JP4526026B2 - 吸収性物品、その包装構造 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品及びその包装体構造に係り、下着(ショーツ)に取り付けて使用する生理用ナプキン、尿取りパッドなどの吸収性物品、該吸収性物品を包装シートで包んだ吸収性物品の包装構造に関するものである。
一般に使用されている生理用ナプキン、尿取りパッドなどの吸収性物品は、バックシートが外側になるように折り畳んだ状態で包装シートに包装され、使用時には包装シートから取出し、ズレ止め等のために物品を下着等に取り付けて使用する。
そのため、生理用ナプキン等は、その肌に接触しない裏面即ちバックシート側に下着への取り付け手段として粘着材層を備えており、包装状態においてこの粘着材層が包装材に接合しないように、その上に剥離シートや包装材の内面に形成した剥離層を接合したものが一般に使用されている。
ところで、生理用ナプキン等のように下着等に装着するタイプの吸収性物品では、吸収体が伸縮しないものが用いられてきたが、これだとショーツ(下着)の変形に追従して動かないため、固定後にずれたり或いは浮いたり剥がれたりすることが生じ、また、着用中も快適なものとはならない等の問題がある。
そこで、吸収性物品に伸縮性を備えたものも種々提案されてきており、例えば、特許文献1に記載された伸縮性吸収製品では、弾性的に伸縮可能な吸収物質からなる吸収芯(コア)と、吸収芯をそれぞれ伸縮可能なトップシート及びバックシートで覆った吸収体とを備え、1方向または2方向へ伸縮可能で、長手方向に可撓性を有するようにしている。
また、特許文献2に記載された生理用ナプキンでは、特許文献1に記載されたものと同様に、伸縮可能なトップシートと該トップシートと周辺部で接合された伸縮可能なバックシートと、これらトップシートとバックシート間に収容された吸収体がニット材料を備え蛇腹加工された伸縮可能な吸収性コアとで構成され、吸収体がその長手方向以外にその方向に傾斜した方向にも伸縮できるようにしている。
これら従来の吸収性物品は、例えば、ショーツ(下着)に取付けた状態でショーツの変形に追従することが可能である。しかしながら、これらの吸収性物品は、伸縮性を備えているものの、伸縮しないものと同様にそのままショーツに取り付けて用いるものであり、伸縮性を有するがために、ショーツへの固定がしずらかったり、ゆがんで固定されたりして、ずれや違和感を生じることがある。
なお、特許文献3には、生理用ナプキン等の吸収性物品の粘着材層を大面積とした場合でも剥離紙の剥離が容易に行えるように、生理用ナプキンに設けた粘着材層にその中間で2分割された剥離紙が記載されている。
しかしながら、この文献に記載された生理用ナプキンは伸縮せず、一枚の剥離紙を大面積の粘着材層に貼り付けると、剥がしている間に剥がした部分の粘着材同士が付着してしまうこと等を防止することを目的とするものであり、以下で説明する本願発明を伺わせるものではない。
特表平10−508225号公報 特表2004―515817号公報 登録第3054767号公報
本発明の第1の目的は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、生理用ナプキンなどの吸収性物品をショーツのクロッチ部分に接合する際に、装着しやすくそのクロッチ部分の形状に合わせてその形状を調節して取付できるようにすることである。
第2の目的は、着用感に優れかつ着用中にショーツの変形に追従してズレや剥離を生じない吸収性物品を提供することである。
請求項1の発明は、肌当接面側に透液性の表面シートと、非肌当接面側に不透液性のバックシートを備え、該両シート間に封止して配置された吸収体とからなる下着に取り付けて使用する伸長可能な吸収性物品であって、前記バックシートの下着取付面に粘着材からなる粘着材層及び前記粘着材を覆う剥離シートを備え、伸縮可能で長手方向両端を引っ張り伸長させると中央部分が窪み、下着のクロッチ部形状に合わせた状態で取付け可能であり、前記粘着材には、吸収性物品を伸長するとき開いて前記粘着材の一部を露出するように剥離シートを取り付け、かつ、前記剥離シートは、中間に前記粘着材の一部を露出するよう長手方向両端側に分離可能であり、表面シートはエンボス加工によって形成された多数の熱融合部を有する不織布からなり、前記熱融合部間において前記不織布を構成する繊維が、前記不織布の厚さ方向に突出して、前記不織布の上下面それぞれに多数の***部を形成しており、前記不織布の下面側に形成されている前記***部はその基部が、前記不織布の平面方向に張り出した形状となっており、前記表面シートの下層繊維層は、捲縮が発現した繊度1〜7dtexの潜在捲縮性繊維を含み、バックシート材料は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂に無機充填材を溶融混練したものを微細な凹凸加工によって伸縮処理した微多孔性シート又はウレタンであり、吸収体は、綿状パルプや合成パルプを積層した積繊パルプであり、かつ、綿状パルプや合成パルプを積層したパルプが部分的に固定されており、粘着材層は、前記下着取付面上に伸縮性を備えた粘着材を使用するか又は粘着材不連続に塗布した、ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載された吸収性物品において、間に露出した粘着材を残すよう粘着材の長手方向両端側をそれぞれ所定の巾で覆う第1及び第2の剥離シートと、前記露出した粘着材を覆う第3の剥離シートを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載された吸収性物品において、前記第3の剥離シートは、吸収性物品を包装する包装シートに接合されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2に記載された吸収性物品において、前記第3の剥離シートは、吸収性物品を包装する剥離処理された包装シートであることを特徴とする。
請求項5の発明は、吸収性物品の包装構造であって、請求項2に記載された吸収性物品を、請求項3又は4に記載された包装シートで包装したことを特徴とする。
本発明によれば、吸収性物品の幅をショーツのクロッチ部分の中央の幅に合わせてその形状を調節して取り付けることができるから、装着し易く、前記クロッチ部分との一体感を増し、ズレや剥がれを生じすることがなく下着を汚す等のこともない。
また、吸収性物品を伸長状態でショーツに固定しているから、吸収性物品がたるむことがなく、着用時にごわごわしたりしわになったりすることがなく、ショーツと一体化して良好な着用感が得られる。
本発明に係る吸収性物品の1実施形態として、生理用ナプキンについて添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る吸収性物品の1実施形態である生理用ナプキンの未使用時と使用時とを対比して示した平面図である。
本実施形態の生理用ナプキン10は、透液性のトップシート10aと不透液性のバックシート10bと両シート間にシートシールなどにより封止して配置された吸収体とから成っている。生理用ナプキン10の肌の当接面と反対側の面つまりバックシート側には、着用時にショーツに接合するための粘着材12が施されている。
この粘着材12上に接合されている剥離シート14a、14bは、図1Aに示すように、生理用ナプキン10の左右半分づつを覆うように前記ナプキン10の中間で接する(或いは端部が多少重なっていてもよい)2枚のシートから構成されている。この生理用ナプキン10は伸長可能であり、ショーツに取り付けるに当たり、剥離シート14a、14bを付着したままその両端部近傍11を掴んで前後(図中では左右)に引っ張ると、前記ナプキン10が伸びる結果、図1Bに示すように、前記ナプキン10の中央部が細長く引き伸ばされ、かつ剥離シート14の中央側端部がそれぞれ左右に離れて開き、その隙間から粘着材12の一部が露出する。なお、露出する中央領域の粘着材は、後述のように連続していてもよいが伸長を容易にするため不連続に施されていることが好ましい。
なお、生理用ナプキン10は、クロッチ部形状への合わせ易さ或いは着用時のショーツの変形への合わせ易さから伸縮可能であるものが好ましい。また、剥離シートは、上記のものに限らず1枚の包装シートをミシン目によって容易に切断できるようにしもよく、また、図1Cに示すように、2枚の剥離シート14a、14bを中央部で重ね、重ね合わせた中央図示上下端部14cを粘着剤で接合した構造のものであってもよい。
着用者は、このようにして生理用ナプキン10を自分のショーツ1のクロッチ部1aの幅に合わせて、その長手方向両端部11で剥離シート14a、14bを掴んで引き伸ばし、クロッチ部の幅と整理用ナプキン10の形状が略同一となったときに、図2Aに示すように、前記露出した粘着材層12をショーツのクロッチ部1aに軽く押し当てて接合し、続いて、図2Bに示すように、吸収性物品の長手方向両側に貼り付けた剥離シート14a、14bを剥がして粘着材層12全体をショーツ1に接合する。
図3は、本発明の別の実施形態に係る生理用ナプキンを示し、図3Aはその平面図、図3Bは断面図である。
この実施形態の生理用ナプキンは、図示のように、生理用ナプキン10の裏面に形成された粘着材12に対し、例えば中間部が露出するように前後両端11aから所定の幅で第1及び第2の剥離シート、即ち前・後剥離シート14a,14bを接合し、かつ露出した中央部には粘着剤を覆う手段である第3の剥離シート(中央剥離シート)14cを接合している。
この中央剥離シート14cは包装シート20に接合されており、かつ包装シート20から生理用ナプキン10を取り出すときに同時に剥がれるように構成されている。なお、中央剥離シート14cを用いる代わりに、包装シート20自体に剥離処理を施し、包装シート20を前記粘着材12に接合しておき、包装シート20を開き、取り去ると同時に前記ナプキン10の中央部の粘着材層12が露出するよう構成してもよい。
図4Aは、中央剥離シートを外した状態の図3の生理用ナプキン10の平面図を示す。この状態で前後(図中では左右)に引っ張ると、図4Bに示すようにその中央部が細くなるため、ショーツのクロッチ部の幅に合わせた形状に調節でき、その状態でショーツに取り付ける。
この実施形態の生理用ナプキン10では、同ナプキン10の前後に取付けた剥離シート14a,14b間の中央部の粘着材12の幅を大きくとることができるため、ズレ止め材として比較的大きな面積の粘着材12を設けたものにも適用可能である。
図5Aは、この実施形態の生理用ナプキンの包装構造を展開した斜視図である。
図示のように、この包装構造は、吸収性物品である生理用ナプキン10とこれを個装する矩形状の包装材である包装シート20とからなる。
つまり、前記生理用ナプキンの包装構造30は、図5Aに示すように、生理用ナプキン10を包装シート20と一体に、生理用ナプキン10の長手方向を図中左方部16,中央部17及び右方部18に3分する2つの折曲線19において、中央部17の肌当接面側に折曲して、上記包装材20の両側縁部23及び端部24を止着してシール部を形成している。
生理用ナプキン10は、肌に接触しない側はその前後端部を残してその全長に亘って粘着材が塗布されて粘着材層12が形成され、既に述べたように、この粘着材層12には、第1及び第2の剥離シート14a,14bと第3の即ち中央の剥離シート14cが接合されており、中央の剥離シート14cは包装シート20に一体に接合されて、包装シート20から生理用ナプキン10を取り出す際に、包装シート10と一緒に前記ナプキン10から剥がれるようになっている。中央剥離シート14cに代えて、剥離シートを包装シートと完全に一体化する、即ち、包装シート20に剥離処理を行い、包装シート20を前記左右剥離シート14a、14b間に接合するようにしてもよい。
生理用ナプキン10は、粘着材層12を表側にして2つの折れ線19で折り畳まれ、全体を3つ折りした状態で包装シート20で包み、図5Bに示すように、つまみTで包装シート20同士を固着する(なお、整理用ナプキンは、3つ折り以外に2つ又は4つ折りなどで適宜折り畳むことができる)。生理用ナプキン10の使用時には、つまみTを引き上げ、両側縁23のシール部(図5A)を剥離させて生理用ナプキン10を取り出す。
以上の生理用ナプキンにおいて、トップシート12aは、例えば、一旦吸収された液の逆戻りを防止するとともに、着用者の動きに対する追従性の高い、例えば、特開2004−166849号公報に記載された「吸収物品の表面シート」を用いることができる。
この表面シートは、エンボス加工によって形成された多数の熱融着部を有する不織布からなり、該熱融着部間において該不織布を構成する繊維が、該不織布の厚さ方向に突出して、該不織布の上下面それぞれに多数の***部を形成しており、該不織布の下面側に形成されている該***部はその基部が、該不織布の平面方向に張り出した形状となっている。
また、この表面シートの下層繊維層は、捲縮が発現した繊度が1〜7dtex程度で、例えば収縮率の異なる2種類の熱可塑性ポリマー材料を成分とする偏心芯鞘型複合繊維又はサイド・バイ・サイド型複合繊維からなる潜在捲縮性繊維を含んでいる。収縮率の異なる2種類の熱可塑性ポリマー材料の例としては、例えばエチレン−プロピレンランダム共重合体(EP)とポリプロピレン(PP)との組み合わせが好適に挙げられる。
バックシート12bの材料としては、ポリエチレンシートやポリエチレンラミネート不織布等が用いられ、望ましくは、不透液性を有し且つ通気性が良いもの、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂に無機充填剤を溶融混練したものを微細な凹凸加工によって伸縮処理した微多孔性シートを用いるか、又はウレタンなどの伸縮性材料でシートを構成することもできる。
吸収体12cは、綿状パルプや合成パルプ等を比較的軽い坪量で積層した積繊パルプ製のもので、全面ほぼ均一な厚さのシート状をなすように形成されている。吸収体10cの平面形状は、バックシート10bより小さくて前後方向に長いほぼ長方形状をなし、吸収体10cの前後両端縁は、バックシート10bの前後両端縁とほぼ相似形の円弧状をなしている。又、表面シート及びバックシートの粘着剤によって積層したパルプが部分的に固定され、伸長時にもパルプの片寄りが防止できる。
なお、積層したパルプ以外にも、凹凸加工された紙や、伸縮性の材料を配合する等、伸長性も向上した吸収材を用いることができる。
上記粘着材層12は、上記肌に当接しない側の面(バックシート)上に塗布するか、あるいは剥離処理した包装材20に塗布した後上記バックシート面上10bに転写する等して形成される。この場合、バックシー10bの伸縮を考慮して不連続に塗布する。或いは伸縮性を備えた粘着材を用いることもできる。
上記粘着材層を形成する粘着材としては、例えば、スチレン系ブロックポリマー、粘着付与剤及び軟化剤を主成分とし、スチレン相とゴム相との2相ブロック構造を保持しているものが用いられる。
上記剥離処理剤としては、シリコーン樹脂系、フッソ樹脂系、又はオクタデシルイソシアネート系等の剥離剤成分を主成分とするものを好ましく用いることができる。
上記包装材20の形成材料としては、例えば、厚さ5〜50μmのポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリビニルアルコール、あるいは不織布や紙、及びこれらの複合材料等が好ましく挙げられる。本発明において、上記剥離層を形成する方法としては、上記包装材の内面全面に、上記剥離処理剤を塗布して加熱乾燥するか、スプレーで吹きつけ薄い被膜を形成させ紫外線等により重合硬化させる等するのが好ましい。
本実施形態に係る吸収性物品は、その長手方向両端を引っ張ることでその中央部が窪むため、ショーツの同様に窪んだ平面形状を備えたクロッチ部分の形状に容易に一致させることができる。また、その状態では前記粘着材層の中央部が露出するから、その露出部を前記クロッチ部分に接合させることで、吸収性物品をショーツに伸長させた状態で取り付けることができ、かつ着用者の動きによりショーツが変形しても、その形状変形に容易に追従できる。更に、この吸収性物品はショーツのクロッチ部分に合わせて引き伸ばして接合するものであるため、伸長前はサイズを小型化でき、携帯や収納時に便利である。
生理用ナプキンの平面図であり、図1Aは未使用時、図1Bは使用時とを示し、図1Cは他の生理用ナプキンの平面図である。 生理用ナプキンをショーツのクロッチ部への取付を説明する平面図であり、図2Aは取付過程を、また図2Bは取付後を示す。 図1と別の実施形態に係る生理用ナプキンであって、図3Aはその平面図、図3Bは断面図である。 図4Aは、図3に示す整理用ナプキンの中央剥離シートを外した状態を示し、図4Bは左右に延伸した状態を示す平面図である。 図5Aは生理用ナプキンの包装構造の展開斜視図であり、図5Bは同包装構造の斜視図である。。
符号の説明
10・・・生理用ナプキン、12・・・粘着材層、14a、14b・・・左右剥離シート、14c・・・中央剥離シート、20・・・包装シート、
30・・・生理用ナプキンの包装構造。

Claims (5)

  1. 肌当接面側に透液性の表面シートと、非肌当接面側に不透液性のバックシートを備え、該両シート間に封止して配置された吸収体とからなる下着に取り付けて使用する伸長可能な吸収性物品であって、
    前記バックシートの下着取付面に粘着材からなる粘着材層及び前記粘着材を覆う剥離シートを備え、伸縮可能で長手方向両端を引っ張り伸長させると中央部分が窪み、下着のクロッチ部形状に合わせた状態で取付け可能であり、
    前記粘着材には、吸収性物品を伸長するとき開いて前記粘着材の一部を露出するように剥離シートを取り付け、かつ、前記剥離シートは、中間に前記粘着材の一部を露出するよう長手方向両端側に分離可能であり
    面シートはエンボス加工によって形成された多数の熱融合部を有する不織布からなり、前記熱融合部間において前記不織布を構成する繊維が、前記不織布の厚さ方向に突出して、前記不織布の上下面それぞれに多数の***部を形成しており、前記不織布の下面側に形成されている前記***部はその基部が、前記不織布の平面方向に張り出した形状となっており、
    前記表面シートの下層繊維層は、捲縮が発現した繊度1〜7dtexの潜在捲縮性繊維を含み、
    バックシート材料は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂に無機充填材を溶融混練したものを微細な凹凸加工によって伸縮処理した微多孔性シート又はウレタンであり、
    吸収体は、綿状パルプや合成パルプを積層した積繊パルプであり、
    かつ、綿状パルプや合成パルプを積層したパルプが部分的に固定されており、
    粘着材層は、前記下着取付面上に伸縮性を備えた粘着材を使用するか又は粘着材不連続に塗布した、
    ことを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載された吸収性物品において、
    間に露出した粘着材を残すよう粘着材の長手方向両端側をそれぞれ所定の巾で覆う第1及び第2の剥離シートと、前記露出した粘着材を覆う第3の剥離シートを備えたことを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項2に記載された吸収性物品において、
    前記第3の剥離シートは、吸収性物品を包装する包装シートに接合されていることを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項2に記載された吸収性物品において、
    前記第3の剥離シートは、吸収性物品を包装する剥離処理された包装シートであることを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項2に記載された吸収性物品を、請求項3又は4に記載された包装シートで包装したことを特徴とする吸収性物品の包装構造。
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