JPH09512731A - 生理用ナプキンの剥離ペーパー分離手段 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は下着と組み合わせて使用される吸収材製品に関する。このような製品は、例えば、生理用ナプキン、生理品、パンティライナ（１）であり、それらはそれらの製品を下着に固定する固定接着剤を有する。本発明によれば、固定接着剤は、接着剤の周縁まで伸びる保護カバー装置によってカバーされる。吸収材製品からカバー装置を分離するために、例えば２つの部分のカバー装置（１０）の形の分離補助材が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 生理用ナプキンの剥離ペーパー分離手段 発明の分野 本発明は、下着と組み合わされて使用される、例えば、生理用ナプキン、生理 用品またはパンティライナ等のような吸収材料に関する。これらの吸収材製品は 、それらを下着に取り付ける固定接着剤を有する。固定接着剤は、接着剤の周囲 まで伸びている保護カバー装置によってカバーされている。吸収材製品からカバ ー装置を分離するために、例えば２つの部分のカバー装置の形の開放補助手段が 含まれる。 発明の背景 生理用ナプキン、生理用品またはパンティライナの固定接着剤は、この技術分 野で公知である。通常、それらは、これらの製品の下着に面する側の部分をカバ ーしている。接着剤は、製品を着用するとき及び使用中に製品の下着への固定を 改良する。製品の使用前に接着剤を保護するために保護カバー装置、多くの場合 分離ペーパーを接着剤に重ねることが通常行われる。通常、これらの保護カバー 装置は、パンティ固定接着剤によって形成された接着領域の周囲を越えて伸び、 製品からカバー装置を分離しようとするとき、ユーザによって容易に把持するこ とができる接着剤のない縁部を形成することによって吸収材製品から容易にはが すことができるように形成される。 接着剤領域の周囲を越えてカバー装置を伸ばすことによるこの剥離用補助材は 、追加的な材料の消費及び関連コスト及び廃棄上の欠点を有する。また、吸収材 製品と同一平面上にある周縁を有する接着剤領域の延長された剥離補助材を提供 することは困難である。例えば、特許第ＥＰ−Ａ−０２３７７８６号は、分離ペ ー パーによってカバーされる完全な表面固定接着剤を示す。しかしながら、この開 示は、分離ペーパをどのように分離するか、すなわちこの分離が困難であること を示していない。 例えばバンパスティッカのような接着剤のスティッカの技術分野において、使 用前にはがすことを容易にするために２つまたは分離した部分に分割された分離 ペーパーを有することは公知である。しかしながら、これは、その下着に面する 側に接着剤領域を有する吸収材製品の使用可能なものとして示唆されてはいない 。 図面の簡単な説明 第１図は、本発明による吸収材製品の下着側の平面図である。 第２図は、本発明の使用直前の第１図の製品を示す斜視図である。 第３図は、本発明による吸収材の１つの実施例である。 第４図は、本発明の３つの分離した適用によるウイングを有する本発明の他の 実施例を示す。 発明の簡単な説明 本発明は、身体に面する面と、下着に面する面と、下着に面する面の接着剤領 域とを有する使い捨て吸収材製品に関する。 接着剤領域の周縁まで伸び分離補助材を有する接着剤領域を保護するためのカ バー装置が設けられる。分割ラインに沿って２つの部分以上にカバー装置を分離 することによって分離補助材が形成される。 本発明の好ましい実施例において、分離補助材は、カバー装置を２つの部分に 分離し、分割ラインは吸収材製品の長手方向の軸線に平行ではないことが好まし い。 もし、カバー装置が２つの分割ラインに沿って分割される場合には、カバー装 置を３つまたは４つの部分に形成してもよい。この場合において、双方のライン は、吸収材製品の長手方向軸線に平行であり、それによってカバー装置を中央と ２つの外側部分に分離することが好ましい。 基本的には、もし吸収材がウイングを有する生理用ナプキン、生理用品、パン ティライナである場合には、製品の長手方向の軸線に平行な２つの分割ラインに よって形成された分離補助材を有することが好ましく、カバー装置は、複数の部 分に分割され、その内の２つの部分は、ウイングと同一平面であり、第３の中央 部分は製品の残りの部分と同一平面である。 他の実施例において、カバー装置は分割ラインに沿って重複する部分を有する 。 発明の詳細な説明 本発明によれば、下着と組み合わせて使用する吸収材製品は、製品を下着に固 定する接着剤を有する。この製品は、接着剤をカバーするカバー装置を有し、カ バー装置は、製品の使用前に取り外される。 吸収材製品は、材料または機能製品とは無関係に下着に面する側の接着剤領域 がカバー部材でカバーされる限り、本発明に適用可能である。特に、失禁用*** 物または、おりもの、または他の***物に使用する生理用ナプキン、生理用品ま たは歯の***物に本発明が適用可能であると考慮される。本発明に適用可能な通 常の吸収材製品は、液体透過性トップシートが身体に面する面に重ねられ、液体 不透過性バックシートが下着に面する面に重ねられた薄い吸収材構造を有するパ ンティライナである。さらに製品は、長手方向から離れた製品の中央部分から側 方に伸びており、使用中に下着のクロッチ部分の周りに折られたウイング及びフ ラップを有する。本発明と組み合わせて考慮される詳細は、多数の特許に示され ており、市販されているものを含む。 製品は、下着に面する面に接着剤領域を有し、接着剤領域は、製品を使用する 前に取り外されるカバー装置によって保護されている。接着剤領域は、製品の下 着に面する面と同一平面である必要はないが、そうであることが好ましい。また 接着剤領域は、接着剤によって全体がカバーされる必要はないが、例えば、フィ ラメントの間でカバーざれないように一様に分配された接着剤フィラメントから 成る小さい領域を有していてもよい。別の案として、中央部分が接着剤によって カバーされない接着剤領域を形成することができる。しかしながら、好ましくは 接着剤領域は、周縁の内側を通って接着剤でカバーされることが望ましい。 接着剤領域は、カバー装置が接着剤領域の周縁に伸びるようにカバー装置によ ってカバーされる。従って、それは、上述したような接着剤によってカバーされ ることが好ましい吸収材製品の下着に面する面の周囲まで伸びている。 接着剤からカバー装置をはがすために、カバー装置は、カバー装置を１つの部 分以上の部分に分離する分割線を有する。第１図に示すように、本発明の実施例 は、長手方向の軸線（３）を有するパンティライナ（１）と、接着剤領域をカバ ーし、生理用ナプキン（１）の下着に面する面を完全にカバーするカバー装置（ １０）とを有する。カバー装置（１０）は、分割線（１２）によって第１のカバ ー装置部分（１４）と第２のカバー装置部分（１６）に分割される。 第２図は、カバー装置の第１の部分と第２の部分がカバー装置の取り扱いと取 り外しを容易にすることができるように製品（１）を折り曲げることによって第 １図の開放手段を使用することを示す。 第３図は、吸収材製品がウイング（５）及び２つの分割線（１２）を有し、そ れによってカバー装置の３つの部分を形成する他の実施例を示す。２つの部分は 、ウイングと同一平面であり、中央部分は、製品（１）の残りの部分と同一平面 である。 第４図において、３つのカバー装置を有する本発明の他の実施例が示されてお り、製品（１）の中央部分は、１つの分割ライン（１２）によって分割され、各 々が個別に配置され、ウイングでは互いには接続されていない。 下着に製品（１）を固定する接着剤は、所望の適用において有効な接着剤であ る。通常、それは、この技術分野で使用される方法で適用することができる圧力 感応接着剤である。特に、接着剤は高温溶融材または低温溶液として製品の下着 に面する面またはそれを製品に支持するためにコートすることができる。必要な らば、製品の下着に面する面への接着剤の接着力は、カバー装置に対する接着力 より大きいか、またはそれに等しい。また、使用中に、製品から分離されず、下 着から製品を分離するとき、下着に接着剤のトレースを残さない接着剤を有する ことが望ましい。 カバー装置は、例えば、セルロース、ポリエチレン、ポリプロピレン、異なる モノマー及び他の材料のコポリマーのような天然または合成のオリジンの紙また はフィルムによって当業者の通常の材料によって提供される。 通常、新しいリサイクルされた繊維を有する紙を使用することができる。 カバー装置／接着剤と製品／接着剤の下着に面する面との間の接着力関連の要 求を満たすために、接着剤が接触する側に反接着力材料で処理されたカバー装置 を使用することが望ましい。このような反接着剤材料は、シリコンまたは他のワ ックスタイプの反接着剤材料を有する。 特に好ましいカバー装置は、一方または両側がシリコンでコートされたカバー シートである。もしこれらの紙が使用される場合には、それらの特別の利点は、 接着剤をカバー装置に適用することができること、また接着剤と共にカバー装置 を吸収材製品に適用することができることである。これによって、カバー装置に 適用できるが製品の下着に面する側にそれらを直接適応するためには適切ではな い接着剤の使用が可能になる。この接着剤は他の適用温度または特性を有する。 上述した説明及び実施例は説明を目的として示され請求の範囲に定義された本 発明を制限するものではない。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＮ，Ｃ Ｚ，ＦＩ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＸ， ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，Ｔ Ｊ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 身体に面する面と下着に面する面と長手方向の軸線とを有する使い捨て 吸収材製品であって、前記下着に面する面の接着剤領域と、前記接着剤領域の周 縁まで伸びているカバー装置であって、分割ラインに沿って２つの部分以上に前 記カバー装置を分離する分離手段を有するカバー装置とを有する使い捨て吸収材 製品。 ２． 前記カバー装置は、２つの部分を有する請求項１に記載の使い捨て吸収 材。 ３． 前記分割ラインは、前記長手方向の軸線に平行ではない請求項２に記載 の使い捨て吸収材。 ４． 前記分離補助材は、前記長手方向軸線にほぼ平行であり、前記カバー装 置の２つの外側部分及び１つの中央部分を形成する請求項１に記載の使い捨て吸 収材製品。 ５． 前記製品は、好ましくはウイングを有する大人用の失禁用インサート、 生理品、生理用ナプキンまたはパンティライナである請求項１乃至４のいずれか １項に記載の使い捨て吸収材製品。 ６． 前記製品はウイングを有し、前記カバー装置は、２つの分割ラインを有 し、２つの分割ラインは、前記長手方向の軸線に平行であり、前記カバー装置の ２つの外側部分を形成して前記外側部分は、前記ウイングと同一平面である請求 項４または５に記載の使い捨て吸収材。 ７． 前記カバー装置は、分離ペーパーである請求項１乃至６のいずれか１項 に記載の使い捨て吸収材。 ８． 前記接着剤領域は、前記接着剤領域の前記周縁の内側に均一に接着剤に よってカバーされる請求項１乃至７のいずれか１項に記載の使い捨て吸収材。 ９． 前記接着剤領域は、前記下着に面する面と同一平面である請求項１乃至 ８のいずれか１項に記載の使い捨て吸収材製品。 １０． 前記カバー部材の前記部分は分割ラインに沿って重複する請求項１乃 至９のいずれか１項に記載の使い捨て吸収材。