JP4544664B2 - テレビジョン受像機の選局方法とテレビジョン受像機 - Google Patents
テレビジョン受像機の選局方法とテレビジョン受像機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4544664B2 JP4544664B2 JP22701099A JP22701099A JP4544664B2 JP 4544664 B2 JP4544664 B2 JP 4544664B2 JP 22701099 A JP22701099 A JP 22701099A JP 22701099 A JP22701099 A JP 22701099A JP 4544664 B2 JP4544664 B2 JP 4544664B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- channel selection
- input
- broadcast
- television receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/50—Tuning indicators; Automatic tuning control
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/40—Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
- H04N21/47—End-user applications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/40—Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
- H04N21/47—End-user applications
- H04N21/482—End-user interface for program selection
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン受像機の選局方法とテレビジョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のテレビジョン受像機の選局方法としては、例えば、特開平5−90907号公報に記載されたものが一般に知られている。このテレビジョン受像機のチューナ部は、例えば、FM・AMラジオやカセットテープレコーダを備えたオーディオ装置にテレビジョン放送の受信機能を設けた車載用のものである。
【0003】
図5に示すように、このテレビジョン受像機のチューナ部21は、カセットテープなどを挿入する挿入口22と、受信中の周波数や時刻などを表示する表示部23と、音量調整するボリューム24と、再生スイッチ25aと、早送りスイッチ25bと、巻戻しスイッチ25cと、停止スイッチ25dと、放送チャンネルを上下に切り替えるためのアップスイッチ26,ダウンスイッチ27で構成される選局スイッチ28と、放送チャンネルに対応した受信周波数を記憶する記憶部29と、これらのチューナ部21の各構成や放送受信用のアンテナを有する受信部(図示せず)などを制御する制御部30とで構成されている。
【0004】
ここで、このテレビジョン受像機の選局方法について説明する。
記憶部29の記憶領域には、複数の放送チャンネルごとの受信周波数がそれぞれ記憶されており、このように記憶設定された時点でこの記憶領域を最大記憶領域とし、記憶部29に設定された最大領域内の受信周波数を選局スイッチ28としてのアップスイッチ26,ダウンスイッチ27により切り換えることによって、プリセットキーの数量を少なくし、しかも記憶された受信周波数のみの選局を行うことが可能な選局方法として知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前述の従来のテレビジョン受像機の選局方法では、プリセットされた放送チャンネル数が非常に多い場合には、図5に示したアップスイッチ26,ダウンスイッチ27を使用者が操作して非常に多い複数の放送チャンネルの中から目的の放送チャンネルに切り換えることになり、目的の放送チャンネルを選択するのに多大な負担がかかってしまうという問題がある。
【0006】
そこで、このアップスイッチ26,ダウンスイッチ27に替えて、選局スイッチ28を0から9の整数ごとの操作キーで構成したテレビジョン受像機も考えられる。例えば、地上波放送のようにプリセットされた放送チャンネル数が比較的少なく通常1桁あるいは2桁の放送チャンネルの選局方法と、デジタルCS(Communication Satellite )チューナのようにプリセットされた放送チャンネル数が非常に多く3桁以上の放送チャンネルの選局方法とを、地上波放送とBS(Broadcasting Satellite)放送とCS放送などを切り替えるチューナ切り替え手段を用いずに、放送チャンネル番号だけでどちらのチューナも選局できるテレビジョン受像機を実現する方法としては、放送チャンネル数の多い場合の選局方法に合わせて放送チャンネルの桁数を例えば3桁の固定長にすることが考えられるが、従来の地上波放送などの1桁選択のチャンネルを選択する場合には、CS放送と同様に3桁の番号を入力せねばならず使用者の負担が多い。
【0007】
この固定長に替えて、放送チャンネルの桁数を不定長にすることが考えられるが、この場合には、数字が確定した時点を判断するための何らかの確定手段としての確定ボタンを設けるあるいはタイムアウトするなどの手段が必要であり、前者の確定ボタンを設ける場合では使用者の押す操作ボタンの数が増え煩雑になってしまうし、後者のタイムアウトする場合ではタイムアウトするまでの時間を要し、どちらの確定手段によっても使用者の負担となる。また、使用者が地上波放送の1桁選局の放送チャンネルをあまり見ずCSチューナの3桁選局の放送チャンネルをよく見る場合には、可変長にした場合にも使用者はこの3桁選局の放送チャンネルを見るため頻繁に3桁の入力を行う必要がある。
【0008】
本発明は、必要最小限の操作回数で素早く放送チャンネルの選局が可能で使用者の負担を軽減し省スペース化を実現するテレビジョン受像機の選局方法とテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のテレビジョン受像機の選局方法は、受信した放送波のうちで指示された放送チャンネルの映像を表示するテレビジョン受像機において、放送チャンネルを選局するに際し、選択しようとする放送チャンネルに対応する選局番号が入力される入力手段に、複数の整数のうちの特定の整数以外の整数が入力されると次の入力を待ち、前記特定の整数が入力されるとこれを含む入力済みの整数を入力順に配列して前記選局番号を確定し、確定した前記選局番号に対応する放送チャンネルを選局して映像表示するものである。
【0010】
本発明によると、必要最小限の操作回数で素早く放送チャンネルの選局が可能で使用者の負担を軽減し省スペース化を実現するテレビジョン受像機の選局方法を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、受信した放送波のうちで指示された放送チャンネルの映像を表示するテレビジョン受像機において、放送チャンネルを選局するに際し、選択しようとする放送チャンネルに対応する選局番号が入力される入力手段に、複数の整数のうちの特定の整数以外の整数が入力されると次の入力を待ち、前記特定の整数が入力されるとこれを含む入力済みの整数を入力順に配列して前記選局番号を確定し、確定した前記選局番号に対応する放送チャンネルを選局して映像表示するテレビジョン受像機の選局方法としたものであり、使用者にとって必要最小限の操作回数で選局番号を入力することができ、選局番号の入力の際に前記特定の整数が入力された時点でこの選局番号を確定することができ、素早く放送チャンネルを選局することができ、使用者の負担を軽減することができ、従来のような確定ボタンやタイムアウト手段を不必要にすることができ、省スペース化を実現することができる。
【0012】
本発明の請求項2に記載の発明は、受信した放送波のうちで指示された放送チャンネルの映像を表示するテレビジョン受像機において、複数の整数ごとの操作キーを有し選択しようとする放送チャンネルに対応する選局番号の入力を受け付ける入力手段と、入力手段への前記選局番号の入力の際に前記複数の整数のうちの特定の整数が入力されると、これを含む入力済みの整数を入力順に配列して前記選局番号を確定し、この確定した選局番号に対応する放送チャンネルの選局を指示する選局制御手段とを設けたテレビジョン受像機としたものであり、前記請求項1記載のテレビジョン受像機の選局方法を実現することができる。
【0013】
本発明の請求項3に記載の発明は、入力手段の複数の整数ごとの操作キーを、0から9の整数ごとの操作キーとした請求項2記載のテレビジョン受像機としたものであり、0から9までの整数ごとの操作キーのみで選局番号を入力し確定することができ、従来のような確定ボタンやタイムアウト手段を不必要にすることができ、省スペース化を実現することができる。
【0016】
以下、本発明のテレビジョン受像機の選局方法とテレビジョン受像機を具体的な実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1に示した本発明の実施の形態1のテレビジョン受像機は、前述の従来例と同様に、受信した放送波のうちで指示された放送チャンネルの映像を表示するテレビジョン受像機であって、複数の整数としての0から9の整数ごとの操作キー1a〜1jを有し選択しようとする放送チャンネルに対応する選局番号の入力を受け付ける入力手段としてのチャンネル入力手段1と、このチャンネル入力手段1への前記選局番号の入力の際に0から9の整数のうちの特定の整数としての偶数の整数が入力されると、これを含む入力済みの整数を入力順に配列して前記選局番号を確定し、この確定した選局番号に対応する放送チャンネルの選局を指示する選局制御手段2とを設けた点が前述の従来例とは異なっている。
【0017】
選局制御手段2は、使用者によるチャンネル入力手段1への選局番号の入力の際に、0から9の整数のうちで奇数が入力されると引き続き次の入力を待ち、偶数の整数が入力されると、これを含む入力済みの整数を入力順に配列して選局番号を確定し(確定ルール)、この確定した選局番号に対応する放送チャンネルを選局するよう受信手段3に指示する選局手段4と、選局番号と放送チャンネルとの対応を選局手段4に指示するプリセット手段5とで構成されている。なお、表示手段6は、CRT(Cathod Ray Tube )や液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなど映像を表示する表示装置である。
【0018】
ここで、このテレビジョン受像機の選局動作について具体的に説明する。
このテレビジョン受像機を初めて使い始める際には、プリセット手段5によって、図2,図3に示すように、受信する放送チャンネルと選局番号との対応を選局手段4に設定する。
例えば、図2に示すように、放送局が予め前記確定ルールに基づいて放送チャンネルの選局番号を設定している場合には、この放送局が設定した選局番号と同一番号を選局番号として設定する。放送局の全ての放送チャンネルと選局番号とは共に偶数で同一番号であり、偶数で終端符号としている。
【0019】
例えば、図3に示すように、放送局が前記確定ルールに基づいて放送チャンネルの選局番号の設定をしていない場合には、放送局が決めた放送チャンネルを前記確定ルールに基づいて変更を行い放送チャンネルと選局番号とを対応させるチャンネル設定を行う。地上波の2ch〜12chは放送チャンネルと選局番号とが同一番号であるのでこの番号をそのまま選局番号として設定しているが、それら以外では放送チャンネルと選局番号とが異なっており、例えば、地上波の19chを選局番号「14」に、BSの5chを選局番号「30」に設定するなど、その他の残りの放送チャンネルを適宜に偶数の選局番号に設定する。このように、地上波,BS,CS等の本テレビジョン受像機で受信可能な放送チャンネルに対応する選局番号を全てこの確定ルールに基づいて決定する。この放送局の放送チャンネルと本テレビジョン受像機固有の選局番号との対応に関する情報は、使用者の要求によって表示手段6に表示するよう選局手段4を構成することで適宜確認することができる。
【0020】
全ての放送チャンネルを設定し終わった後に、使用者は実際にチャンネル入力手段1に選局番号を一桁ごとに順に入力する。
ここで、この選局手段4での選局番号の確定動作について具体的に説明する。
図4に示すように、選局手段4のステップS1では、チャンネル入力手段1に入力された一桁目の整数を受け付け、選局手段4のステップS2では、この一桁目の整数が偶数であるかどうかを判断し、奇数であれば引き続き入力があると判断してステップS1に戻り次の二桁目の整数の入力待ち状態になり、偶数であればステップS3に進み即時に入力状態を終了して入力された整数を選局番号として確定する。
【0021】
具体的には、「0」,「2」,「4」,「6」,「8」のような一桁の選局番号が入力されると、偶数が入力されたことによって入力状態が終わりであると即時に判断でき、また「10」,「32」,「90」等のように2桁目が偶数である選局番号が入力されると、2桁目に偶数が入力されたことによって入力状態が終わりであると即時に判断でき、また「190」,「310」,「332」等のように3桁目が偶数である選局番号が入力されると、3桁目に偶数が入力されたことによって入力状態が終わりであると即時に判断できる。
【0022】
選局手段4は、この確定した選局番号に対応する放送チャンネルを受信するよう受信手段3に指示し、受信手段3で受信した放送チャンネルの映像を表示手段6に表示する。
このように構成したため、選局番号に偶数が入力された時点でこの選局番号を確定することができるので、必要最小限の操作回数で、かつ素早く放送チャンネルを選局することができ、使用者の負担を軽減することができる。
【0023】
具体的には、地上波の放送チャンネルを「0」〜「18」などの偶数の選局番号に、BSの放送チャンネルを「30」〜「38」などの偶数の選局番号に、CS放送を「50」〜「998」などの偶数の選局番号に割り当てることによって、従来のようなチューナ切り替えボタン等の手段を用いることなく選局番号の数字を入力した時点で即時に対応するチューナの放送チャンネルを選局することができ、従来のようなチューナ切り替えボタン等の手段や入力した選局番号を確定するための確定ボタンを不必要にすることができ、チャンネル入力手段1を、選局機能に限ると0〜9の整数ごとの操作キー1a〜1jのみで構成しているので、それ以外の操作キーを不要にすることができ、省スペース化を実現することができる。
【0024】
放送局が設定している放送チャンネルの選局番号が前記確定ルールに従っていない場合には、本テレビジョン受像機固有の選局番号を付けることになるが、放送局がこの確定ルールに従って放送チャンネルの選局番号を設定している場合には、放送局の放送チャンネルと本テレビジョン受像機での選局番号とを一致させることができる。放送局がこの方法をもって例えば使用者へのおすすめチャンネルの桁数を短く割り当て、それ以外のチャンネルについては桁数を長く割り当てることによってチャンネルの差別化の効果もある。
【0025】
この実施の形態1では、選局手段4に、チャンネル入力手段1を介して入力された選局番号を確定する機能を持たせているが、チャンネル入力手段1にこの機能を持たせて確定した選局番号を選局手段4に入力するよう構成した場合であっても、前述と同様の効果を有する。
この実施の形態1では、チャンネル入力手段1の複数の整数ごとの操作キーを0から9の整数ごとの操作キー1a〜1jとしているが、チャンネル入力手段1を、0から9の整数ごとの操作キー1a〜1jのうちの一部の操作キー、または0から9の整数ごとの操作キー1a〜1jに新たな整数の操作キーを加えて構成した場合であっても、前述と同様の効果を有する。
【0026】
この実施の形態1では、放送チャンネルに対応する選局番号を偶数で3桁以内の整数としているが、3桁以外の桁数で偶数とする場合であっても、前述と同様の効果を有する。
この実施の形態1では、選局番号を偶数で終端符号としているが、奇数で終端符号とした場合や、0から9のうちの特定の数字、例えば「0」と「2」の数字のみを終端符号とした場合であっても、前述と同様の効果を有する。例えば、地上波放送のように1桁入力の番号を多く割り当てたい場合には終端数字を多く(但し9個以下)、CS放送のようなチャンネル数を多くとる場合には、終端数字を少なく割り当てることによって実際にそれぞれの桁に割り当てられるチャンネルの個数を変えることができる。
【0027】
(実施の形態2)
図5に示した本発明の実施の形態2のテレビジョン受像機は、前述の実施の形態1と同様に、受信した放送波のうちで指示された放送チャンネルの映像を表示するテレビジョン受像機であって、選択しようとする放送チャンネルに対応する選局番号の入力を受け付けるチャンネル入力手段1に入力された選局番号に対応する放送チャンネルの選択頻度を測定する処理部としてのチャンネル選択頻度測定手段7と、測定した前記選択頻度に応じた選局番号の再設定指示を受けると、放送チャンネルの選択頻度が高くなるに従って小さい選局番号を新たに割り当てるよう再設定する選局番号変更手段8とを設けた点が前述の実施の形態1とは異なっている。
【0028】
選局番号変更手段8は、例えば、チャンネル選択頻度測定手段7による統計処理の結果からチャンネル番号をハフマン符号に変えるハフマン符号化手段9と、ハフマン符号化手段9によってハフマン符号化されたチャンネル設定をプリセットするプリセット手段10とで構成されている。このハフマン符号化とは、使用する符号の使用頻度に応じて符号の長さを変えて割り当て実際の使用条件において符号長が最小になるように符号化する符号化方法である。
【0029】
ここで、このテレビジョン受像機の選局動作について具体的に説明する。
このテレビジョン受像機を初めて使い始める際には、プリセット手段10によって、受信する放送チャンネルと選局番号との対応を選局手段4に予め初期設定しておく。
放送チャンネルの選択頻度を学習するための学習期には、使用者はプリセット手段10で初期設定された選局番号をチャンネル入力手段1に入力し、選局手段4はチャンネル入力手段1に入力された選局番号に対応する放送チャンネルを受信するよう受信手段3に指示し、受信手段3で受信したこの放送チャンネルを表示手段6に表示することを、前記学習期において繰り返し実行する。チャンネル選択頻度測定手段7は、チャンネル入力手段1に入力された選局番号を得ており、使用者の放送チャンネルの選択頻度を測定する。学習期に視聴した放送チャンネルについては、チャンネル選択頻度測定手段7によりその履歴が記憶されて残ることになる。
【0030】
このように使用者が本テレビジョン受像機を選択頻度を得る学習期としてある程度の期間使用し、選局番号の選択頻度に応じた再設定指示を使用者から受けることでこの学習期が終了すると、ハフマン符号化手段9はチャンネル選択測定手段7の結果に基づいて放送チャンネルの選択番号をハフマン符号に変え、このハフマン符号にしたがって使用頻度の高い放送チャンネルの選択番号を桁数の短い選択番号に、使用頻度の低い放送チャンネルの選択番号を桁数の長い選択番号に新たに割り当てるよう再設定する。この再設定された選択番号とこれに対応する放送チャンネルとの対応をプリセット手段10によって選局手段4にプリセットをやり直す。
【0031】
前記学習期の終了後の定常期には、この再プリセットされた選局番号に従って放送チャンネルの選局を行う。この再プリセットされた選局番号と放送チャンネルとの対応に関する情報は、使用者の要求によって表示手段6に表示するよう選局手段4を構成することで適宜確認することができる。
このように構成したため、使用者が視聴する放送チャンネルの選択頻度に応じて、放送チャンネルの選択番号を再設定することができ、使用者のチャンネル入力手段の操作回数を平均して減らすことができる。
【0032】
具体的には、使用者がよく視聴する放送チャンネルについては、短い桁数の選局番号を割り当て、それ以外の放送チャンネルについては長い桁数の選局番号を割り当てることができ、使用者は専ら短い桁数の選局番号の放送チャンネルを視聴するので、桁数の短い選局番号を入力して所望の放送チャンネルを選択することができ、操作回数を平均して減らすことができる。なお、再設定された選択頻度の高い所望の選局番号を表示手段6で確認してから選択しても、操作回数を平均して減らすことができる。
【0033】
また、例えば、放送局があらかじめ視聴率等でハフマン符号化しその結果に基づいて放送チャンネルの選局番号を決定し使用者がこれを定期的にプリセットを行うことによって視聴率の高い人気の放送チャンネルには短い桁数の選局番号が割り当てられそれ以外のチャンネルには桁数の長い選局番号が割り当てることができるのでチャンネルの差別化の効果もある。
【0034】
この実施の形態2では、使用者からの選局番号の選択頻度に応じた再設定指示により学習期を終了するよう構成しているが、使用者の選択番号の入力回数が所定の回数に到達すると選択頻度に応じた選局番号の再設定を自動的に実行するよう構成した場合であっても、前述と同様の効果を有する。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明のテレビジョン受像機の選局方法によれば、受信した放送波のうちで指示された放送チャンネルの映像を表示するテレビジョン受像機において、放送チャンネルを選局するに際し、選択しようとする放送チャンネルに対応する選局番号が入力される入力手段に、複数の整数のうちの特定の整数以外の整数が入力されると次の入力を待ち、前記特定の整数が入力されるとこれを含む入力済みの整数を入力順に配列して前記選局番号を確定し、確定した前記選局番号に対応する放送チャンネルを選局して映像表示することにより、使用者にとって必要最小限の操作回数で選局番号を入力することができ、選局番号の入力の際に前記特定の整数が入力された時点でこの選局番号を確定することができ、素早く放送チャンネルを選局することができ、使用者の負担を軽減することができ、従来のような確定ボタンやタイムアウト手段を不必要にすることができ、省スペース化を実現することができる。
【0036】
本発明のテレビジョン受像機は、複数の整数ごとの操作キーを有し選択しようとする放送チャンネルに対応する選局番号の入力を受け付ける入力手段と、入力手段への前記選局番号の入力の際に前記複数の整数のうちの特定の整数が入力されると、これを含む入力済みの整数を入力順に配列して前記選局番号を確定し、この確定した選局番号に対応する放送チャンネルの選局を指示する選局制御手段とを設けたので、本発明のテレビジョン受像機の選局方法を実現できる。
【0037】
前記のテレビジョン受像機において、入力手段の複数の整数ごとの操作キーを、0から9の整数ごとの操作キーとした場合では、0から9までの整数ごとの操作キーのみで選局番号を入力し確定することができ、従来のような確定ボタンやタイムアウト手段を不必要にすることができ、省スペース化を実現することができる。
【0038】
また、前述とは別の本発明のテレビジョン受像機の選局方法によれば、受信した放送波のうちで指示された選局番号に対応する放送チャンネルを映像表示するテレビジョン受像機において、放送チャンネルを選局するに際し、放送チャンネルの選択頻度を測定し、測定した前記選択頻度に応じた選局番号の再設定指示を受けると、放送チャンネルの選択頻度が高くなるに従って小さい選局番号を新たに割り当てるよう再設定し、再設定した前記選局番号が入力されるとこれに対応する放送チャンネルを選局して映像表示することにより、使用者が視聴する放送チャンネルの選択頻度に応じて、放送チャンネルの選択番号を再設定することができ、使用者による選択番号の入力に関する操作回数を平均して減らすことができる。
【0039】
また、前述とは別の本発明のテレビジョン受像機は、選択しようとする放送チャンネルに対応する選局番号の入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段に入力された選局番号に対応する放送チャンネルの選択頻度を記憶し統計処理する処理部と、選局番号の選択頻度に応じた再設定指示を受けると、放送チャンネルの選択頻度が高くなるに従って桁数の少ない選局番号を新たに割り当てるよう再設定する選局番号変更手段とを設けたことにより、使用者による選択番号の入力に関する操作回数を平均して減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のテレビジョン受像機の構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態1の放送チャンネルと選局番号とが同一番号である場合を示す図
【図3】同実施の形態1の放送チャンネルと選局番号とが同一番号でない場合を示す図
【図4】同実施の形態1の選局番号の確定処理を示すフローチャート図
【図5】本発明の実施の形態2のテレビジョン受像機の構成を示すブロック図
【図6】従来のテレビジョン受像機のチューナを示す概略平面図
【符号の説明】
1 チャンネル入力手段
1a〜1j 操作キー
2 選局制御手段
3 受信手段
4 選局手段
5、10 プリセット手段
6 表示手段
7 チャンネル選択頻度測定手段
9 ハフマン符号化手段
Claims (3)
- 受信した放送波のうちで指示された放送チャンネルの映像を表示するテレビジョン受像機において、放送チャンネルを選局するに際し、
選択しようとする放送チャンネルに対応する選局番号が入力される入力手段に、複数の整数のうちの特定の整数以外の整数が入力されると次の入力を待ち、前記特定の整数が入力されるとこれを含む入力済みの整数を入力順に配列して前記選局番号を確定し、
確定した前記選局番号に対応する放送チャンネルを選局して映像表示する
テレビジョン受像機の選局方法。 - 受信した放送波のうちで指示された放送チャンネルの映像を表示するテレビジョン受像機において、
複数の整数ごとの操作キーを有し選択しようとする放送チャンネルに対応する選局番号の入力を受け付ける入力手段と、
入力手段への前記選局番号の入力の際に前記複数の整数のうちの特定の整数が入力されると、これを含む入力済みの整数を入力順に配列して前記選局番号を確定し、この確定した選局番号に対応する放送チャンネルの選局を指示する選局制御手段と
を設けたテレビジョン受像機。 - 入力手段の複数の整数ごとの操作キーを、0から9の整数ごとの操作キーとし
た請求項2記載のテレビジョン受像機。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22701099A JP4544664B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | テレビジョン受像機の選局方法とテレビジョン受像機 |
EP00951882A EP1120962B1 (en) | 1999-08-11 | 2000-08-03 | Television receiver and method of channel selection |
US09/806,229 US6704062B1 (en) | 1999-08-11 | 2000-08-03 | Method for channel selection without confirmation operation by user |
CNB008016402A CN1141837C (zh) | 1999-08-11 | 2000-08-03 | 电视接收机的选台方法及电视接收机 |
DE60036775T DE60036775T2 (de) | 1999-08-11 | 2000-08-03 | Fernsehempfänger und verfahren zur kanalwahl |
PCT/JP2000/005234 WO2001013629A1 (fr) | 1999-08-11 | 2000-08-03 | Recepteur de television et technique de selection de canal |
KR10-2001-7004540A KR100392873B1 (ko) | 1999-08-11 | 2000-08-03 | 텔레비젼 수상기의 선국방법과 텔레비젼 수상기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22701099A JP4544664B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | テレビジョン受像機の選局方法とテレビジョン受像機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001054029A JP2001054029A (ja) | 2001-02-23 |
JP4544664B2 true JP4544664B2 (ja) | 2010-09-15 |
Family
ID=16854109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22701099A Expired - Fee Related JP4544664B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | テレビジョン受像機の選局方法とテレビジョン受像機 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6704062B1 (ja) |
EP (1) | EP1120962B1 (ja) |
JP (1) | JP4544664B2 (ja) |
KR (1) | KR100392873B1 (ja) |
CN (1) | CN1141837C (ja) |
DE (1) | DE60036775T2 (ja) |
WO (1) | WO2001013629A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4655521B2 (ja) * | 2004-06-30 | 2011-03-23 | カシオ計算機株式会社 | データ入力装置、及びプログラム |
JP4665505B2 (ja) * | 2004-12-15 | 2011-04-06 | 船井電機株式会社 | テレビジョン受信チューナおよびテレビジョン受像機。 |
CN101335846B (zh) * | 2007-06-29 | 2010-09-08 | 株式会社日立制作所 | 电视机频道的排列方法、排列装置及包含该装置的电视机 |
CN102457685A (zh) * | 2010-10-20 | 2012-05-16 | Tcl集团股份有限公司 | 频道切换方法及采用该方法的电视机 |
US11368760B2 (en) | 2012-08-17 | 2022-06-21 | Flextronics Ap, Llc | Applications generating statistics for user behavior |
US8863198B2 (en) | 2012-08-17 | 2014-10-14 | Flextronics Ap, Llc | Television having silos that animate content source searching and selection |
KR20160071784A (ko) * | 2014-12-12 | 2016-06-22 | 삼성전자주식회사 | 셋톱박스의 채널 전환 방법 및 이를 위한 장치 |
CN106027186B (zh) * | 2016-05-27 | 2018-11-09 | 上海传英信息技术有限公司 | 移动通信装置及其收音机功能的操作方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02131612A (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-21 | Alpine Electron Inc | 電子式チューナ |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4187469A (en) * | 1977-10-07 | 1980-02-05 | Zenith Radio Corporation | Limited channel television receiver with organized memory |
US4603438A (en) * | 1984-09-28 | 1986-07-29 | Rca Corporation | Tuning system with provisions for skipping nonpreferred tuning positions |
JPH0622317B2 (ja) * | 1985-05-18 | 1994-03-23 | ソニー株式会社 | 入力表示装置 |
JPH0758884B2 (ja) * | 1986-07-31 | 1995-06-21 | ソニー株式会社 | テレビ受像機 |
JPH02135910A (ja) * | 1988-11-17 | 1990-05-24 | Alpine Electron Inc | 電子式チューナ |
US5045947A (en) * | 1989-05-31 | 1991-09-03 | Jack Beery | Television receiver having memory control for tune-by-label feature |
JPH0590907A (ja) | 1991-09-27 | 1993-04-09 | Alpine Electron Inc | 選局方法 |
KR0138746B1 (ko) * | 1992-08-26 | 1998-05-15 | 윤종용 | 메모리된 채널 표시방법 |
US5963269A (en) * | 1995-06-07 | 1999-10-05 | Beery; Jack | Apparatus for controlling a television receiver using a plurality of stored labels |
US6188448B1 (en) * | 1997-11-24 | 2001-02-13 | Mitsubishi Digital Electronics America, Inc. | Fast tuning audiovisual display system |
-
1999
- 1999-08-11 JP JP22701099A patent/JP4544664B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-08-03 CN CNB008016402A patent/CN1141837C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-08-03 EP EP00951882A patent/EP1120962B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-08-03 US US09/806,229 patent/US6704062B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-08-03 DE DE60036775T patent/DE60036775T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-08-03 WO PCT/JP2000/005234 patent/WO2001013629A1/ja active IP Right Grant
- 2000-08-03 KR KR10-2001-7004540A patent/KR100392873B1/ko active IP Right Grant
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02131612A (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-21 | Alpine Electron Inc | 電子式チューナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100392873B1 (ko) | 2003-07-28 |
KR20010080088A (ko) | 2001-08-22 |
EP1120962B1 (en) | 2007-10-17 |
CN1320327A (zh) | 2001-10-31 |
JP2001054029A (ja) | 2001-02-23 |
DE60036775T2 (de) | 2008-02-07 |
WO2001013629A1 (fr) | 2001-02-22 |
CN1141837C (zh) | 2004-03-10 |
DE60036775D1 (de) | 2007-11-29 |
US6704062B1 (en) | 2004-03-09 |
EP1120962A4 (en) | 2005-09-21 |
EP1120962A1 (en) | 2001-08-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2048753C (en) | Previous channel feature in a television receiver having multiple rf inputs | |
KR0164827B1 (ko) | 프로그램 가이드신호 수신기 | |
US20030088870A1 (en) | Apparatus and method of providing channel map in a digital TV | |
JP2795906B2 (ja) | 選局装置 | |
JP4544664B2 (ja) | テレビジョン受像機の選局方法とテレビジョン受像機 | |
US6324695B1 (en) | Method and apparatus for selecting an image mode for television receivers | |
JP2000184227A (ja) | 多チャネル放送受信装置 | |
KR19990056472A (ko) | 위성 방송 수신기의 채널 제어 방법 | |
JPH098605A (ja) | 選局装置 | |
KR100243435B1 (ko) | 위성방송수신 티브이의 방송프로그램 예약방법 | |
JP2000184228A (ja) | 多チャネル放送受信装置 | |
JPH104524A (ja) | テレビジョン受像機 | |
KR19990056473A (ko) | 위성 방송 수신기의 프로그램 정보 처리 방법 | |
KR19990026868A (ko) | 위성 방송 수신기의 채널 선택 방법 | |
JP2006191267A (ja) | デジタル放送受信装置 | |
KR19990056480A (ko) | 위성 방송 수신기의 프로그램 안내 화면 표시 방법 | |
KR960007546B1 (ko) | 채널선택방법 | |
KR19990052305A (ko) | 위성방송 수신기의 프로그램 안내 화면 표시 방법 | |
KR19990052304A (ko) | 위성방송 수신기의 프로그램 안내 화면 표시 방법 | |
JP3575020B2 (ja) | 受信装置 | |
JPH06292095A (ja) | 選局装置 | |
JPH0514132A (ja) | ラジオ受信機 | |
KR19990056479A (ko) | 위성 방송 수신기의 프로그램 안내 화면 표시 방법 | |
KR19990081002A (ko) | 위성 방송 수신기의 프로그램 안내 정보 표시 방법 | |
JPH08298442A (ja) | チャンネル選局装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100601 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100629 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4544664 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140709 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |