JP4531102B2 - フリクション巻取軸の巻取板 - Google Patents

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Description

本発明は、フリクション巻取軸に装着されて使用される巻取板(巻取カラー)に関する。
従来、冷間圧延鋼板等の金属帯、プラスチックフィルム、紙、金属箔等の広幅の帯状シートを所定の幅にスリットしてフリクション巻取軸に一斉に巻き取るように構成された巻取装置が知られている。
通常、この巻取装置におけるフリクション巻取軸は、少なくとも、巻取装置の駆動源に連結されて回転駆動される回転軸と、前記回転軸の外周面に装着され、帯状シートを巻回する巻芯(巻取コア)を内周側から保持する複数の巻取板と、前記回転軸の回転力を前記巻取板にスリップ回転可能に伝達する摩擦クラッチ機構を具備して成り、流体機構等を介して押圧力を摩擦クラッチ機構に付与して摩擦力に応じた回転力を各巻取板に分散して伝達し、この回転力によりスリットした各帯状シートを夫々独立したトルクで各巻芯に巻き取るように構成されている。
従来、このようなフリクション巻取軸の巻取板として、図7に平面図で示すような巻取板10が特許文献1で提案されている。すなわち、この巻取板10は、円輪板状の巻取板本体11の側部にボルト12及びテーパーピン13により支持した扇形のドラム羽14を(この実施例では3枚)配設して成り、ボルト12を締め付けると、ドラム羽14に設けられたテーパーピン13の傾斜面が巻取板本体11に設けられたガイド穴15の壁面に沿って摺動し、これに伴いドラム羽14が図示するように巻取板本体11の外周から突出し、巻芯Cが内径側から押圧されて巻取板10に固定・保持されるようになっている。逆にボルト15を緩めると、ドラム羽14が巻取板本体11の中心側に移動し、これにより巻芯Cを巻取板10から取り外せるようになっている。
また、従来、上述した巻取板と類似するものとして、円輪板状の巻取板本体上に左右一対の扇形の羽を配設し、各羽の一端側をピンにより巻取板本体に回転自在に支持する一方、他端側同士を羽拡縮調整ボルトにより連結して成り、羽拡縮調整ボルトを締め付けたり緩めたりすることにより、各羽をピンを支点として巻取板の径方向に拡縮させ、巻芯の固定・保持、取り外しを行うようにした巻取板も公知である。
しかしながら、これらのいずれの巻取板も、帯状シートSの巻取りを行う場合には、先ず巻芯Cを巻取板10に装着し、スパナ等の工具によりボルト12を締め付けて巻芯Cを巻取板10の外周に固定・保持させ、この巻取板10を摩擦板、スペーサー等で挟持した状態で巻取軸に挿通しセットする作業が必要である。また、帯状シートSを巻芯Cに巻き取った後には、巻取板10を一旦巻取軸から引き抜き、ボルト12を緩めて巻取板10から巻芯Cを取り外し、次の巻取りに備えて改めて巻取軸にセットする作業が必要であったため、巻取作業に多大の手間と時間がかかり、作業効率の面で問題があった。
これに対し、特許文献2には、図8に平断面図で示すような巻取板20が提案されている。すなわち、この巻取板20は、円周方向に間隔を保って傾斜状の段付部21が形成されたリング22と、リング22の各段付部21上面に転動可能に配設された転動体23と、円周方向の一部に開口部Qが設けられ転動体23の外周と内接する環状輪24とから成り、巻取りに際し巻芯Cを環状輪24に固定する場合には、リング22を固定した状態で巻芯Cの上から人力で環状輪24を矢印で示す時計方向に回転させ、摩擦力により転動体23を段付部21の傾斜面に沿って移動させることにより開口部Qを拡げて環状輪24を拡大させる。なお、巻取り後、巻芯Cを環状輪24から取り外す場合には、環状輪24を上記と反対方向すなわち反時計方向に回転することにより目的が達成される。
しかしながら、この巻取板20によれば、巻芯Cの環状輪24への着脱作業が容易となるので、上述の巻取板10に較べ作業効率がアップされるが、巻芯Cを転動体23により内側から押し付けて巻取板10に固定・保持する方式であるため、巻芯Cの軸方向を巻取板20の直径方向に対して垂直とし、かつ、巻取板20と巻芯Cとが同軸となるように転動体23の動きを調整する必要があり、この調整作業が極めて煩雑で困難であるという問題があった。
また、環状輪24には円周方向の一部に開口部Qが設けられていることから、この環状輪24により巻芯Cの内側を径方向に均等な力で押圧することができず、このため巻芯Cと巻取板20との結合力を十分に得ることができず、巻取時に大きな張力を必要とする場合には両者間にスリップを生じる恐れがあった。とくに、サイズ違いの巻芯Cを使用した場合には、巻取軸と同心のセットができないため、巻取時に回転振れを起こすという問題もあった。
さらにまた、上述した従来の巻取板10、20のいずれも、その外周に巻芯Cを固定・保持して帯状シートSを巻き取るものであったため、巻芯Cを使用せず巻取板自体の外周に直接帯状シートSを巻回することはできなかった。
実開平5−5877号公報 特公平8−9437号公報
本発明は、上述したような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、帯状シートの巻取準備作業及び後処理作業を効率的に行うことができ、また、巻取り時に巻芯との間にスリップを生じることがなく巻芯を強固に固定することができ、さらにまた、巻芯を用いることなく帯状シートを直接巻き取ることができるフリクション巻取軸の巻取板を提供することにある。
本発明の上記目的は、少なくとも、巻取装置の駆動源に連結されて駆動される回転軸の外周面に装着され、帯状シートを巻回する巻芯をその内周面側から固定・保持する複数の巻取板と、前記回転軸の回転力を前記巻取板にスリップ回転可能に伝達する摩擦クラッチ機構を具備して成るフリクション巻取軸において、前記巻取板を、前記回転軸に装着され前記摩擦クラッチ機構を介して回転される内輪の外周側に前記内輪とは分離して外輪を設け、前記内輪にはその同心円上に歯列を有する平歯車と該平歯車の回転位相角を規制するガイド部材を設け、前記外輪の外周側には前記巻芯を固定・保持する円弧状のドラム羽を等間隔に複数個配設すると共に、前記ドラム羽の互いに隣接する側を引張りバネで連結し、前記ドラム羽を軸心から放射方向へ移動させ、かつ、その移動量を規制するガイド部材を設け、前記歯車と前記ドラム羽との間には、一端側が前記平歯車と噛合し他端側が前記ドラム羽の内周面を摺動する歯車付き偏心カムを固定ピン回りに回転可能に設けて成り、前記内輪と前記外輪との相対回転により前記平歯車及び前記歯車付き偏心カムを介して前記ドラム羽を拡縮するように構成したことを特徴とするフリクション巻取軸の巻取板を提供することによって達成される。
また、本発明の上記目的は、前記内輪及び前記外輪は、夫々、左右一対の内輪側板及び外輪側板を連結部材により互いに連結して成り、前記平歯車は該内輪側板の内部に、前記歯車付き偏心カム及び前記ドラム羽は該外輪側板の内部に夫々設けられていることを特徴とする、請求項2に記載のフリクション巻取軸の巻取板を提供することによって、より効果的に達成される。
上記のとおり、本発明に係るフリクション巻取軸の巻取板によれば、内輪の回転移動により平歯車及び歯車付き偏心カムを介して、すなわち内輪と外輪との相対回転により、ドラム羽が中心から放射方向に拡縮するように構成されているので、工具を一切用いることなくドラム羽を拡縮することができ、サイズ違いの巻芯を使用した場合でも巻取軸と同心のセットができ、巻取軸と巻取板とは巻取運転中に絶えず相対的にスリップ回転をしていることから、このスリップ回転を利用し、外輪に対して内輪の回転方向を常に拡方向になるようにセットして使用することができ、また、帯状シートの巻取後には巻取製品を固定した状態とし、巻取軸を反駆動方向に回転させることにより、巻取軸のみを引き抜くことができる。よって、本発明に係る巻取板によれば、帯状シートの巻取準備作業及び後処理作業を効率的に行うことができる。また、巻取り時に巻芯との間にスリップを生じることがなく巻芯を強固に固定することができ、さらにまた、巻芯を用いることなく、帯状シートを直接巻取板の外周上に巻き取ることができる。
以下、本発明に係るフリクション巻取軸の巻取板を実施形態に基づき詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲において、その構成を適宜に変更ないし改良できるものであることはいうまでもない。
図1は、本発明の一実施形態に係るフリクション巻取軸100の一部破断正面図である。
図示するように、このフリクション巻取軸100は、巻取装置(図示せず)からの駆動力により回転駆動される回転軸101の外周面に、ライナー102、スリップ板103、摩擦板104、巻取板110が軸方向に適長間隔をおいて複数個嵌着されて成っている。なお、回転軸101の中心には側圧を生み出すための軸棒105が挿通され、この両端部(図1では一端部のみを表示)にはネジ106が刻設され、このネジ106に押え板107が螺合され、この両端部に設けられた押え板107によってライナー102、スリップ板103、摩擦板104、巻取板110を挟持するようになっている。
スリップ板103は、円輪板状をなし、その内周縁の一部が中心側に突出しており、この突出部103aが回転軸101の外周面に形成された溝101aに嵌め込まれて回転軸101に固定されている。これにより、巻取板110は、摩擦板104、スリップ板103、ライナー102によって構成される摩擦クラッチ機構により挟持され、固定された状態におかれる。
本フリクション巻取軸100は以上のとおり構成されており、流体機構等により押圧力を押え板107を介して上述の摩擦クラッチ機構に付与すると、摩擦力に応じた回転力が各巻取板110に分散して伝達され、この回転力により所定幅にスリットされた帯状シートSが夫々独立したトルクで巻芯Cに巻き取られるようになっている。
図2(A)(B)(C)及び図3(A)(B)は、上述したフリクション巻取軸100に装着されて使用される、本発明の一実施形態に係る巻取板110の構造を示す図で、図2(A)は内輪側板123及び外輪側板124を除去して内部構造を示した平面図、図2(B)は図2(A)のX−X断面図、図2(C)は図2(A)のY−Y断面図、図3(A)は内輪側板123及び外輪側板124を装着した状態を示す平面図、図3(B)はその側面図である。
本巻取板110は、回転軸101に装着され、上述した摩擦クラッチ機構を介して回転される内輪111と、内輪111の外周側に分離して設けられた外輪112と、外輪112の同心円上に歯列を有し外輪112の内部に設けられた平歯車113と、この平歯車113の回転位相角を規制するガイド部材114と、外輪112の内部外周側に等間隔に配設され、巻芯Cを固定・保持する扇形状のドラム羽115と、ドラム羽115の互いに隣接する側に連結されて両者を付勢する引張りバネ116と、ドラム羽115が軸心Oから放射方向へ移動するように案内し、かつその移動距離を規制するガイド部材117と、外輪112の内部の平歯車113とドラム羽115との間において固定ピン118回りに回転可能に設けられ、一端側が平歯車113と噛合し他端側がドラム羽115の内周面を摺動する歯車付き偏心カム119とを具備して成り、内輪111と外輪112との相対回転により、平歯車113及び歯車付き偏心カム119を介して各ドラム羽115を拡縮するように構成されている。
内輪111は、回転軸101の外周に挿通可能な穴120が中心部に形成された砲金製の潤滑性部材121がネジ122を介して左右一対の内輪側板123により固定され、この潤滑性部材120の外周面に平歯車113が嵌着されて成っている。この内輪111は摩擦クラッチ機構を構成する摩擦板104により両側から挟持され、摩擦板104と共に回転する。
外輪112は、内輪111の外周側において、図3(B)に間隙dで示すように、内輪111とは分離して設けられた左右一対の外輪側板124によって外形が形成され、この外輪側板124の内部に歯車付き偏心カム119、ドラム羽115が設けられている。図2(A)に示すように、本実施形態では、歯車付き偏心カム119は12個、ドラム羽115は4個配設されており、3個の歯車付き偏心カム119により1個のドラム羽115が拡縮されるようになっている。なお、左右一対の外輪側板124は複数のネジ124sによって連結されている。
平歯車113の回転位相角を規制するガイド部材114は、平歯車113の円周上に等間隔(本実施形態では8等間隔)をもって円弧状に切り欠かれた長穴114rと、一対の外輪側板124の間に懸架されたガイドピン114pとにより構成され、ガイドピン114pが長穴114r内部の両端間を移動する距離によって平歯車113の回転位相角が所定の範囲となるように設定されている。
図2(A)に示すように、歯車付き偏心カム119は、一端側に平歯車113と噛合する歯119gが形成され、他端側にはドラム羽115の内周面を摺動してドラム羽115を次第に拡縮させる偏心カム119cが形成されて成り、外輪側板124間に懸架された固定ピン118回りに回転可能になっている。この偏心カム119cの外形形状及びストロークを適宜に設定することにより、ドラム羽115の拡縮動作及び距離を任意なものに変更することができる。
扇形状のドラム羽115の外周面は、外輪側板124の外径と実質的に同一の径寸法をもって円弧状に形成され、歯車付き偏心カム119が摺動する内周面も外周面と同一の曲率をもって形成されている。なお、ドラム羽115のネジ124s挿通箇所には長穴115rが形成されており、ドラム羽115が拡縮してもネジ124sと干渉しないようになっている。
一つのドラム羽115と隣接する他のドラム羽115との間には、端部が固定ネジ116sを介して各ドラム羽115に固定された引張りバネ116が懸架されている。各ドラム羽115はこの引張りバネ116の付勢力に抗して拡張され、そしてこの付勢力により縮小されるようになっている。なお、図2(A)及び図3(A)は、内輪111に矢印「拡」で示す反時計方向の回転が付与され、ドラム羽115が放射方向に突出し、ドラム羽115間に間隙cが形成されて拡張した状態を示している。
ドラム羽115の軸心Oから放射方向への移動及びその距離を規制するガイド部材117は、図2(A)(C)に示すように、ドラム羽115の中央部位置と軸心Oとを結ぶ直線L0に対して左右対称の位置、すなわち直線L0と平行な2本の直線L1、L1上において夫々ドラム羽115に挿通、固定されたガイドピン117pと、このガイドピン117pが移動可能な幅と長さをもって一対の外輪側板124に形成された長穴117hとにより構成されている。このガイドピン117pが長穴117h内部の両端間を移動する距離によってドラム羽115の拡縮する距離が所定の範囲となるように設定されている。
本巻取板110は以上のとおり構成されているので、回転軸101の回転により内輪111に矢印「拡」で示すような反時計方向の回転が与えられると、平歯車113が同方向に回転し、平歯車113と噛み合う偏心カム119が時計方向に回転してドラム羽115が拡張され、これによりドラム羽115の外側に装着されている巻芯Cが内周面側より固定・保持され、この状態で帯状シートSの巻取りが行われる。
この巻芯Cの固定・保持を解除する場合には上記と逆の動作が行われる。すなわち、外輪112側を固定し、内輪111側を反対方向すなわち時計方向に回転させると、図4に示すように、平歯車113が同方向に回転し、平歯車113と噛み合う偏心カム119が反時計方向に回転してドラム羽115が引張りバネ116の作用により縮小され、これにより巻芯Cの固定・保持が解除される。図5(A)(B)は巻取板110のこのときの状態を図3(A)(B)に対応させて示したものである。
したがって、帯状シートSを巻芯Cに巻き取った後、フリクション巻取軸100を巻取装置から取り外し、例えば図6に示すように、帯状シートSのロールSrを製品台車130に形成されたV字形の溝部130mに載置して固定し、フリクション巻取軸100を反巻取方向に回転させると、巻取板110による巻芯Cの固定・保持が解除され、巻芯Cに巻き取った帯状シートSのロールSrを製品台車130に載置した状態でフリクション巻取軸100のみを引き抜くことができる。
以上のとおり、本巻取板110によれば、帯状シートSの巻取準備作業及び後処理作業を効率的に行うことができる。
以上、本発明を一実施形態に基づき説明したが、本発明はこの実施形態に限定されないことは前述したとおりである。
例えば、ドラム羽115の移動方向及び移動量を規制するガイド部材117、平歯車113の回転角を規制するガイド部材114、ドラム羽115、歯車付き偏心カム119等の設置数は、必要に応じ、さらに増加させ、あるいは減少させることができる。
なお、前記実施形態は、帯状シートSを巻芯Cに巻回する場合であるが、本発明に係る巻取板はドラム羽を縮状態にすることにより、一般の巻芯と同様な状態とすることができるので、従来の巻芯Cを用いることなく、この巻取板の外周に直接帯状シートSを巻回することができる。
本発明の一実施形態に係るフリクション巻取軸の説明図である。 本発明の一実施形態に係る巻取板の説明図で、(A)は内部構造を示す平面図、(B)は(A)のX−X断面図、(C)は(A)のY−Y断面図である。 図2(A)の外観を示す図で(A)は平面図、(B)はその側面図である。 図2(A)の作動状態を示す平面図である。 図4の外観を示す図で(A)は平面図、(B)はその側面図である。 巻取品の取扱い説明図である。 従来の巻取板の平面図である。 従来の他の巻取板の平断面図である。
符号の説明
10 (従来の)巻取板
14 ドラム羽
15 ボルト
20 (従来の)巻取板
21 段付部
22 リング
23 転動体
24 環状輪
100 フリクション巻取軸
101 回転軸
102 ライナー
103 スリップ板
104 摩擦板
110 (本発明に係る)巻取板
111 内輪
112 外輪
113 平歯車
114 ガイド部材
115 ドラム羽
116 引張りバネ
117 ガイド部材
119 歯車付き偏心カム
121 潤滑性部材
130 製品台車
C 巻芯
S 帯状シート

Claims (2)

  1. 少なくとも、巻取装置の駆動源に連結されて駆動される回転軸の外周面に装着され、帯状シートを巻回する巻芯をその内周面側から固定・保持する複数の巻取板と、前記回転軸の回転力を前記巻取板にスリップ回転可能に伝達する摩擦クラッチ機構を具備して成るフリクション巻取軸において、前記巻取板を、前記回転軸に装着され前記摩擦クラッチ機構を介して回転される内輪の外周側に前記内輪とは分離して外輪を設け、前記内輪にはその同心円上に歯列を有する平歯車と該平歯車の回転位相角を規制するガイド部材を設け、前記外輪の外周側には前記巻芯を固定・保持する円弧状のドラム羽を等間隔に複数個配設すると共に、前記ドラム羽の互いに隣接する側を引張りバネで連結し、前記ドラム羽を軸心から放射方向へ移動させ、かつ、その移動量を規制するガイド部材を設け、前記歯車と前記ドラム羽との間には、一端側が前記平歯車と噛合し他端側が前記ドラム羽の内周面を摺動する歯車付き偏心カムを固定ピン回りに回転可能に設けて成り、前記内輪と前記外輪との相対回転により前記平歯車及び前記歯車付き偏心カムを介して前記ドラム羽を拡縮するように構成したことを特徴とするフリクション巻取軸の巻取板。
  2. 前記内輪及び前記外輪は、夫々、左右一対の内輪側板及び外輪側板を連結部材により互いに連結して成り、前記平歯車は該内輪側板の内部に、前記歯車付き偏心カム及び前記ドラム羽は該外輪側板の内部に夫々設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフリクション巻取軸の巻取板。
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