JP4532961B2 - 出入管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、ID カードのデータやバイオメトリクス情報を用いて、人または物品のエリア間の移動を管理する出入管理システムに関する。
従来、ビルや複数の建物群におけるエリア間の移動を規制するために、社員証等のID力―ドや指紋等のバイオメトリクス情報を用いて個人認証または物品認証を行い、正当な権限を持つものだけが、エリア間を移動できるようにした出入管理システムが実用化されている。
例えば、特開平5-79231には、各エリア間の仕切りに設置される複数のゲート装置と集中管理装置とをネットワークで接続し、ゲート装置から入力されたIDカードデータに基づき、カード所持者の各エリアへの出入を管理する出入管理システムが開示されている。
かかる従来の出入管理システムは、ゲート装置から入力されたIDカードデータが集中管理装置に送信される。この送信されたIDカードデータが予め登録されているか、送信してきたゲート装置の設置場所からIDカード所持者の通行履歴が正当か否かによって、所持者の通行を許可するか不許可とするかを判定していた。
ここで、通行履歴が正当であるか否かの判断は、集中管理装置に予め登録されているゲート装置のエリア対応テーブルを参照して行う。エリア対応テーブルは、各ゲート装置が設置されているエリアと当該エリアから直接移動可能なエリアとを登録したテーブルである。また、集中管理装置は、IDカードデータを受信すると、IDカードデータを送信したゲート装置を特定して、IDカード所持者の所在エリアを通行履歴情報として随時記憶している。そして、通行履歴が正当か否かの判断は、IDカードデータを送信してきたゲート装置の所在エリアが、通行履歴情報と矛盾が生じていなければ正当通行と判断し、矛盾が生じていれば不正通行と判断する。
更に、不正通行と判断した場合は、一つのIDカードを使用して同一のゲート装置を複数人が同時に通行する不正行為が行われたため、当該IDカードに対し、全てのゲート装置における通行を禁止する使用禁止状態に設定し、以降の通行を許可しない。このように、自分のIDカードを操作せずに他人のカード操作に便乗して通行してしまうと利用者の行動管理を正確に記録することができなくなるので、必ずカード操作を行わせるためにIDカードを使用禁止状態に設定するペナルティを科すようにしている。これにより、セキュリティ性の高い不正通行の検定を行っていた。
特開平5−79231号公報
従来の出入管理システムでは 使用禁止状態となったID力―ドの復旧は、セキュリティ性を確保するため、IDカードの所持者だけで簡単に行わせることができず、管理者が集中管理装置で復旧作業をすることになる。
すなわち、IDカードが使用禁止状態になってしまったカード所持者は、電話等を利用して管理者に使用禁止状態の復旧を要請し、管理者は集中管理装置で復旧操作を行いIDカードを使用可能な状態に復旧させる。
管理者は、カード所持者からの連絡に基づいて使用禁止状態のIDカードを特定し、使用禁止状態を復旧させる。このとき、集中管理装置に記憶されている当該IDカード所持者の所在エリアは、不正通行する前のエリアであるため、当該カード所持者が実際にいるエリアとは一致しない。このようにエリアが不一致のまま運用を再開すると、次にIDカードを利用したときに再び不正通行となってしまう。このため、管理者は、復旧の際にはカード所持者から現在いる場所を聞いて該当するエリアを特定し、該エリアのエリアコードを所在エリアに書き込む必要がある。
しかしながら、出入管理システムが利用されているビル等は、数10〜数100ものエリアを有する。よって、管理者がカード所持者からの連絡に基づいて実際にいるエリアを特定するには、数100ものエリアコードから1つを特定することになり、非常に煩雑な作業となる。
一方、このような所在エリアの更新作業の煩雑さを回避するために、所在エリアをニュートラル(初期値)に設定することが考えられる。しかし、この場合は、当該IDカードの次回の利用に対しては通行規制を行わないことになり、復旧後のセキュリティ性の面で不都合が生じる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、セキュリティ性を維持しつつ、管理者の復旧作業を簡便化した出入管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明による出入管理システムは、各エリアの境界に配され、エリア間の移動を規制する通行規制部と、前記通行規制部に対応して設けられ、前記利用者に割り当てられた個人用IDが入力される入力部と、前記通行規制部により通行規制される移動先エリアを示す移動先エリア情報を入力部毎に記憶する入力部情報記憶部と、前記利用者の所在エリアを示す所在エリア情報を記憶する所在情報記憶部と、前記入力部に入力された個人用IDに対して通行の可否を判定し、通行を許可したとき、前記通行規制部を解除制御するとともに前記所在情報記憶部の前記所在エリア情報を当該入力部の移動先エリア情報で更新し、通行を不許可としたとき、前記通行規制部を解除制御せず当該個人用IDを使用禁止状態に設定する制御部と、少なくとも前記通行を不許可としたときからの前記入力部への個人用IDの入力履歴を記憶する履歴情報記憶部と、使用禁止状態の個人用IDを復旧するための復旧操作部とを備え、前記制御部は、前記復旧操作部により復旧対象の個人用IDが入力されると、当該個人用IDの使用禁止状態を復旧するとともに、前記所在情報記憶部の前記所在エリア情報を当該個人用IDの入力履歴により特定されるエリア情報で更新することを特徴とする。
上記出入管理システムにおいて、前記入力部情報記憶部は、さらに、入力部が存在する所属エリアを示す所属エリア情報を記憶し、前記制御部は、前記所在情報記憶部の前記所在エリア情報を、前記通行不許可としたときの入力部の所属エリア情報で更新することが好適である。
また、前記入力部情報記憶部は、さらに、入力部が存在する所属エリアを示す所属エリア情報を記憶し、前記制御部は、前記所在情報記憶部の前記所在エリア情報を、復旧対象の個人用IDが最後に入力された入力部の所属エリア情報で更新するようにしてもよい。
上記出入管理システムにおいて、前記制御部は、前記入力履歴により特定されたエリア情報と前記通行不許可としたときの入力部の所属エリア情報とが所定関係にある場合には使用禁止状態を復旧しないようにすることが好適である。
また、前記所定関係は、前記入力履歴により特定されたエリア情報と前記通行不許可としたときの入力部の所属エリア情報とのエリア間隔が所定以上となる関係であるのが好ましい。
さらに、上記出入管理システムにおいて、さらに、設定されたエリア情報を重要エリアとして記憶する重要エリア記憶部を備え、
前記制御部は、前記入力履歴により特定されたエリア情報が前記重要エリアである場合に当該エリア情報で前記所在エリア情報を更新し、前記重要エリアでない場合は前記所在エリア情報をクリアすることが好適である。
さらに、上記出入管理システムにおいて、前記制御部は、前記個人用IDが入力された入力部の所属エリア情報と当該個人用IDの所在エリア情報とを照合し、一致する場合に通行を許可し、一致しない場合は通行を不許可とすることが好適である。
本発明によれば、復旧対象のIDを入力するだけで、該IDの使用禁止状態を復旧するとともに所在エリアを更新するため、復旧後のシステムの運用を円滑化しつつ管理者の復旧作業を軽減することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の出入管理システムを、IDカードを用いた出入管理システムに適用した一実施形態にて説明する。
図1、図2は、本発明の一実施形態に係る出入管理システムの構成を示す図である。図に示すように、出入管理システムにて管理される領域は、外部領域であるエリアA、管理領域内の各部屋に相当するエリアB〜Jに分割され、出入管理システムは集中管理装置100、カードリーダ200、電気錠付き扉600により利用者のエリア間の移動を管理する。このエリア分割は、本システムを導入する管理領域において、使い易いように利用者の任意に決定されるものであり、本実施の形態に限られるものではない。
各エリアの境界には、エリア間の移動を規制する仕切りである電気錠付き扉D1〜D9と、管理領域に出入りする利用者が所持するIDカードの識別コード(ID)を読み込むカードリーダCR11〜CR92とが設置されている。
具体的には、エリアAとエリアBとの仕切りである電気錠付き扉D1に対応してカードリーダCR11とカードリーダCR12、エリアBとエリアCとの仕切りである電気錠付き扉D2に対応してカードリーダCR21とカードリーダCR22、エリアCとエリアDとの仕切りである電気錠付き扉D3に対応してカードリーダCR31とCR32、・・・のように電気錠付き扉1つとカードリーダ2つとが1組となって設置されている。
ここで、電気錠付き扉D1〜D9は、通常時は施錠状態に維持されており、カードリーダからの解錠信号を受けた場合に所定時間だけ解錠される。これによって、利用者は、カードリーダCR11〜CR92に所持しているIDカードに記憶されている識別コード(ID)を読み込ませないと、エリア間を移動できないようになっている。
次に、カードリーダ200について、図3を参照して詳細に説明する。
力―ドリーダ200は、マイクロコンピュータ等である制御部210、各カードリーダCR11〜CR92を識別するアドレスコード、処理プログラム、各種パラメータ、データなどを記憶する記憶部220、集中管理装置100とLANを介して通信する通信インタフェース230、IDカードからIDカードに記憶されている利用者の個人識別情報であるIDコード(識別コード)を読み取る読取部240、電気錠付き扉600の電気錠を施錠/解錠制御させる電気錠制御部250、液晶モニタ、LED等で構成される表示部260、各部に電源を供給する図示しない電源部から構成されている。
ID力―ドは、磁気力―ド、IC力―ドまたは無線力―ド(送信機)等の何れでもよいが、システム利用上非接触式の力―ドであることが好ましい。また、読取部240は、ID力―ドの代わりに個人の指紋、掌紋、声紋等のバイオメトリクス情報を読取るものとし、読み取った情報を個人を識別する識別コードとして用いてもよい。
次に、集中管理装置100について、図4を参照して詳細に説明する。集中管理装置100は、カードリーダ200とLANで接続されており、システム全体を集中管理している。
集中管理装置100は、CPU等から構成される制御部110と、ROM・RAM等にて構成され処理プログラム、各種パラメータ、データ等を記憶する記憶部120と、LANを介してカードリーダCR11〜CR92と通信を行う通信インタフェース130と、キーボード・マウス等である操作部140と、液晶ディスプレイ、LED、スピーカなどから構成される表示部150と、各部に電源を供給する図示しない電源部から構成されている。
記憶部120には、カード管理情報、カードリーダ・エリア情報、ID所在情報、操作履歴情報、および各種処理プログラムなどが記憶されている。
カード管理情報は、各カードに記憶されているIDコードと当該カード利用者の氏名とを対応させた情報である。カード管理情報を利用することで、IDカードのIDコードからIDカードの所持者が判明する。
カードリーダ・エリア情報は、各カードリーダのアドレスコードと、当該カードリーダが設置されているエリアである所属エリア、および当該カードリーダを操作した後の移動先エリア(当該カードリーダに対応する電気錠付き扉により通行規制されるエリア)を予め対応つけた情報である。カードリーダ・エリア情報は、IDカード所持者の行動管理を行う上で基本となる情報であって、IDカードが操作されたカードリーダのアドレスコードに基づいて、操作時の所在エリアとその後の移動先エリアを判定するための基礎情報となる。
図5(a)は、本実施の形態におけるカードリーダ・エリア情報の例を、図1に対応させて示している。カードリーダCR11は、アドレスコードとしてCR11が与えられている。カードリーダCR11が設置されているエリアはエリアAであるため、所属エリアにはエリアAが設定されている。また、カードリーダCR11にIDカードを操作したときに移動可能となるエリアはエリアBであるため、移動先エリアにはエリアBが設定されている。同様にCR71では、アドレスコードがCR71、設置されているエリアである所属エリアはエリアGで、カードリーダCR71を操作したときに移動可能となるエリアである移動先エリアにはエリアHが設定されている。以下、同様にして総てのカードリーダについて、アドレスコード、所属エリア、移動先エリアが設定されている。
ID所在情報は、IDカードの所持者の行動を管理するために、移動したエリアを記録した情報である。具体的には、IDコードごとにエリア間を移動した履歴を示す情報として、IDカードを読み取らせて通行要求する度にカードリーダ・エリア情報を参照して移動先エリアを記録し、また、IDカード所持者が現在いるエリアである所在エリアにこの移動先エリアを記録する。また、ID所在情報は、IDコードが使用禁止状態に設定されているか否かを記憶する。ここで、使用禁止状態は、カードリーダにIDカードを操作したとき、読み取られたIDコードの所在エリアとカードリーダの所属エリアとが一致せず、当該通行要求は不正である(不正通行)と判定されたときONに設定される。使用禁止状態に設定されているIDカードの所持者は、カードリーダに同IDカードを操作して通行要求をしても通行を許可されない。
図5(b)は、本実施の形態におけるID所在情報の一例を示している。ID所在情報の詳細については後述する。
操作履歴情報は、利用者がカードリーダにIDカードを操作した履歴を管理するために、IDコードごとに操作したカードリーダのアドレスコードを操作時刻と対応させて記憶した情報である。また、各操作(通行要求)に対して通行を許可したか不許可としたかも合わせて記憶し、不正通行により使用禁止状態に設定されてからのカード操作についても同様に記憶する。
図5(c)は、本実施の形態における操作履歴情報の一例を示している。操作履歴情報の詳細については後述する。
図6は、集中管理装置100の表示部150に表示される画面の一例を示す。
表示部150には、使用禁止状態に設定されている利用者およびその情報が表示される。表示内容は、図に示すように、使用禁止ID一覧のウィンドウ画面に、使用禁止状態に設定されているIDコードに対応する利用者の氏名、該IDコードのID所在情報に基づく所在エリア、操作履歴情報に基づく使用禁止状態となる不正な通行要求をした時刻(カードリーダ操作時刻)が表示される。また、現在の時刻、および使用禁止状態の設定を復旧(OFF)させる際に用いる復旧アイコンが表示される。
以下、図1〜図6を参照して、本実施形態の出入管理システムの運用例を説明する。
システムの利用者にはそれぞれ1枚のIDカードを付与し、IDカードに記憶されたIDコードと利用者の氏名とを対応させて集中管理装置に記憶しておく。また、利用者の中から管理者を1人又は複数人決め、管理者の所持するIDカードには管理者であることを示す管理者コードを記憶させる。管理者の人数は、システム利用者の人数又はシステムの規模(エリア数)によって任意に決めればよい。
集中管理装置100は、システムの管理者権限を持つ者だけが操作できるように、操作時に管理者コードを照合する。また、集中管理装置100が設置されたエリアへの入室についても、管理者のみが可能とするように制限しておく。
カードリーダ200は、利用者がエリア間を移動する際にIDカードを操作すると、読取部240によりIDコードを読み取る。そして、制御部210は、記憶部220を参照し、自己のアドレスコード及び読み取ったIDコードを含む通行要求信号を通信インタフェース230を介して集中管理装置100へ送信する。
集中管理装置100は、通信インタフェース130を介して通行要求信号を受信する。制御部110は、記憶部120を参照して当該通行要求の正当性を判定し、判定結果に応じて通行許可信号又は通行不許可信号を通信インタフェース130を介してカードリーダ200へ送信する。
通行許可の判定をした場合、集中管理装置100は、記憶部120におけるID所在情報の所在エリアを、カードリーダ・エリア情報における該当カードリーダの移動先エリアで更新する。これにより、利用者の行動管理を随時行う。また、操作履歴情報のCR操作履歴に、カードリーダ200のアドレスコード、操作時刻、判定結果「許可」を記録する。
通行不許可の判定をした場合、集中管理装置100は、記憶部120における操作履歴情報のCR操作履歴に、カードリーダのアドレスコード、操作時刻、判定結果「不許可」を記録する。また、上述した通行要求の判定により不正通行であると判定すると、その後、当該IDカードによる通行要求を許容しない状態である「使用禁止状態」に設定する。具体的には、ID所在情報の使用禁止設定をON(初期状態はOFF)にする。所在エリアについては、通行を許可していないので更新しない。
カードリーダ200は、通行許可信号を受信すると、電気錠制御部250を介して電気錠付き扉600に対して解錠信号を送出し、電気錠を解錠する。以上により、利用者はエリア間を移動することができる。
一方、カードリーダ200は、通行不許可信号を受信すると、電気錠を解錠せずに不正通行である旨を表示部260にて表示し、利用者に報知する。
また、集中管理装置100は、使用禁止状態に設定されたIDコードから通行要求があった場合は通行不許可と判定する。このとき、操作履歴情報のCR操作履歴には、カードリーダのアドレスコード、操作時刻、判定結果「使用禁止状態」を記録する。
ここで、集中管理装置100における通行要求の判定について具体例をもって説明する。
今、IDコード04が記録されたIDカード所持者が、エリアAから正当に移動してエリアBにいる状態とする。このとき、ID所在情報においてIDコード04の所在エリアはエリアBとなっている。ここで、次にエリアCに移動する際にカードリーダCR21にてIDカードを操作する。集中管理装置100は、この操作による通行要求に対し、ID所在情報を参照してIDコード04の所在エリア「エリアB」を読み出し、また、カードリーダ・エリア情報を参照してカードリーダCR21の所属エリア「エリアB」を読み出す。そして、読み出した所在エリアと所属エリアとが一致するかを判定する。この場合は「エリアB」で一致するため、正当な通行要求であると判定し、通行許可信号を送出する。これと同時に、カードリーダCR21の移動先エリア「エリアC」を読み出し、所在エリアを「エリアC」に更新する。また、操作履歴情報のCR操作履歴に、カードリーダCR21のアドレスコード「CR21」、カード操作した時刻(08:48)、通行判定の結果「許可」を記録する。
次に、当該利用者が他の利用者のカード操作に便乗してエリアCからエリアDへ移動し、続いてエリアEに移動するためにカードリーダCR41にてカード操作をしたとする。このとき、ID04の所在エリアは「エリアC」であり、カードリーダCR41の所属エリア「エリアD」と一致しない。したがって、当該通行要求は不正であると判定し、通行不許可信号を送出する。これと同時に、ID04に対して使用禁止設定をONに設定し、以後ID04からの通行要求を受け付けないようにする。また、操作履歴情報のCR操作履歴に、カードリーダCR41のアドレスコード「CR41」、カード操作した時刻(14:12)、通行判定の結果「不許可」を記録する。
続いて、IDカードが使用禁止状態となっているうちに、他の利用者のカード操作に便乗してエリアDからエリアEに移動し、カードリーダCR42にてカード操作したとする。このとき、ID04は使用禁止状態に設定されている(使用禁止設定「ON」)ため、当該通行要求は不正であると判定し、通行不許可信号を送出する。これと同時に、操作履歴情報のCR操作履歴に、カードリーダCR42のアドレスコード「CR42」、カード操作した時刻(16:08)、通行判定の結果「使用禁止状態」を記録する。
このように、正当にIDカードを操作してエリア間を移動している利用者については通行を許可するが、他の利用者のIDカード操作に便乗してエリア間を移動するなど、不正にエリア間を移動した利用者については次の通行を不許可とする。これにより、利用者に不正通行させないようにできるとともに、利用者の行動管理を正確に行うことができる。
次に、使用禁止状態に設定されたIDカードの復旧について説明する。
使用禁止状態に設定されたIDカードは、そのままでは使用できないため、管理者に復旧してもらう必要がある。使用禁止のIDカード所持者は、公衆回線、構内内線、構内PHS等の連絡手段を利用して、復旧権限を持つ管理者に自己のIDコードが使用禁止状態に設定された旨を通知する。通知を受けた管理者は、集中管理装置100にて使用禁止状態の復旧作業を行う。集中管理装置100の表示部150には使用禁止IDの一覧が表示されており、キーボードやマウス等の操作部140を使用して復旧対象IDを選択し、復旧アイコンを選択することにより、復旧処理を開始する。
このとき、復旧対象IDのカード所持者が実際にいる場所と、ID所在情報にて記憶している所在エリアとは一致していない場合が通常である。つまり、所在エリアと別のエリアでIDカードを操作したことで使用禁止状態となるからである。よって、カード所持者が実際にいる場所で所在エリアを更新する。
所在エリアを更新するエリアは、操作履歴情報のCR操作履歴に基づいて決定する。CR操作履歴には、通行要求が不許可と判定されたときのカードリーダのアドレスコード、使用禁止状態に設定されているときに操作されたカードリーダのアドレスコードが記憶されており、このうち、最新の操作履歴に係るカードリーダの所属エリアが、カード所持者が実際にいるエリアである。したがって、このカードリーダの所属エリアでIDコードの所在エリアを更新する。このようにして復旧処理が行われると、復旧対象IDの使用禁止状態は解除され、表示部150の使用禁止ID一覧から対象者が削除される。
ここで、前述の具体例で使用禁止状態に設定されたID04を例に、使用禁止状態の復旧について説明する。
使用禁止状態であるID04の利用者は、現在エリアEに存在する。このとき、前述したようにID04の所在エリアは「エリアC」、CR操作履歴はCR42が最終操作カードリーダとして記録されている。
ID04の利用者がエリアEから管理者へ復旧依頼の通知をすると、管理者は復旧対象IDとしてID04の利用者を選択し、復旧処理を開始させる。復旧処理が開始されると、CR操作履歴にて最終の操作カードリーダ「CR42」を読み出す。そして、カードリーダCR42の所属エリア「エリアE」でID04の所在エリアを更新する。そして、ID04の使用禁止設定を「OFF」に変更し、復旧完了信号を送出する。
このように、管理者は、復旧対象IDを選択するだけで、対象IDの使用禁止状態を復旧させるとともに所在エリアを正しいエリアに更新することができるため、管理者による復旧作業は極めて簡単となり、かつ、後の運用においてセキュリティ性を維持することができる。
なお、管理者による復旧作業は集中管理装置にて行わなくてもよく、管理者が使用するパーソナルコンピュータ(PC)からLANを介して集中管理装置にアクセスすることで、同様の復旧作業を当該PCにて実現することが可能である。
また、使用禁止状態を復旧する際に所在エリアを更新するエリアは、最新の操作履歴に係るカードリーダの所属エリアではなく、使用禁止状態に設定されたときのカードリーダ(CR操作履歴において判定結果が「不許可」であるカードリーダ)の所属エリアとしてもよい。この場合は、CR操作履歴は使用禁止状態に設定されてからは記録しなくてもよい。この実施形態によると、使用禁止状態となったカード所持者が更に他の利用者に便乗してエリア間を移動した場合には、使用禁止状態を復旧した後、最初のIDカード操作で再び不正通行と判定されることになる。したがって、利用者を使用禁止状態で移動しないように強く意識させることができ、確実に利用者の行動を管理し、システムのセキュリティ性を高めることができる。
図7を用いて、各カードリーダでIDカードを操作されたときの集中管理装置100の処理について説明する。
まず、IDカード所持者が、不正通行をせずに正当にエリア間を移動している場合にIDカードを操作したときの集中管理装置100の処理について説明する。
集中管理装置100は、通信インタフェース130を介してカードリーダ200からの通行要求信号を受信すると、通行要求信号に含まれるIDコードとカードリーダのアドレスコードを読み込み(ステップ300)、記憶部120のカード管理情報、カードリーダ・エリア情報、ID所在情報、操作履歴情報を参照する(ステップ310)。
次に、カード管理情報に登録されたIDコードと読み込んだIDコードとを照合し、読み込んだIDコードの正当性を判定する(ステップ320)。判定の結果、ここでは一致するIDコードがあるのでステップ330へ進む。なお、一致するIDコードがない場合は、登録されていないIDカードを利用していることになり、カードリーダ200に対して通行不許可信号を送出し(ステップ390)、処理を終了する。
ステップ330では、ID所在情報にて当該IDコードが使用禁止設定されているかを判定する。ここでは前回のカード操作において不正通行していないため、使用禁止設定されていない(OFF)ので次の処理に進む。ステップ340では、ID所在情報の該当IDコードの所在エリアと、カードリーダ・エリア情報の該当カードリーダの所属エリアとを照合する。両エリアが一致している場合は正当な通行要求であるため、ステップ350へ進む。そして、ステップ350にて、所在エリアを該当カードリーダの移動先エリアで更新する。このとき、同時に、ID所在情報の所在管理、操作履歴情報のCR操作履歴も更新してもよい。この場合、CR操作履歴には、カードリーダのアドレスコードとともに、操作時刻、通行判定の結果「許可」を記録する。
続いて、ステップ360にてカードリーダへ通行許可信号を送出し、処理を終了する。
ステップ340にて、IDコードの所在エリアとカードリーダの所属エリアが一致しない場合は、不正な通行要求であるため、ステップ370にて使用禁止状態をONに設定する。また、操作履歴情報のCR操作履歴に、カードリーダのアドレスコードとともに、操作時刻、通行判定の結果「不許可」を記録する(ステップ380)。
続いてステップ390にてカードリーダへ通行不許可信号を送出し、処理を終了する。
次に、前回までのIDカード操作にて不正通行をした利用者がIDカードを操作したときの集中管理装置200の処理について説明する。
ステップ300〜ステップ320までは同様に処理される。ステップ330にて、前回までの不正通行により当該IDコードが使用禁止設定されている(ON)ので、ステップ380へ進む。ステップ380では、操作履歴情報のCR操作履歴に、カードリーダのアドレスコードとともに、操作時刻、通行判定の結果「使用禁止状態」が記録される。この通行判定の結果である「使用禁止状態」は、上述した「不許可」とは区別されており、既に使用禁止状態になっているIDカードが操作されたことを示している。
続いてステップ390にてカードリーダへ通行不許可信号を送出し、処理を終了する。
図8を用いて、集中管理装置100にて使用禁止状態のIDコードを復旧する際の処理について説明する。
管理者は、不正通行したIDカード所持者からの復旧要請を受けて復旧作業を行う。集中管理装置100の表示部150には、前述したように使用禁止ID一覧が表示されている。管理者は、キーボードやマウス等を使用して復旧対象者を指示し、復旧アイコンを選択し復旧処理を開始する。
集中管理装置100は、復旧処理が開始されると、記憶部120のカード管理情報、カードリーダ・エリア情報、ID所在情報、操作履歴情報を参照する(ステップ400)。次に、指示された復旧対象者のIDコードの使用禁止設定をOFFする(ステップ410)。
ステップ420では、ID所在情報における該当IDコードの所在エリアを更新する。所在エリアを更新するエリアは、操作履歴情報におけるCR操作履歴に基づいて決定する。CR操作履歴には、操作履歴としてカードリーダのアドレスコードが記憶されており、このうち、最新の操作履歴に係るカードリーダ(最後に操作されたカードリーダ)に注目する。このカードリーダの所属エリアが、カード所持者が実際にいるエリアである。したがって、このカードリーダの所属エリアでIDコードの所在エリアを更新する。
ステップ420にて所在エリアを更新すると、カードリーダに対して復旧信号を送出し(ステップ430)、処理を終了する。
なお、前述したように、更新するエリアは、最後に操作されたカードリーダの所属エリアではなく、判定結果が「不許可」である操作履歴に係るカードリーダの所在エリアとしてもよい。
また、判定結果が「不許可」である操作履歴の操作時刻と現在時刻を比較し、所定時間以上経過している場合には、直ちに復旧処理を行わずに管理者にその旨を通知することもできる。これにより、長時間使用禁止状態に設定されていた利用者に対して管理者が注意を促したりすることができる。
以上に説明した本発明の実施形態に係る出入管理システムによれば、管理者が復旧対象IDを指示すると、対象IDの使用禁止状態を復旧させるとともに所在エリアを正しいエリアに更新する。このため、管理者による煩雑な復旧作業を大幅に軽減することができるとともに、復旧後のシステム運用におけるセキュリティ性を維持することができる。
本発明の他の実施形態に係る出入管理システムについて、以下に説明する。全体の構成については前述の実施形態と同様であり、異なる部分について説明する。
本実施形態では、管理領域の複数エリアの中で、特に出入りを厳しく管理すべきエリアである重要エリアを設定する。図1を参照して説明すると、例えば、エリアH、エリアI、集中管理装置100が設置されるエリアJを重要エリアに設定する。この重要エリアは、集中管理装置100の記憶部120に記憶しておく。
次に、本実施形態における集中管理装置100の処理について説明する。
各カードリーダでIDカードが操作されたときの処理については、前述の実施形態と同様であるので省略する。
使用禁止状態のIDコードを復旧する際の処理について、図9を用いて説明する。
集中管理装置100は、管理者の操作により復旧処理を開始すると、記憶部120のカード管理情報、カードリーダ・エリア情報、ID所在情報、操作履歴情報、重要エリア情報を参照する(ステップ500)。
ステップ510では、操作履歴情報から読み取った、最後に操作されたカードリーダの所属エリアと、判定結果が「不許可」である操作履歴に係るカードリーダの所属エリアとを比較し、両エリア間がどれだけ離れているか(エリア間隔)を判定する。図1を参照して説明すると、例えば、利用者がエリアGに設置されたカードリーダCR71を操作したことにより不正通行と判定され、IDカードが使用禁止状態に設定されたとする。このとき、CR操作履歴には、CR71「操作時刻」「不許可」が記録される。そして、当該利用者が他の利用者のカード操作に追従してエリアGからエリアB−エリアC−エリアDと移動した後、管理者へ使用禁止状態の復旧を依頼したとする。まず、この利用者は自らの現在位置を示すためにエリアDに設置されたカードリーダCR41(又はCR32)を操作する。このとき、CR操作履歴には、CR41(操作時刻14:15)「使用禁止状態」と記録される。
ここで、最後に操作されたカードリーダであるCR41の所属エリアはエリアDであり、判定結果が「不許可」の操作履歴に係るカードリーダであるCR71の所属エリアはエリアGである。エリアDとエリアGとがどれだけ離れているかを見ると、エリアDからエリアGへ移動する場合、少なくともエリアB、エリアCの2つのエリアを経由することになる。よって、この場合のエリア間隔を「2」とする。
このようにして求めたエリア間隔が所定以上であると、カードリーダに対して復旧不可信号を送出し(ステップ520)、処理を終了する。同時に、復旧NGを管理者に報知するために表示部にその旨表示する。復旧不可信号を受信したカードリーダは、復旧NGである旨を表示し利用者に報知する。
ステップ510の判定を行うことで、不正通行して使用禁止状態に設定されている利用者が復旧するまでに管理領域内を大きく動いていた場合には直ちに復旧しないため、管理者が利用者から理由を聞くなどして不正がなかったかを確認することができる。
ステップ510にてエリア間隔が所定未満であった場合は、ステップ530にて、CR操作履歴の最後に操作されたカードリーダの所属エリアが重要エリアであるかを判定する。
重要エリアであると判定されると、指示された復旧対象者のIDコードの使用禁止設定をOFFする(ステップ540)。続いて、ID所在情報における該当IDコードの所在エリアを更新する(ステップ550)。更新するエリアについては、前述の実施形態と同様である。
最後に、カードリーダに対して復旧信号を送出し(ステップ560)、処理を終了する。
ステップ530にて重要エリアでないと判定されると、ステップ570へ進み、指示された復旧対象者のIDコードの使用禁止設定をOFFする。そして、ステップ580にて、ID所在情報における該当IDコードの所在エリアを初期化する。ここで、所在エリアの初期化とは、所在エリアにNullコードを記憶させることである。このとき、所在エリアはニュートラル状態、つまりどのエリアにも属していない状態となる。不正通行の判定の際に所在エリアがニュートラルであると、カード操作されたカードリーダの所属エリアが何れであっても不正通行と判定されない。
最後に、カードリーダに対して復旧信号を送出し(ステップ560)、処理を終了する。
上記の重要エリアの判定以降の処理について、図1を参照して説明する。例えば、エリアCにて不正通行により使用禁止状態となった利用者がいるとする。この利用者が、使用禁止状態において他者に追従してエリアDへ移動し、エリアDから管理者へ復旧依頼をすると、CR操作履歴において最後に操作されたカードリーダの所属エリアはエリアCとなっているため、これを所在エリアに更新すると利用者が実際にいるエリアとは相違することになる。したがって、復旧後にエリアDにてカード操作をすると、再び不正通行と判定されることになる。そこで、特定されたエリアが重要エリアであるか否かを判定し、重要エリアでない場合には復旧後にエリアDからの操作を許容するために所在エリアをニュートラルに設定する。
このように、ステップ530〜ステップ580の処理により、特定されたエリアが重要エリアである場合は所在エリアを更新し、重要エリアでない場合には所在エリアを初期化するように処理を分岐する。そして、カード利用者が重要エリアにいる場合については、復旧後のカード利用の制限を強くしてセキュリティ性を高めるとともに、重要エリアでないエリアにいる場合については、復旧後のカード利用の制限を弱くしてシステム運用を円滑化することができる。
以上に説明した本発明の他の実施形態に係る出入管理システムによれば、管理者の復旧作業を大幅に軽減することができるとともに、復旧後、セキュリティ性を維持しつつ不都合を生じることのない円滑なシステム運用が可能となる。
本発明の一実施形態係る出入管理システムの運用構成を示す図である。 本発明の一実施形態係る出入管理システムを示す構成図である。 図1、2に示す出入管理システムにおけるカードリーダの一具体例を示す構成図である。 図1、2に示す出入管理システムにおける集中管理装置の一具体例を示す構成図である。 図4に示す集中管理装置における記憶部に格納される情報の一具体例を示す図であり、(a)はカードリーダ・エリア情報を示す図であり、(b)はID所在情報を示す図であり、(c)は操作履歴情報を示す図である。 集中管理装置の表示部に表示される情報の一具体例を示す図である。 通行要求信号に対する集中管理装置が行う処理を示すフローチャートである。 復旧作業の際に集中管理装置が行う処理を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る出入管理システムにおいて、復旧作業の際に集中管理装置が行う処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100…集中管理装置
110…制御部
120…記憶部
130…通信インタフェース
140…操作部
150…表示部
200、CR11〜CR92…カードリーダ
210…制御部
220…記憶部
230…通信インタフェース
240…読取部
250…電気錠制御部
260…表示部
600、D1〜D9…電気錠付き扉

Claims (3)

  1. 管理領域における利用者の複数エリア間の移動を管理する出入管理システムにおいて、
    各エリアの境界に配され、エリア間の移動を規制する通行規制部と、
    前記通行規制部に対応して設けられ、前記利用者に割り当てられた個人用IDが入力される入力部と、
    前記通行規制部により通行規制される移動先エリアを示す移動先エリア情報と前記入力部が存在する所属エリアを示す所属エリア情報とを入力部毎に記憶する入力部情報記憶部と、
    前記利用者の所在エリアを示す所在エリア情報を記憶する所在情報記憶部と、
    前記個人用IDが入力された入力部の所属エリア情報と当該個人用IDの所在エリア情報とを照合し、一致する場合に通行を許可し、一致しない場合は通行を不許可とし、通行を許可したとき、前記通行規制部を解除制御するとともに前記所在情報記憶部の前記所在エリア情報を当該入力部の移動先エリア情報で更新し、通行を不許可としたとき、前記通行規制部を解除制御せず当該個人用IDを使用禁止状態に設定する制御部と、
    少なくとも前記通行を不許可としたときからの前記入力部への個人用IDの入力履歴を記憶する履歴情報記憶部と、
    使用禁止状態の個人用IDを復旧するための復旧操作部とを備え、
    前記制御部は、前記復旧操作部により復旧対象の個人用IDが入力されると、当該個人用IDの使用禁止状態を復旧するとともに、前記所在情報記憶部の前記所在エリア情報を当該個人用IDの入力履歴により特定される復旧対象の個人用IDが最後に入力された入力部の所属エリア情報で更新することを特徴とする出入管理システム。
  2. 前記制御部は、前記入力履歴により特定される復旧対象の個人用IDが最後に入力された入力部の所属エリア情報と前記通行不許可としたときの入力部の所属エリア情報とのエリア間隔が所定以上となる関係である場合には使用禁止状態を復旧しない請求項1に記載の出入管理システム。
  3. さらに、設定されたエリア情報を重要エリアとして記憶する重要エリア記憶部を備え、
    前記制御部は、前記入力履歴により特定される復旧対象の個人用IDが最後に入力された入力部の所属エリア情報が前記重要エリアである場合は当該エリア情報で前記所在エリア情報を更新し、前記重要エリアでない場合は前記所在エリア情報を初期化する請求項1又は2の何れか1項に記載の出入管理システム。
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