JP4543944B2 - 昇降装置 - Google Patents

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本発明は、例えば照明器具を被昇降体とする昇降装置に関するものである。
例えば建物の構造体に固定された巻き取り装置を備えた昇降装置本体から、吊り材により吊り下げた照明器具を昇降させる昇降装置において、従来つぎのように安全を図るための手段が設けられている。
従来例(例えば特許文献1参照)を図8により説明する。この昇降装置は、吊り材であるワイヤ53の先端部の吊り材支持装置において、2本のコイルばね50をそれぞれ柱状の突起51に支持させ、コイルばね50に吊り材支持金具となる固定部52を載せ、ワイヤ53を固定部52のコイルばね50間に貫通して保持手段55で係止し、固定部52の上面で検知スイッチ54の操作片54aを押圧している。ワイヤ53に過負荷がかかると、固定部52によりコイルばね50が圧縮されて固定部52が下降し、検知スイッチ54の操作片54aから離れる。このため、検知スイッチ54が動作し、ワイヤ53を駆動する巻き取り装置のモータが停止し、ワイヤに吊り下げられた照明器具の昇降が停止する。
このようにこの昇降装置は、照明器具のワイヤ53の張力の大小を検知してワイヤ53の巻き取りを停止する機能を有する。
特開平6−92599号公報
しかし、この昇降装置は、バランスをとるため2本の突起51を立て、2本のコイルばね50を使う構造であるため、スペースをとり部品数も多くなっている。また2本のコイルばね50で支持するため、固定部52が傾きやすく検知スイッチ54による検知精度が悪い。
したがって、本発明の目的は、固定部が傾きにくく、またコンパクトで部品数が少なく低コストにすることができる昇降装置を提供することである。
この発明の昇降装置は、吊り材の基端部を巻き取り巻き戻しするドラムを有する巻き取り装置と、前記吊り材の先端部を支持するとともに前記吊り材にかかる負荷に応動する検知部を有する吊り材支持装置と、前記吊り材に吊持されて前記巻き取り装置の動作により昇降する被昇降体と、前記検知部の応動動作を検知する検知スイッチとを備え、
前記吊り材支持装置は、筒軸方向に圧縮可能であって前記吊り材の先端部が通る筒状の弾性体と、前記弾性体に支持されかつ前記弾性体に通された前記吊り材の先端部が保持される固定部と、この固定部をその動作方向にガイドするガイド体とを有し、
前記ガイド体は有底の筒状体であって前記筒状体の底部に前記弾性体を配置し、前記底部に前記吊り材を貫通させて前記吊り材を前記弾性体に通し、
前記固定部と前記検知部は略同形状で前記ガイド体の軸方向に相対向し、前記固定部と前記検知部が連結部により連結されて略コ字形をなして前記ガイド体の軸方向に摺動自在に収納され、前記固定部は前記弾性体に通された前記吊り材が挿通される切欠きを有するとともに前記弾性体に係載され、前記切欠きに挿通された前記吊り材の先端部に保持手段を設け、前記保持手段は前記固定部の前記切欠きに前記昇降体の重力により係止し、前記検知スイッチは前記ガイド体に固定され、前記検知部は前記固定部の動作により前記検知スイッチを作動するものである。
さらに吊り材支持装置は、筒軸方向に圧縮可能であって前記吊り材の先端部が通る筒状の弾性体と、前記弾性体に支持されかつ前記弾性体に通された前記吊り材の先端部が保持される固定部と、この固定部をその動作方向にガイドするガイド体とを有し、
前記ガイド体は有底の筒状体であって前記筒状体の底部に前記弾性体を配置し、前記底部に前記吊り材を貫通させて前記吊り材を前記弾性体に通し、
前記固定部と前記検知部は略同形状で前記ガイド体の軸方向に相対向し、前記固定部と前記検知部が連結部により連結されて略コ字形をなして前記ガイド体の軸方向に摺動自在に収納され、前記固定部は前記弾性体に通された前記吊り材が挿通される切欠きを有するとともに前記弾性体に係載され、前記切欠きに挿通された前記吊り材の先端部に保持手段を設け、前記保持手段は前記固定部の前記切欠きに前記昇降体の重力により係止し、前記検知スイッチは前記ガイド体に固定され、前記検知部は前記固定部の動作により前記検知スイッチを作動する。
この発明の昇降装置によれば、吊り材を挿通する筒状の弾性体により吊り材の固定部を支持し、固定部に検知部を連結するとともに固定部をガイド体によりガイドするため、固定部が傾きにくく、そのため検知精度を良くすることができる。
固定部と検知部を略同形状にして筒状のガイド体の軸方向に連結体を介して摺動自在に収納することにより、固定部および検知部の傾きがより一層抑えられる。
固定部に吊り材を通す切欠きを形成したため、ワイヤ等の吊り材の固定部への着脱が容易になり、組立容易になる。
この発明の第1の実施の形態を図1から図5により説明する。すなわち、この昇降装置は、例えば天井に下向きに開口するように建物の構造体に設けた昇降装置収納部1内に配置されている。昇降装置の本体5には、巻き取り装置2と、被昇降体である照明器具3と、吊り材支持装置4とを設けている。
巻き取り装置2は吊り材であるワイヤ6の基端部を巻き取り巻き戻しするドラム7を有するとともに、ドラム7を駆動するモータを有する。ドラム7から繰り出されたワイヤ6はワイヤ6の方向を下方向へ変換する滑車26に巻き掛けられて照明器具3の昇降部3aにつながる。
照明器具3はその昇降部3aに設けた2個の滑車25にワイヤ6を巻き掛けている。
吊り材支持装置4は本体5に取付けられて、照明器具3に巻き掛けたワイヤ6の先端を支持する。これによって、照明器具3がワイヤ6に吊持され、巻き取り装置2の動作により昇降する。
吊り材支持装置4は、図2から図4に示すように構成され、弾性体、例えばコイルばね9と、固定部10と、検知部8と、検知装置本体を兼ねるガイド体11とを有する。
ガイド体11は有底の筒状体であり、軸方向に圧縮可能な圧縮ばねを用いたコイルばね9をガイド体11の底部に配置している。ガイド体11の底部に貫通した貫通孔11aを通してワイヤ6の先端部がコイルばね9の中心を通る。固定部10は、金属製であり中央にスリット状の切欠き13を有し、コイルばね9に支持され、ワイヤ6の先端部が切欠き13に通され、ワイヤ6の先端部に保持手段18を設けて固定部10に係止している。これによって、固定部10はワイヤ6にかかる過負荷に応動することができる。
検知部8は固定部10に連結されるもので、固定部10と検知部8は略同形状で一部が欠けた円板状に形成され、円板の欠けた部分で連結部12により相互に連結され、かつ連結部12を介して相対向するように、全体として略コ字形をなしている。また固定部10および検知部8がガイド体11内に摺動自在に挿通され、上記したように固定部10がコイルばね9の上面に係載される。
検知スイッチ14は、ガイド体11の上面に固定され、その作動片14aが検知部8に押された状態に接触し、かつ、検知部8の下降動作で作動片14aが復帰するように設置されている。
上記したように、昇降装置は、巻き取り装置2のドラム7より繰り出したワイヤ6を滑車26を介して吊り材支持装置4との間に照明器具3を吊り下げている。巻き取り装置2のモータを駆動してドラム7を繰り出し方向に回転すると、ワイヤ6が繰り出されて照明器具3が下降する。反対にドラム7を巻き取り方向に回転すると、照明器具3が上昇する。また照明器具3の昇降部3aが物に引っ掛かる等により、ワイヤ6に設定負荷よりも大きい負荷がかかった場合、ワイヤ6の先端の保持手段18を係止する固定部10および検知部8がガイド体11内をスライドして、コイルばね9が図3に示す状態に圧縮され、固定部10を介して検知部8が下降し、検知スイッチ14が動作する。検知スイッチ14の動作によりモータが停止し、照明器具3の昇降が停止する。これにより、過負荷状態でのワイヤ6の巻き取りを防止し、設定以上の荷重をつけた使用や異常状態での使用を防止することができ、安全が図れる。20は吊り材支持装置4の近傍に設けたワイヤ6のガイドである。
図5は昇降装置の具体的装置を示し、図1と共通部分に同一符号を付している。
第1の実施の形態によれば、吊り材支持装置4により、常に安全な状態で昇降動作を行い、異常時には停止することができる。また吊り材支持装置4の固定部10がガイド体11にガイド支持されるため固定部10の傾きが防止されるとともに、コイルばね9を1本化することが可能となり、このため部品点数が削減でき、構造が単純化され、コンパクト化およびローコスト化が達成できる。
この発明の第2の実施の形態を図6および図7により説明する。すなわち、ガイド体は複数本の平行な軸11a〜11dにより形成されている。固定部10および検知部8は周縁部に軸11a〜11dを挿通するガイド孔15を形成し、軸11a〜11dに沿って摺動する。弾性体は筒状をなす中空のゴム16を用い、吊り材はベルト17を用い、ベルト17の先端を切欠き13に通し、保持手段18として例えばねじにより固定部10に固定している。
検知スイッチ、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
なお、この発明において、吊り材支持装置は、弾性体が吊り材の過負荷で弾性変形することによる検知部の動作を検知スイッチで検知する場合に限らず、被昇降体が床面に着いたことを検知することも可能である。すなわち、吊り材が被昇降体を吊持することにより弾性体が弾性変形し被昇降体が床面に着いたことで弾性体の弾性変形が復帰し、このときの検知部の動作を検知スイッチで検知する。
また、この発明において、被昇降体は巻き取り装置4を設けたものでもよい。
この発明の第1の実施の形態の概略断面図である。 吊り材支持装置の概略断面図である。 その動作状態の概略断面図である。 吊り材支持装置の固定部および検知部の概略斜視図である。 具体的装置の一例を示す斜視図である。 第2の実施の形態の吊り材支持装置の概略斜視図である。 その側面図である。 従来例の吊り材支持装置の概略斜視図である。
符号の説明
2 巻き取り装置
3 照明器具
4 吊り材支持装置
6 ワイヤ
7 ドラム
8 検知部
9 コイルばね
10 固定部
11 ガイド体
12 連結部
13 切欠き
14 検知スイッチ
18 保持手段

Claims (1)

  1. 吊り材の基端部を巻き取り巻き戻しするドラムを有する巻き取り装置と、前記吊り材の先端部を支持するとともに前記吊り材にかかる負荷に応動する検知部を有する吊り材支持装置と、前記吊り材に吊持されて前記巻き取り装置の動作により昇降する被昇降体と、前記検知部の応動動作を検知する検知スイッチとを備え、
    前記吊り材支持装置は、筒軸方向に圧縮可能であって前記吊り材の先端部が通る筒状の弾性体と、前記弾性体に支持されかつ前記弾性体に通された前記吊り材の先端部が保持される固定部と、この固定部をその動作方向にガイドするガイド体とを有し、
    前記ガイド体は有底の筒状体であって前記筒状体の底部に前記弾性体を配置し、前記底部に前記吊り材を貫通させて前記吊り材を前記弾性体に通し、
    前記固定部と前記検知部は略同形状で前記ガイド体の軸方向に相対向し、前記固定部と前記検知部が連結部により連結されて略コ字形をなして前記ガイド体の軸方向に摺動自在に収納され、前記固定部は前記弾性体に通された前記吊り材が挿通される切欠きを有するとともに前記弾性体に係載され、前記切欠きに挿通された前記吊り材の先端部に保持手段を設け、前記保持手段は前記固定部の前記切欠きに前記昇降体の重力により係止し、前記検知スイッチは前記ガイド体に固定され、前記検知部は前記固定部の動作により前記検知スイッチを作動する昇降装置。
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