JP4524665B2 - 撮像装置、情報処理方法、プログラム - Google Patents

撮像装置、情報処理方法、プログラム Download PDF

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本発明は、撮像により得た画像情報を記憶媒体に記録するようにされた撮像装置と、このような撮像装置に適用可能な情報処理方法に関する。また、この情報処理方法を実現し、撮像装置などに実行させるプログラムに関する。
デジタルスチルカメラなどの撮像装置では、撮影モード時においては本体背面側に設けられた表示部のほぼ全領域に対してフルサイズで撮像画像を表示させるようにしている。このようにして表示部に表示される撮像画像がいわゆるモニタ画像といわれるもので、ユーザ(撮影者)は、このモニタ画像を見ながら構図などを決めて撮影を行うことができる。
また、上記のようにして撮影された画像は、例えば所定形式の静止画像ファイルの単位で管理されるようにして、デジタルスチルカメラに装填されたリムーバブルの記憶媒体、あるいは内蔵の記憶媒体で記録されるようになっている。そして、これらの記憶媒体に記憶された画像ファイルは、例えば表示部に表示させてその画像内容を確認することができる。画像ファイルを表示部に対して表示出力させる際には、モニタ画像と同様に、表示部に対してフルサイズで表示させることが行われる。また、画像ファイルの画像をフルサイズよりも縮小したいわゆるサムネイル画像を所定規則に従って配列することにより、記録媒体に記録された画像ファイルの一覧表示を行うこともできるようにされている。
また、上記のようにして記憶媒体に記録された画像ファイルを複数利用して合成を行うような編集は、記憶媒体に記憶されたファイルをパーソナルコンピュータのHDD(ハードディスク)などにコピー、又は移動させたうえで、パーソナルコンピュータの画像編集用のアプリケーションソフトウェアを用いて行うことが通常である。
特開平6−105193号公報
上記のようなパーソナルコンピュータによる画像編集は、一般に高機能であって実に多様な編集結果が得られるが、その反面で、例えばパーソナルコンピュータなどのハードウェアと、これにインストールされるアプリケーションソフトウェアが必要であり、例えばコストが高くつくことや、システム、作業がおおがかりで比較的複雑で面倒なものになってしまうというデメリットがある。
本願発明は、撮像装置で完結する撮影画像を利用した編集機能として、これまでよりも高度なものを提供できるようにすることを目的とする。
そこで本発明は上記した課題を考慮して、撮像装置として次のように構成する。
つまり、操作に応じて、撮像により得られた画像情報である撮像画像情報を取得する撮像手段と、上記撮像手段により取得された撮像画像情報の画像を配置用画像として、この配置用画像を、所定の画像表示領域範囲内に配置させるようにした配置表示を行う表示制御手段と、上記配置表示の内容が再現されるようにして再生出力が行われるようにするための情報である配置表示情報を作成する情報作成手段と、上記配置表示情報を記憶媒体に記憶させる記憶制御手段と、を備え、上記情報作成手段は、上記配置表示情報として、上記配置用画像の撮像画像情報であって、上記記憶媒体への記録に適合させた形式とした記録用撮像画像情報と、この記録用撮像画像情報を利用して上記配置表示が再現されるようにするための、上記記録用撮像画像情報ごとについての所定の表示出力態様を指定する指定情報を有して形成される表示制御情報とを形成するようにされ、上記表示制御情報が有する記録用撮像画像情報ごとの上記指定情報は、上記画像表示領域範囲内における画像の配置位置を指示する位置情報、上記配置用画像としての表示サイズを指示するサイズ情報、上記配置用画像が重なって配置されるときの、重なり順を指示する重なり順情報として形成される、こととした。
上記構成によれば、撮像時においては、撮像により得られた撮像画像情報の画像を、所定の画像表示領域範囲内に対して配置させるという配置表示が、撮像装置にて行われることになる。つまり、撮像時におけるモニタ画像が上記配置表示となるものである。従って、撮像時のモニタ画像としては、撮像操作を行うごとに、所定の画像表示領域範囲に対して、撮像を行った画像が貼り付けられるようにして表示態様が変化していくようにされる。そして、このようにして表示されるモニタ画像の表示内容が後で再現されるようにして、記憶媒体に対する情報記録が行われる。この場合、上記しているようなモニタ画像を表示させながら撮像操作を行うということは、上記所定の画像表示領域範囲を台紙的なものに見立てて、撮像した画像を貼り付けていくような編集を、そのときの撮像により得られた撮像画像情報を利用してリアルタイムで行っているということがいえる。そして、記憶媒体への情報記録により、編集結果が保存され、この後において、そのときの配置表示の内容が再現可能となる。
このようにして本発明は、台紙としての画像表示領域範囲に撮像した画像を貼り付けていくものとして捉えることのできる画像編集を、撮像装置単体で完結するようにして実行させることが可能とされる。つまり、撮像装置単体で可能な撮像画像対象の編集機能としてはこれまでよりも高度なものを、撮像操作に応じてリアルタイムで行わせていくようにすることで、手軽に実現しているものであり、これにより、撮像装置としての利便性、娯楽性が高まることになる。
図1は、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)としての装置である、デジタルスチルカメラの外観例を示している。
この図においては、本実施の形態のデジタルスチルカメラ1についての背面の様子を平面図により示している。この図に示されるようにして、デジタルスチルカメラ1の背面においては、表示画面部7Aが表出するようにして設けられる。この表示画面部7Aは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスの表示画面となる部位とされる。また、表示画面部7Aのサイズは、デジタルスチルカメラ1の実際のサイズにもよるが、例えば2型〜3型前後程度であるのが一般的である。撮像時においては、この表示画面部7Aに撮像画像が表示されるようになっており、撮影者であるユーザは、ビューファインダの代わりに、この表示画面部7Aに表示される画像を見ながら写真撮影を行うことができる。また、例えば所定の記憶媒体20に記録された撮像画像などの画像データを、画像として再生して表示出力させることもできるようになっている。さらには、例えば、デジタルスチルカメラ1についての各種設定を行うための操作画面なども表示するようにされる。
また、デジタルスチルカメラ1には、写真撮影その他必要な操作のために各種操作子が設けられる。図1では、これらの操作子のうち、以降の実施の形態としての説明に関連するものを含む主要な操作子を示している。
シャッターボタン31は、撮像画像を写真画像として記録するための操作子である。シャッターボタン31が操作されることに応じて、その操作に応じたタイミングで得られていた撮像画像が、例えば所定形式の静止画像データとして、デジタルスチルカメラ1に装填、あるいは内蔵される記憶媒体に書き込まれて記憶される。
ズームキー32は、撮像画像の画角を変更するために用いられる操作子であり、例えば、ワイド(W:Wide)側に対して操作を行えば画角が拡大した撮像画像となり、望遠(T:Tele)側に対して操作を行えば画角が狭くなって望遠の撮像画像になる。なお、ズームキー32は、デジタルスチルカメラ1の動作モードに応じて、画角変更以外の操作に割り当てられることがある。
この場合の十字キー部33は、上キー33a、下キー33b、左キー33c、右キー33dの他、センターキー33eを加えて成る。上キー33a、下キー33b、左キー33c、右キー33dは、それぞれ、上下左右方向に対応した位置関係により配置され、これらのキーを操作することにより、それぞれ上下左右の方向を択一的に指定するようにされる。また、この場合のセンターキー33dは、上下左右キーに対して中央となる位置に配置され、例えば選択決定などの意義の操作などに用いられる。
また、この図では、ボタンキー34,35,36も示されている。これらのボタンキー34,35,36は、単純に押圧/解除が可能なキーとされている。
上記十字キー部33、及びボタンキー34,35,36も、そのときのデジタルスチルカメラ1の動作モード等に応じて、機能割り当ての意義(キーアサインともいわれる)は異なってくるものとされる。
なお、この図に示すデジタルスチルカメラ1の操作子の構成は、あくまでも一例であって、実際においては、図1に示す以外の操作子が設けられてかまわない。また、この図1において図示されていないデジタルスチルカメラ1の前面側には、例えば撮像光学系であるカメラレンズ部などが前方を撮像方向とするようにして備えられる。
図2は、本実施の形態としてのデジタルスチルカメラ1の構成例を示すブロック図である。
この図に示すデジタルスチルカメラ1において、光学系部2は、撮像レンズ、絞りなどを備えて成り、入射された光を撮像光として、光電変換部3に結像させる。また、光学系部2においては、フォーカス(焦点)調整のためのフォーカス調整機構や、絞り値に応じて絞りを可変する絞り可変機構などを備えているものとされ、このような機構部の駆動は、カメラ機能部6から出力される駆動信号によって行われる。カメラ機能部6は、CPU10の制御に応じて、しかるべきフォーカス状態や絞りの状態等が得られるように所要の駆動信号を出力するようにされている。
また、例えば光学ズーム機能を与えることとした場合には、光学系部2においてズームレンズを移動させるズーム機構を設けると共に、上記と同様にして、CPU10の制御に応じて上記ズーム機構を移動させる駆動部を設けるようにすればよい。さらに、カメラ機能部6として、ストロボを設けたうえで、ストロボ発光機能を与えるように構成することもできる。
光電変換部3は、例えば光電変換素子であるCCD(Charge Coupled Device)、あるいはCMOSセンサ等を備えて構成され、光学系部2から入射されて受光面にて結像された撮像光を光電変換することで撮像信号を生成して画像信号処理部4に出力する。撮影時においては、例えば露出設定結果に応じて決定されるシャッター速度の指示が、CPU10から画像信号処理部4に通知される。画像信号処理部4では、通知されたシャッター速度に対応する走査タイミング信号を光電変換部3に出力する。光電変換部3は、この走査タイミング信号に応じて走査を行うようにして、光電変換処理を実行して映像信号を出力するようにされる。
画像信号処理部4は、光電変換部3から入力されたアナログの映像信号について、例えばゲイン調整、サンプルホールド処理を施すことによって波形整形を行ったうえで、A/D変換を行うことで、デジタルとしての画像信号データに変換する。そして、この変換処理によって得られたデジタル画像信号について、例えば、カラー表示に対応する表示用輝度データ(表示用画像データ)の生成処理などをはじめ、表示部7にて表示が行われるようにするための画像信号処理を実行する。これに伴い、画像信号処理部4では、CPU10の制御に応じてキャラクタ画像なども撮像画像に重畳して表示可能なように、いわゆるオンスクリーンディスプレイのための信号処理も実行可能とされている。
表示部7として採用される実際のディスプレイデバイスについては特に限定されるべきものではないが、現状においては、前述もしたように、広くLCDが採用されている。
また、画像信号処理部4は、光電変換部3から入力されたアナログ画像信号を変換して得たデジタル画像信号について、例えば所定方式による画像データ圧縮処理を施して、圧縮画像データを生成することも可能とされている。この圧縮画像データは、記録用データとして、例えばCPU10の制御によってメディアコントローラ13に転送される。なお、この図では、記録用データは、CPU10を介するようにしてメディアコントローラ13に転送される形態として示されている。
また、画像信号処理部4では、光電変換部3から入力された画像(映像)信号や、後述する記憶媒体20から読み出された画像データなどを、所定方式のアナログ画像信号又はデジタル画像信号に変換して、画像入出力部5を介して外部機器などに出力可能とされている。
また、この画像入出力部5は、外部から所定方式の画像信号を入力可能ともされており、この入力した画像信号を画像信号処理部4の処理を経て表示部7に表示させることが可能とされる。また、画像信号処理部4は、画像入出力部5が入力した画像信号について、光電変換部3から入力されたアナログ画像信号と同様にして、記録用データに変換してメディアコントローラ13に転送することもできる。
これに対応して、画像入出力部5は、例えば所定方式に従った映像(画像)信号出力端子/映像信号入力端子を備える。
メディアコントローラ13は、CPU10との連携により、所定の記憶媒体(メディア)20に対応して、データ処理に関する制御処理を実行可能に構成される。ここでいう記憶媒体20に対するデータ処理とは、記憶媒体20のフォーマット処理や、記憶媒体20の記憶領域に対するファイル及びファイル管理のための情報(ファイル管理情報)などの書き込み/読み出し処理など、記憶媒体20に記憶されるべきデータに関連する何らかの処理をいう。
なお、ここでの記憶媒体20の種類としては特に限定されるべきものではないが、現状においては、フラッシュメモリなどによるリムーバブルの記憶媒体を挙げることができる。このようなリムーバブルの記憶媒体に対応するメディアコントローラ13の具体的構成としては、装填された記憶媒体に対してデータの書き込み、読み出しを直接的に実行するドライブとしての物理デバイスと、このドライブとCPU10との間の通信を実現するためのプログラムなどとされる。
また、例えば記憶媒体20に記憶されている静止画の画像ファイルを再生するときには、CPU10及びメディアコントローラ13は、指定された画像ファイルにアクセスして読み出しを行い、画像信号処理部4に転送する。
このようにして画像ファイルが転送されてきた場合、画像信号処理部4は、この静止画ファイルの画像が表示部7にて再生表示されるように、画像信号処理を実行する。
また、本実施の形態のデジタルスチルカメラ1は、音声処理部8及び音声入出力部9を備えることで、音声信号の入出力も可能とされている。
音声入力については、音声入出力部9としてマイクロフォンなどを備え、外部音声の収音を行って音声信号に変換して音声を入力するようにされる。あるいは、音声信号入力端子などを備えて外部のオーディオ機器などからオーディオ信号を入力する。そして、このようにして入力した音声信号を音声処理部8に出力する。音声処理部8は、所定形式に符号化されたデジタルオーディオデータに変換するなどの音声信号処理を施す。このデジタルオーディオデータは、CPU10の制御によって、例えば静止画データに付随する所定形式のオーディオデータや、所定形式のオーディオデータファイルなどの記録データとして、例えば上記のようにして記憶媒体20に記憶させることが可能とされる。
また、上記のようにして記憶媒体20に記憶されたオーディオデータを、音声処理部8及び音声入出力部9により音声として再生出力することも可能とされる。例えば、CPU10は、記憶媒体20からオーディオデータを読み出して音声処理部8に転送する。音声処理部8は、転送されてきたオーディオデータの形式に応じた復号処理など所要の音声信号処理を施して、アナログ音声信号として音声入出力部9に出力する。音声入出力部9は、スピーカあるいはヘッドフォン端子などを備え、例えば音声処理部8から入力された音声信号を増幅してスピーカを駆動し、再生音声を出力する。あるいは、ヘッドフォン端子に供給する。また、例えば記憶媒体20から再生されたオーディオデータは、音声処理部8の音声信号処理を経た後に、音声入出力部9を介して、外部に対して所定形式のオーディオ信号、オーディオデータとして出力することも可能とされている。この場合、音声入出力部9としては、音声処理部8から出力されるオーディオ信号、オーディオデータの形式に対応するオーディオ出力端子を備えることになる。
CPU(Central Processing Unit)10は、プログラムを実行することでデジタルスチルカメラ1についての各種制御処理を実行する。ROM11は、CPU10が実行する各種プログラムのほか、CPU10が処理を実行するのに使用する各種設定情報などが記憶されている。RAM12は、CPU10がプログラムに従った処理を実行するときの作業領域として使用されるもので、各種の演算処理結果などのデータが保持される。
また、不揮発性メモリ12aは、例えばフラッシュメモリなどをはじめとした、電源供給が停止しても記憶内容が消去されない性質のメモリ素子により形成され、CPU10の制御によって、データの書き込み/読み出しが実行される。この不揮発性メモリ12aに記憶されるべきデータ(情報)としては、例えば操作や機器の動作結果などに応じて変更(書き換え)が行われる設定情報などが一般的であるが、特に限定されるものではなく、実際のデジタルスチルカメラ1の仕様などに応じて各種所要の情報を記憶することとされればよい。
この場合の操作入力部15は、図1に示した操作子を含み、デジタルスチルカメラ1に備えられる各種操作子を一括して示しているものとされる。例えば、この操作入力部15における操作子としては、写真撮影時に操作されるシャッターボタン、撮影モードなどを選択する操作子、パラメータ値のアップ/ダウンを行うための操作子などが含まれる。また、操作入力部15として、例えば表示部7の表示画面を利用したGUIとしての入力操作を実現するための構成を備えるようにしてもよい。
通信部16は、CPU10の制御に応じて、所定のデータ通信方式により外部デバイスと通信を行うためのハードウェア、ソフトウェアを実装して構成される部位である。この通信部16が対応するデータ通信方式としては、有線、無線を問わず特に限定されるべきものではなく、また、対応するデータ通信方式の数も限定されるべきものでない。現状であれば、データ通信方式としては、有線ではEthernet(商標)などのネットワーク、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394などのデータバス規格などを挙げることができる。また、無線であれば、Bluetooth(商標)などのデバイス間近距離無線通信、IEEE802.11a/b/gなどの無線LAN(Local Area Network)規格を挙げることができる。
電源部17は、デジタルスチルカメラ1における各種のハードウェアデバイスに対して動作電源を供給するもので、例えばバッテリや電源アダプタからの電力供給を受けて動作する電源回路などを備えて構成される。
上記のようにして構成される本実施の形態のデジタルスチルカメラ1では、写真を撮影するための撮影モードとして、写真撮影としての撮像操作を行いながら、撮像画像についての所定内容の編集を同時的に実行できるモードを備える。本実施の形態では、この撮影モードについて、以降説明するようにして、台紙としてみることのできる所定範囲の画像表示領域における任意の位置に対して撮像画像を貼り付けるようにして配置(レイアウト)させる編集が行われ、上記台紙については、ユーザ(撮影者)に対してはキャンバスと称して提供することに基づいて、キャンバス撮影モードということにする。
先ず、図3〜図5によりキャンバス撮影モードにおける操作手順と、キャンバス撮影モード時におけるモニタ画像の表示態様例について説明する。ここでのモニタ画像とは、撮影モード時において、そのときに撮像されている画像の表示を伴う表示画面部7A全体としての表示を指す。
図3(a)は、通常撮像モードにおける表示画面部7Aのモニタ画像の表示内容例を示している。通常撮影モードにおいては、モニタ画像として、例えば表示画面部7Aの表示画面サイズ全体に対して、そのときの光学系部2により撮像されている撮像画像が表示されるようになっている。この状態から、同じ図3(a)に示すようにして、所定操作によりメニュー表示100を呼び出して、キャンバス撮影モードをオフ(OFF)からオン(ON)に切り換えたとされると、デジタルスチルカメラ1は、キャンバス撮影モードに移行することになり、表示画面部7Aに表示されるモニタ画像は、図3(b)に示すようにして、キャンバス撮影モードに対応したもの(キャンバス撮影対応モニタ画像)に変化する。
図3(b)においては、先ず、表示画面部7Aにおける表示領域全体の範囲が、キャンバスとしての背景となる。そして、そのキャンバスの上に、そのときに光学系部2により撮像されている撮像画像が、レイアウト設定対象画像(配置用画像)101Aとして所定サイズに縮小されるようにして表示される。このレイアウト設定対象画像101Aの縁部に対しては、図示するようにしてレイアウト設定枠102Aとしての枠が配置表示されることで現在の撮像画像の表示部分であることを強調して示すようにされる。また、ここでは、レイアウト設定枠102Aの四辺ごとに対応して、移動可能方向を示す三角形表示が行われている。
キャンバス撮影モードにおいては、このレイアウト設定枠102Aにより縁取りされたレイアウト設定対象画像101Aを、十字キー部33の上キー33a、下キー33b、左キー33c、右キー33dに対する操作に応じて、キャンバス上で上下左右のいずれかの方向に対して移動させることが可能とされている。つまり、撮影者であるユーザは、十字キー部33の上下左右キーの操作により、レイアウト設定対象画像101Aをキャンバス上の任意の位置に移動させることができる。ここでは、例えば図3(b)から図3(c)への遷移として示すようにして、レイアウト設定対象画像101Aを移動させた状態が示されている。そして、例えば図3(c)に示される表示状態の下で、シャッターボタン31を操作したとする。このときのシャッターボタン31に対する操作は、レイアウト設定対象画像101Aを写真として撮影して、このキャンバス撮影対応モニタ画像に固定させるための操作となる。
上記シャッターボタン31の操作に応じて、キャンバス撮影対応モニタ画像は、図3(c)から図4(a)に示すようにして変化する。つまり、図3(c)においてレイアウト設定対象画像101Aとされていたそれまでの撮像画像は、その位置にて写真画像として固定されるようにして表示されることになる。また、それまで縁取り表示されていたレイアウト設定枠100Aの表示は消去されて、撮像画像部分のみが表示されるようになる。ここでは、このようにして写真として固定表示された撮像画像を、レイアウト確定画像103Aとしている。
そして、このレイアウト確定画像103Aとともに、新たな2枚目としてのレイアウト設定対象画像101Bが表示されることになる。このレイアウト設定対象画像101Bも、そのときに光学系部2により撮像されている撮像画像が表示され、レイアウト設定枠102Bによる縁取り表示が行われる。なお、以降において、レイアウト設定対象画像について何枚目であるかは問わずに、一般的に指す場合には、符号の末尾に付している順番に対応したA,B・・のアルファベットを省略して、レイアウト設定対象画像101と記載し、これに応じて、レイアウト設定枠についても、レイアウト設定枠102と記載する。また、次に説明するレイアウト確定画像103A,103Bについてもこれに準ずることとする。
また、図4(a)においては、レイアウト確定画像103Aの左下隅に対して、レイアウト設定対象画像101Bの右上隅が重なるようにして配置表示されている。ここでは、このレイアウト設定対象画像101Bの位置が、初期的に配置される位置であることになる。本実施の形態において、レイアウト設定対象画像101を初期表示させる位置としては、予め設定した規則に従って定められているものとする。
また、重なり順位についてみると、
レイアウト設定対象画像101Bは、その右上隅が、レイアウト確定画像103Aの左下隅に対して、上から重なるようにして配置表示されている。つまり、このときのレイアウト確定画像103Aとレイアウト設定対象画像101Bとの間での画像の重なり順は、レイアウト設定対象画像101Bが上で、レイアウト確定画像103Aがその下となるようにされている。これは、画像(レイアウト確定画像103、レイアウト設定対象画像101)の撮影時間に対応しているものとされ、撮影時間的に過去のものとなるほど、重なり順は下となるようにされている。
但し、本実施の形態としては、所定操作により、キャンバス撮影対応モニタ画像内に表示される画像(レイアウト確定画像103、レイアウト設定対象画像101)の重なり順を変更することが可能とされている。例えば、図4(a)の表示状態のもとであれば、レイアウト確定画像103Aが、レイアウト設定対象画像101Bの上に重なる態様で表示されるように重なり順を変更できる。
また、この図では、下側画像の上側画像と重なり合う部分は、上側画像により完全に見えなくなるようにされているが、例えば画像を形成する画素データについて透明度を設定するなどして、下側画像の上側画像と重なり合う部分について、上側画像が透けて見えるような表示態様とすることも考えられる。
また、先の図3(b)(c)の説明から分かるように、レイアウト設定対象画像(101)は、十字キー部33の上下左右キーに対する操作により移動させることが可能とされているが、さらに、所定操作により、そのサイズ(高さと幅の表示寸法)を変更することができるものとされる。ここでは、このようなサイズの変更は、ズームキー32の操作を割り当てることとしている。例えばズームキー33の望遠(T)キーを操作するとレイアウト設定対象画像101のサイズが拡大し、ワイド(W)キーを操作するとそのサイズが縮小するようになっている。また、このズームキー32の操作によるレイアウト設定対象画像101の拡大/縮小は、縦横比が保たれるようにして行われるものとする。もちろん、所定操作によって、レイアウト設定対象画像101の縦方向のみ、あるいは横方向のみの寸法が変更されるようにしてもよいものである。
そこで、ここでは、図4(a)に示される2枚目のレイアウト設定対象画像101Bについてサイズ変更を行って、図4(b)に示すようにして或るサイズにまで拡大をさせることとする。そして、この表示状態のもとで、シャッターボタン31を操作したとすると、図4(b)から図4(c)への遷移として示すように、これまでのレイアウト設定対象画像101Bは、2枚目のレイアウト確定画像103Bとして、1枚目のレイアウト確定画像103Aとともに、キャンバス上で固定的に表示される。そして、これとともに、新たな3枚目のレイアウト設定対象画像101Cが表示されることになる。
以下、同様にして、レイアウト設定対象画像101について配置位置設定、サイズ設定、重なり順設定などの操作を必要に応じて行った上で、シャッターボタン31を操作していくことで、順次、ユーザの意図に沿った配置位置、サイズ、重なり順などにより、レイアウト確定画像103が固定されるようにして配置表示されていく。また、本実施の形態としては、キャンバス撮影対応モニタ画像上で、例えばレイアウト確定画像103を削除する操作が可能とされる。また、そのときのキャンバス撮影モードを設定する以前において撮像した撮像画像ファイルを記憶媒体20から呼び出してレイアウト設定対象画像101として表示させた上で、上記と同様の手順によりレイアウト確定画像103として固定させることも可能とされる。つまり、既に記憶媒体20に記憶されている撮像画像ファイルの画像を、レイアウト確定画像103として追加することができる。つまり、本実施の形態のキャンバス撮影モードでは、キャンバスに対する画像配置に関する編集を行うことができるようにされている。そして、このようにして撮像の操作と共に、配置用画像についての編集を行っていくことで、例えば、図5に示すようなキャンバス撮影対応モニタ画像の表示内容が得られることになる。
そして、例えば図5に示す状態から、例えば再生モードに移行させたり、通常の記録モードに移行させたり、あるいは、メニュー表示に切り換えたりするなどの操作が行われることで、キャンバス撮影モードが終了されたとすると、この図5に示しているとされるレイアウト撮影の表示内容に対応する情報が、1つのキャンバスデータとして扱われるものとして記憶媒体20に保存される。以降は、記憶媒体20に記憶されているキャンバスデータのリストのうちから、任意のデータを選択して再生出力を指示するための操作を行えば、最後に保存されたときのキャンバス撮影対応モニタ画像(ここでは「キャンバス画像」ともいうことにする)の表示内容が再現されることになる。
上記図3〜図5の説明から理解されるように、本実施の形態のキャンバス撮影モードは、撮像により得た複数の画像をキャンバスに貼り付けていく作業を模した画像データ編集を、デジタルスチルカメラ1による撮影と同時併行して行えるようにしたものといえる。
これまでのデジタルスチルカメラなどにおける、撮影とともにリアルタイムに行われる編集としては、例えばモノクロームやセピア色などで撮影するものなどが知られているが、本実施の形態におけるような画像編集機能は撮像画像データを複数利用することから、デジタルスチルカメラで完結して行われると共に、撮影時にリアルタイムで行われる撮像画像関連の編集機能としては、これまでよりも高度であるということがいえる。そして、このような画像編集機能について、図3〜図5により説明したような操作手順により、撮影と併行して行えるようにしていることで、相応に高度でありながらも、簡単で手軽に行えるようにされているものである。また、撮影時においてリアルタイム性をもって編集作業が行われることで、例えば撮影時における撮影者の感覚なども反映されやすくなるという利点もあると考えられる。
続いては、本実施の形態のキャンバス撮影モードを実現するための技術構成例について説明していくこととする。
先ず、図6により、キャンバス撮影モードに対応して記憶媒体20に記憶される情報構造例について説明する。
図6(a)に示されるように、キャンバス撮影モードに対応する情報の種類として、記憶媒体20には、キャンバス管理ファイル200と、撮像画像ファイル201とが少なくとも記憶される。ユーザには、キャンバス撮影モードにより編集した結果は、キャンバスデータとして提示するようにされるが、1つのキャンバスデータの実体は、以降の説明から理解されるように、1つのキャンバス管理ファイル200と、このキャンバス管理ファイル200により指定される撮像画像ファイルとから成る。
キャンバス管理ファイル200は、キャンバスデータと1対1で対応するもので、例えば図6(b)に示す構造を有する。
この図6(b)に示されるキャンバス管理ファイル200は、大きくはヘッダとデータとに分けられる。
ヘッダには、図示しているように、例えばファイル識別子、作成日時、更新日時、及びファイルサイズなどをはじめとする所要の情報項目が所定構造により格納される。
ヘッダにおいて、ファイル識別子は、キャンバス管理ファイル200を個々に識別するための情報であり、キャンバス管理ファイル200ごとに固有となる値が格納される。作成日時は、現キャンバス管理ファイル200に対応するキャンバスデータが最初に作成されたとする日時を示す情報を格納する。また、図3〜図5によっては説明しなかったが、一度作成されたキャンバスデータは、後からの操作により編集し直すことが可能とされている。このような編集のし直しが確定されるのに応じて、キャンバス管理ファイル200におけるデータの内容が変更、更新されることになる。更新日時は、キャンバス管理ファイル200が最後に更新された日時を示す情報を格納する。ファイルサイズは、現キャンバス管理ファイル200のファイルサイズを示す。
キャンバス管理ファイル200のデータは、例えば図示するようにして、撮像画像ファイルIDごとに対して、位置情報、サイズ情報、レイヤ情報などの項目を対応付けた行(組)単位の情報の集合として形成されることとしている。
撮像画像ファイルIDは、キャンバスに配置表示される画像の元となる撮像画像ファイル201を特定するための識別子である。この撮像画像ファイルIDの実際としては、記憶媒体20における撮像画像ファイル201のディレクトリを、相対パスあるいは絶対パスにより示すような情報とすることが考えられる。あるいは、記憶媒体20に記憶される撮像画像ファイルのファイル名について重複がないようにして付与する規則となっているのであれば、撮像画像ファイルのファイル名などとすることも考えられる。上記しているように、1つのキャンバスデータは、1つのキャンバス管理ファイル200と、このキャンバス管理ファイル200のデータにおける撮像画像ファイルIDが指定する撮像画像ファイルから成るものとされる。
位置情報は、対応する撮像画像ファイルIDにより指定される撮像画像ファイルの画像を配置させるキャンバス上の位置を示す情報である。この位置情報は、例えばキャンバスとしての画像表示領域を形成する画素についての水平・垂直位置の座標(x、y座標)により表現するものとすることが考えられる。また、このx、y座標が示す点は、例えばレイアウト設定対象画像101における所定位置とすればよい。例えば画像枠の4つの角のいずれかであってもよいし、画像としての四角形の対角線の交点とすることも考えられる。
サイズ情報は、対応する撮像画像ファイルIDにより指定される撮像画像ファイルの画像をキャンバス上に配置させるときのサイズ(高さ、幅)を示す情報である。
レイヤ情報は、撮像画像ファイルIDにより指定される撮像画像ファイルの画像についての、キャンバス上に配置させたときの重なり順を指定するものである。例えばキャンバス上に配置表示させるべき撮像画像ファイルの画像が10あるとすれば、これらの撮像画像ファイルごとに対応したレイヤ情報に対しては、1番目〜10番目までの順位を示す値のうちから、実際に設定された重なり順を示す値を格納するようにされる。
撮像画像ファイル201は、原則としてデジタルスチルカメラ1により撮影して得られた撮像画像のデータを、ファイルとして管理される形式で記憶媒体20に記憶したものとされる。なお、ここで留意すべきことは、ここで示す撮像画像ファイル201としては、キャンバス撮影モードにより撮像して得られた撮像画像ファイルとされるのであるが、その形式などは、通常の撮像モードにより撮像して得られた撮像画像ファイルと同様でよいものとされる。従って、キャンバス撮影モードにより撮像して得られた撮像画像ファイルも、通常再生モードにより、通常の撮像モードにより撮像して得られた撮像画像ファイルと同じようにして記憶媒体20から読み出して表示出力させることができる。
上記図6に示す構造の情報を利用したキャンバス画像の再生出力処理について説明しておくことにする。
ユーザが操作入力部15に対して所定操作を行って、キャンバスデータのリストのうちから、任意のキャンバスデータを選択指定した上で、この選択指定したキャンバスデータの再生出力を指示するようにされる。
すると、デジタルスチルカメラ1においては、CPU10としての制御処理により、記憶媒体20から、選択指定されたキャンバスデータに対応するキャンバス管理ファイル200を読み出すようにされる。このとき、キャンバスデータを指定することによっては、キャンバス管理ファイル200のヘッダに格納されるファイル識別子を指定するようにされ、これにより、記憶媒体20から読み出すべきキャンバス管理ファイルが特定される。
続いては、上記のようにして読み出したキャンバス管理ファイル200の内容を参照して、例えば撮像画像ファイルごとに画像レイアウトの処理を実行していくようにされる。なお、この処理は、例えばCPU10の制御に応じて画像信号処理部4が実行するようにされる。
この画像レイアウトの処理としては、例えばキャンバス管理ファイル200のデータにおける1つ目の行の撮像画像ファイルIDを参照して、この撮像画像ファイルIDが示す撮像画像ファイルのデータを記憶媒体20から読み出すようにされる。そして、この読み出した撮像画像ファイルについて、対応するサイズ情報が示す高さと幅により表示サイズを決定し、この表示サイズに応じた配置用画像データを生成する。この配置用画像データは、例えば画像信号処理部4において備えられるとされるVRAMなどを利用して、キャンバスとしての背景画像の上に対してその画像が重なるような表示態様が得られるようにして、上記キャンバスとしての背景画像のデータと合成される。このときの背景画像に対する配置用画像データの画像の配置位置は、キャンバス管理ファイル200のデータにおける位置情報を参照して決定される。
上記のようにして、1つの撮像画像ファイルのレイアウトの処理を完了したとされると、同様の手順により、順次、次の撮像画像ファイルのレイアウト処理を実行していくようにされる。そしてこのようにして撮像画像ファイルのレイアウト処理を実行していく過程において、そのときにレイアウト対象となっている撮像画像ファイルの画像が、これまでにレイアウト処理を完了させた撮像画像ファイルの画像と重なる部分がある場合には、この重なる部分を有する複数の撮像画像ファイルごとに対応する、キャンバス管理ファイル200のデータにおけるレイヤ情報を参照するようにされる。そして、レイヤ情報が示す重なり順に応じた画像の重なり状態の表示となるようにして、画像信号処理を実行する。
そして、キャンバス管理ファイル200のデータに示される全ての撮像画像ファイルのレイアウトの処理を完了させて得られた表示用画像データにより、表示部7に対する表示駆動を実行するようにされる。これにより、表示画面部7Aには、キャンバス画像が表示されることになる。なお、このような表示は、例えば画像入出力部5を介して、外部に対してキャンバス画像の映像信号を出力することで、外部のディスプレイ装置などにより表示出力させることができる。
続いて、キャンバス撮影モード時における処理手順について、図7及び図8のフローチャートを参照して説明する。なお、この図に示す手順は、CPU10がプログラムを実行して得られる処理動作としてみることこともできる。このようなプログラムは、例えば工場出荷時などにおいてROM11に格納しておくようにされる。あるいは、所定の記憶媒体などに記憶させた状態で保存し、この記憶媒体からデジタルスチルカメラ1に対してインストールするようにして記憶させることも考えられる。また、デジタルスチルカメラ1に対してネットワーク機能を設け、デジタルスチルカメラ1によりネットワーク経由で上記プログラムをサーバなどからダウンロードしてインストールするような構成も考えられる。
例えばユーザが、レイアウト撮影モードとするための操作部21に対する所定操作を行ったとすると、図7のステップS101として示すように、キャンバス撮影モードが設定される。このときには、例えば表示画面部7Aにおいて、図3(b)に示したようなキャンバス撮影対応モニタ画像が表示されるように画像信号処理を実行させる。
また、ステップS102として示すように、今回設定されたキャンバス撮影モードに応じたキャンバス管理ファイル200を新規に作成しておくようにされる。この新規作成されたキャンバス管理ファイル200は、例えばRAM12に保持しておくようにされる。
ステップS103以降においては、キャンバス撮影モードに応じたキーイベントの発生に応じて適宜処理が実行されることになる。
先ず、ステップS103においては、キーイベントとして、シャッターボタン31に対する操作が行われたか否かについて判別するようにしている。ここで、ステップS103において肯定の判別結果が得られたとされると、ステップS104に進み、上記ステップS103においてシャッターボタン31に対する操作に応じたキーイベントが発生したとされるときに光学系部2にて撮像して得られていた撮像画像の情報を、撮像画像ファイルとして、記憶媒体20に書き込んで記憶(記録)させるための制御処理を実行する。この処理は、それまでキャンバス撮影対応モニタ画像上においてキャンバス撮影対応モニタ画像上に表示されていたレイアウト設定対象画像101を、撮像画像ファイルとして記録するものとなる。
また、次のステップS105により、上記ステップS104により記録した撮像画像ファイルについての情報を、ステップS102にて作成したキャンバス管理ファイル200のデータに登録するようにされる。
つまり、上記ステップS104により記録した撮像画像ファイルのIDに対して、位置情報、サイズ情報、レイヤ情報などを対応付けたものを、RAM12に保持しているキャンバス管理ファイル200のデータに登録する。このときの位置情報、サイズ情報、レイヤ情報は、ステップS103に対応してシャッターボタン31に対する操作が行われたとするタイミングにおいて、それまで表示されていたレイアウト設定対象画像101に設定されていた、モニタ画像上の位置、サイズ、及び重なり順を反映した内容が格納されることになる。
そして、ステップS103からステップS104を経て、ステップS105の処理を実行した段階では、キャンバス撮影対応モニタ画像は、ステップS103のシャッターボタン31に対する操作が行われるまでレイアウト設定対象画像101として表示されていた部分は、レイアウト確定画像103として固定表示され、新たなレイアウト設定対象画像101が表示される状態となるようにされる。
また、ステップS103において否定の判別結果が得られた場合には、ステップS106により、モード変更のための操作として、再生モードに変更するための操作が行われたか否かについて判別する。ここで、モード変更操作が行われたとして肯定の判別結果が得られた場合には、ステップS107に進む。
ステップS107では、例えばこれまでRAM12に保持していたキャンバス管理ファイル200を、記憶媒体20に書き込んで記憶させるための処理を実行する。このようにして、キャンバス管理ファイル200が記憶媒体20に記憶されることで、既に記憶媒体20に記憶されている、レイアウト確定画像103として撮影した撮像画像ファイルとともに、キャンバスデータが完全に記憶されたことになる。そして、キャンバス管理ファイル200の記憶媒体20への記憶を完了させたとすると、キャンバス撮影モードを終了して再生モードに移行させ、この図に示す処理は抜けるようにされる。
ステップS106にて否定の判別結果が得られた場合には、ステップS108により、メニューキーに対する操作が行われたか否かを判別する。メニューキーは、例えば図1の場合であれば、ボタンキー34,35,36の何れかを割り当てればよい。そして、メニューキー操作が行われたとして、肯定の判別結果が得られたとされると、ステップS109に進む。
ステップS109においても、ステップS107と同様にしてキャンバス管理ファイル200を記憶媒体20に記憶させたうえで、キャンバス撮影モードを終了してメニュー表示モードに移行し、この図に示す処理は抜けるようにされる。
ここで、キャンバス撮影モードにおける具体的なキーアサインの例として、本実施の形態では、シフトキーを操作した状態でズームキー32を操作することによりレイアウト設定対象画像101の拡大/縮小の操作が行われるものとする。また、シフトキーを操作した状態で十字キー部33の上下左右キー(33a,33b,33c,33d)を操作することにより、キャンバス上におけるレイアウト設定対象画像101の位置を上下左右方向に変更することができる。また、ズームキー32のみが操作された場合には、そのときの撮像画像であるレイアウト設定対象画像101の画像の画角調整が行われる。また、十字キー部33の上下左右キーのみの操作が行われた場合には、そのときに選択されている操作パラメータ(設定値)の増減が行われる。
ステップS110は、シフトキーに対する操作が行われているか否かについての判別を行っている。なお、シフトキーとしても、図1との対応ではボタンキー34,35,36の何れかを割り当てることとすればよい。
ステップS110にて否定の判別結果が得られた場合には、先ず、ステップS111に進んで、ズームキー32に対する操作が行われたか否かを判別する。ここでズームキー32に対する操作が行われたとして肯定の判別結果が得られた場合には、ステップS112により画角値を変更して、次のステップS113により変更した画角値を例えばレジスタなどにセットして保持するようにされる。これにより、光学系部2においては、セットされた画角値となるようにしてズーム機構が駆動され、結果として、そのときにレイアウト設定対象画像101として表示されている画像の画角が変更するようにして表示される。また、ステップS111にてズームキー32に対する操作が行われなかったとして否定の判別結果が得られた場合には、ステップS114に進む。
ステップS114においては、十字キー部33における上下左右キーの何れかに対する操作が行われたか否かについて判別することとしており、肯定の判別結果がえられたのであれば、ステップS115に進む。
ステップS115では、そのときに十字キー部33の上下左右キーに割り当てられている操作パラメータに応じて、その設定値の増減を行うようにされ、次のステップS116にて、その変更された設定値をレジスタなどにセットするようにして保持する。これにより、実際においては、セットされた設定値が反映されるようにしてデジタルスチルカメラ1が動作することになる。
一方、ステップS110においてシフトキー32が操作されたとして肯定の判別結果が得られた場合には、ステップS117に進む。
ステップS117では、ズームキー32に対する操作が行われたか否かについて判別する。つまり、シフトキー+ズームキー32の複合操作が行われているか否かを判別する。ここで肯定の判別結果が得られた場合には、ステップS118により、現在、キャンバス撮影対応モニタ画像上に表示されるレイアウト設定対象画像101のサイズを変更するための画像表示制御処理を実行し、次のステップS119により、この変更されたサイズ情報が反映されるように、RAM12に保持されているキャンバス管理ファイル200の内容を更新する。
また、ステップS117において否定の判別結果が得られた場合には、ステップS120により、十字キー部33の上下左右キーに対する操作が行われたか否かについて判別し、肯定の判別結果が得られたのであれば、ステップS121に進む。
ステップS121においては、上下左右キーの操作に応じて位置情報を変更し、ステップS122により、変更された位置情報が反映されるようにして、RAM12に保持されているキャンバス管理ファイル200の内容を更新する。
ステップS113,S116の手順を完了した場合、あるいはステップS114又はステップS120にて否定の判別結果が得られた場合、あるいはステップS119,S122の手順を完了した場合には、図8のステップS123以降の処理に進むようにされる。
図8のステップS123においては、レイアウト設定対象画像101の重なり順を変更するための所定操作が行われたか否かについて判別しており、ここで肯定の判別結果が得られたとすると、ステップS124に進む。
ステップS124では、変更された重なり順に応じて、RAM12に保持しているキャンバス管理ファイル200におけるレイヤ情報のうちから、必要なものを読み出して値の変更を行い、次のステップS125において、この変更したレイヤ情報の値により、RAM12に保持しているキャンバス管理ファイル200を更新するようにされる。ステップS125の手順の後は、図7のステップS103に戻る。
ステップS123において否定の判別結果が得られた場合にはステップS126に進む。
ステップS126においては、キャンバス撮影対応モニタ画像に対して、記憶部20に記憶済みとされている撮像画像ファイルの画像を追加表示させるための処理が行われたか否かについて判別している。ここで肯定の判別結果が得られた場合には、ステップS127に進んで、追加表示させるべきとして指定された撮像画像ファイルを、レイアウト設定対象画像101として、キャンバス撮影対応モニタ画像に対して表示させる。この場合、それまで表示されていた、そのときの撮像画像の内容を有するレイアウト設定対象画像101はキャンバス撮影対応モニタ画像から消去されるものとする。このステップS127の処理を実行したとすると、図7のステップS103に戻るようにされる。これにより、ステップS127により表示された、記録済みの撮像画像のレイアウト設定対象画像についても、位置、サイズ等を変更した上で、シャッターボタン31を操作することにより、レイアウト確定画像103として、キャンバス撮影対応モニタ画像に固定表示させることができる。
ステップS128においては、既にキャンバス撮影対応モニタ画像に固定表示されているレイアウト確定画像103を削除するための所定操作が行われたか否かを判別することとしており、ここで肯定の判別結果が得られたのであれば、ステップS129に進んで、指定されたレイアウト確定画像103を削除するための処理を実行する。このためには、RAM12に保持されているキャンバス管理ファイル200のデータから、削除するものとして指定されたレイアウト確定画像103に対応する画像ファイルIDと、これに対応付けられた位置情報、サイズ情報、レイアウト情報などから成る行データを削除する。また、この行データの削除に応じて、例えばレイアウト情報などについては、重なり順の繰り上げ、繰り下げを行うようにされる。このようにして、キャンバス管理ファイル200を更新することに応じて、キャンバス撮影対応モニタ画像からは、削除指定したレイアウト確定画像103が消去されるようにして表示されることになる。
このステップS129の手順を完了した場合、あるいは、ステップS128にて否定結果が得られた場合には、図7のステップS103に戻るようにされる。
ところで、上記図7及び図8のフローチャートに示したキャンバス撮影モードの手順では、レイアウト設定対象画像101のサイズ、及び位置の変更に関して、具体的なキーアサインの例を挙げて示している。つまり、レイアウト設定対象画像101のサイズの変更についてはシフトキーとズームキー32の複合操作により行うこととし、レイアウト設定対象画像101の位置変更は、シフトキー十字キー部33の上下左右キーの複合操作により行うこととしている。しかしながら、このようなキーアサインはあくまでも一例であって、他にも考えられるものである。
また、これに伴って、キャンバス撮影モードの下で、撮影とともに編集を行っていくときの操作手順なども適宜変更されてよい。
また、本実施の形態としては、これまでに説明した内容に加えて各種の変形例を考えることができる。ここで、いくつかの変形例について述べておく。
これまでの説明にあっては、キャンバス撮影モードにおける編集結果は、キャンバス管理ファイル200と、撮像画像ファイルとから成るキャンバスデータとして記憶媒体20に保存されるべきものとしている。このようなキャンバスデータの構造であれば、先の説明からも理解できるように、キャンバス管理ファイル200の内容を変更することで、例えば一旦保存した後の編集なども容易に可能とされる。このような編集作業は、本実施の形態のデジタルスチルカメラ1によっても可能であるが、パーソナルコンピュータなどによっても行うことが可能である。
つまり、パーソナルコンピュータには、キャンバス撮影モードにより作成されたキャンバスデータを編集可能なアプリケーションプログラムをインストールしておくようにされる。このようなアプリケーションプログラムは、例えばキャンバス撮影モードの機能を有する本実施の形態のデジタルスチルカメラ1を製造販売するメーカ、ベンダーなどがパッケージメディアや、インターネットなどを利用して有償若しくは無償で配布するものとすればよい。
そして、デジタルスチルカメラ1により作成したキャンバスデータの記憶された記憶媒体20を、所定のデータインターフェイスやドライブ装置などを利用してパーソナルコンピュータのHDDなどにコピーし、このコピーしたキャンバスデータを対象として、上記したアプリケーションプログラムを起動して操作を行って編集を施すようにされる。
上記のようにして、パーソナルコンピュータを用いれば、例えば、デジタルスチルカメラ1単体で編集を行う場合よりも充実した操作環境で編集を行うことが可能になる。また、例えば管理ファイル200における定義内容などについて、撮像画像ファイルID、位置情報、サイズ情報、レイヤ情報以外の情報を追加することで、より高度な編集も可能とされる。
一方で、例えば或るデジタルスチルカメラ1により編集、作成したキャンバス画像を、他の記憶媒体にコピーして持ち歩き、例えば他のデジタルスチルカメラなどによって再生表示させたいような場合を考えてみる。この場合には、他の記憶媒体に対してキャンバスデータをコピーすることとなるが、キャンバスデータは、キャンバス管理ファイル200と、このキャンバス管理ファイル200が指定する撮像画像ファイルから成る。従って、記憶媒体にキャンバスデータをコピーすることとした場合には、コピーに必要なデータサイズが相当に大きくなり、例えばコピーされる側の記憶媒体の記憶可能要領を圧迫してしまうことになる。また、キャンバス管理ファイル200と、このキャンバス管理ファイル200に応じて必要な撮像画像ファイルとが適正にコピーされるようにコピー制御プログラムを構築する必要も生じることになり、デジタルスチルカメラ1のプログラムなどについての設計負担が増す。
そこで、デジタルスチルカメラ1により編集作成したキャンバス画像を保存するのにあたっては、キャンバスデータ(キャンバス管理ファイル200と撮像画像ファイル)として記憶する他に、通常の撮像画像ファイルと同じ形式の画像ファイルとして保存することも可能なように構成される。このためには、例えばキャンバスデータにより、先ず、キャンバス画像としての表示内容を有する画像データを作成する。そして、この画像データを、例えば撮像画像ファイルと同じ形式のデータに変換し、記憶媒体20などに記憶させることとすればよい。そして、このようにして記憶媒体20に記憶されたキャンバス画像の画像ファイルを、通常の撮像画像ファイルと同様の手順で、他の記憶媒体などにコピーさせればよい。そして、例えば他のデジタルスチルカメラをはじめとする、撮像画像ファイルと同じ形式の画像データの再生機能を持つ機器に、キャンバス画像の画像ファイルが記憶された記憶媒体を装填する。この機器では、記憶媒体に記憶されるキャンバス画像の画像ファイルについて、自身が対応する通常の画像ファイル再生機能により再生処理を行って表示出力することができる。
また、先に図3〜図5により説明したキャンバス撮影モードでは、撮影者であるユーザが、レイアウト設定対象画像101の位置、サイズなどを任意に設定可能とされているが、ユーザによっては、自分自身でレイアウト設定対象画像101の位置、サイズを決めることが面倒であったり、難しかったりするような場合のあることも考えられる。
そこで、キャンバス画像を作成するのにあたっては、レイアウト設定対象画像101の位置、サイズなどが予め決められたようなキャンバス画像作成のテンプレートを用意しておき、ユーザは、このテンプレートを用いてキャンバス撮影モードを行えるようにすることが考えられる。
つまり、前述のようにして、レイアウト設定対象画像101は、先ず、キャンバス撮影モードが開始されることで1枚目が表示され、以降は、シャッターボタン31が操作されるのに応じてそれまでのレイアウト設定対象画像101がレイアウト確定画像103として固定されるごとに、新規に表示されるようになっている。テンプレートとしては、このようにして順次表示されるレイアウト設定対象画像101について、予めその位置、サイズが決められたものを用意するようにされる。この場合、ユーザは、シャッターボタン31を操作して、順次レイアウト設定対象画像101がレイアウト確定画像103として固定させていくだけで、相応にレイアウトの状態が整ったキャンバス画像を手軽に作成することが可能になる。また、このようなテンプレートは、ファクトリープリセットとして、例えば複数を用意してROM11あるいは不揮発性メモリ12aに記憶させておき、このようにして記憶されたテンプレートのうちからユーザが選択して利用できるようにしてよい。また、テンプレートを、ユーザが作成したデジタルスチルカメラ1の不揮発性メモリ12aなどに記憶させておき、このようにして記憶させたテンプレートを利用できるようにすることも考えられる。
また、図3〜図5では、キャンバス画像においてキャンバスとして扱われる画像背景は、モノトーン的なものとして示しているが、例えば、色や絵柄などのデザインが施されていてかまわない。
また、本願発明としては、これまでに説明した実施の形態、及び変形例に限定されるものではない。例えば、ここでは本願発明の撮像装置として、デジタルスチルカメラを例に挙げているが、例えば動画撮影が可能なビデオカメラ装置などにおける静止画撮影機能にも適用できる。また、撮像機能を備える携帯電話装置などにも適用できる。
本発明の実施の形態としてのデジタルスチルカメラの背面側の外観例を示す図である。 実施の形態のデジタルスチルカメラの構成例を示すフローチャートである。 実施の形態のキャンバス撮影モードにおける撮影、編集手順例を示す図である。 実施の形態のキャンバス撮影モードにおける撮影、編集手順例を示す図である。 実施の形態のキャンバス撮影モードにおける撮影、編集結果としてのキャンバス画像の内容例を示す図である。 記憶媒体に記憶されるキャンバス画像の構造例を模式的に示す図である。 キャンバス撮影モードにおける撮影、編集操作に応じた処理手順例を示すフローチャートである。 キャンバス撮影モードにおける撮影、編集操作に応じた処理手順例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルスチルカメラ、2 光学系部、3 光電変換部、4 画像信号処理部、5 画像入出力部、6 カメラ機能部、7 表示部、7A 表示画面部、8 音声処理部、9 音声入出力部、10 CPU、11 ROM、12 RAM、12a 不揮発性メモリ、13 メディアコントローラ、15 操作入力部、16 通信部、20 記憶媒体、31 シャッターボタン、32 ズームキー、33 十字キー部、33a 上キー、33b 下キー、33c 左キー、33d 右キー、33e センターキー、34,35,36 ボタンキー

Claims (3)

  1. 操作に応じて、撮像により得られた画像情報である撮像画像情報を取得する撮像手段と、
    上記撮像手段により取得された撮像画像情報の画像を配置用画像として、この配置用画像を、所定の画像表示領域範囲内に配置させるようにした配置表示を行う表示制御手段と、
    上記配置表示の内容が再現されるようにして再生出力が行われるようにするための情報である配置表示情報を作成する情報作成手段と、
    上記配置表示情報を記憶媒体に記憶させる記憶制御手段と、
    を備え
    上記情報作成手段は、上記配置表示情報として、上記配置用画像の撮像画像情報であって、上記記憶媒体への記録に適合させた形式とした記録用撮像画像情報と、この記録用撮像画像情報を利用して上記配置表示が再現されるようにするための、上記記録用撮像画像情報ごとについての所定の表示出力態様を指定する指定情報を有して形成される表示制御情報とを形成するようにされ、
    上記表示制御情報が有する記録用撮像画像情報ごとの上記指定情報は、上記画像表示領域範囲内における画像の配置位置を指示する位置情報、上記配置用画像としての表示サイズを指示するサイズ情報、上記配置用画像が重なって配置されるときの、重なり順を指示する重なり順情報として形成される、
    撮像装置。
  2. 操作に応じて、撮像手段により撮像を行って得られた画像情報である撮像画像情報を取得する撮像画像情報取得手順と、
    上記撮像画像情報取得手順により取得された撮像画像情報の画像を配置用画像として、この配置用画像を、所定の画像表示領域範囲内に配置させるようにした配置表示を行う表示制御手順と、
    上記配置表示の内容が再現されるようにして再生出力が行われるようにするための情報である配置表示情報を作成する情報作成手順と、
    上記配置表示情報を記憶媒体に記憶させる記憶制御手順と、
    を実行し、
    上記情報作成手順においては、上記配置表示情報として、上記配置用画像の撮像画像情報であって、上記記憶媒体への記録に適合させた形式とした記録用撮像画像情報と、この記録用撮像画像情報を利用して上記配置表示が再現されるようにするための、上記記録用撮像画像情報ごとについての所定の表示出力態様を指定する指定情報を有して形成される表示制御情報とを形成されるようにされ、
    上記表示制御情報が有する記録用撮像画像情報ごとの上記指定情報は、上記画像表示領域範囲内における画像の配置位置を指示する位置情報、上記配置用画像としての表示サイズを指示するサイズ情報、上記配置用画像が重なって配置されるときの、重なり順を指示する重なり順情報として形成される、
    情報処理方法。
  3. 操作に応じて、撮像手段により撮像を行って得られた画像情報である撮像画像情報を取得する撮像画像情報取得手順と、
    上記撮像画像情報取得手順により取得された撮像画像情報の画像を配置用画像として、この配置用画像を、所定の画像表示領域範囲内に配置させるようにした配置表示を行う表示制御手順と、
    上記配置表示の内容が再現されるようにして再生出力が行われるようにするための情報である配置表示情報を作成する情報作成手順と、
    上記配置表示情報を記憶媒体に記憶させる記憶制御手順と、
    をを撮像装置に実行させ
    上記情報作成手順においては、上記配置表示情報として、上記配置用画像の撮像画像情報であって、上記記憶媒体への記録に適合させた形式とした記録用撮像画像情報と、この記録用撮像画像情報を利用して上記配置表示が再現されるようにするための、上記記録用撮像画像情報ごとについての所定の表示出力態様を指定する指定情報を有して形成される表示制御情報とを形成されるようにされ、
    上記表示制御情報が有する記録用撮像画像情報ごとの上記指定情報は、上記画像表示領域範囲内における画像の配置位置を指示する位置情報、上記配置用画像としての表示サイズを指示するサイズ情報、上記配置用画像が重なって配置されるときの、重なり順を指示する重なり順情報として形成される、
    プログラム。
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