JP4528878B1 - 感圧センサ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷重が比較的小さな荷重領域にあっては、荷重に対する抵抗値を滑らかに変化させることができ、しかも荷重が比較的大きな荷重領域まで検出可能な感圧センサおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】荷重を感知する感圧センサにおいて、前記第2の基板3の表面に、非導電性粒子6aを含有した絶縁性を有する樹脂によって凹凸層6が形成され、かつ前記凹凸層6の表面に、少なくともカーボン粉末を含有した抵抗体層7が形成された感圧センサであって、前記非導電性粒子6a間における凹凸層6の膜厚と抵抗体層7の膜厚の総厚さが、凹凸層に含有される非導電性粒子6aの粒径よりも小さく、かつ前記非導電性粒子6a上及び前記非導電性粒子6a間に、少なくとも抵抗体層7が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、抵抗値の変化に基づいて荷重の変化を検出する感圧センサ及びその製造方法に関する。
一般的に感圧センサ20は、図6乃至図8に示すように、間隔を開けて対向する一対の電極層21A,21Bが表面に形成された第1の基板22と、この一対の電極層21A,21Bと接触して一対の電極層21A,21B間を短絡する抵抗体層23が表面に形成された第2の基板24とを備えている。
そして、この感圧センサ20は、第1及び第2の基板22,24の少なくとも一方に加わる荷重Pの増加に比例して、一対の電極層21と抵抗体層23との接触面積が増加するように構成されている。また、感圧センサ20の抵抗体層23は、通常円形の形状を有しており、導電性レジンペーストを第2の基板の表面に塗布して乾燥することにより形成されている。
更に、特許文献1に記載の感圧センサ20にあっては、荷重の検出精度を従来よりも高めるために、抵抗体層23には中心領域から外側に向かって延びる複数のスリット23a〜23dを形成することを提案している。このように、スリット23a〜23dが形成されると、導電性レジンペーストの乾燥硬化時に発生するペーストの収縮率が小さくなり、その結果、第2の基板24の変形量を小さくできる。そのため、一対の電極層21A,21Bと抵抗体層23との間の間隔をほぼ一定にすることができ、荷重の増加に比例して、一対の電極層21A,21Bと抵抗体層23との接触面積を増加させることができる。その結果、荷重の検出精度を従来よりも高めることができる。
特開2001−332406号公報
ところで、従来の感圧センサは、センサに作用する荷重によって第1の基板、第2の基板が変形し、電極層と抵抗体層との接触面積を増加させるものである。
そのため、第1の基板、第2の基板として比較的軟質の基板を用いた場合には、小さな荷重で大きく抵抗値が変化するためセンサ感度は高いものの、比較的小さな荷重で電極層と抵抗体層の全面積が接触してしまい、荷重の検出範囲が狭いという課題があった。
一方、第1の基板、第2の基板として、比較的硬質の基板を用いた場合には、小さな荷重では第1の基板、第2の基板の変形が生じないため、小さな荷重を検出できないという課題があった。
本願発明者らは、これら課題を解決するために、荷重が比較的小さな荷重領域にあっては、荷重に対する抵抗値を滑らかに変化させ、荷重が比較的大きな荷重領域にあっては、荷重変化率に対する抵抗値の変化率(ΔR/ΔP)をより大きくなすことによってセンサ感度を向上させ、検出領域を広範にした感圧センサについて鋭意研究した。
その結果、抵抗体層の柔軟性、抵抗体層表面の凹凸等が関係していることを追求し、本発明を想到するに至ったものである。
したがって、本発明は、荷重が比較的小さな荷重領域にあっては、荷重に対する抵抗値を滑らかに変化させることができ、しかも荷重が比較的大きな荷重領域まで検出可能な感圧センサおよびその製造方法を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するためになされた本発明にかかる感圧センサは、第1の基板の表面に電極層が形成され、前記第1の基板とスペーサを介して配置された第2の基板に、前記電極層に対向して抵抗体層が形成され、前記第1の基板、第2の基板の少なくとも一方に加わる荷重の変化によって、電極層に対する抵抗体層の接触面積が変化し、前記接触面積変化に応じた抵抗値変化を検出することによって、前記基板に加えられた荷重を感知する感圧センサにおいて、前記第2の基板の表面に、非導電性粒子を含有した絶縁性を有する樹脂によって凹凸層が形成され、かつ前記凹凸層の表面に、少なくともカーボン粉末を含有した一定の膜厚の抵抗体層が形成された感圧センサであって、前記非導電性粒子間における凹凸層の膜厚と前記抵抗体層の膜厚の総厚さが、凹凸層に含有される非導電性粒子の粒径よりも小さく、かつ前記非導電性粒子上及び前記非導電性粒子間に、少なくとも前記抵抗体層が形成されていることを特徴としている。
このように、前記抵抗体層は、非導電性粒子を含有した絶縁性を有する樹脂によって形成された凹凸層の表面に、形成されている。しかも、前記非導電性粒子間における凹凸層の厚さと抵抗体層の厚さの総厚さが、凹凸層に含有される非導電性粒子の粒径よりも小さく、前記非導電性粒子上及び前記非導電性粒子間に、少なくとも抵抗体層が形成されているため、前記第1の基板、第2の基板の少なくとも一方に加わる荷重によって基板が変形すると、まず非導電性粒子上の前記抵抗体層(抵抗体層凸部)が電極層部分に接触する。
そして荷重が増加すると基板がより変形し、非導電性粒子上の前記抵抗体層と電極層との接触面積が徐々に増加し、抵抗値が滑らかに変化する。
更に大きな荷重が作用し基板が変形すると、非導電性粒子上の前記抵抗体層(抵抗体層凸部)のみならず、非導電性粒子間の抵抗体層(抵抗体層凹部)も電極層に接触する。その結果、高荷重域でも抵抗値を変化させることができ、広範な荷重を検出することができる。
ここで、前記非導電性粒子上に絶縁性を有する樹脂膜が形成されると共に、更にその上に抵抗体層が形成されていることが望ましい。
また、前記凹凸層は、粒径30μm〜100μmの非導電性粒子を1重量%〜20重量%含有した絶縁性を有する樹脂から形成されると共に、前記凹凸層の膜厚が10μm〜30μmに形成されていることが望ましい。
前記非導電性粒子の粒径が30μm未満の場合には、凹凸層の凹凸変化が小さいため、非導電性粒子上の抵抗体層を電極層に接触させることができず、抵抗体層全体が電極層に接触することになり、好ましくない。
一方、前記非導電性粒子の粒径が100μmを超える場合には、絶縁性を有する樹脂によって非導電性粒子を第2の基板に固定できないため、好ましくない。
また、非導電性粒子の含有率が1重量%未満の場合には、感圧センサとして必要な特性を発揮するだけの凹凸層が形成されないため、好ましくない。一方、非導電性粒子の含有率が20重量%を超える場合には、非導電性粒子間の空間(凹凸層における凹部)が小さく、高荷重に対して抵抗値を変化させることができず、広範な荷重検出範囲を得ることができない。
前記凹凸層の膜厚は含有される非導電性粒子の粒径による。即ち、大きな粒径の非導電性粒子を用いる場合には、凹凸層の膜厚も大きくなる。
また、前記非導電性粒子が、セラミックス粒子、あるいは合成樹脂粒子からなることが望ましい。具体的には、二酸化ケイ素粒子、アルミナ粒子等のセラミックス粒子、あるいはウレタンビーズ等の合成樹脂粒子を、非導電性粒子として好適に用いることができる。
また、前記抵抗体層は、シリコン樹脂1重量%〜5重量%とカーボン粉末1重量%〜10重量%とを少なくとも含有した絶縁性を有する樹脂から形成されると共に、前記抵抗体層の膜厚が5μm〜20μmに形成されていることが望ましい。
このように、抵抗体層にシリコン樹脂が含有されているため、抵抗体層は柔軟性を有する。その結果、荷重が加えられた際、非導電性粒子間の抵抗体層が変形し、電極層と徐々に接触し、大きな荷重に対して抵抗値を変化させることができ、広範な荷重検出範囲とすることができる。
前記シリコン樹脂が1重量%未満の場合、柔軟性がなく変形し難く好ましくない。また5重量%を超える場合には容易に変形してしまい、広範な荷重検出範囲を得ることができないため、好ましくない。
また、カーボン粉末が1重量%未満の場合には抵抗値が大きくなり過ぎ、10重量%を超える場合には、抵抗値が小さくなり過ぎ好ましくない。抵抗値が数キロオーム〜数十キロオームの範囲内に入るようにカーボン量が設定される。
また、前記抵抗体層の膜厚は、非導電性粒子の粒径及び凹凸層の厚さから設定される。
更に抵抗体層の膜厚が小さくなれば抵抗値が大きくなり、一方、抵抗体層の膜厚が大きくなれば抵抗値が小さくなる。したがって、前記抵抗体層の膜厚はカーボン粉末の含有量を加味し、抵抗値が数キロオーム〜数十キロオームの範囲内に入るように設定される。
更に、前記第2の基板は、厚さ25μm〜250μmの絶縁性シートからなることが望ましい。これら厚さを有する絶縁シートが荷重に対する変形から好適である。
尚、第2の基板は、絶縁性シートであれば特に限定されるものではないが、ポリエチレンテレフタレート,ポリエチレンナフタレート,ポリイミド等の材質を用いることができる。
更に、前記した感圧センサの製造方法において、前記第2の基板の表面に、非導電性粒子を含有した凹凸層を形成する工程と、前記凹凸層を形成した後、前記凹凸層の表面に抵抗体層を形成する工程と、を含むことが望ましい。
このように、第2の基板の表面に、非導電性粒子を含有した凹凸層を形成し、その後に凹凸層の表面に抵抗体層を形成することにより、前記非導電性粒子上に抵抗体層を形成することができる。
本発明によれば、荷重が比較的小さな荷重領域にあっては抵抗値を滑らかに変化させることができ、しかも荷重が比較的大きな荷重領域まで検出可能な感圧センサを得ることができる。また本発明によれば、この感圧センサの製造方法を得ることができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかる感圧センサの断面図である。 図2は、感圧センサの要部を拡大した断面図である。 図3は、感圧センサの動作状態を示す要部拡大断面図である。 図4は、図3に示す状態から更に荷重が作用した場合の感圧センサの状態を示す要部拡大断面図である。 図5は、荷重―抵抗特性を示す図である。 図6は、従来の感圧センサの断面図である。 図7は、従来の感圧センサの電極層を示す平面図である。 図8は、従来の感圧センサの抵抗体層を示す平面図である。
次に、本発明にかかる感圧センサ一実施形態について、図1〜図4に基づいて説明する。ここで、図1は、本発明の一実施形態にかかる感圧センサの断面図、図2は感圧センサの要部を拡大した断面図、図3,4は荷重が作用した場合の感圧センサの動作を示す要部拡大断面図である。
図1に示すように、感圧センサ1は、従来の感圧センサと同様に、第1の基板2と、第2の基板3と、第1の基板2及び第2の基板3が所定の間隔を隔てて対向するように両基板の周縁部に接合されたスペーサ4とを有している。
第1の基板2は、一対の電極層5A,5B(櫛形電極)が形成できる絶縁材料であれば材質は問わないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂,ポリエチレンナフタレート樹脂,ポリイミド樹脂、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁性を有する合成樹脂のシートを用いることができる。また第1の基板2の厚さは特に限定されないが、第1の基板2が荷重により変形させる場合には、第1の基板2の厚さt1は、25μm〜250μm程度であることが望ましい。
また、前記一対の電極層5A,5Bは、図6〜図8に示した前記一対の電極21A,21Bと同様な形状に形成されている。前記一対の電極層5A,5Bは銀あるいは銅により構成され、膜厚t5は、特に限定されないが、5μm〜40μmに形成されている。
第2の基板3は、ポリエチレンテレフタレート樹脂,ポリエチレンナフタレート樹脂,ポリイミド樹脂等の絶縁性を有する合成樹脂のシートによって形成される。この第2の基板3は荷重により変形可能とするため、その厚さt2が25μm〜250μmの合成樹脂シートが用いられる。厚さが25μm未満の場合には、小さな荷重によって容易に変形してしまい、好ましくない。また、厚さt2が250μmを超えると、変形し難く、好ましくない。
この第2の基板3の表面に、絶縁性を有する樹脂に非導電性粒子6aを含有した凹凸層6が形成される。ここでは、非導電性粒子6aとして二酸化ケイ素粒子を例にとって説明する。尚、非導電性粒子としては、前記二酸化ケイ素粒子に限定されるものではなく、アルミナ粒子等のセラミックス粒子、またウレタンビーズ等の合成樹脂粒子を好適に用いることができる。
前記凹凸層6は、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等の絶縁性を有する樹脂に、粒径D30μm〜100μmの二酸化ケイ素6aを、1重量%〜20重量%含有されている。
そして、二酸化ケイ素の粒子6a間における凹凸層6の厚さt3は、10μm〜30μmに形成されている。即ち、二酸化ケイ素の粒子6a間における凹凸層6の厚さt3は二酸化ケイ素の粒径Dよりも小さく形成され、この二酸化ケイ素粒子6aよって凹凸層6(凹凸層6の凸部)が形成される。
尚、非導電性粒子を含有した凹凸層6を形成する際、前記非導電性粒子上に前記絶縁性を有する樹脂膜が形成されなくても良いが、樹脂膜が形成されているのが好ましい。
前記非導電性粒子の外形に突起等が存在する場合がある。そのため、前記非導電性粒子上に樹脂膜が形成されていない場合には、前記突起によって樹脂膜(凹凸層6)の上面に形成される、後述する抵抗体層7に破損が生じ、非導電性粒子が露出する虞があるためである。即ち、前記非導電性粒子上に、抵抗体層を形成することができない虞が生じるためである。
そして更に、この凹凸層6の表面に抵抗体層7が形成されている。前記二酸化ケイ素粒子6a間における凹凸層6及び抵抗体層7の厚さt3、t4の総和が、凹凸層6に含有される二酸化ケイ素の粒径Dよりも小さく設定されている。
前記凹凸層6の厚さt3と抵抗体層7の厚さt4との総和が、含有される二酸化ケイ素の粒径D以上の場合には、図3に示す空間部S(非接触領域)が形成されず、荷重を加えた際、抵抗体層7全体が電極層5に接するため、好ましくない。
具体的には、粒径Dが30μm〜100μmの二酸化ケイ素粒子6aが含有されており、凹凸層の膜厚t3が10μm〜30μmに形成され、また、後に述べるように抵抗体層7の膜厚t4 が5μm〜20μmに形成されているため、図2に示す初期状態から、図3に示すように荷重Pが作用すると、まず最初に二酸化ケイ素粒子6a部分の抵抗体層7が電極層5A,5Bに接触する。尚、図3においてXは接触領域、Sは空間部(非接触領域)である。
このとき、加わる荷重Pの増加に比例して、二酸化ケイ素粒子6a部分(凸部)の抵抗体層7が電極層5A,5Bに接触することによって、一対の電極層5A,5B(櫛形電極)と抵抗体層7との接触面積が増加する。その結果、小さな荷重変化であっても抵抗値は大きく変化する。
そして更に、所定の大きさ以上の荷重Pが加えられると、図4に示すように二酸化ケイ素粒子6a間の抵抗体層7が電極層5と徐々に接触し、接触領域Xが更に拡大する。
このとき、二酸化ケイ素粒子6a部分の抵抗体層7が既に一対の電極層5A,5Bと接触しているため、荷重変化に対する抵抗値の変化は小さいが、二酸化ケイ素粒子6a間の抵抗体層7を電極層5に徐々に接触させることにより、荷重変化率に対する抵抗値の変化率(ΔR/ΔP)をより大きくすることができ、大きな荷重まで検出でき、広範な荷重検出範囲を得ることができる。
ここで、二酸化ケイ素の粒径Dが30μm〜100μmとしたのは、前記二酸化ケイ素の粒径が30μm未満の場合には、凹凸層の凹凸変化が小さいため、荷重が小さな領域において二酸化ケイ素粒子上の抵抗体層(抵抗体層の凸部)のみを電極層に接触させることができず、一方、前記二酸化ケイ素の粒径が100μmを超える場合には、絶縁性を有する樹脂によって二酸化ケイ素粒子を第2の基板3に固定できないからである。
また、二酸化ケイ素粒子6aを、1重量%〜20重量%含有したのは、二酸化ケイ素の含有率が1重量%未満の場合には所定の凹凸層が形成されず、一方、二酸化ケイ素の含有率が20重量%を超える場合には、二酸化ケイ素粒子間の空間(凹凸層における凹部)が小さく、荷重に対して抵抗値を徐々に変化させることができず、広範な荷重検出範囲を得ることができないからである。
そして、前記抵抗体層7は、シリコン樹脂1重量%〜5重量%と、カーボン粉末が1重量%〜10重量%とを、少なくとも含有したフェノール樹脂から形成されると共に、前記抵抗体層の膜厚t4が5μm〜20μmに形成されている。
前記シリコン樹脂が1重量%未満の場合柔軟性がなく変形し難く好ましくない。また5重量%を超える場合には極めて容易に変形してしまい、広範な荷重検出範囲を得ることができないため、好ましくない。
前記抵抗体層7にシリコン樹脂が1重量%〜5重量%含有されているため、荷重が加えられた際、二酸化ケイ素粒子間の抵抗体層が容易に変形し、第2の基板3の変形に対する追従性が良く、電極層5と徐々に接触させることができる。
また、カーボン粉末が1重量%未満の場合には抵抗値が大きくなり過ぎ、10重量%を超える場合には、抵抗値が小さくなり過ぎ好ましくない。抵抗値が数キロオーム〜数十キロオームの範囲内に入るようにカーボン量が設定され、一般的には、カーボン粉末が1重量%〜10重量%含有されているのが望ましい。
前記抵抗体層の膜厚は、二酸化ケイ素の粒径及び凹凸層の厚さから設定される。更に、抵抗体層の膜厚が小さくなれば抵抗値が大きくなり、一方、抵抗体層の膜厚が大きくなれば抵抗値が小さくなる。したがって、前記抵抗体層の膜厚はカーボン粉末の含有量を加味し、抵抗値が数キロオーム〜数十キロオームの範囲内に入るように設定される。
第1の基板2及び第2の基板3が所定の間隔を隔てて対向するように両基板の周縁部に接合されたスペーサ4は、いわゆる両面テープを好適に使用できる。
尚、従来技術で説明したように、抵抗体層にスリットを形成し荷重の検出精度を高めるようになしても良い。
また、前記した感圧センサを製造する場合、前記第2の基板の表面に、まず非導電性粒子を含有した凹凸層を形成する。そして、前記凹凸層を形成した後、前記凹凸層の表面に抵抗体層を形成する。
このように、まず第2の基板の表面に凹凸層を形成することにより、非導電性粒子を第2の基板の表面に固定することができる。そして非導電性粒子を第2の基板の表面に固定した後、前記凹凸層の表面に抵抗体層を形成することにより、前記非導電性粒子上にも一定の厚さを有する抵抗体層を形成することができる。
尚、非導電性粒子を含有した凹凸層を形成する際、前記非導電性粒子上に絶縁性を有する樹脂膜が形成され、更にその上に抵抗体層が形成されていることが望ましい。
(実施例1)
第1の基板として、125μmのガラスエポキシ樹脂を用い、その表面にエッチングにより、銅よりなる一対の電極(櫛形電極)を形成した。この電極の厚さを38μmとした。第2の基板は、厚さ125μmポリエチレンテレフタレート樹脂シートを用いて、その第2の基板の表面に、二酸化ケイ素粒子を含有した凹凸層6を形成した。前記凹凸層6は、ポリエステル系樹脂、粒径が50μmの二酸化ケイ素を、10重量%含有され、厚さ20μmに形成した。
そして、更に、この凹凸層6の表面に抵抗体層7を形成した。抵抗体層7は、フェノール樹脂に、シリコン樹脂を5重量%、カーボン粉末5重量%含有した材料を用いた。抵抗体層7の厚さを10μmに形成した。
このようにして形成した感圧センサにおいて、荷重変化に対する抵抗値の変化を測定した。その結果を図5に示す。
(比較例1,2)
実施例1における、二酸化ケイ素粒径、二酸化ケイ素含有率、凹凸層膜厚さを表1に示す数値に変更した感圧センサ(比較例1,2)を製作し、荷重変化に対する抵抗値の変化を測定した。尚、シリコン含有率、カーボン粉末含有量、抵抗体層の膜厚等は、実施例1と同一とした。その結果を図5に示す。
Figure 0004528878
図5からわかるように実施例1の感圧センサは、荷重が比較的小さな荷重領域にあっては、比較例1,2に比べて荷重に対する抵抗値が大きく、しかも抵抗値は滑らかに変化する。そしてまた実施例1の感圧センサは、荷重が比較的大きな荷重領域にあっては、荷重変化率に対する抵抗値の変化率(ΔR/ΔP)が徐々に小さくなるものの、比較例1,2に比べて抵抗値の変化率は大きく、しかも荷重検出領域を広範になすことができることが認められた。
1 感圧センサ
2 第1の基板
3 第2の基板
4 スペーサ
5,5 A,5B 電極層
6 凹凸層
6a 非導電性粒子(二酸化ケイ素粒子)
7 抵抗体層
t1 第1の基板の厚さ
t2 第2の基板の厚さ
t3 凹凸層の厚さ
t4 抵抗体層の厚さ
t5 電極層の厚さ
X 接触領域
S 空間部(非接触領域)

Claims (7)

  1. 第1の基板の表面に電極層が形成され、前記第1の基板とスペーサを介して配置された第2の基板に、前記電極層に対向して抵抗体層が形成され、前記第1の基板、第2の基板の少なくとも一方に加わる荷重の変化によって、電極層に対する抵抗体層の接触面積が変化し、前記接触面積変化に応じた抵抗値変化を検出することによって、前記基板に加えられた荷重を感知する感圧センサにおいて、
    前記第2の基板の表面に、非導電性粒子を含有した絶縁性を有する樹脂によって凹凸層が形成され、かつ前記凹凸層の表面に、少なくともカーボン粉末を含有した一定の膜厚の抵抗体層が形成された感圧センサであって、
    前記非導電性粒子間における凹凸層の膜厚と前記抵抗体層の膜厚の総厚さが、凹凸層に含有される非導電性粒子の粒径よりも小さく、かつ前記非導電性粒子上及び前記非導電性粒子間に、少なくとも前記抵抗体層が形成されていることを特徴とする感圧センサ。
  2. 前記非導電性粒子上に絶縁性を有する樹脂膜が形成されると共に、更にその上に抵抗体層が形成されていることを特徴とする請求項1記載の感圧センサ。
  3. 前記凹凸層は、粒径30μm〜100μmの非導電性粒子を1重量%〜20重量%含有した絶縁性を有する樹脂から形成されると共に、前記凹凸層の膜厚が10μm〜30μmに形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の感圧センサ。
  4. 前記非導電性粒子が、セラミックス粒子あるいは合成樹脂粒子からなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の感圧センサ。
  5. 前記抵抗体層は、シリコン樹脂1重量%〜5重量%とカーボン粉末1重量%〜10重量%とを、少なくとも含有した絶縁性を有する樹脂から形成されると共に、前記抵抗体層の膜厚が5μm〜20μmに形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の感圧センサ。
  6. 前記第2の基板は、厚さ25μm〜250μmの絶縁性シートからなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の感圧センサ。
  7. 前記請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された感圧センサの製造方法において、
    前記第2の基板の表面に、非導電性粒子を含有した凹凸層を形成する工程と、
    前記凹凸層を形成した後、前記凹凸層の表面に抵抗体層を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする感圧センサの製造方法。
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