JP4546948B2 - 車両用ホイール - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ空気室内の気柱共鳴(空洞共鳴)に伴う騒音を低減する車両用ホイールに関するものである。
一般に、タイヤの空気室(以下、「タイヤ空気室」という。)内で生じる気柱共鳴が、自動車のロードノイズの要因となることが知られている。気柱共鳴とは、路面からタイヤに伝わるランダムな振動がタイヤ空気室内の空気を振動させ、その結果、タイヤ空気室の気柱共鳴周波数付近で共鳴現象が起こり、共鳴音が発生する現象である。
従来、この気柱共鳴に伴う騒音を低減するため、特許文献1に記載された車両用ホイールが知られている。この車両用ホイールでは、リムの周方向に沿って蓋部材を配置するとともに、蓋部材の内側に隔壁を設けて、リムと蓋部材との間に複数の副気室を周方向に形成している。また、タイヤ空気室と各副気室とは、蓋部材に形成した連通孔で連通している。この車両用ホイールによれば、連通孔と副気室とがヘルムホルツ・レゾネータを構成し、タイヤ空気室内の気柱共鳴音を低減することができる。
しかしながら、従来の車両用ホイールは現実的な構造ではなかった。すなわち、通常のホイールに、隔壁を備えた蓋部材という複雑な板組みの後付け部材を、気密性を保ちつつ、溶接、接着、嵌め込み、締結により結合させる必要があり、気密性の確保、製造工数や製造コストの増大を考慮すると、量産化に不適であるという問題があった。
そこで、本出願人は量産性に適した車両用ホイールとして、特願2006−202837を既に出願済みである。この出願に係る発明(未公開)は、中空パイプの両端部を潰し加工してなる副気室部材をホイールに固定した車両用ホイールである。この車両用ホイールでは、副気室部材に連通孔を形成し、この連通孔により副気室部材の内部の副気室とタイヤ空気室とを連通させ、ヘルムホルツ・レゾネータを構成している。
国際公開第03/029028号公報
しかしながら、本出願人は、特願2006−202837の出願時においては、副気室部材の連通孔の最適な形態について特に記載していなかった。そのため、連通孔の形態について改善すべき点があった。
具体的には前記出願の連通孔は、軽量化とコスト低減のため、副気室部材に穴あけ加工しただけであり、連通孔の長さ(首長)がその壁厚のみであった。従って、その長さに合わせて連通孔の開口部断面積をチューニングすると充分な開口部断面積が取れず、副気室とタイヤ空気室の連通が不充分となり、消音性能を充分発揮できないという問題があった。
そこで、本発明は、副気室部材の連通孔の所定の長さおよび開口部断面積を確保可能であるとともに、量産性を向上させることができる車両用ホイールを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、副気室部材をホイールのタイヤ空気室側に固定した車両用ホイールであって、前記副気室部材は、中空パイプを加工してなるもので、前記中空パイプの両端部を潰し加工することによりその内部に形成される副気室と、前記副気室と前記タイヤ空気室を連通する連通孔と、を有して形成され、前記副気室と前記連通孔とでヘルムホルツレゾネータが構成され、前記連通孔は、前記潰し加工をした箇所の一部に設けられ、この箇所の外側端部において一端が前記タイヤ空気室に開口し、他端が前記副気室に開口する空洞によって形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、中空パイプの両端部を潰し加工することで、容易に気密性のある副気室を形成することができる。また、連通孔は、潰し加工をした箇所の一部に設けられる空洞であるため、潰し加工をした箇所の長さ分だけ長くすることができ、副気室部材の壁厚(中空パイプの壁厚)以上の所定の長さを確保することができる。これにより所定の開口部断面積も確保することができる。さらに、連通孔は、副気室部材の端部(中空パイプの端部)に形成され、リムに直交する向きに突出するものではないため、タイヤ組付け性を妨げずに大首長化および開口部断面積の大型化を図ることができる。また、中空パイプを潰し加工することで、副気室の形成と同時に連通孔を形成するため、従来よりも工数を削減することができる。
そして、副気室部材とホイールとの結合に際して気密性を考慮しなくても済むので、従来技術のように複雑な板組みと気密性の高い高精度な結合方法を用いる必要がなくなる。
さらに、副気室部材をホイールに結合する前に副気室部材単独で共鳴周波数の確認および修正が可能なので不良品を削減できる。
これにより、従来技術において生じていた製造工数や製造コストの増大を抑えることができ、量産性を向上させることができる。
なお「所定の長さ」とは、中空パイプの壁厚以上の長さであり、後記する実施形態におけるレゾネータの共鳴周波数を求める式に合わせて適宜設定される。
請求項2に記載の発明は、副気室部材をホイールのタイヤ空気室側に固定した車両用ホイールであって、前記副気室部材は、中空パイプを加工してなるもので、前記中空パイプの一端を潰し加工するとともに、その他端の開口部に前記中空パイプの壁厚より肉厚の蓋部材を装着することにより前記中空パイプの内部に形成される副気室と、前記副気室と前記タイヤ空気室を連通する連通孔と、を有して形成され、前記副気室と前記連通孔とでヘルムホルツレゾネータが構成され、前記連通孔は、前記蓋部材に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、中空パイプの一端部を潰し加工するとともに、その他端の開口部に蓋部材を装着することで、容易に気密性のある副気室を形成することができる。また、連通孔は、肉厚の蓋部材に設けられるものであるため、副気室部材の壁厚(中空パイプの壁厚)以上の所定の長さを確保することができる。これにより所定の開口部断面積も確保することができる。さらに、連通孔は、中空パイプの他端に装着された蓋部材に形成され、リムの周面に直交する向きに突出するものではないため、タイヤ組付け性を妨げずに大首長化および開口部断面積の大型化を図ることができる。
そして、副気室部材とホイールとの結合に際して気密性を考慮しなくても済むので、従来技術のように複雑な板組みと気密性の高い高精度な結合方法を用いる必要がなくなる。
さらに、副気室部材をホイールに結合する前に副気室部材単独で共鳴周波数の確認および修正が可能なので不良品を削減できる。
これにより、従来技術において生じていた製造工数や製造コストの増大を抑えることができ、量産性を向上させることができる。
なお「所定の長さ」とは、中空パイプの壁厚以上の長さであり、後記する実施形態におけるレゾネータの共鳴周波数を求める式に合わせて適宜設定される。
請求項3に記載の発明は、副気室部材をホイールのタイヤ空気室側に固定した車両用ホイールであって、前記副気室部材は、中空パイプを加工してなるもので、前記中空パイプの両端部を潰し加工することによりその内部に形成される副気室と、前記副気室と前記タイヤ空気室を連通する連通孔と、を有して形成され、前記副気室と前記連通孔とでヘルムホルツレゾネータが構成され、前記連通孔は、前記副気室部材の壁部に取り付けた連通パイプにより構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、中空パイプの両端部を潰し加工することで、容易に気密性のある副気室を形成することができる。また、連通孔は、副気室部材の壁部に取り付けた連通パイプにより構成されているので、副気室部材の壁厚(中空パイプの壁厚)以上の所定の長さを確保することができる。これにより所定の開口部断面積も確保することができる。
そして、副気室部材とホイールとの結合に際して気密性を考慮しなくても済むので、従来技術のように複雑な板組みと気密性の高い高精度な結合方法を用いる必要がなくなる。
さらに、副気室部材をホイールに結合する前に副気室部材単独で共鳴周波数の確認および修正が可能なので不良品を削減できる。
これにより、従来技術において生じていた製造工数や製造コストの増大を抑えることができ、量産性を向上させることができる。
なお「所定の長さ」とは、中空パイプの壁厚以上の長さであり、後記する実施形態におけるレゾネータの共鳴周波数を求める式に合わせて適宜設定される。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車両用ホイールにおいて、前記壁部は、前記潰し加工した箇所に隣接する縦壁部であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、連通パイプが取り付けられる壁部が、潰し加工した箇所に隣接する縦壁部であり、連通パイプがリムの周面に直交する向きに突出しないように取り付けられているため、タイヤ組付け性を妨げずに大首長化および開口部断面積の大型化を図ることができる。
本発明の車両用ホイールによれば、副気室部材の連通孔は、副気室部材の壁厚(中空パイプの壁厚)以上の所定の長さおよび所定の開口部断面積を確保することができる。これにより、副気室容量を最大限に活かした消音効果を発揮することができる。
また、副気室部材をホイールに取り付けるに際し、高精度な結合方法を用いる必要がないため、製造工数や製造コストの増大を抑えることができる。これにより、量産性を向上させることができる。
[第1の実施形態]
以下、本発明に係る車両用ホイールの第1の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は、本実施形態に係る車両用ホイールの斜視図である。また、図2は、図1の車両用ホイールにタイヤを装着した車輪の要部正面断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る車両用ホイール10は、タイヤ20(図2参照)を装着するためのリム11と、このリム11を図示しないハブに連結するためのディスク12と、リム11に設けられる副気室部材13とから構成される。
図2に示すように、リム11は、幅方向の両端部に形成されるビードシート部11a,11aと、このビードシート部11a,11aから外側に向けてL字状に屈曲したリムフランジ部11b,11bと、ビードシート部11a,11a間において径方向内側に凹んだウェル部11cと、を有する。
ビードシート部11aには、タイヤ20のビード部21aが装着される。これにより、リム11とタイヤ20の内周面の間に環状の密閉空間からなるタイヤ空気室MCが形成される。なお、タイヤ20に関して、符号21はタイヤ本体、符号22はインナライナを示す。
ウェル部11cは、タイヤ20をリム11に組み付けるリム組時に、タイヤ20のビード部21a,21aを落とし込むために設けられている。ウェル部11cには、ディスク12の面(ホイールディスク面)から離間した側に、後記する副気室部材13が取り付けられている。このように副気室部材13を配置することで、リム組時の副気室部材13の変形や損傷を防止することができる。なお、ウェル部11cは、ディスク12の軸方向の長さを可能な限り広く取られている。これにより、リム11の軽量化を図ることができる。なお、軽量化されるのは、リム11において、径方向内側に位置するウェル部11cの割合を大きくすることで、径方向外側に位置するビードシート部11aの割合が相対的に小さくなるためである。
ディスク12は、リム11の車両外側端部から径方向内側に連続して形成される。前記リム11とディスク12とは、例えば、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の軽量高強度材料等から製造される。なお、これらの材料は限定されるものではなく、スチール(鋼)等から形成されるものであってもよい。また、車両用ホイール10は、スポークホイールであってもよい。
図3(a)は、中空パイプ(加工前の副気室部材)を示す斜視図であり、(b)は、副気室部材を示す斜視図である。また、図4は、副気室部材を取り付けた車両用ホイールの側面断面図である。
副気室部材13は、図3(b)に示すように、全体としてウェル部11c(図2参照)の周面に沿うような湾曲形状に形成された中空部材である。副気室部材13は、内部に形成された副気室SCと、両端部に形成されたフランジ部13a,13aと、一方のフランジ部13aの一部に形成された連通孔13bと、を有している。副気室SCの容積は、約20〜300ccに設計されている。また、連通孔13bは、フランジ部13aの幅方向一方側に寄せられて設けられており、図4に示すように、一端がタイヤ空気室MCに開口し、他端が副気室SCに開口する空洞によって所定の長さ(例えば、1〜30mm)および所定の開口部断面積(例えば、1〜200mm2)を有して形成されている。所定の長さは、連通孔13bが形成されたフランジ部13aの長さと略同一であって、後記するレゾネータの共鳴周波数を求める式(式1)により、適宜設定される。
この副気室部材13は、図3(a)に示す円形の中空パイプPを加工(プレス一体成形)することで形成される。ここで、中空パイプPは、特に限定するものではないが、その壁厚が約0.3〜1.6mmの薄肉なものを用いることが好ましい。これにより、軽量化を図ることができる。また、中空パイプPの長さは、ウェル部11cの周長の約1/4とする。さらに、中空パイプPの材質としては、鉄、アルミニウム合金、ステンレス等の一般的な金属材料や熱可塑性樹脂、その他のプラスチックス等を用いることができる。例えば、中空パイプPの材料として錆びに弱い金属材料を用いる場合は、形成前に予め表面処理を施しておくことが好ましい。
図3(b)に示す副気室部材13は、このような中空パイプP(図3(a)参照)の一方の端部に連通孔13b用の円柱状の治具(図示せず)を挿入した状態で、その長さ方向の端部Pa,Paを潰し加工するとともに、ウェル部11c(図2参照)の周面に沿うように全体として湾曲させることで、形成される。すなわち、中空パイプPを潰し加工することにより、端部Pa,Paがフランジ部13a,13aとなる。また、治具によって連通孔13bが所定の長さおよび開口部断面積を有して形成される。また同時に、その内部に副気室SCが形成される。この加工により、連通孔13bと副気室SCが同時に形成され、連通孔13bをドリルなどの切削工具や打抜き用の工具等で形成する必要がないため、工数を削減することができる。
図4に示すように、副気室部材13は、フランジ部13a,13a上の部位S1,S2(図3(b)も参照)において、フランジ部13a,13aとウェル部11cとがスポット溶接(二枚スポット溶接)されることで、リム11に固定されている。なお、副気室部材13の結合方法は、スポット溶接に限定されず、アーク溶接等の他の溶接、摩擦攪拌接合、接着剤による結合や、ボルトとナットによる締結、カシメ等、一般的な工業製品の結合方法を用いることができる。また、このような副気室部材13は、リム11のウェル部11cの周方向に沿って、4つ取り付けられている。これにより、車両用ホイール10において4つの副気室SCが形成される。なお、副気室SCの数は、3つ以下であってもよいが、消音効率を向上させるためには4つ以上であることが好ましい。このように副気室部材13が取り付けられることで、連通孔13bを介して副気室SCとタイヤ空気室MCとが連通する。
以上、説明した副気室SCと連通孔13bは、ヘルムホルツ・レゾネータを構成する。次の(式1)は、このレゾネータの共鳴周波数を求める式である。
0=C/2π×√(S/V(L+α×√S))・・・(式1)
0(Hz):共鳴周波数
C(m/s):副気室SC内部の音速(=タイヤ空気室MC内部の音速)
V(m3):副気室SCの容積
L(m):連通孔13bの長さ
S(m2):連通孔13bの開口部断面積
α:補正係数
この(式1)で求められる共鳴周波数f0をタイヤ空気室MCの共鳴周波数に合わせることで、タイヤ空気室MC内で発生する共鳴音を低減することができる。なお、この共鳴周波数f0を合わせるため、連通孔13bの長さL、連通孔13bの開口部断面積S、副気室SCの容積Vを適宜設定している。
以上によれば、本実施形態において、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、中空パイプPの端部Pa,Paを潰し加工することで、容易に気密性のある副気室SCを形成することができる。
本実施形態では、連通孔13bは、潰し加工をした箇所であるフランジ部13aの一部に設けられる空洞であるため、潰し加工をした箇所の長さ分だけ長くすることができ、副気室部材13の壁厚以上の所定の長さを確保することができる。また、これに合わせて所定の開口部断面積も確保することができる。そのため、副気室容量を最大限に活かした消音効果を発揮することができる。さらに、連通孔13bは、副気室部材13のフランジ部13aに形成され、リム11の周面に直交する向きに突出するものではないため、タイヤ組付け性を妨げずに大首長化および開口部断面積の大型化を図ることができる。そして、連通孔13bが副気室部材13の端部に設けられ、連通孔13bの開口部と副気室SC内の対向壁までの距離が長く確保されているため、空気の反射の影響による消音効果の低減を防止することができる。
本実施形態では、副気室部材13を作製する際、中空パイプPの端部Paを潰し加工することで連通孔13bと副気室SCとが同時に形成されるため、従来よりも工数を削減することができる。また、連通孔13bを別部材で構成するのではなく副気室部材13と一体に構成することから、別部材の副気室部材への固定が不要となるため、生産性が向上し、また、部品点数、製造コストおよび重量の増大を最小限に抑えることができる。
本実施形態では、副気室部材13をリム11に取り付けるに際し、高精度な結合方法を用いる必要がないため、製造工数や製造コストの増大を抑えることができる。これにより、量産性を向上させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態では、断面視円形の連通孔13bを形成したが、連通孔13bの形状は限定されるものではなく、例えば、角形、楕円形、多角形等種々の形状に形成することができる。
また、次のように変形して実施することもできる。図5(a)は第1の実施形態の変形例1に係る副気室部材の要部拡大斜視図、(b)は第1の実施形態の変形例2に係る副気室部材の要部拡大斜視図、(c)は第1の実施形態の変形例3に係る副気室部材の要部拡大斜視図である。
前記実施形態では、連通孔13bをフランジ部13aの幅方向一方側に寄せて形成したが(図3(b)参照)、連通孔13bの位置は限定されるものではない。例えば、図5(a)に示すように、副気室部材13Aにおいて、連通孔13b’をフランジ部13aの幅方向中央に形成するものであってもよい。この場合、フランジ部13aの幅方向両側の部位S2’で、リム11にスポット溶接することができる。また、連通孔13bを第1の実施形態とは幅方向反対側に寄せて形成するものであってもよい。
前記実施形態では、中空パイプPの端部Pa(図3(a)参照)を潰し加工する際、図示しない治具で連通孔13bを形成することとしたが、治具を用いないで、連通孔を形成することもできる。
例えば、図5(b)に示すように、副気室部材13Bの作製の際、中空パイプPの一方の端部Pa(図3(a)参照)に別部材の連通パイプ14Bを挿入しておき、この状態で潰し加工をすることによって、連通パイプ14Bによる連通孔を形成してもよい。
例えば、図5(c)に示すように、副気室部材13cの作製の際、前記した連通パイプ14Bの代わりに中央に溝Dを有するU字プレート14Cを用いてもよい。すなわち、中空パイプPの端部Pa(図3(a)参照)を潰し加工しながら、その開口部にU字プレート14Cを挿入し、U字プレート14Cの溝Dにより連通孔を形成してもよい。この場合、溝Dの両側の部位S2”で、リム11にスポット溶接することができる。
これらの変形例によれば、第1の実施形態と同様の効果に加え、治具の取外し等の手間を省略することができるとともに、連通パイプ14BやU字プレート14Cで連通孔の長さおよび開口部断面積の設定が容易であることから、周波数のチューニングも容易にすることができる。なお、前記した連通パイプ14BやU字プレート14Cの材質は、特に限定されるものではなく、例えば、金属材料、熱可塑性樹脂、その他のプラスチックス、ゴム等を用いることができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態における副気室部材の構成のみを変更したものである。具体的には、第2の実施形態に係る副気室部材は、前記同様に中空パイプP(図3(a)参照)を加工してなるものであるが、両端部Pa,Paを潰し加工して作製される第1の実施形態に係る副気室部材13と異なり、中空パイプPの一方の端部Paのみを潰し加工して作製されるものである。
図6(a)は第2の実施形態に係る副気室部材の要部拡大斜視図、(b)は第2の実施形態に係る副気室部材の要部拡大断面図である。なお、図6では、副気室部材における潰し加工された一方の端部(連通孔のない方のフランジ部)は、第1の実施形態(図3(b)参照)と同一であるので図示省略する。
図6(a),(b)に示すように、第2の実施形態に係る副気室部材15は、第1の実施形態の副気室部材13と同様に全体としてウェル部11cの周面に沿うような湾曲形状に形成された中空部材である。副気室部材15は、中空パイプP(図3(a)参照)の潰し加工されていない方の端部15aの開口部に、蓋部材16を軽圧入することで装着して構成されている。これにより、その内部には、副気室SCが形成される。なお、中空パイプPの端部側には、その端部を切り欠いて、その一部をウェル部11cの周面に沿うように延出させた延出部15bが形成されている。
蓋部材16は、例えば、金属材料からなるもので、蓋部本体16aと、取付部16bとから断面略L字状に形成されている。蓋部材16の材質は、金属材料のほか、熱可塑性樹脂、その他のプラスチックス、ゴム等からなるものであってもよい。
蓋部本体16aは、中空パイプの開口部を覆う部材であり、中空パイプP(図3(a)参照)の壁厚より肉厚に形成されている。蓋部本体16aの中央部には、タイヤ空気室MCと副気室SCとを連通する連通孔16cが形成されている。連通孔16cは、肉厚の蓋部本体16aにバーリング加工により形成されており、これにより、連通孔16cの所定の長さが確保されている。取付部16bは、中空パイプの端部15aから延出する延出部15bとともに、リム11に取り付けられる部分である。
このように構成された副気室部材15は、部位S3において、取付部16b、延出部15b、およびウェル部11cがスポット溶接(三枚スポット溶接)されることで、リム11に固定されている。
以上、説明した副気室SCと連通孔16cは、ヘルムホルツ・レゾネータを構成する。従って、前記した(式1)で求められる共鳴周波数f0をタイヤ空気室MCの共鳴周波数に合わせることで、タイヤ空気室MC内で発生する共鳴音を低減することができる。なお、この共鳴周波数f0を合わせるため、連通孔16cの長さL、連通孔16cの開口部断面積S、副気室SCの容積Vを適宜設定している。
以上によれば、本実施形態において、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、中空パイプの一方の端部(図示せず)を潰し加工するとともに、その他端の端部15aの開口部に蓋部材16を装着することで、容易に気密性のある副気室SCを形成することができる。
本実施形態では、連通孔16cは、蓋部材16にバーリング加工により設けられるものであるため、副気室部材15の壁厚以上の所定の長さを確保することができる。また、これに合わせて所定の開口部断面積も確保することができる。そのため、副気室容量を最大限に活かした消音効果を発揮することができる。さらに、連通孔16cは、副気室部材15の端部15aに装着された蓋部材16に形成され、リム11の周面に直交する向きに突出するものではないため、タイヤ組付け性を妨げずに大首長化および開口部断面積の大型化を図ることができる。そして、連通孔16cが副気室部材15の端部に設けられ、連通孔16cの開口部と副気室SC内の対向壁までの距離が長く確保されているため、空気の反射の影響による消音効果の低減を防止することができる。
本実施形態では、副気室部材15をリム11に取り付けるに際し、高精度な結合方法を用いる必要がないため、製造工数や製造コストの増大を抑えることができる。これにより、量産性を向上させることができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態における副気室部材の構成のみを変更したものである。具体的には、第3の実施形態に係る副気室部材は、前記同様に中空パイプP(図3(a)参照)を加工してなるものであるが、中空パイプPを潰し加工した箇所の一部に連通孔を一体成形して作製される第1の実施形態に係る副気室部材13と異なり、別部材を取り付けることで連通孔を構成して作製されるものである。
図7(a)は第3の実施形態に係る副気室部材の要部拡大斜視図、(b)は第3の実施形態に係る副気室部材の要部拡大断面図である。なお、図7では、副気室部材における連通孔が形成されない方の端部は、第1の実施形態(図3(b)参照)と同一であるので図示省略する。
図7(a),(b)に示すように、第3の実施形態に係る副気室部材17は、第1の実施形態の副気室部材13と同様に全体としてウェル部11cの周面に沿うような湾曲形状に形成された中空部材である。副気室部材17は、中空パイプの両端部を潰し加工することで形成されたフランジ部17a(一方のみ図示)を有している。これにより、その内部には、副気室SCが形成される。
副気室部材17には、タイヤ空気室MCと副気室SCとを連通する連通パイプ18(連通孔)を有している。この連通パイプ18は、所定の長さを有しており、副気室SCの輪郭の一部を構成するとともにフランジ部17aに隣接する縦壁部17b(フランジ部17aからの立ち上がり壁部)に、圧入により取り付けられている。連通パイプ18の材質は、特に限定されるものではなく、例えば、金属材料、熱可塑性樹脂、その他のプラスチックス、ゴム等を用いることができる。
このように構成された副気室部材17は、部位S4において、フランジ部17aとウェル部11cとがスポット溶接(二枚スポット溶接)されることで、リム11に固定されている。
以上、説明した副気室SCと連通パイプ18は、ヘルムホルツ・レゾネータを構成する。従って、前記した(式1)で求められる共鳴周波数f0をタイヤ空気室MCの共鳴周波数に合わせることで、タイヤ空気室MC内で発生する共鳴音を低減することができる。なお、この共鳴周波数f0を合わせるため、連通孔(連通パイプ18)の長さL、連通孔(連通パイプ18)の開口部断面積S、副気室SCの容積Vを適宜設定している。
以上によれば、本実施形態において、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、中空パイプの両端部(一方のみ図示)を潰し加工することで、容易に気密性のある副気室SCを形成することができる。
本実施形態では、別部材の連通パイプ18を取り付けて連通孔を構成しているので、副気室部材17の壁厚以上の所定の長さを確保することができる。また、これに合わせて連通孔の所定の開口部断面積も確保することができる。そのため、副気室容量を最大限に活かした消音効果を発揮することができる。さらに、連通パイプ18は、副気室部材17の縦壁部17bに取り付けられ、リム11の周面に直交する向きに突出するものではないため、タイヤ組付け性を妨げずに大首長化および開口部断面積の大型化を図ることができる。
また、連通パイプ18は、縦壁部17bに設けるものであるため、連通パイプ18の開口部と副気室SC内の対向壁までの距離が長く確保されているため、空気の反射の影響による消音効果の低減を防止することができる。
本実施形態では、副気室部材17をリム11に取り付けるに際し、高精度な結合方法を用いる必要がないため、製造工数や製造コストの増大を抑えることができる。これにより、量産性を向上させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
図8(a)は第3の実施形態の変形例に係る副気室部材の斜視図、(b)は第3の実施形態の変形例に係る副気室部材の要部拡大断面図である。
前記実施形態では、連通パイプ18を縦壁部17bに取り付ける構成としたが、この取付位置は限定されるものではない。例えば、図8(a),(b)に示すように、変形例に係る副気室部材17Aにおいて、連通パイプ19は、副気室部材17の上部壁17cに圧入により設けるものであってもよい。この場合、連通パイプ19に段差部19aを設け、この段差部19aを、上部壁17cに設けた凹部17dに取り付けるようにするとよい。これにより、連通パイプ19が、リム11のウェル部11cに直交する向きに突出しないようにすることができ、タイヤ組付け性を妨げないようにすることができる。
前記実施形態では、副気室部材(15,17等)をリム11のウェル部11cにスポット溶接することとしたが、副気室部材の取付手段は限定されるものではなく、アーク溶接等の他の溶接、摩擦攪拌接合、接着剤による結合や、ボルトとナットによる締結、カシメ等、一般的な工業製品の結合方法を用いることができる。
前記実施形態では、副気室部材(13,15,17等)をウェル部11cのディスク12の面から離れた側に取り付ける構成としたが、この取付位置は限定されるものではない。例えば、ウェル部11cの幅方向中央位置に取り付けてもよいし、ディスク12の面に近接する側に取り付けてもよい。
前記実施形態では、1つの副気室部材(13,15,17等)に1つの副気室SCを形成する構成としたが、副気室部材の構造は限定されるものではなく、例えば、中空パイプの両端部とともに中央部を潰し加工することで、副気室を2つ、またはそれ以上形成するようにしてもよい。また、副気室部材の長さ、容積、連通孔(13b,16c等)の長さ、開口部断面積も適宜設定変更可能である。
本実施形態に係る車両用ホイールの斜視図である。 図1の車両用ホイールにタイヤを装着した車輪の要部正面断面図である。 (a)は、中空パイプ(加工前の副気室部材)を示す斜視図であり、(b)は、副気室部材を示す斜視図である。 副気室部材を取り付けた車両用ホイールの側面断面図である。 (a)は第1の実施形態の変形例1に係る副気室部材の要部拡大斜視図、(b)は第1の実施形態の変形例2に係る副気室部材の要部拡大斜視図、(c)は第1の実施形態の変形例3に係る副気室部材の要部拡大斜視図である。 (a)は第2の実施形態に係る副気室部材の要部拡大斜視図、(b)は第2の実施形態に係る副気室部材の要部拡大断面図である。 (a)は第3の実施形態に係る副気室部材の要部拡大斜視図、(b)は第3の実施形態に係る副気室部材の要部拡大断面図である。 (a)は第3の実施形態の変形例に係る副気室部材の斜視図、(b)は第3の実施形態の変形例に係る副気室部材の要部拡大断面図である。
符号の説明
10 車両用ホイール
11 リム
12 ディスク
13,13A,13B,13C 副気室部材
13a フランジ部
13b 連通孔
15 副気室部材
16 蓋部材
16c 連通孔
17,17A 副気室部材
17a フランジ部
17b 縦壁部
18,19 連通パイプ
MC タイヤ空気室
P 中空パイプ
Pa 端部
SC 副気室

Claims (4)

  1. 副気室部材をホイールのタイヤ空気室側に固定した車両用ホイールであって、
    前記副気室部材は、
    中空パイプを加工してなるもので、前記中空パイプの両端部を潰し加工することによりその内部に形成される副気室と、前記副気室と前記タイヤ空気室を連通する連通孔と、を有して形成され、
    前記副気室と前記連通孔とでヘルムホルツレゾネータが構成され、
    前記連通孔は、
    前記潰し加工をした箇所の一部に設けられ、この箇所の外側端部において一端が前記タイヤ空気室に開口し、他端が前記副気室に開口する空洞によって形成されていることを特徴とする車両用ホイール。
  2. 副気室部材をホイールのタイヤ空気室側に固定した車両用ホイールであって、
    前記副気室部材は、
    中空パイプを加工してなるもので、前記中空パイプの一端を潰し加工するとともに、その他端の開口部に前記中空パイプの壁厚より肉厚の蓋部材を装着することにより前記中空パイプの内部に形成される副気室と、前記副気室と前記タイヤ空気室を連通する連通孔と、を有して形成され、
    前記副気室と前記連通孔とでヘルムホルツレゾネータが構成され、
    前記連通孔は、
    前記蓋部材に形成されていることを特徴とする車両用ホイール。
  3. 副気室部材をホイールのタイヤ空気室側に固定した車両用ホイールであって、
    前記副気室部材は、
    中空パイプを加工してなるもので、前記中空パイプの両端部を潰し加工することによりその内部に形成される副気室と、前記副気室と前記タイヤ空気室を連通する連通孔と、を有して形成され、
    前記副気室と前記連通孔とでヘルムホルツレゾネータが構成され、
    前記連通孔は、
    前記副気室部材の壁部に取り付けた連通パイプにより構成されていることを特徴とする車両用ホイール。
  4. 前記壁部は、前記潰し加工した箇所に隣接する縦壁部であることを特徴とする請求項3に記載の車両用ホイール。
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