャストとは、ローカルネットワーク16に接続されている全ての電子機器に対し、同一のメッセージを送る処理のことである。ブロードキャスト通信を用いてリモートホストを発見する公知技術の代表例として、SSDP(Simple Service Dicover Protocolがある。
ここで、SSDPの動作について簡単に説明する。ローカルホスト11は、「SSDP Search」という要求(以下、SSDPサーチリクエストという)をローカルネットワーク16に接続されている全ての機器にブロードキャスト送信する。これに応じて、リモートホスト12は、自身のIPアドレスや、実行可能なサービスに関する情報をローカルホスト11に返信する。これによって、ローカルホスト11は、リモートホスト12に関する情報を得ることができる。
図13は、本発明の第6の実施形態に係るシステム全体の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図13を参照しながら、システム全体の動作および各ホストの動作について説明する。
まず、ローカルホスト11は、リモートホスト12との間で情報をやり取りするリモートサービスのために必要なソフトウエアを所持しているか否かを判断し、必要であれば、サービス管理ホスト14からダウンロードする(ステップS1101、S1401)。
次に、ローカルホスト11は、所望のサービスを実行できるリモートホストが存在するか否かを発見するため、SSDPサーチリクエストをブロードキャスト送信する(ステップS1102)。これに応じて、リモートホスト12は、自身のIPアドレス、自身のスペック、自身の処理機能等を含むメッセージ(以下、SSDPサーチレスポンスという)を返信する(ステップS1201)。
次に、ローカルホスト11は、受け取ったSSDPサーチレスポンスに含まれる情報に基づいて、所望の処理を実行することができるハードウエア(HW)を有するリモートホストを表示し、ユーザにリモートホストの選択をさせる(ステップS1103)。このとき、ローカルホスト11は、そのようなリモートホストが複数あれば、これらを複数表示するようにする。なお、ローカルホスト11は、所定の基準をクリアするようなリモートホストがある場合、自動的に当該リモートホストを選択するようにしてもよい。
次に、ローカルホスト11は、選択されたリモートホストに対して必要なソフトウエアをダウンロードするように指示する(ステップS1104)。これに応じて、リモートホスト12は、サービス管理ホスト4から必要なソフトウエアをダウンロードする(ステップS1202、S1402)。リモートホスト側での必要なソフトウエアのダウンロードが完了すると、ローカルホスト11とリモートホスト12との間で情報をやり取りするための環境が整うこととなるので、ローカルホスト1およびリモートホスト12は、必要な処理を互いに実行しあって(ステップS1105,S1203)、情報(静止画や動画像データ)のやり取りを行う。
このような構成において、ローカルホスト11は、ブロードキャスト通信によって、リモートホストに関する情報を得ることができる。したがって、サービス管理ホスト14は、リモートホストに関する情報を保持する必要がない。
なお、第6の実施形態では、ローカルホスト11がリモートホストを発見するための手法としてSSDPを用いることとしたが、これに限るものではない。同様の効果を持つ技術としてランデブー(Rendezbous)等の公知の技術がある。これらの技術のように、ブロードキャスト通信を用いて、ローカルホストは、リモートホストを検索するようにすればよい。
なお、第6の実施形態では、ブロードキャスト通信を用いるネットワークをローカルネットワーク内であるとしたが、広域ネットワークであったとしても、ローカルホストは、特定のグループ内に属する複数のリモートホストとブロードキャスト通信することによって、所望の処理が実行可能なリモートホストを検索するようにしてもよい。
なお、第6の実施形態においても、当然、第1〜第5の実施形態に示した実施形態の変形例を適用することができる。
本発明にかかるサービスソフトウエア取得方法、ならびにシステムおよびそれに用いられる電子通信機器は、通常使わない不要なソフトウエアを、必要に応じて、取得することができ、ネットワーク接続された複数の電子通信機器間で連携してサービスを実行するシステム等において有用である。
本発明は、リモート処理を実行するためのソフトウエアを取得する方法に関し、より特定的には、ネットワークを介してサービス管理ホストに接続するデジタルスチールカメラ(DSC)、デジタルビデオカメラ(DVC)、携帯電話、デジタルテレビ(DTV)、ホームサーバ、セットトップボックス(STB)、Safe−deposit Boxといった電子通信機器間で情報を共有するためのリモート処理を実行するためのソフトウエアを取得する方法に関する。
従来、ネットワークまたは無線を介してサービス管理ホストに接続するデジタルスチールカメラ(DSC)、デジタルビデオカメラ(DVC)、携帯電話、携帯機器、デジタルテレビ(DTV)、ホームサーバ、セットトップボックス(STB)、Safe−deposit Box等の電子通信機器は、所望の処理を実行する状況において、自機器内に当該所望の処理を実行するために必要なソフトウエアが格納されていない場合、サービス管理ホストから当該必要なソフトウエアをダウンロードして、所望の処理を実行していた(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−169621号公報
しかし、従来のような構成では、ソフトウエアをダウンロードした電子通信機器自身の処理自体にとどまり、他の電子通信機器との間で一定の処理を行うことはできなかった。
また、電子通信機器同士は他の電子通信機器のアドレスに関する情報を相互に持っていないため、電子通信機器が他の電子通信機器に対して何らかの処理を行わせたいとしても、当該電子通信機器が他の電子通信機器へ命令することはできなかった。
なお、電子通信機器間で所定の処理を共有できるようなアプリケーションを電子通信機器内に実装するような構成も考えられる。しかし、電子通信機器は多種多様に存在し、各電子通信機器にそれぞれ対応する複数のソフトウエアを実装させるのは、メモリの制限上、現実的ではない。
それゆえ、本発明の目的は、電子通信機器間でリモート処理する場合、電子通信機器のアドレス情報を事前に所持しておらず、かつ電子通信機器間で情報を共有するためのソフトウエアを事前に所持していなくてもリモート処理を実行することができる方法を提供することである。
上記課題を解決するために本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、ローカルホストがサービス管理ホストに対して、所望のリモートサービスの開始を要求するステップと、リモートサービスの開始要求に応じ、サービス管理ホストがローカルホストとリモートサービスの共有が可能なリモートホストを選び出し、当該リモートホストに関する情報をローカルホストに返信するステップと、返信されてくるリモートホストに関する情報に基づいて、ローカルホストが、リモートサービスを共有したいリモートホストを選択し、当該リモートホストに対し、リモートサービスを共有するためのソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするように指示するステップと、ダウンロード指示された必要なソフトウエアをリモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップとを備える。
これにより、リモートホストは、ローカルホストからの要求に応じて、サービス管理ホストから当該必要なソフトウエアをダウンロードすることができるので、リモートホスト側では、必要なソフトウエアを事前に実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、ローカルホストがサービス管理ホストに対して、所望のリモートサービスの開始を要求するステップと、リモートサービスの開始要求に応じ、サービス管理ホストがローカルホストとリモートサービスの共有が可能なリモートホストを選び出し、当該リモートホストに関する情報をローカルホストに返信するステップと、返信されてくるリモートホストに関する情報に基づいて、ローカルホストが、リモートサービスを共有したいリモートホストを選択し、サービス管理ホストに対し、リモートサービスを共有するためのソフトウエアを当該リモートホストに送信するよう指示するステップと、ソフトウエアの送信指示に応じて、サービス管理ホストが必要なソフトウエアをリモートホストに送信するステップとを備える。
これにより、ローカルホストからの指示により、リモートホストには、サービス管理ホストから必要なソフトウエアが送信されてくることとなるので、リモートホストのアドレスをローカルホストが知らなくても必要なソフトウエアをリモートホストに取得させることができ、かつリモートホスト側で、必要なソフトウエアを実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、ネットワークには、ローカルホストを認証するための認証局ホストが接続されており、ローカルホストが、登録されているユーザキーを認証局ホストから取得するステップと、ローカルホストがサービス管理ホストに対して、ユーザキーを共に送信して、所望のリモートサービスの開始を要求するステップと、リモートサービスの開始要求に応じ、ユーザキーでアクセスが許可できるリモートホストの中から、サービス管理ホストがローカルホストとリモートサービスの共有が可能なリモートホストを選び出し、当該リモートホストに関する情報をローカルホストに返信するステップと、返信されてくるリモートホストに関する情報に基づいて、ローカルホストが、リモートサービスを共有したいリモートホストを選択し、当該リモートホストに対し、ユーザキーを共に送信して、リモートサービスを共有するためのソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするように指示するステップと、認証局ホストとの間でユーザキーの照合確認がとれた場合、指示された必要なソフトウエアをリモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップとを備える。
これにより、リモートホストは、ローカルホストからの要求に応じて、サービス管理ホストから当該必要なソフトウエアをダウンロードすることができるので、リモートホスト側では、必要なソフトウエアを事前に実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。さらに、リモートホストでは、ユーザキーの照合を行うことによって不正な処理がなされようとしているか否かを判断するので、安全なサービスを提供することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、ネットワークには、ローカルホストを認証するための認証局ホストが接続されており、ローカルホストが、登録されているユーザキーを認証局ホストから取得するステップと、ローカルホストがサービス管理ホストに対して、ユーザキーを共に送信して、所望のリモートサービスの開始を要求するステップと、リモートサービスの開始要求に応じ、ユーザキーでアクセスが許可できるリモートホストの中から、サービス管理ホストがローカルホストとリモートサービスの共有が可能なリモートホストを選び出し、当該リモートホストに関する情報をローカルホストに返信するステップと、返信されてくるリモートホストに関する情報に基づいて、ローカルホストが、リモートサービスを共有したいリモートホストを選択し、サービス管理ホストに対し、ユーザキーを共に送信して、リモートサービスを共有するためのソフトウエアを当該リモートホストに送信するように指示するステップと、ソフトウエアの送信指示に応じて、サービス管理ホストは、認証局ホストとの間でユーザキーの照合確認がとれた後、必要なソフトウエアをリモートホストに送信するステップとを備える。
これにより、ローカルホストからの指示により、リモートホストには、サービス管理ホストから必要なソフトウエアが送信されてくることとなるので、リモートホストのアドレスをローカルホストが知らなくても必要なソフトウエアをリモートホストに取得させることができ、かつリモートホスト側で、必要なソフトウエアを実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。さらに、サービス管理ホストでは、ユーザキーの照合を行うことによって不正な処理がなされようとしているか否かを判断するので、安全なサービスを提供することが可能となる。
好ましくは、リモートホストに関する情報は、ネットワーク上に割り当てられている当該リモートホストのアドレスであるとよい。
これにより、ローカルホストが、リモートホストのネットワーク上のアドレスを知らなくても、ネットワーク上でリモートホストを特定することが可能となる。
好ましくは、リモートサービスを共有するのに必要なソフトウエアをローカルホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップをさらに備えるとよい。
これにより、ローカルホスト内に必要なソフトウエアが存在しない場合であっても、当該ソフトウエアをダウンロードすることができるので、所望のサービスをローカルホストおよびリモートホストで共有することが可能となる。
好ましくは、リモートサービスを共有することができるリモートホストが複数ある場合、アクセスできるリモートホストをローカルホストが表示するステップをさらに備えるとよい。
これにより、ローカルホスト側で、リモートサービスを共有できるリモートホストを複数選択することが可能となる。したがって、最適のリモートホストの選択が可能となる。
好ましくは、リモートホストがダウンロードしたソフトウエアを利用して、リモートホストとローカルホストとの間で、情報を通信するステップをさらに備えるとよい。
これにより、リモートホストとローカルホストとの間で情報をやり取りすることが可能となる。たとえば、リモートホストに保存されているデータ等をローカルホストに転送するような処理が可能となる。
好ましくは、情報を通信するステップでは、ローカルホストまたはリモートホストが有する静止画像データを通信するとよい。
これにより、ローカルホストとリモートホストとの間で、静止画像データのやり取りを行うことが可能となる。
好ましくは、情報を通信するステップでは、ローカルホストまたはリモートホストが有する動画像データを通信することを特徴とする。
これにより、ローカルホストとリモートホストとの間で、動画像データのやり取りを行うことが可能となる。
好ましくは、ローカルホストと選択されたリモートホストとの間で情報を通信する場合、さらに、通信すべき情報に所定の処理を施すことが可能な選択されたリモートホストとは別のリモートホストに対して、ローカルホストまたは選択されたリモートホストが情報を送信するステップと、所定の処理を行った後、別のリモートホストが、処理後の情報を選択されたリモートホストまたはローカルホストに送信するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストおよびリモートホストだけでは、情報を共有できない場合であっても、別のリモートホストへ情報を送り、情報を共有できるようなものとすることができるので、ローカルホストおよびリモートホストだけでは情報の共有をできない場合であっても、これらの間での情報の共有を可能なものとすることができる。
好ましくは、所定の処理は、情報のフォーマットを変換する処理であるとよい。
これにより、フォーマットが異なっていても、フォーマット変換を中間で行うこととなるので、リモートホストとローカルホストとの間で、情報をやり取りすることが可能となる。
好ましくは、所定の処理は、情報の解像度を所定の解像度に変換する処理であるとよい。
これにより、ローカルホストとリモートホストとの解像度が異なっていても、解像度変換を中間で行うこととなるので、情報をやり取りすることが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを実行できるリモートホストをローカルホストが選択するステップと、選択された当該リモートホストに対し、ソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするように指示するステップと、ダウンロード指示された必要なソフトウエアをリモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップとを備えるとよい。
これにより、リモートホストは、ローカルホストからの指示に応じて、必要なソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードすることができるので、リモートホスト側では、必要なソフトウエアを事前に実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。
好ましくは、リモートホストがダウンロードしたソフトウエアを利用して、リモートホストとローカルホストとの間で、情報を通信するステップをさらに備えるとよい。
これにより、リモートホストとローカルホストとの間で情報をやり取りすることが可能となる。たとえば、リモートホストに保存されているデータ等をローカルホストに転送するような処理が可能となる。
好ましくは、リモートサービスを共有するのに必要なソフトウエアをローカルホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップをさらに備えるとよい。
これにより、ローカルホスト内に必要なソフトウエアが存在しない場合であっても、当該ソフトウエアをダウンロードすることができるので、所望のサービスをローカルホストおよびリモートホストで共有することが可能となる。
好ましくは、リモートホストは、取得したソフトウエアを保存しており、リモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップでは、必要なソフトウエアをダウンロードする指示がローカルホストから与えられた場合、保存しているソフトウエアの中に必要なソフトウエアと同一のソフトウエアが存在するか否かをリモートホストが判断し、同一のソフトウエアが存在しない場合、サービス管理ホストから必要なソフトウエアをリモートホストがダウンロードし、同一のソフトウエアが存在する場合、サービス管理ホストから必要なソフトウエアをダウンロードせずに、保存されているソフトウエアを利用して、ローカルホストとリモートホストとがリモートサービスを実行するとよい。
これにより、ダウンロード済みのソフトウエアを再利用することとなるので、ダウンロードによる通信を削減することが可能となる。
好ましくは、リモートホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップでは、さらに、同一のソフトウエアが存在する場合、必要なソフトウエアのバージョンと保存されているソフトウエアのバージョンとを比較し、保存されているソフトウエアのバージョンの方が古い場合、保存されているソフトウエアを破棄して、必要なソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするとよい。
これにより、リモートホストは、最新バージョンのソフトウエアをダウンロードすることとなるので、リモートホストがソフトウエアをキャッシュした場合であっても、ローカルホストとリモートホストとの間でのソフトウエアのバージョンが一致しないといった事態を回避することができる。
好ましくは、リモートホストは、取得したソフトウエアを保存しており、サービス管理ホストが必要なソフトウエアをリモートホストに送信するステップでは、必要なソフトウエアを保存しているか否かをリモートホストにサービス管理ホストが問い合わせ、サービス管理ホストからの問い合わせに応じて、必要なソフトウエアと同一のソフトウエアを保存しているか否かをリモートホストが判断して、当該判断結果をサービス管理ホストにリモートホストが通知し、リモートホストからの通知に応じて、同一のソフトウエアを保存していない場合、必要なソフトウエアをリモートホストにサービス管理ホストが送信するとよい。
これにより、ダウンロード済みのソフトウエアを再利用することとなるので、ダウンロードによる通信を削減することが可能となる。
好ましくは、必要なソフトウエアと同一のソフトウエアを保存しているか否かをリモートホストが判断する際、リモートホストは、古いバージョンのソフトウエアのみを保存している場合、同一のソフトウエアを保存していないとして、サービス管理ホストに通知するとよい。
これにより、サービス管理ホストは、最新バージョンのソフトウエアを送信することとなるので、リモートホストがソフトウエアをキャッシュした場合であっても、ローカルホストとリモートホストとの間でのソフトウエアのバージョンが一致しないといった事態を回避することができる。
好ましくは、ローカルホストは、取得したソフトウエアを保存しており、ローカルホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップでは、保存しているソフトウエアの中に必要なソフトウエアと同一のソフトウエアが存在するか否かをローカルホストが判断し、同一のソフトウエアが存在しない場合、サービス管理ホストから必要なソフトウエアをローカルホストがダウンロードし、同一のソフトウエアが存在する場合、サービス管理ホストから必要なソフトウエアをダウンロードせずに、保存されているソフトウエアを利用して、ローカルホストとリモートホストとがリモートサービスを実行する。
これにより、ダウンロード済みのソフトウエアを再利用することとなるので、ダウンロードによる通信を削減することが可能となる。
好ましくは、ローカルホストがサービス管理ホストからダウンロードするステップでは、さらに、同一のソフトウエアが存在する場合、必要なソフトウエアのバージョンと保存されているソフトウエアのバージョンとを比較し、保存されているソフトウエアのバージョンの方が古い場合、保存されているソフトウエアを破棄して、必要なソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードする。
これにより、ローカルホストは、最新バージョンのソフトウエアをダウンロードすることとなるので、ローカルホストがソフトウエアをキャッシュした場合であっても、ローカルホストとリモートホストとの間でのソフトウエアのバージョンが一致しないといった事態を回避することができる。
好ましくは、さらに、ローカルホストが利用可能なリモートサービスの一覧を、サービス管理ホストに対してローカルホストが要求するステップと、ローカルホストからの要求に応じて、ローカルホストが利用可能な各リモートサービスを、サービス管理ホストが認識するステップと、認識された各リモートサービスをローカルホストと共有できるリモートホストを、サービス管理ホストが認識するステップと、リモートサービスとリモートホストとの組を示すサービス一覧を、ローカルホストにサービス管理ホストが通知するステップと、通知されたサービス一覧を、ローカルホストが表示するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストのユーザは、ローカルホストを用いて利用可能なサービスと、当該サービスを共有できるリモートホストとを同時に確認することが可能となる。
好ましくは、さらに、ローカルホストがアクセス可能なリモートホストの一覧を、サービス管理ホストに対してローカルホストが要求するステップと、ローカルホストからの要求に応じて、ローカルホストがアクセス可能なリモートホストを、サービス管理ホストが認識するステップと、認識された各リモートホストについて、ローカルホストと共有できるリモートサービスを、サービス管理ホストが認識するステップと、リモートホストとリモートサービスとの組を示すリモートホスト一覧を、ローカルホストにサービス管理ホストが通知するステップと、通知されたリモートホスト一覧を、ローカルホストが表示するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストのユーザは、利用可能なリモートホストと、当該リモートホストと共有できるサービスとを同時に確認することが可能となる。
好ましくは、さらに、ローカルホストが利用可能なリモートサービスの一覧を、ネットワークに接続された一覧中継用ホストに対してローカルホストが要求するステップと、ローカルホストからの要求に応じて、ローカルホストが利用可能なリモートサービスの一覧を、サービス管理ホストに一覧中継用ホストが要求するステップと、一覧中継用ホストからの要求に応じて、ローカルホストが利用可能な各リモートサービスを、サービス管理ホストが認識するステップと、認識された各リモートサービスをローカルホストと共有できるリモートホストを、サービス管理ホストが認識するステップと、リモートサービスとリモートホストとの組を示すサービス一覧を、ローカルホストにサービス管理ホストが通知するステップと、通知されたサービス一覧を、ローカルホストが表示するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストのユーザは、ローカルホストを用いて利用可能なサービスと、当該サービスを共有できるリモートホストとを同時に確認することが可能となる。
好ましくは、さらに、ローカルホストがアクセス可能なリモートホストの一覧を、ネットワークに接続された一覧中継用ホストに対してローカルホストが要求するステップと、ローカルホストからの要求に応じて、ローカルホストが利用可能なリモートホストの一覧を、サービス管理ホストに一覧中継用ホストが要求するステップと、一覧中継用ホストからの要求に応じて、ローカルホストがアクセス可能なリモートホストを、サービス管理ホストが認識するステップと、認識された各リモートホストについて、ローカルホストと共有できるリモートサービスを、サービス管理ホストが認識するステップと、リモートホストとリモートサービスとの組を示すリモートホスト一覧を、ローカルホストにサービス管理ホストが通知するステップと、通知されたリモートホスト一覧を、ローカルホストが表示するステップとを備えるとよい。
これにより、ローカルホストのユーザは、利用可能なリモートホストと、当該リモートホストと共有できるサービスとを同時に確認することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されている少なくとも2以上の電子通信機器間で所望の処理を実行するためのシステムであって、ネットワークに接続されており、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアを格納しているサービス管理ホストと、電子通信機器の内、ユーザによって操作される第1の電子通信機器と、第1の電子通信機器と連携することによって所望の処理を実行することができる第2の電子通信機器と、第1の電子通信機器と第2の電子通信機器との対応関係を認識する対応関係認識手段とを備え、第1の電子通信機器は、所望の処理を実行する場合、対応関係認識手段によって認識される第2の電子通信機器に、サービス管理ホストに格納されているソフトウエアを取得させるソフトウエア取得手段を含む。
これにより、第2の電子通信機器は、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアを所得することができるので、当該ソフトウエアを事前に実装しておく必要がなくなる。すなわち、通常使わない不要なソフトウエアは、必要に応じて、取得することが可能となる。
好ましくは、ソフトウエア取得手段は、ユーザによって選択された第2の電子通信機器に対し、ソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードするように指示するとよい。
好ましくは、ソフトウエア取得手段は、ユーザによって選択された第2の電子通信機器に対して、ソフトウエアを送信するようサービス管理ホストに指示するとよい。
好ましくは、対応関係認識手段は、対応関係を認識する際、第1の電子通信機器を操作しているユーザを認証することによって、第1の電子通信機器と連携することができる第2の電子通信機器を認識するとよい。
好ましくは、対応関係認識手段は、第1の電子通信機器を所有するユーザ用のホームサーバ内に設けられているとよい。
好ましくは、対応関係認識手段は、サービス管理ホスト内に設けられているとよい。
また、本発明は、ネットワークに接続されており、ネットワークに接続されているリモートホストと連携して所定の処理を実行する電子通信機器であって、ネットワークに接続されているコンピュータ装置から、所定の処理を連携して実行できるリモートホストに関する情報を取得する情報取得手段と、情報取得手段が取得した情報に基づいて、所定の処理を連携して実行できるリモートホストを特定するリモートホスト特定手段と、ネットワークに接続されたサービス管理ホストに格納されている所定の処理を実行するためのソフトウエアを、リモートホスト特定手段が特定したリモートホストに取得させるソフトウエア取得要求手段とを含む。
これにより、電子通信機器は、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアをリモートホストに取得させることができる。
好ましくは、さらに、前記ネットワークに接続されている認証局ホストに登録されているユーザキーを取得するためのユーザキー取得手段を含み、前記ソフトウエア取得要求手段は前記所定の処理を実行するためのソフトウエアの取得要求と共に、前記ユーザキー取得手段が取得したユーザキーを送信するとよい。
これにより、電子通信機器は、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアをリモートホストに取得させることができる。さらに、リモートホストでは、ユーザキーの照合を行うことによって不正な処理がなされようとしているか否かを判断するので、安全なサービスを提供することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークに接続されており、前記ネットワークに接続されているローカルホストと連携して所定の処理を実行する電子通信端末であって、前記ローカルホストから前記所定の処理を実行するためのソフトウエアの取得要求を受け付けるソフトウエア取得要求受信手段と、前記所定の処理を実行するためのソフトウエアを前記ネットワークに接続されているサービス管理ホストからダウンロードするソフトウエア取得手段とを含む。
これにより、電子通信機器は、ローカルホストからの指示により、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアを取得することができる。
好ましくは、さらに、前記ネットワークに接続されている認証局ホストに対してユーザキーの照合確認を行うユーザキー照合確認手段を備え、前記ソフトウエア取得要求受信手段が受信したソフトウエア取得要求にユーザキーが付随している場合、前記ソフトウエア取得手段は、前記ユーザキー照合確認手段によって前記ユーザキーの照合確認がとれたら、前記サービス管理ホストから前記所定の処理を実行するためのソフトウエアをダウンロードするとよい。
これにより、電子通信機器は、ローカルホストからの指示により、所望の処理を実行するために必要なソフトウエアを取得することができる。さらに、電子通信機器では、ユーザキーの照合を行うことによって不正な処理がなされようとしているか否かを判断するので、安全なサービスを提供することが可能となる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るサービスソフトウエア取得システムの全体構成を示す図である。図1において、サービスソフトウエア取得システムは、ローカルホスト1と、4つのリモートホスト2と、認証局ホスト3と、サービス管理ホスト4とを備える。なお、ここでは、ローカルホスト1、認証局ホスト3およびサービス管理ホスト4をそれぞれ一つずつ示したが、これらはそれぞれ複数存在していてもよい。また、リモートホスト2は、4つ未満であってもよいし、5つ以上であってもよい。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るサービスソフトウエア取得システムの全体構成を示す図である。図1において、サービスソフトウエア取得システムは、ローカルホスト1と、4つのリモートホスト2と、認証局ホスト3と、サービス管理ホスト4とを備える。なお、ここでは、ローカルホスト1、認証局ホスト3およびサービス管理ホスト4をそれぞれ一つずつ示したが、これらはそれぞれ複数存在していてもよい。また、リモートホスト2は、4つ未満であってもよいし、5つ以上であってもよい。
ローカルホスト1は、デジタルスチールカメラ(DSC)、デジタルビデオカメラ(DVC)、携帯電話、携帯機器、デジタルテレビ(DTV)、ホームサーバ、セットトップボックス(STB)、Safe−deposit Box等の電子通信機器である。リモートホスト2は、デジタルスチールカメラ(DSC)、デジタルビデオカメラ(DVC)、携帯電話、携帯機器、デジタルテレビ(DTV)、ホームサーバ、セットトップボックス(STB)、Safe−deposit Box等の電子通信機器である。
認証局ホスト3は、ローカルホスト1およびリモートホスト2のユーザキーを登録しているコンピュータである。認証局ホスト3は、家庭内に設置されているホームサーバであってもよいし、インターネットプロバイダ等に設置されているサーバであってもよいし、企業構内に設置されているサーバであってもよい。
サービス管理ホスト4は、ローカルホスト1、リモートホスト2のアドレス(たとえばIPアドレスなど)を管理するコンピュータである。典型的には、サービス管理ホスト4は、インターネット上のサーバ等である。
ローカルホスト1、リモートホスト2、認証局ホスト3およびサービス管理ホスト4は、ネットワーク5を介して接続されている。ネットワーク5は、有線であってもよいし、無線であってもよいし、またそれらの組み合わせであってもよい。典型的には、ネットワーク5は、インターネット、電話回線網、携帯電話網、PHS網、ADSL網等が組合わさったネットワークである。
認証局ホスト3は、ローカルホスト1またはリモートホスト2から、ユーザキーの取得要求があった場合、事前に登録されている各々のユーザキーを返信する。また、認証局ホスト3は、ローカルホスト1、リモートホスト2またはサービス管理ホスト4よりユーザキーの照合要求があった場合、ユーザキーを照合して照合結果を返す。ここでユーザキーとは、ユーザを識別するための識別子のことをいう。
サービス管理ホスト4は、ローカルホスト1とネットワーク5を介した接続が許可されているリモートホスト2に関する情報を格納している。ローカルホスト1とリモートホスト2との対応付けには、ローカルホスト1を利用するユーザのユーザキー(以下、単に、ローカルホストのユーザキーという)とリモートホスト2のアドレス(たとえば、IPアドレス)とが用いられる。サービス管理ホスト4は、リモートホスト2のアドレスと併せて、リモートホスト2のハードウエア特性などの情報を格納している。
図2は、サービス管理ホスト4に格納されている情報の一例を示す図である。図2において、リモートホストA、リモートホストB、リモートホストC、およびリモートホストDは、例えばIPアドレスといった個々のリモートホストのアドレスに関する情報を示すものとする。また、ローカルホストA、ローカルホストB、およびローカルホストCは、各ローカルホストのユーザキーを示すものとする。図2に示すように、ローカルホストのユーザキーとリモートホストのアドレスとが対応付けられて、ローカルホストとネットワーク5を介した接続が許可されているリモートホストに関する情報が示される。
サービス管理ホスト4は、ローカルホスト1から当該ローカルホスト1が使用できるリモートホスト2に関する情報の送信要求があった場合、図2に示す情報を参照して、ローカルホスト1から送られてきたユーザキーに対応するリモートホスト2のアドレスおよびそれに関する情報を返信する。
サービス管理ホスト4は、ローカルホスト単体では必要のないソフトウエアであって、他の機器(リモートホスト)と連携するときに必要となるソフトウエアを予めその内部に保存している。このようなソフトウエアは、ローカルホスト1とリモートホスト2との間でのリモート処理に用いられるものであるので、リモートソフトウエアという。サービス管理ホスト4は、ローカルホスト1からの要求に応じて、ローカルホスト1および/またはリモートホスト2に、このソフトウエアを提供する。このように、サービス管理ホスト4は、リモート処理に必要なリモートソフトウエアを提供している。したがって、サービス管理ホスト4によるソフトウエアの提供を、リモートソフトウエア提供サービスという。以下、特に断らない限り、サービス、またはリモートサービスといった場合、このリモートソフトウエア提供サービスのことを意味するものとする。
たとえば、サービスソフトウエア(以下、単にソフトウエアという)は、ローカルホスト1とリモートホスト2との間で情報をやり取りするためのソフトウエア(図面上では、SWと記す)である。ソフトウエアの例としては、ローカルホスト1が携帯電話で、リモートホスト2がデジタルテレビやビデオレコーダの場合、携帯電話に格納されている動画画像データをデジタルテレビやビデオレコーダに転送するためのソフトウエアや、逆に、ローカルホスト1がデジタルテレビやビデオレコーダで、リモートホスト2が携帯電話の場合、デジタルテレビやビデオレコードに格納されている動画画像データを携帯電話に転送するためのソフトウエアなどがある。
ローカルホスト1を単体で使用する場合、他の電子通信機器(この例ではリモートホスト2)で使用するためのソフトウエアは必要とされない。したがって、必ずしもこのようなソフトウエアをローカルホスト1内に事前に実装させておく必要はない。ところが、自身のハードウエアの制約上処理をするのが難しいが、他の電子通信機器のハードウエアではこの処理を実行できるような場合、これらの間で情報を送受信できるようにしてやれば、効率よく処理ができるようになる。
例えば、携帯電話に多くの静止画像、動画像を保存しすぎてこれ以上その内部に格納できなくなった場合、これらの静止画像、動画像の保存が可能な他の電子通信機器に携帯電話から転送するといった処理、デジタルTVの静止画像、動画像を携帯電話に取り込むなどの処理がこれに相当する。サービスソフトウエアは、このように他の電子通信機器と連携するためのソフトウエアである。
ローカルホスト1およびリモートホスト2のハードウエア構成は、公知のものである。図3は、ローカルホスト1およびリモートホスト2(図面上まとめて電子通信端末という)のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図3において、ローカルホスト1およびリモートホスト2である電子通信端末は、ネットワークを介して通信するための通信部a1と、装置の動作を制御するためのCPUa2と、CPUa2で実行されるべきプログラムを格納したり、必要なデータを保存しておくメモリa3と、フラッシュロム(FlashROM)やハードディスクなどの、電子通信端末の電源が切断された後もデータを保持する記録装置a4と、CPUa2からの制御に基づいて、画面表示を行う液晶パネル等の表示部a5と、ユーザの指示を入力するボタンスイッチ等の入力部a6とを最低限含んでいる。以下に説明する動作を実行するプログラムが、記録装置a4に保存されている。CPUa2は、当該プログラムをメモリa3に読み込んで、当該プログラムを実行しながら、電子通信端末の動作を制御する。なお、図3で示した構成に加え、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、機器特性に応じた構成要素を持つ。例えば、ローカルホスト1がデジタルテレビである場合、ローカルホスト1は、受信した放送波を復調する復調部や、復調された映像、音声データをデコードする映像デコーダー、音声デコーダーなどを持つ。
また、認証局ホスト3およびサービス管理ホスト4のハードウエア構成も公知のものであり、具体的には、通用のパーソナルコンピュータやサーバ装置で採用されている構成であればよい。本実施形態を実現するには、以下に説明する動作を実行するようなプログラムが各装置に格納されており、各装置のCPUが当該プログラムを読み込んで、装置全体の動作を制御すればよい。
なお、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、ダウンロードするサービスが動作できる程度の空き記憶容量を有するメモリa3を少なくとも実装している必要がある。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るシステム全体の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図4を参照しながら、システム全体の動作および各ホストの動作について説明する。なお、ここでは、ローカルホスト1が、静止画像や動画像といった情報をリモートホスト2に転送する例を中心に説明することとする。
まず、ローカルホスト1は、リモートホスト2との間で情報をやり取りするリモートサービスのために必要なソフトウエアを所持しているか否かを判断し、必要であれば、サービス管理ホスト4からダウンロードする(ステップS101)。これに応じて、サービス管理ホスト4は、所望のソフトウエアをローカルホスト1にアップロードする(ステップS401)。
次に、ローカルホスト1は、認証局ホスト3に対して、自己のユーザキーを送信するよう要求する(ステップS102)。これに応じて、認証局ホスト3は、ローカルホスト1の要求を受信し、登録されているユーザキーの情報の中から当該ローカルホスト1に対応するユーザキーを調べて、これを返信する(ステップS301)。
次に、ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4に対して、取得したユーザキーを送信して、接続が許可されているリモートホストに関する情報を返信するよう要求し、所望のリモートサービスの開始を要求する(ステップS103)。これに応じて、サービス管理ホスト4は、送られてくるユーザキーを確認して(ステップS402)、格納されている情報を参照し、送られてきたユーザキーに対応するリモートホストに関する情報を取得して、当該ローカルホスト1に返信する(ステップS403)。
図5は、サービス管理ホスト4がローカルホスト1に返信する情報の一例を示す図である。図5に示すように、サービス管理ホスト4がローカルホスト1に返信する情報には、少なくとも、所望の処理を実行可能なリモートホストのアドレスと、リモートソフトウエアのアドレス情報とが含まれている。ローカルホスト1とリモートホストサービスを共有することができるリモートホストが1台も存在しない場合、図5に示すリモートホストのアドレスの行は空になる。この場合、ローカルホスト1は、ステップS104以降の処理を中断して終了する。図5に示すリモートソフトウエアのアドレスは、リモートホスト2がリモートソフトウエアをダウンロードする時に必要なURLである。
なお、図5に示す例では、リモートソフトウエアをハイパーテキスト転送プロトコル(http)で取得するように記述されているが、ファイル転送プロトコル(ftp)等の他のプロトコルを用いて取得するように記述されていてもよい。また、図5に示す例では、サービス管理ホスト4がリモートソフトウエアを提供することとしているが、サービス管理ホスト4がリモートソフトウエアを保持していない場合、サービス管理ホスト4は、別のサービス管理ホストのアドレス(例えば、http://サービス管理ホスト5/app等)を返信してもよい。また、リモートソフトウエアは、圧縮、暗号化等の処理が施されていてもよい。
また、サービス管理ホスト4は、図5に示す情報に加えて、リモートホストのハードウエア特性(スペックや機能:例えば記憶容量、空き容量、処理できる情報のデータ形式、解像度、処理速度など)やリモートソフトウエアのバージョン等の付加情報をローカルホスト1に送信してもよい。図6は、付加情報の一例を示す図である。バージョン番号は、例えば数値や文字列などの大小比較が可能な形式のデータであって、バージョン番号が大きいほど新しいソフトウエアであることを表す。なお、図6はあくまで一例であり、サービス管理ホスト4は、これ以外の付加情報を送信してもよい。
次に、ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4より送られてきたリモートホストに関する情報の中から、所望の処理を実行することができるハードウエア(HW)を有するリモートホストを表示部a5に表示し、入力部a6を用いてユーザにリモートホストの選択をさせる(ステップS104)。このとき、ローカルホスト1は、そのようなリモートホストが複数あれば、これらを複数表示するようにする。なお、ローカルホスト1は、所定の基準をクリアするようなリモートホストがある場合、自動的に当該リモートホストを選択するようにしてもよい。
なお、このとき、サービス管理ホスト4から付加情報が送信されている場合、ローカルホスト1は、その情報を併せて表示するようにすることによって、ユーザにより効率よくリモートホストを選択させることができる。また、ローカルホスト1は、複数の中から最適なもの(例えばユーザの要求を最も満足するハードウエアを具備するもの、ユーザの要求を最も短い時間で処理をするもの、ユーザの要求を満足するハードウエアの組み合わせなど)を選択して表示するようにしてもよい。
図6に示す例を用いて、ローカルホスト1を利用するユーザが具体的にどのようにリモートホストを選択するのかについて説明する。たとえば、ローカルホスト1が携帯電話で、リモートホスト2がパーソナルコンピュータであるとし、リモートホスト3がビデオデッキまたはDVDレコーダであるとする。このとき、携帯電話に格納されているコンテンツをリモートホストに転送したい場合、ハードディスクの空き容量が大きいリモートホストの方がよいので、ユーザは、リモートホスト2を選択する。また、携帯電話に格納されているMPEG4形式のコンテンツをリモートホストで再生したい場合、リモートホストはMPEG4形式のデータを処理できる必要があるので、ユーザは、リモートホスト3を選択する。当然、このような選択は、ローカルホスト1が所望の処理内容を認識して、自動的に行われてもよい。
サービス管理ホスト4から送られる情報には、リモートホスト2のアドレスに関する情報も含まれている。したがって、次に、ローカルホスト1は、選択されたリモートホストのアドレスに基づいて、当該リモートホストに対して、必要なソフトウエアをダウンロードするように指示する(ステップS105)。このとき、ローカルホスト1は、取得しているユーザキーを当該リモートホストにあわせて送信する。また、サービス管理ホスト4から付加情報としてソフトウエアのバージョン番号が送信された場合、ローカルホスト1は、リモートホストにダウンロードを指示するソフトウエアのバージョン番号を、ダウンロード指示にあわせて送信してもよい。
これに応じて、リモートホスト2は、受信したユーザキーの照合を認証局ホスト3に対して要求する(ステップS201)。これに応じた認証局ホスト3は、ユーザキーの認証を行い、正しいユーザキーであるか否かを判断し、認証結果をリモートホスト2に送信する(ステップS302)。
次に、リモートホスト2は、正しく認証されたか否かを判断する(ステップS202)。認証されなかった場合、リモートホスト2は、そのまま処理を終了する。一方、認証された場合、リモートホスト2は、ローカルホスト1と情報をやり取りするために必要なソフトウエアの送信をサービス管理ホスト4に要求する(ステップS203)。これに応じて、サービス管理ホスト4は、所望のソフトウエアをリモートホスト2に送信する(ステップS404)。そして、リモートホスト2は、当該ソフトウエアを受信する(ステップS204)。
リモートホスト側での必要なソフトウエアのダウンロードが完了すると、ローカルホスト1とリモートホスト2との間で情報をやり取りするための環境が整うこととなるので、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、必要な処理を互いに実行しあって(ステップS106,S205)、情報(静止画や動画像データ)のやり取りを行う。この時、ソフトウエアが圧縮、暗号化されていた場合には、リモートホスト2は、ステップS205の前、すなわちリモートアプリケーションの実行前に、伸張、復号化の処理を行う。
このように、ローカルホストは、事前にリモートホストのアドレス情報を知らなくても、サービス管理ホストからリモートホストのアドレス情報を得ることができる。また、ローカルホストおよびリモートホストは、両者の間で情報のやり取りが必要となった場合、必要なソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードしてくることができるので、メモリ領域の有効活用を図ることができる。さらに、リモートホストは、ユーザキーの認証処理を行ってから、ソフトウエアをダウンロードすることとなるので、不正な処理がローカルホストからなされることを防止することができ、安全なサービスを提供するシステムの構築が可能となる。
なお、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、処理が完了すれば、必要に応じて、ダウンロードしたソフトウエア(SW)を削除してもよい。
なお、ローカルホスト1およびリモートホスト2は、処理が完了すれば、必要に応じて、ダウンロードしたソフトウエア(SW)を記録装置a4に保存してもよい。
なお、第1の実施形態では、ローカルホスト1と通信可能なリモートホスト2に関する情報がサービス管理ホスト4に格納されていることとしたが、別に、ローカルホスト1自身に格納されていてもよい。この場合、ローカルホスト1は、共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを実行できるリモートホストを格納されている情報に基づいて選択し、当該リモートホストに対し、当該ソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードするように指示する。これに応じて、当該リモートホストは、指示された必要なソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードする。そして、当該ソフトウエアをリモートホストおよびローカルホスト間で実行しあって、データのやり取りなどを行う。
なお、第1の実施形態では、ローカルホスト1は、リモートホスト2と情報をやり取りするために必要なソフトウエアを実装していないこととしたが、別に、当該ソフトウエアが予め実装されていてもよい。この場合、図4で示すステップS101の動作が省略されることとなる。
なお、第1の実施形態では、ローカルホスト1が静止画像、動画像といった情報をリモートホスト2へ転送するものを例に説明したが、これに限定されるものではない。逆に、リモートホスト2がローカルホスト1に必要なソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードさせて、ローカルホスト1へ、静止画像、動画像といった情報を転送するようにしてもよい。逆転の動作がなされるだけで、この処理は、上記の説明から容易に実施できる。
なお、第1の実施形態では、リモートホスト2が判断して、ソフトウエアをダウンロードすることとしたが、サービス管理ホスト4がリモートホスト2に対して一方的にソフトウエアを送信するようにしてもよい。この場合、ローカルホスト1は、ステップS105の動作において、リモートホスト2へ必要なソフトウエアを送信するようサービス管理ホスト4に指示する。その際、ローカルホスト1は、ユーザキーをあわせてサービス管理ホスト4に送信する。これに応じて、サービス管理ホスト4は、認証局ホスト3との間で、ユーザキーの照合を行い、ユーザキーが正しければ、必要なソフトウエアをリモートホスト2に送信する。これにより、リモートホスト2は、必要なソフトウエアを取得することができる。
なお、第1の実施形態では、リモートホスト2への不正アクセスを防止するために、リモートホスト2が認証局ホスト3に対して、ローカルホストの認証を行わせたが、不正アクセスを防止する方法は、これに限られるものではない。認証局ホスト3がなくても、不正アクセスを防止することはできる。たとえば、ローカルホスト1がリモートホスト2に対して、ソフトウエアのダウンロードを要求する場合、リモートホスト2は、ローカルホスト1に対して、パスワードの送信を要求し、正しいパスワードであれば、上記ソフトウエアのダウンロード要求を受け付け、正しいパスワードでなければ、上記ソフトウエアのダウンロード要求を拒否するようにすればよい。また、ローカルホスト1およびリモートホスト2を認識するためのパスワードをユーザキーと対応させてサービス管理ホスト4に設定しておき、リモートホスト2は、サービス管理ホスト4に依頼して、ユーザキーとパスワードとが一致するか否か判断するようにしてもよい。このように構成すれば、認証局ホスト3は不要になり、かつリモートホスト2独自で、ローカルホスト1からの要求の確認ができるようになり、ネットワーク上で行き交う情報を抑制することが可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態において、システム全体の構成は、第1の実施形態の場合と同様であるので、図1を援用することとする。第2の実施形態に係るリモートホスト2は、一度ダウンロードしたソフトウエアを装置内の記録装置a4に格納しておく。
第2の実施形態において、システム全体の構成は、第1の実施形態の場合と同様であるので、図1を援用することとする。第2の実施形態に係るリモートホスト2は、一度ダウンロードしたソフトウエアを装置内の記録装置a4に格納しておく。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るリモートホストの動作を示すフローチャートである。図7に示す動作は、第1の実施形態に係るリモートホストにおける動作の内、図4に示すステップS202の次に行われる。以下、図7を参照しながら、第2の実施形態に係るリモートホストの動作について説明する。
まず、ローカルホスト1は、ステップS105でソフトウエアのダウンロード指示と共にバージョン番号を送る。ソフトウエアのバージョン番号は、ステップS403において、サービス管理ホスト4が返信する付加情報に含まれる。リモートホスト2は、ローカルホスト1からダウンロード指示があったソフトウエアが記録装置a4内に格納されているか否かを判断する(ステップS501)。格納されていない場合、リモートホスト2は、図4に示すステップS203の動作に進み、サービス管理ホスト4に対して、当該ソフトウエアの送信を要求する。
一方、格納されている場合、リモートホスト2は、格納されているソフトウエアのバージョンと要求のあったソフトウエアのバージョンとが一致するか否かを判断する(ステップS502)。このバージョンの比較は、ローカルホスト1からのダウンロード指示にあわせて送られてくるソフトウエアのバージョン番号と、リモートホスト2が記憶しているソフトウエアのバージョン番号とを比較することによって行われる。図8Aは、バージョンが一致する場合の例を示す図である。図8Bは、バージョンが不一致である場合の例を示す図である。
なお、バージョン番号は完全に一致していなくても、一定の条件(例えばリモートホスト2が格納しているソフトウエアのバージョン番号が、ローカルホスト1が要求したソフトウエアのバージョン番号よりも新しい等)を満たす場合、リモートホスト2は、バージョンが一致していると取り扱ってもよい。ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4から必要なソフトウエアをダウンロードしているので(図4,ステップS101参照)、最新のソフトウエアを取得していることとなる。したがって、ローカルホスト1が取得したソフトウエアとリモートホスト2が格納しているソフトウエアとのバージョンが一致しないことがある。ゆえに、リモートホスト2は、ステップS502の動作によって、バージョンを確認する。
ステップS502において、バージョンが一致すると判断した場合、リモートホスト2は、記録装置a4に格納されているソフトウエアを読み出して(ステップS503)、図4に示すステップS205の動作に進み、当該ソフトウエアをローカルホスト1との間で実行しあう。一方、バージョンが一致していない、すなわち古いバージョンのソフトウエアのみを格納していると判断した場合、リモートホスト2は、古いバージョンのソフトウエアを破棄して(ステップS504)、図4に示すステップS203の動作に進み、最新のバージョンのソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードする。
このように、第2の実施形態においては、リモートホストは、一度ダウンロードしたソフトウエアを格納しておく。実行すべきソフトウエアを格納していない場合、リモートホストは、最新バージョンのソフトウエアをダウンロードすることとなる。したがって、常にソフトウエアをダウンロードしないので、ダウンロードによる通信時間が削減されることとなる。
なお、上記第2の実施形態では、リモートホストがソフトウエアをサービス管理ホストからダウンロードする場合、バージョンの確認を行うこととしたが、ローカルホストからの指示に応じてサービス管理ホストがリモートホストに対して、ソフトウエアを送信する場合にも、リモートホストがバージョン確認するようにしてもよい。具体的には、サービス管理ホストは、ソフトウエアを一方的に送信する前に、送信しようとしているソフトウエアのバージョンをリモートホストに通知する。リモートホストは、通知されてきたバージョンを確認して、当該バージョンのソフトウエアを保存しているか否かを判断する。当該ソフトウエアを一切保存していない場合、または古いバージョンのソフトウエアのみを保存している場合、リモートホストは、当該ソフトウエアを送信してよい旨をサービス管理ホストに通知する。一方、最新バージョンのソフトウエアを保存している場合、リモートホストは、当該ソフトウエアの送信を中止するようサービス管理ホストに通知する。サービス管理ホストは、リモートホストからの通知に応じて、当該ソフトウエアを送信するか、あるいは送信しない。
(第3の実施形態)
第3の実施形態において、システム全体の構成は、第1の実施形態の場合と同様であるので、図1を援用することとする。第3の実施形態に係るローカルホスト1は、一度ダウンロードしたソフトウエアを装置内の記録装置a4に格納しておく。また、第3の実施形態では、第2の実施形態で示したように、リモートホストは、一度ダウンロードしたソフトウエアを装置内の記録装置a4に格納しておき、最新バージョンのソフトウエアをダウンロードするように動作することとする。
第3の実施形態において、システム全体の構成は、第1の実施形態の場合と同様であるので、図1を援用することとする。第3の実施形態に係るローカルホスト1は、一度ダウンロードしたソフトウエアを装置内の記録装置a4に格納しておく。また、第3の実施形態では、第2の実施形態で示したように、リモートホストは、一度ダウンロードしたソフトウエアを装置内の記録装置a4に格納しておき、最新バージョンのソフトウエアをダウンロードするように動作することとする。
図9は、本発明の第3の実施形態に係るローカルホストの動作を示すフローチャートである。図9に示す動作は、第1の実施形態に係るローカルホストにおける動作の内、図4に示すステップS101の前に行われる。以下、図9を参照しながら、第3の実施形態に係るローカルホストの動作について説明する。
まず、ローカルホスト1は、利用可能なサービスの一覧(以下、サービス一覧という)をサービス管理ホスト4から取得する(ステップS601)。ステップS601における処理については、後述する(図10参照)。サービス一覧には、サービス毎に、当該サービスを実行するために必要なリモートホストが対応付けられている。当該リモートホストは、サービス一覧を要求したローカルホスト1にアクセス可能なリモートホストである。
次に、ローカルホスト1は、利用したいサービスをユーザに選択させ、当該サービスに必要なソフトウエアを認識する(ステップS602)。
次に、ローカルホスト1は、認識したソフトウエアが記録装置a4内に格納済みであるか否かを判断する(ステップS603)。格納済みでない場合、ローカルホスト1は、図4のステップS101の動作に進み、所望のソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードする。
一方、格納済みである場合、ローカルホスト1は、格納済みのソフトウエアが最新バージョンであるか否かをサービス管理ホスト4に問い合わせ、最新バージョンであるか否かを判断する(ステップS604)。最新バージョンでない場合、ローカルホスト1は、古いバージョンのソフトウエアを破棄して(ステップS606)、図4のステップS101の動作に進み、最新バージョンのソフトウエアをサービス管理ホスト4からダウンロードする。一方、最新バージョンである場合、ローカルホスト1は、記録装置a4内に格納済みのソフトウエアを読み出して(ステップS605)、図4のステップS102の動作に進む。
図10は、サービス一覧取得処理(ステップS601)におけるローカルホストおよびサービス管理ホストの動作を示すフローチャートである。以下、図10を参照しながら、サービス一覧取得処理(ステップS601)におけるローカルホスト1およびサービス管理ホスト4の動作について説明する。
まず、ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4に対して、サービス一覧の送信を要求する(ステップS701)。
これに応じて、サービス管理ホスト4は、自装置内に登録されている全てのサービスを認識する(ステップS801)。次に、サービス管理ホスト4は、サービス毎に、当該サービスを実行可能で、かつローカルホスト1にアクセス可能なリモートホストを確認して、サービスとリモートホストとを対応付ける(ステップS802)。次に、サービス管理ホスト4は、サービスとリモートホストとを対応付けたリストをサービス一覧としてローカルホスト1に送信し(ステップS803)、処理を終了する。
ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4から送られてくるサービス一覧を受信して、表示部a5へ表示し(ステップS702)、図9に示す動作に戻る。
これにより、ユーザは、アクセス可能なリモートホストを認識して、当該リモートホストが実行可能なサービスを認識することができる。
なお、上記第3の実施形態において、ローカルホスト1は、ステップS602の際、サービスを選択させると共に、ユーザキーを取得した後、ユーザにリモートホストも選択させるようにしてもよい。この場合、ステップS102〜S104の動作を省略することができる。
なお、上記第3の実施形態では、ローカルホスト1は、サービス一覧を取得することとしたが、アクセス可能なリモートホストの一覧(以下、リモートホスト一覧という)を取得するようにしてもよい。図11は、アクセス可能なリモートホストの一覧を取得する場合のローカルホストおよびサービス管理ホストの動作を示すフローチャートである。
図11に示すように、まず、ローカルホスト1は、サービス管理ホスト4に対して、リモートホスト一覧の送信を要求する(ステップS711)。これに応じて、サービス管理ホスト4は、当該ローカルホストにアクセス可能なリモートホストを、予め設定されているリスト(図2参照)を参照して確認し(ステップS811)、各リモートホストで実行可能なサービスを確認し(ステップS812)、リモートホストとサービスとを対応付けたリモートホスト一覧をローカルホスト1に送信し(ステップS813)、処理を終了する。ローカルホスト1は、当該リモートホスト一覧を受信して、表示し(ステップS712)、図9に示す動作に戻る。
このように、ユーザは、アクセス可能なリモートホストを認識して、当該リモートホストが実行可能なサービスを認識することができる。
なお、図10および図11で示した例では、ローカルホスト1がサービス管理ホスト4からサービス一覧やリモートホスト一覧を直接取得することとしたが、ローカルホスト1は、認証局ホスト3にサービス一覧やリモートホスト一覧の取得を要求し、認証局ホスト3がサービス管理ホスト4からサービス一覧やリモートホスト一覧を取得して、ローカルホスト1に送信するようにしてもよい。また、認証局ホスト3が、サービス一覧やリモートホスト一覧を作成して、ローカルホスト1に送信するようにしてもよい。この場合の認証局ホストの機能は、ローカルホストやリモートホスト、ホームサーバ等その他のコンピュータ装置(一覧中継用ホスト)が代わりに行ってもよい。
(第4の実施形態)
上記第1の実施形態では、ローカルホストから選択できるリモートホストがあったとしても、リモートホストの電源が入っていなければローカルホストの有する情報をリモートホストへ送信するといった処理を実行することはできない。
上記第1の実施形態では、ローカルホストから選択できるリモートホストがあったとしても、リモートホストの電源が入っていなければローカルホストの有する情報をリモートホストへ送信するといった処理を実行することはできない。
このような場合、第4の実施形態に係るローカルホストは、サービス管理ホスト(または、ローカルホストからの接続が許可されているその他のリモートホスト)に対して、要求する処理を一時的に実行させる。たとえば、ローカルホストからリモートホストへ画像データを転送する場合、ローカルホストは、一旦、当該画像データをサービス管理ホストに転送する。
サービス管理ホストは、ローカルホストが選択したリモートホストの電源が入ったことを確認した場合、先ほど代行して入手した情報を当該リモートホストに再転送する。
このように、第4の実施形態では、ローカルホストが選択したリモートホストの電源がOFFであったとしても、サービス管理ホストが必要な処理を代行した後、当該リモートホストに情報を転送することができるので、所望のリモートホストの電源がOFFであっても、ローカルホストの要求を満足させることが可能なシステムを提供できる。
なお、サービス管理ホストや他のリモートホストでは、完全な処理ができないものの、一部の処理ができるようであれば、ローカルホストは、その一部の処理をサービス管理ホストや他のリモートホストに実行させ、選択したリモートホストの電源が入った後に、実行済みの結果を転送するようにすれば、選択したリモートホストの負荷を軽減することができ、時間は多少遅れるが、ローカルホストで選択したリモートホストの電源がOFFであっても、ローカルホストの要求をある程度満足させることが可能となる。
なお、ホームサーバとしての認証局ホストが、サービス管理ホストに代わって、上記のような代行処理を行ってもよい。
(第5の実施形態)
上記第1の実施形態では、ローカルホストの要求を満足する処理が単一のリモートホストだけではできない場合には、対応できない。ところが、そのような場合であっても、2つ以上のリモートホストを用いれば、要求を満足させることができる場合がある。たとえば、情報のフォーマット(データの形式、圧縮など)を変換する機能や解像度を変換する機能があるリモートホストにあり、情報を保存する機能が別のリモートホストにあるような場合、情報のフォーマットや解像度を変換した後に情報を保存するといった処理を一つのリモートホストで行うことはできないが、二つのリモートホストが協力仕合えば可能である。
上記第1の実施形態では、ローカルホストの要求を満足する処理が単一のリモートホストだけではできない場合には、対応できない。ところが、そのような場合であっても、2つ以上のリモートホストを用いれば、要求を満足させることができる場合がある。たとえば、情報のフォーマット(データの形式、圧縮など)を変換する機能や解像度を変換する機能があるリモートホストにあり、情報を保存する機能が別のリモートホストにあるような場合、情報のフォーマットや解像度を変換した後に情報を保存するといった処理を一つのリモートホストで行うことはできないが、二つのリモートホストが協力仕合えば可能である。
第5の実施形態に係るローカルホストは、情報のフォーマットを変換する機能(解像度を変換する機能)を有するリモートホストに、情報を送信して変換を行わせた後、変換後の情報を情報保存機能を有する別のリモートホストに送信して、情報の保存を行わせる。
逆に、リモートホストは、情報のフォーマットを変換する機能(解像度を変換する機能)を有するリモートホストに、情報を送信して変換を行わせた後、変換後の情報をローカルホストに送信して、情報の保存を行わせてもよい。
このように、第5の実施形態では、フォーマット変換が必要な場合や解像度変換が必要な場合など、これらの処理を行えるリモートホストに予め処理を行わせた後、別のリモートホストとの間で情報をやり取りすることができるので、情報のフォーマットが異なることで処理が実行できない、または解像度が対応しないことで情報をやり取りすることができないといった事態を回避することが可能となる。
第5の実施形態は、具体的には、以下のような場合に適用できる。デジタルテレビでは、動画像のフォーマットとして、MPEG2を用いる。一方、携帯電話では、動画像のフォーマットとして、MPEG4を用いる。このような状況では、携帯電話に格納されている動画像データをデジタルテレビに転送したり、デジタルテレビに格納されている動画像データを携帯電話に転送したりしたとしても、うまく再生することができない。このような場合、携帯電話は、フォーマット変換機能を有するリモートホストにフォーマット変換をさせた後、デジタルテレビにデータを転送するようにすればよい。逆も同様である。
(第6の実施形態)
上記第1の実施形態において、ローカルホストは、サービス管理ホストからリモートホストの情報を取得することとした。しかし、ローカルホストとリモートホストとが同一のネットワークに属する場合、ローカルホストは、リモートホストの情報を、サービス管理ホストを利用することなく取得することができる。そのため、サービス管理ホストの構成をよりシンプルにすることができる。
上記第1の実施形態において、ローカルホストは、サービス管理ホストからリモートホストの情報を取得することとした。しかし、ローカルホストとリモートホストとが同一のネットワークに属する場合、ローカルホストは、リモートホストの情報を、サービス管理ホストを利用することなく取得することができる。そのため、サービス管理ホストの構成をよりシンプルにすることができる。
図12は、本発明の第6の実施形態に係るサービスソフトウエア取得システムの全体構成を示す図である。図12において、サービスソフトウエア取得システムは、ローカルホスト11と、2つのリモートホスト12と、サービス管理ホスト14とを備える。なお、ここでは、ローカルホスト11、サービス管理ホスト14をそれぞれ一つずつ示したが、これらはそれぞれ複数存在していてもよい。また、リモートホスト12は、2つ未満であってもよいし、3つ以上であってもよい。
図12において、ローカルホスト11およびリモートホスト12は、デジタルテレビ、セットトップボックス等の宅内に設置される電子機器である。ローカルホスト11とリモートホスト12とは、ローカルネットワーク16を介して相互に接続されている。ローカルネットワーク16は、有線であってもよいし、無線であってもよい。典型的には、ローカルネットワーク16の通信プロトコルは、TCP/IPである。TCP/IPは、複数の装置間で情報交換を行うためのプロトコルを規定した公知の技術であり、詳細な説明は省略する。ローカルネットワーク16は、ルータ17を経由して宅外のインターネット15へ接続されている。ルータ17は、家庭内のローカルネットワーク16とインターネット15とを接続するためのゲートウェイである。ルータ17の具体例としては、ADSLモデム、ブロードバンドルータ、ホームサーバ等の公知の機器が挙げられる。
このようなネットワークにおいて、ブロードキャスト通信(または同報通信とも言う)を用いることで、ローカルホスト11は、リモートホスト12を発見することができる。ブロードキャストとは、ローカルネットワーク16に接続されている全ての電子機器に対し、同一のメッセージを送る処理のことである。ブロードキャスト通信を用いてリモートホストを発見する公知技術の代表例として、SSDP(Simple Service Discovery Protocolがある。
ここで、SSDPの動作について簡単に説明する。ローカルホスト11は、「SSDP Search」という要求(以下、SSDPサーチリクエストという)をローカルネットワーク16に接続されている全ての機器にブロードキャスト送信する。これに応じて、リモートホスト12は、自身のIPアドレスや、実行可能なサービスに関する情報をローカルホスト11に返信する。これによって、ローカルホスト11は、リモートホスト12に関する情報を得ることができる。
図13は、本発明の第6の実施形態に係るシステム全体の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図13を参照しながら、システム全体の動作および各ホストの動作について説明する。
まず、ローカルホスト11は、リモートホスト12との間で情報をやり取りするリモートサービスのために必要なソフトウエアを所持しているか否かを判断し、必要であれば、サービス管理ホスト14からダウンロードする(ステップS1101、S1401)。
次に、ローカルホスト11は、所望のサービスを実行できるリモートホストが存在するか否かを発見するため、SSDPサーチリクエストをブロードキャスト送信する(ステップS1102)。これに応じて、リモートホスト12は、自身のIPアドレス、自身のスペック、自身の処理機能等を含むメッセージ(以下、SSDPサーチレスポンスという)を返信する(ステップS1201)。
次に、ローカルホスト11は、受け取ったSSDPサーチレスポンスに含まれる情報に基づいて、所望の処理を実行することができるハードウエア(HW)を有するリモートホストを表示し、ユーザにリモートホストの選択をさせる(ステップS1103)。このとき、ローカルホスト11は、そのようなリモートホストが複数あれば、これらを複数表示するようにする。なお、ローカルホスト11は、所定の基準をクリアするようなリモートホストがある場合、自動的に当該リモートホストを選択するようにしてもよい。
次に、ローカルホスト11は、選択されたリモートホストに対して必要なソフトウエアをダウンロードするように指示する(ステップS1104)。これに応じて、リモートホスト12は、サービス管理ホスト4から必要なソフトウエアをダウンロードする(ステップS1202、S1402)。リモートホスト側での必要なソフトウエアのダウンロードが完了すると、ローカルホスト11とリモートホスト12との間で情報をやり取りするための環境が整うこととなるので、ローカルホスト11およびリモートホスト12は、必要な処理を互いに実行しあって(ステップS1105,S1203)、情報(静止画や動画像データ)のやり取りを行う。
このような構成において、ローカルホスト11は、ブロードキャスト通信によって、リモートホストに関する情報を得ることができる。したがって、サービス管理ホスト14は、リモートホストに関する情報を保持する必要がない。
なお、第6の実施形態では、ローカルホスト11がリモートホストを発見するための手法としてSSDPを用いることとしたが、これに限るものではない。同様の効果を持つ技術としてランデブー(Rendezvous)等の公知の技術がある。これらの技術のように、ブロードキャスト通信を用いて、ローカルホストは、リモートホストを検索するようにすればよい。
なお、第6の実施形態では、ブロードキャスト通信を用いるネットワークをローカルネットワーク内であるとしたが、広域ネットワークであったとしても、ローカルホストは、特定のグループ内に属する複数のリモートホストとブロードキャスト通信することによって、所望の処理が実行可能なリモートホストを検索するようにしてもよい。
なお、第6の実施形態においても、当然、第1〜第5の実施形態に示した実施形態の変形例を適用することができる。
本発明にかかるサービスソフトウエア取得方法、ならびにシステムおよびそれに用いられる電子通信機器は、通常使わない不要なソフトウエアを、必要に応じて、取得することができ、ネットワーク接続された複数の電子通信機器間で連携してサービスを実行するシステム等において有用である。
1 ローカルホスト
2 リモートホスト
3 認証局ホスト
4 サービス管理ホスト
2 リモートホスト
3 認証局ホスト
4 サービス管理ホスト
Claims (29)
- ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、
前記ローカルホストが前記サービス管理ホストに対して、所望のリモートサービスの開始を要求するステップと、
前記リモートサービスの開始要求に応じ、前記サービス管理ホストが前記ローカルホストと前記リモートサービスの共有が可能なリモートホストを選び出し、当該リモートホストに関する情報を前記ローカルホストに返信するステップと、
返信されてくるリモートホストに関する情報に基づいて、前記ローカルホストが、前記リモートサービスを共有したいリモートホストを選択し、当該リモートホストに対し、前記リモートサービスを共有するためのソフトウエアを前記サービス管理ホストからダウンロードするように指示するステップと、
ダウンロード指示された必要なソフトウエアを前記リモートホストが前記サービス管理ホストからダウンロードするステップとを備える、サービスソフトウエア取得方法。 - ネットワークを介して接続されたローカルホストおよびリモートホスト間において共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを、当該ソフトウエアを格納しているサービス管理ホストから取得するための方法であって、
前記共有したいリモートサービスに必要なソフトウエアを実行できるリモートホストを前記ローカルホストが選択するステップと、
選択された当該リモートホストに対し、前記ソフトウエアを前記サービス管理ホストからダウンロードするように指示するステップと、
ダウンロード指示された必要なソフトウエアを前記リモートホストが前記サービス管理ホストからダウンロードするステップとを備える、サービスソフトウエア取得方法。 - さらに、前記ローカルホストが利用可能なリモートサービスの一覧を、前記サービス管理ホストに対して前記ローカルホストが要求するステップと、
前記ローカルホストからの要求に応じて、前記ローカルホストが利用可能な各リモートサービスを、前記サービス管理ホストが認識するステップと、
認識された各前記リモートサービスを前記ローカルホストと共有できるリモートホストを、前記サービス管理ホストが認識するステップと、
前記リモートサービスと前記リモートホストとの組を示すサービス一覧を、前記ローカルホストに前記サービス管理ホストが通知するステップと、
通知された前記サービス一覧を、前記ローカルホストが表示するステップとを備える、請求項1または2に記載のサービスソフトウエア取得方法。 - さらに、前記ローカルホストがアクセス可能なリモートホストの一覧を、前記サービス管理ホストに対して前記ローカルホストが要求するステップと、
前記ローカルホストからの要求に応じて、前記ローカルホストがアクセス可能なリモートホストを、前記サービス管理ホストが認識するステップと、
認識された各前記リモートホストについて、前記ローカルホストと共有できるリモートサービスを、前記サービス管理ホストが認識するステップと、
前記リモートホストと前記リモートサービスとの組を示すリモートホスト一覧を、前記ローカルホストに前記サービス管理ホストが通知するステップと、
通知された前記リモートホスト一覧を、前記ローカルホストが表示するステップとを備える、請求項1または2に記載のサービスソフトウエア取得方法。 - さらに、前記ローカルホストが利用可能なリモートサービスの一覧を、前記ネットワークに接続された一覧中継用ホストに対して前記ローカルホストが要求するステップと、
前記ローカルホストからの要求に応じて、前記ローカルホストが利用可能なリモートサービスの一覧を、前記サービス管理ホストに前記一覧中継用ホストが要求するステップと、
前記一覧中継用ホストからの要求に応じて、前記ローカルホストが利用可能な各リモートサービスを、前記サービス管理ホストが認識するステップと、
認識された各前記リモートサービスを前記ローカルホストと共有できるリモートホストを、前記サービス管理ホストが認識するステップと、
前記リモートサービスと前記リモートホストとの組を示すサービス一覧を、前記ローカルホストに前記サービス管理ホストが通知するステップと、
通知された前記サービス一覧を、前記ローカルホストが表示するステップとを備える、請求項1または2に記載のサービスソフトウエア取得方法。 - さらに、前記ローカルホストがアクセス可能なリモートホストの一覧を、前記ネットワークに接続された一覧中継用ホストに対して前記ローカルホストが要求するステップと、
前記ローカルホストからの要求に応じて、前記ローカルホストが利用可能なリモートホストの一覧を、前記サービス管理ホストに前記一覧中継用ホストが要求するステップと、
前記一覧中継用ホストからの要求に応じて、前記ローカルホストがアクセス可能なリモートホストを、前記サービス管理ホストが認識するステップと、
認識された各前記リモートホストについて、前記ローカルホストと共有できるリモートサービスを、前記サービス管理ホストが認識するステップと、
前記リモートホストと前記リモートサービスとの組を示すリモートホスト一覧を、前記ローカルホストに前記サービス管理ホストが通知するステップと、
通知された前記リモートホスト一覧を、前記ローカルホストが表示するステップとを備える、請求項1または2に記載のサービスソフトウエア取得方法。 - 前記リモートホストは、取得した前記ソフトウエアを保存しており、
前記リモートホストが前記サービス管理ホストからダウンロードするステップでは、
前記必要なソフトウエアをダウンロードする指示が前記ローカルホストから与えられた場合、保存しているソフトウエアの中に前記必要なソフトウエアと同一のソフトウエアが存在するか否かを前記リモートホストが判断し、
同一のソフトウエアが存在しない場合、前記サービス管理ホストから前記必要なソフトウエアを前記リモートホストがダウンロードし、
同一のソフトウエアが存在する場合、前記サービス管理ホストから前記必要なソフトウエアをダウンロードせずに、保存されているソフトウエアを利用して、前記ローカルホストと前記リモートホストとが前記リモートサービスを実行する、請求項1または2に記載のサービスソフトウエア取得方法。 - 前記リモートホストが前記サービス管理ホストからダウンロードするステップでは、さらに、
前記同一のソフトウエアが存在する場合、前記必要なソフトウエアのバージョンと保存されているソフトウエアのバージョンとを比較し、
前記保存されているソフトウエアのバージョンの方が古い場合、前記保存されているソフトウエアを破棄して、前記必要なソフトウエアを前記サービス管理ホストからダウンロードする、請求項7に記載のサービスソフトウエア取得方法。 - リモートサービスを共有するのに必要なソフトウエアを前記ローカルホストが前記サービス管理ホストからダウンロードするステップをさらに備える、請求項1または2に記載のサービスソフトウエア取得方法。
- 前記ローカルホストは、取得した前記ソフトウエアを保存しており、
前記ローカルホストが前記サービス管理ホストからダウンロードするステップでは、
保存しているソフトウエアの中に前記必要なソフトウエアと同一のソフトウエアが存在するか否かを前記ローカルホストが判断し、
同一のソフトウエアが存在しない場合、前記サービス管理ホストから前記必要なソフトウエアを前記ローカルホストがダウンロードし、
同一のソフトウエアが存在する場合、前記サービス管理ホストから前記必要なソフトウエアをダウンロードせずに、保存されているソフトウエアを利用して、前記ローカルホストと前記リモートホストとが前記リモートサービスを実行する、請求項9に記載のサービスソフトウエア取得方法。 - 前記ローカルホストが前記サービス管理ホストからダウンロードするステップでは、さらに、
前記同一のソフトウエアが存在する場合、前記必要なソフトウエアのバージョンと保存されているソフトウエアのバージョンとを比較し、
前記保存されているソフトウエアのバージョンの方が古い場合、前記保存されているソフトウエアを破棄して、前記必要なソフトウエアを前記サービス管理ホストからダウンロードする、請求項10に記載のサービスソフトウエア取得方法。 - 前記リモートホストに関する情報は、前記ネットワーク上に割り当てられている当該リモートホストのアドレスであることを特徴とする、請求項1または2に記載のサービスソフトウエア取得方法。
- リモートサービスを共有することができるリモートホストが複数ある場合、アクセスできるリモートホストを前記ローカルホストが表示するステップをさらに備える、請求項1または2に記載のサービスソフトウエア取得方法。
- 前記リモートホストがダウンロードしたソフトウエアを利用して、前記リモートホストと前記ローカルホストとの間で、情報を通信するステップをさらに備える、請求項1または2に記載のサービスソフトウエア取得方法。
- 前記情報を通信するステップでは、前記ローカルホストまたは前記リモートホストが有する静止画像データを通信することを特徴とする、請求項14に記載のサービスソフトウエア取得方法。
- 前記情報を通信するステップでは、前記ローカルホストまたは前記リモートホストが有する動画像データを通信することを特徴とする、請求項14に記載のサービスソフトウエア取得方法。
- 前記ローカルホストと前記選択されたリモートホストとの間で情報を通信する場合、さらに、
通信すべき情報に所定の処理を施すことが可能な前記選択されたリモートホストとは別のリモートホストに対して、前記ローカルホストまたは前記選択されたリモートホストが前記情報を送信するステップと、
前記所定の処理を行った後、前記別のリモートホストが、処理後の情報を前記選択されたリモートホストまたは前記ローカルホストに送信するステップとを備える、請求項14に記載のサービスソフトウエア取得方法。 - 前記所定の処理は、前記情報のフォーマットを変換する処理であることを特徴とする、請求項17に記載のサービスソフトウエア取得方法。
- 前記所定の処理は、前記情報の解像度を所定の解像度に変換する処理であることを特徴とする、請求項17に記載のサービスソフトウエア取得方法。
- ネットワークを介して接続されている少なくとも2以上の電子通信機器間で所望の処理を実行するためのシステムであって、
前記ネットワークに接続されており、前記所望の処理を実行するために必要なソフトウエアを格納しているサービス管理ホストと、
前記電子通信機器の内、ユーザによって操作される第1の電子通信機器と、
前記第1の電子通信機器と連携することによって前記所望の処理を実行することができる第2の電子通信機器と、
前記第1の電子通信機器と前記第2の電子通信機器との対応関係を認識する対応関係認識手段とを備え、
前記第1の電子通信機器は、前記所望の処理を実行する場合、前記対応関係認識手段によって認識される前記第2の電子通信機器に、前記サービス管理ホストに格納されている前記ソフトウエアを取得させるソフトウエア取得手段を含む、サービスソフトウエア取得システム。 - 前記ソフトウエア取得手段は、ユーザによって選択された前記第2の電子通信機器に対し、前記ソフトウエアを前記サービス管理ホストからダウンロードするように指示する、請求項20に記載のサービスソフトウエア取得システム。
- 前記ソフトウエア取得手段は、ユーザによって選択された前記第2の電子通信機器に対して、前記ソフトウエアを送信するよう前記サービス管理ホストに指示する、請求項20に記載のサービスソフトウエア取得システム。
- 前記対応関係認識手段は、前記対応関係を認識する際、前記第1の電子通信機器を操作しているユーザを認証することによって、前記第1の電子通信機器と連携することができる前記第2の電子通信機器を認識する、請求項20に記載のサービスソフトウエア取得システム。
- 前記対応関係認識手段は、前記第1の電子通信機器を所有するユーザ用のホームサーバ内に設けられている、請求項20に記載のサービスソフトウエア取得システム。
- 前記対応関係認識手段は、前記サービス管理ホスト内に設けられている、請求項20に記載のサービスソフトウエア取得システム。
- ネットワークに接続されており、前記ネットワークに接続されているリモートホストと連携して所定の処理を実行する電子通信端末であって、
前記ネットワークに接続されているコンピュータ装置から、前記所定の処理を連携して実行できるリモートホストに関する情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段が取得した情報に基づいて、前記所定の処理を連携して実行できるリモートホストを特定するリモートホスト特定手段と、
前記ネットワークに接続されたサービス管理ホストに格納されている前記所定の処理を実行するためのソフトウエアを、前記リモートホスト特定手段が特定したリモートホストに取得させるソフトウエア取得要求手段とを含む、電子通信端末。 - さらに、前記ネットワークに接続されている認証局ホストに登録されているユーザキーを取得するためのユーザキー取得手段を含み、
前記ソフトウエア取得要求手段は前記所定の処理を実行するためのソフトウエアの取得要求と共に、前記ユーザキー取得手段が取得したユーザキーを送信することを特徴とする、請求項26に記載の電子通信端末。 - ネットワークに接続されており、前記ネットワークに接続されているローカルホストと連携して所定の処理を実行する電子通信端末であって、
前記ローカルホストから前記所定の処理を実行するためのソフトウエアの取得要求を受け付けるソフトウエア取得要求受信手段と、
前記所定の処理を実行するためのソフトウエアを前記ネットワークに接続されているサービス管理ホストからダウンロードするソフトウエア取得手段とを含む、電子通信端末。 - さらに、前記ネットワークに接続されている認証局ホストに対してユーザキーの照合確認を行うユーザキー照合確認手段を備え、
前記ソフトウエア取得要求受信手段が受信したソフトウエア取得要求にユーザキーが付随している場合、前記ソフトウエア取得手段は、前記ユーザキー照合確認手段によって前記ユーザキーの照合確認がとれたら、前記サービス管理ホストから前記所定の処理を実行するためのソフトウエアをダウンロードすることを特徴とする、請求項28に記載の電子通信端末。
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