JP2009062176A - エレベータ - Google Patents

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Masayuki Azuma
雅之 東
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

【課題】張り車の位置の検出精度を向上して、異常の発生を確実に検知することができるエレベータを提供する。
【解決手段】エレベータ11は、昇降路12内を昇降する乗りかご13と、乗りかご13の昇降速度を調整するガバナ21と、ガバナ21に巻き掛けられたガバナロープ22と、ガバナロープ22に張力を付与する張り車33と、張り車33を回転可能に支持する回転軸36と、張り車33に接続されるとともに、張り車33に荷重を付与する重り37と、張り車33の回転軸36の軸方向に沿った方向への移動を規制する規制装置39と、張り車33の上昇および下降を検知するためのセンサ機構38と、を具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガバナテンショナに用いられる防振装置を備えたエレベータに関する。
例えば、ガバナロープの振動を防いだエレベータとして以下のものが開示されている。このエレベータは、昇降路を備えている。また、エレベータは、昇降路に沿って配置されたガイドレールと、ガイドレールに案内されて昇降路内を昇降する乗りかごと、昇降路の上方に配置され、乗りかごを昇降させる巻上機と、巻上機に巻きかけられた主ロープと、を備えている。エレベータは、乗りかごの異常速度を検出するガバナと、ガバナに巻き掛けられるとともに乗りかごに接続されたガバナロープと、を備えている。
エレベータは、ガバナロープに張力を与える張り車と、一端がガイドレールに支持されるとともに、他端に設けられた支持軸で張り車を回転可能に支持する腕と、を備えている。また、エレベータは、支持軸から吊り下げられた連結棒と、連結棒の下端に接続された受板と、受板を内部に収納するとともに、受板が所定の位置より上方に移動することを抑制する箱状のストッパと、受板とストッパとの間に設けられた弾性体と、を備えている。このエレベータは、さらに、受板が上方の位置に移動したことを検出する第1の検出スイッチと、受板が下方の位置に移動したことを検出する第2の検出スイッチと、を備えている。
このようなエレベータにおいて、地震によってガバナロープが大きく揺れると、張り車が上方に引き上げられることになる。このエレベータでは、受板がストッパの上板に阻まれて一定の高さ以上に引き上げられることがない。これによって、張り車が引き上げられる勢いで、腕がガイドレールから外れてしまうことが防止されている。また、第1の検出スイッチと第2の検出スイッチとによって、異常を検出することで、乗りかごを停止させることができる(特許文献1参照)。
特開平10−87228号公報
ところで、地震が起こった際には、張り車に対して上下方向の力のみならず、張り車を支持する支持軸の方向に力が加わることがある。このとき、張り車は、支持軸の方向に振動する。このように、張り車が支持軸の方向に振動した状態で、張り車に対して上下方向の力が加えられ張り車が上下に移動すると、第1の検出スイッチまたは第2の検出スイッチを避けて受け板が上下に移動する。これにより、張り車が上下に移動したときに、第1の検出スイッチまたは第2の検出スイッチが作動しない事態を生ずるおそれがある。
本発明の目的は、張り車の位置の検出精度を向上して、異常の発生を精度よく検知することができるエレベータを提供することにある。
本発明のエレベータは、昇降路内を昇降する乗りかごと、前記乗りかごの昇降速度を制御するガバナと、前記ガバナに巻き掛けられたガバナロープと、前記ガバナロープに張力を付与する張り車と、前記張り車を回転可能に支持する回転軸と、前記張り車に接続されるとともに、前記張り車に荷重を付与する重りと、前記張り車の前記回転軸の軸方向に沿った方向への振動を規制する規制装置と、前記張り車の上昇および下降を検知するためのセンサ機構と、を具備する。
本発明に係るエレベータによれば、張り車の位置の検出精度を向上して、異常の発生を精度よく検知することができる。
以下、図1から図4を参照して、エレベータの実施形態について説明する。本実施形態では、いわゆるマシンルームレスのエレベータに適用した場合を例に説明する。
図1に示すように、エレベータ11は、昇降路12を備えている。エレベータ11は、昇降路12内を昇降できる乗りかご13と、一端の近傍で乗りかご13を吊り下げるメインロープ14と、メインロープ14の中ほどが巻きかけられる巻上機15と、メインロープ14の他端の近傍に吊り下げられる釣り合い重り16と、を備えている。エレベータ11は、乗りかご13の昇降をガイドするメインレール17と、釣り合い重り16の昇降をガイドするカウンターレール18と、を備えている。エレベータ11は、さらに、乗りかご13の速度を規制するガバナ21と、ガバナ21に巻き掛けられたガバナロープ22と、ガバナロープ22に張力を付与するガバナテンショナ23と、昇降路12の底部に設けられる一対のバッファ24と、エレベータ11の駆動を統括的に制御する制御盤25を内蔵した三方枠26と、を備えている。
乗りかご13は、例えば、かご本体31と、かご本体31の下側に配置されたかご下シーブ32と、を有している。巻上機15は、昇降路12内の上部に取り付けられている。
ガバナロープ22は、無端状をなしており、ガバナ21とガバナテンショナ23との間で張られている。ガバナロープ22は、途中の一箇所において、乗りかご13の一部に接続されている。ガバナ21は、乗りかご13の速度が定格速度の1.3倍を越えないうちに動力を遮断する機能と、乗りかご13の速度が定格速度の1.4倍を越えないうちにガバナロープ22を拘束し、乗りかご13を停止させる機能と、を有している。
ガバナテンショナ23は、昇降路12の下部に配置されている。図2に示すように、ガバナテンショナ23は、ガバナロープ22に張力を付与する張り車33と、張り車33をメインレール17に装着する際の固定部分となる装着板34と、装着板34から延びるアーム部35と、アーム部35に設けられるとともに張り車33を回転可能に支持する回転軸36と、アーム部35の他端に取り付けられる重り37と、張り車33の上昇および下降を検知するためのセンサ機構38と、張り車33の回転軸36の軸方向に沿った方向への振動を規制する規制装置39と、を有している。
重り37は、金属によって形成されており、方形の板形状をなしている。重り37は、張り車33と平行に延びている。本実施形態では、例えば、2枚の重り37がアーム部35に対してボルト締めで固定されている。重り37は、アーム部35を介して張り車33に接続されており、張り車33に荷重を付与している。アーム部35は、装着板34に設けられた支点となるボルト43を中心に回動することができる。
センサ機構38は、張り車33の上昇を検出するための第1のスイッチ44と、張り車33の下降を検出するための第2のスイッチ45と、を有している。第1のスイッチ44および第2のスイッチ45は、接触型のセンサであり、押し込まれることでこれらの検出対象である重り37が上昇ないし下降したことを検出できる。なお、センサ機構38に用いられるセンサの型式としては、これに限定されるものではない。センサ機構38は、非接触型のセンサであってもよい。
図2と図3に示すように、規制装置39は、一対の規制片51と、一対の規制片51を連結する連結部52と、一対の規制片51および連結部52を支持する支持部53と、を有している。支持部53は、断面「L」字形をなした板状に形成されている。支持部53は、基端でメインレール17に固定されるとともに、先端で一対の規制片51および連結部52を支持している。
一対の規制片51に含まれる両規制片54、55は、それぞれ平板状に形成されている。より具体的には、一対の規制片51のうち、第1の規制片54は、支持部53の前面で構成されている。また、一対の規制片51のうち、第2の規制片55は、断面「L」字形の固定部材56で構成されている。より具体的には、第2の規制片55は、固定部材56の上面部から下方に垂れ下がった下垂部56Aで構成されている。また、連結部52は、固定部材56の上面部で構成されている。連結部52は、重り37の上側の位置に配置されている。この固定部材56は、支持部53に対して例えば、ねじ止めで固定されている。
一対の規制片51である第1の規制片54と第2の規制片55とは、重り37の厚み方向Tに離間して配置されている。重り37は、第1の規制片54と第2の規制片55との間に挟みこまれている。重り37が第1の規制片54と第2の規制片55との間に挟まれた状態において、重り37と第1の規制片54との間と、重り37と第2の規制片55との間とには、それぞれ若干の隙間が形成されている。
続いて、図2から図4を参照して、例えば、地震の発生により張り車33が上昇または下降した際の異常を検出する過程について説明する。例えば、地震などに起因して、ガバナロープ22が切断されると、張り車33は重り37の荷重によって下方に下がる。このとき、張り車33と同時に重り37も下方に下がる。一方、地震の影響によって、張り車33および重り37が回転軸36の軸方向に沿った方向に振動することがある。本実施形態のエレベータ11では、回転軸36の軸方向に沿った方向に振動する力が張り車33および重り37に加えられた場合でも、その振動が規制装置39によって抑制される。また、重り37が上記のように下降する際には、重り37は、規制装置39の一対の規制片51によってガイドされつつ下降する。これによって、重り37が回転軸36の軸方向に沿った方向にずれて下降し、第2のスイッチ45で検出されずに重り37が落下してしまうことが防止される。
一対の規制片51によってガイドされつつ下降する重り37は、第2のスイッチ45を下方に押し込む。これによって、第2のスイッチ45は、重り37の位置を検出し、検出信号を制御盤25に向けて送る。この信号を受け取った制御盤25は、乗りかご13の運転を停止させる。これによって、地震等で異常があった際に、乗りかご13を安全に停止させることができる。
また、地震が発生すると、ガバナロープ22が振動して、ガバナロープ22が昇降路12内の突出部などに引っかかることがある。この状態で乗りかご13の移動が継続されると、張り車33が上方に引き上げられる。このとき、張り車33と同時に重り37が上方に引き上げられる。重り37が上昇する際には、重り37は、一対の規制片51によってガイドされつつ上昇する。これによって、重り37が回転軸36の軸方向に沿った方向にずれて上昇し、第1のスイッチ44で検出されずに重り37が上昇してしまう事態が回避される。
一対の規制片51によってガイドされつつ上昇する重り37は、第1のスイッチ44を上方に押し込む。第1のスイッチ44は、重り37の位置を検出し、検出信号を制御盤25に向けて送信する。この信号を受けとった制御盤25は、乗りかご13の運転を停止させる。これによって、乗りかご13が安全に停止する。
本実施形態によれば、地震などが起こった際に、規制装置39の機能により、張り車33が回転軸36の軸方向に沿った方向にぶれてしまうことを抑止できる。これにより、張り車33の上昇および下降をセンサ機構38によって精度よく検出して、異常の発生を迅速に知ることができる。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではない。このほか、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
実施形態に係るエレベータを示す斜視図。 図1に示すガバナテンショナの詳細を示す斜視図。 図2に示すガバナテンショナを異なる方向から示す斜視図。 図2に示すガバナテンショナの重りの周囲の構造を示す正面図。
符号の説明
11…エレベータ、12…昇降路、13…乗りかご、21…ガバナ、22…ガバナロープ、23…ガバナテンショナ、25…制御盤、33…張り車、36…回転軸、37…重り、38…センサ機構、39…規制装置、44…第1のスイッチ、45…第2のスイッチ、51…一対の規制片、52…連結部、T…厚み方向

Claims (4)

  1. 昇降路内を昇降する乗りかごと、
    前記乗りかごの速度を規制するガバナと、
    前記ガバナに巻き掛けられたガバナロープと、
    前記ガバナロープに張力を付与する張り車と、
    前記張り車を回転可能に支持する回転軸と、
    前記張り車に接続されるとともに、前記張り車に荷重を付与する重りと、
    前記張り車の前記回転軸の軸方向に沿った方向への振動を規制する規制装置と、
    前記張り車の上昇および下降を検知するセンサ機構と、
    を具備することを特徴とするエレベータ。
  2. 前記重りは、前記張り車と平行に延びた板形状をなしており、
    前記規制装置は、平板状に形成された規制片を一対に有し、前記規制片は、これらの間に前記重りを挟み込むように、前記重りの厚み方向に分離して配置されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記センサ機構は、
    前記張り車の上昇に伴い前記規制片でガイドされつつ上昇する前記重りによって押し込まれる第1のスイッチと、
    前記張り車の下降に伴い前記規制片でガイドされつつ下降する前記重りによって押し込まれる第2のスイッチと、
    を有することを特徴とする請求項2に記載のエレベータ。
  4. 前記規制装置は、前記規制片を連結するための連結部を有し、
    前記連結部は、前記重りの上側の位置に配置されることを特徴とする請求項3に記載のエレベータ。
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CN108217502A (zh) * 2018-02-09 2018-06-29 广东亚太西奥电梯有限公司 一种电梯限速安控***

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