JP4525644B2 - テレビ放送視聴装置及びプログラム - Google Patents

テレビ放送視聴装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4525644B2
JP4525644B2 JP2006213104A JP2006213104A JP4525644B2 JP 4525644 B2 JP4525644 B2 JP 4525644B2 JP 2006213104 A JP2006213104 A JP 2006213104A JP 2006213104 A JP2006213104 A JP 2006213104A JP 4525644 B2 JP4525644 B2 JP 4525644B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power saving
television broadcast
control
function
genre
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006213104A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008042444A (ja
Inventor
良高 谷治
Original Assignee
株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ filed Critical 株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ
Priority to JP2006213104A priority Critical patent/JP4525644B2/ja
Publication of JP2008042444A publication Critical patent/JP2008042444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4525644B2 publication Critical patent/JP4525644B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

この発明は、テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力するテレビ放送視聴装置及びプログラムに関する。
一般に、電池を電源として駆動する携帯端末装置に、テレビ放送を受信して出力するテレビ機能を付加すると、消費電力が多くなり、直ぐに電池切れを起こしてしまう。そこで、従来、放送信号から分離された映像信号、音声信号をデコードする映像デコード回路、音声デコード回路の動作を個別に停止させることによって消費電力を抑えるようにした技術が知られている(特許文献1参照)。この場合、映像モードでは音声デコード回路の動作を停止させて映像出力を行い、音声モードでは映像デコード回路の動作を停止させて音声出力を行うようにしている。
特開2005−218006号公報
しかしながら、上述の先行技術にあっては、ユーザ操作に応じて映像モード/音声モードを選択することによって消費電力を抑えるようにしたもので、映像モードには映像のみが表示され、音声モードでは音声のみが出力される。すなわち、何れか一方の出力しかできず、また、モード選択操作を前提としているために操作忘れによって映像モード、音声モードの何れかを選択しなければ、消費電力を抑えることはできない。
この発明の課題は、テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力するテレビ放送視聴装置であって、特別な操作を行うことなく、映像、音声の一方に出力を限定することなく、当該デコード処理時の電力消費を抑制できるようにすることである。
請求項1記載の発明(第1の発明)は、テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力するテレビ放送視聴装置であって、ユーザ操作に応じて選択チャンネルを切り替えるチャンネル切替手段と、前記テレビ放送を省電力で視聴させる省電力モードであるか否かを判別する省電力判別手段と、現在の選択チャンネルで放送されている番組のジャンルを取得する取得手段と、前記取得手段によって得られた番組ジャンルが予め決められている特定ジャンルであるか否かを判別するジャンル判別手段と、前記現在の選択チャンネルでどのような内容の放送が行われているかを判別する内容判別手段と、前記デコード処理を省電力制御する制御手段と、前記制御手段がデコード処理を省電力制御している場合には、省電力制御の実行中であることを示す情報を表示画面上に案内表示する表示手段と、を備え、前記制御手段は、(a)前記省電力判別手段によって省電力モードであると判別され、かつ、前記ジャンル判別手段によって特定ジャンルであると判別された場合、前記取得手段によって得られた番組ジャンルに応じて前記デコード処理を省電力制御し、(b)前記省電力判別手段によって省電力モードでないと判別され、かつ、前記ジャンル判別手段によって特定ジャンルでないと判別された場合、前記内容判別手段によって判別された放送内容に応じて前記デコード処理を省電力制御する、ことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項13記載の発明)。
請求項2記載の発明(第2の発明)は、テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力するテレビ放送視聴装置であって、ユーザ操作に応じて選択チャンネルを切り替えるチャンネル切替手段と、前記テレビ放送を省電力で視聴させる省電力モードであるか否かを判別する省電力判別手段と、前記テレビ放送の受信信号のレベルが所定値以下であるか否かを判別するレベル判別手段と、前記省電力判別手段によって省電力モードであると判別され、かつ、前記レベル判別手段によって前記受信信号のレベルが所定値以下であると判別された場合、前記デコード処理を省電力制御する制御手段と、前記制御手段がデコード処理を省電力制御している場合には、省電力制御の実行中であることを示す情報を表示画面上に案内表示する表示手段と、を具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項2記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項14記載の発明)。
また、請求項3記載の発明(第3の発明)は、テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力するテレビ放送視聴装置であって、ユーザ操作に応じて選択チャンネルを切り替えるチャンネル切替手段と、前記テレビ放送を省電力で視聴させる省電力モードであるか否かを判別する省電力判別手段と、アンテナを介して電話通信を行う電話通信手段と、前記電話通信手段によって通話中であるか否かを判別する通話判別手段と、前記省電力判別手段によって省電力モードであると判別され、かつ、前記通話判別手段によって通話中であると判別された場合、前記デコード処理を省電力制御する制御手段と、前記制御手段がデコード処理を省電力制御している場合には、省電力制御の実行中であることを示す情報を表示画面上に案内表示する表示手段と、を具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項3記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項15記載の発明)。
前記制御手段は、デコード処理を間欠的に動作させることによって省電力制御を行う(請求項記載の発明)。
この場合、前記制御手段は、符号化された映像信号を受信してデコード処理する際に、受信した各映像フレームの中から特定フレームをデコード処理の対象として選択することによって他のフレームを間引く間引き制御を行うようにしてもよい(請求項記載の発明)。また、前記制御手段は、デコード処理の対象となる特定フレームを所定周期で間引くことによって当該特定フレームのデコード処理を間欠的に動作させるようにしてもよい(請求項10記載の発明)。
多重化されている放送信号から分離された映像信号、音声信号、文字信号を個別にデコードする映像信号デコード部、音声信号デコード部、文字信号デコード部を有し、前記制御手段は、前記映像信号デコード部、音声信号デコード部、文字信号デコード部のうち、少なくともその何れかを間欠的に動作させることによって省電力制御を行う(請求項11記載の発明)。
前記省電力制御の有効・無効が任意に選択設定されている状態において、前記制御手段は、前記選択設定されている有効、無効に応じて省電力制御の実行可否を決定する(請求項12記載の発明)。
現在の選択チャンネルが特定チャンネルか否かを判別するチャンネル判別手段をさらに備え、前記制御手段は、前記チャンネル判別手段によって特定チャンネルが選択されたことが判別された場合に、前記デコード処理を省電力制御する、ことも可能である(請求項4記載の発明)。
なお、上述した請求項記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記特定チャンネルは、ユーザ操作によって予め任意に選択されたチャンネルであってもよい(請求項記載の発明)
なお、上述した請求項1〜3記載の発明は次のようなものであってもよい。
電源電池の残量が所定量以下であるか否かを判別する残量判別手段をさらに備え、前記制御手段は、前記残量判別手段によって判別された電池残量が所定量以下の場合に、前記デコード処理を省電力制御する(請求項記載の発明)。
なお、上述した請求項1〜3記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記選択チャンネルのテレビ放送を受信してデコード処理した結果の出力信号に基づいてコマーシャル放送中か否かを判別するコマーシャル放送判別手段をさらに備え、前記制御手段は、前記コマーシャル放送判別手段によってコマーシャル放送中であることが判別された場合に、前記デコード処理を省電力制御する(請求項記載の発明)
第1の発明は、テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力する場合に、現在の選択チャンネルで放送されている番組のジャンルに応じて当該デコード処理を省電力制御することにより、特別な操作を行わなくても、映像、音声の一方に出力を限定しなくても、効果的な節電が可能となる。
第2の発明は、テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力する場合に、現在の選択チャンネルが特定チャンネルであれば、当該デコード処理を省電力制御することにより、特別な操作を行わなくても、映像、音声の一方に出力を限定しなくても、効果的な節電が可能となる。
第3の発明は、テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力する場合に、現在の装置の状態に応じて当該デコード処理を省電力制御することにより、特別な操作を行わなくても、映像、音声の一方に出力を限定しなくても、効果的な節電が可能となる。
(実施例1)
以下、図1〜図6を参照して本発明の第1実施例を説明する。
この実施例は、テレビ放送視聴装置としてテレビ付きの携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、このテレビ付き携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置には、通話機能、メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などのほか、デジタルテレビ放送を受信出力するテレビ放送視聴機能、受信したテレビ放送を録画(録音を含む)する録画機能、録画されたテレビ放送を再生出力する再生機能などが備えられている。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中核的な中央演算処理装置である。記憶部2は、内部メモリであり、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図4〜図6に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されているおり、また、データ領域には、後述する番組ジャンルテーブルGTなどが格納されている。記録メディア3は、着脱自在な可搬型メモリで、各種のデータ・プログラムを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。メモリ4は、ワーク領域を有する内部メモリであり、必要に応じてメモリ4内の各種のデータは、記憶部2にセーブされる。
電話通信部5は、無線部を構成するアンテナに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのちに、スピーカ6を構成する受話スピーカ(図示せず)から音声出力させる。また、電話通信部5は、マイク7から入力された音声データを送信ベースバンド信号に符号化したのちアンテナから発信出力させる。テレビ放送受信部8は、携帯電話などの携帯受信機向けの地上波デジタルテレビ放送を受信するもので、テレビ映像及び音声情報以外にも電子番組表(EPG)なども含めて受信可能となっており、テレビ映像データ及び文字データは、表示部9から表示出力され、また、テレビ音声データは、スピーカ6を構成するサウンドスピーカ(図示せず)から出力される。
表示部9は、テレビ放送を高画質に表示可能なLCD(液晶表示装置)などであり、キー操作部10は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、テレビオン/オフキー、テレビ放送を省電力で視聴可能な省電力モード(省エネモード)に切り替えるモードキー、録画開始/停止キーなどが設けられており、CPU1は、キー操作部10からのキー入力信号に応じた処理を実行する。録画部11は、テレビ放送受信部8からの放送内容をハードディスクなどの内蔵メモリ(図示せず)に録画するもので、CPU1の制御下で録画開始/終了が制御される。
図2は、テレビ放送受信部8の構成を示したブロック図である。
テレビ放送受信部8は、テレビアンテナ(図示せず)に接続され、ユーザ操作に応じて受信チャンネルを選局して当該局の放送信号を抽出するチューナ81と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像、音声、データ(文字データ)に分離する多重化信号分離部82、この多重化信号分離部82によって分離された映像信号、音声信号、文字信号を解析しながら復号化したり、圧縮データの解凍などを行う映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85を有する構成となっている。
映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85は、個別に制御可能なもので、CPU1は、上述した「省エネモード」が解除されている「通常モード」において、映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85に対して“通常駆動指令”を与えることによって通常のテコード処理をそれぞれ指示するが、上述した「省エネモード」においては、映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85のうち、少なくともその何れかに“省電力駆動指令”を与えることによって“デコード間引き制御”を指示する。
この場合、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85は、一定の間隔(例えば、2秒間隔)毎に間欠的に動作するデコード間引き動作を行うようにしている。なお、2秒間隔毎の間欠的な動作とは、例えば、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85が2秒間停止し、2秒間動作することを繰り返すことを示している(以下、同様)。この場合、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85にタイマ(図示せず)を設け、このタイマによって2秒間隔を計数することによって2秒間隔毎の間欠的な動作が可能となる。
映像信号デコーダ部83は、CPU1から“デコード間引き制御”が指示されると、特定フレームをデコード処理対象として選択することによって他のフレームを間引くデコード間引きを行うようにしている。すなわち、受信した映像信号は、動画圧縮方式(MPEG)によって圧縮符号化された信号であるが、この映像信号をフレーム毎にデコードする際、映像信号デコーダ部83は、特定フレーム(1枚の画像が単独圧縮されたIフレーム)をデコード処理対象として選択し、他のフレーム(前方向予測で圧縮されたPフレーム、双方向予測で圧縮されたBフレーム)を間引くようにしている。更に、映像信号デコーダ部83は、デコード処理の対象となる特定フレーム(Iフレーム)を所定周期(例えば、5回に1回の割合)で間引くデコード間引き動作を行うようにしている。この場合、映像信号デコーダ部83は、Iフレームをカウントし、その計数値に基づいて自己に停止指示を与えるようにしている。
図3は、番組ジャンルテーブルGTを説明するための図である。
番組ジャンルテーブルGTは、テレビ放送の番組ジャンル(ニュース、音楽、スポーツ、その他のジャンル)別に、映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85に対応して「ON/OFFフラグ」がセットされるテーブルである。なお、図中、“映像”、“音声”、“文字”は、対応する映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85を示し、また、「ON/OFFフラグ」は、“デコード間引き制御”の実行可否を示している。なお、この番組ジャンルテーブルGTの内容は、ユーザが必要に応じて任意に設定可能であり、例えば、映像が高画質であれば、音質は粗くてもよい場合、逆に、高音質であれば、映像は粗くてもよい場合など、ユーザの要望に応じて「ON/OFFフラグ」を任意に設定可能となっている。
なお、図示の例では、番組ジャンルA(例えば、ニュース番組)には、“映像”、“音声”、“文字”に対応してそれぞれ「ONフラグ」がセットされている。また、番組ジャンルB(例えば、音楽番組)には、“映像”、“文字”に対応して「ONフラグ」がセットされ、“音声”に対応して「OFFフラグ」がセットされている。また、番組ジャンルC(例えば、スポーツ番組)には、“音声”、“文字”に対応して「ONフラグ」がセットされ、“映像”に対応して「OFFフラグ」がセットされている。他のジャンル(ドラマ番組、旅行番組など)には、“映像”、“音声”、“文字”に対応してそれぞれ「OFFフラグ」がセットされている。
次にこの第1実施例における携帯電話装置の動作概念を図4〜図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施例においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。なお、図4〜図6は、携帯電話装置の全体動作のうち、本実施例の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この図4〜図6のフローから抜けた際には、全体動作のフロー(図示省略)に戻る。
図4〜図6は、テレビオン操作に応答して実行開始されるテレビ処理を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、新たなチャンネルを選択指定するチャンネル操作が行われると、テレビ放送受信部8に対してチャンネル切り替えを指示するほか(図4のステップA1)、テレビ放送受信部8を構成する映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85に対してそれぞれデコード指示を行ったのち(ステップA2)、これらのデコード処理結果をスピーカ(サウンドスピーカ)6、表示部9から出力させる(ステップA3)。
そして、「省エネモード」にセットされているかを調べ(ステップA4)、「省エネモード」が解除されている場合、つまり、「通常モード」にセットされている場合には(ステップA4でNO)、図6のフローに移り、CPU1は、映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85にそれぞれ“通常駆動指令”を与えることによって通常のデコード処理を指示したのち、これらのデコード処理結果を取得して出力させる(ステップA26)。このようにテレビ放送を受信出力している状態において、何らかの操作が行われると(ステップA27でYES)、それはチャンネル切替操作であるかを調べ(ステップA28)、チャンネル切替操作であれば、図4のステップA1に戻ってチャンネル切り替え処理を行う。
また、テレビオフ操作が行われてテレビ終了指示を受けたときには(ステップA29でYES)、図4〜図6のフローから抜けて、このテレビ処理の終了となるが、上述したモードキーによって「通常モード」から「省エネモード」への切り替えが指示されたときには(ステップA30でYES)、モード切替処理を実行して「通常モード」が解除されて「省エネモード」にセットされる(ステップA31)。なお、その他の操作が行われたときには(ステップA30でNO)、当該操作に対応する処理として、例えば、予約録画設定、音量調整などが行われる(ステップA32)。
いま、「省エネモード」にセットされている場合において(図4のステップA4でYES)、予め受信取得しているEPG(電子番組表)を参照することにより、この受信番組の番組情報内からジャンルを取得する(ステップA5)。なお、この場合、受信した放送内容に付加されている番組情報内からジャンルを取得するようにしてもよい。そして、この番組ジャンルに基づいて番組ジャンルテーブルGTを検索することによって、当該ジャンルは「省エネジャンル」であるか否かを調べる(ステップA6)。
すなわち、該当ジャンルに対応する“映像”、“音声”、“文字”の「ON/OFFフラグ」を参照して、その何れかに「ONフラグ」が設定されているかを調べ、“映像”、“音声”、“文字”の何れに「ONフラグ」が設定されているジャンルであれば、省エネジャンルであると認識する。いま、現在受信中の番組ジャンルがニュース、音楽、スポーツ以外のジャンルであれば、省エネジャンルに該当しないので(ステップA6でNO)、図5のフローに移り、CPU1は、映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85に対して“通常駆動指令”を与えることによって、通常のデコード処理をそれぞれ実行させたのち、これらのデコード処理結果を取得して出力させる(ステップA15)。
このようにテレビ放送を受信出力している状態において、CPU1は、現在の選択チャンネルでCM放送中であるかを調べ(ステップA16)。例えば、音声がモノラルからステレオに切り替わったとき、あるいは音声多重から2ヶ国語放送に切り替わったとき、CPU1は、CM放送に切り替わったと認識する。いま、CM放送中であれば(ステップA16でYES)、映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85に対して“省電力駆動指令”を与えることにより、各デコーダ部83〜85に対して“デコード間引き制御”を指示する(ステップA17)。
ここで、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85は、一定の間隔(例えば、2秒間隔)毎に間欠的に動作するデコード間引き動作を行う。また、映像信号デコーダ部83は、特定フレーム(Iフレーム)をデコード処理対象として選択し、他のフレーム(Pフレーム、Bフレーム)を間引くと共に、Iフレームを所定周期(例えば、5回に1回の割合)で間引くデコード間引き動作を行う。CPU1は、各デコード処理された結果を取得してスピーカ6、表示部9から出力させながら(ステップA18)、CM終了を検出するまで上述したデコード間引き動作を継続実行させる(ステップA18、A19)。そして、CM終了を検出すると(ステップB19でYES)、上述のステップA15に戻る。
CM放送中でなければ(ステップA16でNO)、何らかの操作が行われたかを判別し(ステップA20)、何らかの操作が行われるまで操作待ち状態となる。ここで、チャンネル切替操作が行われたときには(ステップA21でYES)、図4のステップA1に戻ってチャンネル切り替えが行われ、また、テレビオフ操作(テレビ終了操作)が行われたときには(ステップA22でYES)、図4〜図6のフローから抜けるが、モード切替操作が行われたときには(ステップA23でYES)、「省エネモード」から「通常モード」に切り替えたのち(ステップA24)、図6のフローに移る。なお、その他の操作が行われた場合には(ステップA23でNO)、当該操作に対応する処理として、例えば、予約録画設定、音量調整などが行われる(ステップA25)。
他方、「省エネモード」において(図4のステップA4でYES)、受信番組のジャンルが「省エネジャンル」であれば(ステップA6でYES)、この受信番組のジャンルに基づいて番組ジャンルテーブルGTを検索し、該当ジャンルに対応する“映像”、“音声”、“文字”の「ON/OFF」に応じて“デコード間引き制御”の有無を指示する(ステップA7)。すなわち、CPU1は、映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85のうち、フラグが「ON」されているデコード部に対して“省電力駆動指令”を与えることにより“デコード間引き制御”を指示するが、フラグが「OFF」されているデコード部に対しては、“通常駆動指令”を与えることによって通常のデコード処理を指示する。
これによって例えば、受信番組のジャンルが“ニュース番組”の場合には、“映像”、“音声”、“文字”に対応してそれぞれ「ONフラグ」がセットされているので、映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85では、それぞれデコード間引き動作が行われる。また、ジャンルが“音楽番組”であれば、“映像”、“文字”に対応して「ONフラグ」がセットされ、“音声”に対応して「OFFフラグ」がセットされているので、映像信号デコーダ部83、文字信号デコーダ部85ではデコード間引き動作が行われるが、音声信号デコーダ部84では通常のデコード動作が行われる。
更に、ジャンルが“スポーツ番組”であれば、“音声”、“文字”に対応して「ONフラグ」がセットされ、“映像”に対応して「OFFフラグ」がセットされているので、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85ではデコード間引き動作が行われるが、映像信号デコーダ部83では通常のデコード動作が行われる。そして、CPU1は、各デコード処理された結果を取得してスピーカ6、表示部9から出力させる(ステップA8)。この場合、テレビ画面の角部には、テレビ放送受信部8のデコード部が省エネ駆動されていることを示すための「省エネアイコン」が表示出力される。
この状態において、何らかの操作が行われるまで操作待ち状態となるが(ステップA9)、いま、チャンネル切替操作が行われたときには(ステップA10でYES)、上述のステップA1に戻ってチャンネル切り替えが行われ、また、テレビオフ操作(終了操作)が行われたときには(ステップA11でYES)、図4〜図6のフローから抜けるが、モード切替操作が行われたときには(ステップA12でYES)、「省エネモード」から「通常モード」に切り替えたのち(ステップA13)、図6のフローに移る。なお、その他の操作が行われた場合には(ステップA12でNO)、当該操作に対応する処理として、例えば、予約録画設定、音量調整などが行われる(ステップA14)。
以上のように、この第1実施例において、テレビ放送受信部8はテレビ放送を受信すると共に、この受信信号を映像信号、音声信号、文字信号に分離して映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85でデコード処理し、CPU1は、現在の選択チャンネルで放送されている番組のジャンルを取得すると共に、この番組ジャンルに応じてテレビ放送受信部8側でのデコード処理を省電力制御することにより、例えば、好みの番組以外の番組視聴時、あるいはニュース番組のように画質、音質を重視せず、放送内容を把握できればよいような番組視聴時には、特別な操作を行うことなく、映像、音声の一方に出力を限定しなくても、電力消費を確実に抑えることができ、高画質、高音質で出力する代わりに省電力制御を行うことによって効果的な節電が可能となる。
テレビ放送受信部8は、一定の間隔(例えば、2秒間隔)毎に間欠的に動作するデコード間引き動作を行うことにより、放送内容の把握に支障がない程度で電力消費を効果的に抑えることができる。映像信号デコーダ部83は、受信した各映像フレームの中から特定フレーム(Iフレーム)をデコード処理の対象として選択することによって他のフレームを間引く間引き制御を行ったり、Iフレームを所定周期で間引くことによってIフレームのデコード処理を間欠的に行うようにしたから、放送内容の把握に支障がない程度で電力消費を効果的に抑えることができる。
CPU1は、デコードする映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85のうち、少なくとも何れかを間欠的に動作させることによって間引き制御を行うことにより、例えば、映像が高画質であれば、音質は粗くてもよい場合、逆に、高音質であれば、映像は粗くてもよい場合などに対応可能となる。
また、「省エネモード」、「通常モード」とを任意に切り替え可能としたことにより、必要に応じて省電力制御の実行可否を選択することができる。また、テレビ画面には「省エネアイコン」を表示出力することにより、ユーザにあっては省電力制御が行われていることを知ることができる。
また、「通常モード」にセットされている場合においても、現在の選択チャンネルでどのような放送が行われているかに応じてテレビ放送受信部8側のデコード処理を省電力制御することにより、CM放送中の節電が可能となる。すなわち、CM放送を高画質、高音質で出力するよりも電力消費を抑えたほうが得策である場合が多いので、CM放送を高画質、高音質で出力する代わりに省電力制御を行うことで、CM放送中の節電が可能となる。
なお、上述した第1実施例においては、番組ジャンルとして「ニュース」、「音楽」、「スポーツ」を省エネジャンルとして例示したが、番組ジャンルとしては、これに限らず任意であり、例えば、同じニュース番組であっても、トップニュースに対しては、通常と同様のデコード処理を指示し、それ以降のニュースに対しては、デコード間引き制御を指示するようにしてもよい。
また、現在の選択チャンネルでCM放送中であれば、CM放送が行われている間、テレビ放送受信部8を省電力制御するようにしたが、サッカー放送では、時間管理などによってハーフタイム時を特定して省電力制御を行ったり、野球放送では、画像解析などによって攻守交代時を特定して省電力制御を行うようにしてもよい。つまり、高画質、高音質で出力する必要がない場面を特定して省電力制御を行うようにしてもよい。
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例について図7を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、番組ジャンルに応じて省電力制御したり、CM放送が行われている間、省電力制御するようにしたが、この第2実施例においては、現在の選択チャンネル(省エネチャンネル)あるいは現在の装置状態(電池残量、放送電波の受信レベル、通話中)に応じて省電力制御を行うようにしたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
図7は、第2実施例において、テレビオン操作に応答して実行開始されるテレビ処理を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、新たなチャンネルを選択指定するチャンネル操作が行われると、テレビ放送受信部8に対してチャンネル切り替えを指示したのち(ステップB1)、現在のチャンネルは「省エネチャンネル」であるかを判別する(ステップB2)。この「省エネチャンネル」は、ユーザ操作によって予め任意に設定されたものであり、例えば、スポーツチャンネル、音楽チャンネル、ニュースチャンネルのような専用チャンネルの中から任意に選択指定されたチャンネル(興味のないチャンネル)あるいは普段視聴することがないチャンネルなどである。
いま、「省エネチャンネル」に切り替えられた際に(ステップB2でYESB)、CPU1は、テレビ放送受信部8側に“省電力駆動指令”を与えることにより“デコード間引き制御”を指示する(ステップB11)。これによってテレビ放送受信部8側では、少なくてとも何れかのデコード部によって上述したデコード間引き動作が行われる。そして、CPU1は、各デコード部83〜85によってデコード処理された結果を取得してスピーカ6、表示部9から出力させる(ステップB12)。この場合、第1実施例と同様に、テレビ画面には省エネ駆動であることを示す「省エネアイコン」が表示出力される。
この状態において、何らかの操作が行われるまで操作待ち状態となるが(ステップB13)、いま、チャンネル切替操作が行われた場合には(ステップB14でYES)、上述のステップB1に戻ってチャンネル切り替えが行われ、また、テレビオフ操作(終了操作)が行われた場合には(ステップB15でYES)、このフローから抜けるが、その他の操作が行われた場合には(ステップB15でNO)、当該操作に対応する処理として、例えば、予約録画設定、音量調整などが行われる(ステップB16)。
一方、「省エネチャンネル」以外のチャンネルに切り替えられたときには(ステップB2でNO)、電源電池の残量を常時検出する電池残量検出部(図示省略)からの残量検出信号に基づいて電源電池の残量が所定値(例えば、テレビ視聴が可能な時間が残り10分に相当する値)以下に達したかを調べ(ステップB3)、電池残量が所定値以下である場合にそのままテレビ視聴を続ければ、電池切れによって視聴不能となるために、電池残量が所定値以下となった時点で、テレビ放送受信部8に対して“デコード間引き制御”を指示する(ステップB11)。
また、電池残量が所定値を超えていれば(ステップB3でNO)、テレビ視聴を継続するのに十分な残量があるので、次のステップB4に移り、テレビ放送受信部8からの受信レベル検出信号に基づいて放送電波の受信レベルが受信不良となる所定値以下に達したかを調べる。ここで、受信レベルが所定値以下であれば(ステップB4でNO)、つまり、電波の受信状態が悪い場合には、高画質、高音質で出力する必要はなく、高画質、高音質で出力する代わりに省電力制御を行わせるために、テレビ放送受信部8に対して“デコード間引き制御”を指示する(ステップB11)。
また、受信レベルが所定値を超えていれば(ステップB4でNO)、高画質、高音質の出力が可能であるため、次のステップB5に移り、電話通信部5からの通話中検出信号に基づいて通話中か否かを調べる。ここで、通話中であれば、テレビ放送に集中しない場合が多いので、CPU1は、高画質、高音質で出力する代わりに省電力制御を行わせるために、テレビ放送受信部8に対して“デコード間引き制御”を指示する(ステップB11)。
他方、「省エネチャンネル」以外のチャンネルに切り替えられている場合に(ステップB2でNO)、電池切れまでには余裕があり(ステップB3でNO)、受信状態も良好で(ステップB4でNO)、通話中でもなければ(ステップB5でNO)、CPU1は、映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85に“通常駆動指令”を与えて通常のデコード処理を指示したのち、これらの処理結果を取得して出力させる(ステップB6)。
このようにテレビ放送を通常に受信出力している状態において、CPU1は、何らかの操作が行われるまで操作待ち状態となるが(ステップB7)、いま、チャンネル切替操作が行われた場合には(ステップB8でYES)、上述のステップB1に戻ってチャンネル切り替えが行われ、また、テレビオフ操作(終了操作)が行われた場合には(ステップB9でYES)、このフローから抜けるが、その他の操作が行われた場合には(ステップB9でNO)、当該操作に対応する処理として、例えば、予約録画設定、音量調整などが行われる(ステップB10)。
以上のように、この第2実施例においては、現在の選択チャンネルが省エネチャンネルに切り替えられたときに、テレビ放送受信部8を省電力制御することにより、効果的な節電が可能となる。すなわち、好みチャンネル以外のチャンネル視聴時あるいはニュースチャンネルのように画質、音質を重視せず、放送内容を把握できればよいようなチャンネルの視聴時には、特別な操作を行うことなく映像、音声の一方に出力を限定しなくても、電力消費を確実に抑えることができる。
電池残量が所定値以下に達したときに、テレビ放送受信部8を省電力制御することにより、テレビ視聴時間を延ばすことができる。また、放送電波の受信レベルが所定値以下に達したときに、テレビ放送受信部8を省電力制御することにより、効果的な節電が可能となる。すなわち、電波の受信状態が悪い場合には、高画質、高音質で出力する必要がないために、高画質、高音質で出力する代わりに省電力制御を行うことで、受信不良時の節電が可能となる。また、テレビ放送を受信出力しながら通話しているときに、テレビ放送受信部8を省電力制御することにより、効果的な節電が可能となる。すなわち、通話中はテレビに集中しない場合が多いので、高画質、高音質で出力する代わりに省電力制御を行うことで、通話中での節電が可能となる。
また、上述した第1実施例と同様、テレビ放送受信部8は、一定の間隔(例えば、2秒間隔)毎に間欠的に動作するデコード間引き動作を行うことにより、放送内容の把握に支障がない程度で電力消費を効果的に抑えることができる。映像信号デコーダ部83は、受信した各映像フレームの中から特定フレーム(Iフレーム)をデコード処理の対象として選択することによって他のフレームを間引く間引き制御を行ったり、Iフレームを所定周期で間引くことによってIフレームのデコード処理を間欠的に行うことにより、放送内容の把握に支障がない程度で電力消費を効果的に抑えることができる。
また、CPU1は、デコードする映像信号デコーダ部83、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85のうち、少なくとも何れかを間欠的に動作させることによって間引き制御を行うことにより、例えば、映像が高画質であれば、音質は粗くてもよい場合、逆に、高音質であれば、映像は粗くてもよい場合などに対応可能となる。
なお、上述した第2実施例においては、予め省エネチャンネルを任意に設定するようにしたが、省エネチャンネル以外のチャンネルを任意に設定するようにしてもよい。また、装置の現在の状態として、電池残量、テレビ電波の受信状態、通話中を例示したが、GPS(Global Positioning System)受信部から現在位置を取得すると共に、時計部から現在時刻を取得し、この現在位置及び現在時刻から現在の行動を予測し、例えば、電車内に居る場合には、高音質で粗い表示を行うようにしてもよい。
なお、上述した各実施例においては、音声信号デコーダ部84、文字信号デコーダ部85を省電力制御する場合に、その何れかのデコード部の動作を2秒間停止させ、2秒間動作させる2秒間隔毎の間欠的な動作を行わせる省電力制御を例示したが、この間欠動作の時間間隔は、2秒間隔に限らず、任意であると共に、ユーザが任意に設定可能としてもよい。また、映像信号デコーダ部83は、デコード処理の対象となる特定フレーム(Iフレーム)を所定周期(例えば、5回に1回の割合)で間引くようにしたが、このデコード間引きの周期も、任意であると共に、ユーザが任意に設定可能としてもよい。
その他、上述した各第2実施例においては、テレビ付きの携帯電話装置に適用した場合を示したが、携帯電話装置に限らず、例えば、テレビ付きのPDA・電子カメラ・電子腕時計・音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。また、携帯端末装置に限らず、固定式テレビ放送受信機(テレビ放送視聴装置)に適用可能であることは、勿論である。
テレビ放送視聴装置として適用したテレビ付き携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 テレビ放送受信部8の構成を示したブロック図。 番組ジャンルテーブルGTを説明するための図。 テレビオン操作に応答して実行開始されるテレビ処理を示したフローチャート。 図4に続く、フローチャート。 図4に続く、フローチャート。 第2実施例において、テレビオン操作に応答して実行開始されるテレビ処理を示したフローチャート。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
5 電話通信部
6 スピーカ
8 テレビ放送受信部
9 表示部
10 キー操作部
11 録画部
81 チューナ
82 多重化信号分離部
83 映像信号デコーダ部
84 音声信号デコーダ部
85 文字信号デコーダ部
GT 番組ジャンルテーブル

Claims (15)

  1. テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力するテレビ放送視聴装置であって、
    ユーザ操作に応じて選択チャンネルを切り替えるチャンネル切替手段と、
    前記テレビ放送を省電力で視聴させる省電力モードであるか否かを判別する省電力判別手段と、
    現在の選択チャンネルで放送されている番組のジャンルを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって得られた番組ジャンルが予め決められている特定ジャンルであるか否かを判別するジャンル判別手段と、
    前記現在の選択チャンネルでどのような内容の放送が行われているかを判別する内容判別手段と、
    前記デコード処理を省電力制御する制御手段と、
    前記制御手段がデコード処理を省電力制御している場合には、省電力制御の実行中であることを示す情報を表示画面上に案内表示する表示手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    (a)前記省電力判別手段によって省電力モードであると判別され、かつ、前記ジャンル判別手段によって特定ジャンルであると判別された場合、前記取得手段によって得られた番組ジャンルに応じて前記デコード処理を省電力制御し、
    (b)前記省電力判別手段によって省電力モードでないと判別され、かつ、前記ジャンル判別手段によって特定ジャンルでないと判別された場合、前記内容判別手段によって判別された放送内容に応じて前記デコード処理を省電力制御する、
    ことを特徴とするテレビ放送視聴装置。
  2. テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力するテレビ放送視聴装置であって、
    ユーザ操作に応じて選択チャンネルを切り替えるチャンネル切替手段と、
    前記テレビ放送を省電力で視聴させる省電力モードであるか否かを判別する省電力判別手段と、
    前記テレビ放送の受信信号のレベルが所定値以下であるか否かを判別するレベル判別手段と、
    前記省電力判別手段によって省電力モードであると判別され、かつ、前記レベル判別手段によって前記受信信号のレベルが所定値以下であると判別された場合、前記デコード処理を省電力制御する制御手段と、
    前記制御手段がデコード処理を省電力制御している場合には、省電力制御の実行中であることを示す情報を表示画面上に案内表示する表示手段と、
    を具備したことを特徴とするテレビ放送視聴装置。
  3. テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力するテレビ放送視聴装置であって、
    ユーザ操作に応じて選択チャンネルを切り替えるチャンネル切替手段と、
    前記テレビ放送を省電力で視聴させる省電力モードであるか否かを判別する省電力判別手段と、
    アンテナを介して電話通信を行う電話通信手段と、
    前記電話通信手段によって通話中であるか否かを判別する通話判別手段と、
    前記省電力判別手段によって省電力モードであると判別され、かつ、前記通話判別手段によって通話中であると判別された場合、前記デコード処理を省電力制御する制御手段と、
    前記制御手段がデコード処理を省電力制御している場合には、省電力制御の実行中であることを示す情報を表示画面上に案内表示する表示手段と、
    を具備したことを特徴とするテレビ放送視聴装置。
  4. 現在の選択チャンネルが特定チャンネルか否かを判別するチャンネル判別手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記チャンネル判別手段によって特定チャンネルが選択されたことが判別された場合に、前記デコード処理を省電力制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のテレビ放送視聴装置。
  5. 前記特定チャンネルは、ユーザ操作によって予め任意に選択されたチャンネルである、
    ことを特徴とする請求項記載のテレビ放送視聴装置。
  6. 電源電池の残量が所定量以下であるか否かを判別する残量判別手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記残量判別手段によって判別された電池残量が所定量以下の場合に、前記デコード処理を省電力制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のテレビ放送視聴装置。
  7. 前記選択チャンネルのテレビ放送を受信してデコード処理した結果の出力信号に基づいてコマーシャル放送中か否かを判別するコマーシャル放送判別手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記コマーシャル放送判別手段によってコマーシャル放送中であることが判別された場合に、前記デコード処理を省電力制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のテレビ放送視聴装置。
  8. 前記制御手段は、デコード処理を間欠的に動作させることによって省電力制御を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のテレビ放送視聴装置。
  9. 前記制御手段は、符号化された映像信号を受信してデコード処理する際に、受信した各映像フレームの中から特定フレームをデコード処理の対象として選択することによって他のフレームを間引く間引き制御を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項記載のテレビ放送視聴装置。
  10. 前記制御手段は、デコード処理の対象となる特定フレームを所定周期で間引くことによって当該特定フレームのデコード処理を間欠的に動作させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項記載のテレビ放送視聴装置。
  11. 多重化されている放送信号から分離された映像信号、音声信号、文字信号を個別にデコードする映像信号デコード部、音声信号デコード部、文字信号デコード部を有し、
    前記制御手段は、前記映像信号デコード部、音声信号デコード部、文字信号デコード部のうち、少なくともその何れかを間欠的に動作させることによって省電力制御を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載のテレビ放送視聴装置。
  12. 前記省電力制御の有効・無効が任意に選択設定されている状態において、前記制御手段は、前記選択設定されている有効、無効に応じて省電力制御の実行可否を決定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載のテレビ放送視聴装置。
  13. コンピュータに、テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力するテレビ放送の視聴を実現させるプログラムであって、当該プログラムは、当該コンピュータに、
    ユーザ操作に応じて選択チャンネルを切り替えるチャンネル切替機能と、
    前記テレビ放送を省電力で視聴させる省電力モードであるか否かを判別する省電力判別機能と、
    現在の選択チャンネルで放送されている番組のジャンルを取得する取得機能と、
    前記取得機能によって得られた番組ジャンルが予め決められている特定ジャンルであるか否かを判別するジャンル判別機能と、
    前記現在の選択チャンネルでどのような内容の放送が行われているかを判別する内容判別機能と、
    前記デコード処理を省電力制御する制御機能と、
    前記制御機能がデコード処理を省電力制御している場合には、省電力制御の実行中であることを示す情報を表示画面上に案内表示する表示機能と、を実現させ、
    前記制御機能は、
    (a)前記省電力判別機能によって省電力モードであると判別され、かつ、前記ジャンル判別機能によって特定ジャンルであると判別された場合、前記取得機能によって得られた番組ジャンルに応じて前記デコード処理を省電力制御し、
    (b)前記省電力判別機能によって省電力モードでないと判別され、かつ、前記ジャンル判別機能によって特定ジャンルでないと判別された場合、前記内容判別機能によって判別された放送内容に応じて前記デコード処理を省電力制御する、
    ように実現させるためのプログラム。
  14. コンピュータに、テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力するテレビ放送の視聴を実現させるプログラムであって、当該プログラムは、当該コンピュータに、
    ユーザ操作に応じて選択チャンネルを切り替えるチャンネル切替機能と、
    前記テレビ放送を省電力で視聴させる省電力モードであるか否かを判別する省電力判別機能と、
    前記テレビ放送の受信信号のレベルが所定値以下であるか否かを判別するレベル判別機能と、
    前記省電力判別機能によって省電力モードであると判別され、かつ、前記レベル判別機能によって前記受信信号のレベルが所定値以下であると判別された場合、前記デコード処理を省電力制御する制御機能と、
    前記制御機能がデコード処理を省電力制御している場合には、省電力制御の実行中であることを示す情報を表示画面上に案内表示する表示機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  15. コンピュータに、テレビ放送の受信信号をデコード処理して出力するテレビ放送の視聴を実現させるプログラムであって、当該プログラムは、当該コンピュータに、
    ユーザ操作に応じて選択チャンネルを切り替えるチャンネル切替機能と、
    前記テレビ放送を省電力で視聴させる省電力モードであるか否かを判別する省電力判別機能と、
    アンテナを介して電話通信を行う電話通信機能と、
    前記電話通信機能によって通話中であるか否かを判別する通話判別機能と、
    前記省電力判別機能によって省電力モードであると判別され、かつ、前記通話判別機能によって通話中であると判別された場合、前記デコード処理を省電力制御する制御機能と、
    前記制御機能がデコード処理を省電力制御している場合には、省電力制御の実行中であることを示す情報を表示画面上に案内表示する表示機能と、
    を実現させるためのプログラム。
JP2006213104A 2006-08-04 2006-08-04 テレビ放送視聴装置及びプログラム Expired - Fee Related JP4525644B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006213104A JP4525644B2 (ja) 2006-08-04 2006-08-04 テレビ放送視聴装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006213104A JP4525644B2 (ja) 2006-08-04 2006-08-04 テレビ放送視聴装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008042444A JP2008042444A (ja) 2008-02-21
JP4525644B2 true JP4525644B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=39176996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006213104A Expired - Fee Related JP4525644B2 (ja) 2006-08-04 2006-08-04 テレビ放送視聴装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4525644B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008259036A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信装置および受信方法
JP4522439B2 (ja) * 2007-07-11 2010-08-11 パナソニック株式会社 電子機器
JP2011066571A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Toshiba Corp 映像・音声再生装置
JP5473090B2 (ja) * 2012-05-30 2014-04-16 パナソニック株式会社 電子機器及び処理切替プログラム
JP2014165687A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Nec Access Technica Ltd デジタル放送受信装置、方法及びプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003264767A (ja) * 2001-12-28 2003-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ再生装置及びデータ再生方法
JP2005192018A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Seiko Epson Corp 受信機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003264767A (ja) * 2001-12-28 2003-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ再生装置及びデータ再生方法
JP2005192018A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Seiko Epson Corp 受信機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008042444A (ja) 2008-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101174659B1 (ko) 방송수신 휴대용 단말기 및 그의 방송정보 서비스 방법
US20070074248A1 (en) Remote controller for portable digital broadcasting receiver
JP5026294B2 (ja) コンテンツ再生装置
KR20080029088A (ko) 티브이 및 이를 이용한 선호 채널 제공 방법
JP2007005873A (ja) 放送受信装置、表示制御方法
JP4525644B2 (ja) テレビ放送視聴装置及びプログラム
KR101377885B1 (ko) 영상표시기기에서 외부입력 라벨 표시 장치 및 방법
KR101370347B1 (ko) 방송수신장치 및 그 제어방법
US20090055873A1 (en) Advertisement-free program recording method and system for mobile device
KR100754588B1 (ko) 디지털 멀티미디어 방송 서비스 중 방송 다시보기를 위한디지털 멀티미디어 방송 단말기 및 방법
JP2012130048A (ja) テレビ放送視聴装置及びプログラム
JP2004336312A (ja) デジタル放送受信装置、プログラム及び記録媒体
JP2008042234A (ja) テレビ放送視聴装置及びプログラム
JP4768592B2 (ja) 放送受信装置及びプログラム
KR100836611B1 (ko) 방송 프로그램을 배경화면으로 설정하는 방법 및 장치,이를 이용한 휴대용 단말기
KR100896435B1 (ko) 디지털 방송 데이터 처리 방법 및 장치
JP2000322786A (ja) 映像音声信号記録装置
JP2004128775A (ja) テレビ放送受信機能付きリモコン装置及びプログラム
JP2013197769A (ja) 放送受信装置、放送受信方法及びプログラム
JP2008005224A (ja) テレビ受像機及びプログラム
US20120294375A1 (en) Digital Broadcasting Receiver
JP3663144B2 (ja) デジタルテレビ放送受信機
JP2006180179A (ja) テレビジョンセット
KR20080050657A (ko) 동영상 탐색 시스템 및 그 방법.
US20040139479A1 (en) Content Receiving apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080428

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080430

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100524

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees