JP4529875B2 - 車両用シートのシートバック構造 - Google Patents

車両用シートのシートバック構造 Download PDF

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本発明は、車両用シートのシートバック構造に関する。詳しくは、車両用シートに着座した着座者の背もたれ部となるシートバック構造に関する。
従来、車両用シートのシートバックには、着座時の腰部にかかる沈み込み負荷を軽減するためのランバーサポート機能が備えられているものがある。例えば、特許文献1には、着座者の体型に合わせて、腰部を支持する力の強さを調整できるようにした技術が開示されている。この開示では、シートバックの骨格を成す枠形状のバックフレームに、面状の弾性支持部材たる布バネが張設されている。この布バネは、着座者の背もたれ荷重を弾性的に面で受け止めて支持する。また、布バネは、着座者の腰部を支持する腰部支持部の張設力を局所的に高めることのできる構成となっている。
特開平10−192085号公報
しかしながら、上記従来の技術では、着座者の腰部にかかる沈み込み負荷を軽減することはできるが、他の背・骨盤部の支持状態を着座者の使用目的に合わせて調整することができなかった。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、車両用シートのシートバックにおいて、ランバーサポート機能と合わせて、背・骨盤部の支持状態を着座者の使用目的に合わせて調整できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートのシートバック構造は次の手段をとる。
1の発明は、車両用シートのシートバック構造であって、支持体と、移動手段と、引張手段と、を有する。支持体は、シートバックの骨格により吊持され、着座者の背もたれ荷重を面で支持する弾性部材より成る。移動手段は、支持体着座者の腰部を支持する腰部支持部を固定として、腰部支持部の上側に位置する上側支持部及び下側に位置する下側支持部の少なくとも一方の支持部を撓み変形させてシートバックの前後方向に移動させる。引張手段は、腰部支持部をシート幅方向外方に引張り変形させる。移動手段は、ロッドとワイヤとから成る。ロッドは、シートバックの骨格に対してシート幅方向に軸方向を向けて軸回動可能に設けられている。ワイヤは、一端がロッドに固定され、他端が支持体の上側支持部及び下側支持部の少なくとも一方の支持部に固定されている。引張手段は、腰部支持部の各側部に連結され、ロッドに螺合してロッドの軸回動に伴って互いに軸方向に離間移動或いは接近移動する一対の軸方向移動部材から成る。腰部支持部には、その幅方向にバネ部材が張設されている。ロッドの軸回動により、一対の軸方向移動部材が互いに軸方向に離間移動して、腰部支持部がバネ部材と共にシート幅方向外方に引張られて変形すると共に、ワイヤがロッドの軸回動により巻き上げられて、支持体の上側支持部及び下側支持部の少なくとも一方の支持部がシートバックの後方側に引張られて撓み変形する
この第1の発明によれば、ロッドの軸回動により、一対の軸方向移動部材が互いに軸方向に離間移動して、腰部支持部がバネ部材と共にシート幅方向外方に引張られて変形すると共に、ワイヤがロッドの軸回動により巻き上げられて、支持体の上側支持部及び下側支持部の少なくとも一方の支持部が、シートバックの後方側に引張られて撓み変形する。これにより、腰部支持部の張力が高められると共に、支持体の上側支持部及び下側支持部の少なくとも一方の支持部による着座者の背部の支持力が緩和される。また、例えば、下側支持部を後方移動させることにより、着座者の臀部を収めることのできる空間が形成される。これにより、着座者が臀部をシートクッションの後方側に詰めて着座することができるようになる。
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
1の発明によれば、ロッドの軸回動によって、支持体の腰部支持部の張力を高めると共に、上側支持部及び下側支持部の少なくとも一方の支持部を後方側に撓ませて着座者の背部の支持力を緩和させる構成としたことにより、着座者の腰部を重点的に支持することができるランバーサポート状態を形成することができる。また、下側支持部を後方移動させる構成とすることにより、着座者の臀部の収まりを良くすることができ、着座状態をより良好なものとすることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の車両用シートのシートバック構造について、図1〜図5を用いて説明する。図1はシートバック構造の概略構成を表した斜視図、図2はコンターマット10の変形前後の状態を後方側から表した斜視図、図3はコンターマット10の変形前後の状態を平面視して表した断面図、図4は着座者Cの姿勢状態の変化を表した側面図、図5はシートバック2の外観を表した斜視図である。
本実施例のシート1は、図1に良く示されるように、着座者Cの背もたれ部となるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を有する。このシートバック2には、前面側の両側部に、着座者Cの両側部を側方から支持するサポート部2a,2bが設けられている。このサポート部2a,2bは、図5に良く示されるように、それぞれ、シート1の前面から前方Frに突出した形状として形成されている。
また、図1に良く示されるように、シートバック2には、その骨格を成す枠状のバックフレーム20が、内部に一体に組み込まれている。そして、バックフレーム20には、その枠間内に、面状の弾性支持部材たるコンターマット10が張設されている。ここで、コンターマット10は、図3に良く示されるように、ボルスタワイヤと呼ばれる弾性を備えた枠組み11に対し、複数の線状(湾曲させた線状を含む。)の弾性部材が幅方向Wdに張設されている。これにより、コンターマット10は、図1の仮想線で示されるように、平面状に構成されており、着座者Cの背もたれ荷重を弾性的に面で受け止めて支持することができる。このコンターマット10は、バックフレーム20の両側のサイドフレーム21a,21bに対して、複数の吊バネSによって弾性的に吊持されている。
また、コンターマット10は、その背裏側に設けられた駆動機構30によって、背もたれ荷重の支持形状を変化させることができる。ここで、コンターマット10の形状変化の様子は、図1における実線状態と仮想線状態とによって表されている。すなわち、コンターマット10は、着座者Cの腰部wを支持する腰部支持部10aに対し、その上側に位置する上側支持部10bを、後方Rrの側に撓み変形させられるようになっている。これにより、着座者Cの体型に合わせて、コンターマット10の支持形状を変化させ、着座者Cの姿勢状態の調整を行うことができる。また、コンターマット10の支持形状を変化させることにより、着座者Cの腰部wにかかる沈み込み負荷を軽減するランバーサポート機能を発揮させることができる。
ここで、コンターマット10が本発明の支持体に相当する。以下、コンターマット10を撓み変形させる駆動機構30の構成について詳細に説明する。
すなわち、図2に良く示されるように、駆動機構30は、ロッド31、移動板32a,32b、ワイヤ33a,33b、巻取ボビン34a,34b、駆動モータ35及びギヤ35a,35b(図3参照)を有する。
詳しくは、ロッド31は、図3に良く示されるように、サイドフレーム21a,21bに一体に固定されたブラケット22a,22bに対し軸回動可能に組み付けられている。ここで、ロッド31は、その軸長方向がシートバック2の幅方向Wdに向けて配設されている。このロッド31には、移動板32a,32bを螺合するためのネジ溝31a,31bが、両端部の近傍位置にそれぞれ形成されている。これらネジ溝31a,31bは、互いに逆ネジの関係となるように形成されている。
次に、移動板32a,32bは、ロッド31に形成されたネジ溝31a,31bにそれぞれ螺合されており、互いに離間して配設されている。これら移動板32a,32bは、図2に良く示されるように、コンターマット10の腰部支持部10aの両側位置に一体に固定されている。したがって、移動板32a,32bは、ロッド31の軸回動に伴って、互いに軸方向に離間移動或いは接近移動する。そして、この離間移動或いは接近移動に伴って、腰部支持部10aの両側位置を、強制的に、シートバック2の幅方向Wdに引張り変形或いは収縮変形させる。これにより、腰部支持部10aの幅方向Wdに張設されたバネ部材12の引張り変形度合いを変化させることができる。
次に、ワイヤ33a,33bは、各端部が、ロッド31とコンターマット10の上側支持部10bとにそれぞれ掛止されている。詳しくは、ワイヤ33a,33bは、ロッド31の軸方向に離間した両サイド位置にそれぞれ配設されている。そして、ワイヤ33a,33bは、その一端が、ロッド31に一体に固定された巻取ボビン34a,34bに掛止されており、他端が、上側支持部10bの上端面に掛止されている。これにより、ワイヤ33a,33bは、ロッド31の軸回動に伴って、巻取ボビン34a,34bに巻き上げられたり繰り出されたりする。ここで、ワイヤ33a,33bは、図3に良く示されるように、ロッド31が移動板32a,32bを離間移動させる方向に回動する際には、ロッド31に巻き上げられる。そして、ワイヤ33a,33bは、ロッド31が移動板32a,32bを接近移動させる方向に回動する際には、ロッド31から繰り出される。
次に、駆動モータ35は、サイドフレーム21bの内側面に固定されている。この駆動モータ35は、操作ボタンにより適宜操作されて入力される入力信号に基づいて、正転・逆転駆動する。そして、駆動モータ35の駆動力は、出力軸たるギヤ35aからギヤ35bに伝達される。このギヤ35bは、ロッド31と一体に固定されており、駆動力の伝達を受けてロッド31を軸回動させる。
上記構成の駆動機構30は、図2に良く示されるように、ロッド31を一方向に軸回動させることにより、移動板32a,32bを離間移動させると同時にワイヤ33a,33bを巻き上げる。これにより、仮想線で示されるように、コンターマット10の上側支持部10bをシートバック2の後方Rrに撓み変形させる。また、これと同時に、図3に良く示されるように、コンターマット10の腰部支持部10aを、シートバック2の幅方向Wdの外方に引張り変形させる。これにより、腰部支持部10aに配設されたバネ部材12が強く引張り変形させられた状態となる。
そして、図4に良く示されるように、コンターマット10が上記のように変形することにより、上側支持部10bが、腰部支持部10aに対して相対的に後方Rrに移動する。これにより、腰部支持部10aによる腰部wの受け止め位置が、上側支持部10bよりも相対的に前方Frの位置に配置される。更に、この腰部支持部10aの張設力は、局所的に高められた状態となっている。したがって、図4に良く示されるように、腰部支持部10aにおいて、着座者Cの腰部wの背もたれ荷重を集中的に支持することができる。この背もたれ荷重を支持する支持力の強さは、上記変形量の大きさを変えることによって調整することができる。
また、図2に良く示されるように、ロッド31を上記とは逆の方向に軸回動させることにより、移動板32a,32bを接近移動させると同時にワイヤ33a,33bを巻取ボビン34a,34bから繰り出すことができる。これにより、図4の実線で示されるように、後方Rrに撓み変形していた上側支持部10bをシートバック2の前方Frに復元させると同時に、引張り変形していた腰部支持部10aの張設力を復元させることができる。
なお、本実施例の使用方法については、上記駆動機構30の作動状態により説明されているため、省略する。
このように、本実施例の車両用シートのシートバック構造によれば、コンターマット10を撓み変形させるという簡単な構成によって、ランバーサポート状態を作り出すことができると共に、背・骨盤部の姿勢状態を着座者Cの使用目的に合わせて調整することができる。更に、腰部支持部10aの張設力を局所的に高めることができるため、ランバーサポート機能をより効果的に発揮させることができる。更に、上記着座者Cの姿勢状態の調整と腰部支持部10aの張設力の調整とを、ロッド31の軸回動によって一度に行うことができる。また、このような連動機構を備える駆動機構30を、比較的簡単に構成することができる。更に、コンターマット10を変形させても、腰部支持部10aとサポート部2a,2bとの相対的な位置関係を変動させることがない。したがって、サポート部2a,2bによる支持機能を常に安定して発揮させることができ、着座者Cの身体の横揺れを、安定してサポートすることができる。
続いて、実施例2の車両用シートのシートバック構造について、図6〜図8を用いて説明する。図6はシートバック構造の概略構成を表した斜視図、図7は着座者Cの姿勢状態の変化を表した側面図、図8はコンターマット10の変形前後の状態を後方側から表した斜視図である。なお、本実施例では、実施例1の車両用シートのシートバック構造と同様の構成及び作用を奏する箇所については、説明を省略する。
本実施例では、図6に良く示されるように、コンターマット10は、着座者Cの腰部wを支持する腰部支持部10aに対し、その下側に位置する下側支持部10cを、後方Rrの側に撓み変形させるようになっている。これにより、着座者Cの体型に合わせて、コンターマット10の支持形状を変化させ、着座者Cの姿勢状態の調整を行うことができる。また、コンターマット10の支持形状を変化させることにより、着座者Cの腰部wにかかる沈み込み負荷を軽減するランバーサポート機能を発揮させることができる。更に、図7に良く示されるように、下側支持部10cを相対的に後方Rrに移動させることにより、着座者Cの臀部hを収めることのできる空きAが確保される。これにより、図6及び図7の図示状態から分かるように、着座者Cの臀部hをシートクッション3の後側に詰めて着座することができる。ここで、コンターマット10が本発明の支持体に相当する。
なお、コンターマット10を撓み変形させる駆動機構30の構成は、実施例1で説明したものと実質的に同様のものである。すなわち、図8に良く示されるように、ロッド31を一方向に軸回動させることにより、移動板32a,32bを離間移動させると同時にワイヤ33a,33bを巻き上げる。このワイヤ33a,33bは、コンターマット10の下側支持部10cの下端面に掛止されている。したがって、仮想線で示されるように、上記ロッド31の回動によって、コンターマット10の下側支持部10cをシートバック2の後方Rrに撓み変形させることができる。また、同時に、コンターマット10の腰部支持部10aを、シートバック2の幅方向Wdの外方に引張り変形させることができる。これにより、腰部支持部10aに配設されたバネ部材12を引張り変形させることができる。
このように、本実施例の車両用シートのシートバック構造によれば、腰部支持部10aに対して下側支持部10cを相対的に後方Rrに移動させることにより、着座者Cの臀部hの収まりを良くすることができる。したがって、例えば米国人に見られるような比較的臀部hの大きい体型の着座者Cが使用しても、臀部hとシートバック2とが干渉し難い着座姿勢を作り出すことができる。これにより、ランバーサポート機能を、より効果的に発揮させることができる。
以上、本発明の実施形態を2つの実施例により説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施ができるものである。
すなわち、本発明の支持体に相当するものとして、面状の弾性支持部材たるコンターマットを示したが、その他の構成を採用することもできる。例えば、コンターマットの枠組みを剛体とし、その上下方向の一部分にヒンジを設けてこれを回動変位させるようにしてもよい。
また、支持体として、枠組みに複数の線状の弾性部材を張設して面状を構成したものを示したが、その他の構成を採用することもできる。例えば、弾性を有したゴム材、布材、樹脂材等の弾性材を枠組みに張設したものが挙げられる。また、樹脂マットや金属板を支持体として採用しても良い。但し、支持体が比較的硬く構成される場合には、支持枠にヒンジを設けると共に、これをバックフレームに吊持する吊バネによって支持体に弾性を持たせると良い。
また、実施例1で示した上側支持部の構成と、実施例2で示した下側支持部の構成と、を組合わせて、両者共を移動させるようにしても良い。
また、駆動機構は、腰部支持部の幅方向への引張りと、上側支持部や下側支持部の前後方向移動と、を個別に行うものであっても良い。これにより、駆動機構自体の構成は増えるが、腰部を支持する力の強さをより広範囲に調整することができるようになる。
実施例1のシートバック構造の概略構成を表した斜視図である。 コンターマットの変形前後の状態を後方側から表した斜視図である。 コンターマットの変形前後の状態を平面視して表した断面図である。 着座者の姿勢状態の変化を表した側面図である。 シートバックの外観を表した斜視図である。 実施例2のシートバック構造の概略構成を表した斜視図である。 着座者の姿勢状態の変化を表した側面図である。 コンターマットの変形前後の状態を後方側から表した斜視図である。
符号の説明
1 シート
2 シートバック
2a,2b サポート部
3 シートクッション
10 コンターマット(支持体)
10a 腰部支持部
10b 上側支持部
10c 下側支持部
11 枠組み
12 バネ部材
20 バックフレーム
21a,21b サイドフレーム
22a,22b ブラケット
30 駆動機構
31 ロッド
31a,31b ネジ溝
32a,32b 移動板(軸方向移動部材)
33a,33b ワイヤ
34a,34b 巻取ボビン
35 駆動モータ
35a,35b ギヤ
C 着座者
w 腰部
h 臀部
A 空き
Fr 前方
Rr 後方
Wd 幅方向
S 吊バネ

Claims (1)

  1. 車両用シートのシートバック構造であって、
    シートバックの骨格により吊持され、着座者の背もたれ荷重を面で支持する弾性部材より成る支持体と、
    該支持体着座者の腰部を支持する腰部支持部を固定として、該腰部支持部の上側に位置する上側支持部及び下側に位置する下側支持部の少なくとも一方の支持部を撓み変形させて前記シートバックの前後方向に移動させる移動手段と、
    前記腰部支持部をシート幅方向外方に引張り変形させる引張手段と、を有し、
    前記移動手段は、前記シートバックの骨格に対してシート幅方向に軸方向を向けて軸回動可能に設けられたロッドと、一端が前記ロッドに固定され他端が前記支持体の上側支持部及び下側支持部の少なくとも一方の支持部に固定されたワイヤと、から成り、
    前記引張手段は、前記腰部支持部の各側部に連結され、前記ロッドに螺合して該ロッドの軸回動に伴って互いに軸方向に離間移動或いは接近移動する一対の軸方向移動部材から成り、
    前記腰部支持部にはその幅方向にバネ部材が張設されており、前記ロッドの軸回動により前記一対の軸方向移動部材が互いに軸方向に離間移動して前記腰部支持部が前記バネ部材と共にシート幅方向外方に引張られて変形すると共に、前記ワイヤが前記ロッドの軸回動により巻き上げられて前記支持体の上側支持部及び下側支持部の少なくとも一方の支持部が前記シートバックの後方側に引張られて撓み変形することを特徴とする車両用シートのシートバック構造。
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