JP4520909B2 - 草刈機 - Google Patents

草刈機 Download PDF

Info

Publication number
JP4520909B2
JP4520909B2 JP2005186630A JP2005186630A JP4520909B2 JP 4520909 B2 JP4520909 B2 JP 4520909B2 JP 2005186630 A JP2005186630 A JP 2005186630A JP 2005186630 A JP2005186630 A JP 2005186630A JP 4520909 B2 JP4520909 B2 JP 4520909B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
mowing
mowing device
link
front bumper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005186630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007000111A (ja
Inventor
和夫 鮫島
信英 柳川
正剛 村川
孝次 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2005186630A priority Critical patent/JP4520909B2/ja
Publication of JP2007000111A publication Critical patent/JP2007000111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4520909B2 publication Critical patent/JP4520909B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/01Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
    • A01D34/412Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
    • A01D34/63Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis
    • A01D34/64Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis mounted on a vehicle, e.g. a tractor, or drawn by an animal or a vehicle
    • A01D2034/645Lifting means for the cutter of the lawnmower mounted at the front of the vehicle for inspection and maintenance

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Description

本発明は、自走車体の前部に、上下駆動揺動自在な昇降リンクを介して昇降操作自在に草刈装置を連結し、前記草刈装置が、前記昇降リンクに対して上昇回動して草刈装置の底面側が車体前方向きになった上昇取り付け姿勢と、前記昇降リンクに対して下降回動して草刈装置の底面側が車体下方向きになった下降取り付け姿勢とに切り換え自在に支持されている草刈機に関する。
上記草刈機としては、従来、たとえば特許文献1に示されるものがあった。
特許文献1に示されるものにあっては、走行機体に昇降リンク9を介して草刈装置としてのモーアMを連結するとともに、昇降リンク9に吊り下げロッド12を介して連結されたリフトアーム11、昇降リンク9とモーアMの刈り刃ハウンジング6の後部に連結された連結ロッド21を備え、リフトアーム11によって昇降リンク9を上下に揺動操作してモーアMを昇降操作する。昇降リンク9を上昇させてモーアMを持ち上げるとともに吊り下げロッド12による刈り刃ハウジング6と昇降リンク9の連結を外すと、モーアMを支点X3を中心に前上がり反転させることにより、モーアMは刈り刃ハウジング6の底面が前方に露出したメンテナンス姿勢(上昇取り付け姿勢に相当)になるものである。
つまり、この種の草刈機は、草刈装置を上昇取り付け姿勢に切り換えることにより、草刈装置を昇降リンクに連結したままにしながら、草刈装置の底面側を車体前方向きにして草刈装置の清掃や点検などを行うことができるものである。
特開平8−256556号公報(段落〔0014〕−〔0016〕、図1,3)
この種の草刈機において、草刈装置を自走車体に極力寄せた状態で支持させると、草刈装置が自走車体から前方に突出する長さが短くなり、草刈機全体の前後長さが短くなるなど有利である。この場合、草刈装置を上昇取り付け姿勢に切り換える際、殊に草刈装置を上昇回動させる操作力が弾機によって付与されて軽く上昇操作することができる場合、草刈装置が勢いよく上昇して自走車体に当たる事態が発生しやすくなる。
本発明の目的は、草刈装置を自走車体に極力寄せて連結した場合でも、草刈装置を自走車体に当たるトラブルを起こさないで上昇取り付け姿勢に切り換え操作することができ、しかも、構造簡単に得ることができる草刈機を提供することにある。
本第1発明にあっては、自走車体の前部に、上下駆動揺動自在な昇降リンクを介して昇降操作自在に草刈装置を連結し、前記草刈装置が、前記昇降リンクに対して上昇回動して前記草刈装置の底面側が車体前方向きになった上昇取り付け姿勢と、前記昇降リンクに対して下降回動して前記草刈装置の底面側が車体下方向きになった下降取り付け姿勢とに切り換え自在に支持されている草刈機において、
前記自走車体のフロントバンパーに、上昇回動された前記草刈装置に対して前記自走車体よりも前方側で受け止め作用するストッパー部を備え
前記フロントバンパーを、左右一対の車体上下向き棒部、及び、前記左右一対の車体上下向き棒部を連結する車体横向き棒部を備えるように棒材によって構成し、前記草刈装置が上昇回動された状態において前記草刈装置の付属部材が前記左右一対の車体上下向き棒部の間に入り込むように前記フロントバンパーを配置してある。
すなわち、上昇取り付け姿勢に切り換えようとする草刈装置が勢いよく上昇するなどし、フロントバンパーのストッパー部がなければ草刈装置が自走車体に当たる場合であっても、草刈装置はフロントバンパーのストッパー部に当たって受け止め支持されて自走車体に当たらない。
従って、本第1発明によると、草刈装置を自走車体に極力寄せて支持させた場合でも、草刈装置を自走車体に当たらないようにして上昇取り付け姿勢に切り換えて、車体に草刈装置が当たって変形や破損が発生することを回避しながら草刈装置の清掃や点検などの作業を容易に行うことができる。しかも、フロントバンパーをガード手段に利用した簡単な構造で済み、安価に得ることができる。
また、草刈装置とフロントバンパーのストッパー部との当たりによって、草刈装置の自走車体に対する当たりを回避するものでありながら、草刈装置が上昇回動された際、付属部材がフロントバンパーの左右一対の車体上下向き棒部の間に入り込む分、草刈装置の底面側がより大きく前向きになった取り付け姿勢を草刈装置の上昇取り付け姿勢として設定することができる。
従って、本第発明によると、フロントバンパーを草刈装置の自走車体に対する当たりを回避するガード手段に利用するものでありながら、草刈装置を上昇取り付け姿勢に切り換えた際、草刈装置の底面側がより上向きになって草刈装置の清掃や点検などを一層行いやすくなるようにできる。
本第発明にあっては、本第発明の構成において、前記フロントバンパーに、作業灯の支持部を備えてある。
すなわち、フロントバンパーを支持手段に利用して作業灯を装備するものである。
従って、本第発明によると、作業灯を使用して作業の容易化を図ることができるものでありながら、フロントバンパーを作業灯の支持手段に利用して構造面や経済面で有利に得ることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1,2に示すように、左右一対の駆動自在な前車輪1、左右一対の駆動及び操向操作自在な後車輪2、車体後部に設けたエンジン3が装備された原動部、この原動部の車体前方側近くに配置した運転座席4が装備された運転部、運転座席4の後側近くに位置したロプス6を備えた自走車体の前部に、車体フレームを構成している前部ミッションケース7から車体前方向きに延出されたリンク機構20を介して草刈装置10を連結するとともに、前記エンジン3からの駆動力が前記前部ミッションケース7に位置する動力取り出し軸7aから回転軸9を介して草刈装置10に伝達されるように構成して、乗用型草刈機を構成してある。
この草刈機は、草刈りや芝刈り作業を行うものであり、リンク機構20の左右一対のリフトアーム21が上下に揺動操作されると、リンク機構20が前部ミッションケース7に対して上下に揺動操作されて草刈装置10を、接地ゲージ輪11が地面上に接地した下降作業状態と、接地ゲージ輪11が地面上から上昇した上昇非作業状態とに昇降操作する。草刈装置10を下降作業状態にして自走車体を走行させると、草刈装置10は、刈り刃ハウジング12の内部の車体横方向での複数箇所において車体上下向きの軸芯まわりで駆動回動されるブレード形の回転刈り刃13によって草や芝を切断し、刈り草や刈り芝を回転刈り刃13の回動によって発生した風によって刈り刃ハウジング12の内部を刈り刃ハウジング12の横一端側に位置する排出口12bに搬送し、この排出口12bから刈り刃ハウジング外に排出していく。
図1,3などに示すように、前記リンク機構20は、前記前部ミッションケース7の下部の両横側から車体前方向きに上下揺動自在に延出された昇降リンク22、前記前部ミッションケース7の上部の両横側に上下揺動自在に支持された前記リフトアーム21、車体左側において前記リフトアーム21の先端部と前記昇降リンク22の中間部を連結しているリフトロッド23、車体右側において前記リフトアーム21の先端部と前記昇降リンク22の中間部を連結しているリフトロッド23を備えて構成してある。
前記各リフトアーム21は、左右のリフトアーム21の基部を前部ミッションケース7に回動自在に連結している回転支軸21bを介して前部ミッションケース7の上部内に位置するリフトシリンダ24に連動されている。前記各昇降リンク22の先端部は、草刈装置10の刈り刃ハウジング12の上面側に位置する連結ブラケット16に車体横向きの軸芯P1まわりで相対回動自在に連結されている。各連結ブラケット16は、刈り刃ハウジング12の上面側に左右一対の連結板14を介して固定された連結フレーム15に固定されている。前記各昇降リンク22の途中部位と、草刈装置10の刈り刃ハウジング12の後部の上面側に固定されたブラケット17とに姿勢規制ロッド25が連結されている。
図5に示すように、左側の昇降リンク22に連結されている前記姿勢規制ロッド25の下端側にも、右側の昇降リンク22に連結されている前記姿勢規制ロッド25の下端側にも、この姿勢規制ロッド25に固定のピンホルダー30に摺動自在に支持された連結ピン31、この連結ピン31を刈り刃ハウジング12の前記ブラケット17に挿入するように摺動付勢している連結ばね32、連結ピン31を連結ばね32に抗して摺動操作して前記ブラケット17から抜き外し操作するように連結ピン31の端部に備えさせた人為操作部33を設けてある。
つまり、各姿勢規制ロッド25は、連結ピン31を刈り刃ハウジング12の前記ブラケット17に対して抜き挿しすることによって刈り刃ハウジング12の後側に連結したり、刈り刃ハウジング12の後側から外したりすることができるようになっており、刈り刃ハウジング12の後側の前記姿勢規制ロッド25による昇降リンク22に対する連結が解除されると、草刈装置10が前記軸芯P1まわりで昇降リンク22に対して上昇及び下降回動させることができるようになっている。
すなわち、昇降リンク22を上昇操作し、かつ、各姿勢規制ロッド25を刈り刃ハウジング12のブラケット17から外した状態にすると、草刈装置10が軸芯P1まわりで昇降リンク22に対して上下回動するようになり、図6に示すように、草刈装置10を昇降リンク22に対して上昇回動させることにより、草刈装置10は、刈り刃ハウジング12の後側に位置する障害物乗り越え用のローラ18が接地部材になって地面上に立ち、刈り刃ハウジング12の開口12aが存在している草刈装置10の底面側が車体前方向きになった上昇取り付け姿勢になる。図4に示すように、草刈装置10を昇降リンク22に対して下降回動させることにより、草刈装置10は、刈り刃ハウジング12が昇降リンク22から垂下し、刈り刃ハウジング12の開口12aが存在している草刈装置10の底面側が車体下方向きになった下降取り付け姿勢になる。
図3,7,10に示すように、前記連結フレーム15が備えるブラケット19に連結ピン40bを介して中間部が支持された支持リンク40を草刈装置10に設け、この支持リンク40の下端部と、前記一方の昇降リンク22に固設されたブラケット22aとにガススプリング41を連結してある。
前記ガススプリング41は、昇降リンク22のブラケット22aに一端側が回動自在に支持されたシリンダチューブ41a、前記支持リンク40に一端側が回動自在に支持されたシリンダロッド41b、前記シリンダチューブ41aの内部に封入されたガス(図示せず)を備えて構成してある。
シリンダロッド41bは、シリンダチューブ41aに摺動出退自在に内嵌されている。シリンダチューブ内の前記ガスは、シリンダロッド41bがシリンダチューブ41aに入り込むように短縮操作されるに伴ってシリンダロッド41bをシリンダチューブ41aから突出する側に摺動付勢した作用状態になるようにして封入されている。
これにより、ガススプリング41は、シリンダロッド41bがシリンダチューブ41aに入り込むように短縮操作されていくと、これに伴って弾性変形していき、シリンダロッド41bをシリンダチューブ41aから突出する側に摺動付勢する弾性復元力を蓄積していく。
前記支持リンク40は、前記連結ピン40bの軸芯であって、前記左右の昇降リンク22の先端部がブラケット16に対して回動する前記軸芯P1と同一又はほぼ同一の軸芯まわりで回動するように前記ブラケット19に支持されている。図7に示すように、支持リンク40及びブラケット19にピン孔42,43を設け、図7(ロ)に示す如く両ピン孔42,43にロックピン44が装着されると、支持リンク40は、草刈装置10の連結フレーム15に回動不能に固定された状態に切り換わり、図7(イ)に示す如く前記ロックピン44が両ピン孔42,43から抜き外されると、支持リンク40は、草刈装置10の連結フレーム15に対して軸芯P1まわりで自由に回動する回動自由状態に切り換わるように構成してある。
草刈装置10が昇降リンク22に対して前記下降取り付け姿勢にある状態において、支持リンク40が前記回動不能状態に切り換えられると、支持リンク40がガススプリング41を短縮操作し、かつ、ガススプリング41の弾性復元力が支持リンク40、ロックピン44を介してブラケット19に伝達される状態になることにより、ガススプリング41は、蓄積している弾性復元力を、草刈装置10を上昇取り付け姿勢に切り換える方向の操作力として、支持リンク40、ロックピン44を介して草刈装置10の連結フレーム15に付与する弾力発揮状態に切り換わるようになっている。
草刈装置10が昇降リンク22に対して前記下降取り付け姿勢にある状態であっても、支持リンク40が自由回動状態に切り換えられると、ガススプリング41が弾性復元力を発揮しても、この弾性復元力によって支持リンク40が回動操作されることにより、ガススプリング41は、草刈装置10に対する操作力付与を解除した作用解除状態に切り換わるようになっている。
図7に示すように、前記支持リンク40は、この支持リンク40の上端側に設けたハンドル連結部40aに脱着自在なバーハンドル45を連結して操作するように構成してある。前記バーハンドル45は、角パイプ材によって構成してあり、バーハンドル45の一端側を支持リンク40の前記ハンドル連結部40aに外嵌させて支持リンク40の回動軸芯まわりで揺動操作することにより、支持リンク40がバーハンドル45と共に揺動して前記回動不能状態の位置になるように、かつ、支持リンク40がガススプリング41を短縮操作するように支持リンク40を揺動操作できるようになっている。
図3に示すように、草刈装置10の刈り刃ハウジング12の横一端側の上方に、ロックピン51を備えたロック機構50を設けてある。
図9に明示するように、ロック機構50は、連結フレーム15が有する前記ブラケット16の横側面がわに固定のピンホルダー52に摺動自在に支持された前記ロックピン51、このロックピン51に装着されたロックばね53、前記ブラケット16に連結されている前記昇降リンク22の先端部に設けたピン孔54を備えて構成してある。
前記ロックピン51と前記ピン孔54とは、草刈装置10が昇降リンク22に対して上昇回動して前記上昇取り付け姿勢になると、これに伴ってロックピン51がピン孔54に入り込むことが可能な位置合わせ状態になるように配置してある。前記ロックばね53は、ロックピン51が備えるばね受け体51aに押圧作用することにより、ロックピン51をピン孔54に挿入する側に摺動付勢するようになっている。
これにより、ロック機構50は、草刈装置10が昇降リンク22に対して上昇回動操作されて前記上昇取り付け姿勢になると、これに伴ってロックピン51をロックばね53によってピン孔54に挿入し、ブラケット16をロックピン51によって昇降リンク22に回動不能に固定することによって草刈装置10を上昇取り付け姿勢に固定するように作用したロック状態にロックばね51によって自ずと切り換わるようになっている。ロックピン51のピンホルダー52から突出している端部に設けた操作部55によってロックピン51をロックばね53に抗して摺動操作してピン孔54から抜き外すことにより、ロック機構50を草刈装置10の上昇取り付け姿勢への固定を解除したロック解除状態に切り換えることができる。
自走車体の前部にフロトントバンパー70を設けてある。
図11に示すように、このフロントバンパー70は、運転部の前記左右一対の足載せ台65それぞれの車体前方側を車体上下方向に通っている車体上下向き棒部71、及び、前記左右一対の車体上下向き棒部71の上端側を連結するとともに運転部の操縦塔66の車体前方側を車体横向きに通っている車体横向き棒部72を備えるように屈曲成形した棒材としての丸鋼管材によって構成してある。そして、図6に示すように、このフロントバンパー70は、草刈装置10が前記上昇取り付け姿勢に切り換えられた状態において前記支持リンク40の前記ハンドル連結部40aが位置する方の遊端側が前記左右一対の車体上下向き棒部71の間に入り込むように配置してある。
前記フロントバンパー70の前記左右の車体上下向き棒部71に、草刈装置10に対するストッパー部73を設けてある。図6に示すように、フロントバンパー70の前記各ストッパー部73は、前記下降取り付け姿勢から上昇操作される草刈装置10が前記上昇取り付け姿勢を超えて若干上昇し過ぎると、自走車体の前記足載せ台65や操縦塔66よりも車体前方側で草刈装置10の前記連結フレーム15に当接し、草刈装置10の前記連結フレーム15や、刈り刃ハウジング12の上面側に前記回転軸9の駆動力を導入するように設けられている入力ケース12bが足載せ台65や操縦塔66に当たることがないように草刈装置10に受け止め作用するようになっている。
つまり、草刈りや芝刈り作業を行う際、草刈装置10を刈り刃ハウジング12の後端側が一対の姿勢規制ロッド25によって左右の昇降リンク22に連結された状態にしておいて、リフトシリンダ24を操作する。すると、リフトシリンダ24が左右一対のリフトアーム21を一体に上下に揺動操作し、左側のリフトアーム21がリフトロッド23を介して左側の昇降リンク22を、右側のリフトアーム21がリフトロッド23を介して右側の昇降リンク22をそれぞれ上下に揺動駆動して各昇降リンク22の先端部が草刈装置10の連結フレーム15に昇降作用する。これにより、草刈装置10が前記下降作業状態に下降したり、前記上昇非作業状態に昇降したりする。このとき、各昇降リンク22の中間部が姿勢規制ロッド25を介して刈り刃ハウジング12の後側を支持作用することにより、草刈装置10は、刈り刃ハウジング12の開口12aが存在する底面側が車体下方向きになった作業用の連結姿勢を維持した状態で下降作業状態と上昇非作業状態とに昇降する。
このとき、支持リンク40を回動自由状態に切り換えておく。すると、ガススプリング41が作用解除状態になり、ゲージ輪11及びローラ18が地面上の凹部に入り込んだり、凸部に乗り上がったりした際、草刈装置10が軸芯P1まわりで揺動昇降する。
草刈装置10の刈り刃ハウジング12の内部を清掃や点検する作業を行う際、図7(イ)に示すように、昇降リンク22を下降操作し、草刈装置10を草刈装置10の底面側が車体下方向きになった下降取り付け姿勢で昇降リンク22に支持されるとともにゲージ輪11で地面上に接地した状態にする。次に、図7(ロ)に示すように、支持リンク41に連結したバーハンドル45を揺動操作し、ガススプリング41を短縮操作してガススプリング41に弾性復元力を蓄積させるとともに支持リンク40にロックピン44を装着して支持リンク40を回動不能なようにロック状態に切り換えて、ガススプリング41を弾力発揮状態に切り換える。この後、図8に示すように、昇降リンク22を上昇操作して草刈装置10の連結フレーム15を持ち上げさせる。このとき、一対の姿勢規制ロッド25を刈り刃ハウジング12のブラケット17から外しておいて、刈り刃ハウジング12の後側と昇降リンク22との連結が解除された状態にしておき、草刈装置10の連結フレーム15が持ち上げ操作されると、草刈装置10を軸芯P1まわりで昇降リンク22に対して上昇回動するように回動操作し、刈り刃ハウジング12がローラ18を接地部材にして地面上に立った上昇取り付け姿勢にする。このとき、ガススプリング41が弾性復元力を発揮し、この弾性復元力が草刈装置10を上昇取り付け姿勢に切り換える方向の操作力として支持リンク40を介して草刈装置10に付与される。これにより、ガススプリング41による援助操作のために、草刈装置10を上昇取り付け姿勢に楽に回動操作することができる。草刈装置10が上昇取り付け姿勢になると、草刈装置10の刈り刃ハウジング12の開口12aが車体前方向きなり、刈り刃ハウジング12の内部の清掃や点検などの作業が車体前方側から行いやすくなる。草刈装置10が上昇取り付け姿勢になったとき、ロック機構50のロックピン51がロックばね53によって昇降リンク22のピン孔54に挿入されてロック機構50がロック状態に自ずと切り換わっており、草刈装置10を振動や重量によって上昇取り付け姿勢から姿勢変化しないようにロック機構50によって上昇取り付け姿勢に固定させながら作業を行うことができる。
草刈装置10を上昇取り付け姿勢に切り換える際、草刈装置10がガススプリング41による操作などのために勢いよく上昇するなどして、ロックピン51が掛からないで上昇取り付け姿勢を超えて上昇し過ぎることがあっても、フロントバンパー70の前記ストッパー部73が草刈装置10の連結フレーム15に当接して受け止め作用し、これによって草刈装置10が運転部の足載せ台5や操縦塔66に当たってしまうことが回避される。
図3に示すように、支持リンク40から取り外された前記バーハンドル45のための収納部60を、草刈装置10の刈り刃ハウジング12の上面側の前記連結フレーム15の近くに設けてある。
図10に明示するように、前記収納部60は、連結フレーム15の前記ブラケット19に固定された係止片61、連結フレーム15に支持されたキャッチャー62を備えて構成してある。
つまり、収納部60は、バーハンドル45の一端部を係止片61に外嵌させて係止させ、バーハンドル45の中間部をキャッチャー62に嵌め込んで挟持させることにより、ハンドルバー45を連結フレーム15の前記ブラケット19と16の間に連結フレーム15に沿った収納姿勢にして保管するようになっている。
図6,11に示すように、前記フロントバンパー70についてさらに詳述すると、フロントバンパー70の両端側に、前記車体上下向き棒部71の下端部から車体後方向きに延出した車体前後向きの連結棒部74を設けてある。前記左右の連結棒部74が運転部の前記足載せ台65の下方で、前部ミッションケース7の前部に連結の支持フレーム7bを介して前部ミッションケース7に支持されていることにより、フロントバンパー70が自走車体に支持されている。
図6,11に示すように、フロントバンパー70の前記車体横向き棒部72の両端部に、ブラケットを設けて支持部75を備えさせ、各支持部75に作業灯80を支持させてある。
図12に示すように、前記操縦塔66の上部の後面側に、ステアリングホィール67の取付け角度を変更するチルト機構68が出入りする開口66aを設けて、操縦塔66の車体前後方向での大きさを極力小にできるようにしてある。操縦塔66のチルト機構68の両横側に燃料計などの計器69を設けてある。すなわち、運転座席4と操縦塔66との間隔を広く確保することができるようにしてある。
〔別実施例〕
草刈装置10が上昇取り付け姿勢に切り換えられた際、前記支持リンク40に替えて前記入力ケース12cがフロントバンパー70の左右の車体上下向き棒部71の間に入り込むように構成したり、支持リンク40も入力ケース12cもがフロントバンパー70の左右の車体上下向き棒部71の間に入り込むように構成して実施してもよい。従って、支持リンク40や入力ケース12bcなどを総称して、草刈装置10の付属部材40と呼称する。
乗用型草刈機全体の側面図 乗用型草刈機全体の平面図 草刈装置の平面図 草刈装置の側面図 姿勢規制ロッドの脱着構造の断面図 草刈装置の上昇回動状態での側面図 (イ)は、弾機の作用解除状態での側面図、(ロ)は、弾機の弾力発揮状態での側面図 草刈装置の上昇要領を示す側面図 ロック機構の断面図 収納部の平面図 フロントバンパーの正面図 ステアリングホィール配置部の側面図 操縦塔の計器配置部の平面図
10 草刈装置
22 昇降リンク
40 付属部材
70 フロントバンパー
71 フロントバンパーの車体上下向き棒部
72 フロントバンパーの車体横向き棒部
73 ストッパー部
75 支持部
80 作業灯

Claims (2)

  1. 自走車体の前部に、上下駆動揺動自在な昇降リンクを介して昇降操作自在に草刈装置を連結し、
    前記草刈装置が、前記昇降リンクに対して上昇回動して前記草刈装置の底面側が車体前方向きになった上昇取り付け姿勢と、前記昇降リンクに対して下降回動して前記草刈装置の底面側が車体下方向きになった下降取り付け姿勢とに切り換え自在に支持されている草刈機であって、
    前記自走車体のフロントバンパーに、上昇回動された前記草刈装置に対して前記自走車体よりも前方側で受け止め作用するストッパー部を備え
    前記フロントバンパーを、左右一対の車体上下向き棒部、及び、前記左右一対の車体上下向き棒部を連結する車体横向き棒部を備えるように棒材によって構成し、
    前記草刈装置が上昇回動された状態において前記草刈装置の付属部材が前記左右一対の車体上下向き棒部の間に入り込むように前記フロントバンパーを配置してある草刈機。
  2. 前記フロントバンパーに、作業灯の支持部を備えてある請求項記載の草刈機。
JP2005186630A 2005-06-27 2005-06-27 草刈機 Expired - Fee Related JP4520909B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005186630A JP4520909B2 (ja) 2005-06-27 2005-06-27 草刈機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005186630A JP4520909B2 (ja) 2005-06-27 2005-06-27 草刈機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007000111A JP2007000111A (ja) 2007-01-11
JP4520909B2 true JP4520909B2 (ja) 2010-08-11

Family

ID=37686269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005186630A Expired - Fee Related JP4520909B2 (ja) 2005-06-27 2005-06-27 草刈機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4520909B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017126064A1 (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 ヤンマー株式会社 モア及びモアを備えた作業車両

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5672260B2 (ja) * 2012-04-10 2015-02-18 井関農機株式会社 乗用型草刈機
JP6121194B2 (ja) * 2013-02-26 2017-04-26 株式会社クボタ 乗用型草刈機
JP7056043B2 (ja) * 2017-09-08 2022-04-19 井関農機株式会社 乗用芝刈機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6349009A (ja) * 1986-08-19 1988-03-01 ヤンマーディーゼル株式会社 芝刈り作業車
JPH06217623A (ja) * 1993-01-26 1994-08-09 Iseki & Co Ltd トラクタモーアの連動カバー
JPH08256556A (ja) * 1995-03-20 1996-10-08 Kubota Corp フロントマウント型乗用芝刈機
JP2003002259A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Kubota Corp 作業機の作業灯配設構造
JP2003112894A (ja) * 2001-10-03 2003-04-18 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフト

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6349009A (ja) * 1986-08-19 1988-03-01 ヤンマーディーゼル株式会社 芝刈り作業車
JPH06217623A (ja) * 1993-01-26 1994-08-09 Iseki & Co Ltd トラクタモーアの連動カバー
JPH08256556A (ja) * 1995-03-20 1996-10-08 Kubota Corp フロントマウント型乗用芝刈機
JP2003002259A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Kubota Corp 作業機の作業灯配設構造
JP2003112894A (ja) * 2001-10-03 2003-04-18 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフト

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017126064A1 (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 ヤンマー株式会社 モア及びモアを備えた作業車両
US20190029172A1 (en) * 2016-01-20 2019-01-31 Yanmar Co., Ltd. Mower and work vehicle including mower

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007000111A (ja) 2007-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4537897B2 (ja) 草刈機
JP3672458B2 (ja) 芝刈機
JP5372381B2 (ja) 改良した展開及び折畳み装置を備えている草刈機
JP6719744B2 (ja) 自走草刈機
JP4520909B2 (ja) 草刈機
US6449933B1 (en) Lawn mower
KR102162051B1 (ko) 승용형 예초기
AU749669B2 (en) Four bar linkage mounting for mowers
JP5302787B2 (ja) 草刈機
JP4537959B2 (ja) 草刈機
JP2007143481A (ja) 作業車両のフロントモーア
JP4601004B2 (ja) 乗用型草刈機
JP4551333B2 (ja) 草刈機
JP2007330229A (ja) 乗用芝刈機
JP4171985B2 (ja) 自走型乗用草刈機
JP7403435B2 (ja) フロントマウント型乗用草刈機
EP2141978B1 (en) Device for frontmounting of an implement on a vehicle
JP2008054638A (ja) 刈取機の刈取昇降装置
JP7059164B2 (ja) 支持台車及び乗用型草刈機
JP2003054389A (ja) トラクタのリフト装置
JP2018134055A (ja) 乗用型草刈機
JP3146140B2 (ja) 乗用芝刈機
JP6925217B2 (ja) 乗用型草刈機
JP3858424B2 (ja) トラクタ用フロントモーア
JP2022102977A (ja) 乗用芝刈機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100422

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100521

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees