JP4541294B2 - 画像処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は原稿の自動カラー判定機能(ACS)を備えた画像処理装置及びその画像処理装置を備えた画像形成装置に関する。
自動カラー判定機能(ACS)を備えた画像形成装置として例えば特許文献1に開示された発明が公知である。この特許文献1には、シートスルータイプの原稿給紙装置からの画像入力時のACS誤判定を防止し、出力される記録画像に適した原稿画像の色判定を行うため、画像入力部に対する原稿搬送装置内の原稿搬送部材の相対位置情報を記憶する手段と、原稿搬送装置内の前記画像入力部よりも前方に設けられ、画像入力部に対する原稿の位置を検知するセンサとを有し、入力画像信号に基づいてその画像信号の画像の無彩色領域と有彩色領域とを判別する色領域判別手段の判別動作を禁止する判別禁止信号は画像入力部に対する原稿搬送装置内の原稿搬送部材の位置情報と原稿の位置を検知するセンサ情報、副走査方向の線速より搬出原稿に対する原稿搬送装置内の原稿搬送部材位置を算出し、原稿が原稿搬送装置内の原稿搬送部材に進入した時、及び脱出した時に判別禁止信号を発生することが開示されている。
なお、関連する技術として例えば特許文献2及び3に開示された発明も知られている。
特開2004−104718号公報 特開平06−014205号公報 特開2001−036752号公報
ところで、自動カラー判定では、定型サイズ原稿であれば副走査有効画像サイズが確定しているため原稿の有彩判定エリアをカウントして、有彩検知信号をマスクすれば良いが、不定形サイズやサイズ混載時の原稿においては原稿の副走査方向の終端がわからないため判定エリアを予め設定することができない。また自動原稿送り装置に原稿を通す際に端部がめくれ上がることがあり、このような場合には、原稿は無彩色データにも関わらず、入力画像データが有彩色データに変化して判定結果が誤検知する場合が生じる。このような場合に対処するため前記特許文献1には、シートスルータイプの原稿給紙装置からの画像入力時のACS誤判定を防止し、出力される記録画像に適した原稿画像の色判定を行うことができるカラー画像形成装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示のカラー画像形成装置では、搬送ローラと読取位置までの時間を計測してそのエリアに対して判別禁止信号を発生しているが、機械部を設置するときにバラツキが発生しやすい。また、ASIC等では入力専用ピンが増加することなり、その分、コストが増加する。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたもので、その目的は、不定型サイズやサイズ混載時の原稿に対して後端部からライン単位設定可能なエリアに対して有彩色/無彩色の誤判定を防ぐことができるようにすることにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、原稿を搬送する原稿搬送手段と、前記原稿搬送手段によって搬送された前記原稿を読込み、画像情報を生成し、前記画像情報が送出されるタイミングを示すタイミング信号を送出する読込手段と、前記読込手段によって生成された前記画像情報を遅延させて送出するとともに、前記画像情報を遅延させて送出したタイミングを示す遅延タイミング信号を送出する遅延手段と、前記読込手段によって送出された前記タイミング信号と、前記遅延手段によって送出された前記遅延タイミング信号との論理積を算出することにより、前記原稿判定手段での判定対象となる前記画像情報の送出タイミングを示す有効タイミング信号を生成する有効タイミング生成手段と、前記遅延手段によって遅延させて送出した前記画像情報における主走査方向の1ライン分の画像情報が有彩色か無彩色かを判定する有彩判定手段と、前記有彩判定手段によって判定された前記判定結果のうち、前記有効タイミング生成手段によって生成された前記有効タイミング信号に対応する前記判定結果を用いて、前記画像情報全体が有彩色か無彩色かを判定する原稿判定手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記有彩判定手段によって判定された有彩色または無彩色を示す判定結果を記憶手段に保存する保存手段、をさらに備え、前記原稿判定手段は、さらに前記記憶手段に保存された前記判定結果のうち、前記有効タイミング生成手段によって生成された前記有効タイミング信号に対応する前記判定結果を用いて、前記画像情報全体が有彩色か無彩色かを判定すること、を特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項に記載の画像処置装置において、前記有彩判定手段によって判定された前記判定結果と、前記記憶手段に保存された最新の判定結果との論理和を算出する論理和算出手段、をさらに備え、前記保存手段は、さらに前記論理和算出手段によって算出された論理和を前記判定結果として保存し、前記原稿判定手段は、さらに前記記憶手段に保存された前記判定結果のうち、前記有効タイミング生成手段によって生成された前記有効タイミング信号に対応する前記判定結果の最終の判定結果によって、前記画像情報全体が有彩色か無彩色かを判定すること、を特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項1〜のいずれか一つに記載の画像処理装置において、前記有彩判定手段は、前記遅延手段によって遅延させて送出した前記画像情報に基づいて、前記遅延手段によって遅延させて送出した前記画像情報における主走査方向の1ライン分の画像情報が有彩色か無彩色かを判定すること、を特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、原稿を搬送する原稿搬送手段と、前記原稿搬送手段によって搬送された前記原稿を読込み、画像情報を生成し、前記画像情報が送出されるタイミングを示すタイミング信号を送出する読込手段と、前記読込手段によって生成された前記画像情報を遅延させて送出するとともに、前記画像情報を遅延させて送出したタイミングを示す遅延タイミング信号を送出する遅延手段と、前記読込手段によって送出された前記タイミング信号と、前記遅延手段によって送出された前記遅延タイミング信号との論理積を算出することにより、前記原稿判定手段での判定対象となる前記画像情報の送出タイミングを示す有効タイミング信号を生成する有効タイミング生成手段と、前記遅延手段によって遅延させて送出した前記画像情報における主走査方向の1ライン分の前記画像情報が白色か非白色かを判定する白紙判定手段と、前記白紙判定手段によって判定された前記判定結果のうち、前記有効タイミング生成手段によって生成された前記有効タイミング信号に対応する前記判定結果を用いて、前記画像情報全体が白色か非白色かを判定する原稿判定手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項に記載の画像処理装置において、前記白紙判定手段によって判定された白色または非白色を示す判定結果を記憶手段に保存する保存手段、をさらに備え、前記原稿判定手段は、さらに前記記憶手段に保存された前記判定結果のうち、前記有効タイミング生成手段によって生成された前記有効タイミング信号に対応する前記判定結果を用いて、前記画像情報全体が白色か非白色かを判定すること、を特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項に記載の画像処置装置において、前記白紙判定手段によって判定された前記判定結果と、前記記憶手段に保存された最新の判定結果との論理和を算出する論理和算出手段、をさらに備え、前記保存手段は、さらに前記論理和算出手段によって算出された論理和を前記判定結果として保存し、前記原稿判定手段は、さらに前記記憶手段に保存された前記判定結果のうち、前記有効タイミング生成手段によって生成された前記有効タイミング信号に対応する前記判定結果の最終の判定結果によって、前記画像情報全体が白色か非白色かを判定すること、を特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項5〜7のいずれか一つに記載の画像処理装置において、前記白紙判定手段は、前記遅延手段によって遅延させて送出した前記画像情報に基づいて、前記遅延手段によって遅延させて送出した前記画像情報における主走査方向の1ライン分の画像情報が白色か非白色かを判定すること、を特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項1または請求項7に記載の画像処理装置において、前記判定結果記憶手段は、リングバッファであること、を特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項1または請求項7に記載の画像処理装置において、前記判定結果記憶手段は、1ビットのメモリであること、を特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項1〜10のいずれか一つに記載の画像処理装置を画像形成装置が備えていることを特徴とする。
本発明によれば、原稿の端部から副走査方向に所定量の範囲をマスクし、任意の設定されたライン数まで副走査方向に遡って画像データが有彩色か無彩色か、白紙か非白紙か、所定の原稿種であるか所定の原稿種でないかを判定するので、不定型サイズやサイズ混載時の原稿に対して後端部からライン単位設定可能なエリアに対して有彩色/無彩色、白紙/非白紙、所定の原稿種である/所定の原稿種でない旨の誤判定を防ぐことができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機の電気的構成を示す機能ブロック図、図2はその概略構成を示す図である。
図2に示すように画像形成装置は画像形成装置(複写機)本体100、画像形成装置本体100が載置される給紙テーブル200、画像形成装置本体100上に取り付けられた原稿自動搬送装置(ADF)を含む原稿読み取り装置(スキャナ)300から構成されている。
複写機本体100には、中央に、無端ベルト状の中間転写体110が設けられている。この中間転写体110は、例えば伸の少ないフッ素系樹脂や伸びの大きなゴム材料に帆布など伸びにくい材料で構成されたベース層と、このベース層上に設けられた弾性層と、この弾性層の表面にコーティングされた平滑性のよいコート層から構成されている。弾性層は、例えばフッ素系ゴムやアクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴムなどで作られており、コート層は、例えばフッ素系樹脂で作られている。
上述のように構成された中間転写体110は、図2に示すように、第1、第2、第3の支持ローラ114,115,116に掛け回されており、図2において矢印方向D→D’に回転する。この実施の形態においては、3つ支持ローラのなかで第2の支持ローラ115の左に、画像転写後に中間転写体110上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置117が設けられている。
また、第1の支持ローラ114と第2の支持ローラ115間に張り渡された中間転写体110上に、その搬送方向に沿って、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の単色画像を形成するための4つの画像形成手段118Y,118C,118M,118Kを横に並べて配置してタンデム画像形成部120を構成している。そのタンデム画像形成部120の上には、図2に示すように、さらに露光装置121が設けられている。なお、参照番号の後に付けたアルファベットは色彩を表すもので、イエロー用はY、シアン用にC、マゼンタ用はM、ブラック用はKをつけて区別している。
一方、中間転写体110を挟んでタンデム画像形成部120と反対の側には、2次転写装置122が備えられている。2次転写装置122は、図示例では、2つのローラ123間に、無端ベルトである2次転写ベルト124を掛け渡すことにより構成されており、中間転写体110を介して第3の支持ローラ116に押し当てるように配置され、中間転写体110上の画像を転写紙に転写する。
2次転写装置122の転写紙搬送方向下流側には、転写紙上の転写画像を定着する定着装置125が設けられている。定着装置125は、無端ベルトである定着ベルトに加圧ローラ127を押し当てるようにして構成されている。上述した2次転写装置122には、画像転写後の転写紙をこの定着装置125へと搬送する転写紙搬送機能も備えている。もちろん、2次転写装置122として、転写ローラや非接触のチャージャを配置してもよく、そのような場合は、この転写紙搬送機能を併せて備えることは難しくなる。
このような2次転写装置122および定着装置125の下に、タンデム画像形成部120と平行に、転写紙の両面に画像を記録すべく転写紙を反転させる転写紙反転装置が設けられている。
スキャナ300は両面原稿を同時に読み取る場合には、シートスルー方式で読み取る。すなわち、第1及び第2走行体はブック原稿の場合には副走査方向に移動して画像を読み取るが、両面同時読み取りの場合には、図2に示すようにコンタクトガラス301の最も原稿搬送方向上流側の原稿読み取り位置に第1走行体を位置させ、停止した状態でコンタクトガラス301上を通過する原稿の表面を読み取るが、裏面は、前記原稿読み取り位置よりも原稿搬送方向下流側に若干移動した位置に設けられたコンタクトイメージセンサ(CIS)によって読み取る。これらの動作は原稿の搬送にしたがって並行して行われる。以下、詳述する。
図2において、コンタクトガラス301上に置かれた原稿は、第1ミラー302と一体に構成された照明ランプ303(第1ミラー302と照明ランプ303は第1走行体に搭載)により照射され、その反射光は、第1ミラー302から一体に構成された第2ミラー304及び第3ミラー305(第2ミラー304及び第3ミラー305は第2走行体に搭載)で走査される。その後、反射光は、レンズ326により集光され、CCD306の結像面に照射され、光電変換される。第1ミラー302及び照明ランプ303を搭載した第1走行体、第2ミラー304及び第3ミラー305を搭載した第2走行体は、走行体モータ307を駆動源として、A方向に移動可能となっている。原稿トレイ308に積載された原稿は、ピックアップローラ309、レジストローラ対310、搬送ドラム311、搬送ローラ312により読取位置Bを経て、搬送ローラ対313及び排紙ローラ対314へ送り込まれ、排紙トレイ325上に排出される。
原稿は、読取位置Bを通過する際に、読取位置B近傍に移動されている照明ランプ303により照射され、その反射光は、第1ミラー302及び一体に構成された第2ミラー304、第3ミラー305で走査される。その後、反射光はレンズ326により集束され、CCD306に照射されて光電変換される。ピックアップローラ309、レジストローラ対310は、給紙モータ(図示せず)により駆動され、搬送ドラム311、搬送ローラ312、搬送ローラ対313、排紙ローラ対314は、搬送モータ(図示せず)により駆動される。
読取位置Cには密着イメージセンサ(Contact Image Sensor−CIS)315が設置されている。密着イメージセンサ315は、図示しない光源であるLED、レンズ、センサ素子で構成されている。原稿319は読取位置Cを通過する際に読取位置Bで読み取られた反対の面(裏面)を読取位置Cに設置されている密着イメージセンサ315内のランプにより照射され、その反射光は密着イメージセンサ315上のレンズにより集束され、密着イメージセンサ315上のセンサ素子に照射されて光電変換される。密着イメージセンサ315の原稿319を挟んだ対向部には白色ローラ317が設置されていて、密着イメージセンサ315による読取時のシェーディング補正用白色部材として使用される。
さて、このカラー複写機を用いてコピーをとるときは、スキャナ300の原稿トレイ308上に原稿319をセットするか、スキャナ300のADFを開いてスキャナ300のコンタクトガラス(原稿台ガラス)301上に原稿をセットして、ADFを閉じてそれで押さえる。そして、スタートスイッチ(図示しない)を押すと、原稿トレイ308に原稿319をセットしたときは、原稿319を搬送して前記B位置においてシートスルーで原稿319を読み、コンタクトガラス301上に原稿をセットしたときは、直ちに第1及び第2走行体が走行する。そして、照明ランプ303から光を発射するとともに原稿面からの反射光を第1ミラー302によって反射して第2走行体に向け、第2走行体第2及び第3ミラー304,305で反射し、結像レンズ326を通して読取りセンサ(CCD)306に照射し、原稿内容を読み取る。符号320はCCD306が取り付けられた基板である。
また、前記スタートスイッチを押すと、駆動モータで駆動ローラである第1の支持ローラ114を回転駆動し、残り2つの従動ローラである第2および第3の支持ローラ115,116は従動回転し、中間転写体110を回転搬送する。同時に、個々の画像形成手段118でその感光体ドラム140を回転して各感光体ドラム140上にそれぞれ、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの単色画像を形成する。そして、中間転写体110の搬送とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写体110上に合成カラー画像を形成する。
一方、前記スタートスイッチが押されると、給紙テーブル200の給紙ローラ242の1つを選択回転させ、ペーパーバンク243に多段に備える給紙カセット244の1つから転写紙を繰り出し、分離ローラ245で1枚ずつ分離して給紙路246に入れ、搬送ローラ247で搬送して複写機本体100内の給紙路148に導き、レジストローラ149に突き当てて止める。給紙はこの外に、給紙ローラ150を回転させて手差しトレイ151上の転写紙を繰り出し、分離ローラ152で1枚ずつ分離して手差し給紙路153に入れ、同じくレジストローラ149に突き当てて止めるようにしてもよい。
そして、中間転写体110上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ149を回転させ、中間転写体110と2次転写装置122との間に転写紙を送り込み、2次転写装置122で転写して転写紙上にカラー画像を記録する。
画像転写後の転写紙は、2次転写装置122によって定着装置125へと送り込まれ、定着装置125で熱と圧力とを加えて転写画像を定着した後、切換爪155で切り換えて排出ローラ156で排出し、排紙トレイ157上にスタックする。このとき、切換爪155で切り換えて転写紙反転装置128に入れ、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ156で排紙トレイ157上に排出するようにもできる。
一方、画像転写後の中間転写体110は、中間転写体クリーニング装置117で、画像転写後に中間転写体110上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成部120による再度の画像形成に備える。なお、レジストローラ149は一般的には接地されて使用されることが多いが、転写紙の紙粉除去のためにバイアスを印加することも可能である。
さて、上述したタンデム画像形成部120において、個々の画像形成手段118は、ドラム状の感光体140のまわりに、帯電装置、現像装置、1次転写装置162、感光体クリーニング装置、除電装置などを備えている。
図1に戻って、画像形成装置の回路構成について説明する。
複写機本体1の電気的構成(回路構成)は、図1に示すように、装置全体の制御を行うコントローラ10と、コンタクトガラス301上の原稿画像を読み取って画像データに変換するスキャナ300と、電子写真プロセスにより記録紙上に画像形成を行うプロッタ50と、スキャナ300及びプロッタ50を制御するエンジン部20と、各種スイッチや表示部を有する操作部30と、自動原稿送り装置(ADF)60と、外部のAC電源から電力を入力して直流の電力を供給する電力供給装置(PSU)70と、FAX網を介して画像データの送受信を行うFAX部80とから基本的に構成されている。コントローラ10、エンジン部20、及びFAX部80の各ユニットは、PCIバスにより相互に接続されている。当然のことながら、それらは他のローカルバスで接続させても良い。なお、本実施形態では、スキャナ300はADF60を含んで構成されている。
スキャナ300及びプロッタ50を制御するエンジン部20は、ACS、フィルタ、誤差拡散及びγ変換などの画像処理を行う画像処理部21及びPCIバスを介してデータの送受信を行うPCI部25を有するASIC22と、エンジン部20全体の制御を行うCPU23と、CPU23が実行するプログラムや各種制御用データなどを格納したROM24とを備えている。また、画像処理部21はエンジン部20外に設けられた第1のメモリにアクセス可能に接続され、画像データの格納と読み出しが行われる。FAX部80は、FAX部80全体の制御を行うCPU81と、プログラムや各種制御用データを格納したROM82と、ASIC83、FAX網から受信した画像データの蓄積に用いられるメモリ84と、網制御を行うNCU85とを備えている。ASIC83は、網制御を行うNCU85を介してFAX網との間でデータの送受信を行う通信制御部86と、PCIバスを介してデータの送受信を行うPCI部87とを備えている。
コントローラ10は、複合機全体の制御と描画、通信、操作部30からの入力を制御し、ネットワークI/F部を通してサーバ90とPC端末91、大容量記憶装置92がLANを介して接続される。プログラムや各種制御用データを格納したROM11と、各種データ格納の格納用の第2のメモリ12(図ではメモリ2として示す)と、ASIC13と、CPU14と、IDを含む制御データ格納用のNVRAM16と、各部への給電を制御する給電制御部17とを備えている。給電制御部17はPSU70のAC電源スイッチ71の状態を監視して、その状態を示す状態フラグを例えばNVRAM16に格納する。そのフラグはCPU14が監視する。AC電源スイッチ71はオペレータが操作できるものであり、電源のオン/オフはそのスイッチ71を操作して行うようになっている。なお、ユニット間の接続はPCI接続としたが、制御が可能なローカルバス等にしても良い。
(第1の実施の形態)
上述した構成を前提として、第1の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明が適用される画像処理部の構成例について説明する。図3は、第1の実施の形態にかかる画像処理部の構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる画像処理部21は、遅延回路211と、有彩判定回路212と、メモリ212aと、判定有効領域信号生成回路213と、を備えている。
遅延回路211は、入力された画像データ、主走査画像有効領域信号、および画像有効領域信号を予め定められたビット数だけ遅延させて出力するものである。判定有効領域信号生成回路213は、画像有効信号と遅延画像有効信号から判定有効信号を生成するものである。具体的には、画像有効信号と遅延画像有効信号とのANDを取ることにより、判定有効信号を生成する。
有彩判定回路212は、遅延回路211から出力された遅延画像データ、遅延主走査画像有効領域信号、および遅延画像有効領域信号を受取り、遅延画像データの主走査方向の1ライン分の画像データが有彩色であるか無彩色であるかを判定する。なお、有彩無彩の判断は、1ラインごとに限らず、複数のライン単位で判断してもよい。有彩判定回路212は、判定結果をメモリ212aに格納する。遅延画像有効領域信号が示す有効領域の判定結果から、読込まれた原稿が有彩色か無彩色かを判定し、有彩判定信号として送出するものである。また、有彩判定回路212は、判定有効領域信号生成回路213によって生成された判定有効領域信号と遅延回路211で生成された遅延画像有効領域信号がアクティブである場合にのみ、判定結果をメモリ212aに格納することとしてもよい。
有彩判定回路212では、具体的にRGB各信号を主走査方向に例として16画素1ブロックとしてそれぞれ加算させるとともに前記ブロック単位で平均値(Ave_R,Ave_G,Ave_B)及び各色平均値の最大値(Max_A)、最小値(Min_A)を算出し、前記ブロック毎に平均値の最大値と最小値の差分を設定可能なパラメータ(閾値−tha)と比較することにより画像信号の有彩色/無彩色を判定する。有彩色であることの判定は、下記の式に基づいて行われる。
Max_A−Min_A > tha
上記不等式が成り立てば、そのブロックは有彩色ブロックと判定される。また、FIFOを有し、副走査方向への有彩色条件の連続性を検出することにより精度を上げるようにしても良い。
メモリ212aは、有彩判定回路212で判定された主走査方向1ラインごとの有彩色または無彩色であるか否かの判定結果を格納するものである。
次に、上述したように構成されている画像処理部21による有彩判定処理について説明する。図4は、画像処理部が行う有彩判定処理手順の一例を示すタイミングチャートである。図5は、スキャナで読込んだ原稿の一例を示す説明図である。図5に示す原稿の例は、本来無彩色の原稿であるのだが、不定形サイズの原稿や複数のサイズが混在する原稿を読み込む時に原稿の終端部が浮いてしまうなどして、画像データの終端領域、例えば終端部から2ライン分の領域が有彩色と判定される画像データとして読込まれている。ここで、画像データの終端領域とは、請求項に記載された原稿の読込方向における終端のラインを含む所定範囲のラインに対応するものである。
図3のブロック図、図4および図5を参照して説明する。まず、図3、図4において画像データ、主走査画像有効領域信号、および画像有効領域信号が遅延回路211に送出される。遅延回路211では、所定のライン数分だけそれぞれのデータを遅延させる。ここで、所定のライン数とは、画像形成装置ごとに予め定められた値である。本実施の形態では、例えば2ライン分のデータを遅延させるものとする。
遅延回路211は、遅延させたデータを有彩判定回路212に送出する。具体的には、図4の遅延させた画像データ(以下、遅延画像データという)、遅延させた主走査画像有効領域信号(以下、遅延主走査画像有効領域信号という)、および遅延させた画像有効領域信号(以下、遅延画像有効領域信号という)のように、各データを2ライン分遅延させて送出する。
判定有効領域信号生成回路213は、画像有効領域信号と、遅延回路から送出された遅延画像有効領域信号から、判定有効領域信号を生成する。具体的には、画像有効領域信号と、遅延画像有効領域信号とのANDを取る。
有彩判定回路212は、送出された遅延画像データに基づいて、主走査方向1ラインの画像データが有彩色であるか無彩色であるかの判定を行う。さらに、その判定結果は、前ラインの判定結果とORを取り、OR結果をメモリ212aに格納する。本実施の形態では、1ライン分の画像データが無彩色と判定された場合には“0”を格納し、1ライン分の画像データが有彩色と判定された場合には“1”を格納している。
有彩判定回路212は、メモリ212aに格納された判定結果と、判定有効領域信号生成回路213から送出された判定有効領域信号とから、メモリ212aの格納された最終ビットの判定結果を参照する。この判定結果から原稿が有彩色であるか無彩色であるかを判定する。メモリ212aの最終ビットの値は、“0”であるので、無彩色と判定され、有彩判定信号がアクティブでないとして送出される。
なお、判定結果をメモリ212aに格納する際に、上述のように前ラインの判定結果とのORを取らず、判定結果をそのままメモリ212aに格納し、メモリ212aに格納されている判定結果のうち判定有効領域信号に対応する領域の判定結果から原稿が有彩色か無彩色かを判定してもよい。
このように、原稿の終端部が浮くなどで副走査方向の端部の判定が誤っていても、誤判定をした部分については、有彩色か無彩色かの判定に用いられないため、不定形サイズの原稿や複数のサイズが混在する場合でも、原稿に対して適切に有彩色か無彩色かの判定を行うことができる。
次に、原稿を有彩色であると判定される場合について説明する。図6は、画像処理部が行う有彩判定処理手順の一例を示すタイミングチャートである。また、図7は、スキャナで読込んだ原稿の一例を示す説明図である。図7に示す例は、原稿の2ライン目が有彩色の画像データであり、さらに終端部から2ライン分が有彩色と判定される画像データとして読込まれている場合である。
図3のブロック図、図6、図7を参照して説明する。まず、図3において画像データ、主走査画像有効領域信号、および画像有効領域信号が遅延回路211に送出される。遅延回路211では、所定のライン数分だけ、本実施の形態では2ライン分のデータを遅延させる。画像データは、図6に示すように“無、有、無、・・・、無、無、有、有”のデータが送出される。
遅延回路211は、遅延させたデータを有彩判定回路212に送出する。具体的には、図4の遅延画像データ、遅延主走査画像有効領域信号、および遅延画像有効領域信号のように2ライン分データを遅延させて送出される。
判定有効領域信号生成回路213は、画像有効領域信号と、遅延回路から送出された遅延画像有効領域信号から、判定有効領域信号を生成する。具体的には、画像有効領域信号と、遅延画像有効領域信号とのANDを取る。
有彩判定回路212は、送出された遅延画像データに基づいて、主走査方向1ラインの画像データが有彩色であるか無彩色であるかの判定を行う。さらに、その判定結果は、前ラインの判定結果とORを取り、OR結果をメモリ212aに格納する。2ラインの判定結果が“1”であり、3ラインの判定結果は“0”であるが、1と0のORを取るため、3ラインの判定結果としてメモリ212aに格納される値は“1”となる。以下、同様に4ライン以降も“1”が格納される。
有彩判定回路212は、メモリ212aに格納された判定結果と、判定有効領域信号生成回路213から送出された判定有効領域信号とから、メモリ212aの格納された最終ビットの判定結果を参照する。この判定結果から原稿が有彩色であるか無彩色であるかを判定する。メモリ212aの最終ビットの値は、“1”であるので、有彩色と判定され、有彩判定信号がアクティブとして送出される。
なお、判定結果をメモリ212aに格納する際に、上述のように前ラインの判定結果とのORを取らず、判定結果をそのままメモリ212aに格納し、メモリ212aの判定有効領域信号に対応する領域の判定結果から原稿が有彩色か無彩色かを判定してもよい。
このように、原稿の判定有効領域に有彩色の画像データが存在すれば、不定形サイズの原稿や複数のサイズが混在する場合であっても、原稿に対して適切に有彩色か無彩色かの判定を行うことができる。
また、他の実施の形態について説明する。図8は、他の実施の形態にかかる画像処理部の構成を示すブロック図である。図3と異なるのは、メモリ212aに代えてリングバッファ214aに判定結果を格納している点である。
画像処理部31による原稿が有彩色か無彩色かの判定処理は、図4および図5などによって上述した説明と同様であるので、その説明を参照し、ここでは異なる部分のみを説明する。
上述したメモリ212aは、副走査方向のラインと同数またはそれ以上のビット数のメモリである必要がある。しかし、本実施の形態では、例えば8ビットのリングバッファに判定結果を格納する。また、8ビットを超える判定結果を格納する場合には7ライン前の判定結果に上書きして、新たな判定結果を格納する。これにより、メモリ容量として副走査方向のライン数より少ない一定の容量を持てば、原稿の有彩色か無彩色かを判定することが可能となる。
このように、1ラインごとの有彩色か無彩色かの判定結果を一定のビット数のリングバッファに持ち、不要な結果を上書きすることにより、メモリ量を削減することができる。
さらに、他の実施の形態について説明する。図9は、他の実施の形態にかかる画像処理部の構成を示すブロック図である。図3と異なるのは、メモリ212aに代えて1ビットメモリ215aによって判定結果を格納している点である。画像処理部41による原稿が有彩色か無彩色かの判定処理は、図4および図5などによって上述した説明と同様であるので、その説明を参照し、ここでは異なる部分のみを説明する。
上述したメモリ212aは副走査方向のラインと同数またはそれ以上のビット数のメモリであることが必要である。しかし、本実施の形態では、1ビットメモリに1ラインの判定結果を格納する。この場合は、1ビットメモリに格納されている前ラインの判定結果と、今回のラインの判定結果のORを取り、その結果を格納することによって、原稿が有彩色であるか無彩色であるかの情報を保持することができる。これにより、メモリ容量として1ビットを持てば、原稿が有彩色であるか無彩色であるかを判定することが可能となり、メモリ量を削減することができる。
本来、副走査方向サイズが予め確定されるため原稿端部が浮いてしまうことによる誤判定防止として端部近傍は検出をマスクする必要が生じるがADF60へ定型サイズの原稿を通す場合においては最終ラインまでの位置をカウントできるため問題ない。しかし、不定形サイズやサイズ混載時の原稿の場合は副走査方向のサイズが原稿終端部をADF60が検出した信号により決定されるため原稿が無彩色であっても数ライン分の端部データを検出して有彩色と誤判定してしまう可能性がある。有彩色/無彩色判定を行う上で原稿の端部のみカラー画像がある場合は稀であることから通常は検出範囲を設け、端部の検出を外すことが望ましい。
このような場合は、色検知信号をソフト的にマスク設定が可能な手段と、fgateのネゲート割り込みを検知する手段を設け、fgateのネゲート割り込みを検知してマスク設定することにより誤検知を防ぐようにしている。ただソフトでの対応であると処理遅延が発生し、ラインメモリの遅延量が少ない場合においては端部近傍に適切なマスク制御が不可能な場合が発生する。
そこで、本発明では、上述したように遅延回路を用いて、画像データなどを遅延させ、所定のライン数の判定結果を用いないことによって、ライン遅延分に対応する端部の誤判定エリアの検知をマスクすることが可能としたものである。
(第2の実施の形態)
上述した画像形成装置の構成を前提として、第2の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明が適用される画像処理部の構成例について説明する。図10は、第2の実施の形態にかかる画像処理部の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる画像処理部51は、遅延回路211と、白紙判定回路216と、メモリ212aと、判定有効領域信号生成回路213と、を備えている。ここで、遅延回路211と、メモリ212aと、判定有効領域信号生成回路213の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
白紙判定回路216は、送出された遅延画像データに基づいて、主走査方向1ラインの画像データが白紙であるか非白紙であるかの判定を行う。さらに、その判定結果は、前ラインの判定結果とORを取り、OR結果をメモリ212aに格納する。本実施の形態では、1ライン分の画像データが白色と判定された場合には“0”を格納し、1ライン分の画像データが非白色と判定された場合には“1”を格納している。
次に、上述したように構成されている画像処理部51による白紙判定処理について説明する。図11は、画像処理部が行う白紙判定処理手順の一例を示すタイミングチャートである。また、図12は、スキャナで読込んだ原稿の一例を示す説明図である。図12に示す原稿の例は、本来白紙の原稿であるのだが、不定形サイズの原稿や複数のサイズが混在する原稿を読み込む時に原稿の終端部が浮いてしまうなどして、終端部から2ライン分が非白紙と判定される画像データとして読込まれている。
図10のブロック図、図11、および図12を参照して説明する。まず、画像データ、主走査画像有効領域信号、および画像有効領域信号が遅延回路211に送出される。遅延回路211では、所定のライン数分だけそれぞれのデータを遅延させる。ここで、所定のライン数とは、画像形成装置ごとに予め定められた値である。本実施の形態では、例えば2ライン分のデータを遅延させるものとする。
遅延回路211は、遅延させたデータを白紙判定回路216に送出する。具体的には、図11の遅延画像データ、遅延主走査画像有効領域信号、および遅延画像有効領域信号のように、各データを2ライン分遅延させて送出する。
判定有効領域信号生成回路213は、画像有効領域信号と、遅延回路から送出された遅延画像有効領域信号から、判定有効領域信号を生成する。具体的には、画像有効領域信号と、遅延画像有効領域信号とのANDを取る。
白紙判定回路216は、送出された遅延画像データに基づいて、主走査方向1ラインの画像データが白色であるか非白色であるかの判定を行う。さらに、その判定結果は、前ラインの判定結果とORを取り、OR結果をメモリ212aに格納する。本実施の形態では、1ライン分の画像データが白色と判定された場合には“0”を格納し、1ライン分の画像データが非白色と判定された場合には“1”を格納している。なお、白色非白色の判断は、1ラインごとに限らず、複数のライン単位で判断してもよい。
白紙判定回路216は、メモリ212aに格納された判定結果と、判定有効領域信号生成回路213から送出された判定有効領域信号とから、メモリ212aの格納された最終ビットの判定結果を参照する。この判定結果から原稿が白紙であるか非白紙であるかを判定する。メモリ212aの最終ビットの値は、“0”であるので、白紙と判定され、白紙判定信号がアクティブでないとして送出される。
なお、判定結果をメモリ212aに格納する際に、上述のように前ラインの判定結果とのORを取らず、判定結果をそのままメモリ212aに格納し、メモリ212aに格納されている判定結果のうち判定有効領域信号に対応する領域の判定結果から原稿が白紙か非白紙かを判定してもよい。
メモリ212aは、第1の実施の形態と同様に、リングバッファまたは1ビットメモリであってもよい。また、白紙判定回路と代えて非白紙判定回路を用いて、白紙か非白紙かを判定してもよい。
このように、原稿の終端部が浮くなどで副走査方向の端部の判定が誤っていても、誤判定をした部分が、白紙か非白紙かの判定に用いられないため、不定形サイズの原稿や複数のサイズが混在する場合でも、原稿に対して適切に白紙か非白紙かの判定を行うことができる。
(第3の実施の形態)
上述した画像形成装置の構成を前提として、第3の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明が適用される画像処理部の構成例について説明する。図13は、第3の実施の形態にかかる画像処理部の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる画像処理部61は、遅延回路211と、原稿種判定回路217と、メモリ212aと、判定有効領域信号生成回路213と、を備えている。ここで、遅延回路211と、メモリ212aと、判定有効領域信号生成回路213の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
原稿種判定回路217は、送出された遅延画像データに基づいて、主走査方向1ラインの画像データが所定の原稿種であるか所定の原稿種以外であるかの判定を行う。さらに、その判定結果は、前ラインの判定結果とORを取り、OR結果をメモリ212aに格納する。本実施の形態では、1ライン分の画像データが所定の原稿種と判定された場合には“1”を格納し、1ライン分の画像データが所定の原稿種でないと判定された場合には“0”を格納している。なお、原稿種の判断は、1ラインごとに限らず、複数のライン単位で判断してもよい。
次に、上述したように構成されている画像処理部61による原稿種判定処理について説明する。図14は、画像処理部が行う原稿種判定処理手順の一例を示すタイミングチャートである。また、図15は、スキャナで読込んだ原稿の一例を示す説明図である。図15に示す原稿の例は、本来原稿種Aの原稿であるのだが、不定形サイズの原稿や複数のサイズが混在する原稿を読み込む時に原稿の終端部が浮いてしまうなどして、終端部から2ライン分が原稿種Aでないと判定される画像データとして読込まれている。
図13のブロック図、図14、および図15を参照して説明する。まず、図13において画像データ、主走査画像有効領域信号、および画像有効領域信号が遅延回路211に送出される。遅延回路211では、所定のライン数分だけそれぞれのデータを遅延させる。ここで、所定のライン数とは、画像形成装置ごとに予め定められた値である。本実施の形態では、例えば2ライン分のデータを遅延させるものとする。
遅延回路211は、遅延させたデータを原稿種判定回路216に送出する。具体的には、図14の遅延画像データ、遅延主走査画像有効領域信号、および遅延画像有効領域信号のように、各データを2ライン分遅延させて送出する。
判定有効領域信号生成回路213は、画像有効領域信号と、遅延回路から送出された遅延画像有効領域信号から、判定有効領域信号を生成する。具体的には、画像有効領域信号と、遅延画像有効領域信号とのANDを取る。
原稿種判定回路217は、送出された遅延画像データに基づいて、主走査方向1ラインの画像データが原稿種Aであるか原稿種Aでないかの判定を行う。さらに、その判定結果は、前ラインの判定結果とORを取り、OR結果をメモリ212aに格納する。本実施の形態では、1ライン分の画像データが原稿種Aと判定された場合には“1”を格納し、1ライン分の画像データが原稿種Aでないと判定された場合には“0”を格納している。
原稿種判定回路217は、メモリ212aに格納された判定結果と、判定有効領域信号生成回路213から送出された判定有効領域信号とから、メモリ212aの格納された最終ビットの判定結果を参照する。この判定結果から原稿が原稿種Aであるか原稿種Aでないかを判定する。メモリ212aの最終ビットの値は、“1”であるので、原稿種Aであると判定され、原稿種判定信号がアクティブとして送出される。
なお、判定結果をメモリ212aに格納する際に、上述のように前ラインの判定結果とのORを取らず、判定結果をそのままメモリ212aに格納し、メモリ212aに格納されている判定結果のうち判定有効領域信号に対応する領域の判定結果から原稿が原稿種Aか原稿種Aでないかを判定してもよい。また、メモリ212aは、第1の実施の形態と同様に、リングバッファまたは1ビットメモリであってもよい。
このように、原稿の終端部が浮くなどで副走査方向の端部の判定が誤っていても、誤判定をした部分については、原稿種Aであるか原稿種Aでないかの判定に用いられないため、不定形サイズの原稿や複数のサイズが混在する場合でも、原稿に対して適切に原稿種の判定を行うことができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機の電気的構成を示す機能ブロック図である。 図1のデジタル複合機の機械的な概略構成を示す図である。 第1の実施の形態にかかる画像処理部の構成を示すブロック図である。 画像処理部が行う有彩判定処理手順の一例を示すタイミングチャートである。 スキャナで読込んだ原稿の一例を示す説明図である。 画像処理部が行う有彩判定処理手順の一例を示すタイミングチャートである。 スキャナで読込んだ原稿の一例を示す説明図である。 他の実施の形態にかかる画像処理部の構成を示すブロック図である。 他の実施の形態にかかる画像処理部の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる画像処理部の構成を示すブロック図である。 画像処理部が行う白紙判定処理手順の一例を示すタイミングチャートである。 スキャナで読込んだ原稿の一例を示す説明図である。 第3の実施の形態にかかる画像処理部の構成を示すブロック図である。 画像処理部が行う原稿種判定処理手順の一例を示すタイミングチャートである。 スキャナで読込んだ原稿の一例を示す説明図である。
符号の説明
20 エンジン部
21 31 41 51 61 画像処理部
211 遅延回路
212 214 215 有彩判定回路
212a メモリ
214a リングバッファ
215a 1ビットメモリ
213 判定有効領域信号生成回路
216 白紙判定回路
217 原稿種判定回路
22 ASIC
60 ADF
300 スキャナ

Claims (11)

  1. 原稿を搬送する原稿搬送手段と、
    前記原稿搬送手段によって搬送された前記原稿を読込み、画像情報を生成し、前記画像情報が送出されるタイミングを示すタイミング信号を送出する読込手段と、
    前記読込手段によって生成された前記画像情報を遅延させて送出するとともに、前記画像情報を遅延させて送出したタイミングを示す遅延タイミング信号を送出する遅延手段と、
    前記読込手段によって送出された前記タイミング信号と、前記遅延手段によって送出された前記遅延タイミング信号との論理積を算出することにより、前記原稿判定手段での判定対象となる前記画像情報の送出タイミングを示す有効タイミング信号を生成する有効タイミング生成手段と、
    前記遅延手段によって遅延させて送出した前記画像情報における主走査方向の1ライン分の画像情報が有彩色か無彩色かを判定する有彩判定手段と、
    前記有彩判定手段によって判定された前記判定結果のうち、前記有効タイミング生成手段によって生成された前記有効タイミング信号に対応する前記判定結果を用いて、前記画像情報全体が有彩色か無彩色かを判定する原稿判定手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記有彩判定手段によって判定された有彩色または無彩色を示す判定結果を記憶手段に保存する保存手段、をさらに備え、
    前記原稿判定手段は、さらに前記記憶手段に保存された前記判定結果のうち、前記有効タイミング生成手段によって生成された前記有効タイミング信号に対応する前記判定結果を用いて、前記画像情報全体が有彩色か無彩色かを判定すること、を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記有彩判定手段によって判定された前記判定結果と、前記記憶手段に保存された最新の判定結果との論理和を算出する論理和算出手段、をさらに備え、
    前記保存手段は、さらに前記論理和算出手段によって算出された論理和を前記判定結果として保存し、
    前記原稿判定手段は、さらに前記記憶手段に保存された前記判定結果のうち、前記有効タイミング生成手段によって生成された前記有効タイミング信号に対応する前記判定結果の最終の判定結果によって、前記画像情報全体が有彩色か無彩色かを判定すること、を特徴とする請求項に記載の画像処置装置。
  4. 前記有彩判定手段は、前記遅延手段によって遅延させて送出した前記画像情報に基づいて、前記遅延手段によって遅延させて送出した前記画像情報における主走査方向の1ライン分の画像情報が有彩色か無彩色かを判定すること、を特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  5. 原稿を搬送する原稿搬送手段と、
    前記原稿搬送手段によって搬送された前記原稿を読込み、画像情報を生成し、前記画像情報が送出されるタイミングを示すタイミング信号を送出する読込手段と、
    前記読込手段によって生成された前記画像情報を遅延させて送出するとともに、前記画像情報を遅延させて送出したタイミングを示す遅延タイミング信号を送出する遅延手段と、
    前記読込手段によって送出された前記タイミング信号と、前記遅延手段によって送出された前記遅延タイミング信号との論理積を算出することにより、前記原稿判定手段での判定対象となる前記画像情報の送出タイミングを示す有効タイミング信号を生成する有効タイミング生成手段と、
    前記遅延手段によって遅延させて送出した前記画像情報における主走査方向の1ライン分の前記画像情報が白色か非白色かを判定する白紙判定手段と、
    前記白紙判定手段によって判定された前記判定結果のうち、前記有効タイミング生成手段によって生成された前記有効タイミング信号に対応する前記判定結果を用いて、前記画像情報全体が白色か非白色かを判定する原稿判定手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記白紙判定手段によって判定された白色または非白色を示す判定結果を記憶手段に保存する保存手段、をさらに備え、
    前記原稿判定手段は、さらに前記記憶手段に保存された前記判定結果のうち、前記有効タイミング生成手段によって生成された前記有効タイミング信号に対応する前記判定結果を用いて、前記画像情報全体が白色か非白色かを判定すること、を特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 前記白紙判定手段によって判定された前記判定結果と、前記記憶手段に保存された最新の判定結果との論理和を算出する論理和算出手段、をさらに備え、
    前記保存手段は、さらに前記論理和算出手段によって算出された論理和を前記判定結果として保存し、
    前記原稿判定手段は、さらに前記記憶手段に保存された前記判定結果のうち、前記有効タイミング生成手段によって生成された前記有効タイミング信号に対応する前記判定結果の最終の判定結果によって、前記画像情報全体が白色か非白色かを判定すること、を特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  8. 前記白紙判定手段は、前記遅延手段によって遅延させて送出した前記画像情報に基づいて、前記遅延手段によって遅延させて送出した前記画像情報における主走査方向の1ライン分の画像情報が白色か非白色かを判定すること、を特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  9. 前記判定結果記憶手段は、リングバッファであること、を特徴とする請求項1または請求項7に記載の画像処理装置。
  10. 前記判定結果記憶手段は、1ビットのメモリであること、を特徴とする請求項1または請求項7に記載の画像処理装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか一つに記載の画像処理装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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