JP2003002259A - 作業機の作業灯配設構造 - Google Patents

作業機の作業灯配設構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間の路上走行時や作業走行時における脱輪
や作業効率の低下などを回避するとともに、夜間の機体
に対する乗降時に不安感を覚えさせないようにする。 【解決手段】 左右一対の前輪1と後輪2との間に搭乗
運転部3を形成してある作業機の作業灯配設構造におい
て、搭乗ステップ11の前端と後輪フェンダ9の後端と
の間における前輪1の車軸19と運転座席10を結ぶ仮
想線L上又はその近傍に、前輪1の後部周辺から搭乗運
転部3側方の乗降口16付近にわたる機体側方箇所を照
射する作業灯17を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右一対の前輪と
後輪との間に搭乗運転部を形成してある作業機の作業灯
配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような作業機の作業灯配設
構造においては、機体の前方を照射する前照灯以外に、
機体後方の作業地を照射する作業灯を機体の後部に配設
するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術によると、前照灯及び作業灯の照射によって機
体の前方及び後方を十分に照明できることから、夜間の
路上走行時や作業走行時における機体前方の走行路面や
作業地などの状態、及び、機体後方の走行路面や作業地
などの状態を容易に視認することができるものの、前輪
の後部周辺から搭乗運転部側方の乗降口付近にわたる機
体側方箇所の照明が不足することから、夜間の路上走行
時や作業走行時においては、路肩や既作業地などに対す
る前輪の位置関係あるいは機体側方箇所の状態を搭乗運
転部から視認することが困難になっており、もって、夜
間の路上走行時や作業走行時に、脱輪、あるいは、前輪
が既作業地に入り込んで重複する作業域が大きくなるこ
とや、前輪が既作業地から大きく離れて既作業域間に未
作業域が残ることに起因した作業効率の低下、などを招
き易くなるとともに、夜間の機体に対する乗降時に不安
感を覚えさせるようになっていた。
【0004】本発明の目的は、夜間の路上走行時や作業
走行時における脱輪や作業効率の低下などを回避すると
ともに、夜間の機体に対する乗降時に不安感を覚えさせ
ないようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕上記目的を達成
するため、本発明のうちの請求項1記載の発明では、左
右一対の前輪と後輪との間に搭乗運転部を形成してある
作業機の作業灯配設構造において、搭乗ステップの前端
と後輪フェンダの後端との間における前記前輪の車軸と
運転座席を結ぶ仮想線上又はその近傍に、前記前輪の後
部周辺から前記搭乗運転部側方の乗降口付近にわたる機
体側方箇所を照射する作業灯を配設した。
【0006】〔作用〕上記請求項1記載の発明による
と、機体の前方を照射する前照灯や機体後方の作業地を
照射する作業灯を装備した場合には照明が不足していた
前輪の後部周辺から搭乗運転部側方の乗降口付近にわた
る機体側方箇所を十分に照明することができ、これによ
って、夜間の路上走行時や作業走行時であっても、路肩
や既作業地などに対する前輪の位置関係あるいは機体側
方箇所の状態を搭乗運転部から容易に視認することがで
きるようになる。その結果、夜間の路上走行時や作業走
行時における脱輪、あるいは、前輪が既作業地に入り込
むことや前輪が既作業地から大きく離れることに起因し
た作業効率の低下、並びに、夜間の旋回走行時における
他物の巻き込みなどを回避できるとともに、夜間の機体
に対する乗降を不安感を覚えることなく行えるようにな
る。
【0007】又、機体側方箇所を照明できることによっ
て、電灯のない納屋などに対して機体を出し入れする場
合においても、その収納箇所の状態などを広い範囲で容
易に視認することができるようになり、もって、電灯の
ない納屋などに対する機体の出し入れを容易かつ迅速に
行えるようになる。
【0008】しかも、作業灯を、搭乗ステップの前端と
後輪フェンダの後端との間における前輪の車軸と運転座
席を結ぶ仮想線上又はその近傍に配設したことで、搭乗
運転部から手の届く位置に作業灯が位置するようになる
ことから、搭乗運転部に作業灯用のスイッチを配設する
ための改良を施さなくても、作業灯に装備されているス
イッチを搭乗運転部から操作することで、作業灯のオン
オフ状態を容易に切り換えることができるようになる。
【0009】〔効果〕従って、搭乗ステップの前端と後
輪フェンダの後端との間における前輪の車軸と運転座席
を結ぶ仮想線上又はその近傍に作業灯を配設するだけの
構成で、作業灯をオンオフ操作する際の操作性の向上を
図りながら、夜間の路上走行時や作業走行時における脱
輪や作業効率の低下などを回避できるとともに、夜間の
機体に対する乗降や、電灯のない納屋などに対する機体
の出し入れを容易かつ迅速に行えるようになった。
【0010】〔構成〕本発明のうちの請求項2記載の発
明では、上記請求項1記載の発明において、前記作業灯
を前記搭乗ステップの前端に装備した。
【0011】〔作用〕上記請求項2記載の発明による
と、前輪に近い搭乗ステップの前端に作業灯を装備する
ことから、前輪の後部周辺の照度を高くすることがで
き、これによって、夜間の路上走行時や作業走行時にお
ける搭乗運転部からの路肩や既作業地などに対する前輪
位置の視認が更に行い易くなる。しかも、搭乗ステップ
の前端における裏面側に作業灯を取り付けるようにすれ
ば、作業灯を搭乗ステップの前端に装備することに起因
した運転者に対する作業灯の前方からの照射を、その照
射を回避するための専用の部材を新たに設けなくても回
避することができるようになる。
【0012】〔効果〕従って、夜間の路上走行時や作業
走行時における脱輪や作業効率の低下などの回避がより
一層行い易くなるとともに、構成の簡素化や製造コスト
の削減を図りながら運転者に対する作業灯の前方からの
照射を回避できるようになった。
【0013】〔構成〕本発明のうちの請求項3記載の発
明では、上記請求項1記載の発明において、前記作業灯
を前記後部フェンダに装備した。
【0014】〔作用〕上記請求項3記載の発明による
と、作業灯が運転座席側方の比較的高い箇所に位置する
ことから、機体側方箇所を広範囲で照明することができ
て、夜間の路上走行時や作業走行時にもかかわらず、機
体側方箇所の状態視認を広範囲で行えるようになり、
又、作業灯をオンオフ操作する際に、作業灯を搭乗ステ
ップなどの低い位置に装備した場合に要する屈み動作を
不要にすることができるようになる。
【0015】〔効果〕従って、夜間の旋回走行時におけ
る他物の巻き込み回避や、夜間の機体に対する乗降、並
びに、電灯のない納屋などに対する機体の出し入れなど
を更に行い易くすることができるとともに、作業灯をオ
ンオフ操作する際の操作性の向上を更に図れるようにな
った。
【0016】〔構成〕本発明のうちの請求項4記載の発
明では、上記請求項1記載の発明において、前記作業灯
を、前記運転座席の直後方に立設される転倒保護フレー
ムに装備した。
【0017】〔作用〕上記請求項4記載の発明による
と、新たな支持部材を要することなく、作業灯をより高
い位置に装備することができて、機体側方箇所をより広
範囲で照射することができるようになり、結果、夜間の
路上走行時や作業走行時に、機体側方箇所の状態視認を
より広範囲で行えるようになる。又、運転座席直後方の
比較的高い位置に作業灯が位置することから、作業灯を
オンオフ操作する際の操作性の面でも有利である。
【0018】〔効果〕従って、作業灯をオンオフ操作す
る際の操作性に優れたものにしながらも、夜間の旋回走
行時における他物の巻き込み回避や、夜間の機体に対す
る乗降、並びに、電灯のない納屋などに対する機体の出
し入れなどを、より一層行い易くすることができるよう
になった。
【0019】〔構成〕本発明のうちの請求項5記載の発
明では、上記請求項1記載の発明において、前記作業灯
をステーを介して装備した。
【0020】〔作用〕上記請求項5記載の発明による
と、作業灯をより好適な位置に配設することができ、も
って、作業灯による側方照射をより効果的にすること
や、作業灯をオンオフ操作する際の操作性の向上を更に
図ることが可能になる。
【0021】〔効果〕従って、作業灯をオンオフ操作す
る際の操作性のより一層の向上を図ることや、夜間の路
上走行時や作業走行時における脱輪回避や作業効率の低
下の回避などをより一層行い易くすることができるよう
になった。
【0022】〔構成〕本発明のうちの請求項6記載の発
明では、上記請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明
において、前記作業灯を縦向きの軸心周りに向き変更可
能に装備した。
【0023】〔作用〕上記請求項6記載の発明による
と、搭乗運転部から作業灯を縦向きの軸心周りに直接操
作することで、作業灯の照射状態を、例えば、機体側方
箇所を照射する状態から機体前方側への照射量を多くす
る状態や機体後方側への照射量を多くする状態などに、
そのときの状況に応じて切り換えることができ、更に、
例えば機体側方箇所を照射する場合においても、前輪の
後部周辺を中心にして照射する状態や搭乗運転部側方の
乗降口付近を中心にして照射する状態などに切り換える
ことができるようになる。
【0024】〔効果〕従って、搭乗運転部からの縦向き
の軸心周りでの作業灯の直接操作によって、そのときの
状況に応じた照射状態を搭乗運転部から容易に現出する
ことができ、もって、夜間の路上走行時や作業走行時に
おける脱輪や作業効率の低下などの回避、夜間の旋回走
行時における他物の巻き込みなどの回避、及び、夜間の
機体に対する乗降や、電灯のない納屋などに対する機体
の出し入れなどを更に行い易くすることができるように
なった。
【0025】〔構成〕本発明のうちの請求項7記載の発
明では、上記請求項1〜6のいずれか一つに記載の発明
において、前記作業灯を横向きの軸心周りに向き変更可
能に装備した。
【0026】〔作用〕上記請求項7記載の発明による
と、搭乗運転部から作業灯を横向きの軸心周りに直接操
作することで、作業灯の照射状態を、例えば、機体側方
箇所を照射する状態から機体前方側への照射量を多くす
る状態や機体後方側への照射量を多くする状態などに、
そのときの状況に応じて切り換えることができ、更に、
例えば機体側方箇所を照射する場合においても、前輪の
後部周辺を中心にして照射する状態や搭乗運転部側方の
乗降口付近を中心にして照射する状態などに切り換える
ことができるようになる。
【0027】〔効果〕従って、搭乗運転部からの横向き
の軸心周りでの作業灯の直接操作によって、そのときの
状況に応じた照射状態を搭乗運転部から容易に現出する
ことができ、もって、夜間の路上走行時や作業走行時に
おける脱輪や作業効率の低下などの回避、夜間の旋回走
行時における他物の巻き込みなどの回避、及び、夜間の
機体に対する乗降や、電灯のない納屋などに対する機体
の出し入れなどを更に行い易くすることができるように
なった。
【0028】〔構成〕本発明のうちの請求項8記載の発
明では、上記請求項1〜7のいずれか一つに記載の発明
において、前記作業灯を位置変更可能に装備した。
【0029】〔作用〕上記請求項8記載の発明による
と、搭乗運転部から、作業灯の取り付け位置を、搭乗ス
テップの前端と後輪フェンダの後端との間において変更
することができ、これによって、作業灯の照射状態を、
前輪の後部周辺の照度を高くする状態や、機体側方箇所
を広範囲で照明する状態、あるいは、機体側方箇所を照
射する状態から機体前方側への照射量を多くする状態や
機体後方側への照射量を多くする状態などに、そのとき
の状況に応じて切り換えることができるようになる。
【0030】〔効果〕従って、搭乗運転部から作業灯の
取り付け位置を直接変更することで、そのときの状況に
応じた照射状態を搭乗運転部から容易に現出することが
でき、もって、夜間の路上走行時や作業走行時における
脱輪や作業効率の低下などの回避、夜間の旋回走行時に
おける他物の巻き込みなどの回避、及び、夜間の機体に
対する乗降や、電灯のない納屋などに対する機体の出し
入れなどを更に行い易くすることができるようになっ
た。
【0031】
【発明の実施の形態】図1には作業機の一例であるトラ
クタの全体側面が、図2にはトラクタの全体平面が、図
3にはトラクタの全体背面がそれぞれ示されており、こ
のトラクタは、左右一対の前輪1と後輪2との間に搭乗
運転部3が形成された乗用形の走行機体4の前部に、エ
ンジン5やラジエータ6などを搭載し、走行機体4の後
部に、作業装置連結用のリンク機構7を駆動昇降可能に
装備して構成されている。
【0032】搭乗運転部3は、左右の前輪1に連係され
るステアリングホイール8、左右の後輪2を覆う後部フ
ェンダ9の間に配置される運転座席10、及び、前輪1
と後輪2との間に配置される搭乗ステップ11、などを
備えて形成されており、運転座席10の直後方には、正
面視門形の転倒保護フレーム12が立設されている。
【0033】転倒保護フレーム12は、走行機体4に固
定された左右一対の下部フレーム13、左右の下部フレ
ーム13に横向きの軸心P1周りに起伏揺動自在に連結
された上部フレーム14、及び、上部フレーム14を起
立姿勢で固定するロック機構15、などによって構成さ
れている。
【0034】図1〜5に示すように、左右の各下部フレ
ーム13の上端には、対応する前輪1の後部周辺から搭
乗運転部3側方の乗降口16付近にわたる機体側方箇所
を照射する作業灯17が、各下部フレーム13から前方
に向けて延出するステー18を介して連結されており、
これによって、左右の各作業灯17は、搭乗ステップ1
1の前端と後輪フェンダ9の後端との間における前輪1
の車軸19と運転座席10とを結ぶ仮想線L上に位置す
るようになっている。各作業灯17の背面には、オンオ
フ切り換え用のスイッチ20が装備されている。
【0035】つまり、左右の作業灯17によって、機体
の前方を照射する前照灯21だけでは照明が不足してい
た前輪1の後部周辺から搭乗運転部3側方の乗降口16
付近にわたる機体側方箇所を十分に照明することがで
き、その結果、夜間の路上走行時や作業走行時であって
も、路肩や既作業地などに対する前輪1の位置関係ある
いは機体側方箇所の状態を搭乗運転部3から容易に視認
できるようになることから、夜間の路上走行時や作業走
行時における脱輪、あるいは、前輪1が既作業地に入り
込むことや前輪1が既作業地から大きく離れることに起
因した作業効率の低下、並びに、夜間の旋回走行時にお
ける他物の巻き込みなどを回避できるとともに、夜間の
機体に対する乗降を不安感を覚えることなく行えるよう
になり、更に、電灯のない納屋などに対して機体を出し
入れする場合においても、その収納箇所の状態などを広
い範囲で容易に視認できるようになることから、電灯の
ない納屋などに対する機体の出し入れを容易かつ迅速に
行えるようになっている。
【0036】しかも、各作業灯17が搭乗運転部3から
手の届く位置に位置することから、各作業灯17に装備
されているスイッチ20の搭乗運転部3からの操作が可
能となり、もって、各作業灯17のオンオフ状態の切り
換えを搭乗運転部3から容易に行えるようになってい
る。
【0037】各作業灯17は、左右一対のノブ付きボル
ト22を介してコの字状の支持枠23に横向きの軸心P
2周りに向き変更可能に連結され、各支持枠23は、ノ
ブ付きボルト24を介して対応するステー18に縦向き
の軸心P3周りに向き変更可能に連結されている。
【0038】つまり、搭乗運転部3からノブ付きボルト
22,24を操作することで、各作業灯17の向きを容
易に変更することができ、これによって、各作業灯17
の照射状態を、機体側方箇所を照射する状態から、例え
ば、機体前方側への照射量を多くする状態や機体後方側
への照射量を多くする状態、あるいは、機体側方箇所を
照射する場合においても、前輪1の後部周辺を中心にし
て照射する状態や搭乗運転部3側方の乗降口16付近を
中心にして照射する状態などに、そのときの状況に応じ
て容易に切り換えることができ、もって、夜間の路上走
行時や作業走行時における脱輪や作業効率の低下などの
回避、夜間の旋回走行時における他物の巻き込みなどの
回避、及び、夜間の機体に対する乗降や、電灯のない納
屋などに対する機体の出し入れなどを更に行い易くする
ことができるようになっている。
【0039】殊に、夜間の作業走行時には、例えば図6
に示すように、未作業地側の作業灯17を既作業地側の
機体後側方箇所を照射する状態に向き変更すれば、既作
業地側をかなりの広範囲で照明することができ、既作業
地側の広範囲の状態を容易に視認することができるよう
になっている。
【0040】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 (1)作業機としては乗用型芝刈機や乗用型田植機など
であってもよい。
【0041】(2)作業灯17の配設位置としては、搭
乗ステップ11の前端と後輪フェンダ9の後端との間に
おける前輪1の車軸19と運転座席10を結ぶ仮想線L
上又はその近傍であれば種々の変更が可能であり、例え
ば、作業灯17を後部フェンダ9に装備するようにして
もよく、又、図7〜10に示すように、作業灯17を搭
乗ステップ11の前端に配備することで、前輪1の後部
周辺の照度を高くして、夜間の路上走行時や作業走行時
における搭乗運転部3からの路肩や既作業地などに対す
る前輪位置の視認を更に行い易くするようにしてもよ
い。
【0042】尚、図7〜10に示す符号25は、作業灯
17を支持するために搭乗ステップ11の支持フレーム
26から延設されたステーであり、このステー25に
は、運転者に対する作業灯17の前方からの照射を防止
する壁部27が備えられている。
【0043】又、図示は省略するが、作業灯17を搭乗
ステップ11の裏面側に取り付けることで、機体側方箇
所を照射する作業灯17を搭乗ステップ11に装備する
ことに起因した運転者に対する作業灯17の前方側から
の照射を搭乗ステップ11にて防止するようにしてもよ
い。
【0044】(3)作業灯17としては、横向きの軸心
P2周りにのみ、あるいは縦向きの軸心P3周りにのみ
向き変更可能に装備されたものや、向き変更不能に固定
装備されたものであってもよく、又、取り付け位置の変
更が可能な状態に装備されたものであってもよい。
【0045】(4)単一の作業灯17を機体の左右いず
れか一方に装備するようにしてもよい。この場合、作業
灯17の取り付け位置を機体の左右で変更可能となるよ
うに構成すれば、単一の作業灯17で所望の機体側方箇
所を照射することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業機の全体側面図
【図2】作業機の全体平面図
【図3】作業機の全体背面図
【図4】作業灯の取り付け構造を示す要部の側面図
【図5】作業灯の取り付け構造を示す要部の一部横断平
面図
【図6】左右の作業灯で既作業地側を照射した状態を示
す平面図
【図7】別実施形態での作業機の全体側面図
【図8】別実施形態での作業灯の取り付け構造を示す要
部の側面図
【図9】別実施形態での作業灯取り付け用のステーの形
状を示す斜視図
【図10】別実施形態での作業灯の取り付け構造を示す
要部の正面図
【符号の説明】
1 前輪 2 後輪 3 搭乗運転部 9 後輪フェンダ 10 運転座席 11 搭乗ステップ 12 転倒保護フレーム 16 乗降口 17 作業灯 18 ステー 19 車軸 25 ステー P3 軸心 P2 軸心 L 仮想線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 宰 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 中村 正 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 3K039 AA01 BA02 CC10 KA00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の前輪と後輪との間に搭乗運転
    部を形成してある作業機の作業灯配設構造であって、 搭乗ステップの前端と後輪フェンダの後端との間におけ
    る前記前輪の車軸と運転座席を結ぶ仮想線上又はその近
    傍に、前記前輪の後部周辺から前記搭乗運転部側方の乗
    降口付近にわたる機体側方箇所を照射する作業灯を配設
    してある作業機の作業灯配設構造。
  2. 【請求項2】 前記作業灯を前記搭乗ステップの前端に
    装備してある請求項1記載の作業機の作業灯配設構造。
  3. 【請求項3】 前記作業灯を前記後部フェンダに装備し
    てある請求項1記載の作業機の作業灯配設構造。
  4. 【請求項4】 前記作業灯を、前記運転座席の直後方に
    立設される転倒保護フレームに装備してある請求項1記
    載の作業機の作業灯配設構造。
  5. 【請求項5】 前記作業灯をステーを介して装備してあ
    る請求項1記載の作業機の作業灯配設構造。
  6. 【請求項6】 前記作業灯を縦向きの軸心周りに向き変
    更可能に装備してある請求項1〜5のいずれか一つに記
    載の作業機の作業灯配設構造。
  7. 【請求項7】 前記作業灯を横向きの軸心周りに向き変
    更可能に装備してある請求項1〜6のいずれか一つに記
    載の作業機の作業灯配設構造。
  8. 【請求項8】 前記作業灯を位置変更可能に装備してあ
    る請求項1〜7のいずれか一つに記載の作業機の作業灯
    配設構造。
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