JP4517970B2 - 点火コイル - Google Patents

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Description

本発明は、スパークプラグからスパークを発生させるための点火コイルに関し、特に、イオン電流検出機能を有する点火コイルに関する。
車両等のエンジンの気筒に取り付けて使用する点火コイルにおいては、これに取り付けたスパークプラグからスパークを発生させ、各気筒において燃焼を行う。このとき、スパークプラグの電極間には、燃焼時に燃料がイオン化することによりイオン電流が流れる。そのため、このイオン電流の有無を検出して、各気筒において失火が発生していないかの監視を行うことができる。
ところで、上記スパークプラグの電極間に流れるイオン電流は、極めて微弱な電流であり、安定してその検出を行うためには更なる工夫が必要とされる。
例えば、特許文献1において開示されているように、スパークプラグと点火コイルにおける2次コイルとは、点火コイルのプラグ取付口に配設した高圧接続端子(高圧端子)の内壁から立設したバネ部材保持部と、スパークプラグにおける頭部との間にバネ部材(コイルバネ)を挟持した状態で電気的に接続されている。そして、バネ部材によって、バネ部材保持部とスパークプラグにおける頭部との接触状態を維持し、瞬間的な断線状態を防止している。
しかしながら、点火コイルに振動等の外力が加わると、バネ部材が高圧接続端子とスパークプラグとの間で振動してしまう。これにより、高圧接続端子とバネ部材との接触状態又はスパークプラグとバネ部材との接触状態が変化してしまい、これらの間における電気抵抗が変化してしまうおそれがある。
一方、イオン電流の検出機能を有しているといないとに拘わらず、点火コイルにおいては、以下のような問題点もある。すなわち、バネ部材が高圧接続端子とスパークプラグとの間で振動することにより、これらの間に摩耗が生じるおそれがある。そして、摩耗により生じた摩耗粉が酸化して絶縁物となり、バネ部材と高圧接続端子又はスパークプラグとの間に挟まったときには、スパークプラグの導通不良を生じるおそれがある。
特開2001−85139号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、コイルバネと高圧端子又はスパークプラグとの間に、摩耗が生じてしまうことを効果的に抑制することができる点火コイルを提供しようとするものである。
第1の参考発明は、同心円状に巻回した1次コイル及び2次コイルを備えた円筒部を有すると共に、イオン電流検出機能を有してなる点火コイルにおいて、
上記円筒部は、エンジンにおけるプラグホール内に挿通可能であり、その軸方向先端部に、スパークプラグを取り付けるためのプラグ取付口を有していると共に、該プラグ取付口に、上記2次コイルの一端と電気的に接続された高圧端子及び該高圧端子に接触するコイルバネを配設してなり、
かつ、上記円筒部は、その軸方向基端部に、径方向外方に突出したフランジ部を1つ又は複数有しており、該フランジ部に、ボルトを挿通させるためのボルト挿通穴を複数形成してなることを特徴とする点火コイルにある
本発明の点火コイルは、エンジンにおけるプラグホール内に上記1次コイル及び2次コイルを備えた円筒部を配設して使用するスティックタイプのものであり、イオン電流検出機能を有するものである。
また、上記円筒部は、その軸方向基端部に、径方向外方に突出したフランジ部を1つ又は複数有しており、このフランジ部に、ボルトを挿通させるためのボルト挿通穴を複数形成してなる。すなわち、本発明においては、従来の部品点数削減及び組付工数低減のためのボルト1本締め構造をあえて避け、複数のボルトにより点火コイルを取り付ける構造を積極的に採用している。
そして、上記点火コイルは、その円筒部をプラグホール内に挿通し、そのフランジ部における複数のボルト挿通穴にそれぞれボルトを挿通し、このボルトをプラグホールの周辺に螺合することにより、エンジンに取り付けられる。そのため、点火コイルは、複数のボルトによってエンジンに取り付けられ、その取付強度が高い。
また、点火コイルにおけるプラグ取付口にスパークプラグを取り付けたときには、スパークプラグとコイルバネとが接触し、2次コイルの一端から高圧端子を介してスパークプラグに電力を供給する状態が形成される。
エンジンに取り付けた点火コイルを使用する際には、上記構成を採用したことにより、コイルバネが高圧端子とスパークプラグとの間で振動してしまうことを抑制することができる。これにより、エンジンに取り付けた点火コイルに振動等の外力が加わっても、コイルバネと高圧端子又はスパークプラグとの間に、摩耗が生じてしまうことを効果的に抑制することができる。
それ故、本発明の点火コイルによれば、極めて簡単な構造の工夫により、コイルバネと高圧端子又はスパークプラグとの間に、摩耗が生じてしまうことを効果的に抑制することができる。
また、点火コイルの1次コイルに通電したときには、電磁誘導によって2次コイルに高電圧が発生し、高圧端子及びコイルバネを介して電流が流れて、スパークプラグにおける電極間にスパークが発生する。これにより、エンジンにおいて燃焼が行われ、上記イオン電流検出機能によって、高圧端子及びコイルバネを介してスパークプラグにおける電極間に流れるイオン電流の検出を行う。
このとき、点火コイルに振動等の外力が加わっても、この点火コイルを複数のボルトによってエンジンに取り付けていることにより、高圧端子とコイルバネとの接触状態又はスパークプラグとコイルバネとの接触状態が変化してしまうことを抑制し、これらの間における電気抵抗が変化してしまうことを抑制することができる。
そのため、本発明においては、イオン電流の検出精度を格段に向上させることができ、スパークプラグにおける電極間に流れる微弱なイオン電流を安定して検出することができる。
第2の参考発明は、同心円状に巻回した1次コイル及び2次コイルを備えた円筒部を有する点火コイルにおいて、
上記円筒部は、エンジンにおけるプラグホール内に挿通可能であり、その軸方向先端部に、スパークプラグを取り付けるためのプラグ取付口を有していると共に、該プラグ取付口に、上記2次コイルの一端と電気的に接続された高圧端子及び該高圧端子に接触するコイルバネを配設してなり、
かつ、上記円筒部は、その軸方向基端部に、径方向外方に突出したフランジ部を1つ有しており、該フランジ部に、ボルトを挿通させるためのボルト挿通穴を複数形成してなることを特徴とする点火コイルにある
本発明の点火コイルは、1つのフランジ部に対してボルト挿通穴を複数形成してなる。そのため、本発明の点火コイルもまた、上述した点火コイルと同様に、複数のボルトによってエンジンに取り付けられ、その取付強度が高い。
そして、エンジンに取り付けた点火コイルを使用する際に、コイルバネが高圧端子とスパークプラグとの間で振動してしまうことを抑制することができる。これにより、エンジンに取り付けた点火コイルに振動等の外力が加わっても、コイルバネと高圧端子又はスパークプラグとの間に、摩耗が生じてしまうことを効果的に抑制することができる。
それ故、本発明の点火コイルによっても、極めて簡単な構造の工夫により、コイルバネと高圧端子又はスパークプラグとの間に、摩耗が生じてしまうことを効果的に抑制することができる。
第3の参考発明は、同心円状に巻回した1次コイル及び2次コイルを備えた円筒部を有する点火コイルにおいて、
上記円筒部は、エンジンにおけるプラグホール内に挿通可能であり、その軸方向先端部に、スパークプラグを取り付けるためのプラグ取付口を有していると共に、該プラグ取付口に、上記2次コイルの一端と電気的に接続された高圧端子及び該高圧端子に接触するコイルバネを配設してなり、
かつ、上記円筒部は、その軸方向基端部に、径方向外方に突出したフランジ部を複数有しており、該フランジ部に、ボルトを挿通させるためのボルト挿通穴を1つ形成してなることを特徴とする点火コイルにある
本発明の点火コイルは、複数のフランジ部に対してボルト挿通穴をそれぞれ1つ形成してなる。そのため、本発明の点火コイルもまた、上述した点火コイルと同様に、複数のボルトによってエンジンに取り付けられ、その取付強度が高い。
そして、エンジンに取り付けた点火コイルを使用する際に、コイルバネが高圧端子とスパークプラグとの間で振動してしまうことを抑制することができる。これにより、エンジンに取り付けた点火コイルに振動等の外力が加わっても、コイルバネと高圧端子又はスパークプラグとの間に、摩耗が生じてしまうことを効果的に抑制することができる。
それ故、本発明の点火コイルによっても、極めて簡単な構造の工夫により、コイルバネと高圧端子又はスパークプラグとの間に、摩耗が生じてしまうことを効果的に抑制することができる。
第1の発明は、同心円状に巻回した1次コイル及び2次コイルを備えた円筒部を有する点火コイルにおいて、
上記円筒部は、エンジンにおけるプラグホール内に挿通可能であり、その軸方向先端部に、スパークプラグを取り付けるためのプラグ取付口を有していると共に、該プラグ取付口に、上記2次コイルの一端と電気的に接続された高圧端子及び該高圧端子に接触するコイルバネを配設してなり、
かつ、上記円筒部は、その軸方向基端部に、軸方向基端部から径方向外方に突出しボルトを挿通させるためのボルト挿通穴を形成してなるフランジ部と、上記エンジンにおける上記プラグホールの開口部の周辺に設けた係止爪部によって係止される係止突起部とを、周方向の互いに反対側の位置に形成してなり、
上記係止爪部は、エンジン側フランジ部から立設した立設部と、該立設部から屈曲形成して上記エンジン側フランジ部に対向配置させた屈曲部とによって形成してあり、
上記フランジ部における上記ボルト挿通穴に挿通した上記ボルトを上記エンジン側フランジ部に螺合し、上記係止突起部を上記係止爪部における上記屈曲部によって上記エンジン側フランジ部に向けて押圧した状態で、上記エンジンに取り付けるよう構成してあり、
上記円筒部の上記軸方向基端部には、イグナイタを配設するためのイグナイタ配置凹部が形成されており、
上記フランジ部及び上記係止突起部は、上記イグナイタ配置凹部から径方向外方に突出して形成されており、
上記イグナイタ配置凹部の軸方向端面を、上記プラグホールの軸方向端面に当接させたときには、上記フランジ部と上記エンジン側フランジ部との間に隙間Aを形成し、上記係止突起部と上記係止爪部における上記屈曲部との間に、上記隙間Aよりも小さな隙間Bを形成するよう構成したことを特徴とする点火コイルにある(請求項1)。
第2の発明は、同心円状に巻回した1次コイル及び2次コイルを備えた円筒部を有する点火コイルにおいて、
上記円筒部は、エンジンにおけるプラグホール内に挿通可能であり、その軸方向先端部に、スパークプラグを取り付けるためのプラグ取付口を有していると共に、該プラグ取付口に、上記2次コイルの一端と電気的に接続された高圧端子及び該高圧端子に接触するコイルバネを配設してなり、
かつ、上記円筒部は、その軸方向基端部に、該軸方向基端部から径方向外方に突出しボルトを挿通させるためのボルト挿通穴を形成してなるフランジ部と、上記エンジンにおける上記プラグホールの開口部の周辺に設けた係止爪部によって係止される係止突起部とを、周方向の互いに反対側の位置に形成してなり、
上記係止爪部は、エンジン側フランジ部から立設した立設部と、該立設部から屈曲形成して上記エンジン側フランジ部に対向配置させた屈曲部とによって形成してあり、
上記フランジ部における上記ボルト挿通穴に挿通した上記ボルトを上記エンジン側フランジ部に螺合し、上記係止突起部を上記係止爪部における上記屈曲部によって上記エンジン側フランジ部に向けて押圧した状態で、上記エンジンに取り付けるよう構成してあり、
上記円筒部の上記軸方向基端部には、イグナイタを配設するためのイグナイタ配置凹部が形成されており、
上記フランジ部及び上記係止突起部は、上記イグナイタ配置凹部から径方向外方に突出して形成されており、
上記イグナイタ配置凹部の軸方向端面を、上記プラグホールの軸方向端面に当接させたときには、上記フランジ部と上記エンジン側フランジ部との間に隙間Aを形成する一方、上記係止突起部と上記係止爪部における上記屈曲部との間には、隙間を形成しないよう構成したことを特徴とする点火コイルにある(請求項2)。
本発明の点火コイルは、円筒部の軸方向基端部に、エンジンにおけるプラグホールの開口部の周辺に止め付ける係止部を複数形成してなる。そのため、本発明の点火コイルは、複数の係止部によってエンジンに取り付けられ、その取付強度が高い。
そして、エンジンに取り付けた点火コイルを使用する際に、コイルバネが高圧端子とスパークプラグとの間で振動してしまうことを抑制することができる。これにより、エンジンに取り付けた点火コイルに振動等の外力が加わっても、コイルバネと高圧端子又はスパークプラグとの間に、摩耗が生じてしまうことを効果的に抑制することができる。
それ故、本発明の点火コイルによっても、極めて簡単な構造の工夫により、コイルバネと高圧端子又はスパークプラグとの間に、摩耗が生じてしまうことを効果的に抑制することができる。
上述した第1〜第3の参考発明及び第1、第2の発明における好ましい実施の形態につき説明する。
第1、第2の参考発明において、上記円筒部には、上記フランジ部を1つ設け、上記ボルト挿通穴は、この1つのフランジ部に複数形成することができる。また、上記円筒部には、上記フランジ部を複数設け、上記ボルト挿通穴は、各フランジ部にそれぞれ形成することもできる。
また、第2の参考発明において、上記複数のボルト挿通穴は、上記円筒部の周方向に互いにずれた位置に形成することが好ましい
この場合には、ボルト挿通穴の形成位置が適切であり、コイルバネが高圧端子とスパークプラグとの間で振動してしまうことを一層抑制することができる。
なお、上記円筒部の周方向における上記ボルト挿通穴の中心同士の間の角度は、30〜180°とすることが好ましい。この場合には、ボルト挿通穴の形成位置を一層適切にすることができる。
また、第1、第2の発明において、上記係止部は、上記円筒部の軸方向基端部から径方向外方に突出しボルトを挿通させるためのボルト挿通穴を形成してなるフランジ部と、上記エンジンにおける上記プラグホールの開口部の周辺に設けた係止爪部によって係止される係止突起部とからなる。
これにより、係止突起部をプラグホールの開口部の周辺における係止爪部に係止すると共に、フランジ部のボルト挿通穴に挿通させたボルトをプラグホールの周辺に螺合することにより、点火コイルをエンジンに取り付けることができる。
また、上記第1〜第3の参考発明及び第1、第2の発明において、上記高圧端子には、突起部が突出形成してあり、上記コイルバネは、その内周側が上記突起部に圧入してあることが好ましい(請求項)。
この場合には、高圧端子とコイルバネとの間の接触状態を一層安定して維持することができる。そのため、高圧端子とコイルバネとの間の電気抵抗が変化してしまうことを一層抑制し、上記イオン電流を一層安定して検出することができる。
また、上記コイルバネの先端部は、上記スパークプラグにおける頭部の外周面に被さるように接触する形状を有していることが好ましい(請求項)。
この場合には、スパークプラグとコイルバネとの接触状態を一層安定して維持することができる。そのため、スパークプラグとコイルバネとの間の電気抵抗が変化してしまうことを一層抑制し、上記イオン電流を一層安定して検出することができる。
以下に、本発明の点火コイルにかかる実施例につき、図面と共に説明する。
参考例
本例の点火コイル1は、図1〜図5に示すごとく、同心円状に巻回した1次コイル21及び2次コイル22を備えた円筒部2を有すると共に、イオン電流検出機能を有してなる。上記円筒部2は、エンジン7におけるプラグホール71内に挿通可能である。また、円筒部2は、その軸方向先端部201に、スパークプラグ6を取り付けるためのプラグ取付口26を有している。このプラグ取付口26には、2次コイル22の一端(高圧側端部)と電気的に接続された高圧端子27及びこの高圧端子27に接触するコイルバネ28が配設されている。
また、上記円筒部2は、その軸方向基端部202に、径方向外方に突出したフランジ部31を2つ有しており、各フランジ部31に、ボルト4を挿通させるためのボルト挿通穴311をそれぞれ形成してなる。
なお、軸方向先端部201とは、円筒部2をプラグホール71に挿通させたときに、プラグホール71内に挿通される側をいい、軸方向基端部202とは、プラグホール71内に挿通されない側をいう。
以下に、本例の点火コイル1につき、図1〜図7と共に詳説する。
図4に示すごとく、上記円筒部2は、コイルケース20内に、外周コア24、1次コイル21、2次コイル22、及び中心コア23を挿通配設してなる。
すなわち、上記1次コイル21は、絶縁被覆したワイヤを円筒状に巻回してなり、上記2次コイル22は、円筒状の2次スプール221の外周面に1次コイル21よりも多い巻回数で絶縁被覆したワイヤを巻回してなる。
また、2次コイル22は、1次コイル21の内周側に挿通されており、2次コイル22の内周側には、電磁鋼板からなる棒状の中心コア23が配設されている。また、1次コイル21は、電磁鋼板からなる円筒状の外周コア24内に挿通されており、この外周コア24は、コイルケース20内に挿通されている。そして、1次コイル21に電流を流して発生させる磁束は、中心コア23及び外周コア24を通過させて増大させることができる。
なお、本例の1次コイル21は、絶縁被覆したワイヤを円筒状に巻回した後、この巻回後のワイヤ同士を、融着剤等によって結合して円筒状に作製した。これに対し、1次コイル21は、円筒状の1次スプールの外周面に絶縁被覆したワイヤを巻回してなることもできる。
また、中心コア23と2次コイル22との間、2次コイル22と1次コイル21との間、1次コイル21と外周コア24との間の各隙間には、絶縁樹脂5が充填されている。
また、コイルケース20の軸方向基端部202には、1次コイル21に電力を供給するイグナイタ32を配設するためのイグナイタ配置凹部3が形成されている。そして、このイグナイタ配置凹部3内は、イグナイタ32を配設した状態で、上記各隙間に充填した絶縁樹脂5と同じ絶縁樹脂5によって充填されている。また、イグナイタ32における回路基板321は、ECU(電子制御ユニット)からの信号によって動作するスイッチング素子等を用いた電力制御回路、及びイオン電流の検出を行うイオン電流検出回路を備えている。
そして、ECUからスパーク発生信号が回路基板321に送信されると、回路基板321におけるスイッチング素子等が動作して1次コイル21に電流が流れ、これに伴って2次コイル22に電磁誘導による誘導起電力(逆起電力)が発生し、スパークプラグ6からスパークを発生させることができる。
また、図4、図5に示すごとく、本例の高圧端子27には、プラグ取付口26の先端開口部に向かって突出する突起部271が形成されている。そして、コイルバネ28は、その内周側を突起部271に圧入することにより、高圧端子27と電気的に接続されている。
また、コイルバネ28の先端部281は、スパークプラグ6における頭部61の外周面に被さるよう接触可能な形状を有している。すなわち、スパークプラグ6における頭部61の外周面は、曲面状に形成されており、コイルバネ28の先端部281は、これを構成する鋼線が先端側に向かって直径を大きくするよう巻回されていることにより、スパークプラグ6における頭部61の外周面に被さるように接触する形状を有している。
また、高圧端子27は、底部と、底部から円環状に立設する環状側壁部とからなるカップ形状を有している。そして、コイルバネ28の基端部282は、高圧端子27内に配設された状態で、コイルケース20に形成された抜止突起205によって抜け防止がなされている。
図1〜図3に示すごとく、上記フランジ部31は、コイルケース20におけるイグナイタ配置凹部3から径方向外方に突出して形成されている。また、ボルト挿通穴311は、フランジ部31に形成した貫通穴に金属製の円筒部材312を配設することによって形成されている。
また、上記イグナイタ32には、外部電源と電気的に接続するためのコネクタ接続部322が形成されており、このコネクタ接続部322は、イグナイタ配置凹部3の径方向外方に突出して配置されている。また、本例のフランジ部31は、イグナイタ配置凹部3の周方向Rにおいて、イグナイタ32のコネクタ接続部322を配設した位置とは異なる位置に2箇所形成されている。なお、フランジ部31の形成箇所は、特に限定されるものではなく、コネクタ接続部322と干渉しない任意の位置に形成することができる。
上記点火コイル1は、その円筒部2をプラグホール71内に挿通し、その各フランジ部31におけるボルト挿通穴311にそれぞれボルト4を挿通し、各ボルト4をプラグホール71の周辺に形成されたエンジン側フランジ部711に螺合することにより、エンジン7に取り付けられる。そのため、点火コイル1は、複数のボルト4によってエンジン7に取り付けられ、その取付強度が高い。
また、点火コイル1におけるプラグ取付口26にスパークプラグ6を取り付けたときには、スパークプラグ6とコイルバネ28とが接触し、2次コイル22の高圧側端部から高圧端子27を介してスパークプラグ6に電力を供給する状態が形成される。また、スパークプラグ6を取り付けたときには、コイルバネ28が圧縮され、このコイルバネ28は、高圧端子27とスパークプラグ6との間を所定圧力を付与して導通させる。
そして、上記ECUからの信号を受け、イグナイタ32の回路基板321における電力制御回路から1次コイル21に通電が行われたときには、電磁誘導によって2次コイル22に高電圧が発生し、高圧端子27及びコイルバネ28を介して電流が流れて、スパークプラグ6における電極間にスパークが発生する。これにより、エンジン7において燃焼が行われ、回路基板321におけるイオン電流検出回路によって、高圧端子27及びコイルバネ28を介してスパークプラグ6における電極間に流れるイオン電流の検出を行う。
このとき、点火コイル1に振動等の外力が加わっても、この点火コイル1を複数のボルト4によってエンジン7に取り付けていることにより、点火コイル1が振動してしまうことを抑制することができる。
これにより、コイルバネ28が高圧端子27とスパークプラグ6との間で振動してしまうことを抑制することができる。そのため、点火コイル1に振動等の外力が加わっても、高圧端子27とコイルバネ28との接触状態又はスパークプラグ6とコイルバネ28との接触状態が変化してしまうことを抑制し、これらの間における電気抵抗が変化してしまうことを抑制することができる。こうして、本例においては、上述した作用効果がボルト1本締め構造の場合よりも格段に向上し、イオン電流の検出精度を格段に向上させることができる。
それ故、本例の点火コイル1によれば、フランジ部31に複数のボルト挿通穴311を形成した極めて簡単な構造の工夫により、スパークプラグ6における電極間に流れる微弱なイオン電流を安定して検出することができる。
また、エンジン7に取り付けた点火コイル1を使用する際には、上記構成を採用したことにより、コイルバネ28が高圧端子27とスパークプラグ6との間で振動してしまうことを抑制することができる。これにより、エンジン7に取り付けた点火コイル1に振動等の外力が加わっても、コイルバネ28と高圧端子27又はスパークプラグ6との間に、摩耗が生じてしまうことを効果的に抑制することができる。
それ故、本例の点火コイル1によれば、極めて簡単な構造の工夫により、コイルバネ28と高圧端子27又はスパークプラグ6との間に、摩耗が生じてしまうことを効果的に抑制することができる。
本例においては、2本のボルト4を使用して取り付ける点火コイル1(発明品)の取付強度を確認するために、以下の試験を行った。また、比較のために1本のボルト4を使用して取り付ける従来の点火コイル(比較品)についても同様に試験を行った。
そして、発明品の点火コイル1及び比較品の点火コイルを、それぞれをエンジン7に取り付け、各点火コイルの先端部を所定の力で押圧したところ、発明品におけるたわみ量は、比較品におけるたわみ量の40〜50%になった。このことより、発明品の点火コイル1によれば、上記コイルバネ28の振動を効果的に抑制できることがわかった。
なお、本例においては、本例のフランジ部31は、イグナイタ配置凹部3の周方向Rにおいて、約90°離れた2箇所に形成し、各フランジ部31におけるボルト挿通穴311の中心同士の間の角度は、約90°とした。これに対し、図6に示すごとく、フランジ部31は、イグナイタ配置凹部3の周方向Rにおいて、約180°離れた2箇所に形成し、各フランジ部31におけるボルト挿通穴311の中心同士の間の角度は、約180°とすることもできる。
また、ボルト挿通穴311は、必ずしも複数のフランジ部31にそれぞれ形成する必要はなく、図7に示すごとく、1つのフランジ部31に対して、イグナイタ配置凹部3の周方向Rに互いにずれた2箇所に形成することもできる。
実施例
本例の点火コイル1は、図8に示すごとく、エンジン7におけるプラグホール71の開口部の周辺に止め付ける係止部としてのフランジ部31及び係止突起部33を有している。
フランジ部31は、円筒部2の径方向外方に突出し、ボルト4を挿通させるためのボルト挿通穴311を形成してなり、係止突起部33は、プラグホール71の開口部の周辺に設けた係止爪部72によって係止されるよう構成してある。
図8、図11に示すごとく、本例の係止爪部72は、エンジン側フランジ部711から立設した立設部721と、この立設部721から屈曲形成してエンジン側フランジ部711に対向配置させた屈曲部722とによって形成してある。
図9、図10に示すごとく、点火コイル1をエンジン7に取り付ける際には、点火コイル1の円筒部2をプラグホール71内に配置し、点火コイル1をその周方向Rに回して、係止突起部33を係止爪部72内に配置する。このとき、係止突起部33が係止爪部72における屈曲部722によってエンジン側フランジ部711に向けて押圧される。そして、この状態で、フランジ部31におけるボルト挿通穴311にボルト4を挿通し、このボルト4をエンジン側フランジ部711に螺合することにより、点火コイル1をエンジン7に取り付けることができる。
本例においては、係止突起部33を係止爪部72によって係止することにより、ボルト締めと同様の作用効果を得ることができる。そのため、点火コイル1において、1箇所のボルト締めを行うことにより、コイルバネ28が高圧端子27とスパークプラグ6との間で振動してしまうことを抑制することができ、部品コストを低減させると共に、点火コイル1を取り付ける際の作業時間を低減することができる。
本例においても、その他の構成は、上記参考例と同様であり、参考例と同様の作用効果を得ることができる。
また、図11に示すごとく、点火コイル1は、その円筒部2をエンジン7のプラグホール71内に挿通配置し、イグナイタ配置凹部3の軸方向端面を、プラグホール71の軸方向端面に当接させたときには、フランジ部31とエンジン側フランジ部711との間に隙間Aを形成し、係止突起部33と係止爪部72における屈曲部722との間に、隙間Aよりも小さな隙間Bを形成するよう構成することができる。
そして、図12に示すごとく、フランジ部31のボルト挿通穴311にボルト4を挿通して、プラグホール71の周辺に螺合したときには、係止突起部33が係止爪部72における屈曲部722に当接すると共に、フランジ部31がエンジン側フランジ部711に当接する。これにより、点火コイル1を安定してエンジン7に取り付けることができる。
また、図13に示すごとく、フランジ部31は、エンジン側フランジ部711と対向する側の表面をテーパ面にすることもできる。このテーパ面は、円筒部2の径方向外方に向かうにつれてフランジ部31の厚みが小さくなるよう形成しておくことができる。そして、ボルト挿通穴311にボルト4を挿通してプラグホール71の周辺に螺合したときには、フランジ部31をエンジン側フランジ部711に面接触させることができる。
また、図14に示すごとく、点火コイル1は、その円筒部2をエンジン7のプラグホール71内に挿通配置し、イグナイタ配置凹部3の軸方向端面を、プラグホール71の軸方向端面に当接させたときには、フランジ部31とエンジン側フランジ部711との間に隙間Aを形成する一方、係止突起部33と係止爪部72における屈曲部722との間には、隙間を形成しないよう構成することもできる。
この場合には、図15に示すごとく、フランジ部31のボルト挿通穴311にボルト4を挿通して、プラグホール71の周辺に螺合するときには、係止突起部33が係止爪部72における屈曲部722に当接しており、点火コイル1を一層強固にエンジン7に取り付けることができる。
参考例における、点火コイルの要部を示す斜視図。 参考例における、点火コイルを側方から見た状態で示す説明図。 参考例における、点火コイルを上方から見た状態で示す説明図。 参考例における、点火コイルを側方から見た状態で示す断面説明図。 参考例における、点火コイルのプラグ取付口にスパークプラグを取り付けた状態を側方から見た状態で示す断面説明図。 参考例における、他の点火コイルを上方から見た状態で示す説明図。 参考例における、他の点火コイルを上方から見た状態で示す説明図。 実施における、点火コイルを側方から見た状態で示す説明図。 実施における、エンジンに取付前の点火コイルを上方から見た状態で示す説明図。 実施における、エンジンに取付後の点火コイルを上方から見た状態で示す説明図。 実施における、エンジンに取付前の他の点火コイルを側方から拡大して見た状態で示す説明図。 実施における、エンジンに取付後の他の点火コイルを側方から拡大して見た状態で示す説明図。 実施における、エンジンに取付前の他の点火コイルを側方から拡大して見た状態で示す説明図。 実施における、エンジンに取付前の他の点火コイルを側方から拡大して見た状態で示す説明図。 実施における、エンジンに取付後の他の点火コイルを側方から拡大して見た状態で示す説明図。
符号の説明
1 点火コイル
2 円筒部
201 軸方向先端部
202 軸方向基端部
20 コイルケース
21 1次コイル
22 2次コイル
26 プラグ取付口
27 高圧端子
271 突起部
28 コイルバネ
3 イグナイタ配置凹部
31 フランジ部
311 ボルト挿通穴
33 係止突起部
4 ボルト
5 絶縁樹脂
6 スパークプラグ
61 頭部
7 エンジン
71 プラグホール

Claims (4)

  1. 同心円状に巻回した1次コイル及び2次コイルを備えた円筒部を有する点火コイルにおいて、
    上記円筒部は、エンジンにおけるプラグホール内に挿通可能であり、その軸方向先端部に、スパークプラグを取り付けるためのプラグ取付口を有していると共に、該プラグ取付口に、上記2次コイルの一端と電気的に接続された高圧端子及び該高圧端子に接触するコイルバネを配設してなり、
    かつ、上記円筒部は、その軸方向基端部に、軸方向基端部から径方向外方に突出しボルトを挿通させるためのボルト挿通穴を形成してなるフランジ部と、上記エンジンにおける上記プラグホールの開口部の周辺に設けた係止爪部によって係止される係止突起部とを、周方向の互いに反対側の位置に形成してなり、
    上記係止爪部は、エンジン側フランジ部から立設した立設部と、該立設部から屈曲形成して上記エンジン側フランジ部に対向配置させた屈曲部とによって形成してあり、
    上記フランジ部における上記ボルト挿通穴に挿通した上記ボルトを上記エンジン側フランジ部に螺合し、上記係止突起部を上記係止爪部における上記屈曲部によって上記エンジン側フランジ部に向けて押圧した状態で、上記エンジンに取り付けるよう構成してあり、
    上記円筒部の上記軸方向基端部には、イグナイタを配設するためのイグナイタ配置凹部が形成されており、
    上記フランジ部及び上記係止突起部は、上記イグナイタ配置凹部から径方向外方に突出して形成されており、
    上記イグナイタ配置凹部の軸方向端面を、上記プラグホールの軸方向端面に当接させたときには、上記フランジ部と上記エンジン側フランジ部との間に隙間Aを形成し、上記係止突起部と上記係止爪部における上記屈曲部との間に、上記隙間Aよりも小さな隙間Bを形成するよう構成したことを特徴とする点火コイル。
  2. 同心円状に巻回した1次コイル及び2次コイルを備えた円筒部を有する点火コイルにおいて、
    上記円筒部は、エンジンにおけるプラグホール内に挿通可能であり、その軸方向先端部に、スパークプラグを取り付けるためのプラグ取付口を有していると共に、該プラグ取付口に、上記2次コイルの一端と電気的に接続された高圧端子及び該高圧端子に接触するコイルバネを配設してなり、
    かつ、上記円筒部は、その軸方向基端部に、該軸方向基端部から径方向外方に突出しボルトを挿通させるためのボルト挿通穴を形成してなるフランジ部と、上記エンジンにおける上記プラグホールの開口部の周辺に設けた係止爪部によって係止される係止突起部とを、周方向の互いに反対側の位置に形成してなり、
    上記係止爪部は、エンジン側フランジ部から立設した立設部と、該立設部から屈曲形成して上記エンジン側フランジ部に対向配置させた屈曲部とによって形成してあり、
    上記フランジ部における上記ボルト挿通穴に挿通した上記ボルトを上記エンジン側フランジ部に螺合し、上記係止突起部を上記係止爪部における上記屈曲部によって上記エンジン側フランジ部に向けて押圧した状態で、上記エンジンに取り付けるよう構成してあり、
    上記円筒部の上記軸方向基端部には、イグナイタを配設するためのイグナイタ配置凹部が形成されており、
    上記フランジ部及び上記係止突起部は、上記イグナイタ配置凹部から径方向外方に突出して形成されており、
    上記イグナイタ配置凹部の軸方向端面を、上記プラグホールの軸方向端面に当接させたときには、上記フランジ部と上記エンジン側フランジ部との間に隙間Aを形成する一方、上記係止突起部と上記係止爪部における上記屈曲部との間には、隙間を形成しないよう構成したことを特徴とする点火コイル。
  3. 請求項1又は2において、上記高圧端子には、突起部が突出形成してあり、上記コイルバネは、その内周側が上記突起部に圧入してあることを特徴とする点火コイル。
  4. 請求項3において、上記コイルバネの先端部は、上記スパークプラグにおける頭部の外周面に被さるように接触する形状を有していることを特徴とする点火コイル。
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