JP4521163B2 - 実体顕微鏡用同軸落射照明装置 - Google Patents

実体顕微鏡用同軸落射照明装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、実体顕微鏡の対物レンズ先端に取り付けて同軸落射照明を可能にする実体顕微鏡用同軸落射照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
実体顕微鏡の落射照明方法としては、傾斜照明方法及び同軸落射照明方法などが一般的に用いられる。傾斜照明方法は、標本に対して斜め方向から照明光を照射する。この傾斜照明方法を行うには、実体顕微鏡の観察光軸外、例えばサイド方向や実体顕微鏡を保持し焦準を行うための架台の懐等からランプやファイバを用いて標本を照射する。
【0003】
同軸落射照明方法は、標本の深部まで影のない鮮明な観察像を取得するため、又は反射率の高い標本を観察するに際して観察系に入射する光量不足のない観察像を得るために実体顕微鏡の観察光軸と照明光軸を一致させて照明する。
【0004】
実体顕微鏡で同軸落射照明方法を行うには、同軸落射照明装置が必要となる。この同軸落射照明装置としては、例えば特許文献1及び2に記載された技術がある。特許文献1は、鏡体の内部に半透明鏡を内蔵して同軸落射照明専用鏡体とすることを記載する。特許文献2は、対物レンズの先端に同軸落射照明装置を着脱可能に取り付けることで、同軸落射照明を可能にすることを記載する。
【0005】
【特許文献1】
実用新案登録第2527158号公報
【0006】
【特許文献2】
特公昭63−10408号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
実際の実体顕微鏡を用いての標本観察では、ユーザにより各々の標本の種類に合わせて最適な照明方法を選択又は複数の観察方法に切り換えながら観察を行っている。しかしながら、傾斜照明方法と同軸落射照明方法とを切り換えて使うユーザにとっては、双方の照明法の切り換え操作が非常に煩わしい。
【0008】
特許文献1に記載されているように同軸落射照明内蔵タイプの鏡体を用いた場合では、傾斜照明用と同軸落射照明用との各光源を別々にして用意する必要があり、コスト高となる。又、傾斜照明と同軸落射照明を切り換え操作するときは、各光源もオン・オフしなければならない。同軸落射照明内蔵タイプの鏡体には、傾斜照明時に不要な偏光板やλ/4板を内蔵しているので、観察像が劣化してしまう等の問題もある。
【0009】
一方、特許文献2に記載されているように対物レンズ先端に同軸落射照明装置を取り付ける場合では、傾斜照明用の光源を別途用意しなければならないのは言うまでもない。さらに標本に対して傾斜照明を行うときには、不要な同軸落射照明装置を対物レンズ先端に取り付けた状態にある。このため、傾斜照明光が同軸落射照明装置に遮られてしまい、観察光軸外から標本に照明光を照射するのが非常に困難である。
【0010】
本発明は、同軸落射照明装置を実体顕微鏡に装着したままで、同軸落射照明と傾斜照明との切り換えが容易な実体顕微鏡用同軸落射照明装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、標本位置で互いに一致する内向角を有する一対の観察光軸上に配置された一対の対物レンズを有する実体顕微鏡において、対物レンズと標本との間の観察光軸上に配置された半透明鏡と、観察光軸に対して所定の角度に傾斜し、かつ標本を含む標本付近を通る一対の照明光軸上に配置された一対の光源と、照明光軸上に配置され、光源から出射された照明光を標本上に集光する一対の照明レンズと、照明レンズにより集光された照明光を半透明鏡に導き、当該半透明鏡で反射した光により標本を同軸落射照明する状態と、照明レンズにより集光された照明光を標本に直接導いて標本を傾斜照明する状態とに切換え可能なミラーとを具備した実体顕微鏡用同軸落射照明装置である。
【0012】
本発明における半透明鏡と照明レンズとミラーとは、対物レンズの先端部に取り付け取り外し可能な筐体内に設けることが好ましい。
【0013】
本発明におけるミラーは、照明光軸に対して挿脱可能に設けることが好ましい。
【0014】
本発明におけるミラーは、一端側を回転可能に設けた回転板の他端に設け、回転板の回転によりミラーを照明光軸に対して挿脱することが好ましい。
【0015】
本発明におけるミラーは、スライド軸に設け、このスライド軸のスライド移動によりミラーを照明光軸上に対して挿脱することが好ましい。
【0016】
本発明における半透明鏡は、観察光軸に対して挿脱可能に設けられることが好ましい。
【0017】
本発明におけるミラーを照明光軸に対して挿脱可能に設け、かつ半透明鏡を観察光軸に対して挿脱可能に設けることが好ましい。
本発明におけるミラーと半透明鏡とは連動して照明光軸と観察光軸とに対して挿脱し、ミラーが照明光軸上に配置されると半透明鏡は観察光軸から外れ、ミラーが照明光軸から外れると半透明鏡は観察光軸上に配置されることが好ましい。
【0018】
本発明において、筐体は、前記照明光を導入するための光ファイバ取付け部を備えることが好ましい。
本発明において、光ファイバ取付け部は、照明光を出射する一対のファイバ光源を取付けることが好ましい。
【0019】
本発明において、一対の照明光軸は、互いに半透明鏡に対する内向角を有して標本面で合致することが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0021】
図1はグリノー型実体顕微鏡の外観図である。ステージ1上には、標本2が載置される。このステージ1上には、架台3が立設している。この架台3には、顕微鏡鏡体4が支持アーム5を介して上下移動可能に設けられている。支持アーム5の上下移動は、焦準ハンドル6の操作により行なわれる。
【0022】
顕微鏡鏡体4の下部には、対物レンズ7が取り付けられると共に、上部に接眼レンズ8が取り付けられている。対物レンズ7の先端部には、照明切換え枠9が取り付けられている。この照明切換え枠9には、2つの照明用光ファイバ10を介して光源が接続されている。
【0023】
図2乃至図4はグリノー型実体顕微鏡の光学系を示す図であって、図2は鳥瞰図、図3は側面図、図4は正面図である。グリノー型実体顕微鏡は、左右に2つの観察光軸m、m’を有する。これら観察光軸m、m’は、内向角θ=5°(一般的には5〜6°程度)を持って標本2の面で合致する。
【0024】
観察光軸m、m’上には、ハーフミラーやプリズムなどの半透明鏡20が設けられている。この半透明鏡20は、2つの観察光軸m、m’を含む平面を、図4に示すように2つの観察光軸m、m’の二等分線pを中心に90°回転させた平面に対して垂直に交差し、かつ標本2の面に対して鋭角を成すように配置されている。
【0025】
2つの観察光軸m、m’上でかつ標本2の面側から進行して半透明鏡20で反射した2つの照明光軸n、n’上にミラー21が配置されている。2つの照明光軸n、n’は、半透明鏡20から斜め下方に進む光軸である。
【0026】
さらに、2つの照明光軸n、n’が半透明鏡20側からミラー21で反射した2つの照明光軸q、q’上には、各コンデンサレンズ22、23と各ファイバ光源(もしくはランプ)24、25を設けている。2つの照明光軸q、q’は、ミラー21から斜め上方に進む光軸である。なお、各ファイバ光源24、25は、各照明用光ファイバ10の各光出射口である。
【0027】
2つの照明光軸q、q’は、図3に示すように2つの観察光軸n、n’に対して所定の角度、例えば25°を有している。2つの照明光軸q、q’の延長線上には、標本2の面が位置している。さらに、2つの観察光軸n、n’及び2つの照明光軸q、q’は、図4に示すように半透明鏡20に対して内向角θ=5°分の傾きを有している。
【0028】
各ファイバ光源24、25から出射される各照明光は、ミラー21を各照明光軸q、q’から脱した状態で標本2に直接照射される。このとき、各照明光軸q、q’は、標本2の中心から多少ズレていても標本2を十分照射できる程度のズレであれば、傾斜照明の性能は満足する。
【0029】
2つのファイバ光源24、25から出射された各照明光は、各コンデンサレンズ22、23により各照明光軸n、n’に沿って進み、ミラー21で反射した後、半透明鏡20で反射し、各観察光軸m、m’に沿って進んで標本2を照射することで同軸落射照明を可能にしている。
【0030】
標本2からの観察光は、2つの観察光軸m、m’に沿って進み、半透明鏡20を透過した後、実体顕微鏡の対物レンズ7に導かれる。
【0031】
図5は実体顕微鏡用の同軸落射照明装置の構成図である。対物レンズ7の先端部7aには、筐体としての照明切換え枠9がクランプビス30等により固定される。この照明切換え枠9は、対物レンズ7の先端部7aに取付けるための実体顕微鏡取付部31が設けられている。この照明切換え枠9内には、半透明鏡20と2つのコンデンサレンズ22、23とが設けられている。
【0032】
又、照明切換え枠9には、各ファイバ光源24、25を取付けるための各ファイバ取付部32、33が設けられている。これらファイバ取付部32、33は、2つの照明光軸n、n’上で各コンデンサレンズ22、23よりも各ファイバ光源24、25側である。これらファイバ取付部32、33には、各ファイバ光源24、25が取付けられ、図示しないビスやバネ等により固定されている。
【0033】
照明切換え枠9には、回転板34が一端側に設けられた軸35を中心に矢印S方向に回転可能に設けられている。この回転板34の他端側には、図6に示すようにミラー21が設けられている。
【0034】
又、照明切換え枠9には、回転板34の回転軌道上に2つの凸部36、37が設けられている。これら凸部36、37は、回転板34と接触することにより回転板34の回転範囲を規制する。
【0035】
軸35にはツマミ38が取り付けられている。このツマミ38は、照明切換え枠9の外側(紙面の裏側)に突出して取り付けられている。このツマミ38は、軸35に対して回転板34の回転動作に重さ出しをするための図示しないサラバネ等を介して取り付けられている。このツマミ38を矢印S方向に回すことにより回転板34及びミラー21が回転する。
【0036】
次に、上記の如く構成された装置の動作について説明する。
【0037】
同軸落射照明と傾斜照明との切り換えは、ツマミ38を矢印S方向に回転させることにより行う。ツマミ38の回転操作により回転板34は、軸35を中心に回転する。この回転板34の回転に伴なってミラー21が回転する。
【0038】
回転板34が一方の凸部36に当接した状態(ミラーを実線で表示)では、ミラー21は各照明光軸n、n’と各照明光軸q、q’との交点に位置する。
【0039】
この状態において、2つのファイバ取付部32、33に2つのファイバ光源24、25を取付け、これらファイバ光源24、25からそれぞれ各照明光を出射すると、これら照明光は、各コンデンサレンズ22、23により集光され、ミラー21及び半透明鏡20により偏向される。
【0040】
これにより、各照明光は、標本2に対して実体顕微鏡の観察光軸m、m’と同軸で照明されるため、同軸落射照明による観察が可能となる。
【0041】
一方、ツマミ38の回転操作により回転板34が他方の凸部37に当接した状態(ミラー21を破線で表示)では、ミラー21は各照明光軸q、q’上から外れた位置にある。
【0042】
この状態において、2つのファイバ光源24、25から出射される各照明光は、標本2を直接、斜め上方から照射する。これにより、傾斜照明による標本2の観察が可能になる。このとき、2つのファイバ光源24、25の位置を光軸方向に可変すると、すなわちファイバ光源24、25と各コンデンサレンズ22、23とのクリアランスを変えると、標本2に対する傾斜照明の照射範囲が変わる。
【0043】
又、ミラー21の代わりにハーフミラーを用いると同軸落射照明と傾斜照明とを同時に行える。
【0044】
このように上記第1の実施の形態によれば、対物レンズ7の先端部7aに取り付けた照明切換え枠9内において、ミラー21を各照明光軸q、q’に対して挿脱可能に設けたので、ツマミ38を回転させるという簡単な操作で同軸落射照明と傾斜照明との切換えができる。2つのファイバ光源24、25は、同軸落射照明と傾斜照明とに共通であり、ミラー21を挿脱させるだけなので、簡単な構成で非常に安価にできる。
【0045】
又、照明切換え枠9内でミラー21を回転させても、2つの観察光軸m、m’及び傾斜照明したときの2つの照明光軸q、q’を遮ることはない。
【0046】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、図5と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0047】
図7は同軸落射照明装置の構成図である。各照明光軸n、n’と各照明光軸q、q’との交点に配置されるミラー21は、スライド軸40に備えられる。スライド軸40は、照明切換え枠9に設けられたスライド用孔41に対して嵌装され、かつ摺動自在に取り付けられている。スライド用孔41は、両端に各壁部41a、41bを形成する。このスライド用孔41は、当該孔内にスライド軸40をスライド移動させ、かつ各壁部41a、41bにスライド軸40を当接させることによりスライド軸40の摺動範囲を規制する。
【0048】
スライド軸40には、ツマミ42が取り付けられている。このツマミ42は、照明切換え枠9の外側に突出している。このツマミ42は、矢印T方向に移動させることによりスライド軸40及びミラー21を矢印T方向に移動させる。
【0049】
次に、上記の如く構成された装置の動作について説明する。
【0050】
同軸落射照明と傾斜照明の切り換えは、ツマミ42を矢印T方向にスライド操作させることにより行う。ツマミ42のスライド操作によりスライド軸40は、スライド用孔41内にスライド移動する。
【0051】
スライド軸40がスライド用孔41の一方の壁部41aに当接させた状態(ミラー21を実線で表示)では、ミラー21は各照明光軸n、n’と各照明光軸q、q’との交点に位置する。
【0052】
2つのファイバ取付部32、33に2つのファイバ光源24、25を取付けて、これらファイバ光源24、25から各照明光を出射すると、これら照明光は、各コンデンサレンズ22、23により集光され、ミラー21及び半透明鏡20により偏向される。これにより、各照明光は、標本2に対して実体顕微鏡の観察光軸m、m’と同軸で照明され、同軸落射照明による観察が可能となる。
【0053】
一方、ツマミ42のスライド操作によりスライド軸40をスライド用孔41の他方の壁部41bに当接させた状態(ミラー21を破線で表示)では、ミラー21は各照明光軸q、q’上から外れる。
【0054】
これにより、各ファイバ光源24、25から出射された各照明光は、標本2を直接、斜め上方から照射するものとなり、傾斜照明による観察が可能となる。
【0055】
このように上記第2の実施の形態によれば、ミラー21をスライド移動させるだけで、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0056】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、図5と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0057】
図8は同軸落射照明装置の構成図である。各観察光軸m、m’と各照明光軸n、n’の交点に配置される半透明鏡20は、回転板50に設けられている。この回転板50は、照明切換え枠9に対して軸51を中心に回転自在に取り付けられている。
【0058】
照明切換え枠9には、各凸部52、53が設けられている。これら凸部52、53は、回転板50と接触することにより回転板50の回転範囲を規制する。
【0059】
軸51には、照明切換え枠9の外側に突出したツマミ54が取り付けられている。このツマミ54の矢印U方向への回転により回転板50及び半透明鏡20が回転する。
【0060】
次に、上記の如く構成された装置の動作について説明する。
【0061】
同軸落射照明と傾斜照明の切り換えは、第1の実施の形態と同様にツマミ38を矢印U方向に回転させることにより行う。ツマミ38の回転操作により回転板34は、軸35を中心に回転して凸部36又は凸部37に当接する。回転板34が凸部36に当接した状態(ミラー21を実線で表示)では、ミラー21は、各照明光軸n、n’と各照明光軸q、q’との交点に位置する。
【0062】
これと共にもう一方のツマミ54の回転操作により回転板50は、軸51を中心に回転して凸部52又は凸部53に当接する。回転板50が凸部52に当接した状態(半透明鏡20を実線で表示)では、半透明鏡20は各観察光軸m、m’と照明光軸n、n’との交点に位置する。
【0063】
この状態において、2つのファイバ取付部32、33に2つのファイバ光源24、25を取付け、これらファイバ光源24、25から各照明光を出射すると、これら照明光は、各コンデンサレンズ22、23により集光され、ミラー21及び半透明鏡20により偏向される。これにより、照明光は、標本2に対して実体顕微鏡の各観察光軸m、m’と同軸で照明されるので、同軸落射照明による観察が可能となる。
【0064】
一方、ツマミ38の回転操作により回転板34が凸部37に当接した状態(ミラー21を破線で表示)では、ミラー21は各照明光軸q、q’上から外れる。これと共にツマミ54の回転操作により回転板50を凸部53に当接させた状態(半透明鏡20を破線で表示)では、半透明鏡20は各観察光軸m、m’から外れる。
【0065】
この状態において、各ファイバ光源24、25から出射された各照明光は、標本2に対して直接、斜め上方から照射するので、傾斜照明による観察が可能となる。
【0066】
このように上記第3の実施の形態によれば、半透明鏡20を回転板50の回転により各観察光軸m、m’に対して挿脱可能にしたので、上記第1の実施の形態と同様な効果を奏することができるのは勿論のこと、傾斜照明時に半透明鏡20を各観察光軸m、m’から外すことができ、傾斜照明時における標本2の観察像の解像度及び明るさを向上できる。
【0067】
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、図5と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0068】
図9は同軸落射照明装置の構成図である。各観察光軸m、m’と各照明光軸n、n’との交点に配置される半透明鏡20は、観察側回転板60に備えられている。各照明光軸n、n’と各照明光軸q、q’との交点に配置されるミラー21は、照明側回転板61に備えられる。
【0069】
観察側回転板60と照明側回転板61は、互いに所定の角度を開けて一体形成されている。これら観察側回転板60と照明側回転板61は、軸62を中心に矢印V方向に回転する。
【0070】
照明切換え枠9には、各凸部63、64が設けられている。これら凸部63、64は、観察側回転板60と接触することにより観察側回転板60及び照明側回転板61の回動範囲を規制する。
【0071】
軸62には、照明切換え枠9の外側に突出したツマミ65が取り付けられている。このツマミ65を矢印V方向に回転させることにより観察側回転板60及び照明側回転板61が一体に回転し、これに伴なってミラー21及び半透明鏡20が回転する。
【0072】
次に、上記の如く構成された装置の動作について説明する。
【0073】
同軸落射照明と傾斜照明の切り換えは、第1の実施の形態と同様にツマミ65を回転させることにより行う。ツマミ65の回転操作により観察側回転板60及び照明側回転板61は、軸62を中心に一体的に回転する。
【0074】
これら観察側回転板60及び照明側回転板61の回転により観察側回転板60が一方の凸部63に当接した状態(ミラー21及び半透明鏡20を実線で表示)では、ミラー21は各照明光軸n、n’と各照明光軸q、q’との交点に位置し、半透明鏡20は各観察光軸m、m’と各照明光軸n、n’との交点に位置する。
【0075】
この状態において、2つのファイバ取付部32、33に2つのファイバ光源24、25を取付け、これらファイバ光源24、25から各照明光を出射すると、これら照明光は、各コンデンサレンズ22、23により集光され、ミラー21及び半透明鏡20により偏向される。これにより、照明光は、標本2に対して実体顕微鏡の各観察光軸m、m’と同軸で照明されるので、同軸落射照明による標本2の観察が可能となる。
【0076】
一方、ツマミ65の回転操作により観察側回転板60が他方の凸部64に当接した状態(ミラー21及び半透明鏡20を破線で表示)では、ミラー21は各照明光軸q、q’上から外れ、かつ半透明鏡20も各観察光軸m、m’から外れる。
【0077】
この状態において、各ファイバ光源24、25から出射された各照明光は、標本2に対して直接、斜め上方から照射するので、傾斜照明による標本2の観察が可能となる。
【0078】
このように上記第4の実施の形態によれば、ミラー21及び半透明鏡20を一体的に回転するようしたので、ツマミ65を回転させるという簡単な操作で同軸落射照明と傾斜照明との切換えができ、かつ傾斜照明時に半透明鏡20を各観察光軸m、m’から外すことにより傾斜照明時における標本2の観察像の解像度及び明るさを向上でき、さらにこれら効果を1つのツマミ65を回転させるだけのワンアクションで達成できる。
【0079】
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
【0080】
例えば、ミラー21を各照明光軸q、q’に挿脱する機構と半透明鏡20を各観察光軸m、m’に挿脱する機構とは、回転板による回転又はスライド方式を用いるのでなく、レール等の軌道を設け、この軌道上に沿ってミラー21、半透明鏡20を移動させてもよい。又、挿脱機構は、他のあらゆる機構を設けてもよい。
【0081】
又、ミラー21、半透明鏡20は、各軸35、51、62にモータの軸を連結し、モータの正転・逆転により回転移動させて各照明光軸q、q’、各観察光軸m、m’に挿脱してもよい。
【0082】
又、基本概念である光路切り換えを実現する反射機構については、上述した実施の形態に限られるものでなく、同軸落射照明と傾斜照明とが選択できるなら入射光の入る位置(ファイバ位置)はどこでもよい。
【0083】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、同軸落射照明装置を実体顕微鏡に装着したままで、同軸落射照明と傾斜照明との切り換えが容易な実体顕微鏡用同軸落射照明装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるグリノー型実体顕微鏡の外観図。
【図2】 同顕微鏡の光学系の鳥瞰図。
【図3】 同顕微鏡の光学系の正面図。
【図4】 同顕微鏡の光学系の側面図。
【図5】 本発明に係わる実体顕微鏡用同軸落射照明装置の第1の実施の形態をグリノー型実体顕微鏡に適用した構成図。
【図6】 同装置における回転板及びミラーの外観図。
【図7】 本発明に係わる実体顕微鏡用同軸落射照明装置の第2の実施の形態をグリノー型実体顕微鏡に適用した構成図。
【図8】 本発明に係わる実体顕微鏡用同軸落射照明装置の第3の実施の形態をグリノー型実体顕微鏡に適用した構成図。
【図9】 本発明に係わる実体顕微鏡用同軸落射照明装置の第4の実施の形態をグリノー型実体顕微鏡に適用した構成図。
【符号の説明】
1:ステージ、2:標本、3:架台、4:顕微鏡鏡体、5:支持アーム、6:焦準ハンドル、7:対物レンズ、8:接眼レンズ、9:照明切換え枠、10:照明用光ファイバ、20:半透明鏡、21:ミラー、22,23:コンデンサレンズ、24,25:ファイバ光源、30:クランプビス、31:実体顕微鏡取付部、32,33:ファイバ取付部、34:回転板、35:軸、36,37:凸部、38:ツマミ、40:スライド軸、41:スライド用孔、41a,41b:壁部、42:ツマミ、50:回転板、51:軸、52,53:凸部、54:ツマミ、60:観察側回転板、61:照明側回転板、62:軸、63,64:凸部、65:ツマミ。

Claims (12)

  1. 標本位置で互いに一致する内向角を有する一対の観察光軸上に配置された一対の対物レンズを有する実体顕微鏡において、
    前記対物レンズと前記標本との間の前記観察光軸上に配置された半透明鏡と、
    前記観察光軸に対して所定の角度に傾斜し、かつ前記標本を含む標本付近を通る一対の照明光軸上に配置された一対の光源と、
    前記照明光軸上に配置され、前記光源から出射された照明光を前記標本上に集光する一対の照明レンズと、
    前記照明レンズにより集光された前記照明光を前記半透明鏡に導き、当該半透明鏡で反射した光により前記標本を同軸落射照明する状態と、前記照明レンズにより集光された前記照明光を前記標本に直接導いて前記標本を傾斜照明する状態とに切換え可能なミラーと、
    を具備したことを特徴とする実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
  2. 前記半透明鏡と前記照明レンズと前記ミラーとは、前記対物レンズの先端部に取り付け取り外し可能な筐体内に設けたことを特徴とする請求項1記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
  3. 前記ミラーは、前記照明光軸に対して挿脱可能に設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
  4. 前記ミラーは、一端側を回転可能に設けた回転板の他端に設け、前記回転板の回転により前記ミラーを前記照明光軸に対して挿脱することを特徴とする請求項1又は2記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
  5. 前記ミラーは、スライド軸に設け、このスライド軸のスライド移動により前記ミラーを前記照明光軸上に対して挿脱することを特徴とする請求項1又は2記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
  6. 前記半透明鏡は、前記観察光軸に対して挿脱可能に設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
  7. 前記半透明鏡は、一端側を回転可能に設けた回転板の他端に設け、前記回転板の回転により前記半透明鏡を前記観察光軸に対して挿脱することを特徴とする請求項1又は2記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
  8. 前記ミラーを前記照明光軸に対して挿脱可能に設け、かつ前記半透明鏡を前記観察光軸に対して挿脱可能に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
  9. 前記ミラーと前記半透明鏡とは連動して前記照明光軸と前記観察光軸とに対して挿脱し、前記ミラーが前記照明光軸上に配置されると前記半透明鏡は前記観察光軸から外れ、前記ミラーが前記照明光軸から外れると前記半透明鏡は前記観察光軸上に配置されることを特徴とする請求項7記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
  10. 前記筐体は、前記照明光を導入するための光ファイバ取付け部を備えることを特徴とする請求項2記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
  11. 前記光ファイバ取付け部は、前記照明光を出射する一対のファイバ光源を取付けることを特徴とする請求項10記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
  12. 前記一対の照明光軸は、互いに前記半透明鏡に対する内向角を有して前記標本面で合致することを特徴とする請求項1記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
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