JP4529705B2 - ブレーキ制御装置 - Google Patents
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Description
例えば、請求項4に記載したように、緊急時検出手段は、ステアリング(82)に対して加えられる車両前後方向に突き出す荷重を検出する荷重検出手段(80、81)を有し、ステアリングに対して加えられた車両前後方向に突き出す荷重が所定の閾値(StrForce−Thres)を超えた場合に緊急時と判定することができる。
このようにすれば、ドライバがステアリング(82)を車両前方方向に突き出すほど緊急時であるか否かを検出することができ、緊急時であると判定された場合に、速やかにブレーキアシスト機能を実現させることが可能となる。
そして、このようにドライバがステアリング(82)を車両前方方向に突き出すという行動は、ドライバが緊急時に本能的に行うものであり、一般的には、ブレーキ操作部材(11)の操作よりも先に行われる。このため、ブレーキペダルが操作されてからしかブレーキアシスト機能が実現されなかった従来のものと比べて、早い段階でブレーキアシスト機能を実現させることが可能となる。これにより、従来よりも制動距離を短くできるブレーキアシスト機能を実現可能なブレーキ制御装置にすることができる。
具体的には、請求項5に示されるように、ステアリング(82)におけるホイール部(82a)と該ホイール部(82a)をボス部に支持するための支持部(82b)との連結部に左右一対で荷重検出手段(80)を備えることができる。この場合、例えば、電子制御装置(70)は、荷重検出手段(80、81)によって検出されるステアリング(82)の左右それぞれに掛かる荷重の合計(StrForce−value)が所定の閾値(StrForce−Thres)を超えた場合に緊急時と判定することができる。
図1は、本実施形態のブレーキ制御装置1のブロック構成を示したものである。以下、図1を参照して、本実施形態のブレーキ制御装置1について説明する。
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、ドライバがより早く高い踏力を発生させられるような状況を提供することで、より早くから高い踏力に基づいて制動力が発生させられるようにするというブレーキアシスト機能を備えたブレーキ制御装置に関するものである。なお、本実施形態のブレーキ制御装置の構成に関しては、図1および図2に示す構成とほぼ同様で、ブレーキECU70によって実行される処理が異なっているのみであるため、その相違点についてのみ説明する。
上記第1実施形態では、ブレーキアシスト機能を実現するブレーキ制御装置として、油圧回路を用いたものを例に挙げて説明したが、ブレーキアシスト機能が実現できるブレーキ制御装置であれば、どのようなものであっても構わない。例えば、電気的にW/C14、15、34、35を加圧する電気ブレーキをブレーキ制御装置として適用することも可能である。この場合、W/C14、15、34、35の圧力をモータなどで発生させることになり、モータへの通電量を制御することでW/C14、15、34、35に発生させる圧力を制御することになるため、このような通電量を決定する手段が圧力発生手段に相当することになる。
上記第2実施形態では、第1実施形態で示したブレーキ制御装置の構成をそのまま適用した場合について説明したが、必ずしもそのような構成とする必要はない。すなわち、ブレーキアシスト機能が実現される際に、後輪RL、RR側のW/C15、35へのブレーキ液の供給を遮断できるような構成であれば、どのような構造であっても構わない。このため、例えば、一般的なABS制御装置として用いられている8つの制御弁、つまり図2のうちの第1、第2差圧制御弁16、36を除いた8つの制御弁が備えられたいわゆる8ソレタイプのアクチュエータを採用しても構わない。
Claims (5)
- ドライバによって踏み込まれるブレーキペダル(11)と、
前記ブレーキペダル(11)の踏み込みに応じた油圧を発生させるマスタシリンダ(13)と、
複数の車輪(FL、FR、RL、RR)それぞれに備えられたホイールシリンダ(14、15、34、35)と、
ドライバによる前記ブレーキペダル(11)の踏み込み前に、緊急時を検出する緊急時検出手段(80、81)と、
前記マスタシリンダ(13)が発生させた油圧に基づいて前記ホイールシリンダ(14、15、34、35)に油圧を発生させるブレーキ液圧制御用アクチュエータ(50)と、
ブレーキアシスト時に、ブレーキアシスト機能を実現させるための制御信号を出力するブレーキ制御用の電子制御装置(70)とを有し、
前記電子制御装置(70)からの制御信号によって前記ブレーキ液圧制御用アクチュエータ(50)を制御し、該ブレーキ液圧制御用アクチュエータ(50)によって、前記ホイールシリンダ(14、15、34、35)に前記マスタシリンダ(13)からブレーキ液を供給し、前記ホイールシリンダ(14、15、34、35)に発生させる油圧を制御することで、ブレーキアシスト機能が実現されるように構成されたブレーキ制御装置であって、
前記電子制御装置(70)は、前記緊急時検出手段(80、81)が緊急時を検出したときには前記ブレーキアシストを実行し、
前記ブレーキ液圧制御用アクチュエータ(50)は、前記ブレーキアシスト時に前記電子制御装置(70)から前記制御信号が出力されたときに、前輪(FL、FR)に備えられた前記ホイールシリンダ(14、35)もしくは後輪(RL、RR)に備えられた前記ホイールシリンダ(15、34)へのブレーキ液の供給を前記ブレーキペダル(11)の踏み込みの最初から遮断するようになっていることを特徴とするブレーキ制御装置。 - 前記ブレーキ液圧制御用アクチュエータ(50)には、前記マスタシリンダ(13)と前記ホイールシリンダ(14、15、34、35)それぞれとの間を接続する管路(A、E)の連通遮断を制御する複数の増圧制御弁(17、18、37、38)が備えられ、
前記ブレーキ液圧制御用アクチュエータ(50)は、前記ブレーキアシスト時に前記電子制御装置(70)から前記制御信号が出力されたときに、前記複数の増圧制御弁(17、18、37、38)のうちのいずれかをオンさせ、前記前輪(FL、FR)に備えられた前記ホイールシリンダ(14、35)に接続された管路、もしくは、前記後輪(RL、RR)に備えられた前記ホイールシリンダ(15、34)に接続された管路を遮断するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ制御装置。 - 前記電子制御装置(70)は、前記ブレーキアシスト開始後、所定時間(T)が経過または所定の車両減速度に到達したときに、前記ブレーキ液圧制御用アクチュエータ(50)に備えられた前記複数の増圧制御弁(17、18、37、38)をオフさせ、前記複数の車輪(FL、FR、RL、RR)すべてに関して、前記ホイールシリンダ(14、15、34、35)へのブレーキ液の供給が行われるようにすることを特徴とする請求項2に記載のブレーキ制御装置。
- 前記緊急時検出手段は、ステアリング(82)に対して加えられる車両前後方向に突き出す荷重を検出する荷重検出手段(80、81)を有し、前記ステアリングに対して加えられた車両前後方向に突き出す荷重が所定の閾値(StrForce−Thres)を超えた場合に緊急時と判定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のブレーキ制御装置。
- 前記荷重検出手段(80、81)は、前記ステアリング(82)におけるホイール部(82a)と該ホイール部(82a)をボス部(83)に支持するための支持部(82b)との連結部に左右一対で備えられており、
前記荷重検出手段(80、81)によって検出される前記ステアリング(82)の左右それぞれに掛かる荷重の合計(StrForce−value)が前記所定の閾値(StrForce−Thres)を超えた場合に緊急時と判定することを特徴とする請求項4に記載のブレーキ制御装置。
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