JP4533066B2 - 複合メモリーカード用コネクタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は複合メモリーカード用コネクタ装置に係り、特に、携帯端末等に備えられて使用され、且つ、サイズの異なるメモリーカードに適用可能である複合メモリーカード用コネクタ装置に関する。
近年、携帯電話等の携帯端末、及びデジタルカメラ等のデータの保存のためにメモリーカードが使用されている。メモリーカードはメモリーカード用コネクタ装置に挿入され装着されて使用される。
現在、このメモリーカードとしては幾つかのものが商品化されて市販されており、各メモリーカードは形状は似ているけれども、外形寸法は相違している。
携帯端末及びデジタルカメラのユーザの立場からは、どのメモリーカードも使用可能であることが望ましい。メモリーカードの種類毎にメモリーカード用コネクタ装置を複数備えると、何種類かのメモリーカードに対応可能となる。しかし、携帯端末及びデジタルカメラは小型であることが重要であるため、メモリーカード用コネクタ装置を複数備えることは困難である。そこで、二種類のメモリーカードに対応可能であるようにした複合メモリーカード用コネクタ装置が開発されており、一部は実用化されている。
図1(A)、(B)は従来の1例の複合メモリーカード用コネクタ装置30を示す。Y1−Y2は長手方向、X1−X2は幅方向、Z1−Z2は高さ方向である。Y1がメモリーカードを挿入する方向である。この複合メモリーカード用コネクタ装置30は、図3(A)、(B)及び図4(A)、(B)、(C)に示す第1のメモリーカード10、及び、図3(C)、(D)及び図4(D)、(E)、(F)に示す第2のメモリーカード20の何れにも対応が可能である構成である。
第1のメモリーカード10は、幅W1,長さL1,厚さT1であり、第2のメモリーカード20は、幅W2,長さL2,厚さT2である。外形の寸法を比較すると、一見して、長さL2は長さL1の約2倍であり、長さが相違し、幅同士及び厚さ同士は略同じである。厳密に見ると、幅W2は幅W1より少し大きく、厚さT2は厚さT1より少し大きい。L2>L1、W2>W1、T2>T1の関係にある。第1、第2のメモリーカード10、20は、外形が相違し、主に長さが相違している。
11,21は挿入方向の先端側である。12,22は挿入方向の後端側である。13、23はコンタクトである。第1のメモリーカード10の下面は先端側11が一段低い段部14となっており、この低い段部14にコンタクト13が並んでいる。同じく、第2のメモリーカード20の下面は先端側21に一段低い段部24が櫛歯状に形成してあり、この低い段部24にコンタクト23が並んでいる。
先端側に注目してみる。第1のメモリーカード10は先端側の幅W1Aが幅W1より狭く、左側に段差の肩部15を有する。第2のメモリーカード20は左側に面取り部25を有する。
複合メモリーカード用コネクタ装置30には、ハウジング31に、第1のメモリーカード用コンタクト32、第2のメモリーカード用コンタクト33、及び板状の回動部材34が設けてある構成である。35はメモリーカード挿入口である。第1、第2のメモリーカード用コンタクト32、33は、第1、第2のメモリーカード10、20の長さに対応して配置してあり、第1のメモリーカード用コンタクト32のコンタクト部32aは中間に、第2のメモリーカード用コンタクト33のコンタクト部33aは奥側に位置している。第1のメモリーカード用コンタクト32は、メモリーカード挿入口33側からY1方向にZ1方向に向かって斜めに延在している。板状の回動部材34は、メモリーカード挿入口35の付近を回動支点にして支持されており、斜めの第1のメモリーカード用コンタクト31上に載っている。
厚さがT1である第1のメモリーカード10がメモリーカード挿入口35を通して最終位置まで挿入されて装着されると、図2(A),(B)に示すようになり、コンタクト13がコンタクト部32aに接触される。
厚さがT2である第2のメモリーカード20がメモリーカード挿入口35を通して最終位置まで挿入されて装着されると、図2(C),(D)に示すように、コンタクト23がコンタクト部33aに接触される。
コンタクト23とコンタクト部32aとは次のように動作する。第2のメモリーカード20の厚さT2は第1のメモリーカード10の厚さT1よりも厚いため、第2のメモリーカード20自体が板状の回動部材34をZ2方向に押し、第1のメモリーカード用コンタクト32をZ1方向に撓ませ、コンタクト部32aをZ2方向に変位させる。よって、コンタクト23は、コンタクト部32aの上方をコンタクト部32aと接触することなくY1方向に通過する。第2のメモリーカード20を抜くときにも、第1のメモリーカード用コンタクト32はZ1方向に撓まされた状態に維持され、コンタクト23は、コンタクト部32aの上方をコンタクト部32aと接触することなくY2方向に通過する。
複合メモリーカード用コネクタ装置30は、第1、第2のメモリーカード10、20の厚さの差異を、回動部材34がメモリーカードの厚さの方向に変位されて識別する構成である。
特開2003−288962号公報
板状の回動部材34はコンタクト部32aまでは到ってはいない。よって、第2のメモリーカード20を挿入して装着するとき、コンタクト部32aの上方は露出した状態にある。また、コンタクト部32aの部分では、第2のメモリーカード20は回動部材34によって案内されてはいない。
このため、状況によっては第2のメモリーカード20の一部がコンタクト部32aに当ることが起きる虞れがあり、第2のメモリーカード20の一部がコンタクト部32aに当ると、場合によっては、コンタクト部32aを曲げてしまうことになる。曲がったコンタクト部32aが存在すると、第2のメモリーカード20を挿入した装着する途中で、コンタクト23がコンタクト部32aと接触することが起きる虞れがあり、コンタクト23がコンタクト部32aと接触すると、異常な信号の授受が第2のメモリーカード20とコンタクト23との間でなされてしまう。
また、第2のメモリーカード20が装着された状態では、第1のメモリーカード用コンタクト32は図2(D)に示すように水平の状態まで強制的に曲げられており、複合メモリーカード用コネクタ装置30を長く使用している間には第1のメモリーカード用コンタクト32が水平の方向に永久変形してコンタクト部32aの位置がZ2方向に変位し、これによって、第1のメモリーカード10を装着したときに、コンタクト13とコンタクト部32aとの接触が不完全になる虞れもある。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みなされた複合メモリーカード用コネクタ装置を提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、挿入口が単一であり、短い長さを有する第1のカードと長い長さを有する第2のカードとが挿入可能であるハウジングと、
該ハウジングに、上記第2のカードに対応して配置してある第2のカード用のコンタクトと、
該ハウジングに、上記第1カードに対応して配置してあり、上記第2のカード用のコンタクトよりも上記挿入口側に位置する第1のカード用のコンタクトと、
上記第2のカードが挿入された場合に、該挿入された第2のカードによって動作され、上記第2のカードが上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部から離れた位置を移動するようにするコンタクト保護部材とを有し、
上記第1のカードは上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部と接触して装着され、上記第2のカードは上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部を越えて挿入されて上記第2のカード用のコンタクトと接触して装着される構成である複合カード用コネクタ装置において、
上記コンタクト保護部材は、上記第2のカードが上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部を越える部分において、上記第2のカードをコンタクト保護部材自体でもって支持し、
上記コンタクト保護部材は、上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部に対応してスリットを有する形状であり、
上記第2のカードが挿入された場合に、上記コンタクト保護部材を傾斜した状態にロックするロック機構を更に有し、
上記第1のカードが挿入された場合には、上記スリットから上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部が突き出た状態とされ、上記第2のカードが挿入された場合には、上記ロック機構によって上記コンタクト保護部材が傾斜した状態にロックされて上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部よりも高い位置に位置するようにしたことを特徴とする。

第2のカードが上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部を越える部分において、第2のカードをコンタクト保護部材自体でもって支持する構成であるため、第2のカードの挿入時及び抜去時において、第2のカードが第1のカード用のコンタクトのコンタクト部と干渉しないようにすることの信頼度を向上させることが出来る。
次に本発明の実施の形態について説明する。
図5及び図6(A),(B)は本発明の実施例1になる複合メモリーカード用コネクタ装置50をカバーを省略して示す。Y1−Y2は長手方向、X1−X2は幅方向、Z1−Z2は高さ方向である。Y1がメモリーカードを挿入する方向である。図6(B)は図6(A)中、B−B線に沿う断面図であり、図6(C)は図6(B)中、円で囲む部分を拡大して示す図であり、図6(D)は図6(A)中、円で囲む部分を拡大して示す図である。図5及び図6(A),(B)は上カバーを取外した状態で示す。複合メモリーカード用コネクタ装置50には、第1のメモリーカード10を挿入して装着することも可能であり、第2のメモリーカード20を挿入して装着することも可能である。
複合メモリーカード用コネクタ装置50は、合成樹脂製であるハウジング51に、第1のメモリーカード用コンタクト60及び第2のメモリーカード用コンタクト70が並んで固定してあり、且つ、ハウジング51内に、スライド部材80、コンタクト保護部材90、及びカード識別部材100等が組み込んである構成である。
ハウジング51は、第1のメモリーカード10及び第2のメモリーカード20が収容可能である大きさであり、Y2側に、第1のメモリーカード10及び第2のメモリーカード20が挿入可能である大きさのメモリーカード挿入口52を有する。メモリーカード挿入口52は単一であり、第1、第2のメモリーカード10,20に共通である。
第1のメモリーカード用コンタクト60は、図7(A)乃至(C)に示す形状であり、ハウジング51のうちY2側の部分に固定されて、Y1方向に延在して並んでおり、コンタクト部61はハウジング51のY1−Y2方向上略中間に位置している。各第1のメモリーカード用コンタクト60は、コンタクト部61より少し根元側の部位に、X2方向に且つZ2方向に約45度傾斜して突き出している突起片62を有する。ハウジング51の底板53のうち、コンタクト部61及び突起片62に対応する部分はスリット状の開口54となっている。
第2のメモリーカード用コンタクト70は、ハウジング51のうちY1側の部分に固定されて、Y2方向に延在して並んでおり、コンタクト部71はハウジング51のY1−Y2方向上Y1側に位置している。ハウジング51の底板52のうち、コンタクト部71に対応する部分は開口55となっている。
スライド部材80はハウジング51のうちX2側にY1−Y2方向にスライド可能に設けてあり、ばね85によってY2方向に付勢されている。スライド部材80は、Y2端側に傾斜面部81を有し、Y1端側にフック部82を有する。また、スライド部材80には、ロックし、且つ、ロックされている状態で押し込まれるとロックが解除される機構が設けてある。
コンタクト保護部材90は、図8(A)乃至(D)に示す形状であり、板状であり、上面91と下面92とを有し、一つのコンタクト部61に略対応する大きさのY1−Y2方向に細長い開口93がコンタクト部61の並びに対応して形成してある。94は桟であり、隣り合う開口93の間に存在している。開口93と桟94とは、ピッチPで並んでいる。下面92には、桟94の部分に、X1方向に変位するにつれてZ1方向に傾斜して開口93のX2側の縁に到っているカム95が形成してある。また、X1寄り側に、連結用開口96が形成してある。
メモリーカード識別部材100は、図9(A)乃至(D)は示す形状であり、X2側の側面101に、厚さT1に対応するガイド溝102が形成してあり、下面のうちY1側とX2側とのコーナ部に連結用突起103が形成してあり、且つ、側面101のうちY2側に傾斜面104が形成してある。
図5及び図6に示すように、コンタクト保護部材90は、各開口93を対応するコンタクト部61に嵌合させて位置を決められてY1−Y2方向に延在してハウジング51の底板52上に載っている。カード識別部材100は、連結用突起103をコンタクト保護部材90の連結用開口96と嵌合されて、ハウジング51の凹部56に収まっている。
図5及び図6(C)に示すように、コンタクト部61は開口93よりコンタクト保護部材90の上方に突き出している。また、図6(C)に示すように、カム95は突起片62と略接触している。カード識別部材100のX2側の部分がメモリーカード挿入口52に突き出している。
次に、複合メモリーカード用コネクタ装置50に第1のメモリーカード10或いは第2のメモリーカード20を挿入して装着するときの動作について説明する。
複合メモリーカード用コネクタ装置50は、第1、第2のメモリーカード10、20の厚さの差異を、カード識別部材100がメモリーカードの幅の方向に変位されて識別する構成である。
先ず、第1のメモリーカード10を挿入して装着するときの動作について説明する。
図10(A)及び図11は第1のメモリーカード10が装着された状態を示す。図10(B)は第1のメモリーカード10を省略して示す。
第1のメモリーカード10は、X1側をカード識別部材100のガイド溝102に嵌合されて、カード識別部材100をX1方向に移動させないで所定の位置まで挿入され、コンタクト13がコンタクト部61に接触される。
また、第1のメモリーカード10は、X2側の肩部15でもってスライド部材80をばね85を撓ませながらY1方向に押しつつ挿入される。
次に、第2のメモリーカード20を挿入して装着するときの動作について説明する。
図12(A)は第2のメモリーカード20を挿入した初期の状態を示す。図12(B)及び図13(A)乃至(C)は第2のメモリーカード20を挿入した初期の状態を第2のメモリーカード20を省略して示す。
図14(A)及び図16は第2のメモリーカード20を最終位置まで挿入して装着した状態を示す。図14(B)及び図15(A)乃至(D)は第2のメモリーカード20を装着した状態を第2のメモリーカード20を省略して示す。
第2のメモリーカード20は、ガイド溝102の幅よりも厚いため、ガイド溝102には嵌合しないで、傾斜面104を押してカード識別部材100をX1方向に移動させつつメモリーカード挿入口52内に挿入される。この段階では、コンタクト保護部材90は移動せず、カード識別部材100だけが移動される。
第2のメモリーカード20が更に挿入されると、第2のメモリーカード20のX2側の面取り部25がスライド部材80のY2側の端の傾斜面部81によって案内されて、第2のメモリーカード20がX1方向に移動され、カード識別部材100が第2のメモリーカード20によって押されてX1方向に更に移動される。
このときには、カード識別部材100と共にコンタクト保護部材90がX1方向に前記のピッチPに相当する距離だけ移動される。このとき、カム95が突起片62に当りこれを押して、図15(C)に示すように、突起片62をZ2方向に変位させる。同じく図15(C)に示すように、カム95は第1のメモリーカード用コンタクト60の上面に乗り上がった状態となる。これにより、第1のメモリーカード用コンタクト60がZ2方向に押し下げられた状態となる。コンタクト部61はZ2方向に変位されて開口93内に沈み込み、図15(D)及び図16に示すように、桟94によって上側を覆われて保護された状態となる。
第2のメモリーカード20はスライド部材80とカード識別部材100との間をY1方向に挿入され、先端側21でスライド部材80のフック部82を押して、ばね85を撓ませつつ、図14及び図16に示す最終位置まで挿入され、コンタクト23がコンタクト部71に接触される。第2のメモリーカード20はスライド部材80とカード識別部材100との間に位置してY1方向に挿入されている間は、コンタクト保護部材90が図15(C)に示す状態に維持される。
よって、第2のメモリーカード20のコンタクト23がコンタクト部61の位置に到達する前に、コンタクト部61が開口93内に沈み込んで桟94がコンタクト部61を上側を覆ってコンタクト部61を保護した状態となり、以後はこの状態に維持される。
このため、第2のメモリーカード20を挿入するときには、第2のメモリーカード20及びコンタクト23はコンタクト部61を覆っている桟94によって支持されてこの上側を通過し、第2のメモリーカード20を抜くときも、第2のメモリーカード20及びコンタクト23はコンタクト部61を覆っている桟94によって支持されてこの上側を通過する。よって、第2のメモリーカード20がコンタクト部61と干渉しないようにすることについて従来に比較して高い信頼性を有する。これによって、第2のメモリーカード20がコンタクト部61に引っ掛ってコンタクト部61が曲げられるようなことは起きない。
また、第2のメモリーカード20がある程度挿入された以降は、カム95が突起片62を押しているのではなくて、カム95が第1のメモリーカード用コンタクト60の上面に乗り上がった状態となるため、第1のメモリーカード用コンタクト60は押し下げられた状態に安定に維持される。
なお、第1、第2のメモリーカード10、20を抜去する際には、装着されている第1、第2のメモリーカード10、20を少し押し込む操作を行う。この操作によってスライド部材80のロックが解除され、ばね85の力でスライド部材80がY2方向に戻され、第1、第2のメモリーカード10、20はY2方向に押し戻される。
図17、図18及び図19は本発明の実施例2になる複合メモリーカード用コネクタ装置50Aを示す。複合メモリーカード用コネクタ装置50Aは、合成樹脂製であるハウジング51Aに、第1のメモリーカード用コンタクト60A及び第2のメモリーカード用コンタクト70Aが並んで固定してあり、且つ、ハウジング51A内に、メモリーカードガイド機構200が第1のメモリーカード用コンタクト60Aのコンタクト部61Aの部分にハウジング51AをX方向に横切って組み込んである構成である。また、後述するように、メモリーカードガイド機構200は、コンタクト保護部材としての下側ガイド機構210と、上側ガイド機構220とを有し、第1のメモリーカード10を挿入したときには、下側ガイド機構210がアンロック状態となり、上側ガイド機構220がロック状態となり、第2のメモリーカード20を挿入したときには、上記とは逆に、下側ガイド機構210がロック状態となり、上側ガイド機構220がアンロック状態となり、第2のメモリーカード20がロック状態の下側ガイド機構210を乗り越えるようにしてある。
ハウジング51Aは、Y2側に単一のメモリーカード挿入口52Aを有し、且つ、X1側とX2側との内側に、第1、第2のメモリーカード10、20を案内するガイド溝58A,59Aを有する。また、ハウジング51Aは、X1側とX2側とに、U字形状のスリット240、241によって相対的に形成された略四角柱形状の柱部242,243を有する。
図20に拡大して示すように、スリット240、241は、スリット部240X1、240Y1、241X2、241Y1、241Y2よりなる。柱部242,243には、Z1方向の浅い溝よりなる軸受部244、245とY21方向の深い溝よりなる軸受部246、247とが形成してある。
再度、図20に示すように、メモリーカードガイド機構200は、下側ガイド機構210と、上側ガイド機構220と、メモリーカード識別部材230とを有する構成である。
下側ガイド機構210は、Y2側の細長い第1のガイド板211とY1側の細長い第2のガイド板215とが連結軸部218で折り曲げ可能に連結してあり、山折りされた状態、即ち、Z1側に凸である凸状態と、平らである平坦状態との二つの態様となり、通常はバネ部材219によってZ1側に凸状態となっている。第1のガイド板211の両端の軸212はハウジング51Aの軸受部244に回動可能に支持してあり、第2のガイド板215の両端の軸216は上記の軸受部246にY方向に移動可能に支持してあり、下側ガイド機構210はZ2側の位置に設けてある。第1のガイド板211には、コンタクト部61Aに対応してスリット213が形成してあり、各スリット213がコンタクト部61Aに嵌合してある。第2のガイド板215の縁215aには、三つの切欠217−1〜217−3が形成してある。
上側ガイド機構220は、Y2側の細長い第1のガイド板221とY1側の細長い第2のガイド板225とが連結軸部228で折り曲げ可能に連結してあり、谷折りされた状態、即ち、Z2側に凸である凸状態と、平らである平坦状態との二つの態様となり、通常はバネ部材229によってZ2側に凸状態となっている。第1のガイド板221の両端の軸222は上記の軸受部245に回動可能に支持してあり、第2のガイド板225の両端の軸226は上記の軸受部245にY方向に移動可能に支持してあり、上側ガイド機構220はZ1側の位置に設けてある。
メモリーカード識別部材230は、略直方体の箱形の骨組み状であり、X1側及びX2側に側板部231X1、231X2を有し、側板部231X1、231X2の四つのコーナ部のうち三つのコーナ部の間を繋ぐ梁部232,233,234とを有する。Y1側の面には梁部232、233を有し、Z1側の面には梁部232、234を有する。梁部232、233の間はメモリーカードが通るための開口235であり、梁部232、234の間は開口236である。237はキー部であり、X2側の側板部231の内面側に形成してある。梁部232には、ロック部238−1〜238−3が切欠227−1〜227−3に対応して形成してある。梁部233には、ロック部239−1〜239−3が切欠217−1〜217−3に対応して形成してある。
このカード識別部材230は、側板部231X1、231X2を夫々スリット部240X1、241X2に嵌合させ、梁部233の両端側をスリット部240X1、241X2に嵌合させ、キー部237をスリット部241Y2に嵌合させて、上側ガイド機構220及び柱部242,243を覆うように組み込んである。ばね部材250がスリット部240X1と側板部231X1との間に設けてあり、カード識別部材230はX1方向に移動している。開口236は上側ガイド機構220と下側ガイド機構210との間に位置している。キー部237は、第1のメモリーカード10によっては押されず、第2のメモリーカード20によっては押し退けられてX2方向に寄せられるようになっている。
最初の状態において、複合メモリーカード用コネクタ装置50Aは図9に示す状態にある。図9(B)に拡大して示すように、下側ガイド機構210はZ1側に凸の状態にあり、第1のガイド板211の上面は、コンタクト部61Aよりも上方に位置している。上側ガイド機構220はZ2側に凸の状態にある。下側ガイド機構210と上側ガイド機構220との間の隙間Aは第1、第2のメモリーカード10、20の厚さT1、T2よりも狭くなっている。また、下側ガイド機構210は、図19(D)及び図23(B)に示すように、ロック部239−1〜239−3が切欠217−1〜217−3に対向する位置にあり、第2のガイド板215はY1方向への移動が可能である状態にあり、アンロックの状態にある。一方、上側ガイド機構220は、図19(C)及び図23(A)に示すように、ロック部238−1〜238−3が切欠227−1〜227−3からずれて縁225aに対向する位置にあり、第2のガイド板225はY1方向への移動を制限された状態にあり、ロックの状態にある。図19(B)に示すように、下側ガイド機構210のY2側の細長い第1のガイド板211は、コンタクト部61AよりもZ1側に位置しており、Y2側の傾斜した部分211aとこれに続く部分211bとを有する。部分211bは凸の平らな頂上部を形成する。第1のガイド板211は、その上面が、コンタクト部61Aの全体に亘ってコンタクト部61AよりもZ1側に位置するような形状となっている。
次に、第1のメモリーカード10を挿入して装着するときの動作について説明する。
図21(A)乃至(D)及び図22(A)乃至(D)は第1のメモリーカード10が装着された状態を示す。図23(A)乃至(D)は第1のメモリーカード10が挿入されて装着されるときの下側ガイド機構210及び上側ガイド機構220の動作状態の変化を示す。図23(A)、(B)は夫々上側及び下側ガイド機構220、210の第1のメモリーカード挿入前の状態、図23(C)、(D)は夫々上側及び下側ガイド機構220、210の第1のメモリーカード10が装着された後の状態を示す。
第1のメモリーカード10は、メモリーカード挿入口52Aより、ガイド溝58A,59Aに案内されつつ挿入される。第1のメモリーカード10の先端11は、Z2側に凸の状態にあってロック状態にある上側ガイド機構220に当ってZ2方向に寄せられる。第1のメモリーカード10は、図22(A)に示すように、先端11が、ハウジング51Aの段部57Aに突き当たる状態まで挿入される。
また、第1のメモリーカード10が上側ガイド機構220によって案内されてZ2方向に寄せられることによって、図22(B),(C),図23(D)に示すように、下側ガイド機構210が潰されて平らにされ、コンタクト部61Aがスリット213を通って相対的に第1のガイド板211の上方に突き出し、コンタクト13がコンタクト部61に接触される。
次に、第2のメモリーカード20を挿入して装着するときの動作について説明する。
図24(A)乃至(D)及び図25(A)乃至(D)は第2のメモリーカード20が装着された状態を示す。図26(A)乃至(F)は第1のメモリーカード20が挿入されて装着されるときの下側ガイド機構210及び上側ガイド機構220の動作状態の変化を示す。図26(A)、(B)は夫々上側及び下側ガイド機構220、210の第2のメモリーカード挿入前の状態、図26(C)、(D)は夫々上側及び下側ガイド機構220、210の第2のメモリーカード20を途中まで挿入したときの状態、図26(E)、(F)は夫々上側及び下側ガイド機構220、210の第2のメモリーカード20が装着された後の状態を示す。
第2のメモリーカード20がメモリーカード挿入口52Aより、ガイド溝58A,59Aに案内されつつ挿入されると、先端21が下側ガイド機構210及び上側ガイド機構220の位置に到達する直前に、先端のX2側の面取り部25で、キー部237をX2方向に押し退ける。これによって、カード識別部材230がばね250を撓ませつつX2方向に移動され、図26(D)に示すように、ロック部239−1〜239−3が縁215aに対向するようになって下側ガイド機構210はロック状態に切り換わり、一方、図26(C)に示すように、ロック部238−1〜238−3が切欠227−1〜227−3に対向するようになって上側ガイド機構220はアンロック状態に切り換わる。
よって、第2のメモリーカード20の先端21は下側ガイド機構210の第1のガイド板211に沿って登って、上側ガイド機構220を図26(E)に示すように平らにしつつ、下側ガイド機構210を乗り越える。第2のメモリーカード20は、凸状の下側ガイド機構210によって支えられつつ、開口235を通り、図25(A)に示す最終位置まで挿入され、コンタクト23がコンタクト部71Aに接触される。
第2のメモリーカード20を引き抜くときも、第2のメモリーカード20は、凸状の下側ガイド機構210によって支えられつつ引き抜かれる。
よって、第2のメモリーカード20を装着及び抜去するときに、コンタクト部61Aの場所についてみると、下側ガイド機構210自体によって支持され、これによって、第2のメモリーカード20がコンタクト部61Aと干渉しないようにすることについて従来に比較して高い信頼性を有する。
なお、誤って、第1のメモリーカード10を表裏を反転させた状態で挿入した場合、前後逆の向きで挿入した場合、及び、第2のメモリーカード20を表裏を反転させた状態で挿入した場合、前後逆の向きで挿入した場合は、全て、先端がキー部237に当って挿入途中でそれ以上の挿入を制限され、誤挿入が防止される。
図27は本発明の実施例3になる複合メモリーカード用コネクタ装置50Bをカバーを省略して示す。複合メモリーカード用コネクタ装置50Bは、合成樹脂製であるハウジング51Bに、第1のメモリーカード用コンタクト60B及び第2のメモリーカード用コンタクト70Bが並んで固定してあり、且つ、ハウジング51B内に、合成樹脂製であるコンタクト保護部材300が第1のメモリーカード用コンタクト60Bのコンタクト部61Bのより少しY2側寄りの位置にハウジング51AをX方向に横切って組み込んである構成である。図28に拡大して示すように、コンタクト保護部材300は、門形状をなし、両側の柱部301,302と、柱部301,302間を連結している梁部303とを有し、柱部301,302の基部の軸部303,304をハウジング51Bに回動可能に支持されており、Y1方向に回動して倒れることが可能である。通常は、コンタクト保護部材300は、ばね部材310によって垂直に起立している状態とされている。X2側の柱部301の内側には、第1のメモリーカード10用の位置決め部305が形成してある。梁部303のY2側の面には第2のメモリーカード20用のガイド用スリット306が形成してある。コンタクト保護部材300は、図30に示すように、Y1方向に回動されて倒されたときに、梁部303がコンタクト部61Bの上側を覆うように配置してある。
次に、第1のメモリーカード10を挿入して装着するときの動作について説明する。
図29は第1のメモリーカード10が装着された状態を示す。第1のメモリーカード10は、単一のカード挿入口52Bからハウジング51Bのガイド溝58B、59Bに沿って挿入され、コンタクト保護部材300の下側に入って、肩部15が位置決め部305に当る位置まで挿入される。第1のメモリーカード10は梁部303によってZ1方向への変位を制限された状態にあり、コンタクト13がコンタクト部61に接触される。
次に、第2のメモリーカード20を挿入して装着するときの動作について説明する。
図30は第2のメモリーカード20が装着された状態を示す。第2のメモリーカード20が、カード挿入口52Bからハウジング51Aのガイド溝58B、59Bに沿って挿入されると、その先端が梁部303に当り、梁部303を押して、コンタクト保護部材300をY1方向に押し倒す。梁部303がコンタクト部61Bの上側を覆う。第2のメモリーカード20は倒されたコンタクト保護部材300上、特に梁部303の上を通って最終位置まで挿入され、コンタクト23がコンタクト部71Bに接触される。
第2のメモリーカード20を引き抜くときも、第2のメモリーカード20は、倒されたコンタクト保護部材300上を通って引き抜かれる。
よって、第2のメモリーカード20の装着及び抜去は、コンタクト部61Bの上側を覆っている梁部303の存在によって、第1のコンタクト部材60Bのコンタクト部61Bと干渉しない状態で行われる。
従来の1例の複合メモリーカード用コネクタ装置を示す図である。 図1の複合メモリーカード用コネクタ装置に第1のメモリーカード或いは第2のメモリーカードが装着された状態を示す図である。 第1のメモリーカード及び第2のメモリーカードを並べて示す図である。 第1のメモリーカード及び第2のメモリーカードを並べて示す図である。 本発明の実施例1である複合メモリーカード用コネクタ装置を第1、第2のメモリーカードと併せて示す図である。 本発明の実施例1である複合メモリーカード用コネクタ装置を示す図である。 第1のメモリーカード用コンタクトを示す図である。 コンタクト保護部材を示す図である。 メモリーカード識別部材を示す図である。 第1のメモリーカードが装着された状態を示す図である。 第1のメモリーカードが装着された状態を側方から見て示す図である。 第2のメモリーカードが挿入された初期の状態を示す図である。 第2のメモリーカードが挿入された初期の状態を第2のメモリーカードを省略して示す図である。 第2のメモリーカードが装着された状態を示す図である。 第2のメモリーカードが装着された状態を第2のメモリーカードを省略して示す図である。 第2のメモリーカードが装着された状態を側方から見て示す図である。 本発明の実施例2である複合メモリーカード用コネクタ装置を第1、第2のメモリーカードと併せて示す図である。 本発明の実施例2である複合メモリーカード用コネクタ装置を分解して示す図である。 本発明の実施例2である複合メモリーカード用コネクタ装置を示す図である。 図18中のメモリーカードガイド機構を拡大して示す図である。 第1のメモリーカードが装着された状態を示す図である。 第1のメモリーカードが装着された状態を側方から見て示す図である。 第1のメモリーカードを挿入したときの上側ガイド機構と下側ガイド機構の動作状態を示す図である。 第2のメモリーカードが装着された状態を示す図である。 第2のメモリーカードが装着された状態を側方から見て示す図である。 第2のメモリーカードを挿入したときの上側ガイド機構と下側ガイド機構の動作状態を示す図である。 本発明の実施例3である複合メモリーカード用コネクタ装置を分解して且つ第1、第2のメモリーカードと併せて示す図である。 コンタクト保護部材及びこの周囲の部分を拡大して示す図である。 第1のメモリーカードが装着された状態を側方から見て示す図である。 第2のメモリーカードが装着された状態を側方から見て示す図である。
符号の説明
10 第1のメモリーカード
13 コンタクト
20 第2のメモリーカード
23 コンタクト
50、50A,50B 複合メモリーカード用コネクタ装置
51、51A,51B ハウジング
52、52A,52B メモリーカード挿入口
60、60A,60B 第1のメモリーカード用コンタクト
61、61A,61B コンタクト部
62 突起片
70、70A,70B 第2のメモリーカード用コンタクト
71、71A,71B コンタクト部
80 スライド部材
90 コンタクト保護部材
93 開口
94 桟
95 カム
100 メモリーカード識別部材
200 メモリーカードガイド機構
210 下側ガイド機構
211、221 第1のガイド板
212、222 第2のガイド板
220 上側ガイド機構
230 メモリーカード識別部材
300 コンタクト保護部材

Claims (3)

  1. 挿入口が単一であり、短い長さを有する第1のカードと長い長さを有する第2のカードとが挿入可能であるハウジングと、
    該ハウジングに、上記第2のカードに対応して配置してある第2のカード用のコンタクトと、
    該ハウジングに、上記第1カードに対応して配置してあり、上記第2のカード用のコンタクトよりも上記挿入口側に位置する第1のカード用のコンタクトと、
    上記第2のカードが挿入された場合に、該挿入された第2のカードによって動作され、上記第2のカードが上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部から離れた位置を移動するようにするコンタクト保護部材とを有し、
    上記第1のカードは上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部と接触して装着され、上記第2のカードは上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部を越えて挿入されて上記第2のカード用のコンタクトと接触して装着される構成である複合カード用コネクタ装置において、
    上記コンタクト保護部材は、上記第2のカードが上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部を越える部分において、上記第2のカードをコンタクト保護部材自体でもって支持し、
    上記コンタクト保護部材は、上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部に対応してスリットを有する形状であり、
    上記第2のカードが挿入された場合に、上記コンタクト保護部材を傾斜した状態にロックするロック機構を更に有し、
    上記第1のカードが挿入された場合には、上記スリットから上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部が突き出た状態とされ、上記第2のカードが挿入された場合には、上記ロック機構によって上記コンタクト保護部材が傾斜した状態にロックされて上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部よりも高い位置に位置するようにしたことを特徴とする複合カード用コネクタ装置。
  2. 挿入口が単一であり、短い長さを有する第1のカードと長い長さを有する第2のカードとが挿入可能であるハウジングと、
    該ハウジングに、上記第2のカードに対応して配置してある第2のカード用のコンタクトと、
    該ハウジングに、上記第1カードに対応して配置してあり、上記第2のカード用のコンタクトよりも上記挿入口側に位置する第1のカード用のコンタクトと、
    上記第2のカードが挿入された場合に、該挿入された第2のカードによって動作され、上記第2のカードが上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部から離れた位置を移動するようにするコンタクト保護部材とを有し、
    上記第1のカードは上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部と接触して装着され、上記第2のカードは上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部を越えて挿入されて上記第2のカード用のコンタクトと接触して装着される構成である複合カード用コネクタ装置において、
    上記コンタクト保護部材は、上記第2のカードが上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部を越える部分において、上記第2のカードをコンタクト保護部材自体でもって支持すると共に、該コンタクト保護部材自体でもって上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部を覆い、
    上記コンタクト保護部材は、上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部に対応して開口を有し、隣り合う開口との間に桟を有し、該桟の下面にカムを有する形状であり、
    上記第1のカード用のコンタクトは、側方に突き出した突起片を有する形状であり、
    上記第1のカードが挿入された場合には、上記開口から上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部が突き出た状態とされ、上記第2のカードが挿入された場合には、上記コンタクト保護部材が上記複合カード用コネクタ装置の幅方向に移動されて、上記カムが上記突起片を押して上記コンタクト部を上記開口内に沈み込ませ且つ上記桟が上記コンタクト部の上側を覆うようにしたことを特徴とする複合カード用コネクタ装置。
  3. 挿入口が単一であり、短い長さを有する第1のカードと長い長さを有する第2のカードとが挿入可能であるハウジングと、
    該ハウジングに、上記第2のカードに対応して配置してある第2のカード用のコンタクトと、
    該ハウジングに、上記第1カードに対応して配置してあり、上記第2のカード用のコンタクトよりも上記挿入口側に位置する第1のカード用のコンタクトと、
    上記第2のカードが挿入された場合に、該挿入された第2のカードによって動作され、上記第2のカードが上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部から離れた位置を移動するようにするコンタクト保護部材とを有し、
    上記第1のカードは上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部と接触して装着され、上記第2のカードは上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部を越えて挿入されて上記第2のカード用のコンタクトと接触して装着される構成である複合カード用コネクタ装置において、
    上記コンタクト保護部材は、上記第2のカードが上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部を越える部分において、上記第2のカードをコンタクト保護部材自体でもって支持すると共に、該コンタクト保護部材自体でもって上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部を覆い、
    上記コンタクト保護部材は、両側の柱部と、該柱部間を連結している梁部とよいなる門形状を有し、起立した状態で且つ押されて倒れることが可能である状態で上記ハウジングに支持してある構成であり、
    上記第1のカードが挿入された場合には、上記第1のカードは上記梁部の下側に入り、上記第2のカードが挿入された場合には、上記コンタクト保護部材が押し倒され、上記梁部が上記第1のカード用のコンタクトのコンタクト部を覆うようにしたことを特徴とする複合カード用コネクタ装置。
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