JP5479164B2 - 画像判定装置および画像判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は読取装置により原稿から読取った画像データがカラー画像なのかモノクロ画像なのかを判定する画像判定装置および画像判定方法に関する。
カラー複写機にはACS(Auto Color Select)という機能が搭載されている。これは、複写対象の原稿がカラーであるかモノクロであるかを判定する機能である。しかし、ACS機能は判定に失敗することがある。特にモノクロ原稿をカラー原稿として誤判定する場合、誤判定の要因として色ずれという現象が挙げられる。モノクロ原稿を読取ったにもかかわらず、読取り結果の画像データ中に色ずれによるカラー成分が含まれてしまい、判定を失敗するのである。なぜ色ずれという現象が起きてしまうか以下に説明する。
一般的に、カラー複写機に搭載されている撮像センサは、カラー原稿からの反射光をR(赤)、G(緑)、B(青)に分光して、各色成分を読取るためにR用、G用、B用の3つのラインセンサで構成されている。
前述の分光のためには各ラインセンサ上に分光フィルタを設置するのが一般的である。これらのラインセンサは各色間において物理的な隙間を有している。このため、同一時刻に読取る画像は前述の隙間に対応する距離だけ、原稿上で異なる位置を読取っている。よって、各ラインセンサで読取った画像データを最終的なカラー画像データに結像するためには、前述の隙間分の位置補正をすればよい。
しかしながら原稿を読取る際の走査速度のムラや、外的要因による走査中の突発的なショックが発生した場合、本来結像すべきRGBのライン同士を適切に結像できず、色ずれという現象起きてしまうのである。
モノクロ原稿の画像エッジ部分に色ずれが発生すると、例えばRとGは黒を示す低い輝度信号なのにBは白を示す高い輝度のラインを結像することになる。これらを結像すると本来モノクロ情報しかないデータ上に青色データ(偽色)が発生してしまうのである。
さて、これまで色ずれという現象によりモノクロ原稿にカラー成分が含まれてしまうことを説明してきた。色成分が含まれていることにより、ACS機能はモノクロ原稿をカラー原稿として誤って判定してしまう可能性が発生してしまう。この判定の問題を特許文献1は三つの技術を用いて解決している。
一つ目の技術は、注目画素が多少色成分を有していても、その画素をモノクロだと判定する技術である。この技術では、第一の閾値を設けて注目画素の最大色間差が第一の閾値より小さい場合はモノクロと判定する。
二つ目の技術は読取り画像データ全体に対するカラー画素の数が少ない場合に、読取った原稿をモノクロ原稿であると判定する技術である。この技術では、第二の閾値を設けてカラー画素の数が第二の閾値よりも少ない場合に読取った原稿をモノクロ原稿と判定する。
三つ目の技術は原稿内の一部の領域に関して、カラー判定の感度を下げる技術である。この技術では、第三の閾値を設けて、該領域内のカラー画素の数が第三の閾値より少ない場合に該領域はモノクロであると判定する技術である。原稿内の全ての領域をそれぞれ判定し、最終的にカラー原稿かモノクロ原稿かを判定している。
ここで、前記一部の領域とは特に色ずれが大きくなる領域を示している。例えば自動原稿送り装置などを用いて原稿を搬送して読取る装置では、原稿は搬送路上で様々な部材と衝突している。この様々な部材とは搬送ローラやガイド板などである。これらに衝突した際には前述した突発的なショックによりRGBの各ラインセンサの結像関係が大きくずれてしまい、色成分が発生してしまうのである。
特許文献1は上記のような突発的なショックによる色ずれが発生している領域に対して、上述の三つ目の技術を用いてモノクロ原稿をモノクロと判定していた。
特開2009−260640号公報
しかしながら、実際にACSでカラー原稿と判定したい原稿上のカラー画像は、例えば文字などのようにある程度カラー画素が連続して塊になっている画像である。特許文献1では、色ずれの大きな領域に対して前記閾値を大きく設定し、計数したカラー画素の数が当該画素数を超えるか否かにより、色ずれしたモノクロ原稿をモノクロと判定する。この方法では、色ずれによって発生するカラー成分とカラー画像のカラー成分との区別ができない。このため、色ずれの大きな領域に本来検出されるべきカラー画像が存在しても、カラー画素の数が少ない場合、カラー原稿として判定されない可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものである。その課題は、色ずれで発生する偽色による誤判定をしない画像判定装置及び画像判定方法を提供することである。
本発明に係る装置は、第1の領域と、第2の領域と、前記第1の領域及び前記第2の領域を囲む第3の領域とを含む画像がカラーであるかどうかを判定する装置であって、前記第1の領域又は前記第2の領域に含まれるラインが、走査方向に、第1の長さよりも長い色の塊を含んでいるかどうかを判定する第1の判定手段と、前記色の塊を含むと判定されたラインが、走査方向に、第2の長さよりも長く連続するかどうかを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段での判定結果に応じて、前記判定対象のラインを含む画像がカラーであるかどうかを判定する第3の判定手段と、を備え、前記第2の判定手段で用いられる第2の長さは、前記色の塊を含むと判定されたラインが前記第1の領域に含まれる場合よりも、前記第2の領域に含まれる場合の方が長く、前記第3の領域に含まれるラインは、前記第1の判定手段における判定対象とならないことを特徴とする。
本発明によれば、色ずれで発生する偽色による誤判定をしない画像判定装置及び画像判定方法を提供することができる。
画像判定装置の構成を示すブロック図である。 色ずれの状態をグラフ化して示した図である。 色ずれが画像データに与える影響を示す図である。 カラー画素判定の結果の例を示す図である。 画像データ中のカラー画素の例を示す図である。 カラー画素判定を説明するための図である。 領域制限処理部の処理の流れを示すフローチャートである。 領域制限の結果を説明する図である。 領域設定を説明する図である。 第1主走査色群認識部の処理の流れを示すフローチャートである。 第1主走査色群認識部の動作結果を説明するための図である。 第1副走査連続性認識処理部の処理の流れを示すフローチャートである。 第2副走査連続性認識処理部の処理の流れを示すフローチャートである。 セレクタと主走査方向カウンタの処理の流れを示すフローチャートである。 第2主走査色群認識部の処理の流れを示すフローチャートである。 第2副走査カウント部の処理の流れを示すフローチャートである。 第1副走査カウント部の処理の流れを示すフローチャートである。 第2副走査カウント部の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2における画像判定装置のブロック図である。 第3副走査カウント部の動作結果を説明する図である。 第4副走査連続性認識処理部の処理の流れを示すフローチャートである。 第5副走査連続性認識処理部の処理の流れを示すフローチャートである。 第2セレクタと第2副走査方向カウンタの処理の流れを示すフローチャートである。 制御信号と副走査連続性認識処理部の動作を示す表である。 実施例3における画像判定装置のブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
上述の通り、カラー画素数を計数し、色ずれの大きい領域ではカラー判定の閾値を大きくする従来技術では、カラー画素が連続しているのか否かを区別できない。その結果、色ずれの大きな領域に本来検出されるべきカラー画像が存在しても、カラー画素の数が少ない場合、カラー原稿として判定されない可能性がある。
そこで本発明では、まず、主走査方向に伸びるカラーの線が読取り画像データ中に存在するか判定する。判定の結果、主走査方向に伸びるカラーの線が存在した場合には原稿をカラーであると判断する。
また同時に副走査方向に伸びるカラーの線が読取り画像データ中に存在するか判定する。判定の結果、副走査方向に伸びるカラーの線が存在した場合には原稿をカラーであると判断する。
しかし、この方法だけでは色ずれの大きい領域において、モノクロ原稿をカラー原稿と誤判定する可能性が残る。なぜなら色ずれによって主走査方向に伸びるモノクロの線のエッジ部に主走査方向に伸びるカラーの線が数ライン現れてしまうため、これによりカラー原稿と誤判定してしまうのである。副走査方向に伸びるモノクロの線は、その副走査方向の長さに対して色ずれによる影響量が小さいので、誤判定につながるものではない。
そこで本実施例では読取り画像データを色ずれの大きい領域とそれ以外の領域とに分け、主走査方向に伸びるカラーの線について、副走査方向の連続性を判断する閾値を領域ごとに適した値に設定する(後述する第1副走査カウント部118により行う)。これにより、色ずれの大きい領域においては色ずれによって主走査方向に伸びるモノクロの線のエッジ部に主走査方向に伸びるカラーの線が現れてもモノクロ原稿として判定できる。一方、本来検出したい主走査方向に伸びるカラーの線は、色ずれによるカラーの線よりも一般的に太い。そのため、画像データから色ずれによるもの以外のカラーの線を検出することによってカラー原稿として判定できる。
以下に詳細な実施例を図面を用いて説明する。
また、説明の便宜上、読取り装置の解像度は主走査600dpi(dot per inch)、副走査600dpiを前提とする。
[色ずれの説明]
カラー複写機において、ラインセンサと自動原稿送り装置とによって原稿を読取った場合に、原稿が完全に等速で搬送されることが理想的であり、このときに結像される画像データが最も原稿に忠実なものとなる。しかしながら、例えば原稿搬送の定常的なムラや、搬送路上で起こるショックにより色ずれという現象が発生する。
図2(A)は、副走査長さが5000ラインの原稿を読取ったときの色ずれの状態をグラフ化して示した図である。符号301、302、303、304の部分は色ずれが大きいことを示している。原稿の先端が自動原稿送り装置のガイドに衝突すると、その時点の読取り位置における画像データに衝突のショックの影響が色ずれという形で現れる。同様に原稿先端が排紙ローラーに到達した際の色ずれを示しているのが符号302である。次に原稿後端が給紙ローラーを抜けた時のショックによる色ずれが符号303である。そして、原稿後端が搬送ローラーを抜けたときのショックによる色ずれが符号304である。
図2(B)は副走査長さが7000ラインの原稿を読取ったときの色ずれ状態をグラフ化したものである。符号305、306、307、308は色ずれが大きいことを示している。原稿先端とガイドによる色ずれが符号305であり、原稿先端と排紙ローラーによる色ずれが符号306である。また、原稿後端と給紙ローラーによる色ずれが符号307であり、原稿後端と搬送ローラーによるものが符号308である。
以上のように、カラー複写機において、原稿搬送の定常的なムラや、搬送路上で起こるショックにより発生する色ずれの位置は、原稿送り装置の構成と原稿の副走査長さによって決定する。これらの色ずれは原稿先端部におけるショックによるものと原稿後端部のショックによるものに分類できる。従って、原稿搬送の定常的なムラや、搬送路上で起こるショックが発生する位置を把握することによって、色ずれが発生しやすい位置を予め特定することができる。
色ずれにより読取り画像データにどのような影響を与えるかを説明する。
図3(A)は主走査方向の黒い線を読取ったときの画像データを示している。ラインセンサの各色のデータを結像させるための位置補正量に対して色ずれによる変動が起きてしまっている。よって、黒い画像データ402の副走査方向のエッジ部に色ずれによる偽色402、403が発生している。色ずれが大きいと、偽色の存在する領域が副走査方向に大きくなる。この例では、2ラインが色ずれによる偽色の影響を受けている。
図3(B)は副走査方向の黒い線を読取ったときの画像データを示している。黒い画像データ404の副走査方向のエッジ部に色ずれによる偽色405、406が発生している。
[画像判定装置の構成]
図1は実施例1におけるACS機能を実現するための画像判定装置の構成を示すブロック図である。
領域設定部101は、画像データを副走査方向に、色ずれが発生しにくい領域(第1の領域)と色ずれが発生しやすい領域(第2の領域)とに分割し、その領域の位置情報を保持する。領域設定部101による画像データの分割は、原稿搬送の定常的なムラや、搬送路上で起こるショックが発生しやすい位置等を考慮して行われる。領域設定部101は、画像データの副走査ラインアドレス信号を入力し、注目ラインがどの領域かを指し示す。カラー画素判定部102は、原稿読取装置で読取った画像データを入力し、1画素毎にカラーであるか否かを判定する。領域制限処理部103は画像データ全体に対してACS機能を無効にする領域を設定する。領域制限処理部103による処理の後は、大きく主走査方向検知部110による処理と副走査方向検知部115による処理とに分かれている。
主走査方向検知部110は主に図5の符号602のような原稿上の主走査方向に伸びるカラーの線画などを検知するためのブロックである。副走査方向検知部115は主に図5の符号603のような原稿上の副走査方向に伸びるカラーの線画などを検知するためのブロックである。原稿上斜め方向に伸びるカラーの線画は、後述するように副走査方向検知部115で検知する。これら主走査方向検知部110と副走査方向検知部115はそれぞれ並列に処理を行う。そして、それぞれが検知したカラー画像の結果に応じて、原稿判断部116が処理対象の原稿がカラー原稿かモノクロ原稿かを判断する。
主走査方向検知部110は、第1主走査色群認識部117と第1副走査カウント部118とを備える。第1主走査色群認識部117は、第1主走査連続性認識処理部104と第1色群認識処理部105とを備える。
第1主走査連続性認識処理部104はカラー画素が主走査方向の同一ライン上に連続して存在している場合に、その連続度をカウントし、その主走査方向に連続して存在しているカラー画素を色の塊として検出する。第1色群認識処理部105は同一ライン上に存在する色の塊をカウントすることで、該ラインがカラーラインか否かを決定する。
第1副走査カウント部118は、第1副走査連続性認識処理部106、第2副走査連続性認識処理部107、セレクタ108、及び主走査方向カウンタ109を備える。
第1副走査連続性認識処理部106はカラーラインが副走査方向に連続して存在している場合にその連続度をカウントすることで色ずれが大きくない領域での副走査方向の色の塊を検出する。また、第1副走査連続性認識処理部106は領域設定部101の設定を参照してカウンタのリセット動作を制御する。第2副走査連続性認識処理部107は第1副走査連続性認識処理部と同様の処理を行う。相違点として、第2副走査連続性認識処理部107は色ずれが大きい領域での副走査方向の色の塊を検出するために、第1副走査連続性認識処理部106とは異なる閾値を用いて処理を行う。セレクタ108は領域設定部101の設定を参照して、第1副走査連続性認識処理部106と第2副走査連続性認識処理部107との結果を領域ごとに選択する。主走査方向カウンタ109は主走査方向検知部110にて、検出した色の塊の総数をカウントする。
副走査方向検知部115は第2主走査色群認識部119と第2副走査カウント部120とを備える。これらのブロックが有する構成要素の一部は、主走査方向検知部110が有する構成要素と同様の機能を有している。副走査方向検知部115は副走査方向に伸びるカラーの線画を検出するための閾値を用いて動作する。副走査方向検知部115の処理対象となる画像は、主走査方向検知部110とは異なる場合がある。
第2主走査色群認識部119は第2主走査連続性認識処理部111と第2色群認識処理部112とを備える。
第2主走査連続性認識処理部111は第1主走査連続性認識処理部104と同一の機能を有しているが、第2主走査連続性認識処理部111は副走査方向に伸びるカラーの線画を検出するための閾値で動作する。第2色群認識処理部112は第1色群認識処理部105と同一の機能を有しているが、第2色群認識処理部112は副走査方向に伸びるカラーの線画を検出するための閾値で動作する。
第2副走査カウント部120は第3副走査連続性認識処理部113と副走査方向カウンタ114とを備える。
第3副走査連続性認識処理部113はカラーラインが副走査方向に連続して存在している場合にその連続度をカウントすることで、色の塊を検出する。副走査方向カウンタ114は第3副走査連続性認識処理部113にて検出した色の塊の総数をカウントする。
[画像判定装置の動作]
次に、画像判定装置の動作を詳細に説明する。
図7はカラー画素判定部102の動作を示すフローチャートである。カラー画素判定部102は、読取装置で読取ったRGB信号で構成される画像データを入力する(ステップS901)。
すべての画素についてたとえばCIE(国際照明委員会)が定義しているL*a*b*均等色空間へ色空間変換を実施する(ステップS902)。
図6はa*−b*平面を表している。a*、b*共に0となるところ、すなわちL*軸上は完全なモノクロである。L*軸周辺に彩度の閾値801を設ける。カラー画素判定部102は、注目画素のa*、b*が指し示す座標が閾値801よりも内側か外側かを判断する(ステップS903)。すなわち、カラー画素判定部102は、注目画素がカラーかモノクロかを判断する。
図4(A)の502及び図4(B)の504は、図3(A)及び(B)の画像に対してカラー/モノクロ判定を実施した場合にカラーとして判定される部分を示している。
ステップS903にて閾値以内であると判断された場合はその画素がモノクロであるので、注目画素にモノクロを示すフラグを付加する。例えば、カラー/モノクロ信号であるacsをacs=0として付加する(ステップS904)。
ステップS903にて閾値の外側であると判断された場合はその画素がカラーであるので、注目画素にカラーを示すフラグを付加する。例えば、カラー/モノクロ信号であるacsをacs=1として付加する(ステップS905)。このようにして入力画像の各画素に対して付加されたカラー/モノクロフラグを以降の処理でカウントすることでACS機能を実施する。
原稿上に記載されている画像情報を得るために原稿の先端、後端、右端、左端付近を読取ることがある。このとき、各端部の原稿エッジに色成分が発生してしまうことがある。これらはACS機能に対してはノイズ情報になるので領域制限処理部103にてあらかじめ排除する。
図8は領域制限処理部103によって制限される領域を示す図である。
原稿の幅をwidthとしたときに、主走査方向の原点側からmp0、mp1、widthを設定する。また、原稿の長さをlengthとしたときに、副走査方向の原点側からsp0、sp1、lengthを設定する。これらの座標指定により、原稿領域は図示するACS有効領域とACS無効領域とに分割することができる。カラー判定部102で生成したacs信号について、ACS無効領域の画素については強制的にacs=0にマスクすることで前述したノイズ情報を排除することができる。
図9は領域設定部101によって設定される領域を示す図である。
原稿の長さをlengthとしたときにap0、ap1、ap2、ap3、ap4、ap5、ap6、ap7、lengthを設定する。これらの座標指定により複数の領域1と複数の領域2とを分割する。ここで、領域1は色ずれが小さい領域であり、領域2は色ずれが大きい領域である。領域2は、図2に示した色ずれが大きい領域301、302、303、304、305、306、307、308を含むように設定される。
次に主走査方向検知部110について詳細に説明する。
図10は第1主走査連続性認識処理104と第1色群認識処理部105とにより、注目しているラインがカラーラインか否かを判断する動作を示すフローチャートである。
注目ラインの注目画素に対応するacs信号が入力されると、第1主走査連続性認識処理104は該注目画素がカラーか否かの判断をする(ステップS1201)。
注目画素がカラーである場合は、第1主走査連続性認識処理部104のカウンタ1をカウントアップする(ステップS1202)。カウンタ1は、連続するカラー画素の連続度をカウントするためのカウンタである。
次に、第1主走査連続性認識処理104はカウンタ1のカウント値があらかじめ設定した閾値1に達したか否かを判定する(ステップS1203)。閾値1は、同一ライン上に連続して存在しているカラー画素群を色の塊として判定するか否かの閾値である。
カウンタ1のカウント値が閾値1に達した場合(すなわち、色の塊を検出した場合)、第1色群認識処理部105のカウンタ2をカウントアップする(ステップS1204)。カウンタ2は、色の塊の数をカウントするためのカウンタである。
再び色の塊を探索するためにカウンタ1をリセットする(ステップS1205)。また、ステップS1201にて注目画素がモノクロであった場合もステップS1205にてカウンタ1をリセットする。これはカラー画素の連続が途切れたことを意味している。
次に、第1色群認識処理部105はカウンタ2のカウント値があらかじめ設定した閾値2に達したか否かを判定する(ステップS1206)。閾値2は、注目ラインをカラーラインとして判定するか否かの閾値である。従って、カウンタ2のカウント値が閾値2に達した場合、第1色群認識処理部105はこの注目ラインをカラーラインと判定する(ステップS1209)。
第1色群認識処理部105は注目ラインが原稿中の最終ラインか否かを判断する(ステップS1210)。
最終ラインであった場合は第1主走査連続性認識処理部104と第1色群認識処理部105の動作を終了する。
最終ラインではなかった場合は注目ラインを1ライン進めてステップS1201に戻る(ステップS1211)。
ステップ1206にてカウンタ2のカウント値が閾値2に達していなかった場合は、第1色群認識処理部105は注目画素が注目ラインの最終画素か否かを判断する(ステップS1207)。ステップS1203にてカウンタ1のカウント値が閾値1に達していなかった場合もステップS1207にて注目画素が最終画素か否かを判断する。
ステップS1207にて最終画素であったと判断した場合はステップS1210に進む。最終画素ではないと判断した場合は注目画素を1画素進めてステップS1201に戻る。
以上のように、図10に示した処理によれば、注目ラインがカラーラインであるか否かを判断することができる。
図11は閾値1=5、閾値2=2の時の例を示したものである。主走査方向に5画素連続した塊を第1主走査連続性認識処理部104で検出し、その塊が2つ以上あることを第1色群認識処理部105で検出した結果、Nライン、N+1ライン、N+3ラインがカラーラインであると決定されていることがわかる。
図12は第1副走査連続性認識処理部106の動作を説明するフローチャートである。
領域設定部101の設定結果を元に、第1副走査連続性認識処理部106は、注目ラインと注目ラインの1つ前のラインとが異なる領域であるか否かを判断する(ステップS1401)。1つ前のラインが別の領域であった場合は、そこが領域の境界であることを示している。
ステップS1401にて領域1と領域2の境界を越えていないと判断した場合、第1副走査連続性認識処理部106は、注目ラインが前述の第1色群認識処理部105によってカラーライン判定されているか否かを判断する(ステップS1402)。
注目ラインがカラーラインだった場合は、カウンタ3がカウントアップされる(ステップS1403)。
第1副走査連続性認識処理部106は、カウンタ3のカウント値があらかじめ設定した閾値3に達したか否かを判定する(ステップS1404)。
カウンタ3のカウント値が閾値3に達した場合、カウンタ3をリセットされる(ステップs1405)。
次に、注目ラインが原稿画像の最終ラインか否かを判断される(ステップS1406)。注目ラインが原稿画像の最終ラインであった場合は第1副走査連続性認識処理部106の動作を終了する。
注目ラインが原稿画像の最終ラインでなかった場合は次のラインを注目ラインとしてステップS1401へ戻る(ステップS1407)。
ステップS1401にて境界線を越えたと判断した場合、又はステップS1402にて注目ラインがカラーラインでなかった場合は、ステップS1405に進みカウンタ3がリセットされる。
また、ステップS1404にてカウンタ3のカウント値が閾値3に達していない場合はステップS1406にて第1副走査連続性認識処理部106は、注目ラインが最終ラインか否かの判定を行う。
以上のように図12に示した処理によれば、所定の数(閾値3の数値)だけ連続しているカラーライン群を検出することができる。
図13は第2副走査連続性認識処理部107の動作を説明するフローチャートである。
第2副走査連続性認識処理部107は第1副走査連続性認識処理部106と同一の機能を有している。相違点として、第1副走査連続性認識処理部106ではカウンタ3、閾値3を使用したのに対し、第2副走査連続性認識処理部107はカウンタ4、閾値4を用いていることである。また、閾値4は、閾値3よりも大きい値に設定される。
領域設定部101の設定結果を元に、第2副走査連続性認識処理部107は、注目ラインと注目ラインの1つ前のラインとが異なる領域であるか否かを判断する(ステップS1501)。1つ前のラインが別の領域であった場合、そこが領域の境界であることを示している。
ステップS1501にて領域1と領域2の境界を越えていないと判断した場合、第2副走査連続性認識処理部107は、注目ラインが前述の第1色群認識処理部105によってカラーライン判定されているか否かを判断する(ステップS1502)。
注目ラインがカラーラインだった場合は、カウンタ4がカウントアップされる(ステップS1503)。
第2副走査連続性認識処理部107は、カウンタ4のカウント値があらかじめ設定した閾値4に達したか否かを判定する(ステップS1504)。カウンタ4のカウント値が閾値4に達した場合カウンタ4がリセットされる(ステップS1505)。
そして、第2副走査連続性認識処理部107は、注目ラインが原稿画像の最終ラインか否かを判断する(ステップS1506)。
注目ラインが原稿画像の最終ラインであった場合は第2副走査連続性認識処理部107の動作を終了する。
注目ラインが原稿画像の最終ラインでなかった場合は次のラインを注目ラインとしてステップS1501へ戻る(ステップS1507)。
ステップS1501にて境界線を越えたと判断した場合、又はステップS1502にて注目ラインがカラーラインでなかった場合はステップS1505に進みカウンタ4がリセットされる。
また、ステップS1504にてカウンタ4のカウント値が閾値4に達していない場合はステップS1506にて第2副走査連続性認識処理部107は、注目ラインが最終ラインか否かの判定を行う。
図14はセレクタ108と主走査方向カウンタ109の動作を説明するフローチャートである。
セレクタ108は領域設定部101の設定結果に基づき、注目ラインが領域1(すなわち、色ずれが小さい領域)か否かを判断する(ステップS1601)。
注目ラインが領域1であった場合、主走査方向カウンタ109は、注目ラインに対応する第1副走査連続性認識処理部106のカウンタ3のカウント値が閾値3に達したか否かを判定する(ステップS1602)。
第1副走査連続性認識処理部106のカウンタ3のカウント値が閾値3に達した場合、カウンタ5がカウントアップされる(ステップS1603)。カウンタ5は、カウンタ3が閾値3に達した数及びカウンタ4が閾値4に達した数をカウントするためのカウンタである。
そして主走査方向カウンタ109は、注目ラインが原稿画像の最終ラインか否かを判断する(ステップS1605)。注目ラインが原稿画像の最終ラインではなかった場合は次のラインを注目ラインとしてステップS1601に戻る(ステップS1606)。注目ラインが原稿画像の最終ラインであった場合はセレクト108と主走査方向カウンタ109の動作を終了する。
ステップS1601にて注目ラインが領域1ではないと判断された場合、主走査方向カウンタ109は、注目ラインに対応する第2副走査連続性認識処理部107のカウンタ4のカウント値が閾値4に達したか否かを判断する(ステップS1604)。
第2副走査連続性認識処理部107のカウンタ4のカウント値が閾値4に達した場合はステップS1603に進みカウンタ5がカウントアップされる(ステップS1604)。
ステップS1602で第1副走査連続性認識処理部106のカウンタ3のカウント値が閾値3に達しなかった場合や、ステップS1604で第2副走査連続性認識処理部107のカウンタ4のカウント値が閾値4に達しなかった場合はステップS1605に進む。
以上のように、図14に示した処理によれば、領域1においては、カウンタ5はカウンタ3が閾値3に達したラインでのみカウントアップされ、領域2においては、カウンタ5はカウンタ4が閾値4に達したラインでのみカウントアップされる。その結果、画像データから、領域1における閾値3の幅を持つ主走査方向に伸びるカラーの線画、及び領域2における閾値4の幅を持つ主走査方向に伸びるカラーの線画の総数をカウンタ5の値から得ることができる。すなわち、図14に示した処理によれば、色ずれが発生しにくい領域1(第1の領域)において、所定の幅を持つ主走査方向に伸びる第1のカラー線画を検出することができる。また、色ずれが発生しやすい領域2(第2の領域)において、所定の幅を持つ主走査方向に伸びる第2のカラー線画を検出することができる。閾値4は閾値3よりも大きい値に設定されるため、第2のカラー線画の幅の方が第1のカラー線画の幅よりも広い。
このように色ずれが発生しやすい領域においては、より幅の広いカラー線画を検出することによって、色ずれにより生じたカラー線画以外のカラー線画を検出することができる。
また、本実施例においては、領域1及び領域2のどちらの領域においても、主走査方向において同じ長さのカラー線画を検出している(すなわち、領域の違いにより閾値1及び閾値2の値を変更していない)。これは、前述したように、色ずれが生じやすいのは副走査方向であるため、領域の違いにより検出するカラー線画の主走査方向における長さを変更するメリットは小さいためである。
図17は閾値3=3、閾値4=4の時の画像データと各カウンタとの関係の例を示した図である。カウンタ3とカウンタ4は領域1と領域2の境界部でリセットされている様子が確認できる。また、領域1においては、カウンタ5はカウンタ3が閾値3に達した場合にのみカウントアップされていることと、領域2においては、カウンタ5はカウンタ4が閾値4に達した場合にのみカウントアップされていることが確認できる。
以上説明した主走査方向検知部110において、検出したい主走査方向に伸びるカラーの線画の長さに閾値1の値を設定することで、図5の602のような線画を検出する特性を持たせることができる。また、閾値4を副走査方向の色ずれが影響するライン数以上に設定することで色ずれが大きい領域2においてもモノクロ画像をカラー誤判定せずに、モノクロ判定できる。このとき色ずれが影響するライン数とはたとえば図3や図4の場合は2ラインである。また、副走査方向の色ずれが影響するライン数以上の線幅を持つ、主走査方向に伸びるカラーの線画はカラー判定することができる。
さらに閾値3は色ずれの影響を考慮する必要がないので、検出したい線幅の主走査方向に伸びるカラー線画用の設定をすることができる。
次に、副走査方向検知部115について詳細に説明する。
図15は第2主走査連続性認識処理部111と第2色群認識処理部112とにより、注目しているラインがカラーラインか否かを判断する動作を示すフローチャートである。
第2主走査連続性認識処理部111は第1主走査連続性認識処理部104と同一の機能を有している。また、第2色群認識処理部112は第1色群認識処理部105と同一の機能を有している。相違点として、第1主走査連続性認識処理部104及び第1色群認識処理部105ではカウンタ1、閾値1、カウンタ2、閾値2を用いるが、第2主走査連続性認識処理部111及び第2色群認識処理部112ではカウンタ6、閾値6、カウンタ7、閾値7を用いる。
図16は第2副走査連続性認識処理部113と副走査方向カウンタ114とにより、副走査方向検知部が副走査方向に伸びるカラーの線画を検出する動作を示すフローチャートである。
第2副走査連続性認識処理部113は、注目ラインが前述の第2色群認識処理部112によってカラーライン判定されているか否かを判断する(ステップS1801)。注目ラインがカラーラインだった場合はカウンタ8がカウントアップされる(ステップS1802)。
第2副走査連続性認識処理部113は、カウンタ8のカウント値があらかじめ設定した閾値8に達したか否かを判定する(ステップS1803)。カウンタ8のカウント値が閾値8に達していた場合カウンタ9がカウントアップされる(ステップS1804)。そしてカウンタ8をリセットする(ステップS1805)。
注目ラインが原稿画像の最終ラインか否かが判断される(ステップS1806)。注目ラインが原稿画像の最終ラインであった場合は副走査方向検知部115の動作を終了する。
注目ラインが原稿画像の最終ラインでなかった場合は次のラインを注目ラインとしてステップS1801へ戻る。(ステップS1807)
ステップS1801にて注目ラインがカラーラインでなかった場合はステップS1805へ進み、カウンタ8がリセットされる。ステップS1803にてカウンタ8のカウント値があらかじめ設定した閾値8に達しなかった場合はステップS1806へ進む。
以上のように、図16に示した処理によれば、主走査方向のカラーラインの数が閾値8の値だけ副走査方向に続くたびにカウンタ9がカウントアップされ、カウンタ8がリセットされる。その結果、画像データから、閾値8の長さの副走査方向に伸びるカラー線画(第3のカラー線画)の総数をカウンタ9の値から得ることができる。
なお、図16に示した処理において、領域1及び領域2のどちらの領域においても、副走査方向に伸びる同じ幅を持つカラー線画を検出している(すなわち、領域の違いにより閾値6の値を変更していない)。これは、前述したように、色ずれが生じやすいのは副走査方向であるため、領域の違いにより検出するカラー線画の主走査方向における幅を変更するメリットは小さいためである。しかしながら、この方法に限定されず、領域に応じて異なる幅を持つカラー線画を検出することとしてもよい。
また、図16に示した処理において、領域1及び領域2のどちらの領域においても、副走査方向に伸びる同じ長さを持つカラー線画を検出している(すなわち、領域の違いにより閾値8の値を変更していない)。これは、副走査方向に伸びる線画は、図3(B)等に示すように、その副走査方向の長さに対して色ずれによる影響量が小さいので、ACSの誤判定が発生することは少ないためである。しかしながら、この方法に限定されず、領域に応じて異なる長さを持つカラー線画を検出することとしてもよい。
図18は閾値8=3の時の画像データとカウンタ8及び9との関係の例を示したものである。カラーラインが3ライン続くたびにカウンタ8がリセットされ、カウンタ9がカウントアップされている様子が確認できる。
以上説明した副走査方向検知部115において閾値6を検出したい副走査方向に伸びるカラーの線画の線幅にして、閾値8を副走査方向に伸びるカラーの線画の長さに設定する。その結果、図5の符号603に示されているようなカラーの線画を検出する特性を持たせることができる。
色ずれが大きい領域においては、図4(B)の504のように副走査方向にカラーになりうる偽色が数ライン分発生する。しかしながら閾値8に対して十分小さいので、主走査方向検知部110のように領域毎に副走査連続性認識処理部を複数有する必要がない。
これにより、画像データにおける注目ブロックにおいて、色ずれの大きい領域とそうでない領域をまたぐ位置に検出したい副走査方向に伸びるカラーの線画が存在した場合、領域の違いによる影響を受けずにカラー判定することが可能となる。
副走査方向検知部115のではカラーラインの判定後、これらの副走査方向の連続性をカウントしているので、原稿上斜め方向に伸びるカラーの線画も本ブロックで検出することができる。
以上説明した主走査方向検知部110及び副走査方向検知部115による処理の後、原稿判定部116は主走査方向検知部110のカウンタ5及び副走査方向検知部115のカウンタ9が示す数に基づいて、原稿がカラーかモノクロかを判断する。例えば、カウンタ5があらかじめ設定した閾値5に達しているか、もしくはカウンタ9があらかじめ設定した閾値9に達している場合、原稿判定部116は原稿をカラー原稿と判断する。どちらのカウンタも各閾値に達していない場合はモノクロ原稿と判断する。なお、原稿判断部116の判断方法は上記に限るものではなくカウンタ5が閾値5に達していてかつ、カウンタ9が閾値9に達している場合にのみカラー原稿判定するようにしてもよい。
以上の処理における各ブロックは集積回路で実現してもよいし、ソフトウェアで実現してもよい。また、これらを組み合わせて実現してもよい。
以上説明した主走査方向検知部110と副走査方向検知部115は色ずれの大きな領域において以下のことがいえる。
原稿をカラー判定するにあたり色ずれの影響を受ける主走査方向検知部では、その影響量だけ検出する線画の長さを長く(すなわち、閾値4の値を大きく)設定することができる。
また、原稿をカラー判定するに当たり色ずれの影響が小さい副走査方向用検知部においては領域毎に動作を切り替えないので、領域をまたぐ副走査方向に伸びるカラーの線画を検出することができる。
以上より、色ずれの影響を受ける領域や成分に対して、カラー判定感度を下げることなく、かつ、色ずれで発生する偽色によってモノクロ原稿をカラー誤判定しないようなACS機能を備える画像判定装置を提供できる。
副走査方向の色ずれによって図4(B)のように副走査方向に伸びるモノクロの線画にも2ライン程度カラー画素が発生してしまう。色ずれが大きい領域は色ずれが大きくない領域よりもカラー判定の閾値を大きくしたほうが、色ずれの影響をより受けにくいACSを実施することができる。
しかしながら、副走査方向検知部として実施例1で説明した第1副走査カウント部118をそのまま使用することは好ましくない場合がある。それは、第1副走査カウント部118は色ずれが大きい領域と大きくない領域の境界部にて、副走査方向のカラー連続性のカウントをリセットしてしまうからである。これにより、副走査方向に伸びるカラーの線画が前記境界部をまたぐことで、カラー線画を検知しづらくなってしまうからである。
本実施例2では色ずれの大きい領域と大きくない領域において、副走査方向検知部のカラー判定感度を切り替えつつ、検知したい副走査方向に伸びるカラーの線画が両領域の境界をまたいでも、カラー検知能力が低下しない方法を説明する。
図19は本発明に係るの実施例2を実現するための画像判定装置の構成を示すブロック図である。図1と同一の符号が付されているものは実施例1と同様の動作をするものである。
本実施例では実施例1における副走査方向検知部115が副走査方向検知部2101に置き換えられている。
主走査方向検知部110と副走査方向検知部2101はそれぞれ並列に処理を行う。そして、それぞれが検知したカラー画像の結果を受けて、原稿判断部116が処理対象の原稿がカラー原稿かモノクロ原稿かを判断する。
副走査方向検知部2101は大きく第2主走査色群認識部119と第3副走査カウント部2102から構成されている。
第3副走査カウント部2102は第4副走査連続性認識処理部2103、第5副走査連続性認識処理部2104、第2セレクタ2105、及び第2副走査方向カウンタ2106を備える。
第4副走査連続性認識処理部2103は、カラーラインが副走査方向に連続して存在している場合にその連続度をカウントすることで色ずれが大きくない領域での副走査方向の色の塊を検出する。このとき領域設定部101の設定を参照してカウンタのリセット動作を制御する。第5副走査連続性認識処理部2104の機能は第4副走査連続性認識処理部2103と同一であるが、色ずれが大きい領域での副走査方向の色の塊を検出する感度を変えるために、第4副走査連続性認識処理部2103とは各種閾値を異ならせて動作させる。第2セレクタ2105は領域設定部101の設定を参照して、第4副走査連続性認識処理部2103と第5副走査連続性認識処理部2104との結果を領域ごとに選択するものである。第2副走査方向カウンタ2106は副走査方向検知部2101にて、検出した色の塊の総数をカウントするものである。
図21は第4副走査連続性認識処理部2103の動作を説明するフローチャートである。
第4副走査連続性認識処理部2103は、注目ラインが前述の第2色群認識処理部112によってカラーライン判定されているか否かを判断する(ステップS2301)。注目ラインがカラーラインだった場合はカウンタ10がカウントアップされる(ステップS2302)。
第4副走査連続性認識処理部2103は、カウンタ10のカウント値があらかじめ設定した閾値10に達したか否かを判定する(ステップS2303)。カウンタ10のカウント値が閾値10に達した場合カウンタ10がリセットされる(ステップs2304)。
そして、第4副走査連続性認識処理部2103は、注目ラインが原稿画像の最終ラインか否かを判断する(ステップS2305)。注目ラインが原稿画像の最終ラインであった場合は第4副走査連続性認識処理部2103の動作を終了する。
注目ラインが原稿画像の最終ラインでなかった場合は次のラインを注目ラインとしてステップS2301へ戻る(ステップS2306)。ステップS2301にて注目ラインがカラーラインでなかった場合はステップS2304に進みカウンタ10がリセットされる。
また、ステップS2303にてカウンタ10のカウント値が閾値10に達していない場合、第4副走査連続性認識処理部2103はステップS2305にて注目ラインが最終ラインか否かの判定を行う。
以上のように図21に示した処理によれば、所定の数(閾値10の数値)だけ連続しているカラーライン群を検出することができる。
図22は第5副走査連続性認識処理部2104の動作を説明するフローチャートである。
第5副走査連続性認識処理部2104は第4副走査連続性認識処理部2103と同一の機能を有している。相違点としては、第4副走査連続性認識処理部2103は、カウンタ10、閾値10を用いているのに対して、第5副走査連続性認識処理部2104は、カウンタ11、閾値11を用いていることである。
第5副走査連続性認識処理部2104は、注目ラインが前述の第2色群認識処理部112によってカラーライン判定されているか否かを判断する(ステップS2401)。注目ラインがカラーラインだった場合はカウンタ11がカウントアップされる(ステップS2402)。
第5副走査連続性認識処理部2104は、カウンタ11のカウント値があらかじめ設定した閾値11に達したか否かを判定する(ステップS2403)。カウンタ11のカウント値が閾値11に達した場合カウンタ11がリセットされる(ステップS2404)。
そして、第5副走査連続性認識処理部2104は、注目ラインが原稿画像の最終ラインか否かを判断する(ステップS2405)。注目ラインが原稿画像の最終ラインであった場合は第5副走査連続性認識処理部2104の動作を終了する。
注目ラインが原稿画像の最終ラインでなかった場合は次のラインを注目ラインとしてステップS2401へ戻る(ステップS2406)。ステップS2401にて注目ラインがカラーラインでなかった場合はステップS2404に進みカウンタ11がリセットされる。
また、ステップS2403にてカウンタ11のカウント値が閾値11に達していない場合、第5副走査連続性認識処理部2104はステップS2405にて注目ラインが最終ラインか否かの判定を行う。
以上のように図22に示した処理によれば、所定の数(閾値11の数値)だけ連続しているカラーライン群を検出することができる。
図23は第2セレクタ2105と第2副走査方向カウンタ2106の動作を説明するフローチャートである。
第2セレクタ2105は、第2セレクタ2105は領域設定部101の設定結果に基づき、注目ラインが領域1に属するラインであるか否かを判断する(ステップS2501)。
注目ラインが領域1であった場合、第2セレクタ2105は、第4副走査連続性認識処理部2103のカウンタ10のカウント値が閾値10に達したか否かを判定する(ステップS2502)。
第4副走査連続性認識処理部2103のカウンタ10のカウント値が閾値10に達した場合、カウンタ5がカウントアップされる(ステップS2503)。
そして注目ラインが原稿画像の最終ラインか否かが判断される(ステップS2505)。注目ラインが原稿画像の最終ラインではなかった場合は次のラインを注目ラインとしてステップS2501に戻る(ステップS2506)。注目ラインが原稿画像の最終ラインであった場合は第2セレクタ2105と第2副走査方向カウンタ2106の動作を終了する。
ステップS2501にて注目ラインが領域1ではないと判断された場合は、第5副走査連続性認識処理部2104のカウンタ11のカウント値が閾値11に達したか否かが判断される(ステップS2504)。第5副走査連続性認識処理部2104のカウンタ11のカウント値が閾値11に達した場合はステップS2503に進みカウンタ5がカウントアップされる(ステップS2504)。
ステップS2502で第4副走査連続性認識処理部2103のカウンタ10の値が閾値10に達しなかった場合や、ステップS2504で第5副走査連続性認識処理部2104のカウンタ11の値が閾値11に達しなかった場合は、ステップS2505に進む。
図20は閾値10=3、閾値11=4の時の画像データと各カウンタとの関係の例を示した図である。カウンタ10とカウンタ11は領域1と領域2の境界部でリセットされず、継続している様子が確認できる。また、カウンタ12は領域1においてカウンタ10が閾値10に達した場合にのみカウントアップされていることと、領域2においてカウンタ11が閾値11に達した場合にのみカウントアップされていることが確認できる。
以上説明した副走査方向検知部2101において例えば閾値10よりも閾値11を大きくし、色ずれが大きい領域のカラー判定の閾値を色ずれが小さい領域よりも大きくすることによって、色ずれの影響による誤判定が生じにくいACSを実現することができる。
更に、領域の境界部でカウンタ10とカウンタ11をリセットしないので、副走査方向に伸び、領域の境界部をまたぐカラーの線画を1つのカラー線画(第3のカラー線画)として検出する。その結果、領域の境界をまたぎ、1つの領域内では所定の長さに達しないカラー線画を検出できないといったことを回避できる。なお、図23の処理によれば、カラー線画が領域の境界部をまたぐ場合、カラー線画の終了位置に応じて、そのカラー線画が領域1又は領域2のどちらに属するかが判断されるが、この方法に限定されない。カラー線画の開始位置に応じて、又は、カラー線画が属する部分の割合に応じて、どちらの領域に属するかを判断することにしてもよい。
また、閾値10と閾値11を同じ設定値にすることで、副走査方向検知部115と等価な動作ができる。
上述した主走査方向検知部110と副走査方向検知部2101は、第1、第2、第4及び第5副走査連続性認識処理部(106、107、2103及び2104)について、色ずれの大きい領域と小さい領域の境界部でカウンタをリセットするか否かにおいて異なる。その他のブロックにおいては、その機能は同等である。
よって、本発明を実施する場合には、第1、第2、第4及び第5副走査連続性認識処理部について、色ずれの大きい領域と小さい領域の境界部でカウンタをリセットするか否かを切り替えられるようにした同一の機能ブロックを2セット用意する。そしてこれらを主走査方向検知部、副走査方向検知部として利用できるようにする。このような構成にすることで、実装負荷や実装コストを低減させ、ACSの設定の汎用性を向上させることができる。
図25は本発明であるACS機能の第三の実施例を実現するための処理ブロックを示しており、以下のように構成されている。
図1、図19と同一の符号が付されているものはそれぞれ前述した動作をするものである。本実施例では特に第6、第7、第8及び第9副走査連続性認識処理部が色ずれの大きい領域と大きくない領域の境界部でカウンタをリセットするか否かを切り替えるための命令を出力する制御部2701が新たに設けられている。
また、実施例2における主走査方向検知部110を主走査検知部2708に、副走査方向検知部2101を副走査方向検知部2709にそれぞれ置き換えている。これら主走査方向検知部110と副走査方向検知部2101はそれぞれ並列に処理を行う。そして、それぞれが検知したカラー線画の結果に応じて、原稿判断部116が処理対象の原稿がカラー原稿かモノクロ原稿かを判断する。
例えば制御部2701は、2bitの信号を設定に基づいて送出する。この信号を受けて第6、第7、第8及び第9副走査連続性認識処理部(2702、2703、2704、2705)は、図24に示すように動作をする。
領域の境界でリセットする場合は前述した第1、第2副走査連続性認識処理部(106、107)と同等の動作が実行される。領域の境界でリセットしない場合は前述した第4、第5副走査連続性認識処理部(2103、2104)と同等の動作が実行される。
以上説明したとおり、主走査検知部2708と副走査検知部2709は制御部2701によって、前述の主走査検知部110や副走査検知部2101のどちらの動作も実現可能となり、ACS設定の汎用性が向上する。また、主走査検知部2708と副走査検知部2709を同一の処理ブロックで実施するので、集積回路やソフトウェアのどちらで実装した場合でも、その実装負荷やコストを低減することが可能となる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 第1の領域と、第2の領域と、前記第1の領域及び前記第2の領域を囲む第3の領域とを含む画像がカラーであるかどうかを判定する装置であって
    前記第1の領域又は前記第2の領域に含まれるラインが、走査方向に、第1の長さよりも長い色の塊を含んでいるかどうかを判定する第1の判定手段と、
    前記色の塊を含むと判定されたラインが、走査方向に、第2の長さよりも長く連続するかどうかを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段での判定結果に応じて、前記判定対象のラインを含む画像がカラーであるかどうかを判定する第3の判定手段と、
    を備え、
    前記第2の判定手段で用いられる第2の長さは、前記色の塊を含むと判定されたラインが前記第1の領域に含まれる場合よりも、前記第2の領域に含まれる場合の方が長く
    前記第3の領域に含まれるラインは、前記第1の判定手段における判定対象とならない
    ことを特徴とする装置。
  2. 前記第3の領域は、前記画像の端の領域であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の判定手段で用いられる前記第1の長さは、前記第1の領域と前記第2の領域で同一であることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記色の塊を含むと判定されたラインの連続数を表す値を保存する保存手段をさらに有し、
    前記第2の判定手段は、前記保存手段で保存されている値が前記第2の長さを表す値よりも大きいか判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の装置。
  5. 前記第1の領域と前記第2の領域との境界で、前記保存手段で保存されている値をリセットするリセット手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記第1の領域と前記第2の領域との境界で、前記保存手段で保存されている値はリセットされず、
    前記第2の判定手段は、
    判定対象となっているラインが前記第1の領域に含まれる場合には、前記保存手段で保存されている値が、前記第1の領域に対応する前記第2の長さを表す値よりも大きいか判定し、
    判定対象となっているラインが前記第2の領域に含まれる場合には、前記保存手段で保存されている値が、前記第2の領域に対応する前記第2の長さを表す値よりも大きいか判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の装置。
  7. 第1の領域と、第2の領域と、前記第1の領域及び前記第2の領域を囲む第3の領域とを含む画像がカラーであるかどうかを判定する方法であって、
    前記第1の領域又は前記第2の領域に含まれるラインが、走査方向に、第1の長さよりも長い色の塊を含んでいるかどうかを判定する第1の判定ステップと、
    前記色の塊を含むと判定されたラインが、走査方向に、第2の長さよりも長く連続するかどうかを判定する第2の判定ステップと、
    前記第2の判定ステップでの判定結果に応じて、前記判定対象のラインを含む画像がカラーであるかどうかを判定する第3の判定ステップと、
    を含み、
    前記第2の判定ステップで用いられる第2の長さは、前記色の塊を含むと判定されたラインが前記第1の領域に含まれる場合よりも、前記第2の領域に含まれる場合の方が長く、
    前記第3の領域に含まれるラインは、前記第1の判定手段における判定対象とならない
    ことを特徴とする方法。
  8. コンピュータに、請求項に記載の方法を実行させるためのプログラム。
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