JP4532064B2 - 防湿紙 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、防湿紙及びこれを用いた防湿段ボールに関する。
【0002】
【従来の技術】
段ボールに防湿性を付与する手段として、合成樹脂をライナに塗工する方法が一般的に行われている。
【0003】
しかし、この方法では、防湿性は向上するものの、耐熱性、ブロッキング性の面で問題を有しており、また、上記の塗工したライナをコルゲータで貼合する際に、熱盤及びロールに塗工面が付着し、中芯と貼り合わせることが困難となる場合がある。
【0004】
上記の問題点に対し、耐熱性やブロッキング性を向上させる手段として、耐熱性向上剤や架橋剤を添加したり、オーバーコート層を設けたりする方法が考えられる。しかし、これらの方法は、コスト増につながる上、ライナ表面の撥水性があがってしまい、製函時の糊付けに問題が生じる恐れがある。
【0005】
これに対し、無機粒子を添加する方法が知られている(特許文献1)。無機粒子を用いることにより、耐熱性を向上させることができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−21096号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、使用する上記無機粒子が平均粒子径5μm以上のもののみだと、塗工後のライナ表面の平滑性が悪化し、これに伴って耐摩性が悪化する傾向になる。一方、使用する上記無機粒子が平均粒子径1μm以下のもののみだと、塗工後のライナ表面の平滑性及び耐摩性はよくなるものの、合成樹脂が本来持っている防湿性を損ないやすい(例えば、図1(a)を参照)。このため、平均粒子径1〜5μmの無機粒子のみを用いればよいこととなるが、この条件を満たしても、必ずしも、平滑性、耐摩性、防湿性の全てがバランスよく良くならない場合がある。
【0008】
そこで、この発明は、中芯等の他の紙との貼合、製函時の糊付け等において支障がなく、防湿性、耐熱性、平滑性及び耐摩性の全てがバランスよく良好となる防湿紙を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、平均粒子径が5〜50μmの第1無機粒子と、平均粒子径が0.1〜5μmの第2無機粒子とを合成樹脂中に含有する防湿剤を少なくとも板紙の片面に塗工した防湿紙を用いることにより、上記の課題を解決したのである。
【0010】
平均粒子径が異なる2種類の無機粒子を使用するので、防湿性、耐熱性、平滑性及び耐摩性の全てがバランスよい防湿紙を得ることができる。また、無機粒子を含有した防湿剤を塗工するので、耐熱性を向上することで貼合に際して支障がなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明にかかる防湿紙は、平均粒子径の異なる少なくとも2種類の無機粒子を合成樹脂中に含有する防湿剤を、少なくとも紙の片面に塗工したものである。
【0012】
上記無機粒子のうち、平均粒子径のより大きな無機粒子(以下、「第1無機粒子」と称する。)の平均粒子径は、5〜50μmがよく、5〜20μmが好ましい。5μmより小さいと、合成樹脂が本来持っている防湿性を損ない易い。一方、50μmより大きいと、塗工紙の平滑性、耐摩性が劣り、沈降しやすく、防湿剤の安定性も悪化する傾向にある。
【0013】
上記無機粒子のうち、平均粒子径のより小さな無機粒子(以下、「第2無機粒子」と称する。)の平均粒子径は、0.1〜5μmがよく、1〜5μmが好ましい。0.1μmより小さいと、添加量を多くできなかったり、防湿剤の粘度が上昇したりする傾向にある。一方、5μmより大きいと、第1無機粒子の空隙を埋める効果が低くなる。
【0014】
また、上記防湿剤中に含有される全ての無機粒子の平均粒子径は、1〜5μmがよく、3〜5μmが好ましい。5μmを越えると、得られる防湿紙表面の平滑性が悪化し、これに伴って耐摩性が悪化する傾向となる。一方、1μm未満だと、得られる防湿紙表面の平滑性及び耐摩性はよくなるものの、防湿性を損ないやすい。
【0015】
上記第1無機粒子と第2無機粒子の混合比は、重量比で、第1無機粒子/第2無機粒子=90/10〜10/90がよく、70/30〜30/70が好ましい。第1無機粒子が10重量%より少ないと、平均粒子径の小さいものが多くなりすぎ、無機粒子同士で凝集しやすくなる。このため、上記防湿剤としたとき、粘度が上昇してゲル化しやすくなり、取扱いが不便となりやすく、また、合成樹脂が本来有する防湿性が低下する傾向にある。一方、第1無機粒子が90重量%より多いと、平均粒子径の大きいものが多くなりすぎ、無機粒子の分散性が低下する。このため、上記防湿剤としたとき、無機粒子の沈降が生じやすく、取扱いが不便となりやすい。上記第1無機粒子と第2無機粒子の混合比が上記範囲を満たすと、第1無機粒子の存在により、第2無機粒子の凝集が抑制され、また、第2無機粒子の存在により、防湿剤としたときの粘度が上昇し、第1無機粒子の沈降が抑制される。
【0016】
上記第1無機粒子及び第2無機粒子としては、雲母、カオリン、タルク、炭カル、粘土鉱物等があげられる。
【0017】
上記の第1無機粒子及び第2無機粒子の形状としては、粒子状、平板状等、任意の形状があげられる。この中でも、上記第1無機粒子は、平板状の方が、防湿性、耐熱性、平滑性の向上にとってより好ましい。
なお、上記防湿剤中に含まれる無機粒子は、上記の第1無機粒子と第2無機粒子に限られず、この発明の効果を阻害しない範囲内であれば、他の無機粒子を添加することができる。また、そのとき、添加した無機粒子全体の平均粒子径が上記範囲を満たすことが好ましい。
【0018】
上記合成樹脂としては、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリオレンフィン、ポリエステル、ナイロン等があげられる。
【0019】
上記防湿剤は、上記の第1無機粒子、第2無機粒子、及び必要に応じて他の無機粒子を上記合成樹脂に添加、混練することにより製造される。このときの上記合成樹脂100重量部に対する第1無機粒子及び第2無機粒子の合計の添加量は、20〜200重量部が好ましく、50〜150重量部がより好ましい。20重量部より少ないと、耐熱性向上の効果が低く、一方、200重量部より多いと、ゲル化するため、混合できなくなる。
【0020】
上記の方法で得られた防湿剤は、紙の少なくとも一方に塗工することにより、防湿紙が得られる。このときの塗工量は、固形分で5〜50g/m2が好ましく、固形分で10〜30g/m2がより好ましい。5g/m2より少ないと、紙の表面を塗膜で被覆できず、防湿性が向上しない。一方、50g/m2より多いと、防湿性の向上効果が小さかったり、防湿紙の膜強度が弱くなる傾向にある。
【0021】
上記防湿紙の断面は、図1(b)に示すような積層構造を有していると考えられる。
すなわち、紙1の表面に大きな第1無機粒子2を塗工することにより、図1(a)に示すように、第1無機粒子2が紙1の表面を覆うように積層される。このとき、第1無機粒子2は、必ずしも、紙1の表面と並行に整列して配列されず、図1(a)に示すように、ある程度、乱雑となる。このため、第1無機粒子2相互間に空間が生じる。このとき、この防湿紙が水に濡れると、この第1無機粒子2相互間の空間に水が徐々に浸透していき、最終的に紙1が濡れる状態となる傾向が生じる。また、塗工された第1無機粒子2からなる層の外表面(例えば、4aで示される一点鎖線)はガタガタになりやすく、平滑性が失われる傾向にある。
【0022】
これに対し、第1無機粒子2と第2無機粒子3の両方を用いて塗工すると、図1(b)に示すように、第1無機粒子2相互間の空間に第2無機粒子3が充填される傾向にある。このため、この防湿紙が水に濡れても、第1無機粒子2相互間の空間には第2無機粒子3が充填されているため、浸透しにくく、紙1が水で濡れるのを防止すると考えられる。したがって、合成樹脂に起因する防湿性を維持すると考えられる。また、塗工された第1無機粒子2からなる層の外表面(例えば、4bで示される一点鎖線)の部分にも、第2無機粒子3が存在し、第1無機粒子2によって生じるガタガタが修復される傾向にあると考えられる。このため、平滑性が保持される傾向にあると考えられる。
【0023】
上記紙としては、ライナ、クラフト紙等の板紙等があげられる。
【0024】
上記防湿紙の防湿性を示す指標として、透湿度を用いることができる。この透湿度とは、一定時間に単位面積の膜状物質を通過する水蒸気の量をいい、具体的には、JIS Z 0208−1976に規定された「防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)」によって測定される結果をいう。
【0025】
この透湿度は、板紙として、例えば青果物包装用段ボールライナを用いたとき、40℃、90%RHにおいて、1000g/m2・24h以下がよく、80〜700g/m2・24hが好ましく、100〜300g/m2・24hがより好ましい。
【0026】
透湿度が1000g/m2・24hより大きいと、防湿性が不十分となり、得られる防湿紙で作製した紙容器内に青果物等を収納した時、これらからの水の蒸散を十分に抑えることができず、青果物等の鮮度の低下を招く。
【0027】
一方、透湿度が80g/m2・24hより小さくてもよいが、防湿紙で作製した紙容器内に例えば青果物等を収納した時、これらから蒸散する水分が上記紙容器内で結露しやすくなり、青果物等の蒸れ、腐敗及びカビが発生する場合があり、鮮度が低下する場合がある。
【0028】
上記防湿紙の撥水性は、R0〜R2がよく、R0が好ましい。撥水度がR4以上だと、得られる防湿紙で作製した紙容器内に青果物等を収納した時、これらから蒸散した水蒸気が水滴化しやすくなり、上記青果物等への水の付着が生じやすくなる。このため、上記の青果物等のうち、水分が表面に付着して表面光沢がなくなるナス等の場合、商品価値の低下につながる。また、表面光沢の問題のない青果物等であっても、水の付着により、フヤケ等が生じ、鮮度低下を促進させる。
【0029】
上記撥水度とは、傾斜した紙の表面に滴下した水滴の状態で表される紙の表面の撥水性の程度をいい、具体的には、JAPAN TAPPI 紙パルプ試験方法No.68:2000に規定された「紙及び板紙−はっ水性試験方法」によって測定される結果をいう。
【0030】
上記防湿紙の平滑性は、紙として板紙、なかんずく段ボールライナを用いた場合、防湿剤を塗工する前の板紙より大きいほどよく、具体的には、17以上が好ましく、20以上がより好ましい。17より小さいと、紙表面にばらつきがあり、耐摩性に劣る傾向がある。一方、平滑性の上限は、特にないが、現実的に樹脂フィルムのような平滑性は得がたいことから、500以下であれば十分である。なお、上記平滑性は、JIS P 8119に規定された「紙及び板紙ベック試験機による平滑度試験方法」によって測定される結果をいう。
【0031】
上記板紙としてライナを用いた場合、得られる防湿紙を中芯と貼り合わせることによって、防湿段ボールを得ることができる。また、この防湿紙は防湿剤を塗工した側の表面の撥水性はあまり上昇しないので、防湿段ボールとしたとき、この防湿段ボールを製函するための糊付けが阻害されることはない。
【0032】
上記の防湿段ボール等の防湿紙を製函する際、上記防湿剤の塗工面が内側になるようにするのが好ましい。
【0033】
この発明にかかる防湿ライナ等の防湿紙によって形成される防湿段ボール等の紙容器に収納される青果物等としては、きゅうり、なす、白菜、キャベツ、トマト等の野菜類、柿、りんご、みかん、もも、キウイ、ぶどう等の果物類等があげられる。
【0034】
【実施例】
次に、この発明について実施例を用いてより詳細に説明する。まず、使用した原材料、及び試験方法を下記に示す。
【0035】
(原材料)
[板紙]
・ライナ(レンゴー(株)製:RKA220)
【0036】
[無機粒子]
・白雲母(平均粒子径:11μm、カナヤ興産(有)製:マイカMK)(以下、「白雲母1」と称する。)
・上記白雲母1をボールミルで粉砕し、平均粒子径を7.8μmとしたもの(以下、「白雲母2」と称する。)
・タルク(平均粒子径:8.0μm、日本タルク(株)製:汎用タルクS)(以下、「タルク1」と称する。)
・タルク(平均粒子径:5.1μm、日本タルク(株)製:L−G)(以下、「タルク2」と称する。)
・カオリン(平均粒子径:1.2μm、ティエレ(Thiele)社製:KAOGLOSS90)
・炭酸カルシウム(平均粒子径:1.1μm、備北粉化工業(株)製:ソフトン3200)(以下、「炭カル」と称する。)
【0037】
[合成樹脂]
・SBRラテックス(旭化成(株)製:L−4700、固形分50.0%)(以下、「SBR」と称する。)
[オーバーコート]
・耐熱・耐摩ニス(サカタインクス(株)製:G−1)(以下、「G−1」と称する。)
【0038】
(試験方法及び評価方法)
[透湿度]
実施例及び比較例で得られた防湿紙を用いて、JIS Z 0208に規定の方法にしたがって測定した。
【0039】
[撥水度]
実施例及び比較例で得られた防湿紙を用いて、JAPAN TAPPI 紙パルプ試験方法No.68:2000に規定された「紙及び板紙−はっ水性試験方法」にしたがって測定した。
【0040】
[耐摩性]
実施例及び比較例で得られた防湿紙を用いて、塗工紙の差異をより明確にするため、摩擦部の重りを取り外した以外は、JIS P 8136に準じて行った。
【0041】
[平滑性]
実施例及び比較例で得られた防湿紙を用いて、JIS P 8119にしたがって行った。
【0042】
[耐熱性]
実施例及び比較例で得られた防湿紙の防湿剤からなる塗工面を180℃の熱盤にあて、2kgのおもりを乗せて5秒間静置後、この熱盤と防湿紙とを剥がし、熱盤に防湿剤が転写しているか否かを下記の基準で判断した。
○:防湿剤が熱盤に全く付着していない。
△:防湿剤が熱盤に僅かに付着する。
×:防湿剤が熱盤にかなり付着する。
【0043】
[リサイクル性]
実施例及び比較例で得られた防湿紙を2.5cm角に裁断し、JIS標準の離解機を用いて、下記の条件で離解した。
・使用離解水量:2リットル、上記断片量(濃度):2.0%、水温:25℃、回転数:3000rpm、回転時間:10分
上記方法で離解されたパルプを用いてJIS P 8209に規定の方法にしたがって、手抄き紙を作製し、下記の基準で評価した。
◎:手抄き紙がブランク(未塗工原紙)と比べて、ほとんど同じもの
○:手抄き紙中に、小さな未離解繊維の固まりが僅かに見られるもの
×:紙繊維の離解が不十分で、手抄き紙中に、繊維及び樹脂の固まりが多く見られるもの
【0044】
(実施例1〜4、比較例1〜6)
表1に記載の第1無機粒子、第2無機粒子及び水を重量比で1:1:2の割合で混合し、分散機を用いて分散させた。この分散液と表1に示す合成樹脂とを、重量比で1:1(固形分換算)で混合、混練して防湿剤を作製した。
得られた防湿剤を固形分で20g/m2となるように、メイヤーバーコータを用いて板紙に塗工し、防湿紙を作製した。得られた防湿紙を用いて上記の試験及び評価を行った。その結果を表1に示す。
なお、比較例3においては、防湿剤の塗工後、その塗工面に、耐熱・耐摩ニスを3g/m2オーバーコートした。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】
この発明によれば、平均粒子径が異なる2種類の無機粒子を使用するので、防湿性、耐熱性、平滑性及び耐摩性の全てがバランスよい防湿紙を得ることができる。
【0047】
また、無機粒子を含有した防湿剤を塗工するので、中芯等の他の紙との貼合、製函時の糊付け等において支障がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明にかかる防湿紙の断面の模式図
【符号の説明】
1 紙
2 第1無機粒子
3 第2無機粒子
4a,4b 外表面
Claims (3)
- 平均粒子径が5〜50μmの第1無機粒子と、平均粒子径が0.1〜5μmの第2無機粒子とを合成樹脂中に含有し、
上記第一無機粒子の形状は平板状で、
上記第一無機粒子の平均粒子径より上記第二無機粒子の平均粒子径の方が小さく、
全ての無機粒子の平均粒子径が1〜5μmである防湿剤を少なくとも紙の片面に塗工して、
第一無機粒子相互間の空間に、第二無機粒子が充填された、
撥水性がR0〜R2、透湿度が100〜300g/m2・24hである防湿紙。 - 請求項1に記載の防湿紙を用いた防湿段ボール。
- 上記紙が青果物包装用段ボールライナである請求項1に記載の防湿紙を用いた青果物用防湿段ボール。
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