JP3151166U - スリッター - Google Patents

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Abstract

【課題】切断して送り出す金属材に変形や割れが生じることを防止するスリッターを提供する。【解決手段】複数の回転カッターを適宜間隔を隔てて備えた回転軸を有し、その回転軸の一端に回転動力の受入部と、張力(トルク)調整部を備えるとともに、一方向クラッチを具備して、前記回転軸の回転方向を一方向に規制してあることとし、前記した一方向クラッチはラチェット式のものとしたこととし、前記した一方向クラッチはローラ式のものとしたこととする。【選択図】図1

Description

本考案はスリッター、特に箔状に圧延された帯状金属材を複数条にスリットするためのスリッターに関する。
一般的に、上記したスリッターを用いた加工ラインは図4に示すような構成となっている。この図4にあって1は巻き出しアンコイラーを示し、この巻き出しアンコイラー1には、材料となる帯状の金属材Mが巻回されている。その巻き出しアンコイラー1に巻回されている金属材Mは端から引き出され、回転する上下の回転カッター2a、2b間へ送られる。
この各々の回転カッター2a、2bは、各々が中央に回転軸への嵌め付け孔を有する円板状となっており、その嵌め付け孔が回転軸に嵌め付けられ、その回転軸と同期回転する。そして、各々の回転カッター2a、2bは複数個が適宜間隔を隔てて設けられるもので、金属材Mをその回転カッター2a、2bの設定された間隔に適合する幅とした複数の条にスリットしていくこととなる。
この回転カッター2a、2b間でスリットされた金属材Mは、ガイドロール3とテンションロール4を通され、張力を与えられて巻き取りリコイラー5に各々が巻き取られていく。
しかしながら、この一般的なスリットにあっては、ガイドロール3やテンションロール4が存在せず、金属材Mへの張力はリコイラー5の回転力で引っ張ることにより、直接的に与えられることが多く、その場合、回転カッター2a、2bは金属材が送られるスピードと適合せずにブレーキがかけられたようになり、その回転カッター2a、2bに挟持され、切断されて送り出される金属材Mに変形や割れが生じてしまうことがあった。
出願人は本願考案について、先行する特許文献を調査したが、格別に本願考案と関連し、類似すると思われる文献は発見できなかった。
本考案が解決しようとする問題点は、従来のスリッターにあって、リコイラーの回転力で金属材に対し、張力を与えると、回転カッターにそのリコイラーの回転力が金属材を介して影響し、切断して送り出す金属材に変形や割れが生じてしまうという点である。
上記した問題点を解決するために本考案に係るスリッターは、複数の回転カッターを適宜間隔を隔てて備えた回転軸を有し、その回転軸の一端に回転動力の受入部と、張力(トルク)調整部を備えるとともに、一方向クラッチを具備して、前記回転軸の回転方向を一方向に規制してあることを特徴としている。
また、本考案に係るスリッターは、前記した一方向クラッチはラチェット式のものとしたことを特徴としている。
さらに、本考案に係るスリッターは、前記した一方向クラッチはローラ式のものとしたことを特徴としている。
本考案に係るスリッターは上記のように構成されている。そのため、一方向クラッチを設けることで、その制御された方向には回転軸のフリー回転が得られ、その回転軸に取り付けられている回転カッターもフリー回転となるので、リコイラーで強制的に金属材を引っ張ってもスムーズにその金属材は送り出され、回転カッターは金属材で引かれてそのスピードに合せて回転し、変形や割れが生じてしまうことがなくなる。
本考案に係るスリッターの回転軸構造を示す図である。 一方向クラッチとしてのラチェット式を示す正面図である。 一方向クラッチとしてローラ式を示す正面図である。 従来例としてスリッターの加工ラインを示す図である。
図面として示し、実施例で説明したように構成したことで実現した。
次に、本考案の好ましい実施の例を図1乃至図3を参照して説明する。これらの図にあって10は回転軸を示している。この回転軸10の一端にはプーリ11が設けられ、このプーリ11には、駆動モータのモータ軸との間で伝動ベルトが掛け回され、その回転力を回転軸10に伝えるものとなっている。
また、このプーリ11の内側には、張力(トルク)調整機12が取り付けられ、駆動モータから伝達される回転力を調整し、実際的な回転軸10の回転速度を調整するものとして、リコイラーでの巻き取りを密な状態となるように図っている。
さらに、この張力(トルク)調整機12の内側には、回転軸10の回転方向を一方向のみに規制し、フリー回転を得ることができる一方向クラッチ13が取り付けられている。この一方向クラッチ13としては、図2として示すラチェット式のものや、図3として示すローラ式のものが考えられる。
ラチェット式の場合は、支持体14に中心部分を軸支された爪車15を有しており、前記した支持体14の上端に、スプリング16で引張附勢されたストッパー17が前記した爪車15の爪の一つと係合するようになっている。この爪車15は矢印方向に回転するときは、爪の上面がストッパー17と摺接し、その回転を妨げることはないが、逆方向へ回転することはストッパー17によって阻止されることとなる。
また、ローラ式の場合は、円筒状をした回転体18の内側に、複数のスペース19、19‥を形成し、このスペース19は矢印で示す回転方向に向け、徐々にその幅を小さくなるように形成してある。このスペース19内には大径側に取り付けられたコイルスプリング20で附勢されたローラ(ボール)21が収容されている。ここで、このクラッチが矢印方向へ回転すると、この回転力でコイルスプリング20は圧縮され、ローラ21は大径側で寄るので、何らの摩擦力もなく、スムーズに回転が得られるが、逆方向へ回転すると、コイルスプリング20は伸長し、ローラ21が狭径の部位へ移動し、大きな摩擦力を生じるため、ストッパーとなって回転することができない。
そして、前記した回転軸10は軸受スタンド22を介して、他方側へ突出され、回転カッター2a(2b)が取り付けられるカッター回転軸23とされる。このカッター回転軸23は回転軸10と一体物でもよく、あるいは、途中でジョイントで連結したものでもよい。このカッター回転軸23にあって、回転カッター2a(2b)、2a(2b)‥の間には間隔を保持するとともに、自由な作動を抑制するため、スリーブ24、24‥が介在されている。
本実施例に係るスリッターは上記のように構成されている。ここではスリッターを対象としていることは当然であるが、本発明は、そのほかにも、ローラでシートを挟んで搬送し、巻き取りするような搬送システムの回転軸にも応用実施することが可能である。
2a 回転カッター(上刃)
2b 回転カッター(下刃)
10 回転軸
11 プーリ
12 張力(トルク)調整機
13 一方向クラッチ
14 支持体
15 爪車
16 スプリング
17 ストッパー
18 回転体
19 スペース
20 コイルスプリング
21 ローラ(ボール)
22 軸受スタンド
23 カッター回転軸
24 スリーブ

Claims (3)

  1. 複数の回転カッターを適宜間隔を隔てて備えた回転軸を有し、その回転軸の一端に回転動力の受入部と、張力(トルク)調整部を備えるとともに、一方向クラッチを具備して、前記回転軸の回転方向を一方向に規制してあることを特徴とするスリッター。
  2. 前記した一方向クラッチはラチェット式のものとしたことを特徴とする請求項1に記載のスリッター。
  3. 前記した一方向クラッチはローラ式のものとしたことを特徴とする請求項1に記載のスリッター。
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